JP2007124608A - 分散された基地局システムにおけるcpriベースのマルチプロトコル信号伝送方法および装置 - Google Patents

分散された基地局システムにおけるcpriベースのマルチプロトコル信号伝送方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、無線移動通信システムの分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の伝送方法は、GFP-Tフレームによってクライアント信号をカプセル化し、クライアント信号の送信を行うために前記GFP-Tフレームを下位層送信リンク中にマップするステップを含んでいる。下位層の伝送リンクは共通の公衆無線インターフェースCPRIリンクである。
【選択図】図20a

Description

本発明は、移動通信システムにおける分散された基地局技術に関し、とくに、分散された基地局システムにおけるCPRIベースのマルチプロトコル信号伝送方法およびこの方法を実施する装置に関する。
本発明は、この明細書においてその全文が参考文献とされている中国特許出願第200510114750.2号(2005年10月26日出願)について優先権を主張している。
1.分散された基地局および共通公衆無線インターフェース(CPRI)
移動通信システムにおいて、無線アクセスネットワークは典型的に、ベーストランシーバ(BTS)と、複数のベーストランシーバを制御する基地局制御装置(BSC)または無線ネットワーク制御装置(RNC)とから構成されている。図1のaに示されているように、ベーストランシーバは主にベースバンド処理サブシステム、RFサブシステムおよびアンテナ等を備え、無線信号の送信、受信および処理を行う役割をもっている。図1のbに示されているように、基地局は複数のアンテナによって異なったセルをカバーすることができる。
移動通信システムには、高層建造物内の屋内カバレージや目に見えないエリアまたは陰の区域のカバレージのような無線ネットワークカバレージに関する問題が存在し、通常の基地局技術を使用してその問題を解決することは困難である。RRU技術はまさに上述した問題に関して提案された有効な解決方法である。RRUを使用する分散された基地局システムにおいて、主RF装置およびアンテナは、カバレージが必要とされるエリアに取付けられ、広帯域伝送ラインを介して基地局の主ベースバンド処理装置に接続され、このとき、遠隔無線装置と主ベースバンド処理装置とを接続する広帯域伝送ラインは典型的に、光ファイバ、銅ケーブルおよびマイクロ波等のような伝送媒体を使用する。
遠隔無線装置と主ベースバンド処理装置との間における無線信号伝送は、アナログ信号伝送方式とデジタル信号伝送方式の両者を採用することができる。アナログ信号伝送方式を採用することにより無線信号伝送を行うことはさらに容易であるが、しかし雑音およびその他の妨害成分がアナログラインにおいて混合されることは避けられず、また、この伝送における信号変調歪はまた非線形歪を生じさせる。したがって、遠隔無線装置と主ベースバンド処理装置との間の伝送距離は制限され、通常は数百メートルの範囲内である。それに加えて、アナログ信号伝送は、多重化技術の実施に対して不便であり、伝送ラインの利用性が低い。したがって、共通公衆無線インターフェース(CPRI)は、分散された基地局の典型的なアーキテクチャに関して、デジタル信号伝送技術に基づいて遠隔無線装置と主ベースバンド処理装置との間のインターフェースを標準化しており、CPRIの技術的な仕様はウェブサイトhttp://www.cpri.info/spec.html.から入手できる。現在のところ、この標準に基づいた多くの市販の分散基地局システムが開発されている。
CPRI仕様において、“RE”(無線装置)および“REC”(無線装置制御装置)という用語はそれぞれ、遠隔無線装置および主ベースバンド処理装置に対応し、REとRECとの間のインターフェースはCPRIリンクである。図5に示されているCPRIプロトコルスタックアーキテクチャにおいて、ユーザプレーンはベースバンドI/Qデータを送信する役割をもち、一方制御および管理プレーンは主に、高い実時間要求と、層2プロトコルHDLC(高レベルデータリンク制御)上を伝送される層3プロトコルデータ(CPRIにより定義を与えられていない)と、イーサネット(登録商標)とを有するインバンドシグナリングを含んでいる。ユーザプレーンデータと、制御および管理プレーンデータと、同期データと、および製造業者により指定されたデータとを含むデータの全てが時分割多重化モードにおいて電気または光伝送ライン上で多重化される。
CPRIは本質的に、1つの定まったフレーム構造に基づいた同期伝送リンクであり、その基本フレームの長さはWCDMAチップの幅、すなわち、1/3.84MHz=260.416667n(ナノ)秒である。基本フレームは番号W=0・・・15を有する16のワードから構成され、ここで、番号W=0を有するワードは、プレーンデータ、同期データおよびその他の情報の伝送制御および管理用の制御ワードであり、残りのワードはI/Qデータを伝送するために使用される。現在、CPRIは全体で3つのラインレート、すなわち614.4Mビット/秒、1228.8Mビット/秒(2×614.4Mビット/秒)、およよび2457.6Mビット/秒(2×1228.8Mビット/秒)を規定しており、どのレートに対するCPRIのフレーム構造も同じであるが、しかし対応した基本フレームのワード長は異なり、そのワード長はそれぞれ8、16、32ビットすなわち1、2、4バイトである。CPRIの物理的ラインは8B/10Bラインコード化を使用し、図6に示されているように、614.4Mビット/秒のレートを有するCPRIリンクはラインコード化の前に491.52Mビット/秒の情報レートを有し、一方それは8B/10Bラインコード化の後に614.4Mビット/秒のラインレートを有する。
基本フレームに基づいて、256の全ての各基本フレームはさらにハイパーフレームを構成し、150のハイパーフレームは10m(ミリ)秒の長さを有する1つのUMTS物理的フレームに対応する。CPRI仕様において、通常の表記では、Z(Z=0・・・149)は10m秒の長さを有するUMTS物理的フレーム中の対応したハイパーフレームのハイパーフレーム番号を表すために使用され、X(X=0・・・225)はハイパーフレーム中の対応した基本フレームのフレーム番号を表すために使用され、W(W=0・・・15)は1つの基本フレーム中の対応したワードの番号を表すために使用され、Y(Y=0・・・3)は1つの基本フレームから構成された1つのワードの1つの対応したバイトの番号を表すために使用され、B(B=0・・・31)は1つの基本フレームから構成された1つのワードの1つの対応したビットの番号を表すために使用される。
CPRI仕様によると、I/Qデータは、A×Cコンテナを単位として基本フレームにマップされる。1つのA×Cコンテナは1つのアンテナの1つの搬送周波数に対する1つのUMTSチップ中にI/Qサンプリングデータを含み、一方基本フレームは複数のA×Cコンテナを含むことができる。したがって、CPRIリンクは、複数のアンテナの複数の搬送周波数に対するI/Qサンプルデータを同時に伝送することができる。A×Cコンテナは、パックされた位置およびフレキシブルな位置という2つのモードを使用することにより基本フレーム中にマップされることがてきる。図7に示されているように、パックされた位置モードは、A×Cコンテナが基本フレーム中に連続して順にマップされ、残りのビットが予約済みビットであることを示し、一方フレキシブルな位置モードは、A×Cコンテナがアプリケーションにおいて指定された位置にしたがって基本フレーム中にマップされ、そのフレーム中のA×Cコンテナにより占有されていない残りのビットが予約済みビットであることを示す。
2.一般的なフレーム化手順(GFP)
一般的なフレーム化手順(GFP)はITU-TおよびANSIが共同して推奨した新しい技術であり、ブロックコードまたはパケットタイプのデータフローを、典型的にSDH(同期デジタル階層構造)、OTN(光転送ネットワーク)等のような連続したバイト同期伝送チャンネルに適合させる。ITU-Tの標準G.7041またはANSIの標準T1X1.5/2000-024R3は、GFPの詳細な技術仕様の参考にされることができる。GFPは、PDU(プロトコルデータ装置)タイプをサポートするフレームマップされたGFP(GFP-F)とブロックコードタイプをサポートする透明なGFP(GFP-T)とに分割されることができ、このときGFP-FはIP/PPP、MPLSおよびイーサネットMACならびに別のプロトコルパケットの適合のために使用されることができ、GFP-Tは、ギガビットイーサネットおよびその他のラインのブロックコード化された文字流を適合するために直接使用され、したがって小さい時間遅延要求を有するいくつかの適用を満足させることができるが、しかしGFP-TはGFP-Fと比較してその伝送帯域幅有用性が低い。
1つのGFPフレームはコアヘッダとペイロード部分とから構成されており、ペイロード部分には、ペイロードヘッダと、ペイロードと、およびオプションのペイロードFCS(フレームチェックシーケンス)とがさらに含まれている。コアヘッダには、ペイロード長を示すPLIフィールドと、コアヘッダエラー制御cHECフィールドとが含まれている。コアヘッダにエラーコード保護を与える機能に加えて、cHECはさらに、ATMセル境界設定に類似したGFPフレーム境界設定機能を有する。ペイロードヘッダの機能はペイロードのタイプを示すことであり、tHECによってエラーコード保護を与えられ、ここで、ペイロードタイプ識別子(PTI)“000”はGFPフレームがユーザデータを伝送することを示し、PTI“100”はGFPフレームがクライアント管理情報を伝送することを示す。ペイロードFCSインジケータ(PFI)はペイロードFCSの存在を示すために使用され、ユーザペイロード識別子(UPI)およびPTIは、図2に示されているように、そのペイロード中のユーザデータまたはクライアント管理情報のタイプを示すために使用される。さらに、拡張ヘッダ識別子(EXI)はオプションの拡張ヘッダの存在とそのタイプとを示す。現在、拡張ヘッダの1つの典型的な適用は、複数の独立したクライアント信号の多重化をサポートするようにチャンネル識別子(CID)を提供することである。図3は、現在の標準において定められているGFP拡張ヘッダ識別子を示しており、ここで、EXI=“0000”は、拡張ヘッダが存在しないことを表し、EXI=“0001”およびEXI=“0010”は論理的ポイント・ツー・ポイント(線形性)の適用および論理的リングリンクのために使用される。EXI=“0001”のとき、ITU-TおよびANSIによってなされた拡張ヘッダの定義はわずかに異なっており、このときITU-Tは、多くて256の独立したクライアント信号の多重化をサポートするために1つの1バイトのチャンネル識別子(CID)を定義し、一方ANSIの標準においてはそのバイトの4つの最上位ビットがあて先ポートを示し、4つの最下位ビットがソースポートを示す。別の方法で定義されているが、ANSIによって定義された拡張ヘッダは、ITU-Tによって定義されたものと同じ機能および基本的要素を有する。
