JP2007178368A - 容器減容化装置及び試料採取・分析・容器減容化システム - Google Patents

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Abstract

【課題】放射性試料を扱う限られたスペース内で、簡易に且つ効率良く減容化することができる容器減容化装置及び試料採取・分析・容器減容化システムを提供する。
【解決手段】容器減容化装置10Aは、試料分析用の放射能に汚染された樹脂容器が挿入されるプレス筒12と、プレス筒12内を移動自在であり、前記樹脂容器を押圧する押圧部13と、該押圧部13により押圧される樹脂容器を受止めるプレス基部14とを具備してなり、押圧部13により樹脂容器を押圧して減容化容器16とする。
【選択図】 図1−3

Description

本発明は、放射能を含む試料の分析に供した樹脂容器を効率的に減容化することができる容器減容化装置及び試料採取・分析・容器減容化システムに関する。
例えば使用済核燃料の再処理設備において、燃料を溶解した液等を適宜分析する必要がある。このため、溶解している個所から分析を行う試料分析室まで分析用試料を搬送する必要があり、所謂気送搬送装置が用いられている。この気送搬送装置は、試料を入れた樹脂容器(「気送子」又は「気送ジャグ」ともいう)を用いて搬送するものであり、送給部と受給部とを気送管で繋いで所定個所間の授受を行っている。
この樹脂容器の一例を図7に示す。図7に示すように、気送用の容器1は、試料採取容器(ジャグ)2と、試料採取容器2を密閉するゴム栓3と、該ゴム栓3がなされた試料採取容器2を覆うカートリッジ4と、該カートリッジ4内に試料採取容器2を入れて閉塞する蓋5とから構成されている。
なお、試料採取容器2とカートリッジ4とが一体となっているものもある。
この樹脂容器は、現在そのまま密閉容器(例えばドラム缶等)において密閉され、長期保管がなされているが、減容化が計られていないので、その廃棄物量が大きく、費用削減のために減容化が求められている。すなわち、前記樹脂容器は大きさが外径約30mm×長さ約70mm程度のものであるが、サンプリング個所及び回数が多いので、500本/日の発生量となる。よって、10〜20万本/年の発生量となり、大きな貯蔵空間を要するようになる為、減容化が求められている。
その減容化には場所の制約上、大きな装置を導入することができないという問題がある。すなわち現在の試料分析室は2〜3m四方の周囲を鉛で遮蔽した遮蔽室となっており、この遮蔽室内で減容化を行うことが放射性物質である点から望ましい。
また、樹脂容器中に入っているものが放射性物質であるため、減容化に先立ち放射性物質を除去し、洗浄することも必要である。
また、雰囲気の温度上昇を避けるため、放熱を少量とすること、の制約がある。
減容化の方法としては、一般に(1)プレス方式、(2)切断方式、(3)溶融方式の三つの方法があるが、そのうち溶融は発熱が大きく、適用することは不可能である。
ここで、(1)のプレス方式では、樹脂容器をそのままプレスすると、圧力を解除した後、元の大きさに戻ろうとして減容比が稼げないという現象がある。
その対策として、一般的なプラスチックのプレス減容の提案では、例えばプラスチック容器内部に加熱空気を送り込み内部を溶融状態としてからプレスを行い、その後内部を接着させる方法(特許文献1)や、全体を過熱してプレスを行なう方法(特許文献2)等の提案がある。
特開平07−24432号公報 特開平07−68549号公報 特開2002−200433号公報
しかしながら、特許文献1、2の場合には、使用熱量が多い点や、放射性物質の洗浄について、なんら対策を行なわれていないので、直ちに適用することができない、という課題がある。
また、(2)の切断方式は、一般に多用されているが、放射能汚染されているものを切断すると、その汚染物を巻き込むため洗浄が必要である、という問題がある。
そこで、洗浄機構を組み込んだ切断機の提案がある(特許文献3)。この特許文献3で開示する切断機は、その切断機のホッパ上部に水のスプレーを設置している。この方法では、装置の大型化は避けられず、最も洗浄を行ないたい切断面に水が効率的に当たる工夫がなされていない。また切断システムは、切断機による切断の後に、搬送機で搬送して脱水機で脱水し、その後熱風乾燥機で乾燥するという工程からなり、そのことからも装置が大型化しているので、採用することができないという問題がある。
放射性試料を分析する試料分析室内という限られたスペース内で、周囲の温度上昇を抑えて減容化することができる減容装置の出現が切望されている。
