JP2007140877A - 論理等価性検証システム及びそれを用いた検証方法 - Google Patents

論理等価性検証システム及びそれを用いた検証方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 挿入回路の挿入場所によらず任意に論理等価性検証を実行可能にする。
【解決手段】 論理等価性検証システム10には、論理等価性検証部1、RTL/ゲートレベル回路記述2、RTL/ゲートレベル回路記述3、及びライブラリ4が設けられている。論理等価性検証システム10は、半導体集積回路としてのシステムLSIやSoCなどの論理機能の等価性検証を挿入回路の挿入場所によらず任意に実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体集積回路の論理等価性検証システム及びそれを用いた検証方法に関する。
近年、情報機器等の高機能化、多機能化の進展に伴い、携帯情報機器やパーソナルコンピュータなどに、多数のシステム機能を同一チップ上に集積したシステムLSIや、メモリ、論理回路、及びアナログ回路を同一チップに搭載したSoC(System on a Chip)などが多用されている。高集積化したシステムLSIやSoCの設計作業では、HDL(Hardware Description Language)で記述されたデザインが最終的にサインオフされるまでに、論理合成やタイミングの最適化、テスト用ロジック回路の挿入、クロックツリーの合成、レイアウトなどの作業が必要であり、また設計フローの途中プロセスで発生した仕様変更にも迅速に対応する必要がある。これらの作業前後において、2つのデザインを比較し、機能の等価性を論理機能的に一致しているかを検証するのが論理等価性検証である。論理等価性検証では、テストベンチが不要なフォーマル検証ツールとしてのフォーマルベリファイアが使用されている。論理等価性チェックは、例えば、RTL(Register Transfer Level)設計データと論理合成されたゲートレベル設計データ間やレイアウト設計中のECO(Engineering Change Order)の前後でのゲートレベル設計データ間で実行される(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1などの記載されている論理等価性検証では、論理回路の一部がブラックボックス化された場合、ブラックボックスからの出力を設定し、この条件を考慮してブラックボックスを含む論理回路の検証を行うことにより誤検証の発生を抑制している。ところが、任意の論理を与えることができないブラックボックスなどが挿入された場合や固定値が伝播するパス上に固定値制約の伝播が困難なブラックボックスが挿入された場合などでは、ブラックボックスから適切な情報が出力されず検証が困難となる問題点がある。また、ブラックボックスなどの挿入回路が複数のモジュールに挿入された場合、挿入回路を参照回路とした論理等価性検証が出来ないという問題点がある。
特開2000−259696号公報(頁5、図1)
本発明は、挿入回路の挿入場所によらず任意に論理等価性検証が実行できる論理等価性検証システム及びそれを用いた検証方法を提供する。
上記目的を達成するために、本発明の一態様の論理等価性検証システムは、RTL回路記述情報及びゲートレベル記述情報を有するRTL/ゲートレベル回路記述と、論理等価性検証実行用情報を有するライブラリと、前記RTL/ゲートレベル回路記述情報及び前記ライブラリ情報から、回路データベースを作成するコンパイラと、前記コンパイラから出力される情報から参照回路情報を作成する参照回路データベースと、前記コンパイラから出力される情報から検証回路情報を作成する検証回路データベースと、前記参照回路データベース及び前記検証回路データベースから出力される情報から検証処理を実行する論理等価性検証処理部と、固定値制約を伝播するパス上にブラックボックスセルがあるかの検出を行うブラックボックス検出手段と、前記ブラックボックスセルに任意の論理を与えてファンクションセルに更新するブラックボックスセル更新手段と、オープンピンのみでブラックボックスを再構築するブラックボックス再構築手段とを有する論理等価性検証部とを具備することを特徴とする。
