JP2007133807A - データ処理システム、ストレージ装置及び管理装置 - Google Patents

データ処理システム、ストレージ装置及び管理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】容量を動的に拡張可能な論理ボリュームに対し、従来のアクセス権設定方法では適切にアクセス権を設定できなかった。
【解決手段】ストレージ装置及びその管理装置を有するデータ処理システムにおいて、管理装置に、所定の外部入力に応じて、指定された論理ボリュームに対するアクセス権の設定要求をストレージ装置に送信するアクセス権設定要求部を設け、ストレージ装置に、上位装置からのアクセス要求に基づき、必要に応じて、第1の種別の論理ボリュームに対して所定大きさのセグメント単位で記憶領域を動的に割り当てることにより、当該論理ボリュームの容量を動的に拡張する制御部と、第1の種別の論理ボリュームに対する管理装置からのアクセス権の設定要求に応じて、当該論理ボリュームに、指定されたアクセス権をセグメント単位で設定するアクセス権設定部とを設けるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ処理システム、ストレージ装置及び管理装置に関し、特にストレージ装置の容量自動拡張方法によって生成された論理ボリューム(以下、これを容量可変ボリュームと呼ぶ)のアクセス権限を設定しアクセス制御する技術に関する。
近年、計算機システムが保持するデータ量は飛躍的に増大している。このような状況に伴い、計算機システムにおけるストレージ装置として、大規模な記憶容量を有するストレージシステムが適用されるようになった。
この種のストレージシステムは、ホスト計算機に対して論理ボリュームという単位で記憶領域を提供するが、この論理ボリュームは、従来、管理者が必要な記憶容量を見積もって固定容量の論理ボリューム(以下、これを実ボリュームと呼ぶ)をストレージシステムに設定していた。
しかし、近年のストレージシステムでは、記憶領域の利用効率をより一層高める論理ボリュームの生成方法が求められるようになった。そこで、近年では、例えば物理リソースの一部領域を所定単位(以下、これをセグメントと呼ぶ)で論理ボリュームに動的に割り当てることによって、論理ボリュームの容量を自動拡張する方法が本願特許出願人によって提案されている(特許文献1参照)。なお、以下においては、複数のハードディスクから構成されるRAID(Redundant Array of Independent Disks)上の論理デバイスを、物理リソースとして用語定義する。
また、ストレージシステムは、上述のような記憶領域の利用効率向上が求められる一方で、セキュリティ上の要求から、論理ボリュームへの書き込み禁止などのアクセス制御も求められるようになった。そこで、論理ボリュームの管理情報にアクセス属性を付加し、これに基づいて論理ボリュームに対するアクセスの可否を管理する技術が本願特許出願人によって提案されている(特許文献2参照)。
特開2003−015915号公報 特開2000−112822号公報
ところで、上記特許文献1に開示された技術によると、論理ボリュームに割り当てるセグメントのサイズと、物理リソースのサイズが一致するとは限らない。特に、物理リソースのサイズよりもセグメントのサイズが小さな場合、複数の容量ボリュームが同一の物理リソースを共に利用する状況が発生する。
このような状況において、ある容量可変ボリュームに上記特許文献2で示されるアクセス制御を実施すると、物理リソースを共に利用している他の容量可変ボリュームにも当該アクセス制御が設定されることとなるため、特定の容量可変ボリュームに対してのみ所望のアクセス権(「Read Only」や「Read/Write」)を設定することができないという問題がある。
従って、かかる容量可変ボリュームに対して他の容量可変ボリュームに影響を与えることなく、所望のアクセス権を設定し得るようにできれば、必要な容量の記憶領域を適切にユーザに割り当てながら、その記憶領域に対するアクセス制御をも確実に行うことができ、記憶容量の利用効率及び信頼性の高いシステムを構築できるものと考えられる。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、記憶容量の利用効率及び信頼性の高いデータ処理システム、ストレージ装置及び管理装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、上位装置からのデータを記憶する論理ボリュームを提供するストレージ装置と、前記ストレージ装置を管理する管理装置とを有するデータ処理システムにおいて、前記管理装置は、所定の外部入力に応じて、指定された前記論理ボリュームに対するアクセス権の設定要求を前記ストレージ装置に送信するアクセス権設定要求部を備え、前記ストレージ装置は、前記上位装置からのアクセス要求に基づき、必要に応じて、第1の種別の前記論理ボリュームに対して所定大きさのセグメント単位で記憶領域を動的に割り当てることにより、当該論理ボリュームの容量を動的に拡張する制御部と、前記第1の種別の論理ボリュームに対する前記管理装置からのアクセス権の設定要求に応じて、当該論理ボリュームに、指定されたアクセス権を前記セグメント単位で設定するアクセス権設定部とを備えることを特徴とする。
また本発明においては、上位装置からのデータを記憶する論理ボリュームを提供するストレージ装置において、前記上位装置からのアクセス要求に基づき、必要に応じて、第1の種別の前記論理ボリュームに対して所定大きさのセグメント単位で記憶領域を動的に割り当てることにより、当該論理ボリュームの容量を動的に拡張する制御部と、前記第1の種別の論理ボリュームに対する外部装置からのアクセス権の設定要求に応じて、当該論理ボリュームに、指定されたアクセス権を前記セグメント単位で設定するアクセス権設定部とを備えることを特徴とする。
さらに本発明においては、上位装置からのデータを記憶する論理ボリュームを提供するストレージ装置を管理する管理装置において、所定の外部入力に応じて、指定された前記論理ボリュームに対するアクセス権の設定要求を前記ストレージ装置に送信するアクセス権設定要求部と、前記ストレージ装置に設定された各前記論理ボリュームが、容量を動的に拡張可能な前記第1の種別と、容量が固定的な第2の種別とのいずれの種別であるかを示す各前記論理ボリュームの管理情報を記憶するメモリとを備え、前記アクセス権設定要求部は、前記所定の外部入力に応じ、前記メモリに記憶された前記管理情報に基づいて、指定された前記論理ボリュームの種別を判定すると共に、判定結果に応じた前記アクセス権の設定要求を前記ストレージ装置に送信することを特徴とする。
かかるデータ処理システム、ストレージ装置及び管理装置によれば、第1の種別の論理ボリュームに対して他の第1の種別の論理ボリュームに影響を与えることなく、所望のアクセス権を設定することができる。
発明によれば、必要な容量の記憶領域を適切にユーザに割り当てながら、その記憶領域に対するアクセス制御をも確実に行うことができ、記憶容量の利用効率及び信頼性の高いシステムを構築できる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
(1−1)第1の実施の形態のシステム構成
図1は、本実施の形態による計算機システム1の構成を示す。この計算機システム1は、ストレージシステム1000及びホスト計算機2000がデータネットワーク3000を介して互いに通信自在に接続されることにより構成されている。本実施の形態では、データネットワーク3000はSAN(Storage Area Network)とするが、IP(Internet Protocol)ネットワークであっても、あるいはこれら以外のデータ通信用ネットワークであっても良い。
ホスト計算機2000及びストレージシステム1000は、管理ネットワーク4000を介して管理計算機5000と接続される。本実施の形態においては、管理ネットワーク4000はIPネットワークとするが、SANであっても、あるいはこれら以外のデータ通信用ネットワークであっても良い。また、データネットワーク3000及び管理ネットワーク4000が同一ネットワークであっても良いし、ホスト計算機2000及び管理計算機5000が同一計算機であっても良い。さらに、説明の都合上、図1では、ストレージシステム1000を1台、ホスト計算機2000を1台、管理計算機5000を1台としたが、本発明においてはこれらの数は問わない。
