JP2007163546A - トナー補給装置および画像形成装置 - Google Patents
トナー補給装置および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007163546A JP2007163546A JP2005355779A JP2005355779A JP2007163546A JP 2007163546 A JP2007163546 A JP 2007163546A JP 2005355779 A JP2005355779 A JP 2005355779A JP 2005355779 A JP2005355779 A JP 2005355779A JP 2007163546 A JP2007163546 A JP 2007163546A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- roller
- slit
- shutter
- replenishing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
【課題】補給位置及び補給量が調整可能なトナー補給を簡易な構成で実現することを目的としている。
【解決手段】像担持体上に形成された静電潜像を現像する現像装置にトナーを補給するためのトナー補給装置において、内部にトナーが収納されているとともに、周面に周方向に斜めに延在され、或いは周方向に斜めに複数配設されたスリット15aが形成されている筒状のスリットローラ15と、スリットローラ15の外側若しくは内側に配置され、スリット15aとの合成によってトナーの供給口19を形成するシャッター20と、スリットローラ15を軸回転或いは軸を中心に揺動させるローラ回転機構と、シャッター20を開閉させるシャッター開閉機構と、ローラ回転機構又はシャッター開閉機構のうちの少なくとも一方を制御し、供給口19からのトナーの補給位置および補給量をそれぞれ調整する制御手段とが備えられている。
【選択図】図3
【解決手段】像担持体上に形成された静電潜像を現像する現像装置にトナーを補給するためのトナー補給装置において、内部にトナーが収納されているとともに、周面に周方向に斜めに延在され、或いは周方向に斜めに複数配設されたスリット15aが形成されている筒状のスリットローラ15と、スリットローラ15の外側若しくは内側に配置され、スリット15aとの合成によってトナーの供給口19を形成するシャッター20と、スリットローラ15を軸回転或いは軸を中心に揺動させるローラ回転機構と、シャッター20を開閉させるシャッター開閉機構と、ローラ回転機構又はシャッター開閉機構のうちの少なくとも一方を制御し、供給口19からのトナーの補給位置および補給量をそれぞれ調整する制御手段とが備えられている。
【選択図】図3
Description
本発明は、一成分又は二成分方式の現像装置にトナーを補給するトナー補給装置、及びそのトナー補給装置を備えた電子写真方式の画像形成装置に関する。
近年、例えばレーザープリンタや複写機、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置の小型化の要望に伴い、画像形成装置に内蔵される現像装置の小型化が求められている。現像装置を小型化するためには、現像装置内に収納される現像剤量の削減が必要になるが、現像装置内に収納される現像剤量が減ると、トナー像のトナー濃度や現像装置内の現像剤量の変動が大きくなる。したがって、現像装置に形成された一箇所の供給口からトナー補給を行う従来のトナー補給方法では、トナー濃度の安定化が困難となる。
従来、現像装置にトナー補給を行うトナー補給装置として、例えば、現像装置に、主走査方向に平行する方向(以下、単に主走査方向と記す。)に延在するスリットが形成され、このスリットから現像装置内にトナーを補給するものがある。このトナー補給装置では、トナー消費量に応じた量のトナーが、主走査方向に延在するスリットから現像装置内に補給され、これによって、トナーが現像装置の主走査方向に均一に補給される(例えば、特許文献1参照。)。
また、従来のトナー補給装置の他の例として、例えば、主走査方向に沿って移動可能なトナー補給部を備えた構成からなるトナー補給装置がある。このトナー補給装置では、トナー消費分布に応じてトナー補給部を主走査方向に沿って移動させてトナー補給が行われる(例えば、特許文献2参照。)。また、従来のトナー補給装置の他の例として、現像装置にトナーを供給するトナー供給口が主走査方向に複数並べられ、各トナー供給口にそれぞれシャッターが備えられた構成からなるトナー補給装置がある。このトナー補給装置では、トナー消費分布に応じて、複数のシャッターのうちの何れかを開けてトナー補給が行われる(例えば、特許文献3,4参照。)。上記した従来のトナー補給装置によれば、トナー消費分布に応じてトナーを分散させて補給することができる。
特許第2596007号公報
特許第2885680号公報
特開平6−138771号公報
特開2001−183894号公報
しかしながら、上記した主走査方向に延在するスリットからトナー補給を行う従来のトナー補給装置では、トナー消費分布に関係なく均一にトナー補給が行われるため、現像装置内のトナー量が不均一となるという問題がある。また、上記した他の従来のトナー補給装置では、複数箇所にトナー補給部を設けた構成、或いは、複数のシャッターを別制御する構成であるため、トナー補給装置の構成が複雑化し、コストアップ及びトナー補給装置の大型化の問題が生じる。さらに、複数のトナー補給部や複数のシャッターによってトナー補給を細かく分割することは現実的に困難であり、精密な補給制御を実現することは困難である。
本発明は、上記した従来の問題が考慮されたものであり、トナー補給の位置及び量を調整して現像装置内のトナーを均一化し、現像装置の小型化に対応することができ、且つ、補給位置及び補給量が調整可能なトナー補給を簡易な構成で実現することで、コストアップ及び装置の大型化を抑えることができるトナー補給装置および画像形成装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係るトナー補給装置は、像担持体上に形成された静電潜像を現像する現像装置にトナーを補給するためのトナー補給装置において、内部に前記トナーが収納されているとともに、周面に周方向に斜めに延在され、或いは周方向に斜めに複数配設されたスリットが形成されている筒状のスリットローラと、該スリットローラの外側若しくは内側に配置され、前記スリットとの合成によって前記トナーの供給口を形成するシャッターと、該スリットローラを軸回転或いは軸を中心に揺動させるローラ回転機構と、該シャッターを開閉させるシャッター開閉機構と、前記ローラ回転機構又はシャッター開閉機構のうちの少なくとも一方を制御し、前記供給口からの前記トナーの補給位置および補給量をそれぞれ調整する制御手段とが備えられていることを特徴としている。
このような特徴により、ローラ回転機構によってスリットローラを軸回転させることで、スリットとシャッターとの合成によって形成される供給口は、スリットローラの軸方向に沿って移動される。また、シャッター開閉機構によってシャッターを動かすことで、供給口の周方向寸法が変化して供給口の開度が調整される。そして、制御手段によって、ローラ回転機構やシャッター開閉機構が制御され、トナーの補給位置および補給量がそれぞれ調整されることで、所定位置に適量のトナーが補給される。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のトナー補給装置において、前記制御手段は、前記供給口からの前記トナーの補給が前記現像装置におけるトナー消費分布に応じて行われるように、前記ローラ回転機構又はシャッター開閉機構のうちの少なくとも一方を制御することを特徴としている。
