JP2007139443A - 表示装置およびナビゲーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者の視点に立ち、走行状況や利用者の嗜好に応じた有用度の高い案内情報を提供する。
【解決手段】車両が過去に走行したことの無い地点にあるか否かを判定する判定部2bをそなえ、判定部2bにおいて車両は過去に走行したことの無い地点にあると判定された場合に、表示制御部4は、情報取込部2cで取り込んだ施設案内情報を表示すべく、モニタ1をマルチ表示制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両における経路案内を行なう際に用いて好適の、表示装置およびナビゲーション装置に関するものである。
従来より、車両における経路案内を行なうために、車両の位置情報に応じた地図表示を車載モニタを通じて行なう、いわゆるナビゲーション装置が開発されている。近年においてはナビゲーション装置の多機能化が進み、個々のユーザのカーライフスタイルに応じた多様な要求をサポートすることが求められている。
特許文献1には、車載端末が搭載されている車の現在位置から所定の範囲内に広告情報を有する店舗が存在する場合に、その広告情報を出力する技術について記載されている。
また、特許文献2には、顧客が移動体通信機器の案内を受けて商品・サービス提供者の位置まで移動して、商品・サービス提供者との取引をした場合に、当該取引をした顧客は商品・サービス提供者から特典を受けることができるようにした技術について記載されている。
特開2002−48564号公報 特開2002−56283号公報
しかしながら、上述の特許文献1および2に記載された技術は、いずれも、店舗広告や購買その他サービス提供等の集客力向上を目的とした宣伝広告表示のための技術であり、商業事業者の事業機会拡大のためのものであって、ナビゲーション装置の利用者の視点に立ったサポート機能を実現するものではない。
すなわち、個々のユーザのカーライフスタイルに応じた多様な要求をサポートするため、ナビゲーション装置の利用者の視点に立ち、走行状況や利用者の嗜好に応じた有用度の高い案内情報を提供できるようにすることが望まれている。
特に、走行経験のない初めての道を走行する場合には、沿道にどのような施設があるかは乗員は通常知らず、関心の大きい事象であると想定されるものである。このような初めての道を走行中に、通常の地図表記以上の詳細な周辺施設情報を提供することは、乗員が初めての道を走行する際の乗員の関心や好奇心を刺激し、楽しいカーライフスタイルをサポートできる点で実現が望まれるものである。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、ナビゲーション装置の利用者の視点に立ち、走行状況や利用者の嗜好に応じた有用度の高い案内情報を提供できるようにすることを目的とする。
このため、本発明の表示装置は、車両の経路案内を画面表示するモニタと、該車両の現在位置を認識する現在位置認識部と、該車両の走行履歴を走行履歴情報として記憶する走行履歴記憶部と、施設案内情報を記憶する施設案内情報記憶部と、該現在位置認識部で認識した該車両の現在位置から施設案内情報を該施設案内情報記憶部から取り込む情報取込部と、該情報取込部で取り込んだ施設案内情報を表示すべく該モニタを表示制御する表示制御部と、をそなえるとともに、該現在位置認識部での認識結果と、該走行履歴記憶部にて記憶されている走行履歴情報とに基づいて、該車両は過去に走行したことの無い地点にあるか否かを判定する判定部をそなえ、前記判定部において該車両は過去に走行したことの無い地点にあると判定された場合に、該表示制御部は、該情報取込部で取り込んだ施設案内情報を表示すべく、該モニタをマルチ表示制御するように構成されたことを特徴としている。
また、該表示制御部で案内情報として表示すべき施設についての表示条件を設定する表示条件設定部をそなえ、該表示制御部は、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、該表示条件設定部で設定された表示条件に合致した施設についての案内情報を、マルチ画面のうちの1画面に表示させるべく該モニタをマルチ表示制御することもできる。
この場合においては、該走行履歴記憶部が、時間的要因に基づく走行履歴を記憶しうるように構成されるとともに、該表示条件設定部が、該時間的要因に基づく走行履歴に関連する施設についての案内情報を該表示条件として設定しうるように構成され、かつ、該表示制御部は、該走行履歴記憶部を参照することにより、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、該表示条件設定部で設定された表示条件に合致する施設を割り出し、該割り出した施設についての案内情報を、マルチ画面のうちの1画面に表示させるべく該モニタをマルチ表示制御することとしてもよい。
また、該走行履歴記憶部が、ユーザ毎に走行履歴を記憶しうるように構成されるとともに、該表示条件設定部が、該ユーザ毎の走行履歴に関連する施設についての案内情報を該表示条件として設定しうるように構成され、かつ、該表示制御部は、該走行履歴記憶部を参照することにより、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、該表示条件設定部で設定された、当該ユーザについての表示条件に合致する施設を割り出し、該割り出した施設についての案内情報を、マルチ画面のうちの1画面に表示させるべく該モニタをマルチ表示制御することもできる。
さらに、該走行履歴記憶部が、該車両の運行目的毎に走行履歴を記憶しうるように構成されるとともに、該表示条件設定部が、該車両の運行目的に関連する施設についての案内情報を該表示条件として設定しうるように構成され、かつ、該表示制御部は、該走行履歴記憶部を参照することにより、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、該表示条件設定部で設定された表示条件に合致する施設を割り出し、該割り出した施設についての案内情報を、マルチ画面のうちの1画面に表示させるべく該モニタをマルチ表示制御することとしてもよい。
