JP4988370B2 - 結合セッション環境におけるセッションのクラスタのためのセッション情報の統合方法、システム、およびプログラム - Google Patents

結合セッション環境におけるセッションのクラスタのためのセッション情報の統合方法、システム、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、結合セッション環境におけるセッションのクラスタのためのセッション情報を統合するための方法、システム、およびプログラムに関する。
災害復旧システムは、典型的には、単一の時点における突発的な障害またはある期間に渡るデータ損失という2つの種類の障害に対処する。2番目の種類である漸進的災害においては、ボリュームに対する更新が失われることがある。データ更新の復旧を助けるためには、データのコピーを遠隔地に提供してもよい。そのような二重または影のコピーは、典型的には、アプリケーション・システムが新規のデータを一次ストレージ装置へ書き込んでいる間に作成される。二次サイトにおけるデータの遠隔コピーを保持するために、インターナショナル・ビジネス・マシン社(「IBM」)の拡張リモート・コピー(XRC)、結合XRC(CXRC)、グローバル・コピー、およびグローバル・ミラー・コピーなどの互いに異なるコピー技術を使用してもよい。これらの互いに異なるコピー技術は、IBMパブリケーション「The IBM TotalStorage DS6000 Series:Copy Services in Open Environments」(TotalStorageは、IBM社の登録商標)、IBM文書番号SG24‐6783‐00(2005年9月)および「IBM TotalStorage Enterprise Storage Server:Implementing ESS Copy Services with IBM eServer zSeries」(TotalStorageは、IBM社の登録商標、eServerはIBM社の商標)、IBM文書番号SG24‐5680‐04(2004年7月)に記載されている。
データ・ミラーリング・システムにおいて、データは、ボリュームの対で保持される。ボリュームの対は、一次ストレージ装置内のボリュームと、一次ボリューム内に保持されるデータの同一コピーを含む二次ストレージ装置内の対応ボリュームとからなる。一次および二次ストレージ・コントローラを使用して、一次および二次ストレージ装置に対するアクセスを制御してもよい。あるバックアップ・システムにおいて、互いに異なるアプリケーションによって互いに異なる一次ストレージ装置に書き込まれた更新がタイム・スタンプとして整合性のある時刻(TOD)値を使用するように、均一の時間アクセス・システムを提供するために、シスプレックス・タイマが使用される。アプリケーション・システムは、データ・セットに対して、そのようなデータ・セットを一次ストレージ内のボリュームに書き込む際にタイム・スタンプを押す。データ更新の妥当性は、一次ボリュームに対してなされたのと同じ順番で、ボリュームの対のうちの二次ボリュームにおいて更新がなされることを保証することに関連する。アプリケーション・プログラムによって提供されたタイム・スタンプは、データ更新の論理シーケンスを決定する。
データベース・システムのような数多くのアプリケーション・プログラムにおいて、先行する書き込みが生じないと生じることができない書き込みがある。そうでなければ、データの妥当性は脅かされることになる。妥当性が以前のデータ書き込みの発生に依存するそのようなデータ書き込みは、依存的な書き込みとして知られている。一次および二次ストレージ内のボリュームは、全ての書き込みが論理順に転送された場合、すなわち全ての依存的な書き込みがそれに依存する書き込みの前に転送された場合に、整合性を有する。整合性グループは、整合のあるタイム・スタンプと同じまたはそれより以前のタイム・スタンプを有する整合性グループ内の全てのデータ書き込みについての整合性のある時間を有する。整合性グループとは、依存的な書き込みが整合性のあるやり方で確保されるような、一次ボリュームに対する更新の集まりである。整合性のある時間とは、二次ボリュームに対する更新が整合性を有することをその時間までシステムが補償する、直近の時間である。整合性グループは、ボリュームおよびストレージ装置に渡って、データの整合性を保持する。よって、データが二次ボリュームから回復された場合には、回復されたデータは、整合性を有することになる。
整合性グループは、セッション内で形成される。セッションに割り当てられた全てのボリュームの対は、同一の整合性グループ内に保持された更新を有することになる。よって、セッションを使用して、整合性グループ内にグループ化されることになるボリュームを決定する。整合性グループは、ジャーナル装置またはボリューム内に形成される。ジャーナルから、整合性グループを形成するために収集された更新が二次ボリュームに適用される。ジャーナルからの更新が二次ボリュームに適用されている間にシステムが故障した場合には、回復動作の間、二次ボリュームへの書き込みを完了しなかった更新は、ジャーナルから回復されて、二次ボリュームへ適用される。
結合XRC環境(CXRC)などの結合されたセッション環境において、互いに異なるプロセッサに渡って分散された複数のセッションは、結合セッション環境におけるセッション毎の最新の更新の時間を提供するマスタ・データ・セットを介して、その更新を整合させる。セッションは、全てのセッションに渡ってデータの整合性を保持するために読み出す、結合された環境内の他のセッションについてのマスタ・データ・セットに、更新されたセッション情報を書き込まなければならない。セッションは、マスタ・データ・セットにアクセスして、最新更新時間の最小値より大きな更新をセッションが適用しないように、全てのセッションに渡って最新更新時間の最小値を決定する必要がある。マスタ・データ・セットに対する読み出しおよび書き込みを行うセッションは、他のセッションに対して、そのような動作を行うのをロック・アウトしてもよい。結合されたセッション環境においてセッション数が増加するにつれて、に対する読み出しおよび書き込み数は増加し、アクセスを得ようとする他のセッションに対して遅れを生じさせる場合がある。
