JP2007147668A - 交流用led点灯回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】AC200Vでの駆動をも可能とする交流用LED点灯回路を提供する。
【解決手段】交流電源、整流器、第1の定電流回路、第1の定電流回路の出力電流よりも少ない電流を出力する第2の定電流回路、電圧制限抵抗及び複数のLEDを直列に接続し、かつ、前記第2の定電流回路の入力端子と出力端子との間にブリーダ抵抗を挿入する。
【選択図】図1

Description

本発明は、商用電源による発光ダイオード(LED)の点灯若しくは明滅により広告、装飾等のサインを表示するサイン表示装置の交流用LED点灯回路に関し、特に、電源電圧がAC200Vの場合でも動作可能な交流用LED点灯回路にする。
従来、広告や装飾用として使用されるサイン表示装置は、表示領域を構成する発光体の発光源としてネオン管を用いたネオンサインや、フィラメント発光する電球や蛍光表示管を用いたものが主であり、色彩変化による強い印象を与える媒体として古くから活用されている。これらのネオンサインや電球照明広告の代用としては、消費電力や耐久性などの点で利点のあるLED(発光ダイオード)を利用したサイン表示装置が実現されつつある。LEDは、上記のような利点の他、発光部の形状の自由度、光の三原色を利用した色彩の表現の自由度にも優れており、また、ネオン管等と同様に昼間でも明るく人目を惹き付けることができるため、例えば交通信号機の信号灯器や道路標識などにも適用されつつある。このように、表示領域を構成する発光体の発光源としてLEDを用いたサイン表示装置は、広告や装飾用に限らず、種々の情報を表示する装置としても適用することが可能である。
ところで、上述のようなサイン表示装置は、電源としては商用電源が使用されるが、LEDは原理的に直流で駆動され、その電圧は数ボルト以下である。そこで、商用電源を用いてLEDを点灯させる場合は、LEDと電流制限抵抗を直列につないで電流を制限する方式がとられる。しかし、商用電源で直接LEDを点灯する方法は、電流制限抵抗の発熱を抑えるために多数(約40個〜60個)のLEDと電流制限抵抗を直列につないで点灯させる必要がある。また、この方式では商用電源の電圧変動に大きく左右されて、明るさのバラツキを生じるという問題があった。
かかる問題点を解決したものとして、本願の発明者は、多数のLEDを用いたサイン表示装置において、各LEDを点灯するための電流制限抵抗を極力小さくし発熱を抑え、電源電圧の変動が生じてもLEDの明るさが極力変化しないようにし、また、電圧が変化したときにおこしやすいLEDの熱暴走を防ぐことができる交流用LED点灯回路を先に提案している(特許文献1参照)。
特開2004−93657公報
しかしながら、かかる従来の交流用LED点灯回路(図7)には次のような問題点がある。すなわち、図7において、電源電圧をAC200V±10%(実効値)にしてLED回路を点灯させようとすると、三端子レギュレータ(IC1)の入力INの電圧は最大で(220−180)×√2=56V変動するため、この変動をIC1のVIN−VOUT間の電圧変化で吸収する必要があるが、三端子レギュレータのVIN−VOUT間の耐圧電圧は約40Vであるためこれを吸収することはできない。従って、この交流用LED点灯回路ではAC200V±10%では駆動できないという問題があった。
本発明はかかる従来技術の問題点に鑑み為されたものであり、各LEDを点灯するための電流制限抵抗を極力小さくして発熱を抑え、電源電圧の変動が生じてもLEDの明るさが極力変化しないようにし、また、電圧が変化したときにおこしやすいLEDの熱暴走を防ぐことができるという従来の交流用LED点灯回路の長所を維持しつつ、AC200Vでの駆動をも可能とする交流用LED点灯回路を提供することを目的とする。
本発明は、表示領域を構成する発光体としてLEDを用いたサイン表示装置の交流用LED点灯回路に関するものであり、本発明の上記目的は、交流電源、整流器、第1の定電流回路、該第1の定電流回路の出力電流よりも少ない電流を出力する第2の定電流回路、電圧制限抵抗及び複数のLEDが直列に接続され、かつ、前記第2の定電流回路の入力端子と出力端子との間にブリーダ抵抗を挿入したことを特徴とするサイン表示装置の交流用LED点灯回路によって達成される。
また、本発明の上記目的は、前記定電流回路が、可変型三端子レギュレータと、該可変型三端子レギュレータの出力端子とADJ端子との間に挿入された電流調整抵抗とで構成されるものであり、前記可変型三端子レギュレータの入力端子を前記定電流回路の入力端子とし、前記可変型三端子レギュレータのADJ端子を前記定電流回路の出力端子としたことを特徴とする前記サイン表示装置の交流用LED点灯回路によって効果的に達成される。