また、該走行履歴記憶部が、走行速度毎の走行履歴を記憶しうるように構成されるとともに、該表示条件設定部が、該走行速度毎の走行履歴に関連する施設についての案内情報を該表示条件として設定しうるように構成され、かつ、該表示制御部は、該走行履歴記憶部を参照することにより、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、該表示条件として設定された走行速度についての過去の走行履歴に合致する施設を割り出し、該割り出した施設についての案内情報を、マルチ画面のうちの1画面に表示させるべく該モニタをマルチ表示制御することもできる。
また、本発明のナビゲーション装置は、目的地までの走行経路を算出する算出手段と、該算出手段で算出した走行経路とともに該走行経路に沿って存在する施設についての情報をマルチ表示させる制御を行なう表示制御部と、をそなえたことを特徴としている。
さらに、該表示制御部で案内情報として表示すべき施設についての表示条件を設定する表示条件設定部をそなえ、該表示制御部は、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、該表示条件設定部で設定された表示条件に合致した施設についての案内情報を、マルチ画面のうちの1画面に表示させる制御を行なうこととすることができる。
この場合においては、時間的要因に基づく走行履歴を記憶しうる走行履歴記憶部をそなえ、該表示条件設定部が、該時間的要因に基づく走行履歴に関連する施設についての案内情報を該表示条件として設定しうるように構成され、かつ、該表示制御部は、該走行履歴記憶部を参照することにより、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、該表示条件設定部で設定された表示条件に合致する施設を割り出し、該割り出した施設についての案内情報を、マルチ画面のうちの1画面に表示させる制御を行なうこととしてもよい。
また、ユーザ毎に走行履歴を記憶しうる走行履歴記憶部をそなえ、該表示条件設定部が、該ユーザ毎の走行履歴に関連する施設についての案内情報を該表示条件として設定しうるように構成され、かつ、該表示制御部は、該走行履歴記憶部を参照することにより、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、該表示条件設定部で設定された、当該ユーザについての表示条件に合致する施設を割り出し、該割り出した施設についての案内情報を、マルチ画面のうちの1画面に表示させる制御を行なうこととしてもよい。
さらに、該車両の運行目的毎に走行履歴を記憶しうる走行履歴記憶部をそなえ、該表示条件設定部が、該車両の運行目的に関連する施設についての案内情報を該表示条件として設定しうるように構成され、かつ、該表示制御部は、該走行履歴記憶部を参照することにより、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、該表示条件設定部で設定された表示条件に合致する施設を割り出し、該割り出した施設についての案内情報を、マルチ画面のうちの1画面に表示させる制御を行なうこともできる。
また、走行速度毎の走行履歴を記憶しうる走行履歴記憶部をそなえ、該表示条件設定部が、該走行速度毎の走行履歴に関連する施設についての案内情報を該表示条件として設定しうるように構成され、かつ、該表示制御部は、該走行履歴記憶部を参照することにより、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、該表示条件として設定された走行速度についての過去の走行履歴に合致する施設を割り出し、該割り出した施設についての案内情報を、マルチ画面のうちの1画面に表示させる制御を行なうこともできる。
さらに、本発明のナビゲーション装置は、車両の経路案内を画面表示するモニタと、該車両の現在位置および走行経路を認識する現在位置認識部と、該車両の走行経路の情報を走行履歴情報として記憶する走行履歴記憶部と、施設案内情報を記憶する施設案内情報記憶部と、該現在位置認識部で認識した該車両の現在位置から施設案内情報を施設案内情報記憶部から取り込む情報取込部と、該情報取込部で取り込んだ施設案内情報を表示すべく該モニタを表示制御する表示制御部と、をそなえるとともに、該現在位置認識部での認識結果と、走行履歴記憶部に記憶されている走行履歴情報に基づいて、該車両は過去に走行したことの無い地点にあるか否かを判定する判定部をそなえ、前記判定部において該車両は過去に走行したことの無い地点にあると判定された場合に、該表示制御部は、情報取込部で取り込んだ施設案内情報を表示すべく、該モニタをマルチ表示制御するように構成されたことを特徴としている。
このように、本発明によれば、表示制御部により、走行経験のない地点を走行している場合に、利用者の視点に立ち、走行状況や利用者の嗜好に応じた有用度の高い案内情報として、通常の地図表記以上の詳細な周辺施設情報を提供することができ、乗員が初めての道を走行する際の乗員の関心や好奇心を刺激し、楽しいカーライフスタイルをサポートできる利点がある。
以下、図面を参照することにより、本発明の実施の形態について説明する。
なお、上述の本願発明の目的のほか、他の技術的課題,その技術的課題を解決する手段及びその作用効果についても、以下の実施の形態による開示によって明らかとなる。
〔A〕一実施形態の説明
図1は本発明の一実施形態にかかるナビゲーション装置10を示すブロック図であり、この図1に示すナビゲーション装置10は、車両に搭載されて、車両が位置する現在位置周辺の地図を表示することを通じて、経路案内を行なうためのものであって、モニタ1,制御処理部2,記憶部3をそなえるとともに、入出力制御部としての表示制御部4および入力操作部5をそなえている。
