JP2007167364A - 捻りブラシ - Google Patents

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優一郎 新崎
Tomoko Niizaki
朋子 新崎
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Abstract

【課題】 金属線を折曲して金属線部分が並列するように成形し、製品の種類に応じて並列する金属線部分の本数を変更し、多種類の製造が容易にできる捻りブラシを提供する。
【解決手段】 金属線1を折曲して金属線部分1aが3本以上並列する成形金属線2を成形し、前記成形金属線2の前記金属線部分1a間に複数本のブラシ素材3aを直交するように配置して捻り込むことにより、前記成形金属線2に前記ブラシ素材3aを螺旋状に配列させるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、捻りブラシに関するものである。
一般に捻りブラシは、所定長さに揃えた複数本の金属線の両端をそれぞれ挟持機構に取り付け、各金属線間にブラシ素材を配置して、一方の挟持機構を回転駆動して金属線を捻ることによりブラシ素材を金属線に挟着固定して製造されている。
実際の作業では、作業者が金属線の収納ケースの中から必要な数の金属線を手で摘んで取り出して、これらの金属線の各一端を回転側の挟持機構に取付けて、金属線の途中の位置を固定しながら捻ることにより、金属線の途中の位置までを捻り合わせて一体に束ねて取っ手を捻り成形する。その後に捻り成形されていない部分の金属線間にブラシ素材を配置して、これらの金属線の他端を固定側の挟持機構に取付けて、捻ることにより1本の捻りブラシを製造している。
この種の捻りブラシとして金属線を3本以上使用するものは、例えば、各金属線の間にブラシ素材を井桁状に配列して設け、金属線に捻りを加えて成形されるダブル捻りブラシが知られている(特許文献1参照)。
特開平7−246114号
捻りブラシは、製品の種類に応じて、その中心軸である金属線の数が決まっているため、作業者は、1本の捻りブラシを製造する度に、金属線の収納ケースの中から必要な数の金属線を手で摘んで取り出して挟持機構に取付ける作業を繰り返すことになる。この作業において、収納ケースの中から正確な数の金属線を取り出して、挟持機構に取付けることは難しく、金属線を多めに取り出して、余分な金属線を収納ケースに戻す場合もある。また、製造する捻りブラシ製品の種類を変えるには、使用する金属線の数を変更しなければならないが、金属線の数を間違えないように挟持機構に取付けなければならないので、多種類の捻りブラシを少量づつ製造することは、煩雑な作業になってしまうという問題がある。
本発明は、上記した不都合を解決するために提案されたもので、金属線を折曲して、製品の種類に応じて折り曲げられた金属線部分が並列する数を変更して、多種類の製造が容易にできる捻りブラシを提供することを目的とする。
前記目的を達成させるため請求項1記載の発明は、金属線を折曲して金属線部分が3本以上並列する成形金属線を成形し、前記成形金属線の前記金属線部分間に複数本のブラシ素材を直交するように配置して捻り込むことにより、前記成形金属線に前記ブラシ素材を螺旋状に配列させたことを特徴とする捻りブラシである。
また、請求項2記載の発明は、ブラシ素材は樹脂線、金属線、生分解線、植物繊維、動物繊維等の何れか1種または2種以上である請求項1に記載の捻りブラシである。
また、請求項3記載の発明は、ブラシ素材に研磨砥粒を混入させた請求項2に記載の捻りブラシである。
本発明の捻りブラシは、金属線部分を3本以上並列するようにして成形金属線を成形しているので、複数本のブラシ素材を配置するための金属線部分の本数や組合せを適宜に選択することで種々の形態に捻りブラシを成形できる。しかも、金属線を折曲する回数を変更することで、製品の種類に応じた本数に金属線部分を並列させることができるため、製品の種類を変えながら多種類の捻りブラシ製造が容易にできる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基いて説明する。以下の実施例で説明するブラシ素材としては、合成樹脂線、金属線、生分解線、植物繊維、動物繊維等の何れか1種または2種以上を混合して用いることができる。そして、ブラシ素材に用いる合成樹脂線としては、ナイロン、塩ビ、ポリプロピレン、生分解性プラスティック線等を例示することができ、また、ブラシ素材に用いる金属線としては、ステンレス、ピアノ線、鉄線、銅線等が、植物繊維としては、パキン、パーム等が、動物繊維としては、豚素材、馬素材、狸素材等が、夫々使用される。
