JP2007174474A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】縮小画像を記録する場合、撮影条件に応じて、撮像素子の駆動方法、及び後段の画像処理部の処理方法を選択して縮小画像を生成することにより、撮影条件に係らずS/N比の良好な画像を形成することが可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像手段の略全ての画素で生成された画像信号を読み出し、読み出した画像信号の画素数を記録画素数設定手段によって設定された画素数に画素数変換手段で変換し、記憶手段に記憶を行なわせる第1の駆動モードと、撮像手段の略全ての画素で生成された画像信号を複数個づつ加算して読み出し、読み出した画像信号の画素数を記録画素数設定手段によって設定された画素数に画素数変換手段で変換し、記憶手段に記憶を行なわせる第2の駆動モードの、いずれか1つを撮影条件に基づいて選択して実行する駆動モード制御手段を有する撮像装置。
【選択図】図6

Description

本発明は、撮像装置に関し、特に縮小画像のS/N比を向上させる撮像装置に関する。
近年、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等の撮像装置では、多機能、高画質化が進展するに伴い、CCD(Charge Coupled Device)に代表される撮像素子の性能も高解像度、高精細なものが求められる様になり、高画素、高密度化が加速している。
一方、高い画素密度の撮像素子では、1画素当たりの面積が減少することによりにより1画素当たりの光電変換量が減少し、すなわち感度が低下して画像信号の信号レベルが低くなり、S/N比(Signal/Noise)の低下を招いている。S/N比の低下は、画像再現性や画質に大きな影響を与える為、高品位な画像形成を実現するには感度を向上させる必要がある。そして、撮像装置の分野では感度を向上させる技術がこれまでも種々検討されてきた。
例えば、オートフォーカス機能を備えたデジタルカメラにおいて、オートフォーカス制御に必要な画像信号を取得する際に、被写体の明るさに応じて撮像素子の駆動方法を選択することにより、暗い状況下においてもオートフォーカス制御に適したS/N比の良好な画像信号を得ることができる様にした技術がある(例えば、特許文献1参照)。具体的には、被写体輝度が高い時には、通常行なわれている様に、撮像素子のフォトダイオードで光電変換して生成された信号電荷を、所定の水平ライン数を間引いて垂直シフトレジスタに読み出す様に撮像素子を駆動する。一方、被写体輝度が低く画像信号の信号レベルが低下する様な場合には、水平ライン数を間引いて垂直シフトレジスタに読み出した後、読み出した信号電荷を水平シフトレジスタに転送する際に、複数の信号電荷を加算して読み出す様に撮像素子を駆動する。すなわち、信号電荷を加算することにより低下した信号量を補償し、画像信号のS/N比を向上させるものである。
特開2005−20473号公報
この様に、画像信号のS/N比を向上させる撮像装置の技術がこれまでも種々検討されてきた。
特許文献1に開示されている撮像装置は、撮影待機時にオートフォーカス制御に必要な画像信号を撮像素子から読み出す際に、撮像素子のフォトダイオードで光電変換して生成された信号電荷を間引いた後に加算して読み出すことにより低下した信号量を補償し、画像信号のS/N比を向上させるものであり、撮影時の様に撮像素子のフォトダイオードで光電変換して生成された信号電荷の全てを読み出す場合における画像信号のS/N比を向上させる技術を示唆するものではなかった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたもので、撮影時に、撮像素子のフォトダイオードで光電変換して生成された信号電荷の全てを用いて撮像素子の画素数よりも少ない画素数の縮小画像を記録する場合、撮影条件に応じて、撮像素子の駆動方法、及び後段の画像処理部の処理方法を選択して縮小画像を生成することにより、撮影条件に係らずS/N比の良好な画像を形成することが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
具体的には、縮小画像を記録する場合、フォトダイオードで光電変換して生成された信号電荷の全てを撮像素子から読み出し、読み出した信号電荷に基づいて画像処理部にて縮小画像を生成するのか、あるいは、フォトダイオードで光電変換して生成された全ての信号電荷を複数個づつ加算して縮小画像を生成するかを、撮影モード、撮像素子の温度、被写体の輝度等に応じて、選択することにより、撮影条件に係らずS/N比の良好な画像を形成することが可能な撮像装置を提供する。
上記目的は、下記の1乃至4のいずれか1項に記載の発明によって達成される。
1.2次元マトリクス状に配列されていて、被写体光学像を光電変換して画像信号を生成する複数個の画素を有する撮像手段と、
前記撮像手段から読み出された画像信号の画素数を変換する画素数変換手段と、
