JP2007154783A - 内燃機関用排気浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排気微粒子の堆積量と圧力損失とを対応付ける堆積特性に基づき、圧力損失を入力として排気微粒子の堆積量を推定する内燃機関用排気浄化装置において、排気微粒子堆積量の推定精度を向上させる。
【解決手段】捕集器の隔壁内に排気微粒子が堆積する際の排出ガスの流速によって、隔壁内に堆積した排気微粒子の量や密度が変化し、それにより排気微粒子堆積量と圧力損失とを対応付ける堆積特性の傾向が変化してしまい、排気微粒子堆積量の推定精度が悪化する。そこで、捕集器の隔壁内に排気微粒子が堆積する際の排出ガスの流速に応じて、堆積特性を修正する。
【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関の排出ガスに含まれる排気微粒子を捕集するための捕集器を備える内燃機関用排気浄化装置に関するものである。
近年、車両に搭載されるディーゼル内燃機関においては、排出ガス中の排気微粒子を低減するために、排気微粒子を捕集する捕集器を排気管の途中に設置することが行われている。
捕集器は、多数の排気流路を有するセラミック多孔質体からなり、排気流路を区画する多孔質の隔壁を排出ガスが通過する際に、排気微粒子を吸着、捕集する。捕集器に捕集された排気微粒子がそのまま堆積すると圧力損失が増大して機関効率が低下するため、堆積量が所定値を超えると捕集器内の排気微粒子を燃焼させて捕集器を再生する。
ここで、捕集器の排気微粒子の堆積量と捕集器の圧力損失とを対応付ける堆積特性に基づき、圧力損失を入力として排気微粒子の堆積量を推定し、推定した排気微粒子堆積量が所定値を超えると捕集器の再生を行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−286019号公報
しかしながら、本発明者の検討によると、特許文献1に記載の装置では、捕集器の隔壁内に排気微粒子が堆積する際の排出ガスの流速によって、隔壁内に堆積する排気微粒子の量や密度が変化し、それにより排気微粒子堆積量と圧力損失とを対応付ける堆積特性の傾向が変化してしまい、排気微粒子堆積量の推定精度が悪化することが分かった。
本発明は上記点に鑑みて、排気微粒子の堆積量と圧力損失とを対応付ける堆積特性に基づき、圧力損失を入力として排気微粒子の堆積量を推定する内燃機関用排気浄化装置において、排気微粒子堆積量の推定精度を向上させることを目的とする。
本発明は、排気微粒子の堆積量と捕集器(40)の圧力損失とを対応付ける堆積特性に基づき、圧力損失を入力として排気微粒子の堆積量を推定する堆積量推定手段(S102)と、排出ガスが隔壁(400)を通過する際の流速を検出する流速検出手段(S103、S103a)と、流速検出手段(S103、S103a)にて検出した排出ガスの流速に応じて、堆積特性を修正する堆積特性修正手段(S104、S104a、S104b、S104c、S105、S105a、S105b、S105c、S108)とを備えることを第1の特徴とする。
これによると、排出ガスの流速に応じた適切な堆積特性にすることが可能であるため、排気微粒子堆積量の推定精度を向上させることが可能である。
本発明は、第1の特徴を備える内燃機関用排気浄化装置において、堆積特性は、排気微粒子の堆積量が0の初期点(X)から遷移点(Z)までの第1領域では、排気微粒子の堆積量の増加に対する圧力損失の増加割合が一定のまま、排気微粒子の堆積量の増加に伴って圧力損失が増加し、排気微粒子の堆積量が遷移点(Z)を超えた第2領域では、排気微粒子の堆積量の増加に伴って圧力損失が第1領域よりも緩やかに増加する特性であり、堆積特性修正手段(S104、S104b、S104c、S105、S105b、S105c、S108)は、第1領域ガス流速が高くなるのに伴って、遷移点(Z)における排気微粒子の堆積量が増加するように、堆積特性を修正することを第2の特徴とする。
第1領域ガス流速が高くなるほど、隔壁内の奥深くまで排気微粒子が浸入しやすくなるため、隔壁内に堆積する排気微粒子の量が増加する。したがって、第2の特徴によると、隔壁内に堆積する排気微粒子の量を考慮した適切な堆積特性にすることができ、排気微粒子堆積量の推定精度を向上させることができる。