ストレージシステム1000は、データを格納するディスク装置1100、ストレージシステム内の制御を行うディスクコントローラ1200を備えて構成されている。
ディスク装置1100は、一つ以上の論理ボリューム1110とプール1120を備えている。論理ボリューム1110は、一つ以上の物理リソース1121から生成され、ホスト計算機2000によって利用されるデータを格納している論理的な記憶領域である。本実施の形態によるストレージシステム1000においては、例えば上記特許文献1において開示された方法により論理ボリュームの容量を自動拡張する機能が搭載されているため、論理ボリューム1110として、容量が固定の実ボリュームと、動的に容量を増減可能な容量可変ボリュームとが存在する。論理ボリューム1110が容量可変ボリューム及び実ボリュームのいずれであるかは、その論理ボリューム1110の生成時に設定される。なお、説明の都合上、図1ではプール1120を一つとしたが、本発明ではこれらの数は問わない。
プール1120は、一つ以上の物理リソース1121を備えている。プール1120は、物理リソース1121を管理上の観点から、まとめて管理するための論理的なグループである。管理上の観点には、例えばRAIDタイプがある。RAIDタイプの一例としては、大容量を提供するために、複数ハードディスクを1つにまとめ巨大な記憶領域として提供するRAID0や、ハードディスクの冗長度を高めるために、ハードディスク間でミラーリングを行うRAID1がある。
ディスクコントローラ1200は、メインメモリ1210、制御装置1220、ホストI/F1230、管理I/F1240、ディスクI/F1250を備えている。
メインメモリ1210には、物理論理テーブル1211、容量可変ボリュームアクセス制御プログラム1212、実ボリュームアクセス制御プログラム1213、セグメント管理テーブル1214、実ボリューム管理テーブル1215及び論理ボリュームアクセス制御プログラム1216が格納されている。
容量可変ボリュームアクセス制御プログラム1212は、物理論理テーブル1211の情報を参照又は更新し、容量可変ボリュームに対するホスト計算機2000からのアクセス制御を行うプログラムである。実ボリュームアクセス制御プログラム1213は、実ボリューム管理テーブル1215の情報を参照または更新し、実ボリュームに対するホスト計算機2000からのアクセス制御を行うプログラムである。
セグメント管理テーブル1214は、容量可変ボリュームに割り当てるセグメントの情報を管理するテーブルである。論理ボリュームアクセス制御プログラム1216は、ホスト計算機2000から論理ボリューム1110へのアクセス要求受信時に、容量可変ボリュームアクセス制御プログラム1212、実ボリュームアクセス制御プログラム1213の呼び出しを行うプログラムである。
そして制御装置1220は、必要時、メインメモリ1210に格納された容量可変ボリュームアクセス制御プログラム1212や、実ボリュームアクセス制御プログラム1213を読み出し実行する。
またメインメモリ1210には、このストレージシステム1000が論理ボリュームの容量を自動拡張する機能を発揮するためのプログラム(図示せず)も格納されており、制御装置1220は、このプログラムに基づき、ホスト計算機からのアクセス要求に応じて、物理リソースのセグメントを、容量可変ボリュームとして定義された論理ボリューム1110に動的に割り当てる。
なお、説明の都合上、本実施の形態においては、容量可変ボリュームアクセス制御プログラム1212と、実ボリュームアクセス制御プログラム1213と、論理ボリュームアクセス制御プログラム1216とを分けて構成しているが、同一のプログラムによって容量可変ボリューム及び実ボリュームに対するアクセス制御を行っても良い。
ホストI/F1230は、データネットワーク3000とのインタフェースであって、ホスト計算機2000とデータや制御命令の送受信を行う。管理I/F1240は、管理ネットワーク4000とのインタフェースであって、ホスト計算機2000及び管理計算機5000とデータや制御命令の送受信を行う。ディスクI/F1250は、ディスク装置1100に対するインタフェースであって、データや制御命令の送受信を行う。
ホスト計算機2000は、メインメモリ2100、制御装置2200、ホストI/F、管理I/Fから構成される。なお、ホスト計算機2000には、図示を省略する入力装置(キーボード、表示装置等)が備わっていても良い。
メインメモリ2100には、業務プログラム2110が記憶されている。業務プログラム2110は、ストレージシステム1000の論理ボリューム1110を利用するプログラムであり、たとえばDBMS(Database Management System)やファイルシステムなどのプログラムである。なお、説明の都合上、業務プログラム2110を一つとしたが、本発明ではこの数は問わない。制御装置2200は、メインメモリ2100に格納された業務プログラム2110を読み出し実行する。
ホストI/F2300は、データネットワーク3000とのインタフェースであって、ストレージシステム1000とデータや制御命令の送受信を行う。管理I/F2400は、管理ネットワーク4000とのインタフェースであって、ストレージシステム1000及び管理計算機5000とデータや制御命令の送受信を行う。
管理計算機5000は、メインメモリ5100、制御装置5200、管理I/F5300から構成される。なお、管理計算機2000には、図示を省略する入力装置(キーボード、表示装置等)が備わっていても良い。
メインメモリ5100には、アクセス制御設定プログラム5110及び論理ボリューム管理テーブル5120が記憶されている。アクセス制御設定プログラム5110は、論理ボリューム管理テーブル5120の情報を参照し、論理ボリュームの種別を判別した後、ストレージシステム1000の容量可変ボリュームアクセス制御プログラム1212又は実ボリュームアクセス制御プログラム1213にアクセス権設定要求を送信するプログラムである。
制御装置5200は、メインメモリ5100に格納されたアクセス制御設定プログラム5110を読み出し実行する。また管理I/F5300は、管理ネットワーク4000とのインタフェースであって、ストレージシステム1000及びホスト計算機2000とデータや制御命令の送受信を行う。
図2に、本実施形態の論理ボリューム管理テーブル5120を示す。論理ボリューム管理テーブル5120は、管理対象のストレージシステム1000の論理ボリューム1110を管理するための情報を保持するフィールドとして、LUN(Logical Unit Number)フィールドT100及び種別フィールドT110を有している。
このうちLUNフィールドT100には、論理ボリューム1110を識別するための番号が格納される。また種別フィールドT110には、論理ボリューム1110が、論理ボリューム1110が容量を自動拡張できる容量可変ボリュームか、容量を拡張できない実ボリュームかの種別を表す情報が格納される。
図3は、本実施の形態による物理論理管理テーブル1211を示す。この物理論理管理テーブル1211は、容量可変ボリュームの構成を示す情報として、LUNフィールドT200、セグメント番号フィールドT210、開始アドレスフィールドT220、終了アドレスフィールドT230及びアクセス権フィールドT240を有している。
このうちLUNフィールドT200には、論理ボリューム1110を識別するための番号が格納される。またセグメント番号フィールドT210には、容量可変ボリュームに割当済みのセグメントを識別する番号が格納される。開始アドレスフィールドT220及び終了アドレスフィールドT230には、ホスト計算機2000に提供する論理ボリュームのアドレスが格納される。この場合における論理ボリュームのアドレスとしては、一般的に使用されているLBA(Logical Block Address)を適用することができる。アクセス権フィールドT240には、論理ボリュームのアクセス権を示す情報が格納される。アクセス権としては、データの読み込みだけを許可する「Read」、データの読み書きを許可する「Read/Write」などがある。なお、説明の都合上、図3では、アクセス権を文字列として表すが、アクセス権を識別可能な数字などに置き換えて格納しても良い。