透明なGFP(GFP-T)はとくに、8B/10Bラインを直接採用することによりコード化されたクライアント信号を考慮して設計されている。図4に示されているように、GFP-Tフレームのペイロードは、固定長を有する64B/65Bコードブロックによって順次形成された1つのスーパーブロックから構成され、その64B/65Bコードブロックはユーザデータ文字および制御文字(詰込み文字を含む)を含んでいる。したがって、その64B/65Bコードブロックが制御文字を含んでいるか否かを示すためにフラグビットが使用され、それにおいて、後続する制御文字を示してその元の8B/10Bコード流の中における制御コードの位置を識別するために制御文字の4つの最上位ビットが使用され、一方その制御コード自身を送信するために4つの最下位ビットが使用される。
3.CPRIに関する従来技術に存在する問題
分散された基地局システムにおける遠隔無線装置と主ベースバンド処理装置との間の共通のインターフェース標準としてのCPRIは、関連している産業によって広く使用されている。しかしながら、UMTS(汎用移動通信システム)のWCDMA(広帯域符号分割多元アクセス)の無線インターフェース標準を直接狙ってCPRIが提供され、現在その仕様はWCDMAだけをサポートする。典型的にCDMA2000、CDMA One(IS-95)、TD-CDMA、TD-SCDMA、GSM、WiMAX等のようなWCDMA以外の無線インターフェース標準に対しては、CPRIは適用できない。
この問題を考慮すると、米国特許出願第 US2005/0105534A1号(“Encapsulation of diverse protocol over internal interface of distributed radio base station”)には、CPRIを使用して別の無線インターフェースプロトコルを伝送する方法が記載されている。この方法の基本的要素は、CPRIを使用して無線インターフェースプロトコルのI/Qサンプリングデータを伝送するために、多重化および固定位置詰め物を使用することによって別の無線インターフェースプロトコルのI/QデータレートをそのCPRIのリンクレートに適合させることである。一例として3搬送周波数CDMA2000 1Xをあげると、そのチップレートは1.2288Mcpsであり、UMTSのチップレートに対するその比は8:25である。したがって、25のCPRI基本フレームごとにその24の基本フレームがその3搬送周波数CDMA2000 1XのI/Qデータを送信するために使用されることができ、また、残りの1つの基本フレームのI/Qデータ部分は図8に示されているように詰め物で置換される。
上述の特許出願と同時に提出された別の米国特許出願第 US2005/010555A1号(“Encapsulation of independent transmissions over internal interface of distributed radio base station”)には、E1、STM-1、イーサネット、PPP/HDLCのような非無線インターフェースプロトコルの信号をCPRIに基づいて伝送する技術が記載されており、その方法は米国特許出願第 US2005/0105534A1号に記載されたものに類似している。図9は、この技術の典型的な応用、すなわち、WCDMAおよびGSM Mini-BTSが同じ場所に配置された例を示している。WCDMAおよびGSM Mini-BTSは容積(volume)、動作環境および別の特徴に関して似ているため、それらを同じ場所に配置してネットワーク構成費用を減少させることが可能である。GSM Mini-BTSとGSMネットワークとの間の接続には、E1を物理的リンクとして使用するAbisインターフェースと、10Mイーサネットをインターフェースとして使用する局部管理インターフェースとが含まれている。したがって、上述した技術により、CPRIリンクは、WCDMA REおよびE1、10Mイーサネット、ならびにGSM Mini-BTSにおいて使用されたその他のリンクのCPRIインターフェース信号を同時に伝送するために使用されることができる。
上述の米国特許出願に記載されている解決方法は、別の無線インターフェースプロトコルのI/QデータおよびE1、STM-1等のような非無線インターフェースプロトコルの信号の伝送をCPRIリンクの使用により行うために使用されることができるが、しかしこれら2つの解決方法には依然として以下の問題がある:
・その解決方法は多重化および固定位置詰込みを使用して、WCDMAベースバンド信号以外のクライアント信号(別の無線インターフェースプロトコルのI/Q信号およびE1、STM-1、イーサネット、PPP/HDLC等のような非無線インターフェースプロトコルの信号を含む)のレート整合を行う。しかしながら、実際の適用においては種々の複合的なクライアント信号伝送の組合せ(信号タイプ、各タイプの信号の量、搬送周波数の数および信号帯域幅等を含む)が発生する可能性がある。したがって、これらの解決方法に基づいて、多重化および固定位置詰込みの解決方法は、あらゆる可能な組合せを考慮して対応的に設計される必要がある。実際の適用状況は複雑に変化するため、これらの解決方法に基づいて標準化を行うことはできず、したがって実際の適用では多くの問題が発生する;
・種々のクライアント信号が存在し、クライアント信号のレートがCPRIラインレート(またはWCDMAチップレート)との単純な比例関係を有していないとき、固定位置詰込みの設計および実現は非常に複雑になる;
・イーサネット、PPP/HDLCの信号およびその他の一定でないレートのリンク信号を伝送する必要があるとき、クライアント信号のレート変化のために、これらの解決方法にしたがって固定位置詰込みを行うことは困難である;
・WCDMAのフレームタイミング情報はCPRIリンクから抽出されることができるが、しかし非構造化クライアント信号(すなわち、無線インターフェースI/Qサンプリングデータのようなフレーム構造をもたない信号)が上記の解決方法を使用して伝送されたとき、上記の特許においては、クライアント信号のフレームタイミング情報を抽出して復元する方法は提供されていない。
上述によると、現在のCPRI標準方式は、WCDMA無線インターフェース技術にのみ適用可能であり、一方別のクライアント信号(別の無線インターフェースプロトコルのI/Q信号、ならびにE1、STM-1、イーサネットおよびその他の伝送ラインの信号を含む)を送信するためにCPRIを使用する既存の技術には依然としていくつかの不合理な問題がある。本発明は、この問題に対して使用可能な有効な方法を提供する。
本発明によると、CPRIリンクによって送信される全てのクライアント信号(別の無線インターフェースプロトコルのI/Q信号、ならびにE1、STM-1、イーサネットおよびその他の伝送ラインの信号を含む)は最初に1つのGFP-Tフレーム中にカプセル化され、その後そのGFP-Tフレームが1つのCPRIフレームにマップされ、それによってCPRIリンクを使用してその対応したクライアント信号を送信する目的を達成する。本発明においてCPRIリンクは伝送リンクとして動作するが、しかし、GFP-Tフレームが最初に別の無線インターフェースプロトコルのI/Q信号、ならびにE1、STM-1、イーサネットおよび別の伝送ラインの信号を含むクライアント信号をカプセル化し、その後前記GFP-Tフレームが下位層の伝送リンクにマップされる本発明に記載された方法は、遠隔無線装置とOBSAI(Open Base Station Architecture Initiative)において指定されたリンクのような主ベースバンド処理装置との間の別のタイプの同期伝送リンクに対しても適用可能であることに注意すべきである。
一般的に述べると、本発明の第1の特徴は、無線移動通信システムの分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法を提供し、この方法は、
GFP-Tフレームによってクライアント信号をカプセル化し、
クライアント信号の送信を行うために前記GFP-Tフレームを下位層送信リンク中にマップするステップを含んでいる。
好ましい実施形態において、下位層送信リンクは共通の公衆無線インターフェースCPRIリンクである。
本発明の第2の特徴は、無線移動通信システムの分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号の送信を行うための送信端末装置を提供し、この送信端末装置は、
本発明の上記の方法にしたがってGFP-Tフレームに送信されるクライアント信号を形成するGFP-Tフレーム化およびカプセル化装置と、
マルチプロトコル送信を行うために前記受信された各GFP-Tフレームを本発明の上記の方法にしたがってCPRIフレームの特定の位置にマップするCPRIマップ装置とを備えている。
本発明の第3の特徴は、無線移動通信システムの分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号の伝送を行うための受信端末装置を提供し、この受信端末装置は、
CPRIフレームを処理して、WCDMAのI/Q信号と、CPRI制御、管理および同期データと、GFP-Tフレーム信号フローとを分離するためのCPRIフレーム処理装置と、
GFP-Tフレームを処理して各GFP-Tチャンネルの信号フローを分離するためのGFP-Tフレームの処理およびデマルチプレクス装置と、
各GFP-Tチャンネルにおける64B/65Bのコードブロックからクライアント信号の各通路を抽出するための64B/65B復号装置と、
各アンテナ搬送波のI/Q信号フローを無線インターフェースプロトコルの信号フローと、対応した無線フレーム同期と、および対応したGFP-Tフレームから抽出された別の情報とから分離するI/Qデータフレームデマルチプレクス装置とを備えている。
本発明の第4の特徴は、無線移動通信システム内の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号の伝送を行う装置を提供し、この装置は本発明による上記の送信端末装置および受信端末装置を備えている。
