JP2007150433A - 可変利得増幅器およびそれを用いた送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】出力DCオフセット電圧を小さく抑えつつ、CMFBの目標値との追従性をあげることの可能な可変利得増幅器を提供することを主要な目的とする。
【解決手段】差動トランジスタ対101に供給するバイアス電流をテール電流源ではなく、負荷側の電流源102,103で制御する。CMFB用トランジスタ104をテール電流源にて実施し、CMFB用トランジスタ104のトランスコンダクタンスを大きく設計してCMFBの位相補償を容易にする。その場合でも、負荷インピーダンス、出力オフセット電圧、出力ノイズに悪影響がない。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般にアナログベースバンド信号を処理する可変利得増幅器に関するものであり、より特定的には無線通信の周波数変換後のベースバンド回路ブロックに適用されるベースバンドVGA(Variable Gain Amplifier:可変利得増幅器)に関する。この発明はまたそのような可変利得増幅器を用いた送受信装置に関する。
無線通信において、RF信号をベースバンド信号帯域に周波数変換した後で、後段のADコンバータ用に信号振幅を調整するために可変利得増幅器(VGA)が用いられている。この可変利得増幅器は低周波で用いられ、ブロック間の結合はDC結合となり、コモンモード電圧の安定化が重要な要素技術の1つとなる。
図6に従来の可変利得増幅器の回路図を示す。これは例えば特許文献1にて用いられている、コモンモードフィードバックを有する増幅器の回路図であり、信号電圧を電流に変換する回路である。ソース結合した差動トランジスタ対601に可変電流源602を接続し、可変電流源602の電流を利得制御端子(以下AGC端子という)609で調整することで、差動トランジスタ対601のトランスコンダクタンスを可変としている。差動トランジスタ対601のドレイン側には負荷用電流源605,606がついており、CMFB(コモンモードフィードバック)端子607によって出力端子603,604のコモンモード電圧を一定にしている。差動入力端子608から信号電圧が差動で入力される。
特開平02−224510号公報
しかしながら、上記従来技術は下記のような問題点を有する。
すなわち、図6を参照して、出力DCオフセット電圧を小さくするためには、負荷用電流源605,606のマッチングが必要であり、ゲート長を大きく設計する必要がある。しかし、ゲート長を大きくすると負荷用電流源605,606に用いるトランジスタのトランスコンダクタンスが下がることとなる。すると、CMFB端子607から見た利得が小さくなり、コモンモード電圧の目標値との追従性が下がる。
また、CMFB回路は負帰還ループを組んで実現するが、ループ安定化のためにミラー容量による位相補償がよく用いられる。例えば、図6中のCMFB端子607と負荷用電流源605,606の間にそれぞれ容量を挿入し、CMFB端子607から出力端子603,604へのゲイン分だけ見かけの容量値を大きくして、CMFBループが高周波で発振することを防ぐ。しかし、前述したように負荷用電流源605,606のトランスコンダクタンスが小さいと、ミラー補償用容量の見かけの増加率が減り、位相補償の効きが劣化する。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、出力DCオフセット電圧を小さく抑えつつ、CMFBの目標値との追従性をあげることの可能な可変利得増幅器を提供することにある。
この発明の他の目的は、CMFBループの安定性を簡単に実現可能な可変利得増幅器を提供することにある。
この発明のさらに他の目的は、そのような可変利得増幅器を備えた送受信装置を提供することにある。
本発明にかかる可変利得増幅器は、差動電圧入力端子と差動電流出力端子と上記差動電流出力端子のコモンモード電位を調整するためのコモンモードフィードバック(CMFB)端子とを有するトランスコンダクタと、上記差動電流出力端子の二つの端子と電源との間に接続され、AGC端子を有し、上記AGC端子への制御電圧でバイアス電流を増減することで上記トランスコンダクタの利得を可変とする第1の可変電流源対とを備える。
