JP2007175658A - Energy saving type garbage disposer - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、学校、病院、ホテル、企業などの食堂や、食品工場、飲食店、弁当、給食、食材店などから廃棄される有機性廃棄物、いわゆる野菜や残飯などの生ごみを自動的に乾燥させて減量化、減容化する省エネルギーの生ごみ処理装置に関する。 The present invention automatically treats organic waste, so-called vegetables, leftover food, etc., discarded from restaurants, schools, hospitals, hotels, companies, etc., food factories, restaurants, lunch boxes, school lunches, food stores, etc. The present invention relates to an energy-saving garbage processing device that is reduced in weight and volume by drying.
図7は従来の生ゴミ処理装置の構成を示す斜視図であり、図8はその反対方向からの斜視図である。図7に示すように、生ごみ処理装置101は、下部が半円筒102で上部が直方体状の形状を有し、この半円筒102の中心に、直方体103の上部に設けられた投入口104から生ごみを投入して攪拌して直接乾燥するために、電動機120(図8参照)により駆動される。また、複数の攪拌棒105を取り付けた回転軸106を設けた攪拌装置107を備え、第一乾燥室108を備えている。また、生ごみ処理装置101は、この第一乾燥室108に連通しており、下部が前記半円筒102と同心円である円筒状の形状を有し、この円筒109の中心に前記回転軸106が延在しており、第一乾燥室108で処理した後の乾燥生ごみを攪拌搬送して排出口110から外部に排出するために、螺旋状に連続したスクリュー形状の翼から成る攪拌排出手段111を回転軸106に取り付けた第二乾燥室112を備えている。
FIG. 7 is a perspective view showing the configuration of a conventional garbage disposal apparatus, and FIG. 8 is a perspective view from the opposite direction. As shown in FIG. 7, the
図8に示すように、従来の生ゴミ処理装置101は、燃焼装置115、送風機117、電動機120を運転すると、生ゴミ処理装置101の外部から送風機117により生ゴミ処理装置101内に取り入れられる空気は、生ゴミ処理装置101内に設置される熱交換器118に送られて、燃焼装置115からの燃焼ガスにより熱交換されて直接乾燥用空気供給通路113から第一乾燥室108内に供給されて、生ゴミ処理乾燥用の熱源の空気になる。図7に示すように、第一乾燥室108内へ送風された高温の空気は、矢印αで示す方向に回転する攪拌装置107により攪拌、粉砕されている生ごみと接触することにより、生ごみを直接的に乾燥する。
As shown in FIG. 8, when the conventional
このように、第一乾燥室108内での生ごみの乾燥処理が終わった後、図7に示すように、回転軸106を矢印βで示す方向に逆転させると、乾燥生ごみは攪拌棒105の作用により第一乾燥室108から第二乾燥室112に搬送されながら攪拌され、そして、攪拌排出手段111の作用により第二乾燥室112内で攪拌されながら搬送され、排出口110から排出される(たとえば、特許文献1参照)。
しかしながら、図7に示すように、従来の生ゴミ処理装置101は、上部が直方体103で、下部が半円筒102で形成され、その中央に攪拌棒105を設けた回転軸106方式では、攪拌棒105を回転させ、生ゴミの乾燥が進むと、ゴミが細かくなって行き、固く締まって攪拌に要する力が大きくなり、より強力な電動機が必要となり生ゴミ処理機は強固な機構が必要で、同時に電力消費量も増える。また、従来のような槽を成す形体の装置では熱風にさらされた部分のゴミは乾燥するが、ゴミ全体に熱を伝えにくく、乾燥に時間が掛かるという問題があった。
However, as shown in FIG. 7, the conventional
そこで、本発明は、このような問題点を解消するため創案されたもので、振動棒を備え、回転部を適度に回転させて固まりができることがなく生ごみは解(ほぐ)れ、生ごみの乾燥時間が短縮できて減量化、減容化ができる生ごみ処理装置を提供することを課題とする。 Therefore, the present invention was devised in order to solve such problems, and is provided with a vibrating rod, and the rotating part is appropriately rotated so that it does not form a lump, so that the garbage is unraveled (unraveled). It is an object of the present invention to provide a garbage disposal apparatus that can shorten the drying time of garbage and reduce the volume and volume.
