JP2007162404A - Hydraulic shovel - Google Patents
Hydraulic shovel Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007162404A JP2007162404A JP2005362699A JP2005362699A JP2007162404A JP 2007162404 A JP2007162404 A JP 2007162404A JP 2005362699 A JP2005362699 A JP 2005362699A JP 2005362699 A JP2005362699 A JP 2005362699A JP 2007162404 A JP2007162404 A JP 2007162404A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- column members
- frame
- pair
- hydraulic shovel
- hydraulic excavator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
Description
本発明は、特に比較的小型の油圧ショベルに有効な構成を備えた油圧ショベルに関する。 The present invention relates to a hydraulic excavator having a configuration effective particularly for a relatively small hydraulic excavator.
油圧ショベルは、下部走行体と、下部走行体の上に旋回自在に取り付けた上部旋回体を備え、比較的小型の油圧ショベル(例えば、特許文献1参照)は、上部旋回体の中央に運転室を備え、運転室を挟んだ一側に作業腕装置を、他側にエンジン室を、そして下部走行体に排土装置を備えている。 The hydraulic excavator includes a lower traveling body and an upper swinging body that is pivotably mounted on the lower traveling body, and a relatively small hydraulic excavator (see, for example, Patent Document 1) is provided at the center of the upper swinging body. , A work arm device on one side across the cab, an engine room on the other side, and a soil removal device on the lower traveling body.
図5を参照して具体的に説明する。番号2で示す油圧ショベルは、下部走行体4と、下部走行体4上に鉛直に延びる軸線5を中心に旋回自在に取り付けた上部旋回体6を備えている。上部旋回体6の中央の軸線5の部分に運転室8を、軸線5を挟んだ一側(図5の右側)にバケット10を有した作業腕装置12を、他側に下部にカウンタウエイト16を取り付けたエンジン室14を備えている。排土板18を有した排土装置19を下部走行体4に備えている。
上述したとおりの形態の油圧ショベルには、次のとおりの解決すべき課題がある。図5を参照して説明する。 The hydraulic excavator having the form as described above has the following problems to be solved. This will be described with reference to FIG.
機体を吊る場合の課題:
油圧ショベル2を、クレーンで吊下げ、例えば地下現場、船内現場、保管場所などに搬入する場合、吊りフック36からのワイヤの一方W1を、下部走行体4の排土装置19の排土板18の幅方向(図5の紙面に垂直の方向)2個所の吊り孔18a、18aに掛け、他方W2を、上部旋回体6を旋回させて排土装置19の他側に位置付けた作業腕装置12の吊り孔13に掛ける。したがって、吊上げ状態においては、排土装置19と作業腕装置12が反対側に位置するので、吊上げる機体の全長Lが長くなり、搬入口、保管場所などに大きなスペースが必要になる。また、吊りフック36から排土板18につながるワイヤW1が、他方のW2に比べて長くなり吊り状態が不安定になりやすい。さらに、ワイヤW1が運転室8と干渉しないようにするために、吊りフック36の位置を高くする必要があり吊り状態がさらに不安定になりやすい。
Issues when hanging the aircraft:
When the
衝突保護の課題:
油圧ショベル2を、地下空間、建造物内、トンネル内のような、狭隘な現場で使用する場合、機体の後部のエンジン室14の部分を周囲の障害物に干渉・衝突させやすい。したがって、干渉・衝突に対する保護手段が望まれている。
Collision protection challenges:
When the
カウンタウエイトの課題:
油圧ショベル2は、作業腕装置12のバケット10を用いて、重掘削、重量物の持ち上げなどを行う場合、機体のエンジン室14側が持ち上がりやすいので、バランスを改善するためにカウンタウエイト16にさらなる重量の増加が要求される。必要な場合には、カウンタウエイト16の外縁に追加カウンタウエイト17が取り付けられる。すなわち、カウンタウエイトの重量増加要求に関する課題がある。
Counterweight issues:
When the
転倒時保護の課題:
油圧ショベル2は、作業中に万一転倒・転落した場合、作業腕装置12によって運転室8の潰れがある程度は保護される。しかしながら、万一に備えてさらなる有効な転倒時の保護手段が望まれている。
Fall protection issues:
If the
本発明は上記事実に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、油圧ショベル、特に比較的小型の油圧ショベルにおいて、機体を吊る場合に機体の全長を短くして安定した状態で吊ることができ、また周囲の障害物との干渉・衝突から機体を保護することができ、また追加カウンタウエイトとして機能することができ、さらに油圧ショベルの万一の転倒時に運転室をより有効に保護することができる、手段を備えた油圧ショベルを提供することである。 The present invention has been made in view of the above-mentioned facts, and its technical problem is that a hydraulic excavator, particularly a relatively small hydraulic excavator, can be hung in a stable state by shortening the overall length of the fuselage. It can also protect the aircraft from interference and collision with surrounding obstacles, can function as an additional counterweight, and more effectively protect the cab in the event of a hydraulic excavator falling It is an object to provide a hydraulic excavator equipped with means.
