JP2007147240A - レンジフード用フィルタ保持枠 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単かつ短時間で、しかも踏み台などを使わず安全にフィルタの取り付けおよびフィルタの交換が可能なレンジフード用フィルタ保持枠を提供する。
【解決手段】フィルタ18付きのフィルタ固定枠19を、レンジフードFに設けられる本体枠14に対して着脱自在とし、フィルタ18をレンジフードFに間接的に展張するようにしたので、簡単かつ短時間で、踏み台なども使わずに安全に、レンジフードFへのフィルタ18の取り付けやフィルタ18の交換を行うことができる。
【選択図】図1
【解決手段】フィルタ18付きのフィルタ固定枠19を、レンジフードFに設けられる本体枠14に対して着脱自在とし、フィルタ18をレンジフードFに間接的に展張するようにしたので、簡単かつ短時間で、踏み台なども使わずに安全に、レンジフードFへのフィルタ18の取り付けやフィルタ18の交換を行うことができる。
【選択図】図1
Description
この発明は、レンジフード用フィルタ保持枠、詳しくは油煙などによるレンジフード内およびダクト内の汚れを防ぐフィルタを、レンジフードに取り付けるレンジフード用フィルタ保持枠である。
厨房には、調理時に発生した油煙を屋外へ排出するため、換気扇を有したレンジフードが、レンジ(コンロ)の上方に据え付けられている。油煙をレンジフードにそのまま通すと、油煙中の油分がレンジフードおよびダクトの各内壁に付着し、厨房清掃時の作業に手間を要すこととなる。そこで、レンジフードの開口部にフィルタを張り、この油分などを捕集することが行われている。その際、踏み台などを使った高所で、フィルタをレンジフードの開口部に隙間なく綺麗に展張することは困難である。また、サイズに合わせてフィルタをカットする必要があり、切り辺(切断端)が歪になっていた。そのため、レンジフード用フィルタ保持枠が開発されている。
しかしながら、レンジフード用フィルタ保持枠は、製造メーカによりその仕様が異なり、各製造メーカごとに寸法(大きさ)が規格化されている。その結果、レンジフード用フィルタ保持枠と、それが取り付けられるレンジフードのフィルタ取付開口縁(開口部)の大きさが一致しない事態が多々発生していた。
しかしながら、レンジフード用フィルタ保持枠は、製造メーカによりその仕様が異なり、各製造メーカごとに寸法(大きさ)が規格化されている。その結果、レンジフード用フィルタ保持枠と、それが取り付けられるレンジフードのフィルタ取付開口縁(開口部)の大きさが一致しない事態が多々発生していた。
そこで、これを解消する従来のレンジフード用フィルタ保持枠として、例えば特許文献1が知られている。
特許文献1は、矩形枠状のフィルタ保持枠のうち、4本の各枠部分を1対の分割枠部分にそれぞれ2分割し、対応する分割枠部分同士を、筒状の補強ガイドにより伸縮自在に連結した、縦横の寸法を調整可能なレンジフード用フィルタ保持枠である。
その使用時には、まず、レンジフードの開口部の大きさに合わせ、各補強ガイドからの部分枠部分の突出長さをそれぞれ調整し、レンジフード用フィルタ保持枠の寸法を変更する。次に、マグネットなどの係止具により、レンジフード用フィルタ保持枠をレンジフードの開口部に着脱自在に取り付けるとともに、レンジフード用フィルタ保持枠に、面状ファスナなどの別の係止具によりフィルタを展張する。近年のフィルタは、フィルタの清掃を簡単にするため、不織布製の使い捨てフィルタが一般的である。
特開2004−190867号公報
特許文献1は、矩形枠状のフィルタ保持枠のうち、4本の各枠部分を1対の分割枠部分にそれぞれ2分割し、対応する分割枠部分同士を、筒状の補強ガイドにより伸縮自在に連結した、縦横の寸法を調整可能なレンジフード用フィルタ保持枠である。
その使用時には、まず、レンジフードの開口部の大きさに合わせ、各補強ガイドからの部分枠部分の突出長さをそれぞれ調整し、レンジフード用フィルタ保持枠の寸法を変更する。次に、マグネットなどの係止具により、レンジフード用フィルタ保持枠をレンジフードの開口部に着脱自在に取り付けるとともに、レンジフード用フィルタ保持枠に、面状ファスナなどの別の係止具によりフィルタを展張する。近年のフィルタは、フィルタの清掃を簡単にするため、不織布製の使い捨てフィルタが一般的である。
しかしながら、特許文献1によれば、フィルタが汚れて新品に交換したい場合には、作業者が踏み台などに登り、その後、面状ファスナなどの係止具を利用し、フィルタに位置ずれや弛みがないように、何回も高所でフィルタをレンジフードの開口部に着脱しながら、フィルタをレンジフードに展張しなければならなかった。そのため、フィルタの交換時には、危険性が伴うとともに多大の労力と手間隙を要していた。
