JP2007142497A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像読み取り機能及びファクシミリ機能を有する多機能画像形成装置において、上下(高さ)寸法を小型にすることにより、多機能画像形成装置の設置性を向上させる。
【解決手段】 多機能画像形成装置の前面側に操作パネル部80及び原稿挿入口42aを設けるとともに、原稿排出口42bを略水平方向に向けて開口させる。これにより、画像読み取りが完了した原稿は、略水平方向に向けて開口した原稿排出口42bから排出されるので、排出された原稿を載置するための排出トレイ等を上方側に延びるように設ける必要がない。したがって、多機能画像形成装置1の上下(高さ)寸法を小型にすることができるので、上方側に比較的大きな空間を確保する必要がなく、多機能画像形成装置1の設置性を向上させることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像読み取り機能を有する画像形成装置に関するもので、特に、送受信機能を備えるファクシミリ装置に適用して有効である。
画像読み取り機能を有する画像形成装置として、例えば特許文献1に記載の発明では、読み取り用の原稿が載置される読取原稿載置ガイドを本体部の上方側に設けるとともに、読取原稿載置ガイドに載置された原稿を後部上方側から前部下方側に搬送しながら原稿に記載された画像を読み取る構造となっている。
特開2000−49989号公報
しかし、特許文献1に記載の発明のような、いわゆるシートフィード(SF)方式の画像読取機能付き画像形成装置では、読取原稿載置ガイドが画像形成装置の筐体の上部から更に上方側に向けて延びているので、画像形成装置の上下(高さ)寸法が必然的に大きくなってしまう。このため、特許文献1に記載の発明では、上方側に比較的大きな空間を確保することができない場所に設置できないという問題がある。
また、SF方式の画像形成装置は、棚の上に設置されることが多いが、SF方式の画像形成装置を設置するには、上方側に比較的大きな空間を確保する必要があるため、画像形成装置の上方側に他に用途がない比較的に大きな無駄な空間(デットスペース)が発生し易いという問題がある。
本発明は、上記点に鑑み、画像読み取り機能を有する画像形成装置において、上下(高さ)寸法を小型にすることにより、画像形成装置の設置性を向上させることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、記録媒体に画像を形成する画像形成部(10)と、原稿に記載されている画像を読み取る画像読取手段(43)と、画像形成部(10)及び画像読取手段(43)を収納する筐体(3)と、ユーザにより操作される操作パネル部(80)と、原稿挿入口(42a)から挿入された原稿を画像読取手段(43)を経由して原稿排出口(42b)まで搬送する原稿搬送手段(41)とを備え、原稿挿入口(42a)及び操作パネル部(80)は、筐体(3)の側壁部(3b)側に設けられおり、さらに、原稿排出口(42b)は、略水平方向に向けて開口していることを特徴とする。
通常、画像形成装置は、操作パネル部(80)側を前面として設置されるので、本発明に係る画像形成装置では、原稿挿入口(42a)が画像形成装置の前面側に位置することになり、読み取り用の原稿は、前面側から画像形成装置に挿入されることになる。このため、本発明では、読取原稿載置ガイド等を画像形成装置の上部に設ける必要がない。
また、画像読み取りが完了した原稿は、略水平方向に向けて開口した原稿排出口(42b)から排出されるので、排出された原稿を載置するための排出トレイ等を上方側に延びるように設ける必要がない。
したがって、画像形成装置の上下(高さ)寸法を小型にすることができるので、上方側に比較的大きな空間を確保する必要がなく、画像形成装置の上方側に比較的に大きなデットスペースが発生してしまうことを防止できる。延いては、棚の中等の比較的高さの低いスペースに画像形成装置を設置することができ、画像形成装置の設置性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明では、原稿挿入口(42a)及び操作パネル部(80)を覆う状態と、原稿挿入口(42a)及び操作パネル部(80)を露出させる状態とを切り替えるカバー部材(3c)が筐体(3)に設けられていることを特徴とする。
これにより、原稿挿入口(42a)及び操作パネル部(80)に塵埃等が付着することを抑制できるので、例えば原稿排出口(42b)から進入した塵埃により画像読取手段(43)が汚れてしまうことを未然に防止できるとともに、原稿挿入口(42a)及び操作パネル部(80)の機能形状に拘束されることなく、画像形成装置の意匠形状を美観に優れたものとすることが可能となる。
なお、請求項2に記載の発明において、操作パネル部(80)は、請求項3に記載の発明のごとく、カバー部材(3c)に設けることが望ましい