図4は、本実施の形態によるセグメント管理テーブル1214を示している。このセグメント管理テーブル1214には、セグメントの管理情報を保持するためのフィールドとして、プール番号フィールドT300、物理リソース番号フィールドT310、セグメント番号フィールドT320、開始アドレスフィールドT330、終了アドレスフィールドT340及び使用状況フィールドT350が設けられている。
このうちプール番号フィールドT300には、物理リソース1121をまとめて管理するための論理的なグループであるプールを識別する情報が格納される。また物理リソース番号フィールドT310には、物理リソース1121を識別するための情報が格納され、セグメント番号フィールドT320には、物理リソース1121をある任意のサイズで論理分割した単位であるセグメントを識別するための情報が格納される。
開始アドレスフィールドT330及び終了アドレスフィールドT340には、物理リソース1121上のセグメントのアドレスが格納される。この場合の物理リソースのアドレスとして、一般的に使われるものにLBAがある。使用状況フィールドT350には、セグメントが論理ボリューム1110に割当済みかどうかを表す情報が格納される。使用状況フィールドT350には、対応するセグメントが論理ボリューム1110へ割当済みの状況を表す「割当済」、セグメントが論理ボリューム1110へ未割当ての状況を表す「未割当」のいずれかが格納される。なお、説明の都合上、図4では使用状況を文字列として表しているが、使用状況を識別可能な数字などに置き換え格納するようにしても良い。
図5は、論理ボリューム1110の具体的構成と、図3について上述した物理論理管理テーブル1211及び図4について上述したセグメント管理テーブル1214の具体例とを示すものである。
図5(A)に示すように、論理ボリューム1110は、1又は複数の物理リソース1121から構成される。この図5(A)の例では、容量可変ボリュームである論理ボリューム1110が、第1のプール領域(プール1)1120の第1の物理リソース(物理リソース1)1121のセグメントと、第2の物理リソース(物理リソース2)1121のセグメントとが割り当てられて構成されている。
この場合、物理論理管理テーブル1211(図5(B))のLUNフィールドT200には、ホスト計算機2000が当該論理ボリューム1110を識別するための番号として、この論理ボリューム1110のLUNである「0」が格納される。またセグメント番号フィールドT210には、当該論理ボリューム1110に割り当てられたセグメントの識別番号である「1」及び「2」が格納され、セグメントが未割当の領域に対しては「NULL」が格納される。なお、説明の都合上、図5(B)では未割当の領域に「NULL」を格納しているが、未割当を意味する別の文字列や数字に置き換え格納しても良い。
物理論理管理テーブル1211の開始アドレスフィールドT220及び終了アドレスフィールドT230には、ホスト計算機2000から利用される各領域のアドレスがそれぞれ格納され、アクセス権フィールドT240には、当該論理ボリューム1110のアクセス権が格納される。この例では、セグメントが割当済みの領域に対して読み出しのみが許可され、セグメントが未割当の領域に対して読み書きが許可されるようにアクセス権が設定されている。
図5(C)に示すように、このときセグメント管理テーブル1214のプール番号フィールドT300には、第1プール領域1120の識別番号である「1」が格納される。またこの例の場合、第1のプール領域1120は物理リソース番号がそれぞれ「0」と「1」の第1及び第2の物理リソース1121から構成されているため、これらの数値が物理リソース番号フィールドT310に格納される。
さらに図5(A)に示すように、この例の場合、第1及び第2の物理リソースが共に3つのセグメントから構成されており、これら各セグメントにそれぞれ「0」〜「5」のセグメント番号が付与されているため、セグメント管理テーブル1214のセグメント番号フィールドT320にはこれらの数値がそれぞれ格納される。
さらに、開始アドレスフィールドT330及び終了アドレスフィールドT340には、これら各セグメントの開始アドレス及び終了アドレスが具体的に格納され、各使用状況フィールドT350には、対応するセグメントの使用状況(「未割当」又は「割当済」)が格納されている。この例の場合、論理ボリューム1110に対してセグメント番号が「1」及び「3」の各セグメントが割り当てられているため、これらに対応する使用状況フィールドT350に「割当済」の情報が格納され、これ以外のセグメントに対応する使用状況フィールドT350に「未割当」の情報が格納されている。
図6は、本実施形態の実ボリューム管理テーブル1215を示している。実ボリューム管理テーブル1215には、実ボリュームを管理するための情報として、LUNフィールドT400、物理リソース番号フィールドT410、アクセス権フィールドT420が設けられている。
このうちLUNフィールドT400には、論理ボリューム1110を識別するための番号が格納される。また物理リソース番号T410には、実ボリュームに割り当てられた物理リソース1121を識別するための情報が格納される。アクセス権フィールドT420には、論理ボリューム1110のアクセス権を表す情報が格納される。この場合におけるアクセス権としては、論理ボリューム1110に読み込みだけを許可する「Read」、読み込み書き込みを許可する「Read/Write」などがある。なお、説明の都合上、図5では、アクセス権を文字列として表しているが、アクセス権を識別可能な数字などに置き換えて格納しても良い。
(1−2)第1実施形態の動作
次に、この計算機システム1の動作について説明する。この計算機システム1では、ストレージシステム1000が容量可変ボリュームに動的に割り当てる物理リソース1121のセグメントを単位として、このセグメント毎にアクセス権を設定することを特徴の1つとする。これによりこの計算機システム1においては、物理リソース1211を複数の容量可変ボリュームによって利用する場合においても、他の容量可変ボリュームに影響を与えることなく、所望の容量可変ボリュームに所望のアクセス権を設定することができる。
まず、この計算機システム1において、管理計算機5000に対して管理者からある論理ボリューム1110に対してアクセス権を設定すべき操作指令が入力された場合における管理計算機5000の制御装置5200の処理内容について説明する。
この場合、制御装置5200は、メインメモリ5100に格納されたアクセス制御設定プログラム5110に基づき、図7のフローチャートに示す処理手順に従って、ストレージシステム1000に対してかかるアクセス権の設定を要求する。
すなわち、制御装置5200は、管理者から送信された、対象とする論理ボリューム1110のLUNと、設定すべきアクセス権とを含む論理ボリューム1110のアクセス権の設定要求を受信すると(S1000)、まず、論理ボリューム管理テーブル5120に基づいて、対象とする論理ボリューム1110の種別(「容量可変ボリューム」又は「実ボリューム」)を取得する(S1010)。
続いて制御装置5200は、取得した種別が「容量可変ボリューム」であるか否かを判定する(S1020)。そして制御装置5200は、かかる判定において肯定結果を得ると(S1020:YES)、かかる管理者からの設定要求に含まれていたLUNと設定すべきアクセス権とを含むアクセス権設定要求を、ストレージシステム1000の容量可変ボリュームアクセス制御プログラム1212に送信する(S1030)。これ対して制御装置5200は、ステップS1020の判定において否定結果を得ると(S1020:NO)、ステップS1030において上述したアクセス権設定要求と同様のアクセス権設定要求をストレージシステム1000の実ボリュームアクセス制御プログラム1213に送信する(S1040)。
その後、制御装置5200は、容量可変ボリュームアクセス制御プログラム1212又は実ボリュームアクセス制御プログラム1213から上述の論理ボリューム1110に対するアクセス権の設定処理を正常に終えた旨の正常終了通知が送信されてくるのを待ち受け(S1050)、この正常終了通知を受信すると(S1050:YES)、この一連の処理(以下、これをアクセス権設定処理と呼ぶ)を終了する(S1050)。
