JP2007181049A - スイッチングハブ - Google Patents
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Abstract
【課題】障害発生時のフレームロスとフラッディングを防止する機能を有するスイッチングハブを提供する。
【解決手段】フィルタリング機能が求めた転送先のポートを冗長化プロトコルで有効又は無効とされたポートに振り替えるための転送先振り替えテーブル2を有し、有効ポートに障害がないときは、フィルタリング機能が求めた転送先のポートを転送先振り替えテーブル2によって有効ポートに振り替え、有効ポートに障害があることが検知されたとき以降は、フィルタリング機能が求めた転送先のポートを転送先振り替えテーブル2によって無効ポートに振り替えるようにした。
【選択図】図1
【解決手段】フィルタリング機能が求めた転送先のポートを冗長化プロトコルで有効又は無効とされたポートに振り替えるための転送先振り替えテーブル2を有し、有効ポートに障害がないときは、フィルタリング機能が求めた転送先のポートを転送先振り替えテーブル2によって有効ポートに振り替え、有効ポートに障害があることが検知されたとき以降は、フィルタリング機能が求めた転送先のポートを転送先振り替えテーブル2によって無効ポートに振り替えるようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、障害発生時のフレームロスとフラッディングを防止する機能を有するスイッチングハブに関する。
スイッチングハブは、複数のポートと、各ポートへの到着フレームに書かれている送信元アドレスによりポートごとに対応付けたアドレスを学習するアドレス学習テーブルとを有し、ポートへの到着フレームに書かれている宛先アドレスで上記アドレス学習テーブルを検索して転送先となるポートを求めるフィルタリング機能を有すると共に、共通した接続先がある複数のポートを検出して1つのポートだけを論理的に有効とし他のポートを論理的に無効とする冗長化プロトコルが搭載されている。なお、アドレス学習テーブルとフィルタリング機能とを合わせて、FDB(フィルタリングデータベース)と呼ぶ。
冗長化プロトコルが搭載されているスイッチングハブのことを、正/副ポートを切り換えるリダンダント機能を有するスイッチングハブとも言う。正ポートは有効ポートのことであり、副ポートは無効ポートのことである。
この種のスイッチングハブにおいて、ネットワーク障害が発生し、正ポートが副ポートへ、副ポートが正ポートへ切り換えられるものとする。この際、従来のスイッチングハブは、まず、アドレス学習テーブルを参照し、正ポート以外のMACアドレスを送信元アドレスとして持つフレームを生成し、そのフレームを副ポートからブロードキャストフレームとして送信する。このようにして、強制的にMACアドレスを再学習させ、その後で、通常経路から冗長経路へと切り替えを行う(副ポートが正ポートへ切り替える際も同様の手順となる)。
なお、スイッチングハブにおいては、全てのポートがそれぞれ個別のMACアドレスを持っている。よって、前述の正ポート以外のMACアドレスとは、正ポートを除く全てのポートのMACアドレスのことである。
いま、図6に示した構成のネットワークがあるものとする。すなわち、端末aがスイッチングハブSWAのポートP1に接続され、スイッチングハブSWAのポートP2は別のスイッチングハブSWB(ポートは問わない)に接続され、スイッチングハブSWAのポートP3はまた別のスイッチングハブSWD(ポートは問わない;以下同)に接続され、そのスイッチングハブSWBがスイッチングハブSWCを介してスイッチングハブSWDに接続され、そのスイッチングハブSWDに端末bが接続されている。端末aのMACアドレスをa、端末bのMACアドレスをbとする。
このネットワークは、端末aから端末b間の経路が冗長化されたネットワークである。すなわち、経路K1は端末a→スイッチングハブSWA→スイッチングハブSWD→端末bという経路であり、経路K2は端末a→スイッチングハブSWA→スイッチングハブSWB→スイッチングハブSWC→スイッチングハブSWD→端末bという経路である。これら2つの経路のうち、経路K2は冗長化プロトコルによってブロッキング(すなわち無効化)され、経路K1のみが有効である。よって、端末aから端末bへ通信されるフレームは経路K1だけを使用して通信される。
ここで、図7に示されるように、スイッチングハブSWAのポートP3に直接接続されているリンクにおいて障害が発生したとする。このとき、端末aから端末bへ経路K1を経由してフレームが送信されていたとすると、そのフレームは消失してしまう。これをフレームロスの発生と言う。
フレームロスなく正常な通信が再開されるためには、フレーム中継を担うスイッチングハブのアドレス学習テーブルからの無効なエントリの削除と、端末bに関する新しいエントリの登録が必要になる。以下に既存技術における問題点の詳細を述べる。
(1)フレームロスの問題点
