JP2007125270A - デトックス方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】体内の不純物を排出するとともに効果的に酸素を供給し、脂肪の燃焼を促進し健康の改善に効果的な排毒方法を提供する。
【解決手段】被施術者3を、内部空間を38℃〜50℃の湿式低温スチームミスト雰囲気としたスチームミスト室7内に所定時間存在させて被施術者3に対して湿式低温スチームミスト浴を行う間における所定時間、被施術者3の鼻口に対してガスを直接供給するガス供給具8により酸素濃度35〜50%の高酸素空気を毎分0.005〜0.01m供給して被施術者3に吸引させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、体内の毒素を減少させて健康的な身体状態の維持に効果的なデトックス方法および装置に関するものである。
人体は栄養と酸素がなければ生きていくためのエネルギーを作り出すことはできないが、この栄養と酸素は血液により体の隅々にまで運ばれている。そして、リンパ腺は血液の行き届かないところに栄養と酸素を運ぶとともに、エネルギーを作り出す時に生まれる老廃物を処理する働きをしている。
そして、体が冷えると血行が悪くなり、栄養と酸素が体の隅々にまで行き渡らず、リンパ腺の働きも少なくなって排泄されるべき余分な水分や老廃物が体の中に滞留し凝りや硬直を起こす。その結果、ますます血行やリンパの流れを阻害し、余計に余分な水分や老廃物を溜め込んでしまうことになる。
そこで、体の中に溜め込んだ余分な水分や老廃物を取り除くと共に、溜まる原因となる怠けた体内機能を正常にする必要がある。そのためには、体の凝りや硬直を取り去り、血行やリンパの流れを良くし、体内機能に栄養と酸素を充分に供給して、正常な働きがスムーズにできるようにしてやる必要がある。
また、体内の脂肪というものは、体内で燃焼されエネルギーとして消費されるか、あるいは皮脂線を通じて分泌される以外に減少させる手立てはない。したがって、体内の脂肪が蓄積されて肥満するのは、運動量や皮脂の分泌量が少なく、余分な脂肪の処理ができないことの現れである。この脂肪を減らすには、脂肪をエネルギーとして消費するか、皮脂として分泌するか2つしか方法はないのである。
一方、排毒方法としては、下記の特許文献1〜3に示すように、漢方薬や食事によるものが開示されているにすぎない。
特開平3−127736号公報 特開2001−172192号公報 特開2002−125604号公報
上記のように漢方薬や食事だけでは、十分なデトックス効果を得られない場合、それに代えたり併用したりするための物理的なデトックス方法の開発が望まれていた。
本発明は、上記のような事情に鑑みなされたもので、体内の不純物を排出するとともに効果的に酸素を供給し、健康的な身体状態の維持に効果的なデトックス方法および装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1のデトックス方法は、被施術者を、内部空間を38℃〜50℃の湿式低温スチームミスト雰囲気としたスチームミスト室内に所定時間存在させて被施術者に対して湿式低温スチームミスト浴を行う間における所定時間、被施術者の鼻口に対してガスを直接供給するガス供給具により酸素濃度35〜50%の高酸素空気を毎分0.005〜0.01m供給して被施術者に吸引させることを要旨とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1のデトックス装置は、内部空間を38℃〜50℃の湿式低温スチームミスト雰囲気としたスチームミスト室内に被施術者を所定時間存在させて被施術者に対して湿式低温スチームミスト浴を行うスチームミスト室と、上記スチームミスト浴を行う被施術者の鼻口に対して酸素濃度35〜50%の高酸素空気を毎分0.005〜0.01m供給して被施術者に吸引させるガス供給具とを備えたことを要旨とする。