本発明は、前記問題に鑑み、放射性試料を扱う限られたスペース内で、簡易に且つ効率良く減容化することができる容器減容化装置及び試料採取・分析・容器減容化システムを提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための本発明の第1の発明は、試料分析用の放射能に汚染された樹脂容器が挿入されるプレス筒と、プレス筒内を移動自在であり、前記樹脂容器を押圧する押圧部と、該押圧部により押圧される樹脂容器を受止めるプレス基部とを具備することを特徴とする容器減容化装置にある。
第2の発明は、第1の発明において、前記プレス筒内の樹脂容器を投入するシュート部をプレス筒開口部に着脱自在に有することを特徴とする容器減容化装置にある。
第3の発明は、第1又は2の発明において、前記プレス筒と前記プレス基部とが着脱自在であることを特徴とする容器減容化装置にある。
第4の発明は、第1乃至3のいずれか一つの発明において、前記プレス筒が、両端開放であると共に、筒の軸方向に沿って設けられたひんじ部と、前記ひんじ部により開閉自在の開閉胴部とを具備することを特徴とする容器減容化装置にある。
第5の発明は、第1乃至4のいずれか一つの発明において、前記プレス筒と前記プレス基部とのいずれか一方又は両方に加熱手段を有することを特徴とする容器減容化装置にある。
第6の発明は、試料分析用の放射能に汚染された樹脂容器が投入されるホッパ部と、該ホッパ部から投入される樹脂容器を破砕する破砕部と、前記破砕部で破砕された樹脂片を大きさにより分別するスクリーンと、前記スクリーンを通過した樹脂片を受ける受け部とを具備することを特徴とする容器減容化装置にある。
第7の発明は、第6の発明において、前記破砕部が回転式の破砕手段であることを特徴とする容器減容化装置にある。
第8の発明は、第6又は7の発明において、前記破砕部に洗浄手段を有することを特徴とする容器減容化装置にある。
第9の発明は、第6乃至8のいずれか一つの発明において、前記受け部の側面及び底面に破砕された樹脂片より小さい孔を有することを特徴とする容器減容化装置にある。
第10の発明は、第1乃至9のいずれか一つの発明において、前記容器減容化装置が遮蔽室内に設けられてなることを特徴とする容器減容化装置にある。
第11の発明は、試料採取部で採取した試料を充填した樹脂容器と、前記樹脂容器を気送搬送する送給部と気送管と受給部とを備えた気送搬送装置と、前記送給部を有する試料採取室と、前記受給部を有する試料分析室と、前記試料分析室と連通し、樹脂容器を減容化する容器減容化装置を有する容器減容化室とを具備することを特徴とする試料採取・分析・容器減容化システムにある。
第12の発明は、第11の発明において、前記樹脂容器を操作する遠隔操作用装置を有することを特徴とする試料採取・分析・容器減容化システムにある。
第13の発明は、第11の発明において、前記試料分析室と樹脂容器減容化室とが一体であることを特徴とする試料採取・分析・容器減容化システムにある。
第14の発明は、第11乃至13のいずれか一つの発明において、前記容器減容化室内に第11乃至9のいずれか一つの容器減容化装置を有することを特徴とする試料採取・分析・容器減容化システムにある。
第15の発明は、第11乃至14のいずれか一つの発明において、前記樹脂容器を洗浄する洗浄手段を試料分析室又は容器減容化室に設けてなることを特徴とする試料採取・分析・容器減容化システムにある。
本発明によれば、放射性物質を扱う室内の限られたスペース内で、周囲の温度上昇を抑えて減容化することができる。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
本発明による実施例1に係る容器減容化装置について、図面を参照して説明する。
図1−1〜図1−3は、実施例1に係る容器減容化装置を示す概略図である。
図1−1〜図1−3に示すように、本実施例に係る容器減容化装置10Aは、試料分析用の放射能に汚染された樹脂容器11が挿入されるプレス筒12と、プレス筒12内を移動自在であり、前記樹脂容器11を押圧する押圧部13と、該押圧部13により押圧される樹脂容器11を受止めるプレス基部14とを具備するものである。
また、本実施例では、プレス筒12の一端の開口部12aに樹脂容器11のプレス筒12内への投入を容易とするシュート部15が着脱自在に設けられている。
前記プレス筒12は樹脂容器11の大きさよりもやや大きいものとして、樹脂容器が投入された場合のプレス筒12内への装着を容易としている。
この樹脂容器11の操作は遠隔操作用のマニピュレータ、ロボットなどの人工手等のマジックハンドMにより操作するようにしている。