そしてこれらのブラシ素材には、研磨砥粒を混入させたものも使用することができる。研磨砥粒としては、例えばステンレスパウダー、金パウダー、チタンパウダー等の金属製パウダー、ダイヤモンドパウダー、セラミックスパウダー、無機質パウダー等であり、これらのいずれか1種または2種以上を合成樹脂、金属のブラシ素材に混入させるものである。
図1(a)は本発明の実施例1に係る捻りブラシの正面図、図1(b)は(a)の成形金属線とブラシ素材の捻り成形する前の斜視図、図1(c)は、(b)のAA線での断面図、図1(d)は金属線材とブラシ素材の捻り成形する前の斜視図である。
図1(a)〜(d)において、捻りブラシ10は、金属線1を折曲して、折曲された各金属線部分1aが所定長さに3本以上並列するように成形した成形金属線2と第1ブラシ素材3aとから構成されている。
捻りブラシ10を製造するには、先ず、成形金属線2の並列な各金属線部分1a間に後述する要領で複数の第1ブラシ素材3aを金属線部分1a間に直交するように配置する。次に、成形金属線2の一端を図示しない回転側の挟持機構に取付けて、成形金属線2における複数の第1ブラシ素材3aが配置されている奥側の端部の位置a1を固定しながら挟持機構を回転させて捻る。これにより、成形金属線2の一端から途中の位置a1までが、一体に束ねられて取っ手3が捻り成形される。こうして、成形金属線2は、取っ手3の先端a1から3本に分岐された金属線部分1aからなる分岐線1bが延在し、これら分岐線1bからなる分岐線部分4を先端に設けた金属線材2aに成形される。この状態では、成形金属線2における複数の第1ブラシ素材3aは、分岐線部分4に直交するように装着されている。
捻りブラシ10は、図1(c)に示すように、2本の分岐線1bと、残りの1本の分岐線1b間に、複数の第1ブラシ素材3aが直交するように挿し込まれて、各分岐線1bの開放側の先端を束ねて図示しない固定側の挟持機構に取付けて、分岐線部分4を螺旋状に捻り込むことにより、複数の第1ブラシ素材3aを螺旋状に配列させて捻りブラシ10が成形される。
図2(a)は、金属線材2aを使用した本発明の実施例2に係る捻りブラシの正面図、図2(b)は金属線材2aの各分岐線とブラシ素材との配置関係を示す概略図である。
図2(a),(b)において、捻りブラシ11は、金属線材2aと、2種類の第1,第2ブラシ素材3a,3bから構成されている。例えば、第1ブラシ素材3aは合成樹脂線からなるものであり、また、第2ブラシ素材3bは第1ブラシ素材3aに金属製パウダーmを混入させたものである。
捻りブラシ11は、図2(b)に示すように、2本の分岐線1bと、残りの1本の分岐線1b間に、複数の第1ブラシ素材3aを直交するように挿し込んで並べ、次に、前記2本の分岐線1bと前記残り1本の分岐線1bとの組合せを変更し、再び、2本の分岐線1bと残り1本の分岐線1bとの間に、複数の第2ブラシ素材3bを直交するように挿し込んで並べる配置関係を交互に繰り返す。こうして、2種類のブラシ素材3a,3bを複数本単位で交互に並べる配置関係にして、分岐線部分4を螺旋状に捻り込むことにより2種類のブラシ素材3a,3bを交互に螺旋状に配列させて捻りブラシ11が成形される。
図3(a)は、前記金属線材2aを使用した本発明の実施例3に係る捻りブラシの正面図、図3(b)は金属線材の各分岐線とブラシ素材との配置関係を示す概略図である。
図3(a),(b)において、捻りブラシ21は、金属線材2aと、3種類の第1,第2,第3ブラシ素材3a,3b,3cとから構成されている。例えば、第1ブラシ素材3aは合成樹脂線からなるものであり、また、第2ブラシ素材3bは第1ブラシ素材3aの合成樹脂線に金属製パウダーmを混入させたものであり、また、第3ブラシ素材3cは第1ブラシ素材3aの合成樹脂線にダイヤモンドパウダーnを混入させたものである。