更に、上記目的を達成するために、本発明の一態様の論理等価性検証システムを用いた検証方法は、参照回路及び検証回路を読み込むステップと、前記検証回路に固定値制約の読み込みを行うステップと、前記検証回路内に設けられたブラックボックスセルを更新するかの判断を行い、前記ブラックボックスセルから所定の信号が出力されない場合に前記ブラックボックスセルを更新するステップと、更新されたブラックボックスセルにファンクション情報を入力するステップと、前記検証回路の入力ピン及び出力ピンがオープンなのかの判定を行い、オープンピンが存在する場合に前記オープンピンのみでブラックボックスを再構築するステップと、前記参照回路と前記検証回路が等価性を有するのかの検証を行うステップとを具備することを特徴とする。
本発明によれば、挿入回路の挿入場所によらず任意に論理等価性検証が実行できる論理等価性検証システム及びそれを用いた検証方法を提供することができる。
以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の実施例1に係る論理等価性検証システム及びそれを用いた検証方法について、図面を参照して説明する。図1は、半導体集積回路の論理等価性検証システムを示すブロック図である。本実施例は、検証前に検証回路に設けられた挿入回路としてのブラックボックスセルを更新し、参照回路と検証回路の間の等価性検証を行う場合である。
図1に示すように、論理等価性検証システム10には、論理等価性検証部1、RTL/ゲートレベル回路記述2、 RTL/ゲートレベル回路記述3、及びライブラリ4が設けられている。論理等価性検証システム10は、半導体集積回路としてのシステムLSIやSoCなどの論理機能の等価性検証を実行するために必要な各種手段を有し、検証結果を出力する。なお、この各種手段の具体的内容については後述する。
等価性検証とは、回路にブラックボックス或いはブラックボックスセルなどの挿入回路を挿入した場合、挿入前後で同じ等価性を示すかどうかの検証を行うことであり、ここで、参照回路とは挿入回路を挿入する前の回路であり、検証回路とは挿入回路が挿入された後の回路である。ここで、論理等価性検証のツールにはテストベンチが不要なフォーマルベリファイアを使用している。
RTL/ゲートレベル回路記述2及び3は、RTL回路記述情報とゲートレベル回路記述情報を有し、 RTL/ゲートレベル回路記述2は参照回路用に用いられ、RTL/ゲートレベル回路記述3は検証回路用に用いられる。ライブラリ4は、論理等価性検証を実行するために必要な各種情報、例えば、各種回路、外部端子、内部信号、セル、及びブラックボックス等の情報を格納している。
論理等価性検証部1には、コンパイラ5、参照回路データベース6、検証回路データベース7、及び論理等価性検証処理部8が設けられている。
コンパイラ5は、RTL/ゲートレベル回路記述2、RTL/ゲートレベル回路記述3、及びライブラリ4から出力された情報を入力し、各ブロックの回路記述を読み込み、回路データベースを作成する。複数の回路レベルを切り替えてシミュレーションする部分については、レベルごとの回路記述を読み込む。
参照回路データベース6は、コンパイラ5から出力される情報を入力し、回路情報を読みこみ、参照回路情報を作成する。検証回路データベース7は、コンパイラ5から出力される情報を入力して、例えば、挿入回路や仮想回路情報を読みこみ、これらを参照回路に挿入して検証回路情報を作成する。
論理等価性検証処理部8は、参照回路データベース6及び検証回路データベース7から出力される情報を入力し、数学的に論理の等価性を検証し、検証結果を出力する。
次に、半導体集積回路の論理等価性検証方法について図2及び図3を参照して説明する。図2は、半導体集積回路の論理等価性検証方法を示すフローチャート、図3は参照回路及び検証回路を示すブロック図で、図3(a)は参照回路を示すブロック図、図3(b)は検証回路を示すブロック図である。ここでは、論理等価性検証部内に設けられた、ブラックボックスセルに対して任意の論理を与えてファンクションセルに更新するブラックボックスセル更新手段と、オープンピンのみでブラックボックスを再構築するブラックボックス再構築手段とを用いて論理等価性検証を実行する。
図2に示すように、まず、コンパイラ5はライブラリ4からブラックボックスセルを含むセルライブラリを読み込む(ステップS1)。次に、コンパイラ5は回路情報をライブラリ4から、回路記述情報をRTL/ゲートレベル回路記述2及び3からそれぞれ読み込む。参照回路データベース6は、コンパイラ5から出力される情報を入力し、挿入回路が挿入される前の回路である参照回路情報を作成し、その情報を論理等価性検証処理部8に出力する。検証回路データベース7は挿入回路が挿入された後の回路である検証回路情報を作成し、その情報を論理等価性検証処理部8に出力する。