これらの理由により、当該技術において、マスタ・データ・セットの使用および管理を改善するための手法を提供する必要が生じる。
結合されたセッション環境におけるセッションのクラスタのためのセッション情報を統合するための方法、システム、およびプログラムが提供される。クラスタを備える複数の各セッションについての情報は、プロセッサ・セッションのメモリ内に記憶される。各セッションは、少なくとも1つの一次システムと、少なくとも1つの二次システムに関連し、各セッション内において、少なくとも1つの一次システムから少なくとも1つの二次システムに更新がコピーされる。複数のセッションについてのメモリ内のセッション情報を処理して、クラスタについての統合セッション情報をクラスタ内のセッションについてのセッション情報に基づいて生成する。クラスタについての統合セッション情報は、セッションについての情報を保持するマスタ・データ・セットに書き込まれる。
さらなる実施形態において、クラスタに含まれないセッションについての情報は、マスタ・データ・セットに書き込まれる。クラスタに含まれないセッションは、少なくとも1つの一次システムから少なくとも1つの二次システムに更新がコピーされるように、少なくとも1つの一次システムと少なくとも1つの二次システムとを関連付ける。
さらなる実施形態において、プロセッサは、第1のプロセッサを備え、クラスタに含まれないセッションは、第2のプロセッサによって管理され、第1のプロセッサは、クラスタ内のセッションについての更新をコピーする動作を管理する。
さらなる実施形態において、クラスタは、第1のクラスタを備え、マスタ・データ・セットは、追加のプロセッサによって管理されるセッションを含む追加のクラスタからの情報を含むように適合される。
さらなる実施形態において、情報を処理するステップは、メモリ内に示された各セッションについての最新更新時間を判断するステップを含み、統合情報は、判断された最新更新時間の最小値を備える。
さらなる実施形態において、マスタ・データ・セットは、追加のプロセッサによって管理される少なくとも1つの一次ストレージと少なくとも1つの二次ストレージとを関連付ける結合されたセッションからの情報を含むように適合される。追加のプロセッサは、マスタ・データ・セット内の統合情報を読み出して、マスタ・データ・セット内で示された全ての結合されたセッションに渡る最新更新時間の最小値を判断して、結合されたセッションに渡るデータの整合性を保持する。
さらなる実施形態において、情報を処理するステップは、メモリ内に示された各セッションについてのエラー・フラグの値を判断するステップを含み、統合情報は、判断された全てのエラー・フラグに対して論理和演算を行うことを含み、統合エラー・フラグがエラーを示すと判断したことに応じて、追加のセッションを管理する追加のプロセッサが更新に失敗する。
さらなる実施形態において、情報を処理するステップは、メモリ内に示された各セッションについての状態フラグの値を判断するステップを含み、統合情報は、判断された値に対して第1の種類の動作を行って第1の動作についての統合情報を判断し、判断された値に対して第2の種類の動作を行って第2の動作についての統合情報を判断することによって生成される。
さらなる実施形態において、状態フラグは、セッションがマスタ・データ・セット内に表された全ての他のセッションと整合性があるかどうかを示し、第1の種類の動作は、論理和演算を含み、第2の種類の動作は、論理積演算を含む。
さらなる実施形態において、マスタ・データ・セットは、追加のプロセッサによって管理される少なくとも1つの一次ストレージと少なくとも1つの二次ストレージとを関連付けるセッションからの情報を含むように適合される。少なくとも1つのセッションを管理する1つプロセッサは、各クラスタまたは、マスタ・データ・セット内に示されたクラスタ内に含まれないセッションについての情報を処理して、マスタ・データ・セット内に示された全てのセッションについての情報を提供する値を取得して、当該値を処理して一次システムから二次システムへの書き込み更新を行うかどうかを判断する。
図1は、ネットワーク・コンピューティング環境の一実施形態を示す。ネットワーク2は、複数の一次制御ユニット4a…4m,4nと、一次ストレージ6a…6m,6nと、一次ストレージ6a…6m,6nから二次制御ユニット10a…10m,10nおよび対応二次ストレージ12a…12m,12nへのコピーを管理するデータ・ムーバ8a…8m,8nと、一次ストレージ6a…6m,6nへ更新を書き込むホスト14と、システム・タイマ18と、マスタ・データ・セット20とを含む。データ・ムーバ8a…8m,8nは、プロセッサ22aおよび22bにおいて実施される。構成要素4a…4m,4n,6a…6m,6n,8a…8m,8n,10a…10m,10n,12a…12m,12n、14,18,20,22a,22bは、ネットワーク2に接続され、ネットワーク2は、これらの構成要素間の通信を可能にしている。ネットワーク2は、互いに異なるネットワーク2の要素間の通信の1つ以上の経路を提供する1つ以上のスイッチを含んでもよい。