本発明によれば、上記技術的課題を解決する油圧ショベルとして、下部走行体の上に鉛直に延びる軸線を中心に旋回自在に取り付けた上部旋回体の、上部旋回体に取り付けた作業腕装置に対し該軸線を挟んだ反対側の外縁に上方に向けて立設した枠体を備え、この枠体が、一体となった、上部旋回体に取り付ける基部と、この基部から上方に延びる該外縁に沿って所定の間隔で配設された一対の柱部材および柱部材それぞれの上部を結ぶ連結部材を有した本体部と、該柱部材それぞれの上端部に設けた一対の吊り部とを備えている、ことを特徴とする油圧ショベルが提供される。 According to the present invention, as a hydraulic excavator that solves the above technical problem, a working arm device attached to an upper swing body of an upper swing body that is pivotably mounted around an axis extending vertically on the lower traveling body. On the opposite outer edge across the axis, a frame body is provided to stand upward, and the frame body is integrated with a base portion attached to the upper swing body and the outer edge extending upward from the base portion. A pair of column members disposed at predetermined intervals along the column member and a main body portion having a connecting member that connects the upper portions of the column members, and a pair of suspension portions provided at the upper ends of the column members. A hydraulic excavator is provided.
好適には、枠体の基部は、上部旋回体の下面に取り付けられている。 Preferably, the base portion of the frame body is attached to the lower surface of the upper swing body.
本発明に従って構成された油圧ショベルは、上部旋回体の旋回軸線を挟んだ作業腕装置の反対側の縁部に上方に向けて立設した枠体を備えている。したがって、吊る場合に排土装置を用いずに枠体の上部と作業腕装置にワイヤを掛けることにより機体全長を短い安定した状態で吊ることができる。また、枠体は機体を周囲の障害物との干渉・衝突から保護することができ、追加カウンタウエイトとしても機能する。さらに、枠体は油圧ショベルの万一の転倒時に運転室を保護する手段としても機能する。 A hydraulic excavator configured according to the present invention includes a frame body standing upwards on an edge portion on the opposite side of the work arm device across the swing axis of the upper swing body. Therefore, it is possible to suspend the entire length of the machine body in a short and stable state by hanging the wire on the upper part of the frame body and the work arm device without using the earth removing device. In addition, the frame can protect the aircraft from interference and collision with surrounding obstacles, and also functions as an additional counterweight. In addition, the frame functions as a means for protecting the cab in the event of a hydraulic excavator falling.
以下、本発明に従って構成された油圧ショベルについて、好適実施形態を図示している添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。なお図5と実質上同一の部分は同一の符号で示されている。 Hereinafter, a hydraulic excavator constructed in accordance with the present invention will be described in more detail with reference to the accompanying drawings illustrating preferred embodiments. Parts substantially the same as those in FIG. 5 are denoted by the same reference numerals.
