JP2007168992A - Printer - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えばレジスターが備える印刷装置、又は静電写真複写機やファクシミリ等の画像形成装置として使用されるプリンタに係り、特に、印刷済みの用紙の反りを除去する反り矯正部を有したプリンタに関する。
BACKGROUND OF THE
従来、画像形成装置において、表面に筋状の微細な凹凸が例えばローレット加工により無数に形成された硬質ローラとこれに圧接した軟質ローラとの間に、定着処理用紙を通してこの定着処理用紙にミクロ的な折れを付すことで、定着処理用紙のカールを矯正する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1の技術では、硬質ローラ表面の微細な凹凸が硬質ローラの軸方向と平行に形成されているため、用紙に付された折れは、用紙の幅方向のカールをある程度の矯正できるが、それ以外の方向のカールに対しての矯正効果は大きく低下する。特に、折れに対して90度交差する方向、つまり、特許文献1の場合には用紙の搬送方向とする直交する方向についての用紙のカールは矯正できない。
In the technique of
ローレット加工には、特許文献1に記載の横のローレット加工の他に、用紙の送り方向に折れを作る縦のローレット加工、用紙の搬送方向に斜めに交差する斜めの折れを作る斜めのローレット加工、又は用紙の搬送方向に斜めでかつ互いに交差する格子状の折れを作る斜め格子のローレット加工が知られている。しかし、これらの場合も、一本一本の折れ目が直線状に連続して設けられることには変わりがないため、その折れ目が延びる方向に直交する方向のカールに対しては効果がない。
In the knurling process, in addition to the horizontal knurling process described in
又、特許文献1の技術は、用紙に対してミクロ的な折れを付すものであるから、矯正力が小さく、そのことは、特許文献1に記載のように硬質ローラ表面の微細な凹凸を亀甲模様とした場合においても同様である。
Further, since the technique of
したがって、例えばレジスターが備える印刷装置等で使用する用紙のようにロール状に巻き付けられていて、その巻き癖が強い用紙の場合には、この用紙の反りを特許文献1の技術で矯正するには十分ではない。このため、例え一旦はカールが除去されたようになっても、時間の経過とともにカールが戻ってしまい易い。
Therefore, for example, in the case of a paper that is wound in a roll shape like a paper used in a printing device or the like provided in a register and has a strong curl, the technique of
本発明の目的は、印刷された用紙のあらゆる方向についての反りを確実に除去できるプリンタを提供することにある。 An object of the present invention is to provide a printer that can reliably remove the warp in all directions of printed paper.
本発明は、給紙部から供給された用紙に印刷をする印刷部の下流側に、雄型ローラ及び雌型ローラを備えこれらの間を通過する印刷済み用紙の全面を型押しする反り矯正部を配置したプリンタを前提とする。そして、前記目的達成のために、印刷済み用紙にその厚みより高い凹凸を付すように雄型ローラの型押し凸部及び雌型ローラの型押し凹部を形成するとともに、これら型押し凸部と型押し凹部の夫々を連続的又は断続的とし、かつ、反り矯正部を通過した印刷済み用紙に付された各被型押し部の縁が、印刷済み用紙の面に沿う全ての方向について一直線に連続して並ばない配列となるように、型押し凸部を雄型ローラの周面に並べて設けるとともに型押し凹部を雌型ローラの周面に並べて設けている。 The present invention provides a warp correction unit that includes a male roller and a female roller on the downstream side of a printing unit that prints on a sheet supplied from a paper feeding unit, and that presses the entire surface of a printed sheet passing between them. Assuming a printer with And in order to achieve the said objective, while forming the embossed convex part of a male type roller and the embossed concave part of a female type roller so that unevenness higher than the thickness may be given to printed paper, these embossed convex part and a mold Each of the pressed recesses is continuous or intermittent, and the edges of each pressed part attached to the printed paper that has passed through the warp correction part are continuous in a straight line in all directions along the surface of the printed paper. Thus, the embossing convex portions are provided side by side on the peripheral surface of the male roller and the embossing concave portions are provided side by side on the peripheral surface of the female roller so that the arrangement is not aligned.