説明する実施形態において、単一のプロセッサ22aは、複数のシステム・データ・ムーバ(SDM)プログラム8a…8m,8nを含んでもよく、各SDM8a…8m,8nは、1つ以上のセッションについての更新の転送を管理する。一次ボリュームに適用される更新が関連二次ボリュームにコピーされるように、一次および二次ボリュームを関連付ける。1つのセッションに関連した一次および二次ボリュームは、1つ以上の一次制御ユニット4a…4mと、1つ以上の二次制御ユニット10a…10mとによって管理されてもよい。単一のプロセッサ22aによって保持される複数のセッションは、クラスタ24を備える。よって、クラスタ24は、単一のプロセッサ22a内で管理されたセッションを表す。各セッションは、プロセッサ22a内でそれ自体のアドレス空間が割り当てられてもよい。
個別セッション25のような個別セッションは、複数のセッションのクラスタ内には含まれない。そのような場合、個別セッション25についてのSDM8nを保持するプロセッサ22bは、任意の他のセッションについてのSDMを含まない。図1は、データの整合性を保持しているデータの1つのクラスタ24および1つの個別セッション25のみを示す。他の実施形態において、複数のクラスタおよびセッションの一部でない複数の個別セッションがあってもよい。さらなる実施形態において、1つのプロセッサは、単一のプロセッサにおいて実施された各セッションがクラスタ化されない個別のセッションを備えるように、クラスタ内に結合されていない複数のセッションを実施してもよい。
システム・データ・ムーバ(SDM)プログラム8a…8nは、一次ストレージ6a…6nからの更新を読み出して、一次ストレージ6a…6nからの更新の整合性グループを形成して、対応二次ストレージ12a…12nに書き込む。一次制御ユニット4a…4nにおいて、更新は、一次制御ユニット4a…4nのキャッシュ内のサイド・ファイルに書き込まれてもよい。その後、更新は、SDM8a…8nによって保持されたジャーナル26a…26nに転送されてもよい。各ジャーナル26a…26n内において、更新は、整合性グループに編成される。ジャーナル26a…26nは、1つ以上の整合性グループを記憶してもよい。整合性グループは、整合性タイム・スタンプと同じまたはそれより以前のタイム・スタンプを有する整合性グループ内の全てのデータ書き込みについての整合性のある時間を有する。整合性グループとは、依存的な書き込みが整合性のあるやり方で確保されるような、一次ボリュームに対する更新の集まりである。整合性のある時間とは、二次ボリュームに対する更新が整合性を有することをその時間までにシステムが補償する、直近の時間である。整合性グループは、ボリュームおよびストレージ装置に渡って、データの整合性を保持する。よって、データが二次ボリュームから回復された場合には、回復されたデータは、整合性を有することになる。
整合性グループは、セッション内で形成される。セッションに割り当てられた全ての一次および二次ボリュームの対は、同一の整合性グループ内に保持された更新を有することになる。よって、セッションを使用して、整合性グループ内にグループ化されることになるボリュームを決定する。ジャーナル26a…26nからの更新が二次ボリュームに適用されている間にシステムが故障した場合には、回復動作の間、二次ボリュームへの書き込みを完了しなかった更新は、ジャーナル26a…26nから回復されて、二次ボリュームへ適用される。
図1において、SDM8a…8nは、プロセッサ22aおよび22b内に実施されたプログラムを備える。一代替実施形態において、SDM8a…8nは、一次制御ユニット4a…4n、二次制御ユニット10a…10nなどの他のシステムにおいて実施されてもよい。
クラスタ24についての複数のセッションを管理するプロセッサ22aは、マスタ・データ・セット20へのセッション情報の読み出しおよび書き込みを管理するクラスタ・マネージャ28プログラムを含む。SDM8nは、クラスタ内にないセッションについてのセッション情報をマスタ・データ・セット20へ書き込む。セッションのクラスタを管理するプロセッサ22aは、また、共通メモリ30を含む。クラスタ24内のセッション情報は、共通メモリ30に書き込まれる。クラスタ・マネージャ28は、複数のセッションについての共通メモリ30内のセッション情報を統合して、クラスタ24内の全てのセッションについての統合セッション情報ををマスタ・データ・セット20へ書き込む。さらに、クラスタ・マネージャ28は、マスタ・データ・セット20内の情報を統合して、クラスタ24内のセッションへ提供して、セッションSDM8a…8mが一次から二次ストレージへ更新をコピーする場合に使用する。
マスタ・データ・セット20は、セッションに渡って整合性が保持されるセッションのリストを含む。マスタ・データ・セット20のリストは、クラスタ24の部分でない個別セッションについての情報と、クラスタ24内の全てのセッションについての統合情報を提供する各クラスタについての単一の統合エントリとを含む。マスタ・データ・セット20は、ストレージ6a…6nおよび12a…12n内のボリューム上に常駐してもよく、ディスク・ストレージ装置内に記憶されてもよい。一次/二次制御対についてのジャーナル・データ・セット26a…26nは、任意の装置に常駐してもよい。図1において、各SDM8a…8nは、情報がマスタ・データ・セット20において示される1つのセッションの一部である。クラスタ・マネージャ28および個別SDM8nは、マスタ・データ・セット20にアクセスすることができる。
