JP2007159251A - 電力制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気機器を制御対象とし節電制御による停止とデマンド制御による停止が連続して発生するおそれのない電力制御装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る電力制御装置は、連続運転時間が長い順に並べ、前記連続運転時間が同一の場合は停止優先順位が若いほど先に並べ、先頭に並んでいる電気機器から順にデマンド制御による停止対象とし、デマンド制御による停止対象の電気機器の定格消費電力に応じた値の合計が必要削減電力を越えるまでデマンド制御による停止対象の電気機器を選定し、選定した電気機器を停止させる制御を行うデマンド制御部と、前記連続運転時間が第1の設定時間より長い電気機器を第2の設定時間だけ停止させる制御または前記電気機器が始動しようとするときにその始動を設定時間だけ遅らせる制御を行う節電制御部とを備えている。
【選択図】図7

Description

本発明は、電気機器の消費電力を削減するための電力制御装置に関するものである。
電力の供給を高圧または特別高圧で受電する大口需要家の電気料金は、通常の契約において概ね、基本料金と電力量料金の和になっている。
そして、基本料金は、一例として、契約電力に所定値を乗算することによって算出される。なお、契約電力が50kW以上500kW未満の場合、過去11ヶ月の最大需要電力と当月の最大需要電力のうち、いずれか大きい値が契約電力になる。
最大需要電力とは、需要電力(30分単位で集計された使用電力の平均値)の最大値であり、電気事業者が設置する30分最大需要電力計によって計量される。例えば、夏の最高気温を記録するような猛暑の日に全ての冷房機が一斉に稼働することによってたった30分間だけでも過去11ヶ月の最大需要電力を上回ってしまうと、それ以降需要電力を抑えても、そのときの最大需要電力が今後12ヶ月間の契約電力となり、今後12ヶ月間の基本料金が高くなってしまう。
上記料金体系に鑑み、需要電力が予め設定しておいた目標デマンド値を超えそうなときに、制御対象である電気機器の圧縮機を停止させ最大需要電力を抑制することにより、契約電力を低減させて基本料金を節約することができるデマンド制御装置又はデマンド制御システム(例えば特許文献1を参照)が製品化されている。
デマンド制御装置又はデマンド制御システムは、複数の電気機器を制御対象としており、優先順位固定制御方式、ローテーションまたはラウンドロビン制御方式などによって停止させる圧縮機を決定している。優先順位固定制御方式の場合、予め設定した優先順位に従って制御対象である電気機器の圧縮機を停止させる。ローテーションまたはラウンドロビン方式の場合、予め定めた順序付け通りの順番で順次制御対象である電気機器の圧縮機を停止させる。
デマンド制御装置又はデマンド制御システムは、制御対象を限定しない汎用型の他に、特定の制御対象(例えば空調機)向けの専用型がある。例えば、空調機負荷の特徴を活用した空調機専用デマンド制御装置又はデマンド制御システムは、冷房負荷の比率が高いオフィスビルなどの需要家向けに好適である。
また、上記料金体系では電気の使用量に比例して電力量料金が課せられるため、電気機器の圧縮機を停止させればその停止期間では圧縮機の電力消費による電力量料金は発生しない。かかる事情に鑑み、制御対象である電気機器の圧縮機を一定時間だけ強制的に停止させることにより電気の使用量が削減でき電力量料金を節約することができる節電制御装置(例えば特許文献2を参照)が製品化されている。
デマンド制御は、最大需要電力を抑制し、契約電力を低減させて基本料金を節約することを目的としている。他方、節電制御は、稼働時間を短縮して従量料金である電力量料金を節約することを目的としている。このような目的の違いから、デマンド制御と節電制御は互いに独立した装置又はシステムで実現されていた。
特開2002−95162号公報 特開2003−130418号公報
デマンド制御と節電制御を互いに独立した装置又はシステムで実現する場合、制御対象である電気機器において節電制御による圧縮機の停止とデマンド制御による圧縮機の停止が連続して発生する可能性があった。節電制御による圧縮機の停止とデマンド制御による圧縮機の停止が連続してしまうと、例えば空調機を制御対象としている場合は室温が維持できなくなるおそれがあった。
本発明は、上記の問題点に鑑み、電気機器を制御対象とし節電制御による停止とデマンド制御による停止が連続して発生するおそれのない電力制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る電力制御装置は、電気機器を制御対象とし、制御対象である複数の電気機器それぞれに停止優先順位を付与している電力制御装置であって、前記停止優先順位に関する情報、目標デマンド値、及び前記複数の電気機器それぞれの定格消費電力に応じた値を予め記憶している記憶部と、前記複数の電気機器それぞれの連続運転時間を検出する検出部と、電力計の出力に基づいて、需要電力が前記目標デマンド値以下になるために削減する必要がある電力すなわち必要削減電力を演算する演算部と、前記連続運転時間が長い順に並べ、前記連続運転時間が同一の場合は前記停止優先順位が若いほど先に並べ、先頭に並んでいる電気機器から順にデマンド制御による停止対象とし、デマンド制御による停止対象の電気機器の定格消費電力に応じた値の合計が前記必要削減電力を越えるまでデマンド制御による停止対象の電気機器を選定し、選定した電気機器を停止させる制御を行うデマンド制御部と、前記連続運転時間が第1の設定時間より長い電気機器を第2の設定時間だけ停止させる制御及び前記電気機器が始動しようとするときにその始動を設定時間だけ遅らせる制御の少なくとも一つを行う節電制御部とを備えている。上記第1の設定時間と上記第2の設定時間は同一の値であってもよい。また、上記第1の設定時間と上記第2の設定時間は固定であっても構わないが、一定の範囲内でランダマイズした時間である方が望ましい。また、制御対象である電気機器が空調機である場合、圧縮機がオンである状態を電気機器の運転が行われている状態とする。さらに、制御対象である電気機器が回転数可変タイプの圧縮機を有する空調機である場合、圧縮機の回転数が所定値以下であれば圧縮機がオンであるにもかかわらず圧縮機がオフであるとみなすようにしてもよい。