本発明の第5の特徴は、マシン読出し可能な命令を含んでいるソフトウェア製品を提供し、前記命令は本発明による上記の方法を行うことができる。
本発明の第6の特徴は、マシン読出し可能な命令が記憶された記憶媒体を提供し、前記命令は本発明による上記の方法を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。これによって、本発明の目的、特徴および利点がさらに明らかになるであろう。
本発明においては、従来のCPRIプロトコルによってサポートされたWCDMAのI/Qベースバンド信号を除いて、CPRIリンクによって伝送されるクライアント信号は3つのタイプに分割されることができる。1つのタイプはCDMA2000、WiMAX、GSMおよび別の無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号が関与するものであり、このタイプの信号は非構造化クライアント信号であり、このタイプの信号は一定のレートを有し、フレーム構造を持たず、伝送プロトコルは異なった搬送周波数に対する異なったアンテナのベースバンドI/Q信号の多重化を行うと共に、無線フレームスタートアップおよび基地局フレーム番号等を含む無線インターフェースプロトコルに対応したフレームタイミング情報を提供する必要があることを特徴とする。一方、マルチアンテナ技術[(たとえば、送信ダイバーシティ、受信ダイバーシティ、マルチアンテナ送受信(MIMO)、およびインテリジェントアンテナまたはアンテナアレイ等)を使用する無線システムに関しては、各アンテナ信号の間に厳密な時間および位相関係が存在し、各アンテナ信号の伝送時間遅延が伝送プロセスにおいて完全に同じであることが要求される。第2のタイプは、E1/T1およびSTM-1等のような一定レートのリンクの構造化信号が関与するものであり、このタイプの信号は一定レートおよび対応したリンクのフレームタイミング情報を伝送する特定のフレーム構造を有し、複数のこのタイプの信号リンクを伝送する必要があるとき、伝送プロトコルは多重化機能を行う必要がある。第3のタイプは、イーサネットMACフレーム信号、PPP/HDLCフレーム信号等のような構造化可変レートリンク信号が関与するものであり、このタイプの信号は特定のフレーム構造と、一定でないレートとを有し、複数のこのタイプの信号リンクを伝送する必要があるとき、PPP/HDLCフレーム信号のような多重化能力を有しない信号の伝送プロトコルに対して多重化機能が行われる必要がある。
1.クライアント信号の多重化方法
1.1 無線インターフェースプロトコルのベースバンドのI/Q信号のGFP-Tフレームレベル多重化方法
ベースバンドI/Q信号のGFP-Tフレームレベル多重化の第1の好ましい解決方法によると、異なったアンテナのベースバンドI/Q信号、異なった搬送周波数のベースバンドI/Q信号、および同じタイプの無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号は時分割多重化モードを使用して多重化され、その後同じGFP-Tフレーム中にカプセル化され、また、異なったタイプの無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号を伝送するGFP-TチャンネルはGFP-Tフレームレベル多重化され、
その後CPRIフレームの同じ位置にマップされてマルチプロトコル伝送を行う。この好ましい解決方法は、とくに、GSMおよびPHS等のような狭帯域移動通信システムに適用可能である。このタイプのシステムにおいては、搬送周波数の数は多いが、しかし各搬送周波数に対するベースバンドI/Q信号帯域幅(レート)は小さい。したがって、この好ましい解決方法は、とくに、上述のタイプのシステムに適用可能である。
図10はさらに、上述の解決方法におけるI/Qデータフレームフォーマットの好ましい実施形態を示している。最初に、各アンテナからの1つの搬送周波数#m(m=1,2,・・・M)に対するI/Qベースバンド信号が同じサンプリング時間で連続的に配列され、ここで、各アンテナのI/Qベースバンド信号サンプリング値の配列シーケンスは、アンテナアレイまたはアンテナグループの空間的位置の配列シーケンスと同じであり、同じアンテナのI/Qベースバンド信号サンプリング値は直交成分サンプリング値および同位相成分サンプリング値に基づいて連続的に配列され、結果的に1つのサンプリング時間における前記搬送周波数に対するI/Qデータ長は2WDビットであり、したがって、M個の搬送周波数に対する同じサンプリング時間におけるM個のI/Qデータが連続的に配列され、2WDビットの長さを有するデータブロックを形成し、最後に、L個のこのようなデータブロックはサンプリング時間インクリメントにしたがって連続的に配列されてI/Qデータフレームを形成し、その結果、全体のビット長は2MWDLとなる。GFP-Tフレーム化はバイト整列モードで行われるため、Lは、MWDL/4を整数にする最小値である。たとえば、1つのRRU(遠隔RF装置)のアンテナの数DがD=2であり、サンプリングビット幅W=11であり、搬送周波数の番号M=3であるとき、L=2が選ばれ、そのI/Qデータフレーム長は33バイトである。
ベースバンドI/Q信号のGFP-Tフレームレベル多重化の第2の好ましい解決方法によると、同じ搬送周波数のベースバンドI/Q信号、異なったアンテナのベースバンドI/Q信号、および同じタイプの無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号は時分割多重化モードを使用して多重化され、その後同じGFP-Tフレーム中にカプセル化され、また、異なった搬送周波数のベースバンドI/Q信号と異なったタイプの無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号とを伝送するGFP-TチャンネルはGFP-Tフレームレベル多重化され、その後CPRIフレームの同じ位置にマップされてマルチプロトコル伝送を行う。この好ましい解決方法の利点は、いくつかの無線インターフェースプロトコルが異なった搬送周波数において異なった帯域幅をたとえばWiMAXシステム等において使用することができ、1.25MHzの帯域幅が1つの周波数において使用され、一方別の周波数においては5MHzの帯域幅が使用されることができることである。異なった搬送周波数の信号は異なった帯域幅を有しているため、第2の好ましい解決方法はさらに適用可能である。
図11は、上述の解決方法におけるI/Qデータフレームフォーマットの好ましい実施形態をさらに示している。最初に、各アンテナからの1つの搬送周波数#m(m=1,2,・・・M)のI/Qベースバンド信号が同じサンプリング時間で連続的に配列され、ここで、各アンテナのI/Qベースバンド信号サンプリング値の配列シーケンスは、アンテナアレイまたはアンテナグループの空間的位置の配列シーケンスと同じであり、同じアンテナのI/Qベースバンド信号サンプリング値は直交成分サンプリング値および同位相成分サンプリング値に基づいて連続的に配列される。したがって、アンテナの数がDであり、サンプリングビット幅がW(典型的に4〜20である)である場合、1つのサンプリング時間における前記搬送周波数のI/Qデータ長は2WDビットである。1つのI/Qデータフレームは、1つのサンプリング時間インクリメントにしたがって連続的に配列された前記搬送周波数に対するL個のI/Qデータから構成され、したがって結果的に全体のビット長は2WDLである。GFP-Tフレーム化はバイト整列モードで行われるため、1つのI/Qデータフレームのビット長は8の倍数でなければならない。すなわち、そのビット長はWDL/4ビットでなければならない。一方、I/Qデータフレームは、フレーム化プロセスにおいて生じる固有の時間遅延を減少させるために可能な限り短くなければならない。サンプリングビット幅およびアンテナの数は固定されているので、LはWDL/4を整数にする最小値になる。たとえば、1つのRRU(遠隔RF装置)のアンテナの数がD=2であり、サンプリングビット幅W=11である場合、L=2が選ばれ、そのI/Qデータフレーム長は11バイトである。
本発明におけるベースバンドI/Q信号のGFP-Tフレームレベル多重化の第3の好ましい解決方法によると、同じ搬送周波数のベースバンドI/Q信号、同じアンテナのベースバンドI/Q信号、および同じタイプの無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号はそれぞれ最初に同じGFP-Tフレームにカプセル化され、また、異なった搬送周波数、異なったアンテナおよび異なったタイプの無線インターフェースプロトコルに対するベースバンドI/Q信号を伝送するGFP-TチャンネルはGFP-Tフレームレベル多重化され、その後CPRIフレームの同じ位置にマップされてマルチプロトコル伝送を行う。
図12は、上述の解決方法におけるI/Qデータフレームフォーマットの好ましい実施形態をさらに示している。1つの搬送周波数#m(m=1,2,・・・M)および1つのアンテナ#n(n=1,2,・・・D)のI/Qベースバンド信号サンプリングデータがサンプリング時間シーケンスにしたがって連続的に配列され、また、I/Qベースバンド信号サンプリング値が直交成分サンプリング値および同位相成分サンプリング値に基づいて連続的に配列される。したがって、1つのI/Qデータフレームが連続したサンプリング時間における1つの搬送周波数および1つのアンテナのL個のI/Qデータから構成されている場合、1つのI/Qデータフレームの全体のビット長は2WLである。GFP-Tフレーム化はバイト整列モードで行われるため、LはWL/4を整数にする最小値である。たとえば、1つのRRUのサンプリングビット幅W=11である場合、L=4が選ばれ、そのI/Qデータフレーム長は11バイトである。
本発明におけるベースバンドI/Q信号のGFP-Tフレームレベル多重化の第4の好ましい解決方法によると、同じ搬送周波数のベースバンドI/Q信号、異なったアンテナのベースバンドI/Q信号、および同じタイプの無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号は最初に時分割多重化モードを使用してI/Qデータフレームを形成し、その後異なった搬送周波数のベースバンドI/Q信号および同じタイプの無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号は同じGFP-Tフレーム中にマップされた異なったスーパーブロックにより同じGFP-Tチャンネル上に多重化され、最後に異なったタイプの無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号を伝送するGFP-TチャンネルがGFP-Tフレームレベル多重化され、その後CPRIフレームの同じ位置にマップされてマルチプロトコル伝送を行う。この解決方法においては、同じ搬送周波数のベースバンドI/Q信号、異なったアンテナのベースバンドI/Q信号および同じタイプの無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号が時分割多重化モードを使用してI/Qデータフレームを形成するモードに関して、それはベースバンドI/Q信号のGFP-Tフレームレベル多重化の上述した第2の好ましい解決方法におけるI/Qデータフレーム形成モードと同じである。
