JP2007160384A - パンチ金型 - Google Patents

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Abstract

【課題】パンチガイドとパンチボディとの摺動部位等に、潤滑剤を供給可能なパンチ金型において、製作が容易であるパンチ金型を提供する
【解決手段】パンチガイド105と、パンチガイド105に対して摺動自在に係合しているパンチボディ107と、パンチボディ107に設けられたパンチヘッド109と、パンチガイド105とパンチヘッド109との間に弾装されたストリッパースプリング111と、パンチボディ107に設けられた潤滑剤導入部と、潤滑剤導入部で導入された潤滑剤を所定の部位に供給するための供給路127を形成するように、パンチボディ107とストリッパースプリング111との間に設けられた筒状のスリーブ125とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、パンチ金型に係り、特に、パンチ金型の摺動する部位に、オイルミスト等の潤滑剤を供給可能なものに関する。
従来、パンチホルダに上下動自在に支承されたパンチングプレス(たとえばタレットパンチプレス)用金型(パンチ金型)において、パンチボディ内に設けたオイル孔と連通自在の連通孔をパンチガイドに設け、上記連通孔と連通した周溝を前記パンチガイドの外周面に設けたパンチングプレス用金型が知られている(たとえば特許文献1参照)。
そして、パンチ加工を行う際に、前記オイル孔等を通して、パンチ加工を行うワークの部位やパンチ金型の摺動する部位等にオイル等を供給し、パンチ加工をしやすくしていると共に、パンチボディ等が磨耗することを防いでいる。
実開平3−24321号公報
ところで、前記パンチ金型では、前記オイル孔を前記パンチボディに細長く設ける必要があるので、前記オイル孔を加工するために、ガンドリル等の特殊な工作機械を必要とする。
また、パンチボディの上部(パンチガイドが設けられている側とは反対側の端部)の面の精度(パンチボディの側面との直角度)が悪くなっていると、ガンドリル等で前記細長いオイル孔を加工する際、前記オイル孔が曲がってしまうので、この曲がりを防ぐために前記上部の面の精度を良好にする必要がある。
すなわち、前記従来のパンチ金型は、オイル孔を細長く形成する必要があるので製作が困難であるという問題がある。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、パンチガイドとこのパンチガイドに対して摺動自在に係合しているパンチボディとを備えていると共に、外部から潤滑剤の供給を受けて、前記パンチガイドと前記パンチボディとの摺動部位、ワークをパンチ加工する部位、前記パンチガイドとこのパンチガイドが設置されるパンチホルダ(たとえばタレット)との摺動部位のうちの少なくともいずれかの部位に、前記潤滑剤を供給可能なパンチ金型において、製作が容易であるパンチ金型を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、パンチガイドと、一端部側が前記パンチガイド内で前記パンチガイドに対して摺動自在に係合しているパンチボディと、前記パンチボディの他端部側で前記パンチボディに設けられたパンチヘッドと、前記パンチガイドと前記パンチヘッドとの間に弾装されたストリッパースプリングと、前記パンチボディの他端部およびこの近傍に設けられた潤滑剤導入部と、前記潤滑剤導入部で導入された潤滑剤を所定の部位に供給するための供給路を形成するように、前記パンチボディの他端部側で前記パンチボディと前記ストリッパースプリングとの間に設けられた筒状のスリーブとを有するパンチ金型である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のパンチ金型において、前記潤滑剤導入部は、汎用のドリル加工機や汎用の旋盤で加工可能な長さの孔であるパンチ金型である。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のパンチ金型において、前記潤滑剤導入部は、前記パンチボディの外周部に設けられた溝であるパンチ金型である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のパンチ金型において、前記パンチヘッドは、前記パンチボディに螺合されており、前記潤滑剤導入部を構成する溝は、前記パンチヘッドの回り止めのためのロック片が係合するための溝であるパンチ金型である。