ここで、作成された参照回路9には、例えば、図3(a)に示すように、ロジック回路部12が設けられている。ロジック回路部12は、外部入力ポートPin1及びPin2からそれぞれ入力信号を入力し、出力側のノードN2から出力信号を外部出力ポートPout1から出力している。
一方、例えば、図3(b)に示すように、作成された検証回路11にはロジック回路部12、挿入回路としての回路部20、挿入回路としてのマルチプレクサ(MUX)15、及び挿入回路としてのブラックボックスセルBBSが設けられている。ブラックボックスセルBBSは、論理等価性検証部1のブラックボックスセル検出手段を用いて検出され、入力側に制御信号を入力し、出力側からノードN3の信号をマルチプレクサ15に出力している(ステップS2)。
続いて、論理等価性検証処理部8は、検証回路11の外部入力ポートPin5に対して、例えば、Highレベルの信号“1”である固定値制約を与える(ステップS3)。そして、論理等価性検証の実行前にブラックボックスセルBBSを更新するかの判断を行う。外部入力ポートに与えた固定値制約が伝播するパス上にブラックボックスセルBBSが存在しないと判明している場合、論理等価性検証の実行のステップ(ステップS9)に進む。一方、外部入力ポートに与えた固定値制約が伝播するパス上にブラックボックスセルBBSが存在すると判明している場合、論理等価性検証部1のブラックボックスセル更新手段を用いて、ブラックボックスセルBBSの更新を行い、次のステップに進む(ステップS4)。
次に、論理等価性検証処理部8は、簡易ファンクション情報を入力する。ここで、簡易ファンクション情報とは、回路が動作するときの動作周波数・信号振幅レベルとは異なり、例えば、入力信号の値と出力信号の値の関係を示した論理式をいう(ステップS5)。
続いて、論理等価性検証処理部8は、ブラックボックスセルBBSに簡易ファンクション情報を入力する(ステップS6)。そして、論理等価性検証処理部8は、回路の入力ピン及び出力ピンがオープンになっていないかの有無を判定する。ブラックボックスセルBBSの入力ピン及び出力ピンがオープンになっていないと判定された場合、ステップS9に進み論理等価性検証の実行を行う。一方、オープンになっている場合、次のステップに進む(ステップS7)。
次に、論理等価性検証部1のブラックボックス再構築手段を用いて、オープンピンのみでブラックボックスを再構築し、図3(b)に示すように、ブラックボックスセルBBSは外部入力ポートPin5から入力される制御信号SEの固定値情報を入力して、その信号をノードN3からマルチプレクサ15に出力する(ステップS8)。続いて、論理等価性検証処理部8は、参照回路9と検証回路11の間が同じ等価性を有するかの検証を実行する(ステップS9)。
上述したように、本実施例の論理等価性検証システム及びそれを用いた検証方法では、論理等価性検証システム10に、論理等価性検証部1、RTL/ゲートレベル回路記述2、RTL/ゲートレベル回路記述3、及びライブラリ4が設けられ、ブラックボックスセルに対して任意の論理を与えてファンクションセルに更新するブラックボックスセル更新手段が設けられている。
このため、固定値が伝播するパス上にブラックボックスセルがある場合でも、ブラックボックスセル以降のパスに固定値が伝播させるので、検証対象外回路としての回路部20をdisableすることができ対象回路のみで論理等価性検証を行うことができる。したがって、検証対象外回路に対する論理等価性検証の処理、及びその不一致の確認を行う必要がなく、従来よりも論理等価性検証時間の短縮及びマシン・リソースの削減が可能となる。
更に、ブラックボックスセルなどのセルのオープンピンを入出力としたブラックボックスを構築することにより、そのオープンピンに接続されている回路が論理等価検証の対象外となることを防ぐことが可能となる。
次に、本発明の実施例2に係る論理等価性検証システムを用いた検証方法について、図面を参照して説明する。図4は、半導体集積回路の論理等価性検証方法を示すフローチャートである。本実施例は、実施例1の論理等価性システムを用いて検証中での検証回路に設けられた挿入回路としてのブラックボックスセルを更新し、参照回路と検証回路の間の等価性検証を行う場合である。