システム・タイマ18は、全てのSDM8a…8nに渡って共通時間を使用して、更新をボリュームに書き込むアプリケーション・プログラムについての共通時間基準を提供することを保証して、更新は順序が乱れてミラーリングされていないことを保証する。一旦ジャーナル26a…26n内の更新が整合性グループ内に編成されると、整合性グループ内の更新が、二次ストレージ12a…12nに適用される。整合性グループの作成は、データの任意の種類についての更新シーケンス妥当性とともに、リアル・タイムで、データを遠隔地に投影することになる。妥当性グループを使用すれば、セッション内の二次ストレージ12a…12nに適用された更新は、整合性グループの整合性のある時間において整合性があり、セッション間で整合性を有する。ジャーナル22a…22nから二次ストレージ12a…12n内の二次ボリュームへ更新を書き込む間に障害が生じた場合には、回復の間に、システム小が中に割り込まれた更新は、ジャーナルから回復でき、二次ボリュームへ再適用できる。このように、回復中の一時点においてセッション内およびセッションに渡る整合性が保証される。コピー動作は、インターナショナル・ビジネス・マシン社(「IBM」)の拡張リモート・コピー(XRC)、結合XRC(CXRC)、グローバル・コピー、グローバル・ミラー・コピー、およびピア・ツー・ピア遠隔コピー(PPRC)などの同期ミラーリングのように、マスタ・データ・セット20を使用して、セッションに渡って整合性を保持する。
ネットワーク2は、ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、イントラネット、インターネット、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、ピア・ツー・ピア・ネットワーク、無線ネットワーク、アービトレート型ループ・ネットワークなどを備えてもよい。ストレージ6a…6nおよび12a…12nは、単純ディスク束(JBOD)、直接アクセス・ストレージ装置(DASD)、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)アレイ、仮想化装置、テープ・ストレージ、フラッシュ・メモリなどのストレージ装置のアレイを備えてもよい。プロセッサ22aおよび22bは、オペレーティング・システムを有する別個のシステムを備えてもよく、または単一のシステム内に実施される複数の論理区画(LPAR)または仮想プロセッサのうちの1つを備えてもよい。
一次制御ユニット4a…4mおよび二次制御ユニット10a…10mは、それぞれ、オペレーティング・システム32a…32nおよび34a…34nと、コピー動作を行うためのミラーリング・プログラムとを含む。ホスト14は、オペレーティング・システム36と、一次制御ユニット4a…4mに対する入出力要求を通信する1つ以上のアプリケーション38とを含む。
図2は、個別セッション情報50の一実施形態を示す。個別セッション情報50は、クラスタ24内の各SDM8a…8mが共通メモリ30へ書き込むセッション情報、またはSDM8nがマスタ・データ・セット20へ書き込む個別セッション25についてのセッション情報を備えてもよい。個別セッション情報50は、セッション識別子(ID)52と、ジャーナル26a…26nに書き込まれた一次制御ユニット4a…4nにおける最新の更新の最新更新時間54と、当該セッションについてエラーが生じたかどうかを示すエラー・フラグ56と、マスタ・データ・セット20に情報が保持された他のセッションに対して当該セッションが整合性を有するかどうかを示すインターロック・フラグ58と、当該セッションに含まれるボリューム数を示すボリューム数フィールド60とを含む。
図3は、クラスタ24内のセッションについて共通メモリ30に保持された個別セッション情報50からクラスタ・マネージャ28によって生成された統合セッション情報70の一実施形態を示す。1つのクラスタ24についての統合セッション情報70は、クラスタ識別子72と、クラスタ24内の全てのセッションについての最新更新時間74と、クラスタ24内の全てのセッションについての個別セッション情報50についてのエラー・フラグ56を論理和演算することによって形成されてもよい統合エラー・フラグ76と、クラスタ24内の全てのセッションについてのインターロック・フラグ58に対して互いに異なる動作を行うことによって形成される2つの統合インターロック・フラグ78および80と、全てのクラスタ化されたセッション内のボリューム総数を備えるボリューム総数82とを含む。例えば、第1のインターロック・フラグ78は、クラスタ24内のセッションについての全ての個別インターロック・フラグ58を論理和演算することによって形成されてもよく、第2のインターロック・フラグ80は、クラスタ24内のセッションについての全ての個別インターロック・フラグ58を論理積演算することによって形成されてもよい。インターロック・フラグについて互いに異なる統合値を保持する理由は、互いに異なる動作/機能は、値の論理和演算対論理積演算などの互いに異なるやり方で形成された統合情報を必要とすることがあるからである。
図2および図3は、個別およびクラスタ化されたセッション情報の一実施形態をそれぞれ示す。他の実施において、個別およびクラスタ化されたセッション情報について、異なるまたは追加の情報が含まれてもよい。
図4は、SDM8a…8nによって管理されたセッションいついての個別セッション情報50を更新するための、SDM8a…8nによって行われる動作を示す。SDM8a…8nが(ブロック100において)セッション情報を更新するための動作を開始すると、(ブロック102において)セッションがクラスタの一部でない、例えば、個別セッション25である場合に、SDM8nは、(ブロック104において)個別セッション情報50、例えば、当該セッションについての最新行進時間54、エラー56、およびインターロック・フラグ58をマスタ・データ・セット20に書き込む。(ブロック102において)セッションがクラスタ24の一部である場合、SDM8a…8nは、(ブロック106において)個別セッション情報50を、クラスタ24用共通メモリ30内のエントリに書き込む。
