JP2007183347A - 画像表示装置及びその表示方法、制御プログラム及び撮像装置 - Google Patents

画像表示装置及びその表示方法、制御プログラム及び撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007183347A
JP2007183347A JP2006000669A JP2006000669A JP2007183347A JP 2007183347 A JP2007183347 A JP 2007183347A JP 2006000669 A JP2006000669 A JP 2006000669A JP 2006000669 A JP2006000669 A JP 2006000669A JP 2007183347 A JP2007183347 A JP 2007183347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color conversion
image
drawing data
conversion information
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006000669A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironari Miura
裕也 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2006000669A priority Critical patent/JP2007183347A/ja
Priority to US11/609,700 priority patent/US20070153100A1/en
Publication of JP2007183347A publication Critical patent/JP2007183347A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/641Multi-purpose receivers, e.g. for auxiliary information
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/001Texturing; Colouring; Generation of texture or colour
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/431Generation of visual interfaces for content selection or interaction; Content or additional data rendering
    • H04N21/4312Generation of visual interfaces for content selection or interaction; Content or additional data rendering involving specific graphical features, e.g. screen layout, special fonts or colors, blinking icons, highlights or animations
    • H04N21/4316Generation of visual interfaces for content selection or interaction; Content or additional data rendering involving specific graphical features, e.g. screen layout, special fonts or colors, blinking icons, highlights or animations for displaying supplemental content in a region of the screen, e.g. an advertisement in a separate window
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/47End-user applications
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/445Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for displaying additional information
    • H04N5/45Picture in picture, e.g. displaying simultaneously another television channel in a region of the screen
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/74Circuits for processing colour signals for obtaining special effects
    • H04N9/76Circuits for processing colour signals for obtaining special effects for mixing of colour signals
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/02Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the way in which colour is displayed
    • G09G5/06Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the way in which colour is displayed using colour palettes, e.g. look-up tables

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】 OSD等の描画データを画像データと合成して表示する画像表示装置において、描画データのデータ量を増やすことなく、表示色を増加させる。
【解決手段】 描画データを画像データと合成して表示する画像表示装置において、
複数の色変換情報を保持し、入力された描画データに基づいて、前記描画データに適用する描画データの画素の色変換を行うための色変換情報を同一表示画面内で変更し、その色変換情報を用いて変換した描画データと入力された画像へ合成して表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は主に、OSD(On Screen Display)重畳機能を有する画像表示装置に関する。
