JP2007143256A - 携帯電話機用充電器及び電子機器用充電器 - Google Patents

携帯電話機用充電器及び電子機器用充電器 Download PDF

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Abstract

【課題】 携帯電話機に凹部を設けなくても良好に携帯電話機を保持することができる携帯電話機用充電器を提供することを目的とする。
【解決手段】 携帯電話機200の前端面に前端規制壁103を対向させ、後端面に後端規制壁102を対向させて水平方向への移動を規制するとともに、係合片134及び係合爪104の爪部142を表示筐体201の上面及び操作筐体202の上面にそれぞれ係合させることにより、上下方向への移動を規制する。このように、係合片134及び係合爪104を表示筐体201及び操作筐体202の各表面に係合させることにより、携帯電話機200に凹部を設けなくても良好に携帯電話機200を保持することができる。
【選択図】 図10

Description

本発明は、携帯電話機用充電器及び電子機器用充電器に係り、さらに詳しくは、折り畳み式の携帯電話機やデジタルオーディオプレーヤなどの電子機器に対して充電を行うための充電器の改良に関する。
電子機器の一例である携帯電話機の中には、表示部を有する表示筐体と、多数の操作キーが配置された操作筐体とが、ヒンジ部を介して連結され、表示筐体及び操作筐体を対向させて折り畳むことができるようになっているものがある。この種の携帯電話機に対して充電を行うための充電器として、操作筐体における表示筐体と反対側の面に当接し、携帯電話機を保持するようになっているものがある(例えば、特許文献1)。
図13は、従来の充電器300の構成例を示した図であり、(a)は平面図、(b)は右側面図を示している。また、図14は、図13の充電器300に取り付け可能な従来の携帯電話機400の一例を示した図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は背面図を示している。図15は、携帯電話機400を保持した状態における充電器300の右側面図である。ここでは、図13(a)及び図14(a)における下側を前方、上側を後方、左側を左方、右側を右方として説明することとする。
図14に示した携帯電話機400は、表示部を有する表示筐体401と、多数の操作キーが配置された操作筐体402とが、その後端部においてヒンジ部403を介して連結されている。この携帯電話機400は、図14に示すように、表示筐体401の表示部が形成されている面と操作筐体402の操作キーが配置されている面とを対向させた状態で折り畳むことができるようになっており、折り畳んだ状態では長方形形状となる。
操作筐体402の前端面には、左右1対の電極425が形成されており、これらの電極425を介して外部から携帯電話機400に電力を供給し、充電を行うことができるようになっている。この前端面には、1対の電極425の外側に、充電器300に係合させるための1対の凹部429が形成されている。また、操作筐体402の後端面の中央部には、充電器300に係合させるための1つの凹部430が形成されている。
図13に示した充電器300は、平面視でほぼ長方形形状に形成され、その上面301が水平面に対して所定の角度で傾斜した傾斜面となっている。この充電器300の上面301は、前側に向かうに従って低くなるように形成されており、この上面301の前端部における左右両側から上方に突出するように壁面303が形成されている。これらの壁面303には、それぞれ、携帯電話機400との電気的な接続を行うための端子305と、携帯電話機400に係合するための突起307とが後方に突出するように形成されている。
また、充電器300の後端部には、携帯電話機400に係合するための係合爪304が配置されている。この係合爪304は、左右方向に延びる回転軸343を中心に前後方向に揺動可能なアーム状に形成され、その先端部が携帯電話機400に係合するようになっている。この係合爪304は、回転軸343に取り付けられた捩りコイルばね344により、図13(b)における反時計回りに付勢されている。
図15に示すように、携帯電話機400は、折り畳まれた状態で、その操作筐体402の下面が充電器300の上面301に当接するように取り付けられる。このとき、携帯電話機400は、まず、操作筐体402の前端面が壁面303に対向されることにより、操作筐体402の1対の電極425が対応する端子305に接触し、電気的に接続されるとともに、操作筐体402の1対の突起307が対応する凹部429に係合する。
この状態で携帯電話機400の後端部を下方に向かって押し込むと、前方側に付勢されている係合爪304が、付勢力に抗して操作筐体402の後端面によって後方に押圧される。そして、携帯電話機400をさらに押し込むことにより、操作筐体402の下面全体が充電器300の上面301に当接するとともに、係合爪304が操作筐体402の凹部430に係合する。
特開2003−164070号公報
しかしながら、上記のような従来の構成では、充電器と係合するための凹部を携帯電話機に設けなければならない。このように携帯電話機の筐体に凹部を設けると、視覚的に美感が損なわれるだけでなく、凹部内に異物が進入したり、筐体内の電気部品の配置スペースが制約されるなどの問題が生じる。このような問題は、携帯電話機に限らず、デジタルオーディオプレーヤなどの他の電子機器においても同様に生じ得る。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、携帯電話機に凹部を設けなくても良好に携帯電話機を保持することができる携帯電話機用充電器を提供することを目的とする。また、本発明は、電子機器に凹部を設けなくても良好に電子機器を保持することができる電子機器用充電器を提供することを目的とする。
