JP2007134825A - プラズマディスプレイ装置およびプラズマテレビジョン - Google Patents

プラズマディスプレイ装置およびプラズマテレビジョン Download PDF

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Abstract

【課題】プラズマディスプレイ装置における発熱を効率よく排熱するとともに、排熱を有効に利用する方法を提案する。
【解決手段】バックキャビネット40に形成された開閉扉43を閉じてシャッター78を垂直に起こし、背面排気口76を塞ぐと、吸気ファン75により吸気口74から吸引された空気は、下方へと流れ集気ダクト72へ集気されるとともに排気ダクト73を経由して前面に対して開口した下方排気口77から排出され、バックキャビネット40に形成された開閉扉43を開けるとともに、シャッター78を倒すと、吸気ファン75により吸気口74から吸引された空気は、背面排気口76から外部へそのまま送出される。
【選択図】図4

Description

本発明は、装置内部にて発生する熱を排熱する構造を備えたプラズマディスプレイ装置やプラズマテレビジョンに関する。
プラズマディスプレイなどの大きな画面を持つテレビジョンにおいては、発熱が大きな問題となる。これを解決するために、「放熱板を大きくする」、「ファンを取り付ける」など様々な工夫がなされている。
特許文献1には、排熱部を排熱腔で覆い、排熱腔に排熱パイプを通し、排熱腔内にファンを取り付けた構造について開示されている。また、補助加熱装置を取り付けてテレビ受像機内部で発生する熱に暖房熱を追加し、室内暖房に利用することについて開示されている。さらに、補助加熱装置を設けた暖房用パイプと排気用パイプとをバルブにより切り換え可能とした構造が開示されている。
特許文献2には、PDPを収納した筐体の表示面上部と下部と両側部とに複数の穴を開口させ、PDPの表示面と光学フィルタとの間隙の空気がPDPの発熱によって暖められ、穴から放出される構造について開示されている。
特開昭51−48922 特開平9−261557
プラズマディスプレイ装置において、表示パネルは蛍光灯と同じガス放電により紫外線を発生させる蛍光体を光らせているため発熱する。またプラズマディスプレイ装置の電源回路や駆動回路は、パネル表示画面の反対側に平面的に配置されており、プラズマディスプレイを駆動する為の各種電圧を生成しているため特に発熱も多く、高温となる。
本発明では、これら電源回路や駆動回路からの発熱を効率よく排熱するとともに、排熱を有効に利用する方法を提案する。
上記目的を達成するために、本発明では、映像を画面に表示する平坦な表示面を前面に向けたPDPモジュールと、音声を出力するスピーカと、テレビ放送を受信して映像を上記液晶表示パネルに表示させるとともに音声を上記スピーカにて出力させる主基板と、上記PDPモジュールの上下左右側面に取り付けられる金属製の枠体と、上端と下端とを上記枠体の上側面部分と下側面部分とにそれぞれ固定され、上記PDPモジュール背面で上記枠体を上下方向に架橋して補強する左垂直フレームおよび右垂直フレームと、上記左垂直フレームの下端に固定されて下方へ略垂直に延びるコ字型板金にて形成される左脚部と、上記右垂直フレームの下端に固定されて下方へ略垂直に延びるコ字型板金にて形成される右脚部と、上記PDPモジュール背面の略上方中央に設置され各種電圧を供給する主電源基板と、上記PDPモジュール背面の略上方左端に設置され各種電圧を供給する左電源基板と、上記PDPモジュール背面の略上方右端に設置され各種電圧を供給する右電源基板と、上記枠体に前面から取り付けられる樹脂製のフロントキャビネットと、第一の開口、第二の開口、第三の開口を備えるとともに各開口に開閉可能な扉が設けられ、上記フロントキャビネットと合わさって各部材を収容する樹脂製のバックキャビネットとを備えるプラズマテレビジョン装置において、第一の吸気ファンを備えて上記左電源基板の実装面に近接して開口する第一の吸気口と、上記第一の吸気口から上記バックキャビネットに向かって延びて上記第一の開口に接し、さらにバックキャビネットに沿って下方へと連通する第一の吸気ダクトと、上記第一の吸気ダクトの上記第一の開口と対応する位置に形成される第一の背面排気口と、第二の吸気ファンを備えて上記主電源基板の実装面に近接して開口する第二の吸気口と、上記第二の吸気口から上記バックキャビネットに向かって延びて上記第二の開口に接し、さらにバックキャビネットに沿って下方へと連通する第二の吸気ダクトと、上記第二の吸気ダクトの上記第二の開口と対応する位置に形成される第二の背面排気口と、第三の吸気ファンを備