従来、テレビジョン、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ等の表示部を備えた表示装置においても、その表示部に対して映像に重ねたり、合成(ミックス)する形で操作メニューやアイコン、ボタン名称等、文字や図形情報を描画して表示している。これは、一般的にOSD(On Screen Display)などと呼ばれ、主映像とは別の表示データを持ち、必要に応じて主映像に上書き(置き換え)表示、主映像とミックス表示といった合成表示を行う。
ここで、映像をデジタル処理するシステム、例えばデジタルビデオカムコーダー(以後、DVC)などを考えた場合、アナログ規格のNTSCに相当するSD(Standard Definition)解像度の映像(DVフォーマット)は、ブランキングを除いた有効映像範囲で、水平解像度720画素、垂直ライン数480本/フレームの60i(Interlace)映像である。50i方式であれば、ブランキングを除いた有効映像範囲は、水平解像度720画素、垂直ライン数576本/フレームである。
前者の720x480/フレーム(720x240/フィールド)の画素の位置に対してOSD表示を重畳/ミックスすることを考えた場合、OSDのON/OFFであれば、それぞれの画素においてOSDを表示する/しないの1bitの情報があれば良い。しかしながら、OSDのカラー表示や、上書き表示あるいはスーパインポーズ等の半透過で背景の主映像が見えるミックス処理といった合成処理の機能を持たせる場合は、例えば、輝度信号Y、青系色差信号Cb/赤系色差信号Cr、アトリビュート(表示ON/OFF、重畳/ミックス方法)信号に対し、それぞれ必要に応じたビット数を割り当てる必要がある。例えば、輝度Yに5bit、色差Cb/Crにそれぞれ4bit、アトリビュートに3bit割り当てると5+4+4+3=16bit/画素の情報が必要となる。しかし、一般的には、16bitOSD情報は、図2に示すようなCLUT(Color Look Up Table)やパレットと呼ばれるテーブル情報(色変換情報)として、独立した複数のテーブルにより構成される。このテーブルを指定するテーブル番号(表2中のOSD Data Code)を表示画素に対応して管理することで、情報量を抑える工夫がされている。図2では、16bitのCLUTが0から15までの16個用意させている様子を表している。
こうすることにより、OSD表示の1画素あたり4bitのテーブル番号(図2中のOSD Data Code)を割り当てることで、16個のCLUTの中から任意の番号のCLUTが選択可能となる。そして、それぞれのCLUTで指定された色情報及びアトリビュートに応じて、任意の16色の組み合わせでOSD表示を行うことが出来る。また、CLUTの内容を書き換えることで、表示する、または表示しているOSDの色や表示方法を簡単に変更できるなどの利便性を備えている。
ここで、図3に従来のOSD描画ブロックの構成例を示す。301はSDRAMで、ここではデータ幅16bitのもので、表示するOSDデータを保持しておく。一般的には、OSDデータだけでなく、各種表示データなどを処理するために、メモリ共有していることが多い。302はArbiterでSDRAM301のメモリコントロールを行う。ここでは、OSD表示制御部304からのOSDデータ取得リクエストを受けて、SDRAM301にリードコマンドを投げ、OSDデータを16bitの単位で、FIFO303に予め設定された64バーストの単位で転送するものとする。
303はFIFOで、First In First Outのバッファで、Arbiter302からのリードコマンドによりSDRAM301から出力される16bit幅のバーストデータを受け取るものである。また、OSD表示制御部304からのFIFO304からのデータ読み出しのアドレスとイネーブル信号を受けて、8bit幅のデータに分けて出力するものとする。
304はOSD表示制御部で、Arbiter302を介してSDRAMへのデータリード要求を出す。すると、表示制御部は、FIFO303へのアドレスとEnable信号とを表示タイミングに合わせて出力して、SDRAM301から読み出されてFIFO303に溜まったOSDデータを取得する。
305はOSDデータセレクタで、多重化されているOSDデータを8bitから4bitに分解し表示画素の位相(ピクセル)に合わせる。通常、図1中の選択信号Selector1は、OSD表示クロックで反転する信号で、セレクタ105に含まれるFFにより、8bitに多重化されたOSDデータを4bitに戻す。
306はCLUT(Color Look Up Table)で、ここでは、図2に示すような16bit、16個の重畳制御(Attribute)を含む色変換テーブルとなっている。
307はOSDミックス処理部で、主映像とCLUT306からのOSD表示データをAttribute情報に従って、重畳・ミックスして出力する。
このように、CLUTは数がそれほど多くない場合、ハードウェア的にはCLUTをレジスタで構成し、ファームウェアによりCLUTレジスタに対して、任意の、輝度/色差/表示アトリビュートの情報等を書き込む。表示OSDデータはCLUTのテーブル番号をBitmap構成とし、ワークメモリ上に置かれる。そして、主映像の表示に合わせて、該ワークメモリからOSDデータとしてCLUTのテーブル番号を読み出し、一致するテーブル番号のCLUTに書かれている輝度/色差/表示アトリビュート情報に従って表示画素それぞれに対応したOSD重畳表示処理を行う。これらの構成により、同時に必要とされる表示色が少ない場合、表示画素に対するOSD情報のデータ量を低く抑えられ効率的に表示制御を行うことが可能となっている(特許文献1を参照)。
しかし、同時に表示するOSDの色数を増やそうとすると、CLUTのテーブル数をその分、増やす必要がある。そのため、表示画素に対応するCLUTを指定するテーブル番号のbit数も増加させる必要が出てくる。テーブル番号に割り当てるbit数を4bitから、5bit、6bit、7bit、8bit…としていくと、CLUTの数、即ち同時表示色は、16、32、64、128,256色…と増加させることは、原理的には可能である。
特開2000−305549号公報
こうした背景の下、画面内のOSDの同時表示色を増やす為に、CLUT数を増加させ、それに伴いOSDデータのデータ量を増やすことを考えた場合、必然的にワークメモリ等に置かれたCLUTのテーブル番号の集まりである(Bitmap)ODSデータのデータ量が増大する。また、その増えたデータをOSD表示のために読み出す時には、メモリアクセスの帯域使用量が増加することになる。