前記画素数変換手段で変換された画像信号を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記録する画素数を設定する記録画素数設定手段と、を有する撮像装置であって、
前記記録画素数設定手段によって設定された画素数が、前記撮像手段による記録可能な最大画素数よりも少ない場合、
前記撮像手段の略全ての画素で生成された画像信号を読み出し、読み出した画像信号の画素数を前記記録画素数設定手段によって設定された画素数に前記画素数変換手段で変換し、変換された画像信号を前記記憶手段に記憶を行なわせる第1の駆動モードと、
前記撮像手段の略全ての画素で生成された画像信号を複数個づつ加算して読み出し、読み出した画像信号の画素数を前記記録画素数設定手段によって設定された画素数に前記画素数変換手段で変換し、変換された画像信号を前記記憶手段に記憶を行なわせる第2の駆動モードの、いずれか1つを撮影条件に基づいて選択して実行する駆動モード制御手段と、を有することを特徴とする撮像装置。
2.撮影シーンに応じた撮影モードを設定する撮影モード設定手段を有し、
前記駆動モード制御手段は、前記撮影モード選択設定で設定された撮影モードに基づいて、第1の駆動モード、あるいは第2の駆動モードを選択して実行することを特徴とする前記1に記載の撮像装置。
3.前記撮像手段の温度を検知する温度検知手段を有し、
前記駆動モード制御手段は、前記温度検知手段で検知された温度に基づいて、第1の駆動モード、あるいは第2の駆動モードを選択して実行することを特徴とする前記1に記載の撮像装置。
4.被写体の輝度を検知する輝度検知手段を有し、
前記駆動モード制御手段は、前記輝度検知手段で検知された輝度に基づいて、第1の駆動モード、あるいは第2の駆動モードを選択して実行することを特徴とする前記1に記載の撮像装置。
本発明によれば、駆動モード制御手段は、記録画素数設定手段によって設定された画素数が、撮像手段による記録可能な最大画素数よりも少ない場合、撮影条件に基づいて、第1の駆動モード、あるいは第2の駆動モードを選択して実行する様にした。したがって、画像信号の信号レベルが低下して、画像信号のS/N比が低下する様な撮影条件下においては、第2の駆動モードによる画素加算を行なうことにより、低下した信号量を補償することができ、S/N比の良好な画像を形成することができる。
また、駆動モード制御手段は、撮影モード選択手段で設定された撮影モードに基づいて、第1の駆動モード、あるいは第2の駆動モードを選択して実行する様にした。撮影モードには、例えば、「ポートレートモード」、「スポーツモード」、「テキストモード」、「夕景モード」、「夜景モード」等があり、設定した撮影モードに応じて、撮影シーンに適した露出制御や諧調制御、またホワイトバランス制御等を行なうものである。そして例えば、スポーツモードは、動きの速い被写体を撮影する場合に用いられる撮影モードであり、高速のシャッタスピードで撮影することにより、被写体のぶれを抑制するものである。通常、シャッタスピードを高速にすると、画像信号の信号レベルが低下する為に、撮影感度、すなわちゲインを上げることにより低下した信号量を補償する様にしている。しかしながら、ゲインを上げると画像信号のS/N比が低下する。そこで本発明においては、スポーツモードの様に高速のシャッタスピードで撮影する場合には、ゲインを上げずに、第2の駆動モードによる画素加算を行うことにより、低下した信号量を補償することができ、S/N比の良好な画像を形成することができる。
また、駆動モード制御手段は、温度検知手段で検知された温度に基づいて、第1の駆動モード、あるいは第2の駆動モードを選択して実行する様にした。撮像素子の温度が高くなると暗ノイズ等のノイズが増大する。そこで本発明においては、撮像素子の温度が高い場合には、撮影感度、すなわちゲインを下げてノイズを抑制する。そしてゲインを下げることにより低下した信号量を、第2の駆動モードによる画素加算を行なって補償することにより、S/N比の良好な画像を形成することができる。
また、駆動モード制御手段は、輝度検知手段でされた輝度に基づいて、第1の駆動モード、あるいは第2の駆動モードを選択して実行する様にした。通常、被写体の輝度が低下すると、画像信号の信号レベルが低下する為に、撮影感度、すなわちゲインを上げることにより低下した信号量を補償する様にしている。しかしながら、ゲインを上げると画像信号のS/N比が低下する。そこで本発明においては、被写体の輝度が低下した場合には、ゲインを上げずに、第2の駆動モードによる画素加算を行なうことにより、低下した信号量を補償することができ、S/N比の良好な画像を形成することができる。
本発明に係る撮像装置の具体的な実施形態としては、デジタルカメラが代表的であるが、この他にカメラ付きの携帯電話機や、デジタルビデオカメラ等も含まれる。
図1を用いて、本発明に係る撮像装置の代表的な実施形態の1つであるデジタルカメラの外観を説明する。図1(a)は、本発明に係るデジタルカメラ1の側面図、図1(b)は背面図である。図1(a)に示す様に、デジタルカメラ1は、カメラ本体部2、およびレンズユニット3から構成される。
