JP2007151127A - 無線ヘッドセット及び無線ヘッドセットの制御方法 - Google Patents

無線ヘッドセット及び無線ヘッドセットの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、無線ヘッドセットが安定的に動作され、大きさが小さくなり、製造費が減り、機器が正常に動作され、外部の衝撃によっても定まった位置で、与えられた形状及び構造の通り安定的に置かれることができ、使用者の携帯が簡便になり、より便利に使用することができる無線ヘッドセットを提供するためのものである。
【解決手段】 本発明による無線ヘッドセット1は、長い棒形状で提供される本体2と、前記本体の上段部及び下段部のうち、いずれか一端部軸に提供されて、前記本体に対して回動されるイヤホン6と、前記イヤホンが前記本体に対して引出状態及び/または、引入状態及び/または、引入状態と引出状態との間でその停止位置が維持されるようにするイヤホン位置ガイド構造とが含まれる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線ヘッドセットに関し、より詳しくは、無線信号を送信する母体から分離された状態で、前記母体から受信される無線信号を受信して音波に変換して、使用者が線に拘束されなくて、また、ヘッドセットで聴取中にも両手を自由に使用することができるようにする無線ヘッドセット及び無線ヘッドセットの制御方法に関する。
近来、携帯電話やMP3などのような母体となる電子機器に附属して別途の無線ヘッドセットを更に使用することによって、使用者が携帯電話やMP3のような機器を直接手に握っていない状態でも、このような機器が使用できることになった。このように、無線ヘッドセットの使用が可能になったことは、ブルートゥース(Bluetooth)、WLAN(Wireless Lan)、WPAN(Wireless Personal Area Network)、RFID(Radio Frequency Identification)などの近距離無線通信技術の発展に起因したものである。
一方、前記無線ヘッドセットの一般的な形態は、前記無線ヘッドセットの装着位置が固定されるようにするために、前記無線ヘッドセットと一体で、または、分離可能形態で、耳殻と類似な構造の枠が提供された状態で、その枠が耳殻に支持されるようにする形態で使われた。しかしながら、このような構造は使用者が前記枠を自身の耳に掛かって回したり変形させたりする複雑な動作を通じてこれを着用しなければならない不便があり、正しい位置に着用することが容易でないという問題がある。また、前記枠により無線ヘッドセットの全体体積が大きくなり、前記枠の鉤形態の形状によりポケットなど、外部物体にかかる場合が頻繁になって好ましくない。
このような問題点により前記無線ヘッドセットを前記耳殻に掛かる必要なしにイヤホンを使用者の外耳道に挿入させる過程により無線ヘッドセットを着用するようにする製品も紹介されている。この場合、使用者が無線ヘッドセットを着用する動作は、無線ヘッドセットのイヤホンが直接使用者の耳柱と相手耳柱間の間隔部と、外耳道の内部空間に掛かる方式により遂行される。
このような前記無線ヘッドセットの従来技術では、大韓民国登録実用新案20−0393227号のような技術が提案されたところがある。前記の技術は、無線ヘッドセットが使用者の耳に直接据置されるようにするだけでなく、無線ヘッドセットが使用中である時にはイヤホンが無線ヘッドセット本体の外側に突出するようにし、無線ヘッドセットを保管する時にはイヤホンが本体の中心部に陥没する所定の空間中に挿入されるようにする方式で動作される。
しかしながら、この方式によれば、無線ヘッドセットの内部に装着される部品の装着空間が狭くなる問題がある。言い換えると、イヤホンの挿入空間を確保するために、無線ヘッドセットの本体の中心部に大きい開孔が形成されなければならないので、無線ヘッドセットの動作に必要な多数の他の部品は前記開孔から外れる他の位置に置かれなければならないし、したがって、全ての部品が装着されるようにするために、無線ヘッドセットの大きさはそれほど大きくなるしかないのである。
また、イヤホンと直接連結されるイヤセットが長く提供された状態で、ヒンジに回動されるため、使用者が無線ヘッドセットを装着した状態ではイヤセットの他端部が外部に突出し、前記イヤセットの突出した部分に他の物品がかかることになれば、無線ヘッドセットが耳から抜け出る問題点が発生する。
また、トーションスプリングにより、イヤホンには一方に押される力が常に加えられているので、外部の弱い衝撃によってもイヤホンが外側に食み出す問題がある。したがって、無線ヘッドセットが正常に動作することが困難になる。
また、イヤホンが本体の内部に位置しているので、引出及び引入が容易でないという問題がある。
また、通話時度にイヤホンの引出とは別途に、手動でON/OFFボタンを押さえて作動させなければならない煩わしさがある。
大韓民国登録実用新案20−0393227号
本発明は、前記の問題を解決するために提案されるものであって、無線ヘッドセットが安定的に動作され、大きさが小さくなり、製造費が減り、機器が正常に動作され、外部の衝撃によっても定まった位置で、与えられた形状及び構造の通り安定的に置かれることができ、使用者の携帯が簡便になり、より便利に使用することができる無線ヘッドセットを提案することを目的とする。
無線ヘッドセットが耳に安定的に着用されて動作され、外部の衝撃があっても定まった位置で与えられた形状及び構造の通り安定的に固定され、大きさが小さくなり、製造費が減り、製作過程が簡単になり、使用者の携帯が簡便になり、使用者が別途の操作なしにイヤホンを引出させるだけで、ヘッドセットの使用が可能になり、イヤホンが本体の外部に突出した形状をなすことによって、イヤホンの引出が一層容易になり、イヤホンの引出/引入だけで、無線ヘッドセットの電源が制御されて、より便利で、かつ安定した無線ヘッドセットを提案することを目的とする。
無線ヘッドセットが少なくともイヤホンの引入及び/または引出状態で位置が固定されて、使用者の耳に安定的に着用されることによって、無線ヘッドセットの携帯、保管及び使用が簡便になり、また、イヤホンの固定位置が多様な角度で提供されていて、使用者が自身の好みに合う固定位置を選択することができる無線ヘッドセットを提案することを目的とする。
前記の目的を達成するための本発明に係る無線ヘッドセットは、長い棒形状で提供される本体と、前記本体の上段部及び下段部のうち、いずれかの一端部側に提供されて前記本体に対して回動されるイヤホンと、前記イヤホンが前記本体に対して引出状態及び/または引入状態及び/または引入状態と引出状態との間でその停止位置が維持されるようにするイヤホン位置ガイド構造と、が含まれる。
他の形態による本発明の無線ヘッドセットは、本体と、前記本体の外部から内側へ陥没形成されるイヤホンガイド溝と、前記イヤホンガイド溝に安着することができ、前記本体に対して畳まれる方向に回転して引出されるイヤホンと、少なくとも前記イヤホンの引出状態及び/または引入状態で前記イヤホンの位置を停止状態に維持させるイヤホン位置ガイド構造と、前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、が含まれる。
更に他の形態による本発明の無線ヘッドセットは、棒形状で提供される本体と、前記本体の外部から内側へ陥没形成されるイヤホンガイド溝と、前記イヤホンガイド溝に安着するイヤホンと、少なくとも前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンの位置を停止状態に維持させるために前記イヤホンと前記本体の連結部に提供されて前記イヤホンの回動位置に弾性力を提供する弾性ヒンジと、前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、が含まれる。
更に他の形態による本発明の無線ヘッドセットは、本体と、前記本体に対して回動されて外側に引出されるイヤホンと、前記イヤホンは前記本体に対する停止位置が維持されるようにするイヤホン位置ガイド構造と、前記本体に結合され、前記本体を据置するためのクリップと、が含まれる。
更に他の形態による本発明の無線ヘッドセットは、本体と、前記本体で陥没形成されるイヤホンガイド溝と、前記イヤホンガイド溝に安着することができ、前記本体に対して回転して引出されるイヤホンと、前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、前記スペーサの端部に形成される回転軸と、前記回転軸と共に回転し、少なくとも1つ以上の平面部が提供される多角形の回転ガイドと、前記回転ガイドの平面部と面接する方向に前記回転ガイドを回転させる弾性力を提供する弾性部材と、が含まれる。
更に他の形態による本発明の無線ヘッドセットは、本体と、前記本体で陥没形成されるイヤホンガイド溝と、前記イヤホンガイド溝に安着することができ、前記本体に対して回転して引出されるイヤホンと、前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、前記スペーサの端部に形成される回転軸と、前記回転軸と等角回転するガイド板と、前記ガイド板の中心と等距離に提供される少なくとも1つの係止部と、前記係止部に選択的に係止される挿入口と、前記挿入口を前記係止部側に押圧する弾性部材と、が含まれる。
更に他の形態による本発明の無線ヘッドセットは、本体と、前記本体で陥没形成されるイヤホンガイド溝と、前記イヤホンガイド溝に安着することができ、前記本体に対して回転して引出されるイヤホンと、前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、前記スペーサと共に回転する回転軸と、前記回転軸と共に回転する少なくとも1つの平面部が含まれる回転ガイドと、前記回転ガイドの平面部と面接される状態で前記回転ガイドを回転させる弾性片とが含まれる。
更に他の形態による本発明の無線ヘッドセットは、本体と、前記本体で陥没形成されるイヤホンガイド溝と、前記イヤホンガイド溝に安着することができ、前記本体に対して回転して引出されるイヤホンと、前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、前記イヤホンと前記本体とを連結する部分に形成される弾性材質の変形部とが含まれ、前記イヤホンの引出時に前記変形部は緩やかに曲がって前記イヤホンの引出をガイドすることを特徴とする。
更に他の形態による本発明の無線ヘッドセットは、棒形状で提供される本体と、前記本体の延長方向に対して垂直する方向に回転するイヤホンと、前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するために、前記イヤホンと前記本体との連結部に提供されるスペーサと、が含まれる。
更に他の形態による本発明の無線ヘッドセットは、本体と、前記本体に対して回転して引出されるイヤホンと、前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、前記イヤホンが180゜の範囲内で回転可能にし、少なくとも引出状態で停止状態を維持するようにする弾性ヒンジと、が含まれる。
更に他の形態による本発明の無線ヘッドセットは、長い棒形状で提供される本体と、前記本体の断面形状を基準にしてどちら側の隅部に形成されるイヤホンガイド溝と、前記イヤホンガイド溝の内部に受容されるイヤホンと、前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するために、前記イヤホンと前記本体との連結部に提供されるスペーサと、が含まれる。
更に他の形態による本発明の無線ヘッドセットは、少なくともブルートゥースモジュールが搭載される本体と、前記本体の外面から内側へ陥没して形成されるイヤホンガイド溝と、前記イヤホンガイド溝の内部に一定部分がガイドされて置かれるイヤホンと、前記イヤホンが、前記本体に対して少なくとも引出状態及び/または引入状態で前記イヤホンの停止位置が維持されるようにするイヤホン位置ガイド構造が含まれ、前記イヤホンガイド溝は、前記イヤホンを支持して前記イヤホンの過度な回転を防止する。
更に他の形態による本発明の無線ヘッドセットは、本体と、前記本体に対して回動され、前記本体の延長方向に対して垂直または水平方向に引出されるイヤホンと、少なくとも前記イヤホンの引出状態及び/または引入状態で前記イヤホンの位置を停止位置に維持させるイヤホン位置ガイド構造と、前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、前記イヤホン及び/またはイヤホン位置ガイド構造の動作を感知して前記無線ヘッドセットの電源供給を制御する回転感知部と、が含まれる。
更に他の形態による本発明の無線ヘッドセットは、本体と、前記本体の一端部から突出した形状で提供されて、前記本体に対して回動されるイヤホンと、前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、前記イヤホンの引出及び/または引入状態で前記イヤホンの位置を停止状態に維持させるために、前記スペーサに形成されるストッパーと、前記イヤホンの引出及び/または引入状態で前記イヤホンの位置を停止状態に維持させるために前記ストッパーと相互作用して前記ストッパーを支持する支持部と、前記イヤホンの引出及び/または引入状態で、前記イヤホンの引出及び/または引入状態を支持する前記支持部の支持力を除去して、前記イヤホンを引入及び/または引出状態に復帰させる引出/引入動作部と、前記イヤホンを引出及び/または引入状態から引入及び/または引出状態に復帰させるために、前記イヤホンと前記本体の連結部に提供されて、前記イヤホンの回動位置に弾性力を提供するストッパー側弾性部材と、が含まれる。
更に他の形態による本発明の無線ヘッドセットは、本体と、前記本体の延長方向に対して垂直な方向に回転するイヤホンと、前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、前記スペーサの端部に形成される回転軸と、前記回転軸と共に回転し、少なくとも1つ以上の平面部が提供される多角形の回転ガイドと、前記回転ガイドの平面部と面接する方向に前記回転ガイドを回転させる弾性力を提供する弾性部材と、が含まれる。
更に他の形態による本発明の無線ヘッドセットは、本体と、前記本体に対して回動されるイヤホンと、前記イヤホンと前記本体との間には前記イヤホンの引入状態に比べて前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンと前記本体との距離が長く維持されるようにするスペーサと、前記イヤホンと連結されて前記イヤホンと共に回転する回転部と、前記回転部に連結され、少なくとも2つの陥没部が含まれる変形部と、前記イヤホンの使用状態で前記イヤホンの位置を停止状態に維持させるように前記変形部と相互作用して前記回転部の回転を防止する回転防止部と、が含まれる。
