JP2007165968A - アンテナ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、電磁誘導方式やマイクロ波方式を用いて通信を行うアンテナにおいて、通信距離を出来るだけ高くすることが出来る、アンテナ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、アンテナ3と、アンテナ3に接続された整合回路4と、アンテナ3の一部を覆う磁性シート2と備え、整合回路4は、容量成分を有するコンデンサ13と、インダクタ成分を有するスタブ11とを備えたものである。この構成により、スタブ11の形状を変更することで共振周波数を設定することが出来るので、コンデンサ13の容量成分を所定範囲内に設定する必要がなくなり、通信距離を出来るだけ高くすることが出来る。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、アンテナ3と、アンテナ3に接続された整合回路4と、アンテナ3の一部を覆う磁性シート2と備え、整合回路4は、容量成分を有するコンデンサ13と、インダクタ成分を有するスタブ11とを備えたものである。この構成により、スタブ11の形状を変更することで共振周波数を設定することが出来るので、コンデンサ13の容量成分を所定範囲内に設定する必要がなくなり、通信距離を出来るだけ高くすることが出来る。
【選択図】図1
Description
本発明は、RF−ID(Radio Frequency Identification)、即ち、非接触ICカードやICタグなどの無線通信媒体との通信を行う無線通信媒体処理装置に用いるアンテナ、あるいは無線通信媒体そのものに搭載されるアンテナなどにおいて、電磁誘導方式、マイクロ波方式での通信性を向上させると共に、薄くて低コストのアンテナ装置に関するものである。
従来、電磁誘導方式等による無線通信媒体との通信を行う無線通信処理装置や、無線通信媒体そのものに用いられるアンテナ装置100は、図16に示すように周囲にある金属の影響を受け、磁界が弱くなり、通信に必要な相互インダクタンスが不十分となって、通信距離が短くなったり、通信が出来なくなるという障害があった。そこで、金属の影響を受けないように、アンテナ102と金属とを樹脂スペーサー105等により離隔させたり、あるいは、フェライトなどによる磁性材料104をアンテナ102に近接、あるいは当接させて設置し、アンテナ102の発する磁界を強化するなどの工夫がなされていた。
このように、磁界を強化することを実現しつつ、破損への耐久性を持たせるために、たとえば、フレキシブル状の磁性体をアンテナの底面や、側面に設置するものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−298095号公報
しかしながら、共振周波数は、アンテナの形状、磁性材の大きさ、磁性材の透磁率等によって変化するため、通信距離を出来るだけ高くするためには、共振回路を構成するコンデンサの容量成分の設定範囲を狭くする必要があった。これに対しての対策として、例えばチップコンデンサを選別して容量成分を高い精度で所定の設定範囲に合わせ込む方法もあるが、余計な工程数が増えるばかり、生産コストの増大を招く不都合があった。
本発明は、上記の問題に鑑み、電磁誘導方式やマイクロ波方式を用いて通信を行うアンテナにおいて、アンテナの形状、磁性材の大きさ、磁性材の透磁率等のバラツキがあっても、通信距離を出来るだけ高くすることが出来る、アンテナ装置を提供することを目的とする。
本発明は、アンテナと、アンテナに接続された整合回路と、アンテナの少なくとも一部を覆う磁性シートと備え、整合回路は、容量成分を有するコンデンサと、インダクタ成分を有するスタブとを備えたことを特徴とする。
本発明は、スタブの形状を変更することで共振周波数を設定することが出来るので、コンデンサの容量成分を所定範囲内に設定する必要がなくなり、通信距離を出来るだけ高くすることが出来る。
上記課題を解決するための第1の発明は、アンテナと、アンテナに接続された整合回路と、アンテナの少なくとも一部を覆う磁性シートと備え、整合回路は、容量成分を有するコンデンサと、インダクタ成分を有するスタブとを備えたものである。
