JP2007141915A - 電子機器 - Google Patents
電子機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007141915A JP2007141915A JP2005329787A JP2005329787A JP2007141915A JP 2007141915 A JP2007141915 A JP 2007141915A JP 2005329787 A JP2005329787 A JP 2005329787A JP 2005329787 A JP2005329787 A JP 2005329787A JP 2007141915 A JP2007141915 A JP 2007141915A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- unit
- cooling unit
- electronic device
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Abstract
【課題】電子機器の組立、保守の為のユニット着脱を電子機器の前面から行える様にし、作業性の向上を図ると共に設置スペースを節約できる電子機器の提供。
【解決手段】電子機器収納架2の内部に中間パネル36を設け、該中間パネル36の前部に機能ユニット収納空間37を形成し、前記中間パネル36の後部に冷却ユニット収納空間38を形成し、前記中間パネル36の前方から前記冷却ユニット収納空間38に挿入した冷却ユニット26を前記中間パネル36に固定し、前記電子機器収納架2の前方から前記機能ユニット収納空間37に機能ユニット16を挿入し、実装する。
【選択図】図2
【解決手段】電子機器収納架2の内部に中間パネル36を設け、該中間パネル36の前部に機能ユニット収納空間37を形成し、前記中間パネル36の後部に冷却ユニット収納空間38を形成し、前記中間パネル36の前方から前記冷却ユニット収納空間38に挿入した冷却ユニット26を前記中間パネル36に固定し、前記電子機器収納架2の前方から前記機能ユニット収納空間37に機能ユニット16を挿入し、実装する。
【選択図】図2
Description
本発明は電子機器、特に無線中継基地等に設置される設置型電子機器の収納架の構造に関するものである。
無線中継基地等に設置される大型の電子機器では、枠体構造のフレームに電子機器収納架が取付けられ、更に該電子機器収納架には増幅ユニット、電源ユニット、冷却ユニット等の機能ユニットが実装される構造となっており、電子機器収納架にユニットが実装されることで、増幅等所要の機能を有する装置が構成される。
図7は、従来の電子機器の増幅装置1を示している。
電子機器収納架2はサイドパネル3,3、上下パネル(図示せず)、内部上パネル4、内部下パネル5、後面パネル6により、前面が開放された箱形状に構成されている。
前記サイドパネル3の前端部にはフランジ部7が形成され、該フランジ部7はボルトによりフレーム(図示せず)に固定される様になっている。前記内部下パネル5の後部に段差部8が形成され、該段差部8の正面板には所要数のコネクタ9、及び該コネクタ9に対して各一対のガイドピン11が突設されている。
前記内部上パネル4、前記内部下パネル5にはそれぞれ前後方向に長い長孔12が前記電子機器収納架2の内部に向って抜き成形され、前記長孔12の周辺部には、垂直な縁部が形成される。隣接する長孔12の該縁部間は、後述するガイドのガイド溝13となっている。
前記後面パネル6の上部にはコネクタ取付けパネル14が設けられ、該コネクタ取付けパネル14にはコネクタ15が所要数、例えば2個取付けられている。
前記電子機器収納架2の前面からは機能ユニット、例えば増幅ユニット16が挿入され、実装される様になっており、該増幅ユニット16の上面、下面にはそれぞれ前記ガイド溝13にスライド可能なガイド17が設けられ、前記増幅ユニット16の後面には、前記コネクタ9と嵌合する増幅ユニット用コネクタ18が設けられ、該増幅ユニット用コネクタ18の左右には前記ガイドピン11と嵌合する位置決め孔(図示せず)が設けられている。前記増幅ユニット16の正面パネル19はローレット螺子21等の螺子により前記内部上パネル4、前記内部下パネル5の前端部に固定される。又、前記正面パネル19には取手22が取付けられると共に空気取込み口23が穿設され、前記増幅ユニット16の後面パネルには空気排出口24が穿設されている。