本発明に係る交流用LED点灯回路によれば、交流半波の電流の所定値以上の部分をカットして一定の電流値とする定電流回路を有し、この定電流回路を介してLEDを点灯させるようにしているので、電源電圧の変動による明るさの変化を極めて少なくすることができ、且つ、過電流によるLEDの劣化を防ぐことができる。
また、電流値の異なる定電流回路を2段設け、一方の定電流回路の入力−出力間にブリーダ抵抗を挿入し、他方の定電流回路との出力電流の差分をバイパスさせることにより、AC200V印加時の電圧変動分を、片方の定電流回路が過電圧になることなく、2つの定電流回路にバランスよく分散させることができるので、電流調整回路に市販の三端子レギュレータを利用したAC200V用のLED点灯回路の設計が可能となる。
本発明に係る交流用LED点灯回路は、商用電源(特にAC200V)によるLEDの点灯若しくは明滅により広告,装飾等のサインを表示するサイン表示装置に好適に利用されるものであり、従来のネオンサインや電球照明広告の代用として、LEDを用いた種々のサイン表示装置を提供可能とするものである。なお、サイン表示装置の全体構成や、その表示領域を構成するLEDの点灯順序や点灯速度の制御については、公知の技術を利用し得るものとし、ここでは説明を省略し、以下、本発明に係る交流用LED点灯回路の構成について説明する。
図1は、本発明に係るサイン表示装置の交流用LED点灯回路の一例を示す回路ブロック図であり、交流電源(AC200V)、整流器Q、第1の定電流回路1、第1の定電流回路1の出力電流よりも少ない電流を出力する第2の定電流回路2、電圧制限抵抗R及び複数のLED(D〜D)が直列に接続され、かつ、第2の定電流回路2の入力端子と出力端子との間にブリーダ抵抗Rを挿入したものである。ブリーダ抵抗Rには、定電流回路1の出力電流Iと定電流回路2の出力電流Iとの差に相当する電流(I−I)が流れるので、ブリーダ抵抗Rの抵抗値を適当に定めることにより、定電流回路2が定電流動作をしている限り、定電流回路2の入力−出力間の電圧は所定の値にクリップされるので、AC電源電圧の変動分を片方の定電流回路が過電圧になることなく、2つの定電流回路にバランスよく振り分けることが可能となる。また、電圧制限抵抗Rの抵抗値は、電源電圧の最大ピーク値から、二つの定電流回路におけるVIN−VOUT間の負担電圧の合計、及びLEDの順方向バイアス電圧(白色、青色、緑色のとき約3.5V、赤色のとき約1.9V)×個数分の電圧を差し引いた分の電圧と、回路の全負荷電流(I)とを考慮して決められる。なお、電圧制限抵抗Rは複数個に分割して直列に接続し、熱の分散を行うこともできる。
図2は図1における定電流回路の具体的な設計例を示すものであり、IC1は出力電圧を可変できる可変型三端子レギュレータであり、出力端子(OUT)とADJ端子との間に電流調整抵抗(R1)を挿入することにより、出力電流を一定に制御できることが特徴となっている。例えば、ナショナル・セミコンダクタ社の「LM317」、テキサス・インスツルメンツ社の「TL317」等が利用可能である。
なお、本実施例では、図1における定電流回路の入力端子が図2におけるIC1の入力端子に、定電流回路の出力端子が図2におけるIC1のADJ端子になるように設計されている。
図3は本発明に係るサイン表示装置の交流用LED点灯回路の実施例を示すものであり、図3において、IC1及びIC2はいずれもLM317であり、R=52Ω、R=54.3Ω、R=7.4kΩ、R=22kΩ(及び30kΩ)、LEDは白色LEDを22個使用した。また、電流計を直列に挿入し、全負荷電流を測定した。AC電源電圧は180V〜220V(実効値)まで変化させて測定した。
図4はAC電源電圧を200V、R=22kΩとしたときの各点(a,b,c,d)の電圧、及び回路の全負荷電流の変化を示す波形図である。図4(A)はAC電源から見て前段にあるIC1のVIN−VOUT間の電圧Vの変化を示している。波形がフラットの区間(電気角)はIC1が定電流動作をしていることを表している。(B)は後段にあるIC2のVIN−VOUT間の電圧Vの変化を表しており、Vはブリーダ抵抗RBの両端の電圧に等しい。図(B)においてVがフラットになっている区間はIC2が定電流動作をしている区間であり、ブリーダ抵抗Rには、IC1の出力電流(約24mA)とIC2の出力電流(約23mA)の差である約1mAが流れていることを示している(22kΩ×1mA=22V)。
また、V=20V、V=22Vであり、両者のICにおける負担電圧がほどよくバランスしているのが分かる。
図5(A)はブリーダ抵抗Rを変えずに、AC電源電圧を10%ずつ上下に変化させた場合の各点の電圧及び電流の波形を示すものである。
AC180Vの場合は、V=V=0であり、定電流動作はしていない。254Vは電圧制限抵抗R3による電圧降下分と、LEDの順方向バイアス電圧の合計である。
