JP2007124367A - 情報散策装置及び方法、プログラム並びに記録媒体 - Google Patents

情報散策装置及び方法、プログラム並びに記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザが目的とする情報を予め決めておかなくても、互いに複雑に関連付けられた複数の情報の中からユーザの嗜好に沿った情報を容易に探し出す。
【解決手段】 表示装置105において、中央に大きく表示されている特定情報300に選択関連基準によって関連付けられた情報が選択軸310上に並べて表示され、その他の関連基準によって関連付けられた情報が非選択軸320、330上に並べて表示される。特定情報300として選択される情報は、上下の方向キーの入力に応じて、選択軸310及び非選択軸320、330上に表示される情報の関連基準は、左右の方向キーの入力に応じて、順次変更することができる。○ボタンの入力によって、ユーザによる情報の選択が現在の特定情報300で確定され、この特定情報300に応じた処理にジャンプする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複数の情報のうちからユーザの嗜好に沿った情報を探し当てるべく情報を散策するための技術に関する。
ユーザが視聴するテレビ番組を選択する場合、チャンネルを切り替えて画面を見ながら所望の内容の番組が表示されたときに、それでチャンネルの選択を確定させる。或いは、テレビの番組表を見て所望の番組を選択し、当該番組の放送時間になったらチャンネルを切り替えて視聴することとなる。番組のビデオ録画を予約する場合などは、このうち後者の方法が使われている。
近年では、このような番組を選択するための番組表として、電子番組表(EPG)が提供されている。電子番組表では、旧来の紙媒体の番組表と違って、異なる番組同士を比較するためにその表示方法を加工したり、番組の詳細情報を表示することのできるものがある(例えば、特許文献1参照)。電子番組表によれば、複数の番組のうちからユーザが所望する番組を探し出すことが旧来の紙媒体の番組表よりも容易になる。
また、テレビ番組の選択にも適用できるものであるが、従来より、ユーザが所望する情報を探し出すための技術として、検索エンジンが知られている。検索エンジンは、一般に、ユーザが探し出したい情報に対応したキーワードを入力することにより、該キーワードに対応した情報が一覧として提供されるものである(例えば、特許文献2参照)。この技術を組み込んで、電子番組表を検索して番組を選択するものとしたものもある。
特開2004−363885(図2、段落0043等) 特開平11−282870(段落0002等)
ところで、近年の放送通信技術の発展に伴って、ユーザが視聴できる番組も旧来の地上波放送番組からBS放送、CS放送、さらにはオンデマンド放送など、その選択肢が拡がってきている。さらには、放送番組に関連した情報は、メディアミックスにより様々な媒体で提供されるようになってきている。このようなことは、今後ますます拡がっていく傾向にある。このため、膨大な情報の中からユーザが所望の情報を探し出すという技術の重要性が増してきている。
従来のような電子番組表を用いた番組の選択では、検索エンジンその他の検索機能が適用されていたとしても、結局のところ探し出したい番組の内容を予めある程度絞り込んでおかなければならない。これに対して、ユーザが積極的に選択した訳ではないがたまたま放送されていた番組が、偶然にユーザの嗜好に沿ったものとなることがあるのは、旧来からのテレビ放送を視聴していた場合にもよくあったことである。
しかし、ユーザに提供される情報の種類が多くなれば、一般的な考え方に従えば個々のユーザの嗜好の範囲も狭くなるので、このような偶然に当たることは難しくなってくる。また、偶然に嗜好に沿った情報が得られたときには、当該情報に関連する他の情報も得たいと思うユーザも多いが、偶然に得られた情報がユーザにとって目新しいものであった場合には、これに関連する他の情報を探し出すことは、馴染みのある情報を探し出すことよりも難しいものとなる。しかし、従来は、ユーザにとって目新しい情報である場合に、これに関連する情報を容易に探し出すための方法として好ましい技術はあまりなかった。