この発明は、簡単かつ短時間で、しかも踏み台などを使わず安全にフィルタの取り付けおよびフィルタの交換を行うことができるレンジフード用フィルタ保持枠を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、互いの対向側にガイドレールが配設された上下1対の本体用横枠部、および、左右1対の本体用縦枠部を有し、レンジフードの開口部に固定または着脱自在に取り付けられる矩形状の本体枠と、前記ガイドレールに掛合される溝部が互いの対向側に配設された1対の固定用横枠部および1対の固定用縦枠部とを有し、フィルタが固定状態で展張されて前記本体枠に着脱自在に取り付けられるフィルタ固定枠とを備え、前記両本体用横枠部および前記両本体用縦枠部のうち、少なくとも両本体用横枠部には、それぞれを長さ方向に伸縮させる伸縮構造が配設されたレンジフード用フィルタ保持枠である。
請求項1に記載の発明によれば、まず、レンジフードの開口部の大きさ(縦横の寸法)に合わせ、伸縮構造を有した少なくとも両本体用横枠部を伸縮させ、それらの長さを調整する。次に、本体枠をレンジフードの開口部に取り付けるとともに、溝部をガイドレールに掛合させて本体枠に固定枠を取り付ける。
このように、フィルタ付きのフィルタ固定枠を、レンジフードに設けられる本体枠に対して着脱自在とし、フィルタをレンジフードに間接的に展張するようにしたので、簡単かつ短時間で、踏み台なども使わずに安全に、レンジフードへのフィルタの当初の取り付け(展張)や、フィルタの交換を行うことができる。
このように、フィルタ付きのフィルタ固定枠を、レンジフードに設けられる本体枠に対して着脱自在とし、フィルタをレンジフードに間接的に展張するようにしたので、簡単かつ短時間で、踏み台なども使わずに安全に、レンジフードへのフィルタの当初の取り付け(展張)や、フィルタの交換を行うことができる。
本体枠およびフィルタ固定枠の素材はそれぞれ限定されない。例えば、各種の合成樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ABS樹脂、フッ素樹脂、アクリル樹脂など)、各種の金属(鉄、ステンレス、アルミニウム、真鍮、黄銅、青銅などを採用することができる。その他、各種の木材(杉、松、檜、楓、楠、桐など)、各種の紙(合成樹脂によるラミネート紙を含む)、各種のセラミックスなどでもよい。
本体枠は、レンジフードの開口部に固定されるものでもよいし、各種の係止具(例えば面状ファスナ、マグネット、フックなど)により着脱自在に取り付けられるものでもよい。
伸縮構造を有する枠部は、本体枠の両本体用横枠部だけでもよいし、両本体用横枠部と両本体用縦枠部との両方でもよい。
本体枠は、レンジフードの開口部に固定されるものでもよいし、各種の係止具(例えば面状ファスナ、マグネット、フックなど)により着脱自在に取り付けられるものでもよい。
伸縮構造を有する枠部は、本体枠の両本体用横枠部だけでもよいし、両本体用横枠部と両本体用縦枠部との両方でもよい。
ガイドレールは、本体用横枠部の長さ方向に沿って形成される。その形成本数は1本のみでもよいし、複数本でもよい。また、ガイドレールは複数の部分レール(板片状でも可能)に分割してもよい。
フィルタ固定枠の固定用横枠部に形成される溝部の形状、溝部の形成数は、ガイドレールのそれらに応じてそれぞれ変更される。
フィルタの素材は限定されない。例えば、織布、不織布、編布などの布帛を採用することができる。また、フィルタは使い捨てタイプのものでもよいし、洗浄して再使用されるものでもよい。フィルタは、フィルタ固定枠の表側に固定されてもよいし、フィルタ固定枠の裏側に固定されてもよい。
伸縮構造は、それを有する枠部を連続的(不断的)に伸縮させるものでもよいし、段階的に伸縮させるものでもよい。
フィルタ固定枠の固定用横枠部に形成される溝部の形状、溝部の形成数は、ガイドレールのそれらに応じてそれぞれ変更される。
フィルタの素材は限定されない。例えば、織布、不織布、編布などの布帛を採用することができる。また、フィルタは使い捨てタイプのものでもよいし、洗浄して再使用されるものでもよい。フィルタは、フィルタ固定枠の表側に固定されてもよいし、フィルタ固定枠の裏側に固定されてもよい。
伸縮構造は、それを有する枠部を連続的(不断的)に伸縮させるものでもよいし、段階的に伸縮させるものでもよい。
請求項2に記載の発明は、前記両本体用横枠部には、前記ガイドレールが平行に2本ずつ配設され、両本体用横枠部には、各ガイドレールに少なくとも1つの前記フィルタ固定枠が掛合され、下側配置された前記固定用横枠部の長さ方向の中間部の上縁には、把手小板が屈曲自在に連結されている請求項1に記載のレンジフード用フィルタ保持枠である。
請求項2に記載の発明によれば、各ガイドレールに少なくとも1つのフィルタ固定枠をそれぞれ掛合させるので、複数のフィルタ固定枠を引き戸状に本体枠に取り付けることができる。これにより、本体枠の伸縮の程度に拘りなく、常時、フィルタ固定枠により本体枠の内側空間の略全域を被うことができる。その結果、レンジフード用フィルタ保持枠の自由度は大きい。