これに対して制御装置5200は、かかる正常終了通知に代えて、容量可変ボリュームアクセス制御プログラム1212又は実ボリュームアクセス制御プログラム1213からエラー通知が送信されてくると(S1050:NO)、管理者にエラーを通知した後このアクセス権処理を終了する(S1060)。なお、この場合における管理者へのエラー通知方法としては、管理計算機が備える表示装置への出力や電子メールによる通知方法などがある。
一方、図8は、ストレージシステム1000が上述の容量可変ボリュームアクセス制御プログラム1212に対するアクセス権設定要求を受信した場合における制御装置1220の処理内容を示すフローチャートである。この場合、制御装置1220は、メインメモリ1210に格納された容量可変ボリュームアクセス制御プログラム1212に基づき、この図8に示すフローチャートに示す手順に従って、指定された論理ボリューム1110に対して指定されたアクセス権を設定する。
すなわち、制御装置1220は、管理計算機5000のアクセス制御設定プログラム5100から容量可変ボリュームアクセス制御プログラム1212に対するアクセス権設定要求を受信すると(S2000)、まず、メインメモリ1210に格納されている物理論理管理テーブル1211から、受信したアクセス権設定要求に含まれるLUNに該当するLUNを検索する(S2010)。
そして制御装置1220は、この検索により該当するLUNが見つかったか否かを判定し(S2020)、該当するLUNが見つからなかった場合には(S2020:NO)、かかるアクセス制御設定プログラム5110にエラー通知を送信し(S2060)、この後このアクセス権設定要求に対する一連の処理を終了する。
これに対して制御装置1220は、かかる検索により該当するLUNが見つかった場合には(S2020:YES)、物理論理管理テーブル1211の対応するアクセス権フィールドT240に、そのときのアクセス権設定要求に含まれるアクセス権を書き込む(S2030)。
この場合におけるアクセス権フィールドT240へのアクセス権の書き込みは、該当するLUNのセグメントが割り当てられているアドレスについてのみ行っても良いし、そのLUN内の全てのアドレスについて行っても良い。該当するLUNのセグメントが割り当てられているアドレスについてのみアクセス権を設定する場合、割り当てられていないアドレスのアクセス権は元のアクセス権のままとなる。一般的には、論理ボリュームのデフォルトのアクセス権は、読み込み書き込みを許可する「Read/Write」である。なお、物理論理管理テーブル1211のアクセス権フィールドT240へのアクセス権の書き込みは、上書きにより行なわれるため、当該アクセス権の書き込みによって、そのアドレスに設定されたアクセス権は、アクセス権書込み後の新たなアクセス権に更新されることとなる。
その後、制御装置1220は、かかるアクセス権フィールドT240への指定されたアクセス権の書き込みが成功したか否かを判定する(S2040)。そして制御装置1220は、この書き込みが成功したと判定した場合には(S2040:YES)、管理計算機5000のアクセス制御設定プログラム5110に上述の正常終了通知を送信し(S2050)、この後このアクセス権設定要求に対する一連の処理を終了する。これに対して制御装置1220は、かかるアクセス権フィールドT240へのアクセス権の書き込みが失敗したと判定した場合には(S2040:NO)、かかるアクセス制御設定プログラム5110に上述のエラー通知を送信し、この後このアクセス権設定要求に対する一連の処理を終了する。
他方、図9は、ストレージシステム1000が上述の実ボリュームアクセス制御プログラム1213に対するアクセス権設定要求を受信した場合における制御装置1220の処理内容を示すフローチャートである。この場合、制御装置1220は、メインメモリ1210に格納された実ボリュームアクセス制御プログラム1213に基づき、図9のフローチャートに示す処理手順に従って、指定された論理ボリューム1110に対して指定されたアクセス権を設定する。
すなわち、制御装置1220は、管理計算機5000のアクセス制御設定プログラム5100から実ボリュームアクセス制御プログラム1213に対するアクセス権設定要求を受信すると(S3000)、まず、メインメモリ1210に格納されている実ボリューム管理テーブル1215から、受信したアクセス権設定要求に含まれるLUNに該当するLUNを検索する(S3010)。
そして制御装置1220は、この検索により該当するLUNが見つかったか否かを判定し(S3020)、該当するLUNが見つからなかった場合には(S3020:NO)、アクセス制御設定プログラム5110へエラー通知を送信し、この後このアクセス権設定要求に対する一連の処理を終了する。
これに対して制御装置1220は、かかる検索により該当するLUNが見つかった場合には(S3020:YES)、実ボリューム管理テーブル1215の対応するアクセス権フィールドT420に、そのときのアクセス権設定要求に含まれるアクセス権を書き込む(S3030)。このとき制御装置1220は、かかるアクセス権フィールドT420に既にアクセス権が書き込まれている(すなわち、そのLUNに対して既にアクセス権が設定されている)場合には、かかるアクセス権設定要求に含まれるアクセス権を上書きするようにして書き込む。従って、この場合には、そのLUNに対して既に設定されていたアクセス権が、かかるアクセス権設定要求に含まれるアクセス権に更新されることとなる。
その後、制御装置1220は、かかるアクセス権フィールドT420への指定されたアドレス権の書き込みが成功したか否かを判定する(S3040)。そして制御装置1220は、この書き込みが成功したと判定した場合には(S3040:YES)、管理計算機5000のアクセス制御設定プログラム5110に上述の正常終了通知を送信し(S3060)、この後このアクセス権設定要求に対する一連の処理を終了する。これに対して制御装置1220は、かかるアクセス権フィールドT420へのアクセス権の書き込みが失敗したと判定した場合には(S3040:NO)、かかるアクセス制御設定プログラム5110に上述のエラー通知を送信し、この後このアクセス権設定要求に対する一連の処理を終了する。
次に、ホスト計算機2000からストレージシステム1000に対して論理ボリューム1110へのアクセス要求(書込み要求又は読出し要求)が送信されてきた場合の制御装置1220の処理内容について説明する。
この場合、制御装置1220は、メインメモリ1210に格納された論理ボリュームアクセス制御プログラム1216に基づき、図10のフローチャートに示す処理手順に従って、指定された論理ボリュームに対するアクセスを制御する。
すなわち制御装置1220は、ホスト計算機2000から送信されてきた、対象とする論理ボリュームのLUNと、アクセスすべきアドレスと、読み込み命令又は書き込み命令を識別するための命令種別とを含むアクセス要求を受信すると(S4000)、まず、受信したアクセス要求を容量可変ボリュームアクセス制御プログラム1212に送信する(S4010)。
この場合、制御装置1220は、この後容量可変ボリュームアクセス制御プログラム1212に基づいて、図11について後述するアクセス制御処理を実行することにより、そのホスト計算機2000がその論理ボリューム1110に対する指定されたアクセス権を有していない場合には検索エラー通知を論理ボリュームアクセス制御プログラム1216に送信し、有している場合にはこのアクセス要求を受け付けることとなる。
そこで、制御装置1220は、アクセス要求を容量可変ボリュームアクセス制御プログラム1212に送信後(S4010)、容量可変ボリュームアクセス制御プログラム1212から検索エラー通知を受信したかを判定する(S4020)。
この判定において否定結果を得ることは(S4020:NO)、その論理ボリューム1110が容量可変ボリューム上に設定されており、かつそのホスト計算機2000がその論理ボリューム1110に対する指定されたアクセス権を有していることを意味する。かくして、このとき制御装置1220は、このアクセス要求に対する一連の処理(以下、これをアクセス要求受信処理)を終了する。