請求項4に記載の発明では、画像形成部(10)は、筐体(3)の下方側に設けられ、画像形成前の記録媒体が収納された媒体供給トレイ(21)と、媒体供給トレイ(21)の上方側に設けられ、媒体供給トレイ(21)から搬送されてきた記録媒体に画像を転写する画像転写部(50、60)と、画像転写部(50、60)より記録媒体の搬送方向下流側であって、かつ、画像転写部(50、60)より上方側に設けられ、記録媒体に転写された画像を定着させる定着部(70)と、媒体供給トレイ(21)から供給された記録媒体を画像転写部(50、60)に搬送するとともに、定着が終えた記録媒体を筐体(3)の上方側に設けられた排出トレイ(5)に搬送することにより、媒体供給トレイ(21)から排出トレイ(5)に至る略U字状に湾曲した媒体搬送経路(L1)を構成する記録媒体搬送手段とを有して構成されていることを特徴とする。
ところで、記録媒体を滑らかに搬送させながら、その搬送方向を転向させる際には、転向部の曲率半径をできるだけ大きくすることが望ましいが、転向部の曲率半径を大きくすると、画像形成装置の水平方向寸法が大きくなってしまう。
このため、仮に媒体搬送経路を略S字状とすると、略U字状の媒体搬送経路と比べて転向部の数が多くなってしまうので、画像形成装置の水平方向寸法が大きくなってしまう。つまり、媒体搬送経路を略U字状とすれば、略S字状の媒体搬送経路を有する画像形成装置に比べて画像形成装置の水平方向寸法を小さくすることができる。
したがって、請求項4に記載の発明のごとく、媒体搬送経路を略U字状とすれば、画像読取手段(43)を設けても画像形成装置の水平方向寸法が拡大してしまうことを抑制できる。
そして、請求項4の場合において、請求項5に記載の発明のごとく、画像読取手段(43)を筐体(3)内のうち排出トレイ(5)の下方側に相当する部位に収納すれば、排出トレイ(5)の下方側に発生するデットスペースに画像読取手段(43)を配置することとなるので、画像読取手段(43)を設けることによって画像形成装置が更に大型化してしまうことを防止しつつ、画像形成装置の水平方向寸法が大きくなってしまうことを抑制することができる。
請求項6に記載の発明では、画像形成部(10)は、筐体(3)の下方側に設けられ、画像形成前の記録媒体が収納された媒体供給トレイ(21)と、媒体供給トレイ(21)の上方側に設けられ、記録媒体に画像を転写する画像転写部(50、60)と、画像転写部(50、60)より記録媒体の搬送方向下流側に設けられ、記録媒体に転写された画像を定着させる定着部(70)と、媒体供給トレイ(21)から供給される記録媒体の搬送方向を略180°転向させて画像転写部(50、60)に搬送するとともに、定着が終えた記録媒体の搬送方向を略180°転向させて記録媒体を筐体(3)の上方側に設けられた排出トレイ(5)に搬送することにより、媒体供給トレイ(21)から排出トレイ(5)に至る略S字状の媒体搬送経路(L1)を構成する記録媒体搬送手段とを有して構成されており、さらに、画像読取手段(43)は、筐体(3)のうち原稿挿入口(42a)側に配置されていることを特徴としている。
前述したように、媒体搬送経路(L1)を略U字状とすると、画像形成装置の水平方向寸法が拡大することを抑制できるものの、定着部(70)を画像転写部(50、60)より上方側に配置せざるを得ないので、画像形成装置の上下(高さ)方向寸法が拡大してしまうおそれがある。これに対して、媒体搬送経路(L1)を略S字状とすると、定着部(70)と画像転写部(50、60)とを水平方向に並べるように配置することが可能となる。
したがって、請求項6に記載の発明のごとく、媒体搬送経路(L1)を略S字状とすれば、画像形成装置の上下寸法の拡大を抑制することができる。
請求項7に記載の発明では、画像読取手段(43)にて画像の読み取りが終了した原稿を排出トレイ(5)に搬送する原稿搬送手段を備えることを特徴とする。
これにより、画像形成が終了した記録媒体が載置されるトレイと画像読み取りが終了した原稿が載置されるトレイとを共用化することができるので、画像形成装置の小型化を図ることができる。
請求項8に記載の発明では、画像読取手段(43)にて画像の読み取りが終了した原稿を排出トレイ(5)に搬送する原稿搬送経路(L2)を構成する原稿搬送手段を備え、媒体搬送経路(L1)の一部と原稿搬送経路(L2)の一部とが共用化されていることを特徴とする。
これにより、原稿搬送経路(L2)と媒体搬送経路(L1)とがそれぞれ独立して設けられている場合に比べて、画像形成装置の小型化を図ることができる。
なお、媒体搬送経路(L1)と原稿搬送経路(L2)の一部とを共用化するにあたっては、請求項9に記載の発明のごとく、媒体搬送経路(L1)のうち、媒体供給トレイ(21)から供給される記録媒体の搬送方向が略180°転向する部位より搬送方向下流側において、媒体搬送経路(L1)の一部と原稿搬送経路(L2)の一部とを共用化することが望ましい。
また、本発明は、請求項10に記載の発明のごとく、原稿排出口(42b)とは別に、画像形成部(10)にて画像形成を終えた記録媒体が排出される媒体排出口(7)を設けても実施することができる。
また、本発明は、請求項11に記載の発明のごとく、画像読取手段(43)にて読み取られた画像を送信するとともに、送信されてきた画像を画像形成部(10)側に送る画像送受信手段(90)を設けることにより、ファクシミリ機能を備えるようにしてもよい。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段に限定されるものではない。
本実施形態は本発明に係る画像形成装置を、電子写真方式の画像形成機能(レーザプリンタ機能)、画像読み取り機能(スキャナ機能)及びファクシミリ機能を有する多機能画像形成装置に適用したものであり、以下に本実施形態を図面と共に説明する。
