JP2007142630A - 通信装置および通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の端末装置に送信するためのフレームを使用して通信を行なう場合でも安定した通信が可能な通信装置および通信方法を提供する。
【解決手段】宛先が複数である宛先複数フレームを受信した場合、宛先複数フレームに前方誤り訂正コードを付加し、前方誤り訂正コードを付加した宛先複数フレームを、対応する複数の宛先へ送信する。
【選択図】図5

Description

本発明は、通信装置および通信方法に関し、特に、光ファイバを利用してデータ通信する通信装置および通信方法に関する。
光ファイバを用いたPON(Passive Optical Network)を利用した通信システム(以下、PON通信システムともいう)では、制御局装置に、複数の端末装置が光ファイバで接続されている。そのため、制御局装置と、複数の端末装置の各々がデータ通信する際は、限られた伝送路を共有しなければならない。そこで、PON通信システムでは、共有して利用される伝送路の効率的利用が求められる。
そこで、特開2004−364059号公報(特許文献1)(以下、従来技術Aともいう)では、測定したエラーレートに応じて、前方誤り訂正(以下、FEC(Forward Error Correction)ともいう)処理を行なうことで、伝送路のスループットを向上させる技術が開示されている。
特開2004−364059号公報
しかしながら、従来技術Aでは、制御局装置が、特定の複数の端末装置に送信するためのフレームおよび不特定多数の端末装置へ送信するためのフレームに対し、FEC処理を行なうことについては、なんら考慮されていなかった。以下においては、特定の複数の端末装置に送信するためのフレームをマルチキャストフレームともいう。また、不特定多数の端末装置へ送信するためのフレームをブロードキャストフレームともいう。また、マルチキャストフレームおよびブロードキャストフレームを同報フレームともいう。
そのため、制御局装置が、同報フレームを使用する場合、安定した通信が出来ない可能性があるという問題があった。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、複数の端末装置に送信するためのフレームを使用して通信を行なう場合でも安定した通信が可能な通信装置を提供することである。
本発明の他の目的は、複数の端末装置に送信するためのフレームを使用して通信を行なう場合でも安定した通信が可能な通信方法を提供することである。
上述の課題を解決するために、この発明のある局面に従う通信装置は、フレームを受信する受信部と、受信フレームの宛先が複数であるか否かを判定する判定部と、宛先が複数である宛先複数フレームを受信した場合、宛先複数フレームに前方誤り訂正コードを付加するコード付加部と、前方誤り訂正コードを付加した宛先複数フレームを、対応する複数の宛先へ送信する送信部とを備える。
この発明に従えば、送信されるフレームの宛先となる端末装置が、エラーのないフレームを受信する確率を高めることができる。その結果、複数の端末装置に送信するためのフレームを使用して通信を行なう場合でも安定した通信ができるという効果を奏する。
好ましくは、コード付加部が、宛先複数フレームに前方誤り訂正コードを付加するのは、少なくとも1つの端末装置が、前方誤り訂正コードの付加を必要としている場合である。
この発明に従えば、前方誤り訂正コードの付加を必要としている端末装置が存在しない状況において、宛先複数フレームに前方誤り訂正コードを付加する無駄を防ぐことができる。そのため、フレームの宛先となる端末装置と、自装置とのパスの実効帯域が不必要に低下してしまうことを防ぐことができるという効果を奏する。
好ましくは、コード付加部が、宛先複数フレームに前方誤り訂正コードを付加するのは、宛先複数フレームに対応する複数の宛先のうち、少なくとも1つの宛先に対応する端末装置が、前方誤り訂正コードの付加を必要としている場合である。
この発明に従えば、宛先複数フレームに対応する複数の宛先のうち、前方誤り訂正コードの付加を必要としている端末装置が存在しない状況において、宛先複数フレームに前方誤り訂正コードを付加する無駄を防ぐことができる。そのため、フレームの宛先となる端末装置と、自装置とのパスの実効帯域が不必要に低下してしまうことを防ぐことができるという効果を奏する。
好ましくは、複数のグループの情報を記憶する記憶部をさらに備え、複数のグループの情報の各々は、対応するグループに含まれる複数の端末装置を特定する情報であり、コード付加部が、宛先複数フレームに前方誤り訂正コードを付加するのは、宛先複数フレームに対応する複数の宛先が複数のグループのうちの1つのグループを示す場合で、かつ、対応する1つのグループに含まれる複数の端末装置のうち、少なくとも1つの端末装置が、前方誤り訂正コードの付加を必要としている場合である。
この発明に従えば、宛先複数フレームに対応する複数の宛先のうち、前方誤り訂正コードの付加を必要としている端末装置が存在しない状況において、宛先複数フレームに前方誤り訂正コードを付加する無駄を防ぐことができる。そのため、フレームの宛先となる端末装置と、自装置とのパスの実効帯域が不必要に低下してしまうことを防ぐことができるという効果を奏する。
この発明の他の局面に従うと、フレームを送受信可能な通信装置に実行させる通信方法は、フレームを受信するステップと、受信フレームの宛先が複数であるか否かを判定するステップと、宛先が複数である宛先複数フレームを受信した場合、宛先複数フレームに前方誤り訂正コードを付加するステップと、