請求項5に記載の発明は、パンチガイドとこのパンチガイドに対して摺動自在に係合しているパンチボディとを備えていると共に、外部から潤滑剤の供給を受けて、前記パンチガイドと前記パンチボディとの摺動部位、ワークをパンチ加工する部位、前記パンチガイドとこのパンチガイドが設置されるタレットとの摺動部位のうちの少なくともいずれかの部位に、前記潤滑剤を供給可能なパンチ金型において、ストリッパースプリングとは別個に前記パンチボディの少なくとも一部を覆うように設けられた筒状のスリーブと前記パンチボディとの間に形成された供給路を用いて、前記潤滑剤の供給を行うように構成されているパンチ金型である。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5に記載のパンチ金型において、前記パンチヘッドと前記筒状のスリーブが一体的に構成されているパンチ金型である。
本発明によれば、パンチガイドとこのパンチガイドに対して摺動自在に係合しているパンチボディとを備えていると共に、外部から潤滑剤の供給を受けて、前記パンチガイドと前記パンチボディとの摺動部位、ワークをパンチ加工する部位、前記パンチガイドとこのパンチガイドが設置されるタレットとの摺動部位のうちの少なくともいずれかの部位に、前記潤滑剤を供給可能なパンチ金型において、製作が容易であるパンチ金型を提供することができるという効果を奏する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るパンチ金型101の概略構成を示す断面図であり、図2は、図1におけるII部の拡大図であり、図3は、図1におけるIII―III断面を示す図である。
パンチ金型101は、たとえば、タレットパンチプレスの上タレット103に装着されて使用されるものであり、パンチ金型101と対向しているダイ(図示せず)と協働して、ワークにパンチ加工を施すものである。
パンチ金型101は、円筒状のパンチガイド105と、このパンチガイド105に対して摺動自在に係合しているパンチボディ107とを備えている。パンチボディ107は、円柱状に形成されており、この軸方向(長手方向;図の上下方向)の一端部側(図1の下側)が、パンチガイド105内に位置しており、パンチガイド105に対して前記軸方向で摺動し移動自在になっている。
パンチボディ107の軸方向の他端部(図1の上側)には、パンチヘッド109が一体的に設けられており、パンチガイド105とパンチヘッド109との間には、たとえばコイルスプリングで構成されたストリッパースプリング111が弾装されている。このストリッパースプリング111は、パンチボディ107の他端部側を囲むようにしてパンチボディ107の外側に設けられていると共に、前記軸方向でパンチガイド105に対してパンチボディ107が、パンチヘッド109側(図1の上側;パンチガイド105から突出する方向)に移動するように付勢している。
そして、上タレット103に設置されたパンチ金型101が、タレットパンチプレスのパンチストライカ114により、図1の下方に押圧されると、まず、パンチガイド105のフランジ部115と上タレット103との間に設けられている弾性体(たとえばコイルスプリング)117が圧縮され、パンチガイド105とパンチボディ107とが上タレット103に対して一体的に下方向に移動し、続いて、ストリッパースプリング111が圧縮されると共に、パンチボディ107がパンチガイド105に対して下方向に移動し、パンチ加工が行われるようになっている。
パンチボディ107の他端部(図1の上)およびこの近傍には、潤滑剤導入部113が設けられている。この潤滑剤導入部113は、パンチ金型101の外部に設けられている潤滑剤供給装置(図示せず)から、所定の部位(パンチボディ107とパンチガイド105との摺動部位、パンチガイド105と上タレット103との摺動部位、パンチボディ107でワークにパンチ加工(せん断加工や塑性加工)する部位のうちの少なくともいずれかの部位)に潤滑剤(たとえばオイルミスト)を供給するために設けられているものである。