これに対して、ガイドレールが1本のみの場合では、隣接する端部同士を突き合わせて複数のフィルタ固定枠を連結させたフィルタ固定枠群の長さ分(例えば、フィルタ固定枠の横方向の長さが30cmの場合、フィルタ固定枠群の長さはフィルタ固定枠の2枚分の60cm、3枚分の90cm…)だけしか前記自由度はない。これは、各フィルタ固定枠には、予めフィルタが固定されることから寸法的な制約が存在するためである。
また、フィルタ固定枠は、下側の固定用横枠部の長さ方向の中間部に設けられた把手小板を手で摘み、そのままガイドレールに沿ってスライド(移動)させる。その結果、高所作業にも拘らず、本体枠内でのフィルタ固定枠の位置合わせが容易になる。さらに、フィルタ交換時には、把手小板を摘んでフィルタ固定枠を押し上げれば、フィルタ固定枠を本体枠から、高所作業にも拘らず簡単に取り外すことができる。
各ガイドレールに掛合されるフィルタ固定枠の個数は、1つでもよいし、2つ以上でもよい。
これに対して、ガイドレールが1本のみの場合では、隣接する端部同士を突き合わせて複数のフィルタ固定枠を連結させたフィルタ固定枠群の長さ分(例えば、フィルタ固定枠の横方向の長さが30cmの場合、フィルタ固定枠群の長さはフィルタ固定枠の2枚分の60cm、3枚分の90cm…)だけしか前記自由度はない。これは、各フィルタ固定枠には、予めフィルタが固定されることから寸法的な制約が存在するためである。
また、フィルタ固定枠は、下側の固定用横枠部の長さ方向の中間部に設けられた把手小板を手で摘み、そのままガイドレールに沿ってスライド(移動)させる。その結果、高所作業にも拘らず、本体枠内でのフィルタ固定枠の位置合わせが容易になる。さらに、フィルタ交換時には、把手小板を摘んでフィルタ固定枠を押し上げれば、フィルタ固定枠を本体枠から、高所作業にも拘らず簡単に取り外すことができる。
各ガイドレールに掛合されるフィルタ固定枠の個数は、1つでもよいし、2つ以上でもよい。
把手小板は、下側の固定用横枠部の長さ方向の中間部で、かつ下側の固定用横枠部の上縁部分に一体形成されているため、フィルタ固定枠の前記スライド時、把手小板はガイドレールの長さ方向のどちら側へも円滑にスライド可能となる。しかも、把手小板は、下側の固定用横枠部の上縁部分に一体形成されている。そのため、仮に下側の固定用横枠部の幅方向の中央部にコの字形状のスリットを入れ、固定用横枠部に別の把手小板を一体形成した場合に比べて、下側の固定用横枠部の強度は高まる。その結果、フィルタ固定枠を屈曲可能なシート材製としたことで、フィルタ固定枠を剛体により設けた場合に比べて強度的に劣り易い構成であるにも拘らず、把手小板の摘まみ操作時におけるフィルタ固定枠の破損の発生頻度を少なくすることができる。これらは、フィルタ固定枠を紙により作製した場合に顕著となる。
また、フィルタ交換時には、把手小板を摘み、これを上向きに回動させて引き上げるので、下側のフィルタ固定枠に把手小板がしっかりと固定されている場合よりも、下側のフィルタ固定枠の引き上げの操作性が高まり、本体枠のガイドレールからフィルタ固定枠の溝部をさらに簡単に外すことができる。
ところで、一般家庭用のレンジフードは、開口部が傾斜したもの(開口部が下向きのものも同じ)が多い。そのため、把手小板を回動自在にしたことは、レンジフードの開口部の傾斜、ひいてはフィルタ固定枠の傾斜に拘りなく、作業者が握り易い角度に把手小板が回動するという点で、フィルタ固定枠のスライドの操作性、および、フィルタ固定枠の引き上げの操作性がさらに高まることで有利である。
ところで、一般家庭用のレンジフードは、開口部が傾斜したもの(開口部が下向きのものも同じ)が多い。そのため、把手小板を回動自在にしたことは、レンジフードの開口部の傾斜、ひいてはフィルタ固定枠の傾斜に拘りなく、作業者が握り易い角度に把手小板が回動するという点で、フィルタ固定枠のスライドの操作性、および、フィルタ固定枠の引き上げの操作性がさらに高まることで有利である。
シート材の素材は限定されない。例えば、各種の紙、各種の合成樹脂などを採用することができる。
シート材の形状および折り曲げ方はそれぞれ任意である。
把手小板は、フィルタ固定枠の作製用のシート材から作製してもよいし、これとは別体のものでもよい。
把手小板の大きさ、形状はそれぞれ任意である。
シート材の形状および折り曲げ方はそれぞれ任意である。
把手小板は、フィルタ固定枠の作製用のシート材から作製してもよいし、これとは別体のものでもよい。
把手小板の大きさ、形状はそれぞれ任意である。
伸縮構造は、両本体用横枠部および両本体用縦枠部のうち、少なくとも両本体用横枠部を複数段に伸縮可能なものとしてもよい。
伸縮構造は、それを有する枠部を2段または3段以上に伸縮できれば限定されない。具体的には、例えば本体用横枠部を2本の本体用部分横枠部により分割して形成し、両本体用部分横枠部の突き合わせ側の端部同士を、連結ガイド枠により外方からスライド自在に連結するようにしてもよい。また、一方の本体用部分横枠部を筒状に形成し、その筒内部に他方の本体用部分横枠部をスライド自在に挿入した構造でもよい。
