JP2007174837A - 遠隔監視制御システム及びインターフェース装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】柔軟な施工設計、システム設計を可能としながら、様々なシーンでの強制制御を実現する。
【解決手段】通信ネットワーク網25に接続可能な接続インターフェース22を備え、通信ネットワーク網25を介した外部機器26からの要求に応じて、遠隔監視制御システムの強制制御状態への移行を要求する強制制御要求信号を信号線Lsを介して伝送ユニット10に送信するよう制御することで実現する。
【選択図】図1

Description

本発明は、時分割多重伝送方式によって伝送される所定の制御信号にて負荷を制御する遠隔監視制御システム及び遠隔監視制御システムに用いるインターフェース装置に関する。
負荷を制御する複数の制御端末器をそれぞれ一意に特定する固有のアドレスに対して、このアドレスを割り当てられた操作端末器のスイッチ操作に応じて、制御データを含む制御信号を多重伝送方式により送信することで、制御端末器に接続された負荷を制御する遠隔制御(遠隔監視制御)を行う遠隔監視制御システムが考案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この遠隔監視制御システムは、例えば、店舗や工場、倉庫などといった広い空間に設けられた負荷である複数の照明器具を集中制御することができる照明制御システムである。このような、照明制御システムは、複数の照明器具をワイヤレス送信器で自在に遠隔操作したり、複数の照明器具の点灯、非点灯を一括して制御することができるユーザ利便性の高い制御システムとなっている。
このような 制御システムにおいて、停電や火災発生時などの緊急時に、特定の負荷を他の端末器に優先して制御する強制制御を実行することができる手法が開示されている(例えば、特許文献2参照)。これにより、例えば、緊急時において避難路の照明装置を点灯又は点滅するように強制制御をすることで、建物内などにいる人達を安全な場所へ確実に誘導することができる。
また、図7に示すような接点入力方式の強制パターン保持ユニット101を、遠隔監視制御システムの信号線Lsに接続し、この強制制御を非常に簡単な構成で実現するようにした手法も考案されている。
図7に示す強制パターン保持ユニット101は、物理的に有限な複数の接点入力端子を備え、例えば、センサによる検知などにより接点がオン状態となったことに応じて、ローカルシステム100を統括的に制御する伝送ユニット102に対して強制制御状態への移行を要求する強制制御信号を出力する。
強制パターン保持ユニット101からの強制制御信号を受け取った伝送ユニット102は、オン状態とされた接点入力端子に対応する制御パターンにてローカルシステム100を制御すると共に、スイッチ端末器からの負荷に対する一切の操作要求を遮断するよう強制制御する。
特開平9−149478号公報 特開平7−336776号公報
このように、図7に示す強制パターン保持ユニット101は、非常に簡便な構成でありながら遠隔監視制御システムに対して強制制御を実現することができる。しかしながら、この強制パターン保持ユニット101は、接点入力方式であるために施工設計、システム設計上の柔軟性が乏しいという問題がある。
強制パターン保持ユニット101が有する強制制御状態へと移行するトリガーとなる接点入力端子は、それぞれ優先順位があり、例えば、複数ある接点入力端子が同時にオン状態となった場合には、この優先順位に応じて制御パターンが実行されることになる。そのため、強制パターン保持ユニット101を用いた場合、強制制御状態のレベルに応じて、ローカルシステム100との配線を施す必要があり、施工に多くの労力とコストを要してしまうといった問題がある。
また、この強制パターン保持ユニット101が備える接点入力端子は、物理的な端子であるため、設定することができる強制制御状態のレベル数も限られてしまう。したがって、いわゆる火災や災害などの緊急事態の際に強制制御状態としたい場合や、店舗などにおいて限られたエリアのみを強制制御状態としたい場合など、様々なシーンでの強制制御状態の設定を実現することができないといった問題もある。
さらには、強制パターン保持ユニット101が接点入力方式であることから多箇所からの入力(例えば3路配線)に応じて強制制御状態へと移行させるといったこともできないといった問題もある。
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、柔軟な施工設計、システム設計が可能であり、様々なシーンでの強制制御を実現することのできる遠隔監視制御システム及び遠隔監視制御システムに用いるインターフェース装置を提供することを目的とする。
本発明の遠隔監視制御システムは、上述の課題を解決するために、信号線に接続可能な第1の接続インターフェースと、通信ネットワーク網に接続可能な第2の接続インターフェースと、通信ネットワーク網を介した外部機器からの要求に応じて、遠隔監視制御システムの強制制御状態への移行を要求する強制制御要求信号を信号線を介して伝送ユニットに送信するよう制御する制御手段とを有するインターフェース装置を備える。
また、本発明の遠隔監視制御システムは、上述の課題を解決するために、信号線に接続可能な接続インターフェースと、タイムスケジュールを設定可能なスケジュールタイマと、スケジュールタイマに設定されたタイムスケジュールに基づき、遠隔監視制御システムの強制制御状態への移行を要求する強制制御要求信号を信号線を介して伝送ユニットに送信するよう制御する制御手段とを有するインターフェース装置を備える。