本発明のプリンタによれば、印刷済み用紙に対して付けられた各被型押し部の縁が、印刷済み用紙の面に沿う全ての方向について一直線に連続して並ばない配列となるように用紙を型押しするとともに、用紙の厚みよりも高い凹凸の被型押し部を用紙に付与して反りに対する矯正力を大きくしたので、印刷された用紙のあらゆる方向についての反りを確実に除去できる。 According to the printer of the present invention, the paper is so arranged that the edges of the pressed portions attached to the printed paper are not arranged in a straight line in all directions along the surface of the printed paper. In addition to embossing the sheet, the uneven pressing portion higher than the thickness of the sheet is provided on the sheet to increase the correction force against the warp, so that the warp in all directions of the printed sheet can be reliably removed.
図1〜図4を参照して本発明の第1実施形態を説明する。 A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
図1中符号1はレジスターが備えるプリンタを示している。このプリンタ1は、例えばサーマルプリンタであって、給紙部2と、印刷部3と、反り矯正部4とを備えている。
In FIG. 1,
給紙部2は用紙セット部材2aを有している。用紙セット部材2aには印刷対象の用紙として例えば感熱式のレシート用紙5がセットされている。レシート用紙5は、巻芯6に巻き付けられて、比較的小径なロール状をなしていて、そのためにかなり強い巻き癖が付いた状態で給紙部2の用紙出口2bから導出されるようになっている。このレシート用紙5は例えば幅は58mm、厚さ0.075mmの用紙である。
The
印刷部3は用紙出口2bの下流側に連続するように配置されている。この印刷部3は、送りローラを兼ねるプラテン8と、これに接するように設けられた印刷ヘッド9等を備えている。用紙出口2bから導出されたレシート用紙5は、プラテン8と印刷ヘッド9との間を通る際に文字や数字及び図柄等の印刷情報を印刷され、印刷動作後のプラテン8の回転に伴って給紙部2から引き出されて印刷部3を通過する。
The
反り矯正部4は印刷部3の下流側に配置されている。印刷が施されたレシート用紙5は反り矯正部4を通過して、巻き癖等に起因して生じていた反りが矯正され平らになった状態で、プリンタ1の筐体1aに形成された排紙口10を通って外部に排出される。この反り矯正部4は印刷済みのレシート用紙5を排紙口10に通過させる紙移送機能を有している。
The warp correction unit 4 is disposed on the downstream side of the
反り矯正部4は雄型ローラ11及び雌型ローラ12を備えている。これら一対のローラは、互いの周面を適当な圧力で接触させながら互いに逆方向に同期して回転駆動される。
The warp correction unit 4 includes a
雄型ローラ11及び雌型ローラ12の周部は合成樹脂例えばポリアセタール樹脂で形成されている。図2に示すように雄型ローラ11の周部には多数の型押し凸部11aが形成され、これに対応して雌型ローラ12の周部には多数の型押し凹部12aが形成されている。これらの型押し凸部11aと型押し凹部12aの嵌合及びこの嵌合の解除を伴いながら雄型ローラ11及び雌型ローラ12とは同期回転される。
The peripheral portions of the
型押し凸部11aと型押し凹部12aの高さ、言い換えれば、これらの嵌合深さは、レシート用紙5の厚みより大きく設定されている。それにより、印刷済みのレシート用紙5に例えば高さ0.5mmの凹凸を付与するようになっている。
The height of the embossing convex
各型押し凸部11a同士及び各型押し凹部12a同士は、いずれも同じ大きさである。これら型押し凸部11a及びそれに対応する型押し凹部12aの形状は、いずれも同じで、幾何学形状、好ましくは星形、例えば四芒星である。
The embossed
各型押し凸部11aは雄型ローラ11の軸方向及び周方向のいずれにも断続的つまり非連続に並べて設けられ、同様に各型押し凹部12aも雌型ローラ12の軸方向及び周方向のいずれにも断続的つまり非連続に並べて設けられている。
The embossing
詳しくは、図3に例示するように反り矯正部4によって印刷済みのレシート用紙5に付されて凹凸模様をなした各被型押し部15の縁15aが、印刷済みのレシート用紙5の面に沿う全ての方向について一直線に連続して並ばない配列となるように、各型押し凸部11aが雄型ローラ11の周面に設けられているとともに、各型押し凹部12aが雌型ローラ12の周面に設けられている。したがって、各型押し凸部11aの縁も、どの方向から見ても一直線に連続して並ばないように各型押し凸部11aが配列されているとともに、各型押し凹部12aの縁も、どの方向から見ても一直線に連続して並ばないように各型押し凹部12aが配列されている。
Specifically, as illustrated in FIG. 3, the
しかも、型押しされたレシート用紙5において図3に例示するように四芒星形状の被型押し部15の光芒に相当する4つの先細状突起の内で隣接する先細状突起間の窪んだところに、隣接した被型押し部15の一つの先細状突起が入り込んでいる。それにより、各被型押し部15が入り組んだ状態となる型押しができるように、各型押し凸部11aが雄型ローラ11の周面に設けられているとともに、各型押し凹部12aが雌型ローラ12の周面に設けられている。