上記目的を達成するために本発明に係る電力制御装置は、電気機器を制御対象とし、制御対象である複数の電気機器それぞれに停止優先順位を付与している電力制御装置であって、前記停止優先順位に関する情報、目標デマンド値、前記複数の電気機器それぞれの定格消費電力に応じた値、前記停止優先順位の若い順に並べた順列を区切ることにより複数のグループに分割することによって得られる前記停止優先順位の若い順に並べた前記複数のグループの順列に関する情報、及び前記複数のグループそれぞれの削減電力上限値に関する情報を予め記憶している記憶部と、前記複数の電気機器それぞれの連続運転時間を検出する検出部と、電力計の出力に基づいて、需要電力が前記目標デマンド値以下になるために削減する必要がある電力すなわち必要削減電力を演算する演算部と、前記連続運転時間が長い順に並べ、前記連続運転時間が同一の場合は前記停止優先順位が若いほど先に並べ、前記グループ毎に先頭に並んでいる電気機器から順にデマンド制御による停止対象とし、或るグループに属するデマンド制御による停止対象の電気機器の定格消費電力に応じた値の合計が或るグループの削減電力上限値を越えた場合は順次次のグループに移行し、デマンド制御による停止対象の電気機器の定格消費電力に応じた値の合計が前記必要削減電力を越えるまでデマンド制御による停止対象の電気機器を選定し、選定した電気機器を停止させる制御を行うデマンド制御部と、前記連続運転時間が第1の設定時間より長い電気機器を第2の設定時間だけ停止させる制御及び前記電気機器が始動しようとするときにその始動を設定時間だけ遅らせる制御の少なくとも一つを行う節電制御部とを備えている。上記第1の設定時間と上記第2の設定時間は同一の値であってもよい。また、上記第1の設定時間と上記第2の設定時間は固定であっても構わないが、一定の範囲内でランダマイズした時間である方が望ましい。また、制御対象である電気機器が空調機である場合、圧縮機がオンである状態を電気機器の運転が行われている状態とする。さらに、制御対象である電気機器が回転数可変タイプの圧縮機を有する空調機である場合、圧縮機の回転数が所定値以下であれば圧縮機がオンであるにもかかわらず圧縮機がオフであるとみなすようにしてもよい。
上記各構成の電力制御装置によると、連続運転時間が短い電気機器はデマンド制御による停止対象にならないので、節電制御による停止とデマンド制御による停止が連続して発生するおそれがなくなる。また、例えば、制御対象である電気機器が圧縮機を有しており、デマンド制御及び節電制御により電気機器の圧縮機を停止させる場合、圧縮機起動後にデマンド制御による圧縮機の停止や節電制御による圧縮機の停止が行われることがないので、圧縮機にストレスを与えない。
本発明に係る電力制御装置によると、節電制御による停止とデマンド制御による停止が連続して発生するおそれがなくなる。
本発明の実施形態について図面を参照して以下に説明する。本発明に係る電力制御装置の概略構成例を図1に示す。本発明に係る電力制御装置は、パルス変換器100と、親装置200と、子装置300と、中継装置400と、パーソナルコンピュータ500とによって構成されている。
本発明に係る電力制御装置のパルス変換器100には30分最大需要電力計600が接続され、本発明に係る電力制御装置の子装置300それぞれには最大32台の空調機(不図示)が接続される。なお、本発明に係る電力制御装置の子装置300それぞれに接続される空調機の最大台数は32台に限定されることはなく、他の仕様であっても構わない。
30分最大需要電力計600は、電気事業者が計量用に設置する電力計であり、基本料金の基になる30分最大需要電力と電力量料金の基本となる積算電力とを計量している。
パルス変換器100は、30分最大需要電力計600から送られてくる計量パルス(出力)信号に基づいて、30分最大需要電力計600が計量している電力量を表す計量パルス信号P1を出力する。また、30分最大需要電力計600の種類によっては、30分最大需要電力を計量するための30分の区切りを示す時限パルス(出力)信号を生成する。この場合、パルス変換器100は、30分最大需要電力計600から送られてくる時限パルス(出力)信号に基づいて、30分最大需要電力を計量するための30分の区切りを示す時限パルス信号P2を出力する。
なお、図1に示す構成では、パルス変換器100と親装置200とが直接接続され、計量パルス信号P1及び時限パルス信号P2がパルス変換器100から直接親装置200に送られる態様であるが、パルス変換器100がいずれかの子装置300に接続され、そのパルス変換器100が接続された子装置300から直接的または間接的に計量パルス信号P1及び時限パルス信号P2が親装置200に送られる態様に変更しても構わない。
親装置200は、計量パルス信号P1を処理することによって需要電力を所定の時間(例えば1分)おきに予測し、予測した需要電力が予め設定しておいた目標デマンド値よりも大きい場合、子装置300に接続されている多数の空調機の中から所定の条件に適合した空調機を選択し、子装置300に当該空調機の圧縮機の停止を命令するためのデマンド制御停止指令信号を出力する。
子装置300それぞれは、接続されている空調機の圧縮機の運転状態(オンまたはオフ)を常時監視しており、監視している空調機の圧縮機の運転状態を所定の時間(例えば1分)おきに親装置200に報告する。子装置300それぞれは、親装置200からデマンド制御停止指令信号を受け取った場合、当該空調機へ停止制御信号を送り、当該空調機の圧縮機を停止させる。また、子装置300それぞれは、自立的に単独で節電制御を行う。
親装置200と子装置300との間の通信及び子装置300と子装置300との間の通信は、装置の設置状況に応じて特定小電力無線通信と有線通信(電力線搬送通信を含む。以下同様。)とが使い分けられている。したがって、装置の設置状況によっては、図1に示す構成とは異なり、特定小電力無線通信のみが用いられる態様あるいは有線通信のみが用いられる態様であっても構わない。
また、特定小電力無線通信の無線通信経路に障害物が有る場合や特定小電力無線通信の無線通信経路の距離が長すぎる場合には無線電波を中継する中継装置400が設けられる。したがって、装置の設置状況によっては、図1に示す構成とは異なり、中継装置400を設けていない態様であっても構わない。