この構成によれば、スタブの形状を変更することで共振周波数を設定することが出来るので、コンデンサの容量成分を所定範囲内に設定する必要がなくなり、通信距離を出来るだけ高くすることが出来る。
上記課題を解決するための第2の発明は、上記第1の発明であって、スタブはトリミングされているものである。
この構成によれば、スタブにトリミングによる切り込み部を形成することで、スタブを構成する線路長を適宜変更することが出来るので、共振周波数を微調整することが出来る。
上記課題を解決するための第3の発明は、上記第1又は第2の発明であって、スタブは梯子形状に形成されているものである。
この構成によれば、梯子の一部を切り込むことで、共振周波数をステップ状に変化させることが出来、トリミングのような微妙な調整が必要なくなり、共振周波数を容易に設定することが出来る。
上記課題を解決するための第4の発明は、上記第1ないし第3いずれかの発明であって、スタブは複数からなるものである。
この構成によれば、スタブの形状を変更することで共振周波数を設定することが出来るので、コンデンサの容量成分を所定範囲内に設定する必要がなくなり、通信距離を出来るだけ高くすることが出来る。
上記課題を解決するための第5の発明は、上記第1ないし第4いずれかの発明であって、アンテナは、ループ形状に形成されたループアンテナであり、磁性シートは、ループアンテナの一方の面を覆い、整合回路は、前記ループアンテナの内側に設けているものである。
この構成によれば、ループアンテナの内側のデッドスペースを利用して整合回路を配置させるので、整合回路によるアンテナ装置の高さ寸法の増大を抑制することが出来る。
上記課題を解決するための第6の発明は、上記第5の発明であって、磁性シートには凹部が設けられており、整合回路は、前記磁性シートの凹部に挿入されているものである。
この構成によれば、整合回路が磁性シートの凹部に挿入される分、高さ寸法が小さくなるので、整合回路によるアンテナ装置の高さ寸法の増大を更に抑制することが出来る。
上記課題を解決するための第7の発明は、上記第5の発明であって、磁性シートには開口部が設けられており、整合回路は、磁性シートの凹部に挿入されているものである。
この構成によれば、整合回路が磁性シートの開口部に挿入される分、高さ寸法が小さくなるので、整合回路によるアンテナ装置の高さ寸法の増大を更に抑制することが出来る。
上記課題を解決するための第8の発明は、上記第1ないし第7いずれかの発明であって、磁性シートは、複数の磁性個片で構成されているものである。
この構成によれば、通信距離を出来るだけ低下させることなく、磁性シートの柔軟性を高めることが出来る。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施の形態)
本発明のアンテナ装置の形状、構造について説明する。
本発明のアンテナ装置の形状、構造について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1におけるアンテナ装置1、(a)斜視図、(b)分解斜視図、図2は、本発明の実施の形態における、磁性シート2に開口部2aを設けた場合のアンテナ装置1の構造断面図、図3は、本発明の実施の形態における、磁性シート2に凹部を設けた場合のアンテナ装置1の構造断面図である。
本実施の形態で説明するアンテナ装置は、13.56MHzなどのHF帯(3〜30MHz)の電磁誘導方式を用いて無線通信媒体と近接通信を行うものである。無線通信媒体とは、アンテナを備えたICチップで構成され、例えば、RF−ID(Radio Frequency Identification)、即ち、非接触ICカードやICタグなどがある。なお、以下の説明では、本発明を磁性材に適用した場合について説明するが、磁性材の代わりに誘電体を用いることで、UHF帯(例えば900MHz)を用いたRFIDに適用することも可能である。
図1に表されたアンテナ装置1は、フェライト系磁性体を主成分とした磁性シート2、及びアンテナ部3や整合回路4や端子接続部5やスルーホール6などが形成されたアンテナ装置1であり、このアンテナ装置1は、ICカードやICタグなどの無線通信媒体に格納されてもよく、リーダーやリーダーライターなどの無線通信媒体処理装置に格納されてもよい。