えて上記右電源基板の実装面に近接して開口する第三の吸気口と、上記第三の吸気口から上記バックキャビネットに向かって延びて上記第三の開口に接し、さらにバックキャビネットに沿って下方へと連通する第三の吸気ダクトと、上記第三の吸気ダクトは上記第三の開口に接するとともに、同第三の開口と対応する位置に第三の背面排気口を備え、上記第一の吸気ダクトと上記第二の吸気ダクトと上記第三の吸気ダクトとを左右方向に連通せしめる集気ダクトと、上記集気ダクトより分岐して上記左垂直フレームに沿って下方へと上記脚部へと連通する第一の排気ダクトと、上記集気ダクトより分岐して上記右垂直フレームに沿って下方へと上記脚部へと連通する第二の排気ダクトと、上記第一の排気ダクトの下端に形成される左排気口と、上記第二の排気ダクトの下端に形成される右排気口と、上記第一の吸気口から吸気した空気が、上記第一の背面排気口をへ排出されるか上記集気ダクトへ送出されるかを切り換えて選択可能な第一のシャッターと、上記第二の吸気口から吸気した空気が、上記第二の背面排気口をへ排出されるか上記集気ダクトへ送出されるかを切り換えて選択可能な第二のシャッターと、上記第三の吸気口から吸気した空気が、上記第三の背面排気口をへ排出されるか上記集気ダクトへ送出されるかを切り換えて選択可能な第三のシャッターとを備える構成としてある。
また、上記目的を達成するために、請求項2に記載のプラズマディスプレイ装置では、PDPモジュールと、上記PDPモジュール背面の略左端に取り付けられる左発熱部と、上記PDPモジュール背面の略右端に取り付けられる右発熱部と、上記PDPモジュール背面の略中央に取り付けられる中央電源部と、ファンを備えて上記左発熱部と上記右発熱部と上記中央電源部のそれぞれの発熱面に近接して開口する複数の吸気口と、上記吸気口から背面へと連通する吸気路と、上記吸気路より側方へ連通する側方連通路と、上記吸気路より背面に向かって開口する背面排気口と、上記背面排気口と上記側方排気路とを切り換えて連通させるシャッター機構と、を備える吸気ダクトと、複数の上記側方排気路を互いに連通させる集気ダクトと、上記集気ダクトから分岐連通するとともに下方へ伸びて装置を支える脚部も兼ねる排気ダクトと、上記排気ダクトの下端に形成される開口である下方排気口とを備える構成としてある。
つまり、上記シャッター機構にて上記背面排気口が連通させられたときは、上記左発熱部と上記右発熱部と上記中央電源部とから発せられた熱を含む空気は、それぞれの発熱面に近接して開口する複数の吸気口よりファンにより吸引されると吸気路を通過して複数の背面排気口より排出される。また、上記シャッター機構にて上記側方排気口が連通させられたときは、上記左発熱部と上記右発熱部と上記中央電源部とから発せられた熱を含む空気は、それぞれの発熱面に近接して開口する複数の吸気口よりファンにより吸引されると上記吸気路と上記側方排気口を通過して上記集気ダクトに集められ、上記集気ダクトと連通して脚部に沿って下方へ伸びる排気ダクトへと送出されて上記排気ダクトの下端に形成される開口である下方排気口より排出される。
上記左発熱部または上記右発熱部としては、プラズマディスプレイ装置内部に設置される部材で発熱性のものであればいかなるものであってもよく、サステイン回路駆動電圧やアドレス回路電圧やスキャン回路電圧やスキャン電極駆動ボ−ドのリセット回路駆動電圧や共通電極駆動ボ−ドのバイアス回路駆動電圧などを供給するための回路を備える電源基板が考えられる。これら電圧を発生する回路は複数の電源基板に分割されていても構わない。
上記シャッター機構としては、上記背面排気口と上記側方排気口とを切り換えて連通させることが出来ればいかなるものであってもよく、上記背面排気口と上記側方排気口とを切り換えて塞ぐ板が回動可能に支持されるものなどが考えられる。
以上説明したように本発明の請求項1および請求項2にかかる発明によれば、プラズマディスプレイ装置における電源基板などからの発熱を暖房などに利用することが可能となる。また、熱を送り出すためにファンを使うことにより、効率的に排熱することが出来る。さらに、熱を背面から排出するか、下方から排出するかを切り換えることができるため、夏場は背面から、冬場は下方から排出させるなど、状況に応じて効率的な使用法が可能となる。特に冬場は、暖房器具の補助としての使用できるため、光熱費の節約になる。
そして請求項3にかかる発明によれば、背面からの熱の排出を遮るものが無いため効率的な排熱が可能となる。
さらに請求項4にかかる発明によれば、排熱経路として角パイプを使用するため、プラズマディスプレイ装置の脚部としても利用可能となる。