更に他の形態による本発明の無線ヘッドセットは、本体と、前記本体に対して移動されるイヤホンと、前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、前記イヤホンと連結されて前記イヤホンと共に移動される回転軸と、前記回転軸の一側に形成される凹凸構造の変形部と、前記変形部の凹凸構造と噛み合って前記回転軸の回転を防止する突出形状の回転防止部と、前記回転防止部に前記変形部方向の弾性力を提供する弾性部材と、が含まれる。
更に他の形態による本発明の無線ヘッドセットは、本体と、前記本体に対して移動されるイヤホンと、前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、前記イヤホンと連結されて前記イヤホンと共に回転する回転軸と、前記回転軸の一側に形成される歯車形態の変形部と、前記変形部の歯と噛み合って前記回転軸の回転を防止するラッチ(Ratch)と、前記ラッチを支持するラッチ支持軸と、前記ラッチの回動位置に弾性力を提供する弾性部材と、が含まれる。
更に他の形態による本発明の無線ヘッドセットは、本体と、前記本体に対して移動されるイヤホンと、前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、前記イヤホンと連結されて前記イヤホンと共に移動される回転軸と、前記回転軸の一側に形成される少なくとも2つの溝がある非円形の変形部と、前記変形部の溝と締結されて前記回転軸の回転を防止する回転防止部と、前記回転防止部が原位置を維持するように弾性力を提供する弾性部材とが含まれる。
更に他の形態による本発明の無線ヘッドセットの制御方法は、イヤホンが引出されるステップと、前記イヤホンの引出が感知されて回転感知部が作動するステップと、前記回転感知部により無線ヘッドセットが連結モードに転換されるステップと、が含まれる。
更に他の形態による本発明の無線ヘッドセットの制御方法は、イヤホンが引入されるステップと、前記イヤホンの引入が感知されて回転感知部が作動するステップと、前記回転感知部により無線ヘッドセットが待機モードに転換されるステップと、が含まれる。
提案される本発明により、無線ヘッドセットが動作安全性が増大し、大きさが小さくなり、製造費が減り、携帯が簡便になり、より便利に使用することができる長所が得られる。
また、イヤホンの引出及び/または引入により前記無線ヘッドセットが自動にON/OFFされて使用が便利になる長所が得られる。
本発明に係る無線ヘッドセットにより、無線ヘッドセットが安定的に動作され、機器が正常に動作され、不意の外部の衝撃によっても指示された位置で与えられた位置及び構造で安定的に置かれることができる長所がある。
また、無線ヘッドセットの大きさが小さくなり、製造費が減る長所が得られ、無線ヘッドセットの内部空間活用度が高まる長所が得られる。
また、使用者の携帯が簡便になる長所が得られ、使用者は長い棒形状の本体を握った状態で、イヤホンのみを指で操作すればいいため、より便利に無線ヘッドセットを使用することができる長所がある。
また、イヤホンの引出/引入だけで、無線ヘッドセットの電源が制御されて、より容易で、便利で、かつ、速かに無線ヘッドセットを使用することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の具体的な実施形態を詳細に説明する。但し、本発明の思想は提示される実施形態に限るのでなく、本発明の思想を理解する当業者は同一な思想の範囲内に含まれる他の実施形態を構成要素の付加、変更、削除、及び追加などにより、容易に提案することができるが、これもまた本発明の思想の範囲内に含まれるはずである。
(第1実施形態)
図1は本発明に係る無線ヘッドセットの斜視図であり、図2は図1のII−II’の断面図であり、図3は図1のI−I’の断面図である。
図1乃至図3を参照すれば、本発明に係る無線ヘッドセット1は長い棒形で提供される本体2と、前記本体2の上段部に回転可能に装着されるイヤホン6が提供される。したがって、使用者は前記本体2を片手で握った状態で前記本体2を握った手の指で前記イヤホン6を操作する動作により、前記無線ヘッドセット1を便利に操作することができる。
前記本体2の外面には使用者が音量を調節する音量調整部4と、無線ヘッドセット1を使用者が便利に据置するようにするクリップ5と、使用者の音声を受信するマイク部3と、無線ヘッドセット1の電源を付けたり消すことに使われるオン/オフボタン10が形成される。そして、前記本体2のいずれかの一側にはバッテリー11を充電するための充電端子が更に提供されることができる。
また、前記本体2の内部にはMP3プレーヤーまたは携帯電話などのような母体との無線通信を遂行するブルートゥースモジュールと、前記ブルートゥースモジュールにより送受信される信号を増幅する増幅回路と、増幅された信号を音波を表す所定の電気信号に再生する再生回路が内蔵されることはもちろんであり、これらの各々の構成要素により無線ヘッドセットの動作が遂行されることももちろんである。前記各回路は、前記本体2の内部に置かれる所定の基板12上に提供されることが好ましい。
そして、前記イヤホン6の内部には電気信号を空気の振動により音響信号で再生するスピーカ装置が内蔵される。そして、前記イヤホン6の端部には軟性材質の挿入部材が形成されて、使用者の耳に前記挿入部材が挿入されれば、柔らかく変形されることによって、前記挿入部材が一旦耳に挿入されれば、挿入状態が堅く維持されることができる。したがって、無線ヘッドセット1が耳に据置されるようにするための耳殻と類似な形態及び形式のいかなる枠を必要としなくなる。
前記のような構造により、使用者は前記本体2を片手で握った状態で前記本体2を握った手の指で前記イヤホン6を操作する動作によって、前記無線ヘッドセット1を便利に操作することができる。即ち、前記イヤホン6が前記本体2から突出している形状をなしているので、前記無線ヘッドセット1の操作が一層容易になる。
一方、本発明に係る無線ヘッドセット1は、イヤホン6の移動状態が便利に提供されることを特徴とするが、以下では、それと関連する構成をより詳細に説明する。
前記イヤホン6と前記本体2との連結部分にはイヤホン6と本体2との間に所定長さの間隔を提供するスペーサ7が棒形状で提供され、前記本体2には前記イヤホン6の位置をガイドするイヤホンガイド溝8と前記スペーサ7の位置をガイドするスペーサガイド溝9が形成される。
詳しくは、前記スペーサ7は無線ヘッドセット1の使用状態で前記イヤホン6が外側に引出される際、イヤホン6が使用者の耳の中に挿入される際、前記本体2が使用者の耳に掛かって干渉を起こして装着に邪魔になることを防止するためのものである。言い換えると、前記スペーサ7によって無線ヘッドセット1が使用者の耳に掛かる際、使用者の耳と本体2との間に一定程度の距離を置いて維持されるようにするためのものである。そして、前記イヤホンガイド溝8は、前記無線ヘッドセット1が保管状態で前記イヤホン6が本体1に対して隣接する状態で受納される際、イヤホン6の定着位置を提供するために長い棒形状の前記本体2の端部から内部に広幅で陥没形成される部分である。そして、前記スペーサガイド溝9は、前記無線ヘッドセット1が使われるために、前記イヤホン6が前記本体2から引出されたり、前記イヤホン6の引出された状態でスペーサ7の移動をガイドするためのものである。
また、図面において、前記イヤホン6の頭部は前記イヤホンガイド溝8の外側に引出された部分が大きく提供されていることと図示されているが、本発明の思想はこれに限るのでなく、前記イヤホン6は前記イヤホンガイド溝8の内側に大部分が受容されていることができる。但し、使用者が前記イヤホン6は外側に引出す際、イヤホン6を使用者が容易に操作することができるようにするために、前記イヤホン6の少なくとも一部分は前記イヤホンガイド溝8の外側に一定部分が露出することが好ましい。このように、長い棒形状で提供される本体2の端部に前記イヤホン6が提供されることによって、使用者は目で見なくても長い棒の端部からイヤホン6を触覚により認知してこれを外側に引出す動作だけでも前記イヤホン6を容易に引出して無線ヘッドセット1を使用状態にすることができる。
一方、前記イヤホン6は、本体2に対してヒンジ回動が可能な状態で提供されるが、前記イヤホン6はヒンジ回動が可能で、かつ、イヤホン6が前記イヤホンガイド溝8にガイドされて受容された状態の位置と、イヤホン6が外部に引出された状態の位置が正確にガイドされる。
また、前記イヤホン6は、図6に示すように、本体2で回転して固定の際、本体2の上面の延長線(C1)に対してイヤホン2の中心線(C2)の角度(A)が5〜20゜の角度で傾斜するように形成され、好ましくは10〜15゜で形成され、前記イヤホン6は本体2で回転して固定の際、イヤホン6の底面と本体の上面との間のオフセット(offset)(B)が2〜8mmで形成され、好ましくは4〜5mmで形成される。図6は、本発明の第1実施形態に係る無線ヘッドセットのイヤホンの角度及びオフセットを説明する図である。
以下、前記イヤホン6の位置をガイドするイヤホン位置ガイド構造をより詳細に説明する。
まず、前記スペーサ7の下段部には回転軸21が前記スペーサ7の延長方向に対して垂直方向に形成されており、前記回転軸の端部にはカム22が形成される。そして、前記カム22にはスタッド23が接しており、前記スタッド23の端部には弾性部材24が更に連結されている。
前記したような構造により、前記スタッド23は前記弾性部材24により上方に上げられる力を常に提供受けることになり、前記スタッド23の上段は前記カム22に常に接した状態で前記カム22が一定の回転角度で置かれるようにする力を提供する。したがって、前記イヤホン6が回転する時には前記回転軸21を経由して前記カム22が回転するようにし、前記カム22は非円形で製作されて前記スタッド23により押し上げられて一定の位置にイヤホン6が常に移動されるようにする力を提供する。前記カム22と前記スタッド23の相互作用により前記イヤホン6が安定した状態で置かれる位置は、前記イヤホン6が前記イヤホンガイド溝8に受容された状態で無線ヘッドセット1が使われない状態であるとか、前記イヤホン6が外側に完全に引出された状態で無線ヘッドセット1が使用中の状態でありうる。そして、その中の位置ではカム22が不安定な位置に置かれているために、常にいずれか一方に回転する力を提供する。
このようなイヤホンの位置ガイド構造により、前記無線ヘッドセット1が動作されない場合、言い換えると、前記イヤホンガイド溝8の内部にイヤホン6が受容された状態では、ある程度の外力が加えられなければ、前記カム22と前記スタッド23の相互作用により前記イヤホン6が外側に引出されない。したがって、ポケットやかばんに無線ヘッドセット1が受容された状態で、外部に加えられる衝撃によっても前記イヤホン6が引出されない長所を期待することができる。このような構造によって前記イヤホン6の衛生状態が改善され、使用者の便宜性が改善され、無線ヘッドセット1の動作安全性が増大する長所を期待することができる。
一方、前記イヤホンガイド溝8及び/またはスペーサガイド溝9は、前記イヤホン位置ガイド構造によって引入状態に向かって後に反り返るイヤホン6及びスペーサ7が後方に更に繰り越さないで、前記イヤホンガイド溝8によりガイドされた状態で定位置に正確に止めるようにする役割を更に遂行することができる。
前記の構造を参照しつつ本発明に係る動作乃至作用をより詳細に説明する。
まず、前記無線ヘッドセット1が使用待機中の状態を重点的に説明する。前記無線ヘッドセット1は携帯電話と同様に、使用者が続けて使用することが一般的な状態であって、いつでも使用者の手が着くことができる位置に置かれることが好ましい。このため、前記無線ヘッドセット1の本体2のどの一側にはクリップ5が形成されている。前記クリップ5は別途の物品として前記本体2の一側に固定されている。そして、棒形状本体2のどの一端部から他端部に延びる形態としてのクリップ5はその自体としてある程度変形自在である。したがって、使用者はシャツのポケットなどの隅に前記クリップ5を利用して無線ヘッドセット1を容易に据置できることになる。そして、携帯電話に電話がかかって来る等、無線ヘッドセット1を使用しようとする時には無線ヘッドセット1を容易に引出して使用することができる。
もちろん、図面に提示される前記クリップ5は、一実施形態に過ぎないので、前記本体2に一体で提供される等、多様な様態で提供されることができる。
前記クリップ5は、本発明が無線ヘッドセット1が棒形状で提供される場合に、その使用性がより改善されるものであって、無線ヘッドセット1がボールペンなどのような形態で使われる場合にポケットなどに掛かって据置されることにより、その使用性が一層改善されることができる。
また、前記無線ヘッドセット1が使用待機中の状態では、前記イヤホン6は本体に受容された状態であって、前記イヤホンガイド溝8の内部に受容されている。そして、前記無線ヘッドセット1の延長方向と同一な方向である一方向に置かれていることができるため、外部の物品により邪魔になる虞のない長所がある。延いては、イヤホン6が外界の他の物品に掛かってもイヤホン位置ガイド構造により位置が安定的に支持されているため、イヤホン6が外側に引出されることはない。このような安定した構造によって無線ヘッドセット1の動作上の安全性が改善される長所が得られる。
前記無線ヘッドセット1が使われる過程をより詳細に説明する。
携帯電話などへの呼出に応じて、無線ヘッドセット1を使用しようとする時には、クリップ5の据置状態を除去して無線ヘッドセット1を引出し、前記イヤホン6を回転させて外部に引出すことになる。前記イヤホン6の引出過程をより詳細に説明すれば、使用者が前記本体2を握っている手で前記イヤホンガイド溝8の外側に突出しているイヤホン6の一部分を押すことになる。すると、前記イヤホン6は回転軸21を中心に回転することになり、前記イヤホン6はカム22及びスタッド23の相互作用により軽快に回転して外側に引出される。
このように、イヤホン6がより軽快に外側に引出できるので、使用者の便宜性は一層改善される長所が得られる。そして、一旦イヤホン6が引出された後には使用者が引出す時と同一な力でイヤホン6を内側に引入する前まではイヤホン6は前記カム22と前記スタッド23との間で作用する力によって引出された位置で固定されている。したがって、使用者が耳にイヤホン6を挿入する時にも前記イヤホン6は揺れなしに引出位置を正確に維持することができる。したがって、イヤホン6の挿入動作がより正確で、かつ便利になされることになる。
