JP2007129346A - 遠隔制御システム、遠隔制御方法及び通信端末 - Google Patents

遠隔制御システム、遠隔制御方法及び通信端末 Download PDF

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Abstract

【課題】周囲の騒音による影響を受けることなく、使用者の通信端末から被制御装置を制御することができる遠隔制御システム、遠隔制御方法及び通信端末を提供すること。
【解決手段】遠隔制御システム1は、通信端末10と、制御ユニット20と、を備える。通信端末10は、入力部11と、案内情報13bと制御コード13cとを含む制御画像13dを生成する画像生成部13と、制御画像13dを外部に送信する画像送信部15と、制御画像13dを表示する表示部14と、を有する。また、制御ユニット20は、通信端末10から送信された制御画像13dを受信する画像受信部21と、制御画像13dから制御コード13cを抽出するコード抽出部22と、制御コード13cを制御信号に変換する信号変換部23と、制御信号を被制御装置100A〜100Cに送信する信号送信部24と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、被制御装置を遠隔で制御するための遠隔制御システム、遠隔制御方法及び通信端末に関する。
電話機等の通信端末を用いて、ビデオやエアコンといった被制御装置を遠隔で制御するための遠隔制御システムが知られている。このような遠隔制御システムには、例えば、電話機のダイヤルボタンに対応付けられて発信される音声信号であるDTMF(Dial Tone Multi Frequency)信号(いわゆるプッシュトーン)を用いて、被制御装置の初期設定を行うものがある(特許文献1参照)。また、ビデオ録画を遠隔で監視するために、録画画像を電子メールに添付して携帯端末に送信する録画状況確認装置が知られている(特許文献2参照)。
他に、電話機や携帯端末を用いない形式の遠隔制御システムとしては、音声信号の代わりに、リモコン信号に対応する画像パターンを使用者のモニターに表示させた上で、モニターに向けられたリモコン送信機が画像パターンを読み取り、赤外光のリモコン信号に変換してビデオに送信するリモコン送信システムが知られている(特許文献3参照)。
特開2004−266679号公報 特開2002−374484号公報 特開2002−218565号公報
しかしながら、特許文献1に記載の遠隔制御システムのように、制御信号に音声信号を用いるシステムでは、騒音のある環境下で電話機を用いて制御信号を送出する場合に、制御信号と共に周囲の騒音が送出されることがあった。そのため、被制御装置が受信した騒音を制御信号として誤って認識してしまい、誤動作する原因となっていた。特に、複雑なコマンドを送るためには、複数のDTMF信号を組み合わせて送る必要があったが、雑音などによって、そのうちの1音でも、被制御装置に上手く伝達されないと、意図したコマンドとは全く異なるコマンドとして伝わるという問題があった。更に、複雑なコマンドを使いこなすためには、使用者が複数のDTMF信号の組み合わせを覚えていなければならず、実用的ではなかった。
また、特許文献2に記載の装置も、正常にビデオ録画が行われていることは確認できるが、制御信号に音声信号を用いた場合に生じる誤動作の原因を解消するものではなかった。
一方、特許文献3の遠隔制御システムでは、周囲の騒音を原因とする誤動作は発生しないが、使用者の近くにモニターとリモコン送信機を設置すると共に、リモコン送信機から送信される赤外光(もしくは無線)の信号を受信できる範囲に被制御装置を設置する必要があった。そのため、使用者がリモコン送信機からの信号が届かない位置(例えば、遠く離れた外出先)から被制御装置を遠隔操作したい場合には、このシステムを適用することができなかった。更に、特許文献3の遠隔制御システムは、画像パターンがスーパーインポーズされた映像信号を使用者のモニターに表示させる必要があり、使用者の手元にある端末から被制御装置に対して直接的に制御指示を送信することはできなかった。そのため、画像パターンを生成するために専用の放送機器やサーバが必須となる複雑なシステムとなっていた。
そこで、本発明は、周囲の騒音による影響を受けることなく、簡易なシステム構成で使用者の通信端末を用いて遠隔から被制御装置を制御することができる遠隔制御システム、遠隔制御方法及び通信端末を提供することを目的とする。