潤滑剤導入部113は、この導入部113の一方の端部が前記潤滑剤供給装置に接続されるように、パンチボディ107の他端部からこの近傍にかけて設けられている。たとえば、潤滑剤導入部113は、パンチボディ107の他端部の面からパンチボディ107の一端部(下方)に向かってあけられている細長い孔119と、この孔に連通している孔121とにより構成されている。
孔119は、短く形成されており、ガンドリル等の特殊な工作機械を使用しないで、汎用のドリル加工機や汎用の旋盤で加工可能な長さになっている。また、孔121は、孔119の底部の近傍に設けられ、孔119とパンチボディ107の外周面との間をつないでいる。
パンチストライカ114には、前記潤滑剤を供給するための供給路123が形成されており、図1に示すようにパンチストライカ114がパンチヘッド109に当接した状態では、供給路123がパンチボディ107の端面を囲むようにして孔119と連通し、供給路123と孔119と孔121とを介して、パンチボディ107の外周面(後述する供給路127)にまで、前記潤滑剤供給装置から潤滑剤を供給することができるようになっている。
パンチボディ107の他端部側には、細長い円筒状のスリーブ125が前記パンチヘッド109と一体的に設けられている。このスリーブ125は、パンチボディ107の径方向でパンチボディ107とストリッパースプリング111との間に設けられており、スリーブ125の内径はパンチボディ107の他端部側の外径よりも大きく、スリーブ125の外径はストリッパースプリング111の内径よりも小さくなっている。そして、スリーブ125が設けられていることによって、潤滑剤導入部113で導入された潤滑剤を前記所定の部位に供給するための筒状の供給路127が、パンチボディ107とスリーブ125との間に形成されている。
ここで、パンチ金型101についてさらに詳しく説明する。
パンチボディ107一端部側には、パンチボディ刃部132が構成されている。また、パンチボディ107の一端部側の外径は他端部側の外径よりも僅かに大きくなっていると共に、この大きくなっている一端部側の部位がパンチガイド105に係合し、細くなっている他端部側の部位にストリッパースプリング111やパンチヘッド109(スリーブ125)が設けられている。
パンチガイド105の上端部には前述したフランジ部115が設けられている。また、フランジ部115の上側には、円環状のリテーナーカラー129が嵌合されて設けられている。
パンチボディ107の上端部からこの近傍にかけての外周には、雄ネジ部131が形成されており、この雄ネジ部131には、パンチヘッド109(スリーブ125)の上端部からこの近傍にかけての部位(内周の部位)とが螺合している。このようにして、パンチヘッド109(スリーブ125)がパンチボディ107に一体的に設けられていると共に、パンチボディ107とスリーブ125との間に形成されている供給路127の上端部は閉じられている。
また、雄ネジ部131にパンチヘッド109が螺合していることにより、パンチボディ刃部132を研削してパンチボディ107の全長が短くなった場合、パンチヘッド109に対するパンチボディ107の位置を調整することができるようになっている。
パンチヘッド109は、円環状のパンチヘッド部材133とスリーブ125で構成されており、スリーブ125の上端部(パンチヘッド部材133の近傍)には、スリーブ125を径方向に貫通して、雄ねじ部131を締付けるパンチボディ締付部材135が設けられ、パンチボディ締付部材135の外周には、円環状のスプリング座137が設けられており、パンチヘッド部材133とスリーブ125の上端部とが、前述したように、パンチボディ107に螺合している。
パンチヘッド部材133の上端は、パンチボディ107の上端よりも僅かに上方に位置しており、したがって、パンチストライカ114は、パンチボディ107ではなく、パンチヘッド部材133に当接するようになっている。
パンチボディ締付部材135の外周は、上側が下側よりも太い円錐台側面形状に形成され、円錐台の内周部を備えたスプリング座137がパンチボディ締付部材135に係合している。また、ストリッパースプリング111がフランジ部115の上側に設けられているリテーナーカラー129とスプリング座137との間に設けられていることにより、前述したように弾装されていることになる。
