JP2007127720A - 光学鏡胴、光制御器、および撮影装置 - Google Patents

光学鏡胴、光制御器、および撮影装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の筒の間の隙間から光、ゴミ、および水などが入り込む不具合を確実に回避するとともに、スムーズに駆動することができる光学鏡胴、光制御器、および撮影装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 内部に光学系を収容する光学鏡胴であって、各々が筒形状を有し、入れ子の状態で相互に嵌合した、駆動力を受けて相互に移動する複数の筒部材を有する外壁と、複数の筒部材の間に設けられた、電圧の印加開放によって伸縮して、複数の筒部材の間の隙間を開閉する隙間部材とを備えた。
【選択図】 図9

Description

本発明は、光学系を収容する光学鏡胴、光を制御する光制御器、および被写体光の像を撮影する撮影装置に関する。
近年、デジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの小型化が急速に進んでいる。小型の撮影装置は、見栄えが良いうえ、どこにでも嵩張らずに持ち運ぶことができ、いつでも手軽に撮影を行うことができるという利点がある。また、近年では、高画素の小型CCDや、これに対応した小型レンズなどが開発されてきており、小型の撮影装置でも、十分な画質の撮影画像を取得することができるようになってきている。このような状況の中で、小型の撮影装置にも、通常サイズの撮影装置の分野ではすでに一般的な機能であるオートフォーカス機能に加えて、広角撮影や望遠撮影を実現するズーム機能が搭載されることが望まれている。
ズーム機能は、レンズ鏡胴内で複数のレンズが移動されて、それらのレンズ間の相互距離が調整されることによって実現されるが、望遠から広角までの広範囲な撮影画角を実現するためには、レンズの移動範囲を十分に長くとる必要がある。ここで、レンズの破損等を防止するため、撮影終了後にはレンズ鏡胴を撮影装置内に沈胴させる必要があり、レンズ鏡胴を構成する筒の長さ自体を単純に伸ばしてしまうと、撮影装置が厚くなってしまうという問題がある。通常は、複数の筒が入れ子状に嵌め込まれたレンズ鏡胴を適用し、撮影時は、それら複数の筒を段違いに伸ばしてレンズ鏡胴を撮影装置から突出させ、撮影終了後は、それら複数の筒を縮めてレンズ鏡胴を撮影装置内に沈胴させることが行われている。このような複数の筒で構成されたレンズ鏡胴を適用することにより、広範囲な撮影画角と、撮影装置の薄型化とを両立することができる。
しかし、複数の筒が入れ子の状態で収容されたレンズ鏡胴が適用された撮影装置では、それら複数の筒の間の隙間から不要な光が入り込み、撮影画像の画質が劣化してしまう恐れがある。この点に関し、複数の筒の間の隙間にゴム製のOリングを挟み込み、そのOリングによって遮光する技術が知られている(特許文献1、および特許文献2参照)。これらの技術を適用することによって、小型の撮影装置にもズーム機能を搭載することができ、撮影画像の劣化も回避することができる。
特開平11−14879号公報 特開平11−14880号公報
しかし、特許文献1および特許文献2に記載された技術によると、ゴムの弾性力を利用して複数の筒の間の隙間をきつく塞いでいるため、レンズ鏡胴を突出/沈胴させる際に、筒とOリングとの間の摩擦によって余計な負荷がかかってしまい、消費電力が増加してしまうという問題がある。また、ゴムは温度によって伸縮するため、例えば、低温下などで撮影装置を使用する場合などには、Oリングが縮んでしまって遮光性が低下してしまうという問題もある。
本発明は、上記事情に鑑み、複数の筒の間の隙間から入射してくる光を確実に遮光するとともに、スムーズに駆動することができる光学鏡胴、光制御器、および撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の光学鏡胴は、内部に光学系を収容する光学鏡胴であって、
各々が筒形状を有し、入れ子の状態で相互に嵌合した、駆動力を受けて相互に移動する複数の筒部材を有する外壁と、
複数の筒部材の間に設けられた、電圧の印加開放によって伸縮して、複数の筒部材の間の隙間を開閉する隙間部材とを備えたことを特徴とする。
本発明の光学鏡胴によると、入れ子の状態で相互に嵌合した複数の筒部材の間に、電圧の印加開放によって伸縮する隙間部材が挟み込まれている。したがって、隙間部材を伸ばして複数の筒部材の間の隙間を閉じることによって、その隙間から光、ゴミ、および水などが入り込む不具合を確実に回避することができる。また、複数の筒部材を相互に移動させる際には、隙間部材を縮めて複数の筒部材の間の隙間を開けることによって、筒部材と隙間部材との間の摩擦を抑えて、筒部材をスムーズに移動させることができる。
また、本発明の光学鏡胴において、上記隙間部材は、不透明な部材で構成されたものであり、電圧の印加開放によって伸びて、前記隙間から入射する光を遮断するものであることが好適である。
本発明の好適な形態の光学鏡胴によると、複数の筒部材の間の隙間から入射される光が確実に遮られる。
また、本発明の光学鏡胴において、上記隙間部材は、高分子アクチュエータで構成されたものであることが好ましい。
高分子アクチュエータは、印加電圧に応じて変形する特性を有しており、さらにその変形量も大きいため、本発明にいう隙間部材として好ましく適用することができる。
また、本発明の光学鏡胴において、上記隙間部材は、断面が円形を有するリングであることが好ましい。
断面が円形を有するリングが適用されることによって、複数の筒部材の間の隙間が効率よく塞がれるとともに、それら複数の筒部材との間にかかる摩擦が軽減され、筒部材を移動させるための消費電力が抑えられる。
また、本発明の光学鏡胴において、上記隙間部材は、断面が多角形を有するリングであり、電圧の印加開放によって伸縮して、多角形の角が筒部材に対して接離するものであることも好ましい。
断面が多角形を有するリングを適用し、その多角形の角を筒部材に対して接離することによっても、複数の筒部材と隙間部材との間の摩擦を抑え、省電力に筒部材を移動させることができる。
また、上記目的を達成する本発明の光制御器は、各々が筒形状を有し、入れ子の状態で相互に嵌合した、駆動力を受けて相互に移動する複数の筒部材を有する外壁と、