本発明は、ユーザが目的とする情報を予め決めておかなくても、互いに複雑に関連付けられた複数の情報の中からユーザの嗜好に沿った情報を容易に探し出すことができる情報散策装置及び方法、並びにそのためのプログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかる情報散策装置は、各々の情報が1以上の任意の数の関連基準で該関連基準毎に他の情報と関連付けられた複数の情報からユーザの指示により選択された情報を順次表示装置に表示させることで、ユーザに情報を散策させる情報散策装置であって、前記複数の情報のうちから任意の情報を、情報の散策を開始するための特定情報として設定する開始時特定情報設定手段と、前記複数の情報のうちで現時点で特定情報として設定されている情報を前記表示装置に表示させる特定情報表示手段と、前記特定情報表示手段により前記表示装置に表示されている特定情報を以て情報の選択を確定させるかどうかを、ユーザの指示により選択させる情報確定選択手段と、前記情報確定選択手段により情報の選択が確定されないときに、前記特定情報表示手段により前記表示装置に表示されている特定情報を他の情報と関連付ける関連基準のうちからいずれかの関連基準を、ユーザの指示により選択させる関連基準選択手段と、前記複数の情報のうちで前記関連基準選択手段により選択された選択関連基準により前記特定情報と関連付けられた特定関連情報を、前記表示装置に表示させる関連情報表示手段と、前記関連情報表示手段により前記表示装置に表示された特定関連情報のうちからいずれかの情報を、ユーザの指示により選択させる特定関連情報選択手段と、前記特定関連情報選択手段により選択された情報を、さらに情報の散策を継続するための特定情報として設定する継続時特定情報設定手段とを備えることを特徴とする。
上記情報散策装置では、各々の情報が任意の数の関連基準で関連基準毎に他の情報と関連付けられている。そのうちの1の情報が特定情報として最初に設定される。この特定情報を他の情報と関連付ける関連基準のうちからいずれかの関連基準が選択され、選択された関連基準により特定情報と関連付けられた特定情報以外の特定関連情報が、表示装置に表示される。表示された特定関連情報のうちから選択された情報が新たな特定情報として設定される。さらに、新たに設定された特定情報を他の情報と関連付ける関連基準からいずれかの関連基準を新たに選択し、選択された関連基準により新たな特定情報と関連付けられた特定関連情報のうちからいずれかの情報を選択すると、選択された情報がさらに新たな特定情報として設定される。こうして次々と関連基準と特定関連情報のうちから情報の選択を行うことで、次々と特定情報が変わっていく。
ここで、特定情報を他の情報と関連付ける関連基準のうちから、ユーザは所望の関連基準を選択することができる。すると、ユーザの所望する関連基準で特定情報と関連する情報が特定関連情報として表示される。そして、ユーザの所望の関連基準で現時点の特定情報と関連する特定関連情報から、ユーザは任意の所望の情報を新たな特定情報として選択することができる。このようにユーザの意志で関連基準及び情報が選択されていくので、一時点で設定されている特定情報の次に設定された特定情報は、よりユーザの嗜好に沿った情報に近い情報となる。このような選択を続けていくことで、ユーザの望む情報に辿り着くことができるようになる。また、一時には比較的関連性の高い情報間で特定情報が変更されていくことから、ユーザが予め目的とする情報を決めておかなくても、ユーザの嗜好に沿った情報を探し出すことができるようになる。
上記情報散策装置は、前記複数の情報のうちで情報の散策を開始するための特定情報として設定することが可能な情報を前記表示装置に一覧表示させる一覧表示手段と、前記一覧表示手段により一覧表示された情報のうちの所望の情報を、ユーザの指示により選択させる一覧情報選択手段とをさらに備えていてもよい。この場合において、前記開始時特定情報設定手段は、前記一覧情報選択手段により選択された情報を特定情報として設定するものとすることができる。
このように一覧表示された情報からユーザの指示により所望の情報を、情報の散策を開始させるための最初の特定情報となる情報として選択させることで、ユーザの所望する情報にさらに容易に辿り着くことができるようになる。