親装置200と子装置300との間の通信においては、親装置200が子装置300への通信経路を指定してデータ送信を行うため、子装置300は通信経路の選択を行う必要がない。親装置300から子装置300への通信は、親装置200が通信相手の子装置300をセレクティングにより指定して行う。子装置300から親装置200への通信は、親装置200から子装置300へのポーリングによる問い合わせの応答にて行う。なお、本実施形態では、親装置300から子装置への通信は数秒間隔(子装置の台数に依存)で行われ、子装置300から親装置200への通信は所定の時間(例えば1分)おきで行われているが、高性能な通信路を使用すれば双方の通信とも連続的に行うことも可能である。また、子装置300、中継装置400ともに中継機能を有しており、子装置300と子装置300または中継装置400との間の通信においては、子装置300、中継装置400ともに中継ノードとして扱う。また、親装置200と子装置300との間あるいは子装置300と子装置300との間では上述したように有線通信が可能である。
詳細は後述するが、親装置200はデマンド制御に必要な全ての情報を保持しているため、パーソナルコンピュータ500が無くてもデマンド制御には何ら問題は生じない。しかしながら、親装置200にはマン・マシン・インタフェースを設けていないため、目標デマンド値や空調機の運転状態の表示、履歴情報の表示や印刷、電力制御装置の各種設定などを行うことができるように、親装置200にパーソナルコンピュータ500を接続し、パーソナルコンピュータ500から操作可能にすることが望ましい。
本実施形態では、パーソナルコンピュータ500と親装置200とはLAN接続されており、Telnet及びFTPによりデータ通信を行っている。また、本実施形態では、パーソナルコンピュータ500は、親装置の設定機能、子装置の設定機能、通信経路の設定機能、名称登録機能、リアルタイムデータ表示機能、蓄積データ表示・印刷機能、データ蓄積機能、設定情報ファイル保存復旧機能、パスワード設定機能、日時設定機能を有している。親装置の設定機能は、パルス定数、VT比、CT比、検針日、目標デマンド値、時限同期方式を設定する機能である。子装置の設定機能は、空調機の圧縮機容量の設定、制御率、停止優先順位、各種タイマ値、緊急停止の可否、初期起動制御の有無、節電制御実施の有無を設定する機能である。通信機能設定機能は、親装置から子装置や中継装置へ通信を行うための経路情報を設定する機能である。親装置から子装置へ制御情報を送信するためのセレクティング経路と子装置の情報を親装置に転送するためのポーリング経路の2種類を設定する。名称登録機能は、子装置、中継装置、制御対象の空調機を容易に識別するための名称を付与する機能である。リアルタイム表示機能は、現時点でのデマンド値、現時点での時限終了時の予想デマンド電力、現時点での空調機制御などの状態を逐次表示する。蓄積データ表示・印刷機能は、蓄積してある履歴情報の表示・印刷を可能にする機能である。データベース蓄積機能は、データベースに過去の装置の運転状態を蓄積し、この蓄積した状態を利用して電力制御の状況を分析することを可能にする機能である。設定情報ファイル保存復旧機能は、本発明に係る電力制御装置の重要な設定情報を外部ファイルに対比して保存し、それを復旧することを可能にする機能である。パスワード設定機能は各種設定を行うための正当な権限者を識別するためにパスワードを設定する機能である。日時設定機能は、親装置200のカレンダー時計へ年月日時分を設定する機能である。
以下、親装置200及び子装置300について詳細な説明を行う。
親装置200は、図2に示すように、第1受信部1と、第1送信部2と、第2受信部3と、第2送信部4と、第3受信部5と、第1タイマ6と、メモリ7と、演算部8と、第1制御部9とを備える。
第1受信部1は、特定小電力無線通信と有線通信の双方に対応しており、制御対象である空調機の圧縮機の運転状態(オンまたはオフ)を子装置300から直接的または間接的に受信する。第1送信部2は、特定小電力無線通信と有線通信の双方に対応しており、後述するデマンド制御命令を子装置200に直接的または間接的に送信する。
第2受信部3は、パーソナルコンピュータ500からのデータやコマンド等を受信する。第2送信部4は、パーソナルコンピュータ500にデータやコマンド等を送信する。第3受信部5は、パルス変換機400からの計量パルス信号P1及び時限パルス信号P2を受信する。
第1タイマ6は、カレンダー時計機能を有しており、実時刻を計時し、実時刻の毎0分と毎30分とをデマンド時限開始時点として、デマンド時限開始からの経過時間を計測している。また、第3受信部5または第1受信部1が時限パルス信号P2を受信している場合、第1タイマ6は、時限パルス信号P2に合わせて実時刻を±15分以内で修正する。
メモリ7は、目標デマンド値、逼迫率−削減率変換テーブルデータ等を予め記憶している。演算部8は、計量パルス信号P1、第1タイマ6の計測時間、及び目標デマンド値に基づいて不足デマンド電力を算出する。第1制御部9は、親装置200全体を制御しており、不足デマンド電力、逼迫率−削減率変換テーブルデータ、及び制御対象である空調機の圧縮機の運転状態に基づいてデマンド制御によって停止させる空調機の圧縮機を選定し、その選定に応じたデマンド制御停止指令信号を生成する。
なお、第1受信部1が子装置300からの計量パルス信号P1及び時限パルス信号P2を受信する場合、第3受信部5を設けない形態でも構わない。第3受信部5または第1受信部1がパルス変換器100からの時限パルス信号P2を受信しない場合、第1タイマ6は30分の区切りも測定する。第3受信部5または第1受信部1がパルス変換器100からの時限パルス信号P2を受信する場合は、時限パルス信号P2によって30分の区切りが認識される。30分の区切りは演算部8が不足デマンド電力を算出する際に用いられる。
一方、子装置300は、図3に示すように、第4受信部11と、第4送信部12と、第5受信部13と、第5送信部14と、第6受信部15と、第2タイマ16と、第2制御部17とを備える。