図1を参照して説明する。油圧ショベル2は、下部走行体4と、下部走行体4上に鉛直に延びる軸線5を中心に旋回自在に取り付けた上部旋回体6を備えている。上部旋回体6には、中央の軸線5の部分に運転室8が、軸線5を挟んだ一側(図1の右側)にバケット10を有した多関節の作業腕装置12が上下方向に揺動作動を自在に、また他側にはエンジン室14が、そしてエンジン室14の下部にはカウンタウエイト16が取り付けられている。下部走行体4には排土板18を有した排土装置19が取り付けられている。
A description will be given with reference to FIG. The
上部旋回体6の、軸線5を挟んだ作業腕装置12の反対側、エンジン室14の外縁に、上部旋回体6の下面に取り付けられて上方に向けて立設した枠体20を備えている。
On the opposite side of the
枠体20について図1とともに図2〜図3を参照して説明する。枠体20は、鋼製部材を相互に溶接接合して一体に形成されており、上部旋回体6に取り付けられる基部22と、基部22から上方に向けて延び外縁に沿って所定の間隔S(図2)で配設した一対の柱部材24、24、および柱部材24、24それぞれの上部を結ぶ一対の連結部材26、26を有した本体部28と、柱部材24、24それぞれの上端部に設けた一対の吊り部30、30を備えている。
The
基部22について主として図4を参照して説明する。基部22は、上部旋回体6の底部を形成する二点鎖線で示した旋回体フレーム32の平坦な下面に取り付けられる、厚板により形成された一対の基板22a、22bを備えている。基板22a、22bそれぞれは、複数個のボルト孔22cを備え、このボルト孔22cを通したボルト(図示は省略されている)によって旋回体フレーム32の下面に取り付けられる。
The
本体部28について説明する。柱部材24は、長方形断面の矩形管によって形成されている。一対の柱部材24、24の間隔Sは、隣接したエンジン室14(図1)内の機器の保守・点検などをこの部分から容易に行えるように、空間を用意するよう規定される。連結部材26は、正方形断面の矩形管によって形成され、柱部材24の上端側に一対が上下に備えられている。柱部材24、24それどれと基部板22a、22bそれぞれの間には、長方形断面の矩形管を斜めに取り付けた支柱34、34が備えられている。本体部28の上端は、エンジン室14(図1)の上方に位置するように規定されている。
The
吊り部30は、一対の柱部材24、24それぞれと上側の連結部材26との接合部の柱部材24の端部側それぞれに、厚板により矩形状に形成されて備えられ、吊り孔31を備えている。
The
図1および図5、主として図1を参照して、上述したとおりの枠体20を備えた油圧ショベル2の作用・効果について説明する。
1 and 5 and mainly with reference to FIG. 1, the operation and effect of the
機体の吊り:
油圧ショベル2を吊る場合、図1に示すように、吊りフック36からのワイヤの一方W2を作業腕装置12の吊り孔13に掛け、他方W1を枠体20の上部の一対の吊り部30、30それぞれの吊り孔31に掛ける。下部走行体4の排土装置19は作業腕装置12の側に位置付ける。したがって、吊上げる機体の全長Lは従来(図5)よりも短くなり、機体の搬入口、保管場所などのスペースを小さくすることができる。吊りフック36から枠体20の吊り部30までのワイヤW1は従来(図5)よりも短くでき吊り状態を安定させることができる。さらに、吊りフック36の位置は従来(図5)よりも低くすることができ吊り状態をさらに安定させることができる。
Aircraft suspension:
When hanging the
衝突保護:
エンジン室14の外縁の外方に枠体20を備えているので、特に狭隘な現場などで使用する場合に、周囲の障害物とエンジン室14との干渉・衝突を確実に防止・保護することができる。
Collision protection:
Since the
カウンタウエイト:
上部旋回体6の旋回軸線5を挟んだ作業腕装置12の反対側に位置する枠体20の重量を追加カウンタウエイトとして機能させることができる。枠体20を構成する矩形管を、中実の棒材にすることにより、あるいは矩形管の中に鉄屑、コンクリートなどの重量物を充填することにより、重量をさらに増すことができる。
Counterweight:
The weight of the
転倒時保護:
油圧ショベル2が万一転倒・転落した場合、枠体20は作業腕装置12とともに運転室8の潰れを最小限に保護する。すなわち、例えば油圧ショベル2の天地が逆転状態になっても、図1に二点鎖線Pで示すように枠体20と作業腕装置12を結ぶ面により、運転室8の潰れを最小限にすることができる。
Fall protection:
In the unlikely event that the
上述のように、油圧ショベル2の上部旋回体6の旋回軸線5を挟んだ作業腕装置12の反対側の縁部に上方に向けて立設した枠体20は、機体を短い全長で安定した状態で吊ることができ、機体を周囲の障害物との干渉・衝突から保護することができ、追加カウンタウエイトとしても機能し、さらに油圧ショベル2の万一の転倒時に運転室8を保護する手段としても機能する。
As described above, the
さらに、枠体20は、上部旋回体6の下面にボルトによって着脱自在に取り付けられるので、機体を基本的に分解・改修する必要がなく、設置が容易であり、既存の油圧ショベルに容易に後付けすることができる。
Further, the
また、枠体20は、立設した一対の間隔Sの柱部材24、24と上部の連結部材26、26の間に開放空間を備えているので、この部分からエンジン室14の機器類の保守・点検を容易に行なうことができる。
Further, since the
2:油圧ショベル
4:下部走行体
6:上部旋回体
12:作業腕装置
20:枠体
22:基部
24:柱部材
26:連結部材
28:本体部
30:吊り部
2: Hydraulic excavator 4: Lower traveling body 6: Upper swing body 12: Working arm device 20: Frame body 22: Base portion 24: Column member 26: Connection member 28: Main body portion 30: Suspension portion
Claims (2)
この枠体が、一体となった、
上部旋回体に取り付ける基部と、
この基部から上方に延びる該外縁に沿って所定の間隔で配設された一対の柱部材および柱部材それぞれの上部を結ぶ連結部材を有した本体部と、
該柱部材それぞれの上端部に設けた一対の吊り部と
を備えている、ことを特徴とする油圧ショベル。 The upper swinging body mounted on the lower traveling body so as to be pivotable about an axis extending vertically is erected upward on the outer edge on the opposite side of the work arm device mounted on the upper swinging body. With a frame
This frame is integrated,
A base to be attached to the upper swing body,