請求項1に係る発明は、省エネの生ごみ処理装置(10)であって、基台(1)と、前記基台(1)に両端が回転自在に軸支され、正面の面板(3)に生ごみの投入口(3a)、または、排出口(3b)が設けられた回転ドラム(2)と、前記回転ドラム(2)の他方の端面中央に設けられ、振動によって生ごみが固まらないようにほぐす複数の振動棒(4)と、前記回転ドラム(2)の内周面に設けられ、生ごみをさばく複数のさばき板(5)と、前記面板(3)に設けられ、生ごみを乾燥させる熱風ファン(6)と、前記回転ドラム(2)を回転させる駆動手段(7)と、を備えたことを特徴とする。
The invention according to
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の省エネの生ごみ処理装置(10)であって、前記複数の振動棒(4)は、前記回転ドラム(2)の端面中央に設けられ振動板(4a)に固定され、この振動板(4a)を振動させる振動発生器(4b)を接続したことを特徴とする。
The invention according to
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の省エネの生ごみ処理装置であって、前記面板(3)に設けられた生ごみの前記投入口(3a)から生ごみを投入する際は、前記回転ドラム(2)の後を下げて傾けると共に、生ごみの前記排出口(3b)から生ごみを排出する際は、前記回転ドラム(2)の前を下げて傾けることを特徴とする。
The invention according to
請求項4に係る発明は、請求項1に記載の省エネの生ごみ処理装置(10)であって、前記回転ドラム(2)の前記面板(3)の前端軸(3d)には、電気機器へ電気を供給するスリップリング(8a)を設けたことを特徴とする。
The invention according to claim 4 is the energy-saving garbage processing device (10) according to
請求項5に係る発明は、請求項1に記載の省エネの生ごみ処理装置(10)であって、前記回転ドラム(2)の後端面(2b)に、生ごみを切断するカッター(9)を設けたことを特徴とする。
The invention according to
請求項6に係る発明は、請求項1に記載の省エネの生ごみ処理装置(10)であって、前記回転ドラム(2)と前記振動板(4)との間には、前記振動板(4)からの振動を遮断する複数の振動吸収部材(4c)を設けたことを特徴とする。
The invention according to
請求項1に係る発明によれば、基台と、基台に両端が回転自在に軸支され、正面の面板に生ごみの投入口、または、排出口が設けられた回転ドラムと、前記回転ドラムの他方の端面中央に設けられ、振動によって生ごみが固まらないようにほぐす複数の振動棒と、前記回転ドラムの内周面に設けられ、生ごみをさばく複数のさばき板と、前記面板に設けられ、生ごみを乾燥させる熱風ファンと、前記回転ドラムを回転させる駆動手段と、を備えたことにより、回転部であるドラムを回転させればさせるほど、固まりができることがまったくなく、さらに、生ごみは解(ほぐ)れるので、生ごみの乾燥時間を短縮できることから、省エネができて、減量化、減容化ができる生ごみ処理装置を提供することできる。 According to the first aspect of the present invention, the base, the rotary drum whose both ends are pivotally supported by the base, and the front face plate is provided with a garbage inlet or outlet, and the rotation Provided in the center of the other end surface of the drum, a plurality of vibrating bars for loosening the garbage so as not to harden due to vibration, a plurality of dust plates provided on the inner peripheral surface of the rotating drum for handling the garbage, and the face plate By providing a hot air fan for drying garbage and a driving means for rotating the rotating drum, the more the drum that is the rotating part is rotated, the more the mass is not formed, Since the garbage is unraveled, the drying time of the garbage can be shortened, so that it is possible to provide a garbage disposal apparatus that can save energy, reduce the volume, and reduce the volume.
