JP2007174840A - 回転子 - Google Patents

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JP2007174840A
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Junichi Sato
純一 佐藤
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Nidec Shibaura Corp
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Nidec Shibaura Corp
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Abstract

【課題】冷却効果を有する回転子を提供する。
【解決手段】回転軸28が貫通した回転子鉄心36の内部にマグネット40が収納された回転子26において、回転子鉄心36の両端部をモールド樹脂によってモールドしてカバー部42を形成し、このカバー部42の外周部に沿って径方向の溝44をモールドと同時に複数設け、この複数の溝44が回転時に羽根の効果を果たし、風を起こして回転子26を冷却する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ブラシレスDCモータ等のモータの回転子に関するものである。
従来のブラシレスモータ等のモータの回転子は、円形の鋼板を積層し回転子鉄心を形成し、この回転子鉄心内部にマグネットを挿入している。そして、このマグネットが回転子鉄心から抜脱しないようにするために、回転子鉄心の両側をモールド樹脂によってモールドしてカバー部を形成している(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−48829公報
上記のような回転子においては、モータが回転すると摩擦、エネルギー損失等によって回転子が発熱し高温となる。それに伴い、マグネットフラックスの低下等により、モータ特性が低下するという問題点がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、冷却効果を有する回転子を提供する。
請求項1に係る発明は、回転軸が貫通した回転子鉄心の内部に複数のマグネットが軸方向に収納された回転子において、前記回転子鉄心の両端部をモールド樹脂によってモールドしてカバー部を形成し、前記カバー部の外周部に沿って径方向の溝を前記モールドと同時に複数設けたことを特徴とする回転子である。
請求項2に係る発明は、前記溝を前記カバー部に等角度毎に設けたことを特徴とする請求項1記載の回転子である。
請求項3に係る発明は、前記回転子がブラシレスDCモータの回転子であることを特徴とする請求項1記載の回転子である。
本発明の回転子であると、カバー部に設けられた複数の溝が、羽根の役割を果たし、回転子が回転するとこの溝によって風が起こり回転子が冷却される。
以下、本発明の一実施形態のモールドモータ10について、図1、図2に基づいて説明する。このモールドモータ10は、ブラシレスDCモータである。
図1は、モールドモータ10の縦断面図である。
鋼板を積層した固定子鉄心12にプレモールドを施すことにより絶縁層14を形成し、この絶縁層14にコイル16が巻回されている。これによってリング状の固定子18が形成される。
固定子18の出力側の面には、ドーナツ状のプリント配線基板よりなる配線基板20が設けられている。この配線基板20は、絶縁層14によって構成された支持壁に支持されている。配線基板20には、モールドモータ10を駆動する電子部品が取り付けられている。このモールドモータ10は、ブラシレスDCモータであるため、インバータ回路、論理回路等の電子部品が取り付けられ、PWM制御を行っている。また、外周部にコネクタ42が取り付けられている。
上記のように配線基板20と固定子18とコネクタ42をモールド樹脂によって一体成形され、モータフレーム22が形成されている。このモータフレーム22は、円筒状であり、また、出力側の面には、金属製のブラケット24が一体に埋設されている。この出力側のブラケット24の内周側は、モータフレーム22から露出した状態となっている。
このモータフレーム22の内部に回転子26を回転自在に収納する。回転子26は、複数の鋼板を積層した円形の回転子鉄心36と、この回転子鉄心36の中心部を貫通した回転軸28を有している。また、回転軸28の外周にある軸方向の挿入孔に、4枚の板状のマグネット40がそれぞれ挿入されている。このマグネット40が回転子鉄心36から抜脱しないようにするために、回転子鉄心36の両端部にはモールド樹脂によってカバー部42,42が円板状にモールド成形されている。この円板状のカバー部42は、図2に示すように回転子鉄心36の外周部が内周側よりもリング状に突出し、その突出したリング状の外周部に複数の溝44が等角度毎に径方向に設けられている。このように外周部を突出させるのは、回転子26の回転のバランスを調整するためであり、溝44は後から説明するように羽根の役割をする。
回転軸28の両端にはそれぞれ止め輪46が取り付けられ、この止め輪46に、ボールベアリング30,32がそれぞれ固定される。
上記のようにして組み立てた回転子26をモータフレーム22内部に収納し、出力側のボールベアリング30を金属製のブラケット24に取り付ける。そして、反出力側のブラケット34を被せる。最後に、振動防止用のゴム38,40をそれぞれブラケット28,34の外側に取り付ける。
上記のようにして組み立てたモールドモータ10を回転させると、回転子26が高速で回転する。この場合にカバー部42の外周部に設けられた溝44が羽根の役割を果たし風を起こして、マグネットフラックスの低下等によるモータ特性の低下を防止することができる。
また、カバー部42の外周部をリング状に突出させることにより、回転子26の回転バランスを調整することができ、高速回転時にモールドモータ10の静音化を図ることができる。
本発明は上記各実施形態に限らず、その主旨を逸脱しない限り種々に変更することができる。
例えば、溝44の深さ及びその数は、回転子26の回転バランスが取れるように調整する。また、溝44を等角度毎でなく、回転バランスを取るために、不規則な角度で設けてもよい。
本発明は、エアーコンデショナーの室内機や室外機用のファンモータとして好適である。
本発明の一実施形態のモールドモータの縦断面図である。 回転子の斜視図である。 回転子の縦断面図である。
符号の説明
10 モールドモータ
18 固定子
22 モータフレーム
24 ブラケット
26 回転子
28 出力側の回転軸
29 反出力側の回転軸
30 ボールべアリング
32 ボールべアリング
34 ブラケット
36 回転子鉄心
40 マグネット
42 カバー部
44 溝
46 止め輪

Claims (3)

  1. 回転軸が貫通した回転子鉄心の内部に複数のマグネットが軸方向に収納された回転子において、
    前記回転子鉄心の両端部をモールド樹脂によってモールドしてカバー部を形成し、
    前記カバー部の外周部に沿って径方向の溝を前記モールドと同時に複数設けた
    ことを特徴とする回転子。
  2. 前記溝を前記カバー部に等角度毎に設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の回転子。
  3. 前記回転子がブラシレスDCモータの回転子である
    ことを特徴とする請求項1記載の回転子。
JP2005370956A 2005-12-22 2005-12-22 回転子 Pending JP2007174840A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8415843B2 (en) 2009-09-07 2013-04-09 Johnson Electric S.A. Brushless motor

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