上記目的を達成するため、本発明の第2のデトックス方法は、被施術者を、38℃〜50℃の温熱プレート上に仰臥させて被施術者に対して温熱プレート浴を行う間における所定時間、被施術者の鼻口に対してガスを直接供給するガス供給具により酸素濃度35〜50%の高酸素空気を毎分0.005〜0.01m供給して被施術者に吸引させることを要旨とする。
上記目的を達成するため、本発明の第2のデトックス装置は、38℃〜50℃としたプレート上に被施術者を所定時間存在させて被施術者に対して温熱プレート浴を行う温熱プレートと、上記温熱プレート浴を行う被施術者の鼻口に対して酸素濃度35〜50%の高酸素空気を毎分0.005〜0.01m供給して被施術者に吸引させるガス供給具とを備えたことを要旨とする。
すなわち、第1の本発明は、38℃〜50℃の湿式低温スチームミスト浴を行う間に、被施術者の鼻口に対してガスを直接供給するガス供給具により酸素濃度35〜50%の高酸素空気を毎分0.005〜0.01m供給して被施術者に吸引させるものである。
上記湿式低温スチームミスト浴では、被施術者を内部空間を38℃〜50℃の低温スチーム雰囲気としたスチームミスト室内に所定時間存在させて湿式低温スチームミスト加熱するため、湿式低温スチームミストにより体温が上昇し、被施術者の身体の基礎代謝が活発になって脂肪が燃えやすい状態になる。また、発汗に伴って体内の老廃物や毒素が排泄され、被施術者の身体が高酸素空気の吸引によって体内に取り込まれる酸素による脂肪の燃焼が行われやすい状態にするとともに、体内の老廃物や毒素が排泄をさらに促す状態にする。しかも、湿式低温スチームミスト浴により、発汗と同時に皮脂腺から皮脂が分泌排泄されるので、その分体内の脂肪が減って痩身効果を奏する。
この湿式低温スチームミスト浴の間に、酸素濃度35〜50%の高酸素空気を毎分0.005〜0.01m供給して被施術者に吸引させることにより、通常の呼吸によって体内に入る酸素量よりも体内に取り込まれる酸素量が増加し、体内に取り込まれる溶解型酸素の量を大幅に増加させることができるのである。体内への酸素の取り込み量の増大により、湿式低温スチームミスト浴のときに身体を加熱することによるだるさ感がほとんどなくなるうえ、発汗量も多くなってより効果的な排毒効果が得られる。
このように、本発明は、湿式低温スチームミスト浴により、体温が上昇して基礎代謝が高くなるとともに体内の老廃物や毒素が排出されて酸素による脂肪の燃焼が行われやすい状態になった被施術者の体内に、高酸素空気を吸引させることにより結合型酸素や溶解型酸素の取り込み量を大幅に増加させ、身体を効率的に酸素を使える状態にし、酸素による体内の脂肪の燃焼を大幅に促進して極めて効果的な排毒効果を発揮させるのである。
しかも、室内に高酸素空気を充満させるのではなく、被施術者の鼻口に対してガスを直接供給するガス供給具により高酸素空気を供給することから、酸素の消費量を必要最小限に抑えてランニングコストを必要最小限に抑えるとともに、十分な安全性も確保できる。しかも、湿式低温スチームミスト浴を使用していることから、微量の高酸素空気がスチームミスト室内に漏れ出たとしても、引火や爆発の危険もなく、極めて安全に施術できる。
本発明において、上記湿式低温スチームミスト浴は、スチームミスト室内にマイナスイオンを導入し、マイナスイオン過多雰囲気で被施術者に対して湿式低温スチームミスト加熱を行う場合には、マイナスイオンを体内に取り込むことにより、抹消循環血流量を増大させて皮膚温を上昇させ、代謝系を安定化させることにより、被施術者の基礎代謝をより一層活発にするとともに、体内の老廃物や毒素の排泄をより促進し、被施術者を酸素による脂肪の燃焼がより一層行われやすい状態にする。このように、マイナスイオン過多雰囲気下の湿式低温スチームミスト浴で、被施術者を酸素による脂肪の燃焼がより一層行われやすい状態にして高酸素空気の吸引を行うことにより、より一層体内への酸素の取り込みを促進できる。