本発明は、第1の特徴を備える内燃機関用排気浄化装置において、堆積特性は、排気微粒子の堆積量が0の初期点(X)から遷移点(Z)までの第1領域では、排気微粒子の堆積量の増加に対する圧力損失の増加割合が一定のまま、排気微粒子の堆積量の増加に伴って圧力損失が増加し、排気微粒子の堆積量が遷移点(Z)を超えた第2領域では、排気微粒子の堆積量の増加に伴って圧力損失が第1領域よりも緩やかに増加する特性であり、堆積特性修正手段(S104a、S104b、S105a、S105b)は、第1領域ガス流速が高くなるのに伴って、遷移点(Z)における圧力損失が増加するように、堆積特性を修正することを第3の特徴とする。
第1領域ガス流速が高くなるほど、隔壁内に堆積した排気微粒子の密度が高くなるため、排気微粒子の堆積量が同じでも圧力損失が増加する。したがって、第3の特徴によると、隔壁内に堆積する排気微粒子の密度を考慮した適切な堆積特性にすることができ、排気微粒子堆積量の推定精度を向上させることができる。
本発明は、第1の特徴を備える内燃機関用排気浄化装置において、堆積特性は、排気微粒子の堆積量が0の初期点(X)から遷移点(Z)までの第1領域では、排気微粒子の堆積量の増加に対する圧力損失の増加割合が一定のまま、排気微粒子の堆積量の増加に伴って圧力損失が増加し、排気微粒子の堆積量が遷移点(Z)を超えた第2領域では、排気微粒子の堆積量の増加に伴って圧力損失が第1領域よりも緩やかに増加する特性であり、堆積特性修正手段(S104b、S105b)は、第1領域ガス流速が高くなるのに伴って、遷移点(Z)における排気微粒子の堆積量が増加するとともに、遷移点(Z)における圧力損失が増加するように、堆積特性を修正することを第4の特徴とする。
これによると、隔壁内に堆積する排気微粒子の量や密度を考慮した適切な堆積特性にすることができ、排気微粒子堆積量の推定精度を向上させることができる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態について説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る排気浄化装置を適用した内燃機関の全体構成を示す図である。
図1に示す内燃機関1は、車両に搭載される水冷式ディーゼル内燃機関であり、その車両は内燃機関1にて駆動される。内燃機関1は、高圧燃料を蓄える1つのコモンレール11と、このコモンレール11に連結されて内燃機関1のシリンダ内に燃料を噴射する複数の燃料噴射弁12を有している。因みに、内燃機関1に駆動される図示しないポンプによって燃料を高圧化して、その高圧燃料をコモンレール11に圧送するようになっている。
内燃機関1の吸気マニホールド21は、吸気管20に連結されており、その連結部に吸気スロットル22が設けられている。そして、吸気スロットル22によって、吸気系の通路面積が調整されて吸気流量が調整されるようになっている。
内燃機関1の排気マニホールド31は、排気管30に連結されており、排気管30の途中には、排出ガス中の排気微粒子(以下、PMという)を捕集する捕集器40が設置されている。
この捕集器40は、例えば、コーディエライト等の耐熱性セラミックスをハニカム構造に成形して、多孔質の隔壁400で区画された多数の排気流路410の入口または出口を互い違いに目封じしてなる。また、多孔質の隔壁400には、酸化触媒が担持されている。そして、内燃機関1からの排出ガスは、入口側が開口している排気流路410内に入り、多孔質の隔壁400を通過して隣の排気流路410に流入するようになっており、多孔質の隔壁400を通過する際にPMが捕集される。
排気管30における捕集器40の上流側には、遠心過給機13のタービン14が設けられ、このタービン14は、吸気管20に設けられたコンプレッサ15とタービン軸を介して連結されている。これにより、排出ガスの熱エネルギーを利用してタービン14を駆動するとともに、タービン軸を介してコンプレッサ15を駆動し、吸気管20に導入される吸気をコンプレッサ15内で圧縮する。また、遠心過給機13は、コンプレッサ15側に設けた図示しないノズルの傾きを変えることにより過給圧を調整可能になっている。
コンプレッサ15よりも下流側で且つ吸気スロットル22よりも上流側の吸気管20内には、インタークーラ23が設けられ、コンプレッサ15で圧縮されて高温となった吸気はインタークーラ23で冷却される。
排気マニホールド31は、EGR通路50によって吸気マニホールド21と連結されており、排出ガスの一部がEGR通路50を介して吸気系に戻されるようになっている。EGR通路50と吸気マニホールド21との連結部にはEGRバルブ51が設けられ、EGRバルブ51によってEGR通路50の通路面積が調整されて吸気系へ還流される排出ガスの量が調整されるようになっている。また、EGR通路50の途中には、還流される排出ガスを冷却するためのEGRクーラ52が設けられている。
