JP2007144260A - ディスペンサー - Google Patents
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Abstract
【課題】一ストロークによって一定量の内容物を確実に排出できるディスペンサー。
【解決手段】容器の口部に固定保持されるベースキャップ1と、このベースキャップ1の下面に垂下され容器内の内容物を吸引、加圧、圧送するポンプ2と、ベースキャップ1の上面での上下のストロークにて該ポンプ2を作動させて容器内の内容物を噴出させるノズルヘッド3を備えたディスペンサーにおいて、ノズルヘッド3を貫通、露出させる開口を有しベースキャップ1を取り囲んでそれに固定保持されるカバー体4と、一端をカバー体4に連係させる一方、他端をノズルヘッド3に連係させて該ノズルヘッド3をポンプ側に向けて押し下げ又は引き下げてその姿勢を維持する弾性部材5と、該弾性部材5の付勢力にて下方にストロークさせる係止片6を設ける。
【選択図】図2
【解決手段】容器の口部に固定保持されるベースキャップ1と、このベースキャップ1の下面に垂下され容器内の内容物を吸引、加圧、圧送するポンプ2と、ベースキャップ1の上面での上下のストロークにて該ポンプ2を作動させて容器内の内容物を噴出させるノズルヘッド3を備えたディスペンサーにおいて、ノズルヘッド3を貫通、露出させる開口を有しベースキャップ1を取り囲んでそれに固定保持されるカバー体4と、一端をカバー体4に連係させる一方、他端をノズルヘッド3に連係させて該ノズルヘッド3をポンプ側に向けて押し下げ又は引き下げてその姿勢を維持する弾性部材5と、該弾性部材5の付勢力にて下方にストロークさせる係止片6を設ける。
【選択図】図2
Description
本発明は、容器内の内容物を適量取り出すのに好適なディスペンサーに関するものであり、ノズルヘッドの一回の排出操作によって一定量の内容物を確実に排出しようとするものである。
シャンプーやリンス、化粧水あるいは液体石鹸等を入れた容器では、ノズルヘッドを操作するのみで内容物を適量取り出すことができるようにディスペンサーを備えたものが多数存在している(例えば、特許文献1参照)。
実公平7−13816号公報
係るディスペンサーは、ポンプ機構を組み込んだ構造が普通であり、ノズルヘッドを押圧してポンプ機構のピストンを一ストロークさせれば確実に一定量の内容物を排出することができるので、容量が定められた医薬品や化粧料等のような内容物を取り出すには極めて有効な手段であると言えた。
ところで、実際の使用形態としては目分量で内容物を排出し、ノズルヘッドの押圧を途中で止めてしまうことがしばしば見られ、この点に関して改善の余地が残されていた。
本発明の課題は、需要者の意志に係わりなく一回の操作で一定量の内容物を確実に取り出すことができる新規なディスペンサーを提案するところにある。
本発明は、容器の口部に固定保持されるベースキャップと、このベースキャップの下面に垂下され容器内の内容物を吸引、加圧、圧送するポンプと、ベースキャップの上面での上下のストロークにて該ポンプを作動させて容器内の内容物を噴出させるノズルヘッドを備えたディスペンサーであって、
前記ベースキャップに、ノズルヘッドを貫通、露出させる開口を有しベースキャップを取り囲むカバー体を設け、
このカバー体とノズルヘッドとによって区画される内部空間内に、一端をカバー体に連係させ、他端をノズルヘッドに連係させて該ノズルヘッドをポンプ側の最下端に押し下げ又は引き下げてその姿勢を維持する弾性部材を配置し、
前記ノズルヘッドに、該弾性部材の付勢力に抗するノズルヘッドの引き上げにてカバー体の開口縁部に連係させて該ノズルヘッドの引き上げ姿勢を維持し、それ自体の弾性変位により該連係を解除してノズルヘッドをポンプ側の最下端へ押し下げ又は引き下げ可能とする係止片を設けたことを特徴とするディスペンサーである。
前記ベースキャップに、ノズルヘッドを貫通、露出させる開口を有しベースキャップを取り囲むカバー体を設け、
このカバー体とノズルヘッドとによって区画される内部空間内に、一端をカバー体に連係させ、他端をノズルヘッドに連係させて該ノズルヘッドをポンプ側の最下端に押し下げ又は引き下げてその姿勢を維持する弾性部材を配置し、