上記情報散策装置において、前記複数の情報は、他の情報と関連付ける関連基準の数が1だけである情報を含んでいてもよい。この場合において、前記関連基準選択手段は、 前記特定情報表示手段により前記表示装置に表示されている特定情報を他の情報と関連付ける関連基準の数が2以上であるときに、ユーザの指示によりいずれかの関連基準を選択関連基準として選択させ、前記特定情報表示手段により前記表示装置に表示されている特定情報を他の情報と関連付ける関連基準の数が1だけであるときに、ユーザの指示によらずに当該1だけの関連基準を選択関連基準として選択するものとすることができる。
上記情報散策装置では、次の特定情報となり得る情報は、選択関連基準により特定情報と関連付けられた情報に限られる。ここで、特定情報を他の情報と関連付ける関連基準が2つ以上ある場合には、選択関連基準もユーザの指示により選択することができるため、ユーザは、現時点の特定情報に対して何らかの関連基準で関連付けられた全ての情報を、次の特定情報として選択することができるようになる。
上記情報散策装置は、前記特定情報の設定の履歴と前記選択関連基準の選択の履歴とを特定可能な情報を記憶装置に記憶させる履歴記憶手段と、ユーザにより履歴の状態を復元する旨が指示されたときに、前記複数の情報のうちで前記履歴記憶手段に記憶された履歴に応じた情報を前記表示手段に表示させる履歴状態復元手段をさらに備えるものとすることができる。
なお、前記履歴記憶手段は、前記特定情報が新たに設定される度、及び前記選択関連基準が新たに選択される度に、前記特定情報の設定の履歴と前記選択関連基準の選択の履歴とを特定可能な情報を自動的に記憶装置に記憶させるものとしてもよい。また、前記履歴記憶手段は、ユーザにより履歴を記録する旨が指示されたときに、前記特定情報の設定の履歴と前記選択関連基準の選択の履歴とを特定可能な情報を記憶装置に記憶させるものとしてもよい。さらに、この両者を併用するものとしてもよい。
この場合、特定情報の選択の変更と選択関連基準の選択の変更とが繰り返されていくうちに、特定情報が却って自分の所望する情報から遠ざかっていると思われたときでも、以前の特定情報及び選択関連基準の選択状態に戻ってから、特定情報を及び選択関連基準の選択をやり直すことができ、ユーザが所望する情報の選択が容易になる。
上記情報散策装置は、前記情報確定選択手段により前記表示装置に表示されている特定情報を以て情報の選択を確定させる旨が選択されたときに、当該情報の選択の確定された特定情報に応じて定められた処理を行う選択処理手段とをさらに備えるものとすることができる。
このように情報確定選択手段からの入力によって、特定情報に応じて定められた処理を行うものとすることで、ユーザは、自己が行いたいと思う処理を視覚的に捉えて選択していくことができるようになる。
上記情報散策装置は、各々の情報がそれぞれ異なる関連基準に対応した複数の個別情報から構成される複数の情報を記憶する情報記憶手段から情報を抽出する情報抽出手段をさらに備えるものであってもよい。この場合において、前記関連情報表示手段は、前記選択関連基準に対応した個別情報のみが互いに異なる情報を前記情報抽出手段に抽出させ、該抽出させた情報を前記特定関連情報として前記表示装置に表示させることができる。
上記情報散策装置は、各々の関連基準により互いに関連付けられる情報の集合体である関連基準情報集合を前記関連基準毎に記憶する情報記憶手段から、いずれかの関連基準情報集合を検索する情報検索手段をさらに備えるものであってもよい。この場合において、前記関連情報表示手段は、前記選択関連基準に対応した関連基準情報集合を前記情報検索手段に検索させ、該索出された関連基準情報集合に含まれる情報のうちで前記特定情報以外の情報を前記特定関連情報として前記表示装置に表示させることができる。
上記情報散策装置は、それぞれ他の情報と関連付ける関連基準を特定する関連基準情報を含む複数の情報を記憶する情報記憶手段から、同一の関連基準情報を含む他の情報を検索する情報検索手段をさらに備えるものであってもよい。この場合において、前記関連情報表示手段は、前記選択関連基準に対応した関連基準情報を含む情報を前記情報検索手段に検索させ、該索出された情報のうちで前記特定情報以外の情報を前記特定関連情報として前記表示装置に表示させることができる。
上記情報散策装置において、前記関連情報表示手段は、前記特定関連情報を、前記特定情報との関連性の高さに応じた順番で前記表示装置に表示させることができる。
