JP2007166611A - 周波数変動の検出及び推定 - Google Patents

周波数変動の検出及び推定 Download PDF

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Abstract

【課題】周波数変動の検出及び推定により、動的周波数選択(DFS)を実行し、無線周波(RF)干渉を最小限に抑える。
【解決手段】システムは、サンプリングモジュール、カウンタモジュール、及び周波数特性モジュールを備える。サンプリングモジュールは、第1のチャネルにおいて、所定の第1の期間及びこれに続く第2の期間に無線周波数(RF)信号をサンプルする。カウンタモジュールは、第1の期間及び第2の期間に収集されたサンプルの極性がそれぞれ反転する場合に、第1及び第2のカウント数を増加する。周波数特性モジュールは、第1のカウント値及び第2のカウント値の少なくとも一つに基づいてRF信号の周波数を決定し、第1のカウント数及び第2のカウント数に基づいてRF信号の周波数変動を決定する。
【選択図】 図3

Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、2005年12月9日に出願された米国仮出願第60/749,222号の利益を主張するものである。当該出願の開示の全体が参照することにより本明細書に組み込まれる。
発明の分野
[0002]本発明は、無線ネットワークに関し、より詳しくは、RF信号における周波数変動を検出及び測定する装置及び方法に関する。
発明の背景
[0003]ここで説明する背景は、開示内容を一般的に説明することを目的とする。出願時に先行技術として認められない記述、及び、この背景の欄で説明する本発明者らの発明は、明示的にも暗示的にも本開示に対する先行技術としては認められない。
[0004]IEEE(電気電子学会)は無線ネットワーク及びデバイスに関する幾つかの異なる標準規格を定めている。例えば、IEEE 802.11、802.11(a)、802.11(b)、802.11(g)、802.11(h)、802.11(n)、802.16、及び802.20が挙げられる。これらの規格の下では、無線ネットワーク装置は、インフラストラクチャモード又はアドホックモードのいずれによっても作動させることができる。
[0005]インフラストラクチャモードにおいては、それぞれの無線ネットワーク装置又はクライアントステーションは、アクセスポイントを通じて相互に通信する。アドホックモードにおいては、それぞれの無線ネットワーク装置は互いに直接通信し、アクセスポイントを利用しない。クライアントステーション又はモバイルステーションという用語は、必ずしも無線ネットワーク装置が現実にモバイルであることを意味するものではない。例えば、モバイルではないデスクトップコンピュータは、無線ネットワーク装置を装備してもよいし、モバイルステーション又はクライアントステーションとして作動してもよい。
[0006]図1に、インフラストラクチャモードの第1の無線ネットワーク10を示す。第1の無線ネットワーク10は、1つ又は複数のクライアントステーション12及び1つ又は複数のアクセスポイント(AP)14を含んでいる。クライアントステーション12及びAP14は、無線信号16を送受信する。AP14はネットワーク18のノードである。ネットワーク18は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、又は他のネットワーク設定にすることができる。ネットワーク18は、サーバ20等の他のノードを含んでもよいし、インターネット等の分散通信システム22に接続されてもよい。
[0007]図2に、アドホックモードで作動する第2の無線ネットワーク24を示す。第2の無線ネットワーク24は、無線信号28を送受信する複数のクライアントステーション26−1,26−2,26−3を備えている。クライアントステーション26−1,26−2,26−3は、集合的にLANを構成しており、相互に直接通信する。クライアントステーション26−1,26−2,26−3は、必ずしも他のネットワークに接続されている必要は無い。
[0008]無線周波(RF)干渉を最小限に抑えるために、5GHz帯で作動する無線ネットワークが存在する。しかしながら、5GHz帯における使用を管理する規則要件は、国によって様々である。幾つかの国では5GHz帯を軍のレーダ通信に使用する。このため、5GHz帯で作動する無線ネットワークは、レーダ通信との干渉を避けるために動的周波数選択(DFS)を一般的に用いる。ネットワークデバイスは、レーダ通信との干渉を避けるために5GHz帯の異なるチャネルに対してDFSを利用する。
[0009]インフラストラクチャモードでは、AP14は、APがDFSを使用していることをクライアントステーション12に知らせるためにビーコンを発信する。クライアントステーション12は、チャネル上でレーダを検出した場合にAP14に通知する。この情報に基づいて、AP14はDFSを使用して、レーダと干渉せずネットワーク通信に最適なチャネルを選択する。
[0010]アドホックモードでは、一つのクライアントステーションをDFSオーナーとして指定してもよい。DFSオーナーには、他のクライアントステーションからの報告を収集する責任がある。アドホックモードでいずれかのステーションがレーダを検出した場合、DFSオーナーはDFSを使用して、レーダと干渉せずネットワーク通信に最適なチャネルを選択する。例えば、ステーション26−1がDFSオーナーである場合、ステーション26−1は、ステーション26−2及びステーション26−3からの報告を収集する責任を持つことになる。ステーション26−1、ステーション26−2、又はステーション26−3のいずれかがレーダを検出した場合、ステーション26−1は、DFSを使用して最適なチャネルを選択し、そのチャネルに切り換えるようにステーション26−2及びステーション26−3に通知する。
発明の概要
[0011]本発明のシステムは、サンプリングモジュール、カウンタモジュール、及び、周波数特性モジュールを備える。サンプリングモジュールは、所定の第1の期間及びこの第1の期間に続く所定の第2の期間に、第1のチャネルにおいて無線周波(RF)信号をサンプルする。カウンタモジュールは、第1の期間及び第2の期間に収集された複数のサンプルの極性がそれぞれ反転する場合に、第1のカウント値及び第2のカウント値を増加する。周波数特性モジュールは、第1のカウント値及び第2のカウント値の少なくとも一方に基づいてRF信号の周波数を決定し、第1のカウント値及び第2のカウント値に基づいてRF信号の周波数変動を決定する。第1のカウント値及び第2のカウント値の少なくとも一方は周波数に等しい。
[0012]他の特徴として、周波数特性モジュールは、第1のカウント値及び第2のカウント値を比較して、周波数変動を決定する。周波数特性モジュールは、第1のカウント値及び第2のカウント値がほぼ等しい場合に、RF信号がトーンレーダであると決定する。