本発明の遠隔制御システムは、制御ユニットから送信された制御信号で被制御装置を制御するための遠隔制御システムであって、ユーザからの情報の入力に応じて、被制御装置の制御に関する案内情報と被制御装置を制御するための制御コードとを含む制御画像を生成する画像生成手段と、制御画像を外部に送信する画像送信手段と、当該制御画像を表示する表示手段と、を有する通信端末と、上記通信端末から送信された制御画像を受信する画像受信手段と、制御画像から制御コードを抽出するコード抽出手段と、抽出された制御コードを制御信号に変換する信号変換手段と、当該制御信号を被制御装置に送信する信号送信手段と、を有する制御ユニットと、を備える。
本発明の遠隔制御システムによれば、音声信号ではなく、制御コードを含む制御画像を通信端末が生成して制御ユニットへ送信する。そのため、騒音環境下で被制御装置を遠隔で制御する場合であっても、通信端末の周囲における騒音が原因となって被制御装置が誤動作することがない。
また、上記通信端末の画像生成手段によって生成される案内情報が、階層構造を有するテーブル情報に基づいて生成されるようにしてもよい。このように案内情報を構成することで、使用者が複数の被制御装置や複数の機能を操作する場合でも、制御内容や機能を理解しやすい案内情報を使用者に提供することができる。
また、画像生成手段によって生成される制御画像は、1つの画像に案内情報と案内情報に対応する制御コードとを含むようにしてもよい。このように制御画像を構成することで、制御ユニットへ送信される制御の内容を使用者が簡単に確認することできる。
また、制御ユニットが、複数の被制御装置のうち制御コードに対応する被制御装置に対して制御コードに対応する制御信号を送信するようにしてもよい。このように制御ユニットを構成することで、複数の被制御装置を一括して制御することが可能となり、通信端末から被制御装置に対して個別に制御する必要がなくなる。また、複数の被制御装置を制御する場合であっても、DTMF信号を用いたシステムと異なり周囲の騒音を原因とする誤動作が生じないため、被制御装置が使用者の意図とは異なる動作をするようなことがない。
なお、本発明は、上記のように遠隔制御システムの発明として記述できる他に、以下のように遠隔制御方法の発明としても記述することができる。
本発明の遠隔制御方法は、制御ユニットから送信された制御信号で被制御装置を制御するための遠隔制御方法であって、ユーザからの情報の入力に応じて、通信端末によって被制御装置の制御に関する案内情報と被制御装置を制御するための制御コードとを含む制御画像を生成する画像生成ステップと、通信端末から制御ユニットに当該制御画像を送信する画像送信ステップと、制御ユニットによって、通信端末から受信した当該制御画像から制御コードを抽出するコード抽出ステップと、制御ユニットによって、コード抽出ステップで抽出された制御コードを制御信号に変換する信号変換ステップと、制御ユニットから被制御装置に当該制御信号を送信する信号送信ステップと、を備える。
更に、本発明は、以下のように通信端末の発明としても記述することができる。
本発明の通信端末は、制御ユニットに制御コードを送信することで当該制御ユニットを介して被制御装置を制御する通信端末であって、ユーザからの情報の入力に応じて、被制御装置の制御に関する案内情報と被制御装置を制御するための制御コードとを含む制御画像を生成する画像生成手段と、制御画像を外部に送信する画像送信手段と、当該制御画像を表示する表示手段と、を有する。
上記の遠隔制御方法及び通信端末に係る発明は、上記の遠隔制御システムに係る発明と対応する技術的特徴を有し、同様の作用及び効果を奏する発明である。
本発明の遠隔制御システム、遠隔制御方法及び通信端末によれば、音声信号ではなく、制御コードを含む制御画像を通信端末が生成して制御ユニットへ送信する。そのため、通信端末の周囲における騒音が原因となって被制御装置が誤動作することがない。
本発明の実施形態に係る遠隔制御システムの構成について、図1を参照しながら説明する。図1に示される遠隔制御システム1は、通信端末10と、制御ユニット20と、を備えており、制御ユニット20から送信される制御信号によって被制御装置100A,100B,100Cを制御することができるシステムである。
この遠隔制御システム1において、基地局、交換機、ネットワーク、サーバ等の機器(いずれも図示せず)から構成される情報通信ネットワークN(例えば、携帯電話向けのテレビ電話システムやデータ通信ネットワーク)を介して、通信端末10と制御ユニット20とが、画像データや音声データ等を含む情報通信を相互に行うことができるように構成されている。
次に、図1から図3を参照しつつ、通信端末10を構成する要素及びその機能を説明する。通信端末10の例としては、携帯電話のほかに、通信機能を備えるPDA(Personal Digital Assistance)等がある。なお、ここでは、通信端末10が携帯電話である場合を例にして説明する。