伸縮構造は、それを有する枠部を2段または3段以上に伸縮できれば限定されない。具体的には、例えば本体用横枠部を2本の本体用部分横枠部により分割して形成し、両本体用部分横枠部の突き合わせ側の端部同士を、連結ガイド枠により外方からスライド自在に連結するようにしてもよい。また、一方の本体用部分横枠部を筒状に形成し、その筒内部に他方の本体用部分横枠部をスライド自在に挿入した構造でもよい。
請求項1に記載された発明によれば、フィルタ付きのフィルタ固定枠を、レンジフードに設けられる本体枠に対して着脱自在とし、フィルタをレンジフードに間接的に展張するようにしたので、簡単かつ短時間で、踏み台なども使わずに安全に、レンジフードへのフィルタの取り付けやフィルタの交換を行うことができる。
特に、請求項2に記載の発明によれば、両本体用横枠部に2本のガイドレールを平行状態で配設し、両ガイドレールに少なくとも1つのフィルタ固定枠をそれぞれ掛合させるように構成したので、複数のフィルタ固定枠が引き戸状に本体枠に取り付けることができる。その結果、本体枠の伸縮の度合いに拘りなく、常時、フィルタ固定枠によって本体枠の内側空間の略全域を被うことができる。
また、下側の固定用横枠部の長さ方向の中間部に設けられた把手小板を手で摘み、そのままフィルタ固定枠をガイドレールに沿ってスライドさせるので、高所作業にも拘らず、本体枠内でのフィルタ固定枠の位置合わせが容易になる。また、フィルタ交換時には、把手小板を摘んでフィルタ固定枠を押し上げれば、フィルタ固定枠を本体枠から、高所作業にも拘らず簡単に取り外すことができる。
また、下側の固定用横枠部の長さ方向の中間部に設けられた把手小板を手で摘み、そのままフィルタ固定枠をガイドレールに沿ってスライドさせるので、高所作業にも拘らず、本体枠内でのフィルタ固定枠の位置合わせが容易になる。また、フィルタ交換時には、把手小板を摘んでフィルタ固定枠を押し上げれば、フィルタ固定枠を本体枠から、高所作業にも拘らず簡単に取り外すことができる。
以下、この発明の実施例を具体的に説明する。
図1及び図2において、10はこの発明の実施例1に係るレンジフード用フィルタ保持枠で、このレンジフード用フィルタ保持枠10は、互いの対向側にガイドレール11が配設された1対の本体用横枠部12および1対の本体用縦枠部13を有し、レンジフードFの開口部の両側板の内側にマグネット25を利用して着脱自在に取り付けられる矩形状の本体枠(外枠)14と、ガイドレール11に掛合される溝部15が互いの対向側に配設された1対の固定用横枠部16および1対の固定用縦枠部17を有し、フィルタ18が固定状態で展張されて本体枠14に着脱自在に取り付けられる2つのフィルタ固定枠(内枠)19とを備えている。
以下、これらの構成を具体的に説明する。
本体枠14はアルミニウム製で、両本体用横枠部12にはこれらを長さ方向に伸縮可能とする伸縮構造がそれぞれ設けられている。具体的には、両本体用横枠部12は、元部が本体用縦枠部13の端部に固着された短尺な1対の本体用部分横枠部12Cと、両本体用部分横枠部12Cの外周側にそれぞれ元部が固着された長尺な1対の本体用部分横枠部12Dとの合計4つの部材から構成されている。さらに、両本体用部分横枠部12D同士は、連結ガイド部20により本体枠14の内方からスライド自在に連結されている(図3)。また、両本体用縦枠部13の上,下端部には、マグネット25がそれぞれ埋設され(嵌め込まれ)ている(図1,図3および図4)。これにより、レンジフード用フィルタ保持枠10の使用時において、レンジフードFの両側板と本体枠14の本体用縦枠部13との隙間が狭まる。その結果、その隙間を通して、油分が未処理の油煙が、レンジフードFを通して図示しないダクトに吸引される量を低減できる。
本体枠14はアルミニウム製で、両本体用横枠部12にはこれらを長さ方向に伸縮可能とする伸縮構造がそれぞれ設けられている。具体的には、両本体用横枠部12は、元部が本体用縦枠部13の端部に固着された短尺な1対の本体用部分横枠部12Cと、両本体用部分横枠部12Cの外周側にそれぞれ元部が固着された長尺な1対の本体用部分横枠部12Dとの合計4つの部材から構成されている。さらに、両本体用部分横枠部12D同士は、連結ガイド部20により本体枠14の内方からスライド自在に連結されている(図3)。また、両本体用縦枠部13の上,下端部には、マグネット25がそれぞれ埋設され(嵌め込まれ)ている(図1,図3および図4)。これにより、レンジフード用フィルタ保持枠10の使用時において、レンジフードFの両側板と本体枠14の本体用縦枠部13との隙間が狭まる。その結果、その隙間を通して、油分が未処理の油煙が、レンジフードFを通して図示しないダクトに吸引される量を低減できる。
両本体用横枠部12の長さは約60cm、両本体用縦枠部13の長さは、約50cmである。
両連結ガイド枠20はアルミニウム製で、平行に離間した1対の側板21の一端同士を奥板22により連結することで、断面がコの字形状となっている。両連結ガイド枠20の長さは約50cmである。また、両連結ガイド枠20の表側(レンジフードFへの取り付け側とは反対側)の側板21は、前記ガイドール11を兼務する。