さらにまた、本発明の遠隔監視制御システムは、上述の課題を解決するために、信号線に接続可能な接続インターフェースと、遠隔監視制御システムの動作状態に関する値を計量する計量手段と、計量手段によって計量された計量値と、所定の閾値との比較結果に応じて、遠隔監視制御システムの強制制御状態への移行を要求する強制制御要求信号を信号線を介して伝送ユニットに送信するよう制御する制御手段とを有するインターフェース装置を備える。
本発明のインターフェース装置は、上述の課題を解決するために、多重伝送方式で伝送される伝送信号により、スイッチ用端末器と負荷制御端末器とに対応付けて設定されたアドレスで特定される負荷を制御する遠隔監視制御システムに信号線を介して接続され、通信ネットワーク網に接続可能な接続インターフェースと、通信ネットワーク網を介した外部機器からの要求に応じて、遠隔監視制御システムの強制制御状態への移行を要求する強制制御要求信号を信号線を介して伝送ユニットに送信するよう制御する制御手段とを備える。
また、本発明のインターフェース装置は、上述の課題を解決するために、多重伝送方式で伝送される伝送信号により、スイッチ用端末器と負荷制御端末器とに対応付けて設定されたアドレスで特定される負荷を制御する遠隔監視制御システムに信号線を介して接続され、タイムスケジュールを設定可能なスケジュールタイマと、スケジュールタイマに設定されたタイムスケジュールに基づき、遠隔監視制御システムの強制制御状態への移行を要求する強制制御要求信号を信号線を介して伝送ユニットに送信するよう制御する制御手段とを備える。
さらにまた、本発明のインターフェース装置は、上述の課題を解決するために、多重伝送方式で伝送される伝送信号により、スイッチ用端末器と負荷制御端末器とに対応付けて設定されたアドレスで特定される負荷を制御する遠隔監視制御システムに信号線を介して接続され、遠隔監視制御システムの動作状態に関する値を計量する計量手段と、計量手段によって計量された計量値と、所定の閾値との比較結果に応じて、遠隔監視制御システムの強制制御状態への移行を要求する強制制御要求信号を信号線を介して伝送ユニットに送信するよう制御する制御手段とを備える。
本発明によれば、柔軟な施工設計、システム設計が可能でありながら、様々なシーンでの強制制御を実現することを可能とする。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1を用いて、本発明の第1の実施の形態として示す遠隔監視制御システムについて説明をする。図1に示すように、遠隔監視制御システムは、伝送ユニット10と、複数の多重伝送スイッチ端末器11と、負荷である照明器具13が接続され、この負荷を制御する複数のリレー端末器12(ターミナルユニット付き)と、負荷であるアウトレット15が接続され、この負荷を制御するアウトレット制御部14と、インターフェース装置20とが2線式の信号線Lsを介して接続されてなる。
アウトレット制御部14は、アウトレット15のオン状態、つまり接続された外部機器に対する商用電源の供給を可能とする状態と、オフ状態、つまり接続された外部機器に対する商用電源の供給を遮断する状態とを切り替えるリモコンブレーカ14Bと、このリモコンブレーカ14Bを制御するブレーカ制御用ターミナルユニット(T/U)14Aとを備えている。
このような、遠隔監視制御システムは、以下に示すようなフォーマットの信号を伝送することで負荷に対する所望の制御を実現する。なお、説明が冗長となることを回避するため、このフォーマット信号の説明においては、多重伝送スイッチ端末器11、リレー端末器12を用いて説明を行うものとする。
伝送ユニット10は信号線Lsに対して、図2(a)に示すフォーマットの伝送信号Vsを送出する。図2(a)に示すように、伝送信号Vsは、信号の送出開始を示すスタートパルスST、信号のモードを示すモードデータMD、各端末器を個別に認識するためのアドレスデータAD、照明器具13などの負荷を制御する制御データCD、伝送誤りを検出するためのチェックサムデータCS、各端末器からの返送信号(監視データ)を受信するタイムスロットである信号返送期間WTよりなる双極性(±24V)の時分割多重信号である。このようなフォーマットの伝送信号Vsは、図2(b)に示すように、パルス幅変調によって変調されて伝送される。
多重伝送スイッチ端末器11、リレー端末器12は、信号線Lsを介して受信された伝送信号Vsに含まれるアドレスデータADが自己のアドレスと一致したときに、その伝送信号Vsの制御データCDを取り込むと共に、伝送信号Vsの信号返送期間WTに同期して監視データを電流モード信号(信号線Lsの線間を適当な低インピーダンスを介して短絡して送出される信号)として返送する。
伝送ユニット10は、図示しないダミー信号送信部と、割り込み処理部とを備えている。ダミー信号送信部は、モードデータMDをダミーモードとしてアドレスデータADをサイクリックに変えた伝送信号Vsを常時送出する常時ポーリングを実行する。一方、割り込み処理部は、ダミーモードの伝送信号VsのスタートパルスSTに同期して、多重伝送スイッチ端末器11から図2(c)に示すような割り込み信号Viが発生した時に、割り込み信号Viを発生した多重伝送スイッチ端末器11へアクセスして監視データを返送させる。
伝送ユニット10は、返送されたこの監視データに基づいて、対応する負荷を制御するリレー端末器12への制御データCDを生成すると共に、その制御データCDを信号線Lsを介して時分割多重伝送することで、所望の負荷である照明器具13の消灯、点灯を制御する。
例えば、多重伝送スイッチ端末器11の操作スイッチ11aが操作されオン状態、又はオフ状態となると、割り込み信号Viが信号線Lsに送出される。
伝送ユニット10は、この割り込み信号Viに応じて、割り込みをかけた多重伝送スイッチ端末器11のアドレスをサーチするための伝送信号Vsを送出する。割り込みをかけた多重伝送スイッチ端末器11は、伝送ユニット10によりアクセスされた場合に、自己の固有アドレスを監視データとして返信する。