また、イヤホン6が引出された状態では前記スペーサ7が一定の長さ以上に延長されているため、使用者がイヤホン6を耳に挿入した状態では耳殻などの耳の外側構造に前記本体2が干渉を起こさない。したがって、無線ヘッドセット1の挿入位置がより堅くて、かつ安定に維持されることができる。前記スペーサ7の長さは説明されたような目的に適合した長さで形成されることができる。そして、スペーサ7はスペーサガイド溝9により案内されているので、外部の衝撃が加えられても、イヤホン8が破損することを防止することができる。言い換えると、スペーサ7とスペーサガイド溝9が互いに対応しているため、イヤホン6に外部の衝撃が加えられても前記カム22と回転軸21とスタッド23に加えられる衝撃量は顕著に減る長所が得られるのである。もちろん、前記スペーサガイド溝9により前記スペーサ7の引出及び引入動作が案内されることは当然である。
また、前記イヤホン6が完全に引出された後には前記オン/オフボタン10を動作して無線ヘッドセット1の動作を開始することもでき、使用が終わった後にはオン/オフボタン10をまた押さえて無線ヘッドセット1の使用を終了させることができる。そして、使用中に音量を調節しようとする時には前記音量調節部4により音量を調節できることももちろんである。延いては、イヤホン6が完全に引出された後に、別途にオン/オフボタン10を操作する必要なしに前記イヤホン6を引出す動作だけでも前記無線ヘッドセット1を動作状態に操作することができる。例えば、イヤホン6の引出位置を感知することにより、自動で無線ヘッドセット1が動作状態になるようにすることができる。このために、前記カム22による前記スタッド23の押圧状態を感知するセンサー、または、前記スペーサガイド溝9の内部に形成されて、スペーサ7の移動を感知するセンサーなどのような多様な様態のセンサーが設けられるように使われることができる。このようなセンサーは本発明の無線ヘッドセット1で前記イヤホン6が回動される動作を感知することにより、動作できるものであって、本発明のようにイヤホン6が引出されたり引入される方式で形成される無線ヘッドセット1の使用性をより高めることができ、使用者の便宜性を高めることができる長所がある。
前記無線ヘッドセット1の使用が終了されて、前記イヤホン6を内側に引入しようとする時には、前記イヤホン6を内側に回転させればよい、前記イヤホン6の引出動作と反対に動作すればよいので、その詳細は省略する。
前記イヤホン6の引入及び引出動作は、図3乃至図5により明確に分かる。
一方、前記の説明で簡単に説明したように、前記イヤホン6は保管状態では前記本体2の延長方向と同一な方向に延長されており、前記イヤホン6の使用状態では前記本体2の延長方向に対して折れる動作、言い換えると、前記本体2に対して畳まれる方向に回転することになる。したがって、前記イヤホン6と前記本体2の距離は一層遠ざかることになり、使用者の耳と前記本体2との干渉はより減る長所が得られる。
また、詳細に説明してはいないが、前記イヤホン6に電気信号を伝達するために前記イヤホン6が前記基板12を連結するフレキシブル基板(FPCB)等のような所定の連結構造が提供できることは当然である。
また、前記マイク部3は使用者の口と最も近い無線ヘッドセット1の下段部に形成されて使用者の音声がより効率よく感知できるようにする。
本発明によれば、前記イヤホン6はペン形状であって、どの一方向に長く提供される無線ヘッドセット1のどの端部から無線ヘッドセット1の長手方向に延び、畳まれる方向に回動される構造となっているため、構造的な便宜性が改善される長所が得られる。また、無線ヘッドセット1の内側の空間に装着されないので、本体2の内部部品の設置上の便宜性と空間効率性が増進する長所があり、これで、無線ヘッドセット1の大きさが一層小さくなる長所が得られる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態は、他の部分は第1実施形態と同一であり、但し、前記イヤホンの位置ガイド構造が特徴的に変わる。したがって、本実施形態の説明において、その説明のない部分は前記第1実施形態の説明を援用するようにし、詳細な説明は省略する。そして、図面番号においても、第1実施形態と同一な構成要素に対しては同一な番号を与えて説明する。
図7と図8は、本発明の第2実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図であって、無線ヘッドセットを切断する角度は前記図2及び図3と同一である。
図7と図8を参照すれば、本実施形態に係るイヤホン位置ガイド構造はフォルダタイプ携帯電話のフォルダの回転のためのヒンジ構造と類似な構造であって、スペーサ7と本体2との連結部に弾性ヒンジ30が形成されている。
前記弾性ヒンジ30の構造を詳細に説明する。本実施形態に係る弾性ヒンジ30は外部ケースをなすヒンジ胴体31と、前記ヒンジ胴体31の内壁に安着する弾性部材34が含まれ、前記弾性部材34の内側部分に挿入される多角形の回転ガイド33と、前記回転ガイド33及び前記スペーサ7と等角度で回転する回転軸32が含まれる。
したがって、前記イヤホン6が回転して前記イヤホンガイド溝8から外側に引出される時には、前記回転軸32及び回転ガイド33が回転し、前記回転ガイド33の回転動作は、前記弾性部材34によって、回転角度が制御される。言い換えると、前記回転ガイド33は少なくとも1つの平面が含まれる多角形で提供されるため、前記弾性部材34は回転ガイド33の平面と対応できる角度で前記回転軸32を回転させることになる。このような動作構造において、前記回転ガイド33と対応する平面は前記イヤホン6が完全に引出された状態で前記弾性部材34と互いに対向する位置と、前記イヤホン6が完全に引入された状態で前記弾性部材34と互いに対向する位置には少なくとも形成されることが好ましい。
これによって、前記イヤホン6は前記第1実施形態と同様に、前記イヤホンガイド溝8に対する引出状態及び引入状態の位置が堅く支持されることができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態は、他の部分は第1実施形態と同一であり、但し、前記イヤホンの位置ガイド構造が特徴的に変わる。したがって、本実施形態の説明において、その説明のない部分は前記第1実施形態の説明を援用するようにし、詳細な説明は省略する。そして、図面番号においても、第1実施形態と同一な構成要素に対しては同一な番号を与えて説明する。
図9と図10は、本発明の第3実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図であって、無線ヘッドセットを切断する角度は前記図2及び図3に従う。
図9と図10を参照すれば、本実施形態に係るイヤホン位置ガイド構造にはスペーサ7と本体2との連結部に弾性ヒンジが提供されている。
前記弾性ヒンジの構造を詳細に説明する。本実施形態に係る弾性ヒンジは、前記スペーサ7の下段部に形成される回転軸51と、前記回転軸51と等角度で回転する回転ガイド52と、前記回転ガイド52と接する弾性片53とからなる。
より詳しくは、前記回転軸51と前記回転ガイド52は、互いに同一に回転する物品であって、前記回転ガイド52は少なくとも1つ以上の平面が含まれる多角形で提供される。そして、前記弾性片53は前記本体2をなすいかなる物品と一体で提供される物品であって、弾性力を提供できるようにするために、少なくとも一方向に折り曲げられる構造で提供された状態で所定の弾性力を発揮することができる。そして、前記本体2が樹脂材で提供される場合には、前記弾性片53も樹脂材で提供されることによって、製作の便宜を期することができる。もちろん、前記弾性片53が本体2とは別途の物品として前記本体2に挟まれる形態で提供されることができるが、好ましくは、前記本体2をなすいかなる物品と一体の物品として本体2が製作される際、一度に製作されるようにすることが製造費の低減や製作の便宜のために好ましいことはもちろんである。
本実施形態の作用を説明すれば、前記イヤホン6が回転して前記イヤホンガイド溝8から外側に引出される時には前記回転軸51及び回転ガイド52が回転し、前記回転ガイド52の回転角度は前記弾性片53により制御される。言い換えると、前記回転ガイド52の断面には少なくとも1つ以上の平面が含まれる多角形で提供されるため、前記弾性片53は回転ガイド52の平面と対応できる角度で前記回転軸51を回転させることになる。このような動作構造において、前記回転ガイド52と対応する平面は前記イヤホン6が完全に引出された状態で前記弾性片53と互いに対向する位置と、前記イヤホン6が完全に引入された状態で前記弾性部材53と互いに対向する位置には少なくとも形成されるようにして、前記イヤホン6の引入位置と引出位置が正確にガイドされるようにすることが好ましい。
もちろん、前記回転ガイド52の平面が2つ以上提供される場合には、前記イヤホン6の停止位置がより多様な場合の数で提供されることもできるが、この場合にはイヤホン6が多様な位置に置かれた状態で使用者の耳に定着させようとする場合に、より積極的に対応できる長所が得られるのである。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態は、他の部分は第1実施形態と同一であり、但し、前記イヤホンの位置ガイド構造が特徴的に変わる。したがって、本実施形態の説明において、その説明のない部分は前記第1実施形態の説明を援用するようにし、詳細な説明は省略する。そして、図面番号においても第1実施形態と同一な構成要素に対しては同一な番号を与えて説明する。
図11と図12は、本発明の第4実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図であって、無線ヘッドセットを切断する角度は前記図2及び図3に従う。
図11と図12を参照すれば、前記スペーサ7の下段部に形成される回転軸41と、前記回転軸41の少なくともどの一側に形成されて前記回転軸41と同一な中心軸で回転するガイド板42と、前記ガイド板42の回転中心に対して放射状で同一な距離に形成される係止部45と、前記係止部45に少なくとも一部分が挿入された状態で、前記ガイド板42の回転を停止させることができる挿入口44と、前記挿入口44を押して前記挿入口44が前記係止部45に整列されるようにする弾性部材43とが含まれる。前記係止部45は前記ガイド板42に加工される溝の形状で提供されることができる。
本実施形態の動作を説明すれば、まず前記挿入口44が特定の前記係止部45と整列された状態では前記挿入口44は係止部45の回転に対して抵抗力を発揮するため、前記ガイド板42は一定の程度以下の外力に対しては回転できなくて拘束される。この状態で、前記イヤホン6が外力により引出されたり引入される方向に回転すれば、前記回転軸41及びガイド板42が共に回転し、前記ガイド板42が回転すれば、前記挿入口44と整列される係止部45は変わることになる。言い換えると、前記係止部45が多数個提供されている際、前記挿入口44と整列される係止部45は前記ガイド板42の回転角度によって互いに変わることになる。
このような作用によって、前記イヤホン6が完全に引出された状態と完全に引入された状態で、前記挿入口44と整列される位置で前記係止部45が提供さえされれば、前記イヤホン6の引入状態と引出状態は安定に維持できることになる。延いては、仮りに複数個の係止部45が提供される場合であれば、前記第3実施形態と同様に使用者が希望する状態の通り、前記イヤホン6の停止位置が操作できる長所が得られるのである。図面では前記係止部45が4個が提供されて、使用者は4つの停止位置にイヤホン6を位置させることができる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態は、他の部分は第1実施形態と同一であり、但し、前記イヤホンの位置ガイド構造が特徴的に変わる。したがって、本実施形態の説明において、その説明のない部分は前記第1実施形態の説明を援用するようにし、詳細な説明は省略する。そして、図面番号においても、第1実施形態と同一な構成要素に対しては同一な番号を与えて説明する。
図13と14は、本発明の第5実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図であって、無線ヘッドセットを切断する角度は前記図2及び図3に従う。
図13と図14を参照すれば、本実施形態に係るイヤホン位置ガイド構造も前記スペーサ7と前記本体2との連結部に形成される弾性ヒンジで提供されることは第1実施形態と同様である。しかしながら、本実施形態の場合には、特定の地点にヒンジが提供されるのでなく、スペーサ7をなす少なくとも一部分の材質が自体的に弾性材質で提供された状態であるため、前記イヤホン6が引出される際、前記スペーサ7が緩やかに曲がるようにすることが特徴的に相違する。したがって、特定の地点でヒンジによる回動が遂行されなくなる。
詳細に説明すれば、本実施形態に係るスペーサ7は、前記本体2をなす部品に結合される物品の形態で提供され、前記スペーサ7には軟質材料で提供される変形部(flexible portion)61が含まれている。したがって、前記イヤホン6が外側に引出される時には前記変形部61が柔らかく回転して折れることになる。
前記変形部61と前記本体2との連結部分は前記本体2が先に射出製作された後に、前記変形部61が前記本体2に対して二重射出されることによって、互いに連結されて製作されることもでき、前記本体2が製作された後に変形部61が挟まれる形態で製作されることができる。但し、製作上の便宜のために二重射出により製作されることが好ましい。
一方、前記スペーサガイド溝9の外側端部には前記スペーサ7が引出された後に引出位置がガイドされるようにするために、その幅が縮小される形態で提供される係止段62が形成される。前記係止段62を通過する部分は変形部61またはスペーサ7であるので、使用者はある程度の力のみ加えることになれば、容易にスペーサ7及びイヤホン6を外側に引出できることになる。この際、前記変形部61は弾性変形された状態で前記係止段62の間に収縮変形されているために、一旦、前記イヤホン6が引出された状態では前記変形部61は引出位置を維持することになる。したがって、一旦、使用者がイヤホン6を引出すことになれば、引出されたイヤホン6の位置はその状態ままに維持された使用上の長所が同様に得られることになる。
詳細な説明してはいないが、前記スペーサ7は、前記変形部61の材質と同一な材質で全体的に構成されることもでき、変形部61の材質と異に、ある程度の強度のある他の材質でなされることができる。前記スペーサ7がある程度硬い物質で製作される場合にはイヤホン6を耳に挿入する動作がより便利に遂行できる長所が得られる。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態は、他の部分は第1実施形態と同一であり、前記イヤホン6が回転する方向と、前記イヤホン6の回転状態が第1実施形態と比較する際、特徴的に互いに相違する。したがって、本実施形態の説明において、その説明のない部分は、前記第1実施形態の説明を援用するようにし、詳細な説明は省略する。そして、図面番号においても、第1実施形態と同一な構成要素に対しては同一な番号を与えて説明する。