前方誤り訂正コードを付加した宛先複数フレームを、対応する複数の宛先へ送信するステップとを含む。
この発明に従えば、送信されるフレームの宛先となる端末装置が、エラーのないフレームを受信する確率を高めることができる。その結果、複数の端末装置に送信するためのフレームを使用して通信を行なう場合でも安定した通信ができるという効果を奏する。
本発明に係る通信装置は、宛先が複数である宛先複数フレームを受信した場合、宛先複数フレームに前方誤り訂正コードを付加し、前方誤り訂正コードを付加した宛先複数フレームを、対応する複数の宛先へ送信する。
したがって、送信されるフレームの宛先となる端末装置が、エラーのないフレームを受信する確率を高めることができる。その結果、複数の端末装置に送信するためのフレームを使用して通信を行なう場合でも安定した通信ができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
図1は、本実施の形態における通信システム1000の構成を示す図である。通信システム1000は、たとえば、前述のPON通信システムである。
図1を参照して、通信システム1000は、端末装置100.1,100.2,・・・,100.5と、光カプラ300と、制御局装置200とから構成される。
端末装置100.1,100.2,・・・,100.5および制御局装置200は、たとえば、IEEE802.3ah標準の1000BASE−PX10規約に基づく装置である。端末装置100.1,100.2,・・・,100.5と、光カプラ300とは、光ファイバケーブルで接続されている。なお、光カプラ300に接続される端末装置は、5台に限定されることなく、6台以上であってもよいし、5台未満であってもよい。
端末装置100.1,100.2,・・・,100.5の各々は、たとえば、PC(Personal Computer)と接続される。なお、端末装置100.1,100.2,・・・,100.5の各々に接続されるPCは、1台に限定されることなく、複数台でもよい。なお、端末装置100.1,100.2,・・・,100.5の各々に接続される機器は、PCに限定されることなく、セットトップボックス、IP電話アダプタなどの専用端末およびそれらを束ねるルータ等であってもよい。
光カプラ300と、制御局装置200とは、光ファイバケーブルで接続されている。制御局装置200は、ネットワーク400と接続される。ネットワーク400は、インターネットなどの外部のネットワークである。
なお、通信システム1000は、前述の構成に限定されることはない。たとえば、1つの端末装置と、1つの制御局装置とが、光カプラを介さずに、光ファイバケーブルで接続される構成でもよい。また、制御局装置と端末装置間の接続は光ファイバケーブルに限定されることなく、同軸ケーブル、より対線ケーブル等の銅線や、無線で接続されていてもよい。
以下においては、制御局装置200と、端末装置100.1,100.2,・・・,100.5との間のデータ(フレーム)が伝送される複数の経路の各々を、論理パス(チャネル)ともいう。制御局装置200は、端末装置100.1,100.2,・・・,100.5のうち通信対象となる端末装置と、制御局装置200との間で形成される論理パスを介して、データ通信を行なう。以下においては、制御局装置200と端末装置100.nとの間の論理パスを、論理パスnと表記する。たとえば、制御局装置200と端末装置100.1との間の論理パスは、論理パス1となる。
また、以下においては、端末装置100.1,100.2,・・・,100.5を総括的に、端末装置100とも記載する。以下においては、制御局装置200と1つの端末装置100との間の論理パスを論理パスAともいう。また、以下においては、フレームを端末装置100から制御局装置200へ送信する方向を上り方向ともいう。また、フレームを制御局装置200から端末装置100へ送信する方向を下り方向ともいう。
なお、本発明では、光ファイバケーブルに伝送するデータに対し、FEC処理を行なうためのFECコードを付加することで、パケットの損失対策を行なうこととする。なお、パケットの損失対策としては、FECコードを使用する方法に限定されることなく、他の方法であってもよい。
図2は、制御局装置200の内部構成の一例を示すブロック図である。
図2を参照して、制御局装置200は、光送受信部205と、FECエラー訂正部210Aと、受信部220Aと、受信バッファ230Aと、通信部235とを備える。
受信バッファ230Aは、データを一時的に保持する機能を有する。受信バッファ230Aは、通信部235と接続されている。
通信部235は、ネットワーク400とデータの授受を行なう。
光送受信部205は、端末装置100から、論理パスAを介して受信した光信号としての受信フレームを、電気的なデジタルデータに変換して、FECエラー訂正部210Aへ送信する。
FECエラー訂正部210Aは、光送受信部205からの受信フレームにFECコードが付加されている場合、受信フレームが正常であるか否かを判定し、誤りがある場合はFECコードに基づいて受信フレームを訂正する。そして、付加されているFECコードを取り除いた、正常な受信フレームまたは訂正した受信フレームを、受信部220Aへ送信する。
FECエラー訂正部210Aは、光送受信部205および論理パスAを介して受信した受信フレームにFECコードが付加されていない場合、当該受信フレームに対して、上記処理を行なうことなく、受信フレームを受信部220Aへ送信する。