従来より、一般にスイッチングハブは、ある端末からの通信が一定期間ない場合、アドレス学習テーブルよりその端末に関するエントリを削除する。言い換えると、その一定期間が経過しない間はその端末に関するエントリが保持される。従って、図7のスイッチングハブSWAではスイッチングハブSWDとの間のリンクにおいて障害が発生した後も、端末bに関する実質的に無効なエントリが一定期間経過によって削除されるまでの間、残っていることになる。なお、実質的に無効なエントリとは、当該端末と通信不可能であるにも関わらずアドレス学習テーブルに登録されたままであるため、フィルタリングに使用されてしまうエントリを言う。
従来より、一般にスイッチングハブは、ある端末からの通信が一定期間ない場合、アドレス学習テーブルよりその端末に関するエントリを削除する。言い換えると、その一定期間が経過しない間はその端末に関するエントリが保持される。従って、図7のスイッチングハブSWAではスイッチングハブSWDとの間のリンクにおいて障害が発生した後も、端末bに関する実質的に無効なエントリが一定期間経過によって削除されるまでの間、残っていることになる。なお、実質的に無効なエントリとは、当該端末と通信不可能であるにも関わらずアドレス学習テーブルに登録されたままであるため、フィルタリングに使用されてしまうエントリを言う。
宛先が端末bのフレームFは、端末bに関する実質的に無効なエントリが残っているため、ポートP3から端末bへ向けて中継される。しかし、この経路K1においては障害が発生しているため、そのフレームFはフレームロスとなってしまう。
(2)フラッディングの問題点
前述した端末bに関する実質的に無効なエントリが削除されたとする。この後、端末bに関する有効なエントリ、つまり通信が可能な経路を選択できるエントリが新しく登録されるまでの間は、端末bに関するエントリがアドレス学習テーブルに存在しない。よって、端末bを宛先とするフレームFがスイッチングハブSWAに到着すると、そのフレームFは到着ポートを除く全ポートに対して転送され、ネットワークへ中継される。このような中継動作をフラッディングと言う。図7ではスイッチングハブSWAのポートの個数を少なく描いているので目立たないが、実際にはポートは多数存在し、各々のポートからフレームFが中継される。よって、フラッディングは、ネットワークの帯域を圧迫する原因の一つとなる。
前述した端末bに関する実質的に無効なエントリが削除されたとする。この後、端末bに関する有効なエントリ、つまり通信が可能な経路を選択できるエントリが新しく登録されるまでの間は、端末bに関するエントリがアドレス学習テーブルに存在しない。よって、端末bを宛先とするフレームFがスイッチングハブSWAに到着すると、そのフレームFは到着ポートを除く全ポートに対して転送され、ネットワークへ中継される。このような中継動作をフラッディングと言う。図7ではスイッチングハブSWAのポートの個数を少なく描いているので目立たないが、実際にはポートは多数存在し、各々のポートからフレームFが中継される。よって、フラッディングは、ネットワークの帯域を圧迫する原因の一つとなる。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、障害発生時のフレームロスとフラッディングを防止する機能を有するスイッチングハブを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、フィルタリング機能を有するスイッチングハブにおいて、上記フィルタリング機能が求めた転送先のポートとは異なるポートを転送先に振り替える振り替え機能を備えたものである。
また、本発明は、複数のポートと、各ポートへの到着フレームに書かれている送信元アドレスによりポートごとに対応付けたアドレスを学習するアドレス学習テーブルとを有し、ポートへの到着フレームに書かれている宛先アドレスで上記アドレス学習テーブルを検索して転送先となるポートを求めるフィルタリング機能を有すると共に、共通した接続先がある複数のポートを検出して1つのポートだけを論理的に有効とし他のポートを論理的に無効とする冗長化プロトコルが搭載されたスイッチングハブにおいて、上記フィルタリング機能が求めた転送先のポートを上記冗長化プロトコルで有効又は無効とされたポートに振り替えるための転送先振り替えテーブルを有し、有効ポートに障害がないときは、上記フィルタリング機能が求めた転送先のポートを上記転送先振り替えテーブルによって有効ポートに振り替え、有効ポートに障害があることが検知されたとき以降は、上記フィルタリング機能が求めた転送先のポートを上記転送先振り替えテーブルによって無効ポートに振り替えるようにしたものである。
上記転送先振り替えテーブルは、有効ポートに障害がないときは、転送先のポートが有効ポートであっても無効ポートであっても振り替え先のポートとして有効ポートを登録しており、有効ポートに障害があることが検知されたとき、振り替え先のポートに無効ポートを登録しなおしてもよい。
本発明は次の如き優れた効果を発揮する。
(1)障害発生時のフレームロスを防止することができる。
(2)障害発生時のフラッディング多発を防止することができる。
以下、本発明の第一の発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