一般的にメモリのバス幅から考えて、メモリアクセスは2のべき乗のデータ幅でアクセスすることになる。組み込みシステムなどでは、使用メモリの構成上、8bit/16bit/32bitのデータ幅でのアクセスが使われることが多い。従来は、例えば4bitの整数倍のメモリアクセスであったためにアクセス効率が良かった。しかし、仮に、1画素あたりのOSDデータを4bitから5bitへと1bit増やそうとした場合、5bitの整数倍のメモリアクセス幅ではないために、8bitのデータアクセスを行うのと同じことなってしまう。すなわち、8bit−5bit=3bitは無駄にしてしまうことになる。技術的にはデータを詰めて、アドレス境界とデータ境界が一致しないようにも構成可能であるが、その複雑さから、ソフトウェア管理上もハードウェア設計上も好ましい構成とは言えない。
更に、デジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの映像機器においては、ワークメモリはOSDの表示機能だけでなく、その他の画像処理などにも共有されている場合が多い。そのため、同時表示色を安易に増やすこと、即ち、表示のためにリアルタイム処理が必要なOSD表示機能において必要とされる情報量を増やすことは、メモリアクセスの帯域に影響を与えることになる。その結果、メモリアクセスを含む他のシステム制御に対してもアクセスレイテンシ(メモリへのアクセス要求から実際にデータが取得できるまでの時間)が低下するという問題があった。
上記のような課題を解決し目的を達成するために、描画データを画像データと合成して表示する画像表示装置において、
画像を入力する画像入力手段と、
任意の描画データを入力する描画データ入力手段と
前記描画データの画素の色変換を行うための色変換情報を保持する色変換情報保持手段と、
前記色変換情報を用いて変換した描画データを前記入力手段によって入力された画像へ合成する合成処理手段と、
入力された描画データに基づいて、前記描画データに適用する前記色変換情報を同一表示画面内で変更する変更手段と、
を有する画像表示装置を提供する。
また、描画データを画像データと合成して表示する画像表示方法において、
画像を入力する画像入力工程と、
任意の描画データを入力する描画データ入力工程と、
前記描画データの画素の色変換を行うための色変換情報を用いて変換した描画データを前記入力手段によって入力された画像へ合成する合成処理工程と、
入力された描画データに基づいて、前記描画データに適用する前記色変換情報を同一表示画面内で変更する変更工程と、
を有することを特徴とする画像表示方法を提供する。
本発明によれば、特に、画像表示部を備えるデジタルビデオカメラなどへ実装することによって、表示するOSD描画データの元データの情報量を増加させずに、OSD表示における同一画面内での表示色数を見かけ上増加させることが可能となる。これにより、例えば、ビットマップOSDデータ自体やメモリへのアクセス形態を変えることなく、機器動作の設定メニュー、テキスト情報や各種アイコン表示等に用いるOSDの色数を画面内で表示領域に応じてCLUTを切り替えることで容易に増やせるため、表示部の視認性やデザイン性の向上が可能となる。
<実施例1>
以下に、OSD重畳および画像表示機能付き映像装置における一実施例について図面を参照しながら説明する。
図4に、OSD重畳および画像表示機能付き映像装置としてデジタルビデオカメラの概略ブロック図を、図1にOSD重畳ブロック部の構成例を示す。
401はビデオカメラのレンズ部で、不図示の被写体を撮像するためのズーム機能、フォーカス調整機能付きレンズ群およびレンズ機構である。402はCCD(Charge Coupled Device)で、レンズ部401で構成される光学系より入ってくる像を撮像する撮像素子である。403は撮像素子駆動部で、カメラ信号処理部からのタイミングに従ってCCD402を駆動する。404はCDS(Correlated Double Sampling)、AGC(Auto Gain Controller)部で、CCD402からのアナログ信号をサンプリングすると共に、システム制御部409からの制御により、信号レベルのゲインコントロールを行う。405はA/D(Analog to Digital)変換器で、前段からのアナログ信号をデジタル信号に変換する。
406はカメラ信号処理部で、タイミング生成や、AE(Auto Exposure)制御やガンマ調整、AF(Auto Focus)制御など、システム制御部409と連携して、カメラ撮像系の制御を行う。AF機能と合わせて、被写体までの距離も算出可能である。また、画面上のAFエリアは画面格子状に9点あるものとし、全てのAFエリアを使用する場合や、中心部のみのAFエリアを使用するなどの選択が可能である。407はレンズ駆動部で、レンズ部401を駆動して、ズーム倍率やピント調整を行う。オートフォーカス時には、フォーカス調整情報をカメラ信号処理部で検出して、検出した情報に基づきシステム制御部409からの制御信号により、レンズ駆動部407が駆動され、レンズ部401を制御してピント調整を行う。マニュアルフォーカス時には、入力操作部414の一般的にはレンズの外周に設けられたフォーカスリングをユーザが調整する。また、電子的な機構では、フォーカスリングの回転方向と回転量をシステム制御部409で検出した検出結果によってレンズ駆動部407を駆動し、レンズ部401を制御してピント調整を行う。機械的な機構では、フォーカスリングが機械的にレンズ部401と繋がっており、フォーカスリングをユーザが回すことによって、機械的にレンズ部401が動かされピント調整が行われる。
408はマイクで、撮像系から入ってきた映像と合わせて周囲の音を記録するために集音する。409はシステム制御部で、後述する汎用記憶部(メモリ)411に記憶されているプログラムに基づいてデジタルビデオカメラの制御に関る各種制御手順を実行する。また、後述する図1のOSD重畳ブロックもシステム制御部409に含まれている。410はメモリ制御部で汎用記憶部411へのアクセスを制御する。411は汎用記憶部(メモリ)で、映像信号処理のバッファメモリであると共に、各種制御を実現するためのプログラムおよびデータ等を納め、制御実行のために必要に応じて作業領域としても使用するROMやRAMを総称している。表示部に描画されるオンスクリーンディスプレイデータ(OSDデータ)も本メモリに保持される。412は外部記録媒体接続インタフェースで、ここでは、メモリカードのスロットである。413は外部記憶媒体で、ここではメモリカードである。通常、このメモリカードに対して、静止画撮影時にはJPEGファイルを保存する。414は入力操作部で、撮影スタート・ストップボタンや、選択ボタンや決定ボタン、静止画撮影用のシャッターボタン、マニュアルフォーカスリングなどを備えている。415は計時部で、リアルタイムクロック(RTC)とバックアップ電池を備え、日時をカウントしており、システム制御部409からの要求に応じて、日時情報を返信する。416はビデオ制御部で、図1の例に示したような水平フィルタ機能部を含み、第1の表示部418、第2の表示部419、ライン出力部420への出力制御および、テープ記録/再生部417の制御を行う。417はテープ記録/再生部で、ビデオ制御部416により、SDモードではDVフォーマット、HDモードではHDVフォーマット等のテープ記録フォーマットにエンコードされた映像信号をテープに記録またはテープから再生する。418は第1の表示部で、EVF(Electrical View Finder)であり、テープ記録/再生部417で記録する際には撮像系からの入力映像を表示し、再生する際には、テープに記録されている映像を表示する。また、操作部414からのユーザによる入力操作情報や、外部記録媒体内の任意の画像情報などを表示する。419は第2の表示部で、液晶表示パネルであり、テープ記録/再生部417で記録する際には撮像系からの入力映像を表示し、再生する際には、テープに記録されている映像を表示する。また、操作部414からのユーザによる入力操作情報や、外部記録媒体内の任意の画像情報などを表示する。420はライン出力部で、アナログコンポーネント映像出力や、S端子出力、コンポジット映像出力などのインタフェースであり、外部TVモニタ等に接続して、デジタルビデオカメラからの映像出力をTV画面に表示する。
