JP2007161821A - 樹脂含浸シートの製造方法及び流路補修工法 - Google Patents
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Abstract
【課題】空気溜りや硬化収縮に起因する結合力の低下を招くことなく、短期間で流路壁面を補修することができる樹脂含浸シートの製造方法とこの樹脂含浸シートを用いて施工される流路補修工法を提供すること。
【解決手段】シート状不織布から成る樹脂吸収材を丸めて管状プラスチックフィルムの内部に挿入し、該樹脂吸収材を真空引きしながら、その内部に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸せしめた後、前記管状プラスチックフィルムを取り除いて樹脂吸収材を平坦なシート状に戻すことによって樹脂含浸シート1を製造する。又、樹脂吸収材に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸して成るシート状の樹脂含浸シート1を流路10の壁面に配置し、その表面にFRP板(樹脂板)11を配置した後、両者を流路10の壁面に押し付けたまま、樹脂含浸シート1に含浸された液状硬化性樹脂を硬化させることによって流路10を補修する。
【選択図】図9
【解決手段】シート状不織布から成る樹脂吸収材を丸めて管状プラスチックフィルムの内部に挿入し、該樹脂吸収材を真空引きしながら、その内部に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸せしめた後、前記管状プラスチックフィルムを取り除いて樹脂吸収材を平坦なシート状に戻すことによって樹脂含浸シート1を製造する。又、樹脂吸収材に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸して成るシート状の樹脂含浸シート1を流路10の壁面に配置し、その表面にFRP板(樹脂板)11を配置した後、両者を流路10の壁面に押し付けたまま、樹脂含浸シート1に含浸された液状硬化性樹脂を硬化させることによって流路10を補修する。
【選択図】図9
Description
本発明は、水路等の流路を補修するための樹脂含浸シートの製造方法とこの樹脂含浸シートを用いて施工される流路補修工法に関するものである。
農業用水路、都市下水路、工場内排水路、下水道管、導水路等のコンクリート製の流路が老朽化した場合、壁面の不良部分を除去し、その部分にコンクリートを新たに打ち直す方法が採用されていた。この方法では、既設コンクリートの不良部分のはつり、削出、新コンクリートの打ち込み等の作業が必要であるため、多大の工数と工期を要するという問題があった。
そこで、特許文献1には、既設水路の内面に固定部材を配設し、該固定部材上にFRP板を張設して該FRP板と水路壁面との間に10mm程度の僅かな隙間を形成し、その隙間にセメントミルクや液状樹脂等の充填剤を打設して水路の内面を補修する工法が提案されている。
又、特許文献2には、特に非円形断面水路トンネルの補修工法として、水路トンネルの長手方向に沿う細長いFRP板を、水密性を有する接合部材を介して水路トンネルの周方向に複数配置して水路トンネル内面を覆う方法が提案されている。
特開平3−247809号公報
特開平6−033436号公報
しかしながら、特許文献1において提案されている補修工法では、FRP板と水路壁面との間に形成された隙間にセメントミルク等の充填剤を打設する際、水路底部等においてFRP板の変形等によって充填剤に空気溜りが発生するため、隙間に充填剤を完全に充填することができないという問題の他、充填剤の硬化収縮等のためにFRP板の水路壁面への結合力が低下するという問題があった。そして、充填剤として伸びの小さいセメント等を使用すると、該充填剤の熱収縮によるクラック(ゼロスパン現象)が発生するという問題があった。