これに対して、この判定において肯定結果を得ることは(S4020:YES)、その論理ボリューム1110が容量可変ボリューム上に設定されておらず、及び又はそのホスト計算機2000がその論理ボリューム1110に対する指定されたアクセス権を有していないことを意味する。かくしてこのとき制御装置1220は、かかるアクセス要求を実ボリュームアクセス制御プログラム1213に送信する(S4030)。
この場合、制御装置1220は、この後実ボリュームアクセス制御プログラム1213に基づいて、図12について後述するアクセス制御処理を実行することにより、そのホスト計算機2000がその論理ボリューム1110に対する指定されたアクセス権を有していない場合には検索エラー通知を論理ボリュームアクセス制御プログラム1216に送信し、有している場合にはこのアクセス要求を受け付けることとなる。
そこで、制御装置1220は、アクセス要求を実ボリュームアクセス制御プログラム1213に送信後(S4030)、実ボリュームアクセス制御プログラム1213から検索エラー通知を受信したかを判定する(S4040)。
この判定において否定結果を得ることは(S4040:NO)、その論理ボリューム1110が実ボリューム上に設定されており、かつそのホスト計算機2000がその論理ボリューム1110に対する指定されたアクセス権を有していることを意味する。かくして、このとき制御装置1220は、このアクセス要求受信処理を終了する。
これに対して、この判定において肯定結果を得ることは(S4040:YES)、その論理ボリューム1110が実ボリューム上にも設定されておらず、及び又はそのホスト計算機2000がその論理ボリューム1110に対する指定されたアクセス権を有していないことを意味する。かくしてこのとき制御装置1220は、対応するホスト計算機2000へ該当する論理ボリューム1110が見つからなかったことを表すエラー通知を送信し(S4050)、この後このアクセス要求受信処理を終了する。
なお、本実施例では、容量可変ボリュームアクセス制御プログラム1212にアクセス要求を送信した後、検索エラー通知を受信した場合に、実ボリュームアクセス制御プログラム1213へアクセス要求を送信しアクセス制御をおこなっているが、実ボリュームアクセス制御プログラム1213にアクセス要求を送信した後、検索エラー通知を受信した場合に、容量可変ボリュームアクセス制御プログラム1212へアクセス要求を送信しアクセス制御をおこなっても良い。また、ストレージシステム1000のメインメモリ1210に、管理計算機5000が有する論理ボリューム管理テーブル5120と同じ情報のテーブルを備え、ホスト計算機2000からの論理ボリューム1110へのアクセス要求受信時に、当該論理ボリューム管理テーブルを検索し、論理ボリュームの種別に応じて容量可変ボリュームアクセス制御プログラム1212又は実ボリュームアクセス制御プログラム1213を呼び出す処理でも良い。
次に、上述のアクセス要求受信処理(図10)のステップS4010において容量可変ボリュームアクセス制御プログラム1212にアクセス要求を送信した後の制御装置1220の処理内容について説明する。
この場合、制御装置1220は、メインメモリ1210に格納された容量可変ボリュームアクセス制御プログラム1212に基づき、図11のフローチャートに示す処理手順に従って、指定された論理ボリュームに対するアクセスの可否を判断する。
すなわち制御装置1220は、論理ボリュームアクセス制御プログラム1216から送信されてきた上述のアクセス要求を受信すると(S5000)、まず、当該アクセス要求に含まれるLUNと一致するLUNが存在するか物理論理管理テーブル1211を検索する(S5010)。
その後、制御装置1220は、該当するLUNが見つかったかを判定し(S5020)、 否定結果を得た場合には(S5020:NO)、論理ボリュームアクセス制御プログラム1216に上述のLUN検索エラー通知を送信し(S5030)、この後このアクセス要求に対する一連の処理(以下、第1のアクセス制御処理と呼ぶ)を終了する。
これに対して制御装置1220は、かかるステップS5020の判定において肯定結果を得た場合には(S5020:YES)、物理論理管理テーブル1211(図3)の該当するLUNと対応付けられたアクセス権フィールドT240(図3)から、アクセス要求に含まれるアドレス情報に対応するセグメントのアクセス権を取得する(S5040)。アドレス情報に対応するセグメントが割り当てられていない場合は、デフォルトのアクセス権を返す。一般的には、デフォルトのアクセス権は、読み込み書き込みを許可する「Read/Write」である。
その後、制御装置1220は、ステップS5000において受信したアクセス要求に含まれる命令種別が、ステップS5040において取得したアクセス権で許可されている命令種別であるか否かを判定する(S5050)。
そして制御装置1220は、この判定において肯定結果を得ると(S5050:YES)、アクセス要求を受け付け(S5060)、この後この第1のアクセス制御処理を終了する。これに対して制御装置1220は、かかる判定において否定結果を得ると(S5050:NO)、対応するホスト計算機2000へアクセス権エラー通知を送信し(S5070)、この後この第1のアクセス制御処理を終了する。
このようにしてストレージシステム1000は、図10に示すアクセス要求受信処理及び図11に示す第1のアクセス制御処理によって、ホスト計算機2000から容量可変ボリュームへのアクセス要求が与えられた場合のアクセス制御を行う。なお、本実施例では、説明の都合上、容量可変ボリュームアクセス制御プログラム1212によって、図8で示すアクセス権設定処理と、図11で示す第1のアクセス制御処理とを行っているが、これらを別プログラムに分けて処理を行っても良い。
次に、図9について上述したアクセス要求受信処理のステップS4030において実ボリュームアクセス制御プログラム1213にアクセス要求を送信した後の制御装置1220の処理内容について説明する。
この場合、制御装置1220は、メインメモリ1210に格納された実ボリュームアクセス制御プログラム1213に基づき、図12のフローチャートに示す処理手順に従って、指定された論理ボリュームに対するアクセスの可否を判断する。
すなわち制御装置1220は、論理ボリュームアクセス制御プログラム1216から送信されてきた上述のアクセス要求を受信すると(S6000)、まず、当該アクセス要求に含まれるLUNと一致するLUNが存在するか実ボリューム管理テーブル1215を検索する(S6010)。
その後、制御装置1220は、該当するLUNが見つかったかを判定し(S6020)、否定結果を得た場合には(S6020:NO)、論理ボリュームアクセス制御プログラム1216へLUN検索エラー通知を送信し(S6030)、この後このアクセス要求に対する一連の処理(以下、第2のアクセス制御処理と呼ぶ)を終了する。
これに対して制御装置1220は、かかるステップS6020の判定において肯定結果を得た場合には(S6020:YES)、実ボリューム管理テーブル1215(図5)の該当するLUNと対応付けられたアクセス権フィールドT420(図5)から、アクセス要求に含まれるアドレス情報に対応するセグメントのアクセス権を取得する(S6040)。アドレス情報に対応するセグメントが割り当てられていない場合には、デフォルトのアクセス権を返す。
その後、制御装置1220は、ステップS6000において受信したアクセス要求に含まれる命令種別が、ステップS6040において取得したアクセス権で許可されている命令種別であるか否かを判定する(S6050)。
そして制御装置1220は、この判定において肯定結果を得ると(S6050:YES)、アクセス要求を受け付け(S6060)、この後この第2のアクセス制御処理を終了する。これに対して制御装置1220は、かかる判定において否定結果を得ると(S6050:NO)、対応するホスト計算機2000へアクセス権エラー通知を送信し(S6070)、この後この第2のアクセス制御処理を終了する。
