以下、本発明の実施形態に係るプログラムタイマを図面を参照して説明する。
(実施形態1)
実施形態1に係るプログラムタイマの構成を図1に示す。
実施形態1に係るプログラムタイマ1は、コンピュータ11と、プログラム記憶部12と、設定データ記憶部13と、メロディデータ記憶部14と、計時部15と、表示部16と、音声出力部17と、出力部18と、制御部19と、を備える。
コンピュータ11は、週間プログラム、年間プログラム等におけるデータを設定するためのものであり、図2に示すように、HDD21と、表示装置22と、操作部23と、入出力I/O24と、ROM25と、RAM26と、USBインタフェース27と、CPU28と、を備える。
HDD21は、表示装置22に表示させる各画面のデータを記憶するとともに、各プログラム画面の表示に従って入力されたデータを記憶するためのものである。
表示装置22は、液晶ディスプレイ等を備え、プログラムタイマ1のメイン画面、プログラム画面に従って入力されたデータを表示するためのものである。
表示装置22は、CPU28によって制御されて、表示する画面のデータをHDD21から取得し、図3に示すような体系化された各画面を表示する。図3に示すメイン画面は、「スタート」−「プログラム」−「プログラムタイマ」が選択されて最初に表示される画面である。
表示装置22は、図4に示すように、このメイン画面に、「ファイル」、「接続処理」、「ヘルプ」のアイコン、「新規作成」、「開く」「上書き保存」のファイル制御を行うボタン、および「チャンネル設定」、「週間プログラム」、「年間プログラム」、「サマータイム」、「ラジオ選局」のプログラム設定を行うボタンを表示する。
「ファイル」メニューは、図5に示すように、「新規作成」、「開く」、「上書き保存」、「名前を付けて保存」、「アプリケーションの終了」を選択するためのものである。「接続処理」メニューは、図6に示すように、「USBメモリへの書き込み」、「USBメモリからの読み込み」、「ケーブル接続で書き込み」、「ケーブル接続で読み込み」を選択するためのものである。
「新規作成」ボタンは、新たにファイルを作成するためのボタンである。「開く」ボタンは、すでに作成されたファイルを編集するためのボタンであり、表示装置22は、「開く」ボタンが選択されると、図示しないファイルの選択画面を表示する。ファイル選択画面は、編集ファイルおよび編集ファイルの格納場所を示す画面である。
表示装置22は、このファイル選択画面に「開く」、「キャンセル」ボタンを表示する。「開く」ボタンは、ファイル名の欄への入力データによってファイル設定されたファイルを開くためのボタンであり、「キャンセル」ボタンは、ファイル設定、入力データをキャンセルするためのボタンである。
表示装置22は、ファイル設定して「開く」をクリックすると、ファイルの内容を読み出して、「キャンセル」をクリックすると何もしないで、メイン画面を表示する。
図7は、「チャンネル設定」ボタンをクリックされたときに表示されるチャンネル設定画面を示す。チャンネル設定画面は、チャンネル設定を」行うための画面であり、チャンネル番号欄(CH1からCH8と示してある)と、タイプ指定欄と、報時時間(分)指定欄と、報時時間(秒)指定欄と、立ち上がり時間指定欄と、「OK」ボタンと、「キャンセル」ボタンと、からなる。
タイプは、報時またはキープを示すものである。報時は、チャイム設定のように比較的短時間オンする場合に使用し、キープは、エアコンの設定などのように設定状態を長時間オンするような場合に使用する。ここでは、報時はオン時間を指定し、キープは何も設定しない。報時(分)、報時(秒)はそれぞれオン時間の分、秒を設定する欄であり、例えば1分10秒と設定すれば、報時を開始する時刻から1分10秒間報時するように設定される。立ち上がり時間は、報時を開始するに先立って音声出力部17に電源を供給する時間を設定する欄であり、「−3秒」と設定すれば、報時を開始する時刻に対して3秒先立って音声出力部17に電源を供給するように設定される。
尚、「OK」ボタンがクリックされた場合、表示装置22は、設定された内容を保持して、メイン画面を表示する。「キャンセル」ボタンがクリックされた場合は何もせずメイン画面を表示する。
図8は、「週間プログラム」ボタンがクリックされたときに表示される週間プログラム画面を示す。週間プログラム画面は、週間プログラムの設定状態を示すプログラム画面であり、プログラム番号と、チャンネル番号(CH1からCH8)と、タイプ(報時またはキープを示してある)と、それぞれの欄からなる。チャンネル番号、タイプは、図7に示すチャンネル設定画面において、設定されたチャンネルの番号、タイプを示す。このように、表示装置22は、週間プログラム画面において、プログラムごとに、チャンネル、タイプを示す。
図8で丸印のマークが表示されているセルは、既にプログラムが設定されているセルである。既に設定されたプログラムを編集するときは、マークが表示されているセルをクリックし、新たにプログラムを設定するときは、マークが表示されていないセルをクリックする。
例えば、既にプログラムが設定されているプログラム番号1、チャンネル1のセルがクリックされると、表示装置22は、CPU28に制御されて、図9に示すような週間プログラム設定画面を表示する。この週間プログラム設定画面は、ステップ欄と、曜日欄と、祭日欄と、時刻(時、分)欄と、設定(報時の場合はチャイム)欄と、からなる。
指定する曜日、祭日、時刻(時、分)、設定のいずれかのセルがクリックされると、データの入力可能状態となる。
また、表示装置22は、この週間プログラム設定画面に、「確認」、「OK」ボタン、「キャンセル」の各ボタンを表示する。
「確認」ボタンがクリックされると、表示装置22は、CPU28に制御されて、図10、11に示すような週間プログラムの確認画面を表示する。
図10、11は、それぞれ、タイプが報時の場合、キープの場合の週間プログラムの確認画面を示す。週間プログラムの確認画面は、プログラム番号欄と、名称欄と、チャンネル番号欄と、曜日及び時刻毎のセルと、からなる。
図10に示すように、タイプが報時の場合、表示装置22は、各セルに、チャイムの番号を表示する。音声出力部7は複数種類のチャイムの音声を生成可能であって、それぞれに番号が与えられている。ここでは報時を行わせるチャイムの番号を指定する。また、タイプがキープの場合、図11に示すように、表示装置22は、設定した曜日とオンする時刻からオフする時刻までの間を棒線で表示する。
表示装置22は、この週間プログラムの確認画面に「閉じる」ボタンを表示する。尚、週間プログラムの確認画面は、確認のみのものであって、この画面において、データを入力することはできない。「閉じる」ボタンがクリックされると、表示装置22は、CPU28に制御されて、再び、図9に示す週間プログラム設定画面を表示する。
表示装置22は、週間プログラム設定画面において、曜日欄等に加え、祭日欄も表示する。表示装置22は、祭日欄のセルがクリックされて、星印のマークが入力され、時刻(時、分)、設定の各データが入力されると、図12に示すように、これらのデータを表示する。