1はアンテナ装置、2は磁性シート、3はアンテナ部、4は整合回路、5は端子接続部、6はスルーホール、7、8は保護部材である。
図1を用いてアンテナ装置1を構成する各部の詳細について説明する。
まず、磁性シート2について説明する。磁性シート2はアンテナ装置1の素子を構成する形態を有するものであり、フェライトやパーマロイ、センダスト、珪素合板等の金属材料で構成される。磁性シート2としては、軟磁性フェライトが好ましく、フェライト粉体を乾式プレス成形し、焼成することにより焼成体、高密度のフェライト焼成体とすることが出来、軟磁性フェライトの密度が3.5g/cm3以上であることが好ましい。更に軟磁性フェライトの磁性体の大きさが、結晶粒界以上であることが好ましい。また磁性シート2は、0.05mm〜3mm程度で形成されるシート状(あるいは板状、膜状、層状)のものである。
軟磁性フェライトとしては、Ni―ZnO3、ZnO、NiO、CuO、または、Fe2O3、ZnO、MnO、CuOからなっていてもよい。更に、アモルファス合金、パーマロイ、電磁鋼、珪素鉄、Fe―Al合金、センダスト合金のいずれかの磁性体の単層であってもよく、フェライト、アモルファス箔、パーマロイ、電磁鋼、センダストの積層体であってもよく、また、様々な磁性体を組み合わせた積層体であってもよい。
図4は、本発明の実施の形態における単層磁性シートの断面図、図5は、本発明の実施の形態における積層磁性シートの断面図、図6は、本発明の実施の形態における分割磁性シートの断面図である。
図4に示されているようにフェライト、アモルファス合金、パーマロイ、電磁鋼、珪素鉄、Fe―Al合金、センダスト合金の単体、または図5に示されているように積層体を樹脂、紫外線硬化型樹脂、可視光硬化型樹脂、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、耐熱性樹脂、合成ゴム、両面テープ、粘着層、またはフィルムの少なくとも1つの手段によりコーティングをおこなったものでもよい。また、フェライト、アモルファス箔、パーマロイ、電磁鋼、センダスト単体及び積層体が、図6に示されているように磁性体個片9の集合体であってもよく、整合配置することにより、磁性シート2の総厚に対して磁性体を効率よく形成出来る。更には、全ての磁性体個片9がその上下面を略同一面となるように配置することで、磁性シート2に要求される厚み寸法や、機械的強度、その他の物理的性能の範囲において磁性体の最大限の体積を利用することが出来、高い磁気性能を得ることが出来る。
本発明の磁性シート2は、図4〜6に示されているように単層、多層構造、または個片からなり、樹脂、紫外線硬化型樹脂、可視光硬化型樹脂、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、耐熱性樹脂、合成ゴム、両面テープ、粘着層、またはフィルムの少なくとも1つの手段によりコーティングを行うことで、柔軟性が高くて耐久性に優れる上、表面抵抗が高く、表面にパターン印刷やめっきなどによる回路形成を行うことが容易であり、層間にまたがるスルーホール6を形成するのも容易である。このため、整合回路4や整合回路4の端子接続部5やスルーホール6を任意の場所に形成することが出来る。
また、保護部材7、8によりコーティングされた磁性シート2は、非常に優れた柔軟性を有しているので、パンチング等により、容易に打ち抜き成形加工が出来るので、複雑な形状の加工も低コストで、しかも大量に成形出来るという特徴も有する。磁性シート2を打ち抜き加工することで、図2、図3に示されているように、磁性シート2の開口部2a及び凹部2bに整合回路4、端子接続部5、スルーホール6等を設けることが出来る。
打ち抜き成形加工にて形成されて開口部2aは、図2に示されているように、アンテナ装置1の上下方向に貫通する貫通穴を有している。また、凹部2bは、図3に示されているように凹形状の磁性シート2を成形し、その後焼成することで凹部形状を形成する。
開口部2a及び凹部2bの形状は、図1に示されているように、略五角形であり、開口部2a及び凹部2bに、ガラエポ基板上に形成された共振回路4、端子接続部5が挿入されている。なお、開口部2aの形状は、特に略五角形である必要はなく、任意である。