本発明は、フィルタリング機能を有するスイッチングハブにおいて、上記フィルタリング機能が求めた転送先のポートとは異なるポートを転送先に振り替える振り替え機能を備えたものである。振り替え機能は、以下に説明する構成によって実現される。
図1に示されるように、本発明に係るスイッチングハブ1は、フィルタリング機能が求めた転送先のポートを上記冗長化プロトコルで有効又は無効とされたポートに振り替えるための転送先振り替えテーブル2を有する。
図示したポートP1,P2,P3、各ポートの転送制御部3、スイッチング機構部4、アドレス学習テーブル(FDB)5の構成及び機能と、図示しない他の構成及び機能については従来公知のスイッチングハブと同様であり、当然、スイッチングハブ1には冗長化プロトコルも搭載されている。
転送先振り替えテーブル2には、転送先ポートの欄(図示上は、「転送先」)と振り替えポートの欄(図示上は、「振替」)が列ごとに1対1で対応させて設けられている。転送先ポートの欄にはポートが格納されており、フィルタリング機能によってアドレス学習テーブル5の中から求めた転送先のポートが転送先ポートの欄に格納されている列を探すことに用いられる。振り替えポートの欄には、振り替えるポート、つまり転送制御部3に対して通知するポートが格納されている。
本発明のスイッチングハブ1は、有効ポートに障害がないときは、フィルタリング機能が求めた転送先のポートを転送先振り替えテーブル2によって有効ポートに振り替え、有効ポートに障害があることが検知されたとき以降は、フィルタリング機能が求めた転送先のポートを転送先振り替えテーブル2によって無効ポートに振り替えるようになっている。
なお、障害発生の検出は、ハードウェア及び/又はソフトウェアで行う。例えば、リンクダウン(電圧が規定値でない)をハードウェアで検知する。また、リンクダウン以外の障害を検知する公知のソフトウェアが種々あるので、これらを使用してもよい。障害復帰の検知についても同様である。
いま、図1のスイッチングハブ1が図6と同じ構造の図2のネットワークのスイッチングハブSWAに使用されており、このネットワークが障害のない正常な状態であるとする。そして、冗長化プロトコルの働きにより、ポートP3が有効ポート(正ポート)、ポートP2が無効ポート(副ポート)となっている。また、図1に示されるように、転送先振り替えテーブル2には、転送先ポートの欄にP2を格納した列とP3を格納した列があり、どちらの列も振り替えポートの欄に有効ポートであるP3が格納されている。さらに、アドレス学習テーブル5には、端末aのMACアドレスaとポートP1が対応付けて学習され、端末bのMACアドレスbとポートP3が対応付けて学習されている。
この状態での動作を説明する。ポートP1に送信元MACアドレスがaで宛先MACアドレスがbのフレームFが到着したとする。ポートP1の転送制御部3からアドレス学習テーブル5に対し宛先MACアドレスbに対応する転送先ポートを問い合わせる。
アドレス学習テーブル5は、転送先ポートP3を転送先振り替えテーブル2に通知する。転送先振り替えテーブル2では、図示のように転送先ポートP3は振り替えポートP3に振り替えることになる。なお、この例では、転送先ポートも振り替えポートも同じP3であるから、結果的に振り替えをしないのと等価であるが、転送先ポートと振り替えポートが異なる場合は、アドレス学習テーブル5が出力した転送先ポートを転送先振り替えテーブル2が別の振り替えポートに振り替えることになる。
ポートP1の転送制御部3は、スイッチング機構部4を介して目的のポートの転送制御部3にフレーム転送するようになっており、その目的のポートとして振り替えポートP3が通知されているので、ポートP3の転送制御部3にフレームFを転送することになる。ポートP3の転送制御部3は、ポートP3からフレームFをネットワークへ送信する。これにより、図2のネットワークで経路K1を通るフレーム中継が行われ、端末bはフレームFを受信することができる。
以上がネットワーク正常時のスイッチングハブの動作である。
次に、障害が発生した場合の動作を説明する。例として、図3に示されるように、図7の例と同様にスイッチングハブSWAのポートP3に直接接続されているリンクにおいて障害が発生したものとする。
図4に示されるように、ポートP3の転送制御部3は、障害が発生したリンクに繋がっているので、リンクダウンを検出することになる。また、スイッチングハブ1は、冗長化プロトコルのメッセージよりネットワーク障害を検知する。
転送制御部3がリンクダウンを検出するか又はスイッチングハブ1がネットワーク障害を検知すると、スイッチングハブ1は、転送先振り替えテーブル2の振り替えポートの欄を変更する。図示例の場合、有効ポートP3に対応する無効ポートはP2であるから、振り替えポートの欄をP3からP2へと変更する。
この状態での動作を説明する。前述の正常時と同様、ポートP1に送信元MACアドレスがaで宛先MACアドレスがbのフレームFが到着したとする。ポートP1の転送制御部3からアドレス学習テーブル5に対し宛先MACアドレスbに対応する転送先ポートを問い合わせる。
アドレス学習テーブル5は、転送先ポートP3を転送先振り替えテーブル2に通知する。転送先振り替えテーブル2では、転送先ポートP3は振り替えポートP2に振り替えることになる。