排気管30には、捕集器40の前後差圧、すなわち捕集器40の圧力損失に応じた電気信号を出力する差圧センサ61が設けられている。この差圧センサ61の一端側は捕集器40の上流側にて排気管30に接続され、差圧センサ61の他端側は捕集器40の下流側にて排気管30に接続されている。
また、排気管30における捕集器40の上流側には、捕集器40に流入する排出ガスの温度に応じた電気信号を出力する第1排気温センサ62が設置され、排気管30における捕集器40の下流側には、捕集器40を通過した排出ガスの温度に応じた電気信号を出力する第2排気温センサ63が設置されている。
さらに、コンプレッサ15よりも上流側の吸気管20には、吸気の単位時間当たり質量流量に応じた電気信号を出力するエアフロメータ64が設置されている。
上述した各種センサ等の出力は、ECU70に入力される。なお、ECU70は、図示しないCPU、ROM、RAM、EEPROM等からなる周知のマイクロコンピュータを備える。そして、ECU70は、マイクロコンピュータに記憶された差圧式PM堆積量算出処理を実行することにより、差圧センサ61にて検出した捕集器40の圧力損失を主な情報として差圧式PM堆積量を算出し、マイクロコンピュータに記憶された履歴式PM堆積量算出処理を実行することにより、内燃機関1から捕集器40へのPMの流入量と捕集器40内でのPMの燃焼量とに基づいて履歴式PM堆積量を算出し、さらに、マイクロコンピュータに記憶された捕集器再生制御処理を実行することにより、PM堆積量に基づいて捕集器40の再生タイミングを決定して捕集器40の再生を行う。
次に、捕集器40に堆積したPMの量と捕集器40の圧力損失との関係について説明する。図2は、PMが堆積していない新品若しくは捕集器40を完全に再生した直後(すなわちPM堆積量Mが0)の状態からPMが堆積していくときの、圧力損失Pと差圧式PM堆積量Mとの関係を対応付ける堆積特性を示す図である。
この差圧式PM堆積量Mが増加する際の特性線は、2種類の直線で表され、差圧式PM堆積量Mがある大きさになる点Z(以下、遷移点Zという)で2種類の直線の傾きが変化する。すなわち、差圧式PM堆積量Mが0の初期点Xから遷移点Zに至るまでの第1領域では、捕集器40の多孔質の隔壁400内にPMが侵入して詰まるため差圧式PM堆積量Mの増加に伴って圧力損失Pが急峻に増加する。また、隔壁400内にPMが詰まった後に、PMが隔壁400の表面に層状に堆積していく過程、すなわち差圧式PM堆積量Mが遷移点Zを超えた第2領域では、差圧式PM堆積量Mの増加に伴って圧力損失Pが第1領域よりも緩やかに増加する。
なお、図2の実線は、後述する通過ガス流速Vが標準通過ガス流速Vstdの時の堆積特性(以下、基準堆積特性という)を示しており、これに対し、一点鎖線および二点鎖線は、通過ガス流速Vに応じて修正された堆積特性の例を示している。
以下、本明細書では、遷移点Zにおける差圧式PM堆積量Mを遷移点PM堆積量Mzといい、遷移点Zにおける圧力損失Pを遷移点圧力損失Pzという。また、特性線のうち、差圧式PM堆積量Mが0の初期点Xから遷移点Zに至るまでの第1領域の特性線を第1特性線U1といい、差圧式PM堆積量Mが遷移点Zを超えた第2領域の特性線を第2特性線U2という。
次に、本実施形態の排気浄化装置の作動を説明する。図3は、ECU70で実行される差圧式PM堆積量算出処理のうち、堆積特性の修正を行う堆積特性修正処理を示す流れ図である。
まず、ステップS100では、差圧式PM堆積量算出処理にて算出された差圧式PM堆積量M、または履歴式PM堆積量算出処理にて算出された履歴式PM堆積量が、0であるか否かを判定する。捕集器40の再生によりPM堆積量が0になった場合には、ステップS100でYESと判定し、ステップS101に進む。
次いで、ステップS101では、差圧センサ61にて検出される捕集器4の圧力損失P、第1排気温センサ62および第2排気温センサ63にて検出される排出ガスの温度、エアフロメータ64にて検出される単位時間当たり吸気流量等の情報を読み込む。
次いで、ステップS102では、後述するステップS105で修正された最新の堆積特性の第1特性線U1に基づいて、ステップS101にて読み込んだ圧力損失Pから、差圧式PM堆積量Mを求める。ここで求めた差圧式PM堆積量MはECU70のEEPROMに記憶される。