通信端末10は、機能的な構成要素として、入力部11と、データ受信部12と、画像生成部13(画像生成手段)と、表示部14(表示手段)と、画像送信部15(画像送信手段)とを備える。
図2(a)及び(b)に示されるように、入力部11は、ダイヤルボタン11A、十字ボタン11B、ファンクションボタン11Cを備えており、使用者はこれらのボタンを用いて情報の入力等を行うことができる。具体的には、ダイヤルボタン11Aには、0から9までの数字、「*」及び「#」などが割り当てられており、例えば、使用者が電話をかける時に電話番号を入力するために用いることができる。また、十字ボタン11Bやファンクションボタン11Cには、使用者が表示部14に表示されるメニューの選択や通信端末10の電源オン・オフを行うことができるように構成されている。
データ受信部12は、後述する制御ユニット20のデータ入出力部25から送信されたデータが入力される部分であり、画像生成部13を経由して入力されたデータを表示部14に出力することができるように構成されている。例えば、被制御装置100Cがカメラであるときには、カメラから出力された画像データを制御ユニット20のデータ入出力部25を介して受信して、表示部14に表示させることで、通信端末10の使用者はカメラからの画像を確認することができる。
画像生成部13は、入力部11及びデータ受信部12からの入力に応じて、被制御装置100Cの制御に関する案内情報13bと制御コード13cとを含む制御画像13dを生成する部分である(図2(b)参照)。画像生成部13によって生成された制御画像13dは、表示部14及び画像送信部15に出力される。なお、画像生成部13は、データ受信部12から入力されたデータ(例えば、画像データ)を表示部14にそのまま出力することもできるように構成されている。
また、画像生成部13は、図3に示されるような制御コードテーブルを記憶部13Mに格納している。図3の制御コードテーブルは、被制御装置100Cがカメラである場合のものであり、ダイヤルボタン11Aの各数字キーが、案内情報13b及び制御コード13cと対応付けられている。本実施形態では、案内情報13bを、カメラの動作状態(すなわち、被制御装置の制御状態)を使用者が確認するために用意された文字メッセージとし、制御コード13cは、制御ユニット20によって被制御装置100Cを制御するための制御信号と対応付けられた画像パターンからなる映像コードとしている。なお、図3に示される制御コード13cは、白抜きの四角を0に、黒塗りの四角を1にそれぞれ対応させた2進法で表記したものである。
本実施形態では、図2(b)に示されるように、1つの画像に案内情報13bと制御コード13cとを含むように制御画像13dを生成しているため、制御ユニット20へ送信される制御の内容を使用者が簡単に確認することできる。また、図2(b)では、使用者による被制御装置の制御を支援するために、案内情報13bにカメラの動作を停止するためのダイヤルボタンが「5」であることを示した案内情報を付加している。
なお、図1に示されるように遠隔制御システム1が、複数の被制御装置100A,100B,100Cに対して制御信号を送信するように構成とする場合、画像生成部13は、被制御装置100A,100B,100Cのそれぞれを対象とした制御コードテーブルを記憶部13Mに格納すればよい。また、制御中の被制御装置とその制御状態を画像生成部13の記憶部13Mに格納するように構成することが好ましい。このように複数の被制御装置を制御対象とする遠隔制御システムの詳細については、後に詳述する。
この画像生成部13が扱う制御画像13dは、動画もしくは静止画のいずれでもよい。しかしながら、制御ユニット20を介して被制御装置100Cをリアルタイムで制御するためには、画像の変化を連続的に取り扱うことができる動画の方が好ましい。制御画像13dとして動画を用いる場合には、入力部11からの入力がある間だけ、画像生成部13が制御画像13dを生成して、制御ユニット20へ送信するように構成することができる。そして、入力部11からの入力がある間は、図2(a)に示されるように操作に関するコマンド等を案内情報13aとして表示部14に表示させればよい。一方、制御画像13dとして静止画を用いる場合には、入力部11からの入力がある度に、画像生成部13が制御画像13dを生成して、制御ユニット20へ送信するように構成することができる。
表示部14は、画像生成部13から入力された制御画像13dを表示する部分であり、カラー表示可能な液晶ディスプレイで構成することができる。