この監視データを受け取った伝送ユニット10は、割り込みをかけた多重伝送スイッチ端末器11を判定して、次に当該多重伝送スイッチ端末器11のアドレスデータADを持つ伝送信号Vsを送出してアクセスをし、操作スイッチ11aを操作したことに応じた操作データと、操作スイッチ11aに割り当てられているアドレスデータとを監視データとして返送させる。
伝送ユニット10は、この監視データとして返送された多重伝送スイッチ端末器11の操作データに基づいて制御データCDを生成すると共に、同じく監視データとして返送されたアドレスデータに基づいて、あらかじめこのアドレスデータと対応付けて記憶されているテーブルを参照して、制御対象となる照明器具13に接続されたリレー端末器12へ制御データCDを届けるためのアドレスデータADを取得する。
伝送ユニット10は、このようにして生成した制御データCDと、取得したアドレスデータADを含む伝送信号Vsを、信号線Lsを介して時分割多重伝送する。この伝送信号VsのアドレスデータADで特定されるリレー端末器12は、同じく伝送信号Vsの制御データCDに基づき、多重伝送スイッチ端末器11の操作により指定された照明器具13を点灯、消灯制御する。
なお、信号線Lsに接続されたアウトレット制御部14によるアウトレット15のオン状態、オフ状態の切り替え制御も同様の動作となる。
(インターフェース装置20)
図1に示すように信号線Lsに接続されたインターフェース装置20は、信号線Lsとの接続インターフェースである伝送信号端子21の他に、配線のトポロジーが自由な通信ネットワーク網25、例えば、イーサネット(登録商標)や、LON(Local Operating Network:登録商標)との接続インターフェース22を備え、通信ネットワーク網25に応じた所定の通信プロトコルにて外部機器26とデータ通信することができる。この外部機器26は、インターフェース装置20を介して接続された遠隔監視制御システムの上位装置(ホスト)として機能する。
インターフェース装置20は、通信ネットワーク網を介して接続された外部機器26からの命令要求に応じて、遠隔監視制御システムに強制制御状態への移行を要求する強制制御要求信号を信号線Lsを介して伝送ユニット10に送信する。インターフェース装置20から伝送ユニット10に送信される強制制御要求信号は、遠隔監視制御システムを強制制御状態とするトリガーとなる信号である。
この強制制御要求信号を受信した伝送ユニット10は、まず、強制制御要求信号に含まれる強制制御状態のレベルに応じた制御パターンで、遠隔監視制御システムの負荷を制御することになる。外部機器26は、遠隔監視制御システムを強制制御状態とする場合、命令要求としてどのような強制制御状態にしたいのかを示す制御パターンを入力することになる。
伝送ユニット10は、強制制御要求信号に含まれる制御パターンにて信号線Lsに接続された各負荷を制御すると、多重伝送スイッチ端末器11の操作入力を無効化、つまり多重伝送スイッチ端末器11が操作されたとしても負荷制御をすることができないようにし強制制御状態への移行を完了させる。
例えば、火災や地震などの災害時などの緊急時には、照明器具13を点灯又は点滅させると共に、自家発電(GC電源)への切り替えに伴う電力セーブを実行して不必要個所への電源供給を停止するような制御パターンが用いられ、この制御パターンで照明器具13が制御された後、多重伝送スイッチ端末器11の操作入力を無効化する状態(強制制御状態)とすることで、安全を確保するようにする。
また、店舗などにおいては、売り場の照明器具13を点灯させるような制御パターンが用いられ、この制御パターンで照明器具13が制御された後、多重伝送スイッチ端末器11の操作入力を無効化する状態(強制制御状態)とすることで、営業時間中の売り場での照明に対する悪戯を防止するようにする。
また、外部機器26は、インターフェース装置20に対して、一旦強制制御状態とされた遠隔監視制御システムの強制制御状態を解除するための解除要求信号を送信させる命令要求を入力することもできる。これに応じて、インターフェース装置20は、解除要求信号を信号線Lsを介して伝送ユニット10に送信し、伝送ユニット10により遠隔監視制御システムの強制制御状態を解除させる。
また、インターフェース装置20は、伝送信号端子21により信号線Lsに接続されている遠隔監視制御システムの異常状態、例えば、伝送信号の停止、信号線Lsの短絡や断線などを常時監視する機能を有しており、異常状態があり制御が困難となった場合には、通信ネットワーク網25を介して接続された上位装置である外部機器26からの命令に応じてその旨を通知することができる。これにより、外部機器26は、ローカルシステムである遠隔監視制御システムの状態から必要に応じて、制御内容や実行する制御の判断を事前に行うことができる。また、インターフェース装置20が備える接続インターフェース22は、配線のトポロジーが自由な通信ネットワーク網25に接続可能なインターフェースであることから、このような上位装置である外部機器26を複数備えた構成も容易に構築することができる。
大規模施設において空調制御、動力制御、照明制御などを一括して監視する中央監視装置は、図1に示したような照明制御を実行するローカルシステムである遠隔監視制御システム以外のローカルシステムも監視制御するため、これらを全て同一の通信ネットワーク網上に構築することができればシステム設計が容易となる。上述したように、インターフェース装置20が備える接続インターフェース22は、配線のトポロジーが自由な通信ネットワーク網25に接続可能なインターフェースであることから、上位装置である外部機器26を中央監視装置とし、インターフェース装置20を介して遠隔監視制御システムを照明制御を実行するローカルシステムとするようなシステム設計も容易となる。