上述した構成により、上記第1の可変電流源対の上記AGC端子から上記差動電流出力端子へのトランスコンダクタンスを小さく設計して出力DCオフセット電圧を小さく抑えることが可能となり、上記CMFB端子から上記差動電流出力端子へのトランスコンダクタンスを大きく設計してCMFBの目標値への追従性を高め、CMFBループを安定にすることが可能となる。
この発明の好ましい実施態様によれば、上記第1の可変電流源対は、第1の可変電流源構成部と第1の定電流源構成部の並列接続にて実現され、上記第1の可変電流源構成部は上記AGC端子により上記トランスコンダクタのバイアス電流を増加するように実現される。
上述した構成により、上記可変電流源構成部の電流値をゼロにした場合のバイアス電流が上記定電流源構成部によってのみ決定され、つまり最大利得の限界値を任意に設計可能となる。
上記第1の可変電流源対は、第1の可変電流源構成部と第1の定電流源構成部の並列接続にて実現され、上記第1の可変電流源構成部は上記AGC端子により上記トランスコンダクタのバイアス電流を減少するように実現されてもよい。
上述した構成により、上記可変電流源構成部の電流値をゼロにした場合のバイアス電流が上記定電流源構成部によってのみ決定され、つまり最小利得の限界値を任意に設計可能となる。
この発明の好ましい実施態様によれば、上記トランスコンダクタは、上記差動入力端子がゲート端子に接続されて第1のドレイン端子とソース端子を有する第1の差動トランジスタ対を含み、当該可変利得増幅器は、フォールデッドカスコード構成となるように上記第1のドレイン端子に接続され第2のドレイン端子を有する第1のカスコード段と、上記第1のドレイン端子と電源間に接続される定電流源と、上記ソース端子と接地間に接続されて上記第1の可変電流源対により決定されたバイアス電流と等しい電流を流すようにコモンモードフィードバック(CMFB)端子に与えられる電圧で電流量を制御されるテール電流源とをさらに備える。
上述した構成により、上記第1の可変電流源対の電流量と上記トランスコンダクタのトランスコンダクタンスとの関係が単調減少とすることも可能となり、設計の自由度をあげることができる。
この発明の好ましい実施態様によれば、上記第1の可変電流源対として、ソース接地アンプ構成のMOSトランジスタを用いる。
上述した構成により、例えば上記第1の可変電流源対の電流量を増やした場合を考えると、上記トランスコンダクタのトランスコンダクタンスは減少し、更に負荷用のMOSトランジスタのドレイン抵抗も減少することで、利得可変範囲がトランスコンダクタンスと負荷の両方によって制御されることとなり、利得可変範囲が大きくなる。
この発明の好ましい実施態様によれば、上記トランスコンダクタの上記差動電流出力端子に接続された第2のカスコード段と、上記第2のカスコード段の電流出力端子と電源間に接続された第2の定電流源とをさらに備える。
上述した構成では、第2のカスコード段を挿入したことにより、上記第1の可変電流源対と上記トランスコンダクタの接続ノードにおける電圧変動が小さくなり、回路動作中でも上記第1の可変電流源対からの利得制御電流が安定して得ることができる。
この発明の好ましい実施態様によれば、上記差動電流出力端子からコモンモード電圧検出手段と、上記コモンモード検出手段のコモンモード出力電圧と参照電圧を比較して上記電流出力端子のコモンモードが参照電圧と同電位で安定するように上記CMFB端子に信号を与えるCMFBブロックと、上記差動電流出力端子とCMFB端子間に挿入された位相補償手段とをさらに備える。
上述した構成により、上記第1の可変電流源対の上記AGC端子からみたトランスコンダクタンスを小さく設計することで、オフセット出力電圧を減らし、負荷インピーダンスを大きくし、負荷によるノイズを減らしながらも、上記CMFB端子から見た上記トランスコンダクタのトランスコンダクタンスは大きく設計することで、上記の位相補償手段を効果的にすることができる。