複数の筒部材の間に設けられた、電圧の印加開放によって伸縮して、複数の筒部材の間の隙間を開閉する隙間部材とを備えた光学鏡胴;
光学鏡胴内に収容された、光学鏡胴の複数の筒部材における相互移動に伴って光学的能力が変化する光学系;および
隙間部材に対する電圧の印加開放を制御することにより隙間の開閉を制御する制御部とを備えたことを特徴とする。
本発明の光制御器によると、複数の筒部材の間の隙間から光、ゴミ、および水などが入り込む不具合を確実に回避することができる。
尚、本発明にいう光制御器については、ここではその基本形態のみを示すのにとどめるが、本発明にいう光制御器には、上記の基本形態のみではなく、前述した光学鏡胴の各形態に対応する各種の形態が含まれる。
また、本発明の撮影装置は、各々が筒形状を有し、入れ子の状態で相互に嵌合した、駆動力を受けて相互に移動する複数の筒部材を有する外壁と、
複数の筒部材の間に設けられた、電圧の印加開放によって伸縮して、複数の筒部材の間の隙間を開閉する隙間部材とを備えた光学鏡胴;
光学鏡胴内に収容された、被写体光が通過する、光学鏡胴の複数の筒部材における相互移動に伴って光学的能力が変化する光学系;
隙間部材に対する電圧の印加開放を制御することにより隙間の開閉を制御する制御部;および
被写体光の像を撮影する撮像部とを備えたことを特徴とする。
本発明の撮影装置によると、複数の筒部材の間の隙間から入射する光が確実に遮光されるため、高画質な撮影画像を取得することができる。
また、本発明の撮影装置において、「上記複数の筒部材に駆動力を与えて、複数の筒部材を相互的に移動させる筒部材駆動部を備え、
上記制御部は、筒部材駆動部が複数の筒部材を移動させているか否かに応じて、隙間部材に、それぞれ、隙間を開かせ、あるいは隙間を閉じさせるものである」という形態は好適である。
本発明の好適な形態の撮影装置によると、複数の筒部材を省電力に移動させることができるうえ、複数の筒部材の間の隙間から光やゴミが入り込む不具合が回避される。
また、本発明の撮影装置において、「この撮影装置が移動する加速度を検出する加速度検出部と、
複数の筒部材に駆動力を与えて、複数の筒部材を相互的に移動させ、加速度検出部で検出された加速度が所定の加速度よりも大きい場合には、複数の筒部材の移動を停止させる筒部材駆動部とを備え、
制御部は、加速度検出部で検出された加速度が所定の加速度よりも大きい場合に、隙間部材に、隙間を閉じさせるものである」という形態は好ましい。
撮影装置を落としてしまったときなどには、隙間部材に隙間を閉じさせることによって、光学鏡胴の強度が高まり、光学系等の破損が軽減される。
尚、本発明にいう撮影装置については、ここに示したいくつかの形態のみではなく、前述した光学鏡胴の各形態に対応する各種の形態も含まれる。
本発明によれば、複数の筒の間の隙間から光、ゴミ、および水などが入り込む不具合を確実に回避するとともに、スムーズに駆動することができる光学鏡胴、光制御器、および撮影装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1、および図2は、本発明の一実施形態が適用されたデジタルカメラの外観斜視図である。
図1には、デジタルカメラ1の、撮影レンズが内蔵されたレンズ鏡胴10の沈胴状態が示されており、図2には、レンズ鏡胴10の繰出状態が示されている。
図1および図2に示すデジタルカメラ1の正面上部には、補助光発光窓12およびファインダ対物窓13が配置されている。また、このデジタルカメラ1の上部には、シャッタボタン14が備えられている。
このデジタルカメラ1の、図示しない背面には、ズーム操作スイッチや十字キーなどといった各種スイッチや、画像やメニュー画面を表示するLCD(液晶ディスプレイ)が備えられている。ズーム操作スイッチを所定時間押下し続けると、撮影画角を調整するためのズーム操作モードに入り、十字キーの‘上’キーを押し続けている間、撮影レンズが望遠側(テレ側)に移動し、十字キーの‘下’キーを押し続けている間、撮影レンズが広角側(ワイド側)に移動する。
図3は、デジタルカメラ1の、沈胴状態にあるレンズ鏡胴10を光軸に沿って切断した断面図であり、図4は、デジタルカメラ1の、撮影レンズがワイド状態にあるレンズ鏡胴10を光軸に沿って切断した断面図であり、図5は、デジタルカメラ1の、撮影レンズがテレ状態にあるレンズ鏡胴10を光軸に沿って切断した断面図である。
レンズ鏡胴10の内部空間には、前方から順に、前群レンズ(第1レンズ群)21、後群レンズ(第2レンズ群)22、およびフォーカスレンズ(第3レンズ群)23の3群が光軸を揃えて並べられてなる撮影レンズが収容されている。撮影レンズは、後群レンズ22が図4に示すワイド端と図5に示すテレ端との間で光軸に沿って移動することにより撮影画角が変化し、フォーカスレンズ23が光軸に沿って移動することによりピント調節が行われる構成となっている。前群レンズ21、後群レンズ22、およびフォーカスレンズ23は、本発明にいう光学系の一例にあたり、レンズ鏡胴10は、本発明にいう光学鏡胴の一例に相当する。
前群レンズ21のさらに前方には、有害光を遮るフレア防止板70が配置され、前群レンズ21と後群レンズ22との間には、被写体光の光量を調整する絞りユニット30が配置され、撮影レンズの後方には、被写体光を読み取るCCD40が配置されている。CCD40は、本発明にいう撮像部の一例に相当する。
絞りユニット30には、図4および図5に示すように、撮影レンズの光軸を取り囲む孔が穿たれた開口板32と、開口板32の孔を絞るように塞いで開口量を調整する絞り羽31とが備えられている。また、絞りユニット30には、その背面から後方に突出するガイドロット24と、ガイドロット24の後端を塞ぐストッパ24aも設けられており、ガイドロット24は、後群レンズ22を保持している後群レンズ保持枠25を、光軸方向にスライド可能に貫通している。さらに、絞りユニット30と後群レンズ保持枠25との間にはコイルばね26が縮装されており、絞りユニット30は、後群レンズ22と後群レンズ保持枠25とで構成された後群レンズユニット27に対し、前方へばね付勢された態様で光軸に沿って移動可能に保持されている。レンズ鏡胴10の沈胴時には、図4および図5に示す絞り羽31が開放され、絞りユニット30がコイルばね26を圧縮しながら後群レンズユニット27側に移動することによって、開口板32の孔に後群レンズユニット27が入り込む。これにより、デジタルカメラ1の薄型化が図られている。
