JP2007150100A - Circuit board and electronic equipment using the same - Google Patents
Circuit board and electronic equipment using the same Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007150100A JP2007150100A JP2005344419A JP2005344419A JP2007150100A JP 2007150100 A JP2007150100 A JP 2007150100A JP 2005344419 A JP2005344419 A JP 2005344419A JP 2005344419 A JP2005344419 A JP 2005344419A JP 2007150100 A JP2007150100 A JP 2007150100A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solder
- land
- component surface
- circuit board
- component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Abstract
Description
本発明は、鉛フリーはんだ付けに対応した回路基板及びこの回路基板を用いた電子機器に関する。 The present invention relates to a circuit board compatible with lead-free soldering and an electronic apparatus using the circuit board.
EUのRoHS指令(有害物質使用禁止)の適用に向けて、国内でもグリーン調達の動きが加速しており、将来的には鉛入りはんだを使う電子機器を販売することができなくなる。そこで、鉛入りはんだに替わる例えば錫亜鉛系,錫銀系,錫銅系などの鉛フリーはんだの普及が進んでいる。しかし、鉛フリーはんだ(無鉛はんだ)には今だ種々の問題があり、その一つにランド剥離がある。ランド剥離は、鉛フリーはんだを使用してフローはんだ付けを行う際に、溶融はんだの凝固収縮に伴いランドとの接合部に大きな応力が掛かることにより発生する。このランド剥離を抑制した回路基板として特許文献1に開示されるものがある。
In order to apply the EU's RoHS Directive (prohibition of the use of hazardous substances), green procurement is accelerating in Japan, and in the future it will not be possible to sell electronic devices that use lead-containing solder. Accordingly, lead-free solders such as tin-zinc-based, tin-silver-based, tin-copper-based solders, etc., which replace lead-containing solders, are becoming widespread. However, lead-free solder (lead-free solder) still has various problems, one of which is land peeling. Land peeling occurs when a large amount of stress is applied to the joint with the land as the molten solder solidifies and contracts when flow soldering is performed using lead-free solder. There is a circuit board disclosed in
以下、図3を参照しながら特許文献1に開示される回路基板の基本構成について説明する。
Hereinafter, the basic configuration of the circuit board disclosed in
11は、例えばプリント基板などの回路配線を有する回路基板であり、挿入部品が実装される側の面が部品面11a、例えばはんだ噴流によるフローはんだ付けや手作業によるはんだ付けなどが行われる側の面がはんだ面11bとなる。部品面11aには例えば銅箔などの金属箔を被覆してなる環状の部品面ランド2が形成される一方、はんだ面11bにおいて部品面ランド2と対向する位置に例えば銅箔などの金属箔を被覆してなる環状のはんだ面ランド3が形成されており、これら部品面ランド2とはんだ面ランド3とを接続する連通孔としてのスルーホール4が回路基板11に穿設されている。スルーホール4の内周面には例えば銅などのメッキ層が中空管状に形成されており、部品面ランド2及びはんだ面ランド3とそれぞれ結合することにより一体化している。
11 is a circuit board having circuit wiring, such as a printed circuit board, and the surface on which the insertion component is mounted is the
部品面ランド2の外周端部となる部品面ランド端部2aにはソルダーレジスト15が被せられており、同様に、はんだ面ランド3の外周端部となるはんだ面ランド端部3aにもソルダーレジスト16が被せられている。部品面ランド2及びはんだ面ランド3のうち、ソルダーレジスト15,16で覆われていない部分である部品面露出部2b及びはんだ面露出部3bは、銅箔表面が露出したままであり、一般的には耐熱プリフラックスによる基板表面処理が施されている。部品面ランド2とソルダーレジスト15との重なりの下限は基本的にソルダーレジスト15が部品面ランド端部2aを覆うように、ソルダーレジスト15の開口範囲(露出部2bの径)が部品面ランド2のランド径よりも小さければよいが、ランド2とソルダーレジスト15との重なり部分の幅が0.01mm以上であることが望ましく、0.02mm以上である方が更に望ましい。一方、重なり幅の上限は、後述するはんだフィレット8aが形成でき、ソルダーレジスト15の開口範囲がスルーホール4の径よりも大きくなるような範囲で決定される。はんだ面ランド3とソルダーレジスト16との重なりについても上記と同様の範囲で決定される。