スリーブ125の下端部の下方には、リテーナーカラー129とパンチガイド105の上端部側の部位とパンチボディ107の軸方向の中央部とで囲まれた空間139が形成され、この空間139は供給路127に連通し、空間139も潤滑剤の供給路を形成している。
また、スリーブ125の下端部近傍の外周は、リテーナーカラー129の内周に止メ輪145を介して嵌合しているので、パンチヘッド109(スリーブ125)、リテーナーカラー129及びストリッパースプリング111は一体的にユニット化してある。
更に詳述すると、リテーナーカラー129は、ストリッパースプリング側リテーナーカラー141とパンチガイド側リテーナーカラー143と、これらの各リテーナーカラー141、143の間で各リテーナーカラー141、143の内周に設けられた止メ輪145とで構成されており、止メ輪145は、パンチヘッド109(スリーブ125)が、リテーナーカラー129から図1の上方に抜け出てしまうことを防止するストッパーとして機能するものである。
さらに、リテーナーカラー129とパンチガイド105との間には、係止部材147が設けられており、これによりリテーナーカラー129とパンチガイド105とが固定されている。
また、パンチ金型101が押圧されてリテーナーカラー129に対してパンチボディ107やスリーブ125が移動した際、止メ輪145とスリーブ125との干渉を避けるための小径部151が、スリーブ125の下端部側に設けられており、前述の通り、スリーブ125とリテーナーカラー129は、前記止メ輪145と小径部151の下端部とで嵌合しているものである。
パンチボディ107の一端部側の外周(パンチガイド105と係合している部位の外周)には、パンチボディ107の軸方向に延伸した溝153、パンチボディ107の周方向に延伸した溝154が設けられており、パンチガイド105には、溝153と連通している貫通孔155が設けられている。これらの溝153や貫通孔155により、前記空間139まで供給された潤滑剤が、前記所定の部位まで供給されるようになっている。
パンチ金型101によれば、スリーブ125とパンチボディ107との間に、潤滑剤の長い供給路127が形成されているので、パンチ金型101を製作する際、ガンドリル等を用いて細長い孔をあける必要が無くなり、また、パンチボディ107の上部(パンチガイド105が設けられている側とは反対側の端部)の面(孔119があけ始められる面)の精度(パンチボディ107の側面との直角度)を良好な状態に保つ必要が無くなり、したがって、パンチ金型101の製作が容易になっている。
[第2の実施形態]
図4は、本発明の第2の実施形態に係るパンチ金型101aの概略構成を示す断面図であり、図5は、図4におけるV―V断面を示す図であり、図6は、図4におけるVI―VI断面を示す図である。
第2の実施形態に係るパンチ金型101aは、潤滑剤導入部113の形態等を除いて、第1の実施形態に係るパンチ金型101とほぼ同様に構成されほぼ同様の効果を奏する。
すなわち、パンチ金型101aの潤滑剤導入部113は、パンチボディ107の外周部に設けられた溝(エンドミル加工等により加工可能な溝)201で構成されている。
詳しくは後述するが、この溝201は、パンチボディ107に螺合しているパンチヘッド109aの回り止めのためのロック片39が係合するための溝である。
ここで、パンチ金型101aについて、第1の実施形態に係るパンチ金型101と異なるところを主として説明する。
パンチヘッド109aのパンチヘッド部材23は、パンチボディ107に螺合している。パンチボディ107の雄ネジ部131に対してパンチヘッド23を螺合した後の回り止めを行うために、パンチ金型101aにはネジの回り止め装置が設けられている。
より詳細には、パンチヘッド部材23には、パンチボディ107における雄ネジ部131に形成した長手方向の複数の溝201(図5参照)に内端部が係合可能な複数のロック片39が放射方向(径方向)へ移動自在に備えられている。このロック片39は、パンチヘッド部材23に内装したコイルスプリング等のごときロック片付勢手段41によって内方向へ付勢されている。
パンチヘッド部材23の外周面には、パンチヘッド部材23の上面23Bよりも上面が僅かに低いロックリング43が回動可能に設けられている。このロックリング43の内周面には、ロック片39の外端部と当接してロック片39の外方向への移動を規制する移動規制部45が等間隔に複数備えられていると共に、前記ロック片39の外方向への移動を許容する移動許容部47が等間隔に前記各移動規制部45の間にそれぞれ備えられている。