週間プログラム設定画面において、「OK」ボタン、「キャンセル」ボタンがクリックされると、表示装置22は、CPU28に制御されて、再び、図8に示す週間プログラム画面を表示する。
表示装置22は、この週間プログラム一覧画面において、「週間プログラム一覧」、「プログラム名一覧」の各ボタンを表示する。
「週間プログラム一覧」ボタンが押下されたとき、表示装置22は、図13に示すような週間プログラムの一覧表を示す。表示装置22は、週間プログラムの一覧表において、時刻(時、分)、プログラム番号、チャンネル番号、曜日、祭日、設定を、ステップ毎に表示する。
プログラム番号は、図8に示す週間プログラム画面において、指定されたプログラムの番号を示す。時刻(時、分)、曜日、祭日、設定の各データは、図9、12に示すプログラム設定画面において、設定されたデータを示す。
尚、表示装置22は、プログラム番号、時刻(時、分)、チャンネル番号の順に昇順ソートして各データを表示する。
表示装置22は、この週間プログラム一覧画面において、「閉じる」ボタンを表示し、「閉じる」ボタンがクリックされると、表示装置22は、CPU28に制御されて、再び、図8に示す週間プログラム画面を表示する。
週間プログラム画面において「プログラム名一覧」ボタンがクリックされると、表示装置22は、CPU28に制御されて、図14に示すようなプログラム名一覧の画面を表示する。プログラム名一覧の画面は、プログラム番号と、プログラム名、ステップ数、年間プログラムの各セルからなる。
プログラム名は、図9、12に示すプログラム設定画面において、設定されたプログラムの名称を示す。年間プログラムは、同じプログラム番号で設定されているステップの合計を示す。使用先は、後述する年間プログラムで使用される区分(期間設定、祭日設定、個別設定)を示す。このように、表示装置22は、プログラム名一覧の画面において、プログラム名、ステップ数、年間プログラムをプログラム番号順に表示する。
また、表示装置22は、このプログラム名一覧の画面において、「閉じる」ボタンを表示する。この「閉じる」ボタンがクリックされると、表示装置22は、CPU28に制御され、再び、図8に示す週間プログラム画面を表示する。表示装置22は、この週間プログラム画面において、「OK」ボタン、「キャンセル」ボタンがクリックされると、表示装置22は、CPU28に制御されて、再び、図4に示すメイン画面を表示する。
次に、図15は、「年間プログラム」ボタンがクリックされたときに表示される年間プログラム画面(期間設定)を示す。
年間プログラム画面は、期間設定、祭日設定、個別設定の3つの画面からなり、図15は、期間設定の年間プログラムを示す。表示装置22は、各年間プログラム画面に、期間設定、祭日設定、個別設定のオプションボタンを表示する。尚、後述するように、期間設定よりも祭日設定の方が、また、祭日設定よりも個別設定の方が優先されるように、優先順位が設定される、
図15に示す年間プログラム画面は、期間設定のオプションボタンがクリックされたときの年間プログラムを示す。この図15に示す期間設定の年間プログラムは、プログラム番号に対応するプログラムの開始年、開始月、終了月、終了日の各セルからなる。
データが表示されているセルは、既にプログラムが設定されているセルである。既に設定されたプログラムを編集するときは、マークが表示されているセルをクリックし、新たにプログラムを設定するときは、マークが表示されていないセルをクリックする。
祭日設定のオプションボタンがクリックされると、表示装置22は、図16に示すような祭日設定の年間プログラム画面を示す。表示装置22は、祭日設定の年間プログラム画面において、祭日実施のプログラム番号の設定欄と、祭日設定を実施するか否かを示すチェック欄と、を表示する。プログラム番号は、図8に示す週間プログラム画面において、指定された週間プログラムを示す。
祭日を実施する場合には、祭日実施に用いる週間プログラムのプログラム番号をこの設定欄に入力し、チェック欄にチェックを入れる。表示装置22は、入力されたプログラム番号とチェックマークとを表示する。図16に示すように、プログラム番号を入力しないで、チェック欄にチェックを入れた場合は、その期間に設定されている週間プログラムの祭日用プログラムを実行する設定となる。
個別設定のオプションボタンがクリックされると、表示装置22は、図17に示すような個別設定の年間プログラム画面を示す。表示装置22は、この個別設定の年間プログラム画面において、週間プログラムの実施年、実施月、実施日、週間プログラムのプログラム番号の各セルを表示する。
データが表示されているセルは、既にデータが設定されたセルであり、データを編集するには、このセルをクリックする。データが表示されていないセルは、データが未設定のセルであり、新たにデータを設定する場合、このセルをクリックする。
図15〜17に示すように、表示装置22は、各年間プログラム画面において、「確認」ボタンを表示する。この「確認」ボタンがクリックされると、表示装置22は、CPU28に制御されて、図18に示すような年間プログラムの確認するためのカレンダー画面を表示する。
表示装置22は、このカレンダー画面において、年、月の各スピンボタンと、日にち欄と、プログラム番号と、を表示する。プログラム番号は、図8に示す週間プログラム画面において、設定された週間プログラムの番号を示す。表示装置22は、このカレンダー画面において、期間設定、祭日設定、個別設定の区分を判別できるように各プログラム番号にマーキング又は色付けをする。
尚、このカレンダー画面において、設定されたデータを編集することも出来る。設定されたデータを編集する場合は、編集対象のプログラム番号をクリックし、そこに新たな週間プログラム番号を入力する。
また、表示装置22は、このカレンダー画面において、「OK」、「キャンセル」ボタンをそれぞれ表示する。これらのボタンがクリックされると、表示装置22は、図15〜17に示す元の年間プログラム画面を表示する。さらに、年間プログラム画面において、「OK」ボタン、「キャンセル」ボタンがクリックされると、表示装置22は、CPU28に制御されて、再び、図4に示すメイン画面を表示する。
図2に戻り、操作部23は、キーボード、マウス等からなるものであって、コンピュータ11にデータを入力したり、指令を入力したりするためのものである。表示装置22が表示した「チャンネル設定」ボタン等が選択されたり、指定された指定欄にデータが入力されたりすると、操作部23は、これらの操作情報をCPU28に供給する。
入出力I/O24は、制御部19との間で、データの入出力を行うためのものである。
ROM25は、コンピュータ11を動作するための動作プログラム等を記憶するためのものである。
RAM26は、CPU28が作業に必要なデータを記憶するためのものである。
USBインタフェース27は、USBメモリ31との間で、データの入出力処理を行うものである。
CPU28は、操作部23から供給された操作情報に基づいてコンピュータ11全体を制御し、プログラムタイマ1のプログラムを設定するためのものである。