以下、実施例1と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図4に示すように、まず、ライブラリの読み込み(ステップS1)から固定値制約の読み込み(ステップS3)を行う。この工程は実施例1と同じ工程なので説明を省略する。なお、参照回路及び検証回路は実施例1の図3と同一構成である。
次に、外部入力ポートから固定値が伝播しているパス上にあるブラックボックスセルを抽出する(ステップS11)。続いて、論理等価性検証部1のブラックボックス検出手段を用いてブラックボックスセルを検出し、外部入力ポートから固定値が伝播しているパス上にブラックボックスセルが存在しているかの判定を行なう。存在していない場合、論理等価性検証の実行のステップ(ステップS9)に進む。存在している場合、次のステップに進む(ステップS12)。
そして、ブラックボックスセルに貫通パスとしてのファンクションを挿入するかの判断を行う。挿入する必要の無い場合、論理等価性検証の実行のステップ(ステップS9)に進む。挿入する必要のある場合、次のステップに進む(ステップS13)。この工程以降は実施例1と同様なので説明を省略する。
上述したように、本実施例の論理等価性検証システム及びそれを用いた検証方法では、論理等価性検証システム10に、論理等価性検証部1、RTL/ゲートレベル回路記述2、RTL/ゲートレベル回路記述3、及びライブラリ4が設けられ、固定値制約を伝播するパス上に挿入回路としてのブラックボックスセルがあるかの検出を行うブラックボックスセル検出手段と、このブラックボックスセルに対して任意の論理を与えてファンクションセルに更新するブラックボックスセル更新手段とが設けられている。
このため、固定値の伝播パス上に存在するブラックボックスセルを論理等価性検証の実行中に自動的に認識及び検出することが可能となり、固定値の伝播を妨げる部分(ポイント)の有無の確認ができる。したがって、固定値の伝播を妨げる部分の特定に要していた論理等価性検証時間を従来よりも短縮できる。
また、固定値が伝播するパス上にブラックボックスセルがある場合でも、ブラックボックスセル以降のパスに固定値が伝播させるので、検証対象外回路としての回路部20をdisableすることができ対象回路のみで論理等価性検証を行うことができる。したがって、検証対象外回路に対する論理等価性検証の処理、及びその不一致の確認を行う必要がなく、従来よりも論理等価性検証時間の短縮及びマシン・リソースの削減が可能となる。
更に、更新後のブラックボックスセルなどのセルのオープンピンを入出力としたブラックボックスを構築することにより、そのオープンピンに接続されている回路が論理等価検証の対象外となることを防ぐことが可能となる。
次に、本発明の実施例3に係る論理等価性検証システム及びそれを用いた検証方法について、図面を参照して説明する。図5は、半導体集積回路の論理等価性検証方法を示すフローチャート、図6は検証回路を示すブロック図、図6(a)は仮想回路を挿入する前の検証回路を示すブロック図、図6(b)は仮想回路を挿入後の検証回路を示す図である。本実施例は、実施例1の論理等価性システムを用いて検証回路に仮想回路を挿入する場合である。ここでは、論理等価性検証部内に設けられた、他のロジック部分との論理的影響の有無を判定する論理判定手段と、他のロジック部分との論理的影響の発生個所を特定する論理特定手段と、論理的影響のある部分に対して回路を論理的に分離する仮想回路を挿入する仮想回路挿入手段を用いて論理等価性検証を実行している。
以下、実施例1と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図5に示すように、まず、コンパイラ5はライブラリ4からブラックボックスセルを含むセルライブラリを読み込む(ステップS1)。次に、挿入回路を参照回路として読み込む(ステップS21)。続いて、挿入回路を挿入後、回路を検証回路として読み込む。ここで、図6(a)に示す仮想回路を挿入する前の検証回路11aには、例えば、ロジック回路部12、挿入回路13、及び2入力AND回路AND1が設けられている(ステップS22)。