このような特徴により、トナーを補給する供給口の移動速度や開度が、現像装置におけるトナー消費分布に合わせて調整される。
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載のトナー補給装置において、前記現像装置による現像領域は、主走査方向に分割されて複数の分割領域とされ、前記制御手段によって、前記各分割領域における印字画素数がそれぞれカウントされ、カウントされた印字画素数情報に基いて前記トナー消費分布が求められることを特徴としている。
このような特徴により、ローラ回転機構やシャッター開閉機構の制御の基となる現像領域のトナー消費分布が的確に把握される。
また、請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか記載のトナー補給装置において、前記スリットローラの中に挿装されて前記トナーを搬送する搬送スクリュと、該搬送スクリュを軸回転させるスクリュ回転機構とが備えられ、前記現像装置における現像領域全域でのトナー消費量に対応する量の前記トナーが搬送されるように、現像領域全域でのトナー消費量情報に基いて前記スクリュ回転機構が制御され、前記搬送スクリュの回転速度が決定されることを特徴としている。
このような特徴により、現像領域全域に対するトナー補給で消費されるトナー量に応じて、トナーの搬送速度が決定される。例えば、現像装置に対するトナー補給量が多い場合は、搬送スクリュの回転速度を速くして、トナー搬送速度を速くする。一方、現像装置に対するトナー補給量が少ない場合は、搬送スクリュの回転速度を遅くして、トナー搬送速度を遅くする。
また、請求項5記載の発明は、請求項1から3のいずれか記載のトナー補給装置において、前記スリットローラは、軸方向全域に亘って前記スリットが無い閉塞部を有しており、前記スリットローラは、前記閉塞部と前記シャッターとが合成されて前記トナーの供給が停止される位置をホームポジションとし、前記現像装置が現像動作を行っていないとき、前記スリットローラは前記ホームポジションに配置されることを特徴としている。
このような特徴により、トナー補給を行う場合、スリットローラは、常にホームポジションから回転し始めることになる。
また、請求項6記載の発明は、請求項1から4のいずれか記載のトナー補給装置において、前記スリットを閉塞する位置に前記シャッターが移動する方向に該シャッターを付勢する付勢部材が備えられていることを特徴としている。
このような特徴により、シャッターは付勢部材によって常に閉側(スリットを閉塞する側)に付勢されており、例えば、シャッターが開いた状態のまま電源OFFになっても、シャッター開閉機構を稼動させることなく、付勢部材の付勢力によって、シャッターは、スリットを閉塞する位置まで移動、つまり、閉じられる。
また、請求項7記載の発明は、請求項1から6のいずれか記載のトナー補給装置において、前記スリットローラの内周面、又は該スリットローラの中に挿装されて前記トナーを搬送する搬送スクリュの外周面には、前記トナーを前記供給口に向けて掻き出す掻出部材が付設されていることを特徴としている。
このような特徴により、スリットローラ内のトナーは、掻出部材によって供給口から掻き出される。
また、本発明の請求項8に係る画像形成装置は、像担持体上に形成された静電潜像を一成分又は二成分現像剤で現像する現像装置と、請求項1から7のいずれか記載のトナー補給装置とが備えられていることを特徴としている。
このような特徴により、上述した本発明に係るトナー補給装置の作用と同様の作用を奏する。
本発明に係るトナー補給装置および画像形成装置によれば、スリットローラを軸回転させることで供給口が軸方向に移動され、シャッターを開閉させることで供給口の開度が調整され、制御手段によってトナーの補給位置および補給量がそれぞれ調整されて所定位置に適量のトナーが補給されるため、現像装置の各位置に適量のトナーを分散補給することができる。これによって、現像装置内のトナーを均一化させることができ、現像装置の小型化に対応することができる。また、トナー消費分布に合わせたトナーの分散補給が、簡易な構成で実現されるため、コストアップ及び装置の大型化を抑えることができる。
また、供給口からのトナーの補給が現像装置におけるトナー消費分布に応じて行われるように、制御手段が、ローラ回転機構又はシャッター開閉機構のうちの少なくとも一方を制御することにより、トナーを補給する供給口の移動速度や開度は、現像装置におけるトナー消費分布に合わせて調整される。これによって、現像装置におけるトナー消費分布に合わせてトナーを分散補給することができる。
また、現像領域を主走査方向に分割して複数の分割領域とし、制御手段によって、各分割領域における印字画素数をそれぞれカウントし、カウントされた印字画素数情報に基いてトナー消費分布が求められる構成とすることで、ローラ回転機構やシャッター開閉機構の制御の基となる現像領域のトナー消費分布が的確に把握されるため、適当な位置に適量なトナーを補給することができる。
また、現像領域全域でのトナー消費量に対応する量のトナーが搬送されるように、現像領域全域でのトナー消費量情報に基いてスクリュ回転機構が制御され、トナーを搬送する搬送スクリュの回転速度が決定される構成とすることで、現像領域全域に対するトナー補給で消費されるトナー量に応じて、トナーの搬送速度が決定されるため、トナー補給装置内でのトナー不足により、現像装置に対するトナー補給量が不足することを防止することができる。
また、スリットローラは、軸方向全域に亘ってスリットが無い閉塞部を有しており、スリットローラは、閉塞部とシャッターとが合成されてトナーの供給が停止される位置をホームポジションとし、現像装置が現像動作を行っていないとき、スリットローラがホームポジションに配置される構成とすることで、トナー補給を行う場合に、スリットローラが常にホームポジションから回転し始めることになるため、スリットローラの軸回転動作の誤差が蓄積されず、スリットローラの軸回転動作の誤差を小さくすることができる。
また、スリットを閉塞する位置にシャッターが移動する方向にシャッターを付勢する付勢部材が備えられた構成とすることで、例えば、シャッターが開いた状態のまま電源OFFになっても、シャッターが開いた状態のままにならずに、付勢部材の付勢力によってシャッターが閉じられるため、供給口からのトナーの流出を止めることができ、現像装置に供給されるトナーのオーバーフローを防止することができる。
また、スリットローラの内周面又は搬送スクリュの外周面に、トナーを供給口に向けて掻き出す掻出部材が付設された構成とすることで、スリットローラ内のトナーは、掻出部材によって供給口から掻き出されるため、トナー補給をスムーズに行うことができる。
以下、本発明に係るトナー補給装置および画像形成装置の実施の形態について、図面に基いて説明する。
図1は本実施の形態における画像形成装置1の主要部の概略構成を表す図である。図1に示すように、画像形成装置1は、帯電ローラ(帯電装置)2によって感光体ドラム(像担持体)3を帯電させ、帯電された感光体ドラム3表面上に露光装置4によってレーザー光を走査させて露光を行い、露光によって感光体ドラム3表面上に形成された静電潜像を現像装置5によって現像し、現像されたトナー像(顕像)を、ベルト式の搬送ユニット6によって搬送された用紙等の記録媒体Sに転写させ、記録媒体Sに転写されたトナー像を定着装置7で記録媒体Sに定着させる装置である。また、画像形成装置1には、現像装置5にトナーTを補給するためのトナー補給装置8と、トナーTを収納したトナーボトル9とが備えられている。
