JP2007145266A - 自動車用ドアサッシュのシール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】シール材の貼り付けやシール剤の塗布の必要なくして本来のシール性能が得られるようにし、もって工数低減とコストダウンを図ったシール構造を提供する。
【解決手段】コーナー型成形部5cの背面側に底面シールリップ10を突出形成し、その下半部10b側には曲折部11を形成する。上半部10aをドアアウタパネルとともにサッシュフレームを形成しているドアインナパネルに接触させる一方、下半部10bをドアアウタパネルに接触させる。これにより、サッシュフレームの内部空間であって且つ車室外側部位に底面シールリップ10にて隔離された閉断面構造の雨水等の誘導路を形成して、矢印Fmで示す排水経路を確保する。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車用ドアサッシュにおけるシール構造に関し、特にドアアウタパネルとドアインナパネルとで構成されるサッシュフレームに対してドア本体内に収容配置される断面略チャンネル状のロアフレームの上端部が交差することになる部分でのシール構造に関するものである。
自動車のドアを車室内側から見た透視図を図7に、同図のa部拡大図を図8にそれぞれ示す。図7,8に示すように、自動車用ドア1におけるドアサッシュの前部コーナー部であるa部においては、ドアアウタパネル2aとドアインナパネル2bとから構成されるサッシュフレーム2に対してドア本体3内に収容配置される断面略チャンネル状のロアフレーム4の上端部を交差させるようにして突き合わせることが行われる。同時に、サッシュフレーム2を主要素とするドアサッシュの内周側にはドアグラスラン5が嵌合保持されていて、上記a部に相当する部分では、サッシュフレーム2側やロアフレーム4側に配されるいわゆるグラスラン一般部5a,5b同士を金型成形をもって一体的に接続することになるコーナー型成形部5cが位置することになる。
そして、このコーナー型成形部5cの背面側に、シール性向上のためにリブ状のシールリップ6を突出成形し、そのシールリップ6を、コーナー型成形部5cを受容しているサッシュフレーム2のドアアウタパネル2aまたはドアインナパネル2bの内側面に当接させることがある。このシールリップ6は、グラスラン一般部5aの背面側を流下する雨水等をサッシュフレーム5の閉断面空間において車室外側に寄せ集める機能を有する。なお、このようなシールリップ6を有するドアグラスラン5の構造は特許文献1に、また、類似の排水構造が特許文献2にそれぞれ記載されている。
このような構造においては、コーナー型成形部5cの下部にまでロアフレーム4が及んでいるため、コーナー型成形部5cの背面側に突出形成されるシールリップ6はロアフレーム4と干渉しない位置で途切れており、同時にサッシュフレーム5を形成している例えばドアインナパネル5bにシールリップ6の上半部6aが当接していても、図9に示すようにシールリップ6の下半部6bではサッシュフレーム5の造形上の制約から必ずしもドアインナパネル5bに当接しないことがある。これは、図7から明らかなように、ドアグラスラン5のうちコーナー型成形部5cよりも下側の部分がロアフレーム4に沿って下方に延びているのに対して、サッシュフレーム5そのものはさらに前方側まで延在していて、シールリップ6の全長にわたってドアインナパネル5bの内側面に当接させることが困難となるからである。
そのため、サッシュフレーム5の内部空間においてコーナー型成形部5cよりも上方から流下する雨水、および図9に矢印F3で示すようなアウタリップ5dの裏側からのくぐり水等は、図8,9に矢印F1で示すようにシールリップ6を乗り越えてそのシールリップ6よりも車室内側領域に浸入し、さらにシールリップ6の下端から図8,10に矢印F2で示すようにロアフレーム4を伝わり、例えばサッシュフレーム5を形成しているドアインナパネル5aとロアフレーム4との隙間から車室内に漏れ出すおそれがある。
そこで、図9に矢印F3で示すようなアウタリップ5dの裏側からのくぐり水を防止するために、コーナー型成形部5cのうち車室外側の部位にエプトシールと称される軟質のシール材7を貼り付けたり、あるいは図10に示すようにドアインナパネル5aとロアフレーム4との隙間からの水浸入を防止するために、ドアインナパネル5bとロアフレーム4との隙間にペイントシールと称される液状のシール剤8を塗布するようにしている。
特開平4−59208号公報 実用新案登録第2603651号公報
上記のような従来の構造においては、コーナー型成形部5cだけではシールしきれない細部のシールを別のシール材7の貼り付けやシール剤8の塗布をもって補うようにしているものであるから、作業工数の増加とコストアップが余儀なくされ、なおも改良の余地を残している。