前記ノズルヘッドに、該弾性部材の付勢力に抗するノズルヘッドの引き上げにてカバー体の開口縁部に連係させて該ノズルヘッドの引き上げ姿勢を維持し、それ自体の弾性変位により該連係を解除してノズルヘッドをポンプ側の最下端へ押し下げ又は引き下げ可能とする係止片を設けたことを特徴とするディスペンサーである。
ノズルヘッドは、弾性部材により常にポンプ側の最下端に位置しており、内容物の排出時には、該ノズルヘッドを弾性部材の付勢力に抗して強制的に上方へ引き上げ、カバー体に係止片を連係させた後、該係止片によるロック状態を解除するのみで弾性部材の付勢力でもって該ノズルヘッドが下方に移動することになるので、手で押圧することなしに一定量の内容物が確実に排出することができる。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明に従うディスペンサーの外観斜視図であり、図2はその断面を示した図である。
図1は本発明に従うディスペンサーの外観斜視図であり、図2はその断面を示した図である。
図における1は容器の口部に固定保持されるベースキャップ(図2参照)、2はベースキャップ1の下面に垂下され容器内の内容物を吸引、加圧、圧送するポンプ、3はベースキャップ1の上面での上下動にて該ポンプ2を作動させて容器内の内容物を噴出させるノズルヘッドである。
ポンプ2は、容器内の内容物を吸引する吸引管Kに連結する開口hを有するシリンダー2aと、ノズルヘッド3のステム3aの内側でそれに一体に連結するガイド2bと、このガイド2b及びステム3aの相互間にスライド代をもって配置され、該ガイド2b、ステム3aとともにシリンダー2a内で往復移動し、かつ、該ガイド2bと協働して吐出弁として機能するピストン2cと、シリンダー2a内で該開口hの開閉を行うポペット2dからなる。
また、4はノズルヘッド3を貫通、露出させる開口h1を有し、ベースキャップ1を取り囲んでそれに固定保持されるカバー体、5はカバー体4とノズルヘッド3とによって区画される内部空間内に配置される弾性部材である。この弾性部材5は一端がカバー体4に連係しており、他端がノズルヘッド3の座部3bに連係しており、該ノズルヘッド3をポンプ2側に押し下げてその姿勢を維持するようになっている。
また、6はノズルヘッド3の頂部から背面にかけて付設された弾性変位可能な係止片であり、この係止片6は断面逆L形を呈し、その基部がノズルヘッド3の頂部に枢着され、他端が自由端になっている。係止片6の自由端は弾性変形可能にノズルヘッド3に対し配設されている(図1参照)。さらに、係止片6の自由端の外側面には、カバー体4の開口縁部に乗り上げ、連係するための小突出部6aが形成されている。この係止片6は前記構成を有することにより、図3に示すように弾性部材5の付勢力に抗するノズルヘッド3の引き上げ状態でカバー体4の開口縁部に連係して該ノズルヘッド3の引き上げ姿勢を維持するが、連係の解除(指などによって係止片6を押し込む)によって図4に示す如くノズルヘッド3を弾性部材5の付勢力にて下方へストロークさせることができるようになっている。
上記の構成になるディスペンサーは、ノズルヘッド3が最も下方に位置する図2に示すような状態から図3に示す状態に引き上げたとき、ポンプ2のシリンダー2a内に容器内の内容物が吸引され、ノズルヘッド3が下方へ向けてストロークする図4に示す状態においてシリンダー2a内の内容物が加圧、圧送されて該シリンダー2a内の一定量の内容物がノズルヘッド3の噴出口から排出される。
係止片6は図示の例では、断面L形としてその先端をカバー体4の開口縁部に連係させるようにしたが、例えば、係止片の自由端方向に凹部(又は開口)を形成し、カバー体4の開口縁部に該凹部に係合する突起を形成するなど、ノズルヘッド3の引き上げ姿勢を確実に維持でき、かつ簡単に連係を解除できるものであれば、図示のものには限定されない。
また、係止片6の固定方法は、前述の如くノズルヘッド3に対し枢着固定されるものに限らず、その固定方法は適宜選択が可能であり、さらにはノズルヘッド3と係止片6とを一体に形成することも可能である。
また、係止片6の固定方法は、前述の如くノズルヘッド3に対し枢着固定されるものに限らず、その固定方法は適宜選択が可能であり、さらにはノズルヘッド3と係止片6とを一体に形成することも可能である。
