JP2007158686A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents
画像処理装置及び画像処理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007158686A JP2007158686A JP2005350760A JP2005350760A JP2007158686A JP 2007158686 A JP2007158686 A JP 2007158686A JP 2005350760 A JP2005350760 A JP 2005350760A JP 2005350760 A JP2005350760 A JP 2005350760A JP 2007158686 A JP2007158686 A JP 2007158686A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- total amount
- color
- black
- color material
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【解決手段】淡黒色の色材、及び、濃黒色の色材を含む、複数の色材の総量を制限する処理を行う総量制限手段を有する画像処理装置において、前記複数の色材の総量が所定の総量の値を超えるか否かを判断する総量判断手段と、前記総量判断手段が、前記複数の色材の総量が所定の総量の値を超えると判断した場合に、淡黒色の色材の量を減少させる淡黒色減少手段とを有することを特徴とする画像処理装置及び画像処理方法。
【選択図】図7
Description
淡黒色の色材、及び、濃黒色の色材を含む、複数の色材の総量を制限する場合に、先ず淡黒色の色材を減少させることにより、色材の量の減少による色味の変化をなるべく少なくし、形成される画像の品質が高い画像処理装置及び画像処理方法を提供することを目的としている。
図1は、本発明の実施例である画像処理装置が、ネットワーク等を介して画像出力装置と接続され、画像処理システムを形成している場合の説明図である。図1では、画像処理装置200及びコンピュータ101が、コンピュータ101等が有する文書データを処理してイメージデータを生成し、ネットワークを介して接続されている画像出力装置から、該イメージが印刷出力される。
(コンピュータ及び画像処理装置の構成図)
図2は、コンピュータ101及び画像処理装置200の処理機能を説明する構成図である。
(コンピュータ及び画像処理装置の構成図)
図3は、色変換処理装置201の構成及び動作の流れを示す図である。
C1=C−β×(min(C0,M0,Y0)−Th)
M1=M−β×(min(C0,M0,Y0)−Th)
Y1=Y−β×(min(C0,M0,Y0)−Th)・・・(1)
ここで、min(C0,M0,Y0)は、C0、M0、及び、Y0のうちの最小値、Thは、UCR率に基づく墨入れ開始点の値、α及びβは、所定の定数である。例えば、α=β=1、かつ、Th=0の場合に、UCR率は100%となる。
(3次元LUTの構成)
図4は、色変換部301が有する3次元LUTの構成の一例である。3次元LUT3011は、色を構成する3原色であるR,G,及び、Bから構成されるRGB座標系で表される色の複数の代表点を表したものであり、各代表点におけるCYM座標系の値(C,M,Y)が格納されている。3次元LUT3011から、点PにおけるCMY系座標の色の値を求める手順は、次のようにする。
(ブラックとライトブラックに分解する際の図の説明)
図5は、濃淡分解部303において、ブラックの値をブラックとライトブラックとに分解する際の各値の対応を表す一例である。
(各色材の量と明度との関係)
図6は、ブラックK、ライトブラックLk、並びに、シアンC、マゼンダM、及び、イエローYの3つの色材を等量混合することにより無彩色を表現する場合(C+M+Y)のそれぞれについて、色材の量の変化と明度との関係を表したものであり、横軸に明度、縦軸にトナーの量を記している。トナーの量は、各色材の最大量を100%としている。
(総量制限部の動作)
図7は、本発明の特徴的構成を有する総量制限部305の構成と動作の説明図である。
M31=M3
Y31=Y3
K31=K3
Lk31=Limit−(C3+M3+Y3+K3)・・・(2)
但し、Lk31<0となる場合は、Lk31=0とする。
ここで、C31、M31、Y31、K31、及び、Lk31は、淡黒色減少手段3051によってライトブラックを減少させる処理を行った出力の値であり、Limitは予め定められている所定の総量の値である。
M33=α・M32
Y33=α・Y32
但し、α=Limit−K32−Lk32
K33=K32
Lk33=Lk32・・・・・・・・・・・・・・・・(3)
ここで、C33、M33、Y33、K33、及び、Lk33は、複数色減少手段3054によってライトブラックを減少させる処理を行った出力の値であり、Limitは予め定められている所定の総量の値である。
(総量制限部の動作の変形例)
ところで、淡黒色減少手段3051において、ライトブラックLkの色材の量の下限値を設けることにより、形成される画像の品質を維持しつつ、色材の総量を減少することができる。
M31=M3
Y31=Y3
K31=K3
Lk31=LimitLk−(C3+M3+Y3+K3)・・・(4)
但し、Lk31<LimitLkとなる場合は、
Lk31=LimitLkとする。
(図1の変形例)
なお、図1では、画像出力装置は、ネットワーク400を介してコンピュータ101に接続されているが、ネットワーク400を介さず直接コンピュータ101に接続してもよい。画像出力装置は、さらに、その台数は特に限定されるものではない。
(図2の変形例)
図1から図2において、画像処理装置200は、コンピュータ101とは独立した装置として構成されているが、本発明の画像処理装置は、この構成に限定されるものではない。
例えば、画像処理装置200の一部又は全部をソフトウェアで構成し、コンピュータ101が、それを実行するように構成してもよい。
(図3の変形例)
また、図3において、総量制限部305は、色変換処理装置201が有する構成となっているが、本発明の画像処理装置及び画像処理方法は、これに限定されるものではなく、総量制限部305が、色変換処理装置201の外に設けられていてもよい。例えば、コンピュータ101が有するアプリケーション103が、RGB座標系の値をCMYKLk座標系で表される値に変換する機能を有し、変換された値が、総量規制部305に直接入力されることもできる。
201 色変換処理装置
302 墨処理部
303 濃淡分解部
305 総量制限部
3051 淡黒色減少手段
3052 第一の総量判断手段
3054 複数色減少手段
3055 第二の総量判断手段
Claims (6)
- 淡黒色の色材、及び、濃黒色の色材を含む、複数の色材の総量を制限する処理を行う総量制限手段を有する画像処理装置において、
前記複数の色材の総量が所定の総量の値を超えるか否かを判断する総量判断手段と、