ここで、本実施形態のデジタルカメラ1では、レンズ鏡胴10には、カメラボディに固定された固定筒50と、固定筒50に対し回転自在な駆動筒52と、駆動筒52の駆動に伴って回転する回転移動筒53と、回転移動筒53の回転に伴って直進移動する直進移動筒56とが備えられている。レンズ鏡胴10の沈胴状態においては、図3に示すように、これら固定筒50、駆動筒52、回転移動筒53、および直進移動筒56が入れ子の状態で収容されており、レンズ鏡胴10の突出状態においては、図4および図5に示すように、駆動筒52が固定筒50を取り囲むとともに、固定筒50、回転移動筒53、および直進移動筒56が一部分が重なり合うように伸ばされている。これら固定筒50、駆動筒52、回転移動筒53、および直進移動筒56は、本発明にいう複数の筒部材の一例にあたり、固定筒50、駆動筒52、回転移動筒53、および直進移動筒56によって形成されるレンズ鏡胴10の壁面は、本発明にいう外壁の一例に相当する。
また、回転移動筒53と直進移動筒56とが重なり合った部分には、それら回転移動筒53と直進移動筒56との間の隙間を塞ぐリング状の隙間部材80が設けられている。この隙間部材80は、電圧の印加/開放によって伸縮する高分子アクチュエータ(後述する)によって構成されており、レンズ鏡胴10が突出/沈胴する際には、隙間部材80が収縮されて回転移動筒53と直進移動筒56との間の隙間が開かれ、それら回転移動筒53および直進移動筒56と隙間部材80との摩擦が抑えられ、レンズ鏡胴10が停止しているときには、隙間部材80が伸張されて回転移動筒53と直進移動筒56との間の隙間が塞がれ、その隙間からゴミや光や水などが入り込む不具合が回避される。隙間部材80は、本発明にいう隙間部材の一例に相当する。
レンズ鏡胴10、および撮影レンズの駆動について説明する。
駆動筒52は、カメラボディに固定された固定筒50の外周面に周方向に形成された突条50aが、駆動筒52の内周面に設けられた溝に係入していることにより、固定筒50に対して光軸方向の移動が規制されている。駆動筒52の外周面にはギア51が設けられており、このギア51にモータ(図示しない)からの回転駆動力が伝達されて、駆動筒52が回転する。
駆動筒52には、さらに、光軸方向に延びるキー溝52aが設けられており、このキー溝52aには、回転移動筒53に固設されたピン状のカムフォロワ54が、固定筒50に設けられた螺旋状のカム溝を貫通して係入している。したがって、駆動筒52が回転すると、回転移動筒53は、回転しながら上記カム溝に沿って光軸方向に移動する。
回転移動筒53の内側には、直進移動枠55が設けられている。この直進移動枠55は、回転移動筒53に対し相対的回転が自在に係合しているとともに、固定筒50のキー溝50bに係入することにより回転が規制されている。したがって、駆動筒52の回転に伴って回転移動筒53が回転しながら光軸方向に移動すると、直進移動枠55は回転移動筒53の移動に伴って光軸方向に直線的に移動する。
上述した後群レンズ22を保持している後群レンズ保持枠25には、ピン状のカムフォロワ63が固設されている。このカムフォロワ63は、回転移動筒53のカム溝に係入しているとともに、直進移動枠55の光軸方向に延びるキー溝55aにも係入していることにより、駆動筒52の回転に伴って回転移動筒53が回転しながら光軸方向に移動すると、後群レンズユニット27が回転移動筒53のカム溝の形状に沿って、光軸方向に直進移動する。
また、上述したように、絞りユニット30は、コイルばね26により前方に付勢された態様でレンズユニット27に取り付けられているため、その絞りユニット30が後群レンズユニット27とともに光軸方向に移動する。
さらに、このレンズ鏡胴10には、前群レンズ21を保持する直進移動筒56が備えられている。この直進移動筒56は、それに固設されたカムフォロワ57が回転移動筒53のカム溝に係入しているとともに、直進移動枠55の、光軸方向に延びるキー溝55aにも係入している。したがって、駆動筒52の回転に伴って回転移動筒53が回転しながら光軸方向に移動すると、直進移動筒56は、カムフォロワ57が係入している回転移動筒53のカム溝の形状に沿って、光軸方向に直進移動する。
このようにしてレンズ鏡胴10の繰り出しが行なわれ、また、駆動筒52が逆方向に回転することによりレンズ鏡胴10の沈胴が行われる。レンズ鏡胴10を突出/沈胴させるために設けられた、ギア51、およびギア51に設けられたモータなどを合わせたものは、本発明にいう筒部材駆動部の一例に相当する。
また、回転移動筒53は、レンズ鏡胴10の繰出しが完了した後も、前群レンズ21の位置を保持したままさらに回転することができ、このとき、後群レンズユニット27は、回転移動筒53のカム溝に沿って光軸方向方向に移動し、これにより撮影画角(すなわち、焦点距離)の調整が行なわれる。図4には、レンズ鏡胴10の繰出しが完了した状態が示されており、このときには撮影レンズ20はワイド状態にある。また、図5には、繰出し完了後に回転移動筒53がさらに回転して、撮影レンズ20がテレ状態になるまで後群レンズユニット27が移動した状態が示されている。
さらに、撮影レンズのうちのフォーカスレンズ23は、図示しないモータによりリードスクリュー61が回転し、フォーカスレンズ23を保持しているフォーカスレンズ保持枠62がリードスクリュー61に螺合していることにより、そのリードスクリュー61の回転に伴ってフォーカスレンズ23が光軸方向に移動して、ピント調整が行なわれる。
続いて、デジタルカメラ1の内部構成について説明する。
図6は、図1に示すデジタルカメラ1の概略的な内部構成図である。
本実施形態のデジタルカメラ1は、すべての処理がメインCPU110によって制御されている。このメインCPU110には、デジタルカメラ1に備えられた各種スイッチ(この各種スイッチには、図1に示すシャッタボタン14や、ズーム操作スイッチ、および十字キーなどが含まれ、以下では、これらを合わせてスイッチ群101と称する)からの操作信号や、デジタルカメラ1の移動加速度を検出する加速度センサ180における検出結果がそれぞれ供給されている。メインCPU110では、加速度センサ180の検出結果に基づいて、デジタルカメラ1が落とされたか否かが判定される。デジタルカメラ1が落とされたと判定されたときには、隙間部材80で回転移動筒53と直進移動筒56との間の隙間を塞ぐことによって、デジタルカメラの強度を高め、レンズ鏡胴10の破損を回避している。この加速度センサ180は、本発明にいう加速度検出部の一例に相当する。