また、第2の本発明は、38℃〜50℃の温熱プレート浴を行う間に、被施術者の鼻口に対してガスを直接供給するガス供給具により酸素濃度35〜50%の高酸素空気を毎分0.005〜0.01m供給して被施術者に吸引させるものである。
上記温熱プレート浴では、被施術者を38℃〜50℃の温熱プレート上に仰臥させて加熱するため、体温が上昇し、被施術者の身体の基礎代謝が活発になって脂肪が燃えやすい状態になる。また、発汗に伴って体内の老廃物や毒素が排泄され、被施術者の身体が高酸素空気の吸引によって体内に取り込まれる酸素による脂肪の燃焼が行われやすい状態にするとともに、体内の老廃物や毒素が排泄をさらに促す状態にする。しかも、温熱プレート浴により、発汗と同時に皮脂腺から皮脂が分泌排泄されるので、その分体内の脂肪が減って痩身効果を奏する。
この温熱プレート浴の間に、酸素濃度35〜50%の高酸素空気を毎分0.005〜0.01m供給して被施術者に吸引させることにより、通常の呼吸によって体内に入る酸素量よりも体内に取り込まれる酸素量が増加し、体内に取り込まれる溶解型酸素の量を大幅に増加させることができるのである。体内への酸素の取り込み量の増大により、温熱プレート浴のときに身体を加熱することによるだるさ感がほとんどなくなるうえ、発汗量も多くなってより効果的な排毒効果が得られる。
このように、本発明は、温熱プレート浴により、体温が上昇して基礎代謝が高くなるとともに体内の老廃物や毒素が排出されて酸素による脂肪の燃焼が行われやすい状態になった被施術者の体内に、高酸素空気を吸引させることにより結合型酸素や溶解型酸素の取り込み量を大幅に増加させ、身体を効率的に酸素を使える状態にし、酸素による体内の脂肪の燃焼を大幅に促進して極めて効果的な排毒効果を発揮させるのである。
しかも、室内に高酸素空気を充満させるのではなく、被施術者の鼻口に対してガスを直接供給するガス供給具により高酸素空気を供給することから、酸素の消費量を必要最小限に抑えてランニングコストを必要最小限に抑えるとともに、十分な安全性も確保できる。しかも、湿式低温スチームミスト浴を使用していることから、微量の高酸素空気がスチームミスト室内に漏れ出たとしても、引火や爆発の危険もなく、極めて安全に施術できる。
本発明において、上記温熱プレート浴は、温熱プレート上に仰臥した被施術者のほぼ全身をカプセル状の部材で覆った場合には、カプセル内は被施術者の発汗と温熱プレートからの温熱により、湿式低温スチームミスト浴と同様の作用を奏する。
つぎに、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明のデトックス装置の一実施の形態を示す図である。図において、1は湿式低温スチームミスト浴を実施するための湿式低温スチームミスト装置である。上記湿式低温スチームミスト装置1により本発明のデトックス方法を実施する。
上記湿式低温スチームミスト装置1は、底部にスチームミスト発生部4を有し、上記スチームミスト発生部4の上に円筒状の周壁6が配置され、その天井部にマイナスイオン発生部5が配置されて構成されている。そして、上記スチームミスト発生部4、マイナスイオン発生部5、周壁6で囲われた内部空間が被施術者3が入るスチームミスト室7に形成されている。そして、上記スチームミスト室7内には、高酸素空気発生装置2で発生した高酸素空気を被施術者3の鼻口に対して直接供給するガス供給具8が設けられている。
本実施例の排毒方法は、被施術者3を、内部空間を38℃〜50℃の湿式低温スチームミスト雰囲気としたスチームミスト室7内に所定時間存在させて被施術者3に対して湿式低温スチームミスト浴を行う間における所定時間、被施術者の鼻口に対してガスを直接供給するガス供給具8により酸素濃度35〜50%の高酸素空気を毎分0.005〜0.01m供給して被施術者に吸引させる。
図2は、上記湿式低温スチームミスト装置1を示す図である。
