JP2007154365A - ガス検知器付ヘルメットおよびヘルメット装着用ガス検知器 - Google Patents
ガス検知器付ヘルメットおよびヘルメット装着用ガス検知器 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 このガス検知器付ヘルメットは、ヘルメットと、このヘルメットの被装着部にガス検知器装着用連結部材を介して装着された、検知対象ガスを検知したときに作動する振動子を有するガス検知器とよりなりる。ヘルメット装着用ガス検知器は、任意のヘルメットについて上記のガス検知器付ヘルメットを実施するため、このガス検知器をヘルメットに着脱自在に装着される被連結部材と、前記ガス検知器を被連結部材に着脱自在に連結するためのガス検知器装着用連結部材とよりなる。ガス検知器装着用連結部材は、前記ガス検知器と微小移動可能に連結されるガス検知器連結部と、ヘルメットの被装着部に微小移動可能に連結される装着用連結部とを有する。
【選択図】図1
Description
前記ガス検知器装着用連結部材は、前記ガス検知器と微小移動可能に連結されるガス検知器連結部と、ヘルメットの被装着部に微小移動可能に連結される装着用連結部とを有することを特徴とする。
当該クリップ部材の湾曲した頂部によるガス検知器連結部が、ガス検知器に設けられた連結用ピンに遊嵌されることにより、当該ガス検知器装着用連結部材とガス検知器とが微小移動可能に連結されると共に、
ヘルメットの被装着部は、ヘルメットの外面に位置されるよう設けられた被連結部材により構成されており、当該被連結部材に、前記クリップ部材の頂部から伸びる一方の舌片が遊嵌状態に係合されることにより、当該ガス検知器装着用連結部材とヘルメットの被装着部とが微小移動可能に連結される構成とすることができる。
ヘルメットに着脱自在に装着される被連結部材と、前記ガス検知器を被連結部材に着脱自在に連結するためのガス検知器装着用連結部材とよりなり、
前記ガス検知器装着用連結部材は、前記ガス検知器と微小移動可能に連結されるガス検知器連結部と、被連結部材に微小移動可能に連結される装着用連結部とを有することを特徴とする。
その結果、ヘルメット装着者は、頭部に装着しているヘルメットの全体が振動することにより、頭部に大きな振動を直接的に受けることとなる。このように、本発明によれば、ガス検知器が検知対象ガスを検知したときの警報をヘルメット装着者に確実に伝達することができる。
図1は、本発明のガス検知器付ヘルメットの一例における要部を示す説明用断面図であり、10はヘルメットであり、このヘルメット10には、ガス検知器装着用連結部材30を介して、ガス検知器40が装着されている。
この例において、連結部材30は、弾性金属板が変形加工されて形成された、全体が大略U字状のクリップ部材よりなり、頂部湾曲部31が、ガス検知器40の背面上部に設けられた、当該ガス検知器40の上縁に沿って水平方向に伸びる連結用ピン50と遊嵌状態に係合されている。具体的には、当該クリップ部材の頂部湾曲部31が連結用ピン50の径より遙かに大きい曲率半径で湾曲しており、連結用ピン50が設けられているガス検知器40の間隙部48の幅は、クリップ部材を形成する弾性金属板の厚みより大きいものとされている。
この被連結部材20は、下方側部分にヘルメット10に当該被連結部材20を装着するための固定用挟圧部21が形成されると共に、上方側部分にはヘルメット10の外面に位置するよう、クリップ受け部分22が形成されている。
具体的には、被連結部材20のクリップ受け部分22に係る矩形枠部分の内部間隔、すなわち、被連結部材20の表面側板状部と背面側板状部との間の離間距離は、連結部材30に係る弾性金属板の厚みより大きいものとされると共に、被連結部材20のクリップ受け部分22の弾性金属板の厚みが、連結部材30の内側片32と外側片33との間の離間距離よりも小さいものとされ、これにより、当該連結部材30が、被連結部材20に対して微小移動可能に連結された状態とされている。