そして、検証回路11aに対して、挿入回路13部分を含めマッピング情報を与える(ステップS23)。次に、挿入回路13を含む検証回路11aの入出力ピン情報を抽出する。ここで、図6(a)に示すように、例えば、ロジック回路部12には外部入ポートPin11及び12から入力信号が入力され、参照回路としての挿入回路13には外部入力ポートPin13及び14から入力信号が入力され、2入力AND回路AND1のノードN7から出力信号が外部出力ポートPout11に出力されている(ステップS24)。
続いて、検証回路11aの挿入回路13とそれ以外の回路との接続関係を含めた接続の有無を抽出する。ここで、図6(a)に示すように、例えば、ロジック回路部12の出力側のノードN6は2入力AND回路の入力側に接続され、挿入回路13の出力側のノードN5は2入力AND回路の入力側に接続されている(ステップS25)。
そして、論理等価性検証部1の論理判定手段を用いて、挿入回路13とそれ以外の回路であるロジック回路部12及び2入力AND回路AND1との論理的影響の有無を判定する。論理的影響のない場合、論理等価性検証の実行のステップ(ステップS9)に進む。論理的影響のある場合、次のステップに進む(ステップS26)。
次に、挿入回路13の入出力宣言に指定されているピン名を挿入回路13以外の部分の入出力宣言から抽出する(ステップS27)。続いて、論理等価性検証部1の論理特定手段を用いて、抽出したピン名の接続先のセル(例えば、図6(a)で示すロジック回路部12、2入力AND回路AND1など)を抽出する(ステップS28)。
そして、挿入回路13の入出力宣言に指定されているピン名を上位階層の回路レベルに配置されているセルの入出力ピンから抽出する(ステップS29)。次に、対象となるピン名及びセルの有無の確認を行う。ない場合には論理等価性検証の実行のステップ(ステップS9)に進む。有る場合には次のステップに進む(ステップS30)。
続いて、例えば、図6(b)に示すように、論理等価性検証部1の仮想回路挿入手段を用いて、仮想回路14を検証回路11bに挿入する。ここで、仮想回路14にはマルチプレクサ15が設けられている。マルチプレクサ15は、ロジック回路部12のノードN6から出力される信号、及び2入力AND回路AND1のノードN7から出力される信号を入力し、検証回路11bの外部から供給される制御信号SEにもとづいて、ノードN6或いはノードN7の信号を選択し、その信号をノードN8の信号として外部出力ポートPout11から出力している。なお、仮想回路14は、参照回路としての挿入回路13を回路本体から切り離すことができる(ステップS31)。そして、参照回路としての挿入回路13と検証回路11bの間が同じ等価性を有するかの検証を実行する(ステップS9)。
上述したように、本実施例の論理等価性検証システム及びそれを用いた検証方法では、論理等価性検証システム10に、論理等価性検証部1、RTL/ゲートレベル回路記述2、RTL/ゲートレベル回路記述3、及びライブラリ4が設けられ、他のロジック部分との論理的影響の有無を判定する論理判定手段と、他のロジック部分との論理的影響の発生個所を特定する論理特定手段と、論理的影響のある部分に対して回路を論理的に分離する仮想回路を挿入する仮想回路挿入手段とが設けられている。
このため、他のロジック部分との論理的影響の有無を判定する論理判定手段により挿入回路とその他の回路との論理的影響の有無を判定することができる。したがって、従来よりも論理等価性検証の実行前に不一致の発生を予測して論理等価性検証の余分な実行を減らすことが可能となる。
また、他のロジック部分との論理的影響の発生個所を特定する論理特定手段により、挿入回路とその他の回路との論理的影響の発生個所を特定することができる。したがって、従来よりも論理的影響の発生個所を特定する時間を削減することができる。
更に、論理的影響のある部分に対して回路を論理的に分離する仮想回路を挿入する仮想回路挿入手段により、複数のモジュールにまたがる挿入回路で、その他の回路と論理的影響がある場合でも、挿入回路自身との論理等価性検証が可能となる。したがって、従来よりも論理等価性検証時間を短くすることが可能となる。
なお、本実施例では、検証回路に仮想回路を挿入して論理等価性検証を行っているが、検証回路内のセル及び接続ノードの一部を仮想的に削除し、この削除した領域及び周辺領域を新たに仮想回路として論理等価性検証を行ってもよい。