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、特に上記シール材7の貼り付けやシール剤8の塗布の必要なくして本来のシール性能が得られるようにし、もって工数低減とコストダウンを図ったシール構造を提供しようとするものである。
請求項1に記載の発明は、ドアアウタパネルとドアインナパネルとで構成されるサッシュフレームに対してドア本体内に収容配置される断面略チャンネル状のロアフレームの上端部が交差することになる部分にドアグラスランのコーナー型成形部が嵌合保持されていて、サッシュフレーム側およびロアフレーム側のグラスラン一般部にそれぞれ連続するように一体的に金型成形されたコーナー型成形部の外側底壁面に、リブ状の底面シールリップをドアグラスランの長手方向に沿って突出形成するとともに、この底面シールリップの相手側部材への接触によるシール線の連続性を保ちながら、その底面シールリップの接触位置をコーナー型成形部の上方から下方に向かってドアインナパネル、ドアアウタパネルおよびロアフレームの順に漸次変化させて、底面シールリップで捕集した水を当該底面シールリップをもってロアフレーム側に誘導して排水するようにしたことを特徴とする。
この場合において、請求項2に記載のように、上記底面シールリップがドアアウタパネルに接触する範囲内において、底面シールリップの先端部がドアアウタパネルに対してほぼ直立姿勢となるようにその底面シールリップの先端部をドアアウタパネル側に向けて屈曲させることが、底面シールリップの接触を確実なものとし、且つ誘導領域もしくは排水領域の面積を大きく確保する上で望ましい。
また、サッシュフレームに対するドアグラスランの微妙な組付位置のずれに対応するためには、請求項3に記載のように、上記底面シールリップがドアインナパネルに接触する範囲のうち少なくとも下方側の部分において、底面シールリップの先端部がドアインナパネルに対してほぼ直立姿勢となるようにその底面シールリップの先端部をドアインナパネル側に向けて屈曲させることがシール性確保の上でより望ましい。
したがって、少なくとも請求項1に記載の発明では、サッシュフレームの内側であって且つコーナー型成形部の背面側において、そのコーナー型成形部から突出成形した底面シールリップが上方から下方に向かってドアインナパネル、ドアアウタパネルおよびロアフレームの順に接触してそれぞれの部位をシールしていて、実質的にサッシュフレームとコーナー型成形部とで、ロアフレームの内部空間に繋がる雨水等の誘導路を隔離形成していることになる。そのため、コーナー型成形部を伝って流下する雨水等はスムーズにロアフレーム側に誘導されるようになり、従来のようなシール材の貼り付けやシール剤の塗布の必要もなければ、雨水等が車室内側に漏洩することもなくなる。
請求項1に記載の発明によれば、コーナー型成形部に沿って伝い落ちる雨水等をロアフレームの内部空間にスムーズに導く誘導路機能が底面シールリップによって発揮されるために雨水等が車室内側の漏洩することがなく、従来はコーナー型成形部相当位置にて必須とされたシール材の貼り付け作業やシール剤の塗布作業を廃止でき、作業工数の低減とコストダウンを図ることが可能となる。
また、請求項2に記載の発明によれば、底面シールリップの先端部をドアアウタパネル側に向けて屈曲させたことにより、アウタパネルに対する底面シールリップの接触がより確実に行われるとともに、雨水等の誘導もしくは排水領域の面積が拡大化されて、その雨水等の誘導もしくは排水性能が一段と向上する。
請求項3に記載の発明によれば、底面シールリップがドアインナパネルに接触する範囲内においてもその底面シールリップの先端部を屈曲させてあるため、サッシュフレームに対するコーナー型成形部の取付位置が下方向に微妙にずれたような場合でも、本来ドアインナパネルに接触する範囲内の底面シールリップがドアアウタパネルに確実に接触することになり、シール性と雨水等の誘導もしくは排水性能を確実に維持できる利点がある。
図1〜4は本発明に係るシール構造のより具体的な実施の形態を示す図であり、特に図1は図8と同等部位の概略図を、図2は図1のドアグラスランを車室外側から見た拡大図をそれぞれ示している。また、図3の(A),(B)は図2のA−A線およびB−B線に沿う拡大断面図を、図4の(A),(B)は同じく図2のC−C線およびD−D線に沿う拡大断面図をそれぞれ示している。なお、これらの図において図7〜10に示した従来例と共通する部分には同一符号を付してある。
図1,2に示すように、ドアグラスラン5はサッシュフレーム2の上辺部に嵌合保持されることになるグラスラン一般部5aとロアフレーム4に嵌合保持されることになるグラスラン一般部5bとを両者の間に介在することになる略くの字状のコーナー型成形部5cをもって連続させてある。つまり、コーナー型成形部5cを金型成形する際に、押出成形をもって長手方向で均一断面形状のものとして予め成形されたグラスラン一般部5a,5b同士を一体的に接続してある。そして、コーナー型成形部5cはその断面形状が長手方向で連続的に変化していて、断面形状が微妙に異なるグラスラン一般部5a,5b同士を滑らかに連続させる機能を有している。