なお、本実施形態におけるナビゲーション装置10においては、この経路案内を行なう態様として、特にユーザが設定した目的地に従った経路を案内する態様のほかに、目的地を設定せずに走行する場合において、地図表示上の現在位置を画面表示することによって経路案内を行なう表示装置としての経路案内の態様がある。
ここで、モニタ1は、車両の経路案内を画面表示を通じて行なうためのものである。特に、本実施形態におけるナビゲーション装置10においては、モニタ1を通じて表示すべき現在位置周辺の地図として例えば衛星写真が用いられるようになっており、この衛星写真による経路案内機能を支援するために、後述するようなウィンドウ表示による案内を行なうことができるようになっている。
また、制御処理部2は、ナビゲーション装置10の動作を統括制御するものであって、例えばハードウェア構成としてCPU(Central Processing Unit)およびメモリ等をそなえて構成されている。又、制御処理部2はその機能面に着目すると、後述する現在位置認識部2a,判定部2b,情報取込部2cおよび目的地経路算出部2dをそなえている。
また、記憶部3は、例えばハードディスク等の記憶媒体により構成されて、経路案内のための地図情報等のほか、車両の経路案内のために必要なプログラム等についても記憶することができるようになっている。特に、記憶部3は、後述する走行履歴記憶部3aおよび経路案内情報記憶部3bをそなえている。
現在位置認識部2aは、例えばGPS(Global Positioning System)衛星等からの信号を受信するGPS通信部11や、車両の走行速度について検出する車速センサ12および車両の走行向きを検出するためのジャイロセンサ13に接続されて、当該ナビゲーション装置10が搭載される車両の現在位置および走行状況を認識するものである。
すなわち、現在位置認識部2aにおいては、GPS通信部11からの信号をもとに当該ナビゲーション装置10が搭載された車両の現在位置を経度緯度情報等として測定・認識し、更に、この測定により得られた経度緯度情報とともに、車速センサ12で検出された車速およびジャイロセンサ13で検出された車両の向きに基づいて、車両の走行状況を認識することができるようになっている。
また、記憶部3の走行履歴記憶部3aは、上述の現在位置認識部2aで認識した車両の走行履歴情報を蓄積して記憶するものであり、経路案内情報記憶部3bは、地図情報とともに地図情報に対応した施設案内情報を経路案内情報として記憶するものである。即ち、経路案内情報記憶部3bは、地図情報を記憶する地図情報記憶部としての機能とともに、施設案内情報を記憶する施設案内情報記憶部としての機能をそなえている。又、本実施形態におけるナビゲーション装置10においては、経路案内情報記憶部3bで記憶する地図情報として、衛星地図写真の情報が記憶されている。
さらに、制御処理部2の判定部2bは、現在位置認識部2aでの認識結果と、走行履歴記憶部3aにて記憶されている走行履歴情報とに基づいて、車両位置が過去に走行したことの無い地点であるか否か(又はこれまで走行経験のない道路を走行しているか否か)を判定するものである。
情報取込部2cは、現在位置認識部2aで認識した車両の現在位置から、周辺の地図情報を経路案内情報記憶部3bから取り込む一方、判定部2bにおいて車両の現在位置が過去に走行したことの無い地点にあると判定された場合には、車両に所定距離以内に近づいた施設についての案内情報についても経路案内情報記憶部3bから取り込むものである。
なお、目的地経路算出部2dは、目的地までの走行経路を算出する算出手段であり、具体的には、特に目的地を設定した走行を行なう場合において、ユーザから入力操作部5を通じて入力される目的地と、現在位置認識部2aで認識する現在位置とともに、経路案内情報記憶部3bに記憶されている地図情報を用いることにより、目的地までの走行経路を算出する。
さらに、表示制御部4は、モニタ1における表示を制御するものである。具体的には、モニタ1において、情報取込部2cで取り込んだ周辺の地図情報を表示するものであるが、特に判定部2bにおいて過去に走行したことの無い地点に車両があると判定された場合に、当該地図表示上に情報取込部2cで取り込んだ施設案内情報をマルチ画面表示すべく表示制御(マルチ表示制御)を行なうものである。
すなわち、図2のフローチャートに示すように、判定部2bにおいて、車両位置が過去に走行したことのある地点(又はこれまで走行経験のある道路を走行している)と判定されている場合には、表示制御部4においては、モニタ1で通常の地図画面表示を行なうように制御を行なっている(ステップA1,A2のYESルート)。
しかし、判定部2bにおいて、車両位置が過去に走行したことのない地点に到達した(又はこれまで走行経験のない道路の走行に移行した)と判定された場合には、表示制御部4においては、地図画面表示とともに施設案内情報についても表示するマルチ画面表示を行なうようにモニタ1を表示制御する(ステップA2のNOルートからステップA3)。
たとえば、図3に示すように、点線R1で示す過去に走行したことのある経路上の例えば地点P1を通過中においては、モニタ1では通常の地図画面表示を行なう。しかし、図3の二点鎖線R2で示す過去の走行経験のない経路上にさしかかった場合(例えば地点P2を通過した場合)には、P2から所定距離以内にある施設案内情報(例えば経路R2上に位置する「本屋」についての名称、営業時間、駐車スペースの有無等の情報)を、「本屋」についての位置表示とともにモニタ1で表示(マルチ画面表示)する。
この場合においては、経路順、即ち走行により近づいている順番で店舗等の施設情報を表示することができる(ステップA4)。具体的には、図4に示すマルチ画面表示M1,M2に示すように、現在位置から所定距離以内にある施設情報が複数(例えばA〜Eの5つ)ある場合において、車両の走行に合わせて通過前の最も近接する施設についての案内情報を一つずつ表示することができる。例えば、地点P3を走行中はマルチ画面表示M1で施設Aについて表示し、地点P3から進んだ地点P4を走行中はマルチ画面表示M2で施設Bについて表示する。