受信部220Aは、MAC層に相当するものである。受信部220Aは、FECエラー訂正部210Aからの受信フレームの識別等の処理を行い、受信フレームがエラーフレームであれば受信フレームを廃棄する。受信部220Aは、受信フレームがエラーフレームでなければ、当該受信フレームを、一旦、受信バッファ230Aに記憶させる。すなわち、光送受信部205、FECエラー訂正部210A、受信部220Aおよび受信バッファ230Aは、端末装置100からのデータを受信するための受信パスとして動作する。
受信部220Aが、受信バッファ230Aに記憶させたデータは、通常、通信部235を介して、ネットワーク400へ送信される。
制御局装置200は、さらに、送信バッファ230Bと、制御部240と、送信部220Bと、FECコード付加部210Bと、記憶部290とを備える。通信部235は、ネットワーク400とデータの授受を行なう。
送信バッファ230Bは、データを一時的に保持する機能を有する。ネットワーク400から、通信部235を介して受信したフレームは、一旦、送信バッファ230Bに記憶される。
記憶部290は、データを保持する媒体(たとえば、フラッシュメモリ)である。記憶部290には、端末装置100.1,100.2,・・・,100.5の各々毎に、送信するフレームにFECコードを付加するか否かの情報から構成されるFECコード付加管理テーブルが記憶されている。
図3は、1例としてのFECコード付加管理テーブルT100を示す図である。図3を参照して、FECコード付加管理テーブルT100は、複数の端末装置にそれぞれ対応する複数のFECコード付加情報から構成される。FECコード付加情報は、制御局装置200が下り方向(対応する端末装置)へ送信するフレームにFECコードを付加するか否かの情報を含む。
たとえば、端末装置100.3に対応するFECコード付加情報は、制御局装置200が端末装置100.3(下り方向)へ送信するフレームには、制御局装置200がFECコードを付加する必要がある旨の情報を示す。したがって、端末装置100.3は、FECコードが付加されていないフレームは、エラーフレームとして受信する確率が高くなり、安定した通信ができない。
FECコード付加管理テーブルT100の複数のFECコード付加情報は、制御局装置200が各端末装置に対して主信号による通信を開始する前に、制御局装置が各端末装置に対して、たとえば、ループバック試験等で得られた情報である。
ループバック試験は、通信システム1000内に新たな機器(以下、新規追加機器ともいう)を接続した場合に、新規追加機器が、制御局装置200と正常にデータ通信できるか否かを検証するための試験として行なわれる。また、ループバック試験は、通信システム1000のメンテナンス時等に行なわれる試験である。ここで、メンテナンスとは、通信システム1000内の端末装置100.1,100.2,・・・,100.5の各々と、制御局装置200との間で正常にデータ通信ができるか否の検証等である。ループバック試験は、制御局装置が、端末装置100.1,100.2,・・・,100.5の各々と、制御局装置200との間で、ループバック試験を行なうためのフレームの授受により行なわれる。
なお、FECコード付加管理テーブルT100のFECコード付加情報の取得方法はループバック試験に限定されない。端末装置から制御局装置に対して送信される主信号フレームを使用して取得してもよいし、制御局装置と端末装置で通信を開始する前に、予め端末装置のFECコード付加情報を設定しておいてもよい。
再び、図2を参照して、制御部240は、MAC制御層、OAM(Operation Administration and Maintenance)層に相当し、制御局装置200内の各部を制御する機能を有する。制御部240は、端末装置100とのアクセス制御、端末装置100の登録処理、端末装置100の各種設定・管理、前述のループバック試験などを行なうための制御を行なう。制御部240は、マイクロプロセッサ(Microprocessor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、その他の演算機能を有する回路のいずれであってもよい。
また、制御部240は、記憶部290にデータアクセスし、各種データ、各種設定データ等を記憶部290から読み出したり、各種データ、各種設定データ等を記憶部290に記憶させたりする。
端末装置100から、論理パスAを介して、受信された制御フレームは、受信部220Aによって、識別処理がされ、受信バッファ230Aに、分別されて記憶される。
制御部240は、受信バッファ230Aに記憶された制御フレームを解析する処理を行なう。また、制御部240は、送信部220Bへ、フレームを読み出させるための制御指示(以下、フレーム読出指示ともいう)を送信する。
送信部220Bは、MAC層に相当するものである。送信部220Bは、送信バッファ230Bに記憶されたフレームを随時読出し、FCS(Frame Check Sequence)等を整えたのち、FECコード付加部210Bへ送信する。
また、送信部220Bは、制御部240から送信指示が与えられると送信指示に対応するフレームを、送信バッファ230Bから読出し、FCS等を整えたのち、FECコード付加部210Bへ送信する。
制御部240は、送信フレームを伝送する論理パス(送信フレームの宛先)毎、すなわち、端末装置100.1,100.2,・・・,100.5毎の送信フレームに対して、FECコードを付加するか否かを決定し、FECコード付加部210Bを、FECコード付加モードおよびFECコードなしモードのいずれかに設定する。FECコード付加モードは、制御局装置200が送信するフレームに、FECコードを付加するモードである。FECコードなしモードは、制御局装置200が送信するフレームに、FECコードを付加しないモードである。