ステップS103では、ステップS101にて読み込んだ吸気の単位時間当たり質量流量を、ステップS101で検出した排出ガスの温度および捕集器40の上流側の圧力に基づいて、排出ガスの単位時間当たり体積流量に換算し、この排出ガス流量を隔壁400の通路面積で除算して、排出ガスが隔壁400を通過する際の通過ガス流速Vを算出する。因みに、排出ガスの温度は、例えば、第1排気温センサ62および第2排気温センサ63にて検出される排出ガス温度の平均値を用いる。また、捕集器40の上流側の圧力は、差圧センサ61にて検出される捕集器4の圧力損失P等から推定する。
なお、ステップS103で算出する通過ガス流速Vは、ステップS100でYESと判定してから現在までの間の平均流速であり、特に、後述するステップS106でYESと判定する直前にステップS103で算出する通過ガス流速Vは、初期点Xから遷移点Zに至るまでの第1領域の期間中の平均流速である。
ここで、通過ガス流速Vが高くなるほど、隔壁400内の奥深くまでPMが堆積して、隔壁400内に堆積するPMの量が増加するため、通過ガス流速Vに応じて遷移点PM堆積量Mzを変化させるのが望ましい。そこで、図4に示すような通過ガス流速Vの増加に伴って遷移点PM堆積量Mzが増加する特性のマップをECU70のROMに記憶させておき、ステップS104では、そのマップに基づいて、ステップS103で求めた通過ガス流速Vから遷移点PM堆積量Mzを求め、ステップS104で求めた遷移点PM堆積量Mzに基づいて、ステップS105にて堆積特性の修正を行う。
具体的には、ステップS103で求めた通過ガス流速Vが標準通過ガス流速Vstdよりも高い場合は、図2に一点鎖線で示すように、第1特性線U1は、差圧式PM堆積量Mの増加に対する圧力損失Pの増加割合は変更せずに、遷移点PM堆積量Mzの値が基準堆積特性(図2の実線)のそれよりも大きくなるように、修正される。この修正により、遷移点圧力損失Pzの値が基準堆積特性のそれよりも大きくなる。
また、第1特性線U1の修正に伴って遷移点Zが移動し、この修正後の遷移点Zから第2特性線U2が始まる。より詳細には、第2特性線U2は、差圧式PM堆積量Mの増加に対する圧力損失Pの増加割合は変更せずに、基準堆積特性の第2特性線U2を平行移動させた状態に、修正される。
この修正後の堆積特性はECU70のEEPROMに記憶される。なお、基準堆積特性はECU70のROMに記憶されている。
一方、ステップS103で求めた通過ガス流速Vが標準通過ガス流速Vstdよりも低い場合は、図2に二点鎖線で示すように、第1特性線U1は、差圧式PM堆積量Mの増加に対する圧力損失Pの増加割合は変更せずに、遷移点PM堆積量Mzの値が基準堆積特性のそれよりも小さくなるように、修正される。この修正により、遷移点圧力損失Pzの値が基準堆積特性のそれよりも小さくなる。
次いで、ステップS102で求めた差圧式PM堆積量Mが、ステップS104で求めた遷移点PM堆積量Mz以下であれば、ステップS106でNOと判定し、ステップS101〜ステップS105の処理を繰り返し実行して、堆積特性の修正を継続する。なお、このステップS101〜ステップS105の処理を繰り返し実行する間に、差圧式PM堆積量算出処理のうちの他の処理(すなわち、図3に示す堆積特性修正処理以外の処理)を実行するようになっている。
そして、内燃機関1の運転継続によりPM堆積量が増加し、ステップS102で求めた差圧式PM堆積量Mが、ステップS104で求めた遷移点PM堆積量Mzを超えると、ステップS106でYESと判定して、堆積特性の修正を終了する。
なお、ステップS106でYESと判定すると、次にステップS100でYESと判定するまでの間は、堆積特性の修正は行わずに、捕集器再生制御処理等を実行する。
すなわち、以上の堆積特性修正処理により修正された堆積特性は差圧式PM堆積量算出処理に用いられ、差圧式PM堆積量算出処理は、修正された堆積特性に基づいて、捕集器40の圧力損失Pから差圧式PM堆積量Mを算出する。そして、捕集器再生制御処理は、差圧式PM堆積量Mまたは履歴式PM堆積量が再生開始閾値を超えた場合には、捕集器40の再生を開始する。これにより、捕集器40に堆積したPMが燃焼、除去される。
前述したように、第1領域の期間中の通過ガス流速Vによって隔壁400内に堆積するPMの量が変化し、それによって堆積特性が変化してしまうが、本実施形態では、第1領域の期間中の通過ガス流速Vに応じて適切な堆積特性に修正するため、差圧式PM堆積量Mの推定精度を向上させることができる。