上述したように、上記湿式低温スチームミスト装置1は、底部のスチームミスト発生部4と、上記スチームミスト発生部4の上に配置された周壁6と、天井部のマイナスイオン発生部5とを含んで構成されている。
上記スチームミスト発生部4は、外形が略円錐台状で、内部にスチームミスト発生器12が収容され、上記スチームミスト発生器12で発生したスチームは、上部中央のスチームミスト供給口13からスチームミスト室7内に導入される。
上記スチームミスト発生器12は、スチームミストの原料となる水を貯留する貯留タンク14と、この貯留タンク14内に貯留された水を加熱するヒータ15とを備えている。上記貯留タンクは上部中央に開口部16を有しており、開口部16を連通するように立設された支持部材17により多孔板18が支持されて構成されている。
上記多孔板18には、多数の小孔19が穿設されている。また、この多孔板18の上には遠赤外線放射材が展着されたフィルタ部材20が載置されている。なお、上記支持部材17は、貯留タンク14内の水から発生したスチームミストの流通を阻害しないよう多くの連通空間を有する状態で貯留タンク14内に支持されている。
上記スチームミスト発生部4では、貯留タンク14内の水がヒータ15で加熱されてスチームとなり、開口部16、小孔19、フィルタ部材20を通過してスチームミスト供給口13からスチームミスト室7に供給される。このとき、発生したスチームミストが多孔板18やフィルタ部材20を通過することで、50℃程度に冷却されてスチームミスト室7に供給され、湿式低温スチームミスト浴に適した雰囲気にすることができる。
また、スチームミストの通過によりフィルタ部材20が暖められ、展着された遠赤外線放射材から遠赤外線が放射されてスチームミスト室7内に放射される。この遠赤外線の放射により、湿式低温スチームミスト浴によって被施術者3の身体の温熱効果がより顕著となり、代謝の促進や老廃物の排泄の効果がよくなる。
なお、上記フィルタ部材20に展着する遠赤外線放射材としては、特に限定するものではなく、例えば、ブラックシリカ,磁鉄鉱,石英,長石,斑岩,トルマリン等の天然鉱石、アルミナ,コージライト,ムライト,ジルコニア,チタニア,ジルコン等のセラミック材料等をあげることができる。これらは、単独でもしくは併せて用いることができる。これらの中でも、遠赤外線を放射するとともにマイナスイオンを発生する効果を併せ持つブラックシリカが好適に用いられる。遠赤外線によって代謝の促進や老廃物の排泄の効果が高くなるとともに、マイナスイオンによって、被施術者3の基礎代謝が一層活発になるとともに、体内の老廃物や毒素の排泄がより促進される。
スチームミスト室7内には、室内の温度を測定する温度計23が設けられており、この温度計23によって検知した温度に基づいてコントローラ24がヒータ15の温度制御を行うようになっている。これにより、サウナ室7の内部空間が湿式低温スチームミスト浴に適した温度に調節されるようになっている。
本実施例において、湿式低温スチームミスト浴の温度は38℃〜50℃程度に設定するのが好ましく、より好ましいのは38℃〜45℃程度である。最も適しているのは38℃〜42℃程度である。湿式低温スチームミスト浴の温度が38℃未満であると、被施術者3の体温上昇が不十分で、基礎代謝の活発化や発汗、老廃物や毒素の排泄作用が不十分になるからである。反対に50℃を超えても、老廃物や毒素の排泄作用が不十分になるからである。また、上記湿式低温スチームミスト浴は、スチームミスト室7内の相対湿度を80〜100%程度、好ましくは90〜100%、さらに好ましくは95〜100%にして行われる。
上記湿式低温スチームミスト浴は、約10分〜60分程度行うのが好ましく、より好ましくは10分〜30分である。湿式低温スチームミスト浴の時間が短すぎると、被施術者3の体温上昇が不十分で、基礎代謝の活発化や発汗、老廃物や毒素の排泄作用が不十分になるからである。反対に時間が長すぎても、老廃物や毒素の排泄作用が不十分になるからである。