FECコード付加部210Bは、FECコード付加モードに設定されている場合、FECコードを生成し、当該生成したFECコードを送信フレームに付加し、FECコードを付加した送信フレームを、光送受信部205へ送信する。
光送受信部205は、受信した電気的なデジタルデータとしての送信フレームを、光信号に変換して、論理パスAを介して、1つの端末装置100へ送信する。
FECコード付加部210Bは、FECコードなしモードに設定されている場合、送信部220Bから受信したフレームを、そのまま、光送受信部205および論理パスAを介して、1つの端末装置100へ送信する。
すなわち、送信バッファ230B、送信部220B、FECコード付加部210Bおよび光送受信部205は、データを端末装置100へ送信するための送信パスとして動作する。
制御部240は、論理パス毎、すなわち、端末装置100.1,100.2,・・・,100.5の各々に送信するフレーム毎に、FECコード付加部210Bを、FECコード付加モードまたはFECコードなしモードのいずれかに設定する。
次に、制御局装置200が、複数の端末装置へ、フレームを送信する処理(以下、送信処理ともいう)について説明する。なお、以下においては、特定の1台の端末装置に送信するためのフレームを、ユニキャストフレームともいう。
図4は、フレームの構成を示す図である。図4を参照して、フレームは、プリアンブル部と、宛先アドレス部と、送信元アドレス部と、フレームタイプ部と、データ部と、FCS(Frame Check Sequence)部とから構成される。
プリアンブル部は、フレームを受信した装置が同期をとるための記述が存在する部分である。宛先アドレス部は、フレームの宛先がMACアドレスで記述される部分である。フレームが、マルチキャストフレームである場合、宛先のMACアドレスは、特定の複数の端末装置に対応するアドレスとなる。送信元アドレス部は、フレームを送信する側のMACアドレスが記述される部分である。
フレームタイプ部は、データ部のデータのプロトコルが記述される部分である。データ部は、データの内容が記述される部分である。FCS部は、誤り検出に使用される記述が存在する部分である。
図5は、送信処理のフローチャートである。図5を参照して、ステップS110では、フレームを受信したか否かが判定される。具体的には、制御部240が、フレームが送信バッファ230Bに記憶されたか否かを判定する。送信バッファ230Bに記憶されるフレームは、ネットワーク400から通信部235を介して受信したフレームである。以下においては、ネットワーク400から通信部235を介して受信したフレームを受信フレームともいう。ステップS110において、YESならば、ステップS120に進む。一方、ステップS110において、NOならば、再度、ステップS110の処理が行なわれる。
ステップS120では、制御部240が、送信バッファ230Bに記憶された受信フレームと、記憶部290に記憶されているアドレス対応テーブルとを参照して、フレームの宛先を判定する。
図6は、1例としてのアドレス対応テーブルT200を示す図である。図6を参照して、アドレス対応テーブルT200は、受信フレームの宛先のMACアドレスと、宛先のMACアドレスに対応する端末装置またはグループとの対応関係を示したテーブルである。なお、アドレス対応テーブルT200では、MACアドレスの代わりに、IPアドレスやVLAN識別子、或はそれらの組み合わせ等が使用されてもよい。
アドレス対応テーブルT200を参照して、受信フレームの宛先のMACアドレスが、たとえば、AABであれば、受信フレームは、端末装置100.2へ送信される。グループA,B,C,D,Eの各々は、複数の端末装置を含むグループである。受信フレームの宛先のMACアドレスが、たとえば、GABであれば、受信フレームは、グループBに含まれる複数の端末装置へ送信される。すなわち、受信フレームの宛先のMACアドレスが特定のグループを示すアドレスであるということは、受信フレームの宛先のMACアドレスが特定のグループに含まれる複数の端末装置を示すアドレスであるということである。この場合、受信フレームの宛先は、複数の端末装置となる。すなわち、受信フレームの宛先と、複数の端末装置は対応関係にある。なお、グループA,B,C,D,Eの詳細については後述する。
再び、図5を参照して、ステップS120において、受信フレームの宛先のMACアドレスが、たとえば、AACであれば、制御部240は、受信フレームの宛先を、端末装置100.3と判定する。その後、ステップS130に進む。
ステップS130では、制御部240が、受信フレームがマルチキャストフレームであるか否かを判定する。ステップS130において、YESならば、後述するステップS152に進む。一方、ステップS130において、NOならば、ステップS132に進む。
ステップS132では、制御部240が、受信フレームがブロードキャストフレームであるか否かを判定する。ステップS132において、YESならば、後述するステップS152に進む。一方、ステップS132において、NOならば、ステップS142に進む。ステップS142に進む場合、受信フレームは、ユニキャストフレームとなる。