次に、本発明の実施例4に係る論理等価性検証システム及びそれを用いた検証方法について、図面を参照して説明する。図7は、半導体集積回路の論理等価性検証方法を示すフローチャート、図8はセルの論理を更新する前の検証回路を示すブロック図、図9は論理の更新対象部を示すブロック図、図9(a)は入出力ピン情報を抽出後の論理の更新対象部を示すブロック図、図9(b)はファンクションの挿入後の論理の更新対象部を示すブロック図、図9(c)はオープンピンのみでブラックボックスを構築した後の論理の更新対象部を示すブロック図、図10はセルの論理を更新した後の検証回路を示すブロック図である。本実施例は、実施例1の論理等価性システムを用いてセルの論理を更新する場合である。ここでは、論理等価性検証部内に設けられた、論理的影響個所の特定を行う論理特定手段と、論理の更新対象に対して論理の更新を行う論理更新手段と、セル内でブラックボックスを構築するブラックボックス構築手段とを用いて論理等価性検証を実行している。
以下、実施例1と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図7に示すように、まず、コンパイラ5はライブラリ4からブラックボックスセルを含むセルライブラリを読み込む(ステップS1)。次に、挿入回路或いは挿入前回路を参照回路として読み込む(ステップS41)。次の挿入後回路の読み込み(ステップS22)からトップレベル入出力ピン名抽出(ステップS29)までは実施例3と同様なステップなので説明を省略する。
続いて、対象のピン名及びセルの有無の判定を行なう。無い場合にはステップS43のオープンピンの有無に進む。有る場合には、次のステップに進む(ステップS30)。
そして、セルの論理を更新するステップを進める。ここで、例えば、図8に示すセルの論理を更新する前の検証回路11cには、ロジック回路部12a、挿入回路13a、及び論理の更新対象部21が設けられている。論理の更新対象部21は、ロジック回路部12aのノードN11から出力される信号を入力し、挿入回路13aのノードN12及びN13からそれぞれ出力される信号を入力し、ノードN14及びノードN15から出力信号を外部に出力している。セルの論理を更新するステップとして、論理を更新するセルの抽出を行い、図9(a)に示すように、例えば、論理等価性検証部1の論理特定手段を用いて、論理の更新対象部21が抽出される。ここでは、ノードN11が入力オープンピンPi11、ノードN12が入力オープンピンPi12、ノードN13が入力オープンピンPi13となる。一方、ノードN14が出力オープンピンPo14、ノードN15が出力オープンピンPo15となる。次に、ファンクションの挿入を行う。例えば、図9(b)に示すように、論理等価性検証部1の論理更新手段を用い、入力オープンピンPi11と出力オープンピンPo14の間に論理の更新対象部21aのバッファBUF1を挿入し、入力オープンピンPi11であるノードN11と出力オープンピンPo14であるノードN14の間を接続させ、ノードN11の信号をバッファBUF1により伝播させてノードN14から出力させている(ステップS42)。
次に、ファンクションのない入力オープンピン及び出力オープンピンの有無の判定を行う。無い場合には論理等価性検証の実行(ステップS9)に進める。有る場合には、次のステップに進む(ステップS43)。
続いて、論理等価性検証部1のブラックボックス構築手段を用い、ファンクションのない入力オープンピン及び出力オープンピンのみでブラックボックスの構築を行う。例えば、図9(c)に示すように、論理の更新対象部21b内に入力側がノードN12及びノードN13に接続され、出力側がノードN15に接続されたブラックボックスBBが設けられる。図10に示すように、ロジック回路部12aから出力されるノードN11の信号は、論理の更新対象部21bのバッファBUF1で伝播され、挿入回路13aとは独立にノードN14から外部に出力される(ステップS44)。そして、挿入回路が挿入される前の参照回路と検証回路11dの等価性検証、或いは挿入回路と検証回路11dの等価性検証を実行する(ステップS9)。
上述したように、本実施例の論理等価性検証システム及びそれを用いた検証方法では、本実施例の論理等価性検証システムを用いた検証方法では、論理等価性検証システム10に、論理等価性検証部1、RTL/ゲートレベル回路記述2、RTL/ゲートレベル回路記述3、及びライブラリ4が設けられ、論理等価性検証システム内に設けられた、論理的影響個所の特定を行う論理特定手段と、論理の更新対象に対して論理の更新を行う論理更新手段と、セル内でブラックボックスを構築するブラックボックス構築手段とが設けられている。