請求項2に係る発明によれば、複数の振動棒は、回転ドラムの端面中央に設けられ振動板に固定され、この振動板を振動させる振動発生器を接続したことにより、固まり始めた生ごみは、振動棒の振動によって解(ほぐ)すことができるので、生ごみの乾燥時間を短縮できる。 According to the second aspect of the present invention, the plurality of vibrating bars are disposed at the center of the end surface of the rotary drum, fixed to the diaphragm, and connected to the vibration generator that vibrates the diaphragm. Can be unraveled by the vibration of the vibrating rod, so that the drying time of garbage can be shortened.
請求項3に係る発明によれば、面板に設けられた生ごみの投入口から生ごみを投入する際は、回転ドラムの後を下げて傾けると共に、生ごみの排出口から生ごみを排出する際は、回転ドラムの前を下げて傾けることにより、生ごみを投入では、振動棒の上部に早く到達させることができるため、振動棒の振動によって生ごみを解(ほぐ)すことができる。また、生ごみの排出では、回転ドラムから早く機外へ排出させることができる。 According to the third aspect of the present invention, when the garbage is introduced from the garbage inlet provided in the face plate, the rear side of the rotating drum is tilted downward and the garbage is discharged from the garbage outlet. At this time, by lowering the front of the rotating drum and tilting it, it is possible to quickly reach the upper part of the vibrating rod when throwing in the garbage, so that the garbage can be unwound (unraveled) by the vibration of the vibrating rod. . In addition, the garbage can be quickly discharged from the rotating drum to the outside of the machine.
請求項4に係る発明によれば、回転ドラムの面板の前端軸には、電気機器へ電気を供給するスリップリングを設けたことにより、モータや熱風ヒーターなどの電気機器がドラムと一緒に回転しても電線がねじれることがなく、モータを回転させることができる。 According to the invention of claim 4, the front end shaft of the face plate of the rotating drum is provided with a slip ring for supplying electricity to the electric device, so that the electric device such as a motor or a hot air heater rotates together with the drum. However, the electric wire is not twisted and the motor can be rotated.
請求項5に係る発明によれば、回転ドラムの後端面に、生ごみを切断するカッターを設けたことにより、長さのある長い生ごみをこのカッターによって切断することができるため、長さの短い生ごみ処理ができる。
According to the invention which concerns on
請求項6に係る発明によれば、回転ドラムと振動板との間には、この振動板からの振動を遮断する複数の振動吸収部材を設けたことにより、電装、制御機器や騒音軽減など装置全体への振動による悪影響を防止することができる。 According to the sixth aspect of the present invention, a plurality of vibration absorbing members that block vibrations from the diaphragm are provided between the rotating drum and the diaphragm, so that an electrical equipment, a control device, a noise reduction device, and the like are provided. The bad influence by the vibration to the whole can be prevented.
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の省エネの生ごみ処理装置の外観を示し、図1の(a)は背面図、図1の(b)は左側面図、図1の(c)は正面図である。
図1に示すように、化粧カバー11は、二点鎖線で回転ドラム2を覆うように設けられているが、この図では、この化粧カバー11を取り除いた形に図示されている。図1の(b)に示すように、基台1は、回転ドラム2の両端を支持し、フレーム構成のベースである。回転ドラム2は円筒形状で横置きになり、この基台1に支持されている。また、回転ドラム2の後端面2bは密閉状態で閉鎖されており、前端面2aは摺動可能な面板3(図1(c)参照)によって密閉状態が保持されている。また、回転ドラム2の前側の前端面2aの下部には、ローラ1a(図3(a)参照)が配置されて回転可能に支持されている。また、面板3から前端軸3cが突設され、この前端軸3c(図4参照)にはモータ等に電気を送る回転電極8が設けられ、また、ベアリング3jによって軸支されている。
図1の(c)に示すように、正面の前側には、回転ドラム2の右外周部がローラ1a、1a…によって回転自在に軸支されている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 shows the appearance of an energy-saving garbage processing apparatus according to the present invention. FIG. 1 (a) is a rear view, FIG. 1 (b) is a left side view, and FIG. 1 (c) is a front view. .