このようにしてストレージシステム1000は、図10に示すアクセス要求受信処理及び図12に示す第2のアクセス制御処理によって、ホスト計算機2000から実ボリュームへのアクセス要求が与えられた場合のアクセス制御を行う。なお、本実施例では、説明の都合上、実ボリュームアクセス制御プログラム1213によって、図9で示すアクセス権設定処理と、図12で示す第2のアクセス制御処理とを行っているが、これらを別プログラムに分けて処理を行っても良い。
以上、第1実施形態によれば、アクセス権の設定単位を物理リソース1121のセグメントを単位とすると共に、容量可変ボリュームの管理情報の一つである物理論理管理テーブル1211に各セグメントのアクセス権を設定するようにしたことにより、容量可変ボリュームに対して、他の容量可変ボリュームに影響を与えることなく、所望のアクセス権を設定することができ、またこの設定したアクセス権に応じたアクセス制御を行うことができる。
(2)第2の実施の形態
第1の実施の形態では、容量可変ボリュームの管理情報の一つである物理論理管理テーブル1211にアクセス権を設定した。これに対して、第2の実施の形態では、容量可変ボリュームへのアクセス権を、実ボリュームのアクセス権を設定している実ボリューム管理テーブル6060(図6)に設定しアクセス制御を行う。またこの第2の実施の形態では、容量可変ボリュームにアクセス権を設定する際、その容量可変ボリュームを構成するすべてのセグメントを1つの物理リソースに集約して、これを実ボリュームとして設定する。以下、このようなアクセス権の管理方法について説明する。
(2−1)第2実施形態のシステム構成
図1において、6000は第2の実施の形態による計算機システムを示す。この計算機システム6000は、ストレージシステム6010のディスクコントローラ6020のメインメモリ6030に格納された物理論理管理テーブル6040及び容量可変ボリュームアクセス制御プログラム6050の構成を除いて第1の実施の形態による計算機システム1と同様に構成されている。
実際上、この第2の実施の形態の場合、物理論理管理テーブル6040は、図3との対応部分に同一符号を付した図13に示すように、図3について上述した第1の実施の形態による物理論理管理テーブル1211からアクセス権フィールドT240を削除した構成を有している。これは第2実施形態では、図6に示す実ボリューム管理テーブル1215に容量可変ボリュームに対するアクセス権を設定するため、物理論理管理テーブル6040からアクセス権フィールドT240が不要になるためである。
(2−2)第2の実施の形態の動作
次に、第2の実施の形態による計算機システム6000の動作について説明する。この計算機システム6000では、大部分が前述した第1の実施の形態による計算機システム1と動作が同様であるため、異なる動作のみ説明する。
図14は、上述したアクセス制御設定処理のステップS1030において容量可変ボリュームアクセス制御プログラム6050にアクセス権設定要求を送信した場合における制御装置1220の処理内容を示すフローチャートである。この場合、制御装置1220は、メインメモリ1210に格納された容量可変ボリュームアクセス制御プログラム6050に基づき、このフローチャートに示す手順に従って、指定された容量可変ボリュームに対して指定されたアクセス権を設定する。
すなわち、制御装置1220は、管理計算機5000のアクセス制御設定プログラム5100から容量可変ボリュームアクセス制御プログラム6050に対するアクセス権設定要求を受信すると(S7000)、まず、メインメモリ6030に格納されている物理論理管理テーブル6040から、受信したアクセス権設定要求に含まれるLUNに該当するLUNを検索する(S7010)。
そして制御装置1220は、この検索により該当するLUNが見つかったか否かを判定し(S7020)、該当するLUNが見つからなかった場合には(S7020:NO)、管理計算機5000のアクセス制御設定プログラム5110にエラー通知を送信し(S7110)、この後このアクセス権設定要求に対する一連の処理を終了する。
これに対して制御装置1220は、かかる検索により該当するLUNが見つかった場合には(S7020:YES)、該当するLUNの開始アドレスフィールドT220及び終了アドレスフィールドT230にそれぞれ格納された開始アドレス及び終了アドレスを物理論理管理テーブル6040から取得し、容量可変ボリュームに割当てられているセグメントの容量を算出する(S7030)。容量可変ボリュームに割り当てられているセグメントの容量の算出の一方法としては、各セグメントの終了アドレスと開始アドレスの差を求めることで各セグメントの容量を求め、その各セグメントの容量を全て足し合わせることで、容量可変ボリュームに割り当てられているセグメントの容量を算出する方法を適用することができる。
続いて制御装置1220は、算出した容量可変ボリュームに割り当てられているセグメントの容量と同容量以上の物理リソース1121を作成する(S7040)。なお、物理リソース1121を新規に作成するのではなく、既に存在している物理リソース1121から、他の論理ボリューム1110に割り当てられていない物理リソース1121を選出するのでも良い。
次いで制御装置1220は、物理リソース1121が作成できたか否かを判定する(S7050)。そして制御装置1220は、この判定において否定結果を得た場合には(S7050:NO)、アクセス制御設定プログラム5110へエラー通知を送信し(S7110)、この後このアクセス権設定要求に対する一連の処理を終了する。
これに対して制御装置1220は、かかる判定において肯定結果を得た場合には(S7070:YES)、物理論理管理テーブル6040の対応するセグメント番号フィールドT210から容量可変ボリュームに割当てられたセグメント番号を取得する。また制御装置1220は、この後、このセグメント番号を使いセグメント管理テーブル1214を検索し、該当するセグメント番号の物理リソース番号、開始アドレス、終了アドレスによって示される物理リソース1121の領域に格納されたデータを、ステップS7040において作成した物理リソース1121に移動させるデータ移動処理を実行する(S7060)。従って、対象とする容量可変ボリュームが複数に分散されたセグメントから構成されている場合、これらのセグメントに格納されたデータが1つの物理リソース1121に集約されることとなる。なお、格納されたデータの移動とは、指定された領域に格納されたデータを他の領域へデータをコピーし、コピーが正しく終了した後、コピー元の領域を初期化又は解放する一連の手順をいう。
続いて制御装置1220は、データの移動が成功したか否かを判定し(S7070)、この判定において否定結果を得た場合には(S7070:NO)、管理計算機5000のアクセス制御設定プログラム5110にエラー通知を送信し(S7110)、この後このアクセス権設定要求に対する一連の処理を終了する。
これに対して制御装置1220は、かかる判定において肯定結果を得た場合には(S7070:YES)、実ボリューム管理テーブル6060(図6)に、該当するLUN、作成した物理リソース1121の物理リソース番号、アクセス権を設定する(S7080)。このとき設定するアクセス権は、ステップSP7000において受信したアクセス権設定要求に含まれていたアクセス権である。
次いで、制御装置1220は、物理論理管理テーブル6040、セグメント管理テーブル1214から該当するLUN及び割当て済みのセグメントの情報を削除し(S7090)、さらにその後、アクセス制御設定プログラム5110へ正常終了通知を送信して(S7100)、この後このアクセス権設定要求に対する一連の処理を終了する。
このようにこの第2の実施の形態では、容量可変ボリュームのデータを1つの物理リソース1121に集約し、これを実ボリュームとしてアクセス設定を行う。そして、この第2の実施の形態によるアクセス権の管理方法は、読み書きが許可されていた容量可変ボリュームを読み出しのみの許可へと設定変更した場合に特に有効である。これは、読み出しのみ許可とした場合は、容量可変ボリュームの容量がアクセス権を設定した時点から容量の自動拡張が行われることがないためである。つまり、アクセス権を設定した時点から、実ボリュームと同様に扱えるようになるためである。
従って、この第2の実施の形態によるアクセス権の設定方法によれば、第1の実施の形態により得られる効果に加えて、容量可変ボリュームから実ボリュームへの設定変更に関するユーザの手間を省いて使い勝手の良い計算機システムを構築できる。