このため、検証対象外回路としての挿入回路13aをdisableするための回路が搭載されていない場合でも、検証対象外回路をdisableにした論理等価性検証ができる。したがって、従来よりも論理等価性検証の時間を短縮することが可能となる。
また、セル内でブラックボックスを構築するブラックボックス構築手段により、論理の更新対象部としてのセルのオープンピンを入出力としたブラックボックスを構築し、そのオープンピンに接続されている挿入回路の論理を保持したまま、他の回路との論理的影響を分断でき挿入回路自身との論理等価性検証ができる。したがって、従来よりも論理等価性検証の時間を短縮することが可能となる。
更に、論理の更新対象に対して論理の更新を行う論理更新手段により、論理の更新対象部としてのセルの論理が更新され、検証回路中の元の回路部分と挿入回路部分のそれぞれの論理が保持されたまま、お互いの論理的影響を分断できる。したがって、検証回路への制約を変更させることなく挿入前回路及び挿入回路自身のどちらも論理等価性検証を実行することが可能となる。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々、変更してもよい。
例えば、実施例では、論理等価性検証ツールにフォーマルベリファイアを用いているが、モデルチェッキングツールを用いてもよい。
本発明は、以下の付記に記載されているような構成が考えられる。
(付記1) RTL回路記述情報及びゲートレベル記述情報を有するRTL/ゲートレベル回路記述と、論理等価性検証実行用情報を有するライブラリと、前記RTL/ゲートレベル回路記述情報及び前記ライブラリ情報から、回路データベースを作成するコンパイラと、前記コンパイラから出力される情報から参照回路情報を作成する参照回路データベースと、前記コンパイラから出力される情報から検証回路情報を作成する検証回路データベースと、前記参照回路データベース及び前記検証回路データベースから出力される情報から検証処理を実行する論理等価性検証処理部と、論理的影響個所の特定を行う論理特定手段と、論理の更新対象に対して、論理の更新を行う論理更新手段と、セル内でブラックボックスを構築するブラックボックス構築手段とを有する論理等価性検証部とを具備する論理等価性検証システム。
(付記2) 挿入回路を参照回路として読み込むステップと、前記挿入回路が挿入された回路を検証回路として読み込むステップと、前記挿入回路とそれ以外の回路との論理的影響の有無を判定し、論理的影響のある場合に前記挿入回路の入出力宣言に指定されているピン名の抽出を行うステップと、抽出されたピン名の接続先セルの抽出を行うステップと、対象となるピン及びセルの有無の判定を行い、有る場合に仮想回路を挿入するステップと、前記挿入回路と前記検証回路が等価性を有するのかの検証を行うステップとを具備する論理等価性検証システムを用いた検証方法。
(付記3) 挿入回路或いは挿入前回路を参照回路として読み込むステップと、挿入回路が挿入された回路を検証回路として読み込むステップと、前記挿入回路とそれ以外の回路との論理的影響の有無を判定し、論理的影響のある場合に前記挿入回路の入出力宣言に指定されているピン名の抽出を行うステップと、抽出されたピン名の接続先セルの抽出を行うステップと、対象となるピン及びセルの有無の判定を行い、有る場合にセルの論理を更新するステップと、ファンクションのない入力オープンピン及び出力オープンピンの有無の判定を行い、有る場合にオープンピンのみでブラックボックスを構築するステップと、前記参照回路と前記検証回路が等価性を有するのかの検証を行うステップとを具備する論理等価性検証システムを用いた検証方法。
本発明の実施例1に係る半導体集積回路の論理等価性検証システムを示すブロック図。 本発明の実施例1に係る半導体集積回路の論理等価性検証方法を示すフローチャート。 本発明の実施例1に係る参照回路および検証回路を示すブロック図である。 本発明の実施例2に係る半導体集積回路の論理等価性検証方法を示すフローチャート。 本発明の実施例3に係る半導体集積回路の論理等価性検証方法を示すフローチャート。 本発明の実施例3に係る検証回路を示すブロック図である。 本発明の実施例4に係る半導体集積回路の論理等価性検証方法を示すフローチャート。 本発明の実施例4に係るセルの論理を更新する前の検証回路を示すブロック図。 本発明の実施例4に係るセルの論理の更新対象部を示すブロック図。 本発明の実施例4に係るセルの論理を更新した後の検証回路を示すブロック図。