7は、挿入部品としての電子部品のリードであり、回路基板11の部品面11a側からスルーホール4に挿通され、はんだ面11b側から鉛フリーはんだを使用したフローはんだ付けが行われる。当該フローはんだ付け工程において、各種挿入部品を実装した回路基板11を例えば噴流はんだ槽に通すと、当該噴流はんだ槽内で溶融した鉛フリーはんだがはんだ面ランド3を濡らすと共に、その表面張力によりスルーホール4内をはんだ上がりし、反対面の部品面ランド2をも濡らす。そして、回路基板11が前記噴流はんだ槽を抜けると、スルーホール4に溜まった鉛フリーはんだ8が冷却凝固し、部品面ランド2及びはんだ面ランド3には鉛フリーはんだ8によるはんだフィレット8a,8bが形成される。このはんだフィレット8a,8bの半径はソルダーレジスト15,16の開口半径以下となっている。
上記構成では、はんだフィレット8aが部品面ランド端部2aよりも内側に形成され、鉛フリーはんだ8が収縮する時のはんだフィレット8aに沿った斜め上方向への張力と、はんだフィレット形成角との関係により発生する、回路基板11の熱収縮に反発する力が最も回路基板11との密着が弱いランド端部2aではなく、回路基板11との密着がより高いランド2の内側に掛かるようになるため、部品面ランド2を剥がれにくくすることができる。また、部品面ランド端部2aが鉛フリーはんだ8によって固定されないため、部品面ランド2が回路基板11の熱膨張収縮により追従しやすくなる。これにより、鉛フリーはんだ8にて多発するランドはく離を抑制することが可能となる。
前述のように、鉛フリーはんだに対応した回路基板11では、基板表面処理がはんだレベラーから主に耐熱プリフラックスに替わっており、部品面ランド2,はんだ面ランド3等のランドを形成する銅箔パターンが露出している。鉛フリーはんだははんだ濡れ性が鉛入りはんだより悪く、フローはんだ付けを行った場合に、回路基板11においてはんだ面11b側から部品面11a側へのはんだ上がりが不足し、部品面ランド2の中心部分にのみはんだフィレット8aが形成され、その周りの銅箔パターンである部品面露出部2bが環状に露出したままとなる、いわゆる赤目現象が生じるという問題があった。上記従来の回路基板では、この赤目現象に考えが及んでおらず、ランド剥離を抑制することに傾倒していた。そのため、部品面ランド2にも良好なはんだフィレット8aが形成されるように、部品面ランド2の部品面露出部2bははんだ面ランド3のはんだ面露出部3bと略同じ径になっており、鉛フリーはんだのはんだ濡れ性の悪さから溶融した鉛フリーはんだ8が部品面露出部2bの外周端部まで濡れ広がることが困難であった。部品面露出部2bが露出したままであるとやがて酸化し、ひいては電子機器の信頼性低下を招く虞がある。
As described above, in the
そこで本発明は上記問題点に鑑み、鉛フリーはんだ付け時におけるランドの露出現象を防ぐ回路基板及びこの回路基板を用いた電子機器を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION In view of the above problems, an object of the present invention is to provide a circuit board that prevents a land exposure phenomenon during lead-free soldering and an electronic device using the circuit board.
本発明における請求項1では、回路配線と、部品面側に形成された部品面ランドと、はんだ面側に形成されたはんだ面ランドと、前記部品面ランドと前記はんだ面ランドを接続するスルーホールとを有し、前記スルーホールに挿入部品が挿入された状態で鉛フリーはんだを用いて実装される回路基板において、前記部品面ランドの露出部の径と前記はんだ面ランドの露出部の径とが異なるように、前記部品面ランド及び前記はんだ面ランドの各外周端部がそれぞれ保護材で覆われている。 According to a first aspect of the present invention, circuit wiring, a component surface land formed on the component surface side, a solder surface land formed on the solder surface side, and a through hole connecting the component surface land and the solder surface land In a circuit board mounted using lead-free solder in a state where the insertion component is inserted into the through hole, the diameter of the exposed portion of the component surface land and the diameter of the exposed portion of the solder surface land Are different from each other so that the respective outer peripheral ends of the component surface land and the solder surface land are covered with a protective material.