なお、インターフェース装置20は、上位装置である外部機器26がWeb画面をインターフェースとして強制制御を実行するための各種条件を設定をすることができるようなWebサーバとしても機能する。
[第1の実施の形態の効果]
このように、本発明の第1の実施の形態として示す遠隔監視制御システムは、信号線Lsに接続され、通信ネットワーク網25と接続する接続インターフェース22を備えたインターフェース装置20により、外部機器26からの命令要求に応じて、当該遠隔監視制御システムの強制制御状態への移行を要求する強制制御要求信号を伝送ユニット10に送信する。
これにより、伝送ユニット10は、強制制御要求信号の制御パターンに応じて負荷である照明器具13やアウトレット15を制御した後、多重伝送スイッチ端末器11からの操作入力を無効化した強制制御状態へと移行する。
したがって、インターフェース装置20は、物理的な制約を受けることなく通信ネットワーク網25を介した外部機器26からの命令要求に応じて、様々な制御パターンで強制制御へと移行させるような強制制御要求信号を伝送ユニット10に送信し、遠隔監視制御システムを強制制御状態へと移行させることができる。
また、インターフェース装置20により、インターネット回線を介した外部機器26による制御も容易となることから、僻地に設けられた遠隔監視制御システムを遠隔地にある外部機器26から制御することもできる。
[第2の実施の形態]
続いて、図3を用いて、本発明の第2の実施の形態として示す遠隔監視制御システムについて説明をする。なお、第2の実施の形態として示す遠隔監視制御システムにおいて、上述した第1の実施の形態として示した遠隔監視制御システムと重複する箇所については、同一符号を付し説明を省略する。
第2の実施の形態として示す遠隔監視制御システムは、伝送ユニット10と、複数の多重伝送スイッチ端末器11と、負荷である照明器具13が接続され、この負荷を制御する複数のリレー端末器12(ターミナルユニット付き)と、負荷であるアウトレット15が接続され、この負荷を制御するアウトレット制御部14と、インターフェース装置30とが2線式の信号線Lsを介して接続されてなる。
このような、遠隔監視制御システムは、図2を用いて説明したフォーマットの信号を伝送することで負荷に対する所望の制御を実現する。
(インターフェース装置30)
図3に示すインターフェース装置30は、所定のタイムスケジュールを設定することができるスケジュールタイマを備えている。インターフェース装置30は、このスケジュールタイマに設定されたタイムスケジュールに基づき、遠隔監視制御システムに強制制御状態への移行を要求する強制制御要求信号を信号線Lsを介して伝送ユニット10に送信する。
また、図3に示すように信号線Lsに接続されたインターフェース装置30は、信号線Lsとの接続インターフェースである伝送信号端子31の他に、外部機器35と接続可能な接続インターフェース32を備えている。この接続インターフェース32としては、機器間接続用のインターフェースである他、例えば、配線のトポロジーが自由な、例えば、イーサネット(登録商標)や、LON(Local Operating Network:登録商標)といった通信ネットワーク網と接続可能なインターフェースなどであってもよい。
このように、接続インターフェース32を介してインターフェース装置30に接続される外部機器35は、インターフェース装置30のスケジュールタイマに、強制制御要求信号を送信するタイミングを定めたタイムスケジュールを設定することができる。また、タイムスケジュールには、一旦強制制御状態とされた遠隔監視制御システムの強制制御状態を解除するための解除要求信号の送信タイミングも設定することができる。
例えば、店舗などでの営業時間帯において、関係者以外の人による壁スイッチの操作を防止したり、なんらかのセンサ反応に応じて店舗内の照明器具13が消灯してしまうことを回避したりできるように、遠隔監視制御システムの負荷を制御パターンにて制御させた後、強制制御状態とする。
なお、インターフェース装置30は、上位装置である外部機器35がWeb画面をインターフェースとして強制制御を実行するための各種条件を設定をすることができるようなWebサーバとしても機能する。
[第2の実施の形態の効果]
このように、本発明の第2の実施の形態として示す遠隔監視制御システムは、信号線Lsに接続されたインターフェース装置30が備えるスケジュールタイマにより、当該遠隔監視制御システムの強制制御状態への移行を要求する強制制御要求信号を、あらかじめ設定されたタイムスケジュールで自動的に伝送ユニット10に送信する。
これにより、伝送ユニット10は、強制制御要求信号の制御パターンに応じて負荷である照明器具13やアウトレット15を制御した後、多重伝送スイッチ端末器11からの操作入力を無効化した強制制御状態へと移行する。
したがって、インターフェース装置30は、スケジュールタイマに対して一旦、タイムスケジュールを設定しさえすれば、遠隔監視制御システムを強制制御状態へと移行させるトリガーとなる強制制御要求信号の送信を自律制御することができるため、ユーザの利便性を大幅に向上させることができる。また、ローカルシステムである当該遠隔監視制御システム単独での制御も容易となる。
[第3の実施の形態]
次に、図4を用いて、本発明の第3の実施の形態として示す遠隔監視制御システムについて説明をする。なお、第3の実施の形態として示す遠隔監視制御システムにおいて、上述した第1の実施の形態として示した遠隔監視制御システムと重複する箇所については、同一符号を付し説明を省略する。