図15は本実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図であり、図16は本実施形態に係る無線ヘッドセットの斜視図である。
図15と図16を参照すれば、本実施形態に係る無線ヘッドセットは前記イヤホン6が前記無線ヘッドセットの上段部に提供されることは前記第1実施形態と同一であるが、前記イヤホン6は、前記無線ヘッドセットの延長方向に対して垂直な方向(図面を基準に水平方向)に回転する動作を持っている。そして、このような動作様態を得るために、前記本体2には水平方向に切欠される溝に上下方向(無線ヘッドセットの延長方向と平行した方向)に支持される回転軸73が形成される。
そして、前記スペーサ7と前記本体2との連結部には前記第1実施形態で既に説明されたようなフォルダ型携帯電話に使われるイヤホン位置ガイド構造と同一な構造が提供される。
詳しくは、スペーサ7の端部には弾性ヒンジ71が提供され、前記弾性ヒンジ71の内部には上下方向に延びる回転軸73が挿入され、前記回転軸73と等角で回転する多角形の回転ガイド75と、前記回転ガイド75の回転時に所定の角で停止状態が維持されるようにするために提供される弾性部材74と、前記弾性部材74を内側で支持するためのヒンジ胴体72が含まれる。
このような構造において、前記イヤホン6は左右方向に180゜を回転できることになり、使用者は希望する位置で前記イヤホン6の停止位置にして無線ヘッドセットが使用できることになる。
図17は本実施形態に係る無線ヘッドセットの平面図であって、図17を参照すれば、前記イヤホン6の回転範囲を説明しているが、前記イヤホン6が左右方向の限界角度まで回転した状態は、前記無線ヘッドセットの保管状態でありうる。そして、前記イヤホン6が回転範囲の中で、中心位置に置かれた状態は、前記無線ヘッドセットの使用状態でありうる。なぜなら、前記イヤホン6が回転範囲の中で、中心位置に至った時には前記スペーサ7と前記本体2との距離が最も遠いため、使用者の耳に前記本体2が触れる虞がないためである。
本実施形態の場合にも前記イヤホン6の回転角度によって、前記イヤホン6の停止位置では、ある程度の外力が加えられなければ、イヤホン6が動かない停止状態が維持できる長所が得られる。延いては、前記イヤホン6が回転限界位置に置かれた時には、前記スペーサ7と前記本体2との距離が短い、言い換えると外部の物品がイヤホン6に容易に着かない状態が維持できるので、無線ヘッドセットの受納が便利になる長所が得られる。また、前記イヤホン6は前記長い棒形状の本体2のどの端部に形成されているため、保管時に干渉を起こさないで、使用者が片手で便利に取扱うことができる長所が得られる。
一方、本実施形態では180゜範囲を限界にして回転することと説明しているが、180゜の内側である170゜などのような他の角度の範囲内で回転するようにすることができることが容易に分かるはずである。
(第7実施形態)
本発明の第7実施形態は、他の部分は前記第6実施形態と同一であり、前記イヤホン6が回転する角度範囲と前記イヤホン6と前記本体2が連結される連結部の位置が特徴的に相違する。したがって、本実施形態の説明において、その説明のない部分は前記第6実施形態の説明を援用するようにし、詳細な説明は省略する。そして、図面番号においても、第6実施形態と同一な構成要素に対しては同一な番号を与えて説明する。
図18は、本実施形態に係る無線ヘッドセットの斜視図である。
図18を参照すれば、前記本体2に対して前記スペーサ7が連結される部分は前記本体2の断面から見て、1つの隅部であって、言い換えると、非円形、例えば、四角形断面で製作される際、四角形断面のコーナ部である。そして、前記イヤホン6の引入状態で前記イヤホン6が受納できるようにするために、保管時に前記イヤホン6が受容されるイヤホンガイド溝8が本体2に形成されている。
本実施形態に係る無線ヘッドセットの動作を説明すれば、図18のイヤホン6の実線はイヤホン6の保管状態を示す図であって、イヤホン6は全体的に本体2の内部に受容される様態を帯びており、少なくとも一部分は前記本体2が外部に表れて使用者が操作できるようにする。そして、イヤホン6の破線はイヤホン6の使用状態を示す図であって、スペーサ7により前記イヤホン6は前記本体2と一定距離以上離れている。したがって、前記無線ヘッドセットの使用時に使用者の耳と前記本体2との干渉現状は生じない。そして、前記スペーサ7と前記本体2との連結部には前記第6実施形態と同一な様態の弾性ヒンジが採用されているので、イヤホン6の停止状態をガイドすることは容易に予想されるはずである。
一方、更に他の場合として、前記スペーサ7と前記本体2との連結部の位置を変更することによって、前記破線の状態が保管状態でのイヤホンの位置となり、前記実線の状態が使用状態でのイヤホンの位置となるようにすることができるものである。この場合には、前記イヤホンガイド溝8は図面を基準にして前記本体2の側面から内側方向に深く挿入される様態を帯びることになるはずである。
本実施形態によっても、前記イヤホン6は前記長い棒形状の本体2のどの端部に形成されているため、保管時に干渉を起こさないで、使用者が片手で便利に取扱うことができる長所が得られる。
(第8実施形態)
図19は本発明の第8実施形態に係る無線ヘッドセットによる図1のII−II’の断面図であり、図20は本発明の第8実施形態に係る無線ヘッドセットによる図1のI−I’の断面図であり、図21と図22は本発明の第8実施形態に係る無線ヘッドセットに係る無線ヘッドセットにおいて、イヤホンの引入及び引出動作を説明する図であって、図20は引入/引出動作中の状態の断面図であり、図21は引出された状態の断面図である。
本発明の第8実施形態に係る無線ヘッドセット1は、イヤホン6の移動が便利に提供されることを特徴とするが、以下ではそれと関連する構成を詳細に説明する。
前記無線ヘッドセット1は所定の形状で提供される本体2と、前記本体2の一端部に突出する形状であって、回転可能に装着されるイヤホン6が提供される。また、前記イヤホン6と前記本体2との連結部分にはイヤホン6と本体2との間に所定長さの間隔を提供するスペーサ7が提供され、前記本体2には前記スペーサ7の位置をガイドするスペーサガイド溝9が形成される。
詳しくは、前記イヤホン6は、前記所定形状の本体の上段部、または、下段部中のどの一端部側に提供され、前記一端部から突出した形状で提供されることによって、使用者は目で見なくても長い棒の端部でイヤホン6を触覚により認知し、これを外側に引出す動作だけでも前記イヤホン6を容易に引出して無線ヘッドセット1を使用状態にすることができる。また、前記のような突出した形状によって前記本体2の大きさを減らすことができ、これによって軽快で、かつ簡潔な形状を表すことになる。
また、前記イヤホン6は、図6に示すように、本体2で回転して、固定の際、本体2の上面の延長線(C1)に対してイヤホン2の中心では(C2)の角度(A)が5〜20゜の角度で傾斜するように形成され、好ましくは10〜15゜で形成され、前記イヤホン6は本体2で回転して、固定の際、イヤホン6の底面と本体の上面との間のオフセット(offset)(B)が2〜8mmで形成され、好ましくは4〜5mmで形成される。
詳しくは、前記スペーサ7は、無線ヘッドセット1の使用状態で前記イヤホン6が外側に引出されてイヤホン6が使用者の耳の中に挿入される際、前記本体2が使用者の耳に掛かって干渉を起こして装着に邪魔になることを防止するためのものである。言い換えると、前記スペーサ7により無線ヘッドセット1が使用者の耳に掛かる時、使用者の耳と本体2との間に一定程度の距離を置いて維持するようにするためのものである。そして、前記スペーサガイド溝9は、前記無線ヘッドセット1が使われるために、前記イヤホン6が前記本体2から引出されたり、前記イヤホン6の引出された状態でスペーサ7の移動をガイドするためのものである。
以下、前記イヤホン6の位置をガイドするイヤホン位置ガイド構造をより詳細に説明する。
まず、前記スペーサ7の下段部には回転軸81が前記スペーサ7の延長方向に対して垂直方向に形成されており、前記回転軸81の下段部にはストッパー82が形成される。そして、前記回転軸81には前記イヤホン6の引入状態への復帰に必要な弾性力を提供する弾性部材85が更に連結されている。また、前記ストッパー82の下段には、前記本体2の延長方向と平行した方向に維持されるように弾性部材(図示していない)などによって弾性力を提供受ける支持部83が形成されている。
詳しくは、前記ストッパー82は半径が異なる曲線が結合されいる形状をなしており、上記の各曲線が結合する部位に断面または段部が形成される。前記イヤホン6が引出状態にある時には、前記断面または段部が前記支持部83によって支持されることによって、外力が加えられても引出状態を安定的に維持することができる。
詳しくは、前記ストッパー82の曲線は、前記スペーサ7との連結部で半径が最も小さく、前記段部で半径が最も長い、即ち螺旋形状をなしている。これは、前記ストッパー82の回転によって回転感知部13を作動させるためのものである。
一方、前記本体2の一側面には引出/引入動作部86が形成されており、前記引出/引入動作部86と前記本体2との間には、使用者が前記引出/引入動作部86を作動させた後、これを原位置させる動作部側弾性部材87が形成される。
一方、前記引出/引入動作部86に連結される突出部84は、好ましくは、前記本体2の内部に向かう長い棒形状をなして、前記支持部83に接するように形成されて、前記引出/引入動作部86の作動により前記支持部83を移動するようにする役割をする。
また、前記本体2の内部と前記ストッパー82の間には回転感知部13が形成されて、前記イヤホン6の引入及び/または引出状態によって前記無線ヘッドセット1の電源供給を制御する役割をする。
前記のような構造により、前記イヤホン6及びこれと連結される前記スペーサ7と回転軸81は、前記ストッパー側弾性部材85により、前記本体2と平行した方向、即ち引入方向に回転しようという力を常に提供受けることになる。
また、前記引入状態で使用者が外力を加えて前記イヤホン6が外側に完全に引出された状態になれば、前記ストッパー82は前記支持部83により支持されて、外力が加えられても引出状態を安定的に維持することができる。
一方、前記ストッパー82、ストッパー側弾性部材85及び前記支持部83の相互作用により前記イヤホン6が安定した状態で置かれる位置は2箇所である。第1は、前記無線ヘッドセット1が使われない状態、即ち前記イヤホン6が前記本体と同一線上に置かれてスペーサ7が前記本体の内部に完全に引入された状態である。また、第2は、前記無線ヘッドセット1が使用中の状態であって、前記イヤホン6が外側に完全に引出されて本体と垂直した位置に回転した状態である。
また、前記イヤホン6が引出状態と引入状態の中間位置、即ち本体から90度より小さな角度で回転した状態では、ストッパー側弾性部材85により前記イヤホン6が常に本体内部に引入される方向に力を受ける。言い換えると、前記イヤホン6が本体と同一線上に位置されるようにする方向に力が作用することになる。
このようなイヤホンの位置ガイド構造により、一定程度以上の外力が加えられて前記イヤホン6が完全な引出状態になって、支持部83により支持受けることになる状態でなければ、前記ストッパー82とストッパー側弾性部材85及び前記支持部83の相互作用により前記イヤホン6が外側に引出されない。
したがって、ポケットやかばんに無線ヘッドセット1が受容された状態で外部に加えられる衝撃によっても前記イヤホン6が引出されない長所を期待することができる。このような構造によって、前記イヤホン6の衛生状態が改善され、使用者の便宜性が改善され、無線ヘッドセット1の動作安全性が増大する長所がある。
前記の構造を参照しつつ本発明に係る動作乃至作用をより詳細に説明する。
まず、前記無線ヘッドセット1が使用待機中の状態を重点的に説明する。前記無線ヘッドセット1は携帯電話と同様に使用者が続けて使用することが一般的な状態であって、何時でも使用者の手が着くことができる位置に置かれることが好ましい。このために、前記無線ヘッドセット1の本体2のいずれか一側にはクリップ5が形成されている。前記クリップ5は別途の物品であって、前記本体2の一側に固定されている。そして、本体2のどの一端部から他端部に延びる形態であって、クリップ5はその自体としてある程度変形自在である。したがって、使用者はシャツのポケットなどの隅に前記クリップ5を利用して無線ヘッドセット1を容易に据置できることになる。そして、携帯電話に電話がかかって来る等、無線ヘッドセット1を使用しようとする時には無線ヘッドセット1を容易に引出して使用することができる。
もちろん、図面に提示される前記クリップ5は一実施形態に過ぎなくて、前記本体2に一体で提供される等、多様な様態で提供されることができる。
前記クリップ5は本発明の無線ヘッドセット1が棒形状で提供される場合に、その使用性が一層改善されるものであって、無線ヘッドセット1がボールペンなどのような形態で使われる場合にポケットなどにかかって据置されることにより、その使用性がより改善されることができる。
また、前記無線ヘッドセット1が使用待機中の状態では前記イヤホン6は前記本体2に受容された状態であって、前記本体2により支持されている。そして、前記無線ヘッドセット1の延長方向と同一な方向である一方向に置かれていることができるために、外部の物品により邪魔になる虞のない長所がある。延いては、イヤホン6が外界の他の物品に掛かってもイヤホン位置ガイド構造によって位置が安定的に支持されているため、イヤホン6が外側に引出されることはない。このような安定した構造により、無線ヘッドセット1の動作上の安全性が改善される長所が得られる。
前記無線ヘッドセット1が使われる過程をより詳細に説明する。
携帯電話などに呼び出しが来て無線ヘッドセット1を使用しようとする時には、クリップ5の据置状態を除去して無線ヘッドセット1を引出して、前記イヤホン6を回転させて外部に引出すことになる。
前記イヤホン6の引出過程をより詳細に説明すれば、使用者が前記本体2を握っている手で前記本体2の外側に突出しているイヤホン6の一部分を押すことになる。すると、前記イヤホン6は回転軸81を中心に回転することになり、前記イヤホン6を前記本体6に対して垂直した方向に完全に押すことになれば、前記イヤホン6は、前記支持部83により支持される。言い換えると、前記ストッパー82と前記支持部83の相互作用により前記イヤホン6は引出状態に固定され、外力が加えられても引出状態を維持することになる。