また、湿式低温スチームミスト浴の開始時のスチームミスト室7内の温度を室温(約25〜30℃程度)〜体温(約35〜36℃程度)に設定しておき、徐々に所定の設定温度に上昇させることが好ましい。このようにすることにより、身体への負担が少なくなり、より快適に湿式低温スチームミスト浴を行うことができるようになる。
上記構成により、被施術者3の全身を、湿式低温スチームミスト雰囲気としたスチームミスト室7内に所定時間存在させて、被施術者に対して湿式低温スチームミスト加熱を行う湿式低温スチームミスト浴を施術するようになっている。
この湿式低温スチームミスト浴では、被施術者3の全身を内部空間を38℃〜50℃の湿式低温スチームミスト雰囲気としたスチームミスト室7内に所定時間存在させて湿式低温スチームミスト加熱するため、湿式低温スチームミストにより体温が上昇し、被施術者3の身体の基礎代謝が活発になって脂肪が燃えやすい状態になる。
上記湿式低温スチームミスト装置1には、高酸素空気発生装置2で発生した高酸素空気を被施術者3の鼻口に対して直接供給するガス供給具8が設けられている。
上記高酸素空気発生装置2は、空気よりも酸素濃度の高い高酸素空気を発生しうるものであれば、例えば、PSA方式、分離膜方式、酸素濃縮器方式等、各種の方式のものを採用することができる。
上記ガス供給具8は、例えば、マスクやカニューレなど、被施術者3の鼻口に対して高酸素空気を直接供給しうるものが用いられる。
上記高酸素空気発生装置2およびガス供給具8により、被施術者3の鼻口に対して酸素濃度35〜50%の高酸素空気を毎分0.005〜0.01m供給して被施術者3に吸引させる。この酸素供給量は、毎分0.005m未満では、十分な排毒効果を得ることができず、毎分0.01mを越えると、排毒効果が頭打ちになるので酸素が無駄になって設備的な無駄が生じるからである。
上記湿式低温スチームミスト浴の最中に、被施術者3に酸素濃度35〜50%の高酸素空気を毎分0.005〜0.01m供給して吸引させることにより、発汗に伴って体内の老廃物や毒素が排泄され、被施術者3の身体に取り込まれる酸素による脂肪の燃焼が行われやすい状態にする。しかも、湿式低温スチームミスト浴により、発汗と同時に皮脂腺から皮脂が分泌排泄されるので、その分体内の脂肪が減って痩身効果も奏する。そして、体内への酸素の取り込み量の増大により、湿式低温スチームミスト浴の際の身体を加熱することによるだるさ感がほとんどなくなるうえ、発汗量も多くなってより効果的な排毒効果が得られる。
また、上記スチームミスト室7の内部には、アロマオイルをスチームミスト内に拡散させる拡散機21が設けられている。この拡散機21はオイル注入口22から数滴程度のアロマオイルを注入することにより、スチームミスト室7内のスチームミストにアロマオイルを揮発・拡散させるものである。このように、スチームミストにアロマオイルを揮発・拡散させることにより、アロマオイルの成分が全身に行き渡る。そして、アロマテラピー(芳香療法)に使用するハーブや薬草の精油を用いることにより、被施術者の呼吸と皮膚を通じて吸収され、心身の鎮静作用や興奮作用や薬理作用を有し、美容と健康増進に効果を発揮することができる。
なお、上記拡散機21としては、アロマオイルを熱で揮発させて拡散させる方式のものや、超音波振動を付与してミスト状に拡散させる方式のもの等、各種のものを採用することができ、特に限定するものではない。
一方、上記マイナスイオン発生部5は、略円柱状の外形を呈しており、内部にマイナスイオン発生手段としてのマイナスイオン発生ランプ25が配置されている。上記マイナスイオン発生ランプ25は、先端側に発光部26が形成され、根元側にマイナスイオン発生部27が形成されている(例えば、商品名Ovell Bion Lightを使用することができる)。