[0013]他の特徴として、第2の期間に続く所定の第3の期間に、サンプリングモジュールはRF信号をサンプルし、カウンタモジュールは、第3の期間に収集されたサンプルの極性が反転する場合に、第3のカウント値を増加する。
[0014]他の特徴として、第1のカウント値と第2のカウント値の間の第1の差、及び、第2のカウント値と第3のカウント値の間の第2の差を求める微分モジュールを更に備える。微分モジュールは、第1の差と第2の差との間の第3の差を求める。第1のカウント値、第2のカウント値、及び第3のカウント値が所定の閾値よりも大きい場合に、微分モジュールは、第1の差及び第2の差を求める。
[0015]他の特徴として、周波数特性モジュールは、第3の差が所定の閾値よりも低い場合に、RF信号はチャープレーダであると判定する。所定の閾値はほぼゼロとすることができる。
[0016]他の特徴として、周波数特性モジュールは、第3の差がほぼゼロの場合に、RF信号はチャープレーダであると判定する。
[0017]他の特徴として、周波数変動に基づいて、RF信号がチャープレーダ及びトーンレーダのいずれかであるか否かを判断するレーダモジュールを更に備える。レーダモジュールは、周波数変動が線形である場合に、RF信号がチャープレーダであると判定する。レーダモジュールは、周波数変動がほぼゼロの場合に、RF信号がトーンレーダであると判定する。
[0018]他の特徴として、レーダモジュールと通信すると共に、RF信号がチャープレーダ及びトーンレーダのいずれかであるとレーダモジュールが判定した場合に、第1のチャネルと異なる周波数をもった第2のチャネルを選択する動的周波数選択(DFS)モジュールを更に備える。
[0019]他の特徴として、複数のサンプルの少なくとも一つの絶対値が所定の閾値よりも低い場合に、当該複数のサンプルの少なくとも一つは無視されて、第1のカウント値及び第2のカウント値から除外される。
[0020]他の特徴として、所定の閾値は約0.1である。
[0021]他の特徴として、第1の期間と第2の期間は連続している。
[0022]他の特徴として、第1の期間、第2の期間、及び第3の期間は連続している。
[0023]他の特徴として、本発明に係る無線ネットワーク装置は、本システムを備える。
[0024]他の特徴として、本発明に係るレーダ検出装置は、本システムを備える。
[0025]更に他の特徴として、本発明に係る方法は、所定の第1の期間及びこの第1の期間に続く所定の第2の期間に、第1のチャネルにおいて無線周波(RF)信号をサンプルするステップと、第1の期間及び第2の期間に収集された複数のサンプルの極性がそれぞれ反転する場合に、第1のカウント値及び第2のカウント値を増加するステップと、第1のカウント値及び第2のカウント値の少なくとも一方に基づいてRF信号の周波数を決定し、第1のカウント値及び第2のカウント値に基づいてRF信号の周波数変動を決定するステップを含む。第1のカウント値及び第2のカウント値の少なくとも一方は周波数に等しい。
[0026]本方法の他の特徴として、第1のカウント値及び第2のカウント値を比較して、周波数変動を決定する。更に、第1のカウント値及び第2のカウント値がほぼ等しい場合に、RF信号がトーンレーダであると決定する。
[0027]本方法の他の特徴として、第2の期間に続く所定の第3の期間に、サンプリングモジュールはRF信号をサンプルし、第3の期間に収集されたサンプルの極性が反転する場合に、第3のカウント値を増加する。
[0028]本方法の他の特徴として、第1のカウント値と第2のカウント値の間の第1の差、及び、第2のカウント値と第3のカウント値の間の第2の差を求める。更に、第1の差と第2の差との間の第3の差を求める。
[0029]本方法の他の特徴として、第1のカウント値、第2のカウント値、及び第3のカウント値が所定の閾値よりも大きい場合に、第1の差及び第2の差を求める。
[0030]本方法の他の特徴として、第3の差が所定の閾値よりも低い場合に、RF信号はチャープレーダであると判定する。所定の閾値はほぼゼロとすることができる。
[0031]本方法の他の特徴として、周波数特性モジュールは、第3の差がほぼゼロの場合に、RF信号はチャープレーダであると判定する。
[0032]本方法の他の特徴として、周波数変動に基づいて、RF信号がチャープレーダ及びトーンレーダのいずれかであるか否かを判断する。周波数変動が線形である場合に、RF信号がチャープレーダであると判定する。更に、周波数変動がほぼゼロの場合に、RF信号がトーンレーダであると判定する。
[0033]本方法の他の特徴として、RF信号がチャープレーダ及びトーンレーダのいずれかであるとレーダモジュールが判定した場合に、第1のチャネルと異なる周波数をもった第2のチャネルを選択する。
[0034]本方法の他の特徴として、複数のサンプルの少なくとも一つの絶対値が所定の閾値よりも低い場合に、当該複数のサンプルの少なくとも一つは無視されて、第1のカウント値及び第2のカウント値から除外される。
[0035]本方法の他の特徴として、上記所定の閾値は約0.1である。
[0036]本方法の他の特徴として、第1の期間と第2の期間は連続している。
[0037]本方法の他の特徴として、第1の期間、第2の期間、及び第3の期間は連続している。
[0038]更に他の特徴として、本発明のシステムは、所定の第1の期間及びこの第1の期間に続く所定の第2の期間に、第1のチャネルにおいて無線周波(RF)信号をサンプルするサンプリング手段を備える。システムは更に、第1の期間及び第2の期間に収集された複数のサンプルの極性がそれぞれ反転する場合に、第1のカウント値及び第2のカウント値を増加するカウンタ手段を備える。システムは更に、第1のカウント値及び第2のカウント値の少なくとも一方に基づいてRF信号の周波数を決定し、第1のカウント値及び第2のカウント値に基づいてRF信号の周波数変動を決定する周波数特性手段を備える。第1のカウント値及び第2のカウント値の少なくとも一方は周波数に等しい。
[0039]他の特徴として、周波数特性手段は、第1のカウント値及び第2のカウント値を比較して、周波数変動を決定する。周波数特性手段は、第1のカウント値及び第2のカウント値がほぼ等しい場合に、RF信号がトーンレーダであると決定する。
[0040]他の特徴として、第2の期間に続く所定の第3の期間に、サンプリング手段はRF信号をサンプルし、カウンタ手段は、第3の期間に収集されたサンプルの極性が反転する場合に、第3のカウント値を増加する。
[0041]他の特徴として、第1のカウント値と第2のカウント値の間の第1の差、及び、第2のカウント値と第3のカウント値の間の第2の差を求める微分手段を更に備える。微分手段は、第1の差と第2の差との間の第3の差を求める。第1のカウント値、第2のカウント値、及び第3のカウント値が所定の閾値よりも大きい場合に、微分手段は、第1の差及び第2の差を求める。
[0042]他の特徴として、周波数特性手段は、第3の差が所定の閾値よりも低い場合に、RF信号はチャープレーダであると判定する。所定の閾値はほぼゼロとすることができる。
[0043]他の特徴として、周波数特性手段は、第3の差がほぼゼロの場合に、RF信号はチャープレーダであると判定する。