このように選択関連基準により特定情報と関連付けられた特定関連情報を、特定情報との関連性の高さに応じた順番で表示させることで、どのように新たな特定情報を選択していけば現在の特定情報からユーザが所望する情報に辿り着けるかが視覚的に分かりやすくなる。
上記情報散策装置において、前記特定情報表示手段は、現時点で特定情報として設定されている情報を前記表示装置上の特定位置に表示させることができ、前記関連情報表示手段は、前記特定位置に前記特定情報として設定されている情報が表示されている表示装置上の該特定位置を基準として定められる位置に前記特定関連情報を表示させることができる。
この場合において、前記関連情報表示手段は、前記特定関連情報を前記特定情報よりも小さく表示させるものであってもよい。
このように特定情報が表示装置上の特定位置に表示されることで、現時点で特定情報として選択されている情報が、ユーザにとって視覚的に分かりやすくなる。また、特定情報が特定関連情報よりも大きく表示されることとなることで、現時点で特定情報として選択されている情報が、他の情報よりもユーザにとって視覚的に分かりやすくなる。
上記情報散策装置において、前記関連情報表示手段は、前記特定関連情報のうちで予め定められた所定数の情報を前記表示装置に表示させることができる。
このように表示装置上に表示される特定関連情報の数を制限することにより、特定情報と選択関連基準により関連付けられた特定関連情報の数が多くても、表示装置上において特定関連情報が表示される大きさが小さくなり過ぎないで済む。また、表示される特定関連情報の数を制限したとしても、一定数の情報が表示されているのであれば、特定関連情報と特定情報との関連性を視覚的に捉えるのに大きな妨げとなることもない。
上記情報散策装置は、前記特定関連情報が表示されている表示装置上の該特定関連情報の表示位置とは異なる位置に、前記複数の情報のうちで前記選択関連基準以外の関連基準により前記特定情報と関連付けられた非特定関連情報を表示させる非特定関連情報表示手段をさらに備えるものとしてもよい。
この場合、ユーザは、選択関連基準以外の関連基準により特定情報と関連付けられた他の情報も、選択関連基準により特定情報と関連付けられた情報と同時に、視覚的に捉えることができるようになる。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点にかかる情報散策方法は、ユーザの指示を入力する入力装置、情報を表示する表示装置と、データを記憶する記憶装置とを備えるコンピュータ装置において実行され、前記入力装置から入力された指示に応じて各々の情報が1以上の任意の数の関連基準で該関連基準毎に他の情報と関連付けられた複数の情報から選択された情報を順次表示装置に表示させることで、ユーザに情報を散策させる方法であって、前記複数の情報のうちから任意の情報を情報の散策を開始するための特定情報として設定し、該設定した特定情報を示すデータを前記記憶装置に記憶させるステップと、前記記憶装置に記憶されている特定情報を示すデータに基づいて、前記複数の情報のうちで現時点で特定情報として設定されている情報を前記表示装置に表示させるステップと、前記表示装置に表示されている特定情報を以て情報の選択を確定させるかどうかを選択するための指示を、前記入力装置から入力させるステップと、前記情報の選択が確定されないときに、前記表示装置に表示されている特定情報を他の情報と関連付ける関連基準のうちからいずれかの関連基準を選択するための指示を、前記入力装置から入力させるステップと、前記複数の情報のうちで前記選択された選択関連基準により前記特定情報と関連付けられた特定関連情報を、前記表示装置に表示させるステップと、前記表示装置に表示された特定関連情報のうちからいずれかの情報を選択するための指示を、前記入力装置から入力させるステップと、前記特定関連情報のうちから選択された情報を、さらに情報の散策を継続するための特定情報として新たに設定し、該新たに設定した特定情報を示すデータをこれまで記憶されていた特定情報を示すデータから更新して前記記憶装置に記憶させるステップとを含むことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点にかかるプログラムは、ユーザの指示を入力する入力装置、情報を表示する表示装置と、データを記憶する記憶装置とを備えるコンピュータ装置において実行され、前記入力装置から入力された指示に応じて各々