第3の実施の形態として示す遠隔監視制御システムは、伝送ユニット10と、複数の多重伝送スイッチ端末器11と、負荷である照明器具13が接続され、この負荷を制御する複数のリレー端末器12(ターミナルユニット付き)と、負荷であるアウトレット15が接続され、この負荷を制御するアウトレット制御部14と、インターフェース装置40とが2線式の信号線Lsを介して接続されてなる。
このような、遠隔監視制御システムは、図2を用いて説明したフォーマットの信号を伝送することで負荷に対する所望の制御を実現する。
(インターフェース装置40)
図4に示すように信号線Lsに接続されたインターフェース装置40は、信号線Lsとの接続インターフェースである伝送信号端子41、外部機器45との機器間接続を実現する接続インターフェース42の他に、通信線Ltを介して複数の計量端末器44と接続される接続インターフェース43を備えている。
計量端末器44は、当該遠隔監視制御システムの動作状態に関連するあらゆる値を計量するための端末器であり、例えば、図4に示すように、電流センサCTにより計測されるリモコンブレーカ14B、アウトレット15間の電流値を用いて、リモコンブレーカ14Bの電力を計測する。計量端末器44は、取得した計量値、例えば、図4に示す例では、リモコンブレーカ14Bにおける使用電力量を、計量値情報として、通信線Ltを介してインターフェース装置40に送信する。
インターフェース装置40は、計量端末器44から送信された計量値情報と、あらかじめ設定された閾値とを比較し、この比較結果に基づき、遠隔監視制御システムに強制制御状態への移行を要求する強制制御要求信号を信号線Lsを介して伝送ユニット10に送信する。また、インターフェース装置40は、計量値情報と閾値との比較結果によっては、一旦強制制御状態とされた遠隔監視制御システムの強制制御状態を解除するための解除要求信号を送信することもできる。
例えば、インターフェース装置40は、計量値情報が、あらかじめ設定され閾値に一致、又は閾値を超えた場合に強制制御要求信号を送信し、逆に閾値を下回った場合に解除要求信号を送信する。また、インターフェース装置40は、取得される計量情報の値に応じて、移行させる強制制御状態のレベルを切り替えるようにしてもよい。
計量端末器44からインターフェース装置40に送信される計量値情報は、当該遠隔監視制御システムの動作状態に関連し影響を及ぼす値であればどのようなものであってもよい。例えば、遠隔監視制御システムが、中央監視制御装置によって監視されるローカルシステムの1つであり、共通電源により遠隔監視制御システムが動作している場合には、インターフェース装置40は、この中央監視制御装置の主幹線上の電力量を計量端末器44で計測した計測値情報を取得する。インターフェース装置40は、取得したこの計測値情報と、使用電力量の上限としてあらかじめ設定された閾値とを比較して、この閾値に達した時点で遠隔監視制御システムを強制制御状態とするように強制制御要求信号を送信する。この強制制御要求信号を受信した伝送ユニット10により、遠隔監視制御システムは、強制制御状態へと移行し新たに電力を消費することを防止することができる。
一般に、主幹ブレーカの容量が、その下位の分岐ブレーカの容量の合計よりも小さい場合、各分岐ブレーカでの使用容量が定格内であったとしても、分岐ブレーカの合計使用容量が大きくなると、主幹ブレーカが落ちてしまう場合がある。
そこで、インターフェース装置40に主幹ブレーカ容量に基づく使用電力量の上限値を閾値としてあらかじめ設定しておき、計量端末器44により主幹線上の電力量を計量監視して、この閾値に達した時点で強制制御状態へ移行するように強制制御要求信号を伝送ユニット10に送信する。これにより分岐ブレーカ制御端末器へオン制御要求を行うことができなくなるため、主幹ブレーカ容量を超えた電力を消費してしまうことを防止できる。したがって、主幹ブレーカが落ちて、オフ状態となってしまうことを事前に回避することができる。
インターフェース装置40は、このようなあらかじめ設定された閾値と、計量端末器44との比較結果を利用することで、上述したような強制制御状態への移行を要求する以外にも、分岐ブレーカの下で使用されている電力量が限界となり、これ以上使用することができないことを報知することもできる。
図4に示すように信号線Lsに接続されたインターフェース装置40は、信号線Lsとの接続インターフェースである伝送信号端子41の他に、外部機器45と接続可能な接続インターフェース42を備えている。この接続インターフェース42としては、機器間接続用のインターフェースである他、例えば、配線のトポロジーが自由な、例えば、イーサネット(登録商標)や、LON(Local Operating Network:登録商標)といった通信ネットワーク網と接続可能なインターフェースなどであってもよい。
このように、接続インターフェース42を介してインターフェース装置40に接続される外部機器45は、インターフェース装置40に計量端末器44から送信される計量値情報と比較する閾値、比較時の各種条件、比較結果に応じた強制制御のレベル、制御パターンなどを設定することができる。
なお、インターフェース装置40は、上位装置である外部機器45がWeb画面をインターフェースとして強制制御を実行するための各種条件を設定をすることができるようなWebサーバとしても機能する。
また、この第3の実施の形態として示す遠隔監視制御システムが、インターフェース装置40から送信される強制制御要求信号を受信した伝送ユニット10によって強制制御状態へと移行した場合、分岐ブレーカが設置されている場所まで赴けば、該当する分岐ブレーカを手動操作によってオフ状態へと切り替えることができる。
これは、遠隔監視制御システムが強制制御状態へと移行した場合、多重伝送スイッチ端末器11からの制御要求が全て無効化されるため、不要な電力消費をカットして極力総使用容量を減らすことでシステム全体を安定化させたいといった要求に迅速に対応することができないことを意味している。