図13に示されているように、M(M≧1)個の搬送周波数に対する無線信号はそれぞれ、時分割多重化モードを使用して異なったスーパーブロックによってそれぞれ送信される。GFP-Tフレームのペイロード部分においては、始めのM個のスーパーブロック(M×67バイトの長さを有する)はそれぞれM個の異なった搬送周波数に対応し、p(p≧1)回連続的に反復する。すなわち、GFP-Tフレームのスーパーブロックの合計数はN=pMである。この解決方法においては、M個の搬送周波数はGFP-Tチャンネルの伝送帯域を時間多重化し、各搬送周波数に対する無線信号の伝送は互いに分離される。
図14は、上述の解決方法に基づいた無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号のGFP-Tフレームレベル多重化を示す概略図である。異なった搬送周波数に対するアンテナブランチのベースバンドI/Q信号および同じ無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号は上記の解決方法に基づいて時間多重化され、その後同じGFP-Tチャンネルにおける各GFP-Tフレームにおいてカプセル化され、一方異なったGFP-TチャンネルはGFP-Tフレームレベルでの多重化を行う。さらに、I/Qベースバンド信号データフローまたは時間多重化されたベースバンドI/Q信号のデータフローを1つのGFP-Tフレーム中にカプセル化するプロセスにおいて、そのGFP-Tフレームは、実際には、詰込み文字を動的に挿入することにより自己適応信号レート適合を行う。GFP-Tフレームは文字に基づいて整列され、詰込み文字は信号フロー中にバイト単位で挿入され、一方I/Qデータフレームは1つのバイトを境界として有するベースバンドI/Q信号フローの最小単位であり、したがって詰込み文字はI/Qデータフレームの間に挿入されなければならない。
1.2 無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号のCPRIフレーム間多重化解決方法
本発明におけるベースバンドI/Q信号のCPRIフレーム間多重化の第1の好ましい解決方法によると、異なったアンテナのベースバンドI/Q信号、異なった搬送周波数のベースバンドI/Q信号、および同じタイプの無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号は時分割多重化モードで多重化され、その後GFP-Tフレームにおいてカプセル化される。一方、異なったタイプの無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号を伝送するGFP-TチャンネルはCPRIフレームの異なった位置にマップされて、CPRIフレーム間多重化を使用してマルチプロトコル伝送を行う。異なった搬送周波数のベースバンドI/Q信号、異なったアンテナのベースバンドI/Q信号および同じタイプの無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号の時分割多重化モードは図10に示されたI/Qデータフレームフォーマットを依然として使用することが可能であることが好ましい。
本発明におけるベースバンドI/Q信号のCPRIフレーム間多重化の第2の好ましい解決方法によると、同じ搬送周波数のベースバンドI/Q信号、異なったアンテナのベースバンドI/Q信号、および同じタイプの無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号は時分割多重化モードで多重化され、その後GFP-Tフレームにおいてカプセル化される。一方、異なった搬送周波数のベースバンドI/Q信号および異なったタイプの無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号を伝送するGFP-Tチャンネルは、CPRIフレームの異なった位置にマップされ、CPRIフレーム間多重化を使用してマルチプロトコル伝送を行う。同じ搬送周波数のベースバンドI/Q信号、異なったアンテナのベースバンドI/Q信号および同じタイプの無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号の時分割多重化モードは依然として、図11に示されたI/Qデータフレームフォーマットを使用することが可能であることが好ましい。
本発明におけるベースバンドI/Q信号のCPRIフレーム間多重化の第3の好ましい解決方法によると、同じ搬送周波数のベースバンドI/Q信号、同じアンテナのベースバンドI/Q信号、および同じタイプの無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号は最初にGFP-Tフレームにおいてカプセル化される。一方、異なったタイプの無線インターフェースプロトコルの異なったアンテナの異なった搬送周波数に対するベースバンドI/Q信号を伝送するGFP-TチャンネルはCPRIフレームの異なった位置にマップされ、CPRIフレーム間多重化を使用してマルチプロトコル伝送を行う。同じタイプの無線インターフェースプロトコルの異なったアンテナの同じ搬送周波数に対するベースバンドI/Q信号の時分割多重化モードは図12に示されたI/Qデータフレームフォーマットを依然として使用できることが好ましい。
本発明におけるベースバンドI/Q信号のCPRIフレーム間多重化の第4の好ましい解決方法によると、同じ搬送周波数のベースバンドI/Q信号、異なったアンテナのベースバンドI/Q信号、および同じタイプの無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号は最初に時間多重化されてI/Qデータフレームを形成し、その後異なった搬送周波数および同じタイプの無線インターフェースプロトコルのI/Qデータフレームは、同じGFP-Tフレーム中にマップされた異なったスーパーブロックにより同じGFP-Tチャンネル上に多重化される。一方、異なったタイプの無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号を伝送するGFP-Tチャンネルは、CPRIフレームの異なった位置にマップされて、CPRIフレーム間多重化を使用してマルチプロトコル伝送を行う。同じ搬送周波数のベースバンドI/Q信号、異なったアンテナのベースバンドI/Q信号および同じタイプの無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号の時分割多重化モードは図11に示されたI/Qデータフレームフォーマットを依然として使用することができることが好ましい。
図15は、上記の解決方法に基づいた無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号のCPRIフレーム内多重化を示す概略図である。異なった搬送周波数に対するアンテナブランチのベースバンドI/Q信号および同じ無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号は上記の解決方法に基づいて時間多重化され、その後同じGFP-TチャンネルのGFP-Tフレームにおいてカプセル化され、一方異なったGFP-TチャンネルはCPRIリンクの異なった位置にセグメントに分かれた形でそれぞれマップされて、CPRIフレーム間多重化を使用してマルチプロトコル伝送を行うことが認められる。さらに、ベースバンドI/Q信号のデータフローまたは時間多重化されたベースバンドI/Q信号のデータフローを1つのGFP-Tフレームにおいてカプセル化するプロセスにおいて、そのGFP-Tフレームは、実際には、詰込み文字を動的に挿入することにより自己適応信号レート適合を行う。GFP-Tフレームは文字に基づいて整列され、詰込み文字は信号フロー中にバイト単位で挿入され、一方I/Qデータフレームは1つのバイトを境界として有するベースバンドI/Q信号の最小単位であり、したがって詰込み文字はI/Qデータフレームの間に挿入されなければならない。
1.3 別の非無線インターフェースプロトコル信号の多重化解決方法
上述したように、非無線インターフェースプロトコルリンクの信号には、E1/T1、STM1等のような一定レートのリンクの構造化信号や、イーサネットMACフレーム信号、PPP/HDLCフレーム信号等のような構造化非一定レートリンク信号が含まれる。100BASE-Xイーサネットに関しては、前記イーサネットMACフレーム信号は4B/5Bラインコード化された信号または4B/5Bラインコード化されていないMACフレーム信号のいずれかであることができ、1000BASE-Xイーサネットに関しては、前記イーサネットMACフレーム信号は8B/10Bラインコード化された信号または8B/10Bラインコード化されていないMACフレーム信号のいずれかであることができる。
本発明によると、E1/T1、STM1等のような一定レートリンクの構造化信号や、イーサネットMACフレーム信号、PPP/HDLCフレーム信号等のような構造化非一定レートリンク信号を含む非無線インターフェースプロトコルリンクの信号は2つのモードを使用して多重化され、CPRIを介して送信される。その1つのモードはGFP-Tフレームレベル多重化モードである。すなわち、各非無線インターフェースプロトコルリンクの信号はそれぞれ最初に1つの対応したGFP-Tフレームにおいてカプセル化され、対応した非無線インターフェースプロトコルリンクの信号を伝送するGFP-TチャンネルはGFP-Tフレームにおいて多重化され、CPRIフレームの同じ位置にマップされ、マルチプロトコル伝送を行う。他方のモードは、CPRIフレーム間多重化モードである。すなわち、各非無線インターフェースプロトコルリンクの信号はそれぞれ最初に1つの対応したGFP-Tフレームにおいてカプセル化され、対応した非無線インターフェースプロトコルリンクの信号を伝送するGFP-TチャンネルはCPRIフレームの異なった位置にマップされ、CPRIフレーム間多重化を使用してマルチプロトコル伝送を行う。
1.4 GFP-TフレームレベルおよびCPRIフレーム間混合多重化
