JP2007167176A - おしぼり及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来のおしぼりの問題点を追究し、もっと扱いやすいおしぼり、さらには、もっと効果のあるおしぼりを提供することにある。
【解決手段】 本発明は抗菌、殺菌機能を持つナノシルバーを使用したコイン型、固形体おしぼりである。すなわち、ナノシルバーをおしぼりの原料に含有させて一般的に使うおしぼりに使用することで、銀の持つ抗菌・殺菌作用によって、これまでにない抗菌・殺菌機能を持ちながら人体に無害な安全性の高いおしぼりを提供できる。
【解決手段】 本発明は抗菌、殺菌機能を持つナノシルバーを使用したコイン型、固形体おしぼりである。すなわち、ナノシルバーをおしぼりの原料に含有させて一般的に使うおしぼりに使用することで、銀の持つ抗菌・殺菌作用によって、これまでにない抗菌・殺菌機能を持ちながら人体に無害な安全性の高いおしぼりを提供できる。
Description
本発明は、おしぼり(ウェットティッシュを含む。以下に同じ)に関するものであり、詳しくは、圧縮成形されたコンパクトサイズのおしぼりに関するものである。
飲食店で提供されるおしぼりや、屋外で使用される携帯用のおしぼりのほとんどは、水分を含んだおしぼりを袋体で包んでいる。おしぼりの水分蒸発を防ぎ、また、おしぼりの衛生状態を維持するためである(特許文献1を参照)。
ところで、一般的に私たちの生活で幅広く使われるナノ成分の使用は、超微細粒子として構成されたナノパウダーを、ナノ成分を含むとされる合成樹脂、または原料にコーティングする方法でナノ成分を活用している。
しかし、上記のような方法は、ナノ成分が合成樹脂や原料の表面にだけ接触され、良質のナノ成分の機能を期待しにくく、また高価なナノ成分を直接塗布するにあたり、大量のナノ物質を使うため、ナノ成分が含まれた製品を生産するにあたり、経済的負担が大きい。
しかし、上記のような方法は、ナノ成分が合成樹脂や原料の表面にだけ接触され、良質のナノ成分の機能を期待しにくく、また高価なナノ成分を直接塗布するにあたり、大量のナノ物質を使うため、ナノ成分が含まれた製品を生産するにあたり、経済的負担が大きい。
特に、原料の場合表面に何層も積もったナノ成分が外部の物質によって分離しやすくなるので、ナノ成分を含む原料でナノ成分の効果を期待できない問題点がある。
よって、従来より生産される不織布型おしぼり(ウェットティッシュ)の場合、単純にティッシュに含まれた水で異物を洗浄する機能のみとなる。
よって、従来より生産される不織布型おしぼり(ウェットティッシュ)の場合、単純にティッシュに含まれた水で異物を洗浄する機能のみとなる。
本発明は上記のような問題点を追究し、もっと扱いやすいおしぼり、さらには、もっと効果のあるおしぼりの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、第1の発明は、水分を与えることでおしぼりの大きさに復元しおしぼりとして使用することが可能な圧縮成型されたおしぼりであることを特徴とする。ここで「おしぼり」とは、手や体を拭いたり、汚れたものを拭くためのものを意味し、ウェットティッシュなども含むものである。
第2の発明は、コイン型,多角形型,ハート型若しくは星型に圧縮成型されたおしぼりであることを特徴とする。ここで「多角形型」には、例えば、3角形〜36角形の多角型のものなどが挙げられる。
第3の発明は、おしぼりの原料にナノ成分を含有させたおしぼりであることを特徴とする。
第4の発明は、ナノ成分としてナノシルバーを使用したおしぼりであることを特徴とする。ここで「ナノシルバー」とは、銀をナノサイズ(1ナノ=10億分の1メートル。髪の毛の約10万分の1の太さ)に粒子化したものであり、電気分解や化学的分解方法を利用して、ナノ単位の微細な粒子状態である銀溶液(コロイド)を作って使う。なお、銀溶液は銀イオン(Ag+)がいくつかの固まりで水の中に混ざっている状態を言う。
第5の発明は、おしぼりの原料をおしぼりとして使用される大きさに切断する工程、切断した原料を巻いて円筒状に1次加工する工程、円筒状に加工された原料を圧縮成形する工程を備えたおしぼりの製造方法であることを特徴とする。
第2の発明は、コイン型,多角形型,ハート型若しくは星型に圧縮成型されたおしぼりであることを特徴とする。ここで「多角形型」には、例えば、3角形〜36角形の多角型のものなどが挙げられる。
第3の発明は、おしぼりの原料にナノ成分を含有させたおしぼりであることを特徴とする。
第4の発明は、ナノ成分としてナノシルバーを使用したおしぼりであることを特徴とする。ここで「ナノシルバー」とは、銀をナノサイズ(1ナノ=10億分の1メートル。髪の毛の約10万分の1の太さ)に粒子化したものであり、電気分解や化学的分解方法を利用して、ナノ単位の微細な粒子状態である銀溶液(コロイド)を作って使う。なお、銀溶液は銀イオン(Ag+)がいくつかの固まりで水の中に混ざっている状態を言う。
第5の発明は、おしぼりの原料をおしぼりとして使用される大きさに切断する工程、切断した原料を巻いて円筒状に1次加工する工程、円筒状に加工された原料を圧縮成形する工程を備えたおしぼりの製造方法であることを特徴とする。
本発明によれば、次のような効果を有する。
(1)使用前のおしぼりの大きさがコイン程度の大きさにコンパクト化され、多くの量を携帯できる事や保管するのに便利な効果がある。また、乾燥しているので、水分の蒸発等を注意する必要がなく品質維持(品質管理)が容易でもある。