なお、ステップS102は堆積量推定手段に相当し、ステップS103は流速検出手段に相当する。また、ステップS104およびステップS105は、堆積特性修正手段を構成する。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。第1実施形態では、第1領域の期間中の通過ガス流速Vによって隔壁内に堆積するPMの量が変化する点に着目し、通過ガス流速Vに応じて遷移点PM堆積量Mzを変化させるようにしたが、本実施形態は、第1領域の期間中の通過ガス流速Vによって隔壁内に堆積するPMの密度が変化する点に着目し、通過ガス流速Vに応じて遷移点圧力損失Pzを変化させるようにしたものである。
図5は第2実施形態に係る排気浄化装置のECUで実行される堆積特性修正処理を示す流れ図である。第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図5に示すように、ステップS104aでは、ステップS103で求めた通過ガス流速Vから遷移点圧力損失Pzを求める。具体的には、図6に示すような通過ガス流速Vの増加に伴って遷移点圧力損失Pzが増加する特性のマップをECU70(図1参照)のROMに記憶させておき、ステップS104aでは、そのマップに基づいて、ステップS103で求めた通過ガス流速Vから遷移点圧力損失Pzを求める。
次いで、ステップS104aで求めた遷移点圧力損失Pzに基づいて、ステップS105aにて堆積特性の修正を行う。図7は、圧力損失Pと差圧式PM堆積量Mとの関係を対応付ける堆積特性を示す図であり、実線は基準堆積特性を示しており、一点鎖線は通過ガス流速Vに応じて修正された堆積特性の例を示している。この図7にて、ステップS105aでの堆積特性の修正方法について説明する。
ステップS105aでは、ステップS103で求めた通過ガス流速Vが標準通過ガス流速Vstdよりも高い場合は、図7に一点鎖線で示すように、第1特性線U1は、遷移点PM堆積量Mzは変更せずに、遷移点圧力損失Pzの値が基準堆積特性のそれよりも大きくなるように、修正される。この修正により、第1特性線U1は、差圧式PM堆積量Mの増加に対する圧力損失Pの増加割合が、基準堆積特性のそれよりも高くなる。
また、第1特性線U1の修正に伴って遷移点Zが移動し、この修正後の遷移点Zから第2特性線U2が始まる。より詳細には、第2特性線U2は、差圧式PM堆積量Mの増加に対する圧力損失Pの増加割合は変更せずに、基準堆積特性の第2特性線U2を平行移動させた状態に、修正される。この修正後の堆積特性はECUのEEPROMに記憶される。
一方、ステップS103で求めた通過ガス流速Vが標準通過ガス流速Vstdよりも低い場合は、第1特性線U1は、遷移点PM堆積量Mzは変更せずに、遷移点圧力損失Pzの値が基準堆積特性のそれよりも小さくなるように、修正される。この修正により、第1特性線U1は、差圧式PM堆積量Mの増加に対する圧力損失Pの増加割合が、基準堆積特性のそれよりも低くなる。
本実施形態は、第1領域の期間中の通過ガス流速Vによって隔壁内に堆積するPMの密度が変化する点を考慮し、通過ガス流速Vに応じて適切な堆積特性に修正するため、差圧式PM堆積量Mの推定精度を向上させることができる。
なお、ステップS104aおよびステップS105aは、堆積特性修正手段を構成する。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。第1実施形態では、第1領域の期間中の通過ガス流速Vによって隔壁内に堆積するPMの量が変化する点に着目し、通過ガス流速Vに応じて遷移点PM堆積量Mzを変化させるようにし、また、第2実施形態では、第1領域の期間中の通過ガス流速Vによって隔壁内に堆積するPMの密度が変化する点に着目し、通過ガス流速Vに応じて遷移点圧力損失Pzを変化させるようにしたが、本実施形態は、通過ガス流速Vに応じて遷移点PM堆積量Mzおよび遷移点圧力損失Pzを変化させるようにしたものである。
図8は第3実施形態に係る排気浄化装置のECUで実行される堆積特性修正処理を示す流れ図である。第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図8に示すように、ステップS104bでは、図4のマップに基づいて、ステップS103で求めた通過ガス流速Vから遷移点PM堆積量Mzを求めるとともに、図6のマップに基づいて、ステップS103で求めた通過ガス流速Vから遷移点圧力損失Pzを求める。