そして、被連結部材20を、その固定用挟圧部21がヘルメット10の周縁部10Aを挟圧するよう固定することにより、被装着部が設けられる。
一方、連結部材30のクリップ部材をその弾性力に抗してその内側片32と外側片33とを若干離間させた状態で、当該クリップ部材をガス検知器40の連結用ピン50に係る間隙部48に通すことにより、ガス検知器40に連結部材30が遊嵌状態に係合され、これにより、ガス検知器40と連結部材30とが微小移動可能に連結される。
更に、連結部材30の外側片33を、被装着部を構成する被連結部材20のクリップ受け部分22に係る矩形枠部分に挿通させることにより、連結部材30が遊嵌状態に係合され、これにより、連結部材30とヘルメット10の被装着部とが微小移動可能に連結される。
このため、ガス検知器40の振動子46が作動すると、連結部材30に対してガス検知器40それ自体が振動体として振動することとなり、このガス検知器40の振動は、連結部材30が遊嵌状態に係合していることから、増幅された状態で連結部材30に伝達されることとなる。
このように、本発明のガス検知器付ヘルメットによれば、ガス検知器40が検知対象ガスを検知したときに、ヘルメット装着者に確実に警報を伝達することができる。
例えば、連結部材および被連結部材の連結の態様は、特に上記の例に限定されるものではない。
10A ヘルメットの周縁部
20 被連結部材
21 固定用挟圧部
22 クリップ受け部分
23 中央基板部
30 ガス検知器装着用連結部材
31 頂部湾曲部
32 内側片
32A 下端
33 外側片
33A 先端部
33B 内方突出部
40 ガス検知器
41 表示部
42 ガスセンサー
43 ブザー
44 発光部
46 振動子
47 操作部
48 間隙部
50 連結用ピン
52 被係合ピン
Claims (4)
- ヘルメットと、このヘルメットの被装着部にガス検知器装着用連結部材を介して装着された、検知対象ガスを検知したときに作動する振動子を有するガス検知器とよりなり、
前記ガス検知器装着用連結部材は、前記ガス検知器と微小移動可能に連結されるガス検知器連結部と、ヘルメットの被装着部に微小移動可能に連結される装着用連結部とを有することを特徴とするガス検知器付ヘルメット。 - ガス検知器装着用連結部材は、弾性金属板が湾曲部を介して折り返されて形成されたU字状のクリップ部材よりなり、
当該クリップ部材の湾曲した頂部によるガス検知器連結部が、ガス検知器に設けられた連結用ピンに遊嵌されることにより、当該ガス検知器装着用連結部材とガス検知器とが微小移動可能に連結されると共に、
ヘルメットの被装着部は、ヘルメットの外面に位置されるよう設けられた被連結部材により構成されており、当該被連結部材に、前記クリップ部材の頂部から伸びる一方の舌片が遊嵌状態に係合されることにより、当該ガス検知器装着用連結部材とヘルメットの被装着部とが微小移動可能に連結される構成とすることができることを特徴とする請求項1に記載のガス検知器付ヘルメット。 - ヘルメットの被装着部は、弾性金属板により形成された被連結部材により構成されており、当該被連結部材は、当該被連結部材をヘルメットの周縁部に着脱自在に固定するための固定用挟圧部と、クリップ部材が遊嵌状態に係合されるクリップ受け部分とを有する構成とされることを特徴とする請求項2に記載のガス検知器付ヘルメット。
- 検知対象ガスを検知したときに作動する振動子を有するガス検知器と、ヘルメットに着脱自在に装着される被連結部材と、前記ガス検知器を被連結部材に着脱自在に連結するためのガス検知器装着用連結部材とよりなり、
前記ガス検知器装着用連結部材は、前記ガス検知器と微小移動可能に連結されるガス検知器連結部と、被連結部材に微小移動可能に連結される装着用連結部とを有することを特徴とするヘルメット装着用ガス検知器。
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