(2)圧縮されたおしぼりの形を様々にデザインできるので、使用前のおしぼりの形を楽しむこともできる。
(3)ナノ成分を含むナノ原料で形成されたおしぼりは、使用者がおしぼりを使う時に異物を洗浄する既存のおしぼりの機能とともに、原料に含まれたナノ成分が人体に浸透し、抗菌・殺菌する効果がある。特にナノシルバーの場合、銀の持つ抗菌・殺菌作用によって、これまでにない抗菌・殺菌機能を持ちながら人体に無害な安全性の高いおしぼりを提供できる。
(1)使用前のおしぼりの大きさがコイン程度の大きさにコンパクト化され、多くの量を携帯できる事や保管するのに便利な効果がある。また、乾燥しているので、水分の蒸発等を注意する必要がなく品質維持(品質管理)が容易でもある。
(2)圧縮されたおしぼりの形を様々にデザインできるので、使用前のおしぼりの形を楽しむこともできる。
(3)ナノ成分を含むナノ原料で形成されたおしぼりは、使用者がおしぼりを使う時に異物を洗浄する既存のおしぼりの機能とともに、原料に含まれたナノ成分が人体に浸透し、抗菌・殺菌する効果がある。特にナノシルバーの場合、銀の持つ抗菌・殺菌作用によって、これまでにない抗菌・殺菌機能を持ちながら人体に無害な安全性の高いおしぼりを提供できる。
本発明の一例として「ナノシルバーの含有されたコイン型ティッシュ」の製造工程を説明すると、(A)ナノ成分が含まれた原料をウェットティッシュになるように切断する段階、(B)上記のように切断した原料を円筒状に1次加工する段階、(C)また円筒状に加工された原料をコイン型フレームに投入して圧縮成形する段階となる。
上記のナノ原料は超純粋物と銀版の電気分解作用で銀成分を含む3ppmぐらいの水で構成されたナノシルバー(ナノス)に原料を沈積する方法で原料がナノ成分を持つようにすることであり、ナノ成分が含まれた原料を日常的に使用者が便利に使えるように30cm×20cmの大きさで切断するものである。
上記のように切断したナノ原料をコイン型フレームに投入するように、巻き高さ7.5cm直径2cmの円筒状に1次加工する。1次加工されたナノ原料をコイン型フレームに投入し、プレスで圧縮して水気の排出とともに原料の体積が収縮されて高さ1.5cm直径2.5cmのコイン(小銭)形態になるように圧縮成形してナノ成分が含まれたコイン型ティッシュを完成する。
本発明品の使用者は、圧縮されて乾燥した固形体のティッシュに少しの水気を注入し、圧縮されたティッシュに含まれる水気によって上記の切断時の大きさに膨張し、開かれるので、使用者は原料を広げて普通のおしぼりとして使うことが可能となる。
本発明は、飲食や外出などの際に便利に利用でき、また、個人でも営業の場(例えば飲食店等)でも利用できる。さらには、手や体を拭く他に、汚れたものを拭くためのものとしても広く使用できる。
Claims (5)
- 水分を与えることでおしぼりの大きさに復元し、おしぼりとして使用することが可能な圧縮成型されたおしぼり。
- コイン型,多角形型,ハート型若しくは星型に圧縮成型された請求項1記載のおしぼり。
- おしぼりの原料にナノ成分を含有させた請求項1又は2記載のおしぼり。
- ナノ成分としてナノシルバーを使用した請求項3記載のおしぼり。
- おしぼりの原料をおしぼりとして使用される大きさに切断する工程、切断した原料を巻いて円筒状に1次加工する工程、円筒状に加工された原料を圧縮成形する工程を備えたおしぼりの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005366133A JP2007167176A (ja) | 2005-12-20 | 2005-12-20 | おしぼり及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005366133A JP2007167176A (ja) | 2005-12-20 | 2005-12-20 | おしぼり及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007167176A true JP2007167176A (ja) | 2007-07-05 |
Family
ID=38294523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005366133A Pending JP2007167176A (ja) | 2005-12-20 | 2005-12-20 | おしぼり及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007167176A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101690212B1 (ko) * | 2015-08-26 | 2016-12-27 | (주)케이비테크놀로지 | 살균 물티슈 제조 장치 |
-
2005
- 2005-12-20 JP JP2005366133A patent/JP2007167176A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101690212B1 (ko) * | 2015-08-26 | 2016-12-27 | (주)케이비테크놀로지 | 살균 물티슈 제조 장치 |
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