また請求項5にかかる発明によれば、排熱経路をとしての角パイプを、コ字型の板金と既存部材である垂直フレームとで形成するため、使用される板金の量が少なくなり、コストダウンを図れる。
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
(1)プラズマテレビジョンの構成:
(2)排気機構の構造:
(3)まとめ:
(1)プラズマテレビジョンの構成:
図1はプラズマテレビジョン10を斜め前方より見た斜視図である。同図において、フロントキャビネット30とバックキャビネット40は、横に長い略長方形であるとともに前後に薄型の筐体を構成している。以降、キャビネットと言う場合は、フロントキャビネット30とバックキャビネット40とをあわせたものを指す。
そして、プラズマテレビジョン10は、上記筐体の底面部から下方に略垂直に延びた第一の脚部兼排気ダクト73aおよび第二の脚部兼排気ダクト73bを左右に備え、第一の脚部兼排気ダクト73aおよび第二の脚部兼排気ダクト73bそれぞれに接続された第一のスタンド51aおよび第二のスタンド51bにより床面上に支持されている。第一の脚部兼排気ダクト73aおよび第二の脚部兼排気ダクト73bの下端前面には、それぞれ第一の下方排気口77aおよび第二の下方排気口77bとが前面に向けて開口して形設されている。
図2はプラズマテレビジョン10を斜め後方より見た斜視図である。同図において、バックキャビネット40の背面には、水平方向に並ぶ所定の位置に、第一の開口42aと第二の開口42bと第三の開口42cとが形成されている。また各開口には、スライドして開閉可能な開閉機構であるところの第一の開閉扉43aと第二の開閉扉43bと第三の開閉扉43cとがそれぞれ取り付けられており、上方向にスライドさせると閉じ、下方向にスライドさせると開くようになっている。むろんこの開閉機構としてはスイング式の扉であっても構わないし、スライド方向が左右方向であってもよいし、スライド方向が上下逆であってもよく、様々なものを採用可能である。
図3、図4にプラズマディスプレイ装置10のバックキャビネット40を外したときの背面から見た斜視図を示した。図2は排気機構70を設置していないときの図であり、図3は排気機構70を設置しているときの図である。
図3のように、PDPモジュール20は、上枠部と下枠部と左枠部と右枠部とを互いに組み合わされて作成される枠体が上下左右側面に取り付けられており、同枠体にフロントキャビネットが取り付けられている。そして左垂直フレーム60aと右垂直フレーム60bとが、上端と下端とを上記枠体に固定され、上記バックキャビネット40の内面に沿って上下方向に延び、上記枠体を補強する。
図3において、左垂直フレーム60aおよび右垂直フレーム60bの下端の折り曲げ加工された板金の内側には、コ字型の脚部50a,50bがそれぞれ取り付けられ、下方へ延びてキャビネット外部に突出している。また、略矩形の平板上であり、平面を床面と接する第一のスタンド51aおよび第二のスタンド51bは、中央から略垂直に上方へ立設される丸パイプフレームを備える。そして同丸パイプフレームを脚部50a,50bのコ字内側に収めるとともに、ネジ止めして固定される。
PDPモジュール20の背面側には、チューナ回路や電源回路や映像信号・音声信号の処理回路やPDP20のパネル駆動回路など、プラズマテレビジョン10を駆動するために必要な各回路(不図示)を搭載した主基板21が中央下部に配設される。さらにこの主基板21と並べて外部入力端子などからのアナログ信号をデジタル信号に変換するデジタル基板22が配設される。
また、PDPモジュール20の背面上部には、中央部に主電源基板23b、左右両端にはサステイン回路駆動電圧やアドレス回路電圧やスキャン回路電圧やスキャン電極駆動ボ−ドのリセット回路駆動電圧や共通電極駆動ボ−ドのバイアス回路駆動電圧などを供給するための左電源基板23aおよび右電源基板23cが配設される。
そして、図4のように、主電源基板23bと左電源基板23aと右電源基板23cとの基板面に対面する開口をもつ排気機構70が配設される。排気機構70は開口から通気路がバックキャビネット40へと延びてから屈折して下方へと連通する。3つの開口より続く3つの通気路である第一の吸気ダクト71aと第二の吸気ダクト71bと第三の吸気ダクト71cとは、集合されて互いに連通された後、左垂直フレーム60aおよび右垂直フレーム60bに沿った2つの通気路である第一の脚部兼排気ダクト73aおよび第二の脚部兼排気ダクト73bへと連通される。そしてキャビネット外部へ突出して第一のスタンド51aおよび第二のスタンド51bの丸パイプフレームと係合して取りつけられる。これら第一の脚部兼排気ダクト73aおよび第二の脚部兼排気ダクト73bは、図3における脚部50a,50bとしての役割も兼ねる。