具体的に、CPU28は、操作部23から、「スタート」−「プログラム」−「プログラムタイマ」が選択されて、「プログラムタイマ」を起動する旨の操作情報が供給されると、「プログラムタイマ」プログラムを起動する。そして、CPU28は、プログラムタイマ1のプログラム設定に関する基本処理を実行する。
CPU28は、この基本処理において、操作部23から、プログラム画面の各ボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、クリックされることにより選択された画面を表示するように表示装置22を制御する。
また、CPU28は、操作部23から、入力されたデータが供給されると、供給されたデータをRAM26に保持する。そして、CPU28は、「OK」ボタンが表示されている画面において、操作部23から、「OK」ボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、RAM26に保持したデータをHDD21に記憶する。
一方、CPU28は、「キャンセル」ボタンが表示されている画面において、操作部23から、「キャンセル」ボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、RAM26に保持したデータを破棄してHDD21には記憶しない。
また、前述のように、CPU28は、年間プログラムにおいて、期間設定、祭日設定、個別設定の順にプログラムが優先されるように優先順位を設定する。即ち、CPU28は、期間設定が行われても、祭日設定によって設定されたプログラムを優先する。また、CPU28は、期間設定、祭日設定が行われても、学校、会社等の記念日、祭日のように、個別設定によって設定されたプログラムを優先する。
そして、CPU28は、後述する「接続処理」のメニューが選択されたときに、USBメモリ31へのデータ書き込み命令が操作部23から入力されると、上述の各画面で入力されたデータをUSBメモリ31にUSBインタフェース27を介して書き込む。
また、CPU28は、ケーブル接続で書き込みの書き込み命令が操作部23から入力されると、上述の各画面で入力されたデータを、入出力I/O24を介して制御部19に設定する。
また、CPU28は、制御部19のデータを確認するために、USBメモリ31からの読み込み命令が操作部23から入力されると、USBインタフェース27を介してUSBメモリ31から設定されたデータを読み込む。
CPU28は、ケーブル接続で読み込みの読み込み命令が操作部23から入力された場合、入出力I/O24を介して制御部19から設定されたデータを読み込む。
また、USBメモリ31に対する書き込み命令がなされたときに、CPU28は、USBメモリ31へ書き込まれるデータを入出力I/O24を介して制御部19にも設定する。
さらに、図示しないが、制御部19にはUSBインタフェースが接続されており、このUSBインタフェースにUSBメモリ31を接続したときには、CPU28は、USBメモリ31に設定されたデータを読み出して制御部19に設定するようにも構成されている。
図1に戻り、プログラム記憶部12は、ROM等からなり、制御部19がプログラムタイマ1を制御するためのプログラムを記憶するものである。
設定データ記憶部13は、RAM等からなり、コンピュータ11により設定されたデータを記憶するためのものである。
メロディデータ記憶部14は、ROM等からなり、チャイム等に用いられるメロディのデータを記憶するものである。
計時部15は、現在を計時するものである。表示部16は、液晶表示装置等からなるものであり、設定データ記憶部13が記憶するデータ、計時部15が計時した現在時刻等を表示するものである。
音声出力部17は、制御部19から出力された制御信号として、メロディデータをチャイム等の音声に変換して出力するものであり、D/A変換器17−1と、増幅器17−2と、スピーカ17−3と、からなる。D/A変換器17−1は、デジタルデータをアナログ信号に変換するものである。増幅器17−2は、アナログ信号を増幅するものである。スピーカ17−3は、増幅器17−2によって増幅されたアナログ信号を音声として出力するものである。
出力部18は、接続端子に接続された電気機器に制御信号を出力するためのものであり、電気機器を接続する出力端子を有している。
制御部19は、プログラムタイマ1全体を制御するものであり、CPU、ROM、RAM等からなる。制御部19はコンピュータ11から送信されたデータを受信して設定データ部13に記憶する。そして、制御部19は、コンピュータ11によってプログラム設定された時刻に制御信号としてのメロディデータを音声出力部17に出力し、また、プログラム設定された時刻に、出力部18に制御信号を出力する。
次に実施形態1に係るプログラムタイマ1の動作を説明する。
「スタート」−「プログラム」−「プログラムタイマ」が選択されると、コンピュータ11の操作部23は、「プログラムタイマ」を起動する旨の操作情報をCPU28に供給する。CPU28は、操作部23から、この操作情報が供給されて、「プログラムタイマ」プログラムを起動し、図19に示すフローチャートに従って、基本処理を実行する。
CPU28は、メイン画面を表示するように表示装置22を制御する(ステップS11)。
CPU28は、操作部23から供給された操作情報に基づいて、アプリケーションの終了か否かを判定する(ステップS12)。CPU28は、操作部23から、「アプリケーションの終了」ボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、アプリケーションの終了と判定する(ステップS12においてYes)。この場合、CPU27は、この基本処理を終了させる。
アプリケーションの終了ではないと判定した場合(ステップS12においてNo)、CPU28は、操作部23から、メイン画面において、「接続処理」のメニューが選択されるか否かを判定する(ステップS13)。
CPU28は、操作部23から、メイン画面において、「接続処理」ボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、そのメニューを表示し、メニューに従ってUSBメモリ31またはケーブル接続によるデータを書き込みまたは読み込みのいずれの命令がなされたかを判定し、接続処理を実行する(ステップS13においてYes、ステップS14)。
例えば、CPU28は、ケーブル接続で書き込みの書き込み命令が操作部23から入力されると、上述の各画面で入力されたデータを入出力I/O24を介して、制御部19に設定する。
設定したデータの書き込みまたは読み込みがされないと判定した場合(ステップS13においてNo)、CPUは、操作部23から供給された操作情報に基づいて、ファイル選択か否かを判定する(ステップS15)。
CPU28は、操作部23から、「新規作成」のボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、ファイル選択ではないと判定する(ステップS15においてNo)。この場合、CPU28は、プログラム選択画面を表示するように表示装置22を制御する(ステップS17)。