符号の説明
1 論理等価性検証部
2 RTL/ゲートレベル回路記述(参照回路)
3 RTL/ゲートレベル回路記述(検証回路)
4 ライブラリ
5 コンパイラ
6 参照回路データベース
7 検証回路データベース
8 論理等価性検証処理部
9 参照回路
10 論理等価性検証システム
11、11a、11b、11c、11d 検証回路
12、12a ロジック回路部
13、13a 挿入回路
14 仮想回路
15 マルチプレクサ(MUX)
20 回路部
21、21a、21b 論理の更新対象部
AND1 2入力AND回路
BB ブラックボックス
BBS ブラックボックスセル
BUF1 バッファ
N1〜8、N11〜15 ノード
Pi11〜13 入力オープンピン
Pin1〜5、Pin11〜14 外部入力ポート
Po14、15 出力オープンピン
Pout1、11 外部出力ポート
SE 制御信号

Claims (5)

  1. RTL回路記述情報及びゲートレベル記述情報を有するRTL/ゲートレベル回路記述と、
    論理等価性検証実行用情報を有するライブラリと、
    前記RTL/ゲートレベル回路記述情報及び前記ライブラリ情報から、回路データベースを作成するコンパイラと、前記コンパイラから出力される情報から参照回路情報を作成する参照回路データベースと、前記コンパイラから出力される情報から検証回路情報を作成する検証回路データベースと、前記参照回路データベース及び前記検証回路データベースから出力される情報から検証処理を実行する論理等価性検証処理部と、ブラックボックスセルに任意の論理を与えてファンクションセルに更新するブラックボックスセル更新手段とを有する論理等価性検証部と、
    を具備することを特徴とする論理等価性検証システム。
  2. 更に、前記論理等価性検証部は固定値制約を伝播するパス上にブラックボックスセルがあるかの検出を行うブラックボックス検出手段と、オープンピンのみでブラックボックスを再構築するブラックボックス再構築手段とを具備することを特徴とする請求項1に記載の論理等価性検証システム。
  3. RTL回路記述情報及びゲートレベル記述情報を有するRTL/ゲートレベル回路記述と、
    論理等価性検証実行用情報を有するライブラリと、
    前記RTL/ゲートレベル回路記述情報及び前記ライブラリ情報から、回路データベースを作成するコンパイラと、前記コンパイラから出力される情報から参照回路情報を作成する参照回路データベースと、前記コンパイラから出力される情報から検証回路情報を作成する検証回路データベースと、前記参照回路データベース及び前記検証回路データベースから出力される情報から検証処理を実行する論理等価性検証処理部と、ロジック回路部との論理的影響の有無を判定する論理判定手段とを有する論理等価性検証部と、
    を具備することを特徴とする論理等価性検証システム。
  4. 更に、前記論理等価性検証部は前記ロジック回路部との論理的影響個所の特定を行う論理特定手段と、論理的影響のある部分に対して、回路を論理的に分離する仮想回路を挿入する仮想回路挿入手段とを具備することを特徴とする請求項3に記載の論理等価性検証システム。
  5. 参照回路及び検証回路を読み込むステップと、
    前記検証回路に固定値制約の読み込みを行うステップと、
    前記検証回路内に設けられたブラックボックスセルを更新するかの判断を行い、前記ブラックボックスセルから所定の信号が出力されない場合に前記ブラックボックスセルを更新するステップと、
    更新されたブラックボックスセルにファンクション情報を入力するステップと、
    前記検証回路の入力ピン及び出力ピンがオープンなのかの判定を行い、オープンピンが存在する場合に前記オープンピンのみでブラックボックスを再構築するステップと、
    前記参照回路と前記検証回路が等価性を有するのかの検証を行うステップと、
    を具備することを特徴とする論理等価性検証システムを用いた検証方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020149270A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 東芝情報システム株式会社 回路適正化装置及び回路適正化方法

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