この発明の好ましい実施態様によれば、上記位相補償手段は、容量と抵抗の直列接続によって構成される。
上述した構成により、上記第1の可変電流源対の上記AGC端子からみたトランスコンダクタンスを小さく設計することで、オフセット出力電圧を減らし、負荷インピーダンスを大きくし、負荷によるノイズを減らしながらも、上記CMFB端子から見た第1の電圧電流変換部のトランスコンダクタンスは大きく設計することで、上記の位相補償手段を効果的にすることができる。
この発明の他の局面に従う送受信装置においては、上述の可変利得増幅器が、受信もしくは送信回路に含まれている。
本発明により、可変利得増幅器として負荷インピーダンスを大きくし、負荷電流源のマッチング精度をあげ、ノイズ特性を上げながらも、CMFB用電流源のトランスコンダクタンスを大きくしてCMFBを安定に実施することができる。
負荷インピーダンスを上げ、出力オフセット電圧を減らし、ノイズ特性を上げながらも、CMFBを安定に実施する可変利得増幅器を提供するという目的を、可変電流源を負荷側に用いることで実現した。以下、この発明の実施例を図を用いて説明するが、この発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本発明の実施例にかかる可変利得増幅器の代表的な回路図である。実施例にかかる可変利得増幅器は、信号電圧が差動で入力される差動電圧入力端子109と、差動電流出力端子106,107と、差動電流出力端子106,107のコモンモード電位を調整するためのコモンモードフィードバック(CMFB)端子105とを有するトランスコンダクタ101を備え、さらに差動電流出力端子106,107の二つの端子と電源110との間に接続され、AGC端子108を有し、AGC端子108への制御電圧でバイアス電流を増減することでトランスコンダクタ101の利得を可変とする第1の可変電流源対102,103とを備える。
この回路図では、ソース結合した差動トランジスタ対101のドレイン側に可変電流源102,103を接続し、AGC端子108で可変電流源102,103の電流を調整することで、差動トランジスタ対101のトランスコンダクタンスを可変としている。差動トランジスタ対101のソース側にはテール電流源104がついており、CMFB端子105によって出力端子106,107のコモンモード電圧を一定にしている。
図1と図6を比較参照して、本実施例によれば、CMFBを安定に実施する際に有利になる点を説明する。図6記載の従来例ではCMFB端子607は、負荷側のトランジスタ605、606のゲートへと入力される。ここで、負荷トランジスタのトランスコンダクタンス(Gm)、ドレイン抵抗(Rd)、出力電流熱雑音(Id)、ゲート長(L)、ゲート幅(W)、デバイスマッチング精度は下記の関係にあることが一般に知られている。
Gm ∝ √(W/L)
Rd ∝ 1/L
Id^2 ∝ Gm
また、マッチング精度はGmを下げるほど良くなる。
つまり、負荷インピーダンスを上げ、出力オフセット電圧を減らし、ノイズ特性を上げるためには、Lを大きくして、W/Lを小さくするように設計すればよいことが分かる。しかし、図6の回路で上記のL,Wの設定をするということは、Gmを小さくすることにつながりCMFB端子607からみたときのCMFBループの利得が小さくなってしまう。CMFBループ利得が小さくなると、CMFBの追従精度の劣化と、位相補償の効果が効きづらくなる、という二つの欠点が顕在化してしまう。
一方で、本発明の実施例である図1では、可変電流源102,103に用いられるトランジスタのLを大きくしてW/Lを小さく設定しても、L,Wの設定をしても、CMFB端子105はテール電流源104に入力されるため、CMFBに全く影響を与えない。さらにテール電流源104のトランスコンダクタンスを十分に大きくして位相補償を安定に実施しながらも、負荷インピーダンス、出力オフセット電圧、ノイズ特性になんら悪影響を及ぼさない回路構成が可能となる。