現像装置5は、粉体のトナーTをスクリュ10,11によって攪拌搬送して摩擦帯電させることで、トナーTに負電荷を帯びさせ、当該トナーTを、現像スリーブ12によって、非露光部分と比較し現像電位に対して正電位とされた感光体ドラム3の露光部分に供給して、感光体ドラム3の表面に付着させるものである。現像装置5の容器13の上面には、現像スリーブ12の隣りに配設されたスクリュ10の上方位置に、現像スリーブ12の軸方向(以下、主走査方向と記す。)に沿って延在する補給口13aが形成されており、この補給口13aからトナーTが補給される。
図2は本実施の形態におけるトナー補給装置8を表した平断面図であり、図3はトナー補給装置8の底面を表した図であり、図4はトナー補給装置8の部分断面図である。図1,図2,図3,図4に示すように、トナー補給装置8には、主走査方向(図2,図3における左右方向)に平行に延在する第1,第2の室R1,R2を有するケーシング14と、第1の室R1内に設けられて、その周面にスリット15aが形成されたスリットローラ15と、第2の室R2内に設けられた筒部材16と、スリットローラ15及び筒部材16の中にそれぞれ挿装された搬送スクリュ17,18と、スリットローラ15の外側に配置されたシャッター20と、スリットローラ15を軸回転させるローラ回転機構21と、搬送スクリュ17,18をそれぞれ軸回転させるスクリュ回転機構22と、シャッター20を開閉させるシャッター開閉機構23とが備えられている。
ケーシング14の内部には、主走査方向に延在する隔壁14aが設けられており、この隔壁14aに隔てられることで第1,第2の室R1,R2が形成されている。隔壁14aの両側部には開口14b,14cがそれぞれ形成されており、開口14b,14cを介して第1,第2の室R1,R2は連通されている。また、ケーシング14の第1の室R1側の底面には、主走査方向に延在する開口部14dが形成されており、ケーシング14の第2の室R2側の上面には、トナーボトル9からトナー補給装置8内にトナーTを補給するための補給口14eが形成されている。
図5はスリットローラ15と搬送スクリュ17とを表す斜視図であり、図6はスリットローラ15の展開図である。図2,図3,図4,図5,図6に示すように、スリットローラ15は、主走査方向に延在して、その内部にトナーTが収納された円筒形状の部材である。スリットローラ15の周面に形成されたスリット15aは、周方向に斜めに延在する螺旋状の連続スリットであり、スリットローラ15が展開された状態(図6に示す。)で、直線的に斜めに延在する帯状のスリットである。
スリットローラ15には、軸方向全域に亘ってスリット15aが無い閉塞部15bを有している。つまり、スリットローラ15に形成されたスリット15aは周方向全体に形成されてなく、スリットローラ15には、周方向においてスリット15aが無い部分がある。具体的には、図6に示すように、スリットローラ15が展開された状態では、スリットローラ15の長手の側端部にはスリット15aが形成されてなく、軸方向に延在する閉塞部15bとなっている。
また、図2,図3,図4,図5,図6に示すように、スリットローラ15内に設けられた搬送スクリュ17は、第1の室R1の一端から他端に向けてトナーTを搬送するための部材であり、軸回転可能に支持された棒軸17aに螺旋状の羽根17bが巻き付くように付設された構成からなっており、主走査方向に沿って延在されている。
また、スリットローラ15の内周面には、スリットローラ15内のトナーTをスリット15aに向けて掻き出す掻出部材24が付設されている。掻出部材24は、スリットローラ15の内周面に立ち上げて設けられた例えばポリエチレン等からなる板状の部材であり、スリット15aの下流側(スリットローラ15の軸回転方向の下流側)にスリット15aに沿って延在されている。掻出部材24はスリットローラ15の軸回転に伴って回転され、この掻出部材24によってスリットローラ15内のトナーTはスリット15aに向けて押し出される。
図1,図2に示すように、筒部材16は、主走査方向に延在して、その内部にトナーTが収納された円筒形状の部材である。
筒部材16内に設けられた搬送スクリュ18は、軸回転可能に支持された棒軸18aに螺旋状の羽根18bが巻き付くように付設された構成からなっており、主走査方向に沿って延在されている。また、この搬送スクリュ18は、第2の室R2の他端から一端に向けてトナーTを搬送するための部材であり、筒部材16内に設けられた搬送スクリュ18の羽根18bは、スリットローラ15内に設けられた搬送スクリュ17の羽根17bと逆向きになっている。
筒部材16内に設けられた搬送スクリュ18は、軸回転可能に支持された棒軸18aに螺旋状の羽根18bが巻き付くように付設された構成からなっており、主走査方向に沿って延在されている。また、この搬送スクリュ18は、第2の室R2の他端から一端に向けてトナーTを搬送するための部材であり、筒部材16内に設けられた搬送スクリュ18の羽根18bは、スリットローラ15内に設けられた搬送スクリュ17の羽根17bと逆向きになっている。
図3,図4に示すように、シャッター20は、スリットローラ15の外周面に沿って湾曲した主走査方向に長い板状の部材である。シャッター20は、ケーシング14の第1の室R1側の底面に形成された開口部14dに配置されており、シャッター20が閉じられると、ケーシング14の開口部14dは閉塞される。閉じられたシャッター20の先端部は、ケーシング14の第1の室R1側の底面に形成された嵌合溝14fに入り込み、シャッター20が閉じられた状態におけるトナー漏れが防止されている。
上記したシャッター20とスリットローラ15のスリット15aとの合成によって、現像装置5に対してトナーTを供給するための供給口19が形成される。具体的には、シャッター20が開かれると、ケーシング14内に収納されたスリットローラ15のスリット15aの一部が、ケーシング14の底面に形成された開口部14dのところで露出され、平行四辺形の供給口19が形成される。
図2に示すように、ローラ回転機構21は、例えばステッピングモータや直流モータ(DCモータ)等のローラ駆動源26と、ローラ駆動源26の回転力をスリットローラ15に伝達するギア等の伝達手段28との組み合わせによって、スリットローラ15を軸回転させる機構である。
また、スクリュ回転機構22は、例えばステッピングモータや直流モータ(DCモータ)等のスクリュ駆動源27と、スクリュ駆動源27の回転力を搬送スクリュ17,18に伝達するギア等の伝達手段29との組み合わせによって、搬送スクリュ17,18をそれぞれ軸回転させる機構である。
また、スクリュ回転機構22は、例えばステッピングモータや直流モータ(DCモータ)等のスクリュ駆動源27と、スクリュ駆動源27の回転力を搬送スクリュ17,18に伝達するギア等の伝達手段29との組み合わせによって、搬送スクリュ17,18をそれぞれ軸回転させる機構である。
図3に示すように、シャッター開閉機構23は、電気的エネルギーによってプランジャ23aを直進移動させるソレノイドからなる。このシャッター開閉機構23(ソレノイド)は、シャッター20の側方に、横向き(プランジャ23aを水平にした状態)に配設されており、さらに、プランジャ23aの先端がシャッター20の中央部に取り付けられている。シャッター開閉機構23に電気的エネルギー(電流や電圧)が印加されると、プランジャ23aは吸引され、シャッター20は側方に引っ張られて開かれる。
また、トナー補給装置8には、シャッター20を閉方向(スリット15aを閉塞する位置にシャッター20が移動する方向)に付勢するスプリング等からなる付勢部材25,25が備えられている。付勢部材25,25は、シャッター20の両端側にそれぞれ配設されている。付勢部材25の一端は、シャッター20の端部にそれぞれ取り付けられ、他端は、ケーシング14に取り付けられている。これらの付勢部材25,25によって、シャッター20は閉方向に常時付勢されており、シャッター開閉機構23への電流や電圧が切断されてOFF状態となったとき、シャッター20は、付勢部材25,25によって閉方向に付勢され、開口部14dを完全に閉塞する位置に配置される。