A main body having a pair of column members disposed at predetermined intervals along the outer edge extending upward from the base and a connecting member that connects the upper portions of the column members;
A hydraulic excavator comprising a pair of suspension portions provided at the upper end of each of the column members.
ことを特徴とする請求項1記載の油圧ショベル。 The base of the frame is attached to the lower surface of the upper swing body,
The hydraulic excavator according to claim 1.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005362699A JP2007162404A (en) | 2005-12-16 | 2005-12-16 | Hydraulic shovel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005362699A JP2007162404A (en) | 2005-12-16 | 2005-12-16 | Hydraulic shovel |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007162404A true JP2007162404A (en) | 2007-06-28 |
Family
ID=38245630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005362699A Withdrawn JP2007162404A (en) | 2005-12-16 | 2005-12-16 | Hydraulic shovel |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007162404A (en) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010024719A (en) * | 2008-07-18 | 2010-02-04 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | Construction machine |
JP7487906B1 (en) | 2023-09-27 | 2024-05-21 | Golden通商株式会社 | How to clean the ash bunker |
JP7538509B1 (en) | 2024-04-12 | 2024-08-22 | Golden通商株式会社 | How to clean the garbage bunker |
-
2005
- 2005-12-16 JP JP2005362699A patent/JP2007162404A/en not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010024719A (en) * | 2008-07-18 | 2010-02-04 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | Construction machine |
JP7487906B1 (en) | 2023-09-27 | 2024-05-21 | Golden通商株式会社 | How to clean the ash bunker |
JP7538509B1 (en) | 2024-04-12 | 2024-08-22 | Golden通商株式会社 | How to clean the garbage bunker |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2354327B1 (en) | Working machine | |
US10836614B2 (en) | Upper turning body for crane | |
JP2007162404A (en) | Hydraulic shovel | |
JP2007107291A (en) | Mounting structure of protective member and operation machine equipped therewith | |
JP2018144993A (en) | Tower crane | |
JP2008133630A (en) | Device and method for attaching/detaching front for work | |
JP5569557B2 (en) | Construction machine step structure | |
JP2008240286A (en) | Hydraulic shovel | |
JP2015178732A (en) | Construction machine | |
JP4816779B2 (en) | Construction machine and method for suspending construction machine body | |
JP2000054435A (en) | Counterweight device for construction machine | |
KR101848381B1 (en) | Auxiliary arm for crusher attached to excavator mounting | |
CN219262367U (en) | Protective net device of vertical shaft heading machine | |
JP3218938U (en) | Barricade lifting device | |
JP5699027B2 (en) | Excavator | |
JP2016151093A (en) | Construction machine | |
JP2019065518A (en) | Construction machine | |
WO2016072975A1 (en) | Push block module for front end of motor graders | |
JP2004315226A (en) | Simple timber collecting machine and its use method | |
JP7410832B2 (en) | How to jack up construction machinery and the vehicle body of construction machinery | |
JP2018111983A (en) | Construction machine | |
JP5430607B2 (en) | Double-armed work machine | |
JP6862056B2 (en) | Pile driver | |
JP2011106118A (en) | Working apparatus for construction machine | |
JP2005170112A (en) | Construction machine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20090303 |