As shown in FIG. 1, the
As shown in FIG. 1C, the right outer peripheral portion of the
図1の(b)に示すように、この後端面2bには、回転ドラム2を所定の速度で回転させる駆動手段7が配置されている。駆動手段7は後記するように、減速装置付モータ7aを駆動源としており、大径ホイール7cの後方へ後端軸2d(図3(a)参照)が突設している。また、後端軸2dにも、後端面2bに配置された振動発生器4bのモータ等に電気を送る回転電極8が設けられ、大径ホイール7cから突設された後端軸2dはベアリングによって回転自在に軸支されている。
As shown in FIG. 1B, a driving means 7 for rotating the
図1の(c)に示すように、正面の面板3の上部には生ごみの投入口3aが設けられている。この面板3は、回り止めをする位置決めピン3dによって基台1に固定されているため、回転ドラム2の回転には同期回転しない。したがって、回転ドラム2が回転しても位置決めピン3dによってこの面板3は回転せず、生ごみの投入口3aはこの位置に留まる。
As shown in FIG. 1 (c), a
図2は、図1の(c)のもう一つの実施形態である排出口を示す正面図であり、図2の(a)は左側面図、図2の(b)は正面図である。図1の(b)、(c)との相違点は、生ごみの投入口3a(図1(c)参照)が上部位置から180度反転して下部位置に移動されており、生ごみの投入口3aが生ごみの排出口3bに置き換わる点である。このように、回り止めの位置決めピン3dによって反転させ、基台1に固定されるため、回転ドラム2が逆回転したとしてもこの面板3は回転せず、生ごみの排出口3bはこの位置に留まる。
FIG. 2 is a front view showing a discharge port which is another embodiment of FIG. 1C, FIG. 2A is a left side view, and FIG. 2B is a front view. 1 (b) and (c) is different from the
次に、図3の(a)は、図1の(c)に示すA−A線の拡大断面図、図3の(b)は、図3の(a)に示すB−B線の断面図である。
振動棒4は図3の(a)に示すように、回転ドラム2の後端面2bの中央部に配置されている。振動棒4は振動板4aに固定されている。図3の(b)に示すように、振動棒4は外周寄りに、たとえば、12本の振動棒4が配置されている。また、振動板4aには振動発生器4bが固定されており、この振動発生器4bが起動すると、振動板4aに伝達し、この振動板4aからの振動が12本の振動棒4に伝達する。その結果、振動棒4の上部に落下した生ごみは回転ドラム2の下部まで落下するまでの滞空時間が長く、乾燥には有利な条件が実現されている。
3A is an enlarged cross-sectional view taken along the line AA shown in FIG. 1C, and FIG. 3B is a cross-sectional view taken along the line BB shown in FIG. FIG.