捻りブラシ21は、図3(b)に示すように、2本の分岐線1bと、残りの1本の分岐線1b間に、複数の第1ブラシ素材3aを直交するように挿し込んで並べ、次に、前記2本の分岐線1bと前記残り1本の分岐線1bの組合せを変更し、再び、2本の分岐線1bと残り1本の分岐線1b間に、複数の第2ブラシ素材3bを直交するように挿し込んで並べ、さらに、前記2本の分岐線1bと前記残り1本の分岐線1bの組合せを変更し、再び、2本の分岐線1bと残り1本の分岐線1b間に、複数の第2ブラシ素材3bを直交するように挿し込んで並べる配置関係を交互に繰り返す。こうして、3種類のブラシ素材3a,3b,3cを複数本単位で交互に並べる配置関係にして、分岐線部分4を螺旋状に捻り込むことにより3種類のブラシ素材3a,3b,3cを螺旋状に交互に配列させて捻りブラシ21が成形される。
図4(a)は本発明の実施例4に係る捻りブラシの正面図、図4(b)は(a)の折り曲げられた金属線とブラシ素材の捻り成形する前の斜視図、図4(c)は、折り曲げられた金属線とブラシ素材のBB線での断面図、(d)は金属線材の各分岐線とブラシ素材との配置関係を示す概略図である。
図4(a)〜(c)において、捻りブラシ31は、4本の金属線部分1aが所定長さに並列する成形金属線12と第1ブラシ素材3aとから構成されている。
捻りブラシ31を製造するには、先ず、成形金属線12の並列な各金属線部分1a間に後述する要領で複数の第1ブラシ素材3aを各金属線部分1aに直交するように並行して2段に配置する。次に、成形金属線12の一端を図示しない回転側の挟持機構に取付けて、成形金属線12における複数の第1ブラシ素材3aが配置されている奥側の端部の位置a2を固定しながら挟持機構を回転させて捻る。これにより、成形金属線12の一端から途中の位置a2までが、一体に束ねられて取っ手3が捻り成形される。こうして、成形金属線12は、取っ手3の先端a2から4本に分岐された金属線部分1aからなる分岐線1bが延在し、これら分岐線1bからなる分岐線部分4を設けた金属線材12aに成形される。
捻りブラシ31は、成形金属線12が金属線材12aに成形された状態において、図4(c)に示すように2本の分岐線1bと、各1本の分岐線1b間のそれぞれに、2組の複数の第1ブラシ素材3aが直交するように、それぞれ1組づつ挿し込まれて2段に並べる配置関係となっている。そして、各分岐線1bの開放側の先端を束ねて固定側の挟持機構に取付けて、各分岐線1bを螺旋状に捻り込むことにより、2組の複数の第1ブラシ素材3aを螺旋状に配列させて捻りブラシ31が成形される。
また、捻りブラシ31は、金属線材12aを使用して分岐線1bとブラシ素材3aの配置関係を異ならせて捻り成形することもできる。例えば成形金属線12が金属線材12aに成形された状態において、図4(d)に示すように各2本の分岐線1b間に、1組の複数の第1ブラシ素材3aを直交するように挿し込む配置関係であってもよい。この場合も各分岐線1bの開放側の先端を束ねて固定側の挟持機構に取付けて、分岐線部分4を螺旋状に捻り込むことにより、各2本の分岐線1bの間に第1ブラシ素材3aを螺旋状に配列させて捻りブラシ31が成形される。
図5(a)は前記金属線材12aを使用した本発明の実施例5に係る捻りブラシの正面図、図5(b)は金属線材12aの各分岐線1bと2種類の第1,第2ブラシ素材3a,3dとの配置関係を示す概略図である。
図5(a),(b)において、捻りブラシ41は、金属線材12aと、2種類の第1,第4ブラシ素材3a,3dとから構成されている。例えば、第1ブラシ素材3aは合成樹脂線からなるものであり、また、第4ブラシ素材3dは第1ブラシ素材3aの合成樹脂線に金属製パウダーmおよびダイヤモンドパウダーnを混入させたものである。