第1の表示部418も、第2の表示部419も、ライン出力420に接続されるTV画面においても、夫々に、撮影映像や再生映像に対して本発明における手法によりOSDを重畳あるいは合成(ミックス)して表示出力を行うことが可能である。
次に、図4に示すデジタルビデオカメラにおいて、EVFや液晶表示パネル、ライン出力先のテレビモニタ等へのOSD表示方法に関して説明する。
本発明の特徴であるOSD描画ブロックの例を図1に示し、説明を行う。101は色変換情報保持部としてのSDRAMで、ここではデータ幅16bitのもので、表示部に描画されるOSDデータを保持しておく。一般的に、SDRAMは、OSDデータだけでなく、各種表示データなどを処理するために、メモリ共有していることが多い。102はArbiterでSDRAM101のメモリコントロールを行う。ここでは、OSD表示制御部104からのOSDデータ取得リクエストを受けて、SDRAM101にリードコマンドを投げ、OSDデータを16bitの単位で、FIFO103に予め設定された64バーストの単位で転送する。
103はFIFOで、First In First Outのバッファで、Arbiter102からのリードコマンドによりSDRAM101から出力される16bit幅のバーストデータを受け取るものである。また、OSD表示制御部104からのFIFO104からのデータ読み出しのアドレスとイネーブル信号を受けて、8bit幅のデータに分けて出力し、描画データ入力部として104へ入力する。
104はOSD表示制御部で、Arbiter102を介してSDRAMへのデータリード要求を出す。すると、表示制御部は、FIFO103へのアドレスとEnable信号とを表示タイミングに合わせて出力して、SDRAM101から読み出されてFIFO103に溜まったOSDデータを取得する。
105はOSDデータセレクタで、多重化されているOSDデータを8bitから4bitに分解し表示画素の位相(ピクセル)に合わせる。通常、図1中の選択信号Selector1は、OSD表示クロックで反転する信号で、セレクタ105に含まれるフリップフロップにより、8bitに多重化されたOSDデータを4bitに戻す。
106は、複数の色変換情報がグループ化されているCLUT(Color Look Up Table)のグループである。ここではCLUTA〜CLUTDの4個のグループがあり、夫々のCLUTグループ内には、色変換情報として図2に示すような16bit、16個の重畳制御(Attribute)を含む色変換テーブルが含まれている。
107はCLUT出力セレクタで、CLUTA〜CLUTD 106の4個のグループの内、後述の座標指定によって指定された表示画面の領域に対してどのグループのCLUT出力をOSD描画データとしてOSDミックス部108へ渡すかを、後述する選択信号(図1中、Selector2信号)により選択する。
108は合成処理部としてのOSDミックス処理部で、主映像とCLUT出力セレクタ107で選択されたOSD描画データを色変換情報に含まれるAttribute情報に従って、重畳処理あるいは、ミックス処理をして出力する。こうして、OSD描画データが合成された画像がモニタに表示される。
109は、画像入力部として、例えば、撮像系から出力された撮像データや記録媒体から読み出された映像データをOSD表示制御部に入力する。
110は、表示画面の座標を任意に指定可能な座標指定部である。座標指定部よりCLUTセレクタ107へ入力された任意の座標によって、表示画面が水平/垂直ラインで区切られ、領域が分割される。座標の指定方法は、後述の実施例で説明する。
本発明の特徴を表す図1のOSD描画ブロックにおいて、従来例の図3と大きく異なる点は、複数のCLUTグループ106を持つことである。もう1つ異なる点は、この複数CLUTの内、1つのCLUTグループの出力を選択するための出力セレクタ107を備える点である。更に、出力セレクタ107を切り替える選択信号Selector2信号)を、表示画面のOSD表示領域により制御する点が大きな特徴となっている。
図5に、CLUTグループを切り替える領域を水平方向x、垂直方向yとして、有効映像範囲をフィールド単位で考えて(x,y)=(0,0)〜(719,239)とし、この範囲内で座標指定部110によって1つの座標を指定することで、その座標を通る垂直または水平線の組み合わせでCLUTグループを切り替える領域を区切る複数の例を示している。
5−1は、指定した座標が(x,y)=(0,0)であり、従来と同じ、即ちCLUTが1つのグループの時と同一の表示となるイメージを表している。
5−2は、指定した座標が(x,y)=(269,139)であり、この座標を通る垂直ラインと水平ラインで分割される4個の領域に対して、それぞれ、CLUTA〜CLUTDを割り当てる。これにより、水平ライン方向で映像表示及びOSD合成(重畳/ミックス)処理を行う事を考えると以下のように、
0≦x≦269 かつ 0≦y≦139 の時は、CLUTD、
270≦x≦719 かつ 0≦y≦139 の時は、CLUTB、
0≦x≦269 かつ 140≦y≦239 の時は、CLUTC、
270≦x≦719 かつ 140≦y≦239 の時は、CLUTA
の色変換情報グループを用いる様に、図1の選択信号(図1中、Selector2信号)を制御し、CLUT出力セレクタ107を切り替える。
5−3は、指定した座標が(x,y)=(269,0)であり、この座標を通る垂直ラインにより、左右2つの領域に分割し、それぞれCLUTAとCLUTCのグループが割り当てられるイメージを表している。
x=269を境として、
0≦x≦269 の時は、CLUTC、
270≦x≦719 の時は、CLUTA、
の色変換情報グループを用いるように、図1の選択信号(図1中、Selector2信号)を制御し、CLUT出力セレクタ107を切り替える。
5−4は、指定した座標が(x,y)=(269,239)であり、この座標を通る垂直ラインにより、左右2つの領域に分割し、それぞれCLUTBとCLUTDのグループが割り当てられるイメージを表している。