(第1実施形態)
1.多機能画像形成装置の外観構成
図1は本実施形態に係る多機能画像形成装置1の外観を示す斜視図であり、この多機能画像形成装置1は、紙面上側を重力方向上方側として設置され、通常、紙面手前側を前側として使用される。
そして、多機能画像形成装置1の筐体3の上面側には、印刷を終えて筐体3から排出される記録媒体が載置される排紙トレイ5が設けられている。なお、本実施形態では、記録媒体として、紙やOHPシート等の用紙を想定している。
また、排紙トレイ5は、後方側に向かうほど、筐体3の上面から下がるように傾斜した載置面5aにて構成されており、この載置面5aの後端側には、印刷が終了した記録媒体が排出される排出部7が設けられている。
そして、排紙トレイ5のうち多機能画像形成装置1の前面側に相当する部位には、載置面5aを拡張する拡張トレイ5bが設けられており、以降、特に断りがない場合には、拡張トレイ5bも含めて排紙トレイ5と呼ぶ。
因みに、本実施形態では、拡張トレイ5bは、載置面5aに回転可能に組み付けられているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば拡張トレイ5bを載置面5aに着脱可能に組み付けてもよい。
2.多機能画像形成装置の構成
2.1.概略構成
図2は多機能画像形成装置1の要部を示す側断面図である。そして、画像形成部10は記録媒体に画像を形成する画像形成手段を構成するものであり、フィーダ部20は、画像形成部10に記録媒体を供給する搬送手段の一部を構成するもので、このフィーダ部20は、後述する給紙トレイ21から給紙された記録媒体の搬送方向をUターンさせるように略180°転向させて、給紙トレイ21の上方側に配置された画像形成部10に記録媒体を搬送する。
排出シュート30は、画像形成部10にて画像形成が終了した記録媒体の搬送方向をUターンさせるように略180°転向させて、記録媒体を定着ユニット70の上方に設けられた排出部7に案内する案内部材を構成するものである。
また、排出シュート30により形成される記録媒体の搬送経路31の最下流部には、搬送されてきた記録媒体を排紙トレイ5に排出する排出ローラ32が設けられており、本実施形態に係る排出ローラ32は、両面印刷時に、その回転方向を逆転させて片面印刷が終了した記録媒体を両面印刷用の搬送経路33に搬送する搬送方向逆転機能を有している。
そして、筐体3の側壁部、つまり筐体3の前面部3a側には、原稿に記載されている画像を読み取る画像読取部(画像スキャナ部)40が収納されている。なお、以下、筐体3のうち、画像形成部10が収納されている部分を筐体本体部3bと呼び、画像読取部40が収納された前面部3aをスキャナ筐体部3aと呼ぶ。
また、送受信基板90は、画像読取部40にて読み取られた画像データを変換して電話回線を介して他のファクシミリ装置に送信するとともに、他のファクシミリ装置から送信されてきた画像データを受信して画像形成部10に送る画像送受信手段を構成するものである。
2.3.フィーダ部
フィーダ部20は、筐体3の最下部に収納された給紙トレイ21、給紙トレイ21の前端部上方に設けられて給紙トレイ21に載置された記録媒体を画像形成部10に給紙(搬送)する給紙ローラ22、及び給紙ローラ22と対向する部位に配設されて記録媒体に所定の搬送抵抗を与えることにより記録媒体を1枚毎に分離する分離パッド23等を有して構成されている。
そして、給紙トレイ21に載置されている記録媒体は、筐体3内の前方側にてUターンするようにして、筐体3内の略中央部に配設された画像形成部10に搬送される。このため、給紙トレイ21から画像形成部10に至る記録媒体の搬送経路のうち、略U字状に転向する部位には、略U字状に湾曲しながら画像形成部10に搬送される記録媒体に搬送力を与える搬送ローラ24が配設されている。
なお、記録媒体を挟んで搬送ローラ24と対向する部位には、記録媒体を搬送ローラ24に押さえ付ける加圧ローラ25が配設されており、この加圧ローラ25は、コイルバネ等の弾性手段(図示せず。)にて搬送ローラ24側に押圧されている。
また、給紙トレイ21から画像形成部10に至る搬送経路のうち画像形成部10の入口には、記録媒体に搬送抵抗を付与して記録媒体の搬送状態を整える一対のローラからなるレジストローラ26が配設されている。
2.3.画像形成部
画像形成部10は、露光装置(スキャナ部)50、プロセスカートリッジ60及び定着ユニット70等を有して構成されている。
2.3.1.露光装置
露光装置50は、筐体3内の上部に設けられて後述する感光ドラム61の表面に静電潜像を形成するものであり、具体的には、レーザ光源、ポリゴンミラー、fθレンズ、及び反射鏡等から構成されている。
そして、画像データに基づいてレーザ光源から発光されるレーザビームは、ポリゴンミラーで偏向されて、fθレンズを通過した後、反射鏡によって光路が折り返された後、反射鏡によってさらに光路が下方に屈曲されることにより、感光ドラム61の表面上に照射され、静電潜像が形成される。
2.3.2.プロセスカートリッジ
プロセスカートリッジ60は、露光装置50の下方側において着脱可能に筐体3内に配設されており、このプロセスカートリッジ60は、感光ドラム61、帯電器62、転写ローラ63及び現像カートリッジ64等から構成されている。
