JP2007155291A - 触媒燃焼器 - Google Patents

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Abstract

【課題】表面温度が上昇しにくく、その周囲に熱害を与えない触媒燃焼器を提供する。
【解決手段】燃料と酸素との燃料混合ガスを燃焼反応させる触媒を有する筒状の触媒燃焼部本体11と、燃焼反応で生成した排気ガスと熱交換流体との間で熱交換させ触媒燃焼部本体11の下流側に隣接して配置された熱交換部30と、を備える触媒燃焼器1であって、触媒燃焼部本体11を囲む空気層20からなる断熱部12と、断熱部12を囲み、熱交換部30に送られる熱交換流体が流通する熱交換流体流通部13と、を備えた。
【選択図】図4

Description

本発明は、触媒燃焼器に関する。
燃料と酸素との燃料混合ガスを触媒上で燃焼させて熱エネルギを得る触媒燃焼器として、種々のものが提案されている。このような触媒燃焼器は、その触媒部に内蔵される触媒下における触媒(燃焼)反応を良好に進行させるために、触媒を活性温度以上に保温する必要がある。そこで、例えば、特許文献1では、必要以上に触媒燃焼部から熱を奪わないと共に、触媒燃焼部とその周囲とを断熱するために、触媒燃焼部を断熱材で囲む技術が提案されている。
特開平11−148617号公報(段落番号0013〜0025、図1、図4)
しかしながら、特許文献1に記載の触媒燃焼器を長時間使用すると、断熱材の表面温度が上昇し、さらに、触媒燃焼部からの放熱によって、周辺機器が熱害を受けてしまう場合があった。
そこで、本発明は、その表面温度が上昇しにくく、その周囲に熱害を与えない触媒燃焼器を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、請求項1に係る発明は、燃料と酸素との燃料混合ガスを燃焼反応させる触媒を有する筒状の触媒燃焼部本体と、前記燃焼反応で生成した高温流体と熱交換流体との間で熱交換させる熱交換部と、を備える触媒燃焼器であって、前記触媒燃焼部本体を囲む断熱部と、前記断熱部を囲み、前記熱交換部に送られる前記熱交換流体が流通する熱交換流体流通部と、を備えたことを特徴とする触媒燃焼器である。
このような触媒燃焼器によれば、断熱部が触媒燃焼部本体を囲み、そして、熱交換流体流通部が断熱部を囲んでいる、言い換えると、断熱部が触媒燃焼部本体と熱交換流体流通部との間に介在していることにより、触媒燃焼部の熱が熱交換流体流通部の熱交換流体に移動しにくくなると共に、熱交換流体の熱が触媒燃焼部に移動しにくくなる。これにより、触媒燃焼部の内部温度(触媒の温度)を好適に保って触媒燃焼を効率的に行いつつ、触媒燃焼器の周辺への熱害を防止することができる。
また、熱交換流体流通部を熱交換流体が流通するため、触媒燃焼器を長時間使用しても、その表面温度は上昇しにくくなる。さらに、熱交換流体が熱交換流体流通部を流通することにより、熱交換部に送られる前の熱交換流体を、触媒燃焼部本体によって、若干暖めることもでき、これにより、熱交換部における熱交換率を高めることができる。
さらにまた、熱交換部に送られる熱交換流体が熱交換流体流通部を流通させるため、熱交換流体が流れる流路を複数備える必要がなく、触媒燃焼器の構成が簡易かつコンパクトになる。
請求項2に係る発明は、前記断熱部は空気層であることを特徴とする請求項1に記載の触媒燃焼器である。
このような触媒燃焼器によれば、その構造を簡略化しつつ、部品点数を少なくすることができる。
請求項3に係る発明は、前記熱交換部は前記触媒燃焼部本体の下流側に隣接して配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の触媒燃焼器である。
このような触媒燃焼器によれば、触媒燃焼部本体と熱交換部との間における高温流体の放熱を減少し、熱の利用効率を向上させることができる。
請求項4に係る発明は、前記熱交換流体流通部への熱交換流体の流入口は、燃料混合ガスの流通方向において、その上流側に、前記熱交換部からの熱交換後の熱交換流体の流出口は、前記流通方向において、その下流側に、それぞれ配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の触媒燃焼器である。