図7はトナー補給装置8を制御する制御手段30を表すブロック図であり、図8はトナー補給装置8の制御フローを表したフローチャート図である。図2,図3,図7,図8に示すように、トナー補給装置8には、供給口19からのトナーTの補給が現像装置5におけるトナー消費分布に応じて行われるように、ローラ回転機構21、スクリュ回転機構22及びシャッター開閉機構23をそれぞれ制御する制御手段30が備えられている。具体的には、制御手段30は、スリットローラ15の回転に伴う供給口19の移動が、供給口19に対向する位置でのトナー消費量に応じた所望のトナー補給量を実現する程度の速度になるように、トナー消費分布情報に基いてローラ回転機構21を制御するとともに、供給口19の開度が、所望のトナー補給量を実現する程度の大きさになるように、トナー消費分布情報に基いてシャッター開閉機構23を制御するものである。
また、制御手段30は、現像領域Xを主走査方向に分割して複数の分割領域X1…とし、各分割領域X1…における印字画素数(dot)をそれぞれカウントし、カウントされた印字画素数情報に基いて各分割領域X1…におけるトナー消費量を算出し、このトナー消費量情報に基いて各分割領域X1…におけるトナー補給量を算出し、このトナー補給量情報に基いてローラ回転機構21及びシャッター開閉機構23をそれぞれ制御している。また、制御手段30は、算出された各分割領域X1…における各トナー消費量情報に基いて、現像領域X全域におけるトナー消費量を算出し、このトナー消費量情報に基いてスクリュ回転機構22を制御している。
なお、現像領域X及び各分割領域X1…の副走査方向の範囲(主走査ライン数)は、現像装置5の現像スリーブ12を軸回転させる現像装置駆動機構(ステッピングモータ等)51が所定の回数だけ回転する間の範囲である。
なお、現像領域X及び各分割領域X1…の副走査方向の範囲(主走査ライン数)は、現像装置5の現像スリーブ12を軸回転させる現像装置駆動機構(ステッピングモータ等)51が所定の回数だけ回転する間の範囲である。
図1,図2,図3,図7に示すように、制御手段30の概略構成は、スリットローラの周方向のポジションを検知するローラポジション検知センサ31と、供給口19の開度を検知する供給口開度検知センサ32と、現像装置5におけるトナー濃度を検知するトナー濃度検知センサ33と、各駆動機構に駆動指令を送信する制御盤34とが備えられた構成からなる。
ローラポジション検知センサ31は、スリットローラ15が、閉塞部15bとシャッター20とが合成されて開口部14dが閉塞された状態(以下、ホームポジションと記す。)にあることを検知する手段である。例えば、フォトセンサ等があり、スリットローラ15にマーク(反射体)を付し、このマークをケーシング14外に配設された反射型フォトセンサで検知することで、スリットローラ15のホームポジションを検知するものである。なお、透過型のフォトセンサを用いることも可能である。
供給口開度検知センサ32は、シャッター20の変位を検知することで、供給口19の開口幅(副走査方向の寸法)を検知する手段であり、例えば、フォトセンサ等があり、シャッター20にマーク(反射体)を付し、このマークを反射型フォトセンサで検知することで、スリットローラ15のホームポジションを検知するものである。なお、透過型のフォトセンサを用いることも可能である。
トナー濃度検知センサ33は、現像スリーブ12に付着したトナーTの濃度を検知する手段である。例えば、透磁率センサやパッチセンサ等がある。なお、上記したトナー濃度検知センサ33に代えて、感光体ドラム3や記録媒体Sに形成されたトナー像の濃度を検知するセンサを設けてもよい。
図7に示すように、制御盤34には、印字画素数検知手段35と、第1のトナー消費量演算手段36と、第2のトナー消費量演算手段37と、トナー補給量演算手段38と、ローラ回転機構制御手段39と、スクリュ回転機構制御手段40と、シャッター開閉機構制御手段41とが備えられている。
印字画素数検知手段35は、画像処理回路50から露光装置4に送られる画素データに基いて、図8に示す各分割領域X1…における印字画素数をそれぞれ検知する手段である。具体的には、各分割領域X1…の印字画素数(dot数)を、所定の主走査ライン数(副走査方向の範囲)分だけ、積算レジスタでカウントすることにより、各分割領域X1…の印字画素数が求められる。主走査ライン数は、現像装置5の現像装置駆動機構51の回転速度(回転数)情報に基いて求められる。
第1のトナー消費量演算手段36は、印字画素数検知手段35からの印字画素数情報に基いて、図8に示す各分割領域X1…におけるトナー消費量をそれぞれ算出する手段である。具体的には、各分割領域X1…の印字画素数をトナー消費量にそれぞれ換算することで、各分割領域X1…におけるトナー消費量がそれぞれ求められ、現像領域X全域におけるトナー消費量分布が求められる。
第2のトナー消費量演算手段37は、第1のトナー消費量演算手段36で算出された各分割領域X1…のトナー消費量情報に基いて、図8に示す現像領域X全域におけるトナー消費量を算出する手段である。具体的には、各分割領域X1…におけるトナー消費量を積算することで、現像領域X全域におけるトナー消費量が求められる。
トナー補給量演算手段38は、第1のトナー消費量演算手段36で算出された各分割領域X1…のトナー消費量情報に基いて、図8に示す各分割領域X1…に対応する現像装置5の各位置に対するトナーTの補給量をそれぞれ算出する手段である。具体的には、各分割領域X1…のトナー消費量情報(トナー消費量分布情報)から、各分割領域X1…に対するトナー補給量がそれぞれ求められる。一方、ローラポジション検知センサ31で検知されたスリットローラ15の周方向ポジション情報から図3に示す供給口19の主走査方向の位置が求められる。そして、算出された各トナー補給量の中から、図3に示す供給口19の位置に対応するトナー補給量が選定される。
ローラ回転機構制御手段39は、トナー補給量演算手段38で算出された各分割領域X1…におけるトナー補給量情報に基いて、ローラ回転機構21を制御する手段である。具体的には、図3に示す供給口19に対向する位置に所望の量のトナー補給が行われるように、その位置におけるトナー補給量情報に基いて、供給口19の移動速さが決定され、これによって、スリットローラ15の回転速度、つまり、ローラ回転機構21のローラ駆動源26の回転数が決定される。また、上記のように決定されたローラ駆動源26の回転数は、トナー濃度検知センサ33によって検知されたトナー濃度情報に基いて補正される。
スクリュ回転機構制御手段40は、第2のトナー消費量演算手段37で算出された現像領域X全域におけるトナー消費量情報に基いて、スクリュ回転機構22を制御する手段である。具体的には、現像領域X全域でのトナー消費量に対応する量、つまり、現像装置5に対するトナー補給に使用されるだけの量のトナーTが搬送されるように、現像領域X全域でのトナー消費量情報に基いてスクリュ回転機構22が制御され、搬送スクリュ17,18の回転速度が決定される。
シャッター開閉機構制御手段41は、トナー補給量演算手段38で算出された各分割領域X1…におけるトナー補給量情報に基いて、シャッター開閉機構23を制御する手段である。具体的には、図3に示す供給口19に対向する位置に所望の量のトナー補給が行われるように、その位置におけるトナー補給量情報に基いて、供給口19の開度が決定される。そして、供給口開度検知センサ32によって検知された図3に示す供給口19の開口幅の情報(シャッター20の位置情報)からシャッター20の移動方向及び移動幅が算定され、シャッター開閉機構23に対する印加電圧又は印加電流が決定される。また、上記のように決定されたシャッター開閉機構23に対する印加電圧又は印加電流は、トナー濃度検知センサ33によって検知されたトナー濃度情報に基いて補正される。