Moreover, in the
したがって、型押しされたレシート用紙5において図3に例示するように入り組んだ各被型押し部15の内で、レシート用紙5の移動方向(図3中矢印Cで示す。)に沿うように並んだ各被型押し部15の列(代表的に一列のみ符号Xで示す。)と、レシート用紙5の幅方向に沿うように並んだ各被型押し部15の列(代表的に一列のみ符号Yで示す。)とが、夫々レシート用紙5の移動方向に対して斜めに交差された状態に型押しができるように、各型押し凸部11aが雄型ローラ11の周面に設けられているとともに、各型押し凹部12aが雌型ローラ12の周面に設けられている。
Accordingly, the stamped
その上、各型押し凸部11a及び各型押し凹部12aの縁は、直角ではなく、丸みを帯びて、具体的には前記縁が延びる方向と直角の断面形状を円又は楕円の一部とすることで形成され、その半径は例えば0.2mmである。なお、これに代えて、45度の傾斜面となる面取りを施した縁とすることもできる。こうして丸みを帯びさせたことにより、図4に示すように被型押し部15の角部15c(一部の角部は縁15aが兼ねている。)が丸みを帯びる。このため、印刷情報が読みづらくなることを抑制できるとともに、角部15cに過大なダメージが与えられて用紙が破損する恐れを回避できる点で好ましい。
In addition, the edges of the
反り矯正部4では、これを通過する印刷済みのレシート用紙5に対して、雄型ローラ11の型押し凸部11aと雌型ローラ12の型押し凹部12aとにより、それらの形状に対応した被型押し部15を所定の規則性を持った配列パターンで付与することができる。それにより、前記反り矯正部4を備えたプリンタ1は、その印刷部3で印刷されたレシート用紙5を、それが有している反りを矯正し平らな状態にして、排紙口10から排出できる。
In the warp correction unit 4, the printed
反り矯正部4によって、図3に示すようにレシート用紙5に付された多数の星形の被型押し部15の縁15aが、レシート用紙5の面に沿う全ての方向について一直線に連続して並ばない配列をなして、各被型押し部15が設けられる。これに応じて、当然に、各被型押し部15間の用紙の地がなす地模様5aも、レシート用紙5の面に沿う全ての方向について一直線に連続して延びないように形成される。又、以上の結果として、幾何学形状の被型押し部15の縁15aを、縦、横、斜めなどの全ての方向に投影した場合、全ての投影位置で他の複数の被型押し部15の縁15aが、投影方向に常に交差して位置されるように各被型押し部15が設けられている。
As shown in FIG. 3, the
このように各被型押し部15の縁15aが地模様5aで分断され一直線に連続して並ばないとともに、地模様5aも被型押し部15で邪魔され一直線に連続して伸びていないので、あらゆる方向に沿うレシート用紙5の反りが矯正される。そして、既述のように各縁15aの投影方向に他の複数の被型押し部15の縁15aが常に複数交差しているので、これら縁15aが、前記一直線に対して直角に交差する方向の反りに対する抵抗となる。
In this way, the
したがって、反り矯正部4にレシート用紙5を通過させ、このレシート用紙5に型押しを施すことによって、予め反りを有していたレシート用紙5のあらゆる方向の反りを矯正できる。
Therefore, warp in all directions of the
そして、反り矯正部4はレシート用紙5に対して既述の配列パターンをなす各被型押し部15を、レシート用紙5の厚みより高く、言い換えれば深く形成するので、これらの各被型押し部15によってレシート用紙5の腰を強くできる。それだけではなく、断続的な星形の被型押し部15a同士が既述のように入り組んでいるので、レシート用紙5の全面積に対して多数の被型押し部15を高密度に配設できる上、各被型押し部15の形状が大きくなって単位面積当たりに占める縁15aの長さを長くできる。
The warp correction unit 4 forms each of the
これにより、レシート用紙5の腰の強さを格段に向上できて、型押し後におけるレシート用紙5の平らな状態を保持するのに必要とする剛性をレシート用紙5に与えることができる。したがって、巻き癖が強いレシート用紙5であっても、矯正後に時間の経過とともに反りが戻ってしまうことを確実に防止できる。
Thereby, the waist strength of the
本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態に係るプリンタは、その雄型ローラの型押し凸部と雌型ローラの型押し凹部の形状のみが、第1実施形態とは異なるので、必要に応じて図1及び図2を参照して以下説明し、第1実施形態と同一部分についての説明は省略する。 A second embodiment of the present invention will be described. The printer according to the second embodiment is different from the first embodiment only in the shape of the embossing convex portion of the male roller and the embossing concave portion of the female roller. A description will be given below with reference to the first embodiment, and a description of the same parts as those in the first embodiment will be omitted.