このような触媒燃焼器によれば、触媒燃焼器における熱交換流体の流路長を長くすることができ、触媒燃焼器の全体を経由するように熱交換流体が流通しやすくなる。これにより、触媒燃焼部本体から外部へ放熱をより防止することができる。また、触媒本体部の熱によって熱交換部に送られる熱交換流体を暖めることもできる。
請求項5に係る発明は、前記流入口と前記流出口とは、前記流通方向視において、略一致していることを特徴とする請求項4に記載の触媒燃焼器である。
このような触媒燃焼器によれば、流入口と流出口とが、燃料混合ガスの流通方向視において略一致していることにより、熱交換流体の流入口と流出口とに、同方向から配管を設けることができる。その結果として、配管の取り回しが容易となる。
請求項6に係る発明は、前記流入口と前記流出口とは、前記流通方向視において、対となっていることを特徴とする請求項4に記載の触媒燃焼器である。
このような触媒燃焼器によれば、流入口と流出口とが、燃料混合ガスの流通方向視において対となっていることにより、流入口と流出口との間における熱交換流体の流路をより長くすることができる。
請求項7に係る発明は、前記熱交換流体流通部は、流入した熱交換流体を前記熱交換流体流通部の外周に導くリング状のチャンバを備えることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の触媒燃焼器である。
このような触媒燃焼器によれば、リング状のチャンバによって、熱交換流体を熱交換流体流通部の外周全体に導くことができる。その結果として、熱交換流体が、熱交換流体流通部の全体を流通しやすくなる。
請求項8に係る発明は、その上流側と下流側とを連通させる連通部を有する仕切板を複数備え、当該複数の仕切板は、前記触媒燃焼部本体の軸方向において複数段で配置されていると共に、当該軸方向視において隣り合う仕切板の前記連通部はずれており、前記熱交換流体流通部における熱交換流体の流路は延長されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の触媒燃焼器である。
このような触媒燃焼器によれば、複数の仕切板を複数段で配置するという容易な構成によって、熱交換流体の流路が長くすることができる。これにより、熱交換流体が熱交換流体流通部の全体を流通しやすくなる。すなわち、熱交換流体流通部において、熱交換流体の流配(流量配分)分布に偏りが発生しにくくなる。したがって、熱交換流体が断熱部の外周面の外側を、均一に流通しやすくなり、その結果として、触媒燃焼部本体の熱が外部に伝達しにくくなり、熱害を確実に防止することができる。
請求項9に係る発明は、前記熱交換流体流通部における熱交換流体の流路を螺旋状に延長させる螺旋状手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の触媒燃焼器である。
このような触媒燃焼器によれば、螺旋状手段によって熱交換流体の流路が長くすることができ、熱交換流体を断熱部の外側全体を効率的に流通させることができる。
本発明によれば、その表面温度が上昇しにくく、その周囲に熱害を与えない触媒燃焼器を提供することができる。また、その内部を一定温度以上に保温しつつ、触媒反応を安定して進行させることができる。
以下、本発明の各実施形態について、図面を適宜参照して説明する。
≪第1実施形態≫
まず、第1実施形態に係る燃料電池システム及びこれに組み込まれた触媒燃焼器について、図1から図8を参照して説明する。
図1に示す第1実施形態に係る燃料電池システム50は、燃料電池自動車に搭載されている。燃料電池システム50は、燃料電池60の出力端子(図示しない)に接続された走行モータ(図示しない)を備えている。この走行モータは燃料電池60の発電電力によって駆動し、これにより、燃料電池自動車が走行するようになっている。
燃料電池システム50は、燃料電池60と、燃料電池60に対して水素(燃料ガス、反応ガス)を供給及び排出するアノード系70と、燃料電池60に対して酸素を含む空気(酸化剤ガス、反応ガス)を供給及び排出するカソード系80と、燃料電池60を加熱又は冷却する加熱冷却系90と、を主に備えている。
