JP2007183930A - 異なるコピー技術を用いてデータをミラーリングするときの整合性の維持 - Google Patents

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Abstract

【課題】 異なるコピー技術を用いてデータをミラーリングするときに整合性を維持するための方法、システム、及びプログラムを提供すること。
【解決手段】 異なるコピー技術を用いてデータをミラーリングする場合に整合性を維持するための方法、システム、及びプログラムが提供される。一次記憶場所の更新を有する更新グループが、第1コピー技術を用いて生成される。更新グループにおける更新は、二次記憶場所にコピーされる。一次記憶場所の更新を有する更新グループが、第2コピー技術を用いて生成され、更新グループにおける更新は、二次記憶場所にコピーされる。第1コピー技術を用いて生成された更新グループの1つに更新を含むことに応答して、更新の時間の表示がデータ構造内で作成される。更に、第2コピー技術を用いて生成された更新グループの時間の表示がデータ構造内で作成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、異なるコピー技術を用いてデータをミラーリングする場合に整合性を維持するための方法、システム、及びプログラムに関する。
災害時回復システムは、典型的には、ある一時点の思いがけない突発的な障害、又は、ある期間にわたるデータ損失といった二種類の障害に対処する。第2のタイプの段階的災害においては、ボリュームの更新が失われることがある。データ更新の回復を支援するために、データのコピーを離れた場所に用意することがある。こうした二重コピー又はシャドー・コピーは、典型的には、アプリケーション・システムが新規データを一次記憶装置に書込んでいるときに作成される。データの遠隔コピーを二次サイトにおいて保持するために、International Business Machine Corporation(「IBM」(登録商標))のExtended Remote Copy(XRC)、Coupled XRC(CXRC)、Global Copy、及びGlobal Mirror Copyといった異なるコピー技術を用いることができる。これらの異なるコピー技術は、IBMの刊行物である非特許文献1及び非特許文献2に説明されている。
データ・ミラーリング・システムにおいては、データはボリューム対として保持される。ボリューム対は、一次記憶装置内のボリュームと、一次ボリューム内に保持されたデータと同一のコピーを含む二次記憶装置内の対応するボリュームとで構成される。一次記憶コントローラ及び二次記憶コントローラを用いて、一次記憶装置及び二次記憶装置へのアクセスを制御することができる。特定のバックアップ・システムにおいては、異なるアプリケーションによって異なる一次記憶装置に書込まれた更新が整合性のある時刻(TOD)値をタイムスタンプとして用いるように、シスプレックス・タイマーを用いてシステム全体にわたって一様な時間を提供する。ホスト・オペレーティング・システム又はアプリケーションは、データ・セットを一次ストレージ内のボリュームに書込むときに、こうしたデータ・セット又はデータ・セットの組のタイムスタンプ更新を行うことができる。データ更新の完全性は、ボリューム対における二次ボリュームにおいて、一次ボリュームで行われた順番と同じ順番で更新が行われることを保証することに関連する。アプリケーション・プログラムによって与えられるタイムスタンプが、データ更新の論理的シーケンスを決定する。
データベース・システムなどの多くのアプリケーション・プログラムにおいては、前の書込みが発生していない限り、特定の書込みが発生することはなく、さもなければ、データの完全性が損なわれることになる。完全性が前のデータ書込みの発生に依存するデータ書込みは、従属的書込み(dependent write)として知られる。一次記憶装置内のボリュームと二次記憶装置内のボリュームは、全ての書込みが論理的順番で転送されたときに、即ち、全ての従属的書込みがそれらに依存する書込みより前に先ず転送されたときに、整合性を持つ。整合性グループ(consistency group)は、整合性グループにおける全てのデータ書込みについて、整合性タイムスタンプと等しいか又はこれより早いタイムスタンプを有する整合性時間(consistency time)を有する。整合性グループは、従属的書込みが整合性を保つように保護された、一次ボリュームの更新の集合である。整合性時間は、二次ボリュームの更新に整合性があることをシステムが保証する最新の時間である。整合性グループは、ボリューム及び記憶装置全体にわたるデータ整合性を維持する。従って、データが二次ボリュームから回復されたときには、回復されたデータは整合性があるものとなる。
整合性グループはセッション内で生成される。セッションに割り当てられた全てのボリューム対は、同じ整合性グループにおいて維持される更新を有する。このように、セッションを用いて、整合性グループ内で共にグループ化されることになるボリュームを決定する。整合性グループは、ジャーナル・デバイス又はボリューム内で生成される。ジャーナルから整合性グループを生成するために集められた更新が、二次ボリュームに適用される。ジャーナルからの更新が二次ボリュームに適用されている間にシステムが故障した場合には、回復動作の間に、二次ボリュームへの書込みが完了しなかった更新をジャーナルから回復させて二次ボリュームに適用することができる。
