JP2007162363A - 外装構造 - Google Patents

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雅彦 鈴木
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Abstract

【目的】本発明は建築、構築物の外装構造として使用でき、かつ、特に施工性と防水性を向上できる外装構造に関するものである。
【構成】上端部に雌型連結部13、下端部に雄型連結部9を形成して引っ掛け構造に形成した長尺状の外装材Aを用いた外装構造において、雄型連結部9の差込縁7の左右端部を一定間隔で切り欠いて切り欠き15を形成した外装材Aと、外装材A間の目地部γ裏面に敷目板Dを形成した外装構造である。
【選択図】図1

Description

本発明は建築、構築物の外装構造として使用でき、かつ、特に施工性と防水性を向上できる外装構造に関するものである。
従来の屋根材等からなる外装構造は、左右端部に連結構造を形成し、引っ掛けたり、差し込んだりして左右端部を連結する構造が一般的であった。(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開平10−306547号公報 特開2001−227113号公報 特開2002−38658号公報
しかしながら、特許文献1は引っ掛け式、特許文献2、3は差し込み式であるが、左右端部の成形が難しく、加工コストのアップ、成形による金属材の劣化、劣化による錆の発生、等の問題が生じる恐れがあった。
本発明はこのような欠点を除去するために、上端部に雌型連結部、下端部に雄型連結部を形成して引っ掛け構造に形成した長尺状の外装材を用いた外装構造において、雄型連結部の差込縁の左右端部を一定間隔で切り欠いて切り欠き部を形成した外装材と、外装材間の目地部裏面に敷目板を形成した外装構造を提案するものである。
本発明に係る外装構造によれば、(1)加工工程の低減によるコストダウンが図られる。(2)施工期間の低減による施工コストダウンが図られる。(3)成型の簡素化による劣化の防止が図られる。(4)防水性の向上が図られる。等の特徴、効果がある。
以下に図面を用いて本発明に係る外装構造について詳細に説明する。図1(a)、(b)は金属製外装材Bと裏打材Cよりなる外装材Aの施工状態を示す説明図、図2(a)、(b)、図3(a)〜(d)は外装材Aの代表的一例を示す説明図、図4(a)、(b)は敷目板Dとその施工状態を示す説明図である。図中、αは屋根下地、βは釘等の固定具を示している。なお、図3(a)〜(d)は図2(b)のa−a部端面図、b−b部端面図、c−c部端面図、d−d部端面図である。なお、図では外装材Aとして屋根材の一例を示すものである。
屋根下地αは、新築の際は図1(a)に示すように垂木1、野地板2、防水シート3(二点鎖線で示す)から構成した木造下地を示したものである。すなわち、垂木1上に野地板2を敷設し、野地板2上に防水シート3を配設した一般的な構造の屋根下地αである。
また、屋根下地αとしてH形鋼、I形鋼、ミゾ形鋼、軽量ミゾ形鋼、リップ溝形鋼、等辺山形鋼、不等辺山形鋼、角形鋼(角パイプ)、円形鋼(円形パイプ)、等を使用した鉄骨下地でも良いものである。
既存の屋根をそのまま改修する屋根の際には、これら屋根下地α上にスレート屋根、新生瓦屋根、瓦屋根、瓦棒屋根、金属製横葺き屋根、等の既存屋根(図示せず)が形成された既存屋根構造が屋根下地αとなるものである。勿論、外装材Aとしてはスレート屋根、新生瓦屋根、瓦屋根、瓦棒屋根、金属製横葺き屋根、等の外装材Aで形成することができるものである。
金属製外装材Bは、例えば金属板(カラー鋼板、銅板、アルミニウム板、チタン板、ステンレス板、サンドイッチ鋼板、クラッド鋼板等)等をロール成形、プレス成形、押出成形、等によって形成したものである。勿論、外装材Aの表面材として、金属製外装材Bの代わりに窯業系素材、もしくは合成樹脂材(プラスチック)、等で形成してもよいものである。
さらに説明すると、金属製外装材Bは長尺板状であり、その幅方向一側縁を化粧面4の下側、すなわち、裏面5側に略コ字状に屈曲して段差化粧面6と差込縁7とを形成した雄型連結部9としたもので、化粧面4と段差化粧面6と差込縁7とから略コ字状の引っ掛け溝8を形成したものである。
また、化粧面4の他端には化粧面4の上側に屈曲して断面略U字状に形成した前記差込縁7と嵌合する嵌合溝10と、嵌合溝10の先端をコ字状に折り返した嵌合縁11と、嵌合縁11の先端を下方に屈曲すると共に化粧面4と略平行で外方にL字状に屈曲して延長した固定片12を形成した雌型連結部13を形成したものである。また、化粧面4の端部には図2(d)に示すような舌片14を形成するものである。
さらに、金属製外装材Bの左右端部には、差込縁7を切り欠いて切り欠き15を形成するものである。切り欠き15は図2(a)、(b)、図3(a)〜(c)に示すように形成し、図1(b)、図4(b)に示すように連結した際に、差込縁7が邪魔になって図4(a)に示すような敷目板Dを介して下段の外装材A上に、スムーズに雨水が排水されないことが無いように形成したものである。