図5は本発明に従うディスペンサーの他の実施の形態を示した図である。この例は、弾性部材5にノズルヘッド3を引き下げる付勢力を与えた構造のもので、弾性部材5の一端をカバー体4とベースキャップ1とで挟持するように固定し、他端をノズルヘッド3の座部3bに連係させるように構成している。この構成において、該ノズルヘッド3の引き上げた状態では該弾性部材5が図6に示すように伸張された状態にあるが、図2に示したような弾性部材5を使用するか図5に示したような弾性部材5を使用するかは任意に選択される。
一定量の内容物を確実に噴出させることができるディスペンサーが提供できる。
1 ベースキャップ
2 ポンプ
2a シリンダー
2b ガイド
2c ピストン
3 ノズルヘッド
3a ステム
3b 座部
4 カバー体
5 弾性部材
6 係止片
6a 小突出部
h 開口
h1 開口
2 ポンプ
2a シリンダー
2b ガイド
2c ピストン
3 ノズルヘッド
3a ステム
3b 座部
4 カバー体
5 弾性部材
6 係止片
6a 小突出部
h 開口
h1 開口
Claims (1)
- 容器の口部に固定保持されるベースキャップと、このベースキャップの下面に垂下され容器内の内容物を吸引、加圧、圧送するポンプと、ベースキャップの天面部における上下動にて該ポンプを作動させて容器内の内容物を噴出させるノズルヘッドを備えたディスペンサーであって、
前記ベースキャップに、ノズルヘッドを貫通、露出させる開口を有しベースキャップを取り囲むカバー体を設け、
このカバー体とノズルヘッドとによって区画される内部空間内に、一端をカバー体に連係させ、他端をノズルヘッドに連係させて該ノズルヘッドをポンプ側の最下端に押し下げ又は引き下げてその姿勢を維持する弾性部材を配置し、
前記ノズルヘッドに、該弾性部材の付勢力に抗するノズルヘッドの引き上げにてカバー体の開口縁部に連係させて該ノズルヘッドの引き上げ姿勢を維持し、それ自体の弾性変位により該連係を解除してノズルヘッドをポンプ側の最下端へ押し下げ又は引き下げ可能とする係止片を設けたことを特徴とするディスペンサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005339071A JP2007144260A (ja) | 2005-11-24 | 2005-11-24 | ディスペンサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005339071A JP2007144260A (ja) | 2005-11-24 | 2005-11-24 | ディスペンサー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007144260A true JP2007144260A (ja) | 2007-06-14 |
Family
ID=38206304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005339071A Withdrawn JP2007144260A (ja) | 2005-11-24 | 2005-11-24 | ディスペンサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007144260A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009131410A (ja) * | 2007-11-29 | 2009-06-18 | Shiseido Co Ltd | 化粧料用容器のパッキン |
-
2005
- 2005-11-24 JP JP2005339071A patent/JP2007144260A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009131410A (ja) * | 2007-11-29 | 2009-06-18 | Shiseido Co Ltd | 化粧料用容器のパッキン |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20090203 |