メインCPU110は、EEPROM110aを有しており、このEEPROM110aには、デジタルカメラ1で各種処理を実行するために必要な各種プログラムが書き込まれている。スイッチ群101に含まれる電源スイッチ(図示しない)が投入されると、電源102からデジタルカメラ1の各種要素に電力が供給されるとともに、メインCPU110によって、EEPROM110aに書き込まれたプログラム手順に従ってデジタルカメラ1全体の動作が統括的に制御される。
まず、図6を参照して画像信号の流れを説明する。
図示しない電源スイッチが投入された状態においては、図3、図4、図5に示すレンズ鏡胴10は沈胴されており、隙間部材80は伸張して回転移動筒53と直進移動筒56との間の隙間を塞いでいる。
撮影者が、デジタルカメラ1の背面に設けられた十字キー(図示しない)を使って撮影画角を指示すると、その指示された撮影画角がスイッチ群101からメインCPU110に伝えられる。メインCPU110では、指示された撮影画角に対応する焦点距離が算出され、算出された焦点距離が光学制御CPU120に伝えられる。尚、これらメインCPU110と光学制御CPU120との間では、バス140を介してデータが送受信されるのではなく、CPU間通信によって高速にデータが送受信される。
メインCPU110から焦点距離が伝えられると、光学制御CPU120は、隙間部材80を収縮させるのに必要な所定の電圧を印加する指示を電圧印加部80aに伝える。本実施形態においては、隙間部材80を構成する高分子アクチュエータは、電圧が印加されることによって縮み、電圧の印加を停止すると伸びる性質を有しており、電圧印加部80aが隙間部材80に指示された電圧を印加すると、隙間部材80が縮んで、図3、図4、図5に示す回転移動筒53と直進移動筒56との間の隙間が開かれる。メインCPU110と光学制御CPU120とを合わせたものは、本発明にいう制御部の一例に相当する。
隙間部材80が縮められると、光学制御CPU120は、図示しないモータ等を制御することで、図4および図5に示すようにレンズ鏡胴10を繰り出し、後群レンズ22を伝えられた焦点距離に応じた位置に移動させる。また、光学制御CPU120は、図示しないモータ等を制御することで、図3、図4、図5に示すフォーカスレンズ23を光軸に沿う方向に移動させる。
また、レンズ鏡胴10が繰り出されると、光学制御CPU120は、電圧印加部80aに電圧の開放を指示する。電圧印加部80aが電圧の印加を停止すると、隙間部材80が伸張して、図3、図4、図5に示す回転移動筒53と直進移動筒56との間の隙間が閉じられる。その結果、その隙間から入射してくる光が隙間部材80によって遮られる。
被写体光は、撮影レンズ、および絞りユニット30を通ってCCD40上に結像され、CCD40において、被写体像を表わす画像信号が生成される。生成された画像信号は、A/D部131において粗く読み出され、アナログ信号がデジタル信号に変換されて、低解像度なスルー画像データが生成される。生成されたスルー画像データは、ホワイトバランス・γ処理部133において、ホワイトバランスの補正やγ補正などといった画像処理が施される。
ここで、CCD40には、クロックジェネレータ132からタイミング信号が供給されており、このタイミング信号に同期して、所定の間隔ごとに、画像信号が生成される。このクロックジェネレータ132は、光学CPU120を介して伝えられるメインCPU110からの指示に基づいてタイミング信号を出力しており、そのタイミング信号は、CCD40の他、後段のA/D部131、およびホワイトバランス・γ処理部133にも供給されている。したがって、CCD140、A/D部131、およびホワイトバランス・γ処理部133では、クロックジェネレータ132から発せられるタイミング信号に同期して順序良く画像信号の処理が流れるように行われる。
ホワイトバランス・γ処理部133において画像処理が施された画像データは、一旦バッファメモリ134に記憶される。バッファメモリ134に記憶された低解像度なスルー画像データは、古い時刻に記憶されたスルー画像データから先に、バス140を経由してYC/RGB変換部138に供給される。スルー画像データはRGB信号であるため、YC/RGB変換部138では処理が行われずに、そのままドライバ139を介して画像表示LCD160に伝えられ、画像表示LCD160上に、スルー画像データが表わすスルー画像が表示される。ここで、CCD140では、所定のタイミング毎に被写体光が読み取られて画像信号が生成されているため、この画像表示LCD160には、撮影レンズが向けられた方向の被写体光が被写体像として常に表示され続ける。
また、バッファメモリ134に記憶されたスルー画像データは、メインCPU110にも供給される。メインCPU110は、スルー画像データに基づいて、フォーカスレンズ23が光軸に沿って移動されている間にCCD40で繰り返し得られた画像信号が表わす被写体像のコントラストと、被写体の輝度を検出する。検出されたコントラストと輝度は、光学制御CPU120に伝えられる。
光学制御CPU120は、フォーカスレンズ23をメインCPU110から伝えられたコントラストのピークが得られるレンズ位置に移動させるとともに(AF処理)、メインCPU110から伝えられた輝度に応じて絞りユニット30の絞り値を調整する(AE処理)。
ここで、画像表示LCD160に表示されたスルー画像を確認しながら、撮影者が図1に示すシャッタボタン14を押下すると、シャッタボタン14が押されたことがメインCPU110に伝えられ、さらに、光学制御CPU120に伝えられる。被写体が暗いときには、光学制御CPU120からLED発光制御部150に発光指示が伝えられ、シャッタボタン14の押下に同期してLED151から閃光が発せられる。また、光学制御CPU120からの指示に従って、CCD40で生成された画像信号がA/D部131において細かく読み出され、高解像度な撮影画像データが生成される。生成された撮影画像データは、ホワイトバランス・γ処理部133で画像処理が施されて、バッファメモリ134に記憶される。
バッファメモリ134に記憶された撮影画像データは、YC処理部137に供給されて、RGB信号からYC信号に変換される。YC信号に変換された撮影画像データは、圧縮・伸張部135において圧縮処理が施され、圧縮された撮影画像データがI/F136を介してメモリカード170に記憶される。