燃料電池60(燃料電池スタック)は、単セルが複数積層されることによって構成された固体高分子型燃料電池である。単セルは、電解質膜61(固体高分子膜)の両面をアノード62(燃料極)及びカソード63(空気極)で挟んでなるMEAと、MEAを挟む一対のセパレータと、を備えて構成されている。各セパレータには、各単セルを構成するMEAの全面に水素又は酸素を供給するための溝や、全単セルに水素、酸素を導くための貫通孔等が形成されており、これら溝等がアノード流路64、カソード流路65として機能している。すなわち、アノード流路64には水素が流通し、各アノード62に水素が供給されるようになっている。一方、カソード流路65には酸素を含む空気が流通し、各カソード63に空気が供給されるようになっている。
そして、アノード62に水素が、カソード63に酸素を含む空気が、それぞれ供給されると、アノード62、カソード63に含まれる触媒(Pt等)上で電気化学反応が起こり、その結果、各単セルで電位差(いわゆるOCV(Open Circuit Voltage:開回路電圧))が発生するようになっている。そして、このように各単セルで電位差が発生した燃料電池60に対して、走行モータ等の外部負荷から発電要求があると、燃料電池60が発電するようになっている。
また、前記セパレータには、加熱冷却系90から送られ、燃料電池60と熱交換する熱交換流体が流通する熱交換流体路66が形成されている。熱交換流体は、いわゆるラジエータ液であり、例えば、エチレングリコール等の不凍液から構成される。
アノード系70は、水素が貯蔵された水素タンク71と、減圧弁72と、エゼクタ73と、パージ弁74(排出手段)と、を主に備えている。
水素タンク71は配管71aを介して減圧弁72に接続されており、減圧弁72は配管72aを介してエゼクタ73に接続されている。エゼクタ73は配管73aを介してアノード流路64に接続されている。配管71aには、遮断弁(図示しない)が設けられており、図示しないECU(Electronic Control Unit、電子制御装置)によって、前記遮断弁が開かれると、水素が減圧弁72で減圧された後、アノード流路64に供給されるようになっている。
次に、アノード流路64の下流側は、配管74aと、パージ弁74と、希釈器82とが順に接続されている。また、配管74aは、その途中で二股に分岐しており、分岐した部分(循環手段)はエゼクタ73と接続されている。これにより、パージ弁74が閉じられると、アノード流路64から排出された未反応の水素を含むアノードオフガスが、エゼクタ73に戻され、その結果として、水素が循環するようになっている。一方、パージ弁74が開かれると、アノードオフガスが希釈器82に送られるようになっている。
なお、パージ弁74は、循環する水素に同伴する水等の不純物を排出するために開かれ、例えば、定期的に、または、燃料電池60(スタック)を構成する単セルの出力電圧(セル電圧)が低下したときに行われる。
カソード系80は、コンプレッサ81(スーパーチャージャ、酸化剤ガス供給手段)と、希釈器82と、を主に備えている。コンプレッサ81は、外気を取り込んで圧縮し、酸化剤ガスとして燃料電池60のカソード63に向けて送る機器であり、配管81aを介して、カソード流路65に接続されている。また、配管81aには、加湿器(図示しない)が設けられており、カソード63に送られる空気が適宜に加湿されるようになっている。
カソード流路65の下流側は、配管82aと、希釈器82とが順に接続されており、カソード63から排出された未反応の酸素及び生成水を含むカソードオフガスが、希釈器82に送られるようになっている。そして、この希釈器82では、カソードオフガスによって、アノード系70から送られたアノードオフガス中の水素が所定濃度以下に希釈された後、配管82bを介して外部に排気されるように構成されている。
加熱冷却系90は、循環する熱交換流体を介して、燃料電池60を加熱又は冷却する系であり、ラジエータ91(放熱器)と、サーモスタット弁92と、ポンプ93と、三方弁94と、触媒燃焼器1と、混合器95と、を主に備えている。
具体的には、燃料電池システム50の起動時において、外気温が低い等によって熱交換流体の温度が低い場合、サーモスタット弁92は配管92aからの熱交換流体の流れを許容すると共に、配管91bからの熱交換流体の流れを遮断するように構成されており、このような状態でポンプ93が作動すると、熱交換流体が、燃料電池60、配管92a、サーモスタット弁92、配管92b、ポンプ93、配管93a、三方弁94、配管94a、触媒燃焼器1、配管94b、燃料電池60の順に循環する。そして、後記するように、熱交換流体は触媒燃焼器1で加熱されるため、この加熱された熱交換流体によって、燃料電池60が加熱され、その結果として、燃料電池60の暖機が促進されるように構成されている。