図5は、マスタ・データ・セット20への書き込み動作数を統合および減少するために、クラスタ24についての統合セッション情報をマスタ・データ・セット20へ書き込むために、クラスタ・マネージャ28によって行われる動作の一実施形態を示す。(ブロック150において)セッションを統合化するために呼び出されると、クラスタ・マネージャ28は、(ブロック152)において、クラスタ24内の複数のセッションについてのメモリ30内の個別セッション情報50を処理して、クラスタ24についての統合セッション情報70を生成する。ブロック152におけるセッション情報統合動作は、ブロック154から168における動作によって行われてもよい。統合された最新更新時間を判断するために、クラスタ・マネージャ28は、(ブロック154において)個別セッション情報50から、共通メモリ30内において示されたクラスタ24内の各セッションについての最新更新時間54を判断する。その後、クラスタ・マネージャ28は、(ブロック156において)クラスタ24内の全てのセッションについて判断された最新更新時間の最小値を備える統合最新更新時間74を判断する。統合エラー・フラグを判断するために、クラスタ・マネージャ28は、(ブロック158において)メモリ内において示された各セッションについてのエラー・フラグの値を判断する。(ブロック160において)共通メモリ30から判断されたエラー・フラグ76に対して論理和演算を行うことによって、統合エラー・フラグ76が判断される。
2つの統合インターロック・セッション情報値78および80を判断するために、クラスタ・マネージャ28は、(ブロック162において)共通メモリ30から、クラスタ24内の各セッションについてのインターロック・フラグの値を判断する。その後、クラスタ・マネージャ28は、(ブロック164において)クラスタ24内のセッションについての個別セッション情報50内の全インターロック・フラグ58に対する論理和などの第1の種類の動作を、クラスタ24内のセッションについてのインターロック・フラグ58に対する行うことによって、第1の動作/機能についての統合インターロック・フラグを判断する。論理積演算などの第2の種類の動作を、(ブロック166において)個別セッションのインターロック・フラグ58に対して行ってもよい。同一のデータに対する互いに異なる動作を必要とする互いに異なる機能によって使用される統合セッション情報を生成する場合に、互いに異なる動作を同一のセッション情報に対して行ってもよい。その後、クラスタ・マネージャ28は、(ブロック168において)クラスタについての統合セッション情報70をマスタ・データ・セット20へ書き込む。
図6は、一次ストレージ6a…6nに対する更新を二次ストレージ12a…12nへコピーするために、SDM8a…8nによって行われる動作の一実施形態を示す。(ブロック200において)更新をコピーするために呼び出されると、SDM8a…8nは、(ブロック202において)ネットワーク2内の各クラスタ24についての統合エラー・フラグ76を判断する。SDM8a…8nは、マスタ・データ・セット20を読み出すこと、または全てのクラスタについてのクラスタ・マネージャ28を呼び出すことによって、全てのクラスタについての共通メモリをアクセスして、クラスタセッションについてのエラー・フラグを読み出すことによって、統合エラー・フラグ76を取得してもよい。一実施形態において、クラスタ化されたセッション24についてのクラスタ・マネージャ28は、マスタ・データ・セット20にアクセスして、他のクラスタについてのマスタ・データ・セット20内のエントリ、または個別セッション25を統合化して、SDM8a…8nに提供して使用に供してもよい。
SDM8a…8nは、(ブロック204において)マスタ・データ・セット20を読み出すことによって、クラスタ内に含まれない全個別セッションについてのエラー・フラグ56をさらに判断する。その後、SDM8a…8nは、(ブロック206において)(クラスタ内にない個別セッション25およびクラスタについての統合エラー・フラグ76について)判断された全エラー・フラグの論理和演算を行う。(ブロック208において)論理和値がエラーを示している場合には、例えば、1の値を示している場合には、(ブロック210において)更新動作は失敗である。なぜなら、1つのセッションの失敗は、結合されたセッション環境全体の失敗を引き起こすからである。(ブロック208において)どのセッションにもエラーがないことを論理和値が示している場合には、SDM8a…8nは、(ブロック212において)(クラスタ・マネージャ28から、またはマスタ・データ・セット20を読み出して)各クラスタについての統合最新更新時間74を判断する。SDM8a…8nは、(ブロック214において)マスタ・データ・セット20を読み出すことによって、クラスタ24内に含まれない全個別セッション25についての最新更新時間54をさらに判断する。その後、SDM8a…8nは、(ブロック216において)結合された環境における全セッションについて判断された最新更新時間の最小値を判断する。その後、SDM8a…8nは、(ブロック218において)全最新更新時間の最小値以下の時間を有するジャーナル26a…26nにおける全更新の整合性グループを形成して、(ブロック220において)形成された整合性グループ内の更新を2次ストレージ12a…12nへ書き込む。このように、結合されたセッション環境におけるクラスタ化された全セッションおよび個別セッションに渡って整合性が保持される。