ステップS142では、FECコードを付加するか否かの決定が行なわれる。具体的には、制御部240が、記憶部290に記憶されているFECコード付加管理テーブルT100のうち、ステップS120で判定した宛先に対応するFECコード付加情報を参照する。たとえば、ステップS120で判定された宛先が、端末装置100.1である場合、制御部240は、受信フレームを端末装置100.1へ送信する際、当該受信フレームにFECコードを付加することに決定する。
また、ステップS120で判定された宛先が、端末装置100.2である場合、制御部240は、受信フレームにFECコードを付加しないことに決定する。その後、後述するステップS180に進む。
前述のステップS130またはステップS132において、YESならば、ステップS152に進む。
ステップS152では、FECコード付加管理テーブルT100の情報に関係なく、無条件に、受信フレームにFECコードを付加することに決定する。その後、ステップS180に進む。
ステップS180では、FECコードを付加するか否かの決定結果に基づいて、受信フレームを、対応する宛先へ送信する。
まず、受信フレームにFECコードが付加されることが決定され、かつ、受信フレームが、ユニキャストフレームである場合に行なわれる処理について説明する。ユニキャストフレームの宛先は、たとえば、端末装置100.1であるとする。
この場合、まず、制御部240が、FECコード付加部210Bを、FECコード付加モードに設定する。そして、制御部240は、送信バッファ230Bから受信フレームを読み出すための受信フレーム読出指示を、送信部220Bへ送信する。送信部220Bは、受信フレーム読出指示を受信すると、送信バッファ230Bから受信フレームを読み出し、FECコード付加部210Bへ送信する。FECコード付加モードに設定されたFECコード付加部210Bは、受信フレームに、FECコードを付加し、当該FECコードを付加した受信フレームを、光送受信部205および論理パス1を介して、端末装置100.1へ送信する。
次に、受信フレームにFECコードが付加されないことが決定され、かつ、受信フレームが、ユニキャストフレームである場合に行なわれる処理について説明する。ユニキャストフレームの宛先は、たとえば、端末装置100.1であるとする。
この場合、まず、制御部240が、FECコード付加部210Bを、FECコードなしモードに設定する。そして、制御部240は、送信バッファ230Bから受信フレームを読み出すための受信フレーム読出指示を、送信部220Bへ送信する。送信部220Bは、受信フレーム読出指示を受信すると、送信バッファ230Bから受信フレームを読み出し、FECコード付加部210Bへ送信する。FECコードなしモードに設定されたFECコード付加部210Bは、受信フレームに、FECコードを付加せず、そのまま、当該受信フレームを、光送受信部205および論理パス1を介して、端末装置100.1へ送信する。
次に、受信フレームにFECコードが付加されることが決定され、かつ、受信フレームが、マルチキャストフレームまたはブロードキャストフレームである場合に行なわれる処理について説明する。マルチキャストフレームまたはブロードキャストフレームの宛先は、たとえば、端末装置100.1,100.2,100.5であるとする。
この場合、まず、制御部240が、FECコード付加部210Bを、FECコード付加モードに設定する。そして、制御部240は、送信バッファ230Bから受信フレームを読み出すための受信フレーム読出指示を、送信部220Bへ送信する。送信部220Bは、受信フレーム読出指示を受信すると、送信バッファ230Bから受信フレームを読み出し、FECコード付加部210Bへ送信する。FECコード付加モードに設定されたFECコード付加部210Bは、受信フレームに、FECコードを付加し、当該FECコードを付加した受信フレームを、光送受信部205および論理パス1と、光送受信部205および論理パス2と、光送受信部205および論理パス5とを介して、端末装置100.1,100.2,100.5へ送信する。
以上によりこのフレーム送信処理は終了する。
以上説明したように、本実施の形態では、制御局装置200が、同報フレーム(マルチキャストフレームまたはブロードキャストフレーム)であるフレームを受信した場合、無条件に、受信フレームにFECコードを付加して、受信フレームの宛先に送信する。
したがって、制御局装置200から送信されるフレームの宛先となる端末装置が、エラーのないフレームを受信する確率を高めることができる。その結果、複数の端末装置に送信するためのフレームを使用して通信を行なう場合でも安定した通信ができるという効果を奏する。
<第1の実施の形態の変形例1>
第1の実施の形態では、制御局装置200が、複数の端末装置へ送信するためのフレームに対し、無条件に、FECコードを付加していた。そのため、FECコードの付加を必要とする端末装置が存在しない場合、当該端末装置と、制御局装置200との論理パスの実効帯域が不必要に低下してしまう。本実施の形態では、論理パスの実効帯域の低下を防ぐ処理について説明する。
本実施の形態における、通信システムは、第1の実施の形態1000と同様なので詳細な説明は繰り返さない。また、制御局装置200も、第1の実施の形態と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
次に、本実施の形態の制御局装置200が、複数の端末装置へ、フレームを送信する処理(以下、送信処理Aともいう)について説明する。