一方、燃料電池60の暖機が進む等によって、熱交換流体の温度が高くなった場合、サーモスタット弁92は配管92aからの熱交換流体の流れを遮断すると共に、配管91bからの流れを許容するように構成されている。そして、このような状態では、熱交換流体が、燃料電池60、配管92aの一部、配管91a、ラジエータ91、配管91b、サーモスタット弁92、配管92b、ポンプ93、配管93a、三方弁94、配管94c、配管94bの一部、燃料電池60の順に循環し、燃料電池60の熱が熱交換流体に移動し、燃料電池60の熱が熱交換流体を介してラジエータ91で外部に放熱され、燃料電池60が過昇温しないように構成されている。
混合器95は、燃料電池システム50の起動時において、触媒燃焼器1で燃焼させる燃料混合ガスを生成する機器である。なお、この触媒燃焼器1により発生した熱は、熱交換流体を加熱するために利用される。
混合器95は、配管95aを介してアノード系70の配管72aと、配管95bを介してカソード系80の配管81aとに接続されており、アノード系70から水素が、カソード系80から酸素を含む空気がその内部に送り込まれ、そして、これらを混合し、燃料混合ガスを生成するようになっている。そして、この燃料混合ガスが混合器95から触媒燃焼器1に送られるように、配管95cが適所に設けられている。なお、配管95a及び配管95bには開閉弁(図示しない)がそれぞれ設けられており、この開閉弁は燃料電池60を暖機する際に開かれる設定となっている。
<触媒燃焼器>
触媒燃焼器1は、混合器95から送られる燃料混合ガスを燃焼して、高温の排気ガス(高温流体)を生成すると共に、排気ガスと熱交換流体との間で熱交換し、排気ガスの熱を熱交換流体に移動させ、熱交換流体を加熱する機器である。また、触媒燃焼器1における燃焼により生成した排気ガスは、配管95d及び配管82bの一部を介して、外部に排気されるようになっている。
このような触媒燃焼器1について、図2から図8を参照して具体的に説明する。
図2及び図3に示すように、触媒燃焼器1は、横向きの略円柱体であって、図4に示すように、その上流側の触媒燃焼部10と、触媒燃焼部10の下流側に隣接して配置された熱交換部30と、を主に備えている。
ここで、「上流側」と、「下流側」とは、燃料混合ガス(燃焼後は排気ガス)の流通方向において、「上流側」と、「下流側」とをそれぞれ意味する。また、第1実施形態では、燃料混合ガスの流通方向と、円柱状の触媒燃焼器1の軸方向とが一致する場合を例示する。
[触媒燃焼部]
触媒燃焼部10は、略円柱体の外形を有しており、図3及び図4に示すように、その内側から外側に向かって、筒(管)状の第1ケーシング14と、筒状の第2ケーシング17の上流側部分(以下、上流部18)と、筒状の第3ケーシング21とが、同じ中心軸線で配置された3重構造となっている。そして、このような3重構造の触媒燃焼部10は、混合器95から送られる燃料混合ガスを燃焼して熱エネルギを発生させる筒状の触媒燃焼部本体11と、触媒燃焼部本体11の後記する触媒部16に相当する部分の外周面を囲んで覆っている断熱部12と、主に断熱部12の周面を囲んで覆うと共に熱交換部30に送られる熱交換流体が流通する熱交換流体流通部13と、を主に備えている。
(触媒燃焼部本体)
触媒燃焼部本体11は、第1ケーシング14と、多孔質体15と、触媒部16と、を主に備えている。第1ケーシング14は、筒(管)状であり、その上流側(図4左側)開口からその内部に燃料混合ガスが導入されるようになっている。そして、多孔質体15及び触媒部16は第1ケーシング14内に配置されている。なお、第1ケーシング14内において、多孔質体15は上流側に、触媒部16は下流側に配置されており、燃料混合ガスが多孔質体15、触媒部16の順で流れるようになっている。
多孔質体15は、複数の孔を有する3次元網目構造であり、燃料混合ガスの整流機能を備えている。このような多孔質体15は、例えば、金属(ステンレス、アルミニウム、銅、ニッケル等)や、セラミックス等の非金属から形成される。
触媒部16は、燃料混合ガスを燃焼反応させる触媒(Pt等)を備えており、この触媒上で燃料混合ガスを燃焼して、熱エネルギを有する高温の排気ガス(高温流体)を生成するものである。このような触媒部16は、例えば、所定量の触媒が担持された断面波状の波板を巻回しスパイラル状にしたものを、第1ケーシング14内に内装することで構成される。ただし、その他に例えば、触媒を担持したコージエライト製のハニカム体を内装してもよい。
