JP2007183059A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】圧縮能力可変圧縮機の確実な起動により、早い快適な空気調和を実現させるものである。
【解決手段】圧縮機吐出容積をFULLとSAVEに切り替えることにより2段階に能力を可変できる圧縮能力可変圧縮機3を搭載した能力可変式空気調和機に関し、圧縮能力可変圧縮機3の起動をSAVEで運転させることにより過負荷状態や電源電圧が低い場合でも、圧縮能力可変圧縮機3を停止させることなく、運転を開始することができる。
【選択図】図1
【解決手段】圧縮機吐出容積をFULLとSAVEに切り替えることにより2段階に能力を可変できる圧縮能力可変圧縮機3を搭載した能力可変式空気調和機に関し、圧縮能力可変圧縮機3の起動をSAVEで運転させることにより過負荷状態や電源電圧が低い場合でも、圧縮能力可変圧縮機3を停止させることなく、運転を開始することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、圧縮機吐出容積を全能力運転と低能力運転に切り替えることにより2段階に能力を可変できる圧縮機を搭載した能力可変式空気調和機に関するものである。
従来の圧縮機吐出容積を全能力運転(以下FULLという)と低能力運転(以下SAVEという)に切り替えることにより2段階に能力を可変できる圧縮機を搭載した空気調和機の起動は、圧縮機をFULLで起動しているが、室内側、室外側ともに温度の高い環境、すなわち過負荷状態で起動すると、圧力が高くなり過ぎる場合や、電源電圧が低い場合、始動電流値が上昇し、圧縮機内部の電動機出力が極端に減少してしまい、いわゆる、ブレークダウンと呼ばれる電動機の強制停止となる。このときは、当然、圧縮作用が中断されてしまう。
このため、過負荷状態や電源電圧が低くて、始動電流値が上昇した場合は、圧縮機保護のため、保護装置として、過負荷継電器が作動し、圧縮機通電回路を遮断して、電動機巻線の焼損、或いは焼け付きを防ぐようになされている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−174392号公報
しかしながら、前記の構成では、過負荷状態や電源電圧が低くて、始動電流が上昇した場合は、圧縮機保護のため、過負荷継電器が作動するため、圧縮機起動できず停止してしまうので、空気調和機は運転開始できない。本発明は、過負荷状態や電源電圧が低い場合でも、圧縮機の起動が容易にでき、空気調和機の運転が開始できる事を目的としている。
従来の課題を解決するため、本発明の空気調和機は、圧縮機吐出容積をFULLとSAVEに切り替えることにより2段階に能力を可変できる圧縮機を搭載した空気調和機の起動を、圧縮機をSAVEで起動運転させるようにしたものである。
これによって、過負荷状態や電源電圧が低い場合でも、圧縮機をSAVEで運転することにより、圧縮負荷を低減し、低い始動電流値となり、圧縮機を停止させることなく空気調和機の運転が開始できる。
また、運転用コンデンサを複数個設け、圧縮機のSAVE起動時にはコンデンサ容量を大きくなるように接続した空気調和機である。
これによって、過負荷状態や電源電圧が低い場合でも、強い始動性が得られるため、圧縮機をSAVEで運転することにより、円滑に始動することができ、圧縮機を停止させることなく空気調和機の運転が開始できる。
本発明の空気調和機は、過負荷状態や電源電圧が低い場合でも、圧縮機の起動が容易にできて停止させることなく、空気調和機の運転が開始できる。
第1の発明は、室内空気吸込み口と室内側熱交換器と室内側送風機と室内空気吹出し口
からなる室内送風回路と、室外空気吸込み口と室外側熱交換器と室外側送風機と室外空気吹出し口からなる室外送風回路と、室内側熱交換器と室外側熱交換器と圧縮機と絞り装置を配管で連接した冷凍サイクルと、制御装置からなる空気調和機において、圧縮機吐出容積をFULLとSAVEに切り替えることにより2段階に能力を可変できる圧縮能力可変圧縮機を搭載した空気調和機に関し、圧縮機の起動をSAVEで運転させることにより過負荷状態や電源電圧が低い場合でも、圧縮負荷を低減し、低い始動電流値となり、圧縮機を停止させることなく起動できるので、空気調和機の運転が開始できる。
からなる室内送風回路と、室外空気吸込み口と室外側熱交換器と室外側送風機と室外空気吹出し口からなる室外送風回路と、室内側熱交換器と室外側熱交換器と圧縮機と絞り装置を配管で連接した冷凍サイクルと、制御装置からなる空気調和機において、圧縮機吐出容積をFULLとSAVEに切り替えることにより2段階に能力を可変できる圧縮能力可変圧縮機を搭載した空気調和機に関し、圧縮機の起動をSAVEで運転させることにより過負荷状態や電源電圧が低い場合でも、圧縮負荷を低減し、低い始動電流値となり、圧縮機を停止させることなく起動できるので、空気調和機の運転が開始できる。
第2の発明は、特に、第1の発明の空気調和機で、運転用コンデンサを複数個設け、圧縮機の起動時にはコンデンサ容量を大きくなるように接続することにより、過負荷状態や電源電圧が低い場合でも、強い始動性が得られるため、圧縮機をSAVEで運転することにより、円滑に始動することができ、圧縮機を停止させることなく能力可変式空気調和機の運転が開始できる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に記載する実施の形態により本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるブロック図である。