開口部2a及び凹部2bは、ポリイミド基板に形成されたループアンテナの内部に形成されるものであり、このことにより、共振回路4、端子接続部5をループアンテナの内部に形成することが出来、従来ループアンテナとは別のスペースに共振回路を形成していたものが、ループアンテナ内部に共振回路を形成することが出来ることから、アンテナ装置を小型化することが出来る。
また、磁性シート2に開口部2a及び凹部2bを形成することでループアンテナの中央側のデッドスペースを利用して、共振回路4を開口部2a及び凹部2bに挿入することで、共振回路によるアンテナ装置1の高さ寸法の増大を防止することが出来る。
また、通常、磁性シート2の焼成体は非常に脆い為、焼成体上にアンテナ部3や整合回路4や端子接続部5を形成することが出来ないのであるが、あらかじめ磁性シート2を樹脂、紫外線硬化型樹脂、可視光硬化型樹脂、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、耐熱性樹脂、合成ゴム、両面テープ、粘着層、またはフィルムによりコーティングすることで、磁性シート2の上にアンテナ部3や整合回路4や端子接続部5を形成することが出来、アンテナ装置1の小型化及び薄型化を可能とする。
図7は、本発明の実施の形態におけるローラ10を使用したときの断面図である。磁性シート2の形状としては、略三角柱、略四角柱、略円柱、略球等の形状で構成されていてもよい。
本発明の磁性シート2は、図7に示されているように、両面テープまたは微粘着テープ等に固定されローラ10にて粉砕されることにより、磁性シート2に柔軟性を与えることが出来る。また、ローラ10にて粉砕されることで磁性シート2の加工性がよくなり、加工時の負荷も少なくなるので、製品の低コスト化も実現出来る。更に、磁性シート2がローラ10により粉砕されることで、磁性シート2に隙間が出来、磁性シート2の上に樹脂を印刷した際に、樹脂が磁性シート2に滲みこみ、樹脂がバインダーの役割を果たし磁性シート2に更に柔軟性をもたせることが可能となる。
また、本発明の磁性シート2は、磁性シート2にスリットを設けることにより、磁性シート2を容易に分割することが出来、柔軟性及び加工性に優れた磁性シート2を実現出来る。
図8は、本発明の実施の形態におけるアンテナ装置の断面図である。本発明の磁性シート2は、図8に示されているように、ループアンテナに接する部分にしか磁性シート2を形成しないことで、磁性シート2にかかるコストを低減することが出来、低コストのアンテナ装置1を供給することが出来る。
次に、アンテナ部3について説明する。
3はアンテナであり、スパイラル状のアンテナでもよく、またループアンテナ構造でもよい。ループアンテナの構造としては、中央に開口部を備えたループ形状であればよく、その形状は円形または略矩形または多角形のいずれであってもよい。ループアンテナ構造とすることで、十分な磁界を発生させて、誘導電力の発生と相互インダクタンスによる無線通信媒体と無線通信媒体処理装置との通信を可能とするものである。
また、磁性シート2の表面抵抗が大きいことから、磁性シート2の表面もしくは内部に直接回路を形成出来るので、アンテナ部3や整合回路4や端子接続部5を直接磁性シート2に形成することが可能である。
さらに、ループアンテナの材質としては、金、銀、銅、アルミ、ニッケル等の導電性の金属製線材、金属製板材、金属製箔材、または金属製筒材等から適宜選択することが出来、金属線、金属箔、導電性ペースト、めっき転写、スパッタ、蒸着、もしくは、スクリーン印刷により形成することが出来る。これにより、従来は、磁性シート2とは別体で形成する必要があったのに対して、磁性シート2と一体でアンテナ部3や整合回路4や端子接続部5を形成することが出来るので、非常に薄型のアンテナ装置1を形成することが出来る。
また、アンテナ部3は、ポリイミド12、PET、ガラエポ基板等に形成することが可能であり、ポリイミド12、PET等に形成することで薄くて柔軟性を有するアンテナ部3を形成することが出来る。また、ポリイミド12、PET等のフィルムはコストが安いことから、低価格のアンテナ装置1を作製することが可能となる。
次に、整合回路4について説明する。
4は整合回路を示したものであり、整合回路4を接続することにより、設置場所の周囲の金属等によるアンテナ特性への影響を受けにくくするともに不整合による定在波の発生を抑えることで動作の安定した損失の少ないアンテナ装置1となる。