画像送信部15は、画像を通信端末の外部に送信する部分であり、制御画像13dを制御ユニット20の画像受信部21に送信できるように構成されている。
次に、図1及び図3を参照しつつ、制御ユニット20を構成する要素及びその機能を説明する。
制御ユニット20は、機能的な構成要素として、画像受信部21(画像受信手段手段)と、コード抽出部22(コード抽出手段)と、信号変換部23(信号変換手段)と、信号送信部24(信号送信手段)と、を備える。
画像受信部21は、情報通信システムを介して通信端末10から送信された制御画像13dを受信し、コード抽出部22へ出力する部分である。
コード抽出部22は、制御画像13dから制御コード13cを抽出する部分である。このコード抽出部22が制御コード13cを抽出する方法は特に限定されないが、例えば、制御画像13dにおいて制御コード13c以外の部分をトリミング処理することによって抽出することができる。
信号変換部23は、ソフトウェア、電子回路等による処理によって、抽出された制御コード13cを制御信号に変換する部分である。信号変換部23の記憶部23Mには、制御信号テーブルが格納されている。この制御信号テーブルは、図3に示される制御コードテーブルとほぼ同様のものであり、制御コード13cがコマンド及び制御信号と対応付けられている。なお、制御信号テーブルでは、図3に示される案内情報13bは必須ではない。
また、上述のように制御画像13dは、動画もしくは静止画のいずれでもよいが、動画や一定間隔で送信される静止画を利用する場合には、送信される制御画像に合わせた所定の周期で、コード抽出部22及び信号変換部23が制御コード13cの抽出や制御信号への変換の処理をそれぞれ行うようにすればよい。
信号送信部24は、信号変換部23によって制御コード13cを変換することで生成された制御信号を被制御装置100A,100B,100Cに送信する部分である。制御信号を被制御装置100A,100B,100Cに送信する方法は特に限定されないが、ケーブル等を利用した有線でも電波や赤外線等を利用した無線であってもよい。
次に、本発明の実施形態に係る遠隔制御方法について、図2から図5を参照しつつ説明する。なお、ここでは、被制御装置100Cの1つだけを遠隔制御する場合であって、被制御装置100Cがカメラである場合を例にして説明する。
まず、通信端末10における処理について図2から図4を参照しながら説明する。
通信端末10の使用者は、制御ユニット20から送信される制御信号により被制御装置100C(カメラ)を制御するため、所定の操作により図2(a)に示されるように操作に関するコマンド等を案内情報13aとして表示部14に表示させる(S101)。なお、図2(a)では、制御ユニット20を介して、被制御装置100Cであるカメラからの画像をすでに受信している状態であって、カメラの制御に関する主要なコマンドのみを画像にスーパーインポーズした場合を示している。
コマンドを表示部14に表示した後、通信端末10の入力部11(具体的には、ダイヤルボタン11A)を用いて、使用者が所望のコマンドを入力する(S102)。使用者による入力を受けて、画像生成部13は記憶部13Mに格納された制御コードテーブルを参照して、入力されたダイヤルボタンに対応する案内情報13b及び制御コード13cを生成する(S103、S104)。
例えば、使用者がダイヤルボタン11Aの数字キー6を入力した場合、案内情報13bとしては「右に移動中」というメッセージを生成し、制御コード13cとしては図3に示されるように数字6に対応する制御コードを生成する。なお、図2(b)に示される例では、案内情報13bとして、カメラの動作停止に関する案内情報である「停止は[5]を押してください。」とのメッセージを付加している。
案内情報13b及び制御コード13cを生成した後、画像生成部13は被制御装置100Cの制御に関する案内情報13bと制御コード13cとを含む制御画像13dを生成し(S105)、表示部14に表示する(S106)。生成及び表示される制御画像13dは、図2(b)に示されるように、1つの画像に案内情報13bと案内情報13bに対応する制御コード13cとが含まれるように生成されている。このように制御画像13dを構成することで、制御ユニットへ送信される制御の内容を使用者が簡単に確認することできる。なお、前述のように、画像生成部13が扱う制御画像13dは、動画もしくは静止画のいずれでもよい。
画像生成部13によって制御画像13dを生成した後、通信端末10は、画像送信部15から制御ユニット20の画像受信部21に制御画像13dを送信する(S107)。これにより、通信端末10での処理が終了する。