第1の本発明による携帯電話機用充電器は、第1筐体及び第2筐体の各端部がヒンジ部で連結されることにより折り畳み可能に構成された携帯電話機に対して充電を行うための携帯電話機用充電器において、折り畳まれた状態の携帯電話機を、上記第1筐体における上記第2筐体と反対側の下面に当接した状態で保持する保持手段と、上記保持手段により保持された携帯電話機の一側面に対向し、上記第1筐体の上面又は上記第2筐体の上面に係合して上下方向への移動を規制する第1規制手段と、上記保持手段により保持された携帯電話機の上記一側面と反対側の側面に対向し、上記第1筐体の上面又は上記第2筐体の上面に係合して上下方向への移動を規制する第2規制手段とを備えて構成される。
このような構成により、携帯電話機の一側面に第1規制手段を対向させ、この一側面と反対側の側面に第2規制手段を対向させることにより水平方向への移動を規制するとともに、第1規制手段及び第2規制手段を第1筐体の上面又は第2筐体の上面に係合させることにより、上下方向への移動を規制することができる。このように、第1規制手段及び第2規制手段を第1筐体及び第2筐体の各表面に係合させることにより、携帯電話機に凹部を設けなくても良好に携帯電話機を保持することができる。
第2の本発明による携帯電話機用充電器において、上記第1規制手段は、上記保持手段により保持された携帯電話機の上記ヒンジ部側の側面に対向し、上記第1筐体の上面に係合するものであり、上記第2規制手段は、上記保持手段により保持された携帯電話機の上記ヒンジ部と反対側の側面に対向し、上記第2筐体の上面に係合するものである。
このような構成により、第1規制手段をヒンジ部側の第1筐体の上面に係合させ、第2規制手段をヒンジ部と反対側における第2筐体の上面に係合させることができる。したがって、ヒンジ部に干渉することのない第2規制手段は、第1筐体及び第2筐体の側面に対向させるとともに、第2筐体の上面に係合させることにより強固に保持し、第1規制手段は、ヒンジ部に干渉しないように第1筐体の上面に係合させることができる。
第3の本発明による携帯電話機用充電器において、上記第1規制手段は、上記第1筐体の上面に対して係合状態及び非係合状態に変位可能な係合手段と、この係合手段を上記第1筐体と係合する方向に向かって付勢する付勢手段とを備えて構成される。
このような構成により、携帯電話機を充電器に取り付ける際には、携帯電話機の一側面を第2規制手段に対向させるようにして第2筐体の上面を係合させた後、携帯電話機の他側面側を付勢手段により付勢された係合手段に対して押し込むことにより、付勢力に抗して係合手段を変位させて、係合手段を第1筐体の上面に容易に係合させることができる。携帯電話機を充電器から取り外す際には、携帯電話機の他側面側を持ち上げることにより、付勢力に抗して係合手段を変位させて、第1筐体の上面に対する係合手段の係合状態を容易に解除することができる。
第4の本発明による携帯電話機用充電器は、第1筐体及び第2筐体の各端部がヒンジ部で連結されることにより折り畳み可能に構成され、上記第1筐体における上記ヒンジ部側の端部には、開いた状態で上記第2筐体に当接するストッパが形成され、折り畳まれた状態では、上記ストッパと上記ヒンジ部の外面との間に凹部が形成される携帯電話機に対して充電を行うための携帯電話機用充電器において、折り畳まれた状態の携帯電話機を、上記第1筐体における上記第2筐体と反対側の下面に当接した状態で保持する保持手段と、上記保持手段により保持された携帯電話機の上記ヒンジ部側の側面に対向し、上記凹部に係合して上下方向への移動を規制する第1規制手段とを備えて構成される。
このような構成により、第1筐体のストッパとヒンジ部の外面との間に形成されている凹部に第1規制手段を係合させて、ヒンジ部に干渉しないように上下方向への移動を規制することができる。これにより、携帯電話機を折り畳んだ状態で現れる凹部を利用して充電器を係合させることができるので、携帯電話機に特別に凹部を設けなくても良好に携帯電話機を保持することができる。
第5の本発明による携帯電話機用充電器は、上記構成に加えて、上記保持手段により保持された携帯電話機の上記ヒンジ部と反対側の側面に対向し、上記第2筐体の上面に係合して上下方向への移動を規制する第2規制手段を備えて構成される。
このような構成により、ヒンジ部に干渉することのない第2規制手段を、第1筐体及び第2筐体の側面に対向させるとともに、第2筐体の上面に係合させることにより強固に保持することができる。
第6の本発明による電子機器用充電器は、電子機器の下面に当接した状態で当該電子機器を保持する保持手段と、上記保持手段により保持された電子機器の一側面に対向し、当該電子機器の上面に係合して上下方向への移動を規制する規制壁と、上記保持手段により保持された電子機器の上記一側面と反対側の側面に対向し、当該電子機器の上面に対して係合状態及び非係合状態に変位可能な係合爪と、上記係合爪を電子機器の上面と係合する方向に向かって付勢する付勢手段とを備えて構成される。
このような構成により、電子機器の一側面に規制壁を対向させ、この一側面と反対側の側面に係合爪を対向させることにより水平方向への移動を規制するとともに、規制壁及び係合爪を電子機器の上面に係合させることにより、上下方向への移動を規制することができる。このように、規制壁及び係合爪を電子機器の表面に係合させることにより、電子機器に凹部を設けなくても良好に電子機器を保持することができる。
電子機器を充電器に取り付ける際には、電子機器の一側面を規制壁に対向させるようにして電子機器の上面を係合させた後、電子機器の他側面側を付勢手段により付勢された係合爪に対して押し込むことにより、付勢力に抗して係合爪を変位させて、係合爪を電子機器の上面に容易に係合させることができる。電子機器を充電器から取り外す際には、電子機器の他側面側を持ち上げることにより、付勢力に抗して係合爪を変位させて、電子機器の上面に対する係合爪の係合状態を容易に解除することができる。