第4受信部11は、デマンド制御停止指令信号を親装置200から直接的または間接的に受信する。第4送信部12は、第5受信部13及び第5送信部14に接続されている空調機の圧縮機の運転状態(オンまたはオフ)を親装置200に直接的または間接的に送信する。また、第6受信部15が計量パルス信号P1及び時限パルス信号P2を受信している場合、第4送信部12は、第6受信部15が受信した計量パルス信号P1及び時限パルス信号P2をも親装置100に直接的または間接的に送信する。なお、第4受信部11及び第4送信部12は中継機能を有しており、図3に示す子装置300が通信経路の中間に設置される場合、通信データを中継する。
第5受信部13は、第5受信部13及び第5送信部14に接続されている空調機からの運転検出信号(圧縮機の運転状態を示す信号)を受信する。第5送信部14は、第5受信部13及び第5送信部14に接続されている空調機に停止制御信号を送信する。
第6受信部15は、パルス変換器100からの計量パルス信号P1及び時限パルス信号P2を受信する。この場合、第4送信部12は、親装置200が第3受信部5を備えていて第3受信部5が計量パルス信号P1及び時限パルス信号P2を受信している場合、第6受信部15を設けなくても構わない。
第2タイマ16は、節電制御を行うための時間を計時する。第2制御部17は、子装置300全体の制御を行い、親装置200からのデマンド制御停止指令信号及び子装置200が自立的に単独で行う節電制御に基づいて停止制御信号を生成する。
ここで、親装置200の演算部8が補正不足デマンド電力を算出する手順を説明する。
デマンド時限開始時を“0”とし、時限開始からt分経過したときにおけるデマンド値(以下、現時点(t)におけるデマンド値という)P(t)は以下に示す(1)式によって求めることができる。ただし、Tは定刻時限(本実施形態では30分)であり、Nはデマンド時限開始から現時点(t)までの入力パルスカウント数であり、aは合成変成比(計器用変圧変流器の変成比)であり、bは30分最大需要電力計600のパルス定数である。計量パルス信号P1の1パルスが意味する電力量は需給条件により規定され、例えば14.4W/パルスや48.0W/パルスなど多種にわたるため、計量パルス信号P1に応じたパルス定数bを設定する。現時点(t)におけるデマンド値P(t)は、時限開始からt分経過時点までの使用電力量を30分間で一定消費した場合の電力を示している。
Figure 2007159251
演算部8は、時限開始から(t−2×Δt)分経過したときにおけるデマンド値P(t−2×Δt)、時限開始から(t−Δt)分経過したときにおけるデマンド値P(t−Δt)、及び現時点(t)におけるデマンド値P(t)を(1)式を用いて順次演算する。本実施形態では、微少時間Δtを5/60分とし、P(t−2×Δt)、P(t−Δt)、デマンド値P(t)を5秒間隔でサンプリングした値の1分間の平均を用いて、P(t−2×Δt)、P(t−Δt)、デマンド値P(t)を1分おきに求めている。例えば、デマンド値P(2)を求める場合、時限開始1分後から時限開始2分後までの期間5秒間隔でサンプリングしたデマンド値P(t)の1分間の平均値をデマンド値P(2)としている。また、本実施形態とは異なり、微少時間Δtを5/60分とし、P(t−2×Δt)、P(t−Δt)、デマンド値P(t)を例えば1分おきに求めるようにしてもよい。
次に、演算部8は、以下に示す(2)式によって現時点(t)におけるデマンド値P(t)の増加率P’(t)を演算し、以下に示す(3)式によって現時点(t)におけるデマンド値P(t)の増加率の変化傾向P’’(t)を演算する。
Figure 2007159251
次に、演算部8は、以下に示す(4)式によって現時点(t)における時限終了時の予想デマンド電力Pf(t)を演算する。ただし、Aは増加率に対する補正係数であり、Bは増加率の変化傾向に対する補正係数である。
Pf(t)=P(t)+{A×P’(t)+B×P’’(t)}×(T−t)…(4)
次に、演算部8は、以下に示す(5)式によって現時点(t)における不足デマンド電力M(t)を演算する。ただし、Odは目標デマンド値である。
M(t)=Pf(t)−Od…(5)
次に、演算部8は、以下に示す(6)式によって現時点(t)における補正不足デマンド電力R(t)を演算する。ただし、Dは現時点(t)から所定の時間(例えば1分)が経過する迄の間にデマンド制御による停止が解除される圧縮機の合計容量である。
R(t)=M(t)+D…(6)
このような補正を行う理由について説明する。デマンド制御により圧縮機を停止させる時期は、計算処理や伝達処理の遅延を考慮し、例えば1分間隔のようになり、その結果、制御量は離散的に変化することになる。ある時点でデマンド制御により停止している圧縮機が存在するということは、既に予想デマンド電力が目標デマンド値より大きかった結果である。デマンド制御により停止している圧縮機はいずれデマンド制御による停止が解除されてオンになる。このデマンド制御による停止の解除は、新たな負荷が発生したのと同等の効果をもたらす。そのため、次のデマンド制御が実行されるまでの間にデマンド制御による停止が解除される圧縮機の合計容量を先取りして不足デマンド電力に加算することが望ましい。したがって、上記のような補正を行っている。
補正不足デマンド電力R(t)が零以下である場合、デマンド制御を行わない。一方、補正不足デマンド電力R(t)が零より大きい場合、演算部8は、デマンド制御を行うために必要削減電力C(t)及び逼迫率S(t)を演算する。
必要削減電力C(t)は以下に示す(7)式によって演算される。ある時点で、補正不足デマンド電力R(t)が発生していると、それに見合った電力を当該時限の残り時間内に削減して需要電力を目標デマンド値以下に抑える必要がある。例として、t=20分(時限残り時間10分)でR(20)=10[kW]であれば、30分時限に換算すると3倍の電力を削減する必要がある。
Figure 2007159251
逼迫率S(t)は以下に示す(8)式によって演算される。ただし、Eは制御対象である空調機の圧縮機容量の総和である。ここでは、必要削減電力C(t)が制御対象である空調機の圧縮機容量の総和の半分である場合を逼迫率100%と定義している。全空調機の圧縮機が3分間オン、3分間オフを繰り返すように、すなわち全空調機の圧縮機の稼働率が50%になるように制御している状態の逼迫率が100%になるように、逼迫率を定義している。
Figure 2007159251
親装置200は、補正不足デマンド電力等の演算以外に、各空調機の連続運転時間の算出と補正不足デマンド電力R(t)が零より大きい場合にデマンド制御によって停止させる圧縮機の選定を行っている。これらの動作について、図4及び図5に示すフローチャートを参照して説明する。