図3は上記マイナスイオン発生ランプ25の原理を示す概略構成図である。このマイナスイオン発生ランプ25は、発光部26に供給する電源の電位をマイナスイオン発生体28に印加することにより、マイナスイオンを発生するようになっている。この例では、上記マイナスイオン発生体としてTi板とAg板の積層体、Ti板とCu板との積層体、Ti板とGe板との積層体、Ag板とPt板との積層体等を使用し、電源の電位のうちマイナス電位を上記積層体に印加してマイナスイオンを発生するようになっている。
そして、上記マイナスイオン発生ランプ25は、スチームミスト室7内を照明しながらマイナスイオンを発生させてスチームミスト室7内に導入するマイナスイオンを発生する。このマイナスイオン発生ランプ25で発しして放出されたマイナスイオンは、ファン29によって生じた気流に乗って通気孔30からスチームミスト室7内に導入される。これにより、上記湿式低温スチームミスト浴において、スチームミスト室7内にマイナスイオンを導入し、マイナスイオン過多雰囲気で被施術者に対して湿式低温スチームミスト加熱を行うようになっている。
図4は、本発明の第2の実施の形態を示す。
この例では、被施術者3を、室内において38℃〜50℃の温熱プレートである岩盤熱プレート11上に仰臥させ、被施術者3に対して温熱プレート浴である岩盤熱浴を行う間における所定時間、被施術者3の鼻口に対してガスを直接供給するガス供給具8により酸素濃度35〜50%の高酸素空気を毎分0.005〜0.01m供給して被施術者3に吸引させる。カプセル9はなくても良い。
この実施形態によれば、上記温熱プレート浴では、室内において被施術者を38℃〜50℃の温熱プレート上に仰臥させて加熱するため、体温が上昇し、被施術者の身体の基礎代謝が活発になって脂肪が燃えやすい状態になる。また、発汗に伴って体内の老廃物や毒素が排泄され、被施術者の身体が高酸素空気の吸引によって体内に取り込まれる酸素による脂肪の燃焼が行われやすい状態にするとともに、体内の老廃物や毒素が排泄をさらに促す状態にする。しかも、温熱プレート浴により、発汗と同時に皮脂腺から皮脂が分泌排泄されるので、その分体内の脂肪が減って痩身効果を奏する。このとき、カプセル9はなくても、室内の相対湿度は80%以上、好ましくは90%以上、さらに好ましくは95%以上になる。
この温熱プレート浴の間に、酸素濃度35〜50%の高酸素空気を毎分0.005〜0.01m供給して被施術者に吸引させることにより、通常の呼吸によって体内に入る酸素量よりも体内に取り込まれる酸素量が増加し、体内に取り込まれる溶解型酸素の量を大幅に増加させることができるのである。体内への酸素の取り込み量の増大により、温熱プレート浴のときに身体を加熱することによるだるさ感がほとんどなくなるうえ、発汗量も多くなってより効果的な排毒効果が得られる。
このように、本発明は、温熱プレート浴により、体温が上昇して基礎代謝が高くなるとともに体内の老廃物や毒素が排出されて酸素による脂肪の燃焼が行われやすい状態になった被施術者の体内に、高酸素空気を吸引させることにより結合型酸素や溶解型酸素の取り込み量を大幅に増加させ、身体を効率的に酸素を使える状態にし、酸素による体内の脂肪の燃焼を大幅に促進して極めて効果的な排毒効果を発揮させるのである。
しかも、室内に高酸素空気を充満させるのではなく、被施術者の鼻口に対してガスを直接供給するガス供給具により高酸素空気を供給することから、酸素の消費量を必要最小限に抑えてランニングコストを必要最小限に抑えるとともに、十分な安全性も確保できる。しかも、湿式低温スチームミスト浴を使用していることから、微量の高酸素空気がスチームミスト室内に漏れ出たとしても、引火や爆発の危険もなく、極めて安全に施術できる。
本発明において、上記温熱プレート浴は、温熱プレート上に仰臥した被施術者のほぼ全身をカプセル9状の部材で覆った場合には、カプセル9内は被施術者の発汗と温熱プレートからの温熱により、湿式低温スチームミスト浴と同様の作用を奏する。
つぎに、実施例について説明する。