IBM文書SG−24−6783−00号(2005年9月)「The IBM TotalStorage DS6000 Series:Copy Services in Open Environments」 IBM文書SG−24−5680−04号(2004年7月)「IBM TotalStorage Enterprise Storage Server:Implementing ESS Copy Services with IBM eServer zSeries」
特定のネットワーク環境は、異なるコピー技術を配置して、一次ボリュームのミラー・コピーをネットワーク内に準備することができる。異なるコピー技術は、異なる方法論及びアルゴリズムを用いて整合性グループを生成することができるが、異なるコピー技術を用いて生成された整合性グループ全体にわたり整合性を維持することはできない。
これらの理由のために、当該技術分野において、整合性グループを管理するための改良された技術に対する必要性がある。
異なるコピー技術を用いてデータをミラーリングするときに整合性を維持するための方法、システム、及びプログラムが提供される。一次記憶場所の更新を有する更新グループが、第1コピー技術を用いて生成される。更新グループにおける更新は、二次記憶場所にコピーされる。一次記憶場所の更新を有する更新グループが、第2コピー技術を用いて生成され、更新グループにおける更新は、二次記憶場所にコピーされる。第1コピー技術を用いて生成された更新グループの1つに更新を含むことに応答して、更新の時間の表示がデータ構造内で作成される。更に、第2コピー技術を用いて生成された更新グループの時間の表示がデータ構造内で作成される。
図1は、ネットワーク・コンピューティング環境の実施形態を示す。ミラー・システム2は、アプリケーション(図示せず)により一次ストレージ6に書込まれた更新を、遠隔サイトの記憶システムにあるものとすることができるジャーナル・ボリューム8にコピーすることを管理するミラー・プログラム4を含む。ある時点で、更新がジャーナル・ボリューム8にコピーされると、これらの更新は、整合性グループ(CG)10に集められることになる。整合性グループについての全ての更新がジャーナル・ボリューム8に集められると、別のコピー操作を実行して、整合性グループ10を、別個のシステムにあるものとすることができる二次ストレージにコピーすることができる。ミラー・システム2、一次ストレージ6、ジャーナル・ボリューム8、及び二次ストレージ12は、ピア・ツー・ピア・ネットワーク、ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)等のネットワーク14上で通信することができる。一次ストレージ6は一次サイトにあるものとすることができ、ジャーナル・ボリューム8及び二次ストレージ12は二次サイトにあるものとすることができ、これらのサイトは、例えば、何百マイル或いは何千マイルという長距離で隔てられており、二次サイトにおいて長距離ミラーリングを提供することができる。更に、一次ストレージ6及び二次ストレージ12にアクセスすることができる一次記憶コントローラ及び二次記憶コントローラが存在する場合がある。
一次ストレージ6からジャーナル・ボリューム8への更新のコピー操作は、Peer−toPeer Remote Copy−Extended Distance、Global Copy、Global Mirror等の非同期コピー操作を含むことができる。整合性グループを生成するために、ミラー・プログラム4は、一次ストレージ6の更新を示すビットマップを保持することができる。整合性グループを完成させるために、ミラー・プログラム4は、一次ストレージ6のあらゆる更新をフリーズ又は休止させ、次いで、その後の一次ストレージ6のあらゆる更新を記録するのに用いるための新規なビットマップを準備することができる。一次ストレージ6の新規のあらゆる更新の表示を記録する新規なビットマップを確立した後で、ミラー・プログラム4は、一次ストレージ6に対してI/Oを続行することを可能にする。次いで、新規なビットマップを確立する前に生じた更新を示す以前のビットマップを用いて、以前のビットマップに示された更新をジャーナル・ボリューム8に非同期的にコピーすることにより、整合性グループ10をジャーナル・ボリューム8に生成する。整合性グループ10内の全てのデータがジャーナル・ボリューム8に入ると、ミラー・プログラム4は、整合性グループ10を二次ストレージ12にコピーする動作を開始することができる。整合性グループ10をジャーナル・ボリューム8から二次ストレージ12にコピーする動作は、IBMのFlash Copy operationのような論理的コピー操作を含むことができ、このコピー操作は、コピーするトラックを識別するビットマップを作成することにより完了する。1つの実施形態においては、一次ストレージ6の変更をジャーナル・ボリューム8に、次いで二次ストレージ12にコピーするために用いられるコピー技術は、IBMのGlobal Mirror copy operationを含むことができ、これは、整合性グループについての更新を一次ストレージ6から二次サイトにおけるジャーナル・ボリューム8に非同期的に遠隔コピーし、次いで、整合性グループ10を二次ストレージ12にフラッシュ・コピーすることを含む。