本発明によれば、第1規制手段及び第2規制手段を第1筐体及び第2筐体の各表面に係合させることにより、携帯電話機に凹部を設けなくても良好に携帯電話機を保持することができる。第1規制手段をヒンジ部側の第1筐体の上面に係合させ、第2規制手段をヒンジ部と反対側における第2筐体の上面に係合させれば、ヒンジ部に干渉することのない第2規制手段は、第2筐体の上面に係合させることにより強固に保持し、第1規制手段は、ヒンジ部に干渉しないように第1筐体の上面に係合させることができる。
また、本発明によれば、第1筐体のストッパとヒンジ部の外面との間に形成されている凹部に第1規制手段を係合させることができる。これにより、携帯電話機のヒンジ部側の端部において、携帯電話機を折り畳んだ状態で現れる凹部に第1規制手段を係合させることができるので、携帯電話機に特別に凹部を設けなくても良好に携帯電話機を保持することができる。携帯電話機のヒンジ部と反対側の端部において、第2筐体の上面に第2規制手段を係合させれば、携帯電話機をより強固に保持することができる。
また、本発明によれば、規制壁及び係合爪を電子機器の上面に係合させることにより、上下方向への移動を規制することができる。したがって、規制壁及び係合爪を電子機器の表面に係合させることにより、電子機器に凹部を設けなくても良好に電子機器を保持することができる。付勢手段により付勢された係合爪を電子機器の上面に係合させることにより、充電器に対する電子機器の着脱を容易に行うことができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による充電器100の一例を示した斜視図であり、(a)は、充電器100を右斜め後方から見た図、(b)は、充電器100を右斜め前方から見た図を示している。図2は、図1の充電器100を平面的に見た図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は背面図、(d)は右側面図を示している。図3は、図2(a)の充電器100のA−A断面図である。ここでは、図2(a)における下側を前方、上側を後方、左側を左方、右側を右方として説明することとする。
この充電器100は、長手方向が前後に延びるように長方形状に形成された樹脂製のホルダであり、ほぼ左右対称の形状を有している。充電器100の上面101はほぼ水平に形成されており、この上面101に携帯電話機を当接させた状態で保持することができるようになっている。充電器100の上面101には、その後端部における左右方向中央部から上方に突出するように後端規制壁102が形成されるとともに、前端部における左右両端から上方に突出するように1対の前端規制壁103が形成されている。
後端規制壁102は、充電器100の上面101から上方に向かうに従って、前後方向の幅が短くなるように断面形状が台形状に形成され、上記上面101の後端縁に沿って左右方向に直線状に延びている。後端規制壁101は、充電器100の上面101に対して前端規制壁103よりも高さが低くなるように形成されている。この後端規制壁102は、前面121が携帯電話機の後端面に対向して後方への移動を規制する第1規制手段である。
後端規制壁102は、ほぼ一定の肉厚を有する中空状に形成され、その内部には、携帯電話機に係合して上下方向への移動を規制するための係合爪104が配置されている。この係合爪104は、後端規制壁102の前面121に沿って上下方向に延びる平板状のアーム部141と、このアーム部141の前面上端部に形成された断面形状が三角形状の爪部142とが一体的に形成された樹脂製の係合手段である。
係合爪104のアーム部141の下端部には、左右方向に延びる回転軸143が形成されており、この回転軸143を中心にして係合爪104が揺動可能に取り付けられている(図3参照)。係合爪104の回転軸143には、係合爪104を付勢する付勢手段としての捩りコイルばね144が取り付けられている。この捩りコイルばね144により、係合爪104は、図3における反時計回りに付勢されている。
充電器100に携帯電話機が保持されていない状態では、図3(a)に示すように、係合爪104のアーム部141の前面が後端規制壁102の前面121に沿っており、係合爪104の爪部142が後端規制壁102の前面121よりも前方に張り出している。この状態で係合爪104に対して後方へ押圧力が作用すると、図3(b)に示すように、係合爪104は捩りコイルばね144の付勢力に抗して後方へ揺動し、爪部142が後端規制壁102の内部に退避することとなる。
1対の前端規制壁103は、それぞれ、充電器100の上面101における前端部の各角部に沿ってL字状に屈曲するように形成され、充電器100の上面101から上方に向かうに従って、前後方向及び左右方向の幅が短くなるように断面形状が台形状に形成されている。すなわち、各前端規制壁103は、充電器100の上面101の前端縁に沿って左右方向に延び、携帯電話機の前端面に対向して前方への移動を規制する前規制部131と、上記上面101の左右各端縁に沿って前後方向に延び、携帯電話機の左右各側面に対向して左右方向への移動を規制する横規制部132とが一体的に形成された第2規制手段である。
1対の前端規制壁103は、それぞれほぼ一定の肉厚を有する中空状に形成され、それぞれの内部には、携帯電話機との電気的な接続を行うための端子105が配置されている。これらの端子105は金属線材を折り曲げることにより形成されており、その先端部にはV字状に折り曲げられた接触部151が形成されている。充電器100に携帯電話機が保持された状態では、端子105の接触部151が携帯電話機の電極に接触して、充電器100と携帯電話機とが電気的に接続されるようになっている。
各端子105の他端部は、充電器100内に左右方向に延びるように形成された回転軸152(図10参照)に取り付けられており、この回転軸152を中心にして各端子105が揺動可能に設けられている。各端子105は、図3における時計回りに付勢されており、充電器100に携帯電話機が保持されていない状態では、各端子105の接触部151が前端規制壁103の前規制部131の背面133から後方に向かって突出している。