図7は、セッション情報を使用する互いに異なる機能によって行われる動作の一実施形態を示す。これらの機能は、SDM8a…8n、クラスタ・マネージャ28、また何らかの他の構成要素の一部であってもよい。(ブロック250において)機能のうちの1つが呼び出されたことに応じて、機能(または他の構成要素)は、(ブロック252において)(クラスタ・マネージャから、またはマスタ・データ・セット20を読み出して)各クラスタ24についての統合インターロック・フラグ78を判断し、(ブロック254において)マスタ・データ・セット20を読み出すことによって、クラスタ内に含まれない全個別セッション25についてのインターロック・フラグ58を判断する。その後、(ブロック256において)機能に依存した演算(例えば、論理和、論理積、または他の機能)が、結合された環境内の全セッションに付いて判断された全インターロック・フラグに対して行われて、全セッションに渡る統合機能依存インターロック値を判断する。機能は、(ブロック258において)判断された統合インターロック値を使用する。代替実施形態において、図6の動作は、インターロック・フラグ以外のセッション情報に対して行われてもよい。
上述の実施形態により、セッションのクラスタについてのマスタ・データ・セットに対する書き込み数は、単一のプロセッサによって管理されるクラスタ内のセッションについてのセッション情報をクラスタ・マネージャに統合させることによって、削減される。さらに、読み出し数も削減される。なぜならば、最新更新時間およびエラー・フラグなどの更新関連動作を行うのに必要な情報が、各クラスタ毎に、クラスタ内の複数のセッションについてのセッション情報を提供する統合セッション情報に統合されるからである。よって、結合された環境内のセッション数が増加すると、マスタ・データ・セットに対する読み出しおよび書き込み数は、クラスタ内に追加されたセッションについては特に、必ずしも同様に増加するものではない。マスタ・データ・セットに対する読み出しおよび書き込み数を削減すると、他のセッションによるアクセスが完了する前にマスタ・データ・セットにアクセスするためにセッションが待たなければならない遅れが削減される。
追加の実施形態の詳細
上述の動作は、標準的なプログラミングまたは技術手法あるいはその両方を使用する方法、装置、または製品として実施されて、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、またはそれらの任意の組み合わせを生んでもよい。上述の動作は、「コンピュータ読み出し可能な媒体」内に保持されたコードとして実施されてもよく、プロセッサは、コードをコンピュータ読み出し可能な媒体から読み出しおよび実行してもよい。コンピュータ読み出し可能な媒体は、磁気ストレージ媒体(例えば、ハード・ディスク・ドライブ、フレキシブル・ディスク、テープなど)、光学ストレージ(CD‐ROM、DVD、光ディスクなど)、揮発性および不揮発性メモリ装置(EEPROM、ROM、PROM、RAM、DRAM、SRAM、フラッシュ・メモリ、ファームウェア、プログラム可能な論理)などのような媒体を備えてもよい。上述の動作を実施するコードは、ハードウェア論理(例えば、集積回路チップ、プログラム可能なゲート・アレイ(PGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)など)においてさらに実施されてもよい。さらに、上述の動作を実施するコードは、「送信信号」において実施されてもよく、送信信号は、空間または光ファイバ、銅線などの送信媒体を通じて伝播してもよい。コードまたは論理が符号化される送信信号は、無線信号、衛星送信、無線波、赤外線信号、ブルートゥース(Bluetooth)などさらに備えてもよい。コードまたは論理が符号化される送信信号は、は、送信局によって送信され、受信局によって受信されることができ、送信信号内のコードまたは論理は、装置の受信または送信局において、ハードウェアまたはコンピュータ読み出し可能な媒体において復号化および記憶されてもよい。「製品」は、コンピュータ読み出し可能な媒体、ハードウェア論理、またはコードが実施されてもよい送信信号あるいはその全てを備える。上述の実施形態の動作を実施するコードが符号化されている装置は、コンピュータ読み出し可能な媒体またはハードウェア論理を備えてもよい。当然ながら、本発明の範囲から逸脱することなく本構成に対して数多くの修正を行ってもよく、製品は当該技術において既知の適切な情報搬送媒体を備えてもよいことを、当業者は理解するだろう。
「実施形態」という用語は、特に明記しない限り、「本発明の1つ以上(ではあるが全てではない)の実施形態」を意味する。
「含む」、「備える」、「有する」という用語およびその変形は、特に明記しない限り、「含むが、それに限定されない」ということを意味する。
項目の列挙されたリストは、特に明記しない限り、任意のまたは全ての項目が互いに排他的であることを示唆するものではない。
「前記」および「当該」という用語は、特に明記しない限り、「1つ以上」を意味する。
互いに通信を行う装置は、特に明記しない限り、連続的な通信を互いに行う必要はない。加えて、互いに通信を行う装置は、直接的に、または1つ以上の仲介物を通じて間接的に通信してもよい。
互いに通信を行ういくつかの構成要素を伴う実施形態の説明は、そのような構成要素の全てを要することを示唆するものではない。逆に、本発明の想定される幅広い多様な実施形態を示すために、オプションの構成要素を説明している。
さらに、処理ステップ、方法ステップ、アルゴリズムなどはシーケンシャルな順序で説明されている場合があるが、そのような処理、方法、アルゴリズムは、逆の順序で行うように構成されてもよい。言い換えれば、説明するようなステップのシーケンスまたは順序は、必ずしもその順序でステップが行われる必要があることを示すものではない。本明細書において説明した処理のステップは、現実的な任意の順序で行われてもよい。さらに、同時に行われてもよいステップもある。