又、特許文献2において提案されている工法では、水路トンネル内で多数のFRP板を接合部材によって周方向に接合しながら配置する必要があるため、その作業が大変で多大な工数と工期を要するという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、空気溜りや硬化収縮に起因する結合力の低下を招くことなく、短期間で流路壁面を補修することができる樹脂含浸シートの製造方法とこの樹脂含浸シートを用いて施工される流路補修工法を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、シート状不織布から成る樹脂吸収材を丸めて管状プラスチックフィルムの内部に挿入し、該樹脂吸収材を真空引きしながら、その内部に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸せしめた後、前記管状プラスチックフィルムを取り除いて樹脂吸収材を平坦なシート状に戻すことによって樹脂含浸シートを製造することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記液状硬化性樹脂が含浸される前の樹脂吸収材の対向する端縁の上下面にテープ状のプラスチックフィルムを溶着しておくことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、樹脂吸収材に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸して成るシート状の樹脂含浸シートを流路の壁面に配置し、その表面に樹脂板を配置した後、両者を流路の壁面に押し付けたまま、樹脂含浸シートに含浸された液状硬化性樹脂を硬化させることによって流路を補修することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記樹脂含浸シートに含浸された液状硬化性樹脂を熱硬化性樹脂とするとともに、前記押圧板に温水を直接又は間接的にシャワリング又は流すことによって前記樹脂含浸シートを加熱することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記樹脂含浸シートと樹脂板を、押圧板とこれを支持する支持部材によって流路の壁面に押し付けることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記樹脂含浸シートと樹脂板を、流路内に配置された圧力バッグによって流路の壁面に押し付けることを特徴とする。
請求項1,2記載の樹脂含浸シートを用いて施工される請求項3〜6記載の流路補修公報によれば、硬化性樹脂を含浸した可撓性を有する樹脂含浸シートを流路の壁面に配置し、その表面にFRP板を配置し、両者を押圧板によって流路の壁面に押し付けたまま、樹脂含浸シートに含浸された液状硬化性樹脂を硬化させることによって流路を補修するようにしたため、空気溜りや硬化収縮に起因する結合力の低下を招くことなく、流路の壁面を一体化されたFRP板と樹脂含浸シートから成るライニング層で被覆して補修することができる。
又、従来のように多数のFRP板を接合部材によって周方向に接合しながら配置する作業が不要となるため、工数の削減と工期の短縮を図ることができ、短期間で流路壁面を補修することができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
(樹脂含浸シートの製造方法)
先ず、樹脂含浸シートの製造方法を図1〜図6に基づいて説明する。
先ず、樹脂含浸シートの製造方法を図1〜図6に基づいて説明する。
図1〜図6は本発明に係る樹脂含浸シートの製造方法をその工程順に示す図であり、図1〜図3、図5及び図6は斜視図、図4は断面図である。
本発明に係る樹脂含浸シート1(図6参照)の製造方法においては、先ず、図1に示すような矩形シート状の不織布から成る樹脂吸収材1’の対向する幅方向の端縁の上下面にテープ状のプラスチックフィルム2,3を溶着する。ここで、樹脂吸収材1’を構成する不織布の材質としては、ポリエステル、ポリプロピレン、グラスファイバー等が使用され、プラスチックフィルム2,3としては、ポリエチレンフィルム、ポリエチレン/ポリアミド複合フィルム等が使用される。
次に、上記樹脂吸収材1’を図2に示すように丸め、この丸めた樹脂吸収材1’を図3に示すように管状プラスチックフィルム4内に挿入する。尚、管状プラスチックフィルム4としては、前記プラスチックフィルム2,3と同様にポリエチレンフィルム、ポリエチレン/ポリアミド複合フィルム等が使用される。
上述のように丸めた樹脂吸収材1’を管状プラスチックフィルム4内に挿入すると、図4に示すように、樹脂吸収材1’の内部に一端から未硬化の液状硬化性樹脂5を注入し、管状プラスチックフィルム4の一端(図4の右端)を閉止し、バキュームポンプ6から延びるバキュームホース7を管状プラスチックフィルム4の他端に差し込んでこれを固定する。尚、未硬化の液状硬化性樹脂5としては、常温下で2〜30時間で硬化し、硬化後のゼロスパン現象(コンクリートの熱収縮による割れ)の発生を抑えることができるように10%以上の引張伸び率を有するエポキシ樹脂やビニールエステル樹脂等の熱硬化性樹脂が好ましい。