図2は、本発明の可変利得増幅器をフォールデッドカスコード構成にした場合の回路図であり、差動入力端子212と差動出力端子213を有する。この回路図では、ソース結合した差動トランジスタ対201のドレイン側にバイアス用電流源202,203を接続し、更にドレイン端子はカスコード段204を介して負荷用の可変電流源対205へと接続される。可変電流源対205は、N型MOSトランジスタ206,207にて構成されており、AGC端子208からトランジスタ206,207の電流を制御して、差動トランジスタ対201の電流量を制御し、可変利得を実現している。また出力のコモンモード電圧はCMFB端子209からテール電流源210を制御することで実現する。カスコード段のゲート端子211には適切な一定電圧が供給されているとする。
この第2の実施例では、可変利得増幅器としての利得(G)は、差動トランジスタ対201のトランスコンダクタンス(Gm)、負荷電流源対205のドレイン抵抗(Rd)、負荷電流源対205の電流(Id)、バイアス電流源202,203の電流(Ib)を用いて以下の関係にある。
Gm ∝ SQRT(Ib−Id)
Rd ∝ 1/Id
G = Gm*Rd ∝ SQRT(Ib−Id)/Id
つまりIdと、利得(G)が、単調減少の関係にある可変利得増幅器を作れることとなる。また、通常であればトランスコンダクタンス(Gm)分の可変幅しか得られないところが、MOSトランジスタの負荷を用いたことで、負荷インピーダンスも可変とすることができ、結果として可変幅を更に大きくすることが可能となっている。
図3は、本発明の可変利得増幅器において出力端子と利得可変電流用の電流注入端子をカスコード段で分離した場合の実施例である。この回路図では、上述の構成を有するトランスコンダクタ301の出力端子にカスコード段302を接続し、カスコード段302の出力に負荷用の定電流源対303を配置する。トランスコンダクタ301とカスコード段302の接続ノードには、可変電流源対304が接続される。可変電流源対304はAGC端子307からの制御電圧にて制御され、トランスコンダクタ301のバイアス電流を変化させて可変利得とする。305は差動入力端子であり、306は差動出力端子である。
通常、可変電流源として用いられるMOSトランジスタでは、ドレイン電流がドレイン−ソース間電位に多少なりは依存してしまうのは避けられないため、回路の動作状態でドレイン電位がふれるとトランスコンダクタのバイアス電流も変動してしまい、可変利得増幅器としての特性に悪影響を及ぼす。しかしながら、この実施例の構成では、カスコード段が挿入されていることで可変電流源対303の電流注入ノードの電位が安定して前述した問題を避けることが可能となる。
図4は、本発明の可変利得増幅器にコモンモードフィードバック用の周辺回路を組み合わせた場合の実施例である。この回路図では、図1に記載の可変利得増幅器のコア部401と、抵抗分圧によりコモンモードを検出するブロック402と、参照電圧端子403と検出されたコンモード電位を元にテール電流源404のゲート端子を制御するアンプ部405から構成される。また、出力端子406,407とCMFB端子408の間には位相補償用の容量409,410と直列接続された抵抗411,412が挿入されている。
ここでテール電流源404の(W/L)は可能な限り大きくとり、テール電流源404のトランスコンダクタンスを大きく設定していることで、CMFBループにおける、CMFB端子408から出力端子406,407への電圧利得が大きくなり、位相補償用の容量409,410が効果的になり、CMFBループを安定させることができる。413は差動入力端子であり、414はAGC端子である。
図5に、本特許が提案する増幅器を内蔵した送受信システムのブロック図を示す。無線電波507を発振する送信機501は、少なくとも送信アンテナ503と本発明の増幅器505を有し、受信機502は、少なくとも受信アンテナ504と本発明の増幅器506を有する。本構成により、安定したCMFBと少ない出力DCオフセット電圧をもったベースバンド部を内蔵した送受信システムが実現可能となる。
本発明により、安定したCMFBと少ない出力DCオフセット電圧をもったベースバンド部を内蔵した送受信システムが実現可能となる。