本実施の形態では、各端子105の接触部151が携帯電話機の電極に接触した状態で当該電極に与える押圧力は50g以上であり、2つの端子105から電極に与えられる押圧力は100g以上である。これに対して、充電器100に取り付けられる携帯電話機の重量は100g未満である。すなわち、本実施の形態では、携帯電話機の重量よりも、2つの端子105から携帯電話機に与えられる押圧力の方が大きくなるように設定されている。
各端子105には、充電器100に電源コード(図示せず)を介して外部から供給される電圧が印加されるようになっている。充電器100の上面101の中央部には、上下方向に変位可能な突起106が上方に突出するように配置されており、携帯電話機を充電器100に取り付けると、携帯電話機の外面により突起106が押圧されて下方に変位するようになっている。この充電器100では、携帯電話機が上面101に当接して突起106が下方に押し下げられた状態でのみ、外部から供給される電圧が各端子105に印加されるようになっている。
各前端規制壁103の前規制部131の上端部には、後方に向かって延びる係合片134が形成されており、この係合片134が携帯電話機に係合して上下方向への移動を規制することができるようになっている。充電器100に携帯電話機が保持されていない状態では、各端子105の接触部151は、係合片134の後端よりも後方まで張り出している。
図4は、図1の充電器100に取付可能な携帯電話機200の一例を示した斜視図であり、(a)は、携帯電話機200を右斜め前方から見た図、(b)は、携帯電話機200を左斜め前方から見た図である。図5は、図4の携帯電話機200を右斜め後方から見た斜視図である。
この携帯電話機200は、それぞれ樹脂製の表示筐体201及び操作筐体202が、後端部において互いにヒンジ部203を介して連結されている。操作筐体202の上面には、多数の操作キーが配置されており、折り畳んだ状態で操作筐体202の上面に対向する表示筐体201の下面には、液晶表示器からなる表示部が形成されている(図示せず)。この携帯電話機200は、折り畳んだ状態では長方形形状となり、ヒンジ部203を中心に表示筐体201及び操作筐体202を展開させれば、表示筐体201の表示部の表示を見ながら、操作筐体202の操作キーを押下操作することができる。
携帯電話機200を折り畳んだ状態における表示筐体201の上面前端部には、被写体を撮影するためのカメラ211が設けられている。操作筐体202の左側面の後端側には、イヤホンなどの外部出力装置を接続するための外部出力端子(図示せず)が設けられており、外部出力装置を使用しないときには、外部出力端子が樹脂製の出力端子蓋221で覆われている。操作筐体202の下面における中央部から前端部には、この携帯電話機200に電力を供給するための電池を収容する凹部222が形成されており、この凹部222が樹脂製の電池蓋223で覆われている。
操作筐体202の前端面には、電源コードを接続して外部から電力を直接供給するための外部接続端子(図示せず)が設けられている。外部接続端子に電源コードを接続していないときには、外部接続端子が樹脂製の接続端子蓋224で覆われている。この接続端子蓋224は、操作筐体202の前端面の中央部において、左右方向に延びるように形成されている。
操作筐体202の前端面における外部接続端子の左右両側には、1対の電極225が形成されている。これらの電極225は正方形状に形成されており、携帯電話機200が充電器100に保持された状態では、充電器100に備えられた1対の端子105の各接触部151が対応する電極225に接触し、電源コードを介して外部から供給される電圧が、1対の端子105を介して各電極225に印加される。これにより、充電器100を介して携帯電話機200の電池に電力を供給し、充電を行うことができるようになっている。
ヒンジ部203は、操作筐体202の上面の後端部から上方に突出するように形成された第1円筒体231と、表示筐体201の後端面から後方に突出するように形成された2つの第2円筒体232とが、左右方向に沿って同一軸線上に近接配置されることにより形成されている。第1円筒体231及び第2円筒体232は、同一の外径を有しており、2つの第2円筒体232の間に第1円筒体231が配置されることにより、全体として左右方向に延びる円筒形状のヒンジ部203が形成されている。このヒンジ部203において、表示筐体201と操作筐体202とが互いに回動可能に連結されている。
操作筐体202の上面の後端部における左右両端には、上方に向かって逆U字状に突出するように挟持部226が形成されている。これらの狭持部226及び第1円筒体231の間に形成された空間に、2つの第2円筒体232がそれぞれ配置されることにより、2つの挟持部226間にヒンジ部203が挟持された状態となっている。各挟持部226の上面は、第1円筒体231及び第2円筒体232の外周面と同一の曲率で湾曲しており、2つの挟持部226間に挟持されたヒンジ部203の外周面と連続するように形成されている。
図6は、操作筐体202の内部構成について説明するための図であり、(a)は、操作筐体202の横断面図、(b)は、操作筐体202内に設けられた回路基板204の底面図を示している。操作筐体202内には、長方形状の内部空間が形成されており、その内部空間に、長方形状に形成されたガラスエポキシ製の回路基板204が配置されている。回路基板204の基板面には、各種電気部品が取り付けられ、それらの電気部品が基板面に形成された配線により電気的に接続されている。
回路基板204の前端部には、外部接続端子が形成された外部接続コネクタ241が取り付けられており、この外部接続コネクタ241の左右両側には、この回路基板204を操作筐体202内に固定するための固定部242が形成されている。各固定部242には、上下方向に延びる貫通孔243が形成されており、これらの貫通孔243内に操作筐体202内に形成されているリブ227を挿通させることにより、回路基板204を操作筐体202内に固定することができるようになっている。1対の電極225は、外部接続コネクタ241の前面の左右両端部に形成されている。