ミラー・プログラム4によって管理される、一次ストレージ6から二次ストレージ12へのコピー操作は、第1コピー技術を含む。IBMのExtended Remote Copy(XRC)のコピー技術のような第2コピー技術は、一次ストレージ20a...20nから二次ストレージ22a...22nにデータをコピーするために配置することができる。両方のコピー技術は、セッションを共有するボリュームの全ての更新について整合性グループを生成する。整合性グループは、複数の記憶制御全体にもわたって、更新の順番が保存された記録を含む。こうした順番の保存は、インデックス及びデータ及びデータベース及びログといった従属的書込みI/Oを処理するアプリケーションにとって不可欠である。
第2コピー技術は、システム・データ・ムーバ(SDM)プログラム24a...24n,24oを使用する。SDM24a...24nは、一次ストレージ20a...20n及び二次ストレージ22a...22nとそれぞれ通信状態にあり、一次ストレージ20a...20nから対応する二次ストレージ22a...22nへの整合性グループにおける更新の転送を管理する。従って、データは、第2コピー技術を用いて、SDM24a...24nを介して一次ストレージ20a...20nと二次ストレージ22a...22nとの間で転送される。一次ストレージ20a...20nでは、更新は、一次ストレージ20a...20nを管理する格納コントローラのキャッシュ内のサイド・ファイルに書込むことができる。次いで、更新は、SDM24a...24nによって保持されるジャーナル26a...26nに転送することができる。ジャーナル26a...26nの各々の中で、更新は、整合性グループに整えられる。ジャーナル26a...26nは、1つ又は複数の整合性グループを格納することができる。SDM24a...24oは、システムにおいて実装されたプログラムを含むことができる。SDM24a...24oは、一次ストレージのサイト、二次ストレージのサイト、又は独立したサイト及びシステムにおいて実装することができる。
マスタ・データ・セット28は、管理されているセッションのリストを含み、各々の管理されるセッションについて、こうしたセッションにおけるボリュームの最新の更新の時間を含む。マスタ・データ・セット28は、ストレージ20a...20n、22a...22n内のボリューム上に存在することができる。一次/二次制御対についてのジャーナル・データ・セットは、いずれかの装置上に存在することができる。図1においては、各々のSDM24a...24n,24oは、マスタ・データ・セット28内に情報が示される1つのセッションの一部である。各々のセッションに、1つ又は複数のSDM24a...24nを割り当てることができる。マスタ・データ・セット28は、更に、ミラー・プログラム4により管理されるコピー操作についてのセッション情報を保持することができる。
ミラーSDM24oは、ミラー・システム2と通信して、例えばcoupled XRC(CXRC)のような第1コピー技術を用いるSDM24a...24nによる整合性グループの書込みと一致するように、例えばGlobal Mirrorのような第2コピー技術を用いるジャーナル・ボリューム8及び二次ストレージ12に関する整合性グループ10の生成及び転送を調整する。SDM24oは、ジャーナル・ボリューム8にコピーされる、一次ストレージ6における更新の最後に生成された整合性グループの時間を示すミラー・セッションについて、ミラー・ジャーナル時間をマスタ・データ・セット28に書込む。特定の実施形態においては、第1コピー技術は、第2コピー技術より実質的に高い頻度で整合性グループを生成することができ、第2コピー技術は、一次ストレージ6へのI/Oを休止させたときに整合性グループを生成する。更に、SDM24a...24nは、ミラー・プログラム4によって生成されている整合性グループ10についてマスタ・データ・セット28において更新時間が記録される(journaled)頻度より実質的に高い頻度で、マスタ・データ・セット28における更新を記録することができる。
ネットワーク30は、SDM24a...24n,24o、ストレージ20a...20n、22a...22n、マスタ・データ・セット28、及びシステム・タイマー32間の通信を提供する。システム・タイマー32は、全てのSDM24a...24oにわたって共通の時間が用いられていることを保証するために、更新についてのタイムスタンプを提供し、順序が前後して更新がミラーリングされないことを確実にするように、ボリュームの更新を書込むアプリケーション・プログラムに対して共通の時間基準を提供する。ジャーナル26a...26n及びジャーナル・ボリューム8における更新が、整合性グループ内で編成されると、次いで、整合性グループ内の更新は、異なるコピー技術を用いて二次ストレージ22a...22n及び12に適用される。整合性グループの生成によって、システムが、どのような種類のデータについても更新順序の完全性を保ったまま、データをリアルタイムで遠隔サイトにシャドーすることが保証される。整合性グループを用いることによって、セッション内で二次ストレージ12及び22a...22nに適用された更新が、整合性グループの整合性時間の時点で整合性があること及びセッション間で整合性があることを保証する。更新がジャーナルから二次ストレージ22a...22n内の二次ボリュームに書込まれている間に故障が生じた場合には、回復中に、システムの故障中に中断された更新をジャーナルから回復させて、二次ボリュームに再適用することができる。このように、データは、ある一時点における回復中に、セッション内で及びセッション全体にわたって整合性がある。