実施例1にかかる可変利得増幅器の回路図である。 実施例2にかかる可変利得増幅器の回路図である。 実施例3にかかる可変利得増幅器の回路図である。 実施例4にかかる可変利得増幅器の回路図である。 実施例5にかかる送受信装置のブロック図である。 従来例にかかる可変利得増幅器の回路図である。
符号の説明
109、212、305、413、608 差動入力端子
106、213、306、406、407、603、604 差動出力端子
409、410 容量
411、412 抵抗
102、103、605、606 PMOSトランジスタ
104、206、207、404 NMOSトランジスタ
101、201、601 差動トランジスタ対
204、302 カスコード段
105、209、408、607 CMFB端子
108、208、307、414、609 AGC端子
501、502 送受信装置
503、504 送受信アンテナ
505,506 オフセット除去機能付可変利得増幅器
507 無線電波

Claims (9)

  1. 差動電圧入力端子と差動電流出力端子と前記差動電流出力端子のコモンモード電位を調整するためのコモンモードフィードバック(CMFB)端子とを有するトランスコンダクタと、
    前記差動電流出力端子の二つの端子と電源との間に接続され、利得制御(AGC)端子を有し、前記AGC端子への制御電圧でバイアス電流を増減することで前記トランスコンダクタの利得を可変とする第1の可変電流源対とを備えたことを特徴とする可変利得増幅器。
  2. 前記第1の可変電流源対は、第1の可変電流源構成部と第1の定電流源構成部の並列接続にて実現され、
    前記第1の可変電流源構成部は前記AGC端子により前記トランスコンダクタのバイアス電流を増加するように実現されたことを特徴とする、請求項1に記載の可変利得増幅器。
  3. 前記第1の可変電流源対は、第1の可変電流源構成部と第1の定電流源構成部の並列接続にて実現され、
    前記第1の可変電流源構成部は前記AGC端子により前記トランスコンダクタのバイアス電流を減少するように実現されたことを特徴とする、請求項1に記載の可変利得増幅器。
  4. 前記トランスコンダクタは、前記差動入力端子がゲート端子に接続されて第1のドレイン端子とソース端子を有する第1の差動トランジスタ対を含み、
    当該可変利得増幅器は、
    フォールデッドカスコード構成となるように前記第1のドレイン端子に接続され第2のドレイン端子を有する第1のカスコード段と、
    前記第1のドレイン端子と電源間に接続される定電流源と、
    前記ソース端子と接地間に接続されて前記第1の可変電流源対により決定されたバイアス電流と等しい電流を流すようにコモンモードフィードバック(CMFB)端子に与えられる電圧で電流量を制御されるテール電流源とをさらに備えることを特徴とする、請求項1〜3に記載の可変利得増幅器。
  5. 前記第1の可変電流源対は、ソース接地アンプ構成のMOSトランジスタを用いたことを特徴とする、請求項4に記載の可変利得増幅器。
  6. 前記トランスコンダクタの前記差動電流出力端子に接続された第2のカスコード段と、 前記第2のカスコード段の電流出力端子と電源間に接続された第2の定電流源とをさらに備えたことを特徴とする、請求項1〜5に記載の可変利得増幅器。
  7. 前記差動電流出力端子からコモンモード出力電圧を検出するコモンモード電圧検出手段と、
    前記コモンモード検出手段のコモンモード出力電圧と参照電圧を比較して前記電流出力端子のコモンモードが参照電圧と同電位で安定するように前記CMFB端子に信号を与えるCMFBブロックと、
    前記差動電流出力端子とCMFB端子間に挿入された位相補償手段とをさらに備えることを特徴とする、請求項1〜6に記載の可変利得増幅器。
  8. 前記位相補償手段は、容量と抵抗の直列接続によって構成されることを特徴とする、請求項7に記載の可変利得増幅器。
  9. 前記請求項1〜8に記載の可変利得増幅器が、受信もしくは送信回路に含まれていることを特徴とする、送受信装置。

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