ポートP1の転送制御部3は、スイッチング機構部4を介して目的のポートの転送制御部3にフレーム転送するようになっており、その目的のポートとして振り替えポートP2が通知されているので、ポートP2の転送制御部3にフレームFを転送することになる。ポートP2の転送制御部3は、ポートP2からフレームFをネットワークへ送信する。図3のネットワークにおいてスイッチングハブSWAのポートP2からフレームFが送信され、経路K2を通るフレーム中継が行われるので、端末bはフレームFを受信することができる。
以上の正常時及び障害時の手順から分かるように、アドレス学習テーブル5のフィルタリングによる転送先ポートは障害が検出される前後で同じであるが、振り替えが行われることにより、実際にフレームが転送されるポートは障害が検出される前後で異なる。
従来技術では、アドレス学習テーブル5のフィルタリングによる転送先ポートからそのまま実際にフレームが送信されたので、障害発生が検出されてから冗長化プロトコルによって障害発生後の新たな通信経路が使用可能になるまでの間のうち、端末bに関するエントリが削除される前はフレームロスが発生し、端末bに関するエントリが削除された後はフラッディングが発生した。これに対し、本発明では、障害発生が検出されてから冗長化プロトコルによって障害発生後の新たな通信経路が使用可能になるまでの間、無効ポートからフレームが送信されるようになるので、フレームロスは発生しないし、フラッディングも発生しない。端末bのように冗長化の対象となっている端末に対してフレームが送られる場合は、フラッディングは発生しないからである。
ここで、障害発生前後におけるスイッチングハブSWAの転送先振り替えテーブル2及びアドレス学習テーブル5の内容の移り変わりを説明する。
図5に示されるように、ネットワークが正常なときを初期状態T1とする。初期状態T1におけるFDBのエントリ、すなわちアドレス学習テーブル5の内容には、MACアドレスaとポートP1の組、MACアドレスbとポートP3の組が含まれている。転送先振り替えテーブル2の内容には、転送先ポートP2と振り替えとなる有効ポートP3の組、転送先ポートP2と振り替えとなる有効ポートP3の組が含まれている。
経路K1に障害が発生して、この障害が検知された直後の状態T2は、転送先振り替えテーブル2の登録内容が変更されており、転送先ポートP2と振り替えとなる無効ポートP2の組、転送先ポートP2と振り替えとなる無効ポートP2の組が含まれている。
その後、エージングが行われたとき、すなわち端末bからのフレームが一定期間なかったために端末bに関するエントリが抹消された状態T3では、アドレス学習テーブル5に端末bに関するエントリが存在しない。しかし、転送先振り替えテーブル2は状態T2から変わらないので、転送先ポートがP3のフレームは無効ポートP2に転送されることになる。
その後、端末bからフレームがネットワークに出されると、アドレス学習テーブル5に端末bに関するエントリが登録される。このとき、スイッチングハブSWAにはポートP2にフレームが到着するので、アドレス学習テーブル5にMACアドレスbとポートP2の組が登録される(状態T4)。
次に、転送先振り替えテーブル2の変更方法について説明する。まず、スイッチングハブ1が初めて電源を投入されたとき、もしくは毎回電源を投入されたとき、転送先振り替えテーブル2には初期値がデフォルトで設定されるものとする。その初期値は、転送先ポートP1に対して振り替えポートP1、転送先ポートP2に対して振り替えポートP2、転送先ポートP3に対して振り替えポートP3というように、結果的に振り替えをしないのと等価な結果が生じるような内容にしておく。
管理者より明示的にポートの冗長化がなされた場合は、同時に転送先振り替えテーブル2の変更が行われる。すなわち、互いに冗長な複数のポートのうち、ひとつが有効ポートに設定されると、振り替えポートがその有効ポートに対応する無効ポートになっているところは全て有効ポートに書き替えられる。
また、同一MACアドレスに対して複数のポートが対応しているかどうか、アドレス学習テーブル5の検索を行い、該当する複数のポートが発見されれば、それらは冗長であるから、随時、転送先振り替えテーブル2を変更していくことになる。このときの検索処理は、フレームの転送先ポートを求めて行う通常の検索処理とは別途に行うことで、スイッチング性能には影響が及ばないようにすることができる。
次に、転送先振り替えテーブル2の実装場所について説明する。
転送先振り替えテーブル2は、アドレス学習テーブル5を実装しているメモリLSIの中にアドレス学習テーブル5と一緒に実装することも可能である。しかし、アドレス学習テーブル5に登録されるエントリの数は膨大であり、アドレス学習テーブル5のエントリ検索や変更の処理はエントリの数が多くなるほど負荷が高くなる。つまり、このメモリLSIの負荷は高い。そこで、アドレス学習テーブル5を実装しているメモリLSIとは異なるメモリLSIに転送先振り替えテーブル2を実装することで、アドレス学習テーブル5を実装しているメモリLSIへの負荷が増えないようにするとよい。
1 スイッチングハブ