次いで、ステップS104bで求めた遷移点PM堆積量Mzおよび遷移点圧力損失Pzに基づいて、ステップS105bにて堆積特性の修正を行う。図9は、圧力損失Pと差圧式PM堆積量Mとの関係を対応付ける堆積特性を示す図であり、実線は基準堆積特性を示しており、一点鎖線は通過ガス流速Vに応じて修正された堆積特性の例を示している。この図9にて、ステップS105bでの堆積特性の修正方法について説明する。
ステップS105bでは、ステップS103で求めた通過ガス流速Vが標準通過ガス流速Vstdよりも高い場合は、図9に一点鎖線で示すように、第1特性線U1は、遷移点PM堆積量Mzの値が基準堆積特性のそれよりも大きくなるように、また、遷移点圧力損失Pzの値が基準堆積特性のそれよりも大きくなるように、修正される。この修正により、第1特性線U1は、差圧式PM堆積量Mの増加に対する圧力損失Pの増加割合が、基準堆積特性のそれよりも高くなる。
また、第1特性線U1の修正に伴って遷移点Zが移動し、この修正後の遷移点Zから第2特性線U2が始まる。より詳細には、第2特性線U2は、差圧式PM堆積量Mの増加に対する圧力損失Pの増加割合は変更せずに、基準堆積特性の第2特性線U2を平行移動させた状態に、修正される。この修正後の堆積特性はECUのEEPROMに記憶される。
一方、ステップS103で求めた通過ガス流速Vが標準通過ガス流速Vstdよりも低い場合は、遷移点PM堆積量Mzの値が基準堆積特性のそれよりも小さくなるように、また、遷移点圧力損失Pzの値が基準堆積特性のそれよりも小さくなるように、修正される。この修正により、第1特性線U1は、差圧式PM堆積量Mの増加に対する圧力損失Pの増加割合が、基準堆積特性のそれよりも低くなる。
本実施形態は、第1領域の期間中の通過ガス流速Vによって隔壁内に堆積するPMの量や密度が変化する点を考慮し、通過ガス流速Vに応じて適切な堆積特性に修正するため、差圧式PM堆積量Mの推定精度を向上させることができる。
なお、ステップS104bおよびステップS105bは、堆積特性修正手段を構成する。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態は、堆積特性の修正に用いる遷移点PM堆積量Mzの求め方が、第1実施形態と異なっている。
図10は第4実施形態に係る排気浄化装置のECUで実行される堆積特性修正処理を示す流れ図である。捕集器40(図1参照)の再生によりPM堆積量が0になった場合には、ステップS100でYESと判定し、ステップS101に進んで、各種情報を読み込む。
次いで、ステップS102では、後述するステップS105cで修正された最新の堆積特性の第1特性線U1に基づいて、ステップS101にて読み込んだ圧力損失Pから、差圧式PM堆積量Mを求める。ここで求めた差圧式PM堆積量MはECU70(図1参照)のEEPROMに記憶される。
次いで、ステップS107では、差圧式PM堆積量Mの増加量dM(以下、PM堆積増加量dMという)を求める。具体的には、現在の差圧式PM堆積量Mから前回の差圧式PM堆積量Mを減算して、前回差圧式PM堆積量Mを算出してから今回差圧式PM堆積量Mを算出するまでの間の、PM堆積増加量dMを求める。
次いで、ステップS103aでは、第1実施形態におけるステップS103と同様にして、排出ガスが隔壁400を通過する際の通過ガス流速Vを算出する。但し、ステップS103aで算出する通過ガス流速Vは、通過ガス流速Vを前回算出してから今回算出するまでの間の平均流速である。
次いで、ステップS108では、堆積したPMの単位容量当たりの、遷移点補正量dMz(以下、単位容量当たり遷移点補正量dMzという)を求める。この単位容量当たり遷移点補正量dMzは、遷移点PM堆積量Mzの値を、PM堆積量の増加側或いは減少側にどの程度補正するかを決めるために用いるものであり、単位容量当たり遷移点補正量dMzと、ステップS107で求めたPM堆積増加量dMとを乗算した値が、遷移点PM堆積量Mzの今回の補正量である。
図11は、通過ガス流速Vと単位容量当たり遷移点補正量dMzとの関係を定義するマップであり、ECU70のROMに記憶されている。図11に示すように、通過ガス流速Vが標準通過ガス流速Vstdと等しい場合は、単位容量当たり遷移点補正量dMzは0である。また、通過ガス流速Vが標準通過ガス流速Vstdよりも低い場合は、単位容量当たり遷移点補正量dMzは負の値となり、且つ、通過ガス流速Vが低くなるのに伴って、単位容量当たり遷移点補正量dMzの絶対値が大きくなる。さらに、通過ガス流速Vが標準通過ガス流速Vstdよりも高い場合は、単位容量当たり遷移点補正量dMzは正の値となり、且つ、通過ガス流速Vが高くなるのに伴って、単位容量当たり遷移点補正量dMzの値が大きくなる。