第2実施形態のプリンタ1で印刷されてその反り矯正部4を通過した後のレシート用紙5には、その全面に第1実施形態とは異なる星形、例えば五芒星の被型押し部15が第1実施形態の場合と同様の配列パターンで付されている。したがって、雄型ローラ11の周面に設けられた多数の型押し凸部11a、及び雌型ローラ12の周面に設けられた型押し凹部12aの形状は、五芒星の形となっている。この点以外は第1実施形態と同じ構成である。
The
したがって、第2実施形態でも、第1実施形態と同じ作用を得て本発明の課題を解決して、印刷された用紙のあらゆる方向についての反りを確実に除去できる。なお、型押し凸部11a及び型押し凹部12aをなす幾何学形状をなす星形としては、六芒星、七芒星、八芒星等の星形正多角形を挙げることができる。
Therefore, also in the second embodiment, the same effect as in the first embodiment can be obtained to solve the problem of the present invention, and the warp in all directions of the printed paper can be reliably removed. In addition, as a star shape which makes the geometric shape which makes the embossing
本発明の第3実施形態を説明する。第3実施形態に係るプリンタは、その雄型ローラの型押し凸部と雌型ローラの型押し凹部の形状のみが、第1実施形態とは異なるので、必要に応じて図1及び図2を参照して以下説明し、第1実施形態と同一部分についての説明は省略する。 A third embodiment of the present invention will be described. The printer according to the third embodiment is different from the first embodiment only in the shape of the embossing convex portion of the male roller and the embossing concave portion of the female roller. A description will be given below with reference to the first embodiment, and a description of the same parts as those in the first embodiment will be omitted.
第3実施形態のプリンタ1で印刷されてその反り矯正部4を通過した後のレシート用紙5には、その全面に多数の六角形例えば正六角形の被型押し部15が亀甲模様をなす配列パターンで付されている。したがって、雄型ローラ11の周面に設けられた多数の型押し凸部11a、及び雌型ローラ12の周面に設けられた多数の型押し凹部12aの形状は、亀甲形の配列パターンをなす正六角形となっている。この点以外は第1実施形態と同じ構成である。
The
この第3実施形態では、レシート用紙5に付与した各被型押し部15の縁15aが地模様(黒の太線で描かれた部分)で分断され一直線に連続して並ばないとともに、地模様はどの方向にも一直線に連続して伸びることなくジグザグ形状となっているので、あらゆる方向に沿うレシート用紙5の反りが矯正される。しかも、第1実施形態と同様に各縁15aの投影方向に他の複数の被型押し部15の縁15aが常に複数交差しているので、これら縁が、前記一直線に対して直角に交差する方向の反りに対する抵抗となる。
In the third embodiment, the
したがって、第3実施形態でも、第1実施形態と同じ作用を得て本発明の課題を解決して、印刷された用紙のあらゆる方向についての反りを確実に除去できる。しかも、亀甲模様の凹凸を付されたレシート用紙5は、第1、第2の実施形態で示した芒星形状の組み合わせに比較して更に高い剛性を得られるので、矯正後の反りの戻りをよく確実に防止できる点で優れている。
Therefore, in the third embodiment, the same effect as that of the first embodiment is obtained to solve the problem of the present invention, and the warp in all directions of the printed paper can be surely removed. Moreover, the
本発明の第4実施形態を説明する。第4実施形態に係るプリンタは、その雄型ローラの型押し凸部と雌型ローラの型押し凹部の形状のみが、第1実施形態とは異なるので、必要に応じて図1及び図2を参照して以下説明し、第1実施形態と同一部分についての説明は省略する。 A fourth embodiment of the present invention will be described. The printer according to the fourth embodiment is different from the first embodiment only in the shape of the embossing convex portion of the male roller and the embossing concave portion of the female roller. A description will be given below with reference to the first embodiment, and a description of the same parts as those in the first embodiment will be omitted.