回路基板204の後端部には、図6においてハッチングを施した領域に、無線信号を送受信するためのアンテナ244が形成されている。このアンテナ244において音声信号を送受信することにより、相手方の電話機との間で通話を行うことができる。アンテナ244は、回路基板204の後端縁に沿って形成されており、回路基板204を操作筐体202内に収容した状態では、回路基板204の後端縁が操作筐体202の後端の内面に近接することにより、アンテナ244が当該内面に近接した状態で配置される。
携帯電話機200の使用時には、通常、操作筐体202の中央部から前側の部分が把持されるので、アンテナ244を操作筐体202の後端部に配置することにより、アンテナ244の周囲が手で覆われることに起因して無線信号の送受信強度が低下するのを防止できる。また、上記のようにアンテナ244を操作筐体202の後端の内面に近接した状態で配置することにより、操作筐体202を把持する手からアンテナ244をより遠ざけることができるので、無線信号の送受信強度をより高くすることができるとともに、アンテナ244が回路基板204に取り付けられている電気部品から受けるノイズをより低減させることができる。
図7は、表示筐体201を操作筐体202に対して途中まで展開した状態における携帯電話機200の要部縦断面図であり、(a)は、第1円筒体231における断面、(b)は、第2円筒体232における断面を示している。図8は、図7(a)の断面図において表示筐体201を操作筐体202に対して完全に展開した状態を示している。
図7(a)に示すように、第1円筒体231は、その下部が操作筐体202の上面に連続するように一体的に形成され、操作筐体202の上面の後端よりも若干前方から上方に突出している。これにより、操作筐体202の後端部の上面と第1円筒体231の外周面との間には、前方に向かうに従って狭くなるような三角形状の凹部233が形成されている。
このように、第1円筒体231と操作筐体202の後端面とをなだらかに接続せず、凹部233を形成した理由の1つとして、より良好に樹脂成形を行うという目的がある。すなわち、操作筐体202の後端部の上面と第1円筒体231の外周面との間に凹部233を形成するようにして、肉厚を均一にすることにより、樹脂成形後の冷却時における固化速度を均一にし、部分的な固化速度の相違に基づく変形を防止することができる。
図7(b)に示すように、操作筐体202の上面における後端よりも若干前方には、第2円筒体232の外周面に対応する凹状の湾曲面228が形成されており、この湾曲面228に第2円筒体232の外周面が対向している。これにより、操作筐体202の後端部の上面と第2円筒体232の外周面との間には、前方に向かうに従って狭くなるような三角形状の凹部234が形成されている。
このように、操作筐体202の上面の後端部、ヒンジ部203の外周面、及び2つの挟持部226により囲まれた空間内には、三角形状の断面形状を有する凹部233が左右方向に延びるように形成されている(図5参照)。この凹部233における操作筐体202の上面は、表示筐体201を操作筐体202に対して展開したときに表示筐体201に当接するストッパ234を形成している。すなわち、表示筐体201を操作筐体202に対して展開させていくと、図8に示した状態で表示筐体201の一部がストッパ234に当接し、それ以上展開させることができなくなる。ストッパ234は、水平方向に対して、後方に向かうに従って低くなるように傾斜した平坦面により形成されている。
表示筐体201には、その上面と第2円筒体232の外周面とを接続するように、表示筐体201の後端面から後方に延びる面が形成されており、この面が、表示筐体201を展開させたときに操作筐体202のストッパ234に当接する当接面235を形成している。この当接面235は、図5に示すように、ストッパ234の左右方向の幅、すなわち2つの挟持部226間の距離と同じ幅を有しており、図8に示す状態まで表示筐体201を展開させると、凹部233内に入り込んでストッパ234に当接する。このように、表示筐体201の一部をストッパ234に当接させることにより、表示筐体201を操作筐体202に対して所定の回転位置で保持することができるようになっている。
図9は、係合爪104の構成例を示した斜視図であり、(a)は、係合爪104を右斜め前方から見た図、(b)は、係合爪104を右斜め後方から見た図を示している。上述の通り、係合爪104は、平板状のアーム部141と、このアーム部141の前面上端部に形成された断面形状が三角形状の爪部142とを有しており、アーム部141の下端部に形成された回転軸143に捩りコイルばね144が取り付けられている。
捩りコイルばね144は、回転軸143の左右両端部に1つずつ取り付けられており、各捩りコイルばね144の一端部側の足145が左右方向に延びる連結部146により連結されている。2つの捩りコイルばね144及び連結部146は、1本の金属線材を屈曲及び巻回することにより形成されている。
各捩りコイルばね144の一端部側の足145及び連結部146は係合爪104のアーム部141の背面に当接している。各捩りコイルばね144の他端部側の足147は、充電器100の内面に当接している(図3参照)。各捩りコイルばね144の足145,147は互いに近接するように縮められた状態で充電器100の内部に取り付けられており、これにより、係合爪104には、捩りコイルばね144を介して前方に付勢力が作用するようになっている。
アーム部141の左右両側縁の上部には、左右方向にそれぞれ突出するように係止片148が形成されている。充電器100に携帯電話機200が保持されていない状態では、図3(a)に示すように、係止片148が後端規制壁102の内面に当接することにより、係合爪104は、その爪部142が後端規制壁102の前面121よりも前方に張り出した状態で係止されるようになっている。
係合爪104の爪部142の断面形状は、折り畳まれた状態の携帯電話機200の後端部に形成される凹部233の断面形状に対応する三角形状となっている。したがって、携帯電話機200が充電器100の上面101に当接して保持された状態では、係合爪104の爪部142が携帯電話機200の凹部233に入り込み、ストッパ234に当接するようになっている。