この捻りブラシ41は、図5(b)に示すように、2本の分岐線1bと、各1本の分岐線1b間のそれぞれに、2組づつの複数のブラシ素材3a,3dを分岐線部分4に直交するように2段づつ交互に装着する。例えば、先ず、2本の分岐線1bと、各1本の分岐線1b間のそれぞれに、2組の複数のブラシ素材3aを直交するように挿し込んで並行に2段に並べ、次に、前記2本の分岐線1bと前記残り1本の分岐線1bの組合せを変更し、再び、2本の分岐線1bと残り1本の分岐線1b間に、2組の複数の第4ブラシ素材3dを直交するように挿し込んで並行に2段に並べて、各分岐線1bの間に2種類の第1,第2ブラシ素材3a,3dを井桁状に並べる配置関係にして、分岐線部分4を螺旋状に捻り込むことにより、2種類の第1,第2ブラシ素材3a,3dを螺旋状に配列させて捻りブラシ41が成形される。
前記の金属線材2a,12aは、1本の金属線を捻りブラシ製品の種類に応じて折り曲げ個所数を設定して成形金属線2,12としたものであり、成形金属線2,12の折り曲げ形状は適宜変更することができる。
図6(a)は、金属線を折曲して、折曲された5本の金属線部分1aが所定長さに並列する成形金属線22と第1ブラシ素材3aの斜視図、図6(b)は、図6(a)における成形金属線22の分岐線1b,1cと第1ブラシ素材3aとの配置関係を示す概略図、図6(c)は図6(a)における成形金属線22の分岐線1b,1cと第1ブラシ素材3a,第2ブラシ素材3bとの配置関係を示す概略図である。
図6(a)、において、例えば、実施例4の捻りブラシ31を製造するには、
先ず、成形金属線22の並列な各金属線部分1a間に2組の複数の第1ブラシ素材3aを各金属線部分1aに直交するように並行して2段に配置する。次に、成形金属線22の一端を図示しない回転側の挟持機構に取付けて、成形金属線22における複数の第1ブラシ素材3aが配置されている奥側の端部の位置a3を固定しながら挟持機構を回転させて捻る。これにより、成形金属線22の一端から途中の位置a3までが、一体に束ねられた取っ手3が捻り成形される(図は省略)。こうして、成形金属線22は、取っ手3の先端から5本に分岐された金属線部分1aからなる4本の分岐線1bとその中心に軸となる1本の分岐線1cの計5本の分岐線が延在し、これら分岐線1b,1cからなる分岐線部分4を先端に設けた図示しない金属線材22aに成形される。また、2本の分岐線1bとその軸となる1本の分岐線1cからなる3本の分岐線と、各1本の分岐線1b間のそれぞれには、2組の複数のブラシ素材3aが分岐線部分4に直交して並行に2段に配置される。
捻りブラシ31は、成形金属線22が金属線材22aに成形された状態において、各分岐線1b,1cの他端を束ねて固定側の挟持機構に取付けて、1本の分岐線1cを軸として各分岐線1bを螺旋状に巻き付けるように捻り込むことにより、2組の複数の第1ブラシ素材3aを螺旋状に配列させて成形される。
また、成形金属線22を成形した前記金属線材22aを使用し、分岐線とブラシ素材の配置関係を異ならせて、実施例5の捻りブラシ41を捻り成形することもできる。例えば、図6(c)に示すように2本の分岐線1bとその軸となる1本の分岐線1cからなる3本の分岐線と、各1本の分岐線1b間のそれぞれに、2組づつの複数のブラシ素材3a,3bを分岐線部分4に直交するように2段づつ交互に装着する。例えば、先ず、3本の分岐線1b,1cと、各1本の分岐線1b間のそれぞれに、2組の複数のブラシ素材3aを直交するように挿し込んで並行に2段に並べ、次に、前記3本の分岐線1b,1cと前記残り1本の分岐線1bの組合せを変更し、再び、3本の分岐線1b,1cと残り1本の分岐線1b間に、2組の複数の第2ブラシ素材3bを直交するように挿し込んで並行に2段に並べて、各分岐線1bの間に2種類の第1,第2ブラシ素材3a,3bを井桁状に並べる配置関係にして、分岐線1cを軸として各分岐線1bを巻き付けるように分岐線部分4を螺旋状に捻り込むことにより、2種類の第1,第2ブラシ素材3a,3bを螺旋状に配列させて捻りブラシ41が成形される。
図7(a)は、金属線を折曲して、折曲された6本の金属線部分1aが所定長さに並列する成形金属線32と第1ブラシ素材3aの斜視図、図7(b)は、図7(a)における成形金属線32の分岐線1b,1cと第1ブラシ素材3aとの配置関係を示す概略図、図7(c)は図7(a)における成形金属線32の分岐線1b,1cと第1ブラシ素材3a,第2ブラシ素材3bとの配置関係を示す概略図である。
図7(a)に示す成形金属線32においても、実施例4の捻りブラシ31を製造することができる。