親装置200は、時限開始から例えば1分おきに図4及び図5に示すフローチャートの動作を行う。ここで、図1に示す本発明に係る電力制御装置にはn台の空調機が接続され、親装置200のメモリ7がn台の空調機に対する識別番号(1番目からn番目)とその識別番号に対応して各空調機の停止優先順位(若い番号ほど停止させる優先度が高いため停止頻度が高い)及び圧縮機容量を予め記憶しているものとする。なお、空調機の圧縮機容量に対する空調機の定格消費電力の比がおよそ1.2〜1.8であるため、本実施形態では圧縮機容量を用いているが、圧縮機容量の代わりに空調機の定格消費電力を補正したもの(空調機の定格消費電力に応じた値)を用いても構わない。
さらに、n台の空調機は停止優先順位に基づいて複数のグループに分割され、そのグループ分けに関する情報も親装置200のメモリ7が予め記憶している。通常は各グループの圧縮機容量の合計が均等になるように、グループ分けが行われるが、各空調機の圧縮機容量は分割することができないので、近似的な等分となる。本実施形態では、親装置200のメモリ7が図6に示すテーブルデータを記憶している。この場合、停止優先順位が1〜3までの空調機がAグループとなり、停止優先順位が4〜6までの空調機がBグループとなり、停止優先順位が7〜10までの空調機がCグループとなり、Aグループの圧縮機容量の合計、Bグループの圧縮機容量の合計、及びCグループの圧縮機容量の合計はそれぞれ、33kW、30kW、27kWとなる。
親装置200の第1制御部9は、内部パラメータkを零にする(ステップ#10)。続くステップ#20において、親装置200の第1制御部9は、内部パラメータkに1を加えた値を新たな内部パラメータkとする。
次に、親装置200の第1制御部9は、内部パラメータkの値と一致する識別番号の空調機の圧縮機がオンであるか否かを第1受信部1の受信情報に基づいて判定する(ステップ#30)。なお、判定結果はメモリ7に記憶される。内部パラメータkの値と一致する識別番号の空調機(以下、k番目の空調機という)の圧縮機がオンである場合(ステップ#30のYES)、ステップ#40に移行する。一方、k番目の空調機の圧縮機がオンでない場合(ステップ#30のNO)、ステップ#90に移行する。
ステップ#40において、親装置200の第1制御部9は、k番目の空調機の圧縮機が前回オフであったか否かをメモリ7に記憶されている前回の運転状態に関する情報に基づいて判定する(ステップ#40)。k番目の空調機の圧縮機が前回オフであった場合(ステップ#40のYES)、親装置200の第1制御部9は、第1タイマ6を用いて、k番目の空調機の連続運転時間CDT(k)の計時を開始し(ステップ#50)、その後ステップ#60に移行する。一方、k番目の空調機の圧縮機が前回オフでなかった場合(ステップ#40のNO)、直接ステップ#60に移行する。
ステップ#60において、親装置200の第1制御部9は、k番目の空調機の連続運転時間CDT(k)の値が10分以上であるか否かを判定する。k番目の空調機の連続運転時間CDT(k)の値が10分以上である場合(ステップ#60のYES)、親装置200の第1制御部9は、k番目の空調機の連続運転時間CDT(k)の値を10分にセットして保持し(ステップ#70)、その後ステップ#110に移行する。一方、k番目の空調機の連続運転時間CDT(k)の値が10分以上でない場合(ステップ#60のNO)、親装置200の第1制御部9は、k番目の空調機の連続運転時間CDT(k)の計時を継続し(ステップ#80)、その後ステップ#110に移行する。なお、ステップ#60及び#70で用いた10分という値は一例であって、他の値であっても構わない。また、ステップ#60〜#80の部分について、ステップ#60及び#70を除いてステップ#80のみを残すようにしてもよい。
ステップ#90において、親装置200の第1制御部9は、k番目の空調機の連続運転時間CDT(k)の計時を停止し、その後ステップ#100に移行する。ステップ#100において、親装置200の第1制御部9は、k番目の空調機の連続運転時間CDT(k)をゼロクリアし、その後ステップ#110に移行する。
ステップ#110において、親装置200の第1制御部9は、内部パラメータkがnであるか否かを判定する。内部パラメータkがnでない場合(ステップ#110のNO)、ステップ#20に移行する。一方、内部パラメータkがnである場合(ステップ#110のYES)、図5中のステップ#120に移行する。
ステップ#120において、親装置200の第1制御部9は、補正不足デマンド電力R(t)が零以下であるか否かを判定する。補正不足デマンド電力R(t)が零以下であれば(ステップ#120のYES)、デマンド制御によって停止させる圧縮機を選定する必要がないので、フローを終了する。一方、補正不足デマンド電力R(t)が零以下でなければ(ステップ#120のNO)、ステップ#130に移行する。
ステップ#130において、親装置200の第1制御部9は、k番目の空調機の連続運転時間CDT(k)の値を降順に並べ替え、それに連動して図6に示す空調機の識別番号等も並べ替える。ただし、k番目の空調機の連続運転時間CDT(k)の値が同一である場合は、停止優先順位の昇順に並べ替え、その後ステップ#140に移行する。ステップ#140において、親装置200の第1制御部9は、並べ替えを行った空調機群にソート後順位mを付与して図7に示すテーブルデータを作成し、その作成したテーブルデータをメモリ7に記憶させる。
続くステップ#150において、親装置200の第1制御部9は、逼迫率S(t)とメモリ7が予め記憶している図8に示す逼迫率−削減率変換テーブルデータとを用いて各グループの削減量を求める。例えば、逼迫率S(t)が30%である場合、Aグループの削減量は9.9kW(=33kW×30%÷100)となり、Bグループの削減量は6.0kW(=30kW×20%÷100)となり、Cグループの削減量は2.7kW(=27kW×10%÷100)となる。なお、図8に示す逼迫率−削減率変換テーブルデータの各逼迫率範囲におけるグループ別削減率は、目標削減率(≒逼迫率S(t)×2)と平均削減率(≒Aグループの削減率+Bグループの削減率+Cグループの削減率)がほぼ等しくなるようにし、尚かつ、Aグループの削減率≧Bグループの削減率≧Cグループの削減率の関係を満たすように調整するとよい。