の情報が1以上の任意の数の関連基準で該関連基準毎に他の情報と関連付けられた複数の情報から選択された情報を順次表示装置に表示させることで、ユーザに情報を散策させるためのプログラムであって、前記複数の情報のうちから任意の情報を情報の散策を開始するための特定情報として設定し、該設定した特定情報を示すデータを前記記憶装置に記憶させるステップと、前記記憶装置に記憶されている特定情報を示すデータに基づいて、前記複数の情報のうちで現時点で特定情報として設定されている情報を前記表示装置に表示させるステップと、前記表示装置に表示されている特定情報を以て情報の選択を確定させるかどうかを選択するための指示を、前記入力装置から入力させるステップと、前記情報の選択が確定されないときに、前記表示装置に表示されている特定情報を他の情報と関連付ける関連基準のうちからいずれかの関連基準を選択するための指示を、前記入力装置から入力させるステップと、前記複数の情報のうちで前記選択された選択関連基準により前記特定情報と関連付けられた特定関連情報を、前記表示装置に表示させるステップと、前記表示装置に表示された特定関連情報のうちからいずれかの情報を選択するための指示を、前記入力装置から入力させるステップと、前記特定関連情報のうちから選択された情報を、さらに情報の散策を継続するための特定情報として新たに設定し、該新たに設定した特定情報を示すデータをこれまで記憶されていた特定情報を示すデータから更新して前記記憶装置に記憶させるステップとを前記コンピュータ装置に実行させることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第4の観点にかかる記録媒体は、ユーザの指示を入力する入力装置、情報を表示する表示装置と、データを記憶する記憶装置とを備えるコンピュータ装置において実行され、前記入力装置から入力された指示に応じて各々の情報が1以上の任意の数の関連基準で該関連基準毎に他の情報と関連付けられた複数の情報から選択された情報を順次表示装置に表示させることで、ユーザに情報を散策させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、前記プログラムは、前記複数の情報のうちから任意の情報を情報の散策を開始するための特定情報として設定し、該設定した特定情報を示すデータを前記記憶装置に記憶させるステップと、前記記憶装置に記憶されている特定情報を示すデータに基づいて、前記複数の情報のうちで現時点で特定情報として設定されている情報を前記表示装置に表示させるステップと、前記表示装置に表示されている特定情報を以て情報の選択を確定させるかどうかを選択するための指示を、前記入力装置から入力させるステップと、前記情報の選択が確定されないときに、前記表示装置に表示されている特定情報を他の情報と関連付ける関連基準のうちからいずれかの関連基準を選択するための指示を、前記入力装置から入力させるステップと、前記複数の情報のうちで前記選択された選択関連基準により前記特定情報と関連付けられた特定関連情報を、前記表示装置に表示させるステップと、前記表示装置に表示された特定関連情報のうちからいずれかの情報を選択するための指示を、前記入力装置から入力させるステップと、前記特定関連情報のうちから選択された情報を、さらに情報の散策を継続するための特定情報として新たに設定し、該新たに設定した特定情報を示すデータをこれまで記憶されていた特定情報を示すデータから更新して前記記憶装置に記憶させるステップとを前記コンピュータ装置に実行させることを特徴とする。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、この実施の形態に適用される情報処理装置の構成を示すブロック図である。図示するように、情報処理装置は、CPU(Central Processing Unit)101と、メインメモリ102と、HDD(Hard Disk Drive)103と、入力装置104と、表示装置105と、通信装置106とを備えている。これらは、バス100を介して互いに接続されている。