以上より、主電源基板23bが上記PDPモジュール背面の略中央に取り付けられる中央電源部を構成し、左電源基板23aが上記PDPモジュール背面の左端に取り付けられる左発熱部を構成し、右電源基板23cが上記PDPモジュール背面の右端に取り付けられる右発熱部を構成する。
(2)排気機構の構造:
図5および図6に排気機構70のみを示した前面斜視図および背面斜視図を示した。さらに図7、図8、図9に排気機構70の背面図、上面図、側面図をそれぞれ示した。各部には、ほぼ同一形状のものの場合には、頭に「第一の」、「第二の」、「第三の」、をつけるとともに、番号末尾には「a」、「b」、「c」をつけて区別してある。一方これらを区別せずに各部に共通の説明をするときには、これら序数詞および末尾アルファベットを付けずに記述してある。
第一の吸気口74aは左電源基板23aの実装面に近接して開口し、第二の吸気口74bは主電源基板23bの実装面に近接して開口し、第三の吸気口74cは右電源基板23cの実装面に近接して開口する。各吸気口には、各電源基板の実装面から発する熱を開口内部に吸い込むための第一の吸気ファン75aと第二の吸気ファン75bと第三の吸気ファン75cとが、それぞれ第一の吸気口74aと第二の吸気口74bと第三の吸気口74cとに取り付けられている。これら吸気ファン75には電源が供給されるとともに、この電源のオン/オフを切り替えるスイッチを備える。スイッチとしては単純にオン/オフを機械的に切り替えるスイッチでよいが、むろんマイコンによって制御する構成としても構わない。以上より、これら第一の吸気口74aと第二の吸気口74bと第三の吸気口74cとが、ファンを備えて上記左発熱部と上記右発熱部と上記中央電源部のそれぞれの発熱面に近接して開口する複数の吸気口を構成する。
第一の吸気ダクト71aは、第一の吸気口74aからバックキャビネット40に向かって延びてバックキャビネット40に形成された第一の開口42aに接する第一の吸気路79aと、そこから曲がってバックキャビネット40に沿って下方へと連通する側方連通路80aとを備える。第一の吸気路79aが第一の開口74aと接する部分には第一の背面排気口76aが形成されており、第一の開口74aの第一の開閉扉43aが開いているときは第一の吸気口74aから流入した空気がここから外部へと排出可能となる。
また、第二の吸気ダクト71bは、第二の吸気口74bからバックキャビネット40に向かって延びてバックキャビネット40に形成された第二の開口42bに接する第二の吸気路79bと、そこから曲がってバックキャビネット40に沿って下方へと連通する側方連通路80bとを備える。第二の吸気路79bが第二の開口74bと接する部分には第二の背面排気口76bが形成されており、第二の開口74bの第二の開閉扉43bが開いているときは第二の吸気口74bから流入した空気がここから外部へと排出可能となる。
さらに、第三の吸気ダクト71cは、第三の吸気口74cからバックキャビネット40に向かって延びてバックキャビネット40に形成された第三の開口42cに接する第三の吸気路79cと、そこから曲がってバックキャビネット40に沿って下方へと連通する側方連通路80cとを備える。第三の吸気路79cが第三の開口74cと接する部分には第三の背面排気口76cが形成されており、第三の開口74cの第三の開閉扉43cが開いているときは第三の吸気口74cから流入した空気がここから外部へと排出可能となる。
第一の吸気ダクト71aの側方連通路80aと第二の吸気ダクト71bの側方連通路80bと第三の吸気ダクト71cの側方連通路80cとは、垂直位置にてバックキャビネット40の略中央まで下方へ延びると、垂直位置にてバックキャビネット40の略中央において左右方向に延びる集気ダクト72に連通される。これにより第一の吸気ダクト71aと第二の吸気ダクト71bと第三の吸気ダクト71cとから吸引された空気が集められる。
集気ダクト72には、左垂直フレーム60aおよび右垂直フレーム60bの前面側に接しつつ下方へと連通する、第一の脚部兼排気ダクト73aおよび第二の脚部兼排気ダクト73bが連結されている。第一の脚部兼排気ダクト73aおよび第二の脚部兼排気ダクト73bは、図4にも示されているように、図3における脚部50aと50bの機能も併せ持つ。
そして、第一の脚部兼排気ダクト73aと第二の脚部兼排気ダクト73bとは、キャビネットから外部に露出した位置にそれぞれ開口であるところの、第一の下方排気口77aと第二の下方排気口77bと、が設けられ、第一の脚部兼排気ダクト73aと第二の脚部兼排気ダクト73bへと流れ込んだ空気が流出することが可能となる。