一方、上記のように、前記イヤホン6が完全に引出されて固定された状態になれば、前記本体2の内壁に位置した回転感知部13が作動する。詳しくは、前記ストッパー82は螺旋形状をなして、前記スペーサ7の連結部と対称を成す部分の半径が最も長くように形成される。したがって、前記イヤホン6が引入された状態では、上記の半径が最も長い部分(以下、“長半径部”という)が回転感知部13と接しないが、前記イヤホン6が引出された状態では前記長半径部と前記回転感知部13が接することになって、前記回転感知部13が作動する。言い換えると、前記イヤホン6が引出されれば、前記ストッパー82及び前記支持部83の相互作用によって前記イヤホン6の位置が固定されると共に、前記回転感知部13が作動して、前記無線ヘッドセット1の動作を開始するものである。
詳しくは、前記回転感知部13には図21乃至図22に示すように、スイッチが設置されて前記ストッパー82の回転が感知されることができる。即ち、前記回転感知部13にスイッチを設置して、前記イヤホン6が引出されて前記ストッパー82が前記回転感知部13のスイッチと接すれば、前記無線ヘッドセット1が動作状態となり、前記イヤホン6が引入されて前記ストッパー82が前記回転感知部13のスイッチと離隔すれば前記無線ヘッドセット1が動作終了状態になる方法であつて、前記無線ヘッドセット1の動作を自動に制御することができる。
また、前記回転感知部13にセンサーが設けられて、前記ストッパー82の回転を感知することができる。即ち、前記回転感知部13に設けられたセンサーがイヤホン6の引出位置を感知することにより、自動に無線ヘッドセット1が動作状態及び/または動作終了状態になるようにすることができる。このために、前記ストッパー82と前記支持部83の移動を感知するセンサー、または、前記スペーサガイド溝9の内部に形成されてスペーサ7の移動を感知するセンサーなどのような多様な様態のセンサーが設けられるように使われることができる。このようなセンサーは、本発明の無線ヘッドセット1において、前記イヤホン6が回動される動作を感知することにより、動作できるものであって、本発明のようにイヤホン6が引出されたり引入される方式で形成される無線ヘッドセット1の使用性を一層高めることができ、使用者の便宜性を高めることができる長所がある。
前記無線ヘッドセット1が使用終了される過程をより詳細に説明する。
携帯電話などの使用を終了して無線ヘッドセット1を終了しようとする時には、前記イヤホン6を回転させて内部に引入することになる。
前記イヤホン6の引入過程をより詳細に説明すれば、使用者が前記本体2を握っている手で前記本体2の外側に突出している引出/引入動作部86を作動させる。
好ましくは、前記引出/引入動作部86はボタンの形態でに提供されることができ、また前記ボタンは動作部側弾性部材87により作動後援位置されるように構成されることができる。
一方、前記引出/引入動作部86を前記本体2の内部方向に押すと、前記引出/引入動作部86に連結される突出部84は、前記支持部83と相互作用して、前記支持部83を前記ストッパー82の支持位置から離脱させる。上記のように、前記支持部83を前記ストッパー82の支持位置から離脱させれば、前記ストッパー82を支持する力が除去され、前記イヤホン6は前記イヤホン6の回動位置に弾性力を提供するストッパー側弾性部材85により引入状態に復帰することになる。
一方、上記のように、前記イヤホン6が引入されれば、前記本体2の内壁に位置した回転感知部13が作動する。言い換えると、前記ストッパー82及び前記支持部83の相互作用によりイヤホン6の位置が引入状態に復帰されると共に、前記回転感知部13が作動して、前記無線ヘッドセット1の動作を自動に終了するものである。前記説明したように、前記回転感知部13にはスイッチまたはセンサーなどが使われることができる。
一方、使用者が前記無線ヘッドセット1の使用終了後にも前記無線ヘッドセット1を続けて耳に挿入したままに活動することを希望する場合、オン/オフボタン10を操作して前記無線ヘッドセット1の使用を手動で終了させることができる。
前記イヤホン6の引入及び引出動作は図20乃至図22により明確に分かる。
図23は、無線ヘッドセットのスイッチ関連ブロック図である。
以下、図23を参照して前記イヤホン6の操作による電源制御過程を説明する。
使用者が無線ヘッドセット1を使用しようとする際は、前記イヤホン6を回転させて前記イヤホン6を外部に引出すことになる。また、前記無線ヘッドセット1の使用を終了しようとする際は、前記イヤホン6を回転させて前記イヤホン6を内部に引入することになる。
詳しくは、使用者が前記無線ヘッドセットを使用するために、前記イヤホンを完全に引出すれば、前記ストッパーが回転して前記回転感知部のスイッチをオン(ON)させたり、または、センサーを作動させる。すると、前記回転感知部で発生された所定の信号は制御部に伝達される。
前記制御部に伝達された信号によって電源部が動作して前記無線ヘッドセットは連結モードとなり、前記無線ヘッドセットの送信のためのマイク部、受信のためのスピーカ部及び本体とのデータ送受信を担当する通信制御部などの動作部が作動を開始するようになる。
一方、使用者が無線ヘッドセットの使用を終了するために、前記イヤホンを完全に引入すれば、前記ストッパーが回転して前記回転感知部のスイッチをオフ(OFF)させたり、または、センサーを作動させる。すると、前記回転感知部で発生された所定の信号は制御部に伝達される。
前記制御部に伝達された信号により電源部が動作して、前記無線ヘッドセットは待機モードとなり、前記無線ヘッドセットは動作部の作動を終了することになる。
図24は、無線ヘッドセットの作動モード関連ブロック図である。
以下、無線ヘッドセットの作動モードに対して説明する。
前記無線ヘッドセット1の作動モードは、電源OFFモード、待機モード、連結モードの3つに大別される。
電源OFFモードは、無線ヘッドセット1の動作が完全に停止した状態であって、一体の電力が消費されない状態である。即ち、携帯電話の電源が消えた状態と類似の状態である。
前記電源OFFモードにおいて、オン/オフボタン10を長く押すと、前記無線ヘッドセット1は待機モードに入る。前記待機モードは、携帯電話の待機状態と類似の状態であって、使用者が前記無線ヘッドセット1を使用するために、前記イヤホン6を引出したり前記オン/オフボタン10を押すと、直ちに無線ヘッドセット1の使用状態、即ち連結モードに入ることができる状態である。前記待機モードではブルートゥース本体との連結を維持するための最小限の電力だけ消費される。
前記待機モードにおいて、使用者が無線ヘッドセット1を使用するために前記イヤホン6を引出したり前記オン/オフボタン10を押すと、前記無線ヘッドセット1は連結モードに入る。前記連結モードは、携帯電話の通話状態と類似の状態であって、使用者が前記無線ヘッドセット1を使用して音声信号などのデータを送受信する状態である。前記連結モードでは、送信のためのマイク部、受信のためのスピーカ部、本体とのデータ送受信を担当する通信制御部など、無線ヘッドセット1の使用に必要な全ての構成要素が活性化される。
前記待機モードと連結モードの転換は、前記イヤホン6の引出及び/または引入により、または前記オン/オフボタンにより発生される。
一方、前記の説明で簡単に説明されたように、前記イヤホン6は保管状態では前記本体2の延長方向と同一な方向に延びており、前記イヤホン6の使用状態では前記本体2の延長方向に対して折れる動作、言い換えると、前記本体2に対して畳まれる方向に回転することになる。したがって、前記イヤホン6と前記本体2の距離はより一層遠ざかることになり、使用者の耳と前記本体2との干渉は一層減る長所が得られる。
また、詳細に説明してはいないが、前記イヤホン6に電気信号を伝達するために、前記イヤホン6が前記基板12を連結するフレキシブル基板(FPCB)のような所定の連結構造が提供できることは当然である。
また、前記マイク部3は使用者の口と最も近い無線ヘッドセット1の下段部に形成されて使用者の音声がより効率よく感知できるようにする。
本発明によれば、前記イヤホン6は無線ヘッドセット1のどの端部で無線ヘッドセット1の長手方向に延長され、畳まれる方向に回動される構造となっているので、構造的な便宜性が改善される長所が得られる。また、無線ヘッドセット1の内側空間に装着されないため、本体2の内部部品の設置上の便宜性と空間効率性が増進する長所があり、これで、無線ヘッドセット1の大きさが一層小さくなる長所が得られる。また、前記イヤホン6が前記本体2の外部に突出している形状をすることで、前記イヤホン6の引出及び引入操作が容易になり、無線ヘッドセット1の大きさが一層小さくなり、簡潔で、かつ軽快な形状をなす長所がある。また、前記イヤホン6の引出及び引入動作だけで、前記無線ヘッドセット6の電源供給が自動に制御されるので、使用者は一層簡単で、かつ容易に前記無線ヘッドセット6を使用することができる長所がある。
(第9実施形態)
本発明の第9実施形態は、他の部分は第8実施形態と同一であり、但し、前記イヤホンの位置ガイド構造が特徴的に変わる。したがって、本実施形態の説明においてその説明のない部分は前記第8実施形態の説明を援用するようにし、詳細な説明は省略する。そして、図面番号においても、第8実施形態と同一な構成要素に対しては同一な番号を与えて説明する。
図25乃至図27は、本発明の第9実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図である。
図25乃至図27を参照すれば、本実施形態に係るイヤホン位置ガイド構造は第8実施形態とは反対に、前記イヤホン6の回動位置に弾性力を提供するストッパー側弾性部材85により復帰する方向が引入状態でない引出状態となる。
即ち、本発明の第9実施形態において、前記イヤホン6は、引入状態で前記支持部83により支持され、前記引出/引入動作部86の作動の際、ストッパー側弾性部材85により引出状態に戻る。
前記無線ヘッドセット1が使われる過程、即ち前記イヤホン6の引出過程を詳細に説明すれば、使用者が前記本体2を握っている手で前記本体2の外側に位置した引出/引入動作部86を作動させる。
好ましくは、前記引出/引入動作部86は、ボタンの形態で提供されることができ、また前記ボタンは動作部側弾性部材87により作動後、原位置されるように構成されることができる。
一方、前記引出/引入動作部86を前記本体2の上方に押すと、前記引出/引入動作部86に連結される突出部84は、前記支持部83と相互作用して、前記支持部83を前記ストッパー82の支持位置から離脱させる。前記のような動作によって前記ストッパー82を支持する力が除去され、前記イヤホン6は前記イヤホン6の回動位置に弾性力を提供するストッパー側弾性部材85により引出状態に回転することになる。
一方、前記第8実施形態と同様に、前記イヤホン6が引出されると共に、前記本体2の内壁に位置した回転感知部13が作動する。即ち、イヤホン6の位置が引出状態に回転すると共に、前記回転感知部13が作動して、前記無線ヘッドセット1の動作が開始される。
一方、前記第8実施形態と同様に、前記イヤホン6が完全に引出されれば、前記本体2の内壁に位置した回転感知部13が作動する。即ち、前記ストッパー82の長半径部と前記回転感知部13が接することになって、前記回転感知部13が作動し、これによって前記無線ヘッドセット1の動作が開始される。詳しくは、前記回転感知部13にはスイッチまたはセンサーなどが使われることができる。
以下、前記無線ヘッドセット1が使用終了する過程をより詳細に説明する。
使用者が携帯電話などの使用を終了して無線ヘッドセット1を終了しようとする時には、使用者は前記イヤホン6を回転させて内部に引入させる。
即ち、使用者が前記本体2を握っている手で引出されている前記イヤホン6の一部分を押すことになれば、前記イヤホン6は回転軸81を中心に回転することになり、前記イヤホン6を前記本体6と並んでいる方向に完全に押すことになれば、前記イヤホン6は前記支持部83により支持される。言い換えると、前記ストッパー82と前記支持部83の相互作用により前記イヤホン6は引入状態に固定され、外力が加えられても引入状態を維持することになる。
一方、前記第8実施形態と同様に、前記イヤホン6が完全に引入されて固定された状態になれば、前記本体2の内壁に位置した回転感知部13が作動する。即ち、前記イヤホン6が引入されて前記ストッパー82及び前記支持部83の相互作用によってイヤホン6の位置が固定されると共に、前記回転感知部13が作動して、前記無線ヘッドセット1の動作が自動に終了されるようにしたものである。
前記のような構造による前記無線ヘッドセット1は、運転者のように、常に両手を使用しているので、前記無線ヘッドセット1を常に着用している使用者に一層有用なことと期待される。なぜならば、前記ストッパー側弾性部材85により復帰する方向が引入状態でない引出状態であるため、前記イヤホン6が引入状態まで完全に回転して前記支持部83により固定されない以上、前記イヤホン6が外力により一定程度回転しても、また引出状態に戻るためである。
(第10実施形態)
本発明の第10実施形態は、他の部分は第8実施形態と同一であり、前記イヤホン6が回転する方向と、前記イヤホン6の回転状態が第8実施形態と比較する際、特徴的に相違する。したがって、本実施形態の説明において、その説明のない部分は前記第8実施形態の説明を援用するようにし、詳細な説明は省略する。そして、図面番号においても、第8実施形態と同一な構成要素に対しては同一な番号を与えて説明する。
図28は本発明の第10実施形態に係る無線ヘッドセットの斜視図であり、図29は本発明の第10実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図である。
図28と図29を参照すれば、本実施形態に係る無線ヘッドセットは、前記イヤホン6が前記無線ヘッドセットの上段部に突出した形態で提供されることは前記第8実施形態と同一であるが、前記イヤホン6は前記無線ヘッドセットの延長方向に対して垂直した方向の図面を基準に水平方向に回転する動作を持っている。そして、このような動作様態を得るために、前記本体2には水平方向に切欠される溝に、上下方向、即ち、無線ヘッドセットの延長方向と平行した方向に支持される回転軸92が形成される。
そして、前記スペーサ7と前記本体2の連結部に提供されるイヤホン位置ガイド構造はフォルダタイプ携帯電話のフォルダの回転のためのヒンジ構造と類似の構造であって、スペーサ7と本体2との連結部に弾性ヒンジ90が形成されている。
前記弾性ヒンジ90の構造を詳細に説明する。本実施形態に係る弾性ヒンジ90は外部ケースをなすヒンジ胴体91と、前記ヒンジ胴体91の内壁に安着する弾性部材94が含まれ、前記弾性部材94の内側部分に挿入される多角形の回転ガイド93と、前記回転ガイド93及び前記スペーサ7と等角度で回転する回転軸92が含まれる。