ネットワーク14及び30は、同じネットワークの1つ又は複数のスイッチ又は部分を介して接続された別個のネットワークとすることができる。ネットワーク14及び30は、ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、イントラネット、インターネット、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、ピア・ツー・ピア・ネットワーク等を含むことができる。ストレージ20a...20n、22a...22nは、Just a Bunch of Disks(JBOD)、Direct Access Storage Device(DASD)、Redundant Array of Independent Disks(RAID)アレイ、仮想化装置、テープ格納部、フラッシュ・メモリ等の記憶装置のアレイを含むことができる。
図2は、1つのセッション50についてマスタ・データ・セット28内に保持される情報の実施形態を示す。セッションは、1つ又は複数のSDM24a...24nにより管理される一次及び二次ボリュームの対の動作、及び、ミラー・プログラム4により管理されるボリューム対の動作を含むことができる。セッション更新情報50は、セッション識別子52と、整合性グループに含まれる最後の更新時間54とを含む。SDM24a...24nにより管理されるコピー操作においては、時間54は、ジャーナル26a...26nにおける整合性グループに加えられた最後の更新時間を含む。ミラー・プログラム4により管理されるコピー操作においては、最後の更新時間54は、ジャーナル・ボリューム8内に生成される整合性グループ10の時間を含むことができる。例えばGlobal Mirrorのような第2コピー技術についての整合性グループ10のこの時間は、ミラー・プログラム4が、新しい整合性グループを生成するために一次ストレージ6へのI/Oを休止させる時間を含むことができる。
図3は、例えば、XRC、CXRC等の第1コピー技術を用いて、異なるセッションについてデータをコピーするSDM24a...24nにより実行される動作の実施形態を示す。コピー操作を開始するのに応答して(ブロック100)、SDM24a...24nは、第1コピー技術(XRC)を用いて、一次記憶場所の更新を有する整合性グループを生成する(ブロック102)。上述のように、SDM24a...24nは、一次ストレージ20a...20nから、整合性グループが生成されるジャーナル26a...26nに更新を読み出すことにより、整合性グループを生成し得る。SDM24a...24nは、ジャーナル26a...26n内の整合性グループに加えられた更新時間をマスタ・データ・セット28内に示す(ブロック104)。SDM24a...24nは、周期的にマスタ・データ・セット28をポーリングして、基準時間(最大セッション更新時間54の最小値)を求め得る(ブロック106)。SDM24a...24nは、求められた基準時間よりタイムスタンプが小さいか又は等しいジャーナル26a...26n内の整合性グループを二次ストレージ22a...22nにコピーする(ブロック108)。
図4は、二次ストレージ12,22a...22nがある時点において整合性がある整合性グループを有すること、すなわちセッション全体にわたって及び異なるコピー技術間で整合性が維持されることを保証するために、ミラー・プログラム4が整合性グループ10を二次ストレージ12にどのようにコピーするかを調整する、ミラー・プログラム4及びミラーSDM24oにより実行される動作の実施形態を示す。ミラー・プログラム4はブロック200乃至208における動作を実行し、ミラーSDM24oはブロック230乃至240における動作を実行する。制御は、ミラー・プログラム4がホストから一次ストレージ20a...20nへのI/Oを休止させて新しい整合性グループのビットマップを生成するときに開始する(ブロック200)。この場合、最後に生成された整合性グループについてのビットマップは、整合性グループ10が生成されるジャーナル・ボリューム8にコピーされる一次ストレージ6の更新を示す非同期ビットマップを含む。整合性グループの確立に応答して、ミラー・プログラム4は、ミラーSDM24oに注意(attention)を与える(ブロック202)。この注意に応答して、ミラーSDM24oは、システム・タイマー32に基づくタイムスタンプ(ミラー・ジャーナル時間)を、ミラーSDMセッションについてのマスタ・データ・セット28に書込む(ブロック230)。マスタ・データ・セット28に書込まれたミラー・ジャーナル時間は、更新が一次ストレージ6からジャーナル・ボリューム8にコピーされる過程にある整合性グループ10の時間を含む。ミラーSDM24oは、ミラー・プログラム4に戻って続行する(ブロック232)。