前記後面パネル6には冷却ユニット取付け孔25が穿設され、前記後面パネル6には後方から冷却ユニット26が挿入、取付けられる。該冷却ユニット26は冷却ファン27、前記コネクタ15に嵌合するコネクタ28を有し、前記冷却ユニット26を前記後面パネル6に取付けることで、前記コネクタ28が前記コネクタ15に嵌合して前記冷却ファン27に電力の供給が可能となっている。尚、前記冷却ユニット26の後面には、取手29が取付けられ、前記冷却ユニット26の前記後面パネル6への固定は、ローレット螺子31等によって行われる。
前記増幅装置1の組立は、前記冷却ユニット26を前記電子機器収納架2の後方から前記後面パネル6に取付け、更に前記正面パネル19を前記電子機器収納架2の前方から挿入する。前記増幅ユニット16は前記ガイド17が前記ガイド溝13にガイドされて挿入され、又前記ガイドピン11と前記位置決め孔との嵌合で位置決めされ、前記増幅ユニット用コネクタ18が前記コネクタ9と嵌合することで前記増幅ユニット16が前記電子機器収納架2と電気的に接続され、前記ローレット螺子21を螺着することで、前記増幅ユニット16が前記電子機器収納架2に実装される。
前記電子機器収納架2の稼働時には、前記冷却ユニット26の駆動により、前記空気取込み口23から空気が吸引され、前記空気排出口24から前記増幅ユニット16内部の昇温した空気が流出し、更に前記冷却ファン27から吐出される。前記電子機器収納架2、前記増幅ユニット16の内部の空気は前方から後方への直線的な流れとなり、抵抗が少なく、効果的に冷却される。
上記した様に、冷却空気は前記増幅ユニット16内部を直線的に流れるのが、流通抵抗が少なく、効果的な冷却が得られる。その為、前記冷却ユニット26は前記増幅ユニット16の後側に配置される。
ところが、前記増幅ユニット16は前方から、前記冷却ユニット26は後方から取付けられる為、作業性が悪い。更に、電子機器の組立、保守を行うには、電子機器の前方、後方のそれぞれに作業スペースが必要となる。一方で、電子機器の設置スペースを狭くしたいという要望があり、又設置場所の多様化により電子機器の周囲に作業スペースを確保することが困難となっている。
本発明は斯かる実情に鑑み、電子機器の組立、保守の為のユニット着脱を電子機器の前面から行える様にし、作業性の向上を図ると共に設置スペースの狭小化を図るものである。
本発明は、電子機器収納架の内部に中間パネルを設け、該中間パネルの前部に機能ユニット収納空間を形成し、前記中間パネルの後部に冷却ユニット収納空間を形成し、前記中間パネルの前方から前記冷却ユニット収納空間に挿入した冷却ユニットを前記中間パネルに固定し、前記電子機器収納架の前方から前記機能ユニット収納空間に機能ユニットを挿入し、実装する電子機器に係るものである。
本発明によれば、電子機器収納架の内部に中間パネルを設け、該中間パネルの前部に機能ユニット収納空間を形成し、前記中間パネルの後部に冷却ユニット収納空間を形成し、前記中間パネルの前方から前記冷却ユニット収納空間に挿入した冷却ユニットを前記中間パネルに固定し、前記電子機器収納架の前方から前記機能ユニット収納空間に機能ユニットを挿入し、実装するので、電子機器収納架の各ユニットの組立、取外しは、前記電子機器収納架の前面から行え作業性が向上すると共に、作業スペースは増幅装置の前面に確保されていればよく、電子機器に設置する為に必要なスペースを節約できる等の優れた効果を発揮する。
以下、図面を参照しつつ本発明を実施する為の最良の形態を説明する。
図1〜図6は、本発明に係る電子機器の、例えば増幅装置1を示し、図中、図7中に示したものと同等のものには同符号を付してある。
図1は増幅装置1の外観を示しており、電子機器収納架2の前面から4台の増幅ユニット16が実装され、内部には冷却ユニット26が実装されている(図2参照)。