両連結ガイド枠20はアルミニウム製で、平行に離間した1対の側板21の一端同士を奥板22により連結することで、断面がコの字形状となっている。両連結ガイド枠20の長さは約50cmである。また、両連結ガイド枠20の表側(レンジフードFへの取り付け側とは反対側)の側板21は、前記ガイドール11を兼務する。
なお、本体枠14の伸縮時において、本体用部分横枠部12C,12Dからの両連結ガイド枠20の抜け落ちを防ぐため、両本体用部分横枠部12C,12Dの先端部の裏側にストッパ片を配設するとともに、このストッパ片に掛止可能な別のストッパ片を、両連結ガイド枠20の表方向の側板の表側にそれぞれ突設させるようにしてもよい。
両本体用縦枠部13の両端には、本体用部分横枠部12Cがそれぞれ一体形成され、かつ本体用部分横枠部12Cに本体用部分横枠部12Dがスライド自在に連結されている。これにより、本体枠14は正面視してコの字形状を有した本体右枠部23と本体左枠部24とが、上下1対の連結ガイド枠20により、横方向(左右方向)に伸縮可能に連結された構成となっている。
両本体用横枠部12の裏側(使用時におけるレンジフードFの吸引排気側)には、ガイドレール11が1本ずつ形成されている。ただし、両本体用横枠部12は4本の本体用部分横枠部12C,12Dからなることから、両ガイドレール11は4分割される。上下の本体用横枠部12において、両ガイドレール11は、対応する連結ガイド枠20の前側の側板21が兼務するガイドレール11と平行に配置される。
両本体用縦枠部13の両端には、本体用部分横枠部12Cがそれぞれ一体形成され、かつ本体用部分横枠部12Cに本体用部分横枠部12Dがスライド自在に連結されている。これにより、本体枠14は正面視してコの字形状を有した本体右枠部23と本体左枠部24とが、上下1対の連結ガイド枠20により、横方向(左右方向)に伸縮可能に連結された構成となっている。
両本体用横枠部12の裏側(使用時におけるレンジフードFの吸引排気側)には、ガイドレール11が1本ずつ形成されている。ただし、両本体用横枠部12は4本の本体用部分横枠部12C,12Dからなることから、両ガイドレール11は4分割される。上下の本体用横枠部12において、両ガイドレール11は、対応する連結ガイド枠20の前側の側板21が兼務するガイドレール11と平行に配置される。
なお、本体枠14を、マグネット25によりレンジフードFの開口部のフランジに着脱自在に取り付けられるように構成してもよい。また、本体枠14に代えて、別構造の本体枠を採用してもよい。すなわち、両本体用横枠部を、各本体用横枠部の半分の長さを有する2本の本体用部分横枠部からそれぞれ構成し、対応する本体用部分横枠部同士を連結ガイド枠によって、本体枠の外方からスライド自在に連結したものでもよい。ここでの両連結ガイド枠は、平行に離間した1対の側板の一端同士を奥板により連結することで断面コの字形状を有している。また、両連結ガイド枠の表側(レンジフードへの取り付け側とは反対側)の側板は、前記ガイドールを兼務するものとする。
次に、図5および図6を参照して、実施例1のフィルタ固定枠19の構造を説明する。
フィルタ固定枠19は、例えばポリプロピレン製の縦長な矩形枠(縦が約50cm、横が約30cm)で、1対の固定用縦枠部17と、両固定用縦枠部17の長さ方向の両端に横架され、溝部15が配設された1対の平行な固定用横枠部16とを有している。両固定用横枠部16には、その長さ方向の中間部に1つの溝側中間板片19aがそれぞれ形成されている。また、両固定用横枠部16の長さ方向の両端部には、側面視してL字形状を有した1対のL字板片19bがそれぞれ形成されている。両L字板片19dは、固定用横枠部16の外縁からフィルタ固定枠19の裏方向へ直角に屈曲する溝奥片部19bと、溝奥片部19bの先端から溝側中間板片19aと平行に屈曲する溝側板片部19cとにより構成されている。両固定用横枠部16において、溝側中間板片19aと1対の溝側板片部19cとにより、前記溝部15がそれぞれ構成される。
さらに、フィルタ固定枠19の下辺側の固定用横枠部16において、その長さ方向の中間部の上縁には、折れ線を介して舌片形状(台形状)の把手小板29が屈曲自在に連結されている。両フィルタ固定枠19の開口部の裏側には、短幅な熱可塑性合成樹脂繊維同士が部分的に熱融着された不織布製のフィルタ18が展張状態で熱融着されている。
フィルタ固定枠19は、例えばポリプロピレン製の縦長な矩形枠(縦が約50cm、横が約30cm)で、1対の固定用縦枠部17と、両固定用縦枠部17の長さ方向の両端に横架され、溝部15が配設された1対の平行な固定用横枠部16とを有している。両固定用横枠部16には、その長さ方向の中間部に1つの溝側中間板片19aがそれぞれ形成されている。また、両固定用横枠部16の長さ方向の両端部には、側面視してL字形状を有した1対のL字板片19bがそれぞれ形成されている。両L字板片19dは、固定用横枠部16の外縁からフィルタ固定枠19の裏方向へ直角に屈曲する溝奥片部19bと、溝奥片部19bの先端から溝側中間板片19aと平行に屈曲する溝側板片部19cとにより構成されている。両固定用横枠部16において、溝側中間板片19aと1対の溝側板片部19cとにより、前記溝部15がそれぞれ構成される。