引き続き、制御ユニット20における処理について図3及び図5を参照しながら説明する。
まず、制御ユニット20の画像受信部21は、通信端末10の画像送信部15から送信された制御画像13dを受信し(S201)、コード抽出部22に出力する。制御画像13dの入力を受けて、コード抽出部22は制御画像13dから制御コード13cを抽出し(S202)、信号変換部23へ出力する。
制御コード13cの入力を受けて、信号変換部23は制御コード13cを2進数コードに変換する(S203)。例えば、図3に示される「右」の制御コードを信号変換部23が信号変換部23に入力した場合、信号変換部23は制御コードを2進数コードに変換することで「00110」の制御コードデータを得る。
信号変換部23は、2進数化した制御コードデータを得た後、図3に示される制御信号テーブルを参照することでデコードし(S204)、被制御機器へのコマンドとなる制御信号を生成する(S205)。これにより、制御画像13dから抽出された制御コード13cは信号変換部23によって制御信号に変換される。信号変換部23が生成した制御信号は、信号送信部24へ出力される。
信号送信部24は、入力された制御信号を被制御装置100Cに送信して(S206)、処理を終了する。
このようにして、制御ユニット20から送信された制御信号によって被制御装置100Cを制御する。
次に、本発明の実施形態に係る遠隔制御方法について、図6から図11を参照しつつ、通信端末10を用いて、制御ユニット20を介して、被制御装置100A,100B,100Cの3つを遠隔制御する場合を説明する。なお、ここでは、被制御装置100Aがテレビ、被制御装置100Bがビデオ、被制御装置100Cがエアコンである場合を例として説明する。
まず、通信端末10における処理について主に図6を参照して説明する。なお、1つの被制御装置を遠隔制御する場合と共通する部分については、説明を省略する。
通信端末10の使用者は、所定の操作により、図7(a)に示される選択画面を案内情報13aとして表示部14に表示させた後、入力部11のダイヤルボタン11Aを入力することで、遠隔制御の対象とする被制御装置を選択する(S301)。このとき、選択された被制御装置は、画像生成部13の記憶部13Mに記憶される。例えば、被制御装置100Bを選択した場合には、図7(a)に表示されているビデオのコードである「2」が記憶部13Mに被制御装置のコードとして格納される。
被制御装置を選択した後、選択された被制御装置に対するコマンドを表示部14に表示し(図7(b)参照)、使用者によるダイヤルボタン11Aの操作を待ち受ける(S302)。いずれかのダイヤルボタン11Aが押された時、画像生成部13が記憶部13Mに格納された情報を参照して、現在の被制御装置を確認して(S303)、各被制御装置ごとの操作モードに入る。例えば、被制御装置100B(ビデオ)が被制御装置として選択されている場合には、記憶部13Mに格納されているコード「2」が呼び出されて、ビデオ操作モードに入る。
各被制御装置ごとの操作モードでは、被制御装置に対応する制御コードテーブル及び制御信号テーブル(図9,10,11参照)を参照しつつ、図7(b)及び(c)に示される案内情報13aや案内情報13b及び制御コード13cを含む制御画像13dを表示部14に表示させつつ、上述した1つの被制御装置を遠隔制御する場合と同様の処理を行う(S304,305,S306)。なお、図9はテレビ操作モードS304、図10はビデオ操作モードS305、図11はエアコン操作モードS306にそれぞれ対応する制御コードテーブル及び制御信号テーブルである。なお、図9から図11において、コマンド及び案内情報が示されていない部分は、ダイヤルボタンに対応する制御コード13c及び制御信号の割り当てがないことを意味する。
被制御装置の制御を終了するときには、被制御装置の制御終了に対応するダイヤルボタン11Aを入力することで制御を終了する(S307)。例えば、被制御装置がビデオである場合には、ダイヤルボタン11Aの「0」を入力することで、ビデオの制御を終了する。
被制御装置の制御を終了した後、再び被制御装置を選択する場合にはS301へ戻り、そうでない場合には処理を終了する(S308)。
このように、複数の被制御装置100A,100B,100Cを制御する場合、通信端末10の画像生成部13が生成する案内情報は、制御対象とする被制御装置や制御内容を順に選択することができる階層構造を有するテーブル情報に基づいて生成される。すなわち案内情報は、制御対象とする被制御装置もしくは被制御装置の制御内容に応じた階層構造を構成している。このように案内情報を構成することで、使用者が複数の被制御装置や複数の機能を操作する場合でも、制御内容や機能を理解しやすい案内情報を使用者に提供することができる。