本発明では鉛フリーはんだの濡れ広がり性があまり良くないという特性に着目し、部品面ランドの露出部の径とはんだ面ランドの露出部の径とを異ならせることにより、ランドの露出部に鉛フリーはんだを行き渡らせてランドの酸化を防ぐことができる。 In the present invention, focusing on the property that the lead-free solder does not have very good wettability, the diameter of the exposed part of the component surface land is different from the diameter of the exposed part of the solder surface land, so that the exposed part of the land has lead. Free solder can be distributed to prevent land oxidation.
本発明における請求項2の回路基板では、前記保護材は、ソルダーレジスト又は基板シルクであることを特徴とする。
The circuit board according to
このようにすると、回路基板に一般的に使用されている既存の材料を利用して各ランドを保護することができる。 If it does in this way, each land can be protected using the existing material generally used for the circuit board.
本発明における請求項3の電子機器では、前記挿入部品が前記鉛フリーはんだではんだ付け実装された請求項1又は請求項2に記載の回路基板を用いたことを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, there is provided an electronic apparatus using the circuit board according to the first or second aspect, wherein the insertion component is soldered and mounted with the lead-free solder.
このようにすると、鉛フリーはんだに対応した回路基板であっても信頼性の高い電子機器を提供することができる。 If it does in this way, even if it is a circuit board corresponding to lead-free solder, a reliable electronic device can be provided.
本発明の請求項1によると、鉛フリーはんだ付け時におけるランドの露出現象を防ぐ回路基板を提供することができる。 According to the first aspect of the present invention, it is possible to provide a circuit board that prevents a land exposure phenomenon during lead-free soldering.
本発明の請求項2によると、低コストでランドを保護することができる。
According to
本発明の請求項3によると、電子機器の信頼性を保ちながら鉛フリーはんだに対応することができる。
According to
以下、添付図面を参照しながら、本発明における回路基板の好ましい実施例を説明する。なお、従来例と同一箇所には同一符号を付し、共通する部分の説明は重複するため極力省略する。 Hereinafter, preferred embodiments of a circuit board according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same location as a prior art example, and it abbreviate | omits as much as possible since description of a common part overlaps.
図1は、本実施例における回路基板1の構成を示す縦断面図であるが、ソルダーレジスト5の被せ量以外の構成については、従来例の回路基板11と略同様である。すなわち、回路基板1は、図示しない回路配線と、部品面1a側に形成された部品面ランド2と、はんだ面1b側に形成されたはんだ面ランド3と、これらのランドを接続するスルーホール4とを有している。部品面ランド2の外周端部となる部品面ランド端部2aにはソルダーレジスト5が被せられており、同様に、はんだ面ランド3の外周端部となるはんだ面ランド端部3aにもソルダーレジスト6が被せられているが、従来例と異なり、部品面露出部2bの径とはんだ面露出部3bの径との大小関係が異なっている。
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing the configuration of the