そして、感光ドラム61は、記録媒体に転写される画像を担持する画像担持手段をなすもので、最表層がポリカーボネート等からなる正帯電性の感光層により形成される円筒状のドラム本体61aと、このドラム本体61aの軸心において、ドラム本体61aの長手方向に沿って延びてドラム本体61aを回転可能に支持するドラム軸61bとを有して構成されている。
帯電器62は、感光ドラム61の表面を帯電させる帯電手段をなすもので、感光ドラム61の後側斜め上方において、感光ドラム61と接触しないように所定間隔を有して感光ドラム61と対向配設されている。なお、本実施形態に係る帯電器62は、コロナ放電を利用して感光ドラム61の表面に略均一に正電荷を帯電させるスコロトロン型帯電器を採用している。
転写ローラ63は、感光ドラム61と対向して配設されて感光ドラム61の回転と連動して回転し、記録媒体が感光ドラム61近傍を通過する際に、感光ドラム61に帯電した電荷と反対の電荷(本実施形態では、負電荷)を印刷面とは反対側から記録媒体に作用させることにより、感光ドラム61の表面に付着したトナーを記録媒体の印刷面に転写させる転写手段をなすものである。
現像カートリッジ64は、トナーが収容されたトナー収容室64a、トナーを感光ドラム61に供給するトナー供給ローラ64b及び現像ローラ64c等を有して構成されている。
そして、トナー収容室64aに収容されているトナーは、トナー供給ローラ64bの回転によって現像ローラ64c側に供給され、さらに、現像ローラ64c側に供給されたトナーは、現像ローラ64cの表面に担持されるとともに、層厚規制ブレード64dにより担持されたトナーの厚みが所定の厚みにて一定(均一)となるように調整された後、露光装置50にて露光された感光ドラム61の表面に供給される。
2.3.3.定着ユニット
定着ユニット70は、記録媒体の搬送方向において感光ドラム61より後流側に配設され、記録媒体に転写されたトナーを加熱溶融させて定着させるものである。具体的には、定着ユニット70は、記録媒体の印刷面側に配設されてトナーを加熱しながら記録媒体に搬送力を付与する加熱ローラ71、及び記録媒体を挟んで加熱ローラ71と反対側に配設されて記録媒体を加熱ローラ71側に押圧する加圧ローラ72等を有して構成されている。
因みに、加熱ローラ71は、図示しないモータ等の駆動手段により駆動され、一方、加圧ローラ72は、加熱ローラ71に接触する記録媒体を介して加熱ローラ71から回転力を受けて従動回転する。
2.3.4.画像形成作動の概略
画像形成部10においては、以下のようにして記録媒体に画像が形成される。
すなわち、感光ドラム61の表面は、その回転に伴って、帯電器62により一様に正帯電された後、露光装置50から照射されるレーザビームの高速走査により露光される。これにより、感光ドラム61の表面には、記録媒体に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ64cの回転により、現像ローラ64c上に担持され、かつ、正帯電されているトナーが、感光ドラム61に対向して接触するときに、感光ドラム61の表面上に形成されている静電潜像、つまり、一様に正帯電されている感光ドラム61の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給される。これにより、感光ドラム61の静電潜像は、可視像化され、感光ドラム61の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
その後、感光ドラム61の表面上に担持されたトナー像は、転写ローラ63に印加される転写バイアスによって記録媒体に転写される。そして、トナー像が転写された記録媒体は定着ユニット70に搬送されて加熱され、トナー像として転写されたトナーが記録媒体に定着して、画像形成が完了する。
2.4.画像読取部40
図3はスキャナ筐体部3aの前面側に設けられたフロントカバー3cを閉じた状態を示す断面図であり、図4はフロントカバー3cを開いた状態を示す概略斜視図であり、図5はスキャナ筐体部3bを開いた状態を示す断面図である。なお、図4においては、構成を簡略化して図示している。
本実施形態に係る画像読取部40は、読み取り用の原稿を自動搬送するオートドキュメントフィーダ機構41(以下、ADF機構41と記す。)を有しており、このADF機構41は、図3及び図4に示すように、原稿挿入口42aから挿入された原稿を画像撮像素子43を経由して原稿排出口42bまで搬送する原稿搬送手段を構成するものである。
なお、ADF装置41は、後述する原稿トレイ3dに載置された原稿を引き込む引き込みローラ41a、引き込みローラ41aと対向する部位に配設されて原稿に所定の搬送抵抗を与えることにより原稿を1枚毎に分離する分離パッド41b、原稿に搬送力を付与する搬送ローラ41c、及び原稿挿入口42aから画像撮像素子43を経て原稿排出口42bに至る略U字状の搬送経路を構成する案内壁41d等を有して構成されている。
また、本実施形態では、画像撮像素子43として、CIS(Contact Image Sensor)を用いており、このCIS(画像撮像素子43)の長手方向は、紙面と垂直な方向、つまり画像撮像素子43に搬送されてくる原稿の搬送方向と直交する方向に延びている。
そして、画像撮像素子43の画像読取面側には、ガラスやアクリル等の透明な部材からなるプラテン(図示せず。)が配設されており、このプラテンを挟んで画像撮像素子43と反対側には、図3に示すように、搬送されてくる原稿をプラテン側に押さえる原稿押さえ44が配設されている。