本明細書において単一の装置または製品が説明されている場合、単一の装置/製品の代わりに、1つ以上の装置/製品(協働するかしないかに関わらず)を使用してもよい。同様に、本明細書において1つ以上の装置または製品が説明されている場合(協働するかしないかに関わらず)、1つ以上の装置または製品の代わりに、単一の装置/製品が使用されてもよく、または、示された装置またはプログラムの数の代わりに、異なる数の装置/製品を使用してもよい。装置の機能または特徴あるいはその両方は、そのような機能/特徴を有すると明示的に説明されていない1つ以上の他の装置によって交換可能に実施されてもよい。よって、本発明の他の実施形態は、装置自体を含む必要がない。
図4、図5、図6、および図7の図示の動作は、ある順序で生じる、あるイベントを示す。代替実施形態において、ある動作は、異なる順序で、修正、または除去されて行われてもよい。さらに、上述の論理にステップが追加されて、それでも上述の実施形態に合致してもよい。さらに、本明細書において述べた動作は、連続的に生じてもよく、または特定の動作が並行して行われてもよい。さらに、動作は、単一の処理ユニットまたは分散された処理ユニットによって行われてもよい。
本発明の様々な実施形態の以上の説明は、例示および説明の目的で提示された。網羅的を意図するものではなく、また、開示された厳密な形式に本発明を限定することを意図するものではない。数多くの修正および変形が、上記教示の観点から可能である。本発明の範囲は、この詳細な説明によって限定されるものではなく、添付の請求項によって限定されるものであることが意図されている。上述の説明、例、およびデータは、本発明の構成の製造および使用の完全な説明を提供している。本発明の数多くの実施形態は、本発明の精神および範囲から逸脱しないで作成可能であるので、本発明は、添付の請求項内に存在する。
ネットワーク・コンピューティング環境の一実施形態を示す。 個別セッション情報の一実施形態を示す。 統合セッション情報の一実施形態を示す。 セッション情報を更新するための動作の一実施形態を示す。 クラスタの一部であるセッションのためのセッション情報を統合する動作の一実施形態を示す。 一次ストレージに対する更新を二次ストレージへコピーする動作の一実施形態を示す。 セッション情報を統合して使用するための機能のための動作の一実施形態を示す。
符号の説明
2 ネットワーク
4a 一次制御ユニット
4n 一次制御ユニット
6a 一次ストレージ
6n 一次ストレージ
8a SDM
8n SDM
10a 二次制御ユニット
10n 二次制御ユニット
12a 二次ストレージ
12n 二次ストレージ
14 ホスト
18 システム・タイマ
20 マスタ・データ・セット
22a プロセッサ
22b プロセッサ
24 クラスタ
24 アプリケーション
25 セッション
26 オペレーティング・システム
26a ジャーナル
26n ジャーナル
28 クラスタ・マネージャ
28a オペレーティング・システム
28n オペレーティング・システム
30 共通メモリ
30a オペレーティング・システム
30n オペレーティング・システム

Claims (8)

  1. クラスタを備える複数の各セッションについてのセッション情報を第1プロセッサのメモリに記憶するステップであって、各セッションは、少なくとも1つの一次システムと少なくとも1つの二次システムとを関連付け、各セッション内において、前記少なくとも1つの一次システムから前記少なくとも1つの二次システムへ更新がコピーされる、ステップと、
    前記複数のセッションについての前記メモリ内のセッション情報を処理し、前記メモリ内に示された各セッションについての最新更新時間を判断する、前記処理するステップと、
    前記クラスタについての前記判断された最新更新時間の最小値を含む第1統合セッション情報を、前記クラスタ内の前記セッションについての前記セッション情報に基づいて生成するステップと、
    前記クラスタについての前記第1統合セッション情報を、セッションについての情報を保持する前記マスタ・データ・セットに書き込むステップと、
    前記メモリ内に示された各セッションについての状態フラグの値を判断するステップと、
    前記状態フラグは、前記セッションが前記マスタ・データ・セット内に表された全ての他のセッションと整合性があるかどうかを示し
    前記決定された値に関して論理和演算を実行し第1演算について第2統合セッション情報を決定するステップと、
    前記決定された値に関して論理積演算を実行し第2演算について第3統合セッション情報を決定するステップと、を含む方法。
  2. 一次システム、二次システム、およびマスタ・データ・セットと通信するシステムであって、
    第1プロセッサと、
    前記第1プロセッサに結合されたメモリと、
    動作を行うために前記第1プロセッサによって実行されるコードを備えるコンピュータ読み出し可能な媒体とを備え、
    前記動作は、
    クラスタを備える複数の各セッションについてのセッション情報をプロセッサのメモリに記憶するステップであって、各セッションは、少なくとも1つの前記一次システムと少なくとも1つの前記二次システムとを関連付け、各セッション内において、前記少なくとも1つの一次システムから前記少なくとも1つの二次システムへ更新がコピーされる、ステップと、
    前記複数のセッションについての前記メモリ内のセッション情報を処理し、前記メモリ内に示された各セッションについての最新更新時間を判断する、前記処理するステップと、