その後、親装置200の第1制御部9は、対象グループを最初のグループ(本実施形態ではAグループ)とし(ステップ#160)、ソート後順位m及び対象グループのデマンド制御による停止容量Vをそれぞれ零とする(ステップ#170)。
続くステップ#180において、親装置200の第1制御部9は、ソート後順位mに1を加えた値を新たなソート後順位mとする。
続くステップ#190において、親装置200の第1制御部9は、ソート後順位mが対象グループに属しているか否かを図7に示すテーブルデータを参照して判定する。ソート後順位mが対象グループに属していなければ(ステップ#190のNO)、ステップ#180に移行する。一方、ソート後順位mが対象グループに属していれば(ステップ#190のYES)、親装置200の第1制御部9は、対象グループのデマンド制御による停止容量Vにソート後順位mの圧縮機容量を加えた値を新たな対象グループのデマンド制御による停止容量Vとし(ステップ#200)、その後ステップ#210に移行する。
ステップ#210において、親装置200の第1制御部9は、対象グループのデマンド制御による停止容量Vが必要削減電力C(t)より大きいか否かを判定する。対象グループのデマンド制御による停止容量Vが必要削減電力C(t)より大きければ(ステップ#210のYES)、フローを終了する。一方、対象グループのデマンド制御による停止容量Vが必要削減電力C(t)より大きくなければ(ステップ#210のNO)、ステップ#220に移行する。
ステップ#220において、親装置200の第1制御部9は、対象グループのデマンド制御による停止容量Vが対象グループの削減量(対象グループがAグループの場合は9.9kW、対象グループがBグループの場合は6.0kW、対象グループがCグループの場合は2.7kW)より大きいか否かを判定する。対象グループのデマンド制御による停止容量Vが対象グループの削減量より大きくなければ(ステップ#220のNO)、ステップ#180に移行する。一方、対象グループのデマンド制御による停止容量Vが対象グループの削減量より大きければ(ステップ#220のYES)、親装置200の第1制御部9は、必要削減電力C(t)から対象グループのデマンド制御による停止容量Vを差し引いた値を新たな必要削減電力C(t)とし(ステップ#230)、その後ステップ#240に移行する。
ステップ#240において、親装置200の第1制御部9は、対象グループが最後のグループ(本実施形態ではCグループ)であるか否かを判定する。対象グループが最後のグループでなければ(ステップ#240のNO)、親装置200の第1制御部9は対象グループを変更し(ステップ#250)、その後ステップ#170に移行する。本実施形態では、対象グループがAグループであればBグループに変更し、対象グループがBグループであればCグループに変更する。一方、対象グループが最後のグループであれば(ステップ#240のYES)、フローを終了する。
ステップ#190においてソート後順位mが対象グループに属していると判定されたものがデマンド制御によって停止させる圧縮機として選定される。親装置200の第1制御部9は、選定された圧縮機の識別番号に関連付けしたデマンド制御停止指令信号を第1送信部2に出力させ、その後所定の期間(例えば3分間)経過後に選定された圧縮機の識別番号に関連付けしたデマンド制御停止解除指令信号を第1送信部2に出力させる。
なお、圧縮機起動後にデマンド制御による圧縮機の停止や節電制御による圧縮機の停止が行われることを確実に防止するために、連続運転時間が所定値(例えば3分)以下である圧縮機にはソート後順位mを付与しないようにしてもよい。
また、親装置200は緊急停止機能を有している。緊急停止の条件として、逼迫率が100%を超える場合と、デマンド制御により停止させることができる圧縮機が存在しない場合(例えば、全ての圧縮機が起動直後である場合など)とがある。緊急停止の条件を満たした場合、親装置200は、緊急停止対象の全空調機の圧縮機を無条件で即時停止させるための緊急停止指令信号を出力する。また、緊急停止中はどの圧縮機も起動できないようにしている。緊急停止時間に上限はなく、緊急停止の条件が満たされなくなるまで、緊急停止を継続する。緊急停止の条件が満たされなくなると、親装置200は、緊急停止解除指令信号を出力する。緊急停止は空調環境に与える影響が大きいため、緊急停止対象の空調機を予め指定できるようにするとよい。
空調機の圧縮機がオフからオンに移行する主な要因として、以下の四つが挙げられる。
(1)使用者が空調機の電源をオフからオンに切り替えた。
(2)空調機のサーモがオフであったが、室温が設定温度から逸脱したために空調機のサーモがオンになった。
(3)節電制御による停止が行われていたが、所定の停止時間が経過したため節電制御による停止を解除した。
(4)デマンド制御による停止が行われていたが、所定の停止時間が経過したためデマンド制御による停止を解除した。または、デマンド制御による緊急停止が行われていたが、その必要がなくなったためデマンド制御による緊急停止を解除した。
図4に示すフローチャートではこれらの要因を区別することなく空調機の連続運転時間を計測している。このように節電制御やデマンド制御が要因であっても他の要因と同等に扱われ、連続運転時間が計時される。そして、図5に示すフローチャートではグループ毎に連続運転時間を長いものから順にデマンド制御による停止対象としているので、緊急停止時以外は節電制御による圧縮機の停止とデマンド制御による圧縮機の停止が連続して発生するおそれがなくなる。さらに、グループ毎に連続運転時間を長いものから順にデマンド制御による停止対象としているため、緊急停止時以外は圧縮機起動後にデマンド制御による圧縮機の停止や節電制御による圧縮機の停止が行われることがないので、圧縮機にストレスを与えない。
また、上述した図4及び図5に示すフローチャートから明らかなように、本発明に係る電力制御装置のデマンド制御では、停止優先順位による序列を保ちつつも、以下のようにランダム性を持たせることができる。
或る時点でオンである圧縮機群の中から、デマンド制御により停止させる圧縮機を選定する場合、グループ毎に連続運転時間の長い圧縮機から順に選択する。したがって、必ずしも停止優先順位の高いものが選択されるとは限らない。