同図において、aはスルーホール4の直径を表すT/H径、bは部品面ランド2又ははんだ面ランド3の直径を表すランド径、cは部品面1a側に塗布されたソルダーレジスト5の開口直径を表す部品面レジスト径、dは部品面ランド2の部品面露出部2bの幅を表す部品面ランド残量、eは部品面ランド2の部品面ランド端部2aとソルダーレジスト5との重なり幅を表す部品面レジスト被せ量、fははんだ面1b側に塗布されたソルダーレジスト6の開口直径を表すはんだ面レジスト径、gははんだ面ランド3のはんだ面露出部3bの幅を表すはんだ面ランド残量、hははんだ面ランド3のはんだ面ランド端部3aとソルダーレジスト6との重なり幅を表すはんだ面レジスト被せ量である。ここで、部品面レジスト径c及び部品面レジスト被せ量eは部品面ランド残量dに合わせて設定される一方、はんだ面レジスト径f及びはんだ面ランド残量gははんだ面レジスト被せ量hに合わせて設定されている。これは、部品面ランド2では、常に、はんだ上がりした鉛フリーはんだ8が濡れ広がることが可能なランド残量dとするためである。一方、はんだ面ランド3では、レジスト被せ量hをランド剥離が発生しない最小の値として、ランド残量gをできるだけ大きくして良好なはんだフィレット8bを形成させるためである。このように、ランド径bの増大量に比べて部品面レジスト径cの増大量は少ない、すなわち部品面ランド残量dは常にはんだ面ランド残量gよりも小さな値に設定されている。これに対してはんだ面レジスト径f及びはんだ面ランド残量gはランド径bの大きさに比例して大きくなっている。なお、従来では、部品面ランド残量dははんだ面ランド残量gと略同値であり、どちらもランド径bの大きさに比例して大きくなっていた。
In the figure, a is the T / H diameter representing the diameter of the through hole 4, b is the land diameter representing the diameter of the
回路基板1の部品面1a側からスルーホール4にリード7が挿通され、はんだ面1b側から鉛フリーはんだを使用したフローはんだ付けが行われる。当該フローはんだ付け工程において、各種挿入部品を実装した回路基板1を例えば噴流はんだ槽に通すと、当該噴流はんだ槽内で溶融した鉛フリーはんだがはんだ面ランド3を濡らすと共に、その表面張力によりスルーホール4内をはんだ上がりし、反対面の部品面ランド2をも濡らす。このとき、部品面ランド2の部品面露出部2bは鉛フリーはんだ8が十分に濡れ広がることが可能な量しかないため、部品面露出部2bの露出面は鉛フリーはんだ8により全面覆われる。そして、回路基板1が前記噴流はんだ槽を抜けると、スルーホール4に溜まった鉛フリーはんだ8が冷却凝固し、部品面ランド2及びはんだ面ランド3には鉛フリーはんだ8によるはんだフィレット8a,8bが形成される。このはんだフィレット8aの直径は部品面レジスト径cと常に同値になり、部品面ランド2を形成する例えば銅箔などの金属箔が露出したままになることはない。従って、鉛フリーはんだ8の濡れ広がり性があまり良くなくても赤目現象を防止することができる。
このように、部品面ランド2の部品面露出部2bを小さくすることにより、赤目現象を効果的に防ぐことができるが、部品面ランド端部2aを覆う保護材としてはソルダーレジスト5に限られず、部品面ランド2を被覆して酸化や腐食を防ぐことが可能なものであればどのようなものでもよい。従って、回路基板1の回路記号表示等に使用される基板シルクなどを保護材として使用してもよく、この場合は部品面ランド端部2aにシルクスクリーン印刷を行うことで容易に実施可能である。
Thus, by reducing the component surface exposed
図2は、本実施例の変形例を示したものであり、部品面ランド2が全てソルダーレジスト5により覆われている。すなわち、当該変形例では部品面ランド2には部品面露出部2bが完全に無くなった状態になっている。図1の回路基板1に限らず、従来の回路基板11においても鉛フリーはんだ8の濡れ広がり性が良い特性を有する材料を使用した場合には、部品面露出部2bを全てはんだフィレット8aで覆うことはできるが、いわゆるリフトオフの発生によりはんだフィレット8aの裾がめくれ上がってしまい、露出する虞がある。そこで、当該変形例では、部品面ランド2を全てソルダーレジスト5で覆うことにより、部品面ランド2が露出する虞を完全に払拭している。但し、実際には、部品面ランド2の全面にソルダーレジスト5を塗布してしまうと、ソルダーレジスト5の位置誤差によりスルーホール4内にソルダーレジスト5が侵入してしまう虞があるため、当該位置誤差を見込んだ値のランド残量dを残すのが好ましい。
FIG. 2 shows a modification of the present embodiment, in which the component surface lands 2 are all covered with the solder resist 5. That is, in the modification, the
さらに、当該変形例では、いわゆる引け巣(凝固割れ)をも防ぐことができる。この引け巣は、金属が凝固する際における体積収縮の時間差により発生した歪みであり、溶融している鉛フリーはんだ8の容積が大きい程、顕著に発生し易い。従って、上記従来例で示したように部品面1aとはんだ面1bの両面側に大きなはんだフィレット8a,8bが形成される両面基板に発生し易いが、部品面ランド2が全面ソルダーレジスト5で覆われているため、はんだフィレット8aの形成が抑制され、鉛フリーはんだ8の容積をはんだフィレット8a分減少させて引け巣を防ぐことができる。このことから、引け巣を防ぐには最低限、部品面ランド2の部品面露出部2bの径となる部品面レジスト径cがソルダーレジスト5を設けない場合に部品面ランド2に形成される鉛フリーはんだ8のはんだフィレット8aの径より小さくなるように、部品面ランド2を覆うようにすればよい。そうすれば、部品面ランド2に形成されるはんだフィレット8aが従来に比べて小さくなり、鉛フリーはんだ8の容積を減少させることができる。ここでは、ソルダーレジスト5は部品面ランド2を覆うと共に溶融した鉛フリーはんだ8による濡れを阻害する保護材として作用している。もちろん、当該保護材は前述のように基板シルクとしてもよい。このような利点を得る反面、部品面1a側にはんだフィレット8aが形成されないことによる接合強度不足が懸念されるが、鉛フリーはんだは現行の鉛入りはんだと同等以上の接合強度を有しているため、この点に関しては全く問題にならない。