[0044]他の特徴として、周波数変動に基づいて、RF信号がチャープレーダ及びトーンレーダのいずれかであるか否かを判断するレーダ手段を更に備える。レーダ手段は、周波数変動が線形である場合に、RF信号がチャープレーダであると判定する。レーダモ手段は、周波数変動がほぼゼロの場合に、RF信号がトーンレーダであると判定する。
[0045]他の特徴として、レーダモジュールと通信すると共に、RF信号がチャープレーダ及びトーンレーダのいずれかであるとレーダモジュールが判定した場合に、第1のチャネルと異なる周波数をもった第2のチャネルを選択する動的周波数選択(DFS)手段を更に備える。
[0046]他の特徴として、複数のサンプルの少なくとも一つの絶対値が所定の閾値よりも低い場合に、当該複数のサンプルの少なくとも一つは無視されて、第1のカウント値及び第2のカウント値から除外される。
[0047]他の特徴として、所定の閾値は約0.1である。
[0048]他の特徴として、第1の期間と第2の期間は連続している。
[0049]他の特徴として、第1の期間、第2の期間、及び第3の期間は連続している。
[0050]他の特徴として、本発明に係る無線ネットワーク装置は、本システムを備える。
[0051]他の特徴として、本発明に係るレーダ検出装置は、本システムを備える。
[0052]更に他の特徴として、プロセッサによって実行されるコンピュータプログラムは、所定の第1の期間及びこの第1の期間に続く所定の第2の期間に、第1のチャネルにおいて無線周波(RF)信号をサンプルするステップと、第1の期間及び第2の期間に収集された複数のサンプルの極性がそれぞれ反転する場合に、第1のカウント値及び第2のカウント値を増加するステップと、第1のカウント値及び第2のカウント値の少なくとも一方に基づいてRF信号の周波数を決定し、第1のカウント値及び第2のカウント値に基づいてRF信号の周波数変動を決定するステップを含む。第1のカウント値及び第2のカウント値の少なくとも一方は周波数に等しい。
[0053]本コンピュータプログラムの他の特徴として、第1のカウント値及び第2のカウント値を比較して、周波数変動を決定する。更に、第1のカウント値及び第2のカウント値がほぼ等しい場合に、RF信号がトーンレーダであると決定する。
[0054]本コンピュータプログラムの他の特徴として、第2の期間に続く所定の第3の期間に、サンプリングモジュールはRF信号をサンプルし、第3の期間に収集されたサンプルの極性が反転する場合に、第3のカウント値を増加する。
[0055]本コンピュータプログラムの他の特徴として、第1のカウント値と第2のカウント値の間の第1の差、及び、第2のカウント値と第3のカウント値の間の第2の差を求める。更に、第1の差と第2の差との間の第3の差を求める。
[0056]本コンピュータプログラムの他の特徴として、第1のカウント値、第2のカウント値、及び第3のカウント値が所定の閾値よりも大きい場合に、第1の差及び第2の差を求める。
[0057]本コンピュータプログラムの他の特徴として、第3の差が所定の閾値よりも低い場合に、RF信号はチャープレーダであると判定する。所定の閾値はほぼゼロとすることができる。
[0058]本コンピュータプログラムの他の特徴として、周波数特性モジュールは、第3の差がほぼゼロの場合に、RF信号はチャープレーダであると判定する。
[0059]本コンピュータプログラムの他の特徴として、周波数変動に基づいて、RF信号がチャープレーダ及びトーンレーダのいずれかであるか否かを判断する。周波数変動が線形である場合に、RF信号がチャープレーダであると判定する。更に、周波数変動がほぼゼロの場合に、RF信号がトーンレーダであると判定する。
[0060]本コンピュータプログラムの他の特徴として、RF信号がチャープレーダ及びトーンレーダのいずれかであるとレーダモジュールが判定した場合に、第1のチャネルと異なる周波数をもった第2のチャネルを選択する。
[0061]本コンピュータプログラムの他の特徴として、複数のサンプルの少なくとも一つの絶対値が所定の閾値よりも低い場合に、当該複数のサンプルの少なくとも一つは無視されて、第1のカウント値及び第2のカウント値から除外される。
[0062]本コンピュータプログラムの他の特徴として、上記所定の閾値は約0.1である。
[0063]本コンピュータプログラムの他の特徴として、第1の期間と第2の期間は連続している。
[0064]本コンピュータプログラムの他の特徴として、第1の期間、第2の期間、及び第3の期間は連続している。
[0065]更に他の特徴として、上述のシステム及び方法は、一つ又は複数のプロセッサで実行されるコンピュータプログラムによって実現される。コンピュータプログラムは、メモリ、不揮発性データストレージ、及び/又は、他の適切な有形の記憶媒体等(これらには限定されない)のコンピュータ読取可能な媒体に記憶しておくことができる。
[0066]本発明を適用可能な更なる領域は、以下の詳細な説明において明らかにされる。詳細な説明及び具体例は、本発明の好ましい実施形態を開示するものに単に例示を目的とするものに過ぎず、本発明の範囲を制限するものではない。
[0067]本発明は、詳細な説明と添付の図面から更に理解することができる。
好ましい実施形態の詳細な説明
[0088]以下の説明は、例示的な性質のものに過ぎず、本発明、その適用、又は使用を制限するものではない。分かり易さを図るために、図面中、類似の要素を特定するために同じ番号を付す。本明細書で使用するモジュール、回路、及び/又は装置という用語は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit、特定用途向け集積回路)、電子回路、1つ又は複数のソフトウェア又はファームウェアのプログラムを実行するプロセッサ(共用、専用又はグループの)及びメモリ、組合せ論理回路(combinational logic circuit)、及び/又は、説明する機能を提供する他の適した構成要素を指す。本明細書で使用する、A、B、及びCのうちの少なくとも1つという表現は、非排他的な論理和(non−exclusive logical or)を用いた論理計算(logical)の(AorBorC)を意味すると解釈されたい。方法における各ステップは、本発明の本質を変更しない範囲で異なる順序で実行してもよい。
[0089]動的周波数選択(DFS)は、一般的には、5GHz帯で作動するレーダ信号と無線ネットワーク通信システムとの間の干渉を避けるために使用される。より詳しくは、DFSは、5.25〜5.355GHz、5.47〜5.725GHz周波帯域における複数の重ならないチャネルから、無線ネットワーク通信のためのレーダの無いチャネルを選択するために使用される。
[0090]図3に示すように、レーダ検出及びDFSのためのシステム40は、自動ゲイン制御(Automatic Gain Control:AGC)モジュール42、レーダモジュール44、クリアチャネルアセスメント(Clear Chanell Assessment:CCA)モジュール46、アナログデジタル変換器(Analog−to−digital Converter)モジュール48、フィルタモジュール50、及び動的周波数選択(DFS)モジュール52を備える。