一方、CPU28は、操作部23から、「開く」のボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、ファイル選択と判定する(ステップS15においてYes)。この場合、CPU28は、ファイル選択画面を表示するように表示装置22を制御する(ステップS16)。そして、CPU28は、プログラム選択画面を表示するように表示装置22を制御する(ステップS17)。
表示装置22がプログラム選択画面を表示すると、CPU28は、操作部23から供給された操作情報に基づいて、チャンネル設定が選択されたか否かを判定する(ステップS18)。
CPU28は、操作部23から、「チャンネル設定」ボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、チャンネル設定が選択されたと判定する(ステップS18においてYes)。この場合、CPU28は、図20に示すフローチャートに従ってチャンネル設定処理を実行する(ステップS19)。
CPU28は、チャンネル設定画面を表示するように表示装置22を制御する(図20のステップS31)。
CPU28は、操作部23から供給された操作情報に基づいて、タイプがキープか否かを判定する(ステップS32)。CPU28は、操作部23から、タイプ指定欄に「キープ」のデータが入力された旨の情報が供給されると、CPU28はキープと判定する(ステップS32においてYes)。この場合、CPU28は、キープ処理を実行し、ステップS40に進む。
一方、CPU28は、操作部23から、タイプ指定欄に「報時」のデータが入力された旨の情報が供給されると、タイプは報時と判定する(ステップS32においてNo)。この場合、CPU28は、操作部23から供給された操作情報に基づいて、報時(分)のデータ入力されたか否かを判定する(ステップS34)。
CPU28は、操作部23から、報時(分)の指定欄がクリックされた旨の操作情報が供給されると、報時(分)のデータが入力されたと判定する(ステップS34においてYes)。この場合、CPU28は、入力された報時(分)のデータをRAM26に保持する(ステップS35)。そして、CPU28は、ステップS34に戻る。
CPU28は、報時(分)のデータが入力されなかったと判定した場合(ステップS34においてNo)、CPU28は、操作部23から供給された操作情報に基づいて、報時(秒)のデータが入力されたか否かを判定する(ステップS36)。
CPU28は、操作部23から、報時(秒)の指定欄がクリックされた旨の操作情報が供給されると、報時(秒)のデータが入力されたと判定する(ステップS36においてYes)。この場合、CPU28は、入力された報時(秒)のデータをRAM26に保持する(ステップS37)。そして、CPU28は、ステップS34に戻る。
CPU28は、報時(秒)のデータが入力されなかったと判定した場合(ステップS36においてNo)、CPU28は、操作部23から供給された操作情報に基づいて、立ち上がり時間のデータが入力されたか否かを判定する(ステップS38)。
CPU28は、操作部23から、立ち上がり時間の指定欄がクリックされた旨の操作情報が供給されると、立ち上がり時間のデータが入力されたと判定する(ステップS38においてYes)。この場合、CPU28は、立ち上がり時間のデータを保持する(ステップS39)。
そして、CPU28は、ステップS40に進む。立ち上がり時間のデータが入力されなかったと判定したときに(ステップS38においてNo)、CPU28は、ステップS40に進む。
CPU28は、操作部23から供給された操作情報に基づいて、データの再入力の有無を判定する(ステップS40)。CPU28は、操作部23から、いずれかの指定欄がクリックされた旨の操作情報が供給されると、再入力ありと判定する(ステップS40においてYes)。この場合、CPU28は、再び、ステップS32〜ステップS39を実行する。
一方、CPU28は、操作部23から、また、CPU28は、操作部23から、「キャンセル」、「OK」いずれかのボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、再入力なしと判定する(ステップS40においてNo)。この場合、CPU28は、このチャンネル設定処理を終了させる。
CPU28は、操作部23から、「週間プログラム」ボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、週間プログラム設定処理が選択されたと判定する(ステップS18においてNo、ステップS20においてYes)。この場合、CPU28は、図21に示すフローチャートに従って週間プログラム処理を実行する(ステップS21)。
CPU28は、週間プログラム画面を表示するように表示装置22を制御する(ステップS51)。
CPU28は、操作部23から供給された操作情報に基づいて、週間プログラムを設定するか否かを判定する(ステップS52)。
CPU28は、操作部23から、いずれかの指定欄がクリックされた旨の操作情報が供給されると、週間プログラムを設定すると判定する(ステップS52においてYes)。この場合、CPU28は、図22に示すフローチャートに従って週間プログラム設定処理を実行する(ステップS53)。
CPU28は、週間プログラム設定画面を表示するように表示装置22を制御する(ステップS61)。
CPU28は、操作部23から供給された操作情報に基づいて、データの入力があったか否かを判定する(ステップS62)。
CPU28は、操作部23から、いずれかの欄にデータの入力があった旨の情報が供給されると、データの入力があったと判定する(ステップS62においてYes)。この場合、CPU28は、入力データをRAM26に保持する(ステップS63)。
CPU28は、入力データを保持した場合、あるいはデータの入力がなかったと判定した場合(ステップS62においてNo)、CPU28は、操作部23から供給された操作情報に基づいて、入力データの確認を行うか否かを判定する(ステップS64)。
CPU28は、操作部23から、「確認」ボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、入力データの確認を行うと判定する(ステップS64においてYes)。この場合、CPU28は、確認画面を表示するように表示装置22を制御する(ステップS65)。
CPU28は、操作部23から供給された操作情報に基づいて、表示された確認画面を閉じるか否かを判定する(ステップS66)。
CPU28は、操作部23から操作情報が供給されなければ、閉じないと判定する(ステップS66においてNo)。この場合、CPU28は待機する。
CPU28は、操作部23から、「閉じる」ボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、閉じると判定する(ステップS66においてYes)。この場合、CPU28は、確認画面を閉じて、ステップS61に戻る。
一方、入力データの確認を行わないと判定した場合(ステップS64においてNo)、CPU28は、操作部23から供給された操作情報に基づいて、RAM26に保持したデータが有効か否かを判定する(ステップS67)。