As shown in FIG. 3A, the vibrating bar 4 is disposed at the center of the
さばき板5は回転ドラム2の内周面に配置され、螺旋状に6枚配置されている。回転ドラム2が回転すると、生ごみはさばき板5の働きで後端面側に集められ、回転ドラム2の回転によって生ごみは振動棒4の上部から落下する。さらに、中央部に設けられた複数の振動棒4,4…にひっかかり、振動棒4,4…の振動によってほぐされ、広げられた状態のところに熱風が当たり、ドラムの下部まで時間をかけて落下する。そのため、その間、熱風にさらされる時間が長いため、乾燥が促進される。このように、生ごみは振動棒4,4…によって、左右に広がり、決して固まりにならない状態が形成される。このため、生ごみの表面積が増大することから、乾燥の効率を飛躍的に高めることができる。
The separating
熱風ファン6は、振動棒4,4…の振動によって広げられた生ごみに、熱風を送り、生ごみを短時間で乾燥させるための乾燥器である。図2の(b)、図3の(a)に示すように、熱風ファン6は、ヒーター6aと、ファン6bと、ファン駆動用のモータ6cと、ベース6dから構成されている。図2の(b)に示すように、ベース6dは円盤状に形成されその中央にファン駆動用のモータ6cが配置され、面板3に固定されている。また、図3の(a)に示すように、この熱風ファン6による熱風は、振動棒4を通過する生ごみ、たとえば、水分90%以上の野菜を水分10%以下の野菜に早急に乾燥させるためのものである。熱風ファン6は、最大のエネルギー消費機器であるが、この乾燥時間を最小限度に短縮できたため、無駄がなく、熱効率が高く、省エネの生ごみ処理装置を実現している。
The
さらに、駆動手段7は、図3に示すように、回転ドラム2を回転させる駆動装置である。この駆動手段7は、基台1に固定された減速装置付モータ7aと、スプロケットギヤ7bと、大径ホイール7cとから構成されている。減速装置付モータ7aのモータシャフトには、ピニオンのスプロケットギヤ7bが固定され、このスプロケットギヤ7bは大径ホイール7cの外周に巻き付けて固定したチェーン7dと噛み合い、回転を減速させて伝達する。その結果、回転ドラム2の回転速度は、たとえば、3min−1で回転するようになっている。
なお、このスプロケットギヤ7bと大径ホイール7cとの組み合わせは、ピニオン歯車と大径歯車の組み合わせであってもよく、さらに、ベルト駆動、チェーン駆動、回転ドラム2に直接駆動ローラを押付ける摩擦駆動などでもよく、その他であってもよい。
Furthermore, the drive means 7 is a drive device which rotates the
The combination of the
補強リブ14は、図3の(a)に示すように、面板3の変形防止と投入口3a、または、排出口3b(図2参照)の支持枠を兼ねており、生ごみの投入と、生ごみの排出の際の生ごみの飛散防止用のガードも兼ねている。また、図6に示すように、回転ドラム2の後端面2bの補強に、補強リブ14を設けている。
As shown in FIG. 3 (a), the reinforcing
カッター9は、図3の(a)(b)に示すように、回転ドラム2の後端面の一箇所に設けられており、回転刃9aと、固定刃9bと、モータ9cとから構成されている。このカッター9の回転により、大きな形状の生ごみを細かく刻んだり、粉砕等の切断を行う。
As shown in FIGS. 3 (a) and 3 (b), the
図4は図3の(a)に示すa部拡大図である。図4に示すように、回転電極8は、面板3に突設された中空の前端軸3cの根元に設けられている。回転電極8は円筒状の回転体である。回転電極8の外周のリング溝にはスリップリング8aが設けられている。このスリップリング8aは、ここでは、たとえば、5本、このリング溝に埋設されている。一方、このスリップリング8aに常時、接触する接触子8c,8c…は、同じ幅のカーボンブラシで形成されており、回転電極8が回転しても接触を維持する回転接点であり、電気的に接続する。そして、これらのスリップリング8aと接触子8cは、それぞれ回転ドラム2に固定された、たとえば、振動発生器4bのモータ、または、生ごみを乾燥させる熱風ファン6、または、生ごみを切断するカッター9のモータ等の電気機器に電気を供給する。
さらに、前端軸3cの先端部に設けられたロータリージョイント12は、回転ドラム2の内部の蒸気を前端軸3cの中空を通して排気させ、ホース13へ導くように中継する。
FIG. 4 is an enlarged view of a portion shown in FIG. As shown in FIG. 4, the