(3)他の実施の形態
なお上述の第1及び第2の実施の形態においては、管理計算機5000において、所定の外部入力に応じて、指定された論理ボリュームに対するアクセス権の設定要求をストレージシステム1000,6010に送信するアクセス権設定要求部として、管理計算機5000全体の動作制御を司る制御装置5200を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、かかるアクセス権設定要求部を、管理計算機5000全体の動作制御を司る制御装置とは別に設けるようにしても良い。
また上述の第1及び第2の実施の形態においては、上位装置としてのホスト計算機2000からのアクセス要求に基づき、必要に応じて、容量可変ボリューム(第1の種別の論理ボリューム)に対して所定大きさのセグメント単位で記憶領域を動的に割り当てることにより、当該容量可変ボリュームの容量を動的に拡張する制御部と、容量可変ボリュームに対する管理計算機5000からのアクセス権の設定要求に応じて、当該容量可変ボリュームに、指定されたアクセス権をセグメント単位で設定するアクセス権設定部とを同じ1つの制御装置1220により構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これらを別体に構築するようにしても良い。
さらに上述の第1及び第2の実施の形態においては、ストレージシステム1000,6010に設定された各論理ボリュームが容量可変ボリューム及び実ボリュームのいずれかであるかを示す第1の管理情報を、図2のような論理ボリューム管理テーブル5120として構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、第1の管理情報の形態としては、この他種々の形態を広く適用することができる。
同様に、上述の第1及び第2の実施の形態においては、各容量可変ボリュームを管理するための第2の管理情報を図3又は図13に示すような物理論理管理テーブル1211,6040及び図4に示すようなセグメント管理テーブル1214として構成し、各実ボリュームを管理するための第3の管理情報を図6に示すような実ボリューム管理テーブル1215,6060として構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これら第2及び第3の管理情報の形態としては、この他種々の形態を広く適用することができる。
さらに上述の第2の実施の形態においては、ストレージシステム6010において、ホスト計算機2000から論理ボリュームに対するアクセス要求を受信したときに、論理ボリューム1110に設定されたアクセス権に基づいて、ホスト計算機2000が論理ボリューム1110に対してアクセス要求により指定されたアクセスを行う権限を有しているかを判定し、当該権限を有しているときにのみアクセス要求を受け付けるアクセス制御部と、管理計算機5000からの容量可変ボリュームに対するアクセス権の設定要求に応じて、セグメントのサイズを求め、少なくとも当該サイズと同サイズの新たな記憶領域を別途確保し、当該新たな記憶領域に当該論理ボリューム1110に格納されたデータを移動させた後、当該論理ボリューム1110を実ボリュームとして設定するデータ移動部とを同じ1つの制御装置1220により構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これらを別々に構築するようにしても良い。
本発明は、ストレージ装置の容量自動拡張方法を適用した計算機システムに適用することができる。
第1の実施の形態による計算機システムの構成図である。 第1の実施の形態による論理ボリューム管理テーブルの一例を示す図である。 第1の実施の形態による物理論理管理テーブルの構成図である。 第1の実施の形態によるセグメント管理テーブルの構成図である。 第1の実施の形態による容量可変ボリュームの構成の一例を示す概念図である。 第1の実施の形態による実ボリューム管理テーブルの構成図である。 第1の実施の形態によるアクセス制御設定プログラム5110の処理を示す図である。 第1の実施の形態による容量可変ボリュームアクセス制御プログラム1212のアクセス権設定処理示す図である。 第1の実施の形態による実ボリュームアクセス制御プログラム1213のアクセス権設定処理を示す図である。 第1の実施の形態による論理ボリュームアクセス制御プログラム1216の処理を示す図である。 第1の実施の形態による容量可変ボリュームアクセス制御プログラム1212のアクセス制御処理を示す図である。 第1の実施の形態による実ボリュームアクセス制御プログラム1213のアクセス制御処理を示す図である。 第2の実施の形態による物理論理管理テーブルの一例を示す図である。 第2の実施の形態による容量可変ボリュームアクセス制御プログラム1212の処理を示す図である。
符号の説明
1,6000……計算機システム、1000,6010……ストレージシステム、1100……ディスク装置、1110……論理ボリューム、1120……プール領域、1121……物理リソース、1200,6020……ディスクコントローラ、1210,6030……メインメモリ、1211,6040……物理論理管理テーブル、1212,6050……容量可変ボリュームアクセス制御プログラム、1213……実ボリュームアクセス制御プログラム、1214……セグメント管理テーブル、1215,6070……実ボリューム管理テーブル、1216……論理ボリュームアクセス制御プログラム、1230……制御装置、2000……ホスト計算機、5000……管理計算機。

Claims (20)

  1. 上位装置からのデータを記憶する論理ボリュームを提供するストレージ装置と、前記ストレージ装置を管理する管理装置とを有するデータ処理システムにおいて、
    前記管理装置は、
    所定の外部入力に応じて、指定された前記論理ボリュームに対するアクセス権の設定要求を前記ストレージ装置に送信するアクセス権設定要求部を備え、
    前記ストレージ装置は、
    前記上位装置からのアクセス要求に基づき、必要に応じて、第1の種別の前記論理ボリュームに対して所定大きさのセグメント単位で記憶領域を動的に割り当てることにより、当該論理ボリュームの容量を動的に拡張する制御部と、
    前記第1の種別の論理ボリュームに対する前記管理装置からのアクセス権の設定要求に応じて、当該論理ボリュームに、指定されたアクセス権を前記セグメント単位で設定するアクセス権設定部とを備える
    ことを特徴とするデータ処理システム。
  2. 前記ストレージ装置の前記アクセス権設定部は、
    容量が固定的な第2の種別の前記論理ボリュームに対する前記管理装置からのアクセス権の設定要求に応じて、当該論理ボリュームに、指定されたアクセス権を前記論理ボリューム単位で設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  3. 前記管理装置は、
    前記ストレージ装置に設定された各前記論理ボリュームが、容量を動的に拡張可能な前記第1の種別と、容量が固定的な第2の種別とのいずれの種別であるかを示す各前記論理ボリュームの第1の管理情報を記憶する第1のメモリを備え、
    前記管理装置の前記アクセス権設定要求部は、
    前記所定の外部入力に応じ、前記第1のメモリに記憶された前記第1の管理情報に基づいて、指定された前記論理ボリュームの種別を判定すると共に、判定結果に応じた前記アクセス権の設定要求を前記ストレージ装置に送信し、
    前記ストレージ装置は、
    各前記第1の種別の論理ボリュームを管理するための第2の管理情報と、各前記第2の種別の論理ボリュームを管理するための第3の管理情報とを記憶する第2のメモリを備え、
    前記ストレージ装置の前記アクセス権設定部は、
    前記アクセス権の設定要求に基づいて、指定された前記論理ボリュームに対する指定された前記アクセス権を、前記第2のメモリに記憶された対応する前記第2の管理情報又は前記第3の管理情報に設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  4. 前記第2の管理情報は、