先ず、成形金属線32の並列な各金属線部分1a間に2組の複数の第1ブラシ素材3aを各金属線部分1aに直交するように並行して2段に配置する。次に、成形金属線32の一端を図示しない回転側の挟持機構に取付けて、成形金属線32における複数の第1ブラシ素材3aが配置されている奥側の端部の位置a4を固定しながら挟持機構を回転させて捻る。これにより、成形金属線32の一端から途中の位置a4までが、一体に束ねられた取っ手3が捻り成形される(図は省略)。こうして、成形金属線32は、取っ手3の先端から6本に分岐された金属線部分1aからなる4本の分岐線1bとその中心に軸となる2本の分岐線1cの計6本の分岐線が延在し、これら分岐線1b,1cからなる分岐線部分4を先端に設けた図示しない金属線材32aに成形される。また、2本の分岐線1bとその軸となる2本の分岐線1cからなる4本の分岐線と、各1本の分岐線1b間のそれぞれには、2組の複数のブラシ素材3aが分岐線部分4に直交して並行に2段に配置される。
捻りブラシ31は、成形金属線32が金属線材32aに成形された状態において、各分岐線1b,1cの他端を束ねて固定側の挟持機構に取付けて、2本の分岐線1cを軸として各分岐線1bを螺旋状に巻き付けるように捻り込むことにより、2組の複数の第1ブラシ素材3aを螺旋状に配列させて成形される。
また、成形金属線32を成形した前記金属線材32aを使用し、分岐線とブラシ素材の配置関係を異ならせて、実施例5の捻りブラシ41を捻り成形することもできる。例えば、図7(c)に示すように2本の分岐線1bとその軸となる2本の分岐線1cからなる4本の分岐線と、各1本の分岐線1b間のそれぞれに、2組づつの複数のブラシ素材3a,3bを分岐線部分4に直交するように2段づつ交互に装着する。例えば、先ず、4本の分岐線1b,1cと、各1本の分岐線1b間のそれぞれに、2組の複数のブラシ素材3aを直交するように挿し込んで並行に2段に並べ、次に、前記4本の分岐線1b,1cと前記残り1本の分岐線1bの組合せを変更し、再び、4本の分岐線1b,1cと残り1本の分岐線1b間に、2組の複数の第2ブラシ素材3bを直交するように挿し込んで並行に2段に並べて、各分岐線1bの間に2種類の第1,第2ブラシ素材3a,3bを井桁状に並べる配置関係にして、分岐線1cを軸として各分岐線1bを巻き付けるように分岐線部分4を螺旋状に捻り込むことにより、2種類の第1,第2ブラシ素材3a,3bを螺旋状に配列させて捻りブラシ41が成形される。
図8(a)は本発明の実施例6に係る捻りブラシの正面図、(b)は成形金属線12に2種類の第1,第2ブラシ素材3a,3bを組み込んだ状態の斜視図、(c)は成形金属線12と2種類の第1,第2ブラシ素材3a,3bとの配置関係を示す概略図である。
図8(a)〜(c)において、捻りブラシ51を製造するには、先ず、成形金属線12の並列な各金属線部分1a間に複数の第1ブラシ素材3aの複数組を直交するように適宜な間隔を設けて配置する。次に、成形金属線12の一端を図示しない回転側の挟持機構に取付けて、成形金属線12における複数の第1ブラシ素材3aが配置されている奥側の端部の位置a2を固定しながら挟持機構を回転させて捻る。これにより、成形金属線12の一端から途中の位置a2までが、一体に束ねられた取っ手3が捻り成形される。こうして、成形金属線12は、取っ手3の先端から4本に分岐された金属線部分1aからなる分岐線1b延在し、これら分岐線1bからなる分岐線部分4を先端に設けた金属線材12aに成形される。
捻りブラシ51は、成形金属線12が金属線材12aに成形された状態において、図8(c)に示すように、各2本の分岐線1b間に、複数の第1ブラシ素材3aが直交するように挿し込まれて並行して並べられる。このとき分岐線1bの長さに比べて複数の第1ブラシ素材3aを短く並べ、並べた第1ブラシ素材3aを挟持する分岐線1bの根元側の途中の位置p1を固定しながら捻ることにより、分岐線1bの根元側の途中の位置p1に捻り成形線15を成形し、短軸の捻りブラシ51aを成形する。