以上に説明した本発明の実施形態に係る遠隔制御システムによれば、通信端末が音声信号ではなく、制御コードを含む制御画像を自ら生成して制御ユニットへ送信する。そのため、騒音環境下で被制御装置を遠隔で制御する場合であっても、通信端末の周囲における騒音が原因となって被制御装置が誤動作することがない。
また、制御ユニット20が、複数の被制御装置100A,100B,100Cに対してそれぞれの被制御装置の制御内容に対応する制御信号を一括して画像信号として送信することで、複数の被制御装置を一括して制御することが可能となり、通信端末から被制御装置に対して個別に制御する必要がなくなる。
ここで、本実施の形態に係る遠隔制御と、従来技術であるDTMF信号を用いた遠隔制御との違いについて、図7及び図8を参照しつつ具体的に説明する。
本実施の形態に係る遠隔制御では、図7(a)に示されるように機器選択のメニューを第1階層の案内情報として表示部14に表示する。この時点では、通信端末10は、制御画像13dを制御ユニット20に送信する必要はない。しかしながら、従来のDTMF信号を用いた遠隔制御では、選択した被制御装置を示す信号を発信しなければならなかった。
また、被制御装置を選択した後、本実施の形態に係る遠隔制御では、図7(b)に示されるように制御内容であるコマンドのメニューを第2階層の案内情報13aとして表示部14に表示する。そして、本実施の形態に係る遠隔制御では、コマンドに対応する入力を行った後に、画像生成部13が、図7(c)に示されるような案内情報13bと制御コード13cとを含む制御画像13dを生成し、画像送信部15が画像受信部21へ制御画像13dを送信する。すなわち、1回の制御信号13dの送信により、被制御機器の選択と制御を行うことができる。しかしながら、従来のDTMF信号を用いた遠隔制御では、選択した被制御装置を示す信号を発信した後に、あらためて選択したコマンドに対応する信号(例えば、再生ならば「1」の音)を発信しなければならなかった。
したがって、本実施形態の遠隔制御によれば、機器選択とその機器の制御コマンドというように順を追って被制御装置を制御する場合であっても、従来のDTMF信号を用いた遠隔制御のように、信号を組み合わせて送る必要がなく、雑音などによって、被制御装置に一部の信号が上手く伝達されないために、意図したコマンドとは全く異なるコマンドとして伝わるというがない。
また、本実施の形態に係る通信端末10において、入力部11からの入力がある間のみ、制御画像13dを生成する構成とした場合には、入力部11からの入力がない間(例えば、ダイヤルボタン11Aのいずれも押していないとき)、図8(b)のように、コマンドのメニューを案内情報13aとして表示部14に表示する。図8(b)に示すビデオの制御時の画面表示例において、巻き戻しを指示するために、使用者がダイヤルボタン11Aの「3」を押すことで、画像生成部13が巻き戻しに対応する制御画像13dを生成して、画像送信部15が画像受信部21へ制御画像13dを送信する。ここでは、ボタンを押している間中、制御画像13dを生成して送信することで、連続して再生巻き戻しをすることができる。
一方、従来のDTMF信号を用いた遠隔制御では、コマンドのメニューが通信端末に表示されている状態で、「3」を表すDTMF信号を発生させるが、連続して信号を発生させて音を鳴らすことができないため、再生巻き戻しといった動作はできない。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が可能であることは勿論である
例えば、制御コード13cは、送信することができる情報量の多いQRコード(登録商標)のような2次元コードを用いても良い。
また、図6では、複数の被制御装置を遠隔制御する場合について説明したが、1つの被制御装置しか制御しない利用者であれば、あらかじめ被制御装置を選択しておき、図6のS302から処理を開始させてもよい。この場合、図7(b)のようなコマンドのメニューを表示するようにして、すぐに制御画像13dの生成、表示及び送信を行うことができる。
このように構成した場合、選択されている被制御装置に応じて、ボタンを1回押すだけで、それに応じた制御画像13dが送出されるが、図7(b)に示されるように表示部14には案内情報13aが表示されるので、制御対象である被制御装置を間違えて操作することはない。