また、原稿挿入口42aは、図4に示すように、フロントカバー3cを開いたときにスキャナ筐体部3a(筐体3)の前面側にて略水平方向に向けて開口するように設けられており、フロントカバー3cのうち原稿挿入口42aから連なる部位には、読み取り用の原稿が載置される原稿トレイ3dが設けられている。
一方、原稿排出口42bも原稿挿入口42aと同様に、フロントカバー3cを開いたときにスキャナ筐体部3a(筐体3)の前面側にて略水平方向に向けて開口するように設けられており、本実施形態では、原稿排出口42bは原稿挿入口42aよりも上方側に設けられている。
なお、排出原稿トレイ3eは、原稿排出口42bから排出された原稿が載置される部位であり、この排出原稿トレイ3eは、スキャナ筐体部3a(筐体3)に対して回転(揺動)することができるようにスキャナ筐体部3a(筐体3)に組み付けられている。
また、フロントカバー3cの内側、つまりフロントカバー3cのうちフロントカバー3cを閉じた際に原稿挿入口42a及び原稿排出口42bと面する側には、ユーザがスキャナ機能やプリンタ機能等を設定操作するための操作パネル部80が設けられている。
したがって、本実施形態に係る多機能画像形成装置1では、フロントカバー3cが閉じた状態では、原稿挿入口42a、原稿排出口42b、及び操作パネル部80がフロントカバー3cにより覆われた状態となり、一方、フロントカバー3cが開いた状態では、原稿挿入口42a、原稿排出口42b、及び操作パネル部80が前面側に露出した状態となる。
ところで、画像撮像素子43及びADF機構41等の画像読取部40を構成する機器は、スキャナ筐体部3a内に収納されているが、このスキャナ筐体部3aは、図5に示すように、スキャナ筐体部3aの下方側に設けられた回転軸3fを回転中心として、前面側に倒れるように回転することができるように構成されている。
このため、スキャナ筐体部3aを前面側に回転させるようにして筐体本体部3bの前面側を開けば、プロセスカートリッジ60の着脱、又は給紙トレイ21に詰まった記録媒体を除去等を容易に行うことができる。
3.本実施形態に係る多機能画像形成装置1の特徴
通常、多機能画像形成装置1等の画像形成装置は、操作パネル部80側を前面として設置されるので、本実施形態に係る多機能画像形成装置1では、原稿挿入口42aが多機能画像形成装置1の前面側に位置することになり、読み取り用の原稿は、前面側から多機能画像形成装置1(画像読取部40)に挿入されることになる。このため、本実施形態では、「背景技術」の欄で述べたような読取原稿載置ガイド等を筐体3の上部に設ける必要がない。
また、画像読み取りが完了した原稿は、略水平方向に向けて開口した原稿排出口42bから排出されるので、排出された原稿を載置するための排出トレイ等を上方側に延びるように設ける必要がない。
したがって、本実施形態では、多機能画像形成装置1の上下(高さ)寸法を小型にすることができるので、上方側に比較的大きな空間を確保する必要がなく、多機能画像形成装置1の上方側に比較的に大きなデットスペースが発生してしまうことを防止できる。延いては、棚の中等の比較的高さの低いスペースに多機能画像形成装置1を設置することができるので、多機能画像形成装置1の設置性を向上させることができる。
また、画像読取部40(スキャン機能)を使用しない場合にフロントカバー3cを閉じておけば、原稿挿入口42a、原稿排出口42b及び操作パネル部80がフロントカバー3cにて覆われた状態となるので、原稿挿入口42a、原稿排出口42b及び操作パネル部80に塵埃等が付着することを抑制できる。
したがって、例えば原稿排出口42bから進入した塵埃により画像撮像素子43のセンサ部が汚れてしまうことを未然に防止できるとともに、原稿挿入口42a、原稿排出口42b及び操作パネル部80の機能形状に拘束されることなく、多機能画像形成装置1の外観意匠形状を美観に優れたものとすることが可能となる。
ところで、本実施形態では、給紙トレイ21から給紙された記録媒体の搬送方向を略180°転向させて記録媒体を画像形成部10に搬送した後、画像形成部10から排出された記録媒体を排出シュート30にて略180°転向させて排紙トレイ5に排出するので、給紙トレイ21から排紙トレイ5に至る媒体搬送経路L1は、図2の太い実線で示されるように略S字状となる。
そして、媒体搬送経路L1を略S字状とすると、定着ユニット70と露光装置(スキャナ部)50及びプロセスカートリッジ60とを略水平方向に並べるように配置することが可能となるので、多機能画像形成装置1の上下寸法が拡大することを抑制しつつ、多機能画像形成装置1の設置性を向上させることができる。
4.発明特定事項と本実施形態との対応関係
本実施形態では、フロントカバー3cが特許請求の範囲に記載されたカバー部材に相当し、給紙トレイ21が特許請求の範囲に記載された媒体供給トレイに相当し、排紙トレイ5が特許請求の範囲に記載された排出トレイに相当し、露光装置50及びプロセスカートリッジ60が特許請求の範囲に記載された画像転写部に相当する。
また、定着ユニット70が特許請求の範囲に記載された定着部に相当し、排出部7が特許請求の範囲に記載された媒体排出口に相当し、送受信基板90が特許請求の範囲に記載された画像送受信手段に相当し、本実実施形態では、給紙ローラ22、搬送ローラ24及び排出シュート30等により媒体搬送経路L1が構成されている。