分岐線1bの根元側の途中の位置p1は1束の捻り成形線15に成形されているので、成形された捻り成形線15の位置p1と、この位置p1から離間した分岐線1bの先端側の途中の位置p2までの間において、1組にする2本の分岐線1bの組合せを変更して、変更後の2組の2本の分岐線1b間に、複数の第1ブラシ素材3aを直交するように挿し込んで平行に並べ、並べた第1ブラシ素材3aを挟持する分岐線1bの先端側の途中位置p2を固定しながら捻ることにより、再び、分岐線1bの先端側の途中の位置p2に捻り成形線15を成形し、再び、短軸の捻りブラシ51aを成形する。
そして、成形された捻り成形線15の位置p2と、この位置p2から離間した分岐線1bの先端の位置p3において、1組にする2本の分岐線1bの組合せを変更して、再び、変更後の2組の2本の分岐線1b間に、複数の第1ブラシ素材3aを直交するように挿し込んで平行に並べ、並べた第1ブラシ素材3aを挟持する分岐線1bの先端を固定しながら捻ることにより、さらに、分岐線1bの先端側に短軸の捻りブラシ51aを成形する。こうして、複数の短軸の捻りブラシ51aを間隔を空けて連続配置させてなる捻りブラシ51を形成することができる。
以上、本発明を図面の実施例に基づいて説明したが、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限りどのようにでも実施することができる。
(a)は本発明の実施例1に係る捻りブラシの正面図、(b)は(a)の成形金属線とブラシ素材の捻り成形する前の斜視図、(c)は分岐線とブラシ素材のAA線での断面図、(d)は金属線材とブラシ素材の捻り成形する前の斜視図である。 (a)は、本発明の実施例2に係る捻りブラシの正面図、(b)は金属線材2aの各分岐線とブラシ素材との配置関係を示す概略図である。 図3(a)は、本発明の実施例3に係る捻りブラシの正面図、(b)は金属線材の各分岐線とブラシ素材との配置関係を示す概略図である。 (a)は本発明の実施例4に係る捻りブラシの正面図、(b)は(a)の折り曲げられた金属線とブラシ素材の捻り成形する前の斜視図、(c)は、折り曲げられた金属線とブラシ素材のBB線での断面図、(d)は金属線材の各分岐線とブラシ素材との配置関係を示す概略図である。 (a)は前記金属線材12aを使用した本発明の実施例5に係る捻りブラシの正面図、(b)は金属線材12aの各分岐線1bと2種類の第1,第2ブラシ素材3a,3bとの配置関係を示す概略図である。 (a)は、1本の金属線の途中の4個所を折り曲げて、5本の金属線部分が所定長さに並列する成形金属線22と第1ブラシ素材3aの斜視図、(b),(c)は(a)における成形金属線22の折り曲げられた各金属線部分と第1ブラシ素材3aの配置関係を示す概略図である。 (a)は、1本の金属線の途中の5個所を折り曲げて、6本の金属線部分が所定長さに並列する成形金属線32と第1ブラシ素材3aの斜視図、(b),(c)は、(a)における成形金属線32の各折り曲げた金属線部分と第1ブラシ素材3aの配置関係を示す概略図である。 (a)は本発明の実施例6に係る捻りブラシの正面図、(b)は成形金属線12に第1ブラシ素材3aを組み込んだ状態の斜視図、(c)は成形金属線12と第1ブラシ素材3aとの配置関係を示す概略図である。
符号の説明
10,11,21,31,41,51 捻りブラシ
1a 金属線部分
1b,1c 分岐線
2,12,22,32 成形金属線
2a,12a,22a,32a 金属線材
3 取っ手
3a 第1ブラシ素材
3b 第2ブラシ素材
3c 第3ブラシ素材
15 捻り成形線
51a 短軸の捻りブラシ
a1,a2 位置
m 金属製パウダー
n ダイヤモンドパウダー

Claims (3)

  1. 金属線を折曲して金属線部分が3本以上並列する成形金属線を成形し、前記成形金属線の前記金属線部分間に複数本のブラシ素材を直交するように配置して捻り込むことにより、前記成形金属線に前記ブラシ素材を螺旋状に配列させたことを特徴とする捻りブラシ。
  2. ブラシ素材は樹脂線、金属線、生分解線、植物繊維、動物繊維等の何れか1種または2種以上である請求項1に記載の捻りブラシ。
  3. ブラシ素材に研磨砥粒を混入させた請求項2に記載の捻りブラシ。
JP2005369352A 2005-12-22 2005-12-22 捻りブラシ Pending JP2007167364A (ja)

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