なお、決定された印加電圧又は印加電流についての信号がシャッター開閉機構23に送信されてシャッター開閉機構23が駆動し、駆動後の供給口19の開度を供給口開度検知センサ32によって再び検知し、検知された供給口19の開口幅情報に基いて再びシャッター開閉機構23に対する印加電圧又は印加電流が決定され、シャッター開閉機構23に印加電圧又は印加電流についての信号が送られるフィードバック制御が行われている。
次に、上記した構成からなるトナー補給装置8の動作について説明する。
なお、上記した画像形成装置1は、トナー補給装置8によって現像装置5に対するトナーTの補給が行われる以外、周知の画像形成装置と同様であるため、トナー補給装置8以外の構成の動作については、その説明を省略する。
なお、上記した画像形成装置1は、トナー補給装置8によって現像装置5に対するトナーTの補給が行われる以外、周知の画像形成装置と同様であるため、トナー補給装置8以外の構成の動作については、その説明を省略する。
まず、図1,図2,図3,図4に示すように、現像装置5による現像動作が行われていないとき、トナー補給装置8の運転は停止しており、スリットローラ15および搬送スクリュ17,18はそれぞれ止まっている。このとき、スリットローラ15は、ホームポジションで停止されており、また、シャッター20は、付勢部材25,25によって付勢されて閉側に配置されている。
そして、画像形成装置1による印刷が開始され、現像装置5が現像動作を始めると、トナー補給装置8の運転が開始される。具体的には、ローラ回転機構21およびスクリュ回転機構22がそれぞれ稼動し、スリットローラ15および搬送スクリュ17,18がそれぞれ軸回転するとともに、シャッター開閉機構23が稼動してシャッター20が開く。搬送スクリュ17,18が軸回転すると、トナー補給装置8内のトナーTは、所定の方向に搬送されて第1の室R1と第2の室R2との間で還流する。また、シャッター20が開くと、シャッター20とスリットローラ15のスリット15aとの合成によって供給口19が形成され、その供給口19から、スリットローラ15内のトナーTが、現像装置5の補給口13aに供給され、現像装置5にトナーTが補給される。また、スリットローラ15が軸回転すると、供給口19がスリットローラ15の軸方向に沿って一方向に移動する。
一方、図7,図8に示すように、現像装置5が現像動作を始めると、制御手段30の印字画素数検知手段35が、画像処理回路50から露光装置4に送られる画素データに基いて各分割領域X1…における印字画素数をそれぞれ求める。次いで、印字画素数検知手段35からの印字画素数情報に基いて、第1のトナー消費量演算手段36が各分割領域X1…におけるトナー消費量をそれぞれ算出する。次いで、第1のトナー消費量演算手段36で算出された各分割領域X1…のトナー消費量情報に基いて、トナー補給量演算手段38が各分割領域X1…に対応する現像装置5の各位置に対するトナーTの補給量をそれぞれ算出する。
そして、供給口19に対向する分割領域X1におけるトナー補給量情報に基いて、ローラ回転機構制御手段39がローラ回転機構21を制御し、供給口19に対向する分割領域X1のトナー補給量に応じて、スリットローラ15の回転速度を調整する。例えば、ローラ回転機構21のローラ駆動源26の回転数を低くし、スリットローラ15の回転速度を遅くすると、供給口19の移動速度が遅くなるため、当該分割領域X1と供給口19とが対向している時間が長くなり、その分割領域X1に対するトナー補給量が多くなる。反対に、ローラ回転機構21のローラ駆動源26の回転数を高くし、スリットローラ15の回転速度を速くすると、供給口19の移動速度が速くなるため、当該分割領域X1と供給口19とが対向している時間が短くなり、その分割領域X1に対するトナー補給量が少なくなる。
また、供給口19に対向する分割領域X1におけるトナー補給量情報に基いて、シャッター開閉機構制御手段41がシャッター開閉機構23を制御し、供給口19に対向する分割領域X1のトナー補給量に応じて、供給口19の開度を調整する。例えば、供給口19の開度が大きくなるようにシャッター開閉機構23を操作すると、供給口19の単位時間当りのトナー供給量は多くなる。反対に、供給口19の開度が小さくなるようにシャッター開閉機構23を操作すると、供給口19の単位時間当りのトナー供給量は少なくなる。
上記のように、供給口19が対向している分割領域X1におけるトナー補給量に応じて、ローラ駆動源26の回転数を調整するとともに、供給口19が対向している分割領域X1におけるトナー補給量に応じて、供給口19の開度を調整することで、当該分割領域X1に対して適量のトナーTを補給する。
一方、第1のトナー消費量演算手段36で算出された各分割領域X1…のトナー消費量情報に基いて、第2のトナー消費量演算手段37が現像領域X全域におけるトナー消費量を算出する。そして、現像領域X全域におけるトナー消費量情報に基いて、スクリュ回転機構制御手段40がスクリュ回転機構22を制御し、現像領域X全域でのトナー消費量に応じて搬送スクリュ17,18の回転速度を調整する。例えば、スクリュ回転機構22のスクリュ駆動源27の回転数を低くし、搬送スクリュ17,18の回転速度を遅くすると、搬送スクリュ17,18によって搬送されるトナー量は少なくなる。反対に、スクリュ回転機構22のスクリュ駆動源27の回転数を高くし、搬送スクリュ17,18の回転速度を速くすると、搬送スクリュ17,18によって搬送されるトナー量は多くなる。したがって、現像領域X全域で使用されるトナー量に応じて、搬送スクリュ17,18の回転速度を調整することで、スリットローラ15内に適量のトナーTを搬送する。
現像装置5の現像動作が続いている間は、スリットローラ15及び搬送スクリュ17,18は継続的に軸回転しており、上記したトナーTの補給を繰り返し継続的に行う。なお、スリットローラ15を一回転させる間に、検知されたトナー消費分布に合わせたトナー補給を行うことが好ましい。ただし、トナーTの補給量が足りない場合は、スリットローラ15を二回転以上させ、適量のトナーTを補給する。
その後、現像装置5の現像動作が終了したら、スリットローラ15をホームポジションのところで停止させるとともに、シャッター20を閉じさせる。ただし、現像動作終了後も、スクリュ回転機構22を停止させることなく、搬送スクリュ17,18を暫く軸回転させるとともに、トナーボトル9からケーシング14の補給口14eにトナーTを供給する。このように、搬送スクリュ17,18によってトナーTを還流させながら、トナー補給装置8内にトナーTを補充する。トナー補給装置8に対するトナーTの補充が完了した時点で、搬送スクリュ17,18を停止させる。
上記した構成からなるトナー補給装置8および画像形成装置1によれば、スリットローラ15を軸回転させることで供給口19が軸方向に移動され、シャッター20を開閉させることで供給口19の開度が調整され、制御手段30によって、トナーTの補給位置および補給量がそれぞれ調整されて所定位置に適量のトナーが補給されるため、現像装置5の各位置に適量のトナーTを分散補給することができる。これによって、現像装置内のトナーを均一化させることができ、現像装置の小型化に対応することができる。また、トナー消費分布に合わせたトナーの分散補給が、簡易な構成で実現されるため、コストアップ及び装置の大型化を抑えることができる。
また、供給口19からのトナーTの補給が現像装置5におけるトナー消費分布に応じて行われるように、制御手段30が、ローラ回転機構21およびシャッター開閉機構23をそれぞれ制御するため、トナーTを補給する供給口19の移動速度や開度は、現像装置5におけるトナー消費分布に合わせて調整される。これによって、現像装置5におけるトナー消費分布に合わせてトナーTを分散補給することができる。