Further, the rotary joint 12 provided at the front end of the
図5は、図3の(a)に示すb部拡大図である。図5に示すように、基台1のフレームに固定されたステー1d,1dによってピン1eが保持され、このピン1eにローラ1aが挿通されて回転自在に支持されている。このローラ1aは、ローラフォロアであり、図1の(c)に示すように、左右に2個ずつの計4個で構成されている。また、このローラ1aは、回転ドラム2の外周縁2fに当接し、ローラ1a1個の負荷を分散している。
また、面板3には、複数のローラ3g,3g…(図2(b)参照)が固定されており、回転ドラム2の内周縁2gに当接し、面板3が回転ドラム2に対して回転自在に支持されている。さらに、回転ドラム2と面板3との間には、摺動部材2eが挟持されている。
FIG. 5 is an enlarged view of part b shown in FIG. As shown in FIG. 5, a pin 1e is held by stays 1d and 1d fixed to the frame of the
Further, a plurality of
図4に示すように、前記前端軸3cの先端に形成されたバネ座フランジ3kとスラスト軸受け3jとの間に設けられた複数のコイルバネ3f、3f…によって、隙間が生じないように付勢されている。ここでは、6個のコイルバネ3f、3f…が均等間隔に配置され、面板3の中央に突設した前端軸3cを前方に付勢し、図5に示すように、摺動部材2eを絶えず狭持している。
その結果、面板3を回転しないように基台1に固定した場合は、回転ドラム2は回転運動に支障なく摺動部材2eを摺動し、シール性も維持しながら回転する。摺動部材2eは低摩擦材であってもよいし、その他のシール材であっても構わない。
なお、この摺動部材2eは、回転ドラム2と面板3との間から生ごみや、蒸気、結露水等が漏れないように密着し、シール材の機能も発揮している。したがって、面板3は摩擦力により、回転ドラム2と共に回転させることもできる。
As shown in FIG. 4, a plurality of
As a result, when the
The sliding member 2e is in close contact with the
図6は、図3の(a)に示すc部拡大図である。図6に示すように、回転ドラム2の後端面2bにおいて、回転ドラム2と振動板4との間には、パッキン状のシール2hが挟持されている。シール2hは、回転ドラム2と振動板4aとの間から生ごみや、蒸気、結露水等が漏れないように防止している。また、回転ドラム2と振動板4aとの間には、振動板4aからの振動を遮断するように、複数の振動吸収部材4cが設けられている。これにより、振動発生器4にて発生した振動板4aからの振動は、回転ドラム2に一体に形成された大径ホイール7cへの振動を遮断するため、電装、制御機器や騒音軽減など装置全体への振動による悪影響を防止することができる。
なお、振動吸収部材4cは、本実施例では、ゴム製の防振ゴムとしたが、ゴムの材質は高分子の合成ゴム、天然ゴム等であってもよい。また、防振ゴムに代わるものとして、コイルバネやダンパなど、回転ドラム2と振動板4aとの間で振動が吸収できるものであれば、他の機械要素や防振方式であっても構わない。しかし、完璧には遮断しないで、多少の振動が回転ドラム2内のさばき板5に伝わる場合、さばき板5に付着した生ごみが下へすべり落ちやすくなるという効果もある。また、パッキン状のシール2hは、Oリングであるが、ダストシールであってもよいし、その他であっても構わない。
FIG. 6 is an enlarged view of a portion c shown in FIG. As shown in FIG. 6, a packing-like seal 2 h is sandwiched between the
In the present embodiment, the
以下、本発明の省エネの生ごみ処理装置の動作について、図面を参照して説明する。
図1の(c)に示すように、面板3に設けられたピン穴3eに基台1の上部に設けられた位置決めピン3dを固定する。図1の(b)に示すように、生ごみの投入口3aの取手3hを握り、手前に引いて投入口3aを開け、生ごみを投入する。生ごみを投入した後、投入口3aを閉め、タイマーを、たとえば、12時間にセットして起動釦を押すと、回転ドラム2が正(右)回転で毎分3回転の回転速度で回転し始める。そして、熱風ファン6が起動し、カッター9が旋回を開始する。また、羽根状のさばき板5が螺旋状にひねりを形成していることによって、投入した生ごみは、奥へ奥へと移動する。そして、生ごみは振動棒4が取り付けられた振動板4aとカッター9の配置された後端面2bの奥へとさばかれながら寄せられていく。