サイドパネル3,3及び上パネル33、下パネル34、後面パネル6により箱筐体35が構成され、該箱筐体35の内部に内部上パネル4、内部下パネル5が設けられ、該内部下パネル5の後部には段差部8が形成されている。該段差部8と前記内部上パネル4間に掛渡って中間パネル36が設けられ、該中間パネル36により前部が機能ユニット収納空間37に、又後部が冷却ユニット収納空間38に、それぞれ仕切られる。前記内部上パネル4の後端にはコネクタ取付けパネル14が固着され、該コネクタ取付けパネル14は前記サイドパネル3,3間に掛渡り、又前記上パネル33より垂下し、前記コネクタ取付けパネル14にコネクタ15が取付けられる。
前記段差部8の正面板にはコネクタ9が設けられ、該コネクタ9にはそれぞれ左右一対のガイドピン11が設けられる。
前記冷却ユニット26は冷却ファン27を上下に収納し、前記冷却ユニット26の前面パネル39には2つの取手29が対角の位置に取付けられ、該取手29の近傍がローレット螺子(又は抜け止ローレット螺子)31により前記中間パネル36に固定される様になっている。
前記中間パネル36には前記冷却ユニット26を挿入可能な欠切部41が前記冷却ユニット26の数(図示では2個)だけ形成され、前記冷却ユニット26を前記欠切部41に挿入し、前記中間パネル36に前記正面パネル39が当接した状態で、前記コネクタ15とコネクタ28とが嵌合する様に位置関係が設定されている。又、前記冷却ユニット26を前記欠切部41から前記冷却ユニット収納空間38に挿入し、前記前面パネル39を前記ローレット螺子31で固定した状態、即ち前記冷却ユニット26を実装した状態では、前記前面パネル39は前記段差部8の前板より後退している。又、前面パネル39の高さ寸法は、前記機能ユニット収納空間37の高さ寸法よりも小さくなっている。
前記後面パネル6には吐出風口42が実装される前記冷却ファン27の数だけ穿設され、前記吐出風口42の中心位置は、前記冷却ユニット26が実装された状態で、前記冷却ファン27の中心に合致している。
前記増幅ユニット16の構造、該増幅ユニット16を前記機能ユニット収納空間37に挿入して、前記増幅ユニット用コネクタ18を前記コネクタ9に嵌合させる構造、前記正面パネル19をローレット螺子(又は抜け止ローレット螺子)21で固定する構造については、図7で示した増幅装置1と同様であるので以下説明を省略する。
以下、本実施の形態に於ける組立て手順について説明する。
図3、図4に於いて、先ず前記冷却ユニット26を前記電子機器収納架2の前面から前記機能ユニット収納空間37に挿入し、更に該機能ユニット収納空間37から前記欠切部41を通して前記冷却ユニット収納空間38に挿入する。前記コネクタ28を前記コネクタ15に嵌合させる。該コネクタ15と前記コネクタ28が完全に嵌合した状態で、前記前面パネル39が前記中間パネル36に当接し、前記ローレット螺子31により前記前面パネル39を前記中間パネル36に固定する。前記冷却ユニット26の実装が完了する(図5、図6)。
次に、前記ガイド17を前記ガイド溝13にスライドさせ、前記増幅ユニット16を前記機能ユニット収納空間37に挿入する。前記正面パネル19が前記電子機器収納架2の前面に当接した状態で、前記増幅ユニット用コネクタ18が前記コネクタ9に嵌合する。前記ローレット螺子21により前記正面パネル19を前記電子機器収納架2前面に固定して、前記増幅ユニット16が実装される。
前記増幅ユニット16の後面と前記前面パネル39との間には、前記取手29が収納される空間が形成され、前記増幅ユニット16を実装した場合に、前記増幅ユニット16と前記取手29とが干渉しない様になっている。
前記増幅ユニット16、前記冷却ユニット26を保守、点検する場合には、上記した組立て手順と逆の手順に行い、前記増幅装置1の前面から前記増幅ユニット16を取外し、更に前記冷却ユニット26を取外す。
而して、本発明では、前記増幅装置1の各ユニットの組立、取外しは、前記増幅装置1の前面から行え作業性が向上すると共に、作業スペースは前記増幅装置1の前面に確保されていればよく、電子機器を設置する為に必要なスペースを節約できる。
1 増幅装置
2 電子機器収納架
3 サイドパネル
4 内部上パネル
5 内部下パネル
6 後面パネル
8 段差部
14 コネクタ取付けパネル
16 増幅ユニット
26 冷却ユニット
36 中間パネル
37 機能ユニット収納空間
38 冷却ユニット収納空間
41 欠切部
42 吐出風口
2 電子機器収納架
3 サイドパネル