図10は、携帯電話機200を保持した状態における充電器100の概略縦断面図である。携帯電話機200は、折り畳まれた状態で、まず、操作筐体202の前端面が前端規制壁103の背面133に対向されることにより、操作筐体202の1対の電極225が対応する端子105の接触部151に接触し、電気的に接続されるとともに、前端規制壁103の係合片134が表示筐体201の上面に当接して、上下方向への移動が規制される。
この状態で携帯電話機200の後端部を下方に向かって押し込むと、前方側に付勢されている係合爪104が、付勢力に抗して操作筐体202の後端面によって後方に押圧される。そして、携帯電話機200をさらに押し込むことにより、操作筐体202の下面全体が充電器100の上面101に当接するとともに、係合爪104の爪部142が携帯電話機200の凹部233に係合する。これにより、係合爪104の爪部142が操作筐体202の上面であるストッパ234に当接して係合状態となり、上下方向への移動が規制される。
このようにして携帯電話機200を充電器100に取り付けることにより、携帯電話機200の前端面に前端規制壁103を対向させ、後端面に後端規制壁102を対向させて水平方向への移動を規制するとともに、係合片134及び係合爪104を表示筐体201の上面及び操作筐体202の上面にそれぞれ係合させることにより、上下方向への移動を規制することができる。このように、係合片134及び係合爪104を表示筐体201及び操作筐体202の各表面に係合させることにより、携帯電話機200に凹部を設けなくても良好に携帯電話機200を保持することができる。
特に、本実施の形態では、後端規制壁102をヒンジ部203側の操作筐体202の上面に係合させ、前端規制壁103をヒンジ部203と反対側における表示筐体201の上面に係合させることができる。したがって、ヒンジ部203に干渉することのない前端規制壁103は、表示筐体201及び操作筐体202の前端面に対向させるとともに、表示筐体201の上面に係合させることにより強固に保持し、後端規制壁102は、ヒンジ部203に干渉しないように操作筐体202の上面に係合させることができる。
図6に示すように、アンテナ244を操作筐体202の後端の内面にできるだけ近接した状態で配置しようとした場合には、操作筐体202の後端面に充電器との係合のための凹部を設けると、アンテナ244を上記内面に対して十分に近接させることができないという問題がある。また、操作筐体202の左右方向の幅が比較的短い場合などには、操作筐体202の前端部において、図6に示すように外部接続コネクタ241の左右両側に電極225や固定部242を配置すると、操作筐体202の前端面に充電器との係合のための凹部を形成するスペースを確保することが困難になる。
そこで、本実施の形態のように、係合片134及び係合爪104を表示筐体201及び操作筐体202の各表面に係合させ、携帯電話機200に凹部を設けなくても良好に携帯電話機200を保持することができるような構成とすることにより、上記のような問題を効果的に解消することができる。
また、本実施の形態では、操作筐体202のストッパ234とヒンジ部203の外面との間に形成されている凹部233に係合爪104を係合させて、ヒンジ部203に干渉しないように上下方向への移動を規制することができる。したがって、携帯電話機200を折り畳んだ状態で現れる凹部233を利用して充電器100を係合させることができるので、携帯電話機200に特別に凹部を設けなくても良好に携帯電話機200を保持することができる。
携帯電話機200を充電器100から取り外す際には、携帯電話機200の後端側を持ち上げることにより、付勢力に抗して係合爪104を後方に変位させて非係合状態とし、操作筐体202の上面に対する係合爪104の係合状態を容易に解除して取り外すことができる。
上記実施の形態では、ヒンジ部203と反対側における表示筐体201の上面と、ヒンジ部203側における操作筐体202の上面とに充電器100が係合するような構成について説明したが、このような構成に限らず、ヒンジ部203側における表示筐体201の上面と、ヒンジ部203と反対側における操作筐体202の上面とに係合するような構成であってもよい。
また、折り畳まれた状態の携帯電話機200の長手方向の両端部において、いずれも表示筐体201の上面が充電器100に係合するような構成であってもよいし、いずれも操作筐体202の上面が充電器100に係合するような構成であってもよい。
携帯電話機200は、操作筐体202に対して表示筐体201が上方に位置するような状態で、操作筐体202の下面が充電器100の上面101に当接して保持されるような構成に限らず、表示筐体201に対して操作筐体202が上方に位置するような状態で、表示筐体201の下面が充電器100の上面101に当接して保持されるような構成であってもよい。
また、上記実施の形態では、携帯電話機200に当接する充電器100の面が上方を向いている場合について説明したが、この充電器100は、携帯電話機200に当接する面が水平方向に対して傾斜した状態で使用することも可能である。
上記実施の形態では、電子機器の一例である携帯電話機200、及び携帯電話機200に対して充電を行うための充電器100について説明したが、本発明は、携帯電話機200に限らず、デジタルオーディオプレーヤ、MD(Mini Disc)プレーヤなどの音声再生機器や、小型の記憶装置といった他の電子機器に対して充電を行うための充電器にも適用可能である。この場合、折り畳み式のPDA(Personal Digital Assistant)のようなヒンジ部を有する電子機器であれば、上記実施の形態のような構成の充電器100を適用することができるが、折り畳み式でない電子機器に対しては、例えば以下に説明するような構成を有する充電器を適用することができる。
実施の形態2.