また、メモリカード170に記憶された撮影画像データは、圧縮・伸張部135において伸張処理が施された後、YC/RGB変換部138においてRGB信号に変換され、ドライバ139を介して画像表示LCD160に伝えられる。画像表示LCD160には、撮影画像データが表わす撮影画像が表示される。
デジタルカメラ1は、以上のように構成されている。
ここで、本実施形態のデジタルカメラ1では、隙間部材80に電圧が印加開放されることによって、図3、図4、図5に示す回転移動筒53と直進移動筒56との間の隙間が開閉される。まず、隙間部材80の構成と、隙間部材80による隙間の開閉方法について説明する。
図7は、隙間部材80の断面図である。
隙間部材80は、断面が楕円形を有するOリング83と、Oリング83を間に挟んだ2つの電極81,82とで構成されている。本実施形態においては、Oリング83は、不透明な高分子材料で構成されており、電極81,82は伸縮可能な材料に不透明な金属材料などが混入されて構成されている。本発明に適用可能な高分子材料については、後述する。
図6にも示す電圧印加部80aから隙間部材80に電圧が印加されていないときには、図7のパート(A)に示すように、2つの電極81,82は引き合っていない。
電圧印加部80aから隙間部材80に、例えば、上側の電極81が陽極、下側の電極82が陰極となる極性の電圧を印加すると、図7のパート(B)に示すように、上側の電極81にはプラスの電荷81が放出され、下側の電極82にはマイナスの電荷82が放出される。その結果、2つの電極81,82それぞれに放出されたプラスの電荷81とマイナスの電荷82とが静電力によって相互に引き合い、Oリング83が2つの電極81,82の間で押し付けられる。その結果、Oリング83が縮められて、隙間部材80の断面の厚さHONが、図7のパート(A)に示す隙間部材80の断面の厚さHOFFよりも薄くなる。
また、電圧印加部80aからの電圧の印加を停止すると、2つの電極81,82の間の静電力が消滅し、隙間部材80が図7のパート(A)に示すように伸びて、隙間部材80の断面の厚さHOFFが厚くなる。
隙間部材80は、以上のようにして伸縮される。
続いて、隙間部材80の伸縮制御について説明する。
図8は、隙間部材80を伸縮させる制御の流れを示すフローチャート図である。
電源が投入されていないときには、図7のパート(A)に示すように隙間部材80は伸びており、図3、図4、図5に示す回転移動筒53と直進移動筒56との間の隙間が塞がれている。このように、デジタルカメラ1が使用されていないときには、隙間部材80でレンズ鏡胴10の隙間を塞ぐことによって、レンズ鏡胴10内にゴミや水が浸入してしまう不具合を回避することができる。尚、レンズ鏡胴10が沈胴されている状態では、落下などの衝撃に対する強度が高いため、隙間部材80によってレンズ鏡胴10の隙間を完全に塞ぐのではなく、ゴミが浸入しない程度(0.03mmから0.10mm)の微小な隙間を残してもよい。
撮影者が電源スイッチ(図示しない)を入れると、その電源スイッチが入ったことが図6に示すスイッチ群101からメインCPU110に伝えられ、デジタルカメラ1に電源が投入される(図8のステップS1)。
また、撮影者が撮影画角を指示すると、その指示された撮影画角がスイッチ群101からメインCPU110に伝えられ、指示された撮影画角に対応する焦点距離が光学制御CPU120に伝えられる。
焦点距離が伝えられると、光学制御CPU120は、電圧印加部80aに電圧の印加を指示する。
図9は、隙間部材80と、レンズ鏡胴10との関係を示す図である。
図9のパート(A)に示すように、隙間部材80は回転移動筒53に接着されている。電圧印加部80aが隙間部材80に電圧を印加すると(図8のステップS2)、図7のパート(B)に示すように、2つの電極81,82それぞれに放出されたプラスの電荷81とマイナスの電荷82とが静電力によって相互に引き合って、隙間部材80が縮む。その結果、図9のパート(A)に示すように、レンズ鏡胴10の回転移動筒53と直進移動筒56との間の隙間Wが開かれる。
隙間部材80によって隙間Wが開かれると、光学制御CPU120は、図示しないモータなどを駆動して、図4および図5に示すようにレンズ鏡胴10を繰り出す(図8のステップS3)。レンズ鏡胴10が移動される前に、隙間部材80が縮められて隙間Wが開かれることによって、レンズ鏡胴10と隙間部材80との間にかかる摩擦が軽減され、スムーズにレンズ鏡胴10を移動させることができる。尚、断面が円形を有する隙間部材80が適用されることによって、回転移動筒53に強い力がかかって隙間部材80が直進移動筒56と接触した状態でレンズ鏡胴10が移動されてしまった場合でも、それらの間にかかる摩擦が抑えられ、省電力にレンズ鏡胴10を駆動することができる。
レンズ鏡胴10の移動が開始されると、図6に示す加速度センサ180では、デジタルカメラ1の移動加速度が検出され、検出結果がメインCPU110に伝えられる。
メインCPU110では、検出結果に基づいて、デジタルカメラ1が落下されたか否かが判定される。通常の状態では、デジタルカメラ1には重力程度の加速度がかかっている。デジタルカメラ1が落下された場合、デジタルカメラ1が撮影者の手から離れた瞬間に加速度が「0」となり、デジタルカメラ1が地面などに衝突すると極めて大きな加速度が生じ、さらに、デジタルカメラ1の移動が停止されると重力程度の加速度に戻る。本実施形態のデジタルカメラ1では、デジタルカメラ1が落下されたと考えられる基準加速度が予め用意されており、基準加速度と加速度センサ180の検出結果とが比較される。
デジタルカメラ1の移動加速度が基準加速度以上である場合(図8のステップS4:Yes)、このデジタルカメラ1は落下されていないと判定される。このステップS4の判定処理が、レンズ鏡胴10の移動が終了するか、あるいはデジタルカメラ1が落下されていると判定されるまで続けられる。
レンズ鏡胴10の移動が終了すると(図8のステップS5:Yes)、光学制御CPU120は、電圧印加部80aに電圧の開放を指示する。