ロックリング43に備えた移動規制部45は、ロック片39の内端部が雄ネジ部131の溝201に係合した状態にあるとき、ロック片39の外端部に対向した位置にあってロック片39の外方向への移動を規制する部分で、周方向に等間隔に設けてある。そして、ロックリング43に備えた移動許容部47は、ロック片39の外端部に対向した位置にあるとき、ロック片39の内端部が溝201から離脱可能なように、ロック片39の外方向への移動を許容する部分で、周方向に等間隔にかつ移動規制部45の間にそれぞれ配置してある。本実施形態においては、ロック片39の外端部が入り込み可能な貫通穴にて例示してある。しかし、移動許容部47は、貫通穴に限ることなく、ロックリング43の内周面に凹部を形成した構成とすることも可能である。
前記ネジの回り止め装置には、ロックリング43の移動規制部45がロック片39に常に対向して外方向への移動を規制する固定位置に保持する固定位置保持手段49が備えられている。さらに、ネジの回り止め装置には、パンチヘッド部材23に対してロックリング43を回動したとき、ロックリング43を前記固定位置へ自動的に復帰するための固定位置復帰手段51(図6参照)が備えられている。
より詳細には、固定位置保持手段49は、ロックリング43の内周面に形成した係合凹部53に係合自在なボールなどのごとき係合片55を、係合凹部53へ係合する方向へ付勢して備えたボールプランジャなどのごときロック手段57よりなるものである。なお、前記ロック手段57をパンチヘッド部材23に備えた場合について例示するが、係合凹部53とロック手段57とを設ける箇所は相対的なものであり、パンチヘッド部材23の外周面に係合凹部53を形成し、ロックリング43にロック手段57を備えた構成とすることも可能である。
ロック手段57における係合片55が係合凹部53に係合した状態にあるときは、図5(A)に示すように、ロック片39の内端部が雄ネジ部131の溝201に係合し、ロック片39の外端部とロックリング43の移動規制部45とが対向して、ロック片39の外方向への移動が規制された状態にある。すなわち、パンチボディ107の雄ネジ部131に対して、パンチヘッド部材23を固定して、ネジ部の回り止めを行った状態にある。
固定位置復帰手段51は、パンチヘッド部材23に対してロックリング43を時計回り方向(正回転方向)に付勢したスプリング等のごとき第1弾性部材59Aと、ロックリング43を反時計回り方向(逆回転方向)に付勢した第2弾性部材59Bを備えてなるものである。
第1、第2の弾性部材59A、59Bは、パンチヘッド部材23の外周面に形成した外周溝23C(図4参照)内に内装してあり、この第1、第2の弾性部材59A、59Bが互に対向した一端面(対向面)は、前記ロックリング43の内周面に突設した規制ピン61(図6参照)に当接してある。そして、第1、第2の弾性部材59A、59Bの他端面は、パンチヘッド部材23から外方向へ突設し、かつ互に離隔してある固定ピン63A、63Bにそれぞれ当接してある。
そして、ロックリング43には、パンチヘッド部材23に対するロックリング43の回動を規制するために、ロックリング43の時計回り方向及び反時計回り方向への回動時に、両固定ピン63A、63Bに当接自在なストッパーピン65が備えられている。
以上のごとき構成において、パンチ金型101aは、パンチプレスにおけるパンチホルダ(たとえば上タレット103)に、パンチガイド105を上下動自在に装着して使用されるものであり、パンチプレスに上下動自在に備えたラム(パンチストライカ114)によってパンチヘッド109aの上面23Bが打圧される。この際、ロックリング43の上面はパンチヘッド109aの上面23Bより低く設けられているので、ロックリング43がストライカーによって直接打圧されるようなことはない。したがって、ロックリング43は変形等を受けるようなことがなく、パンチヘッド部材23に対して常に良好に回動操作することができる。
パンチ金型101aの使用によってパンチ刃部が摩耗したときには、パンチプレスのパンチホルダからパンチ金型101aを取り出し、パンチガイド105からパンチボディ107を取り外し、パンチボディ107の刃部の再研磨を行うものである。そして、前記刃部を再研磨して、パンチボディ107の全長が短くなった場合、パンチヘッド109aに対するパンチボディ107の位置の調整が行われる。