上記と同様に、x=269を境として、
0≦x≦269 の時は、CLUTD、
270≦x≦719 の時は、CLUTB、
の色変換情報グループを用いるように、図1の選択信号(図1中、Selector2信号)を制御し、CLUT出力セレクタ107を切り替える。
5−5は、指定した座標が(x,y)=(0,139)であり、この座標を通る水平ラインにより、上下2つの領域に分割し、それぞれCLUTAとCLUTBのグループが割り当てられるイメージを表している。
y=269を境として、
0≦y≦139 の時は、CLUTB、
140≦y≦239 の時は、CLUTA、
の色変換情報グループを用いるように、図1の選択信号(図1中、Selector2信号)を制御し、CLUT出力セレクタ107を切り替える。
5−6は、指定した座標が(x,y)=(719,139)であり、この座標を通る水平ラインにより、上下2つの領域に分割し、それぞれCLUTCとCLUTAのグループが割り当てられるイメージを表している。
上記と同様に、y=269を境として、
0≦y≦139 の時は、CLUTD、
140≦y≦239 の時は、CLUTC、
の色変換情報グループを用いるように、図1の選択信号(図1中、Selector2信号)を制御し、CLUT出力セレクタ107を切り替える。
このように、1つの座標を指定することで、その座標を通る垂直または水平線の組み合わせでCLUTグループを切り替える領域を区切っている。
以上より、本発明の画像表示装置を有するデジタルビデオカメラによれば、EVFや液晶表示パネル、テレビモニタなどに対する表示/出力に対して、主映像にOSDを重畳/ミックスして表示する際に、従来と同一のOSDデータであっても、そのデータが示す色変換情報(CLUT)のグループを、画面内の任意の表示領域で切り替えることにより、画面内での表示色数を実質的に増加させる事が可能となる。これにより、OSDの描画データそのものの情報量を増やしたり、OSD描画データのメモリからの転送量等を増やしたりすることなく、同一画面内の表示色を増加させる事が実現できる。また、表示色数が増えることにより、高精細なOSDデータを表示することが可能となる。
<実施例2>
以下に本発明の、画像表示装置における第2の実施例について図面を参照しながら説明する。実施例2で実施例1と異なる点は、CLUTグループの切り替え/適用領域を決める座標指定の方法及び、指定した座標に対応するCLUTグループの切り替え/適用手法に関する部分である。
図6に、CLUTグループを切り替える領域を水平方向x、垂直方向yとして、フィールドで考えた有効映像範囲を(x,y)=(0,0)〜(719,239)とし、座標指定部110によってこの範囲内および、座標指定として負の値即ち、(x,y)=(−719,−239)〜(719,239)の範囲内で1つの座標を指定可能とする。
ここで、指定した座標が正の値の時には実施例1と同様の制御であるが、負の値を取った時には、CLUTグループの適用領域が入れ替わることが大きな特徴となっている。これは、任意のレジスタ設定による座標指定を考えた場合に、レジスタに設定する値をunsignedではなく、signedで制御することで容易に実現するためである。
上記指定した座標を通る垂直または水平線の組み合わせでCLUTグループを切り替える領域を区切る複数の例が考えられるが、その中でも座標が正の値をとった時は、実施例1の図5で示したような制御となるので、ここでは、指定した座標が負の値の時の例を示し、以下に図6の説明を行う。
6−1は、座標を指定する時のレジスタにおいて、x座標を指定するレジスタをRegX、y座標を指定するレジスタをRegYとすると、x座標は−719〜+719までの値を取るので、signed 11bit、y座標は−239〜+239までの値を取るので、signed 10bitで表現できる。ここで、
RegX=0x10d(signed 11bitで考えて10進に直すと269)
RegY=0x000(signed 10itで考えて10進に直すと0)
とすると、上記レジスタで指定した座標は(x,y)=(269,0)となり、この座標を通る垂直ラインにより、左右2つの領域に分割し、それぞれCLUTCとCLUTAのグループが割り当てられるイメージを表している。
x=269を境として、
0≦x≦269 の時は、CLUTC、
270≦x≦719 の時は、CLUTA、
の色変換情報グループを用いるように、図1の選択信号(図1中、Selector2信号)を制御し、CLUT出力セレクタ107を切り替える。これは、実施例1の図5の〔5−3〕と同じである。
6−2は、座標を指定する時のレジスタにおいて、
RegX=0x6f3(signed 11bitで考えて10進に直すと−269)
RegY=0x000(signed 10bitで考えて10進に直すと0)
とすると、上記レジスタで指定した座標は(x,y)=(−269,0)であるが、表示画面における座標に負の値はないので、実際の指定座標としては、〔6−1〕と同様に(x,y)=(269,0)とし、この座標を通る垂直ラインにより、左右2つの領域に分割する。但し、分割した領域に割り当てるCLUTグループは、〔6−1〕とは入れ替わり、それぞれCLUTAとCLUTCのグループが割り当てられるイメージを表している。
x=269を境として、
0≦x≦269 の時は、CLUTA、
270≦x≦719 の時は、CLUTC、
の色変換情報グループを用いるように、図1の選択信号(図1中、Selector2信号)を制御し、CLUT出力セレクタ107を切り替える。
6−3は、座標を指定する時のレジスタにおいて、
RegX=0x10d(signed 11bitで考えて10進に直すと269)
RegY=0x08b(signed 10bitで考えて10進に直すと139)とすると、上記レジスタで指定した座標は(x,y)=(269,139)となり、この座標を通る垂直ラインと水平ラインで分割される4個の領域に対して、それぞれ、CLUTA〜CLUTDを割り当てる。これにより、水平ライン方向で映像表示及びOSD重畳・ミックス処理を行うことを考えると以下のように、
0≦x≦269 かつ 0≦y≦139 の時は、CLUTD、
270≦x≦719 かつ 0≦y≦139 の時は、CLUTB、
0≦x≦269 かつ 140≦y≦239 の時は、CLUTC、
270≦x≦719 かつ 140≦y≦239 の時は、CLUTA
の色変換情報グループを用いるように、図1の選択信号(図1中、Selector2信号)を制御し、CLUT出力セレクタ107を切り替える。これは、実施例1の図5の〔5−3〕と同じである。
6−4は、座標を指定する時のレジスタにおいて、
RegX=0x6f3(signed 11bitで考えて10進に直すと−269)
RegY=0x375(signed 10bitで考えて10進に直すと−139)