電圧印加部80aが電圧の印加を停止すると(図8のステップS6)、図7のパート(A)に示すように、2つの電極81,82それぞれに放出されたプラスの電荷81aとマイナスの電荷82aの静電気力が開放され、隙間部材80が伸びる。その結果、図9のパート(B)に示すように、隙間部材80によって、レンズ鏡胴10の回転移動筒53と直進移動筒56との間の隙間Wが閉じられる。
隙間部材80によって隙間Wが閉じられると、撮影者のレリーズ操作に従って撮影が行われる(図8のステップSS7)。図9のパート(A)に示す状態で被写体を撮影すると、隙間Wから有害光が入り込んで被写体光と混ざってしまい、撮影画像の画質が劣化してしまう恐れがあるが、本実施形態においては、撮影前に、隙間部材80によってレンズ鏡胴10の隙間Wが塞がれるため、有害光が確実に遮られて、高画質な撮影画像を取得することができる。
撮影者によって撮影の終了が指示されると(図8のステップS8:Yes)、メインCPU110から光学制御CPU120にレンズ鏡胴10の沈胴が指示される。
レンズ鏡胴10の沈胴が指示されると、光学制御CPU120は電圧印加部80aに電圧の印加を指示し、電圧印加部80aは隙間部材80に電圧を印加する(図8のステップS9)。その結果、図9のパート(A)に示すように、レンズ鏡胴10の回転移動筒53と直進移動筒56との間の隙間Wが開かれる。
隙間部材80によって隙間Wが開かれると、光学制御CPU120は、図示しないモータなどを駆動して、レンズ鏡胴10を沈胴させる(図8のステップS10)。
レンズ鏡胴10の沈胴が開始された場合も、図8のステップS4と同様に、メインCPU110では、加速度センサ180での検出結果に基づいて、デジタルカメラ1が落下されたか否かが判定され、デジタルカメラ1の移動加速度が基準加速度以上である場合(図8のステップS11:Yes)、このデジタルカメラ1は落下されていないと判定される。このステップS11の判定処理も、レンズ鏡胴10の沈胴が終了するか、あるいはデジタルカメラ1が落下されていると判定されるまで続けられる。
レンズ鏡胴10の沈胴が終了すると(図8のステップS12:Yes)、光学制御CPU120からの指示によって、隙間部材80への電圧の印加が停止され(図8のステップS13)、隙間部材80によって、レンズ鏡胴10の隙間が閉じられる。撮影者が電源スイッチ(図示しない)を押すと、デジタルカメラ1の電源が切られる(図8のステップS14)。
また、図8のステップS4、あるいは図8のステップS11において、加速度センサ180で検出された移動加速度が基準加速度よりも小さい場合(図8のステップS4:No、あるいは図8のステップS11:No)、このデジタルカメラ1は落下されたと判定され、メインCPU110から光学制御CPU120にレンズ鏡胴10の移動停止が指示される。
光学制御CPU120は、メインCPU110からレンズ鏡胴10の移動停止が指示されると、図示しないモータの駆動を停止してレンズ鏡胴10の移動を停止させるとともに(図8のステップS15)、電圧印加部80aに電圧の開放を指示する。
電圧印加部80aが電圧の印加を停止すると(図8のステップS16)、図9のパート(B)に示すように、隙間部材80によって、レンズ鏡胴10の回転移動筒53と直進移動筒56との間の隙間が閉じられる。レンズ鏡胴10が突出している状態でデジタルカメラ1が落下すると、レンズ鏡胴10のがたついた部分などが折れてしまう恐れがあるが、回転移動筒53と直進移動筒56との間の隙間が閉じられることによってレンズ鏡胴10の強度が向上し、レンズ鏡胴の破損を軽減することができる。
また、図6に示す加速度センサ180において、基準加速度以上であり、重力程度の移動加速度が検出されると(図8のステップS17:Yes)、デジタルカメラ1は地面などに衝突後に移動が停止したと判定され、メインCPU110から光学制御CPU120にレンズ鏡胴10の沈胴が指示される。その後、ステップS9以下の処理が実行され、レンズ鏡胴10が沈胴されて、デジタルカメラ1の電源が切られる。
このように、デジタルカメラ1によると、レンズ鏡胴10が移動されているときには、隙間部材80によって隙間Wが開放されるため、レンズ鏡胴10を省電力に駆動することができ、レンズ鏡胴10が移動されていないときには、隙間部材80によって隙間Wが閉じられ、ゴミや有害光の侵入が回避される。
以上で、本発明の第1実施形態の説明を終了し、本発明の第2実施形態について説明する。本発明の第2実施形態は、隙間部材の断面形状が第1実施形態とは異なるが、それ以外は第1実施形態とほぼ同様の構成を有しているため、同じ要素には同じ符号を付して説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
図10は、第2実施形態に適用される隙間部材80´の断面図である。
隙間部材80´は、断面が三角形を有するOリング83´と、Oリング83´を間に挟んだ2つの電極81´,82´とで構成されている。
電圧印加部80aから隙間部材80´に電圧が印加されると、図10のパート(B)に示すように、2つの電極81´,82´それぞれに放出されたプラスの電荷81aとマイナスの電荷82aとが静電力によって相互に引き合い、Oリング83´が潰されて厚さ方向に縮められる。
また、本実施形態においても、電圧印加部80aからの電圧の印加が停止されると、2つの電極81´,82´間の静電気力が開放され、隙間部材80´が図10のパート(A)に示すように伸びる。
図11は、隙間部材80´と、レンズ鏡胴10との関係を示す図である。
図11のパート(A)に示すように、隙間部材80´は、隙間部材80´の断面の三角形の1辺が回転移動筒53に接着されている。また、電圧印加部80aによって隙間部材80´に電圧が印加されると、図11のパート(B)に示すように、隙間部材80´が形成する三角形の1角が直進移動筒56と接触する。この隙間部材80´では、直進移動筒56と接触する部分が少ないため、隙間部材80´と直進移動筒56とが接触したままレンズ鏡胴10が移動されてしまった場合にかかる駆動負荷を軽減することができ、無駄な電力消費を抑えることができる。
以上で、本発明の第2実施形態の説明を終了する。
続いて、本発明を構成する各構成部分において採用可能な種々の形態について付記する。