(第2実施形態)
第1実施形態では、原稿挿入口42aから吸引された読み取り用の原稿は、スキャナ筐体部3a内でその搬送方向が上方側略180°転向されて、原稿挿入口42aの上方側に設けられた原稿排出口42bから前面側に排出されたが、本実施形態は、画像読み取りが終了した原稿を排紙トレイ5に排出して排出原稿トレイ3eを廃止するとともに、給紙トレイ21から供給される記録媒体の搬送方向が略180°転向する部位より搬送方向下流側において、原稿挿入口42aから排紙トレイ5に至る原稿搬送経路L2(図6太い二点鎖線)の一部と媒体搬送経路L1(図6の太い実線)の一部とを共用化したものである。
すなわち、図6〜図8は本実施形態に係る多機能画像形成装置1の断面を示す図であり、図6はフロントカバー3c及びスキャナ筐体部3aを閉じた状態を示す図であり、図7はスキャナ筐体部3aを閉じた状態においてフロントカバー3cを開いた状態を示す図であり、図8はスキャナ筐体部3aを開いて筐体本体部3bの前面側を開放した状態を示す図である。
そして、本実施形態では、画像撮像素子43の読み取り面側を上方側に向けるとともに、原稿搬送経路L2(図6の太い実線)が、給紙ローラ22より搬送方向下流側にて筐体本体部3bに設けられた媒体搬送経路L1(図6の太い二点鎖線)に合流するように構成されている。つまり、本実施形態では、プラテン(画像撮像素子43)を通過した原稿は、搬送ローラ24及び加圧ローラ25に挟まれて媒体搬送経路L1に引き込まれる。
これにより、本実施形態では、画像形成が終了した記録媒体が載置される排紙トレイ5と画像読み取りが終了した原稿が載置される排出原稿トレイ3eとを共用化することができるので、多機能画像形成装置1の小型化を図ることができる。
また、媒体搬送経路L1の一部と原稿搬送経路(L2)の一部とが共用化されているので、原稿搬送経路L2と媒体搬送経路L1とがそれぞれ独立して設けられている場合に比べて、多機能画像形成装置1の小型化を図ることができる。
なお、本実施形態では、搬送ローラ24、加圧ローラ25及び排出ローラ32等により、特許請求の範囲に記載された原稿搬送手段が構成されている。
(第3実施形態)
上述の実施形態では、媒体搬送経路L1が略S字状となっていたが、本実施形態は、図9の太い一点鎖線に示されるように、媒体搬送経路L1が略U字状となるように構成したものである。
なお、図9はフロントカバー3c及びスキャナ筐体部3aを閉じた状態を示す断面図であり、図10はスキャナ筐体部3aを閉じた状態においてフロントカバー3cを開いた状態を示す断面図であり、図11はスキャナ筐体部3aを開いて筐体本体部3bの前面側を開放した状態を示す断面図である。
1.本実施形態に係る多機能画像形成装置1の特徴的構造
本実施形態では、図9に示すように、給紙ローラ22から排出される記録媒体は、その搬送方向が上方側に略90°転向させられた後、排出ローラ32及び案内ガイド32a等により搬送方向が略水平方向に転向させられる。このため、給紙トレイ21に載置されていた記録媒体は、後方側に向けて凸となるように略U字状に湾曲した媒体搬送経路L1に沿って搬送されることとなる。
なお、本実施形態では、露光装置50及びプロセスカートリッジ60の上方側に定着ユニット70が配設されているので、給紙トレイ21から排出されて上方側に略90°転向した記録媒体は、定着ユニット70から排出されて排出ローラ32及び案内ガイド32a等により搬送方向が略水平方向に転向させられるまでは、ほぼ直線的に鉛直方向に搬送される。
因みに、取っ手60aはプロセスカートリッジ60を着脱する際に、プロセスカートリッジ60持つための把持部である。
2.本実施形態に係る多機能画像形成装置1の特徴
記録媒体を滑らかに搬送させながら、その搬送方向を転向させる際には、転向部の曲率半径をできるだけ大きくすることが望ましいが、転向部の曲率半径を大きくすると、当然ながら多機能画像形成装置1の水平方向寸法が大きくなってしまう。
このため、仮に媒体搬送経路を略S字状とすると、略U字状の媒体搬送経路と比べて転向部の数が多くなってしまうので、多機能画像形成装置1の水平方向寸法が大きくなってしまう。つまり、媒体搬送経路L1を略U字状とすれば、略S字状の媒体搬送経路L1を有する多機能画像形成装置1に比べて多機能画像形成装置1の水平方向寸法を小さくすることができる。
また、本実施形態では、媒体搬送経路L1を略U字状として露光装置50及びプロセスカートリッジ60の上方側に定着ユニット70を配設しているので、媒体搬送経路L1を略S字状として露光装置50及びプロセスカートリッジ60を水平方向に配設した場合に比べて、多機能画像形成装置1の水平方向寸法を小さくすることができる。
したがって、本実施形態のごとく、媒体搬送経路L1を略U字状とすれば、画像読取部40を筐体本体部3bの前面側に設けても多機能画像形成装置1の水平方向寸法が拡大してしまうことを抑制できる。
また、本実施形態のごとく、画像読取部40を排紙トレイ5(拡張トレイ5bを含む。)の下方側に相当する部位に収納すれば、排紙トレイ5の下方側に発生するデットスペースに画像読取部40を配置することが可能となる。