続行に応答して、ミラー・プログラム4は、一次ストレージ20a...20nから生成された最後の整合性グループについての更新(そのトラックは、新規な整合性グループについてのビットマップが生成されたときに生成される非同期ビットマップに示すことができる)をジャーナル・ボリューム8にコピーして、ジャーナル・ボリューム8内に最後に完成した整合性グループ10を生成する(ブロック204)。全ての更新をジャーナル・ボリューム8の整合性グループ10に集めることに応答して、ミラー・プログラム4は、コミット要求をミラーSDM24oに送信する(ブロック206)。コミット要求の受信(ブロック234)に応答して、ミラーSDM24oは、マスタ・データ・セット28をポーリングして、ミラー・ジャーナル時間(ミラー・プログラム4によって生成される最後の整合性グループが完成した時間)が、基準時間(ミラー・セッションを含む異なるセッションについての最大更新タイムスタンプの最小値)より小さい時を求める(ブロック236)。マスタ・データ・セット28内のミラー・ジャーナル時間が基準時間より小さくない場合には(ブロック238)、制御はブロック236に戻り、ポーリングを続行する。或いは、マスタ・データ・セット28内のミラー・ジャーナル時間が基準時間より小さい場合には(ブロック238)、ミラーSDM24oは、整合性グループ10を二次ストレージ12にコピーするようミラー・プログラム4に信号を送る(ブロック240)。この信号に応答して、ミラー・プログラム4は、ジャーナル・ボリューム8から二次ストレージ12への整合性グループ10のコピーを開始する(ブロック208)。上述のように、ブロック208における整合性グループ10のコピー操作は、FlashCopy操作のような論理的コピー操作を含むことができる。
図3及び図4の動作は、各セッションの最新の更新の最小値を考慮する。このことは、1つの整合性グループ内の更新が二次ボリュームに適用されたときに、ジャーナル26a...26n及びジャーナル・ボリューム8が、適用されている更新の時間の前に生じる全てのセッションにわたる全ての更新を維持することを保証する。このように、故障が生じた場合には、更新をジャーナルから回復させて、全てのセッションにわたる回復された更新及びコピー技術が、ある一時点において整合性があるようにすることができる。特定の実施形態においては、他のセッションについての最新更新時間は、更新がジャーナルに書込まれたセッションに対してのみ考慮される。セッションにおいて、更新がジャーナルに書込まれていない場合には、そのセッションは、更新がセッション全体にわたり整合性があるかどうか確認するときに考慮されない。このように、先のデータに依存する従属データは、データが依存する先のデータが少なくともジャーナルに書込まれるまで、二次ボリュームに適用されることはない。
説明される実施形態は、セッション全体にわたって、及び、整合性グループを生成するのに異なる技術及び方法論を用い、異なる頻度で整合性グループを生成するコピー技術を含むコピー技術間で、データ整合性を維持するように、異なるコピー技術を用いて生成された整合性グループの更新が二次記憶場所にコピーされることを保証する技術を提供する。
付加的な実施の詳細
説明される動作を、標準的なプログラミング及び/又はエンジニアリング技術を用いる方法、機器、又は製品として実施して、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、又はこれらの組み合わせのいずれかを製造することができる。説明される動作を、「コンピュータ可読媒体」に維持されるコードとして実施することができ、プロセッサは、コンピュータ可読媒体からコードを読取って実行することができる。コンピュータ可読媒体は、磁気記憶媒体(例えばハード・ディスク・ドライブ、フロッピー(R)・ディスク、テープ等)、光学式記憶(CD−ROM、DVD、光ディスク等)、揮発性メモリ装置及び不揮発性メモリ装置(例えばEEPROM、ROM、PROM、RAM、DRAM、SRAM、フラッシュ・メモリ、ファームウェア、プログラマブル論理等)等の媒体を含むことができる。説明される動作を実施するコードは、更に、ハードウェア論理(例えば、集積回路チップ、プログラマブル・ゲート・アレイ(PGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)等)において実装することができる。また更に、説明される動作を実施するコードは「伝送信号」において実装することができ、伝送信号は、空間を通して、又は、光ファイバ、銅線等の伝送媒体を通じて伝播することができる。コード又は論理がエンコードされる伝送信号は、更に、無線信号、衛星伝送、電波、赤外線信号、ブルートゥース等を含むことができる。コード又は論理がエンコードされる伝送信号は、送信ステーションにより送信することができ、かつ、受信ステーションにより受信することができるものであり、伝送信号内でエンコードされたコード又は論理は、受信ステーション及び送信ステーション或いは受信装置及び送信装置において、ハードウェア又はコンピュータ可読媒体内でデコードして格納することができる。「製品」は、コードを実装することができるコンピュータ可読媒体、ハードウェア論理、及び/又は伝送信号を含む。説明される実施形態の動作を実施するコードがエンコードされる装置は、コンピュータ可読媒体又はハードウェア論理を含むことができる。当然のことながら、当業者は、本発明の範囲から逸脱することなく多くの変更をこの構成に行うことができ、しかも、製品は、当技術分野で知られる媒体を有する好適な情報を含むことができるということを認識するであろう。