上記状態において、バキュームポンプ6を駆動して樹脂吸収材1’を真空引きして内部に残留する空気を抜き取ることによって、樹脂吸収材1’に液状硬化性樹脂5を順次含浸させる。このように、樹脂吸収材1’をバキュームポンプ6で強制的に真空引きしながら液状硬化性樹脂5を樹脂吸収材に含浸させるため、液状硬化性樹脂5が含浸された樹脂吸収材1’の内部に空気が残留することがなく、又、粘度と揺変度が高くて垂れにくい液状硬化性樹脂5を樹脂吸収材1’に含浸させることができる。
そして、樹脂吸収材1’への液状硬化性樹脂5の含浸が終了すると、図4に示すように、上下一対のローラ8の間に樹脂吸収材1’を通してその厚さを調整する。
その後、図5に示すように、樹脂吸収材1’を覆っている管状プラスチックフィルム4をカッター9で切り開いてこれを取り除き、丸められていた樹脂吸収材1’を図6に示すように開いて平坦なシート状に戻すと、所望の樹脂含浸シート1が得られ、この樹脂含浸シート1を後述の流路10(図8参照)の補修に供することができる。そして、この樹脂含浸シート1には、前述のように粘度と揺変度が高くて垂れにくい液状硬化性樹脂5が含浸されているため、該樹脂含浸シート1から液状硬化性樹脂5が垂れるという不具合が発生することがない。
ところで、以上の製造方法では、液状硬化性樹脂5を含浸する前の樹脂吸収材1’の対向する幅方向の端縁の上下面にテープ状のプラスチックフィルム2,3を溶着したが(図1及び図3参照)、図7に示すように、樹脂吸収材1’の対向する長さ方向の端縁の上下面(図7では内外面)にテープ状のプラスチックフィルム2,3を溶着しても良い。
(流路補修工法)
次に、以上の製造方法によって製造される樹脂含浸シート1を用いて施工される流路補修工法を図8〜図11に基づいて説明する。
次に、以上の製造方法によって製造される樹脂含浸シート1を用いて施工される流路補修工法を図8〜図11に基づいて説明する。
図8、図9及び図11は本発明に係る流路補修工法をその工程順に示す流路の横断面図、図10は図9のA−A線断面図である。
図8に示すような流路10の補修には前記製造方法によって製造された樹脂含浸シート1が使用されるが、この樹脂含浸シート1は、管状プラスチックフィルム4で覆われた状態のまま施工現場まで搬送される。このため、搬送中に樹脂含浸シート1の表面が液状硬化性樹脂5によってベタつくことがなく、樹脂含浸シート1の搬送及びその後の設置等における該樹脂含浸シート1の取り扱いが容易となる。
上述のように樹脂含浸シート1が管状プラスチックフィルム4で覆われた状態のまま施工現場まで搬送されると、図5に示すように管状プラスチックフィルム4をカッター9で切り開いてこれを取り除き、丸められていた樹脂吸収材1’を図6に示すように開いて平坦なシート状に戻す、そして、図8に示すように、シート状の樹脂含浸シート1を流路10の壁面に配置し、その表面にFRP板11を配置した後、両者を複数の押圧板12で流路10の壁面に押し付る。
ここで、FRP板11としては、ガラスマットに不飽和ポリエステル樹脂が含浸された厚さ1.0mm〜5.0mmの硬化板が使用され、樹脂含浸シート1との接着力を高めるために片面(樹脂含浸シート1との接着面)にサンディングやコロナ放電処理等の粗面化処理を施しておくことが望ましい。
又、流路10の壁面の老朽度にもよるが、流路10の壁面は予め高圧水によって洗浄された後、モルタル等をコテ塗りすることによって表面が平滑化され、樹脂含浸シート1との接着性を高めるためにエポキシ樹脂系のプライマーが塗布される。尚、モルタル等のコテ塗りが必要ない場合には、洗浄された流路10の壁面にプライマーが直接塗布される。
ところで、流路10の壁面に配置された樹脂含浸シート1は、図8に示すように、その両端縁が支持バー13によって固定される。即ち、支持バー13の両端には支持プレート14が取り付けられており、各支持プレート14にはボルト15が垂直に立設され、このボルト15には座金16が通されるとともに、ナット17が螺合している。そして、樹脂含浸シート1の両端縁はボルト15に通され、ナット17がボルト15に締め付けられることによって、座金16と支持プレート14間に挟持されて固定される。尚、前述のように、樹脂含浸シート1の両端縁は、その上下面にプラスチックフィルム2,3が溶着されているため、その表面から未硬化の液状硬化性樹脂5が漏れ出ることがなく、その固定が作業性良く行われるとともに、硬化性樹脂5の硬化によって支持プレート14や座金16に固着してしまうという不具合の発生が防がれる。