また、制御手段30が、各分割領域X1…における印字画素数をそれぞれカウントし、カウントされた印字画素数情報に基いて、供給口19の位置や開度の調整に用いられるトナー消費分布を求めるため、ローラ回転機構21やシャッター開閉機構23の制御の基となる現像領域Xのトナー消費分布が的確に把握される。これによって、適当な位置に適量なトナーTを補給することができる。
また、現像領域X全域でのトナー消費量に対応する量のトナーTが搬送されるように、現像領域X全域でのトナー消費量情報に基いてスクリュ回転機構22が制御され、トナーTを搬送する搬送スクリュ17,18の回転速度が決定されるため、現像領域X全域に対するトナー補給で消費されるトナー量に応じて、トナーTの搬送速度が決定される。これによって、トナー補給装置8内でのトナー不足によって現像装置5に対するトナー補給量が不足することを防止することができる。
また、スリットローラ15は、軸方向全域に亘ってスリット15aが無い閉塞部15bを有しており、また、閉塞部15bとシャッター20とが合成されてトナーの供給が停止される位置をホームポジションとしており、現像装置5が現像動作を行っていないとき(停止時)に、スリットローラ15がホームポジションに配置されるため、トナー補給を行う場合に、スリットローラ15が常にホームポジションから回転し始めることになる。これによって、スリットローラ15の軸回転動作の誤差が蓄積されず、スリットローラ15の軸回転動作の誤差を小さくすることができる。
また、閉方向にシャッター20を付勢する付勢部材25,25が備えられているため、シャッター20が開いた状態のまま画像形成装置1の電源がOFFになっても、シャッター20が開いた状態のままにならずに、付勢部材25,25の付勢力によってシャッター20が閉じられる。これによって、供給口19からのトナーTの流出を止めることができ、現像装置5に供給されるトナーTのオーバーフローを防止することができる。
また、スリットローラ15の内周面に、トナーTを供給口19に向けて掻き出す掻出部材24が付設されているため、スリットローラ15内のトナーは、掻出部材24によって供給口19から掻き出される。これによって、トナー補給をスムーズに行うことができる。
以上、本発明に係るトナー補給装置および画像形成装置の実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記した実施の形態では、図6に示すように、スリットローラ15に、周方向に直線的に斜めに延在された帯状のスリット15aが形成されているが、本発明は、図9(a)に示すように、周方向に斜めに延在された階段状のスリット115aが形成されていてもよく、或いは、周方向に曲線的に斜めに延在された帯状或いは階段状のスリットが形成されていてもよい。また、図9(b)に示すように、周方向に斜めに配設された複数のスリット215a…が形成されていてもよい。
また、上記した実施の形態では、シャッター20がスリットローラ15の外側に配置されているが、本発明は、シャッターがスリットローラの内側に配置されていてもよい。
また、上記した実施の形態では、スリットローラ15の内周面に掻出部材24が付設されているが、本発明は、スリットローラの中に挿装された搬送スクリュの外周面に掻出部材が付設されていてもよい。
また、上記した実施の形態では、スリットローラ15は一方向に連続的に軸回転する構成になっているが、本発明は、スリットローラが、軸を中心に揺動するものでもよい。
また、上記した実施の形態では、スリットローラ15の内周面に掻出部材24が付設されているが、本発明は、スリットローラの中に挿装された搬送スクリュの外周面に掻出部材が付設されていてもよい。
また、上記した実施の形態では、スリットローラ15は一方向に連続的に軸回転する構成になっているが、本発明は、スリットローラが、軸を中心に揺動するものでもよい。
また、上記した実施の形態では、制御手段30によってローラ回転機構21およびシャッター開閉機構23がそれぞれ制御され、所定位置に適量のトナーTが補給される構成としているが、本発明は、制御手段によってローラ回転機構を制御し、スリットローラの回転速度調整だけで、所定位置に適量のトナーTを補給してもよい。また、制御手段によってシャッター開閉機構を制御し、供給口の開度調整だけで、所定位置に適量のトナーTを補給してもよい。
また、上記した実施の形態では、制御手段30が、トナー消費分布に基いてローラ回転機構21やシャッター開閉機構23を制御しているが、本発明は、制御手段が、トナー消費分布によらずにローラ回転機構やシャッター開閉機構を制御してもよく、例えば、現像装置内におけるトナー残量を検知して、検知されたトナー残量に応じてトナーの補給位置及び補給量を調整してもよい。また、本発明は、制御手段が、トナー像の濃度を検知して、検知されたトナー像の濃度に応じてトナーの補給位置及び補給量を調整してもよく、具体的には、感光体ドラムや記録媒体等の上に形成されたトナー像の濃度を検知し、そのトナー像の濃度が薄い箇所に対応した位置にトナーを補給するものでもよい。
また、上記した実施の形態では、付勢部材25,25によって、シャッター20が、スリット15aを閉塞する位置に付勢されているが、本発明は、モータ等の保持力で、シャッターが、スリットを閉塞する位置に配置されていてもよい。
また、上記した実施の形態では、スリット15aを閉塞する位置にシャッター20が配置されるようにシャッター20を付勢する付勢部材25,25が備えられた構成からなり、シャッター20が開いた状態のまま画像形成装置1の電源がOFFになっても、シャッター20が開いた状態のままにならずに、付勢部材25,25の付勢力によってシャッター20が閉じられるが、本発明は、電力が停止されたことを検知する電源OFF検知手段と、シャッターを閉じるだけの非常電力を蓄える蓄電手段とが備えられた構成であってもよい。これによって、シャッターが開いた状態のまま電源OFFになっても、電源OFF検知手段からの電源OFF情報に応じて蓄電手段からシャッター開閉機構に非常電力が供給され、シャッター開閉機構によってシャッターがスリットを閉塞する位置まで移動され、シャッターが開いた状態のままにならない。
また、上記した実施の形態では、スリットローラ15を軸回転させるローラ回転機構21と、搬送スクリュ17,18を軸回転させるスクリュ回転機構22には、駆動源がそれぞれ備えられているが、本発明は、ローラ回転機構とスクリュ回転機構との駆動源を兼用させてもよく、スリットローラと搬送スクリュとが同一の駆動源によって軸回転する構成であってもよい。この場合、当該回転機構に、回転力の伝達の入切を行うクラッチ機構を組み入れて、スリットローラと搬送スクリュとを別々に駆動させることが可能な構成とすることが望ましい。
また、上記した実施の形態では、制御手段30に、フォトセンサ等からなるローラポジション検知センサ31が備えられているが、本発明は、例えば、ローラ回転機構のローラ駆動源(ステッピングモータ)の回転ステップ数からホームポジションを検知するセンサが備えられていてもよく、或いは、ローラ駆動源によるスリットローラの回転時間からホームポジションを検知するセンサが備えられていてもよい。
また、上記した実施の形態では、現像領域X及び各分割領域X1…の副走査方向の範囲を、現像装置5の現像スリーブ12を軸回転させる現像装置駆動機構51が所定の回数だけ回転する間の範囲に設置し、その範囲における印字画素数をカウントしているが、本発明は、現像領域及び各分割領域の副走査方向の範囲を、所定時間或いは副走査方向の所定長さ分によって決定し、その範囲における印字画素数をカウントしてもよい。
また、上記した実施の形態では、画像処理回路50から露光装置4に送られる画像データに基いて印字画素数をカウントしているが、本発明は、感光体ドラム、転写ベルト、或いは記録媒体の上に形成されたトナー像をセンサで検知して印字画素数をカウントしてもよい。