そこで、遠隔監視制御システムが強制制御状態であったとしても多重伝送スイッチ端末器11からの制御要求を全て無効化するのではなく、オン状態にある負荷をオフ状態へと制御する制御要求については有効であるものとして認識するような機能を伝送ユニット10に持たせる。これにより、伝送ユニット10により強制制御状態とされた遠隔監視制御システムにおいて、オン状態にあり不要な電力を消費する負荷を多重伝送スイッチ端末器11からの制御要求に応じてオフ状態とすることができる。つまり、オン状態にある分岐ブレーカの不要な電力のカット操作を直接赴いて手動操作によって行うのではなく、遠隔地から迅速に行うことができる。
この伝送ユニット10による、遠隔監視制御システムの強制制御状態においてオン状態にある負荷を、多重伝送スイッチ端末器11の制御要求に応じてオフ状態とする機能は、本実施の形態だけではなく、上述した第1、第2の実施の形態として示した遠隔監視制御システムの伝送ユニット10に備えるようにしてもよい。また、後述する第4の実施の形態として示す遠隔監視制御システムの伝送ユニット10においても適用することができる。
[第3の実施の形態の効果]
このように、本発明の第3の実施の形態として示す遠隔監視制御システムは、信号線Lsに接続されたインターフェース装置40に、計量端末器44で計量された計量値情報が送信され、インターフェース装置40にあらかじめ設定された閾値と、この計量値情報との比較結果に応じて、当該遠隔監視制御システムの強制制御状態への移行を要求する強制制御要求信号を伝送ユニット10に送信する。
これにより、伝送ユニット10は、強制制御要求信号の制御パターンに応じて負荷である照明器具13やアウトレット15を制御した後、多重伝送スイッチ端末器11からの操作入力を無効化した強制制御状態へと移行する。
したがって、インターフェース装置40は、計量端末器44で計量される遠隔監視制御システムの動作状態に関連したなんらかの計量値に応じて、遠隔監視制御システムを強制制御状態へと移行させるトリガーとなる強制制御要求信号を送信することができるため、遠隔監視制御システムそのものや、この遠隔監視制御システムを1つのローカルシステムとして構成する中央監視制御システムに不都合が生じる可能性がある場合に、事前に回避することができるため安定した稼働を実現することができる。
[第4の実施の形態]
続いて、図5、図6を用いて、本発明の第4の実施の形態として示す遠隔監視制御システムについて説明をする。なお、第4の実施の形態として示す遠隔監視制御システムにおいて、上述した第1乃至第3の実施の形態として示した遠隔監視制御システムと重複する箇所については、同一符号を付し説明を省略する。
図5に示すように、第4の実施の形態として示す遠隔監視制御システムは、伝送ユニット10と、複数の多重伝送スイッチ端末器11と、負荷である照明器具13が接続され、この負荷を制御する複数のリレー端末器12(ターミナルユニット付き)と、負荷であるアウトレット15が接続され、この負荷を制御するアウトレット制御部14と、インターフェース装置50とが2線式の信号線Lsを介して接続されてなる。
このような、遠隔監視制御システムは、図2を用いて説明したフォーマットの信号を伝送することで負荷に対する所望の制御を実現する。
(インターフェース装置50)
図6に示すようにインターフェース装置50は、遠隔監視制御システムを複数系統のローカルシステムSYn(nは、自然数)として構成することができるように、親機50Aと、各ローカルシステムSYnの信号線Lsに接続された子機50Bnとからなる。親機50Aと複数の子機50Bnは、バスネットワークを介してバス接続されている。
各ローカルシステムSYnには、当該ローカルシステムSYnの動作状態に関連するあらゆる値を計量するための計量端末器44nが設けられている。各計量端末器44nで計量された計量値は、通信線Ltを介して計量値情報としてインターフェース装置50の親機50Aに送信される。
親機50Aは、インターフェース装置50を統括的に制御する装置であり、配線のトポロジーが自由な通信ネットワーク網25、例えば、イーサネット(登録商標)や、LON(Local Operating Network:登録商標)との接続インターフェース52を備え、通信ネットワーク網に応じた所定の通信プロトコルにて外部機器26とデータ通信することができる。また、親機50Aは、所定のタイムスケジュールを設定することができるスケジュールタイマを備えている。さらに、親機50Aは、通信線Ltを介して複数の計量端末器44nと接続される接続インターフェース53を備えている。
一方、子機50Bnは、親機50Aからの要求に応じて、各ローカルシステムSYnを制御する。子機50Bnは、伝送信号端子51nにより信号線Lsに接続されているローカルシステムSYnの異常状態、例えば、伝送信号の停止、信号線Lsの短絡や断線などを常時監視する機能を有しており、異常状態があり制御が困難となった場合には、通信ネットワーク網25を介して接続された上位装置である外部機器26からの命令に応じてその旨を通知することができる。これにより、外部機器26は、ローカルシステムSYnの状態から必要に応じて、制御内容や実行する制御の判断を事前に行うことができる。
このように、親機50Aと、複数の子機50Bnとからなるインターフェース装置50は、通信ネットワーク網を介して接続された外部機器26からの命令要求に応じた親機50Aにより、命令要求で指定されたローカルシステムSYnに対して、強制制御状態への移行を要求する強制制御要求信号を、子機50Bn、信号線Lsを介して伝送ユニット10に送信する。また、一旦強制制御状態とされたローカルシステムSYnの強制制御状態を解除するための解除要求信号も、外部機器26からの命令要求に応じて送信することができる。