また、吸気ダクト71には、図10に示すように、第一の吸気ダクト71aと第二の吸気ダクト71bと第三の吸気ダクト71cとがバックキャビネット40と接する屈曲部分にそれぞれシャッター78が設けられる。同図においては、吸気ダクト71内部において、略矩形の板状のシャッター78が背面排気口76の直下にて回動可能に支持される。シャッター78を垂直に起こすと背面排気口76を塞ぎ、吸気口74から流入した空気を下方へと導く。一方、シャッター78を水平方向に倒すと下方への連通路を塞ぎ、吸気口74から流入した空気は背面排気口76を通過して外部へと導かれる。
このシャッター78は、第一の吸気ダクト71aと第二の吸気ダクト71bと第三の吸気ダクト71cとに、同じように取り付けられる。なお、このシャッター78と開閉扉43とを連携させて動作するようにしてもよい。つまり、開閉扉43を開けるとシャッター78は下方への連通路を塞いで背面排気口76を開口し、開閉扉43を閉じるとシャッター78が垂直に立って背面排気口76を塞ぐとともに下方への連通路を開放する。以上より、第一の吸気ダクト71aと第二の吸気ダクト71bと第三の吸気ダクト71cとがバックキャビネット40と接する屈曲部分にそれぞれ設けられるシャッター78が、上記背面排気口と上記側方排気路とを切り換えて連通させるシャッター機構を構成する。
冬場など、プラズマテレビジョン10の設置場所の気温が低い場合はバックキャビネット40に形成された開閉扉43を閉じてシャッター78を垂直に起こし、背面排気口76を塞ぐ。すると、吸気ファン75により吸気口74から吸引された空気は、下方へと流れ集気ダクト72へ集気されるとともに脚部兼排気ダクト73を経由して下方排気口77から排出される。
吸気口74は発熱性の電源基板23の実装面上方に位置しているため、下方排気口77から排出される空気は周期よりも暖かい温風となる。また下方排気口77が下方に位置しているため部屋全体の暖房に役立つとともに、前面に対して開口しているためプラズマテレビジョン10を視聴するユーザに温風が吹き付けられて好適である。
逆に夏場など、プラズマテレビジョン10の設置場所の気温が高い場合は、バックキャビネット40に形成された開閉扉43を開けるとともに、シャッター78を倒しておき、背面排気口76からキャビネット外部までを開放する。すると、吸気ファン75により吸気口74から吸引された空気は、背面排気口76から外部へそのまま送出される。
このとき、背面排気口76はプラズマテレビジョン10の上方に位置するため排熱効率がよく、背面から空気を送出するためユーザが熱い思いをすることもない。さらにプラズマテレビジョン10の後ろに窓のある部屋であれば、窓を開けることで部屋の中に熱気が篭ることもない。
(3)まとめ:
つまり、バックキャビネット40に形成された開閉扉43を閉じてシャッター78を垂直に起こし、背面排気口76を塞ぐと、吸気ファン75により吸気口74から吸引された空気は、下方へと流れ集気ダクト72へ集気されるとともに脚部兼排気ダクト73を経由して前面に対して開口した下方排気口77から排出され、バックキャビネット40に形成された開閉扉43を開けるとともに、シャッター78を倒すと、吸気ファン75により吸気口74から吸引された空気は、背面排気口76から外部へそのまま送出される。
以上説明したように、本実施例に対応する請求項2にかかるプラズマディスプレイ装置は、PDPモジュールと、上記PDPモジュール背面の略左端に取り付けられる左発熱部と、上記PDPモジュール背面の略右端に取り付けられる右発熱部と、上記PDPモジュール背面の略中央に取り付けられる中央電源部と、ファンを備えて上記左発熱部と上記右発熱部と上記中央電源部のそれぞれの発熱面に近接して開口する複数の吸気口と、上記吸気口から背面へと連通する吸気路と、上記吸気路より側方へ連通する側方連通路と、上記吸気路より背面に向かって開口する背面排気口と、上記背面排気口と上記側方排気路とを切り換えて連通させるシャッター機構と、を備える吸気ダクトと、複数の上記側方排気路を互いに連通させる集気ダクトと、上記集気ダクトから分岐連通するとともに下方へ伸びて装置を支える脚部も兼ねる排気ダクトと、上記排気ダクトの下端に形成される開口である下方排気口とを備える構成としてある。
つまり、上記シャッター機構にて上記背面排気口が連通させられたときは、上記左発熱部と上記右発熱部と上記中央電源部とから発せられた熱を含む空気は、それぞれの発熱面に近接して開口する複数の吸気口よりファンにより吸引されると吸気路を通過して複数の背面排気口より排出される。また、上記シャッター機構にて上記側方排気口が連通させられたときは、上記左発熱部と上記右発熱部と上記中央電源部とから発せられた熱を含む空気は、それぞれの発熱面に近接して開口する複数の吸気口よりファンにより吸引されると上記吸気路と上記側方排気口を通過して上記集気ダクトに集められ、上記集気ダクトと連通して脚部に沿って下方へ伸びる排気ダクトへと送出されて上記排気ダクトの下端に形成される開口である下方排気口より排出される。