本発明に係る遠隔制御システムの構成を示す図である。 本発明に係る通信端末を示す図である。 制御コードテーブル及び制御信号テーブルの例を示す図である。 遠隔制御システムの通信端末における処理を示す図である。 遠隔制御システムの制御ユニットにおける処理を示す図である。 複数の被制御装置を遠隔制御する場合の処理を示す図である。 通信端末における画面の表示例を示す図である。 通信端末における画面の表示例を示す図である。 制御コードテーブル及び制御信号テーブルの他の例を示す図である。 制御コードテーブル及び制御信号テーブルの他の例を示す図である。 制御コードテーブル及び制御信号テーブルの他の例を示す図である。
符号の説明
10…通信端末、11…入力部、11A…ダイヤルボタン、11B…十字ボタン、11C…ファンクションボタン、12…データ受信部、13…画像生成部、13a,13b…案内情報、13c…制御コード、13d…制御画像、13M…記憶部、14…表示部、15…画像送信部、20…制御ユニット、21…画像受信部、22…コード抽出部、23…信号変換部、23M…記憶部、24…信号送信部、25…データ入出力部、100A,100B,100C…被制御装置。

Claims (9)

  1. 制御ユニットから送信された制御信号で被制御装置を制御するための遠隔制御システムであって、
    ユーザからの情報の入力に応じて、被制御装置の制御に関する案内情報と前記被制御装置を制御するための制御コードとを含む制御画像を生成する画像生成手段と、前記制御画像を外部に送信する画像送信手段と、前記制御画像を表示する表示手段と、を有する通信端末と、
    前記通信端末から送信された前記制御画像を受信する画像受信手段と、前記制御画像から制御コードを抽出するコード抽出手段と、抽出された制御コードを制御信号に変換する信号変換手段と、前記制御信号を被制御装置に送信する信号送信手段と、を有する制御ユニットと、
    を備える遠隔制御システム。
  2. 前記通信端末の前記画像生成手段によって生成される案内情報が、階層構造を有するテーブル情報に基づいて生成されることを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御システム。
  3. 前記画像生成手段によって生成される制御画像は、1つの画像に案内情報と前記案内情報に対応する制御コードとを含むことを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載の遠隔制御システム。
  4. 前記制御ユニットが、複数の被制御装置のうち前記制御コードに対応する被制御装置に対して前記制御コードに対応する制御信号を送信することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の遠隔制御システム。
  5. 制御ユニットから送信された制御信号で被制御装置を制御するための遠隔制御方法であって、
    ユーザからの情報の入力に応じて、前記通信端末によって被制御装置の制御に関する案内情報と前記被制御装置を制御するための制御コードとを含む制御画像を生成する画像生成ステップと、
    前記通信端末から前記制御ユニットに前記制御画像を送信する画像送信ステップと、
    前記制御ユニットによって、前記通信端末から受信した前記制御画像から制御コードを抽出するコード抽出ステップと、
    前記制御ユニットによって、前記コード抽出ステップで抽出された制御コードを制御信号に変換する信号変換ステップと、
    前記制御ユニットから前記被制御装置に前記制御信号を送信する信号送信ステップと、
    を備える遠隔制御方法。
  6. 前記画像生成ステップにおいて、1つの画像に案内情報と前記案内情報に対応する制御コードとが含まれる制御画像を生成することを特徴とする請求項5に記載の遠隔制御方法。
  7. 制御ユニットに制御コードを送信することで前記制御ユニットを介して被制御装置を制御する通信端末であって、
    ユーザからの情報の入力に応じて、被制御装置の制御に関する案内情報と前記被制御装置を制御するための制御コードとを含む制御画像を生成する画像生成手段と、
    前記制御画像を外部に送信する画像送信手段と、
    前記制御画像を表示する表示手段と、を有する通信端末。
  8. 前記画像生成手段によって生成される案内情報が、階層構造を有するテーブル情報に基づいて生成されることを特徴とする請求項7に記載の通信端末。
  9. 前記画像生成手段によって生成される制御画像は、1つの画像に案内情報と前記案内情報に対応する制御コードとを含むことを特徴とする請求項7若しくは請求項8に記載の通信端末。
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