図1は本発明の実施の形態1におけるブロック図である。
図1において、運転スイッチ1と制御装置2と、圧縮機吐出容積をFULLとSAVEの2段階に能力を可変できる圧縮能力可変圧縮機3と、運転開始信号を検出して圧縮能力可変圧縮機3に送出するFULL/SAVE切り替え装置4を備え、運転スイッチ1から運転開始信号を検出した場合、圧縮能力可変圧縮機3をSAVE運転させるものである。
以上のように構成された能力可変式空気調和機であれば、過負荷状態や電源電圧が低い場合でも、圧縮負荷も低減でき、低い電流値で運転を開始することができる。
(実施の形態2)
図2は本発明の実施の形態2におけるフロ−チャ−トである。
図2は本発明の実施の形態2におけるフロ−チャ−トである。
図3は本発明の実施の形態2におけるブロック図である。
図3において、運転スイッチ1と制御装置2と、圧縮機吐出容積をFULLとSAVEの2段階に能力を可変できる圧縮能力可変圧縮機3と、運転開始信号を検出して圧縮能力可変圧縮機3に送出するFULL/SAVE切り替え装置4を備え、運転スイッチ1から出された運転開始信号を運転コンデンサブロック5が検出した場合、コンデンサ容量を大きくなるように接続され、圧縮能力可変圧縮機3をSAVE運転させるものである。
以上のように構成された能力可変式空気調和機であれば、過負荷状態や電源電圧が低い場合でも強い始動性が得られるため、運転を開始することができる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、圧縮機吐出容積をFULLとSAVEに切り替えることにより2段階に能力を可変できる圧縮能力可変圧縮機を搭載し、SAVEで起動させることにより過負荷状態や電源電圧が低い場合でも、圧縮能力可変圧縮機を停止させることなく起動できるので、能力可変式空気調和機ばかりではなく、除湿機や乾燥機などにも適用できる。
1 運転スイッチ
2 制御装置
3 圧縮能力可変圧縮機
4 FULL/SAVE切り替え装置
5 運転コンデンサブロック
2 制御装置
3 圧縮能力可変圧縮機
4 FULL/SAVE切り替え装置
5 運転コンデンサブロック
Claims (2)
- 圧縮機吐出容積を全能力運転と低能力運転に切り替えることにより2段階に能力を可変できる圧縮機を搭載した能力可変式空気調和機であって、圧縮機を低能力運転で起動させることを特徴とする空気調和機。
- 圧縮機を駆動する電動機がコンデンサ始動運転型単相誘導電動機であって、運転用コンデンサを複数個設け、圧縮機の起動時にはコンデンサ容量が大きくなるように接続することを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006002076A JP2007183059A (ja) | 2006-01-10 | 2006-01-10 | 空気調和機 |
US11/609,542 US20070137233A1 (en) | 2005-12-15 | 2006-12-12 | Air conditioner |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006002076A JP2007183059A (ja) | 2006-01-10 | 2006-01-10 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007183059A true JP2007183059A (ja) | 2007-07-19 |
Family
ID=38339307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006002076A Pending JP2007183059A (ja) | 2005-12-15 | 2006-01-10 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007183059A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021242914A1 (en) * | 2020-05-27 | 2021-12-02 | Research Products Corporation | System and method for current limiting and defrost enhancement |
-
2006
- 2006-01-10 JP JP2006002076A patent/JP2007183059A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021242914A1 (en) * | 2020-05-27 | 2021-12-02 | Research Products Corporation | System and method for current limiting and defrost enhancement |
US11614262B2 (en) | 2020-05-27 | 2023-03-28 | Research Products Corporation | System and method for current limiting and defrost enhancement |
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