通常は圧縮機がオン状態を持続するのは空調機のサーモがオン状態を持続している場合である。そして、空調機のサーモは室温の状況によりランダム時間でオン、オフを繰り返す。すなわち、空調機のサーモのオン/オフひいては圧縮機の連続運転時間は、各部屋の室温変化に依存しているため、ランダム性がある。
また、停止優先順位の値が大きいものは、デマンド制御による停止対象になりにくいため、停止優先順位の値が小さい空調機に比べて通常は連続運転時間が長くなる。連続運転時間が長くなることで、停止優先順位の値が大きいものもデマンド制御による停止対象となり得る。すなわち、停止優先順位による序列を保ちながら適度な変速性を有するデマンド制御が実現される。
デマンド制御の際に停止優先順位を用いる利点について説明する。不足デマンド電力が大きい場合、デマンド制御により停止させる圧縮機も多くなる。従って、不足デマンド電力が大きくない場合、デマンド制御により停止させる圧縮機も少なくてよい。室温変化の影響が少ない場所(例えばエントランスホールなど)は、空調機の圧縮機の停止により室温環境が多少悪くなっても許容されるが、逆に来客を歓待する場所(例えば応接室など)は快適な室温が望まれる。したがって、デマンド制御により停止させる圧縮機も少なくてよい場合は、室温環境が多少悪くなっても許容される場所に設置されている空調機の圧縮機が優先して停止する形態が望ましく、当該形態は停止優先順位を用いることで容易に実現することができる。
デマンド制御にランダム性を持たせる利点について説明する。空調機を利用する立場からは、自室に設置されている空調機の圧縮機が真っ先にデマンド制御による停止対象になることを敬遠する。グループ毎に連続運転時間を長いものから順にデマンド制御による停止対象とし、デマンド制御による停止の順序が固定しないようにすることで、空調機の利用者にとって甘受しやすいデマンド制御を実現している。
次に、子装置300の動作について説明する。
子装置300の第2制御部17は、第5送信部14に停止制御信号を出力させることによって、空調機の圧縮機を停止させる。この停止制御信号は、圧縮機制御回路を経由して図9に示すように空調機の外部制御端子または図10に示すように圧縮機駆動回路に直接供給される。
子装置300の第2制御部17は、内部メモリに記憶している節電情報に従って節電制御を行う。この節電情報の取得方法としては、親装置200から受信する方法と子装置300へ直接設定する方法とがある。後者の方法の場合、子装置300が入力部を具備する必要がある。節電制御には連続運転制御方式と始動制御方式とがあり、いずれか一方を選択することや両方式を組み合わせて選択することができる。
連続運転制御方式の節電制御では、空調機の圧縮機の連続運転時間が予め指定した所定の時間より長い空調機に対して、予め指定した所定の時間だけ空調機の圧縮機を停止させる。すなわち、連続運転制御方式の節電制御は、第2タイマ16を用いて、所定の時間に渡って連続運転している空調機の圧縮機を所定の時間だけ強制的に停止させる。
上述した連続運転制御方式の節電制御は、夏季や冬季に空調機の圧縮機が連続オンにとなる場合に有効な節電制御である。
連続運転制御方式の節電制御で言うところの所定の時間とは、設定した時間を空調機毎に一定の範囲内でランダマイズした時間を意味する。回転数が可変するタイプの圧縮機(可変速機)は常時オンになっている場合が多く、同時起動すると連続運転時間が同一となり、所定の時間が一定であれば、空調機の圧縮機が同時に停止してしまう。例えば同一室内に複数の空調機が設置されている場合、同時に停止するよりも不規則に停止する方が室温の変化が緩やかになるため、ランダマイズした時間を所定の時間として用いることが望ましい。
始動制御方式の節電制御では、空調機の圧縮機が始動しようとするときにその始動を所定の時間遅らせ、その間の電力使用を削減する。すなわち、空調機の圧縮機の駆動回路を開放しておき、始動信号を検出した後、所定の時間が経過した後で駆動回路を閉路し空調機の圧縮機を始動させ、この間の電力量を削減する。
上述した始動制御方式の節電制御は、春季や秋季に空調機の圧縮機がオンとオフを頻繁に繰り返すような場合に有効な節電制御である。
図9に示す実施例では以下のように動作する。子装置300の第2制御部17は、第4受信部11が親装置200から直接的または間接的にデマンド制御停止指令信号を受け取ると、第5送信部14に停止制御信号を出力させる。これにより、空調機制御回路に付属する外部制御回路にリレースイッチ(図9を参照)が閉成状態になり、圧縮機がオフになる。一方、子装置300の第2制御部17は、第4受信部11が親装置200から直接的または間接的にデマンド制御停止解除指令信号を受け取ると、第5送信部14からの停止制御信号の出力を停止させる。これにより、空調機制御回路に付属する外部制御回路に設けられたリレースイッチ(図9を参照)が開成状態になり、デマンド制御による圧縮機の停止が解除される。これに対して、図10に示す実施例では以下のように動作する。子装置300の第2制御部17は、第4受信部11が親装置200から直接的または間接的にデマンド制御停止指令信号を受け取ると、第5送信部14に停止制御信号を出力させる。これにより、圧縮機用電源と圧縮機の電動機との間に設けられたリレースイッチ(図10を参照)が開成状態になり、圧縮機がオフになる。一方、子装置300の第2制御部17は、第4受信部11が親装置200から直接的または間接的にデマンド制御停止解除指令信号を受け取ると、第5送信部14からの停止制御信号の出力を停止させる。これにより、圧縮機用電源と圧縮機の電動機との間に設けられたリレースイッチ(図10を参照)が閉成状態になり、デマンド制御による圧縮機の停止が解除される。
また、子装置300は緊急停止機能を有している。子装置300は、親装置200から直接的または間接的に緊急停止指令信号を受け取ると、緊急停止対象の空調機に停止制御信号を出力し、緊急停止対象の空調機の圧縮機を緊急停止させる。一方、子装置300は、親装置200から直接的または間接的に緊急停止解除指令信号を受け取ると、緊急停止対象の空調機に向けての停止制御信号の出力を停止し、緊急停止を解除する。
子装置300の第2制御部17は、第5受信部13が空調機から受け取る運転検出信号(圧縮機の運転状態を示す信号)に基づいて、空調機の圧縮機の運転状態を所定の時間(例えば1分)おきに第4送信部12に出力させる。なお、運転検出信号は、図11や図12に示すように空調機の運転検出回路から供給される。