第4実施形態のプリンタ1で印刷されてその反り矯正部4を通過した後のレシート用紙5には、その全面に多数の六角形例えば正六角形の地模様5aが、亀甲模様をなす配列パターンとなるように被型押し部15が設けられている。したがって、雄型ローラ11の周面に設けられた多数の型押し凸部11a、及び雌型ローラ12の周面に設けられた多数型押し凹部12aの形状は、亀甲形の配列パターンをなす正六角形相互間の境目の形状に相当し、かつ、レシート用紙5の移動方向Cに対して斜めに交差するジグザグ形状に相当する形状となっている。この点以外は第1実施形態と同じ構成である。
The
この第4実施形態では、レシート用紙5に付与した各被型押し部15が一直線に連続して伸びることなくジグザグ形状となっているとともに、地模様5aが各被型押し部15で分断され一直線に連続して並ばないので、あらゆる方向に沿うレシート用紙5の反りが矯正される。しかも、第1実施形態と同様に各被型押し部15の縁の投影方向に他の複数の被型押し部15の縁が常に複数交差しているので、これら縁が、前記一直線に対して直角に交差する方向の反りに対する抵抗となる。
In the fourth embodiment, each pressed
したがって、第4実施形態でも、第1実施形態と同じ作用を得て本発明の課題を解決して、印刷された用紙のあらゆる方向についての反りを確実に除去できる。しかも、亀甲模様の凹凸を付されたレシート用紙5は、第1、第2の実施形態で示した芒星形状の組み合わせに比較して更に高い剛性を得られるので、矯正後の反りの戻りをよく確実に防止できる点で優れている。
Therefore, also in the fourth embodiment, the same effect as in the first embodiment is obtained to solve the problem of the present invention, and the warp in all directions of the printed paper can be reliably removed. Moreover, the
本発明の第5実施形態を説明する。第5実施形態に係るプリンタは、その雄型ローラの型押し凸部と雌型ローラの型押し凹部の形状のみが、第1実施形態とは異なるので、必要に応じて図1及び図2を参照して以下説明し、第1実施形態と同一部分についての説明は省略する。 A fifth embodiment of the present invention will be described. The printer according to the fifth embodiment is different from the first embodiment only in the shape of the embossing convex portion of the male roller and the embossing concave portion of the female roller. A description will be given below with reference to the first embodiment, and a description of the same parts as those in the first embodiment will be omitted.
第5実施形態のプリンタ1で印刷されてその反り矯正部4を通過した後のレシート用紙5には、その全面に、連続的な幾何学形状、例えば波形、具体的にはジグザグなのこぎりの歯形状をなす多数の被型押し部15が付されている。そして、各被型押し部15は、例えばその波形が連続する方向をレシート用紙5の移動方向に一致させて設けられているとともに、レシート用紙5の幅方向に隣接した被型押し部15同士が、その内の一方の被型押し部がなす鋭角な曲がり部を、他方の被型押し部がなすV字形に凹んだ部分に入り込ませた配列パターンで設けられている。そのため、この配列パターンを形成できるように、雄型ローラ11の周面に多数の型押し凸部11aが設けられているとともに、雌型ローラ12の周面に多数の型押し凹部12aが設けられていて、それらの形状は、前記配列パターンに対応した波形となっている。この点以外は第1実施形態と同じ構成である。
The
この第5実施形態では、レシート用紙5に波形に付与した各被型押し部15及び地模様5aが互いの存在により一直線に連続して並ばないので、あらゆる方向に沿うレシート用紙5の反りが矯正される。しかも、第1実施形態と同様に各被型押し部15の投影方向に他の複数の被型押し部15が常に複数交差しているので、各被型押し部15が、前記一直線に対して直角に交差する方向の反りに対する抵抗となる。
In the fifth embodiment, since the pressed
したがって、第5実施形態でも、第1実施形態と同じ作用を得て本発明の課題を解決して、印刷された用紙のあらゆる方向についての反りを確実に除去できる。 Therefore, in the fifth embodiment, the same operation as that of the first embodiment is obtained to solve the problem of the present invention, and the warp in all directions of the printed paper can be surely removed.