本実施例では、図1−1に示すように、当初においては、プレス筒12はその軸方向が鉛直方向に正立した状態において樹脂容器11を投入しているが、その後90度傾け、図1−2に示すように、押圧部13を挿入するようにしている。ここで、プレス筒12を90度傾けるのは、先ず、鉛直軸方向にプレス筒12を設置することで樹脂容器11をプレス筒12内に自重により落下させることができるので好ましく、プレスした後には、後述するように減容化容器16の排出を自重による落下を容易とするためである。
そして、押圧部13で樹脂容器11の押圧を完了した後、図1−3に示すように、プレス基部14をプレス筒12から離し、減容化した減容化容器16をプレス筒12の他端部12bから排出し、受け部17に落下させるようにしている。尚、プレス基部14にはガス抜きの孔が開いていてもよい。
本実施例によれば、簡易な構造のプレス装置により樹脂容器11を効率良く減容化することができる。
また、図2に示すように、前記プレス筒12と前記プレス基部14とのいずれか一方又は両方に、例えばヒータ等の加熱手段18を有するようにして、樹脂容器を軟化させて減容化を容易としてもよい。
また、軟化させた後においては、プレス筒内に図示しない通路から冷却空気を導入して、樹脂のスプリングバックを防止し、減容化率を更に向上するようにしてもよい。例えば、プレス筒12の図2のプレス基部14に近い部位に孔を開けておき、加熱プレス後、ヒーターを切って該孔から冷却空気を入れてもよい。
本発明による実施例2に係る容器減容化装置について、図面を参照して説明する。
次に、前記容器減容化装置10Aを用いた試料採取・分析・容器減容化システムの概略を図3に示す。
図3に示すように、試料採取・分析・容器減容化システム100は、試料採取室101で採取した試料Sを充填した樹脂容器11と、前記樹脂容器11を気送搬送する送給部102−1と気送管102−2と受給部102−3とを備えた気送搬送装置102と、前記送給部102−1を有する試料採取室101と、前記受給部102−3を有する試料分析室103と、前記試料分析室103と連通通路104を介して連通してなり、樹脂容器11を減容化する容器減容化装置105Aを有する容器減容化室105とを具備するものである。
前記気送搬送装置102により、試料採取室101で採取した試料が充填された樹脂容器11が、送給部102−1から気送管102−2を介して搬送され、試料分析室103内の受給部102−3にて受給される。そして、図示しないマジックハンド等により試料の分析を行った後、ゴム栓3をゴム栓受け部106に投入すると共に、廃棄試料WSを廃棄試料受け部107内に廃棄するようにしている。
その後、図示しない洗浄装置により洗浄を行い、マジックハンド等により連通通路104を介して容器減容化室105に送られる。
前記容器減容化室105に送られた樹脂容器11は、例えば図1に示したような容器減容化装置10Aにより減容化を行い、減容化容器16は外部に排出され、密閉容器110に密閉されて長期保管がなされる。
ここで、前記試料採取室101、前記試料分析室103及び前記容器減容化室105は放射能を遮蔽する材料である例えば鉛(Pb)等からなる遮蔽構造となっており、通路には遮蔽構造の開閉扉103a、105aが設けられている。
図4は試料分析室103に設置される樹脂容器洗浄装置の一例である。
図4に示すように、樹脂容器洗浄装置30は、底部に開口31aを有する樹脂容器11が投入される洗浄筒31と、洗浄筒31の開口部31bを閉塞する蓋部32と、樹脂容器11内に洗浄剤33を噴射する洗浄管34と、前記開口31aと連通する洗浄廃液35を排出する排出管36とから構成されている。水圧が低くてもよい場合には、蓋部32はなくてもよい。
本実施例では、樹脂容器11の開口部11aを下方に向けて、洗浄を行うようにしているので、樹脂容器11内面に洗浄廃液が付着して残ることがなく、再汚染を防止することができる。
本実施例では、洗浄剤33としては例えば純水を挙げることができる。
洗浄に先立って樹脂容器11内の試料は廃棄試料受け部107内に廃棄試料WSとして廃棄するようにしている。
前記樹脂容器洗浄装置30は洗浄装置として独立してもよく、また、図1に示したようなプレス筒と合体し、プレス筒12と洗浄筒31とを同じ筒で行い、洗浄及びプレスを連続して行うように改変してもよい。例えば、図1−1のプレス基部14は孔を開けたものとし、図4に示されるような洗浄管34を入れた態様として、洗浄剤により洗浄し、落下する廃液は下に敷いた受けざら等で受けてもよい。そして、洗浄後に、前記洗浄管34を外し、プレスを行うようにしてもよい。