また、外気温が低い場合でも、触媒部16の触媒の活性を高めるため、例えば、外気温が低い場合に作動する電熱ヒータ(加熱手段)を第1ケーシング14内に備えてもよい。
(断熱部)
断熱部12は、触媒燃焼部本体11の外周面のうち、少なくも触媒部16を内蔵する部分の外周面を覆っており、触媒部16とその外側に配置された熱交換流体流通部13との間において、熱を伝達しにくくさせる部分である。ここで、第1実施形態に係る断熱部12は、第1ケーシング14の外側に所定間隔を隔てて配置された円筒状の第2ケーシング17の上流部18によって、第1ケーシング14と上流部18との間に形成された円筒状の空気層20から構成されている。そして、この空気層20からなる断熱部12は、触媒部16の外側を囲んでいる。また、この断熱部12の外側を、熱交換流体流通部13が囲んでおり、言い換えると、断熱部12は触媒部16と熱交換流体流通部13との間に介在されている。
これにより、触媒部16において燃料混合ガスの燃焼により発生した熱が、触媒燃焼部10の外部に伝達しにくくなっており、触媒燃焼器1の周辺機器への熱害が防止されている。また、燃料電池システム50の起動直後であって外気温が低い場合、熱交換流体流通部13を低温の熱交換流体が流通することになるが、断熱部12によって断熱されるため、触媒部16が冷却されにくくなると共に、また、触媒部16で発生した熱エネルギが損失されにくくなっている。
(熱交換流体流通部)
熱交換流体流通部13は、熱交換部30に送られる熱交換流体が流通する部分(空間、流路)である。具体的には、熱交換流体流通部13は、第1ケーシング14及び第2ケーシング17の上流部18の外側に所定間隔を隔てて配置された筒状の第3ケーシング21によって、第1ケーシング14及び上流部18と第3ケーシング21との間に形成された略円筒状の空間である(図4参照)。これにより、触媒部16において燃料混合ガスの燃焼により発生した熱が、触媒燃焼器1の外部に伝達しにくくなっており、触媒燃焼器1の周辺機器への熱害が防止されている。
また、熱交換流体流通部13は、熱交換流体の流路断面積の大きく後記する流入パイプ22から熱交換流体が導入される上流部13Aと、上流部13Aよりも流路断面積の小さい下流部13Bとを備えている。さらに説明すると、上流部13A及び下流部13Bは、軸方向視(燃料混合ガスの流通方向視)において、いずれもリング状であるが、上流部13Aの径方向の長さは、下流部13Bの径方向の長さよりも大きくなっている。
これにより、流入パイプ22から流入した熱交換流体は、下流部13Bよりも圧力損失を受けずに上流部13Aを流通することができ、その結果として、熱交換流体が熱交換流体流通部13の外周に導かれるようになっている。すなわち、上流部13Aは、特許請求の範囲における「リング状のチャンバ」として機能している。
第3ケーシング21の上流側(図4左側、熱交換部30の反対側)かつ鉛直下方には、外部(図1参照)から送られる熱交換流体の熱交換流体流通部13への流入口となる流入パイプ22が固定されている。
一方、第2ケーシング17の上流部18には、その外部と内部を連通させる4つの連通孔18aが形成されている。この4つの連通孔18aは、熱交換流体流通部13からの熱交換流体の排出孔であると共に、熱交換部30に係る第2ケーシング17の下流側部分(以下、下流部19)内への熱交換流体の流入孔として機能している。そして、4つの連通孔18aは、周方向において等間隔(90°間隔)で配置されており、軸方向において、熱交換流体流通部13の熱交換部側に配置されている。
[熱交換部]
熱交換部30は、触媒燃焼部10で生成された高温の排気ガスと熱交換流体との間で熱交換し、排気ガスの熱を熱交換流体に移動させる部分である。このような熱交換部30は、第2ケーシング17の下流部19と、プレート31及びプレート32と、排気ガスがその内部を流通する複数本(第1実施形態では7本)の排気ガス管33…と、フィン34と、を主に備えている。