図9〜図12は、整合回路4に形成された様々なスタブ11を示したものである。図9は、本発明の実施の形態における整合回路のスタブの上面図、(a)単一のスタブ、(b)トリミングされた単一のスタブである。図10は、本発明の実施の形態における整合回路のスタブの上面図、(a)複数のスタブ、(b)トリミングされた複数のスタブ、図11は、本発明の実施の形態における整合回路のスタブの上面図(a)梯子形状のスタブ、(b)特性インピーダンス成分を増加させるようにトリミングされた梯子形状のスタブ、(c)特性インピーダンス成分を低減させるようにトリミングされた梯子形状のスタブ、図12は、本発明の実施の形態における整合回路のスタブの上面図(a)梯子形状のスタブ、(b)特性インピーダンス成分を増加させるようにトリミングされた梯子形状のスタブ、(c)特性インピーダンス成分を低減させるようにトリミングされた梯子形状のスタブである。
図9〜図12に示すスタブ11は、インダクタンス成分を有する「オープンスタブ」であり、図9に示すスタブ11は、幅(図中横方向)3mm、高さ(図中縦方向)10mmの矩形状に形成されている。使用周波数帯域が13.56MHzの場合では、インダクタンス成分を有するために、幅及び高さが、1mm〜20mmの範囲で適切な寸法が選択自在である。図9〜図12に示すスタブ11を、レーザやルータ等の機械加工によるトリミングを行い、切り込み部14を形成するスタブ11によるインダクタンス値を変え、アンテナ装置1の共振周波数を調整する。
図9について説明する。図9(a)に示されたスタブ11は矩形状であり、このスタブ11を図9(b)に示されるようにトリミングを行うことで、ループアンテナの全長が長くなり特性インピーダンスを作り出すことが出来ることから、共振周波数を調整することが出来る。また、トリミングを行う長さ及び幅により微妙な周波数調整が出来る。
図10について説明する。図10(a)に示されたスタブを図10(b)に示されるようにトリミングを行うことで、任意の特性インピーダンス成分を作りだすことが出来る。図10に示されるスタブの構成にすれば、スタブの面積が小さくなり、共振回路の小型化にも有効である。
図11について説明する。図11では、スタブ11が梯子形状に形成されている。図11(a)に示されたスタブの梯子の一部を、図11(b)、(c)に示すように、トリミングによって切り込むことで、共振周波数をステップ状に変化させることが出来、トリミングのような微妙な調整が必要なくなり、共振周波数を容易に設定することが出来る。例えば、図11では、任意の箇所を切断することにより、インダクタンス成分を自由に制御して特性インピーダンス成分を増やす方向にも減らす方向にも調整することが出来る。図11(b)、(c)に示すように、あるいは、図11(b)、(c)に示すようにループアンテナの共振周波数の調整範囲が拡大する。
図12について説明する。図12では、スタブ11が図11と同様に梯子形状に形成されている。図12に示されたスタブを図12に示されるようにトリミングを行うことで、スタブを小型化出来るとともにトリミングの切り込み部14により任意の特性インピーダンス成分を生成することが可能である。
従来チップコンデンサまたはチップインダクタを共振回路に搭載するによりコントロール出来なかった共振周波数を、これらのスタブの形状及びトリミングの方法により、ループアンテナの共振周波数を従来よりも精度よくかつ低コストで調整出来るものである。
また、整合回路4は、ポリイミド12、PET等のフィルムやガラエポ基板等に形成してもよく、ポリイミド12やPET等のフィルムに整合回路4を形成した場合、整合回路4の厚みを薄くすることが出来、また、柔軟性を有することが出来ることから薄くて柔軟性を有するアンテナ装置1を作製することが可能となる。更には、ポリイミド12やPET等のフィルムを使用した場合、ガラエポ基板等と比較して、製造コストが低減出来ることから低コストのアンテナ装置1を作製することが出来る。
次に、端子接続部5について説明する。
5は端子接続部を示したものであり、磁性シート2の表面抵抗が大きいことから、磁性シート2の表面に直接形成出来る。端子接続部5は、ループの両側に形成されてもよく、ループの端部で対向するように形成されてもよい。