[0091]AGCモジュール42は、レーダモジュール44に無線信号強度表示(Radio Signal Strength Indicator:RSSI)測定を提供する。RSSIに基づいて、レーダモジュール44は、無線周波(RF)信号が予め定められた閾値DFSth(例えば−64dBm) よりも強いか否かを決定する。CCAモジュール46は、正当な無線データパケットを他の信号から識別し、RF信号が正当な無線データパケットで無い場合にレーダモジュール44を起動させる。レーダモジュール44は、パルス幅、周波数、周波数変動等のRF信号のパラメータを測定する。より詳しくは、レーダモジュール44は、RF信号の周波数及び周波数変動を測定する周波数モジュール53を備えている。DFSモジュール52は、レーダモジュール44によって測定されたパラメータを既知のタイプのレーダ信号のパラーメータセットと比較する。システム40は、RF信号が既知のタイプのレーダ信号であった場合に、異なるチャネルへ変換してもよい。
[0092]システム40は、アクセスポイントやクライアントステーション等の無線ネットワーク装置54において利用することができる。無線ネットワーク装置54は、一般的に、RF受信モジュール56、ベースバンドプロセッサ(baseband processor:BBP)モジュール58、及び媒体アクセス制御(medium access controller:MAC)モジュール(又は制御モジュール)60を備える。
[0093]RF受信モジュール56は、RF信号を受信する。BBPモジュール58は、RF信号を復調、デジタル化、及びフィルタする。BBPモジュール58は、AGCモジュール42、ADCモジュール48、及びフィルタモジュール50を含むことができる。制御モジュール60は、レーダモジュール44、CCAモジュール46、及びDFSモジュール52を含むことができる。
[0094]ある実施形態によっては、レーダモジュール44、CCAモジュール46、及びDFSモジュール52は、無線ネットワーク装置54のBBPモジュール58に設けることができる。他の実施形態においては、少なくとも一つのモジュールが、ファームウェア又は他のソフトウェアによって実行される。図示の都合上、各モジュールは別々に示されているが、図3に示されたモジュールのうちの少なくとも一つは、単一のモジュールを使用して実行することができる。
[0095]更に、システム40は、レーダを検出するために使用される他のデバイス及び/又はシステムにおいて利用することができる。ここではチャープレーダを検出するためのシステム40の利用方法を開示しているが、当業者は、レーダ以外の信号における周波数変動を検出及び測定するためにシステム40を使用することができる。
[0096]レーダ信号は、一般的に、短パルスレーダ信号、長パルスレーダ信号、及びチャープレーダ信号の3つのカテゴリに分類される。図4のテーブルは、4つの代表的な短パルスレーダのパラメータのサンプルを示す。チャープレーダ信号では、キャリアの周波数はレーダパルス内で線形に変化する。例えば、典型的なチャープレーダ信号は、50−100μSのパルス幅(PW)、1−2mSのパルス繰り返し間隔(PRI)、及び、5−20MHzのチャープ幅を持つようにすることができる。典型的な周波数ホッピングレーダ信号は、1μSのPW、333μSのPRI、及びホップ辺り9パルスとなり得る。実際の応用で使用されるレーダ信号のパラメータ値は、異なるものにすることができる。
[0097]図5A〜図6Bに、異なるタイプのレーダ信号に対するAGCゲインの応答を示す。図5Aは、無線データパケットが後に続くチャープレーダパルスに対するAGCゲインの応答を示す。図5Bは、自動ゲイン制御(AGC)がオフの場合に、ADCモジュール48が受信したチャープレーダパルス74及び無線データパケット72の典型例を示す。また、図5Bは、AGCがオフの場合に、チャープレーダの変化する周波数に対応する、ADCモジュール48に入力された信号における変動73も示す。図6Aは、無線データパケットが後に続く3つのレーダパルスのバーストに対するAGCゲインの応答を示す。図6Bは、レーダパルスに応答したAGCゲインの減少78及び増加80を詳しく示す。
[0098]RF受信機56がRF信号を受信した場合、一般的に、AGCモジュール42のゲインは通常の値よりも低い値まで減少する。AGCモジュール42のゲインは、しばらくすると通常値に戻る。AGCモジュール42のゲインが通常値に戻るまでの時間は、信号強度、パルス幅、周波数等のRF信号の各種のパラメータに依存する。AGCモジュール42は、RF信号の強度をレーダモジュール44に伝達するために無線信号強度表示(RSSI)を使用する。RSSIが閾値DFSth(例えば−64dBm)を越えると、レーダモジュール44はレーダ検出を実行する。
[0099]CCAモジュール46は、RF信号が正当な無線データパケットであるかを判断する。正当な無線データパケットのプリアンブルは、標準シーケンスを含む。CCAモジュール46は、正当な無線データパケットであるかを判断するために、プリアンブルのシーケンスが相関関係を持つようにする。CCAモジュール46は、RF信号が正当な無線データパケットでない場合に、CCA信号を利用してレーダモジュール44を起動させる。このように、CCAモジュール46は、レーダモジュール44の誤った起動を防止できる。より詳しくは、CCAモジュール46は、RF信号が無線データパケットである場合にレーダモジュール44がレーダ検出及びDFSを実行するのを防ぐことができる。更に、CCAモジュール46は、ブルートゥースジャマー(jammers)によってレーダモジュール44が誤ってトリガーされる事態を抑止できる。
[0100]ADCモジュール48は、RF信号をアナログからデジタルに変換する。RF信号を受信していない場合、ADCの出力は低い値に減少する。レーダモジュール44は、ADCモジュール48の出力をモニタする。ADCモジュール48の出力が所定の閾値よりも低くなり、しばらくの期間その所定の閾値よりも低い値に維持される場合、レーダモジュール44は、ADCのアンダーラン条件(under−run conditin)を検出する。ADCのアンダーラン条件は、RF信号のパルスの終了(an end of a pulse)を示す。レーダモジュール44は、パルス幅(PW)、周波数、周波数変動等のRF信号の特性を、ADCのアンダーラン条件に基づいて決定する。
[0101]フィルタモジュール50は、一般的に、ADCモジュール48の出力をフィルタするローパスフィルタを含む。レーダモジュール44は、フィルタモジュール50の出力に基づいて、RF信号がシングルトーンレーダ又はチャープレーダのいずれであるかを判断する。より詳しくは、周波数モジュール53は、RF信号の周波数及び周波数変動を決定する。周波数モジュール53は、周波数変動に基づいてRF信号の特性を決定する。RF信号の特性は、RF信号がシングルトーンレーダ又はチャープレーダのいずれであるかを判断するために使用される。