図7は、送信処理Aのフローチャートである。図7を参照して、ステップS210では、前述のステップS110と同様な処理が行なわれるので、詳細な説明は繰り返さない。ステップS210において、YESならば、ステップS220に進む。一方、ステップS210において、NOならば、再度、ステップS210の処理が行なわれる。
ステップS220では、制御部240が、送信バッファ230Bに記憶された受信フレームと、記憶部290に記憶されているアドレス対応テーブルT200とを参照して、フレームの宛先を判定する。本実施の形態では、受信フレームが、マルチキャストフレームまたはブロードキャストフレームである場合、受信フレームの宛先のMACアドレスは、GAAであるとする。すなわち、受信フレームが、マルチキャストフレームまたはブロードキャストフレームである場合、制御240により判定される受信フレームの宛先は、グループAとなる。ここで、グループAには、端末装置100.1,100.2,100.3,100.4,100.5が含まれるとする。
なお、制御部240は、受信フレームが、ユニキャストフレームである場合、受信フレームの宛先は、受信フレームの宛先のMACアドレスに対応する端末装置となる。その後、ステップS230に進む。
ステップS230では、前述のステップS130と同様な処理が行なわれるので、詳細な説明は繰り返さない。ステップS230において、YESならば、後述するステップS252に進む。一方、ステップS230において、NOならば、ステップS232に進む。
ステップS232では、前述のステップS132と同様な処理が行なわれるので、詳細な説明は繰り返さない。ステップS232において、YESならば、後述するステップS252に進む。一方、ステップS232において、NOならば、ステップS242に進む。ステップS242に進む場合、受信フレームは、ユニキャストフレームとなる。
ステップS242では、前述のステップS142と同様な処理が行なわれるので、詳細な説明は繰り返さない。その後、後述するステップS280に進む。
前述のステップS230またはステップS232において、YESならば、ステップS252に進む。ステップS252に進む場合、受信フレームは、マルチキャストフレームまたはブロードキャストフレームとなる。前述したように、受信フレームが、マルチキャストフレームまたはブロードキャストフレームである場合、制御240により判定される受信フレームの宛先は、グループAとなる。
ステップS252では、制御部240が、記憶部290に記憶されているFECコード付加管理テーブルを参照して、受信フレームにFECコードを付加するか否かを決定する。FECコード付加管理テーブルが、図3のFECコード付加管理テーブルT100である場合、受信フレームは、グループAに含まれる端末装置100.1,100.2,100.3,100.4,100.5に送信するフレームであるため、制御部240は、当該受信フレームにFECコードを付加することに決定する。すなわち、制御部240は、端末装置100.1,100.2,100.3,100.4,100.5のうち、少なくとも1つの端末装置に送信する受信フレームに、FECコードを付加する必要がある場合、当該受信フレームにFECコードを付加することに決定する。
なお、FECコード付加管理テーブルが、以下のFECコード付加管理テーブルT100Aである場合、制御部240は、当該受信フレームにFECコードを付加しないに決定する。
図8は、1例としてのFECコード付加管理テーブルT100Aを示す図である。図8を参照して、FECコード付加管理テーブルT100Aは、端末装置100.1,100.2,100.3,100.4,100.5に送信するフレームには、FECコードを付加する必要がない旨の情報を示す。
再び、図7を参照して、ステップS252の処理が終了すると、ステップS280に進む。
ステップS280では、前述のステップS180と同様な処理が行なわれるので、詳細な説明は繰り返さない。ステップS280の処理が終了すると、この送信処理Aは終了する。
以上説明したように、本実施の形態では、制御局装置200が、同報フレーム(マルチキャストフレームまたはブロードキャストフレーム)であるフレームを受信した場合、FECコード付加管理テーブルを参照して、受信フレームにFECコードを付加するか否かを決定する。そして、決定結果に基づき、FECコードを付加したフレームまたはFECコードを付加しないフレームを、受信フレームの宛先に送信する。
したがって、FECコードの付加を必要としない複数の端末装置へフレームを送信する場合、FECコードを付加しない。すなわち、不必要なFECコードの付加を防止することができる。当該複数の端末装置と、制御局装置200との論理パスの実効帯域が不必要に低下してしまうことを防ぐことができる。
<第1の実施の形態の変形例2>
本実施の形態では、受信フレームの宛先が、複数のグループのうちのいずれかのグループである場合の処理について説明する。
本実施の形態における、通信システムは、第1の実施の形態1000と同様なので詳細な説明は繰り返さない。また、制御局装置200も、第1の実施の形態と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
次に、本実施の形態の制御局装置200が、複数の端末装置へ、フレームを送信する処理(以下、送信処理Bともいう)について説明する。
図9は、送信処理Bのフローチャートである。図9を参照して、ステップS310では、前述のステップS110と同様な処理が行なわれるので、詳細な説明は繰り返さない。ステップS310において、YESならば、ステップS320に進む。一方、ステップS310において、NOならば、再度、ステップS310の処理が行なわれる。