また、端子接続部5の材質としては、金、銀、銅、アルミ、ニッケル等の導電性の金属製線材、金属製板材、金属製箔材、または金属製筒材等から適宜選択することが出来、金属線、金属箔、導電性ペースト、めっき転写、スパッタ、蒸着、もしくは、スクリーン印刷により形成することが出来る。
次に、スルーホール6について説明する。
6はスルーホールを示したものであり、磁性シート2の表面に形成されたアンテナ部3と整合回路4と端子接続部5を導通接続するために用いられる。
また、スルーホール6の材質としては、金、銀、銅、アルミ、ニッケル等の導電性の金属製線材、金属製板材、金属製箔材、または金属製筒材等から適宜選択することが出来、金属線、金属箔、導電性ペースト、めっき転写、スパッタ、蒸着、もしくは、スクリーン印刷により形成することが出来る。
次に、保護部材7、8について説明する。
7、8は保護部材を示したものであり、保護部材7、8は、樹脂、紫外線硬化型樹脂、可視光硬化型樹脂、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、耐熱性樹脂、合成ゴム、両面テープ、粘着層、またはフィルムの少なくとも1つの手段が用いられ、アンテナ装置1及びアンテナ装置1を構成する各部品の曲げやたわみ等に対する柔軟性だけではなく、耐熱性、耐湿性等の耐候性を考慮して選定をおこなってもよい。また、アンテナ装置1及びアンテナ装置1を構成する各部品の片面、両面、片側面、両側面または全面が、保護部材7、8によりコーティングされていてもよい。
特に磁性シート2の焼成体は、通常、曲げやたわみ等に対して破壊されてしまうのに対して、焼成体の磁性シート2の片面、両面、片側面、両側面または全面が、樹脂、紫外線硬化型樹脂、可視光硬化型樹脂、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、耐熱性樹脂、合成ゴム、両面テープ、粘着層、またはフィルム等の保護部材7、8によりコーティングをすると優れた柔軟性を有するようになり、しかも表面抵抗が高く、表面にパターン印刷やめっきなどによる回路形成を行うことが容易になる。
また、保護部材7、8によりコーティングされた磁性シート2は、適度な柔軟性を有しているので、パンチング等により、容易に打抜き成形加工が出来るので、複雑な形状の加工も低コストで、しかも大量に成形出来るという特徴も有する。
次に、本発明の効果について説明する。
磁性シート2の焼成体はNi−Zn系フェライトまたは、Mn−Zn系フェライトからなるものであり、Ni−Zn系フェライトでは、具体的には、Fe2O3を48.5mol%、ZnOを20.55mol%、NiOを20.55mol%、CuOを10.40mol%の組成比率で配合し、750℃から900℃の範囲にて4時間焼成したものである。
以上の構成からなる磁性シート2は、次のようにして作製される。
まず、上記組成の磁性仮焼粉体3000gと、水溶性結合材としてメトローズ60SH4000(信越化学工業製)135gと、油性可塑材としてセラミゾールC−08(日本油脂製)270gと、蒸留水340gをミキサーにて20分混合し、さらに3本ロールを3回パスさせて、はい土とした。このはい土を5℃にて96時間保存、熟成した後、真空押し出し成型装置にて約3mmの厚みのシートを作製する。
次に、このシートを95℃のドラム式乾燥機の表面をパスさせることにより、乾燥させ、所定の寸法に切断して、厚さ0.9mmのシートを作製し、900℃にて3時間焼成して、厚み0.8mmの焼成体を作製した。
この焼成体を両面テープに貼り付け、その後、焼成体の上に保護テープを貼り合わせてローラ10を通過させて焼成体を粉砕する。焼成体を粉砕することで磁性シート2に柔軟性を持たせると同時に磁性シート2が柔らかくなるので加工性がよくなり、加工時の負荷も少なくなる。
この粉砕した磁性シート2をプレス加工機等により打ち抜き加工を行う。打ち抜き加工を行うことにより、磁性シート2に開口部2aが形成される。
次に、磁性シート2の両面テープ側のシートを剥がし、ポリイミド12上に形成されたループアンテナとガラエポ基板上に形成された整合回路4、スタブ11、端子接続部5、及びスルーホール6とを鉛フリーの半田にて一体化したアンテナ部品を磁性シート2の両面テープ側に貼り付ける。この時、整合回路4、スタブ11、端子接続部5は、図1(b)に示されているように、磁性シート2の開口部2aによりアンテナ部3とは反対側の面に現れる。