Furthermore, in this modification, so-called shrinkage nests (solidification cracks) can be prevented. This shrinkage nest is distortion generated due to the time difference of volume shrinkage when the metal solidifies, and it is more likely to occur as the volume of the molten lead-
以上のように本実施例では、回路配線と、部品面1a側に形成された部品面ランド2と、はんだ面1b側に形成されたはんだ面ランド3と、部品面ランド2とはんだ面ランド3を貫通するスルーホール4とを有し、スルーホール4に挿入部品が挿入された状態で鉛フリーはんだ8を用いて実装される回路基板1において、部品面ランド2の部品面露出部2bの径となる部品面レジスト径cとはんだ面ランド3のはんだ面露出部3bの径となるはんだ面レジスト径fが異なるように、部品面ランド2及びはんだ面ランド3の各外周端部としての部品面ランド端部2a,はんだ面ランド端部3aがそれぞれ保護材としてのソルダーレジスト5,6で覆われている。
As described above, in this embodiment, the circuit wiring, the
本発明では鉛フリーはんだ8の濡れ広がり性があまり良くないという特性に着目し、部品面レジスト径cとはんだ面レジスト径fとを異ならせることにより、ランドの露出部に鉛フリーはんだ8を行き渡らせてランドの酸化を防ぐことができる。従って、鉛フリーはんだ付け時におけるランドの露出現象を防ぐ回路基板1を提供することができる。
In the present invention, paying attention to the property that the lead-
また本実施例の回路基板1では、前記保護材は、ソルダーレジスト5,6又は基板シルクであることを特徴とする。
Moreover, in the
このようにすると、回路基板1に一般的に使用されている既存の材料を利用して部品面ランド2,はんだ面ランド3を保護することができる。従って、低コストでランドを保護することができる。
If it does in this way, the
さらに本実施例の回路基板1では、部品面ランド2を覆うと共に溶融した鉛フリーはんだ8による濡れを阻害する保護材としてのソルダーレジスト5を設け、当該ソルダーレジスト5は、部品面ランド2の部品面露出部2bの径となる部品面レジスト径cがソルダーレジスト5を設けない場合に部品面ランド2に形成される鉛フリーはんだ8のはんだフィレット8aの径より小さくなるように、部品面ランド2を覆うものであることを特徴とする。
Furthermore, in the
このようにすると、部品面ランド2に形成されるはんだフィレット8aが従来に比べて小さくなり、鉛フリーはんだ8の容積を減少させて引け巣を防ぐことができる。
If it does in this way, the
そして、前記挿入部品が鉛フリーはんだ8ではんだ付け実装された回路基板1を電子機器に用いることにより、鉛フリーはんだ8に対応した回路基板1であっても信頼性の高い電子機器を提供することができる。従って、電子機器の信頼性を保ちながら鉛フリーはんだ8に対応することができる。
Then, by using the
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。本発明の回路基板1はあらゆる電子機器に使用可能であり、実装部品に関しても挿入部品と表面実装部品とを混載してもよい。また、回路基板1自体の構成については例えば材質,形状,層数などあらゆる回路基板に対して適用可能である。ランドの形状も特に限定されるものではなく、例えば、三角形や四角形等の多角形の他、楕円形,星形,十字形などどのような形状でもよい。
In addition, this invention is not limited to the said Example, It can change in the range which does not deviate from the meaning of this invention. The
1 回路基板
1a 部品面
1b はんだ面
2 部品面ランド
2a 部品面ランド端部
2b 部品面露出部
3 はんだ面ランド
3a はんだ面ランド端部
3b はんだ面露出部
4 スルーホール
5,6 ソルダーレジスト(保護材)
8 鉛フリーはんだ
DESCRIPTION OF
8 Lead-free solder
Claims (3)
The electronic device using the circuit board according to claim 1 or 2, wherein the insertion component is mounted by soldering with the lead-free solder.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005344419A JP2007150100A (en) | 2005-11-29 | 2005-11-29 | Circuit board and electronic equipment using the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005344419A JP2007150100A (en) | 2005-11-29 | 2005-11-29 | Circuit board and electronic equipment using the same |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007150100A true JP2007150100A (en) | 2007-06-14 |