上記左発熱部または上記右発熱部としては、プラズマディスプレイ装置内部に設置される部材で発熱性のものであればいかなるものであってもよく、サステイン回路駆動電圧やアドレス回路電圧やスキャン回路電圧やスキャン電極駆動ボ−ドのリセット回路駆動電圧や共通電極駆動ボ−ドのバイアス回路駆動電圧などを供給するための回路を備える電源基板が考えられる。これら電圧を発生する回路は複数の電源基板に分割されていても構わない。
上記シャッター機構としては、上記背面排気口と上記側方排気口とを切り換えて連通させることが出来ればいかなるものであってもよく、上記背面排気口と上記側方排気口とを切り換えて塞ぐ板が回動可能に支持されるものなどが考えられる。
上記のように構成した請求項2にかかる発明においては、プラズマディスプレイ装置における電源基板などからの発熱を暖房などに利用することが可能となる。また、熱を送り出すためにファンを使うことにより、効率的に排熱することが出来る。さらに、熱を背面から排出するか、下方から排出するかを切り換えることができるため、夏場は背面から、冬場は下方から排出させるなど、状況に応じて効率的な使用法が可能となる。特に冬場は、暖房器具の補助としての使用できるため、光熱費の節約になる。
また、請求項3にかかる発明では、上記請求項2に記載のプラズマディスプレイ装置において、上記PDPモジュールを背面から覆うバックキャビネットを備え、上記バックキャビネットには第一の開口、第二の開口、第三の開口を備えるとともに、これら各開口に開閉可能な扉を設ける構成としてある。
上記のように構成した請求項3に記載の発明においては、背面からの熱の排出を遮るものが無いため効率的な排熱が可能となる。
そして、請求項4にかかる発明では、上記請求項2または3に記載のプラズマディスプレイ装置において、上記排気ダクトは、角パイプにて形成される構成としてある。
上記のように構成した請求項4に記載の発明においては、 排熱経路として角パイプを、プラズマディスプレイ装置の脚部としても利用可能となる。
さらに、請求項5にかかる発明では、上記請求項2〜4のいずれかに記載のプラズマディスプレイ装置において、上記バックキャビネットに沿って上下方向に延びるとともに上端と下端とを上記板金に固定される垂直フレームを備え、上記排気ダクトはコ字型の板金と上記垂直フレームによって形成される構成としてある。
上記のように構成した請求項5に記載の発明においては、排熱経路をとしての角パイプを、コ字型の板金と既存部材である垂直フレームとで形成するため、使用される板金の量が少なくなり、コストダウンを図れる。
以上の構成を踏まえた上で、請求項1の発明は、映像を画面に表示する平坦な表示面を前面に向けたPDPモジュールと、音声を出力するスピーカと、テレビ放送を受信して映像を上記液晶表示パネルに表示させるとともに音声を上記スピーカにて出力させる主基板と、上記PDPモジュールの上下左右側面に取り付けられる金属製の枠体と、上端と下端とを上記枠体の上側面部分と下側面部分とにそれぞれ固定され、上記PDPモジュール背面で上記枠体を上下方向に架橋して補強する左垂直フレームおよび右垂直フレームと、上記左垂直フレームの下端に固定されて下方へ略垂直に延びるコ字型板金にて形成される左脚部と、上記右垂直フレームの下端に固定されて下方へ略垂直に延びるコ字型板金にて形成される右脚部と、上記PDPモジュール背面の略上方中央に設置され各種電圧を供給する主電源基板と、上記PDPモジュール背面の略上方左端に設置され各種電圧を供給する左電源基板と、上記PDPモジュール背面の略上方右端に設置され各種電圧を供給する右電源基板と、上記枠体に前面から取り付けられる樹脂製のフロントキャビネットと、第一の開口、第二の開口、第三の開口を備えるとともに各開口に開閉可能な扉が設けられ、上記フロントキャビネットと合わさって各部材を収容する樹脂製のバックキャビネットとを備えるプラズマテレビジョン装置において、第一の吸気ファンを備えて上記左電源基板の実装面に近接して開口する第一の吸気口と、上記第一の吸気口から上記バックキャビネットに向かって延びて上記第一の開口に接し、さらにバックキャビネットに沿って下方へと連通する第一の吸気ダクトと、上記第一の吸気ダクトの上記第一の開口と対応する位置に形成される第一の背面排気口と、第二の吸気ファンを備えて上記主電源基板