レンズユニット3は、図示しないマクロズームからなる撮影レンズ、絞り、及びシャッタ等から構成される。
カメラ本体部2は、LCD(Liquid Crystal Display;液晶表示素子)からなるLCDモニタ211、EVF(Electronic View Finder;電子ビューファインダ)210、及びデジタルカメラ1を図示しないパーソナルコンピュータに接続する外部接続端子を有しており、後述するCCDエリアセンサ50(以下、CCD50と略称する。)で取り込まれた画像信号に所定の信号処理を施し、LCDモニタ211やEVF210への画像表示や、後述するメモリカード277等の記録媒体への画像記録、あるいはパーソナルコンピュータへの画像の転送といった処理を行う。
図1(a)に示す様に、カメラ本体部2の上面には、必要時にホップアップされる内蔵フラッシュ212が設けられている。
また、図1(b)に示す様に、カメラ本体部2の背面の略中央部には撮影画像の表示や記録画像の再生表示、またはメニュー画面や、各種状態表示等のGUI表示を行うLCDモニタ211とEVF210が設けられている。
カメラ本体部2の上面には、図1(b)に示す様に、シャッタボタン201と、シャッタボタン201の近くには、デジタルカメラ1の動作モードを設定するモード設定ダイアル203が設けられている。モード設定ダイアル203で設定されるデジタルカメラ1の動作モードには、「静止画モード」、「動画モード」、「再生モード」等がある。
例えば、静止画モードは、撮影待機状態(ライブビュー状態)から露光制御のプロセスを経て撮影にいたる写真撮影を行うモードであり、動画モードは、撮影待機状態(ライブビュー状態)にCCDエリアセンサ50から読み出された動画像信号に基づいて動画撮影を行なうモードである。また、再生モードは、メモリカード277に記録された撮影画像をLCDモニタ211やEVF210に再生表示するモードである。
また、カメラ本体部2の背面上部には、図1(b)に示す様に、メインスイッチ202と、メインスイッチ202の近くには、デジタルズームのズーム倍率を設定する為のデジタルズームボタン209が設けられている。
また、カメラ本体部2の背面下部には、図1(b)に示す様に、LCDモニタ211にメニューを表示する為のメニューボタン207と、メニューボタン207の近くには、LCDモニタ211に画像を表示する為のクイックビューボタン208が設けられている。
さらに、カメラ本体部2の背面の略中央部には、各種設定を行う為の選択/決定ボタン206が設けられている。選択/決定ボタン206は、各種設定の選択を行う為のジョグダイアル(十字キー)204と、ジョグダイアル(十字キー)204で選択された設定を確定する為の決定ボタン205から構成される。また、選択/決定ボタン206は、本発明における撮影モード設定手段に該当し、撮影シーンに応じた撮影モードを設定することができる。撮影モードには、人物や風景等を撮影する「ポートレートモード」、スポーツシーン等を撮影する「スポーツモード」、文字等を撮影する「テキストモード」、「夕景モード」、「夜景モード」等があり、設定した撮影モードに応じて、後述のカメラ制御CPU291の制御によって、撮影シーン適した露出制御や諧調制御、またホワイトバランス制御等を行なうものである。
また、選択/決定ボタン206は、本発明における記録画素数設定手段に該当し、撮影時に、メモリーカード277に記録する画素数を設定することができる。例えば、CCDエリアセンサ50の有効画素数を8Mとすると、記録画素数は、フルサイズの8M(3264×2448)、縮小サイズの5M(2560×1920)、3M(2048×1536)、2M(1600×1200)、0.3M(640×480)等がある。
次に、CCDエリアセンサ50(以下、CCD50と略称する。)の構成を、図3を用いて説明する。図3は、本発明に係るデジタルカメラ1におけるCCDの構成を示す模式図である。
CCD50は、図3に示す様に、受光領域52に本発明における画素に該当するフォトダイオード51を2次元マトリクス状に配列し、それぞれのフォトダイオード51には、R(赤)光、G(緑)光、B(青)光の各色透過フィルタが市松模様状に配置された(ベイヤ配列)カラーエリア撮像センサで、レンズユニット3により結像された被写体光像を光電変換して、R(赤)光、G(緑)光、B(青)光の各色成分の画像信号(各画素単位で受光された画素信号の信号列からなる信号)を生成する。
フォトダイオード51は、図3に示す様に、垂直シフトレジスタ53と接続され、さらに、垂直シフトレジスタ53は、CCD50の下部に設けられた水平シフトレジスタ54と接続され、フォトダイオード51に蓄積された信号電荷は、これらの部位を介して出力部55で増幅されて外部に出力される。