ステップS320では、制御部240が、送信バッファ230Bに記憶された受信フレームと、記憶部290に記憶されているアドレス対応テーブルT200とを参照して、フレームの宛先を判定する。本実施の形態では、受信フレームが、マルチキャストフレームまたはブロードキャストフレームである場合、受信フレームの宛先のMACアドレスは、GAA、GAB、GAC、GADおよびGAEのいずれかであるとする。すなわち、受信フレームが、マルチキャストフレームまたはブロードキャストフレームである場合、制御240により判定される受信フレームの宛先は、グループA、グループB、グループC、グループDまたはグループEとなる。たとえば、受信フレームの宛先のMACアドレスが、GACの場合、制御240により判定される受信フレームの宛先は、グループCとなる。
なお、制御部240は、受信フレームが、ユニキャストフレームである場合、制御240により判定される受信フレームの宛先は、受信フレームの宛先のMACアドレスに対応する端末装置となる。その後、ステップS330に進む。
ステップS330では、前述のステップS130と同様な処理が行なわれるので、詳細な説明は繰り返さない。ステップS330において、YESならば、後述するステップS352に進む。一方、ステップS330において、NOならば、ステップS332に進む。
ステップS332では、前述のステップS132と同様な処理が行なわれるので、詳細な説明は繰り返さない。ステップS332において、YESならば、後述するステップS352に進む。一方、ステップS332において、NOならば、ステップS342に進む。ステップS342に進む場合、受信フレームは、ユニキャストフレームとなる。
ステップS342では、前述のステップS142と同様な処理が行なわれるので、詳細な説明は繰り返さない。その後、後述するステップS380に進む。
前述のステップS330またはステップS332において、YESならば、ステップS352に進む。ステップS352に進む場合、受信フレームは、マルチキャストフレームまたはブロードキャストフレームとなる。
ステップS352では、制御部240が、記憶部290に予め記憶されているグループ管理テーブルT300およびFECコード付加管理テーブルT100を参照して、受信フレームにFECコードを付加するか否かを決定する。
図10は、グループ管理テーブルT300を示す図である。図10を参照して、グループ管理テーブルT300は、複数のグループにそれぞれ対応する複数のグループ情報から構成される。グループ情報は、グループの名称と、グループに含まれる複数の端末装置の情報とを含む。
たとえば、グループAに対応するグループ情報は、グループAに端末装置100.1,100.2,100.3,100.4,100.5が含まれるという情報を示す。
また、たとえば、グループCに対応するグループ情報は、グループCに端末装置100.2,100.4,100.5が含まれるという情報を示す。
再び、図9を参照して、ステップS352で行なわれる具体的な処理について説明する。制御部240は、グループ管理テーブルT300を参照して、受信フレームの宛先のグループに含まれる複数の端末装置を判定する。そして、制御部240は、FECコード付加管理テーブルT100を参照して、判定した複数の端末装置のうち、少なくとも1つの端末装置に送信する受信フレームに、FECコードを付加する必要がある場合、当該受信フレームにFECコードを付加することに決定する。
ステップS320で判定された受信フレームの宛先が、たとえば、グループAである場合、制御部240は、グループ管理テーブルT300を参照して、グループAに含まれる複数の端末装置を、端末装置100.1,100.2,100.3,100.4,100.5であると判定する。そして、制御部240は、FECコード付加管理テーブルT100を参照して、判定した端末装置100.1,100.2,100.3,100.4,100.5のうち、少なくとも1つの端末装置に送信する受信フレームに、FECコードを付加する必要があるので、当該受信フレームにFECコードを付加することに決定する。
また、ステップS320で判定された受信フレームの宛先が、たとえば、グループCである場合、制御部240は、グループ管理テーブルT300を参照して、グループCに含まれる複数の端末装置を、端末装置100.2,100.4,100.5であると判定する。そして、制御部240は、FECコード付加管理テーブルT100を参照して、判定した端末装置100.2,100.4,100.5のうち、いずれの端末装置に送信する受信フレームにもFECコードを付加する必要がないので、当該受信フレームにFECコードを付加しないことに決定する。
なお、受信フレームの宛先がグループである場合、グループ管理テーブルT300およびFECコード付加管理テーブルT100を使用して、制御部240が、グループ毎に、FECコードを付加する必要があるか否かを予め設定しておいてもよい。この場合、記憶部290には、以下のグループ別FECコード付加管理テーブルが予め記憶される。
図11は、一例としてのグループ別FECコード付加管理テーブルT400を示す図である。図11を参照して、グループ別FECコード付加管理テーブルT400は、複数のグループにそれぞれ対応する複数のグループ情報から構成される。グループ情報は、グループの名称と、グループに含まれる複数の端末装置に送信するフレームにFECコードを付加するか否かの情報とを含む。
制御部240は、受信フレームの宛先のグループに応じて、グループ別FECコード付加管理テーブルT400を参照して、当該受信フレームにFECコードを付加するか否かを決定する。