または、図4に示すマルチ画面表示M3のように、所定距離以内に近づいてきている複数の施設A〜Eの位置表示とともに、位置表示に関連づけされた各施設(この場合においては3つの施設A〜C)についての施設案内情報を、モニタ1の表示領域を領域分割して表示すべく、表示制御部4でモニタ1をマルチ表示制御することもできる。尚、上述の施設についての位置表示は、衛星写真上に強調表示を重ねることとしてもよいし、描画により簡単化された地図上で表示することとしてもよい。
なお、上述のマルチ画面表示を行なう場合、領域分割されたモニタ画面としては、図4の施設案内表示M1〜M3に示すように、施設の位置表示のための第1領域M11,M21,M31とともに、位置表示に関連付けされた施設についての案内情報表示のための第2領域M12,M22,M32と、を少なくともそなえる。
また、上述のごときマルチ画面表示は、走行経験のない経路を走行している間は継続させ(ステップA5のNOルートからステップA6)、走行経験にある経路に戻った場合には通常の地図画面表示に戻す(ステップA5のYESルートからステップA1)。
なお、位置表示に関連づけた施設表示としては、例えば図5に示すように行なうことができる。即ち、この図5に示すマルチ画面表示M4のように、第1領域M41である施設の位置表示を、描画による(衛星地図よりも)簡単化された地図上における番号表示で行ない、各施設についての案内情報を、地図上での番号表示に対応づけて第2領域M42で行なう。この図5に示す場合においては、番号「2」に対応する施設(ショップ),番号「5」に対応する施設(カーディーラ)および番号「1」に対応する施設(ガソリンスタンド)についての案内情報が領域分割されて表示されている。
上述のごときマルチ画面表示を通じて、地図表示を損なうことなく施設案内情報を表示することができるので、施設案内情報の表示の効率性や、乗員の注目が期待される度合いに応じ、地図表示との整合を図って施設情報を提供することができるようになる。
また、図1に示すナビゲーション装置10をなす入力操作部5は、上述のごとき初めて走行する経路を走行する際の施設案内を含むマルチ画面表示を行なう際に、表示される施設についての条件を、ユーザからの入力を通じて設定するためのものである。換言すれば、入力操作部5は、情報取込部2cで案内情報として取り込むべき施設についての取込条件を設定する取込条件設定部である。
すなわち、情報取込部2cは、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、入力操作部5で設定された取込条件に合致した施設についての案内情報を経路案内情報記憶部3bから取り込むことができるようになっており、これにより、モニタ1においては、表示制御部4での制御を通じて、入力操作部5を通じてなされた条件設定に従った施設案内表示を行なうことができるようになる。
なお、上述の入力操作部5で設定しうる取込条件としては、例えば、過去の月又は年毎の走行履歴,時間帯毎の走行履歴,季節毎の走行履歴等の時間的要因に基づく走行履歴に関連する施設情報としたり、ユーザ毎の走行履歴,車両の運行目的毎の走行履歴,走行速度ごとの走行履歴などに関連する施設情報としたりすることができる。以下においては、各取込条件に応じた動作例について説明する。
まず、過去の月についての走行履歴に関連する施設情報を取込条件とした場合についての動作例について説明する。図6に示すように、ユーザが入力操作部5を通じて気になる月(例えば2月)についての過去の走行履歴を取込条件に設定する(ステップB1)。尚、この場合においては、前提として、月毎に走行履歴を蓄積できるように走行履歴記憶部3aを構成しておく。
このような条件設定の下、判定部2bで車両走行中に今まで走行したことのない地点(道路)を走行していると判定された場合には(ステップB2)、情報取込部2cでは、走行履歴記憶部3aを参照することにより、現在位置から所定距離以内の範囲内で、条件入力された月に立ち寄った地点を割り出す(ステップB3)。
そして、情報取込部2cで、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、取込条件として設定された月についての過去の走行履歴に合致する施設についての案内情報を経路案内情報記憶部3bから取り込む。表示制御部4では、情報取込部2cで取り込んだ施設についての案内情報を、モニタ1において地図表示とともにマルチ画面表示すべく、モニタ1を制御する。
したがって、モニタ1を通じた施設案内の表示により、衛星写真を併用した周辺施設についての案内(自動周辺案内)を行なうことができる(ステップB4)。図7に、2月の走行履歴を取込条件とした場合のモニタ1でのマルチ画面表示の例を示す。この図7に示すように、画面領域M71で衛星写真による地図表示を行なうとともに、画面領域M72で、過去の走行履歴として2月に立ち寄った施設についての案内表示を行なうことができる。
また、過去の年についての走行履歴に関連する施設情報を取込条件とした場合には、図8に示すように、上述した月についての走行履歴を条件とした場合と同様に、ユーザが入力操作部5を通じて気になる年(例えば05年)についての過去の走行履歴を取込条件に設定する(ステップC1)。尚、この場合においては、前提として、年毎に走行履歴を蓄積できるように走行履歴記憶部3aを構成しておく。
このような条件設定の下、判定部2bで車両走行中に今まで走行したことのない地点(道路)を走行していると判定された場合には(ステップC2)、情報取込部2cでは、走行履歴記憶部3aを参照することにより、現在位置から所定距離以内の範囲内で、条件入力された年に立ち寄った地点を割り出す(ステップC3)。
そして、情報取込部2cで、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、取込条件として設定された年についての過去の走行履歴に合致する施設についての案内情報を経路案内情報記憶部3bから取り込む。表示制御部4では、情報取込部2cで取り込んだ施設についての案内情報を、モニタ1において地図表示とともにマルチ画面表示すべく、モニタ1を制御する。