上述のように、樹脂含浸シート1が流路10の壁面の配置されると、前述のように、該樹脂含浸シート1の表面にFRP板11が配置され、これらの樹脂含浸シート1とFRP板11が複数の押圧板12で流路10の壁面に押し付けられるが、この押し付けは次のようになされる。
即ち、図9に示すように、左右の押圧板12の間には、長さ調整可能なターンバックル式の側面サポート材18が水平に架設されており、この側面サポート材18は、その両端に設けられた角材19を介して左右の押圧板12を外側方に押圧しており、従って、これら左右の押圧板12によって樹脂含浸シート1とFRP板11が流路10の左右の側壁面に押し付けられている。
又、側面サポート材18には、長さ調整可能なターンバックル式の左右2本の垂直な底面サポート材20が連結されており、これらの底面サポート材20は、底部の押圧板12を下方へ押圧している。従って、樹脂含浸シート1とFRP板11は、底部の押圧板12によって流路10の底壁面に押し付けられている。
而して、上述のようにして樹脂含浸シート1とFRP板11を押圧板12で流路の壁面に押し付けたまま、押圧板12の表面を防水シート22で覆い、左右一対の温水パイプ23から温水を押圧板12に直接シャワリングする。すると、樹脂含浸シート1が加熱され、これに含浸された液状硬化性樹脂(熱硬化性樹脂)5が加熱によって硬化し、硬化した樹脂含浸シート1とFRP板11は、流路10の壁面に接着固定され、流路10の壁面にライニング層を形成する。この場合、強制的な真空引きによって樹脂含浸シート1には空気が残留していないため、硬化した樹脂含浸シート1内には空気溜りが発生せず、樹脂含浸シート1には必要十分な強度と剛性が確保される。尚、本実施の形態では、温水を押圧板12に直接シャワリングして樹脂含浸シート1を加熱したが、温水を押圧板12に直接又は間接的に流すことによって樹脂含浸シート1を加熱するようにしても良い。
又、樹脂含浸シート1に含浸された液状硬化性樹脂5が硬化するまでの間、FRP板11は押圧板12によって常に樹脂含浸シート1に押圧されているため、液状硬化性樹脂5の硬化収縮に追従してFRP板11が流路壁面方向に移動し、該FRP板11は、樹脂含浸シート1に密着した状態を保つ。このため、FRP板11と樹脂含浸シート1との間に隙間が発生することがなく、FRP板11と樹脂含浸シート1は一体化した状態で流路10の壁面に接着固定され、硬化性樹脂5の硬化収縮に伴うFRP板11と樹脂含浸シート1の結合力の低下が発生しない。
その後、押圧板12による樹脂含浸シート1とFRP板11の押圧を解除して支持バー13、側面サポート材18、底面サポート材20、押圧板12等を取り除き、FRP板11の継ぎ目をハンドレイアップにて加工すれば、図11に示すように流路10の壁面がFRP板11と樹脂含浸シート1によってライニングされ、流路10に対する一連の補修作業が完了する。
而して、本発明に係る補修工法によれば、硬化性樹脂5を含浸した可撓性を有する樹脂含浸シート1を流路10の壁面に配置し、その表面にFRP板11を配置し、両者を押圧板12によって流路10の壁面に押し付けたまま、樹脂含浸シート1に含浸された液状硬化性樹脂5を硬化させることによって流路を補修するようにしたため、空気溜りや硬化収縮に起因する結合力の低下を招くことなく、流路10の壁面を一体化されたFRP板11と樹脂含浸シート1から成るライニング層で被覆して補修することができる。
又、従来のように多数のFRP板を接合部材によって周方向に接合しながら配置する作業が不要となるため、工数の削減と工期の短縮を図ることができ、短期間で流路10を補修することができる。
尚、FRP板11及び樹脂含浸シート1を流路10の壁面に押し付ける別の手段として、図12に示すように、流路10内に配置された圧力バッグ21を用いることができる。即ち、流路10よりも上方に配置された注入口より圧力バッグ21内に注水することによって圧力バッグ21内に水頭圧を作用させ、該圧力バッグ21を膨張させてFRP板11を樹脂含浸シート1に押圧し、これらのFRP板11と樹脂含浸シート1を流路10の壁面に押し付けるようにしても良い。