この様な構成のCCD50において、本発明は、撮影時に、CCD50による記録可能な最大画素数よりも少ない画素数の画像信号を、本発明における記憶手段に該当するメモリカード277に記録する場合、後述のカメラ制御CPU291は、撮影条件に基づいて、後述の第1の駆動モード、あるいは第2の駆動モードのいづれか1つを選択して、後述のタイミングジェネレータ246、及び後述の画像処理CPU261中の解像度変換部265を制御して画像信号を生成する様にした。したがって、画像信号の信号レベルが低下して、画像信号のS/N比が低下する様な撮影条件下においては、第2の駆動モードによる画素加算を行うことにより、低下した信号量を補償することができ、S/N比の良好な画像を形成することができる様になる。
最初に、撮影時に、第1の駆動モードでCCD50を駆動した時の信号電荷の読出し動作について説明する。第1の駆動モードは、通常行われている様に、CCD50で生成された全ての信号電荷を、第1フィールドと第2フィールドの2回に分割して読み出す動作モードである。
第1フィールドでは、フォトダイオード51で生成された信号電荷は、CCD50を駆動させる後述のタイミングジェネレータ246から出力される電荷読み出しパルスφSG1により垂直シフトレジスタ53に読み出される。この時、各列の垂直シフトレジスタ53には、図3に示す様に、例えば、奇数行のR信号電荷、G信号電荷がそれぞれ出力される。信号電荷が垂直シフトレジスタ53に読み出されると、次に、タイミングジェネレータ246は、垂直転送パルスφV1乃至φV4を出力して、信号電荷を垂直シフトレジスタ53から水平シフトレジスタ54に転送する。垂直転送パルスφV1乃至φV4により、1ライン分の信号電荷が各垂直シフトレジスタ53から水平シフトレジスタ54に転送される毎に、水平転送パルスφH1、φH2を出力して、1ライン分に相当する信号電荷を水平方向に転送する。水平転送された信号電荷は、出力部55を経て外部に出力される。この様にして、奇数行のR信号電荷、G信号電荷の全てがCCD50から出力される。同様にして、第2フィールドでは、偶数行のG信号電荷、B信号電荷の全てがCCD50から出力される。この様にして、第1の駆動モードは、CCD50で生成された全ての信号電荷を第1フィールドと第2フィールドの2回に分割して読み出し、読み出した信号電荷の画素数を、選択/決定ボタン206で設定された記録画素数に、後述の画像処理CPU261中の解像度変換部265で変換して、メモリカード277に記録する動作モードである。
つぎに、撮影時に、第2の駆動モードでCCD50を駆動した時の信号電荷の読出し動作について図4を用いて説明する説明する。図4は、CCD50の駆動制御信号のタイムチャートである。第2の駆動モードは、CCD50で生成された全ての信号電荷を、第1フィールドと第2フィールドの2回に分割して、複数個づつ例えば垂直方向に加算して読み出すモードであり、画像信号の信号レベルが低下して、画像信号のS/N比が低下する様な撮影条件下においては、画素加算を行なって低下した信号量を補償することにより、S/N比の良好な画像を形成することができる動作モードである。
第1フィールドでは、フォトダイオード51で生成された信号電荷は、図4に示す様に、CCD50を駆動させる後述のタイミングジェネレータ246から時刻t1、及びt2に出力される電荷読み出しパルスφSG1により垂直シフトレジスタ54に読み出される。この時、各列の垂直シフトレジスタ53には、図3に示す様に、例えば、奇数行のR信号電荷、G信号電荷がそれぞれ出力される。信号電荷が垂直シフトレジスタ53に読み出されると、次に、タイミングジェネレータ246は、図4に示す様に、時刻t3からt4にかけて、垂直転送パルスφV1乃至φV4を、例えば連続して5回出力して、1列につき5個の信号電荷を垂直シフトレジスタ53から水平シフトレジスタ54に転送する。またこの間、水平転送パルスφH1、φH2の出力を停止させて水平転送動作を停止させている。この様にすることにより垂直シフトレジスタ53から水平シフトレジスタ54に転送された各列5個の信号電荷は、水平シフトレジスタ54において加算される。
加算が終了すると、図4に示す様に、時刻t4から水平転送パルスφH1、φH2の出力を再開して、加算された信号電荷を水平方向に転送する。水平転送された信号電荷は、出力部55を経て外部に出力される。この様に、時刻t3からt4にかけての垂直転送動作、及び時刻t4以降の水平転送動作を繰り返すことにより、奇数行のR信号電荷、G信号電荷の全てがそれぞれ垂直方向に5画素づつ加算されてCCD50から出力される。同様にして、第2フィールドでは、偶数行のG信号電荷、B信号電荷の全てがそれぞれ垂直方向に5画素づつ加算されてCCD50から出力される。この様にして、第2の駆動モードは、CCD50で生成された全ての信号電荷を第1フィールドと第2フィールドの2回に分割して、複数個づつ例えば垂直方向に加算して読み出し、読み出した信号電荷の画素数を、選択/決定ボタン206で設定された記録画素数に、後述の画像処理CPU261中の解像度変換部265で変換して、メモリカード277に記録する動作モードである。
また、加算する画素数は、選択/決定ボタン206で設定された記録画素数に応じて、変更される。