裏打材Cは防水材、断熱材、吸音材、緩衝材、防火材、結露防止材、等として機能するものであり、不織布、合成樹脂製発泡シート(例えば架橋化発泡ポリエチレンシート)、等)、ロックウール、テックス(軟質繊維板)、ゴムシート、樹脂シート、等、あるいはこれらに遮音材、耐火材等を含浸、含有、混合、積層(一層、あるいは複数層)、サンドイッチ、等したものを使用することもできる。
特に不織布は、縦糸と横糸を交差させて繊維から織物にする従来の方法と異なり、各種の繊維を接着剤等で結合した不織布等である。この不織布はまず繊維が平行に交差するか、また無秩序に配列された薄いフェルト状のものを接着剤で結合させるか、または主体となる繊維状態の中に別の熱可塑性繊維を混在させて、加熱および加圧して溶融し相互に結合させたりして作られたものである。勿論、素材自体に防水性の無いものには、樹脂材をコーティング、あるいは撥水剤、防水コーティング剤、等で防水機能を片面あるいは両面に付加したものである。
敷目板Dは図4(a)、(b)に示すようなもので、溝16、上片17、側片18よりなるものである。素材は金属製板材、プラスチック材、等よりなり、例えば金属製板材をプレス成形して形成した短尺材である。敷目板Dは図1(b)、図4(b)に示すように施工され、目地部から雨水が浸入するのを防止するためのものである。なお、図1(b)、図4(b)に示すように、敷目板Dの上片17、側片18は外装材Aの裏打材Cに食い込むように当接して形成され、防水性を発揮するものである。
ここで寸法関係について簡単に説明する。外装材Aの幅をX、切り欠き15の幅をh、敷目板Dの幅をY、溝16の幅をH、目地部γの幅をTとすると、H≒2h+T、X≦Yの関係が望ましいものである。なお、H=2h+T+(−5mm〜+5mm位)の範囲で、H=15mm〜60mm位が好ましいものである。
次に、本発明に係る外装構造の施工方法について簡単に説明する。まず、上下の連結は、第n段目を形成する図2(a)、(b)に示すような外装材Aの雄型連結部9が、図1(a)に示すように、第n−1段目の外装材Aの固定された雌型連結部13に引っ掛けて固定される。この工程を、軒から棟に向かって順次施工する。
左右の連結は、図1(b)、図4(b)に示すように、外装材Aの左右端部と、外装材Aの切り欠き15部分を、目地部γの裏面に形成した敷目板D上に載置するように形成し、目地部部分を構成するものである。勿論、上段の外装材Aの目地部γは、下段の外装材Aの長さの中央部分に来るように形成するものである。
このように形成することにより、目地部γに浸入した雨水が、敷目板Dの溝16をスムーズに流下し、外装材Aの上下連結部と目地部γの交差部分に置いて、切り欠き15の形成により、雨水の流下を阻止せずに下段の外装材Aの化粧面4上に雨水を流すことが出来るために、防水性が向上するものである。
以上説明したのは本発明に係る外装構造の一実施例にすぎず、図5(a)〜(c)〜図10(a)〜(j)に示すように形成することもできる。
すなわち、図5(a)〜(c)は外装材Aのその他の実施例を示す説明図であり、差込縁7を長く形成することにより、図6に示すように幅tの空間が形成され、雨水の流れをスムーズにした外装材Aである。また、図7(a)〜(c)は合成樹脂発泡体等の断熱材で裏打材Cを形成し、主に断熱性・防音性、等を向上した外装材Aである。
図8(a)〜(l)〜図10(a)〜(j)は敷目板Dのその他の実施例を示す端面図であり、溝16、上片17、側片18をそれぞれ変形し、防水性、気密性、等を強化したものである。なお、Pは防水性、気密性を向上するために形成したパッキング材である。
本発明に係る外装構造の代表例を示す断面図である。 本発明に係る外装構造の代表例を示す断面図である。 本発明に係る外装構造の施工状態を示す断面図である。 本発明に係る外装構造の施工に使用する敷目板と、その施工状態を示す説明図である。 本発明に係る外装構造のその他の例を示す説明図である。 本発明に係る外装構造のその他の例を示す説明図である。 本発明に係る外装構造のその他の例を示す説明図である。 本発明に係る外装構造のその他の例を示す説明図である。 本発明に係る外装構造のその他の例を示す説明図である。 本発明に係る外装構造のその他の例を示す説明図である。
符号の説明
α 屋根下地
β 固定具
γ 目地部
A 外装材
B 金属製外装材
C 裏打材
D 敷目板
P パッキング材
1 垂木
2 野地板
3 防水シート
4 化粧面
5 裏面
6 段差化粧面
7 差込縁
8 引っ掛け溝
9 雄型連結部
10 嵌合溝
11 嵌合縁
12 固定片
13 雌型連結部
14 舌片
15 切り欠き
16 溝
17 上片
18 側片

Claims (1)

  1. 上端部に雌型連結部、下端部に雄型連結部を形成して引っ掛け構造に形成した長尺状の外装材を用いた外装構造において、雄型連結部の差込縁の左右端部を一定間隔で切り欠いて切り欠きを形成した外装材と、該外装材間の目地部裏面に敷目板を形成したことを特徴とする外装構造。
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