無線インターフェースプロトコル信号および非無線インターフェースプロトコル信号のGFP-Tフレームレベル多重化およびCPRIフレーム間多重化の上記の解決方法に加えて、本発明はさらに、GFP-TフレームレベルおよびCPRIフレーム間混合多重化の解決方法を可能にする。すなわち、無線インターフェースプロトコル信号または非無線インターフェースプロトコル信号をカプセル化する異なるGFP-Tチャンネルは複数のグループに分割されることができ、前記GFP-Tチャンネルの各グループは一緒にGFP-Tフレームレベル多重化され、その後GFP-Tフレームレベル多重化された信号フローの異なるグループが1つのCPRIフレームの異なった位置にマップされて、さらにCPRIフレーム間多重化でのマルチプロトコル伝送を行う。
2.クライアント信号のGFP-Tフレームカプセル化
上述したように、無線インターフェースプロトコル信号および非無線インターフェースプロトコル信号を含むクライアント信号は、GFP-Tフレームレベル多重化を行うことができる。本発明によると、これは、異なるクライアント信号を識別するためにチャンネル識別子をGFP-T拡張ヘッダに導入することにより行われることができる。
上述したように、無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号は非構造化クライアント信号であり、伝送プロトコルは、無線フレームのスタートアップ、基地局番号等を含む対応した無線インターフェースプロトコルのフレームタイミング情報を提供する必要がある。通常、無線インターフェースプロトコルは無線フレームを基本的なタイミングとして使用し、このとき1つのタイプの無線インターフェースプロトコルは、各基地局タイミングの完全な同期(通常、GPSのようなグローバルなタイミングを使用するシステム)を必要とし、すなわち、各基地局が同じ無線フレームタイミングを有することを必要とし、すなわち、無線フレームのスタートアップ時間が同じであり、また、基地局フレーム番号が同じであり、別のタイプの無線インターフェースプロトコルは、各基地局タイミングの完全な同期を必要とせず、すなわち、各基地局がそれらの局部無線フレームタイミングを使用することを可能にし、すなわち、無線フレームのスタートアップ時間が異なっており、また、基地局フレーム番号もまた異なっている。分散された基地局においては、関与する無線インターフェースプロトコルがどのようなタイプでも、REはRECによって提供される無線フレームタイミングを獲得する必要がある。前記第2のタイプの無線インターフェースプロトコルに関しては、同じ基地局の異なった搬送周波数はおそらく異なった無線フレームタイミングを使用するが、しかし異なったアンテナの同じ搬送周波数は同じ無線フレームタイミングを有している。
本発明によると、無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号のフレームタイミング情報を送信する第1の方法は、無線フレームの開始位置、基地局フレーム番号等を含む対応した無線インターフェースプロトコルのフレータイミング情報を伝送するためにGFP-Tフレーム拡張ヘッダを使用することである。まず第一に、全てのタイプの信号の上述した多重化解決方法に基づいて、無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号の採用された多重化解決方法では、同じGFP-Tチャンネルにおいてカプセル化されたベースバンドI/Q信号の各通路が同じ無線フレームタイミングを有するようにされる。したがって、GFP-Tフレーム拡張ヘッダが無線フレームの開始位置、基地局フレーム番号、およびGFP-Tチャンネルにおいてカプセル化されたベースバンドI/Q信号の少なくとも1つの通路の別のフレームタイミング情報を伝送する限り、対応したフレームタイミング情報は反対側の端末において復元されることができる。
図16は、フレームタイミング情報伝送方法に基づいたGFPフレーム拡張ヘッダの好ましい実施形態を示している。この拡張ヘッダは、1つの8ビットチャンネル識別子CIDと、1つの1ビットチャンネルタイプインジケータCTI(このビットが含まれているバイト内の別のビットは予約済みビットである)と、16ビット無線フレーム開始ポインタと、ならびに16ビット基地局フレーム番号と、および拡張ヘッダエラー制御eHECフィールドとから構成されている。この新しいGFP拡張ヘッダを示すために、1つの新しい値をペイロードヘッダEXIフィールドに割当てる必要がある。0011と1111との間の値は使用されないので、このGFPフレームが本発明において規定された拡張ヘッダを含むことを表すために0011と1111との間の任意の値が採用されることができる。
図16に示されているGFPフレーム拡張ヘッダにおいては、CIDは上述したGFP-Tフレームレベル多重化解決方法をサポートするために異なったクライアント信号チャンネルを示すためのものである。すなわち、無線フレーム開始ポインタはGFP-Tチャンネルにおいてカプセル化されたベースバンドI/Q信号の第1の通路の無線フレーム開始位置をマークするものであり、基地局フレーム番号は、無線フレーム開始ポインタによって示された無線フレーム開始位置の後(あるいはそれの前)の無線フレームに対応したフレーム番号をマークするものである。このCTIはGFP-Tチャンネルのタイプを示す、すなわち、無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号であるか否かを示すためのものであり、否である場合、無線フレーム開始ポインタおよび基地局フレーム番号フィールドは無視される。
上述したように、好ましい実施形態においては、無線フレーム開始ポインタは、GFP-Tチャンネルにおいてカプセル化されたベースバンドI/Q信号の第1の通路の無線フレーム開始位置をマークするためのものである。複数の表示方法が使用可能であるが、無線フレーム開始ポインタが対応する値は、サンプリングビット幅を単位として有するオフセットに対応しなければならず、このオフセットはGFP-Tフレームペイロード部分におけるGFP-Tチャンネル中のベースバンドI/Q信号の第1の通路の第1のI/Qサンプリング値から始まって、無線フレーム開始位置が対応するサンプリング時間におけるI/Qサンプリング値で終わるものである。無線フレーム開始ポインタの値がゼロであるとき、それは、無線フレーム開始ポイント(無線フレーム境界)がGFP-Tフレーム中に現れないことを表している。
本発明によると、無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号のフレームタイミング情報を送信する第2の方法は、64B/65Bコードブロックの制御文字を対応したベースバンドI/Q信号のフレーム境界インジケータとして使用することである。図17は、このフレームタイミング情報伝送方法に基づいたGFPフレーム拡張ヘッダの好ましい実施形態を示している。この拡張ヘッダは1つの8ビットチャンネル識別子CIDと、1つの1ビットチャンネルタイプインジケータCTI(このビットが含まれているバイト内の別のビットは予約済みビットである)と、1つの16ビット基地局フレーム番号と、および拡張ヘッダエラー制御eHECフィールドとから構成されている。CIDは上述したGFP-Tフレームレベル多重化解決方法をサポートするために異なったクライアント信号チャンネルを示すためのものである。基地局フレーム番号は、この方法に基づいて獲得された無線フレーム開始位置の後(あるいはそれの前)の無線フレームに対応したフレーム番号をマークするものである。CTIはGFP-Tチャンネルのタイプを示す、すなわち、それが無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号であるか否かを示すためのものである。否である場合、基地局フレーム番号フィールドが無視される。
上述したように、本発明に関与するクライアント信号の大部分は非8B/10Bコード化信号である。現在のGFP-Tは主として8B/10Bラインコード化信号を狙って設計されている。GFP仕様において、64B/65Bコードブロック中の制御文字の4つの最下位のビットは、制御コードを送信するためのものであり、一方4つの最上位のビットは、後続する制御文字の指示および元の8B/10Bコード流における制御コードの位置識別のためのものである。GFP-Tを使用して非8B/10Bコード化信号を送信するために、本発明は64B/65Bコードブロック中の制御文字のビットおよび使用法を再定義する。一方GFP-Tが本発明において新しく定義された非8B/10Bコード化信号のGFP-Tフレームを送信することを示すために、ペイロードタイプ識別子(PTI)が“0000”をとったとき、すなわち、GFP-Tフレームがユーザデータフレームであるとき、ユーザペイロード識別子(UPI)は“1111,000〜1111,1110”の範囲の任意の値をとって、本発明において採用された特別な使用を表す。したがって、1つのGFPフレームのペイロードタイプ識別子(PTI)が“000”であり、ユーザペイロード識別子(UPI)が本発明において採用された特別な使用を示すために“1111,000〜1111,1110”の範囲の1つの特定の値をとったとき、それはGFP-Tフレームによって伝送されたクライアント信号が非8B/10Bコード化信号であることを表す。したがって、8B/10Bコード化信号から64B/65Bコード化信号への変換は行われず、クライアント信号が直接送信され、さらに、64B/65Bコードブロックの制御文字は本発明の定義および使用法を使用する。
図18は、無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号およびその他の非8B/10Bコード化信号の伝送のためのGFP-Tフレームの64B/65Bコードブロックの制御文字の定義を示している。元のGFP仕様における定義および使用法と同様に、最上位ビット7bは64B/65Bコードブロック中の後続するバイトが制御文字であるか否かを示し、また、b4〜b0は制御コード自身を送信するためのものであり、また、b6〜b4は本発明に基づいた機能をマークする特別な位置のためのものである。元のGFP仕様と異なっているのは、特定の8B/10B制御文字を送信する必要がないため、制御文字は64B/65Bコード化信号から8B/10Bコード化信号に復元するためのものではなく、特別な使用のためのものである。