以上、本発明に係る画素加算方法を実施の形態を参照して説明してきたが、画素加算方法は前述の実施の形態に限定して解釈されるべきでなく、適宜変更、改良が可能であることは勿論である。例えば、特開2005−45435号公報に開示されている「撮像素子の駆動方法、及び撮像装置」等の周知の画素加算方法を用いても良い。
尚、デジタルカメラ1で行われる駆動モード制御の詳細は後述する。
次に、デジタルカメラ1の制御系について図2を用いて説明する。図2は、本発明に係わるデジタルカメラ1の制御系のブロック図である。尚、図2では、図1に示した部材と同じ部材には同一の番号を付与した。
タイミングジェネレータ246は、後述する基準クロック発生部271から送信される基準クロックに基づいて、CCD50の駆動制御信号を生成するものである。タイミングジェネレータ246で生成される駆動制御信号には、たとえば、CCD50における露出開始、および終了タイミングを制御する積分開始/終了のタイミング信号、各画素の信号電荷の読出制御信号(水平同期信号、垂直同期信号、転送信号等)などのクロック信号が挙げられ、これらのクロック信号がCCD50に供給されるとCCD50では各クロック信号に対応した駆動制御が行われる。この様に、前述のCCD50、及びタイミングジェネレータ246は、本発明に係る撮像装置における撮像手段として機能するものである。
また、タイミングジェネレータ246で生成される駆動制御信号は、後述するカメラ制御CPU291により、撮影条件に基づいて、第1の駆動モード、あるいは第2の駆動モードによる制御が行われる。
次に、信号処理回路242は、CDS回路243、AGC回路244より構成され、これらの構成部を介して画像信号に所定の処理が行われる。以下、信号処理回路242で行われる画像信号への所定の処理について説明する。
CDS(相関二重サンプリング)回路243は、CCD50から読み出された画像信号より読み出し時に発生するノイズの低減や、OBクランプ動作を行って黒レベルの補正を行うものである。
AGC(自動利得制御)回路244は、後述するカメラ制御CPU291の制御により、CDS回路243で処理された画像信号のゲインを、例えば被写体の明るさ等に応じて調整する。
A/D変換器245は、AGC回路244から入力された画像信号を構成する各画素信号をデジタル信号に変換するものである。A/D変換器245は、基準クロック発生部271から入力されるA/D変換用クロックに基づき、アナログ信号の各画素信号をたとえば14ビットのデジタル信号に変換する。
この様に、CCD50で読み出された画像信号は、信号処理回路242、及びA/D変換器245で所定の処理が施されて、デジタル画像信号に変換される。デジタル化された画像信号は、画像処理CPU261に取り込まれて所定の処理が行われる。
画像処理CPU261は、マイクロコンピュータからなり、デジタルカメラ1で行われる画像信号処理動作を統括的に制御するものである。以下、画像処理CPU261で行われるデジタル画像信号への処理について説明する。
最初に、画像処理CPU261に取り込まれた画像信号は、CCD50から出力される画像信号の読出しに同期して画像メモリ275に書き込まれる。すなわち、画像処理CPU261で行われる処理に使用されるデジタル画像信号は、画像メモリ275にいったん記録したものを画像メモリ275から取り出し、各ブロックにおける処理に使用される。
画像処理CPU261は、図2に示す様に、たとえば黒レベル補正部263、画素補間部264、解像度変換部265、ホワイトバランス制御部266、ガンマ補正部267、マトリックス演算部268、シェーディング補正部269、画像圧縮部270等からなる画像処理部262、および基準クロック発生部271等から構成され、画像処理部262は画像メモリ275より取り出したデジタル画像信号に周知の画像信号処理を施すものである。そして、これらの部位で所定の処理を施されたデジタル画像信号は、再度、画像メモリ275に格納される。
画像処理部262中の解像度変換部265は、本発明における画素数変換手段に該当し、画素補完部264で画素補完が行われた画像信号の画素数を、水平垂直方向への縮小、または、間引きして、選択/決定ボタン206で選択された記録画素数へ変換を行うものである。
基準クロック発生部271は、デジタルカメラ1の駆動制御に使用される基準クロックを生成し、これを各回路に供給する回路である。本発明における基準クロックの具体例としては、タイミングジェネレータ246に使用される基準クロックや、A/D変換器245に使用されるA/D変換用クロックなどが挙げられ、基準クロック発生部271でこれらのクロックを生成する。
次に、LCDモニタ211は、CCD50で取り込まれた画像信号の表示や、GUI表示を行う。
LCD駆動回路279は、画像処理CPU261により画像メモリ275から読み出された画像信号を一時記憶するバッファメモリ(VRAM)を備えており、該画像信号をフィールド画像としてLCDモニタ211に画像表示させる。
次に、カメラ制御CPU291は、マイクロコンピュータからなり、後述のスイッチ群295の各スイッチ操作によるスイッチ信号に基づき、カメラ本体部2、及びレンズユニット3の各部材の駆動をシーケンシャルに制御してデジタルカメラ1の撮影動作を統括制御する。