図11は、他の電子機器の一例であるデジタルオーディオプレーヤ500を示した斜視図であり、(a)は、デジタルオーディオプレーヤ500を右斜め前方から見た図、(b)は、デジタルオーディオプレーヤ500を左斜め前方から見た図である。
このデジタルオーディオプレーヤ500は、直方体形状に形成された中空状の筐体501を備えており、この筐体501内に各種電気部品及びこれらの電気部品に電力を供給するための電池などが収容されている(図示せず)。筐体501の上面は、その長手方向が前後方向に延びる長方形形状に形成され、その長手方向の一端側に液晶表示機からなる表示部502が形成されるとともに、、他端側に多数の操作キーからなる操作部503が配置されている。
筐体501の前端面の下部には、電源コードを接続して外部から電力を直接供給するための外部接続端子(図示せず)が設けられている。外部接続端子に電源コードを接続していないときには、外部接続端子が樹脂製の接続端子蓋524で覆われている。この接続端子蓋524は、筐体501の前端面の中央部において、左右方向に延びるように形成されている。筐体501の前端面における外部接続端子の左右両側には、1対の電極525が形成されている。
図12は、本発明の実施の形態2による充電器600の一例を示した概略縦断面図であり、デジタルオーディオプレーヤ500を保持した状態を示している。この充電器600は、その上面601にデジタルオーディオプレーヤ500の下面を当接させた状態で保持しており、後端規制壁602、前端規制壁603、係合爪604、端子605を備えている。
前端規制壁603は、実施の形態1の充電器100と同様の構成であり、充電器600の上面601の前端部における左右両端に形成され、デジタルオーディオプレーヤ500の前端面に対向して前方への移動を規制する前規制部と、デジタルオーディオプレーヤ500の左右各側面に対向して左右方向への移動を規制する横規制部とが一体的に形成されている。前端規制壁603の前規制部の上端部には、後方に向かって延びる係合片634が形成されており、この係合片634がデジタルオーディオプレーヤ500の上面に係合して上下方向への移動を規制することができるようになっている。
端子605は、実施の形態1の充電器100と同様に、1対の前端規制壁603の内部にそれぞれ回転軸652を中心に揺動可能に設けられ、その先端部にはV字状に折り曲げられた接触部651が形成されている。充電器600にデジタルオーディオプレーヤ500が保持された状態では、端子605の接触部651がデジタルオーディオプレーヤ500の電極525に接触して、充電器600とデジタルオーディオプレーヤ500とが電気的に接続されるようになっている。
後端規制壁602は、実施の形態1の充電器100の後端規制壁102とほぼ同様の構成を有しているが、前端規制壁603よりも上方まで延びるように形成されている点が異なっている。後端規制壁602の内部には、デジタルオーディオプレーヤ500の上面に係合して上下方向への移動を規制するための係合爪604が配置されている。この係合爪604は、実施の形態1と同様に、平板状のアーム部641と、このアーム部641の前面上端部に形成された爪部642とを有し、回転軸643を中心に揺動可能に取り付けられている。係合爪604は、その回転軸643に付勢手段としての捩りコイルばね644が取り付けられることにより、図12における反時計回りに付勢されている。
デジタルオーディオプレーヤ500を充電器600に取り付ける際には、まず、筐体501の前端面が前端規制壁603の背面633に対向されることにより、1対の電極525が対応する端子605の接触部651に接触し、電気的に接続されるとともに、前端規制壁603の係合片634が筐体501の上面に当接して、上下方向への移動が規制される。
この状態でデジタルオーディオプレーヤ500の後端部を下方に向かって押し込むと、前方側に付勢されている係合爪604が、付勢力に抗して筐体501の後端面によって後方に押圧される。そして、デジタルオーディオプレーヤ500をさらに押し込むことにより、筐体501の下面全体が充電器600の上面601に当接するとともに、係合爪604の爪部642が筐体501の上面に係合し、上下方向への移動が規制される。
このようにしてデジタルオーディオプレーヤ500を充電器600に取り付けることにより、筐体501の前端面に前端規制壁603を対向させ、後端面に後端規制壁602を対向させて水平方向への移動を規制するとともに、係合片634及び係合爪604を筐体501の上面に係合させることにより、上下方向への移動を規制することができる。このように、係合片634及び係合爪604を筐体501の表面に係合させることにより、デジタルオーディオプレーヤ500に凹部を設けなくても良好にデジタルオーディオプレーヤ500を保持することができる。
デジタルオーディオプレーヤ500は、表示部502及び操作部503が形成されている面と反対側の面が充電器600の上面601に当接して保持されるような構成に限らず、他の面が充電器600の上面601に当接して保持されるような構成であってもよい。また、表示部502及び操作部503は、デジタルオーディオプレーヤ500の同じ面に形成された構成に限らず、それぞれ異なる面に形成されていてもよいし、表示部502及び操作部503のいずれか一方が省略された構成であってもよい。
また、上記実施の形態では、デジタルオーディオプレーヤ500に当接する充電器600の面が上方を向いている場合について説明したが、この充電器600は、デジタルオーディオプレーヤ500に当接する面が水平方向に対して傾斜した状態で使用することも可能である。