2 転送先振り替えテーブル
3 転送制御部
4 スイッチング機構部
5 アドレス学習テーブル
2 転送先振り替えテーブル
3 転送制御部
4 スイッチング機構部
5 アドレス学習テーブル
Claims (3)
- フィルタリング機能を有するスイッチングハブにおいて、上記フィルタリング機能が求めた転送先のポートとは異なるポートを転送先に振り替える振り替え機能を備えたことを特徴とするスイッチングハブ。
- 複数のポートと、各ポートへの到着フレームに書かれている送信元アドレスによりポートごとに対応付けたアドレスを学習するアドレス学習テーブルとを有し、ポートへの到着フレームに書かれている宛先アドレスで上記アドレス学習テーブルを検索して転送先となるポートを求めるフィルタリング機能を有すると共に、共通した接続先がある複数のポートを検出して1つのポートだけを論理的に有効とし他のポートを論理的に無効とする冗長化プロトコルが搭載されたスイッチングハブにおいて、上記フィルタリング機能が求めた転送先のポートを上記冗長化プロトコルで有効又は無効とされたポートに振り替えるための転送先振り替えテーブルを有し、有効ポートに障害がないときは、上記フィルタリング機能が求めた転送先のポートを上記転送先振り替えテーブルによって有効ポートに振り替え、有効ポートに障害があることが検知されたとき以降は、上記フィルタリング機能が求めた転送先のポートを上記転送先振り替えテーブルによって無効ポートに振り替えるようにしたことを特徴とするスイッチングハブ。
- 上記転送先振り替えテーブルは、有効ポートに障害がないときは、転送先のポートが有効ポートであっても無効ポートであっても振り替え先のポートとして有効ポートを登録しており、有効ポートに障害があることが検知されたとき、振り替え先のポートに無効ポートを登録しなおすことを特徴とする請求項2記載のスイッチングハブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005378917A JP2007181049A (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | スイッチングハブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005378917A JP2007181049A (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | スイッチングハブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007181049A true JP2007181049A (ja) | 2007-07-12 |
Family
ID=38305718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005378917A Pending JP2007181049A (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | スイッチングハブ |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010161473A (ja) * | 2009-01-06 | 2010-07-22 | Nec Corp | 通信システム、管理計算機、スタックドスイッチ、フロー経路決定方法 |
US8325745B2 (en) | 2009-06-18 | 2012-12-04 | Alaxala Networks Corporation | Switch, network system and traffic movement method |
JP5682846B2 (ja) * | 2011-03-04 | 2015-03-11 | 日本電気株式会社 | ネットワークシステム、パケット処理方法、及び記憶媒体 |
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2005
- 2005-12-28 JP JP2005378917A patent/JP2007181049A/ja active Pending
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US8325745B2 (en) | 2009-06-18 | 2012-12-04 | Alaxala Networks Corporation | Switch, network system and traffic movement method |
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US9203758B2 (en) | 2011-03-04 | 2015-12-01 | Nec Corporation | Network system, packet processing method and recording medium |
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