このような構造において、前記イヤホン6は左右方向に360゜を回転できることになる。言い換えると、前記イヤホン6が回転する時には前記回転軸92及び回転ガイド93が回転し、前記回転ガイド93の回転動作は前記弾性部材94により回転角度が制御される。即ち、前記回転ガイド93は少なくとも1つの平面が含まれる多角形で提供されるため、前記弾性部材94は回転ガイド93の平面と対応できる角度に前記回転軸92を回転させることになる。このような動作構造において、前記回転ガイド93と対応する平面は前記イヤホン6が本体の外部に完全に回転した状態で前記弾性部材94と互いに対向する位置と、前記イヤホン6が本体の内部に完全に回転した状態で前記弾性部材94と互いに対向する位置には少なくとも形成されることが好ましい。
このような構造において、前記イヤホン6は左右方向に360゜を回転できることになり、使用者は希望する位置で前記イヤホン6の停止位置にして無線ヘッドセットが使用できることになる。
図30は、本発明の第10実施形態に係る前記イヤホン6の回転範囲を説明する無線ヘッドセットの平面図である。図30を参照すれば、前記イヤホン6が本体内部方向に完全に回転した状態、即ちスペーサ7が前記本体2の延長方向と平行した位置に置かれ、前記イヤホン6が前記本体2の延長線上の内部に位置した状態は前記無線ヘッドセットの保管状態でありうる。
一方、前記イヤホン6が本体の外部方向に完全に回転した状態、即ちスペーサ7が前記本体2の延長方向と平行した位置に置かれ、前記イヤホン6が前記本体2の延長線上の外部に位置した状態は前記無線ヘッドセットの使用状態でありうる。なぜならば、前記イヤホン6が本体の外部方向に完全に回転した状態は前記スペーサ7と前記本体2との距離が最も遠いため、使用者の耳に前記本体2が触れる虞がないためである。
前記の構造を参照しつつ本発明に係る動作乃至作用をより詳細に説明する。
前記無線ヘッドセット1が使われる過程を詳細に説明すれば、使用者は無線ヘッドセット1を使用するために、前記本体2の上部に突出して本体内部に向かっているイヤホン6及び/またはスペーサ7を手に握って左右に回転することになる。すると、前記イヤホン6は回転軸83を中心に回転することになり、前記イヤホン6を前記本体2の外部方向に完全に回転させれば、前記イヤホン6は前記弾性ヒンジ90により固定される。
一方、上記のように、前記イヤホン6が前記本体2の外部方向に完全に回転すれば、弾性ヒンジ90に位置した回転感知部13が作動する。言い換えると、前記イヤホン6が前記本体2の外部方向に完全に回転すれば、前記弾性ヒンジ90によりイヤホン6の位置が固定されると共に、前記回転感知部13が作動して、前記無線ヘッドセット1の動作が開始されるものである。
好ましくは、前記第8実施形態及び第9実施形態と同様に、前記弾性ヒンジ90の動作により前記回転感知部13を作動させるために、前記回転軸92及び前記回転ガイド93の移動を感知するセンサー、または、前記スペーサガイド溝9の内部に形成されてスペーサ7の移動を感知するセンサーなどのような多様な様態のセンサーが設置されて使われることができる。このようなセンサーにより、前記イヤホン6を回転する動作だけで前記無線ヘッドセット1の電源供給を制御することによって、前記無線ヘッドセット1の使用性を高め、使用者の便宜性を高めることができる長所がある。
前記無線ヘッドセット1が使用終了になる過程をより詳細に説明する。
使用者が前記無線ヘッドセット1の使用を終了しようとする時には、前記本体2の上部に突出して本体外部に向かっているイヤホン6及び/またはスペーサ7を手で握って左右に回転することになる。すると、前記イヤホン6は回転軸83を中心に回転することになり、前記イヤホン6を前記本体2の内部方向に完全に回転させれば、前記イヤホン6は前記弾性ヒンジ90により固定される。
一方、上記のように前記イヤホン6が前記本体2の内部方向に完全に回転すれば、前記弾性ヒンジ90によりイヤホン6の位置が固定されると共に、前記回転感知部13が作動して、前記無線ヘッドセット1の動作が終了する。
一方、使用者が前記無線ヘッドセット1の使用終了後にも前記無線ヘッドセット1を続けて耳に挿入したままで活動することを希望する場合、オン/オフボタン10を操作して前記無線ヘッドセット1の使用を手動で終了させることができる。
本実施形態の場合、前記イヤホン6の回転角度によって、前記イヤホン6の停止位置ではある程度の外力が加えられなければ、イヤホン6が動かない停止状態が維持できる長所が得られる。延いては、前記イヤホン6が本体内部方向に完全に回転した状態の時には、前記イヤホン6が前記本体2の延長線上の内部に位置した状態であるので、外部の物品がイヤホン6に容易に触れない状態が維持できるので、無線ヘッドセットの受納が便利になる長所が得られる。また、前記イヤホン6は、本体2のどの端部に突出した形態で形成されているために、保管時に干渉を起こさないで、使用者が片手で便利に取扱うことができる長所が得られる。
(第11実施形態)
図31は本発明の第11実施形態に係る無線ヘッドセットによる図1のII−II’の断面図であり、図32は本発明の第11実施形態に係る無線ヘッドセットによる図1のI−I’の断面図である。
本発明に係る無線ヘッドセット1は、イヤホン6の移動状態が便利に提供されることを一つの特徴とするが、以下ではそれと関連する構成をより詳細に説明する。
前記イヤホン6と前記本体2との連結部分には、イヤホン6と本体2との間に所定長さの間隔を提供するスペーサ7が棒形状で提供され、前記本体2には前記イヤホン6の位置をガイドするイヤホンガイド溝8と前記スペーサ7の位置をガイドするスペーサガイド溝9が形成される。
また、前記イヤホン6は、図6に示すように、本体2で回転して、固定の際、本体2の上面の延長線(C1)に対してイヤホン2の中心線(C2)の角度(A)が5〜20゜の角度に傾斜するように形成され、好ましくは10〜15゜で形成され、前記イヤホン6は本体2で回転して、固定の際、イヤホン6の底面と本体の上面との間のオフセット(offset)(B)が2〜8mmで形成され、好ましくは4〜5mmで形成される。
詳しくは、前記スペーサ7は無線ヘッドセット1の使用状態で前記イヤホン6が外側に引出されてイヤホン6が使用者の耳の中に挿入される際、前記本体2が使用者の耳に掛かることによって干渉を起こして装着に邪魔になることを防止するためのものである。言い換えると、前記スペーサ7により無線ヘッドセット1が使用者の耳に掛かる際、使用者の耳と本体2との間に一定程度の距離を置いて維持されるようにするためのものである。
詳しくは、前記イヤホンガイド溝8は、前記無線ヘッドセット1が保管状態で前記イヤホン6が本体1に対して隣接する状態で受納される際、イヤホン6の定着位置を提供するために長い棒形状の前記本体2の端部から内部に広い幅で陥没形成される部分である。
詳しくは、前記スペーサガイド溝9は、前記無線ヘッドセット1が使われるために、前記イヤホン6が前記本体2から引出されたり、前記イヤホン6の引出された状態でスペーサ7の移動をガイドするためのものである。
以下、前記イヤホン6の位置をガイドし、また少なくとも前記イヤホン6の動作状態で前記回転部の位置を固定して、一定程度以下の外力が与えられる場合には前記回転部の回転を防止する、回転部、変形部及び回転防止部の構造をより詳細に説明する。
まず、前記スペーサ7の下段部には回転軸101が前記スペーサ7の延長方向に対して垂直方向に形成されており、前記回転軸の端部には変形部102が形成され、前記変形部102には回転防止部103が接しており、前記回転防止部103の端部には弾性部材104が更に連結されている。
前記のような構造により、前記回転防止部103は、前記弾性部材104から前記変形部102方向の力を常に提供受けることになる。そして、前記回転防止部103は、前記変形部102と常に接した状態で前記変形部102が一定の回転角度で置かれるようにする力を提供する。
詳しくは、本実施形態に係る構造はノック式ボールペンと類似の構造をなす。即ち、前記変形部102は凹凸構造をなしており、前記回転防止部103は、前記変形部102の凹凸構造と噛み合うように突出形状をなしている。したがって、前記イヤホン6を前記回転軸101方向に回転させれば、前記回転防止部103は、前記変形部102の凹凸構造に沿って、凹凸構造の凹部から次の凹部まで1ピッチ(pitch)だけずつ移動する。
本実施形態の動作を説明すれば、まず前記変形部102が前記回転防止部103と整列された状態では、前記回転防止部103は前記変形部102の回転に対して抵抗力を発揮するために、前記変形部102は一定程度以下の外力に対しては回転できなくて拘束される。この状態で、一定程度以上の外力が加えられて前記イヤホン6が引出されたり引入される方向に回転すれば、前記回転軸101及び変形部102は前記変形部102の凹凸構造の1ピッチだけずつ前記イヤホン6と共に回転する。
言い換えると、前記変形部102の凹凸構造と前記回転防止部103は互いに噛み合う状態でのみ整列される。また、前記変形部の回転数によって前記イヤホン6の回転角度が変わることになる。このような構造によって、前記イヤホン6の停止位置がより多様な場合の数で提供されることができ、したがって、使用者はイヤホン6が多様な位置に置かれた状態で使用者の耳に定着させようとする場合、より積極的に対応できる長所が得られる。
前記無線ヘッドセット1の使用及び使用終了過程をより詳細に説明する。
携帯電話などへの呼出しに応じて、無線ヘッドセット1を使用しようとする時には、使用者が前記無線ヘッドセット1を手に握って前記イヤホン6を回転させて外部に引出す。言い換えると、使用者が前記イヤホンガイド溝8の外側に突出しているイヤホン6の一部分を押して一定程度以上の外力を連続的に加えると、前記イヤホン6は前記変形部102と回転防止部103と弾性部材104の相互作用により一定角度だけずつ回転軸101を中心に回転することになる。
そして、一旦、前記イヤホン6が引出された以後、使用者が引出す時と同一な力でイヤホン6を内側に引入する前までは、前記イヤホン6は前記変形部102と回転防止部103と弾性部材104との間で作用する力により引出された位置で固定される。したがって、使用者が耳にイヤホン6を挿入する時にも前記イヤホン6の引出位置は正確に維持され、これによって、前記イヤホン6の挿入動作がより正確で、かつ容易になされることができる。
一方、前記無線ヘッドセット1の使用が終了されて、前記イヤホン6を内側に引入しようとする時には前記イヤホン6を内側に回転させればよい、前記イヤホン6の引出動作と反対に動作すればよいので、その詳細な説明は省略する。
一方、前記イヤホン6が完全に引出された後には、前記オン/オフボタン10を動作して無線ヘッドセット1の動作が開始でき、使用が終わった後にはオン/オフボタン10をまた押さえて無線ヘッドセット1の使用を終了させることができる。
好ましくは、前記本体の内部に、イヤホン6の引出位置を感知することにより、自動に無線ヘッドセット1が動作状態及び/または動作終了状態になるようにすることができる回転感知部13が含まれることができる。このために、前記変形部102及び/または前記回転防止部103の移動を感知するセンサー、または、前記スペーサガイド溝9の内部に形成されてスペーサ7の移動を感知するセンサーなどのような多様な様態のセンサーが設けられるように使われることができる。このようなセンサーは本発明の無線ヘッドセット1で前記イヤホン6が回動される動作を感知することにより、動作できるものであって、本発明のようにイヤホン6が引出されたり引入される方式で形成される無線ヘッドセット1の使用性を一層高めることができ、使用者の便宜性を高めることができる。
一方、前記の説明で簡単に説明されたように、前記イヤホン6は保管状態では前記本体2の延長方向と同一な方向に延長されており、前記イヤホン6の使用状態では前記本体2の延長方向に対して折れる動作、言い換えると、前記本体2に対して畳まれる方向に回転することになる。したがって、前記イヤホン6と前記本体2の距離は一層遠ざかることになり、使用者の耳と前記本体2との干渉は一層減る長所が得られる。
また、詳細に説明してはいないが、前記イヤホン6に電気信号を伝達するために、前記イヤホン6と前記基板12とを連結するフレキシブル基板(FPCB)等のような所定の連結構造が提供できることは当然である。
また、前記マイク部3は使用者の口と最も近い無線ヘッドセット1の下段部に形成されて使用者の音声がより効率よく感知できるようにする。
本発明によれば、前記イヤホン6は無線ヘッドセット1のどの端部で前記無線ヘッドセット1の長手方向に延長され、畳まれる方向に回動される構造となっているので、構造的な便宜性が改善される長所が得られる。また、前記イヤホン6が無線ヘッドセット1の内部空間に装着されないので、本体2内部部品の設置上の便宜性と空間効率性が増進する長所がある。また、これによって、無線ヘッドセット1の大きさが一層小さくなり、携帯及び保管が簡便になる長所が得られる。また、前記イヤホン6の引出及び引入動作だけで、前記無線ヘッドセット6の電源供給が自動に制御されるので、使用者は一層簡単で、かつ容易に前記無線ヘッドセット6を使用することができる長所がある。
(第12実施形態)
本発明の第12実施形態は、他の部分は第11実施形態と同一であり、但し、前記イヤホンの位置ガイド構造が特徴的に変わる。したがって、本実施形態の説明において、その説明のない部分は前記第11実施形態の説明を援用するようにし、詳細な説明は省略する。そして、図面番号においても、第11実施形態と同一な構成要素に対しては同一な番号を与えて説明する。
図33と図34は、本発明の第12実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図であって、無線ヘッドセットを切断する角度は前記図31及び図32と同一である。
図33と図34を参照すれば、本実施形態に係るイヤホン位置ガイド構造、即ち回転部、変形部及び回転防止部の構造は、歯車及びラッチ(ratch:輪楔)と類似の構造である。即ち、前記イヤホン位置ガイド構造は、前記スペーサ7の下段部に形成される回転軸111と、前記回転軸の一端部に形成されて前記回転軸111と同一な中心軸で回転する歯車112と、前記歯車112と噛み合って歯車の回転を制御するラッチ113と、前記ラッチ113を支持するラッチ支持軸114と、前記ラッチ113の回動位置に弾性力を提供するラッチ部弾性部材115とが含まれる。
詳細に説明すれば、前記回転軸111と前記歯車112は互いに同一な中心軸で回転する物品であり、前記歯車112は緩やかな傾斜をなす多数の凹凸構造で構成される。一方、前記ラッチ113は、前記歯車112の溝と結合される形状であり、前記本体2の延長方向と平行するように位置され、前記ラッチ支持軸114及びラッチ部弾性部材115により常に前記方向を維持するように所定の弾性力を提供受ける。