本発明の実施の形態1による充電器の一例を示した斜視図であり、(a)は、充電器を右斜め後方から見た図、(b)は、充電器を右斜め前方から見た図を示している。 図1の充電器を平面的に見た図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は背面図、(d)は右側面図を示している。 図2(a)の充電器のA−A断面図である。 図1の充電器に取付可能な携帯電話機の一例を示した斜視図であり、(a)は、携帯電話機を右斜め前方から見た図、(b)は、携帯電話機を左斜め前方から見た図である。 図4の携帯電話機を右斜め後方から見た斜視図である。 操作筐体の内部構成について説明するための図であり、(a)は、操作筐体の横断面図、(b)は、操作筐体内に設けられた回路基板の底面図を示している。 表示筐体を操作筐体に対して途中まで展開した状態における携帯電話機の要部縦断面図であり、(a)は、第1円筒体における断面、(b)は、第2円筒体における断面を示している。 図7(a)の断面図において表示筐体を操作筐体に対して完全に展開した状態を示している。 係合爪の構成例を示した斜視図であり、(a)は、係合爪を右斜め前方から見た図、(b)は、係合爪を右斜め後方から見た図を示している。 携帯電話機を保持した状態における充電器の概略縦断面図である。 他の電子機器の一例であるデジタルオーディオプレーヤを示した斜視図であり、(a)は、デジタルオーディオプレーヤを右斜め前方から見た図、(b)は、デジタルオーディオプレーヤを左斜め前方から見た図である。 本発明の実施の形態2による充電器の一例を示した概略縦断面図であり、デジタルオーディオプレーヤを保持した状態を示している。 従来の充電器の構成例を示した図であり、(a)は平面図、(b)は右側面図を示している。 図13の充電器に取り付け可能な従来の携帯電話機の一例を示した図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は背面図を示している。 携帯電話機を保持した状態における充電器の右側面図である。
符号の説明
100 充電器
101 上面
102 後端規制壁
103 前端規制壁
104 係合爪
106 突起
121 前面
131 前規制部
132 横規制部
133 背面
134 係合片
141 アーム部
142 爪部
143 回転軸
144 捩りコイルばね
200 携帯電話機
201 表示筐体
202 操作筐体
203 ヒンジ部
204 回路基板
231 第1円筒体
232 第2円筒体
233 凹部
234 ストッパ
235 当接面
500 デジタルオーディオプレーヤ
501 筐体
502 表示部
503 操作部
525 電極
600 充電器
601 上面
602 後端規制壁
603 前端規制壁
604 係合爪
605 端子
633 背面
634 係合片
641 アーム部
642 爪部
643 回転軸
644 捩りコイルばね

Claims (6)

  1. 第1筐体及び第2筐体の各端部がヒンジ部で連結されることにより折り畳み可能に構成された携帯電話機に対して充電を行うための携帯電話機用充電器において、
    折り畳まれた状態の携帯電話機を、上記第1筐体における上記第2筐体と反対側の下面に当接した状態で保持する保持手段と、
    上記保持手段により保持された携帯電話機の一側面に対向し、上記第1筐体の上面又は上記第2筐体の上面に係合して上下方向への移動を規制する第1規制手段と、
    上記保持手段により保持された携帯電話機の上記一側面と反対側の側面に対向し、上記第1筐体の上面又は上記第2筐体の上面に係合して上下方向への移動を規制する第2規制手段とを備えたことを特徴とする携帯電話機用充電器。
  2. 上記第1規制手段は、上記保持手段により保持された携帯電話機の上記ヒンジ部側の側面に対向し、上記第1筐体の上面に係合するものであり、
    上記第2規制手段は、上記保持手段により保持された携帯電話機の上記ヒンジ部と反対側の側面に対向し、上記第2筐体の上面に係合するものであることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機用充電器。
  3. 上記第1規制手段は、上記第1筐体の上面に対して係合状態及び非係合状態に変位可能な係合手段と、この係合手段を上記第1筐体と係合する方向に向かって付勢する付勢手段とを備えたことを特徴とする請求項2に記載の携帯電話機用充電器。
  4. 第1筐体及び第2筐体の各端部がヒンジ部で連結されることにより折り畳み可能に構成され、上記第1筐体における上記ヒンジ部側の端部には、開いた状態で上記第2筐体に当接するストッパが形成され、折り畳まれた状態では、上記ストッパと上記ヒンジ部の外面との間に凹部が形成される携帯電話機に対して充電を行うための携帯電話機用充電器において、
    折り畳まれた状態の携帯電話機を、上記第1筐体における上記第2筐体と反対側の下面に当接した状態で保持する保持手段と、
    上記保持手段により保持された携帯電話機の上記ヒンジ部側の側面に対向し、上記凹部に係合して上下方向への移動を規制する第1規制手段とを備えたことを特徴とする携帯電話機用充電器。
  5. 上記保持手段により保持された携帯電話機の上記ヒンジ部と反対側の側面に対向し、上記第2筐体の上面に係合して上下方向への移動を規制する第2規制手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の携帯電話機用充電器。
  6. 電子機器の下面に当接した状態で当該電子機器を保持する保持手段と、
    上記保持手段により保持された電子機器の一側面に対向し、当該電子機器の上面に係合して上下方向への移動を規制する規制壁と、
    上記保持手段により保持された電子機器の上記一側面と反対側の側面に対向し、当該電子機器の上面に対して係合状態及び非係合状態に変位可能な係合爪と、
    上記係合爪を電子機器の上面と係合する方向に向かって付勢する付勢手段とを備えたことを特徴とする電子機器用充電器。
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