プレート31及びプレート32には、複数(第1実施形態では7つ)の貫通孔が形成されており、この複数の貫通孔に、複数の排気ガス管33の上流端と下流端とがそれぞれ差し込まれ、そして、複数の排気ガス管33がプレート31及びプレート32に固定されている。また、プレート31及びプレート32は、第2ケーシング17の下流部19の内周面に固定されている。すなわち、複数の排気ガス管33は、プレート31及びプレート32を介して、第2ケーシング17の下流部19に固定されている。
また、隣り合う排気ガス管33,33同士間と、排気ガス管33と第2ケーシング17の下流部19との間には、それぞれ所定間隔が設けられており、排気ガス管33,33間及び排気ガス管33と下流部19との間を、熱交換流体が流通するようになっている。さらに、このように流通する熱交換流体と、排気ガス管33内を流通する排気ガスとの間における熱交換率を高めるために、フィン34が適所に設けられている(図4、図7参照)。なお、図4では、軸方向におけるフィン34の配置領域を模式的に示している。
そして、このように熱交換し、加熱され温度が上昇した熱交換流体は、第2ケーシング17の下流部19の下流側の鉛直上方に固定された流出パイプ35(流出口)から外部に排出されるようになっている(図1参照)。
したがって、軸方向(燃料混合ガスの流通方向)において、流出パイプ35は触媒燃焼器1の下流側に配置されており、触媒燃焼部10の流入パイプ22(流入口)は触媒燃焼器1の上流側に配置されている。また、軸方向視において、流出パイプ35と流入パイプ22とは、触媒燃焼器1の中心軸線を中心として、対に配置されている。これにより、触媒燃焼器1内における熱交換流体の流路長が長くなり、その結果として、熱交換率が高くなっている。
一方、熱交換後の排気ガスは、第2ケーシング17の下流部19の下流側開口から排出され、配管95d及び配管82bを介して、外部に排出されるようになっている(図1参照)。
このような第1実施形態に係る触媒燃焼器1によれば、主に以下の効果を得ることができる。
(1)触媒部16の径方向外側を囲むように、空気層20からなる円筒状の断熱部12を備えているため、触媒部16の熱が外部に伝達しにくく、触媒燃焼器1の表面温度が上昇しにくくなり、その周辺機器に熱害を与えることもない。また、低い外気温下での燃料電池システム50の起動時において、熱交換流体によって触媒部16が冷却されにくくなり、安定した触媒活性の下で、燃焼反応を進行させることができる。
(2)断熱部12の径方向外側を囲むように、熱交換流体流通部13を備えているため、触媒部16の熱がさらに外部に伝達しにくくなり、触媒燃焼器1の周辺機器が熱害に曝されることもない。
≪第2実施形態≫
次に、第2実施形態に係る触媒燃焼器について、図9及び図10を参照して説明する。なお、以下の実施形態に係る触媒燃焼器の説明については、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
図9及び図10に示すように、第2実施形態に係る触媒燃焼器2の触媒燃焼部10Aは、第1実施形態に係る触媒燃焼部10の構成に加えて、4枚のC字形の仕切板23(流路延長手段)を備えている。4枚の仕切板23は、第1ケーシング14又は第2ケーシング17の上流部18と、第3ケーシング21との間において、熱交換流体流通部13を、軸方向において4段で仕切るように配置されている。各仕切板23は、その上流側と下流側とを連通させる切欠23a(連通部)を有している。そして、軸方向において隣り合う仕切板23,23の切欠23a,23aは、軸方向視において逆向き、つまり、ずれている。これにより、流入パイプ22から連通孔18aまでの熱交換流体の流路長は、第1実施形態に係る流路長よりも長くなっている。ただし、仕切板23の数、つまり、段数は4段に限定されず、適宜変更してよい。
これにより、熱交換流体が、熱交換流体流通部13の全体を流通しやすくなる。すなわち、熱交換流体流通部13における熱交換流体の流量がばらつきにくくなり、その結果として、触媒部16の熱が外部に伝達しにくくなる。
≪第3実施形態≫
次に、第3実施形態に係る触媒燃焼器について、図11及び図12を参照して説明する。
図11及び図12に示すように、第3実施形態に係る触媒燃焼器3の触媒燃焼部10Bは、第1実施形態に係る触媒燃焼部10の構成に加えて、螺旋状のリブ24(螺旋手段、流路延長手段)を備えている。リブ24は、第1ケーシング14又は第2ケーシング17の上流部18と、第3ケーシング21との間において、熱交換流体流通部13を螺旋状に、つまり、流入パイプ22と連通孔18aとの間における熱交換流体の流路を螺旋状とするものである。これにより、熱交換流体の流路長は、第1実施形態に係る流路長に対して、飛躍的に長くなる。その結果として、熱交換流体が熱交換流体流通部13の全体を流通しやすくなる。