とすると、上記レジスタで指定した座標は(x,y)=(−269,−139)であるが、表示画面における座標に負の値はないので、実際の指定座標としては、〔6−3〕と同様に(x,y)=(269,139)とし、この座標を通る垂直ラインと水平ラインで分割される4個の領域に分割する。
それぞれ、CLUTA〜CLUTDを割り当てる。これにより、但し、分割した領域に割り当てるCLUTグループは、〔6−3〕とは水平方向、垂直方向共に入れ替わり、水平ライン方向で映像表示及びOSD重畳・ミックス処理を行う事を考えると以下のように、
0≦x≦269 かつ 0≦y≦139 の時は、CLUTA、
270≦x≦719 かつ 0≦y≦139 の時は、CLUTC、
0≦x≦269 かつ 140≦y≦239 の時は、CLUTB、
270≦x≦719 かつ 140≦y≦239 の時は、CLUTD
の色変換情報グループを用いるように、図1の選択信号(図1中、Selector2信号)を制御し、CLUT出力セレクタ107を切り替える。
このように、1つの座標を指定することで、その座標を通る垂直または水平線の組み合わせでCLUTグループを切り替える領域を区切り、かつ、負の座標地を指定することで、色変換情報グループの入れ換え制御を行う。
以上より、第2の実施例における本発明の画像表示装置を有するデジタルビデオカメラによれば、実施例1同様に、EVFや液晶表示パネル、テレビモニタなどに対する表示/出力に対して、主映像にOSDを重畳して表示する際に、従来と同一のOSDデータであっても、そのデータが示す色変換情報(CLUT)のグループを、画面内の任意の表示領域で切り替えることにより、画面内での表示色数を実質的に増加させる事が可能となる。これにより、OSDデータそのもの情報量を増やしたり、OSDデータのメモリからの転送量等を増やしたりすることなく、同一画面内の表示色を増加させる事が実現できる。また、同時に、座標を指定する座標値に負の値を指定することで、色変換情報グループ(CLUTグループ)の対応領域の入れ換えを、容易に制御可能となり、一層多様なOSDの表示制御が複雑な回路構成や、制御を行わずに実現できる。
<実施例3>
以下に画像表示装置における第3の実施例について図面を参照しながら説明する。実施例3で実施例1、実施例2と異なる点は、CLUTグループの切り替え/適用領域を決める座標指定の方法である。
実施例1、実施例2では、指定する座標を1点とし、少ない制御で、従来制御に対して大きな付加価値を生み出す手法を実現したものである。これに対して、実施例3では、更に細かい制御や、多様なOSD表示に対応するために、指定する座標を1点から、2点にした例を図7に示す。
図7に、CLUTグループを切り替える領域を水平方向x、垂直方向yとして、実施例1の図5の場合と同様、フィールドで考えた有効映像範囲を(x,y)=(0,0)〜(719,239)とし、座標指定部110によってこの範囲内で2つの座標を指定することで、それぞれの座標を通る垂直または水平線の組み合わせでCLUTグループを切り替える領域を区切る複数の例を示している。
7−1は、指定した座標が(x1,y1)=(179,59)、(x2,y2)=(539,179)であり、この2つの座標をそれぞれ通る垂直ラインと水平ラインで分割される9個の領域に対して、それぞれ、CLUTA〜CLUTIを割り当てる。これにより、水平ライン方向で映像表示及びOSD重畳・ミックス処理を行う事を考えると以下のように、
0≦x≦179 かつ 0≦y≦59 の時は、CLUTI、
180≦x≦539 かつ 0≦y≦59 の時は、CLUTH、
540≦x≦719 かつ 0≦y≦59 の時は、CLUTG、
0≦x≦179 かつ 60≦y≦179 の時は、CLUTF、
180≦x≦539 かつ 60≦y≦179 の時は、CLUTD、
540≦x≦719 かつ 60≦y≦179 の時は、CLUTB、
0≦x≦179 かつ 180≦y≦239 の時は、CLUTE、
180≦x≦539 かつ 180≦y≦239 の時は、CLUTC、
540≦x≦719 かつ 180≦y≦239 の時は、CLUTA、の色変換情報グループを用いる様に、図1の選択信号(図1中、Selector2信号)を制御し、CLUT出力セレクタ107を切り替える。
7−2も、〔7−1〕と同じ2つの座標を指定したケースであるが、CLUTグループを割り当てる領域の分割方法に違いがある。ここでは、9個の領域に分けるのではなく、2この座標を対角とする矩形領域とその周辺領域の2この領域に分割している。制御的には、以下のようになる。
0≦y≦59 の時は、CLUTA、
0≦x≦179 かつ 60≦y≦179 の時は、CLUTA、
180≦x≦719 かつ 60≦y≦179 の時は、CLUTA、
180≦x≦539 かつ 60≦y≦179 の時は、CLUTD、
180≦y≦239 の時は、CLUTA、
の色変換情報グループを用いるように、図1の選択信号(図1中、Selector2信号)を制御し、CLUT出力セレクタ107を切り替える。
7−4〜7−5についても、同様の考え方であるので詳しくは省略するが、2個の座標を指定し、その座標を通る垂直ラインまたは水平ラインを組み合わせてできる領域に分割し、CLUTグループを割り当てるものである。
以上より、第3の実施例における本発明の画像表示装置を有するデジタルビデオカメラによれば、実施例1、実施例2同様に、EVFや液晶表示パネル、テレビモニタなどに対する表示/出力に対して、主映像にOSDを重畳して表示する際に、従来と同一のOSDデータであっても、そのデータが示す色変換情報(CLUT)のグループを、画面内の任意の表示領域で切り替えることにより、画面内での表示色数を実質的に増加させる事が可能となる。これにより、OSDデータそのもの情報量を増やしたり、OSDデータのメモリからの転送量等を増やしたりすることなく、同一画面内の表示色を増加させる事が実現できる。
<実施例4>
実施例4では、特定の座標を複数指定するのではなく、表示画面の領域の区分を座標の関数で指定する方法について図8を用いて説明する。ここでは、座標指定部110は、座標ではなく座標指定関数を入力する。8−1は、座標指定関数f(x)=(3/4)*xで表せる直線で、CLUTグループを切り替える領域を2個に分割した例で、
OSDの重畳/ミックス座標の水平座標がxの時に、
y≦f(x)の時は CLUTB、
y>f(x)の時は CLUTA、
の色変換情報グループを用いる様に、図1の選択信号(図1中、Selector2信号)を制御し、CLUT出力セレクタ107を切り替える。
8−2は、関数f(x)=−(3/4)*x+239で表せる直線で、CLUTグループを切り替える領域を2個に分割した例である。
8−3は、関数f(x)=xで表せる直線で、CLUTグループを切り替える領域を2個に分割した例である。
8−4は、関数f(x)=(3/4)*x+59で表せる直線で、CLUTグループを切り替える領域を2個に分割した例である。
このように、2つの座標を指定することで、それぞれの座標を通る垂直または水平線の組み合わせでCLUTグループを切り替える領域を区切った場合の代表例である。