また、カメラ制御CPU291は、選択/決定ボタン206によって設定された、撮影モードに応じて、画像処理部262を制御して、撮影シーン適した露出制御や諧調制御、またホワイトバランス制御等を行なう。
また、カメラ制御CPU291は、選択/決定ボタン206によって設定された、撮影モードに基づいて、第1の駆動モード、あるいは第2の駆動モードのいづれか1つを選択して実行する。
撮影モードは、例えば、「ポートレートモード」、「スポーツモード」、「テキストモード」、「夕景モード」、「夜景モード」等があり、選択/決定ボタン206で設定した撮影モードに応じて、撮影シーンに適した露出制御や諧調制御、またホワイトバランス制御等を行なうものである。そして例えば、スポーツモードは、動きの速い被写体を撮影する場合に用いられる撮影モードであり、高速のシャッタスピードで撮影することにより、被写体のぶれを抑制するものである。通常、シャッタスピードを高速にすると、画像信号の信号レベルが低下する為に、撮影感度、すなわちAGC回路244のゲインを上げることにより低下した信号量を補償する様にしている。しかしながら、AGC回路244のゲインを上げると画像信号のS/N比が低下する。そこでカメラ制御CPU291は、選択/決定ボタン206でスポーツモードが設定された場合には、AGC回路244のゲインを上げずに、第2の駆動モードを選択して画素加算を行う。その結果、低下した信号量が補償されS/N比の良好な画像を形成することができる様になる。
また、カメラ制御CPU291は、本発明における温度検知手段に該当する温度センサ249で検知されたCCD50の温度に温度に基づいて、第1の駆動モード、あるいは第2の駆動モードのいづれか1つを選択して実行する。
CCD50の温度が高くなると暗ノイズ等のノイズが増大する。そこでカメラ制御CPU291は、CCD50の温度が高い場合には、撮影感度、すなわちAGC回路244のゲインを下げてノイズを抑制する。そしてAGC回路244のゲインを下げることにより低下した信号量を補償する為に、第2の駆動モードを選択して画素加算を行う。その結果、低下した信号量が補償されS/N比の良好な画像を形成することができる様になる。
また、カメラ制御CPU291は、本発明における輝度検知手段に該当し、CCD50から取り込まれて画像メモリ275に書き込まれた画像信号より、被写体の輝度を検知する。具体的には、カメラ制御CPU291は、画像メモリ275に書き込まれた画像信号より、例えば、図5に示す様に、予め設定されている撮像面上の9ブロックに関する画像信号を読出し、読み出した画像信号より、下記(式1)で表される露出制御式により、被写体の輝度情報(Bv値)を検知する。カメラ制御CPU291は、検知した被写体の輝度に基づいて、第1の駆動モード、あるいは第2の駆動モードのいづれか1つを選択して実行する。
Bv=Tv−Sv+Av・・・(1)
式中、Bvは被写体輝度を、Tvはタイミングジェネレータ246で設定されるシャッタースピード値、SvはAGC回路244で設定される撮影感度値、Avは絞り/シャッタ駆動回路247で設定される絞り値を表すものである。
通常、被写体の輝度が低下すると、画像信号の信号レベルが低下する為に、撮影感度、すなわちAGC回路244のゲインを上げることにより低下した信号量を補償する様にしている。しかしながら、ゲインを上げると画像信号のS/N比が低下する。そこでカメラ制御CPU291は、被写体の輝度が低下した場合には、AGC回路244のゲインを上げずに、第2の駆動モードを選択して画素加算を行う。その結果、低下した信号量が補償されS/N比の良好な画像を形成することができる様になる。
この様に、カメラ制御CPU291は、本発明に係る撮像装置における駆動モード制御手段として機能するものである。
この様に、デジタルカメラ1では、画像処理CPU261においてCCD50より取り込まれた画像信号に前述した様な信号処理を行い、これらの処理を行った画像信号を画像メモリ275に記録するようになっている。
本発明に係るデジタルカメラ1は、モード設定ダイアル203で設定したモードの下でCCD50より取り込まれた画像信号を画像メモリ275に記録、あるいは、LCDモニタ211やEVF210に表示する。
撮影待機状態(例えば、モード設定ダイアル203で「静止画撮影モード」に設定した状態)では、画像信号が例えば1/30秒毎等の所定間隔でCCD50より信号処理回路242、A/D変換器245を経て画像処理CPU261に取り込まれている。取り込まれた画像信号は、前述の様に、画像処理CPU261中の画像処理部262の黒レベル補正部263からシェーディング補正部269にかけての部位で所定の信号処理が施され、その後、デジタル画像信号として画像メモリ275に記録される。そして、画像メモリ275に記録された画像信号を読み出し、読み出された画像信号をLCD駆動回路279やEVF駆動回路280を介してフィールド画像としてLCDモニタ211やEVF210で画像表示する。