本発明によると、1つの義務的制御文字は詰込み文字であり、別のオプションの制御文字は無線フレーム境界指示文字である。非制限的な例示的な1例として、図18では、詰込み文字を表すために“1111”が使用され、無線フレーム境界指示文字を表すために“1010”が使用され、このとき詰込み文字は自己適応信号レート適合のために使用され、一方無線フレーム境界指示文字は、無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号のフレームタイミング情報を送信する上記の第2の方法のために使用される。図19は、64B/65Bコードブロックのデータ構成を示している。上述したように、I/Qデータフレームの間に既存の詰込み文字が存在してもよいことが認められ、また、図10乃至12に示されているように、I/Qデータフレームはサンプリング時間のシーケンスで配列されるため、1つの64B/65Bコードブロックは詰込み文字を含むか、あるいは複数のサンプリング開始時間ポイントを含む(すなわち、複数のサンプリング時間ポイントにおけるI/Qデータを含む)ことができる。通常サンプリング幅は4〜20ビットであり(すなわち、1つのI/Qデータサンプリング値のビット幅は8〜40ビットであり)、一方64B/65Bコードブロックはせいぜい8つのユーザデータ文字しか含んでいないので、1つの64B/65Bコードブロック中に含まれるサンプリングポイントの数は0〜8の範囲のものである。したがって、1つの64B/65Bコードブロックはゼロまたは1の無線フレーム境界指示文字を含んでいる可能性があり、また、1つの無線フレーム境界指示文字が含まれているとき、それは、64B/65Bコードブロック中に含まれている第1のサンプリング開始時間からカウントされたX番目(Xはb6〜b4ビットに対応した値である)のサンプリング開始時間が、対応した無線フレームの境界(無線フレーム開始位置)であることを表す。無線フレームが対応する無線フレーム開始位置の後(あるいはそれの前)の無線フレームのフレーム番号は、GFP-Tフレーム拡張ヘッダの基地局フレーム番号フィールドによって与えられる。
3.CPRIへのGFP-Tフレームのマッピング
GFP-TフレームをCPRIにマップするとは、クライアント信号を伝送する異なったGFP-TチャンネルがそれぞれCPRIリンクの異なった位置にセグメントに分かれた形でマップされ、CPRIフレーム内多重化を使用してマルチプロトコル伝送を行うということであり、このときGFP-Tフレームは典型的に制御ワードを除くCPRIフレームの部分にマップされる。本発明によると、1つの解決方法は、前のCPRI仕様にしたがってWCDMAのベースバンドI/Q信号を直接伝送するためにA×Cコンテナを依然として使用することであり、一方制御ワードを除いたCPRIフレームとWCDMAのベースバンドI/Q信号を伝送するA×Cコンテナの帯域幅は、GFP-Tフレーム中にカプセル化されたクライアント信号を伝送し、本発明に基づいて別の無線インターフェースプロトコル信号および非無線インターフェースプロトコル信号を含むためのものである。別の解決方法は、本発明に記載されている方法を使用することにより、WCDMAを含む無線インターフェースプロトコルの全ての信号と非無線インターフェースプロトコルの信号とを送信することであり、このときWCDMA同期情報を含むCPRIフレームの制御ワードは依然として前のCPRI仕様に従って使用される。
本発明によると、異なったGFP-TチャンネルのGFP-TフレームをCPRI中にマップすることにより、図7に示されている2つのモード、すなわち、パックされた位置およびフレキシブルな位置が同様に採用されることができる。さらに、CPRI基本フレームの異なった位置にマップすることに加えて、前記マップするモードはまた1つの単位としての基本フレームに基づいたスケジューリングを可能にする。すなわち、異なったGFP-TチャンネルのGFP-Tフレームが異なったCPRI基本フレームの同じセグメント位置にマップされることができる。たとえば、1つのGFP-TチャンネルのGFP-Tフレームは奇数番号を有するCPRI基本フレームの1つのセグメント位置にマップされることができ、一方別のGFP-TチャンネルのGFP-Tフレームは偶数番号を有するCPRI基本フレームの同じ位置にマップされることができる。
4.マルチプロトコル信号伝送プロセス
図20aは、本発明に基づいた送信端末システムの構造を示している。認識されるように、多数のアンテナ搬送波のI/Qサンプリングデータは上述の方法にしたがって時間多重化され、I/Qデータフレーム形成装置11によってI/Qデータフレームを形成し、その後64B/65Bコードブロック形成装置11によって64B/65Bコードブロックを形成し、さらに対応したGFP-Tフレーム形成装置12によってGFP-Tフレームを形成し、このとき64B/65Bコードブロック中の制御文字の定義および使用法は本発明に記載されている上述の方法を採用し、また、無線フレームタイミング情報等はまた上述の方法にしたがってGFP-Tフレームによって伝送される。非無線インターフェースプロトコルの8B/10Bラインコード化信号はGFP-T仕様にしたがって64B/65Bラインコード化信号に変換され、その後64B/65Bコードブロックを形成して対応したGFP-Tフレームを構成する。非無線インターフェースプロトコルの非8B/10Bラインコード化信号は8B/10Bラインコード化信号から64B/65Bラインコード化信号への変換を行うのではなく、64B/65Bコードブロックを直接形成し、さらに対応したGFP-Tフレームを構成する。種々のタイプのクライアント信号のGFP-T信号フローは、送信スケジュール化およびGFP-Tフレームレベル多重化装置20によって送信スケジュール化の後にGFP-Tフレームレベルで一緒に多重化され、最終的にCPRIマップ装置30によってCPRIフレーム中の特定の位置にマップされる。さらに、WCDMAのI/Q信号はまた前のCPRIプロトコルにしたがって送信されることができ、また、CPRI制御、管理および同期データ等は前のCPRIプロトコルにしたがって制御ワードチャンネルを介して送信される。上述したように、図20aに示されている本発明に基づいた送信端末システムの構造において、種々のタイプのクライアント信号のGFP-T信号フローは、GFP-Tフレームレベル多重化を行わないことも可能であり、それらはCPRIフレームの異なった位置に直接マップされて、CPRIフレーム内多重化を使用してマルチプロトコル伝送を行う。
図20bは、本発明に基づいた受信端末システムの構造を示している。認識されるように、この受信端末は図20aに示されている送信端末の逆プロセスである。最初に、CPRIフレーム処理装置130はCPRIフレーム処理を行って、WCDMAのI/Q信号と、CPRI制御、管理および同期データと、GFP-Tフレーム信号フローとを分離し、その後GFP-Tフレーム処理およびデマルチプレクス装置100がGFP-Tフレーム処理を行って、信号フローを各GFP-Tチャンネルから分離し、各GFP-Tチャンネル中の64B/65Bコードブロックが64B/65B復号装置110により各クライアント信号を抽出し、このとき無線プロトコル信号フローはI/Qデータフレームデマルチプレクス装置120によって各アンテナ搬送波のI/Q信号フローにさらに分離され、一方対応した無線フレーム同期情報等は対応したGFP-Tフレームから抽出される。
さらに、本発明は、無線移動通信システムの分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号の伝送を行う装置に関するものである。この装置は、本発明の上述した方法を使用して分散された基地局システム内において遠隔無線装置と主ベースバンド処理装置との間においてマルチプロトコルクライアント信号の伝送を行うために本発明において上述された送信端末装置および受信端末装置を備えている。この装置のその他の複合装置およびその動作モードは当業者に知られているため、ここでは詳細な説明は必要ない。
本発明は、本発明を行うためのモードを参照して詳細に説明されている。しかしながら、本発明の技術的範囲は上述したモードによって制限されるものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱することなく種々の修正または変形が可能であることが当業者によって認識される。たとえば、本発明の上記のモードにおいて完了した各方法のステップはソフトウェア、ハードウェアまたはそれらの組合せを使用して行われることができる。全体として、本発明の技術的範囲は添付された特許請求の範囲によって規定される。
無線アクセスネットワークアーキテクチャおよび通常の基地局アーキテクチャの概略図。 GFPフレームペイロードヘッダ中のユーザペイロード識別子(UPI)値とGFPフレームペイロード中のユーザデータタイプの概略図。 GFP拡張ヘッダの識別子の定義の概略図。 GFP-Tフレーム構造の概略図。 CPRIプロトコル構造の概略図。 614.4Mビット/秒のラインレートにおけるCPRIリンクのフレーム構造の概略図。 A×Cコンテナが基本フレーム中にマップされる2つのモードの概略図。 従来技術のCPRIに基づく3搬送周波数CDAM2000 1Xの伝送を示す概略図。 WCDMA REおよびGSM Mini-BTSが同じ場所に配置された例に対するCPRIの適用を示す概略図。 本発明による無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号のGFP-Tフレームレベル多重化の第1の好ましい解決方法における第1のI/Qデータフレームフォーマットを示す概略図。 本発明による無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号のGFP-Tフレームレベル多重化の第2の好ましい解決方法における第2のI/Qデータフレームフォーマットを示す概略図。 本発明による無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号のGFP-Tフレームレベル多重化の第3の好ましい解決方法における第3のI/Qデータフレームフォーマットを示す概略図。 本発明による無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号のGFP-Tフレームレベル多重化の第4の好ましい解決方法におけるGFP-Tフレームペイロード部分の異なったスーパーブロックを使用して異なった搬送周波数を伝送することを示す概略図。 図10乃至13に示されている本発明による無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号のGFP-Tフレームレベル多重化を示す概略図。 本発明による無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号のCPRIフレーム内多重化を示す概略図。 本発明に基づく図15に示された無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号のCPRIフレーム内多重化の好ましい1つの解決方法におけるGFPフレーム拡張ヘッダを示す概略図。 本発明に基づく図15に示された無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号のCPRIフレーム内多重化の好ましい別の解決方法におけるGFPフレーム拡張ヘッダの概略図。 本発明の64B/65Bコードブロックの制御文字の定義を示す概略図。 64B/65Bコードブロックのデータ構成を示す概略図。 本発明の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法を使用してクライアント信号の送信を行う送信端末システムの構造を示す概略図。 本発明の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法を使用してクライアント信号の受信を行う受信端末システムの構造を示す概略図。