再び、図9を参照して、ステップS352の処理が終了すると、ステップS380に進む。
ステップS380では、前述のステップS180と同様な処理が行なわれるので、詳細な説明は繰り返さない。ステップS380の処理が終了すると、この送信処理Bは終了する。
以上説明したように、本実施の形態では、制御局装置200が、同報フレーム(マルチキャストフレームまたはブロードキャストフレーム)であるフレームを受信した場合、受信フレームの宛先のグループを判定し、グループ管理テーブルT300を参照して、受信フレームの宛先のグループに含まれる複数の端末装置を判定する。そして、制御部240は、FECコード付加管理テーブルT100を参照して、判定した複数の端末装置のうち、少なくとも1つの端末装置に送信する受信フレームに、FECコードを付加する必要がある場合、当該受信フレームにFECコードを付加することに決定する。そして、決定結果に基づき、FECコードを付加したフレームまたはFECコードを付加しないフレームを、受信フレームの宛先に送信する。
したがって、受信フレームの宛先であるグループに応じて、受信フレームにFECコードを付加するか否かを判定するため、第1の実施の形態の変形例1よりも確実に、不必要なFECコードの付加を防止することができる。そのため、フレームを送信する複数の端末装置と、制御局装置200との論理パスの実効帯域が不必要に低下してしまうことを、第1の実施の形態の変形例1よりも確実に防ぐことができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施の形態における通信システムの構成を示す図である。 制御局装置の内部構成の一例を示すブロック図である。 1例としてのFECコード付加管理テーブルを示す図である。 フレームの構成を示す図である。 送信処理のフローチャートである。 1例としてのアドレス対応テーブルを示す図である。 送信処理Aのフローチャートである。 1例としてのFECコード付加管理テーブルを示す図である。 送信処理Bのフローチャートである。 グループ管理テーブルを示す図である。 一例としてのグループ別FECコード付加管理テーブルを示す図である。
符号の説明
100,100.1,100.2,・・・,100.5 端末装置、210A FECエラー訂正部、210B FECコード付加部、240 制御部、200 制御局装置、290 記憶部、1000 通信システム。

Claims (5)

  1. フレームを受信する受信部と、
    受信フレームの宛先が複数であるか否かを判定する判定部と、
    宛先が複数である宛先複数フレームを受信した場合、前記宛先複数フレームに前方誤り訂正コードを付加するコード付加部と、
    前記前方誤り訂正コードを付加した前記宛先複数フレームを、対応する複数の宛先へ送信する送信部とを備える、通信装置。
  2. 前記コード付加部が、前記宛先複数フレームに前記前方誤り訂正コードを付加するのは、少なくとも1つの端末装置が、前記前方誤り訂正コードの付加を必要としている場合である、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記コード付加部が、前記宛先複数フレームに前記前方誤り訂正コードを付加するのは、前記宛先複数フレームに対応する複数の宛先のうち、少なくとも1つの宛先に対応する端末装置が、前記前方誤り訂正コードの付加を必要としている場合である、請求項1に記載の通信装置。
  4. 複数のグループの情報を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記複数のグループの情報の各々は、対応するグループに含まれる複数の端末装置を特定する情報であり、
    前記コード付加部が、前記宛先複数フレームに前記前方誤り訂正コードを付加するのは、前記宛先複数フレームに対応する複数の宛先が前記複数のグループのうちの1つのグループを示す場合で、かつ、対応する前記1つのグループに含まれる複数の端末装置のうち、少なくとも1つの端末装置が、前記前方誤り訂正コードの付加を必要としている場合である、請求項1に記載の通信装置。
  5. フレームを送受信可能な通信装置に実行させる通信方法であって、
    フレームを受信するステップと、
    受信フレームの宛先が複数であるか否かを判定するステップと、
    宛先が複数である宛先複数フレームを受信した場合、前記宛先複数フレームに前方誤り訂正コードを付加するステップと、
    前記前方誤り訂正コードを付加した前記宛先複数フレームを、対応する複数の宛先へ送信するステップとを含む、通信方法。
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JP2007324699A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Sharp Corp 通信システム、通信方法および通信装置
JP2012090192A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Hitachi Ltd 光通信カード、及び光伝送装置
JP2012529848A (ja) * 2009-06-10 2012-11-22 アルカテル−ルーセント 複数のトランシーバへのチャネル適応型エラー耐性のある伝送のためのシステム

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