その際、パンチヘッド109aとパンチボディ107との位置の調整を行うときには、回り止め装置における固定状態を解除する必要がある。そこで、位置の調整を行うには、次のごとき操作を行う。
図5(A)に示すように、ロック片39における内端部が雄ネジ部131の溝201に係合し、ロックリング43の移動規制部45によってロック片39の外方向への移動が規制され、かつ固定位置保持手段49に備えた係合片55がロックリング43の係合凹部53に係合した状態は、パンチボディ107とパンチヘッド109aとを一体的に固定した状態にある。この際、第1、第2の弾性部材59A、59Bは、図6(A)に示すように、ほぼ等しい長さにあって、ロックリング43を、時計回り方向及び反時計回り方向へほぼ等しい力で付勢した状態にある。
したがって、パンチヘッド部材23とパンチボディ107とは相対的な回動が不可能なロック状態、すなわち回り止め防止状態にある。
上述のごとく、回り止め防止状態にあるとき、ロックリング43を把持して、パンチヘッド部材23に対してロックリング43を、図6(B)に示すように時計回り方向に回動すると、第1弾性部材59Aは伸長し、第2弾性部材59Bは圧縮され収縮される。そして、ロックリング43に備えたストッパーピン65が一方の固定ピン63Aに当接することによって、時計回り方向の回動が規制される。
前述のごとく、ストッパーピン65が一方の固定ピン63Aに当接すると、図6(B)に示すように、パンチヘッド部材23に備えたロック片39の外端部とロックリング43に備えた移動許容部47が対向し、ロック片39が外方向へ移動可能な状態となる。
したがって、ストッパーピン65が一方の固定ピン63Aに当接した状態にある時に、ロック片39の内端部が雄ネジ部131の溝201から離脱する。
よって、パンチボディ107に対してパンチヘッド109aを時計回り方向に回動することができ、パンチボディ107とパンチヘッド109aとの螺合状態を調節することができる。
そして、適宜位置の溝201にロック片39の内端部が係合した後に、ロックリング43の把持を解除すると、圧縮されていた第2弾性部材59Bが伸長するので、ロックリング43は反時計回り方向へ自動的に回動される。すなわち、ロックリング43は、図6(A)に示す初期の固定状態の位置へ自動的に回動復帰される。すなわち、パンチボディ107に対してパンチヘッド部材23を回動不能に固定した状態が自動的に得られる。
なお、パンチボディ107に対してパンチヘッド109aを反時計回り方向に回動するときも、前記動作に準じた動作が行われるものであるから、パンチヘッド109aを反時計回り方向に回動する場合の説明は省略する。
以上のごとき説明より理解されるように、パンチボディ107に対してパンチヘッド109aを時計回り方向又は反時計回り方向に回動して、パンチボディ107とパンチヘッド109aとの螺合状態を調節するとき、工具を用いることなく容易に調節することができる。
そして、前記螺合状態を調節した後は、パンチボディ107とパンチヘッド109aとの間の相対的な回動が不可能な固定状態に自動的に保持されるので、パンチボディ107とパンチヘッド109aとのロックを容易に行い得るものである。
ところで、パンチ金型101aにおいて、図4に示すパンチヘッド部材23、パンチボディ締付部材135、スプリング座137、スリーブ125を一体的に形成してもよい。すなわち、図7に示すように、パンチヘッド部材23b、スリーブ125bの部位を、素材から旋盤等の工作機械で削り出して一体で形成しまたは溶接して一体で形成してもよい。さらにパンチ金型101において同様の構成を採用してもよい。
パンチ金型101aによれば、潤滑剤導入部113が、パンチボディ107の外周部に設けられた溝201で形成されているので、ガンドリル等を用いて細長い孔をあける必要が無くなり、パンチ金型101aの製作が容易になっている。また、潤滑剤導入部113が溝201で構成されているので、細長い孔をあける場合のように特殊な工作機械を使用しなくても、たとえば汎用のフライス盤等を使用して細長い溝201を形成することができ、潤滑剤導入部113の形態(長さ等)にかかわらず、パンチ金型101aの製作が容易になっている。