本発明にいう隙間部材には電極を備えた遮光特性を有する高分子アクチュエーターを採用する。高分子アクチュエーターに用いる高分子の例としては、高分子ゲル、イオン導電性高分子、電子導電性高分子、電歪高分子(誘電エラストマ−、静電エラストマ−)、圧電高分子、液晶エラストマー等を挙げることができ、中でも電歪高分子が好ましい。これらの高分子アクチュエーターに関しては、「ソフトアクチュエーター開発の最前線−人工筋肉の実現を目指して−」編著代表 長田義仁 エヌ・ティー・エス 2004年、「Electroactive Polymer (EAP) Actuators as Artificial Muscles − Reality, Potential and Challenges」 Editor: Yoseph Bar−Cohen SPIE PRESS Vol. 2001年、「Electroactive Polymer (EAP) Actuators as Artificial Muscles: Reality, Potential, and Challenges, Second Edition」、Editor(s): Yoseph Bar−Cohen 2004年に記載がされている。
高分子アクチュエーターへの遮光特性の付与に関しては、高分子アクチュエーター表面、あるいは内部に遮光材を配することにより達成できる。また、前記、電極を遮光材として用いてもよい(好ましい)。遮光材には、周知の遮光材、例えば、カーボンブラックや黒色顔料および複数の着色顔料の組み合わせによる黒色混合物または黒色染料等を用いることができる。
<各高分子アクチュエーターの性質と文献、特許>
1.高分子ゲル
高分子ネットワーク上に電荷を有する高分子電解質ゲルは、電場の変化により水などの溶媒を取り入れ・放出により膨張・収縮する現象を利用したアクチュエーターが知られている。例えば、特開平5−44706号公報には、電場の印加により電場方向にゲルは瞬時に収縮しその直交方向に伸張し、電場よって異方向な変形挙動を示す高分子ゲルが開示されており、特開平5−87042号公報には、高分子ゲルアクチュエーターを用いたマイクロポンプが、実開平5−57551号公報には高分子ゲルアクチュエーターを用いたリニアアクチュエーターが開示されている。
2.イオン導電性高分子(ICPF)
イオン導電性高分子は、パーフルオロスルホン酸やパーフルオロカルボン酸等のイオン交換樹脂膜表面にめっき電極を付与したアクチュエーターであり、駆動原理は、電場印加時に樹脂内の動くことができるイオンが水分子を伴って電極に引き寄せられ、イオンの動いた電極の側が膨潤することにより屈曲することを利用している。
特開平4−275078号公報には、小型化が容易であり、応答性が速く、しかも小電力で作動するイオン導電性高分子アクチュエーターの例が開示されている。また、特開平8−10336号公報、および特開平11−198069号公報には、該イオン導電性高分子アックチュエータ−が屈曲をすること用いた医療用チューブとして、イオン交換樹脂膜を挟んだ位置に形成した2つ以上の電極を有するアクチュエータを先端部に備えた医療用チューブや配管調査用若しくは医療用のマイクロデバイスが開示されている。これらの医療用チューブは、先端部に備えられたアクチュエータが屈曲の応答速度が速く、低電圧で駆動することから、手術等の施術の作業性が良好である。さらに、特開2004−289994号公報には、湾曲や変位が大きくかつ耐荷重性に優れ、回転運動可能なアクチュエーター素子および当該アクチュエーター素子に好適なイオン交換成型体の複合成型品が開示されている。
3.電子導電性高分子
ポリピロール等の導電性高分子は酸化還元に伴うドーピング、脱ドーピングにより伸縮する性質(電解伸縮)を有しており、近年、低電圧駆動で非常に高い伸縮率や発生力を示す材料が見出されている。例えば、特開平11−169393と特開平11−169394とには、固体電解質形成体の両側にポリアニリン膜が形成されている人工筋肉を用いることも可能であることが記載されている。また、Synthetic Metals誌、1997年、第90巻、93頁には導電性高分子を用いたアクチュエーターについて、セル内に電解液、対極及びポリピロールフィルムを備えたアクチュエーターの構成が報告されている。さらに、特開2005−110494号公報には、螺旋状の導電性基体上に導電性高分子層が形成された導電性高分子複合構造体を複数束ねた導電性高分子複合構造体束等も開示されている。
4.電歪高分子(誘電エラストマー)
ゴム状の粘弾性挙動を示す高分子(エラストマー)の両面に電極を付与した電歪高分子アクチュエーターが知られている。例えば、特表2003−506858号公報には、接触部に適合性の部分を備えたひずみと共に変形する能力がある電極を付与し、電極間に高電圧を印加することにより、その電極間の静電引力で高分子膜が電場方向に収縮して電場に直交方向に伸張する特性を利用した電歪高分子アクチュエーターが開示され、ダイヤフラムや線形アクチュエーターとしての利用が考えられている。さらに、特表2003−526213号公報には、履物の踵の中に組み込まれ、人の二足歩行中に生成される機械エネルギを電気エネルギに変換するために使用される、踵接地ジェネレータなども開示されている。一般に電歪高分子アクチュエーターは、伸縮量も比較的大きく、高速応答、ドライ環境で使用できる等の特徴を有している。
5.圧電高分子(ピエゾポリマー)
圧電セラミックスを主体とするピエゾ素子がインクジェットプリンター用のアクチュエーターとして採用されていることは周知であるが、PVDF等の圧電性を有する高分子もアクチュエーターとして検討されている。圧電高分子は、高速応答であり、ドライな環境で利用できるという特徴を有しているが、発生力や伸縮率の低いことが課題とされる。例えば、特願平3−343397号公報(オリンパス)には、細長の挿入部と、該挿入部の先端に形成した高分子圧電アクチュエータと、前記高分子圧電アクチュエータに駆動信号を伝達するリード線とを設けて把持具を形成することにより、駆動信号をリード線を介して高分子圧電アクチュエータに供給すると速い応答速度で高分子圧電アクチュエータを駆動できることが開示されており。また、形状記憶合金などのように昇温する必要がないので火傷を引き起こすこともなく、安全性を確保できる。さらには、特表平8−508111には、数層の埋込式湾曲PVDF(ポリふっ化ビニリデン)圧電材料を含む能動騒音及び振動消去発泡プラスチックなども開示されている。
6.液晶エラストマー