ここの例では、座標指定として2個の座標を指定し、矩形領域で、色変換情報グループを適用する領域を分割したが、特に、矩形領域でなくても構わない。また、関数による分割においても、直線関数の例を示したが、こちらも同様に、直線関数に限定するものではない。
このように、実施例1から4に述べたように、主映像にOSDを重畳して表示する際に、同一のOSDデータであっても、そのOSDデータが示す色変換情報(CLUT)のグループを、画面内の任意の表示領域に応じて切り替えることにより、画面内での表示色数を実質的に増加させることが可能となる。これにより、OSDデータそのものの情報量やOSDデータのメモリからの転送量等を増やしたりすることなく、同一画面内の表示色を増加させることが出来る。
特に、映像表示部を備えるデジタルビデオカメラなどへ実装することによって、表示するOSD描画データの元データの情報量を増加させずに、OSD表示における同一画面内での表示色数を見かけ上増加させることが可能となる。また、表示するOSD描画データの元データの情報量を増加させないため、メモリアクセスの帯域も増加させることがない。
これにより、例えば、従来のビットマップOSD描画データそのものやメモリへのアクセス形態を変えることなく、機器動作の設定メニューを始めとするテキスト情報や各種アイコン表示などに用いるOSDの色数を容易に増やすことができる。これによって、表示部の視認性やデザイン性の向上が可能となる。また、ここまで4つの実施例をあげて、本特許の内容を説明してきたが、特にデジタルビデオカメラに限定されるものではなく、適用の範囲は広くOSD表示機能を備えた表示装置に対して応用可能である。例えば、テレビ受像器、デジタルカメラ、携帯端末等の画像表示装置を有する機器に適用しても良い。また、OSDではなく、スーパインポーズ等の合成処理にも応用可能である。
なお、本発明の目的は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
実施例1における、OSD描画ブロック図である。 従来および実施例1における、CLUT(Color Look Up Table)表である。 従来のOSD描画ブロック図である。 実施例1における、デジタルビデオカメラのブロック図である。 実施例1におけるOSD表示用の色変換情報グループを適用する領域を示したイメージ図である。 実施例2におけるOSD表示用の色変換情報グループを適用する領域を示したイメージ図ある。 実施例3におけるOSD表示用の色変換情報グループを適用する領域を示したイメージ図である。 実施例4におけるOSD表示用の色変換情報グループを適用する領域を示したイメージ図で、座標関数f(x)を指定することで、CLUTグループを切り替える領域を区切った場合の代表例である。
符号の説明
101 SDRAM
102 Arbiter
103 FIFO
104 OSD表示制御部
105 OSDデータセレクタ
106 複数のCLUTグループ(A,B,C,D)
107 CLUT出力セレクタ
108 OSDミックス処理部
109 画像データ入力部
110 座標指定部

Claims (11)

  1. 描画データを画像データと合成して表示する画像表示装置において、
    画像を入力する画像入力手段と、
    任意の描画データを入力する描画データ入力手段と
    前記描画データの画素の色変換を行うための色変換情報を保持する色変換情報保持手段と、
    前記色変換情報を用いて変換した描画データを前記入力手段によって入力された画像へ合成する合成処理手段と、
    入力された描画データに基づいて、前記描画データに適用する前記色変換情報を同一表示画面内で変更する変更手段と、
    を有することを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記保持手段は、複数の前記色変換情報をグループ化した複数の異なる色変換情報グループを保持し、
    前記変更手段は、前記色変換情報グループを選択することによって、前記描画データに適用する前記色変換情報を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記変更手段は、前記描画データの表示領域に応じて前記色変換情報グループを同一表示画面内で任意に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  4. さらに、前記表示画面の任意の座標を指定する座標指定手段と、を有し、
    前記変更手段は、前記座標指定手段によって指定された座標に基いて、前記描画データに適用する前記色変換情報を同一表示画面内で変更することを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  5. 前記座標指定手段によって指定された1つの座標に対して、前記色変換情報グループ数を1または2または4に制御する制御手段
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
  6. 前記座標指定手段は、前記表示画面の座標を自然数だけでなく、整数で指定し、
    前記変更手段は、前記座標指定手段によって指定された座標が負の値であった場合に、前記選択座標により分割される領域に対応して選択される色変情報グループを、該選択した座標が正の値であった場合と任意に入れ替える
    ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の画像表示装置。
  7. 前記変更手段は、表示画面内を任意の関数によって領域を分割し、前記領域ごとに前記色変換情報グループを切り替えることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  8. 前記描画データは、OSD(オンスクリーンデータ)であることを特徴とする画像表示装置。
  9. 描画データを画像データと合成して表示する画像表示方法において、
    画像を入力する画像入力工程と、
    任意の描画データを入力する描画データ入力工程と、
    前記描画データの画素の色変換を行うための色変換情報を用いて変換した描画データを前記入力手段によって入力された画像へ合成する合成処理工程と、
    入力された描画データに基づいて、前記描画データに適用する前記色変換情報を同一表示画面内で変更する変更工程と、
    を有することを特徴とする画像表示方法。
  10. 請求項8に記載の表示方法をコンピュータに実行させるための制御プログラム。
  11. 前記請求項1乃至8に記載の画像表示装置を搭載した撮像装置。
JP2006000669A 2006-01-05 2006-01-05 画像表示装置及びその表示方法、制御プログラム及び撮像装置 Withdrawn JP2007183347A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006000669A JP2007183347A (ja) 2006-01-05 2006-01-05 画像表示装置及びその表示方法、制御プログラム及び撮像装置