さらに、フィルタ固定枠19の下辺側の固定用横枠部16において、その長さ方向の中間部の上縁には、折れ線を介して舌片形状(台形状)の把手小板29が屈曲自在に連結されている。両フィルタ固定枠19の開口部の裏側には、短幅な熱可塑性合成樹脂繊維同士が部分的に熱融着された不織布製のフィルタ18が展張状態で熱融着されている。
なお、両フィルタ固定枠19に代えて、本体となる厚紙を表裏両側から合成樹脂膜により被覆したラミネート紙からそれぞれ構成するようにしてもよい。図示しないが、この紙製のフィルタ固定枠は、下辺部のみが幅広な前枠板と、前枠板の長辺側(左,右側)の両端に折れ線を介して連結された1対の側枠板と、前枠板の短辺側(上,下側)の端に平行な2本の折れ線を介して形成された1対の溝用枠板と、前枠板の下辺部において、その長さ方向の中間部の上縁に、折れ線を介して把手小板が連結されている。
両側枠板の長さ方向(上下方向)の両端部には、前記溝部の両端を構成する略V字形状を有した1対の切欠部がそれぞれ形成されている。このうち、上側の切欠部の方が下側の切欠部よりV字の深さが深い。これは、上下配置されたガイドレールに両溝部を嵌脱する際、フィルタ固定枠の本体枠への着脱を容易にするためである。これに伴い、両溝用枠板は、上側の溝用枠板の方が、下側の溝用枠板よりも幅広に形成されている。両溝用枠板は、2本の平行な折れ線を介して、対応する溝部の表側の傾斜部を構成する表側溝壁部と、対応する溝部の裏側の傾斜壁板を構成する裏側溝壁部とを連結したものである。
フィルタ固定枠の組み立ては、両側枠板を直角に内折りし、両溝用枠板をV字形状に内折りすることで行われる。また、把手小板は、折れ線を中心にして下方への傾斜状態で折り返される。
なお、別のフィルタ固定枠として、その上下1対の溝部を、千鳥足状に配置された表側突片(ここでは3つ)と、裏側突片(ここでは2つ)とによりそれぞれ構成したものを採用してもよい。
フィルタ固定枠の組み立ては、両側枠板を直角に内折りし、両溝用枠板をV字形状に内折りすることで行われる。また、把手小板は、折れ線を中心にして下方への傾斜状態で折り返される。
なお、別のフィルタ固定枠として、その上下1対の溝部を、千鳥足状に配置された表側突片(ここでは3つ)と、裏側突片(ここでは2つ)とによりそれぞれ構成したものを採用してもよい。
次に、この発明の実施例1に係るレンジフード用フィルタ保持枠10の使用方法を説明する。ここでは、開口寸法が縦50cm、横60cmを有するレンジフードFの開口部に、レンジフード用フィルタ保持枠10を装着する場合について説明する。
まず、レンジフードFの開口部の大きさ(縦横の寸法)に合わせ、伸縮構造付きの両本体用横枠部12を伸縮させ、本体枠14の横方向の長さを60cmに調整する(図3)。具体的には、両本体用縦枠部13を握り、本体右枠部枠23と本体左枠部枠24とを互いが離反する方向へ引っ張ったり、互いが近接する方向に押し込む。
次に、この長さ調整状態を保持したまま、各マグネット25により本体枠14の両本体用縦枠部13を、鉄製のレンジフードFの開口部における両側板の内側に固定(磁着)する(図1および図3)。
まず、レンジフードFの開口部の大きさ(縦横の寸法)に合わせ、伸縮構造付きの両本体用横枠部12を伸縮させ、本体枠14の横方向の長さを60cmに調整する(図3)。具体的には、両本体用縦枠部13を握り、本体右枠部枠23と本体左枠部枠24とを互いが離反する方向へ引っ張ったり、互いが近接する方向に押し込む。
次に、この長さ調整状態を保持したまま、各マグネット25により本体枠14の両本体用縦枠部13を、鉄製のレンジフードFの開口部における両側板の内側に固定(磁着)する(図1および図3)。
その後、各上下の溝部15を、対応するガイドレール11に掛合させ、2枚のフィルタ固定枠19を互いに突き合わせ状態で本体枠14に取り付ける(図1および図2)。具体的には、まず両フィルタ固定枠19を傾斜させたまま、これらの上側の溝部15を、対応する上側の本体用部分横枠部12Dの前側のガイドレール11に掛止する(図7)。その後、両フィルタ固定枠19の下部をそれぞれ本体枠14の下部に押し込み(図8)、そのまま自重落下させる。これにより、両フィルタ固定枠19の下側の溝部15が、下側の連結ガイド枠20のガイドレール11にそれぞれ掛止され、両フィルタ固定枠19が本体枠14に装着完了する(図9)。
使用によりフィルタ18が汚れた場合には、まず把手小板29を摘み、これを上方に回動させて引き上げる(図8)。これにより、フィルタ固定枠19は本体枠14内で上昇する。その後、両把手小板29を手前に引っ張ると、対応するフィルタ固定枠19が上側のガイドレール11との掛止部分(溝部15)を支点とし、フィルタ固定枠19の下側が外れる方向に垂直面内で回動する(図7)。それから、その傾斜状態を維持したまま、両フィルタ固定枠19を斜め前方に引き下げる。これにより、上側のガイドレール11から両フィルタ固定枠19の上側の溝部15がそれぞれ外れる。フィルタ交換時には、回動自在な把手小板29を摘んでフィルタ固定枠19を押し上げることにより、高所作業にも拘らず、フィルタ固定枠19を本体枠14から簡単に取り外すことができる。