の実装面に近接して開口する第二の吸気口と、上記第二の吸気口から上記バックキャビネットに向かって延びて上記第二の開口に接し、さらにバックキャビネットに沿って下方へと連通する第二の吸気ダクトと、上記第二の吸気ダクトの上記第二の開口と対応する位置に形成される第二の背面排気口と、第三の吸気ファンを備えて上記右電源基板の実装面に近接して開口する第三の吸気口と、上記第三の吸気口から上記バックキャビネットに向かって延びて上記第三の開口に接し、さらにバックキャビネットに沿って下方へと連通する第三の吸気ダクトと、上記第三の吸気ダクトは上記第三の開口に接するとともに、同第三の開口と対応する位置に第三の背面排気口を備え、上記第一の吸気ダクトと上記第二の吸気ダクトと上記第三の吸気ダクトとを左右方向に連通せしめる集気ダクトと、上記集気ダクトより分岐して上記左垂直フレームに沿って下方へと上記脚部へと連通する第一の排気ダクトと、上記集気ダクトより分岐して上記右垂直フレームに沿って下方へと上記脚部へと連通する第二の排気ダクトと、上記第一の排気ダクトの下端に形成される左排気口と、上記第二の排気ダクトの下端に形成される右排気口と、上記第一の吸気口から吸気した空気が、上記第一の背面排気口をへ排出されるか上記集気ダクトへ送出されるかを切り換えて選択可能な第一のシャッターと、上記第二の吸気口から吸気した空気が、上記第二の背面排気口をへ排出されるか上記集気ダクトへ送出されるかを切り換えて選択可能な第二のシャッターと、上記第三の吸気口から吸気した空気が、上記第三の背面排気口をへ排出されるか上記集気ダクトへ送出されるかを切り換えて選択可能な第三のシャッターとを備える構成としてある。
なお、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
本発明の実施例にかかるプラズマテレビジョンを前方より見た斜視図である。 本発明の実施例にかかるプラズマテレビジョンを後方より見た斜視図である。 排気機構を取り付ける前のプラズマテレビジョンのバックキャビネットを取り外したときの背面斜視図である。 排気機構を取り付けたプラズマテレビジョンのバックキャビネットを取り外したときの背面斜視図である。 排気機構を前方より見た斜視図である。 排気機構を後方より見た斜視図である。 排気機構の背面図である。 排気機構の側面図である。 排気機構の上面図である。 本発明の実施例にかかるプラズマテレビジョンの断面図である。
符号の説明
10…プラズマテレビジョン
20…PDPモジュール
21…主基板
22…デジタル基板
23b…主電源基板
23c…右電源基板
23a…左電源基板
30…フロントキャビネット
40…バックキャビネット
42a…第一の開口
42b…第二の開口
42c…第三の開口
43a…第一の開閉扉
43b…第二の開閉扉
43c…第三の開閉扉
50a…第一の脚部
50b…第二の脚部
51a…第一のスタンド
51b…第二のスタンド
60a…左垂直フレーム
60b…右垂直フレーム
70…排気機構
73a…第一の脚部兼排気ダクト
73b…第二の脚部兼排気ダクト
71a…第一の吸気ダクト
71b…第二の吸気ダクト
71c…第三の吸気ダクト
72…集気ダクト
74a…第一の吸気口
74b…第二の吸気口
74c…第三の吸気口
75a…第一の吸気ファン
75b…第二の吸気ファン
75c…第三の吸気ファン
76a…第一の背面排気口
76b…第二の背面排気口
76c…第三の背面排気口
77a…第一の下方排気口
77b…第二の下方排気口
78…シャッター
79…吸気路
80…側方連通路

Claims (5)

  1. 映像を画面に表示する平坦な表示面を前面に向けたPDPモジュールと、
    音声を出力するスピーカと、
    テレビ放送を受信して映像を上記液晶表示パネルに表示させるとともに音声を上記スピーカにて出力させる主基板と、
    上記PDPモジュールの上下左右側面に取り付けられる金属製の枠体と、
    上端と下端とを上記枠体の上側面部分と下側面部分とにそれぞれ固定され、上記PDPモジュール背面で上記枠体を上下方向に架橋して補強する左垂直フレームおよび右垂直フレームと、
    上記左垂直フレームの下端に固定されて下方へ略垂直に延びるコ字型板金にて形成される左脚部と、
    上記右垂直フレームの下端に固定されて下方へ略垂直に延びるコ字型板金にて形成される右脚部と、
    上記PDPモジュール背面の略上方中央に設置され各種電圧を供給する主電源基板と、
    上記PDPモジュール背面の略上方左端に設置され各種電圧を供給する左電源基板と、
    上記PDPモジュール背面の略上方右端に設置され各種電圧を供給する右電源基板と、
