JP2007166061A - 音声ガイダンスシステムにおける特定周波数誤検出防止方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】音声ガイダンスを通信回線に送出中に、通信相手からのDTMF信号等の特定周波数コマンド信号を検出可能な、音声ガイダンスシステムにおいて、音声ガイダンス送出時のエコーバックに起因する特定周波数誤検出防止方法を提供する。
【解決手段】予め蓄積されている音声ガイダンスを通信回線に送出中に、通信相手からのDTMF信号等の特定周波数コマンド信号を検出すると、特定周波数コマンド信号に対応した所定の処理を実行する音声ガイダンスシステムであって、音声ガイダンスは特定周波数コマンド信号の周波数成分を予め除去して蓄積されている音声データであることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、特定周波数によるコマンドに応答して音声ガイダンスを送出するシステムにおいてその誤検出を防止する手法に関するものである。
電話回線への音声ガイダンスの送出を行う場合、回線からエコーの戻り成分(エコーバック)が発生し、前記音声ガイダンスのエコーに含まれるDTMF(Dual Tone Multi Frequency ;2重トーン多重周波数)信号成分により、DTMF検出器が誤検出する可能性がある。
特に、受信側の人間が不在の場合でも音声の伝言を残すことの出来る音声メール装置等では、リモート操作時の正確性が問われるので重大である。
したがって、音声ガイダンスのうちのDTMF信号成分の除去を行う必要がある。一般的なエコーキャンセラ等を用いて、DTMF信号成分の除去を行うことも可能であるが、エコーキャンセラでとりきれないDTMF信号成分で誤検出が発生する場合もある。
従来、DTMF検出器の誤検出を防止するため、DTMF検出器を、入力ガイダンス信号の周波数全体について周波数成分を解析して抽出する音声解析手段と、音声解析手段で抽出された周波数成分に基づいて,入力されたガイダンス信号がDTMF信号のみであると判別した場合に検出するDTMF信号判別手段とで構成する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開平5−56178号公報
上記特許文献1のDTMF検出器では、DTMF信号が入力した場合のみ検出し、音声ガイダンスが入力した場合は検出しないので、音声ガイダンスによる誤検出を防止することができる。
しかしながら、音声ガイダンスとDTMF信号が時間的に同時に入力された場合には、音声ガイダンスとして検出するので、通信相手は音声ガイダンスを聞きながら即DTMF信号を送出する操作をすることができず、利用範囲がせまい。
本発明の目的は、音声ガイダンスを通信回線に送出中に、通信相手からのDTMF信号等の特定周波数コマンド信号を検出可能な、音声ガイダンスシステムにおいて、音声ガイダンス送出時のエコーバックに起因する特定周波数誤検出防止方法を提供することにある。
本発明は、予め蓄積されている音声ガイダンスを通信回線に送出中に、通信相手からの特定周波数コマンド信号を検出すると、前記特定周波数コマンド信号に対応した所定の処理を実行する音声ガイダンスシステムであって、前記音声ガイダンスは前記特定周波数コマンド信号の周波数成分を予め除去して蓄積されている音声データであることを特徴とする。
また本発明は、上記記載において、前記音声ガイダンスシステムは前記特定周波数コマンド信号の周波数成分を除去するフィルタリング処理機能を有し、前記音声ガイダンスを蓄積する時に、前記フィルタリング処理を実行してから音声データを蓄積することを特徴とする。
また本発明は、上記記載において、前記特定周波数コマンド信号はDTMF信号であることを特徴とする。
本発明によれば、音声ガイダンスを通信回線に送出中に、通信相手からのDTMF信号等の特定周波数コマンド信号を検出可能な、音声ガイダンスシステムにおいて、音声ガイダンス送出時のエコーバックに起因する特定周波数誤検出防止方法を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明による特定周波数誤検出防止方法を備えた音声ガイダンスシステムの実施の形態の全体構成図である。本実施の形態は、通信相手からの特定周波数コマンド信号がDTMF信号の場合に対応した構成である。図2は、図1におけるDTMF周波数阻止フィルタの構成例を示す図である。