したがって、モニタ1を通じた施設案内の表示により、衛星写真を併用した周辺施設についての案内(自動周辺案内)を行なうことができる(ステップC4)。図9に、05年の走行履歴を取込条件とした場合のモニタ1でのマルチ画面表示の例を示す。
また、乗員別の走行履歴に関連する施設情報を取込条件とした場合には、図10に示すように、ユーザが入力操作部5を通じて乗員別(例えば乗員名「父」)についての過去の走行履歴を取込条件に設定する(ステップD1)。尚、この場合においては、前提として、乗員毎に走行履歴を蓄積できるように走行履歴記憶部3aを構成しておく。
このような条件設定の下、判定部2bで車両走行中に(乗員「父」が)今まで走行したことのない地点(道路)を走行していると判定された場合には(ステップD2)、情報取込部2cでは、走行履歴記憶部3aを参照することにより、現在位置から所定距離以内の範囲内で、条件入力された乗員が過去に立ち寄った地点を割り出す(ステップD3)。
そして、情報取込部2cで、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、取込条件として設定された乗員についての過去の走行履歴に合致する施設についての案内情報を経路案内情報記憶部3bから取り込み、リストアップする(ステップD4)。そして、表示制御部4では、情報取込部2cで取り込んだ施設についての案内情報を、モニタ1において地図表示とともにマルチ画面表示すべく、モニタ1を制御する。従って、モニタ1を通じた施設案内の表示により、衛星写真を併用した周辺施設についての案内(自動周辺案内)を行なうことができる(ステップD5)。図11に、乗員「父」の走行履歴を取込条件とした場合のモニタ1でのマルチ画面表示の例を示す。
また、運行目的毎の走行履歴に関連する施設情報を取込条件とした場合には、図12に示すように、ユーザが入力操作部5を通じて運行目的(例えば買い物)についての過去の走行履歴を取込条件に設定する(ステップE1)。尚、この場合においては、前提として、運行目的毎に走行履歴を蓄積できるように走行履歴記憶部3aを構成しておく。
このような条件設定の下、判定部2bで車両走行中に今まで走行したことのない地点(道路)を走行していると判定された場合には(ステップE2)、情報取込部2cでは、走行履歴記憶部3aを参照することにより、現在位置から所定距離以内の範囲内で、条件入力された運行目的で過去に立ち寄った地点を割り出す(ステップE3)。
そして、情報取込部2cで、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、取込条件として設定された運行目的での過去の走行履歴に合致する施設についての案内情報を経路案内情報記憶部3bから取り込み、リストアップする(ステップE4)。そして、表示制御部4では、情報取込部2cで取り込んだ施設についての案内情報を、モニタ1において地図表示とともにマルチ画面表示すべく、モニタ1を制御する。従って、モニタ1を通じた施設案内の表示により、衛星写真を併用した周辺施設についての案内(自動周辺案内)を行なうことができる(ステップE5)。図13に、買い物目的での走行履歴を取込条件とした場合のモニタ1でのマルチ画面表示の例を示す。
また、運行時間帯毎の走行履歴に関連する施設情報を取込条件とした場合には、図14に示すように、ユーザが入力操作部5を通じて気になる運行時間帯(例えば13時)についての過去の走行履歴を取込条件に設定する(ステップF1)。尚、この場合においては、前提として、時間帯毎に走行履歴を蓄積できるように走行履歴記憶部3aを構成しておく。
このような条件設定の下、判定部2bで車両走行中に今まで走行したことのない地点(道路)を走行していると判定された場合には(ステップF2)、情報取込部2cでは、走行履歴記憶部3aを参照することにより、現在位置から所定距離以内の範囲内で、条件入力された時間帯で過去に立ち寄った地点を割り出す(ステップF3)。
そして、情報取込部2cで、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、取込条件として設定された運行時間帯での過去の走行履歴に合致する施設についての案内情報を経路案内情報記憶部3bから取り込み、リストアップする(ステップF4)。そして、表示制御部4では、情報取込部2cで取り込んだ施設についての案内情報を、モニタ1において地図表示とともにマルチ画面表示すべく、モニタ1を制御する。従って、モニタ1を通じた施設案内の表示により、衛星写真を併用した周辺施設についての案内(自動周辺案内)を行なうことができる(ステップF5)。図15に、13時の時間帯での走行履歴を取込条件とした場合のモニタ1でのマルチ画面表示の例を示す。
また、季節毎の走行履歴に関連する施設情報を取込条件とした場合には、図16に示すように、ユーザが入力操作部5を通じて気になる季節(例えば「春」)についての過去の走行履歴を取込条件に設定する(ステップG1)。尚、この場合においては、前提として、季節毎に走行履歴を蓄積できるように走行履歴記憶部3aを構成しておく。
このような条件設定の下、判定部2bで車両走行中に今まで走行したことのない地点(道路)を走行していると判定された場合には(ステップG2)、情報取込部2cでは、走行履歴記憶部3aを参照することにより、現在位置から所定距離以内の範囲内で、条件入力された時間帯で過去に立ち寄った地点を割り出す(ステップG3)。