    上記枠体に前面から取り付けられる樹脂製のフロントキャビネットと、
    第一の開口、第二の開口、第三の開口を備えるとともに各開口に開閉可能な扉が設けられ、上記フロントキャビネットと合わさって各部材を収容する樹脂製のバックキャビネットとを備えるプラズマテレビジョン装置において、
    第一の吸気ファンを備えて上記左電源基板の実装面に近接して開口する第一の吸気口と、
    上記第一の吸気口から上記バックキャビネットに向かって延びて上記第一の開口に接し、さらにバックキャビネットに沿って下方へと連通する第一の吸気ダクトと、
    上記第一の吸気ダクトの上記第一の開口と対応する位置に形成される第一の背面排気口と、
    第二の吸気ファンを備えて上記主電源基板の実装面に近接して開口する第二の吸気口と、
    上記第二の吸気口から上記バックキャビネットに向かって延びて上記第二の開口に接し、さらにバックキャビネットに沿って下方へと連通する第二の吸気ダクトと、
    上記第二の吸気ダクトの上記第二の開口と対応する位置に形成される第二の背面排気口と、
    第三の吸気ファンを備えて上記右電源基板の実装面に近接して開口する第三の吸気口と、
    上記第三の吸気口から上記バックキャビネットに向かって延びて上記第三の開口に接し、さらにバックキャビネットに沿って下方へと連通する第三の吸気ダクトと、
    上記第三の吸気ダクトは上記第三の開口に接するとともに、同第三の開口と対応する位置に第三の背面排気口を備え、
    上記第一の吸気ダクトと上記第二の吸気ダクトと上記第三の吸気ダクトとを左右方向に連通せしめる集気ダクトと、
    上記集気ダクトより分岐して上記左垂直フレームに沿って下方へと上記脚部へと連通する第一の排気ダクトと、
    上記集気ダクトより分岐して上記右垂直フレームに沿って下方へと上記脚部へと連通する第二の排気ダクトと、
    上記第一の排気ダクトの下端に形成される左排気口と、
    上記第二の排気ダクトの下端に形成される右排気口と、
    上記第一の吸気口から吸気した空気が、上記第一の背面排気口をへ排出されるか上記集気ダクトへ送出されるかを切り換えて選択可能な第一のシャッターと、
    上記第二の吸気口から吸気した空気が、上記第二の背面排気口をへ排出されるか上記集気ダクトへ送出されるかを切り換えて選択可能な第二のシャッターと、
    上記第三の吸気口から吸気した空気が、上記第三の背面排気口をへ排出されるか上記集気ダクトへ送出されるかを切り換えて選択可能な第三のシャッターと
    を備えることを特徴とするプラズマテレビジョン。
  2. PDPモジュールと、
    上記PDPモジュール背面の略左端に取り付けられる左発熱部と、
    上記PDPモジュール背面の略右端に取り付けられる右発熱部と、
    上記PDPモジュール背面の略中央に取り付けられる中央電源部と、
    ファンを備えて上記左発熱部と上記右発熱部と上記中央電源部のそれぞれの発熱面に近接して開口する複数の吸気口と、
    上記吸気口から背面へと連通する吸気路と、上記吸気路より側方へ連通する側方連通路と、上記吸気路より背面に向かって開口する背面排気口と、上記背面排気口と上記側方排気路とを切り換えて連通させるシャッター機構と、を備える吸気ダクトと、
    複数の上記側方排気路を互いに連通させる集気ダクトと、
    上記集気ダクトから分岐連通するとともに下方へ伸びて装置を支える脚部も兼ねる排気ダクトと、
    上記排気ダクトの下端に形成される開口である下方排気口と
    を備えることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  3. 上記プラズマディスプレイ装置は上記PDPモジュールを背面から覆うバックキャビネットを備え、
    上記バックキャビネットには第一の開口、第二の開口、第三の開口を備えるとともに、
    これら各開口に開閉可能な扉を設けたことを特徴とする上記請求項2に記載のプラズマディスプレイ装置。
  4. 上記排気ダクトは、角パイプにて形成されることを特徴とする上記請求項2または3に記載のプラズマディスプレイ装置。
  5. 上記プラズマディスプレイ装置は、上記バックキャビネットに沿って上下方向に延びるとともに上端と下端とを上記板金に固定される垂直フレームを備え、
    上記排気ダクトはコ字型の板金と上記垂直フレームとが組み合わされて形成されることを特徴とする上記請求項2〜4のいずれかに記載のプラズマディスプレイ装置。
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