1 樹脂含浸シート
1’ 樹脂吸収材
2,3 プラスチックフィルム
4 管状プラスチックフィルム
5 液状硬化性樹脂
6 バキュームポンプ
7 バキュームホース
8 ローラ
9 カッター
10 流路
11 FRP板(樹脂板)
12 押圧板
13 支持バー
14 支持プレート
15 ボルト
16 座金
17 ナット
18 側面サポート材
19 角材
20 底面サポート材
21 圧力バッグ
22 防水シート
23 温水パイプ
1’ 樹脂吸収材
2,3 プラスチックフィルム
4 管状プラスチックフィルム
5 液状硬化性樹脂
6 バキュームポンプ
7 バキュームホース
8 ローラ
9 カッター
10 流路
11 FRP板(樹脂板)
12 押圧板
13 支持バー
14 支持プレート
15 ボルト
16 座金
17 ナット
18 側面サポート材
19 角材
20 底面サポート材
21 圧力バッグ
22 防水シート
23 温水パイプ
Claims (6)
- シート状不織布から成る樹脂吸収材を丸めて管状プラスチックフィルムの内部に挿入し、該樹脂吸収材を真空引きしながら、その内部に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸せしめた後、前記管状プラスチックフィルムを取り除いて樹脂吸収材を平坦なシート状に戻すことを特徴とする樹脂含浸シートの製造方法。
- 前記液状硬化性樹脂が含浸される前の樹脂吸収材の対向する端縁の上下面にテープ状のプラスチックフィルムを溶着しておくことを特徴とする請求項1記載の樹脂含浸シートの製造方法。
- 樹脂吸収材に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸して成るシート状の樹脂含浸シートを流路の壁面に配置し、その表面に樹脂板を配置した後、両者を流路の壁面に押し付けたまま、樹脂含浸シートに含浸された液状硬化性樹脂を硬化させることを特徴とする流路補修工法。
- 前記樹脂含浸シートと樹脂板を、押圧板とこれを支持する支持部材によって流路の壁面に押し付けることを特徴とする請求項3記載の流路補修工法。
- 前記樹脂含浸シートに含浸された液状硬化性樹脂を熱硬化性樹脂とするとともに、前記押圧板に温水を直接又は間接的にシャワリング又は流すことによって前記樹脂含浸シートを加熱することを特徴とする請求項4記載の流路補修工法。
- 前記樹脂含浸シートと樹脂板を、流路内に配置された圧力バッグによって流路の壁面に押し付けることを特徴とする請求項3記載の流路補修工法。
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JP2005357986A JP2007161821A (ja) | 2005-12-12 | 2005-12-12 | 樹脂含浸シートの製造方法及び流路補修工法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111287242A (zh) * | 2020-03-31 | 2020-06-16 | 朱继飞 | 一种窄深沟槽清理装置 |
CN115110481A (zh) * | 2022-06-13 | 2022-09-27 | 华北水利水电大学 | 一种应用于水利工程渠系建筑物的自适应支撑装置 |
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2005
- 2005-12-12 JP JP2005357986A patent/JP2007161821A/ja active Pending
Cited By (3)
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CN111287242A (zh) * | 2020-03-31 | 2020-06-16 | 朱继飞 | 一种窄深沟槽清理装置 |
CN115110481A (zh) * | 2022-06-13 | 2022-09-27 | 华北水利水电大学 | 一种应用于水利工程渠系建筑物的自适应支撑装置 |
CN115110481B (zh) * | 2022-06-13 | 2023-09-19 | 华北水利水电大学 | 一种应用于水利工程渠系建筑物的自适应支撑装置 |
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