最後に、ガラエポ基板上に形成された整合回路4にチップコンデンサ13を搭載し、整合回路4の一部であるスタブ11をレーザトリミングにより切り込み部14を形成することにより、アンテナ装置1の共振周波数の調整を行う。
このような工程を経てアンテナ装置1が完成する。
また、アンテナ装置1を携帯電話等の小型端末に搭載する際には、ループアンテナが形成されたポリイミド12に両面テープ、接着剤、粘着層、または樹脂等を塗布することで小型携帯端末の必要な箇所に貼り付ける。
次に本実施の形態のアンテナ装置1と、従来のアンテナ装置1との厚みの比較を行った。(表1)に比較結果を示す。
この表から、本実施の形態のアンテナ装置1は、アンテナ装置1の厚みが従来の技術に比べて0.13mmと非常に薄いことがわかる。これは、磁性シート2の開口部2aに整合回路4を形成することで整合回路4の厚みの分だけ、従来のアンテナ装置1よりも薄いアンテナ装置1を作製することが可能になるためである。
さらに、無線通信媒体処理用アンテナ装置1を用いて、本実施の形態のアンテナ装置1と、従来のアンテナ装置1との通信距離の特性比較を行った。
図13は、本発明の実施の形態における無線通信媒体処理用アンテナ装置1のアンテナユニット51の断面図、図14は、本発明の実施の形態における無線通信媒体処理用アンテナ装置1のアンテナユニット51の斜視図である。51はアンテナユニット、52はケーブル、53はリーダーライター装置、54はRFユニットである。
ここでアンテナユニット51からの実際の磁束の発生、さらにアンテナユニット51の底部に金属が存在する場合の磁性シート2の効果について説明する。
図15は、本発明の実施の形態における無線通信媒体処理用アンテナ装置の磁性シートの有無での磁束の発生図であり、アンテナユニット51における磁性シート2の有無での磁束の発生具合を示している。
55は磁束、56は金属材である。アンテナユニット51に信号を入力するとアンテナ近傍に磁束55が発生する。この場合、ユニット内に磁性シート2が設置されていると金属材56の影響を受けることなく磁束55が拡張し、通信距離が伸びる。しかし、ユニット内に磁性シート2が無いと、金属内を通過する磁束55の周りに渦電流が発生し、熱に変換されるので、磁束が縮小して、通信距離が伸びなくなる。よって、アンテナユニット51内に磁性シート2を設置することは、非常に重要となり、磁性シート2の磁気特性が通信距離の拡張を左右する。
そこで、このアンテナユニット51の出力2.5Wとして、無線通信媒体の例としてのICタグを用いて、上記アンテナ装置1での通信距離を測定した。測定結果を(表2)に示す。
この表から、本実施の形態のアンテナ装置1では、130mmまで通信距離が拡張しており、従来の技術に比べ優れていることがわかる。これは本発明のアンテナ装置1が従来のアンテナ装置1よりもアンテナ部3と磁性シート2が一体化しており、磁束55が拡張し、通信距離が伸びるからである。
以上より、本発明によるアンテナ装置1を用いれば、無線通信媒体処理用アンテナ装置1を、商品棚や、商品籠として利用した場合に、適切に商品管理を行うことが可能となる。
例えば、商品が医薬品などの場合には、これらの商品に付するICタグなどに、予めその名称、有効期限、納入日などを設定しておき、箱状体を医薬品収納棚として利用する場合には、医薬品の在庫管理が容易になり、例えば有効期限直前の薬をあらかじめ廃棄し、どの薬がどの程度残っているかを収納しているだけで確認出来るようになる。同様に、商品を書籍や食料品などとした場合であっても同じである。このため、棚卸などの効率が非常に向上するメリットがある。
このように、本発明のアンテナ装置1により従来のアンテナ装置1よりも、周囲の金属の影響を回避して、その磁界強度を強めることが出来、通信距離を伸ばすことが可能となる。
更にその上、従来のアンテナ装置1の場合に比べて、柔軟性の高いアンテナ装置1とすることが出来るため、製造時や運搬時、あるいは使用時に損傷などが生じにくく、耐久性の高いアンテナ装置1を形成することが出来る。これにより、無線通信媒体、及び無線通信媒体処理装置の性能と耐久性の同時向上を実現することが可能となるものである。