CPU28は、操作部23から、「OK」ボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、RAM26に保持したデータは有効と判定する(ステップS67においてYes)。この場合、CPU28は、RAM26に保持したデータをHDD21に記憶し(ステップS68)、この週間プログラム設定処理を終了させる。
一方、操作部23から、「キャンセル」ボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、RAM26に保持したデータは無効と判定する(ステップS67においてNo)。この場合、CPU28は、保持した入力データをキャンセルして、この週間プログラム設定処理を終了させる。
CPU28は、このように週間プログラム設定処理を実行すると、再度、週間プログラム画面を表示するよう表示装置22を制御する(図21のステップS51)。
CPU28は、週間プログラム設定が選択されなかったと判定した場合(ステップS52においてNo)、操作部23から供給された操作情報に基づいて、週間プログラム一覧が選択されたか否かを判定する(ステップS54)。
CPU28は、操作部23から、「週間プログラム一覧」ボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、週間プログラム一覧が選択されたと判定する(ステップS54においてYes)。この場合、CPU28は、週間プログラム一覧表を表示する(ステップS55)。
CPU28は操作部23から供給された操作情報に基づいて、週間プログラム一覧表を閉じるか否かを判定する(ステップS56)。
CPU28は、操作部23から、「閉じる」ボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されなければ、週間プログラム一覧表を閉じないと判定する(ステップS56においてNo)。この場合、CPU28は、閉じると判定するまで、週間プログラム一覧表を表示したままにする。
CPU28は操作部23から、「閉じる」ボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、週間プログラム一覧を閉じると判定する(ステップS56においてYes)。この場合、CPU28は、週間プログラム一覧を閉じて、再度週間プログラム画面を表示する(ステップS51)。
CPU28は、週間プログラム一覧が選択されなかったと判定した場合(ステップS54においてNo)、操作部23から供給された操作情報に基づいて、プログラム名一覧が選択されたか否かを判定する(ステップS57)。
CPU28は、操作部23から、「プログラム名一覧」ボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、プログラム名一覧が選択されたと判定する(ステップS57においてYes)。この場合、CPU28は、プログラム名一覧を表示する(ステップS58)。
CPU28は、操作部23から供給された操作情報に基づいて、プログラム名一覧を閉じるか否かを判定する(ステップS59)。
CPU28は、操作部23から、「閉じる」ボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されなければ、プログラム名の一覧表を閉じないと判定する(ステップS59においてNo)。この場合、CPU28は、閉じると判定するまで、プログラム名の一覧表を表示したままにする。
CPU28は、操作部23から、「閉じる」ボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、プログラム名の一覧表を閉じると判定する(ステップS59においてYes)。この場合、CPU28は、週間プログラム一覧を閉じて、再度、週間プログラム画面を表示する(ステップS51)。
CPU28は、操作部23から、いずれかのボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、プログラム名一覧も選択されなかったと判定して(ステップS57においてNo)、この週間プログラム処理を終了させる。
CPU28は、操作部23から、「年間プログラム」ボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、週間プログラム設定処理が選択されたと判定する(ステップS18、S20においてNo,ステップS22においてYes)。この場合、CPU28は、図23、24に示すフローチャートに従って年間プログラム処理を実行する(ステップS23)。
CPU28は、年間プログラム画面を表示するように表示装置22を制御する(図23のステップS81)。
CPU28は、操作部23から供給された操作情報に基づいて、期間設定が選択されたか否かを判定する(ステップS82)。
CPU28は、操作部23から、「期間設定」のオプションボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、期間設定が選択されたと判定する(ステップS82においてYes)。この場合、CPU28は、期間設定画面を表示するように表示装置22を制御する(ステップS83)。
CPU28は、操作部23から供給された操作情報に基づいて、指定欄が選択されてデータが入力されたか否かを判定する(ステップS84)。
CPU28は、操作部23から、いずれかの指定欄がクリックされた旨の操作情報が供給されると、データが入力されたと判定する(ステップS84においてYes)。データが入力される度に、CPU28は、入力データをRAM26に保持し、「OK」ボタンが押下された旨の操作情報が供給されると、CPU28は、データ入力が終了したとして、次のステップS94に進む(ステップS85)。
操作部23から、「キャンセル」ボタンが押下された旨の操作情報が供給されると、CPU28は、データが入力されなかったと判定し(ステップS84においてNo)、次のステップS94に進む。
期間設定が選択されなかったと判定した場合(ステップS82においてNo)、CPU28は、操作部23から供給された操作情報に基づいて、祭日設定が選択されたか否かを判定する(ステップS86)。
CPU28は、操作部23から、「祭日設定」のオプションボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、祭日設定が選択されたと判定する(ステップS86においてYes)。この場合、CPU28は、祭日設定画面を表示するように表示装置22を制御する(ステップS87)。
CPU28は、操作部23から供給された操作情報に基づいて、指定欄が選択されてデータが入力されたか否かを判定する(ステップS88)。
CPU28は、操作部23から、いずれかの指定欄がクリックされた旨の操作情報が供給されると、データが入力されたと判定する(ステップS88においてYes)。データが入力される度に、CPU28は、入力データをRAM26に保持し、「OK」ボタンが押下された旨の操作情報が供給されると、CPU28は、データ入力が終了したとして、次のステップS94に進む(ステップS89)。