また、画像記録時は、設定された圧縮率の画像とする為に画像信号を画像処理CPU261中の画像処理部262の画像圧縮部270で圧縮処理し、得られた圧縮画像はメモリカードドライバ276を介して、メモリカード277に記録される。
再生モード(モード設定ダイアル203で「再生モード」に設定した状態)では、メモリカード277より読み出された画像信号は、画像処理CPU261で所定の信号処理が施され、LCD駆動回路279やEVF駆動回路280を介してLCDモニタ211やEVF210に表示する。
尚、図2中のスイッチ群295は、図1のシャッタボタン201、メインスイッチ202、モード設定ダイアル203、選択/決定ボタン206、メニューボタン207、クイックビューボタン208、デジタルズームボタン209などに対応するスイッチである。
ここで、本発明に係るデジタルカメラ1で行なわれる、駆動モード制御動作の流れを図6に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。
最初に、モード設定ダイアル203を操作して、デジタルカメラ1を静止画撮影モードに設定すると(ステップS1)、LCDモニタ211にライブビュー画像が表示される(ステップS2)。次に、選択/決定ボタン206を操作して記録画素数を縮小サイズに設定すると(ステップS3)、カメラ制御CPU291は、選択/決定ボタン206で設定されている撮影モード(撮影シーン情報)を取得する(ステップS4)。取得した撮影モードがスポーツモードの場合は(ステップS5;Yes)、カメラ制御CPU291は、画像信号のS/N比が低下する恐れがあると判断して、第2の駆動モードを選択する(ステップS6)。一方、ステップS5において、取得した撮影モードがスポーツモード以外の場合は(ステップS5;No)、カメラ制御CPU291は、画像信号のS/N比が低下する可能性は低いと判断して、次の要件の確認が行われる。
カメラ制御CPU291は、温度センサ249で検知されたCCD50の温度情報を取得する(ステップS7)。そしてカメラ制御CPU291は、予め設定しておいた基準温度と、取得したCCD50の温度とを比較し、CCD50の温度が基準温度以上であるか否かを判定する(ステップS8)。ここで基準温度を仮に50度Cとしておく。CCD50の温度が基準温度以上の場合は(ステップS8;Yes)、カメラ制御CPU291は、画像信号のS/N比が低下する恐れがあると判断して、第2の駆動モードを選択する(ステップS6)。一方、ステップS8において、CCD50の温度が基準温度未満の場合は(ステップS8;No)、カメラ制御CPU291は、画像信号のS/N比が低下する可能性は低いと判断して、次の要件の確認が行われる。
カメラ制御CPU291は、被写体の輝度情報を取得する(ステップS9)。そしてカメラ制御CPU291は、予め設定しておいた基準輝度と、被写体の輝度とを比較し、被写体の輝度が基準輝度以下であるか否かを判定する(ステップS10)。ここで基準輝度を仮にBv3としておく。被写体の輝度が基準輝度以下の場合は(ステップS10;Yes)、カメラ制御CPU291は、画像信号のS/N比が低下する恐れがあると判断して、第2の駆動モードを選択する(ステップS6)。一方、ステップS10において、被写体の輝度が基準輝度以上の場合は(ステップS10;No)、カメラ制御CPU291は、画像信号のS/N比が低下する可能性は低いと判断して、第1の駆動モードを選択する(ステップS11)。
この様にして、カメラ制御CPU291は、撮影モード、CCD50の温度、被写体の輝度等の撮影条件に基づいて、第1の駆動モード、あるいは第2の駆動モードを選択する。
次に、シャッタボタン201が押されると(ステップS12)、カメラ制御CPU291は、ステップS6、またはステップS11で選択した駆動モードに基づいて、タイミングジェネレータ246を制御して、CCD50を駆動する(ステップS13)。CCD50から画像信号が読み出されると、画像処理CPU261は、CCD50から読み出された画像信号に所定の画像処理を施すとともに、画像処理CPU261中の画素補完部264で画像信号の画素数を、選択/決定ボタン206で選択された記録画素数に変換して、メモリカード277に記録する(ステップS14)。
この様に、本発明に係わる撮像装置では、撮影時に、撮像素子による記録可能な最大画素数よりも少ない画素数の画像信号を記録する場合、撮影条件に基づいて、第1の駆動モード、あるいは第2の駆動モードを選択して実行する様にした。したがって、画像信号の信号レベルが低下して、画像信号のS/N比が低下する様な撮影条件下においては、第2の駆動モードによる画素加算を行なうことにより、低下した信号量を補償することができ、S/N比の良好な画像を形成することができる様になる。
以上、本発明を実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は前述の実施の形態に限定して解釈されるべきでなく、適宜変更、改良が可能であることは勿論である。例えば、前述の実施の形態においては、駆動モードを選択する撮影条件として、撮影モード、撮像素子の温度、被写体の輝度、及び被写体の空間周波数等を用いたが、その他にシャッタスピード、ズームレンズの焦点距離や絞り値、また撮影感度(ISO感度)等、AGC回路のゲインに係る様な要件を加えてもよい。