前記のような構造により、前記ラッチ113は前記ラッチ部弾性部材115により前記歯車112の求心方向の力を常に提供受けることになり、前記歯車112と常に接した状態で前記歯車112が一定の回転角度で置かれるようにする力を提供する。
本実施形態の動作を説明すれば、まず前記ラッチ113が前記歯車112の溝に結合された状態では、前記ラッチ113は前記歯車112の回転に対して抵抗力を発揮するために、前記歯車112は一定程度以下の外力に対しては回転できなくて拘束される。この状態で、一定程度以上の外力が加えられて前記イヤホン6が引出されたり引入される方向に回転すれば、前記回転軸111及び歯車112は前記歯車112の凹凸構造の1ピッチ(pitch)だけずつ前記イヤホン6と共に回転する。
言い換えると、本実施形態の場合、前記歯車112が回転しながら前記歯車112の各溝が前記ラッチ113と整列される度に停止位置が安定するため、多様な角度の停止位置を得ることができる。これによって、使用者は自身の好みに合う多様な使用位置を選択することができる。
一方、第11実施形態と同様に、前記本体の内部に、イヤホン6の引出位置を感知することにより、自動に無線ヘッドセット1が動作状態及び/または動作終了状態になるようにすることができる回転感知部13が含まれることによって、使用者の便宜性を高めることができる。
(第13実施形態)
本発明の第13実施形態は、他の部分は第11実施形態と同一であり、但し、前記イヤホンの位置ガイド構造が特徴的に変わる。したがって、本実施形態の説明において、その説明のない部分は前記第11実施形態の説明を援用するようにし、詳細な説明は省略する。そして、図面番号においても、第11実施形態と同一な構成要素に対しては同一な番号を与えて説明する。
図35と図36は本発明の第13実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図であって、無線ヘッドセットを切断する角度は前記図31及び図32と同一である。
図35と図36を参照すれば、本実施形態に係るイヤホン位置ガイド構造は、前記スペーサ7の下段部に前記スペーサ7の延長方向に対して垂直方向に形成される回転軸121と、前記回転軸121のどの一側に形成されて前記回転軸121と同一な中心軸に回転する変形部122と、前記変形部122と相互作用して前記変形部122の回転を制御する回転防止部123と、前記回転防止部123に更に連結されている弾性部材124が含まれることを特徴とする。
詳細に説明すれば、前記構造はカムと類似の構造であって、前記回転防止部123は前記弾性部材124により常に上方に上げられる力を提供受けることになり、前記回転防止部123の上段は前記変形部122に常に接した状態で前記変形部122が一定の回転角度で置かれるようにする力を提供する。したがって、前記イヤホン6が回転する時には前記回転軸121を経由して前記変形部122が回転するようにし、前記変形部122は非円形のカムと類似の形態に2つの溝を有している形状で製作されて、前記回転防止部123により押し上げられて、一定の位置にイヤホン6が常に移動するようにする力を提供する。
前記変形部122と前記回転防止部123の相互作用によって、前記イヤホン6が安定した状態で置かれる位置は、前記イヤホン6が完全に引入されて無線ヘッドセット1が使われない状態であるとか、前記イヤホン6が外側に完全に引出されて無線ヘッドセット1が使用中の状態でありうる。そして、その中の位置では変形部122が不安定な位置に置かれているため、常にどの一方に回転する力を提供する。
以下、本実施形態に係る前記無線ヘッドセット1の動作を詳細に説明する。
使用者が無線ヘッドセット1を使用しようとする時には、前記イヤホン6を回転させて外部に引出すことになる。前記イヤホン6の引出過程をより詳細に説明すれば、使用者が前記本体2を握っている手で前記イヤホンガイド溝8の外側に突出しているイヤホン6の一部分を押すことになる。すると、前記イヤホン6は回転軸121を中心に回転することになり、前記イヤホン6は変形部122及び回転防止部123の相互作用により回転して外側に引出される。
このように、使用者が一定程度以上の外力を与えれば、イヤホン6が軽快で、かつ簡潔に外側に引出できるため、使用者の便宜性は一層改善されることができる。そして、一旦、イヤホン6が引出された後には使用者が引出す時と同一な力でイヤホン6を内側に引入する前までは、イヤホン6は前記変形部122と前記回転防止部123との間で作用する力によって引出された位置で固定されている。
前記のような構造により、使用者は前記イヤホン6を容易に着用することができ、イヤホン6の使用中に、前記無線ヘッドセット1にある程度の外力が加えられても安定的に無線ヘッドセット1を使用することができる長所がある。
一方、第11実施形態と同様に、前記本体の内部に、イヤホン6の引出位置を感知することにより、自動に無線ヘッドセット1が動作状態及び/または動作終了状態になるようにすることができる回転感知部13が含まれることにより、使用者の便宜性を高めることができる。
(第14実施形態)
本発明の第14実施形態は、他の部分は第13実施形態と同一であり、但し、前記イヤホンの位置ガイド構造が特徴的に変わる。したがって、本実施形態の説明において、その説明のない部分は前記第13実施形態の説明を援用するようにし、詳細な説明は省略する。そして、図面番号においても、第13実施形態と同一な構成要素に対しては同一な番号を与えて説明する。
図37と図38は、本発明の第14実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図であって、無線ヘッドセットを切断する角度は前記図35及び図36と同一である。
図37と図38を参照すれば、本実施形態に係るイヤホン位置ガイド構造は、前記スペーサ7の下段部に形成される回転軸131と、前記回転軸131のどの一側に形成されて前記回転軸131と同一な中心軸に回転する変形部132と、前記変形部132と相互作用して前記変形部132の回転を制御する回転防止部133と、前記回転防止部133に更に連結されている弾性部材134が含まれることを特徴とする。
以下、前記第13実施形態と特徴的に相違する、前記変形部132を中心で、本実施形態による構成と動作を詳細に説明する。
前記変形部132の構造は、前記第12実施形態の歯車構造と前記第13実施形態の2つの溝を有するカム構造の混合型で理解することができる。即ち、前記変形部132は非円形のカムと類似の形態であり、前記イヤホン6の回転範囲と対応する部分に一定の間隔の溝が形成されている。そして、前記イヤホン6の回転範囲の中で、イヤホン6が完全に引出された状態と完全に引入された状態に対応する溝、即ち両端溝は、他の溝より深い陥没部が形成されて、引入状態及び引出状態を確実に固定させる役割をする。
前記変形部132の以外の構造、即ち回転軸131、回転防止部133及び弾性部材134の構造及び役割は前記第13実施形態と同一であり、前記回転防止部133は前記弾性部材134により常に上方に上げられる力を提供受けることになり、前記回転防止部133の上段は、前記変形部132に常に接した状態で、前記変形部132が一定の回転角度で置かれるようにする力を提供する。したがって、前記イヤホン6が回転する時には、前記回転軸121を経由して前記変形部122が回転するようにし、前記変形部122は前記回転防止部123により押し上げられて一定の位置にイヤホン6が常に移動するようにする力を提供する。
本実施形態の動作を説明すれば、まず前記変形部132が前記回転防止部133と噛み合っている状態では、前記回転防止部133は前記変形部132が回転できないように抵抗力を発揮するため、前記変形部132は一定程度以下の外力に対しては回転できなくて拘束される。この状態で、一定程度以上の外力が加えられて前記イヤホン6が引出または引入される方向に回転すれば、前記回転軸131及び変形部132は前記変形部132の溝を1つだけずつ回転する。
即ち、前記変形部132が前記回転防止部133と噛み合う位置によって前記イヤホン6の回転角度が変わることになって、前記イヤホン6の停止位置がより多様な場合の数で提供されることができ、したがって、イヤホン6が多様な位置に固定されることができる。これによって、使用者は自身が希望する多様な使用位置を選択することができ、各位置は前記変形部132及び前記回転防止部133により支持されるため、より安定した使用がなされることができる長所がある。
本発明に係る無線ヘッドセットの斜視図である。 図1のII−II’の断面図である。 図1のI−I’の断面図である。 本発明の第1実施形態に係る無線ヘッドセットにおいて、イヤホンの引入及び引出動作を説明する図であって引入/引出動作中の状態の断面図である。 本発明の第1実施形態に係る無線ヘッドセットにおいて、イヤホンの引入及び引出動作を説明する図であって、引出された状態の断面図である。 本発明の第1実施形態に係る無線ヘッドセットのイヤホンの角度及びオフセットを説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図である。 本発明の第2実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図である。 本発明の第3実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図である。 本発明の第3実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図である。 本発明の第4実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図である。 本発明の第4実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図である。 本発明の第5実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図である。 本発明の第5実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図である。 第6実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図である。 第6実施形態に係る無線ヘッドセットの斜視図である。 第6実施形態に係る無線ヘッドセットの平面図である。 第7実施形態に係る無線ヘッドセットの斜視図である。 本発明の第8実施形態に係る無線ヘッドセットによる図1のII−II’の断面図である。 本発明の第8実施形態に係る無線ヘッドセットによる図1のI−I’の断面図である。 本発明の第8実施形態に係る無線ヘッドセットによる無線ヘッドセットにおいて、イヤホンの引入及び引出動作を説明する図であって引入/引出動作中の状態の断面図である。 本発明の第8実施形態に係る無線ヘッドセットによる無線ヘッドセットにおいて、イヤホンの引入及び引出動作を説明する図であって引出された状態の断面図である。 本発明の第8実施形態に係る無線ヘッドセットによるスイッチ関連ブロック図である。 本発明の第8実施形態に係る作動モード関連ブロック図である。 本発明の第9実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図である。 本発明の第9実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図である。 本発明の第9実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図である。 本発明の第10実施形態に係る無線ヘッドセットの斜視図である。 本発明の第10実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図である。 本発明の第10実施形態に係る無線ヘッドセットの平面図である。 本発明の第11実施形態に係る無線ヘッドセットによる図1のII−II’の断面図である。 本発明の第11実施形態に係る無線ヘッドセットによる図1のI−I’の断面図である。 本発明の第12実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図である。 本発明の第12実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図である。 本発明の第13実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図である。 本発明の第13実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図である。 本発明の第14実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図である。 本発明の第14実施形態に係る無線ヘッドセットの垂直断面図である。
符号の説明
1 無線ヘッドセット
2 本体
5 クリップ
6 イヤホン
7 スペーサ
8 イヤホンガイド溝
9 スペーサガイド溝
13 回転感知部

Claims (41)

  1. 長い棒形状で提供される本体と、
    前記本体の上段部及び下段部のうち、いずれかの一端部側に提供されて前記本体に対して回動されるイヤホンと、
    前記イヤホンが前記本体に対して引出状態及び/または引入状態及び/または引入状態と引出状態との間でその停止位置が維持されるようにするイヤホン位置ガイド構造と、
    が含まれることを特徴とする無線ヘッドセット。
  2. 前記イヤホン位置ガイド構造は、前記本体と前記イヤホンとの間の連結部に提供される弾性ヒンジが含まれることを特徴とする請求項1に記載の無線ヘッドセット。
  3. 前記イヤホンと前記本体との間には前記イヤホンの引入状態に比べて前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンと前記本体との距離が長く維持されるようにするスペーサが含まれることを特徴とする請求項1に記載の無線ヘッドセット。
  4. 前記イヤホンは、前記本体の外面から内側へ陥没するイヤホンガイド溝の内部に一部分が挿入されることを特徴とする請求項1に記載の無線ヘッドセット。
  5. 前記イヤホンは、前記本体の延長方向に対して垂直または水平方向に引出されることを特徴とする請求項1に記載の無線ヘッドセット。
  6. 前記イヤホンと前記本体とを連結する部位には柔らかく弾性変形される変形部が含まれることを特徴とする請求項1に記載の無線ヘッドセット。
  7. 前記イヤホンは、前記本体で回転して、固定の際、前記本体の上面の延長線(C1)に対して前記イヤホンの中心線(C2)が5〜20゜の角度(A)で傾斜するように形成されることを特徴とする請求項1に記載の無線ヘッドセット。