なお、このようなリブ24は、第1ケーシング14又は第2ケーシング17の上流部18の外周面に溶接等されることで固定されている。
≪第4実施形態≫
次に、第4実施形態に係る触媒燃焼器について、図13から図16を参照して説明する。
図13から図16に示すように、第4実施形態に係る触媒燃焼器4の触媒燃焼部10Cは、第1実施形態に係る触媒燃焼部10の構成に加えて、仕切板25と、4枚の細長板状の仕切板26と、を備えている。
仕切板25は、リング板状を呈しており(図13、図15参照)、そして、熱交換流体流通部13の上流部13Aと下流部13Bとを仕切るように配置されている(図14参照)。そして、仕切板25には、4つの連通孔25a,25b,25b,25cが形成されており、さらに、これらの大きさは、流入パイプ22から遠ざかるにつれて、大きくなっており(図15参照)、これら連通孔25a,25b,25cから受ける圧力損失が、流入パイプ22から遠ざかるにつれて小さくなるように設定されている。そして、仕切板25の下流側への熱交換流体の流量が同一となるように設計されている。また、軸方向視において、4つの連通孔25a,25b,25b,25cと、4つの連通孔18aとの位置は一致している。
4枚の仕切板25は、熱交換流体流通部13の下流部13Bを、周方向において4つの下流部13Cに仕切るように配置されている(図16参照)。そして、各連通孔25a,25b,25cから導入された熱交換流体が、下流部13Cを対応する連通孔18aに向かって軸方向に流れるようになっている。
したがって、このような第4実施形態に係る触媒燃焼器4によれば、仕切板25の下流側の各下流部13Cに、熱交換流体が同流量で流れ込み、そして、触媒部16の外側を均等に熱交換流体が流通するため、触媒部16の熱が外部に伝達しにくくなり、さらに熱害を好適に防止することができる。
以上、本発明の好適な各実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、例えば以下のような変更をすることができる。
前記した第1実施形態では、断熱部12は空気層20から構成されたとしたが、この他に例えば、この空気層20に適宜な断熱材を装填して断熱部としてもよいし、また、空気層20を設けず、第1ケーシング14と第2ケーシング17の上流部18との間に熱伝導率の低い金属からなる筒状の断熱筒を介在させて、これを断熱部としてもよい。
前記した第1実施形態では、熱交換部30が触媒燃焼部10の下流側に隣接されている場合について説明したが、隣接しておらず、熱交換部30が配管を介して触媒燃焼部10の下流側に接続されている構成であってもよい。また、このような構成の場合、触媒燃焼部10の熱交換流体流通部13からの熱交換流体が、熱交換部30の第2ケーシング17に係る下流部19内に導入されるように、適宜に配管を設ける。
前記した第1実施形態では、流入パイプ22(流入口)と流出パイプ35(流出口)とが軸方向視において対となって配置された場合、つまり、相互に逆向きである場合について説明したが、その他に例えば、流入パイプと流出パイプとは、軸方向視(燃料混合ガスの流通方向視)において一致している場合、つまり、同一の径方向側に配置されてもよい。このように配置すれば、流入口と流出口とに同方向から配管を設けることができ、その結果として、配管の取り回しが容易となる。
前記した第2実施形態では、熱交換流体流通部13における熱交換体の流路を延長させる仕切板23は、切欠23a(連通部)を有するとしたが、仕切板の形状はこれに限定されず、例えば、連通孔(連通部)を有するリング状の仕切板であってもよい。
第3実施形態では、螺旋手段が螺旋状のリブである場合について説明したが、これに限定されず、例えば、1本のパイプを螺旋状に巻回し、これを螺旋手段としてもよい。
前記した第1実施形態では、触媒燃焼器1が燃料電池自動車に搭載された燃料電池システム50に組み込まれた場合について説明したが、その他のシステムに組み込まれた場合であってもよい。また、燃料電池システム50は燃料電池自動車や船舶に搭載されたものに限らず、例えば、家庭用の据え置き型の燃料電池システムなどであってもよい。