[0102]レーダモジュール44は、パルス幅、周波数、周波数特性(例えばチャープ周波数、シングルトーン周波数等)、及びパルス繰り返し間隔(PRI)等のRF信号のパラメータを決定する。DFSモジュール52は、RF信号が既知のレーダ信号であるか否かを判断するために、レーダモジュール44によって決定されたパラメータと図4のテーブルに示した典型的なパラメータとを比較する。
[0103]RF信号の強度が閾値DFSthを越え、CCAモジュール46がそのRF信号は正当な無線データパケットでは無いと示した場合、レーダモジュール44は、RFの各パルスのパルス幅を測定する。より詳しくは、レーダモジュール44は、AGCモジュール42によって生成されたRSSI信号に基づいてパルスの開始(biginning of a pulse)を決定する。RSSI信号は、AGCゲインが−64dBmと交差する場合に、パルスの開始を決定する。パルスの終了は、各パルスの終わりでレーダモジュール44によって検出されたADCアンダーラン条件によって示される。レーダモジュール44は、パルスの開始時刻と終了時刻の間の相違をカウントすることによって、そのパルスのパルス幅を決定する。
[0104]更に、パルスの終了におけるADCアンダーラン信号を受信した後、レーダモジュール44は、AGCモジュール42のゲインを通常値にリセットするための信号を生成する。リセットしないと、AGCモジュール42のゲインは通所値に戻るためにより多くの時間を費やし、その期間に入力されるデータが失われる可能性がある。
[0105]図7を参照して、周波数モジュール53は、RF信号の特性を決定するために、その信号の周波数を測定する。上述のように、その特性は、RF信号がトーンレーダ信号であるかチャープレーダ信号であるかを決定するために使用することができる。周波数モジュール53は、ベースバンド信号を等時間間隔のビンに分割する。各ビンの間隔は、周波数測定の分解能に比例する。ある実施形態では、周波数モジュール53は、AGCモジュール42のゲインが所定の閾値DFSth(典型的には−64dBm)よりも低い値まで低下した場合に、RF信号の周波数を測定する。
[0106]周波数モジュール53は、各ビンについてRF信号の周波数を決定する。より詳しくは、周波数モジュール53は、周波数を決定するために各ビンのゼロ交差をカウントする。ゼロ交差の数をカウントすることによって、周波数モジュール53は、フーリエ変換(DFT,FFT等)を使用する複雑な方法よりも少ないリソースを利用することになる。
[0107]図8は、ベースバンド信号と時間との関係のデータサンプルを示すグラフである。RF信号中のノイズにより、サンプルされたデータは、一般的に符号86,86で示す領域にあるように複数のゼロ交差を有する。しかしながら、ベースバンド信号は、図8に示すように僅か二つの真のゼロ交差しか持たないかもしれない。このため、周波数モジュール53は、所定のABS閾値よりも大きな絶対値を持ったデータサンプルのゼロ交差のみをカウントする。ABS閾値よりも絶対値が大きなデータサンプルをカウントすることによって、周波数モジュール53は、図8に示すベースバンド信号の10個のゼロ交差をカウントするのではなく、2つのゼロ交差をカウントすればよいことになる。ある実施形態においてABS閾値を0.1とすることができるが、他の数値にしてもよい。
[0108]図9に、周波数モジュール53の典型的な実施形態を示す。周波数モジュール53は、サンプリングモジュール100、ABSモジュール102、極性コンパレータ104、カウンタ106、タイマ108、クロック110、メモリ112、及び周波数特性モジュール114を含むように構成することができる。
[0109]サンプリングモジュール100は、ADCモジュール48、ABSモジュール102、及びタイマ108と通信することができる。極性コンパレータ104は、ABSモジュール102、カウンタ106、及びメモリ112と通信する。カウンタ106は、タイマ108及びメモリ112と通信する。クロック110は、タイマ108と通信する。
[0110]クロック110は、周期的にタイマ108をセットして、予め定められた時刻からカウントダウンする。その所定の時刻は、ビンの周期に対応させることができる。タイマ108がカウントダウンしている最中に、サンプリングモジュール100は、ADCモジュール48からデータサンプルを集めることができる。ABSモジュール102は、サンプリングモジュール100からサンプルを受信し、ABS閾値よりも低い絶対値を持ったサンプルを破棄する。極性コンパレータ104は、残りのサンプルをメモリ112に記憶された前回のサンプルと比較する。前回のサンプルの極性が今回のサンプルと反対である場合、ゼロ交差が起こったことになる。ゼロ交差が起こると、極性コンパレータ104は、カウンタ106に対して、カウント値の合計を増加すると共にそのサンプルをメモリ112に記憶するように指示する。カウンタ106は、タイマ108が終了したときに、メモリ112にカウント合計を記憶させる。所定の期間にサンプルされたカウント合計は、通常、各ビンのRF信号の周波数に対応している。
[0111]周波数特性モジュール114は、メモリ112と通信し、メモリ112に記憶されたカウント合計(又は周波数)の周波数特性を決定する。より詳しくは、周波数特性モジュール114は、各ビンの周波数を比較し、周波数が所定のパターンにしたがって変化している否かを判断する。例えば、周波数が線形パターンにしたがって変化している場合、そのRF信号はチャープレーダである可能性がある。周波数が各ビンにおいて実質的に同一である場合は、RF信号はトーンレーダである可能性がある。
[0112]図10は、周波数特性モジュール114の典型的な実施形態を示す。周波数特性モジュール114は、トーンモジュール150及びチャープモジュール152を含むように構成することができる。トーンモジュール150は、RF信号がトーンレーダであるか否かを判断し、チャープモジュール152はRF信号がチャープレーダであるか否かを判断する。この実施形態ではトーンモジュール150及びチャープモジュール152のみを備えているが、RF信号の他の周波数変動特性を決定するために他のモジュールを備えてもよい。
[0113]トーンモジュール150は、トーンコンパレータ154を備えている。トーンコンパレータ154は、メモリ112に記憶された各ビンの周波数を比較する。各周波数が実質的に同じ場合に、トーンモジュール150は、RF信号がトーンであると判定する。周波数が実質的に同一であるかを判断するために、トーンコンパレータ154は各ビンにおける変化をトーン閾値と比較しても良い。
[0114]チャープモジュール152は、RF信号の周波数が線形であるかを判断する。それが線形である場合は、RF信号はチャープレーダである可能性がある。図11は、チャープレーダ信号を受信するDFS実行可能(enabled)デバイスの中心周波数にチャープレーダのパルスの中心が合わされた場合における、均一に分配されたゼロ交差を示す。チャープレーダは、一般的に符号180で示されるダウンチャープ、及び、一般的に符号182で示されるアップチャープを含むことがある。ダウンチャープ及びアップチャープは本質的に線形であるため、チャープモジュール152は、パターンが線形である場合に、RF信号がチャープレーダであるか否かを判断する。