次いで、ステップS104cでは、下式(1)にて遷移点PM堆積量Mzを求める。
Mz=Mzold+dMz×dM ……(1)
なお、前回の遷移点PM堆積量Mzoldは、ステップS100でYESと判定してから最初に遷移点PM堆積量Mzを求める際は、基準堆積特性における遷移点PM堆積量Mzである。また、前回の遷移点PM堆積量Mzoldは、ステップS100でYESと判定してから2回目以降に遷移点PM堆積量Mzを求める際は、式(1)にて前回求めた遷移点PM堆積量Mzである。したがって、後述するステップS106でNOと判定するまでの間に式(1)にて繰り返し求められた遷移点PM堆積量Mzは、基準堆積特性における遷移点PM堆積量Mzに、遷移点PM堆積量Mzの補正量(=dMz×dM)の積算値を加算した値ということができる。
次いで、ステップS104cで求めた遷移点PM堆積量Mzに基づいて、ステップS105cにて堆積特性の修正を行う。ステップS105cでの堆積特性の修正方法について、図2を参照して説明する。
ステップS105cでは、ステップS104cで求めた遷移点PM堆積量Mzの値が基準堆積特性における遷移点PM堆積量Mzの値よりも大きい場合(すなわち、遷移点PM堆積量Mzの補正量の積算値が正の場合)は、図2に一点鎖線で示すように、第1特性線U1は、差圧式PM堆積量Mの増加に対する圧力損失Pの増加割合は変更せずに、遷移点PM堆積量Mzの値が基準堆積特性のそれよりも大きくなるように、修正される。この修正により、遷移点圧力損失Pzの値が基準堆積特性のそれよりも大きくなる。
また、第1特性線U1の修正に伴って遷移点Zが移動し、この修正後の遷移点Zから第2特性線U2が始まる。より詳細には、第2特性線U2は、差圧式PM堆積量Mの増加に対する圧力損失Pの増加割合は変更せずに、基準堆積特性の第2特性線U2を平行移動させた状態に、修正される。この修正後の堆積特性はECUのEEPROMに記憶される。
一方、ステップS104cで求めた遷移点PM堆積量Mzの値が基準堆積特性における遷移点PM堆積量Mzの値よりも小さい場合(すなわち、遷移点PM堆積量Mzの補正量の積算値が負の場合)は、図2に二点鎖線で示すように、第1特性線U1は、差圧式PM堆積量Mの増加に対する圧力損失Pの増加割合は変更せずに、遷移点PM堆積量Mzの値が基準堆積特性のそれよりも小さくなるように、修正される。この修正により、遷移点圧力損失Pzの値が基準堆積特性のそれよりも小さくなる。
なお、ステップS103aは流速検出手段に相当する。また、ステップS108、ステップS104c、およびステップS105cは、堆積特性修正手段を構成する。
なお、第1ないし第4実施形態において、ステップS102では前述の履歴式PM堆積量をMとして使用しても良い。
本発明の第1実施形態に係る排気浄化装置を適用した内燃機関の全体構成を示す図である。 第1実施形態における圧力損失Pと差圧式PM堆積量Mとの関係を示す図である。 図1のECU70で実行される堆積特性修正処理を示す流れ図である。 通過ガス流速Vと遷移点PM堆積量Mzとの関係を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る排気浄化装置のECUで実行される堆積特性修正処理を示す流れ図である。 通過ガス流速Vと遷移点圧力損失Pzとの関係を示す図である。 第2実施形態における圧力損失Pと差圧式PM堆積量Mとの関係を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る排気浄化装置のECUで実行される堆積特性修正処理を示す流れ図である。 第3実施形態における圧力損失Pと差圧式PM堆積量Mとの関係を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る排気浄化装置のECUで実行される堆積特性修正処理を示す流れ図である。 通過ガス流速Vと単位容量当たり遷移点補正量dMzとの関係を示す図である。
符号の説明
1…内燃機関、40…捕集器、400…隔壁。

Claims (10)

  1. 多孔質の隔壁(400)を有する捕集器(40)を内燃機関(1)の排気系に配設し、排出ガスが前記隔壁(400)を通過する際に前記捕集器(40)により排出ガス中の排気微粒子を捕集し、前記捕集器(40)の排気微粒子の堆積量が所定値を超えると堆積した排気微粒子を強制的に燃焼させて前記捕集器(40)の再生を行う内燃機関用排気浄化装置において、