操作部23から、「キャンセル」ボタンが押下された旨の操作情報が供給されると、CPU28は、データが入力されなかったと判定し(ステップS88においてNo)、次のステップS94に進む。
祭日設定が選択されなかったと判定した場合(ステップS86においてNo)、CPU28は、操作部23から供給された操作情報に基づいて、個別設定が選択されたか否かを判定する(ステップS90)。
CPU28は、操作部23から、「個別設定」のオプションボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、個別設定が選択されたと判定する(ステップS90においてYes)。この場合、CPU28は、個別設定画面を表示するように表示装置22を制御する(ステップS91)。
CPU28は、操作部23から供給された操作情報に基づいて、指定欄が選択されてデータが入力されたか否かを判定する(ステップS92)。
CPU28は、操作部23から、いずれかの指定欄がクリックされた旨の操作情報が供給されると、データが入力されたと判定する(ステップS92においてYes)。データが入力される度に、CPU28は、入力データをRAM26に保持し、「OK」ボタンが押下された旨の操作情報が供給されると、CPU28は、データ入力が終了したとして、次のステップS94に進む(ステップS93)。
操作部23から、「キャンセル」ボタンが押下された旨の操作情報が供給されると、CPU28は、データが入力されなかったと判定し(ステップS92においてNo)、次のステップS94に進む。
CPU28は、操作部23から供給された操作情報に基づいて、入力データの確認を行うか否かを判定する(図23のステップS94)。
CPU28は、操作部23から、「確認」ボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、確認を行うと判定する(ステップS94においてYes)。この場合、CPU28は、図25に示すフローチャートに従って確認処理を実行する(ステップS95)。
CPU28は、カレンダー画面を表示するように表示装置22を制御する(ステップS101)。
CPU28は、操作部23から供給された操作情報に基づいて、データが入力されたか否かを判定する(ステップS102)。
CPU28は、操作部23から、「キャンセル」ボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、データは入力されなかったと判定する(ステップS102においてNo)。この場合、CPU28は、この確認処理を終了させる。
一方、CPU28は、操作部23から、いずれかの指定欄がクリックされた旨の操作情報が供給されると、データが入力されたと判定する(ステップS102においてYes)。この場合、CPU28は、図22に示すフローチャートに従って週間プログラム設定処理を実行する(ステップS103)。
CPU28は、このように確認処理を実行すると、操作部23から供給された操作情報に基づいて、保持したデータが有効か否かを判定する(図24のステップS96)。
CPU28は、操作部23から、「OK」ボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、保持したデータは有効と判定する(ステップS96においてYes)。この場合、CPU28は、保持したデータをHDD21に記憶する(ステップS97)。
一方、CPU28は、操作部23から、「キャンセル」ボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、保持したデータは無効と判定する(ステップS96においてNo)。この場合、CPU28は、RAM26に保持したデータを破棄して、この年間プログラム処理を終了させる。
CPU28は、操作部23から供給された操作情報に基づいて、メイン画面に戻るか否かを判定する(図19のステップS24)。
CPU28は、操作部23から、ボタンが選択された旨の操作情報が供給されると、メイン画面には戻らないと判定する(ステップS24においてNo)。この場合、CPU28は、再度、ステップS18〜S23を実行する。
CPU28は、操作部23から、「OK」、「キャンセル」ボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、メイン画面に戻ると判定する(ステップS24においてYes)。このように判定すると、CPU28は、操作部23から供給された操作情報に基づいて、データすべてが有効か否かを判定する(ステップS25)。
CPU28は、操作部23から、「OK」ボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、データすべてが有効と判定する(ステップS25においてYes)。この場合、CPU28は、RAM26に保持したすべてのデータをHDD21に記憶して(ステップS26)、ステップS11に戻る。
一方、CPU28は、操作部23から、「キャンセル」ボタンがクリックされた旨の操作情報が供給されると、データすべてが無効と判定する(ステップS25においてNo)。この場合、CPU28は、RAM26に保持したすべてのデータを破棄して、ステップS11に戻る。
次に、このプログラムタイマ1の動作を具体的に説明する。尚、チャンネルは、図7に示すように設定されているものとする。
まず、図9に示すように、月〜金曜日の8時0分、12時0分に「ウエストミンスターの鐘」を、17時0分に「家路」を出力するプログラムを設定する動作について説明する。このプログラムを設定するには、メイン画面において、「週間プログラム」ボタンをクリックする。
「週間プログラム」ボタンがクリックされると、表示装置22は、図8に示す週間プログラム画面を表示する。(図21のステップS51の処理)。この場合、チャンネル1の報時をすると仮定し、プログラム番号1、CH1のセルをクリックする。
「週間プログラム」ボタンがクリックされると、表示装置22は、図8に示す週間プログラム画面を表示する(図21のステップS51の処理)。この場合、報時のみであるため、週間プログラム画面において、プログラムNo2、CH1のセルをクリックする。
表示装置22は、CPU28に制御されて、週間プログラム設定画面を表示する(図22のステップS61の処理)。
例えば、名称として、名称欄に「通常期1」を入力されると、操作部23は、応答して、この入力データをCPU28に供給し、CPU28は、この入力データをRAM26に保持する(ステップS63の処理)。
月から金の曜日欄をクリックして、星印のマークを入力し、時刻(時)の欄に「8時」、時刻(分)の欄に「0分」を入力する。また、チャイムの欄には「ウエストミンスターの鐘」を入力する。時刻、チャイムのいずれもテキストボックスにて選択入力可能である。同様に、12時0分、17時0分のプログラムを入力する。
操作部23は、応答して、このデータをCPU28に供給し、CPU28は、このデータをRAM26に保持する(ステップS63の処理)。