なお、本発明は前記各実施形態には制約されない。例えば、第1、第2、第5の実施形態では、被型押し部と地模様との関係が、第3、第4実施形態で例示したように逆の関係となるように型押し凸部11aと型押し凹部12aを設けることもできる。
In addition, this invention is not restrict | limited to the said each embodiment. For example, in the first, second, and fifth embodiments, the embossed convex portions are such that the relationship between the stamped portion and the ground pattern is opposite as exemplified in the third and fourth embodiments. 11a and the embossing recessed
又、雄型ローラ11と雌型ローラ12には、例えば長片が短片の2倍の長さをなす長方形の一端部に他の同種長方形の一端部を直角に交わるように配置してなる一つの並び位を、連続又は非連続に多数縦横に並べた配列パターンである所謂矢羽積構造に相当する型押しパターンを形成できるように、同様な配列パターンの型押し凸部11aと型押し凹部12aとを設けて実施することもできる。
In addition, the
又、本発明において、型押し凸部11aと型押し凹部12aの形状は、既述の各実施形態に示したように連続的又は非連続的な幾何学的形状に制約されず、文字、符号、記号例えば標章等であってもよい。更に、幾何学形状の被型押し部に記号例えば標章等などが型押しして入るように、該当する凹凸の型押し要素を雄型ローラ11と雌型ローラ12に追加して実施することもできる。
Further, in the present invention, the shape of the embossing
又、本発明は、ロール紙以外の枚葉紙に印刷をし、この印刷に伴って印刷済み枚葉紙に曲げ癖が付与される構成のプリンタにも適用できる。 The present invention can also be applied to a printer having a configuration in which printing is performed on a sheet other than roll paper, and a bending wrinkle is applied to the printed sheet in association with the printing.
1…プリンタ、2…給紙部、3…印刷部、4…反り矯正部、5…レシート用紙(用紙)、5a…地模様、8…プラテン、9…印刷ヘッド、11…雄型ローラ、11a…型押し凸部、12…雌型ローラ、12a…型押し凹部、15…被型押し部、15a…被型押し部の縁
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記用紙の厚みより高い凹凸を前記印刷済み用紙に付すように前記雄型ローラの型押し凸部及び前記雌型ローラの型押し凹部を形成するとともに、
前記型押し凸部及び型押し凹部の夫々を連続的又は断続的とし、かつ、前記反り矯正部を通過した前記印刷済み用紙に付された各被型押し部の縁が、前記印刷済み用紙の面に沿う全ての方向について一直線に連続して並ばない配列となるように、前記型押し凸部を前記雄型ローラの周面に並べて設けるとともに前記型押し凹部を前記雌型ローラの周面に並べて設けたプリンタ。 A paper feeding unit, a printing unit that prints on the paper supplied from the paper feeding unit, and a printed roller that is disposed on the downstream side of the printing unit and includes a male roller and a female roller and passes between them. A printer having a warp correction unit for embossing the entire surface of the paper,
Forming the embossed convex part of the male roller and the embossed concave part of the female roller so as to attach unevenness higher than the thickness of the paper to the printed paper;
Each of the embossed convex part and the embossed concave part is continuous or intermittent, and an edge of each embossed part attached to the printed paper that has passed through the warp correcting part is formed on the printed paper. The embossed protrusions are provided side by side on the peripheral surface of the male roller so that they are arranged in a straight line in all directions along the surface, and the embossed recesses are provided on the peripheral surface of the female roller. Side by side printer.
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010188690A (en) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Oji Nepia Co Ltd | Rolled sanitary paper and method of manufacturing the same |
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