4 内部上パネル
5 内部下パネル
6 後面パネル
8 段差部
14 コネクタ取付けパネル
16 増幅ユニット
26 冷却ユニット
36 中間パネル
37 機能ユニット収納空間
38 冷却ユニット収納空間
41 欠切部
42 吐出風口
Claims (1)
- 電子機器収納架の内部に中間パネルを設け、該中間パネルの前部に機能ユニット収納空間を形成し、前記中間パネルの後部に冷却ユニット収納空間を形成し、前記中間パネルの前方から前記冷却ユニット収納空間に挿入した冷却ユニットを前記中間パネルに固定し、前記電子機器収納架の前方から前記機能ユニット収納空間に機能ユニットを挿入し、実装することを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005329787A JP2007141915A (ja) | 2005-11-15 | 2005-11-15 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005329787A JP2007141915A (ja) | 2005-11-15 | 2005-11-15 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007141915A true JP2007141915A (ja) | 2007-06-07 |
Family
ID=38204476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005329787A Pending JP2007141915A (ja) | 2005-11-15 | 2005-11-15 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007141915A (ja) |
-
2005
- 2005-11-15 JP JP2005329787A patent/JP2007141915A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI449840B (zh) | 風扇組立設備及其風扇裝置 | |
CN102216871A (zh) | 防粉尘及抗振动的产业用电脑 | |
US20050122682A1 (en) | Electronics arrangement | |
JP2009027776A (ja) | インバータ装置 | |
US20140139998A1 (en) | Server rack | |
JP2003015776A (ja) | 電子機器および電子機器の部品実装方法 | |
CN112783298B (zh) | 一种风冷散热的模块化加固计算机 | |
KR20130049860A (ko) | 휴대 단말기용 거치대 | |
US8056990B2 (en) | Computer enclosure and fan mounting apparatus thereof | |
CN201656527U (zh) | 一种散热性能佳的ups设备机箱 | |
CN116113211A (zh) | 监护仪 | |
CN202111977U (zh) | 通风散热机柜 | |
JP2009284607A (ja) | モータ駆動装置 | |
JP2007141915A (ja) | 電子機器 | |
JP2006343083A (ja) | 空気調和装置 | |
JP4104143B2 (ja) | ラックシステム | |
JP2007127344A (ja) | 空気調和機 | |
KR101718201B1 (ko) | 모터 구동 장치 | |
JP6191771B2 (ja) | 電力変換装置 | |
CN113747699B (zh) | 电子设备、电子设备的维护方法 | |
CN218866436U (zh) | 机箱及工控装置 | |
JP2016130595A (ja) | 室外ユニット | |
JP2006332399A (ja) | 電気機器における冷却用ファンの固定構造 | |
CN218550496U (zh) | 一种机箱壳体 | |
CN220510963U (zh) | 散热壳体、逆变器及逆变储能组合设备 |