JP2007147244A - 冷凍装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】冷凍装置において、二段圧縮動作から単段圧縮動作へ切り換わる際には、コントローラ(70)が冷媒排出動作を行う。冷媒排出動作中において、三方弁(32)は、その第2ポートが第3ポートから遮断された状態に設定される。また、オプション側膨張弁(34)は、全閉状態に設定される。冷媒排出動作では、この状態で高段側圧縮機(31)を運転する。高段側圧縮機(31)は、その吸入側や気液分離器(33)に残存する冷媒を吸い込む。これにより、高段側圧縮機(31)の吸入側や気液分離器(33)から冷媒が排出される。この結果、停止中の高段側圧縮機(31)の冷凍機油に多量の冷媒が溶け込むといった事態は回避される。
【選択図】図5
Description
上記室外ユニット(20)には、第1圧縮機である低段側圧縮機(21)と、熱源側熱交換器である室外熱交換器(22)と、室外側膨張弁(25)と、四路切換弁(23)とが設けられている。
上記オプションユニット(30)には、第2圧縮機である高段側圧縮機(31)と、三方弁(32)と、気液分離器(33)と、オプション側膨張弁(34)とが設けられている。上記高段側圧縮機(31)は、全密閉型のスクロール圧縮機で構成されている。
室内ユニット(40)には、利用側熱交換器である室内熱交換器(41)と、室内側膨張弁(42)とが設けられている。室内熱交換器(41)は、クロスフィン型のフィン・アンド・チューブ熱交換器で構成されている。図示しないが、室内熱交換器(41)の近傍には、室内ファンが設置されている。室内ファンは、室内熱交換器(41)へ室内空気を送風する。上記室内側膨張弁(42)は、開度可変の電子膨張弁で構成されている。
本実施形態の空気調和装置(10)は、コントローラ(70)を備えている。このコントローラ(70)は、二段圧縮動作から単段圧縮動作へ切り換わる際に所定の冷媒排出動作を行う制御手段を構成している。
上記空気調和装置(10)の運転動作について説明する。
冷房運転中の動作について、図2を参照しながら説明する。
第1暖房運転中の動作について、図3を参照しながら説明する。
第2暖房運転中の動作について、図4を参照しながら説明する。
上述したように、二段圧縮動作から単段圧縮動作へ切り換わる際には、コントローラ(70)によって冷媒排出動作が行われる。具体的に、この冷媒排出動作は、第2暖房運転から冷房運転や第1暖房運転への切り換え時に行われる。つまり、第2暖房運転から冷房運転や第1暖房運転へ切り換わる際には、第2暖房運転を一旦終了させてから冷媒排出動作が行われ、その後に冷房運転や第1暖房運転が開始される。
本実施形態では、二段圧縮動作の終了後に冷媒排出動作を行うことで、高段側圧縮機(31)の吸入側から残存する冷媒を排出している。このため、単段圧縮動作中に高段側圧縮機(31)が停止している間も、高段側圧縮機(31)内の冷凍機油に多量の冷媒が溶解してしまうのを防止できる。従って、本実施形態によれば、高段側圧縮機(31)を起動して二段圧縮動作を再開した時に高段側圧縮機(31)内でフォーミング現象が生じるのを防止でき、フォーミング現象による潤滑不良に起因した焼き付き等のトラブルを未然に防止することができる。
本実施形態において、コントローラ(70)は、高段側圧縮機(31)が吐出した冷媒の温度(即ち、吐出温度)に基づいて冷媒排出動作の終了を判断するように構成されていてもよい。
上記実施形態では、本発明に係る冷凍装置によって空気調和装置を構成しているが、水の冷却や加熱を行う冷温水装置を本発明に係る冷凍装置によって構成してもよい。その場合、冷媒回路(15)では、利用側熱交換器として例えばプレート式熱交換器が設けられる。そして、このプレート式熱交換器では、冷媒との熱交換によって水の加熱や冷却が行われる。
21 低段側圧縮機(第1圧縮機)
31 高段側圧縮機(第2圧縮機)
33 気液分離器
50 遮断機構
90 コントローラ(制御手段)
Claims (4)
- 第1圧縮機(21)と第2圧縮機(31)と中間圧冷媒の気液分離器(33)とが接続された冷媒回路(15)を備え、
上記冷媒回路(15)では、上記第1圧縮機(21)の吐出冷媒と上記気液分離器(33)からの中間圧のガス冷媒とを上記第2圧縮機(31)へ吸入させて二段圧縮二段膨張冷凍サイクルを行う二段圧縮動作と、上記第2圧縮機(31)を停止させて上記第1圧縮機(21)だけで冷媒を圧縮して単段圧縮冷凍サイクルを行う単段圧縮動作とが切り換え可能となっている冷凍装置であって、
上記冷媒回路(15)のうち上記単段圧縮動作中に冷媒が循環する部分から上記第2圧縮機(31)の吸入側を遮断する遮断状態に設定可能な遮断機構(50)と、
上記二段圧縮動作から上記単段圧縮動作への切り換え時に、上記遮断機構(50)を遮断状態に設定して上記第2圧縮機(31)を運転することによって該第2圧縮機(31)の吸入側から冷媒を排出する冷媒排出動作を行う制御手段(90)と
を備えていることを特徴とする冷凍装置。 - 請求項1において、
上記気液分離器(33)は、分離されたガス冷媒の流出側が上記第2圧縮機(31)の吸入側と常に連通状態になる一方、
上記遮断機構(50)は、その遮断状態において、上記第2圧縮機(31)の吸入側と上記気液分離器(33)の両方を上記冷媒回路(15)のうち上記単段圧縮動作中に冷媒が循環する部分から遮断するように構成されていることを特徴とする冷凍装置。 - 請求項1又は2において、
上記制御手段(90)は、冷媒排出動作中における第2圧縮機(31)の吸入圧力が所定値以下になると冷媒排出動作を終了させるように構成されていることを特徴とする冷凍装置。 - 請求項1又は2において、
上記制御手段(90)は、冷媒排出動作中における第2圧縮機(31)の吐出温度が所定値以上になると冷媒排出動作を終了させるように構成されていることを特徴とする冷凍装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104501437A (zh) * | 2014-11-25 | 2015-04-08 | 珠海格力电器股份有限公司 | 热泵系统及其运行方法 |
WO2024098966A1 (zh) * | 2022-11-07 | 2024-05-16 | 珠海格力电器股份有限公司 | 热泵系统和热泵系统的控制方法 |
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JP2001056156A (ja) * | 1999-06-11 | 2001-02-27 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置 |
JP2001263854A (ja) * | 2000-03-22 | 2001-09-26 | Aisin Seiki Co Ltd | ヒートポンプ |
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