図1で示すように、音声ガイダンスシステムは、音声入力端子1とDTMF周波数阻止フィルタ2と音声圧縮部3と主制御部4と音声蓄積部5と音声圧縮/伸張及び信号検出部6と回線インタフェース部7とを有して構成される。音声蓄積部5には、DTMF周波数を予め除去した音声データが蓄積されている。なお、8は回線網、9は相手端末である。
図1において、音声圧縮/伸張及び信号検出部6は、音声伸張部61とレベル調整部62と音声圧縮部63とDTMF検出部64とBT検出部65と有音無音検出部66とを有して構成される。
音声ガイダンスシステムは、相手端末9からの着信に対して音声ガイダンスを送出し、
通信相手が相手端末9で操作を行った場合に、相手端末9からのDTMF信号をDTMF検出部64で検出して、主制御部1に送り、主制御部1が音声蓄積部5より圧縮された音声データを取りだし、音声伸張部61にて音声データを伸張した後、伸張した音声データを回線インタフェース部7に出力し、相手端末9は伸張した音声データを受信し再生することで、通信相手は音声ガイダンスを聴取することができる。
通信相手は、音声ガイダンスの指示に従い、相手端末9を操作することで、音声メッセージの保存、および蓄積されている音声メッセージの再生等を行うことができる。
DTMF信号は、低群周波数のうちのいずれかの周波数と高群周波数のうちのいずれかの周波数との組合せからなる2周波数の信号である。
低群周波数は、697Hz、770Hz、852Hz、941Hzであり、このうちのいずれかの周波数を使用する。高群周波数は、1209Hz、1336Hz、1477Hz、1633Hzであり、このうちのいずれかの周波数を使用する。
図1のDTMF検出部64のDTMF検出条件は、この低群/高群の2周波数の信号、この低群/高群の2周波数のレベル差と、各信号レベル、および各信号のON時間(持続時間、例えば50msec)である。
したがってDTMF検出部64は、入力信号が上記の検出条件をすべて満足した時DTMF信号と認識して検出し、主制御部4に送る。
主制御部1は、この検出したDTMF信号に対応した所定の処理、例えば、音声蓄積部5からの新たな音声ガイダンスの送出処理や、相手端末9からの音声メッセージを、レベル調整部62でレベル調整し音声圧縮部63で圧縮した音声データにして、音声蓄積部5へ記憶する動作処理を実行する。
音声蓄積部5に、DTMF周波数成分を予め除去した音声データを蓄積するために、音声入力端子1に入力の,図示していないマイクロフォンからの音声ガイダンスを、DTMF周波数阻止フィルタ2に入力して、DTMF周波数成分を除去し、音声圧縮部3で圧縮してから音声蓄積部5に入力する。
次に、DTMF周波数阻止フィルタ2について説明する。図2はDTMF周波数阻止フィルタ2の構成例を示す図である。図2においては、DTMF信号を構成する低群周波数及び高群周波数のうちの高群周波数を除去するフィルタを示す。
DTMF周波数阻止フィルタ2は、1209Hzを阻止する高群1フィルタ21と、1336Hzを阻止する高群2フィルタ22と、1477Hzを阻止する高群3フィルタ23と、1633Hzを阻止する高群4フィルタ24とを有して構成される。
次に、各フィルタ(高群1フィルタ21、高群2フィルタ22、高群3フィルタ23、高群4フィルタ24)について説明する。
DTMF信号の周波数として、1209Hzを阻止するフィルタを設計する場合、図1のDTMF検出部64は、基本となる1209Hzに対し、±1.5%以内の偏差を持った周波数までを検出するため、周波数阻止フィルタとしては、±2.0%までを阻止するフィルタを設計する。そして製造したフィルタを図2の高群1フィルタ21に組み込む。
また、他の周波数1336Hz、1477Hz、1633Hzについても同様にそれぞれの周波数を阻止するフィルタを設計する。そして各周波数に対して製造した各フィルタを、図2の高群2フィルタ22、高群3フィルタ23、高群4フィルタ24のそれぞれに組み込む。