    前記クラスタについての前記判断された最新更新時間の最小値を含む第1統合セッション情報を、前記クラスタ内の前記セッションについての前記セッション情報に基づいて生成するステップと、
    前記クラスタについての前記第1統合セッション情報を、セッションについての情報を保持する前記マスタ・データ・セットに書き込むステップと、
    前記メモリ内に示された各セッションについての状態フラグの値を判断するステップと、
    前記状態フラグは、前記セッションが前記マスタ・データ・セット内に表された全ての他のセッションと整合性があるかどうかを示し、
    前記決定された値に関して論理和演算を実行し、第1演算について第2統合セッション情報を決定するステップと、
    前記決定された値について論理積演算を実行し、第2演算について第3統合セッション情報を決定するステップとを含み、
    追加のプロセッサを更に備え、前記追加のプロセッサは、前記マスタ・データ・セット内の前記第1統合情報を読み出して、前記マスタ・データ・セット内で示された全ての前記結合されたセッションに渡る前記最新更新時間の前記最小値を判断して、結合されたセッションに渡るデータの整合性を保持することができ、
    前記マスタ・データ・セットは、前記追加のプロセッサによって管理される少なくとも1つの一次ストレージと少なくとも1つの二次ストレージとを関連付ける結合されたセッションからの情報を含むように適合される、システム。
  3. 前記動作は、前記クラスタに含まれないセッションについての情報を前記マスタ・データ・セットに書き込むステップをさらに含み、
    前記クラスタに含まれない前記セッションは、前記少なくとも1つの一次システムから前記少なくとも1つの二次システムへ更新がコピーされるように、少なくとも1つの一次システムと少なくとも1つの二次システムとを関連付ける、請求項2に記載のシステム。
  4. 第2のプロセッサをさらに含み、前記クラスタに含まれない前記セッションは、第2のプロセッサによって管理され、前記第1のプロセッサは、前記クラスタ内の前記セッションについての更新をコピーする前記動作を管理する、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記クラスタは、第1のクラスタを備え、
    前記マスタ・データ・セットは、前記追加のプロセッサによって管理されるセッションを含む追加のクラスタからの情報を含むように適合される、請求項2に記載のシステム。
  6. 前記情報を処理するステップは、
    前記メモリ内に示された各セッションについてのエラー・フラグの値を判断するステップ
    判断された全ての前記エラー・フラグに対して論理和演算を行うことにより、第4統合情報を生成統合エラーフラグを生成するステップとを含み、
    前記統合エラー・フラグがエラーを示すと判断したことに応じて、追加のセッションを管理する前記追加のプロセッサが更新に失敗する、請求項2に記載のシステム。
  7. 追加のプロセッサをさらに備え、
    前記マスタ・データ・セットは、前記追加のプロセッサによって管理される少なくとも1つの一次ストレージと少なくとも1つの二次ストレージとを関連付ける結合されたセッションからの情報を含むように適合され、
    少なくとも1つのセッションを管理する1つのプロセッサは、
    各クラスタまたは、前記マスタ・データ・セット内に示されたクラスタ内に含まれないセッションについての情報を処理して、前記マスタ・データ・セット内に示された全てのセッションについての情報を提供する値を取得するステップと、
    前記値を処理して、前記一次システムから二次システムへの書き込み更新を行うかどうかを判断するステップと
    を行うことができる、請求項2に記載のシステム。
  8. メモリを有する第1プロセッサ及び追加のプロセッサを備えるコンピュータに以下の動作を行わせるためのプログラムであって、
    マスタ・データ・セットを生成するステップと、
    クラスタを備える複数の各セッションについてのセッション情報を前記メモリに記憶するステップであって、各セッションは、少なくとも1つの一次システムと、少なくとも1つの二次システムとに関連し、各セッション内において、前記少なくとも1つの一次システムから前記少なくとも1つの二次システムへ更新がコピーされる、ステップと、

    前記複数のセッションについての前記メモリ内のセッション情報を処理して、前記メモリ内で指示された各セッションについての最新の更新時間を決定する、前記処理するステップと、
    前記複数のセッションについての前記メモリ内のセッション情報を処理し、前記メモリ内に示された各セッションについての最新更新時間を判断する、前記処理するステップと、
    前記クラスタについての前記判断された最新更新時間の最小値を含む第1統合セッション情報を、前記クラスタ内の前記セッションについての前記セッション情報に基づいて生成するステップと、
    前記クラスタについての前記第1統合セッション情報を、セッションについての情報を保持する前記マスタ・データ・セットに書き込むステップと、
    前記メモリ内に示された各セッションについての状態フラグの値を判断するステップと、
    前記状態フラグは、前記セッションが前記マスタ・データ・セット内に表された全ての他のセッションと整合性があるかどうかを示し
    前記決定された値に関して論理和演算を実行し、第1演算について第2統合セッション情報を決定するステップと、
    前記決定された値に関して論理積演算を実行し、第2演算について第3統合セッション情報を決定するステップと、を実行させる、プログラム。
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