本実施例によれば、試料採取室で採取した試料を分析した後の樹脂容器の減容化を効率的に行うことができる。
本実施例では試料分析室103と容器減容化室105とを連通通路104を介して連結しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、両者を一体とするようにしてもよい。
但し、両者を一体とした場合に、容器減容化装置10Aが設置される結果、試料分析精度の低下が発生するような場合等には、両者を分離することが望ましい。
本発明による実施例3に係る容器減容化装置について、図面を参照して説明する。
図5−1及び図5−2は、実施例3に係る容器減容化装置を示す概略図である。
図5−1及び図5−2に示すように、本実施例の容器減容化装置10Bは、実施例1の容器減容化装置10Aにおいて、前記プレス筒が、両端開放であると共に、筒の軸方向に沿って設けられたひんじ部20と、前記ひんじ部20により開閉自在の胴部21−1,21−2からなる開閉自在プレス筒21とを具備するものである。
そして、樹脂容器11を押圧部13により押圧した後は、図5−2に示すように、胴部21−1、21−2を左右に開閉し、減容化容器16の落下を更に容易となるようにしている。
本実施例によれば、実施例1のプレス筒12よりも減容化容器16の排出が容易となり、処理効率の向上を図ることができる。
本発明による実施例4に係る容器減容化装置について、図面を参照して説明する。
図6−1及び図6−2は、実施例4に係る容器減容化装置を示す概略図である。
図6−1、6−2に示すように、容器減容化装置10Cは、試料分析用の放射能に汚染された樹脂容器11を投入するホッパ部41と、該ホッパ部41から投入される樹脂容器11を破砕する破砕部42と、前記破砕部42で破砕された樹脂片43を大きさにより分別するスクリーン44と、前記スクリーン44を通過した樹脂片43を受ける受け部45とを具備する。尚、スクリーンは乾燥や水切り等に対し、所望の大きさの樹脂片を得られる様、交換可能な態様であってもよい。
また、本実施例では、前記破砕部42は、例えば破砕部本体51内に設けた回転されるロータ52に複数(本実施例では3本)の回転刃53を設けてなり、破砕部本体51の内側の所定個所に複数(本実施例では4箇所)の固定刃54を設けてなるものである。よって、自由落下した樹脂容器42がロータ52の回転によって回転刃53と固定刃54との切断作用によりねじ切られ、破砕されることになる。
また、本実施例では、回転刃53及びロータ52の所定個所から洗浄剤を噴射するノズル55を設けており、該ノズル55から洗浄剤を噴射して破砕工程において樹脂片43を洗浄するようにしている。
この洗浄により、放射能による刃の汚染防止及び破砕片43の汚染防止を図るようにしている。
さらに、回転する際に洗浄することにより、温度の上昇を防止することができる。
本実施例では、前記回転刃53及びロータ52の所定個所から洗浄剤を噴射するノズル55を設けているが、本発明はこれに限定されず、いずれか一方からのみ洗浄剤を噴射するようにしてもよい。
そして、本実施例では、図6−1に示すように、洗浄剤が付着した樹脂片43はジェット気流56により液体を払い落として、受け部45で回収するようにしている。
このため、樹脂片の乾燥が必要な場合には、破砕部本体の下部開口51aの下方には水切り用の例えば網状の受け部45とし、前記受け部45の側面に破砕された樹脂片43より小さい乾燥気流であるジェット気流56を通す孔を有すると共に、その底面に破砕された樹脂片43より小さく、液が通過可能な孔を有するようにしている。そして、吹き飛ばして落下した洗浄水は水受け部46により捕集するようにしている。なお、前記受け部45は、網又は籠状のものに限定されるものではなく、容器に孔を穿設させるようにしてもよい。
また、ジェット気流56を用いることなく、重力により洗浄水を落下させるようにしてもよい。この場合には、受け部45は例えばざるのようなものとしてもよい。
本実施例ではジェット気流56により水切りを行っているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば遠心方式により水切りを行うようにしてもよい。
本実施例によれば、樹脂容器11を破砕部42により破砕することで減容化することができ、プレス圧縮よりもさらに減容化率を向上させることができる。
以上のように、本発明に係る樹脂容器減容化装置は、簡易な構造のプレス装置により樹脂容器を効率良く減容化することができ、放射性廃棄物である樹脂容器の減容化に寄与する。