The operation of the energy-saving garbage disposal apparatus of the present invention will be described below with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1C, a
この時、図3の(a)にフロアラインFL−1を示すように、回転ドラム2の後を下げて傾斜させると、より効果的になる。また、傾斜させることにより、投入時の生ごみが熱風ファンを塞いだり、前端軸3cの中空穴を塞いだりすることを防止できる。本実施例においては、このような事態に備えてガード(図示せず)を装備しているため、傾斜せずに運転させてもよい。
At this time, as shown in the floor line FL-1 in FIG. 3A, it becomes more effective if the rear of the
生ごみは回転ドラム2の上部を回転しながらさばき板5が通過し、その際、さばき板5によってさばかれた生ごみが、図3の(b)に示すように、複数の振動棒4d、4e…の上に落下する。そうすると、生ごみは、複数の振動棒4d、4e…にひっかかり、振動棒4d、4e…の振動によって固まることなく広げられる。そして、今度は、複数の振動棒4f、4g…にひっかかり、振動棒4f、4g…の振動によって固まることなく広げられ、ドラムの下部に落下するが、生ごみはドラムの下部まで落下するまで、時間がかかる。この間、生ごみは熱風にさらさる。複数の振動棒4,4…の働きによって、熱風にさらされる時間が確保されるため、乾燥処理の熱風を効率よく生ごみに当てることができる。
このように、生ごみは振動棒4,4…の働きによって左右に広がり、固まりにならない状態が維持される。このため、生ごみの表面積が増大して乾燥効率が飛躍的に高まる。
The garbage is passed through the separating
In this way, the garbage spreads to the left and right by the action of the vibrating bars 4, 4. For this reason, the surface area of garbage increases and the drying efficiency increases dramatically.
つぎに、所定時間が経過してタイマーが切れ、回転ドラム2の回転が停止すると、パトライトが点滅して終了のシグナルを出す。図2に示すように、面板3の生ごみの投入口3aを180度反転させることにより、生ごみの投入口3aが生ごみの排出口3bと置き換わる。そして、面板3に設けられたピン穴3eに基台1の上部に設けられた位置決めピン3dを固定する。さらに、図2の(a)に示すように、キャスタ1bを中心して回転ドラム2を前へ傾け、生ごみ排出の起動釦を押すと、回転ドラム2は左回転して、フロアラインFL−2の傾斜によって、さばき板5の螺旋状のひねりによって、今度は生ごみが手前へ移動して、排出口3bから乾燥された生ごみが出てくる。
なお、乾燥とは水分10%まで減量化、減容化された生ゴミを言う。また、この後、一時貯蔵、または、家畜の飼料をして利用されるとともに、別途発酵させて、畑の堆肥としても利用される。本発明は乾燥能力が高く、従来品と異なり、木屑、専用の水分調節チップなどのゴミ以外の基材を混合させて処理する必要がないため、食材である物だけで処理生成物となり、家畜の飼料として利用することができる。
Next, when a predetermined time elapses and the timer expires and the rotation of the
Drying refers to garbage that has been reduced in volume to 10% moisture. Further, after that, it is temporarily stored or used as livestock feed, and is also fermented separately and used as field compost. The present invention has a high drying capacity, and unlike conventional products, it is not necessary to mix and process base materials other than trash such as wood chips and dedicated moisture control chips. Can be used as a feed.