「確認」ボタンをクリックすると、操作部23は、応答して、この操作情報をCPU28に供給し、表示装置22は、CPU28に制御されて、図10に示す週間プログラムの確認画面を表示する(ステップS65の処理)。
「閉じる」ボタンを押下すると、操作部23は、応答して、この操作情報をCPU28に供給し、表示装置22は、CPU28に制御されて、図9に示す週間プログラム設定画面を表示する(ステップS65の処理)。
週間プログラム設定画面において「OK」ボタンをクリックすると、操作部23は、応答して、この操作情報をCPU28に供給し、CPU28は、RAM26に保持したデータをHDD21に記憶する(ステップS68の処理)。また、表示装置22は、CPU28に制御されて、図8に示す週間プログラム画面を表示する(ステップS51の処理)。ここで「OK」ボタンを押すと、週間プログラムを終了してメイン画面に戻る。
次に、「年間プログラム」ボタンをクリックして期間設定を行う。「期間設定」のオプションボタンがクリックされると、操作部23は、応答して、この操作情報をCPU28に供給し、表示装置22は、CPU28に制御されて、図15に示す期間設定の年間プログラム画面を表示する(図22のステップS81の処理)。
図15は、毎年1月1日から3月31日までは週間プログラム2を、毎年4月1日から12月31日までは週間プログラム1を設定する例であるが、ここでは、毎年1月1日から12月31日までは週間プログラム1を設定する。No1の行において、毎年、開始月1月、開始日1日、終了月12月、終了日31日、プログラム番号1が入力されると、操作部23は、応答して、このデータをCPU28に供給する。CPU28は、供給されたデータをRAM26に保持する(ステップS85の処理)。
この期間設定の年間プログラム画面において「OK」ボタンがクリックされると、CPU28は、RAM26に保持したデータをHDD21に記憶する(図23のステップS97の処理)。
このようにして、月〜金曜日の8時0分、12時0分に「ウエストミンスターの鐘」を、17時0分に「家路」を出力するプログラムを設定される。
次に、2005年12月23日および祭日には、8時0分に「ウエストミンスターの鐘」を、17時0分に「夕焼け小焼け」を、出力するプログラムを設定する動作について説明する。
この場合も同様に、メイン画面において、「週間プログラム」ボタンをクリックする。図8に示す画面が表示される。プログラム番号1、CH1のセルをクリックする。
表示装置22は、CPU28に制御されて、図9のような上記の例で入力した週間プログラムを表示する。図12に示すように、8時に祭日の設定を追加します。ステップ1、祭日の欄のセルをクリックして、星印を入力する。次に、ステップ4に、同様な手順にて、祭日17時0分に「夕焼け小焼け」を出力するプログラムを入力する。
操作部23は、これらの操作に応答して、CPU28に操作情報を供給し、CPU28は、入力されたデータをRAM26に保持する(ステップS63の処理)。
図12に示す週間プログラム設定画面において、「OK」ボタンがクリックされると、CPUは、RAM26に保持したデータをHDD21に記憶し、表示装置は、CPUに制御されて、図8に示す週間プログラム画面を表示する(ステップS68,S61の処理)。ここで「OK」ボタンが押されると、CPU28は週間プログラムを終了させ、表示装置22は、メイン画面を表示する。
次に、年間プログラムを設定する。「年間プログラム」ボタンをクリックし、「祭日設定」のオプションボタンをクリックする。
操作部23は、これらの操作に応答して、CPU28に操作情報を供給し、表示装置22は、図16に示す祭日設定の年間プログラム画面を表示する(ステップS81の処理)。
図16で示すように、プログラム番号欄を入力しないで、「祭日を実施する」をチェックすると、操作部23は、これらの操作に応答して、CPU28に操作情報を供給し、CPU28は、入力されたデータをRAM26に保持する(ステップS89の処理)。
そして、「OK」ボタンがクリックされると、CPU28は、RAM26に保持したデータをHDD21に記憶する(ステップS97の処理)。
このようにして、2005年12月23日および祭日には、8時0分に「ウエストミンスターの鐘」を、17時0分に「夕焼け小焼け」を、出力するプログラムが設定される。
なお、祭日設定の場合、CPU28は、期間設定よりも祭日設定のほうを優先するため、図12に示すような週間プログラムにおいて、祭日を実施する指定をすると、その日の曜日のプログラムではなく、祭日のプログラムを実行されることになる。
次に毎年4月10日を特定日とし、この日は8時0分に「ウエストミンスターの鐘」を、12時0分に「家路」のメロディを出力するプログラムを設定する動作について説明する。
この場合も、同様に、メイン画面において、「週間プログラム」ボタンをクリックする。そして、図8に示すように、表示された週間プログラム画面において、プログラム番号3、CH1のセルをクリックする。
表示装置22は、CPU28に制御されて、図8に示すような週間プログラム設定画面を表示する(ステップS61の処理)。そして、日〜土曜日の欄に星印を入力し、時刻(時)8時、時刻(分)0分、チャイム「ウエストミンスターの鐘」を入力する。同様に日〜土曜日の欄に星印を入力し、時刻(時)12時、時刻(分)0分、チャイム「家路」を入力する。
操作部23は、これらの操作に応答して、CPU28に操作情報を供給し、CPU28は、入力されたデータをRAM26に保持する(ステップS63の処理)。
図9に示す週間プログラム設定画面において、「OK」ボタンがクリックされると、CPUは、RAM26に保持したデータをHDD21に記憶し、表示装置は、CPUに制御されて、図8に示す週間プログラム画面を表示する(ステップS68,S61の処理)。ここで「OK」ボタンが押されると、CPU28は週間プログラムを終了させ、表示装置22は、メイン画面を表示する。
次に、年間プログラムを設定する。毎年4月10日を特定日とするため、「年間プログラム」ボタンをクリックし、「個別設定」のオプションボタンをクリックして、個別設定を行う。
操作部23は、これらの操作に応答して、CPU28に操作情報を供給し、表示装置22は、図17に示す個別設定の年間プログラム画面を表示する。
No1の行に、実施年「毎年」、実施月「4月」、実施日「10日」、プログラム番号「3」を入力する。操作部23は、これらの操作に応答して、CPU28に操作情報を供給し、CPU28は、入力されたデータをRAM26に保持する(ステップS93の処理)。
そして、「OK」ボタンがクリックされると、CPU28は、RAM26に保持したデータをHDD21に記憶する(ステップS97の処理)。
このようにして、毎年4月10日の8時0分に「ウエストミンスターの鐘」を、12時0分に「家路」のメロディを出力するプログラムが設定される。
尚、個別設定の場合、CPU28は、期間設定、祭日設定よりも個別設定のほうを優先するため、年間プログラムの他の設定にかかわらず、このプログラムが優先して実行される。