Family
ID=38211111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005344419A Withdrawn JP2007150100A (en) | 2005-11-29 | 2005-11-29 | Circuit board and electronic equipment using the same |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007150100A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019212850A (en) * | 2018-06-08 | 2019-12-12 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | Electronic device |
-
2005
- 2005-11-29 JP JP2005344419A patent/JP2007150100A/en not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019212850A (en) * | 2018-06-08 | 2019-12-12 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | Electronic device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6857361B2 (en) | Method and apparatus for printing solder paste of different thickness on lands on printed circuit board | |
JP2008041995A (en) | Printed wiring board and manufacturing method of printed wiring board | |
EP1855517A1 (en) | Soldering structure of through hole | |
JP2007027538A (en) | Circuit board | |
US20010025724A1 (en) | Optical scanning device | |
JP2007150100A (en) | Circuit board and electronic equipment using the same | |
JP2010103295A (en) | Method for manufacturing end surface through-hole wiring substrate | |
JP2005203616A (en) | Chip component mounting structure and method therefor | |
JP4410176B2 (en) | Printed wiring board | |
JP2010080667A (en) | Mounting board and mounting method | |
JP2008066344A (en) | Multilayer board, and printing method of metal bonding material | |
JP2007266510A (en) | Printed wiring board and electric apparatus | |
JP2005033042A (en) | Printed board | |
JP2008103547A (en) | Solder paste applying method, and electronic circuit board | |
JP6780336B2 (en) | Circuit board and manufacturing method of circuit board | |
JP2006344790A (en) | Mounting substrate | |
JP2006100408A (en) | Insert component and its soldering structure | |
JP2011181663A (en) | Mask for solder printing | |
JP2020119969A (en) | Printed wiring board, and printed circuit device and method of manufacturing the same | |
JPH11177224A (en) | Metallic mask and printed wiring board | |
JP2006108436A (en) | Connection structure of printed wiring board | |
JP2003264363A (en) | Printed wiring board | |
JP2001244614A (en) | Printed board | |
JP4141628B2 (en) | Printed board | |
JP2007180078A (en) | Printed circuit board |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20090203 |