ここで、グラスラン一般部5aとコーナー型成形部5cとの境界位置を符号P1で、同様にグラスラン一般部5bとコーナー型成形部5cとの境界位置を符号P2でそれぞれ示してあり、図1に示すように上記境界位置P2の近傍まで断面チャンネル状のロアフレーム4が及んでいる。
コーナー型成形部5cの背面側となる外側底壁面にはリブ状の底面シールリップ10が一体的に突出形成されている。この底面シールリップ10は下方に至るほど車室外側、すなわち図3,4に示すようにサッシュフレーム2を形成しているドアアウタパネル2a側へと徐々に偏倚している。同時に、底面シールリップ10の上半部10a側ではコーナー型成形部5c背面側への突出長さがほぼ一定しているのに対して、下半部10b側では下方に至るほどその突出長さが次第に小さくなるように設定されていて、その底面シールリップ10の下半部10b側では、サッシュフレーム2を形成しているドアアウタパネル2a側に対してほぼ面直角となるようにその先端部を屈曲させて曲折部11を形成してある。
また、コーナー型成形部5cの下端部側面には図2および図4の(B)に示すように上下方向で極小長さの補助シールリップ12が突出形成されていて、上記底面シールリップ10側の曲折部11は補助シールリップ12に連続するようにして収束している。そして、図3,4に示すように、その底面シールリップ10の上下方向全長において当該底面シールリップ10の先端もしくは曲折部11がドアインナパネル2bやドアアウタパネル2aもしくはロアフレーム4に必ず接触するように設定してあり、これによってサッシュフレーム2内であって且つ車室外側に雨水等の誘導のために閉断面構造の誘導路13を隔離するように形成してある。
すなわち、底面シールリップ10のうち曲折部11が形成されていない上半部10aでは、図3の(A),(B)に示すようにその底面シールリップ10の先端がドアインナパネル2bに接触している一方、底面シールリップ10のうち曲折部11が形成されている下半部10bでは、図3の(B)のほか図4の(A),(B)に示すように、その曲折部11の開始位置(最上端位置)がドアインナパネル2bとドアアウタパネル2aとのなす内隅部においてそれらのドアインナパネル2bおよびドアアウタパネル2aの双方に接触していて、さらにその下側では曲折部11がドアアウタパネル2aに接触している。そして、底面シールリップ10のうち曲折部11が形成されている下半部10bの最下端の末端位置では上記曲折部11や補助シールリップ12がロアフレーム4の内側面に接触している。
これにより、コーナー型成形部5cの背面側では、底面シールリップ10の先端部がドアインナパネル2bからドアアウタパネル2aさらにはロアフレーム4へと乗り移るようにしてその全長にわたる一連のシール線をもってサッシュフレーム2もしくはロアフレーム4との間をシールしていて、もって底面シールリップ10の下方に至るほどドアアウタパネル2a側に偏倚するような形態で雨水用の誘導路13を形成している。
同時に、図4の(B)に示すように、ロアフレーム4の内部空間、すなわちロアフレーム4とそのロアフレーム4に嵌合保持されているドアグラスラン5との間の空間が排水路14としての機能を併せ持っている。
ここで、上記底面シールリップ10における下半部10bの曲折部11は必ずしも必須ではないが、上記誘導路13の断面積をより大きく確保する上では曲折部11を積極的に設定することが望ましい。
このように構成されたシール構造によれば、従来の図8と図1,2とを比較すると明らかなように、コーナー型成形部5cの背面側全長において底面シールリップ10の先端もしくは曲折部11がサッシュフレーム2を形成しているドアインナパネル2bもしくはドアアウタパネル2aに接触してシールしつつ雨水等の誘導路13を形成しているので、サッシュフレーム2の内部空間において底面シールリップ10で捕集した雨水等がその底面シールリップ10を乗り越えてサッシュフレーム2内の車室側空間に浸入することはない。言い換えるならば、底面シールリップ10にて捕集された雨水等は、図1,2に矢印Fmで示すように底面シールリップ10の車室外側の面のみを伝い落ち、その底面シールリップ10自体をもって隔離形成された誘導路13を流下しながら徐々にサッシュフレーム2の内部空間のうち車室外側へと導かれて、最終的には図4の(B)に示すロアフレーム4の内部空間、すなわちロアサッシュ4とドアグラスラン5との間に隔離形成された排水路14へとスムーズに誘導され、その排水路14から下方に排水されることになる。
このように、少なくともコーナー型成形部5cにおいてはその背面側に設定した底面シールリップ10のみをもって必要なシール効果が発揮されることになるので、従来は必須とされた別のシール材の貼り付け作業やシール剤の塗布作業は一切不要となる。