また、最終的な確認のため、図15〜17に示す年間プログラム画面において、「確認」ボタンがクリックされると、表示装置22は、図18に示すカレンダー画面を表示する(ステップS101の処理)。
確認が終わり、図4に示すメイン画面に戻るようにコンピュータ11が操作され、「接続処理」メニューの「USBメモリに書き込み」または「ケーブル接続で書き込み」が選択されると、CPU28は、HDD21に記憶したデータを入出力I/O24を介して制御部19に書き込む(ステップS14の処理)。
制御部19は、コンピュータ11から書き込まれたデータを設定データ記憶部13に記憶する。
そして、制御部19は、設定データ記憶部13に記憶されたデータに基づいて、各部を制御する。
制御部19は、計時部15が計時した月〜金曜日の8時0分の前に、「ウエストミンスターの鐘」のメロディデータをメロディデータ記憶部14から取り出して、この時刻に報時するように、このメロディデータを音声出力部17に供給する。音声出力部17は、月〜金曜日の8時0分に「ウエストミンスターの鐘」のメロディを、スピーカ17−3から出力する。同様に、月〜金曜日の12時0分に「ウエストミンスターの鐘」を、月〜金曜日の17時0分に「家路」を出力する。
但し、計数部15が計時した12月23日などの祭日には、計時部15が計時したこの日の8時0分の前に、「ウエストミンスターの鐘」のメロディデータをメロディデータ記憶部14から取り出して、この時刻に報時するように、このメロディデータを音声出力部17に供給する。音声出力部17は、月〜金曜日の8時0分に「ウエストミンスターの鐘」のメロディを、スピーカ17−3から出力する。同様に、この日の17時0分に「夕焼け小焼け」を出力する。
また、計時部15が計時した4月10日などの特定日には、計時部15が計時したこの日の8時0分の前に、「ウエストミンスターの鐘」のメロディデータをメロディデータ記憶部14から取り出して、この時刻に報時するように、このメロディデータを音声出力部17に供給する。音声出力部17は、月〜金曜日の8時0分に「ウエストミンスターの鐘」のメロディを、スピーカ17−3から出力する。同様に、この日の12時0分に「家路」を出力する。
以上説明したように、本実施形態1によれば、表示装置22は、図14に示すように、年間プログラム設定画面において、週間プログラムのプログラム番号欄と期間設定欄とを表示し、任意の期間毎に異なる週間プログラムを一括して設定できるようにした。従って、夏季や冬季等の季節毎のプログラムを容易且つ正確に設定することができる。
また、表示装置22は、図15に示すように、年間プログラム設定画面において、週間プログラムのプログラム番号指定欄と祭日設定欄とを表示し、コンピュータ11は、年間プログラム設定画面において、週間プログラムと祭日とを設定できるようにした。従って、週間プログラムと祭日設定とを一括して容易かつ正確に設定することができる。
また、表示装置22は、図9に示すように、週間プログラム設定画面に曜日欄とともに、祭日欄を表示し、コンピュータ11は、年間プログラム設定画面にて期間を指定し、週間プログラムを設定できるようにした。このため、祭日用のプログラムを週間プログラムと一括して設定することができ、祭日用のプログラムを容易かつ正確に設定することができる。
また、表示装置22は、図7、8に示すように、チャンネル設定画面と週間プログラム設定画面とを個別に表示し、週間プログラム設定画面にチャンネル番号設定欄を表示するようにした。従って、週間プログラムを容易に設定することができる。
また、表示装置22は、図15〜17に示すように、年間プログラム設定画面において、「期間設定」、「祭日設定」、「個別設定」のオプションボタンを表示して、これらの設定を判別できるようにした。また、コンピュータ11は、「期間設定」、「祭日設定」、「個別設定」の順に優先順位を設定するようにした。従って、通常期、祭日、特定日等の関係を調整してプログラムの設定が可能となり、プログラム全体の設定を容易とすることができる。
また、表示装置22は、図17に示すように、月毎のカレンダー画面において、日毎にプログラム番号を表示するようにした。また、日毎のプログラム表示欄に加え、期間設定、祭日設定、個別設定の区別ができるようにプログラム番号を表示するようにした。従って、日毎のプログラムの設定状態をカレンダーに対応して容易に確認することができる。また、コンピュータ11は、カレンダー画面において、「確認」ボタンを表示して週間プログラム設定画面、年間プログラムと連動するようにしたため、プログラムを容易に編集することができる。
尚、本発明を実施するにあたっては、種々の形態が考えられ、上記実施の形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態では、タイプとして「報時」について説明した。しかし、「報時」だけでなく、「キープ」についても、本実施形態を同様に適用できる。
上記実施形態では、コンピュータ11がプログラムタイマ1のプログラムを設定するようにした。しかし、必ずしも、コンピュータ11を備える必要はなく、制御部19が、前記基本処理を実行し、表示装置22の代わりに表示部16が各プログラム画面を表示するようにしてもよい。
上記実施形態では、表示装置22が表示する各プログラム画面のデータをHDD21が記憶するものとして説明した。しかし、このデータの記憶場所は、HDD21に限られるものではなく、例えば、表示装置22がこのプログラム画面のデータを記憶する記憶部を備えるようにしてもよい。
各プログラム画面において、他の編集用ボタンを表示して、編集するようにすることもできる。例えば、「入力チェック」ボタンを表示して、一旦、入力したデータをチェックするように構成されることもできる。また、「コピー」、「貼り付け」、「削除」ボタンを表示して、コピー、貼り付け、削除のような編集を行うように構成されることもできる。
また、プログラム設定は、チャンネル設定、週間プログラム、年間プログラムだけでなく、例えば、サマータイム、ラジオ選択のプログラムを含めることもできる。このようなサマータイムのプログラムを含めることによって、季節毎にプログラムを設定することもできる。また、ラジオ選択のプログラムを含めることにより、メロディの代わりに選択したラジオ放送を出力することもできる。
上記実施形態では、プログラムが、プログラムコード記憶装置のようなメモリ等に予め記憶されているものとして説明した。しかし、コンピュータを、装置の全部又は一部として動作させ、あるいは、上述の処理を実行させるためのプログラムを、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical disk)などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、これを別のコンピュータにインストールし、上述の手段として動作させ、あるいは、上述の工程を実行させてもよい。
さらに、インターネット上のサーバ装置が有するディスク装置等にプログラムを格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロード等するものとしてもよい。