また、パンチ金型101aによれば、潤滑剤導入部113を構成する溝201が、パンチヘッド109の回り止めのためのロック片39が係合する溝と兼用されるので、潤滑剤導入部113を構成する溝を別途設ける必要がなく、したがって、パンチ金型101aの構成が簡素になり製作が容易になっている。
なお、前記各パンチ金型101、101aは、パンチガイドとこのパンチガイドに対して移動自在に摺動して係合しているパンチボディとを備えていると共に、外部から潤滑剤の供給を受けて、前記パンチガイドと前記パンチボディとの摺動部位、ワークをパンチ加工(せん断、塑性変形加工等)する部位、前記パンチガイドとこのパンチガイドが設置されるタレットとの摺動部位のうちの少なくともいずれかの部位に、前記潤滑剤を供給可能なパンチ金型において、前記パンチガイドと係合している部位以外の部位でストリッパースプリングとは別個に前記パンチボディの少なくとも一部を覆うように設けられた筒状のスリーブ(前記パンチヘッドに一体的に設けられパンチ加工時には前記パンチボディといっしょに移動するスリーブ)と前記パンチボディとの間に形成された供給路を用いて、前記潤滑剤の供給を行うように構成されているパンチ金型の例である。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るパンチ金型の概略構成を示す断面図である。 図2は、図1におけるII部の拡大図である。 図3は、図1におけるIII―III断面を示す図である。 図4は、本発明の第2の実施形態に係るパンチ金型の概略構成を示す断面図である。 図5は、図4におけるV―V断面を示す図である。 図6は、図4におけるVI―VI断面を示す図である。 パンチ金型の変形例を示す図である。
符号の説明
101、101a パンチ金型
105 パンチガイド
107 パンチボディ
109、109a、109b パンチヘッド
111ストリッパースプリング
113 潤滑剤導入部
119、121 孔
201 溝

Claims (6)

  1. パンチガイドと;
    一端部側が前記パンチガイド内で前記パンチガイドに対して摺動自在に係合しているパンチボディと;
    前記パンチボディの他端部側で前記パンチボディに設けられたパンチヘッドと;
    前記パンチガイドと前記パンチヘッドとの間に弾装されたストリッパースプリングと;
    前記パンチボディの他端部およびこの近傍に設けられた潤滑剤導入部と;
    前記潤滑剤導入部で導入された潤滑剤を所定の部位に供給するための供給路を形成するように、前記パンチボディの他端部側で前記パンチボディと前記ストリッパースプリングとの間に設けられた筒状のスリーブと;
    を有することを特徴とするパンチ金型。
  2. 請求項1に記載のパンチ金型において、
    前記潤滑剤導入部は、汎用のドリル加工機や汎用の旋盤で加工可能な長さの孔であることを特徴とするパンチ金型。
  3. 請求項1に記載のパンチ金型において、
    前記潤滑剤導入部は、前記パンチボディの外周部に設けられた溝であることを特徴とするパンチ金型。
  4. 請求項3に記載のパンチ金型において、
    前記パンチヘッドは、前記パンチボディに螺合されており、前記潤滑剤導入部を構成する溝は、前記パンチヘッドの回り止めのためのロック片が係合するための溝であることを特徴とするパンチ金型。
  5. パンチガイドとこのパンチガイドに対して摺動自在に係合しているパンチボディとを備えていると共に、外部から潤滑剤の供給を受けて、前記パンチガイドと前記パンチボディとの摺動部位、ワークをパンチ加工する部位、前記パンチガイドとこのパンチガイドが設置されるタレットとの摺動部位のうちの少なくともいずれかの部位に、前記潤滑剤を供給可能なパンチ金型において、
    ストリッパースプリングとは別個に前記パンチボディの少なくとも一部を覆うように設けられた筒状のスリーブと前記パンチボディとの間に形成された供給路を用いて、前記潤滑剤の供給を行うように構成されていることを特徴とするパンチ金型。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のパンチ金型において、
    前記パンチヘッドと前記筒状のスリーブが一体的に構成されていることを特徴とするパンチ金型。
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