また、上記した実施の形態では、スリットローラ15と搬送スクリュ17とが物理的に離された部材であり、スリットローラ15と搬送スクリュ17とが別々に動作する構成からなるが、本発明は、スリットローラと搬送スクリュとが例えば一体成形されてなり、スリットローラと搬送スクリュとが一体に動作する構成になっていてもよい。これによって、コストダウンを図ることができる。
また、上記した実施の形態では、ソレノイドからなるシャッター開閉機構23によって
シャッター20を開閉させており、さらに、供給口開度検知センサ32の信号によりシャッター開閉機構23に対する印加電圧或いは印加電流をフィードバック制御しているが、本発明は、ステッピングモータや直流モータ(DCモータ)からなるシャッター開閉機構でシャッターが開閉されてもよく、また、ステッピングモータからなるシャッター開閉機構を用いて、供給口の副走査方向の寸法をオープンループ制御してもよい。
シャッター20を開閉させており、さらに、供給口開度検知センサ32の信号によりシャッター開閉機構23に対する印加電圧或いは印加電流をフィードバック制御しているが、本発明は、ステッピングモータや直流モータ(DCモータ)からなるシャッター開閉機構でシャッターが開閉されてもよく、また、ステッピングモータからなるシャッター開閉機構を用いて、供給口の副走査方向の寸法をオープンループ制御してもよい。
また、上記した実施の形態では、シャッター20を動かして供給口19の開度を調整しているが、本発明は、スリットローラに形成されたスリットの幅を可変させることにより、供給口の主走査方向の寸法を変化させ、供給口の開度を調整してもよい。例えば、スリットローラを軸回転させる際、スリットローラのうち、スリットを挟んで一方側の部位を他方側の部位よりも遅らせて軸回転させることで、両側の部位を接近或いは離間させることができ、これによって、スリット幅を可変させることができる。
また、上記した実施の形態では、現像装置5の現像動作が終了すると、スリットローラ15はホームポジションで停止する構成となっており、トナー補給装置8が動作開始するときには、スリットローラ15は常にホームポジションに配置されていることになるが、本発明は、スリットローラがホームポジション以外のところで停止する構成にしてもよい。この場合、シャッターによって供給口は閉塞され、トナーの流出を防止することができ、また、スリットローラを軸回転させてホームポジションの位置にきたところを検知し、そこからステップ数等をカウントしてスリットローラのポジションを検知する構成とする。
また、本発明は、トナー補給装置内のトナー残量を検出する手段が備えられ、トナーが所定残量よりも下回ったことを検知するとトナーボトルからトナー補給装置にトナーを補充する構成としてもよい。このとき、トナー補給装置に設定された所定量のトナーを補充する構成としてもよく、或いは、トナー残量を検出する手段によって所定残量を上回ったことを検知するまでトナー補充を行う構成としてもよい。
また、本発明は、搬送スクリュを中空構造にするとともに、その表面に複数の穴を形成し、さらに、中空の搬送スクリュ内にエアを供給して、表面の穴からエアを噴出させる構成としてもよい。
なお、上記した実施の形態における感光体ドラム3が本発明に係る像担持体に相当する。
なお、上記した実施の形態における感光体ドラム3が本発明に係る像担持体に相当する。
1 画像形成装置
3 感光体ドラム(像担持体)
5 現像装置
8 トナー補給装置
15 スリットローラ
15a スリット
15b 閉塞部
19 供給口
17,18 搬送スクリュ
20 シャッター
21 ローラ回転機構
22 スクリュ回転機構
23 シャッター開閉機構
24 掻出部材
30 制御手段
35 付勢部材
T トナー
X 現像領域
X1 分割領域
3 感光体ドラム(像担持体)
5 現像装置
8 トナー補給装置
15 スリットローラ
15a スリット
15b 閉塞部
19 供給口
17,18 搬送スクリュ
20 シャッター
21 ローラ回転機構
22 スクリュ回転機構
23 シャッター開閉機構
24 掻出部材
30 制御手段
35 付勢部材
T トナー
X 現像領域
X1 分割領域
Claims (8)
- 像担持体上に形成された静電潜像を現像する現像装置にトナーを補給するためのトナー補給装置において、
内部に前記トナーが収納されているとともに、周面に周方向に斜めに延在され、或いは周方向に斜めに複数配設されたスリットが形成されている筒状のスリットローラと、
該スリットローラの外側若しくは内側に配置され、前記スリットとの合成によって前記トナーの供給口を形成するシャッターと、
該スリットローラを軸回転或いは軸を中心に揺動させるローラ回転機構と、
該シャッターを開閉させるシャッター開閉機構と、
前記ローラ回転機構又はシャッター開閉機構のうちの少なくとも一方を制御し、前記供給口からの前記トナーの補給位置および補給量をそれぞれ調整する制御手段と
が備えられていることを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項1記載のトナー補給装置において、
前記制御手段は、前記供給口からの前記トナーの補給が前記現像装置におけるトナー消費分布に応じて行われるように、前記ローラ回転機構又はシャッター開閉機構のうちの少なくとも一方を制御することを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項2記載のトナー補給装置において、
前記現像装置による現像領域は、主走査方向に分割されて複数の分割領域とされ、
前記制御手段によって、前記各分割領域における印字画素数がそれぞれカウントされ、カウントされた印字画素数情報に基いて前記トナー消費分布が求められることを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項1から3のいずれか記載のトナー補給装置において、
前記スリットローラの中に挿装されて前記トナーを搬送する搬送スクリュと、該搬送スクリュを軸回転させるスクリュ回転機構とが備えられ、
前記現像装置における現像領域全域でのトナー消費量に対応する量の前記トナーが搬送されるように、現像領域全域でのトナー消費量情報に基いて前記スクリュ回転機構が制御され、前記搬送スクリュの回転速度が決定されることを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項1から4のいずれか記載のトナー補給装置において、
前記スリットローラは、軸方向全域に亘って前記スリットが無い閉塞部を有しており、
前記スリットローラは、前記閉塞部と前記シャッターとが合成されて前記トナーの供給が停止される位置をホームポジションとし、
前記現像装置が現像動作を行っていないとき、前記スリットローラは前記ホームポジションに配置されることを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項1から5のいずれか記載のトナー補給装置において、
前記スリットを閉塞する位置に前記シャッターが移動する方向に該シャッターを付勢する付勢部材が備えられていることを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項1から6のいずれか記載のトナー補給装置において、