「ある(an)実施形態」、「実施形態」、「複数の実施形態」、「その(the)実施形態」、「それらの(the)実施形態」、「1つ又は複数の実施形態」、「幾つかの実施形態」及び「1つの(one)実施形態」という用語は、特に明らかに指定されていない限り、「本発明の1つ又は複数の(しかし全てというわけではない)実施形態」という意味である。
「含む(including)」、「含む(comprising)」「有する」という用語及びこれらの変形は、特に明らかに指定されていない限り、「限定されるものではないが、含む」という意味である。
列挙される項目のリストは、特に明らかに指定されていない限り、項目のいずれか又はそのすべてが互いに排他的であることを意味するものではない。
「1つの(a)」、「1つの(an)」及び「その(the)」という用語は、特に明らかに指定されていない限り、「1つ又は複数の」という意味である。
互いに通信状態にある装置は、特に明らかに指定されていない限り、互いに連続的に通信状態にある必要はない。更に、互いに通信状態にある装置は、直接的に或いは1つ又は複数の中継を通じて間接的に通信することができる。
互いに通信状態にある幾つかのコンポーネントをもつ実施形態の説明は、全てのこうしたコンポーネントが必要とされることを意味するものではない。対照的に、様々な任意的なコンポーネントが、広範囲の種類にわたる本発明の可能な実施形態を示すように説明される。
更に、プロセス・ステップ、方法ステップ、アルゴリズムその他同様なものは順次的に説明することができるが、こうしたプロセス、方法、及びアルゴリズムは、代替的な順番で作用するように構成することができる。換言すると、説明することのできるステップの順序又は順番のいずれも、ステップが必ずしもその順番で実行されるべきであるという要求を示すものではない。ここで説明されたプロセスのステップは、実用的などのような順番でも実行することができる。更に、幾つかのステップを同時に実行することができる。
単一の装置又は物品がここで説明される場合には、1つより多い装置/物品(これらが協働してもしなくても)を、単一の装置/物品の代わりに用いることができるということが容易に明白であろう。同様に、1つより多い装置又は物品(これらが協働してもしなくても)がここで説明される場合、単一の装置/物品を1つより多い装置又は物品の代わりに用いることができ、或いは、異なる数の装置/物品を、示される数の装置又はプログラムの代わりに用いることができることが容易に明白であろう。装置の機能性及び/又は特性は、こうした機能性/特性を有するものとして明確に説明されていない1つ又は複数の他の装置によって、代替的に具現化することができる。従って、本発明の他の実施形態は、装置自体を含む必要はない。
図示される図3及び図4の動作は、特定の順番で生じる特定のイベントを示す。代替的な実施形態においては、特定の動作を、修正又は削除された異なる順番で実行することができる。更に、ステップを上述の論理に加えて、説明される実施形態に依然として適合させることができる。更に、ここで説明される動作を連続して行うか、又は、特定の動作を平行して処理することができる。また更に、単一の処理ユニット又は分散処理ユニットによって動作を実行することができる。
上記の本発明の種々の実施形態の説明は、例示及び説明の目的で提示された。これは、網羅的であること、又は、開示された正確な形態に本発明を限定することを意図するものではない。上述の教示を考慮すると、多くの修正及び変形態様が可能である。本発明の範囲は、この詳細な説明によってではなく、むしろ特許請求の範囲により限定されることが意図される。上述の仕様、例、及びデータは、本発明の構成要素の製造及び用途について完全に説明するものである。本発明の多くの実施形態は、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく構成することができるため、本発明は、特許請求の範囲にある。
ネットワーク・コンピューティング環境の実施形態を示す。 マスタ・データ・セットにおいて維持される情報の実施形態を示す。 異なるコピー技術を用いて、一次ストレージを二次ストレージにミラーリングする動作の実施形態を示す。 異なるコピー技術を用いて、一次ストレージを二次ストレージにミラーリングする動作の実施形態を示す。
符号の説明
2:ミラー・システム
4:ミラー・プログラム
6、20a、20n:一次ストレージ
8:ジャーナル・ボリューム
10:CG(整合性グループ)
12、22a、22n:二次ストレージ
14、30:ネットワーク
24a、24n:SDM(システム・データ・ムーバ)
24o:ミラーSDM
26a、26n:ジャーナル
28:マスタ・データ・セット
32:システム・タイマー

Claims (20)

  1. 一次記憶場所の更新を二次記憶場所にコピーするための第1コピー・プログラム及び第2コピー・プログラムを含むプログラムであって、
    前記第1コピー・プログラムが、
    前記二次記憶場所にコピーされる、前記一次記憶場所の更新を有する更新グループを、第1コピー技術を用いて生成することと、
    前記第1コピー技術を用いて生成された前記更新グループの1つに前記更新を含むことに応答して、更新の時間をデータ構造に示すことと、
    を含む動作を実行させ、
    前記第2コピー・プログラムが、