そして、情報取込部2cで、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、取込条件として設定された季節での過去の走行履歴に合致する施設についての案内情報を経路案内情報記憶部3bから取り込み、リストアップする(ステップG4)。そして、表示制御部4では、情報取込部2cで取り込んだ施設についての案内情報を、モニタ1において地図表示とともにマルチ画面表示すべく、モニタ1を制御する。従って、モニタ1を通じた施設案内の表示により、衛星写真を併用した周辺施設についての案内(自動周辺案内)を行なうことができる(ステップG5)。図17に、季節「春」での走行履歴を取込条件とした場合のモニタ1でのマルチ画面表示の例を示す。
また、走行速度毎の走行履歴に関連する施設情報を取込条件とした場合には、図18に示すように、ユーザが入力操作部5を通じて走行速度(例えば25km/h)についての過去の走行履歴を取込条件に設定する(ステップH1)。尚、この場合においては、前提として、走行速度毎に走行履歴を蓄積できるように走行履歴記憶部3aを構成しておく。
このような条件設定の下、判定部2bで車両走行中に今まで走行したことのない地点(道路)を走行していると判定された場合には(ステップH2)、情報取込部2cでは、走行履歴記憶部3aを参照することにより、現在位置から所定距離以内の範囲内で、条件入力された時間帯で過去に立ち寄った地点を割り出す(ステップH3)。
そして、情報取込部2cで、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、取込条件として設定された走行速度での過去の走行履歴に合致する施設についての案内情報を経路案内情報記憶部3bから取り込み、リストアップする(ステップH4)。そして、表示制御部4では、情報取込部2cで取り込んだ施設についての案内情報を、モニタ1において地図表示とともにマルチ画面表示すべく、モニタ1を制御する。従って、モニタ1を通じた施設案内の表示により、衛星写真を併用した周辺施設についての案内(自動周辺案内)を行なうことができる(ステップH5)。図19に、走行速度25km/hでの走行履歴を取込条件とした場合のモニタ1でのマルチ画面表示の例を示す。
以上、施設案内表示に条件を付与した場合について詳述したが、いずれの場合においても、走行経験のない地点を走行している場合に、過去に走行経験のある施設を案内表示することができるので、乗員が過去の走行時を想起したり、過去に立ち寄った地点に再び立ち寄ったりする契機となり、乗員の関心や好奇心を刺激し、楽しいカーライフスタイルをサポートすることができる。
上述の構成により、本発明の一実施形態にかかるナビゲーション装置10では、現在位置認識部2aで認識した現在位置の周辺の衛星写真をモニタ1に表示することを通じて、車両の経路案内(ナビゲーション)を行なう。この経路案内を行なう態様としては、ユーザが設定した目的地に従った経路を案内する態様のほかに、目的地を設定せずに走行する場合において、地図表示上の現在位置を画面表示することによって経路案内を行なう態様がある。
ここで、判定部2bでは、現在位置認識部2aでの認識結果と、走行履歴記憶部3aにて記憶されている走行履歴情報とに基づいて、車両は過去に走行したことの無い地点にあるか否か、現在走行している地点又は道路が走行経験のない初めての地点又は道路であるかを判定している。この判定部2bにおいて当該車両は過去に走行したことの無い地点にあると判定された場合には、モニタ1では周辺の施設についての案内情報についても地図情報とともに表示できるようにしている。
車両の経路案内のためにモニタ1にて衛星写真を表示する場合は、描画による地図表示に比べると、詳細な地図表示が可能になるため、車両の乗員にとっては、周囲の現況により近い情報をモニタ1を通じて認識することができるようになる。そして、このような衛星写真を表示する場合には、描画による地図表示よりも地図上に落とし込む文字情報はなるべく少ない方が衛星写真としての特徴を生かすことができると想定できる。
しかしながら、上述のごとく走行経験の無い地点を走行している場合においては、周囲にどのような施設があるのかは、乗員にとっては関心が高いと想定できるものの、衛星写真の特徴を生かすために少なくされている地図上の文字情報のみでは、施設についての案内情報としては十分な情報量を確保することが却って困難なため、乗員に対して関心の高い施設案内情報を十分に提供することが難しい。
そこで、走行経験の無い地点を走行している場合には、特に乗員が周辺施設についての関心が増すと想定されるので、地図表示とともに施設案内情報について、モニタ1の画面領域を分割したマルチ画面表示とすることにより、衛星写真の表示による特徴を生かしながら、乗員が関心の高い周辺施設情報を効果的に提供することができる。
また、ユーザが入力操作部5での操作を通じて、情報取込部2cで案内情報として取り込むべき施設についての取込条件を設定すると、情報取込部2cでは、現在位置から所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、入力操作部5での入力により設定された取込条件に合致した施設についての案内情報を経路案内情報記憶部3bから取り込むことができる。
これにより、表示制御部4での制御を通じ、上述の条件に合致した施設についての案内情報をモニタ1に表示することができるようになるので、乗員が特に関心の高い施設情報を効率的に表示させることができる。この場合においては、前述したように、走行した月,年,季節,運行目的に応じた過去の立ち寄り地点又は乗員をキーとした過去の立ち寄り地点についての施設を、取込条件とすることができる。
このように、本発明の一実施形態にかかるナビゲーション装置10によれば、情報取込部2cおよび表示制御部4により、走行経験のない地点を走行している場合に、ナビゲーション装置の利用者の視点に立ち、走行状況や利用者の嗜好に応じた有用度の高い案内情報として、通常の地図表記以上の詳細な周辺施設情報を提供することができ、乗員が初めての道を走行する際の乗員の関心や好奇心を刺激し、楽しいカーライフスタイルをサポートできる利点がある。
また、過去に走行経験のある施設を案内表示することができるので、乗員が過去の走行時を想起したり、過去に立ち寄った地点に再び立ち寄ったりする契機となり、乗員の関心や好奇心を刺激し、楽しいカーライフスタイルをサポートすることができる。