前記スリットローラの内周面、又は該スリットローラの中に挿装されて前記トナーを搬送する搬送スクリュの外周面には、前記トナーを前記供給口に向けて掻き出す掻出部材が付設されていることを特徴とするトナー補給装置。 - 像担持体上に形成された静電潜像を一成分又は二成分現像剤で現像する現像装置と、請求項1から7のいずれか記載のトナー補給装置とが備えられていることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005355779A JP2007163546A (ja) | 2005-12-09 | 2005-12-09 | トナー補給装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005355779A JP2007163546A (ja) | 2005-12-09 | 2005-12-09 | トナー補給装置および画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007163546A true JP2007163546A (ja) | 2007-06-28 |
Family
ID=38246551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005355779A Pending JP2007163546A (ja) | 2005-12-09 | 2005-12-09 | トナー補給装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007163546A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009204772A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Ricoh Co Ltd | トナー補給装置及び画像形成装置 |
JP2012088664A (ja) * | 2010-10-22 | 2012-05-10 | Casio Electronics Co Ltd | トナー圧縮防止機構を備えた画像形成装置 |
JP2016148738A (ja) * | 2015-02-10 | 2016-08-18 | コニカミノルタ株式会社 | トナー量検出装置及び画像形成装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03116171A (ja) * | 1989-09-29 | 1991-05-17 | Mita Ind Co Ltd | トナー補給装置 |
JPH0440249A (ja) * | 1990-06-06 | 1992-02-10 | Niles Parts Co Ltd | 排気ガス浄化装置 |
JPH08123174A (ja) * | 1994-10-24 | 1996-05-17 | Canon Inc | 画像形成方法 |
JPH11160989A (ja) * | 1997-11-28 | 1999-06-18 | Canon Inc | 電子写真画像形成装置 |
-
2005
- 2005-12-09 JP JP2005355779A patent/JP2007163546A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03116171A (ja) * | 1989-09-29 | 1991-05-17 | Mita Ind Co Ltd | トナー補給装置 |
JPH0440249A (ja) * | 1990-06-06 | 1992-02-10 | Niles Parts Co Ltd | 排気ガス浄化装置 |
JPH08123174A (ja) * | 1994-10-24 | 1996-05-17 | Canon Inc | 画像形成方法 |
JPH11160989A (ja) * | 1997-11-28 | 1999-06-18 | Canon Inc | 電子写真画像形成装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009204772A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Ricoh Co Ltd | トナー補給装置及び画像形成装置 |
JP2012088664A (ja) * | 2010-10-22 | 2012-05-10 | Casio Electronics Co Ltd | トナー圧縮防止機構を備えた画像形成装置 |
JP2016148738A (ja) * | 2015-02-10 | 2016-08-18 | コニカミノルタ株式会社 | トナー量検出装置及び画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8818245B2 (en) | Developing device and image forming apparatus | |
JP4402066B2 (ja) | トナー補給装置、現像装置および画像形成装置 | |
JP5194478B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010217501A (ja) | 現像装置、およびこれを用いた画像形成装置 | |
JP4911166B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2007187935A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2006293214A (ja) | 現像装置およびそれを備える画像形成装置 | |
JP2010072430A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2010243766A (ja) | 現像装置、およびこれを用いた画像形成装置 | |
JP2010128082A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2008033171A (ja) | トナー収納容器、現像装置及びこれらを備えた画像形成装置 | |
JP2009205159A (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP2007148277A (ja) | 粉体供給装置及び画像形成装置 | |
JP2007163546A (ja) | トナー補給装置および画像形成装置 | |
JP2010223978A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2008292936A (ja) | トナー補給装置及び画像形成装置 | |
JP4935800B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2010113030A (ja) | 画像形成装置 | |
US10331066B2 (en) | Image forming device | |
JP3960980B2 (ja) | 現像装置,画像形成装置,現像装置の制御方法 | |
JP5015510B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP5074869B2 (ja) | 現像装置 | |
JP2005091715A (ja) | トナー補給装置及び画像形成装置 | |
JP4537258B2 (ja) | 現像装置 | |
JP2011107315A (ja) | トナー補給装置及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081030 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101116 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110412 |