  8. 前記イヤホンは前記本体で回転して、固定の際、前記イヤホンの底面と前記本体の上面との間のオフセット(offset)(B)が2〜8mmで形成されることを特徴とする請求項1に記載の無線ヘッドセット。
  9. 本体と、
    前記本体の外部から内側へ陥没形成されるイヤホンガイド溝と、
    前記イヤホンガイド溝に安着することができ、前記本体に対して畳まれる方向に回転して引出されるイヤホンと、
    少なくとも前記イヤホンの引出状態及び/または引入状態で前記イヤホンの位置を停止状態に維持させるイヤホン位置ガイド構造と、
    前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、
    が含まれることを特徴とする無線ヘッドセット。
  10. 棒形状で提供される本体と、
    前記本体の外部から内側へ陥没形成されるイヤホンガイド溝と、
    前記イヤホンガイド溝に安着するイヤホンと、
    少なくとも前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンの位置を停止状態に維持させるために前記イヤホンと前記本体の連結部に提供されて前記イヤホンの回動位置に弾性力を提供する弾性ヒンジと、
    前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、
    が含まれることを特徴とする無線ヘッドセット。
  11. 前記弾性ヒンジには前記イヤホンが回転する中心軸をなす回転軸と、
    前記回転軸と等角回転するカムと、
    前記カムと接するスタッドと、
    前記スタッドを押し上げる弾性力を提供する弾性部材と、
    が含まれることを特徴とする請求項10に記載の無線ヘッドセット。
  12. 本体と、
    前記本体に対して回動されて外側に引出されるイヤホンと、
    前記イヤホンは前記本体に対する停止位置が維持されるようにするイヤホン位置ガイド構造と、
    前記本体に結合され、前記本体を据置するためのクリップと、
    が含まれることを特徴とする無線ヘッドセット。
  13. 本体と、
    前記本体で陥没形成されるイヤホンガイド溝と、
    前記イヤホンガイド溝に安着することができ、前記本体に対して回転して引出されるイヤホンと、
    前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、
    前記スペーサの端部に形成される回転軸と、
    前記回転軸と共に回転し、少なくとも1つ以上の平面部が提供される多角形の回転ガイドと、
    前記回転ガイドの平面部と面接する方向に前記回転ガイドを回転させる弾性力を提供する弾性部材と、
    が含まれることを特徴とする無線ヘッドセット。
  14. 本体と、
    前記本体で陥没形成されるイヤホンガイド溝と、
    前記イヤホンガイド溝に安着することができ、前記本体に対して回転して引出されるイヤホンと、
    前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、
    前記スペーサの端部に形成される回転軸と、
    前記回転軸と等角回転するガイド板と、
    前記ガイド板の中心と等距離に提供される少なくとも1つの係止部と、
    前記係止部に選択的に係止される挿入口と、
    前記挿入口を前記係止部側に押圧する弾性部材と、
    が含まれることを特徴とする無線ヘッドセット。
  15. 前記イヤホンは引入状態と引出状態に対応する位置または引入状態と引出状態との間に対応する1つ以上の位置に対応する係止部が形成されることを特徴とする請求項14に記載の無線ヘッドセット。
  16. 本体と、
    前記本体で陥没形成されるイヤホンガイド溝と、
    前記イヤホンガイド溝に安着することができ、前記本体に対して回転して引出されるイヤホンと、
    前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、
    前記スペーサと共に回転する回転軸と、
    前記回転軸と共に回転する少なくとも1つの平面部が含まれる回転ガイドと、
    樹脂材で形成され、前記回転ガイドの平面部と面接される状態で前記回転ガイドを回転させ、前記本体をなす物品と一体で提供する弾性片が含まれることを特徴とする無線ヘッドセット。
  17. 本体と、
    前記本体で陥没形成されるイヤホンガイド溝と、
    前記イヤホンガイド溝に安着することができ、前記本体に対して回転して引出されるイヤホンと、
    前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、
    前記イヤホンと前記本体とを連結する部分に前記本体に対して二重射出により形成される弾性材質の変形部とが含まれ、
    前記イヤホンの引出時に前記変形部は緩やかに曲がって前記イヤホンの引出をガイドすることを特徴とする無線ヘッドセット。
  18. 前記イヤホンの引出時に前記スペーサまたは前記変形部を掛かって前記イヤホンの引出状態を維持させ、前記本体の一定部分が収縮されて提供される係止段が含まれることを特徴とする請求項17に記載の無線ヘッドセット。
  19. 棒形状で提供される本体と、
    前記本体の延長方向に対して交差する方向に回転するイヤホンと、
    前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するために、前記イヤホンと前記本体との連結部に提供されるスペーサと、
    少なくとも前記イヤホンの引出状態を維持するためのイヤホン位置ガイド構造が含まれることを特徴とする無線ヘッドセット。
  20. 本体と、
    前記本体に対して回転して引出されるイヤホンと、
    前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、
    前記イヤホンが180゜の範囲内で回転可能にし、少なくとも引出状態で停止状態を維持するようにする弾性ヒンジと、
    が含まれることを特徴とする無線ヘッドセット。
  21. 棒形状で提供される本体と、
    前記本体の断面形状を基準にしてどちら側の隅部に形成されるイヤホンガイド溝と、
    前記イヤホンガイド溝の内部に受容されるイヤホンと、
    前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するために、前記イヤホンと前記本体との連結部に提供されるスペーサと、
    前記イヤホンの引出状態で停止状態を維持するようにするためのイヤホン位置ガイド構造と、
    が含まれることを特徴とする無線ヘッドセット。
  22. 少なくともブルートゥースモジュールが搭載される本体と、
    前記本体の外面から内側へ陥没して形成されるイヤホンガイド溝と、
    前記イヤホンガイド溝の内部に一定部分がガイドされて置かれるイヤホンと、
    前記イヤホンが、前記本体に対して少なくとも引出状態及び/または引入状態で前記イヤホンの停止位置が維持されるようにするイヤホン位置ガイド構造が含まれ、
    前記イヤホンガイド溝は、前記イヤホンを支持して前記イヤホンの過度な回転を防止することを特徴とする無線ヘッドセット。
  23. 本体と、
    前記本体に対して回動され、前記本体の延長方向に対して垂直または水平方向に引出されるイヤホンと、
    少なくとも前記イヤホンの引出状態及び/または引入状態で前記イヤホンの位置を停止位置に維持させるイヤホン位置ガイド構造と、
    前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、
    前記イヤホン及び/またはイヤホン位置ガイド構造の動作を感知して前記無線ヘッドセットの電源供給を制御する回転感知部と、
    が含まれることを特徴とする無線ヘッドセット。
  24. 前記イヤホン位置ガイド構造は、前記本体と前記イヤホンとの間の連結部に提供される弾性ヒンジが含まれることを特徴とする請求項23に記載の無線ヘッドセット。
  25. 本体と、
    前記本体の一端部から突出した形状で提供されて、前記本体に対して回動されるイヤホンと、
    前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、
    前記イヤホンの引出及び/または引入状態で前記イヤホンの位置を停止状態に維持させるために、前記スペーサに形成されるストッパーと、
    前記イヤホンの引出及び/または引入状態で前記イヤホンの位置を停止状態に維持させるために前記ストッパーと相互作用して前記ストッパーを支持する支持部と、
    前記イヤホンの引出及び/または引入状態で、前記イヤホンの引出及び/または引入状態を支持する前記支持部の支持力を除去して、前記イヤホンを引入及び/または引出状態に復帰させる引出/引入動作部と、
    前記イヤホンを引出及び/または引入状態から引入及び/または引出状態に復帰させるために、前記イヤホンと前記本体の連結部に提供されて、前記イヤホンの回動位置に弾性力を提供するストッパー側弾性部材と、
    が含まれることを特徴とする無線ヘッドセット。
  26. 前記イヤホンの動作を感知して前記無線ヘッドセットの電源供給を制御する回転制御部が含まれることを特徴とする請求項25に記載の無線ヘッドセット。
  27. 本体と、
    前記本体の延長方向に対して垂直な方向に回転するイヤホンと、
    前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、
    前記スペーサの端部に形成される回転軸と、
    前記回転軸と共に回転し、少なくとも1つ以上の平面部が提供される多角形の回転ガイドと、
    前記回転ガイドの平面部と面接する方向に前記回転ガイドを回転させる弾性力を提供する弾性部材と、
    が含まれることを特徴とする無線ヘッドセット。
  28. 前記イヤホン及び/またはイヤホン位置ガイド構造の動作を感知して前記無線ヘッドセットの電源供給を制御する回転制御部が含まれることを特徴とする請求項27に記載の無線ヘッドセット。
  29. 本体と、
    前記本体に対して回動されるイヤホンと、
    前記イヤホンと前記本体との間には前記イヤホンの引入状態に比べて前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンと前記本体との距離が長く維持されるようにするスペーサと、
    前記イヤホンと連結されて前記イヤホンと共に回転する回転部と、
    前記回転部に連結され、少なくとも2つの陥没部が含まれる変形部と、
    前記イヤホンの使用状態で前記イヤホンの位置を停止状態に維持させるように前記変形部と相互作用して前記回転部の回転を防止する回転防止部と、
    が含まれることを特徴とする無線ヘッドセット。
  30. 前記イヤホンは、前記本体の外面に形成されるイヤホンガイド溝の内部に一部分が挿入されることを特徴とする請求項29に記載の無線ヘッドセット。
  31. 前記イヤホンは、前記本体の延長方向に対して垂直または水平方向に引出されることを特徴とする請求項30に記載の無線ヘッドセット。
  32. 前記イヤホン及び/または回転部の動作を感知して前記無線ヘッドセットの電源供給を制御する回転感知部が含まれることを特徴とする請求項30に記載の無線ヘッドセット。
  33. 本体と、
    前記本体に対して移動されるイヤホンと、
    前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、
    前記イヤホンと連結されて前記イヤホンと共に移動される回転軸と、
    前記回転軸の一側に形成される凹凸構造の変形部と、
    前記変形部の凹凸構造と噛み合って前記回転軸の回転を防止する突出形状の回転防止部と、
    前記回転防止部に前記変形部方向の弾性力を提供する弾性部材と、
    が含まれることを特徴とする無線ヘッドセット。
  34. 前記イヤホン及び/または回転軸の動作を感知して前記無線ヘッドセットの電源供給を制御する回転感知部が含まれることを特徴とする請求項33に記載の無線ヘッドセット。
  35. 本体と、
    前記本体に対して移動されるイヤホンと、
    前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、
    前記イヤホンと連結されて前記イヤホンと共に回転する回転軸と、
    前記回転軸の一側に形成される歯車形態の変形部と、
    前記変形部の歯と噛み合って前記回転軸の回転を防止するラッチ(Ratch)と、
    前記ラッチを支持するラッチ支持軸と、
    前記ラッチの回動位置に弾性力を提供する弾性部材と、
    が含まれることを特徴とする無線ヘッドセット。
  36. 前記イヤホン及び/または回転軸の動作を感知して前記無線ヘッドセットの電源供給を制御する回転感知部が含まれることを特徴とする請求項35に記載の無線ヘッドセット。
  37. 本体と、
    前記本体に対して移動されるイヤホンと、
    前記イヤホンの引出状態で前記イヤホンが前記本体に対して離隔した状態を維持するためのスペーサと、
    前記イヤホンと連結されて前記イヤホンと共に移動される回転軸と、
    前記回転軸の一側に形成される少なくとも2つの溝がある非円形の変形部と、
    前記変形部の溝と締結されて前記回転軸の回転を防止する回転防止部と、
    前記回転防止部が原位置を維持するように弾性力を提供する弾性部材と、
    が含まれることを特徴とする無線ヘッドセット。
  38. 前記変形部は、引入状態と引出状態に対応する位置に前記溝が形成されたり、または、前記イヤホンの回転範囲と対応する3つ以上の位置に対応する溝が形成されることを特徴とする請求項37に記載の無線ヘッドセット。
  39. 前記イヤホン及び/または回転軸の動作を感知して前記無線ヘッドセットの電源供給を制御する回転感知部が含まれることを特徴とする請求項37に記載の無線ヘッドセット。
  40. イヤホンが引出されるステップと、
    前記イヤホンの引出が感知されて回転感知部が作動するステップと、
    前記回転感知部により無線ヘッドセットが連結モードに転換されるステップと、
    が含まれることを特徴とする無線ヘッドセットの制御方法。
  41. イヤホンが引入されるステップと、
    前記イヤホンの引入が感知されて回転感知部が作動するステップと、
    前記回転感知部により無線ヘッドセットが待機モードに転換されるステップと、
    が含まれることを特徴とする無線ヘッドセットの制御方法。
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