36歳の女性の被験者に対し、上述したデトックス方法を、1回あたり20分間、1週間あたり2回で4週間、合計8回の施術を行った。施術条件は下記のとおりである。
[施術条件]
平均室温 40〜42℃
施術時間 20分
酸素量 濃度45〜50% 毎分0.008〜0.01m
毛髪検査による体内重金属の測定を、初回の施術前と、8回の施術後とに実施して比較を行った。その結果を図5に示す。図から明らかなように、8回の施術後には、初回の施術前よりも、ベリリウム、カドミウム、水銀、アルミニウム、鉛、砒素の検出量が減少しており、効果的に排毒されていることがわかる。
また、毛髪検査による体内必須ミネラル値の測定を、初回の施術前と、8回の施術後とに実施して比較を行った。その結果を図6に示す。図から明らかなように、8回の施術後には、初回の施術前よりも、カリウム、マグネシウム、カルシウム等の検出量が増加しており、体内重金属が減少しているのに対し、体内必須ミネラルは増加傾向にあることがわかる。
21歳〜29歳(平均27歳)の女性10名を被施術者とし、5名ずつA組とB組にグループ分けした。各グループの被験者の施術前における体重と体脂肪率を測定した結果を図7に示す。
B組の各被験者に対し、上述したデトックス方法を、1回あたり20分間、1週間あたり2回で4週間、合計8回の施術を行った。施術条件は下記のとおりである。
[施術条件]
平均室温 40〜42℃
施術時間 20分
酸素量 濃度45〜50% 毎分0.008〜0.01m
A組の被験者には、比較例として高酸素空気の吸引を行わないで、それ以外は同様の施術を実施した。
各回の施術後の各被験者の体重を測定してその平均値を算出した結果を図8に示し、体脂肪率を測定してその平均値を算出した結果を図9に示す。図からわかるように、本発明を実施したB組の被験者において、体重の減少、体脂肪率の減少ともに良好な結果が得られていることがわかる。
このように、本発明は、被施術者を内部空間を38℃〜50℃の低温スチーム雰囲気としたスチームミスト室内に所定時間存在させて湿式低温スチームミスト加熱するため、湿式低温スチームミストにより体温が上昇し、被施術者の身体の基礎代謝が活発になって脂肪が燃えやすい状態になる。また、発汗に伴って体内の老廃物や毒素が排泄され、被施術者の身体が高酸素空気の吸引によって体内に取り込まれる酸素による脂肪の燃焼が行われやすい状態にするとともに、体内の老廃物や毒素が排泄をさらに促す状態にする。しかも、湿式低温スチームミスト浴により、発汗と同時に皮脂腺から皮脂が分泌排泄されるので、その分体内の脂肪が減って痩身効果を奏する。
この湿式低温スチームミスト浴の間に、酸素濃度35〜50%の高酸素空気を毎分0.005〜0.01m供給して被施術者に吸引させることにより、通常の呼吸によって体内に入る酸素量よりも体内に取り込まれる酸素量が増加し、体内に取り込まれる溶解型酸素の量を大幅に増加させることができるのである。体内への酸素の取り込み量の増大により、湿式低温スチームミスト浴のときに身体を加熱することによるだるさ感がほとんどなくなるうえ、発汗量も多くなってより効果的な排毒効果が得られる。
このように、本発明は、湿式低温スチームミスト浴により、体温が上昇して基礎代謝が高くなるとともに体内の老廃物や毒素が排出されて酸素による脂肪の燃焼が行われやすい状態になった被施術者の体内に、高酸素空気を吸引させることにより結合型酸素や溶解型酸素の取り込み量を大幅に増加させ、身体を効率的に酸素を使える状態にし、酸素による体内の脂肪の燃焼を大幅に促進して極めて効果的な排毒効果を発揮させるのである。
しかも、室内に高酸素空気を充満させるのではなく、被施術者の鼻口に対してガスを直接供給するガス供給具により高酸素空気を供給することから、酸素の消費量を必要最小限に抑えてランニングコストを必要最小限に抑えるとともに、十分な安全性も確保できる。しかも、湿式低温スチームミスト浴を使用していることから、微量の高酸素空気がスチームミスト室内に漏れ出たとしても、引火や爆発の危険もなく、極めて安全に施術できる。