    排気微粒子の堆積量と前記捕集器(40)の圧力損失とを対応付ける堆積特性に基づき、前記圧力損失を入力として排気微粒子の堆積量を推定する堆積量推定手段(S102)と、
    排出ガスが前記隔壁(400)を通過する際の流速を検出する流速検出手段(S103、S103a)と、
    前記流速検出手段(S103、S103a)にて検出した排出ガスの流速に応じて前記堆積特性を修正する堆積特性修正手段(S104、S104a、S104b、S104c、S105、S105a、S105b、S105c、S108)とを備えることを特徴とする内燃機関用排気浄化装置。
  2. 前記堆積特性は、排気微粒子の堆積量が0の初期点(X)から遷移点(Z)までの第1領域では、排気微粒子の堆積量の増加に対する前記圧力損失の増加割合が一定のまま、排気微粒子の堆積量の増加に伴って前記圧力損失が増加し、排気微粒子の堆積量が前記遷移点(Z)を超えた第2領域では、排気微粒子の堆積量の増加に伴って前記圧力損失が前記第1領域よりも緩やかに増加する特性であり、
    前記堆積特性修正手段(S104、S104a、S104b、S104c、S105、S105a、S105b、S105c、S108)は、前記第1領域の期間に前記流速検出手段(S103、S103a)にて検出した排出ガスの流速を第1領域ガス流速としたとき、その第1領域ガス流速に応じて前記堆積特性を修正することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用排気浄化装置。
  3. 前記堆積特性修正手段(S104、S104b、S104c、S105、S105b、S105c、S108)は、前記第1領域における排気微粒子の堆積量の増加に対する前記圧力損失の増加割合を変更せずに、前記第1領域ガス流速に応じて前記遷移点(Z)における排気微粒子の堆積量を変更することを特徴とする請求項2に記載の内燃機関用排気浄化装置。
  4. 前記堆積特性修正手段(S104、S104b、S104c、S105、S105b、S105c、S108)は、前記第1領域ガス流速が高くなるのに伴って、前記遷移点(Z)における排気微粒子の堆積量が増加するように、前記堆積特性を修正することを特徴とする請求項3に記載の内燃機関用排気浄化装置。
  5. 前記堆積特性修正手段(S104a、S104b、S105a、S105b)は、前記遷移点(Z)における排気微粒子の堆積量を変更せずに、前記第1領域ガス流速に応じて前記遷移点(Z)における前記圧力損失を変更することを特徴とする請求項2に記載の内燃機関用排気浄化装置。
  6. 前記堆積特性修正手段(S104a、S104b、S105a、S105b)は、前記第1領域ガス流速が高くなるのに伴って、前記遷移点(Z)における前記圧力損失が増加するように、前記堆積特性を修正することを特徴とする請求項5に記載の内燃機関用排気浄化装置。
  7. 前記堆積特性修正手段(S104b、S105b)は、前記遷移点(Z)における排気微粒子の堆積量および前記遷移点(Z)における前記圧力損失を、前記第1領域ガス流速に応じて変更することを特徴とする請求項2に記載の内燃機関用排気浄化装置。
  8. 前記堆積特性修正手段(S104b、S105b)は、前記第1領域ガス流速が高くなるのに伴って、前記遷移点(Z)における排気微粒子の堆積量が増加するとともに、前記遷移点(Z)における前記圧力損失が増加するように、前記堆積特性を修正することを特徴とする請求項7に記載の内燃機関用排気浄化装置。
  9. 前記第1領域ガス流速は、前記第1領域の期間の平均流速であることを特徴とする請求項2ないし8のいずれか1つに記載の内燃機関用排気浄化装置。
  10. 前記流速検出手段(S103a)は、前記第1領域の期間に前記第1領域ガス流速を複数回検出し、
    前記堆積特性修正手段(S104c、S105c、S108)は、前記流速検出手段(S103a)にて前記第1領域ガス流速が検出される度に、今回検出された前記第1領域ガス流速に基づいて前記遷移点(Z)の補正量を算出し、その補正量を積算した補正量積算値に基づいて前記堆積特性を修正することを特徴とする請求項2ないし8のいずれか1つに記載の内燃機関用排気浄化装置。
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