[0115]図12は、レーダ信号を受信するDFS実行可能デバイスの中心周波数にチャープレーダのパルスの中心が合わされておらず、不均一に分配されたゼロ交差を示す。図11と同様に、中心周波数に位置合わせされていないチャープレーダも、本質的に線形である。RF信号のダウンチャープは、一般的に符号184で示され、アップチャープは一般的に符号186で示される。
[0116]再び図10を参照して、チャープモジュール152は、ハイパスモジュール156、チャープコンパレータ158、及び、微分モジュール160を備える。低い周波数のビンは、ランダムなノイズに影響を受け易く、周波数特性を決定する場合に排除される。このため、ハイパスモジュール156は、周波数変動を決定する場合に、周波数閾値よりも低い周波数のビンを判断の対象外とするために用いられる。
[0117]微分モジュール160は、メモリ112に記憶された各ビンの周波数の1次微分及び2次微分の近似値を求める。2次微分値は、周波数変動が線形であるかを判断するために使用される。より詳しくは、2次微分値がほぼゼロである場合、周波数変動は線形である。周波数変動が線形である場合、チャープモジュール152は、チャープレーダの線形的な特性によって、RF信号がチャープレーダであると決定する。
[0118]周波数の第1微分及び第2微分を決定するために、微分モジュール160は、異なる方程式を使用することができる。第1微分は、次の方程式で得られる。この方程式において、dは第1微分値、zは現在のビンの周波数、zi+1は次のビンの周波数である。
Figure 2007166611

2次微分値は、次の方程式で得られる。この方程式において、sは第2微分値、dは現在のビンの周波数の第1微分値、di+1は次のビンの周波数の第1微分値である。
Figure 2007166611
[0119]チャープコンパレータ158は、第2微分値がほぼゼロであるか否かを判断する。より詳しくは、チャープコンパレータ158は、周波数の第2微分値をゼロより僅かに大きなチャープ閾値と比較する。第2微分値がチャープ閾値よりも低い場合は、その第2微分値はほぼゼロと判断される。第2微分値がほぼゼロの場合は、チャープモジュール152はRF信号がチャープレーダであると決定することができる。
[0120]図13は、RF信号の周波数を決定するために周波数モジュール153が実行する各ステップを符号200により示す。RF受信機56がRF信号を受信した場合に、ステップ202においてプロセスが開始される。ステップ203において、クロック110はタイマ108をセットして所定の時刻からカウントダウンする。ステップ204において、カウンタ106は初期値をゼロにする。サンプリングモジュール100は、ステップ206において、ADCモジュールからデータサンプルを収集する。
[0121]ステップ208において、ABSモジュール102は、サンプルの絶対値を決定する。ステップ210において、ABSモジュール102は、サンプルの絶対値がABS閾値よりも大きいかを判断する。サンプルの絶対値がABS閾値よりも大きい場合、ステップ212において、極性コンパレータ104は、サンプルの極性が変化したかを判断する。サンプルの極性が変化した場合、ステップ214において、カウンタ106は値を増加する。ステップ216において、周波数モジュール53は、タイマ108が終了したかを判断する。タイマ108が終了した場合、ステップ218において、カウンタ106が増加した値をメモリ112に記憶し、ステップ220において、本プロセスが終了する。タイマ108が終了しない場合は、プロセスはステップ206に戻る。
[0122]ステップ210においてABSモジュール102がサンプルの絶対値がABS閾値よりも大きくないと判断した場合、ステップ222において、ABSモジュール102はそのサンプルを破棄する。ステップ216において、周波数モジュール53はタイマ108が終了したかを判断する。タイマ108が終了した場合、ステップ218において、カウンタ106が増加した値をメモリ112に記憶し、ステップ220において、本プロセスが終了する。タイマ108が終了しない場合は、プロセスはステップ206に戻る。
[0123]ステップ212において、極性コンパレータ104がサンプルの極性が変化していないと判断した場合、ステップ216において、周波数モジュール53はタイマ108が終了したかを判断する。タイマ108が終了した場合、ステップ218において、カウンタ106が増加した値をメモリ112に記憶し、ステップ220において、本プロセスが終了する。タイマ108が終了しない場合は、プロセスはステップ206に戻る。
[0124]図14は、特定のパターンにしたがってメモリに記憶された周波数が変化するか否かを判断するために周波数特性モジュール114が実行する各ステップを符号250により示す。ステップ252においてプロセスが開始する。ステップ253において、周波数特性モジュール114はメモリ122からあるビンの周波数を読み出す。ステップ254において、トーンコンパレータ154は、各ビンにおいて周波数が実質的に同一であるかを判断する。より詳しくは、トーンコンパレータ154は、メモリ122から読み出された周波数を、前回メモリから読み出された周波数と比較する。各ビンにおける周波数が実質的に同一である場合は、トーンモジュール150は、ステップ256においてRF信号はトーンレーダであると判定し、ステップ258において本プロセスは終了する。
[0125]各ビンにおける周波数が実質的に同一ではないとトーンコンパレータ154が判断した場合は、周波数コンパレータ158は、ステップ260において周波数が周波数閾値よりも大きいかを判断する。周波数が周波数閾値よりも大きくない場合、ステップ262において、周波数特性モジュール114はメモリ112に更にビンがあるかを判断する。メモリ112に更にビンがある場合は、周波数特性モジュール114は、ステップ253においてメモリ112に記憶された次のビンの周波数を読み出す。
[0126]周波数が周波数閾値よりも大きいと周波数コンパレータ158が判断した場合、微分モジュール160は、ステップ264において1次微分値を求め、ステップ266において2次微分値を求める。ステップ268において、チャープコンパレータ158は、第2微分がチャープ閾値よりも低いかを判断する。第2微分値がチャープ閾値よりも低い場合は、チャープモジュール152は、ステップ270においてRF信号がチャープレーダであると判定し、ステップ258においてプロセスは終了する。第2微分値がチャープ閾値よりも小さくない場合、プロセスはステップ258で終了する。