第1実施形態に係る燃料電池システムの構成図である。 第1実施形態に係る触媒燃焼器の斜視図である。 第1実施形態に係る触媒燃焼器の一部を切り欠いた斜視図である。 図2に示す触媒燃焼器のX1−X1線断面図(縦断面図)である。 図4に示す触媒燃焼器のX2−X2線断面図(横断面図)である。 図4に示す触媒燃焼器のX3−X3線断面図(横断面図)である。 図4に示す触媒燃焼器のX4−X4線断面図(横断面図)である。 図4に示す触媒燃焼器のX5−X5線断面図(横断面図)である。 第2実施形態に係る触媒燃焼器の斜視図である。 図9に示す触媒燃焼器のX6−X6線断面図(縦断面図)である。 第3実施形態に係る触媒燃焼器の斜視図である。 図11に示す触媒燃焼器のX7−X7線断面図(縦断面図)である。 第4実施形態に係る触媒燃焼器の斜視図である。 図13に示す触媒燃焼器のX8−X8線断面図(縦断面図)である。 図14に示す触媒燃焼器のX9−X9線断面図(横断面図)である。 図14に示す触媒燃焼器のX10−X10線断面図(横断面図)である。
符号の説明
1,2,3,4 触媒燃焼器
10,10A,10B,10C 触媒燃焼部
11 触媒燃焼部本体
12 断熱部
13 熱交換流体流通部
13A 上流部
13B 下流部
14 第1ケーシング
15 多孔質体
16 触媒部
17 第2ケーシング
18 上流部
18a 連通孔
19 下流部
20 空気層
21 第3ケーシング
22 流入パイプ(流入口)
23,25 仕切板
23a 切欠(連通部)
24 リブ(螺旋手段)
25a,25b,25c 連通孔
26 仕切板
30 熱交換部
33 排気ガス管
34 フィン
35 流出パイプ(流出口)
50 燃料電池システム
60 燃料電池
66 熱交換流体路
71 水素タンク
81 コンプレッサ
90 加熱冷却系
91 ラジエータ(放熱器)
92 サーモスタット弁
93 ポンプ
94 三方弁
95 混合器

Claims (9)

  1. 燃料と酸素との燃料混合ガスを燃焼反応させる触媒を有する筒状の触媒燃焼部本体と、
    前記燃焼反応で生成した高温流体と熱交換流体との間で熱交換させる熱交換部と、を備える触媒燃焼器であって、
    前記触媒燃焼部本体を囲む断熱部と、
    前記断熱部を囲み、前記熱交換部に送られる前記熱交換流体が流通する熱交換流体流通部と、
    を備えたことを特徴とする触媒燃焼器。
  2. 前記断熱部は空気層であることを特徴とする請求項1に記載の触媒燃焼器。
  3. 前記熱交換部は前記触媒燃焼部本体の下流側に隣接して配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の触媒燃焼器。
  4. 前記熱交換流体流通部への熱交換流体の流入口は、燃料混合ガスの流通方向において、その上流側に、
    前記熱交換部からの熱交換後の熱交換流体の流出口は、前記流通方向において、その下流側に、それぞれ配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の触媒燃焼器。
  5. 前記流入口と前記流出口とは、前記流通方向視において、略一致していることを特徴とする請求項4に記載の触媒燃焼器。
  6. 前記流入口と前記流出口とは、前記流通方向視において、対となっていることを特徴とする請求項4に記載の触媒燃焼器。
  7. 前記熱交換流体流通部は、流入した熱交換流体を前記熱交換流体流通部の外周に導くリング状のチャンバを備えることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の触媒燃焼器。
  8. その上流側と下流側とを連通させる連通部を有する仕切板を複数備え、
    当該複数の仕切板は、前記触媒燃焼部本体の軸方向において複数段で配置されていると共に、当該軸方向視において隣り合う仕切板の前記連通部はずれており、
    前記熱交換流体流通部における熱交換流体の流路は延長されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の触媒燃焼器。
  9. 前記熱交換流体流通部における熱交換流体の流路を螺旋状に延長させる螺旋状手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の触媒燃焼器。
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