本発明は、上記湿式低温スチームミスト浴は、スチームミスト室内にマイナスイオンを導入し、マイナスイオン過多雰囲気で被施術者に対して湿式低温スチームミスト加熱を行うため、マイナスイオンを体内に取り込むことにより、抹消循環血流量を増大させて皮膚温を上昇させ、代謝系を安定化させることにより、被施術者の基礎代謝をより一層活発にするとともに、体内の老廃物や毒素の排泄をより促進し、被施術者を酸素による脂肪の燃焼がより一層行われやすい状態にする。このように、マイナスイオン過多雰囲気下の湿式低温スチームミスト浴で、被施術者を酸素による脂肪の燃焼がより一層行われやすい状態にして高酸素空気の吸引を行うことにより、より一層体内への酸素の取り込みを促進できる。
本発明は、病気や疾病の治癒や治療を行うものではなく、体内の毒素を低下させて健康的な身体状態を維持するものであり、例えば、エステティックサロン等の施設により顧客に対して提供することができる。
本発明のデトックス装置の第1実施形態を示す図である。 湿式低温スチームミスト室を示す断面図である。 マイナスイオン発生ランプの概略構成を示す図である。 本発明のデトックス装置の第2実施形態を示す図である。 体内重金属の測定結果を示す図である。 体内必須ミネラルの測定結果を示す図である。 施術前の被験者の体重と体脂肪率の測定結果を示す図である。 施術前の被験者の体重の測定結果を示す図である。 施術前の被験者の体脂肪率の測定結果を示す図である。
符号の説明
1 湿式低温スチームミスト装置
2 高酸素空気発生装置
3 被施術者
4 スチームミスト発生部
5 マイナスイオン発生部
6 周壁
7 スチームミスト室
8 ガス供給具
9 カプセル
11 岩盤熱プレート
12 スチームミスト発生器
13 スチームミスト供給口
14 貯留タンク
15 ヒータ
16 開口部
17 支持部材
18 多孔板
19 小孔
20 フィルタ部材
21 拡散機
22 オイル注入口
23 温度計
24 コントローラ
25 マイナスイオン発生ランプ
26 発光部
27 マイナスイオン発生部
28 マイナスイオン発生体
29 ファン
30 通気孔

Claims (4)

  1. 被施術者を、内部空間を38℃〜50℃の湿式低温スチームミスト雰囲気としたスチームミスト室内に所定時間存在させて被施術者に対して湿式低温スチームミスト浴を行う間における所定時間、被施術者の鼻口に対してガスを直接供給するガス供給具により酸素濃度35〜50%の高酸素空気を毎分0.005〜0.01m供給して被施術者に吸引させることを特徴とするデトックス方法。
  2. 内部空間を38℃〜50℃の湿式低温スチームミスト雰囲気としたスチームミスト室内に被施術者を所定時間存在させて被施術者に対して湿式低温スチームミスト浴を行うスチームミスト室と、上記スチームミスト浴を行う被施術者の鼻口に対して酸素濃度35〜50%の高酸素空気を毎分0.005〜0.01m供給して被施術者に吸引させるガス供給具とを備えたことを特徴とするデトックス装置。
  3. 被施術者を、38℃〜50℃の温熱プレート上に仰臥させて被施術者に対して温熱プレート浴を行う間における所定時間、被施術者の鼻口に対してガスを直接供給するガス供給具により酸素濃度35〜50%の高酸素空気を毎分0.005〜0.01m供給して被施術者に吸引させることを特徴とするデトックス方法。
  4. 38℃〜50℃としたプレート上に被施術者を所定時間存在させて被施術者に対して温熱プレート浴を行う温熱プレートと、上記温熱プレート浴を行う被施術者の鼻口に対して酸素濃度35〜50%の高酸素空気を毎分0.005〜0.01m供給して被施術者に吸引させるガス供給具とを備えたことを特徴とするデトックス装置。
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