[0127]図15A〜図15Dに、システム40の様々な典型的な実装例を示す。図15Aに示すように、システム40は、高精細度テレビジョン(HDTV、high definition television)420の信号処理回路及び/又は制御回路422に実装することができる。HDTV420は、HDTV入力信号を有線又は無線のフォーマットで受信し、ディスプレイ426に対するHDTV出力信号を生成する。ある実装形態においては、HDTV420の信号処理回路及び/又は制御回路422並びに/或いは他の回路(図示せず)は、データを処理し、符号化及び/又は暗号化を行い、計算を実行し、データをフォーマットし、並びに/或いは、必要とされる他のいかなるタイプのHDTV処理も行うことができる。
[0128]HDTV420は、光及び/又は磁気の記憶装置のようなデバイスにおいて不揮発的にデータを記憶するマスデータストレージ427と通信することができる。そのようなデバイスとしては、例えばHDD(ハードディスクドライブ)及び/又はDVDが挙げられる。HDDは、直径が約1.8インチ(4.57cm)よりも小さい1つ又は複数のプラッタを含むミニHDDであってもよい。HDTV420は、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の低レイテンシ不揮発性メモリ、及び/又は、他の適する電子的データストレージ等のメモリ428に接続することができる。また、HDTV420は、WLANとの接続を、WLANネットワークインターフェース429を介してサポートしてもよい。
[0129]図15Bに示すように、システム40は、セルラアンテナ451を含み得るセルラ電話450における信号処理及び/又は制御の回路452に実装することができる。ある実施形態では、セルラ電話450は、マイクロフォン456、スピーカ及び/又はオーディオ出力ジャック等のオーディオ出力458、ディスプレイ460、並びに/或いは、キーパッド、ポインティングデバイス、音声作動(voice actuation)及び/又は他の入力装置等の入力装置462を含む。信号処理及び/又は制御の回路452、並びに/或いは、セルラ電話450内の他の回路(図示せず)は、データを処理し、符号化及び/又は暗号化を行い、計算を実行し、データをフォーマットし、並びに/或いは、他のセルラ電話機能を行うことができる。
[0130]セルラ電話450は、光及び/又は磁気のストレージ装置においてデータを不揮発的に記憶するマスデータストレージ464と通信することができる。そのようなデバイスとしては、例えば、HDD(ハードディスクドライブ)及び/又はDVDが挙げられる。HDDは、直径が約1.8インチ(4.57cm)よりも小さい1つ又は複数のプラッタを含むミニHDDであってもよい。セルラ電話450は、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の低レイテンシ不揮発性メモリ、及び/又は、他の適した電子的データストレージ等のメモリ466に接続することができる。また、セルラ電話450は、WLANとの接続を、WLANネットワークインターフェース468を介してサポートしてもよい。
[0131]図15Cに示すように、システム40は、セットトップボックス480における信号処理及び/又は制御の回路484に実装することができる。セットトップボックス480は、信号をブロードバンド送信元(broadband source)等の送信元(source)からの信号を受信し、テレビ受像機及び/又はモニタ並びに/或いは他のビデオ及び/又はオーディオの出力装置等、ディスプレイ488に適した標準及び/又は高精細度のオーディオ/ビデオ信号を出力する。信号処理及び/又は制御の回路484、並びに/或いは、セットトップボックス480内の他の回路(図示せず)は、データを処理し、符号化及び/又は暗号化を行い、計算を実行し、データをフォーマットし、並びに/或いは他のどのようなセットトップボックス機能も行うことができる。
[0132]セットトップボックス480は、データを不揮発的に記憶するマスデータストレージ490と通信することができる。マスデータストレージ490は、光及び/又は磁気のストレージ装置、例えばHDD(ハードディスクドライブ)及び/又はDVDを含む。HDDは、直径が約1.8インチ(4.57cm)よりも小さい1つ又は複数のプラッタを含むミニHDDであってもよい。セットトップボックス480は、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の低レイテンシ不揮発性メモリ、及び/又は他の適する電子的データストレージ等のメモリ494に接続することができる。また、セットトップボックス480は、WLANとの接続を、WLANネットワークインターフェース496を介してサポートしてもよい。
[0133]図15Dに示すように、システム40は、メディアプレイヤー500における信号処理及び/又は制御の回路504に実装することができる。ある実装形態では、メディアプレイヤー500は、ディスプレイ507、及び/又は、キーパッド、タッチパッド等のユーザ入力508を含む。ある実装形態では、メディアプレイヤー500は、典型的に、メニュー、ドロップダウンメニュー、アイコン、並びに/或いは、ディスプレイ507及び/又はユーザ入力508を介したポイントアンドクリックインターフェースを使用するGUI(graphical user interface、グラフィカルユーザインターフェース)を使用することができる。メディアプレイヤー500は、スピーカ及び/又はオーディオ出力ジャック等のオーディオ出力509をさらに含む。信号処理及び/又は制御の回路504並びに/或いはメディアプレイヤー500内の他の回路(図示せず)は、データを処理し、符号化及び/又は暗号化を行い、計算を実行し、データをフォーマットし、並びに/或いは他のどのようなメディアプレイヤー機能も行うことができる。
[0134]メディアプレイヤー500は、圧縮済みのオーディオ及び/又はビデオのコンテンツ等のデータを不揮発的に記憶するマスデータストレージ510と通信することができる。ある実装形態では、圧縮済みオーディオファイルは、MP3フォーマット又は他の適する圧縮済みのオーディオ及び/又はビデオのフォーマットに従うファイルを含む。マスデータストレージは、光及び/又は磁気のストレージ装置、例えばHDD(ハードディスクドライブ)及び/又はDVDを含むことができる。HDDは、直径が約1.8インチ(4.57cm)よりも小さい1つ又は複数のプラッタを含むミニHDDであってもよい。メディアプレイヤー500は、RAM、ROM、フラッシュメモリなどの低レイテンシ不揮発性メモリ、及び/又は他の適する電子的データストレージ等のメモリ514に接続することができる。また、メディアプレイヤー500は、WLANとの接続を、WLANネットワークインターフェース516を介してサポートしてもよい。上述したものに加えて、本発明は他の実装形態も企図している。
[0135]本発明の広範な教示を様々な形で実施できることを、当業者は前述の説明から理解することができる。したがって、ここでは特定の実施形態を開示したが、図面、明細書、及び添付の特許請求の範囲を検討すれば他の変形例が当業者にとって明らかであるため、本発明の真の範囲は上記各実施形態に限定されるべきではない。