このDTMF周波数阻止フィルタ2を用いることで、入力の音声ガイダンスは、DTMF信号を構成する低群周波数及び高群周波数のうち高群周波数を除去した音声データとなり、低群周波数及び高群周波数の一方が欠けるのでDTMF信号として検出されることはない。
高群周波数を除去した音声データを、音声圧縮部3で圧縮してから音声蓄積部5に入力することで、音声蓄積部5に、DTMF信号の高群周波数を予め除去した音声データを蓄積することができる。
DTMF周波数阻止フィルタ2は、DTMF信号を構成する低群周波数及び高群周波数のうち低群周波数を除去するフィルタとしてもよい。その場合は、DTMF周波数阻止フィルタ2は、697Hzを阻止する低群1フィルタと、770Hzを阻止する低群2フィルタと、852Hzを阻止する低群3フィルタと、941Hzを阻止する低群4フィルタとを有して構成される。各フィルタの設計は高群フィルタの場合と同様である。
なお、DTMF周波数成分を予め除去した音声データが収納された音声ガイダンスデータである場合は、その音声ガイダンスデータをそのまま音声蓄積部5に内蔵させてもよい。この場合はDTMF周波数阻止フィルタ2と音声圧縮部3は音声ガイダンスシステム内に内蔵する必要はない。
このように、音声蓄積部5に、DTMF周波数を予め除去した音声データからなる音声ガイダンスデータを蓄積しておくことで、音声ガイダンスを通信回線に送出中に、通信相手からのDTMF信号を受信した場合、音声ガイダンスはDTMF周波数を予め除去した音声データなので、この音声データの回線からのエコーバックによりDTMF検出部が誤検出することはなく、それでいてDTMF検出部は、通信相手からの正規のDTMF信号をDTMF信号と認識して検出することができる。
本発明による特定周波数誤検出防止方法を備えた音声ガイダンスシステムの実施の形態の全体構成図である。 図1におけるDTMF周波数阻止フィルタの構成例を示す図である。
符号の説明
1…音声入力端子、2…DTMF周波数阻止フィルタ、21…高群1フィルタ、22…高群2フィルタ、23…高群3フィルタ、24…高群4フィルタ、3…音声圧縮部、4…主制御部、5…音声蓄積部、6…音声圧縮/伸張及び信号検出部、61…音声伸張部、62…レベル調整部、63…音声圧縮部、64…DTMF検出部、65…BT検出部、66…有音無音検出部、7…回線インタフェース部、8…回線網、9…相手端末。

Claims (3)

  1. 予め蓄積されている音声ガイダンスを通信回線に送出中に、通信相手からの特定周波数コマンド信号を検出すると、前記特定周波数コマンド信号に対応した所定の処理を実行する音声ガイダンスシステムであって、前記音声ガイダンスは前記特定周波数コマンド信号の周波数成分を予め除去して蓄積されている音声データであることを特徴とする、音声ガイダンスシステムにおける特定周波数誤検出防止方法。
  2. 請求項1記載において、前記音声ガイダンスシステムは前記特定周波数コマンド信号の周波数成分を除去するフィルタリング処理機能を有し、前記音声ガイダンスを蓄積する時に、前記フィルタリング処理を実行してから音声データを蓄積することを特徴とする、音声ガイダンスシステムにおける特定周波数誤検出防止方法。
  3. 請求項1または2記載において、前記特定周波数コマンド信号はDTMF信号であることを特徴とする、音声ガイダンスシステムにおける特定周波数誤検出防止方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04290049A (ja) * 1991-03-19 1992-10-14 Oki Electric Ind Co Ltd ガイダンス音声作成方法
JP2000013531A (ja) * 1998-06-17 2000-01-14 Ricoh Co Ltd ファクシミリ装置

Patent Citations (2)

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