前記総量判断手段が、前記複数の色材の総量が所定の総量の値を超えると判断した場合に、淡黒色の色材の量を減少させる淡黒色減少手段と
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記淡黒色減少手段が、前記淡黒色の色材の量を所定の淡黒色の量の値まで減少させたとしても、依然として前記複数の色材の総量が前記所定の総量の値をこえている場合に、淡黒色及び濃黒色を除く複数の色材の量を減少させる、複数色減少手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 前記所定の淡黒色の量の値は、0であることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
- 前記所定の淡黒色の量の値は、前記複数の色材による画像を出力する場合に、出力される画像の品質を損なわないように予め定められていることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
- 前記複数の色材は、淡黒色、濃黒色、シアン、マゼンダ、及び、イエローの色材であることを特徴とする請求項1ないし4記載の画像処理装置。
- 淡黒色の色材、及び、濃黒色の色材を含む、複数の色材の総量を制限する処理を行う画像処理方法において、
前記複数の色材の総和が所定の値を超えるか否かを判断する総量判断ステップと、
前記総量判断ステップにおいて、前記複数の色材の総量が所定の総量の値を超える場合に、淡黒色の色材を減少させる淡黒色減少ステップとを有することを特徴とする画像処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005350760A JP2007158686A (ja) | 2005-12-05 | 2005-12-05 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005350760A JP2007158686A (ja) | 2005-12-05 | 2005-12-05 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007158686A true JP2007158686A (ja) | 2007-06-21 |
Family
ID=38242474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005350760A Pending JP2007158686A (ja) | 2005-12-05 | 2005-12-05 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007158686A (ja) |
-
2005
- 2005-12-05 JP JP2005350760A patent/JP2007158686A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4623630B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、画像形成装置、画像形成システム | |
US6796629B2 (en) | Color image processing apparatus, color image forming method, and recording medium | |
EP0665674A2 (en) | Colour printer system | |
JP4632438B2 (ja) | 色処理方法、並びに、ルックアップテーブルを作成する色処理装置およびその方法 | |
KR101520151B1 (ko) | 화상 처리 장치, 화상 처리 방법 및 컴퓨터 판독가능한 저장 매체 | |
JP5147390B2 (ja) | 色処理装置およびその方法 | |
US8330970B2 (en) | Image processing device, image processing method, and recording medium | |
JP5758675B2 (ja) | 画像処理装置 | |
US9406004B2 (en) | Image processing apparatus, image processing method, and storage medium | |
JP2011015152A (ja) | 画像処理方法及び画像処理装置 | |
JP3596677B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体 | |
JP2012253774A (ja) | カラー印刷方法およびカラー印刷システム | |
JP2000032280A (ja) | 画像ア―チファクト低減方法 | |
JP2009189011A (ja) | スクリーン形成装置、スクリーン形成方法及び画像処理装置 | |
JP2007060558A (ja) | 色処理方法およびその装置、並びに、画像処理方法 | |
JP2007158686A (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
JP4524578B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体 | |
JP2005210339A (ja) | 画像処理装置、印刷制御装置、画像処理方法および画像処理プログラム | |
JP5870638B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム | |
EP0665678A2 (en) | Colour printer system | |
JP2006260533A (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
JP2005295131A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム | |
JP4407096B2 (ja) | カラー画像出力装置 | |
JP4403709B2 (ja) | 有彩1次色インクと有彩2次色インクとを含む複数のインク成分への分版処理 | |
JP4605004B2 (ja) | 印刷装置、方法、及び、コンピュータプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081120 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100223 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100415 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101214 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110412 |