本発明に係るデジタルカメラの外観模式図である。 本発明に係るデジタルカメラの回路ブロック構成図である。 本発明に係るデジタルカメラにおけるCCDの構成を示す模式図である。 本発明に係るデジタルカメラにおけるCCDの駆動制御信号のタイミングチャートである。 本発明に係るデジタルカメラにおける輝度判別に用いられる画像データの抽出領域を示す模式図である。 本発明に係るデジタルカメラの駆動モード制御の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 カメラ本体部
201 シャッタボタン
202 メインスイッチ
203 モード設定ダイアル
204 ジョグダイアル(十字キー)
205 決定ボタン
206 選択/決定ボタン
207 メニューボタン
208 クイックビューボタン
209 デジタルズームボタン
210 電子ビューファインダ(EVF)
211 LCDモニタ
212 内蔵フラッシュ
242 信号処理回路
243 CDS回路
244 AGC回路
245 A/D変換器
246 タイミングジェネレータ
247 絞り/シャッタ駆動回路
248 フォーカス/ズームモータ駆動回路
249 温度センサ
261 画像処理CPU
262 画像処理部
263 黒レベル補正部
264 画素補完部
265 解像度変換部
266 ホワイトバランス制御部
267 ガンマ補正部
268 マトリックス演算部
269 シェーディング補正部
270 画像圧縮部
271 基準クロック発生部
275 画像メモリ
276 メモリカードドライバ
277 メモリカード
278 外部通信I/F
279 LCD駆動回路
280 EVF駆動回路
291 カメラ制御CPU
292 フラッシュ制御回路
295 スイッチ群(シャッタボタン他)
3 レンズユニット
351 フォーカス/ズームモータ
352 絞り
50 CCDエリアセンサ
51 フォトダイオード
52 受光領域
53 垂直シフトレジスタ(垂直CCD)
54 水平シフトレジスタ(水平CCD)
55 出力部

Claims (4)

  1. 2次元マトリクス状に配列されていて、被写体光学像を光電変換して画像信号を生成する複数個の画素を有する撮像手段と、
    前記撮像手段から読み出された画像信号の画素数を変換する画素数変換手段と、
    前記画素数変換手段で変換された画像信号を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記録する画素数を設定する記録画素数設定手段と、を有する撮像装置であって、
    前記記録画素数設定手段によって設定された画素数が、前記撮像手段による記録可能な最大画素数よりも少ない場合、
    前記撮像手段の略全ての画素で生成された画像信号を読み出し、読み出した画像信号の画素数を前記記録画素数設定手段によって設定された画素数に前記画素数変換手段で変換し、変換された画像信号を前記記憶手段に記憶を行なわせる第1の駆動モードと、
    前記撮像手段の略全ての画素で生成された画像信号を複数個づつ加算して読み出し、読み出した画像信号の画素数を前記記録画素数設定手段によって設定された画素数に前記画素数変換手段で変換し、変換された画像信号を前記記憶手段に記憶を行なわせる第2の駆動モードの、いずれか1つを撮影条件に基づいて選択して実行する駆動モード制御手段と、を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 撮影シーンに応じた撮影モードを設定する撮影モード設定手段を有し、
    前記駆動モード制御手段は、前記撮影モード設定手段で設定された撮影モードに基づいて、第1の駆動モード、あるいは第2の駆動モードを選択して実行することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像手段の温度を検知する温度検知手段を有し、
    前記駆動モード制御手段は、前記温度検知手段で検知された温度に基づいて、第1の駆動モード、あるいは第2の駆動モードを選択して実行することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 被写体の輝度を検知する輝度検知手段を有し、
    前記駆動モード制御手段は、前記輝度検知手段で検知された輝度に基づいて、第1の駆動モード、あるいは第2の駆動モードを選択して実行することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010130480A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Fujifilm Corp 撮影装置および画素数調整方法

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