なお、本発明はその技術思想の範囲内で種々の改造、変更が可能である。たとえば、生ごみの排出時、回転ドラム2を傾けない代わりに、回転ドラム2の回転数を、毎分3回転から毎分1回転に減らしてもよいし、その反対に増やし、乾燥された生ごみを取り易くしてもよく、毎分当たりの回転数を増やして基台1を傾けることなく水平のままにしてもよい。
また、基台1の下部フレームに設けた回転ドラム2を傾けるためのキャスタ1bは、生ゴミ処理装置10の重心付近に取り付けるとよく、このキャスタ1bを支点にすると、比較的に容易に傾き方向の変更ができる。さらに、フレーム前後端を浮かせれば、運搬用に利用することもできる。また、この基台1のフレームとは別のフレーム枠に回転ドラム2の傾斜用の支点軸を設けてもよい。
さらに、回転接点8は、ここでは、5本としたが、それ以上に増やしてもよいし、減らしても構わない。また、振動棒4は12本としたが、減らしてもよいし、それ以上に増やしても構わない。また、生ごみの種類、その内容によっては、この振動棒4の配置次第によって、生ごみを拡散させて落下させる効果があるため、振動棒4は、振動させなくてもよく、振動発生器4bのモータを停止してもよいし、取り外しても構わない。回転ドラム2は連続回転であってもよく、間欠回転であっても構わない。
The present invention can be variously modified and changed within the scope of the technical idea. For example, when the garbage is discharged, instead of tilting the
Further, the
Furthermore, although the number of the
1 基台
1a ローラ
1b キャスタ
1d ステー
1e ピン
2 回転ドラム
2a 前端面
2b 後端面
2d 後端軸
2e 摺動部材
2f 外周縁
2g 内周縁
2h シール
3 面板
3a 投入口
3b 排出口
3c 前端軸
3d 位置決めピン
3e ピン穴
3f コイルバネ
3g ローラ
3h 取手
3k バネ座フランジ
3j ベアリング
4,4d,4e,4f,4g 振動棒
4a 振動板
4b 振動発生器
4c 振動吸収部材
5 さばき板(羽根)
6 熱風ファン
7 駆動手段
7a モータ
7b スプロケットギヤ
7c 大径ホイール
7d チェーン
8 回転電極
8a スリップリング
8b ホルダ
8c 接触子
9 カッター
9a 回転刃
9b 固定刃
9c モータ
10 生ごみ処理装置
11 化粧カバー
12 ロータリージョイント
13 ホース
14 補強リブ
1
6 Hot-air fan 7 Driving means
Claims (6)
前記基台に両端が回転自在に軸支され、一方の正面の面板に生ごみの投入口、または、排出口が設けられた回転ドラムと、
前記回転ドラムの他方の端面に設けられ、振動によって生ごみが固まらないようにほぐす複数の振動棒と、
前記回転ドラムの内周面に設けられ、生ごみをさばく複数のさばき板と、
前記面板に設けられ、生ごみを乾燥させる熱風ファンと、
前記回転ドラムを回転させる駆動手段と、
を備えたことを特徴とする省エネの生ごみ処理装置。 The base,
Both ends of the base are rotatably supported by the base, and a rotary drum provided with a garbage input port or a discharge port on one front face plate, and
A plurality of vibrating rods provided on the other end face of the rotating drum and loosening the garbage so as not to harden by vibration;
Provided on the inner peripheral surface of the rotating drum, and a plurality of separator plates that handle garbage;
A hot air fan provided on the face plate for drying garbage;
Drive means for rotating the rotating drum;
An energy-saving garbage disposal device characterized by comprising
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005379574A JP2007175658A (en) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | Energy saving type garbage disposer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005379574A JP2007175658A (en) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | Energy saving type garbage disposer |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007175658A true JP2007175658A (en) | 2007-07-12 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
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- 2005-12-28 JP JP2005379574A patent/JP2007175658A/en active Pending
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