実施例1に係る樹脂容器減容化装置の概略図である。 実施例1に係る樹脂容器減容化装置の概略図である。 実施例1に係る樹脂容器減容化装置の概略図である。 実施例1に係る他の樹脂容器減容化装置の概略図である。 実施例2に係る試料採取・分析・容器減容化システムの概略図である。 実施例2に係る容器洗浄装置の概略図である。 実施例3に係る他の樹脂容器減容化装置の斜視概略図である。 実施例3に係る他の樹脂容器減容化装置の概略図である。 実施例4に係る他の樹脂容器減容化装置の概略図である。 実施例4に係る他の樹脂容器減容化装置の粉砕部の概略図である。 樹脂容器の概略図である。
符号の説明
10A〜10C 容器減容化装置
11 樹脂容器
12 プレス筒
13 押圧部
14 プレス基部
15 シュート部
16 減容化容器

Claims (15)

  1. 試料分析用の放射能に汚染された樹脂容器が挿入されるプレス筒と、プレス筒内を移動自在であり、前記樹脂容器を押圧する押圧部と、該押圧部により押圧される樹脂容器を受止めるプレス基部とを具備することを特徴とする容器減容化装置。
  2. 請求項1において、
    前記プレス筒内の樹脂容器を投入するシュート部をプレス筒開口部に着脱自在に有することを特徴とする容器減容化装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記プレス筒と前記プレス基部とが着脱自在であることを特徴とする容器減容化装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一つにおいて、
    前記プレス筒が、両端開放であると共に、
    筒の軸方向に沿って設けられたひんじ部と、
    前記ひんじ部により開閉自在の開閉胴部とを具備することを特徴とする容器減容化装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一つにおいて、
    前記プレス筒と前記プレス基部とのいずれか一方又は両方に加熱手段を有することを特徴とする容器減容化装置。
  6. 試料分析用の放射能に汚染された樹脂容器が投入されるホッパ部と、
    該ホッパ部から投入される樹脂容器を破砕する破砕部と、
    前記破砕部で破砕された樹脂片を大きさにより分別するスクリーンと、
    前記スクリーンを通過した樹脂片を受ける受け部とを具備することを特徴とする容器減容化装置。
  7. 請求項6において、
    前記破砕部が回転式の破砕手段であることを特徴とする容器減容化装置。
  8. 請求項6又は7において、
    前記破砕部に洗浄手段を有することを特徴とする容器減容化装置。
  9. 請求項6乃至8のいずれか一つにおいて、
    前記受け部の側面及び底面に破砕された樹脂片より小さい孔を有することを特徴とする容器減容化装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一つにおいて、
    前記容器減容化装置が遮蔽室内に設けられてなることを特徴とする容器減容化装置。
  11. 試料採取部で採取した試料を充填した樹脂容器と、
    前記樹脂容器を気送搬送する送給部と気送管と受給部とを備えた気送搬送装置と、
    前記送給部を有する試料採取室と、
    前記受給部を有する試料分析室と、
    前記試料分析室と連通し、樹脂容器を減容化する容器減容化装置を有する容器減容化室とを具備することを特徴とする試料採取・分析・容器減容化システム。
  12. 請求項11において、
    前記樹脂容器を操作する遠隔操作用装置を有することを特徴とする試料採取・分析・容器減容化システム。
  13. 請求項11において、
    前記試料分析室と樹脂容器減容化室とが一体であることを特徴とする試料採取・分析・容器減容化システム。
  14. 請求項11乃至13のいずれか一つにおいて、
    前記容器減容化室内に請求項1乃至9のいずれか一つの容器減容化装置を有することを特徴とする試料採取・分析・容器減容化システム。
  15. 請求項11乃至14のいずれか一つにおいて、
    前記樹脂容器を洗浄する洗浄手段を試料分析室又は容器減容化室に設けてなることを特徴とする試料採取・分析・容器減容化システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102595607B1 (ko) * 2022-11-30 2023-11-21 김다빈 페트병 자동 압축기

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