つまり、本実施形態では、媒体搬送経路L1を略U字状としたことにより、筐体本体部3bの水平方向寸法(前後方向寸法)を小さくすることができたので、図9に示すように、スキャナ筐体部3aを含む筐体3の水平方向寸法(前後方向寸法)を、給紙トレイ21の水平方向寸法(前後方向寸法)と同等又はそれ以下とすることができる。
したがって、画像読取部40を設けることによって多機能画像形成装置1が更に大型化してしまうことを防止しつつ、多機能画像形成装置1の水平方向寸法が大きくなってしまうことを抑制することができる。
ところで、本実施形態では、第1実施形態と同様に原稿搬送経路L2が媒体搬送経路L1と独立して別々に設けられ、かつ、画像形成が終了した記録媒体が載置される排紙トレイ5と画像読み取りが終了した原稿が載置される排出原稿トレイ3eとが独立して別々に設けられていたが、本実施形態はこれに限定されるものではない。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、画像形成部10として、露光装置50、プロセスカートリッジ60及び定着ユニット70等からなる電子写真方式の画像形成部を採用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばインクジェット方式の画像形成部を有する多機能画像形成装置に適用してもよい。
また、上述の実施形態では、フロントカバー3cのうち原稿挿入口42a側の面(裏面)に操作パネル部80が設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば筐体本体部3b、又はフロントカバー3cの表面に設けてもよい。また、操作パネル部80を筐体本体部3bの上面側前面部に設けてもよい。
また、上述の実施形態では、スキャナ機能を使用しない場合には、フロントカバー3cにて原稿挿入口42a等を覆っていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、フロントカバー3cを廃止してもよい。
また、上述の実施形態では、ファクシミリ機能を備える多機能画像形成装置(画像形成装置)に本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、ファクシミリ機能を備えていない画像形成装置にも適用することができる。
また、上述の実施形態では、画像撮像素子としてCISを用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばCCD(Charge Coupled Devices)を用いてもよい。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る多機能画像形成装置の外観図である。 本発明の第1実施形態に係る多機能画像形成装置1の要部を示す側断面図である。 本発明の第1実施形態に係る多機能画像形成装置1において、スキャナ筐体部3aの前面側に設けられたフロントカバー3cを開いた状態を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る多機能画像形成装置1の外観を簡略化した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る多機能画像形成装置1において、スキャナ筐体部3bを開いた状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る多機能画像形成装置1において、フロントカバー3c及びスキャナ筐体部3aを閉じた状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る多機能画像形成装置1において、スキャナ筐体部3aを閉じた状態においてフロントカバー3cを開いた状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る多機能画像形成装置1において、スキャナ筐体部3aを開いて筐体本体部3bの前面側を開放した状態を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る多機能画像形成装置1において、フロントカバー3c及びスキャナ筐体部3aを閉じた状態を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る多機能画像形成装置1において、スキャナ筐体部3aを閉じた状態においてフロントカバー3cを開いた状態を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る多機能画像形成装置1において、スキャナ筐体部3aを開いて筐体本体部3bの前面側を開放した状態を示す断面図である。
符号の説明
1…多機能画像形成装置、3…筐体、3a…スキャナ筐体部、3b…筐体本体部、
3c…フロントカバー、3d…原稿トレイ、3e…排出原稿トレイ、3f…回転軸、
5…排紙トレイ、5a…載置面、5b…拡張トレイ、7…排出部、
10…画像形成部、20…フィーダ部、21…給紙トレイ、22…給紙ローラ、
24…搬送ローラ、25…加圧ローラ、26…レジストローラ、
30…排出シュート、31…搬送経路、32…排出ローラ、33…搬送経路、
40…画像読取部、41…オートドキュメントフィーダ機構(ADF装置)、
41a…引き込みローラ、41b…分離パッド、41c…搬送ローラ、
42a…原稿挿入口、42a…原稿挿入口、42b…原稿排出口、
42b…原稿排出口、43…画像撮像素子、44…原稿押さえ、50…露光装置、