    前記二次記憶場所にコピーされる、前記一次記憶場所の更新を有する更新グループを、第2コピー技術を用いて生成することと、
    前記第2コピー技術を用いて生成された前記更新グループの時間を前記データ構造に示すことと、
    を含む動作を実行させる、
    前記プログラム。
  2. 前記第1コピー・プログラムが、
    前記データ構造に示された前記時間に基づく基準時間より小さい時間を有する全ての更新グループを求めることと、
    前記第1コピー技術及び前記第2コピー技術を用いて生成された更新グループを含むことができる、前記求められた更新グループにおける前記更新を、前記二次記憶場所にコピーさせる動作を開始することと、
    を更に実行する、請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記更新グループが整合性グループを含み、前記第1コピー・プログラムが、前記一次記憶場所から前記二次記憶場所にコピーするための更新の整合性グループを生成し、前記第1コピー・プログラムが、
    システム・データ・ムーバの各々について前記データ構造に示された最大時間を求めることであって、前記基準時間が、前記求められた最大時間の最小値と、前記データ構造に示された、前記第2コピー技術により生成された前記整合性グループの時間とを含む、前記最大時間を求めること、
    を含む動作を更に実行させる、請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記第1コピー・プログラムが、
    前記基準時間を周期的に計算して、前記基準時間を求めることと、
    前記周期的に計算された基準時間より小さいか又はこれと等しいタイムスタンプを有する整合性グループをコピーすることと、
    を更に実行する、請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記第2コピー・プログラムが、前記第2コピー技術を用いて整合性グループを生成し、
    前記第2コピー技術を用いて生成された前記整合性グループについて前記データ構造に示された前記時間が、前記基準時間より小さいと判断されたことに応答して、前記第2コピー技術を用いて生成された前記整合性グループにおける前記更新を、前記二次記憶場所にコピーするよう前記第2コピー・プログラムに信号を送るための第3コピー・プログラム、
    を更に含む、請求項3に記載のプログラム。
  6. 前記第2コピー・プログラムが、
    コミット要求を前記第3コピー・プログラムに送信することであって、前記第3コピー・プログラムが、前記第2コピー・プログラムにより生成された前記整合性グループの前記時間を前記データ構造に示し、前記第2コピー・プログラムに信号を送ることが、前記コミット要求を受信した後で実行されること、
    を含む動作を更に生じさせる、請求項5に記載のプログラム。
  7. 前記第2コピー・プログラムが、前記生成された整合性グループについての前記更新をジャーナル・ボリュームにコピーすることに応答して、前記コミット要求を送信し、前記第2コピー・プログラムが、前記更新を前記二次記憶場所にコピーする前記信号に応答して、前記整合性グループにおける前記更新を前記ジャーナル・ボリュームから前記二次記憶場所にコピーする、請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記更新グループが整合性グループを含み、前記第1コピー技術が、前記一次記憶場所の更新を読取るシステム・データ・ムーバにより整合性グループを生成し、前記システム・データ・ムーバが、1つの整合性グループに加えられた最近の更新時間を前記データ構造に示し、前記第2コピー技術が、ソース記憶場所にアクセスするアプリケーションを休止させることにより新たな整合性グループを生成する、請求項1に記載のプログラム。
  9. 前記更新グループが整合性グループを含み、前記第1コピー技術が、前記第2コピー技術より頻繁に整合性グループを生成する、請求項1に記載のプログラム。
  10. 前記第1コピー技術がExtended Remote Copy(XRC)技術を含み、前記第2コピー技術が、ソース・ストレージから二次サイトへの非同期遠隔コピーと、前記二次サイトにおけるデータの前記二次記憶場所へのFlashCopy操作とを含む、請求項1に記載のプログラム。
  11. 一次記憶場所及び二次記憶場所を含む、ネットワークにおいて実装されるシステムであって、
    データ構造と、
    第1システムであって、
    前記二次記憶場所の少なくとも1つにコピーされる、前記一次記憶場所の少なくとも1つの更新を有する更新グループを、第1コピー技術を用いて生成することと、
    前記第1コピー技術を用いて生成された前記更新グループの1つに前記更新を含むことに応答して、更新の時間を前記データ構造に示すことと、
    を含む動作を実行させる第1コピー・プログラムを含む前記第1システムと、
    第2システムであって、
    前記二次記憶場所の少なくとも1つにコピーされる、前記一次記憶場所の少なくとも1つの更新を有する更新グループを、第2コピー技術を用いて生成することと、
    前記第2コピー技術を用いて生成された前記更新グループの時間を前記データ構造に示すことと、
    を含む動作を実行させる第2コピー・プログラムを含む前記第2システムと、