従来技術によるインフラストラクチャモードで作動する無線ネットワークの機能ブロック図である。 従来技術によるアドホックモードで作動する無線ネットワークの機能ブロック図である。 本開示による無線ネットワークにおいてレーダを検出してDFSを実行する典型的なシステムの機能ブロック図である。 レーダ検出及びDFSの実行に使用することができる様々な典型的な短パルスレーダ信号のパラメータをリストする表である。 無線データパケットが後に続くチャープレーダパルスに対するAGCゲインの応答の典型例を示す図である。 自動ゲイン制御(AGC)がオフの場合に、チャープレーダパルス及びアナログデジタルコンバータ(ADC)によって受信された無線データパケットの典型例を示す図である。 無線データパケットが後に続く3つのレーダパルスのバーストに対するAGCゲインの応答の典型例を示す図である。 レーダパルスに応答したAGCゲインの増加及び減少の典型例を示す図である。 レーダパルスの周波数を測定する典型的な方法を示す図である。 ベースバンド信号と時間の関係のデータサンプルを示すグラフである。 図3に示したシステムによる周波数モジュールの典型的な機能ブロック図である。 図9に示した周波数モジュールの周波数特性モジュールの典型的な機能ブロック図である。 チャープレーダパルスの中心が周波数測定デバイスの中心周波数にある場合に、複数のビンの数の関数として、ビンにおけるゼロ交差の数を示す表である。 チャープレーダパルスの中心が周波数測定デバイスの中心周波数にない場合に、複数のビンの数の関数として、ビンにおけるゼロ交差の数を示す表である。 図3の周波数モジュールによって実行される典型的なステップを示すフローチャートである。 図9の周波数特性モジュールによって実行される典型的なステップを示すフローチャートである。 高解像度テレビジョンの機能ブロック図である。 携帯電話機の機能ブロック図である。 セットトップボックスの機能ブロック図である。 メディアプレイヤーの機能ブロック図である。
符号の説明
10…無線ネットワーク、12…クライアントステーション、16…無線信号、18…ネットワーク、20…サーバ、22…分散通信システム、24…無線ネットワーク、40…システム、42…AGCモジュール、44…レーダモジュール、46…CCAモジュール、48…ADCモジュール、50…フィルタモジュール、52…DFSモジュール、53…周波数モジュール、56…RF受信機、58…BBPモジュール、60…制御モジュール、100…サンプリングモジュール、102…ABSモジュール、104…極性コンパレータ、106…カウンタ、108…タイマ、110…クロック、112…メモリ、114…周波数特性モジュール、122…メモリ、150…トーンモジュール、152…チャープモジュール、153…周波数モジュール、154…トーンコンパレータ、156…ハイパスモジュール、158…周波数コンパレータ、160…微分モジュール、420…高精度テレビジョン、450…セルラ電話、480…セットトップボックス、500…メディアプレイヤー。

Claims (21)

  1. 所定の第1の期間及びこの第1の期間に続く所定の第2の期間に、第1のチャネルにおいて無線周波信号をサンプルするサンプリングモジュールと、
    前記第1の期間及び前記第2の期間に収集された複数の前記サンプルの極性がそれぞれ反転する場合に、第1のカウント値及び第2のカウント値を増加するカウンタモジュールと、
    前記第1のカウント値及び前記第2のカウント値の少なくとも一方に基づいて前記RF信号の周波数を決定し、前記第1のカウント値及び前記第2のカウント値に基づいて前記RF信号の周波数変動を決定する周波数特性モジュールと、
    を備えるシステム。
  2. 前記第1のカウント値及び前記第2のカウント値の少なくとも一方は、前記周波数に等しい請求項1記載のシステム。
  3. 前記周波数特性モジュールは、前記第1のカウント値及び前記第2のカウント値を比較して、前記周波数変動を決定する請求項1記載のシステム。
  4. 前記周波数特性モジュールは、前記第1のカウント値及び前記第2のカウント値がほぼ等しい場合に、前記RF信号がトーンレーダであると判定する請求項3記載のシステム。
  5. 前記第2の期間に続く所定の第3の期間に、前記サンプリングモジュールは前記RF信号をサンプルし、
    前記カウンタモジュールは、前記第3の期間に収集された前記サンプルの極性が反転する場合に、第3のカウント値を増加する請求項1記載のシステム。
  6. 前記第1のカウント値と前記第2のカウント値の間の第1の差、及び、前記第2のカウント値と前記第3のカウント値の間の第2の差を求める微分モジュールを更に備える請求項5記載のシステム。
  7. 前記微分モジュールは、前記第1の差と前記第2の差との間の第3の差を求める請求項6記載のシステム。
  8. 前記第1のカウント値、前記第2のカウント値、及び前記第3のカウント値が所定の閾値よりも大きい場合に、前記微分モジュールは、前記第1の差及び前記第2の差を求める請求項6記載のシステム。
  9. 前記周波数特性モジュールは、前記第3の差が所定の閾値よりも低い場合に、前記RF信号はチャープレーダであると判定する請求項7記載のシステム。
  10. 前記所定の閾値はほぼゼロである請求項9記載のシステム。
  11. 前記周波数特性モジュールは、前記第3の差がほぼゼロの場合に、前記RF信号はチャープレーダであると判定する請求項7記載のシステム。
  12. 前記周波数変動に基づいて、前記RF信号がチャープレーダ及びトーンレーダのいずれかであるか否かを判断するレーダモジュールを更に備える請求項1記載のシステム。
  13. 前記レーダモジュールは、前記周波数変動が線形である場合に、前記RF信号がチャープレーダであると判定する請求項12記載のシステム。
  14. 前記レーダモジュールは、前記周波数変動がほぼゼロの場合に、前記RF信号がトーンレーダであると判定する請求項12記載のシステム。
  15. 前記レーダモジュールと通信すると共に、前記RF信号がチャープレーダ及びトーンレーダのいずれかであると前記レーダモジュールが判定した場合に、前記第1のチャネルと異なる周波数をもった第2のチャネルを選択する動的周波数選択モジュールを更に備える請求項12記載のシステム。
  16. 前記複数のサンプルの少なくとも一つの絶対値が所定の閾値よりも低い場合に、当該複数のサンプルの少なくとも一つは無視されて、前記第1のカウント値及び前記第2のカウント値から除外される請求項1記載のシステム。
  17. 前記所定の閾値は約0.1である請求項16記載のシステム。
  18. 前記第1の期間と前記第2の期間は連続している請求項1記載のシステム。
  19. 前記第1の期間、前記第2の期間、及び前記第3の期間は連続している請求項1記載のシステム。
  20. 請求項1記載のシステムを備える無線ネットワーク装置。
  21. 請求項1記載のシステムを備えるレーダ検出装置。
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