Claims (37)

  1. GFP-Tフレームによってクライアント信号をカプセル化し、
    クライアント信号の送信を行うために前記GFP-Tフレームを下位層送信リンク中にマップするステップを含んでいる無線移動通信システムの分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  2. 前記下位層の伝送リンクは共通の公衆無線インターフェースCPRIリンクである請求項1記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  3. 前記クライアント信号は、CPRIプロトコルによってサポートされたWCDMAのベースバンドI/Q信号、WCDMA以外の無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号、E1/T1、STM-1およびその他の一定レートリンクの構造化信号、イーサネット(登録商標)MACフレーム信号、PPP/HDLCフレーム信号のような構造化可変レートリンク信号の1つである請求項2記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  4. 異なった搬送周波数に対するアンテナブランチのベースバンドI/Q信号および同じ無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号は時間多重化され、その後同じGFP-Tチャンネルの各GFP-Tフレームにおいてカプセル化され、
    異なったGFP-TチャンネルはGFP-Tフレームレベル多重化され、その後CPRIフレームの同じ位置にマップされてマルチプロトコル伝送を行う請求項2または3記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  5. 異なった搬送周波数に対するアンテナブランチのベースバンドI/Q信号および同じ無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号は時間多重化され、その後同じGFP-Tチャンネルの各GFP-Tフレームにおいてカプセル化され、
    異なったGFP-Tチャンネルはそれぞれ、CPRIフレーム内多重化を使用してマルチプロトコル伝送を行うようにCPRIリンクの異なった位置に対してセグメントに分かれた形でマップされる請求項2または3記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  6. GFP-Tフレームにおいて時間多重化されたベースバンドI/Q信号のデータフローをカプセル化するステップにおいて、GFP-Tは詰込み文字を動的に挿入することにより自己適応信号のレート適合を行い、詰込み文字はI/Qデータフレームの間に挿入される請求項4または5記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  7. ベースバンドI/Q信号が時間多重化されてGFP-Tフレームにおいてカプセル化される前記ステップは、
    異なった搬送周波数のベースバンドI/Q信号、異なったアンテナのベースバンドI/Q信号、および同じタイプの無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号が時間多重化された後に同じGFP-Tフレームにおいてカプセル化されるステップを含んでいる請求項4または5記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  8. ベースバンドI/Q信号が時間多重化されてGFP-Tフレームにおいてカプセル化される前記ステップは、
    同じ搬送周波数のベースバンドI/Q信号、異なったアンテナのベースバンドI/Q信号、および同じタイプの無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号が時間多重化された後に同じGFP-Tフレームにおいてカプセル化されるステップを含んでいる請求項4または5記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  9. ベースバンドI/Q信号が時間多重化されてGFP-Tフレームにおいてカプセル化される前記ステップは、
    同じ搬送周波数のベースバンドI/Q信号、同じアンテナのベースバンドI/Q信号、および同じタイプの無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号が同じGFP-Tフレームにおいてそれぞれカプセル化されるステップを含んでいる請求項4または5記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  10. 同じ搬送周波数のベースバンドI/Q信号、異なったアンテナのベースバンドI/Q信号、および同じタイプの無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号は時間多重化されてI/Qデータフレームを形成し、
    異なった搬送周波数のI/Qデータフレームおよび同じタイプの無線インターフェースプロトコルのI/Qデータフレームは、同じGFP-Tフレームの異なったスーパーブロック中にマップされることにより同じGFPTチャンネル上に多重化される請求項4または5記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  11. M個の搬送周波数に対する無線信号はそれぞれ、時分割多重化モードを使用してGFP-Tフレームのペイロード部分の異なったスーパーブロックによって送信され、始めのM個のスーパーブロックはそれぞれM個の異なった搬送周波数に対応し、P回連続的に反復し、1つのGFP-Tフレームのスーパーブロックの総数はN=PMであり、M個の搬送周波数は1つのGFP-Tチャンネルの伝送帯域幅を時間多重化し、核搬送周波数に対する無線信号は互いに別々に送信され、ここで、MおよびPは1以上の整数である請求項10記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  12. 前記クライアント信号は、非無線インターフェースプロトコルの信号である請求項2または3記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  13. 非無線インターフェースプロトコルの前記信号は、E1/T1、STM-1およびその他の一定レートリンクの構造化信号、イーサネットMACフレーム信号、PPP/HDLCフレーム信号のような構造化可変レートリンク信号の1つである請求項12記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  14. 非無線インターフェースプロトコルリンクの信号はそれぞれ、対応したGFP-Tフレームにおいてカプセル化され、
    対応した非無線インターフェースプロトコルリンクの信号を伝送するGFP-TチャンネルはGFP-Tフレームにおいて時間多重化され、その後CPRIフレームの同じ位置にマップされて、マルチプロトコル伝送を行う請求項13記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  15. 非無線インターフェースプロトコルリンクの信号はそれぞれ、対応したGFP-Tフレームにおいてカプセル化され、
    対応した非無線インターフェースプロトコルリンク信号を伝送するGFP-TチャンネルはCPRIフレームの異なった位置にマップされて、CPRIフレーム内多重化を使用してマルチプロトコル伝送を行う請求項13記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  16. クライアント信号をカプセル化した異なったGFP-Tチャンネルは複数のグループに分割され、前記GFP-Tチャンネルの各グループはまとめてGFP-Tフレームレベル多重化され、
    GFP-Tフレームレベル多重化された信号フローの異なったグループは、CPRIフレームの異なった位置にマップされて、CPRIフレーム内多重化によってマルチプロトコル伝送を行う請求項2または3記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  17. GFP-Tフレームの拡張ヘッダは、クライアント信号がGFP-Tフレームにおいてカプセル化されるように、無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号のフレームタイミング情報を送信する請求項2または3記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  18. GFP-Tフレームの拡張ヘッダは、GFP-Tフレームチャンネルにおいてカプセル化されたベースバンドI/Q信号の少なくとも1つの通路のフレームタイミング情報を伝送する請求項17記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  19. 