    前記第1の種別の論理ボリュームに付与された識別情報と、当該論理ボリュームに割り当てられた各前記セグメント単位の記憶領域にそれぞれ付与された識別情報と、当該セグメント単位の記憶領域のアドレスと、当該セグメント単位の記憶領域に対して設定された前記アクセス権限とを対応付けたテーブルである
    ことを特徴とする請求項3に記載のデータ処理システム。
  5. 前記第3の管理情報は、
    前記第2の種別の論理ボリュームに付与された識別情報と、当該論理ボリュームに対して設定された前記アクセス権限とを対応付けたテーブルである
    ことを特徴とする請求項3に記載のデータ処理システム。
  6. 前記ストレージ装置は、
    前記上位装置から前記論理ボリュームに対するアクセス要求を受信したときに、前記論理ボリュームに設定されたアクセス権に基づいて、前記上位装置が前記論理ボリュームに対して前記アクセス要求により指定されたアクセスを行う権限を有しているかを判定し、当該権限を有しているときにのみ前記アクセス要求を受け付けるアクセス制御部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  7. 前記ストレージ装置は、
    前記上位装置からの前記第1の種別の論理ボリュームに対する前記アクセス権の設定要求に応じて、当該論理ボリュームに割り当てられた前記記憶領域のサイズを求め、少なくとも当該サイズと同サイズの新たな前記記憶領域を別途確保し、当該新たな記憶領域に当該論理ボリュームに格納されたデータを移動した後、当該論理ボリュームを、容量が固定的な第2の種別の論理ボリュームとして設定するデータ移動処理を実行するデータ移動部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  8. 前記データ移動部は、
    対象とする前記論理ボリュームに割り当てられた各前記セグメントの容量を、各前記セグメントの開始アドレス及び終了アドレスに基づいてそれぞれ算出し、算出した各前記セグメントの容量を加算することにより、当該論理ボリュームに割り当てられた前記記憶領域のサイズを求める
    ことを特徴とする請求項7に記載のデータ処理システム。
  9. 前記データ移動部は、
    前記第1の種別の論理ボリュームに対する前記データの読書きを許可する前記アクセス権が設定されていた場合において、前記上位装置からの当該論理ボリュームに対する前記アクセス権の設定要求が、当該論理ボリュームからの前記データの読出しのみを許可する前記アクセス権を設定するものであったときに、前記データ移動処理を実行し、
    前記ストレージ装置は、
    当該データ移動処理によりデータが移動された前記第2の種別の論理ボリュームのアクセス権を、当該論理ボリュームからの前記データの読み出しのみを許可する前記アクセス権に設定するアクセス権設定部を備える
    ことを特徴とする請求項7に記載のデータ処理システム。
  10. 上位装置からのデータを記憶する論理ボリュームを提供するストレージ装置において、
    前記上位装置からのアクセス要求に基づき、必要に応じて、第1の種別の前記論理ボリュームに対して所定大きさのセグメント単位で記憶領域を動的に割り当てることにより、当該論理ボリュームの容量を動的に拡張する制御部と、
    前記第1の種別の論理ボリュームに対する外部装置からのアクセス権の設定要求に応じて、当該論理ボリュームに、指定されたアクセス権を前記セグメント単位で設定するアクセス権設定部と
    を備えることを特徴とするストレージ装置。
  11. 前記アクセス権設定部は、
    容量が固定的な第2の種別の前記論理ボリュームに対する外部装置からのアクセス権の設定要求に応じて、当該論理ボリュームに、指定されたアクセス権を前記論理ボリューム単位で設定する
    ことを特徴とする請求項10に記載のストレージ装置。
  12. 各前記第1の種別の論理ボリュームを管理するための第1の管理情報と、各前記第1の種別の論理ボリュームを管理するための第2の管理情報とを記憶するメモリを備え、
    前記アクセス権設定部は、
    前記アクセス権の設定要求に基づいて、指定された前記論理ボリュームに対する指定された前記アクセス権を、前記メモリに記憶された対応する前記第1の管理情報又は前記第2の管理情報に設定する
    ことを特徴とする請求項10に記載のストレージ装置。
  13. 前記第1の管理情報は、
    前記第1の種別の論理ボリュームに付与された識別情報と、当該論理ボリュームに割り当てられた各前記セグメント単位の記憶領域にそれぞれ付与された識別情報と、当該セグメント単位の記憶領域のアドレスと、当該セグメント単位の記憶領域に対して設定された前記アクセス権限とを対応付けたテーブルである
    ことを特徴とする請求項12に記載のストレージ装置。
  14. 前記第2の管理情報は、
    前記第2の種別の論理ボリュームに付与された識別情報と、当該論理ボリュームに対して設定された前記アクセス権限とを対応付けたテーブルである
    ことを特徴とする請求項12に記載のストレージ装置。
  15. 前記上位装置から前記論理ボリュームに対するアクセス要求を受信したときに、前記論理ボリュームに設定されたアクセス権に基づいて、前記上位装置が前記論理ボリュームに対して前記アクセス要求により指定されたアクセスを行う権限を有しているかを判定し、当該権限を有しているときにのみ前記アクセス要求を受け付けるアクセス制御部を備える
    ことを特徴とする請求項10に記載のストレージ装置。
  16. 前記上位装置からの前記第1の種別の論理ボリュームに対する前記アクセス権の設定要求に応じて、当該論理ボリュームに割り当てられた前記記憶領域のサイズを求め、少なくとも当該サイズと同サイズの新たな前記記憶領域を別途確保し、当該新たな記憶領域に当該論理ボリュームに格納されたデータを移動した後、当該論理ボリュームを、容量が固定的な第2の種別の論理ボリュームとして設定するデータ移動処理を実行するデータ移動部を備える
    ことを特徴とする請求項10に記載のストレージ装置。
  17. 前記データ移動部は、
    対象とする前記論理ボリュームに割り当てられた各前記セグメントの容量を、各前記セグメントの開始アドレス及び終了アドレスに基づいてそれぞれ算出し、算出した各前記セグメントの容量を加算することにより、当該論理ボリュームに割り当てられた前記記憶領域のサイズを求める
    ことを特徴とする請求項16に記載のストレージ装置。
  18. 前記データ移動部は、
    前記第1の種別の論理ボリュームに対する前記データの読書きを許可する前記アクセス権が設定されていた場合において、前記上位装置からの当該論理ボリュームに対する前記アクセス権の設定要求が、当該論理ボリュームからの前記データの読出しのみを許可する前記アクセス権を設定するものであったときに、前記データ移動処理を実行し、
    当該データ移動処理によりデータが移動された前記第2の種別の論理ボリュームのアクセス権を、当該論理ボリュームからの前記データの読み出しのみを許可する前記アクセス権に設定するアクセス権設定部を備える
    ことを特徴とする請求項16に記載のストレージ装置。
  19. 上位装置からのデータを記憶する論理ボリュームを提供するストレージ装置を管理する管理装置において、
    所定の外部入力に応じて、指定された前記論理ボリュームに対するアクセス権の設定要求を前記ストレージ装置に送信するアクセス権設定要求部と、
    前記ストレージ装置に設定された各前記論理ボリュームが、容量を動的に拡張可能な前記第1の種別と、容量が固定的な第2の種別とのいずれの種別であるかを示す各前記論理ボリュームの管理情報を記憶するメモリと
    を備え、
    前記アクセス権設定要求部は、
    前記所定の外部入力に応じ、前記メモリに記憶された前記管理情報に基づいて、指定された前記論理ボリュームの種別を判定すると共に、判定結果に応じた前記アクセス権の設定要求を前記ストレージ装置に送信する
    ことを特徴とする管理装置。
  20. 前記管理情報は、
    前記論理ボリュームの識別情報と、当該論理ボリュームの種別とを対応付けたテーブルである
    ことを特徴とする請求項19に記載の管理装置。

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