US11/609,700 US20070153100A1 (en) 2006-01-05 2006-12-12 Image display apparatus, image display method, control program, and imaging apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006000669A JP2007183347A (ja) 2006-01-05 2006-01-05 画像表示装置及びその表示方法、制御プログラム及び撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007183347A true JP2007183347A (ja) 2007-07-19

Family

ID=38223924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006000669A Withdrawn JP2007183347A (ja) 2006-01-05 2006-01-05 画像表示装置及びその表示方法、制御プログラム及び撮像装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20070153100A1 (ja)
JP (1) JP2007183347A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009124614A (ja) * 2007-11-17 2009-06-04 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及びこれを備えた画像形成装置、並びに、画像処理方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4735696B2 (ja) * 2008-09-26 2011-07-27 ソニー株式会社 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
US9918037B2 (en) * 2014-01-31 2018-03-13 Thomson Licensing Multi-tier color look-up table (LUT) database system

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5412433A (en) * 1993-08-02 1995-05-02 Image Transform Inc. Secondary color corrector
US6201893B1 (en) * 1994-09-28 2001-03-13 Canon Kabushiki Kaisha Image reproduction apparatus and method
JP4090175B2 (ja) * 2000-01-31 2008-05-28 株式会社リコー 画像信号処理方法、画像信号処理装置及び画像信号処理プログラムを記録した媒体
US7466296B2 (en) * 2001-12-31 2008-12-16 Himax Technologies Limited Apparatus and method for gamma correction in a liquid crystal display

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009124614A (ja) * 2007-11-17 2009-06-04 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及びこれを備えた画像形成装置、並びに、画像処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20070153100A1 (en) 2007-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9451169B2 (en) Imaging apparatus and capture assist mark usage control method
JP6317577B2 (ja) 映像信号処理装置及びその制御方法
JP2005142680A (ja) 画像処理装置
JP2008193342A (ja) 撮像装置及びそのプログラム
US8837864B2 (en) Image synthesis and rotation processing apparatus and image synthesis processing method
US10462373B2 (en) Imaging device configured to control a region of imaging
JP2010103676A (ja) 撮像装置、撮像領域表示方法および撮像領域表示プログラム
JP2009147463A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP4756892B2 (ja) 画像処理装置
US20030193581A1 (en) Electronic camera capable of recording thumbnail pictures
JP4369263B2 (ja) デジタルカメラ及び画像信号生成方法
JP2007183347A (ja) 画像表示装置及びその表示方法、制御プログラム及び撮像装置
JP2009130464A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及び、コンピュータプログラム
JP2001309212A (ja) デジタルカメラ
JP2008035124A (ja) 画像再生装置及び画像再生方法
JP2005086744A (ja) デジタルカメラ及びデジタルカメラの制御方法
JP2005101865A (ja) 撮像装置及び映像出力方法
JP2012080428A (ja) 撮像装置、その制御方法及びプログラム並びに記録媒体
JP4211764B2 (ja) 電子カメラ、画像記録装置、画像記録方法及びプログラム
JP2005278003A (ja) 画像処理装置
JP2005026873A (ja) 撮影方法、撮像装置、及びプログラム
JP4948011B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体
JP2002330322A (ja) 電子カメラ
JPH10224690A (ja) 情報処理装置および記録媒体
JP2004078075A (ja) オンスクリーンディスプレイ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20090407