なお、上位機器である外部機器26からなされるインターフェース装置50から強制制御要求信号を送信させる命令要求は、外部機器26に設定されたタイムスケジュールに応じて実行するようにしてもよい。
さらに、インターフェース装置50は、親機50Aのスケジュールタイマに設定されたタイムスケジュールに基づき、ローカルシステムSYnに強制制御状態への移行を要求する強制制御要求信号を信号線Ls、子機50Bnを介して伝送ユニット10に送信する。また、一旦強制制御状態とされたローカルシステムSYnの強制制御状態を解除するための解除要求信号もスケジュールタイマに設定されたタイムスケジュールに応じた送信タイミングで送信することができる。
さらにまた、インターフェース装置50の親機50Aは、計量端末器44nから送信された計量値情報と、あらかじめ設定された閾値とを比較し、この比較結果に基づき、ローカルシステムSYnに強制制御状態への移行を要求する強制制御要求信号を信号線Ls、子機50Bnを介して伝送ユニット10に送信する。また、インターフェース装置50の親機50Aは、計量値情報と閾値との比較結果によっては、一旦強制制御状態とされた遠隔監視制御システムの強制制御状態を解除するための解除要求信号を送信することもできる。
なお、インターフェース装置50の親機50Aは、上位装置である外部機器26がWeb画面をインターフェースとして強制制御を実行するための各種条件を設定をすることができるようなWebサーバとしても機能する。
[第4の実施の形態の効果]
このように、本発明の第4の実施の形態として示す遠隔監視制御システムは、親機50Aと、ローカルシステムSYnの信号線Lsにそれぞれ接続される複数の子機50Bnとで構成されたインターフェース装置50を備える。このインターフェース装置50により、複数系統のローカルシステムからなる大規模システムを容易に構築することができる。
また、外部機器26の命令要求に応じたインターフェース装置50により、複数系統のローカルシステムSYnを一斉に強制制御状態へと移行させるように制御したり、任意のローカルシステムSYnを強制制御状態へと移行させるような制御が可能となる。複数系統のローカルシステムSYnを一斉に制御した場合でも、外部機器26からの命令要求に応じた制御であるため内蔵クロック誤差に左右されることなく良好に一斉制御を実現できる。
また、インターフェース装置50の親機50Aが備えるスケジュールタイマに設定されたタイムスケジュールにより、複数系統のローカルシステムSYnを一斉に強制制御状態へと移行させるように制御したり、任意のローカルシステムSYnを強制制御状態へと移行させるような制御が可能となる。
さらに、インターフェース装置50は、親機50Aへ計量端末器44nから送信された各ローカルシステムSYnの計量値に応じて、あらかじめ設定した閾値との比較結果に応じて、あらかじめ関連付けられた系統のローカルシステムSYnを強制制御状態へと移行させるような連携制御が可能となる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施の形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明の第1の実施の形態として示す遠隔監視制御システムの構成について説明するための図である。 前記遠隔監視制御システムにおいて伝送される伝送信号のフォーマットについて説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態として示す遠隔監視制御システムの構成について説明するための図である。 本発明の第3の実施の形態として示す遠隔監視制御システムの構成について説明するための図である。 本発明の第4の実施の形態として示す遠隔監視制御システムの構成について説明するための図である。 前記第4の実施の形態として示す遠隔監視制御システムが備えるインターフェース装置の構成について説明するための図である。 従来の技術として示す遠隔監視制御システムの構成について示した図である。
符号の説明
10 伝送ユニット
11 多重伝送スイッチ端末器
12 リレー端末器
13 照明器具
14 アウトレット制御部
20 インターフェース装置
21 伝送信号端子
22 接続インターフェース
25 通信ネットワーク網
26 外部機器
30 インターフェース装置
31 伝送信号端子
32 接続インターフェース
40 インターフェース装置
41 伝送信号端子
42 接続インターフェース
43 接続インターフェース
44 計量端末器
50 インターフェース装置
50A 親機
50Bn(nは自然数) 子機
51n 伝送信号端子
52 接続インターフェース
53 接続インターフェース

Claims (9)

  1. 伝送ユニットと、前記伝送ユニットに信号線を介して接続されたスイッチ用端末器、負荷を制御する負荷制御端末器とを備え、前記伝送ユニットより信号線に多重伝送方式で伝送される伝送信号により、前記スイッチ用端末器と前記負荷制御端末器とに対応付けて設定されたアドレスで特定される負荷を制御する遠隔監視制御システムにおいて、
    前記信号線に接続可能な第1の接続インターフェースと、
    通信ネットワーク網に接続可能な第2の接続インターフェースと、
    前記通信ネットワーク網を介した外部機器からの要求に応じて、当該遠隔監視制御システムの強制制御状態への移行を要求する強制制御要求信号を前記信号線を介して伝送ユニットに送信するよう制御する制御手段とを有するインターフェース装置を備えること
    を特徴とする遠隔監視制御システム。