60…プロセスカートリッジ、61…感光ドラム、61a…ドラム本体、
61b…ドラム軸、62…帯電器、63…転写ローラ、64…現像カートリッジ、
64a…トナー収容室、64b…トナー供給ローラ、64c…現像ローラ、
64d…層厚規制ブレード、70…定着ユニット、71…加熱ローラ、
72…加圧ローラ、80…操作パネル部、80…操作パネル部、
90…送受信基板、L1…媒体搬送経路、L2…原稿搬送経路。

Claims (11)

  1. 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    原稿に記載されている画像を読み取る画像読取手段と、
    前記画像形成部及び前記画像読取手段を収納する筐体と、
    ユーザにより操作される操作パネル部と、
    原稿挿入口から挿入された原稿を前記画像読取手段を経由して原稿排出口まで搬送する原稿搬送手段とを備え、
    前記原稿挿入口及び前記操作パネル部は、前記筐体の側壁部側に設けられおり、
    さらに、前記原稿排出口は、略水平方向に向けて開口していることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記原稿挿入口及び前記操作パネル部を覆う状態と、前記原稿挿入口及び前記操作パネル部を露出させる状態とを切り替えるカバー部材が前記筐体に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記カバー部材に前記操作パネル部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成部は、
    前記筐体の下方側に設けられ、画像形成前の記録媒体が収納された媒体供給トレイと、
    前記媒体供給トレイの上方側に設けられ、前記媒体供給トレイから搬送されてきた記録媒体に画像を転写する画像転写部と、
    前記画像転写部より記録媒体の搬送方向下流側であって、かつ、前記画像転写部より上方側に設けられ、記録媒体に転写された画像を定着させる定着部と、
    前記媒体供給トレイから供給された記録媒体を前記画像転写部に搬送するとともに、定着が終えた記録媒体を前記筐体の上方側に設けられた排出トレイに搬送することにより、前記媒体供給トレイから前記排出トレイに至る略U字状に湾曲した媒体搬送経路を構成する記録媒体搬送手段と
    を有して構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  5. 前記画像読取手段は、前記筐体内のうち前記排出トレイの下方側に相当する部位に収納されていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成部は、
    前記筐体の下方側に設けられ、画像形成前の記録媒体が収納された媒体供給トレイと、
    前記媒体供給トレイの上方側に設けられ、記録媒体に画像を転写する画像転写部と、
    前記画像転写部より記録媒体の搬送方向下流側に設けられ、記録媒体に転写された画像を定着させる定着部と、
    前記媒体供給トレイから供給される記録媒体の搬送方向を略180°転向させて前記画像転写部に搬送するとともに、定着が終えた記録媒体の搬送方向を略180°転向させて記録媒体を前記筐体の上方側に設けられた排出トレイに搬送することにより、前記媒体供給トレイから前記排出トレイに至る略S字状の媒体搬送経路を構成する記録媒体搬送手段と
    を有して構成されており、
    さらに、前記画像読取手段は、前記筐体のうち前記原稿挿入口側に配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  7. 前記画像読取手段にて画像の読み取りが終了した原稿を前記排出トレイに搬送する原稿搬送手段を備えることを特徴とする請求項4ないし6のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  8. 前記画像読取手段にて画像の読み取りが終了した原稿を前記排出トレイに搬送する原稿搬送経路を構成する原稿搬送手段を備え、
    前記媒体搬送経路の一部と前記原稿搬送経路の一部とが共用化されていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 前記媒体搬送経路のうち、前記媒体供給トレイから供給される記録媒体の搬送方向が略180°転向する部位より搬送方向下流側において、前記媒体搬送経路の一部と前記原稿搬送経路の一部とが共用化されていることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記原稿排出口とは別に、前記画像形成部にて画像形成を終えた記録媒体が排出される媒体排出口が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  11. 前記画像読取手段にて読み取られた画像を送信するとともに、送信されてきた画像を前記画像形成部側に送る画像送受信手段を備えることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1つに記載の画像形成装置。
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