なお、アンテナ装置1の外側(アンテナと共に磁性シート2を挟む位置)に金属部材を設けることで、シールドの役割を有し、外側にアンテナから発せられる磁界の漏洩を防止出来るメリットがある。これにより。例えばアンテナの内側のみに存在する無線通信媒体のみとのやり取りを行いたい場合に好適である。
本発明は、商品棚などに収納される非接触ICカードやICタグなどの無線通信媒体に電力と送信データを供給し、無線通信媒体から受信データを負荷変動により取得するアンテナ装置であって、特に自動で商品管理、書籍管理等が可能となる収納棚、展示棚以外の医薬品管理、危険物管理、貴重品管理システム等々などの、通信範囲を拡大させることが必要な用途にも適用出来る。
1 アンテナ装置
2 磁性シート
3 アンテナ部
4 整合回路
5 端子接続部
6 スルーホール
7 保護部材
8 保護部材
9 磁性体個片
10 ローラ
11 スタブ
12 ポリイミド
13 チップコンデンサ
14 切り込み部
51 アンテナユニット
52 ケーブル
53 リーダーライター装置
54 RFユニット
55 磁束
56 金属材
57 アンテナ基板
2 磁性シート
3 アンテナ部
4 整合回路
5 端子接続部
6 スルーホール
7 保護部材
8 保護部材
9 磁性体個片
10 ローラ
11 スタブ
12 ポリイミド
13 チップコンデンサ
14 切り込み部
51 アンテナユニット
52 ケーブル
53 リーダーライター装置
54 RFユニット
55 磁束
56 金属材
57 アンテナ基板
Claims (8)
- アンテナと、
前記アンテナに接続された整合回路と、
前記アンテナの少なくとも一部を覆う磁性シートと備え、
前記整合回路は、容量成分を有するコンデンサと、インダクタ成分を有するスタブとを備えた、
ことを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1のアンテナ装置であって、
前記スタブはトリミングされていることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1又は2のアンテナ装置であって、
前記スタブは梯子形状に形成されていることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1ないし3いずれか1項に記載のアンテナ装置であって、
前記スタブは複数からなることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1ないし4いずれか1項に記載のアンテナ装置であって、
前記アンテナは、ループ形状に形成されたループアンテナであり、
前記磁性シートは、前記ループアンテナの一方の面を覆い、
前記整合回路は、前記ループアンテナの内側に設けていることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項5記載のアンテナ装置であって、
前記磁性シートには凹部が設けられており、
前記整合回路は、前記磁性シートの凹部に挿入されていることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項5記載のアンテナ装置であって、
前記磁性シートには開口部が設けられており、
前記整合回路は、前記磁性シートの凹部に挿入されていることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1ないし7いずれか1項に記載のアンテナ装置であって、
前記磁性シートは、複数の磁性個片で構成されていることを特徴とするアンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005355861A JP2007165968A (ja) | 2005-12-09 | 2005-12-09 | アンテナ装置 |
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-
2005
- 2005-12-09 JP JP2005355861A patent/JP2007165968A/ja active Pending
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