AC220Vの場合は、V=35V、V=22Vであり、二つのICでAC電源電圧の変動分をカバーできていることが分かる。なお、Vが200Vの場合と同じ22Vとなっているのは、定電流動作区間ではRによって電圧が自動的にクリップされてしまうからである。
図5(B)はブリーダ抵抗Rを30kΩに変え、AC電源電圧を200V±10%にした場合の各点の電圧及び電流の波形を示すものである。
AC180Vの場合は、V=V=0であり、定電流動作はしていない。254Vは電圧制限抵抗R3による電圧降下分と、LEDの順方向バイアス電圧の合計である。
AC200Vの場合はIC2は定電流動作を行っているが、R=30kΩであるため、V=約30Vになり、そのためにIC1のVIN−VOUT間の電圧Vは0になってしまっている。
また、AC220Vの場合は、V=27V、V=30Vであり、二つのICでAC電源電圧の変動分をカバーできていることが分かる。なお、Vが200Vの場合と同じ約30Vとなっているのは、定電流動作区間ではRによって電圧Vが自動的にクリップされてしまうからである。
図5(C)は上記LM317の代わりに、その高耐圧版であるLM317HVを使用した場合の波形図を示したものである。このICはVIN−VOUT間の定格電圧が57Vであり、LM317よりも大きいので、その分、電圧制限抵抗にかかる電圧を減らすことができる。このことは抵抗における発熱を抑えることに寄与する。なお、電圧制限抵抗Rの抵抗値を下げたことにより、後段のIC2側での定電流動作が可能になる電気角が生ずるようになった。
図6は本発明に係るサイン表示装置の交流用LED点灯回路の他の構成例(変形例)の一部を示すものである。(A)は電圧制限抵抗R3が二つの定電流回路の間に配置されたものであり、(B)はLED列が二つの定電流回路の間に配置されたものである。
さらに、(C)は電圧制限抵抗R3とLED列が二つの定電流回路の間に配置されたものであり、(D)はLED列が定電流回路1の前段(上流側)に配置され、電圧制限抵抗R3が二つの定電流回路の間に配置されたものである。
このように、本願発明に係るサイン表示装置の交流用LED点灯回路は、整流器、第1の定電流回路、入力−出力間にブリーダ抵抗Rが挿入された第2の定電流回路、電圧制限抵抗R3及び複数のLEDからなるLED列が直列に接続されていればよく、第1の定電流回路、第2の定電流回路、電圧制限抵抗R3及びLED列の配置場所は問わない。
本発明に係るサイン表示装置の交流用LED点灯回路の一例を示す回路ブロック図である。 図1における定電流回路の具体的な設計例を示すものである。 本発明に係るサイン表示装置の交流用LED点灯回路の実施例を示すものである。 AC電源電圧を200V、R=22kΩとしたときの各点の電圧、及び回路の全負荷電流の変化を示す波形図である。 (A)はブリーダ抵抗Rを変えずに、AC電源電圧を10%ずつ上下に変化させた場合の各点の電圧及び電流の波形を示すものであり、(B)はブリーダ抵抗Rを30kΩに変え、AC電源電圧を200V±10%にした場合の各点の電圧及び電流の波形を示すものである。図5(C)は、IC1及びIC2として、LM317の代わりにその高耐圧版であるLM317HVを使用した場合の波形図を示したものである。 本発明に係るサイン表示装置の交流用LED点灯回路の他の構成例(変形例)の一部を示すものである。 従来の交流用LED点灯回路の一例を示すものである。

Claims (3)

  1. 表示領域を構成する発光体としてLEDを用いたサイン表示装置の交流用LED点灯回路であって、該交流用LED点灯回路は、
    交流電源、整流器、第1の定電流回路、該第1の定電流回路の出力電流よりも少ない電流を出力する第2の定電流回路、電圧制限抵抗及び複数のLEDが直列に接続され、かつ、
    前記第2の定電流回路の入力端子と出力端子との間にブリーダ抵抗を挿入したことを特徴とするサイン表示装置の交流用LED点灯回路。
  2. 前記定電流回路が、可変型三端子レギュレータと、該可変型三端子レギュレータの出力端子とADJ端子との間に挿入された電流調整抵抗とで構成されるものであり、
    前記可変型三端子レギュレータの入力端子を前記定電流回路の入力端子とし、前記可変型三端子レギュレータのADJ端子を前記定電流回路の出力端子としたことを特徴とする請求項1に記載のサイン表示装置の交流用LED点灯回路。
  3. 前記交流電源の電圧がAC200V±10%(実効値)であることを特徴とする請求項1又は2に記載のサイン表示装置の交流用LED点灯回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014096576A (ja) * 2012-10-10 2014-05-22 Citizen Electronics Co Ltd Led駆動回路

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