また、子装置300の第2制御部17は、現時点において節電制御による圧縮機の停止を行っているか否かの空調機毎の情報を所定の時間(例えば1分)おきに第4送信部12に出力させる。これにより、マイクロコンピュータ500のリアルタイム表示機能で節電制御による圧縮機の停止の有無を表示することが可能となる。
また、子装置300は、計量パルス信号及び時限パルス信号の受信・転送機能を有している。子装置300の第6受信部15は、パルス変換器100からの計量パルス信号P1及び時限パルス信号P2を受信し、子装置300の第4送信部12は、第6受信部15が受信した計量パルス信号P1及び時限パルス信号P2を直接的または間接的に親装置200に転送する。
なお、上述した本実施形態では、圧縮機が回転している場合は必ず圧縮機がオンであるのものとしてデマンド制御を実施しているが、本発明はこれに限定されることはなく、回転数が可変するタイプの圧縮機を有する空調機を制御対象としている場合、圧縮機の回転数が所定値以下であればオンであるにもかかわらずオフとみなすようにしてもよい。また、上述した本実施形態では、制御対象の電気機器を空調機としたが、本発明はこれに限定されることはなく、圧縮機を有する他の電気機器を制御対象としても構わない。また、上述した本実施形態では、制御対象の電気機器が複数のグループに分割されたが、本発明はこれに限定されることはなく、制御対象の電気機器全てが一つのグループであっても構わない。また、上述した本実施形態では、制御対象の電気機器が圧縮機を有する電気機器の一つである空調機であった、本発明はこれに限定されることはなく、制御対象の電気機器は必ずしも圧縮機を有する必要はない。
は、本発明に係る電力制御装置の概略構成例を示す図である。 は、図1に示す電力制御装置が備える親装置の構成例を示す図である。 は、図1に示す電力制御装置が備える子装置の構成例を示す図である。 は、図1に示す電力制御装置が備える親装置の動作フローチャートである。 は、図1に示す電力制御装置が備える親装置の動作フローチャートである。 は、図1に示す電力制御装置が備える親装置のメモリが記憶しているテーブルデータの一例を示す図である。 は、図1に示す電力制御装置が備える親装置のメモリが記憶しているテーブルデータの一例を示す図である。 は、図1に示す電力制御装置が備える親装置のメモリが記憶している逼迫率−削減率変換テーブルデータの一例を示す図である。 は、空調機と図1に示す電力制御装置が備える子装置との接続状態例を示す図である。 は、空調機と図1に示す電力制御装置が備える子装置との接続状態例を示す図である。 は、空調機と図1に示す電力制御装置が備える子装置との接続状態例を示す図である。 は、空調機と図1に示す電力制御装置が備える子装置との接続状態例を示す図である。
符号の説明
1 第1受信部
2 第1送信部
3 第2受信部
4 第2送信部
5 第3受信部
6 第1タイマ
7 メモリ
8 演算部
9 第1制御部
11 第4受信部
12 第4送信部
13 第5受信部
14 第5送信部
15 第5受信部
16 第2タイマ
17 第2制御部
100 パルス変換器
200 親装置
300 子装置
400 中継装置
500 パーソナルコンピュータ
600 30分最大需要電力計

Claims (2)

  1. 電気機器を制御対象とし、制御対象である複数の電気機器それぞれに停止優先順位を付与している電力制御装置であって、
    前記停止優先順位に関する情報、目標デマンド値、及び前記複数の電気機器それぞれの定格消費電力に応じた値を予め記憶している記憶部と、
    前記複数の電気機器それぞれの連続運転時間を検出する検出部と、
    電力計の出力に基づいて、需要電力が前記目標デマンド値以下になるために削減する必要がある電力すなわち必要削減電力を演算する演算部と、
    前記連続運転時間が長い順に並べ、前記連続運転時間が同一の場合は前記停止優先順位が若いほど先に並べ、先頭に並んでいる電気機器から順にデマンド制御による停止対象とし、デマンド制御による停止対象の電気機器の定格消費電力に応じた値の合計が前記必要削減電力を越えるまでデマンド制御による停止対象の電気機器を選定し、選定した電気機器を停止させる制御を行うデマンド制御部と、
    前記連続運転時間が第1の設定時間より長い電気機器を第2の設定時間だけ停止させる制御及び前記電気機器が始動しようとするときにその始動を設定時間だけ遅らせる制御の少なくとも一つを行う節電制御部とを備えることを特徴とする電力制御装置。
  2. 電気機器を制御対象とし、制御対象である複数の電気機器それぞれに停止優先順位を付与している電力制御装置であって、
    前記停止優先順位に関する情報、目標デマンド値、前記複数の電気機器それぞれの定格消費電力に応じた値、前記停止優先順位の若い順に並べた順列を区切ることにより前記複数の電気機器を複数のグループに分割することによって得られる前記停止優先順位の若い順に並べた前記複数のグループの順列に関する情報、及び前記複数のグループそれぞれの削減電力上限値に関する情報を予め記憶している記憶部と、
    前記複数の電気機器それぞれの連続運転時間を検出する検出部と、
    電力計の出力に基づいて、需要電力が前記目標デマンド値以下になるために削減する必要がある電力すなわち必要削減電力を演算する演算部と、
    前記連続運転時間が長い順に並べ、前記連続運転時間が同一の場合は前記停止優先順位が若いほど先に並べ、前記グループ毎に先頭に並んでいる電気機器から順にデマンド制御による停止対象とし、或るグループに属するデマンド制御による停止対象の電気機器の定格消費電力に応じた値の合計が或るグループの削減電力上限値を越えた場合は順次次のグループに移行し、デマンド制御による停止対象の電気機器の定格消費電力に応じた値の合計が前記必要削減電力を越えるまでデマンド制御による停止対象の電気機器を選定し、選定した電気機器を停止させる制御を行うデマンド制御部と、
    前記連続運転時間が第1の設定時間より長い電気機器を第2の設定時間だけ停止させる制御及び前記電気機器が始動しようとするときにその始動を設定時間だけ遅らせる制御の少なくとも一つを行う節電制御部とを備えることを特徴とする電力制御装置。
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