    を含むシステム。
  12. 前記第1コピー・プログラムが、
    前記データ構造に示された前記時間に基づく基準時間より小さい時間を有する全ての更新グループを求めることと、
    前記第1コピー技術及び前記第2コピー技術を用いて生成された更新グループを含むことができる、前記求められた更新グループにおける前記更新を、前記二次記憶場所にコピーさせる動作を開始することと、
    を含む動作を更に実行させることができる、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記更新グループが整合性グループを含み、
    複数の第1システムであって、各々の第1のシステムが、前記第1コピー・プログラムのインスタンスを用いて前記一次記憶場所から前記二次記憶場所にコピーするための更新の整合性グループを生成する、複数の第1システム、
    を含み、前記第1コピー・プログラムの前記インスタンスが更に、
    システム・データ・ムーバの各々について前記データ構造に示された最大時間を求めることであって、前記基準時間が、前記求められた最大時間の最小値と、前記データ構造に示された、前記第2コピー技術により生成された前記整合性グループの時間とを含む、前記最大時間を求めること、
    を実行する、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記第2コピー技術を用いて生成された前記整合性グループについて前記データ構造に示された前記時間が、前記基準時間より小さいと判断されたことに応答して、前記第2コピー技術を用いて生成された前記整合性グループにおける前記更新を、前記二次記憶場所にコピーするよう前記第2のシステムに信号を送ることを含む動作を実行する第3コピー・プログラムを含む第3のシステム、
    を更に含む、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記更新グループが整合性グループを含み、前記第1コピー・プログラムが、前記一次記憶場所の更新を読取ることにより前記第1コピー技術を用いて整合性グループを生成し、前記第1コピー・プログラムが、1つの整合性グループに加えられた最近の更新時間を前記データ構造に示し、前記第2コピー・プログラムが、ソース記憶場所にアクセスするアプリケーションを休止させることにより前記第2コピー技術を用いて新たな整合性グループを生成する、請求項11に記載のシステム。
  16. 二次記憶場所にコピーされる、一次記憶場所の更新を有する更新グループを、第1コピー技術を用いて生成することと、
    前記二次記憶場所にコピーされる、前記一次記憶場所の更新を有する更新グループを、第2コピー技術を用いて生成することと、
    前記第1コピー技術を用いて生成された前記更新グループの1つに更新を含むことに応答して、更新の時間をデータ構造に示すことと、
    前記第2コピー技術を用いて生成された前記更新グループの時間を前記データ構造に示すことと、
    を含む方法。
  17. 前記データ構造に示された前記時間に基づく基準時間より小さい時間を有する全ての更新グループを求めることと、
    前記第1コピー技術及び前記第2コピー技術を用いて生成された更新グループを含むことができる、前記求められた更新グループにおける前記更新を、前記二次記憶場所にコピーさせる動作を開始することと、
    を更に含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記更新グループが整合性グループを含み、複数のシステム・データ・ムーバが、前記第1コピー技術を用いて、前記一次記憶場所から前記二次記憶場所にコピーするための更新の整合性グループを生成し、
    前記システム・データ・ムーバの各々について前記データ構造に示される最大時間を求めることであって、前記基準時間が、前記求められた最大時間の最小値と、前記データ構造に示された、前記第2コピー技術により生成された前記整合性グループの時間とを含む、前記最大時間を求めること、
    を更に含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記第2コピー技術のシステムが、前記第2コピー技術を用いて整合性グループを生成し、
    前記第2コピー技術を用いて生成された前記整合性グループについて前記データ構造に示された前記時間が、前記基準時間より小さいと判断されたことに応答して、前記第2コピー技術を用いて生成された前記整合性グループにおける更新を、前記二次記憶場所にコピーするよう前記第2コピー技術のシステムに信号を送ることを更に含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記更新グループが整合性グループを含み、前記第1コピー技術が、前記一次記憶場所の更新を読取るシステム・データ・ムーバにより整合性グループを生成し、前記システム・データ・ムーバが、1つの整合性グループに加えられた最近の更新時間を前記データ構造に示し、前記第2コピー技術が、ソース記憶場所にアクセスするアプリケーションを休止させることにより新たな整合性グループを生成する、請求項16に記載の方法。
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