〔B〕その他
上述した本実施形態にかかわらず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
たとえば、目的地を設定した経路案内に従って走行を行なう場合においては、表示制御部4においては、現在位置に対する対象施設の相対距離などにかかわらず、目的地経路算出部2dで算出された走行経路に沿って存在する施設をマルチ表示すべくモニタ1を制御するようにしてもよく、このようにすれば、少なくとも走行中に必要とされる地図表示を損なうことなく施設案内情報を効率的に行なうことができる。この場合においても、マルチ表示される施設情報にも上述の場合と同様の条件を設定することもできる。
その他、上述した実施形態の開示により、当業者であれば本発明の装置を製造することは可能である。
本発明の一実施形態にかかるナビゲーション装置を示すブロック図である。 本実施形態にかかるナビゲーション装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態にかかるナビゲーション装置の表示態様を説明するための図である。 本実施形態にかかるナビゲーション装置の表示態様を説明するための図である。 本実施形態にかかるナビゲーション装置の表示態様を説明するための図である。 本実施形態にかかるナビゲーション装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態にかかるナビゲーション装置の表示態様を説明するための図である。 本実施形態にかかるナビゲーション装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態にかかるナビゲーション装置の表示態様を説明するための図である。 本実施形態にかかるナビゲーション装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態にかかるナビゲーション装置の表示態様を説明するための図である。 本実施形態にかかるナビゲーション装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態にかかるナビゲーション装置の表示態様を説明するための図である。 本実施形態にかかるナビゲーション装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態にかかるナビゲーション装置の表示態様を説明するための図である。 本実施形態にかかるナビゲーション装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態にかかるナビゲーション装置の表示態様を説明するための図である。 本実施形態にかかるナビゲーション装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態にかかるナビゲーション装置の表示態様を説明するための図である。
符号の説明
1 モニタ
2 制御処理部
2a 現在位置認識部
2b 判定部
2c 情報取込部
2d 目的地経路算出部
3 記憶部
3a 走行履歴記憶部
3b 経路案内情報記憶部
4 表示制御部
5 入力操作部
11 GPS通信部
12 車速センサ
13 ジャイロセンサ

Claims (13)

  1. 車両の経路案内を画面表示するモニタと、該車両の現在位置を認識する現在位置認識部と、該車両の走行履歴を走行履歴情報として記憶する走行履歴記憶部と、施設案内情報を記憶する施設案内情報記憶部と、該現在位置認識部で認識した該車両の現在位置から施設案内情報を該施設案内情報記憶部から取り込む情報取込部と、該情報取込部で取り込んだ施設案内情報を表示すべく該モニタを表示制御する表示制御部と、をそなえるとともに、
    該現在位置認識部での認識結果と、該走行履歴記憶部にて記憶されている走行履歴情報とに基づいて、該車両は過去に走行したことの無い地点にあるか否かを判定する判定部をそなえ、
    前記判定部において該車両は過去に走行したことの無い地点にあると判定された場合に、該表示制御部は、該情報取込部で取り込んだ施設案内情報を表示すべく、該モニタをマルチ表示制御するように構成されたことを特徴とする、表示装置。
  2. 該表示制御部で案内情報として表示すべき施設についての表示条件を設定する表示条件設定部をそなえ、
    該表示制御部は、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、該表示条件設定部で設定された表示条件に合致した施設についての案内情報を、マルチ画面のうちの1画面に表示させるべく該モニタをマルチ表示制御することを特徴とする、請求項1記載の表示装置。
  3. 該走行履歴記憶部が、時間的要因に基づく走行履歴を記憶しうるように構成されるとともに、
    該表示条件設定部が、該時間的要因に基づく走行履歴に関連する施設についての案内情報を該表示条件として設定しうるように構成され、
    かつ、該表示制御部は、該走行履歴記憶部を参照することにより、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、該表示条件設定部で設定された表示条件に合致する施設を割り出し、該割り出した施設についての案内情報を、マルチ画面のうちの1画面に表示させるべく該モニタをマルチ表示制御することを特徴とする、請求項2記載の表示装置。
  4. 該走行履歴記憶部が、ユーザ毎に走行履歴を記憶しうるように構成されるとともに、
    該表示条件設定部が、該ユーザ毎の走行履歴に関連する施設についての案内情報を該表示条件として設定しうるように構成され、
    かつ、該表示制御部は、該走行履歴記憶部を参照することにより、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、該表示条件設定部で設定された、当該ユーザについての表示条件に合致する施設を割り出し、該割り出した施設についての案内情報を、マルチ画面のうちの1画面に表示させるべく該モニタをマルチ表示制御することを特徴とする、請求項2記載の表示装置。