前記GFP-Tフレームの拡張ヘッダは、異なったクライアント信号チャンネルを示す1つの8ビットチャンネル識別子CIDと、1つの1ビットチャンネルタイプインジケータCTIと、GFP-Tチャンネルにおいてカプセル化されたベースバンドI/Q信号の第1の通路の無線フレーム開始位置をマークする16ビット無線フレーム開始ポインタと、無線フレーム開始ポインタによって示された無線フレーム開始位置の後(あるいはそれの前)の無線フレームに対応したフレーム番号をマークする16ビット基地局フレーム番号と、GFP-TフレームがGFPフレームの前記拡張ヘッダを含んでいることを表すために0011〜1111の間の任意の値をペイロードヘッダEXIフィールドに割当てる拡張ヘッダエラー制御eHECフィールドとから構成されており、前記チャンネルタイプインジケータCTIが含まれているバイト中の別のビットは予約済みビットであり、前記CTIはGFP-Tチャンネルのタイプを示して、クライアント信号が無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号であるか否かを示すためのものであり、否である場合は無線フレーム開始ポインタおよび基地局フレーム番号フィールドが無視される請求項18記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  20. 前記GFP-Tフレームの拡張ヘッダは、異なったクライアント信号チャンネルを示す8ビットチャンネル識別子CIDと、1つの1ビットチャンネルタイプインジケータCTIと、獲得されたベースバンドI/Q信号の無線フレーム開始位置の後(あるいはそれの前)の無線フレームに対応したフレーム番号をマークする16ビット基地局フレームと、拡張ヘッダエラー制御cHECフィールドとから構成されており、前記CTIが含まれているバイト中の別のビットは予約済みビットであり、前記CTIはGFP-Tチャンネルのタイプを示して、クライアント信号が無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号であるか否かを示すためのものであり、否である場合は基地局フレーム番号フィールドが無視される請求項17記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  21. 64B/65Bコードブロックの制御文字は対応したベースバンドI/Q信号のフレーム境界インジケータとして使用され、1つのGFPフレームのペイロードタイプ識別子PTIが“000”であってユーザペイロードタイプ識別子UPIが“1111,000〜1111,1110”の範囲の特有の値をとったとき、それはGFP-Tフレームによって伝送されたクライアント信号が8B/10Bコード化信号ではないことを表し、それにより8B/10Bコード化信号から64B/65Bコード化信号への変換は行われず、クライアント信号は直接送信される請求項20記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  22. 64B/65Bコードブロックの制御文字の最上位ビットb7は、その64B/65Bコードブロック中の後続するバイトが制御文字であるか否かを示すためのものであり、b4〜b0は制御コード自身を送信するためのものであり、b6〜b4は元のクライアント信号フロー中において制御文字の位置をマークするためのものであり、制御文字は64B/65Bコード化信号から8B/10Bコード化信号に復元するためのものではない請求項21記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  23. 1つの義務的制御文字は詰込み文字であり、別のオプションの制御文字は無線フレーム境界指示文字である請求項22記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  24. 詰込み文字は“1111”で表され、無線フレーム境界指示文字は“1010”で表され、詰込み文字は自己適応信号レート適合を行うためのものであり、無線フレーム境界指示文字は無線インターフェースプロトコルのベースバンドI/Q信号のフレームタイミング情報を送信するためのものである請求項23記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  25. 前記異なったGFP-Tチャンネルをセグメントに分かれた形でCPRIリンクの異なった位置にそれぞれマップするステップは、制御ワードを除いたCPRIフレームの部分に前記GFP-Tフレームをマップすることである請求項5記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  26. 異なったGFP-TチャンネルのGFP-TフレームをCPRIにマップすることにより、パックされた位置モードまたはフレキシブルな位置モードが採用されることができ、パックされた位置モードにおいては、A×Cコンテナは基本フレーム中に連続して順にマップされ、残りのビットは予約済みビットとして扱われ、一方フレキシブルな位置モードにおいては、A×Cコンテナはアプリケーションにおいて指定された位置にしたがって基本フレーム中にマップされ、そのフレームにおいてA×Cコンテナにより占有されていない残りのビットは予約済みビットであり、前記異なったGFP-TチャンネルのGFP-Tフレームは1つのCPRI基本フレームの異なった位置にマップされるか、あるいは異なったCPRI基本フレームの同じセグメント位置にマップされることができる請求項25記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  27. A×Cコンテナは、前のCPRI仕様にしたがってWCDMAのベースバンドI/Q信号を直接伝送するために使用され、一方制御ワードを除いたCPRIフレームとWCDMAのベースバンドI/Q信号を伝送するA×Cコンテナの帯域幅は、GFP-Tフレーム中にカプセル化された前記クライアント信号を送信するためのものである請求項25または26記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  28. WCDMAを含む全ての無線インターフェースプロトコルおよび非無線インターフェースプロトコルの信号は、前記信号をGFP-Tフレーム中にカプセル化し、異なったGFPTチャンネルをセグメントに分かれた形でCPRIリンクにそれぞれマップするステップによって送信され、WCDMA同期情報を含むCPRIフレームの制御ワードは前のCPRI仕様にしたがって依然として使用される請求項25または26記載の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号を伝送する方法。
  29. 無線移動通信システムの分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号の送信を行うための送信端末装置において、
    請求項1乃至28のいずれか1項記載の方法にしたがってGFP-Tフレームに送信されるクライアント信号を形成するGFP-Tフレーム化およびカプセル化装置(10)と、
    マルチプロトコル送信を行うように前記受信された各GFP-Tフレームを請求項1乃至28のいずれか1項記載の方法にしたがってCPRIフレームの特定の位置にマップするCPRIマップ装置(30)とを備えている送信端末装置。
  30. さらに、前記GFP-Tフレーム化およびカプセル化装置と前記CPRIマップ装置との間に配置され、前記GFP-Tフレーム化およびカプセル化装置により受信されたクライアント信号のGFP-T信号フローが送信スケジュール化によってGFP-Tフレームレベル多重化を行うようにするGFP-Tフレームレベル多重化装置(20)を備えている請求項29記載の送信端末装置。
  31. 前記クライアント信号は、CPRIプロトコル以外の無線インターフェースプロトコルによってサポートされたベースバンドI/Q信号、GFP-T仕様にしたがって64B/65Bラインコード化信号に変換されその後64B/65Bコードブロックを形成して対応したGFP-Tフレームを構成する非無線インターフェースプロトコルの8B/10Bラインコード化信号、および8B/10Bラインコード化信号から64B/65Bラインコード化信号への変換を行うのではなく64B/65Bコードブロックを直接形成して対応したGFP-Tフレームを構成する非無線インターフェースプロトコルの非8B/10Bラインコード化信号の1つを含んでいる請求項29または30記載の送信端末装置。
  32. 前記GFP-Tフレーム化およびカプセル化装置は、
    クライアント信号の各通路を64B/65Bコードブロックに形成する64B/65B符号化装置(11)と、
    前記別の無線インターフェースプロトコルによってサポートされたベースバンドI/Q信号をI/Qデータフレームに形成するI/Qデータフレーム多重化装置(11)と、
    前記形成された64B/65BコードブロックをGFP-Tフレームにそれぞれ形成するGFP-Tフレーム形成装置とを備えている請求項29または30記載の送信端末装置。
  33. 無線移動通信システムの分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号の伝送を行うための受信端末装置において、
    CPRIフレームを処理して、WCDMAのI/Q信号と、CPRI制御と、管理および同期データと、GFP-Tフレーム信号フローとを分離するように処理するCPRIフレーム処理装置(130)と、
    GFP-Tフレームを処理して各GFP-Tチャンネルの信号フローを分離するGFP-Tフレーム処理およびデマルチプレクス装置(100)と、
    各GFP-Tチャンネルにおける64B/65Bのコードブロックからクライアント信号の各通路を抽出するための64B/65B復号装置(110)と、
    1つの無線インターフェースプロトコルの信号フローと、その対応した無線フレーム同期と、および対応したGFP-Tフレームから抽出された別の情報とから各アンテナ搬送波のI/Q信号フローを分離するI/Qデータフレームデマルチプレクス装置(120)とを備えている受信端末装置。
  34. 前記クライアント信号は、CPRIプロトコル以外の無線インターフェースプロトコルによってサポートされたベースバンドI/Q信号と、非無線インターフェースプロトコルの8B/10Bラインコード化信号と、および非無線インターフェースプロトコルの非8B/10Bラインコード化信号の1つを含んでいる請求項33記載の受信端末装置。
  35. 無線移動通信システム内の分散された基地局サブシステムにおいてマルチプロトコルクライアント信号の伝送を行う装置において、
    請求項29乃至32のいずれか1項記載の送信端末装置と、請求項33または34記載の受信端末装置とを備えている装置。
  36. 命令は請求項1乃至28のいずれか1項記載の方法を行うことができるマシン読出し可能な命令を含んでいるソフトウェア製品。
  37. 請求項1乃至28のいずれか1項記載の方法を行うことができるマシン読出し可能な命令が記憶された記憶媒体。
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