  2. 伝送ユニットと、前記伝送ユニットに信号線を介して接続されたスイッチ用端末器、負荷を制御する負荷制御端末器とを備え、前記伝送ユニットより信号線に多重伝送方式で伝送される伝送信号により、前記スイッチ用端末器と前記負荷制御端末器とに対応付けて設定されたアドレスで特定される負荷を制御する遠隔監視制御システムにおいて、
    前記信号線に接続可能な接続インターフェースと、
    タイムスケジュールを設定可能なスケジュールタイマと、
    前記スケジュールタイマに設定されたタイムスケジュールに基づき、当該遠隔監視制御システムの強制制御状態への移行を要求する強制制御要求信号を前記信号線を介して伝送ユニットに送信するよう制御する制御手段とを有するインターフェース装置を備えること
    を特徴とする遠隔監視制御システム。
  3. 伝送ユニットと、前記伝送ユニットに信号線を介して接続されたスイッチ用端末器、負荷を制御する負荷制御端末器とを備え、前記伝送ユニットより信号線に多重伝送方式で伝送される伝送信号により、前記スイッチ用端末器と前記負荷制御端末器とに対応付けて設定されたアドレスで特定される負荷を制御する遠隔監視制御システムにおいて、
    前記信号線に接続可能な接続インターフェースと、
    当該遠隔監視制御システムの動作状態に関する値を計量する計量手段と、
    前記計量手段によって計量された計量値と、所定の閾値との比較結果に応じて、当該遠隔監視制御システムの強制制御状態への移行を要求する強制制御要求信号を前記信号線を介して伝送ユニットに送信するよう制御する制御手段とを有するインターフェース装置を備えること
    を特徴とする遠隔監視制御システム。
  4. 前記伝送ユニットは、強制制御要求信号を受信したことに応じて、当該遠隔監視制御システムを強制制御状態へと移行させた場合に、オン状態にある前記スイッチ用端末器のオフ状態への制御要求のみに応答すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の遠隔監視制御システム。
  5. 前記インターフェース装置は、前記信号線を介して複数系統の遠隔監視制御システムとそれぞれ接続される複数の子機インターフェース装置と、
    前記複数の子機インターフェース装置と接続され、遠隔監視制御システムの強制制御状態への移行を要求する強制制御要求信号を、前記子機インターフェース装置に接続された前記信号線を介して伝送ユニットに送信するよう制御する親機インターフェース装置とからなること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の遠隔監視制御システム。
  6. 伝送ユニットと、前記伝送ユニットに信号線を介して接続されたスイッチ用端末器、負荷を制御する負荷制御端末器とを備え、前記伝送ユニットより信号線に多重伝送方式で伝送される伝送信号により、前記スイッチ用端末器と前記負荷制御端末器とに対応付けて設定されたアドレスで特定される負荷を制御する遠隔監視制御システムに前記信号線を介して接続されるインターフェース装置であって、
    通信ネットワーク網に接続可能な接続インターフェースと、
    前記通信ネットワーク網を介した外部機器からの要求に応じて、前記遠隔監視制御システムの強制制御状態への移行を要求する強制制御要求信号を前記信号線を介して伝送ユニットに送信するよう制御する制御手段とを備えること
    を特徴とするインターフェース装置。
  7. 伝送ユニットと、前記伝送ユニットに信号線を介して接続されたスイッチ用端末器、負荷を制御する負荷制御端末器とを備え、前記伝送ユニットより信号線に多重伝送方式で伝送される伝送信号により、前記スイッチ用端末器と前記負荷制御端末器とに対応付けて設定されたアドレスで特定される負荷を制御する遠隔監視制御システムに前記信号線を介して接続されるインターフェース装置であって、
    タイムスケジュールを設定可能なスケジュールタイマと、
    前記スケジュールタイマに設定されたタイムスケジュールに基づき、前記遠隔監視制御システムの強制制御状態への移行を要求する強制制御要求信号を前記信号線を介して伝送ユニットに送信するよう制御する制御手段とを備えること
    を特徴とするインターフェース装置。
  8. 伝送ユニットと、前記伝送ユニットに信号線を介して接続されたスイッチ用端末器、負荷を制御する負荷制御端末器とを備え、前記伝送ユニットより信号線に多重伝送方式で伝送される伝送信号により、前記スイッチ用端末器と前記負荷制御端末器とに対応付けて設定されたアドレスで特定される負荷を制御する遠隔監視制御システムに前記信号線を介して接続されるインターフェース装置であって、
    前記遠隔監視制御システムの動作状態に関する値を計量する計量手段と、
    前記計量手段によって計量された計量値と、所定の閾値との比較結果に応じて、前記遠隔監視制御システムの強制制御状態への移行を要求する強制制御要求信号を前記信号線を介して伝送ユニットに送信するよう制御する制御手段とを備えること
    を特徴とするインターフェース装置。
  9. 前記信号線を介して複数系統の遠隔監視制御システムとそれぞれ接続される複数の子機インターフェース装置と、
    前記複数の子機インターフェース装置と接続され、遠隔監視制御システムの強制制御状態への移行を要求する強制制御要求信号を、前記子機インターフェース装置に接続された前記信号線を介して伝送ユニットに送信するよう制御する親機インターフェース装置とからなること
    を特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか1項に記載のインターフェース装置。
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