図5,6は本発明に係るシール構造の第2の実施の形態を示している。なお、先に説明した第1の実施の形態と共通する部分には同一符号を付してある。
この第2の実施の形態は、第1の実施の形態に対し、底面シールリップ10の上半部20aのうち下半部10bに近い部分では、その下半部10b側と同様に先端を屈曲させて下半部10b側の曲折部11に連続させるようにして曲折部21を形成した点でのみ異なっている。
図6の(A),(B)は図5のE−E線およびF−F線に沿う拡大断面図を、(C)は同図(B)においてコーナー型成形部5cがロアフレーム4寄りにずれて取り付いた場合(同図(A)のグラスラン形状が取り付いた場合)の拡大断面図をそれぞれ示している。そして、図5,6の(A)に示すように、底面シールリップ10は、下半部10bの最上端位置から上半部20aの下半部10bに近い部分にかけて、前記図3の(B)と同様にドアインナパネル2bおよびドアアウタパネル2aの双方に接触している。また、図6の(B)に示すように、下半部10bでは、前記図4の(A)と同様に曲折部11がドアアウタパネル2aに接触している。
この構造によれば、図2と図5とを比較すると明らかなように、底面シールリップ10の下半部10bに至る前の上半部20aの末端位置から既に曲折部21が形成されているので、例えばサッシュフレーム2に対するコーナー型成形部5cの取付位置がロアフレーム寄りにばらついた場合、すなわち図6の(A)に示す図5のE−E線断面におけるグラスラン形状が、ロアフレーム4寄りにずれて、F−F線断面におけるサッシュフレームに取り付いた場合でも、図6の(C)に示すように上半部20a側の曲折部21がドアアウタパネル2aに確実に接触することになる。よって、そのシール性をより確実に確保できるようになる。
本発明に係るシール構造の第1の実施の形態を示す図で、図7に示すドアグラスランのa部相当部の拡大図。 図1のドアグラスランを同図とは反対側の車室外側から見た拡大斜視図。 (A)は図2のA−A線に沿う拡大断面図、(B)は図2のB−B線に沿う拡大断面図。 (A)は図2のC−C線に沿う拡大断面図、(B)は図2のD−D線に沿う拡大断面図。 本発明に係るシール構造の第2の実施の形態を示す図で、図7に示すドアグラスランのa部相当部の拡大図。 (A)は図5のE−E線の沿う拡大断面図、(B)は図5のF−F線に沿う拡大断面図、(C)は同図(B)においてドアグラスランがずれて取り付いた場合の拡大断面図。 自動車ドアを車室内側から見た透視図。 従来のシール構造の一例を示す図で、図7のa部拡大説明図。 図7のG−G線に沿う拡大断面図。 図7のH−H線に沿う拡大断面図。
符号の説明
2…サッシュフレーム
2a…ドアアウタパネル
2b…ドアインナパネル
3…ドア本体
4…ロアフレーム
5…ドアグラスラン
5a,5b…グラスラン一般部
5c…コーナー型成形部
10…底面シールリップ
10a…上半部
10b…下半部
11…曲折部
20a…上半部
21…曲折部

Claims (3)

  1. ドアアウタパネルとドアインナパネルとで構成されるサッシュフレームに対してドア本体内に収容配置される断面略チャンネル状のロアフレームの上端部が交差することになる部分にドアグラスランのコーナー型成形部が嵌合保持されていて、
    サッシュフレーム側およびロアフレーム側のグラスラン一般部にそれぞれ連続するように一体的に金型成形されたコーナー型成形部の外側底壁面に、リブ状の底面シールリップをドアグラスランの長手方向に沿って突出形成するとともに、
    この底面シールリップの相手側部材への接触によるシール線の連続性を保ちながら、その底面シールリップの接触位置をコーナー型成形部の上方から下方に向かってドアインナパネル、ドアアウタパネルおよびロアフレームの順に漸次変化させて、
    底面シールリップで捕集した水を当該底面シールリップをもってロアフレーム内側に誘導して排水するようにしたことを特徴とする自動車用ドアサッシュのシール構造。
  2. 上記底面シールリップがドアアウタパネルに接触する範囲内において、底面シールリップの先端部がドアアウタパネルに対してほぼ直立姿勢となるようにその底面シールリップの先端部をドアアウタパネル側に向けて屈曲させたことを特徴とする請求項1に記載の自動車用ドアサッシュのシール構造。
  3. 上記底面シールリップがドアインナパネルに接触する範囲のうち少なくとも下方側の部分において、底面シールリップの先端部がドアインナパネルに対してほぼ直立姿勢となるようにその底面シールリップの先端部をドアインナパネル側に向けて屈曲させたことを特徴とする請求項2に記載の自動車用ドアサッシュのシール構造。
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