  5. 該走行履歴記憶部が、該車両の運行目的毎に走行履歴を記憶しうるように構成されるとともに、
    該表示条件設定部が、該車両の運行目的に関連する施設についての案内情報を該表示条件として設定しうるように構成され、
    かつ、該表示制御部は、該走行履歴記憶部を参照することにより、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、該表示条件設定部で設定された表示条件に合致する施設を割り出し、該割り出した施設についての案内情報を、マルチ画面のうちの1画面に表示させるべく該モニタをマルチ表示制御することを特徴とする、請求項2記載の表示装置。
  6. 該走行履歴記憶部が、走行速度毎の走行履歴を記憶しうるように構成されるとともに、
    該表示条件設定部が、該走行速度毎の走行履歴に関連する施設についての案内情報を該表示条件として設定しうるように構成され、
    かつ、該表示制御部は、該走行履歴記憶部を参照することにより、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、該表示条件として設定された走行速度についての過去の走行履歴に合致する施設を割り出し、該割り出した施設についての案内情報を、マルチ画面のうちの1画面に表示させるべく該モニタをマルチ表示制御することを特徴とする、請求項2記載の表示装置。
  7. 目的地までの走行経路を算出する算出手段と、
    該算出手段で算出した走行経路とともに該走行経路に沿って存在する施設についての情報をマルチ表示させる制御を行なう表示制御部と、をそなえたことを特徴とする、ナビゲーション装置。
  8. 該表示制御部で案内情報として表示すべき施設についての表示条件を設定する表示条件設定部をそなえ、
    該表示制御部は、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、該表示条件設定部で設定された表示条件に合致した施設についての案内情報を、マルチ画面のうちの1画面に表示させる制御を行なうことを特徴とする、請求項7記載のナビゲーション装置。
  9. 時間的要因に基づく走行履歴を記憶しうる走行履歴記憶部をそなえ、
    該表示条件設定部が、該時間的要因に基づく走行履歴に関連する施設についての案内情報を該表示条件として設定しうるように構成され、
    かつ、該表示制御部は、該走行履歴記憶部を参照することにより、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、該表示条件設定部で設定された表示条件に合致する施設を割り出し、該割り出した施設についての案内情報を、マルチ画面のうちの1画面に表示させる制御を行なうことを特徴とする、請求項8記載のナビゲーション装置。
  10. ユーザ毎に走行履歴を記憶しうる走行履歴記憶部をそなえ、
    該表示条件設定部が、該ユーザ毎の走行履歴に関連する施設についての案内情報を該表示条件として設定しうるように構成され、
    かつ、該表示制御部は、該走行履歴記憶部を参照することにより、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、該表示条件設定部で設定された、当該ユーザについての表示条件に合致する施設を割り出し、該割り出した施設についての案内情報を、マルチ画面のうちの1画面に表示させる制御を行なうことを特徴とする、請求項8記載のナビゲーション装置。
  11. 該車両の運行目的毎に走行履歴を記憶しうる走行履歴記憶部をそなえ、
    該表示条件設定部が、該車両の運行目的に関連する施設についての案内情報を該表示条件として設定しうるように構成され、
    かつ、該表示制御部は、該走行履歴記憶部を参照することにより、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、該表示条件設定部で設定された表示条件に合致する施設を割り出し、該割り出した施設についての案内情報を、マルチ画面のうちの1画面に表示させる制御を行なうことを特徴とする、請求項8記載のナビゲーション装置。
  12. 走行速度毎の走行履歴を記憶しうる走行履歴記憶部をそなえ、
    該表示条件設定部が、該走行速度毎の走行履歴に関連する施設についての案内情報を該表示条件として設定しうるように構成され、
    かつ、該表示制御部は、該走行履歴記憶部を参照することにより、所定距離以内に近づいてきている施設のうちで、該表示条件として設定された走行速度についての過去の走行履歴に合致する施設を割り出し、該割り出した施設についての案内情報を、マルチ画面のうちの1画面に表示させる制御を行なうことを特徴とする、請求項8記載のナビゲーション装置。
  13. 車両の経路案内を画面表示するモニタと、該車両の現在位置および走行経路を認識する現在位置認識部と、該車両の走行経路の情報を走行履歴情報として記憶する走行履歴記憶部と、施設案内情報を記憶する施設案内情報記憶部と、該現在位置認識部で認識した該車両の現在位置及び走行経路から施設案内情報を施設案内情報記憶部から取り込む情報取込部と、該情報取込部で取り込んだ施設案内情報を表示すべく該モニタを表示制御する表示制御部と、をそなえるとともに、
    該現在位置認識部での認識結果と、走行履歴記憶部に記憶されている走行履歴情報に基づいて、該車両は過去に走行したことの無い地点にあるか否かを判定する判定部をそなえ、
    前記判定部において該車両は過去に走行したことの無い地点にあると判定された場合に、該表示制御部は、情報取込部で取り込んだ施設案内情報を表示すべく、該モニタをマルチ表示制御するように構成されたことを特徴とする、ナビゲーション装置。
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