また、フィルタ交換時には、このように把手小板29を摘み、その表裏が反対向きとなるように回動させて引き上げるので、下側のフィルタ固定枠19に把手小板29がしっかりと固定されている場合よりも、下側のフィルタ固定枠19の引き上げの操作性が高まり、本体枠14のガイドレール11からフィルタ固定枠19の溝部15をさらに簡単に外すことができる。
ところで、一般家庭用のレンジフードFは、開口部が数十度だけ傾斜したものが多い。そのため、把手小板29を回動自在としたことは、レンジフードFの開口部の傾斜、ひいてはフィルタ固定枠19の傾斜に拘りなく、作業者が握り易い角度に把手小板29が回動するという点で、フィルタ固定枠19のスライドの操作性、および、フィルタ固定枠19の引き上げの操作性がさらに高まることで有利である(開口部が下向きの場合も同じ)。
ところで、一般家庭用のレンジフードFは、開口部が数十度だけ傾斜したものが多い。そのため、把手小板29を回動自在としたことは、レンジフードFの開口部の傾斜、ひいてはフィルタ固定枠19の傾斜に拘りなく、作業者が握り易い角度に把手小板29が回動するという点で、フィルタ固定枠19のスライドの操作性、および、フィルタ固定枠19の引き上げの操作性がさらに高まることで有利である(開口部が下向きの場合も同じ)。
このように、フィルタ18付きのフィルタ固定枠19を、レンジフードFに設けられる本体枠14に着脱自在とし、フィルタ18をレンジフードFに間接的に展張するようにしたので、簡単かつ短時間で、踏み台なども使用することなく、安全に、レンジフードFへのフィルタ18の取り付けや、フィルタ18の交換を行うことができる。
また、各フィルタ固定枠19を本体枠14の位置決め位置に正確に嵌め込むことは、熟練者でも困難な作業である。そこで、各フィルタ固定枠19を本体枠14の任意位置に嵌め込んだ後、ガイドレール11に沿ってフィルタ固定枠19を、予め設定された位置まで移動させる必要がある。その際には、把手小板29を手で摘み、そのままフィルタ固定枠19をガイドレール11に沿ってスライドさせる。これにより、高所作業にも拘らず、本体枠14内でのフィルタ固定枠19の位置合わせが容易となる。
また、各フィルタ固定枠19を本体枠14の位置決め位置に正確に嵌め込むことは、熟練者でも困難な作業である。そこで、各フィルタ固定枠19を本体枠14の任意位置に嵌め込んだ後、ガイドレール11に沿ってフィルタ固定枠19を、予め設定された位置まで移動させる必要がある。その際には、把手小板29を手で摘み、そのままフィルタ固定枠19をガイドレール11に沿ってスライドさせる。これにより、高所作業にも拘らず、本体枠14内でのフィルタ固定枠19の位置合わせが容易となる。
さらに、把手小板29は、下側の固定用横枠部16の長さ方向の中間部で、かつその上縁部分に一体形成されている。そのため、フィルタ固定枠19の前記スライド時、把手小板29はガイドレール11の長さ方向のどちら側へも円滑にスライド可能となる。しかも、把手小板29は、下側の固定用横枠部16の上縁部分に一体形成されている。そのため、例えば下側の固定用横枠部の幅方向の中央部にコの字形状のスリットを入れ、これを外方へ折り返して、固定用横枠部に別の把手小板を設けた場合に比べると、下側の固定用横枠部16の強度は高い。
次に、図10および図11を参照して、開口寸法が縦50cm、横90cmを有したレンジフードFの開口部に、レンジフード用フィルタ保持枠10を装着する方法を説明する。ここでは、予め3枚のフィルタ固定枠19を準備する。
図10および図11に示すように、まず、レンジフードFの開口部の大きさに合わせ、伸縮構造付きの両本体用横枠部12を伸長させることで、本体枠14の横方向の長さを90cmに調整する。次に、2枚のフィルタ固定枠19を、両本体用横枠部12のガイドレール11の両側部にそれぞれ掛合する。それから、3枚目のフィルタ固定枠19を、上下配置された連結ガイド枠20のガイドレール11間に掛合する。これにより、3枚のフィルタ固定枠19が引き戸状に本体枠14に取り付けられる。このように、複数枚のフィルタ固定枠19を引き戸状に本体枠14に取り付ければ、本体枠14の伸縮の程度に拘りなく、常時、フィルタ固定枠19により本体枠14の内側空間の略全域を被うことができる。よって、レンジフード用フィルタ保持枠10の自由度がさらに大きくなる。
図10および図11に示すように、まず、レンジフードFの開口部の大きさに合わせ、伸縮構造付きの両本体用横枠部12を伸長させることで、本体枠14の横方向の長さを90cmに調整する。次に、2枚のフィルタ固定枠19を、両本体用横枠部12のガイドレール11の両側部にそれぞれ掛合する。それから、3枚目のフィルタ固定枠19を、上下配置された連結ガイド枠20のガイドレール11間に掛合する。これにより、3枚のフィルタ固定枠19が引き戸状に本体枠14に取り付けられる。このように、複数枚のフィルタ固定枠19を引き戸状に本体枠14に取り付ければ、本体枠14の伸縮の程度に拘りなく、常時、フィルタ固定枠19により本体枠14の内側空間の略全域を被うことができる。よって、レンジフード用フィルタ保持枠10の自由度がさらに大きくなる。