Nature誌, 410,447(2001)には、強誘電性液晶のエラストマーを用い、その電場によるメソゲンの配向変化を利用して電気エネルギーを機械エネルギーに変換する試みが報告され、新たな液晶の利用法として注目されている。この例では1.5MVm−1の印加電圧において4%の変位が実現している。また、特開2003−205496号公報には、長手方向に延伸され液晶エラストマ−を用いた液晶アクチュエーターも開示されている。さらに、Macromolecules誌, 34, 5868(2001)には、液晶の熱的な相変化に基づく形状(体積)変化をアクチュエーターとして利用することなどが報告されている。
ここで、上記では、本発明にいう光学鏡胴をデジタルカメラに適用する例について説明したが、本発明の光学鏡胴は、例えば、携帯電話や、フィルムに被写体光を結像する銀塩カメラなどに適用してもよい。
また、上記では、断面が楕円形、および三角形を有するリング状の隙間部材を適用する例について説明したが、本発明にいう隙間部材は、断面が真円形や、三角形以外の多角形を有するものなどであってもよく、リンク状ではなく、遮光したい部分にのみ設けられたものであってもよい。
本発明の一実施形態が適用されたデジタルカメラの外観斜視図である。 本発明の一実施形態が適用されたデジタルカメラの外観斜視図である。 デジタルカメラ1の、沈胴状態にあるレンズ鏡胴10を光軸に沿って切断した断面図である。 デジタルカメラ1の、撮影レンズがワイド状態にあるレンズ鏡胴10を光軸に沿って切断した断面図である。 デジタルカメラ1の、撮影レンズがテレ状態にあるレンズ鏡胴10を光軸に沿って切断した断面図である。 図1に示すデジタルカメラ1の概略的な内部構成図である。 隙間部材80の断面図である。 隙間部材80を伸縮させる制御の流れを示すフローチャート図である。 隙間部材80と、レンズ鏡胴10との関係を示す図である。 第2実施形態に適用される隙間部材80´の断面図である。 隙間部材80´と、レンズ鏡胴10との関係を示す図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
10 レンズ鏡胴
12 補助光発光窓
13 ファインダ対物窓
14 シャッタボタン
21 前群レンズ
22 後群レンズ
23 フォーカスレンズ
24 ガイドロット
24a ストッパ
25 後群レンズ保持枠
26 コイルばね
27 後群レンズユニット
30 絞りユニット
31 絞り羽
32 開口板
40 CCD
50 固定筒
50a 突条
50b キー溝
51 ギア
52 駆動筒
52a キー溝
53 回転移動筒
54 カムフォロワ
55 直進移動枠
55a キー溝
56 直進移動筒
61 リードスクリュー
62 フォーカスレンズ保持枠
63 カムフォロワ
70 フレア防止板
101 スイッチ群
110 メインCPU
110a EEPROM
120 光学制御CPU
131 A/D部
132 クロックジェネレータ
133 ホワイトバランス・γ処理部
134 バッファメモリ
135 圧縮・伸張部
136 I/F
137 YC処理部
138 YC/RGB変換部
139 ドライバ
140 バス
150 LED発光制御部
151 LED
160 画像表示LCD
170 メモリカード

Claims (9)

  1. 内部に光学系を収容する光学鏡胴であって、
    各々が筒形状を有し、入れ子の状態で相互に嵌合した、駆動力を受けて相互に移動する複数の筒部材を有する外壁と、
    前記複数の筒部材の間に設けられた、電圧の印加開放によって伸縮して、該複数の筒部材の間の隙間を開閉する隙間部材とを備えたことを特徴とする光学鏡胴。
  2. 前記隙間部材は、不透明な部材で構成されたものであり、電圧の印加開放によって伸びて、前記隙間から入射する光を遮断するものであることを特徴とする請求項1記載の光学鏡胴。
  3. 前記隙間部材は、高分子アクチュエータで構成されたものであることを特徴とする請求項1記載の光学鏡胴。
  4. 前記隙間部材は、断面が円形を有するリングであることを特徴とする請求項1記載の光学鏡胴。
  5. 前記隙間部材は、断面が多角形を有するリングであり、電圧の印加開放によって伸縮して、該多角形の角が前記筒部材に対して接離するものであることを特徴とする請求項1記載の光学鏡胴。
  6. 各々が筒形状を有し、入れ子の状態で相互に嵌合した、駆動力を受けて相互に移動する複数の筒部材を有する外壁と、
    前記複数の筒部材の間に設けられた、電圧の印加開放によって伸縮して、該複数の筒部材の間の隙間を開閉する隙間部材とを備えた光学鏡胴;
    前記光学鏡胴内に収容された、該光学鏡胴の複数の筒部材における相互移動に伴って光学的能力が変化する光学系;および
    前記隙間部材に対する電圧の印加開放を制御することにより前記隙間の開閉を制御する制御部とを備えたことを特徴とする光制御器。
  7. 各々が筒形状を有し、入れ子の状態で相互に嵌合した、駆動力を受けて相互に移動する複数の筒部材を有する外壁と、
    前記複数の筒部材の間に設けられた、電圧の印加開放によって伸縮して、該複数の筒部材の間の隙間を開閉する隙間部材とを備えた光学鏡胴;
    前記光学鏡胴内に収容された、被写体光が通過する、該光学鏡胴の複数の筒部材における相互移動に伴って光学的能力が変化する光学系;
    前記隙間部材に対する電圧の印加開放を制御することにより前記隙間の開閉を制御する制御部;および
    前記被写体光の像を撮影する撮像部とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  8. 前記複数の筒部材に駆動力を与えて、該複数の筒部材を相互的に移動させる筒部材駆動部を備え、
    前記制御部は、前記筒部材駆動部が前記複数の筒部材を移動させているか否かに応じて、前記隙間部材に、それぞれ、前記隙間を開かせ、あるいは該隙間を閉じさせるものであることを特徴とする請求項7記載の撮影装置。
  9. この撮影装置が移動する加速度を検出する加速度検出部と、
    前記複数の筒部材に駆動力を与えて、該複数の筒部材を相互的に移動させ、前記加速度検出部で検出された加速度が所定の加速度よりも大きい場合には、前記複数の筒部材の移動を停止させる筒部材駆動部とを備え、
    前記制御部は、前記加速度検出部で検出された加速度が所定の加速度よりも大きい場合に、前記隙間部材に、前記隙間を閉じさせるものであることを特徴とする請求項7記載の撮影装置。
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