これに対して、図1に示すように1本のガイドレール11のみしか使用しない場合には、隣接する端部同士を突き合わせて複数のフィルタ固定枠19を連結させたフィルタ固定枠群の長さ分(例えば、フィルタ固定枠19の横方向の長さが30cmの場合、フィルタ固定枠群の長さはフィルタ固定枠19の2枚分の60cm…)だけしか前記自由度はない。これは、各フィルタ固定枠19において、予めフィルタ18が固定されることから寸法的な制約が存在するためである。
10 レンジフード用フィルタ保持枠、
11 ガイドレール、
12 本体用横枠部、
13 本体用縦枠部、
14 本体枠、
15 溝部、
16 固定用横枠部、
17 固定用縦枠部、
18 フィルタ、
19 フィルタ固定枠、
29 把手小板、
F レンジフード。
11 ガイドレール、
12 本体用横枠部、
13 本体用縦枠部、
14 本体枠、
15 溝部、
16 固定用横枠部、
17 固定用縦枠部、
18 フィルタ、
19 フィルタ固定枠、
29 把手小板、
F レンジフード。
Claims (2)
- 互いの対向側にガイドレールが配設された上下1対の本体用横枠部、および、左右1対の本体用縦枠部を有し、レンジフードの開口部に固定または着脱自在に取り付けられる矩形状の本体枠と、
前記ガイドレールに掛合される溝部が互いの対向側に配設された1対の固定用横枠部および1対の固定用縦枠部とを有し、フィルタが固定状態で展張されて前記本体枠に着脱自在に取り付けられるフィルタ固定枠とを備え、
前記両本体用横枠部および前記両本体用縦枠部のうち、少なくとも両本体用横枠部には、それぞれを長さ方向に伸縮させる伸縮構造が配設されたレンジフード用フィルタ保持枠。 - 前記両本体用横枠部には、前記ガイドレールが平行に2本ずつ配設され、
両本体用横枠部には、各ガイドレールに少なくとも1つの前記フィルタ固定枠が掛合され、
下側配置された前記固定用横枠部の長さ方向の中間部の上縁には、把手小板が屈曲自在に連結されている請求項1に記載のレンジフード用フィルタ保持枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005346006A JP2007147240A (ja) | 2005-11-30 | 2005-11-30 | レンジフード用フィルタ保持枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005346006A JP2007147240A (ja) | 2005-11-30 | 2005-11-30 | レンジフード用フィルタ保持枠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007147240A true JP2007147240A (ja) | 2007-06-14 |
Family
ID=38208838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005346006A Pending JP2007147240A (ja) | 2005-11-30 | 2005-11-30 | レンジフード用フィルタ保持枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007147240A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009052783A (ja) * | 2007-08-24 | 2009-03-12 | Fuji Industrial Co Ltd | 強制給排気式レンジフード |
JP2009061518A (ja) * | 2007-09-04 | 2009-03-26 | Nidek Co Ltd | 研削水処理装置 |
JPWO2013046899A1 (ja) * | 2011-09-29 | 2015-03-26 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 空気調和装置 |
JP2017009198A (ja) * | 2015-06-23 | 2017-01-12 | プリマハム株式会社 | フィルターの固定構造 |
JP2018189302A (ja) * | 2017-05-08 | 2018-11-29 | 東洋アルミエコープロダクツ株式会社 | 換気扇カバー |
-
2005
- 2005-11-30 JP JP2005346006A patent/JP2007147240A/ja active Pending
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