CPU101は、メインメモリ102に転送されたプログラムを実行し、後述する関連付けられた複数の情報の表示等の処理を行う。メインメモリ102は、半導体メモリにより構成され、CPU101の主記憶空間を提供する記憶装置である。HDD103は、CPU101の補助記憶空間を提供する記憶装置であり、後述する表示装置105に選択的に表示される情報は、このHDD103に記憶されている。CPU101が実行するプログラムは、HDD103に格納されているが、実行時において必要に応じてメインメモリ102に転送される。
入力装置104は、ユーザからの指示をCPU101に入力する。入力装置104は、コンピュータゲームの実行に用いるゲームパッドを適用することができ、このゲームパッドは、上下左右の方向キーと、○、×、□、△の4つの選択ボタンを有するものとすることができる。○ボタンは、表示装置105の中央に表示されている特定情報の確定を指示するための入力を行うものである。×ボタンは、1つ前の方向キーの入力のキャンセルを指示するための入力を行うものである。□ボタンは、表示装置105における現在の情報の表示状態のブックマークを指示するための入力を行うものである。△ボタンは、ブックマークの呼び出しを指示するための入力を行うものである。
表示装置105は、CPU101の制御に応じて様々な情報を表示する。通信装置106は、インターネットなどの通信網を介して外部装置と情報を送受信する。なお、この実施の形態にかかる情報処理装置は、必ずしも通信装置106を備えている必要はない。
次に、この実施の形態において表示装置105に選択的に表示される情報について説明する。この実施の形態で表示装置105に選択的に表示される情報は、図1の情報処理装置のHDD103に予め記憶されている。個々の情報は、3つのパラメータを有しており、いずれか1以上のパラメータの値が異なれば、異なる情報であるということになる。このような構成を有する情報としては、例えば、RGBデータを適用することができる。
図2は、この実施の形態において表示装置105に選択的に表示される情報の構成を模式的に示す図である。図2において、小さな黒丸で示すのが、個別の情報である。個々の情報を構成する各パラメータに(X,Y,Z)を割り当てると、各情報は、3次元空間内の点として捉えることができるものとなり、互いに3次元的な関連性を有するものとなっている。
各次元を個々の情報と情報とを関連付ける関連基準とすると、x次元の関連基準は、Xに対応するパラメータの値が異なるとともにY、Zに対応するパラメータの値が同じであるということであり、y次元の関連基準は、Yに対応するパラメータの値が異なるとともにZ、Xに対応するパラメータの値が同じであるということであり、z次元の関連基準は、Zに対応するパラメータの値が異なるとともにX、Yに対応するパラメータの値が同じであるということである。
また、X、Y、Zに対応するパラメータの値が近いほど、個々の情報の内容が類似しているということになる。つまり、x次元の関連基準が同じ情報同士を比較すると、Xに対応するパラメータの値の差が小さければ小さいほど、情報の内容が近い。図2において互いに隣接する情報同士では、その内容の差は僅かなものとなっているが、図2において離れた位置にある情報同士では、その内容の差が大きなものとなる。
次に、この実施の形態における表示装置105上の情報の表示態様について説明する。図3は、この実施の形態において表示装置105に選択的に表示される情報の表示態様の例を示す図である。図3において、中央に大きく表示されている情報が、特定情報300である。前述したように、特定情報300として選択された情報に含まれるパラメータのうち、X、Y、Zのいずれに対応するパラメータの値が異なるかで、x、y、z次元の関連基準が定められているが、そのうちのいずれか1つの次元の関連基準が選択関連基準として選択される。
特定情報300に対して選択関連基準により関連する他の情報は、選択軸310上に並べて表示される。選択軸310上に並べられた情報311+、311−は、それぞれ特定情報300に対して選択関連基準に対応したパラメータの値が1だけ大きい、または小さい情報であり、情報312+、312−は、それぞれ特定情報300に対して選択関連基準に対応したパラメータの値が2だけ大きい、または小さい情報である。パラメータの値が特定情報300に近い情報311+、311−の方が、情報312+、312−よりも大きく表示される。また、選択軸310上に並べられる情報において、特定情報300に対して選択関連基準に対応したパラメータの値が3以上異なる情報は、表示装置105に表示されない。
特定情報300に対して選択関連基準以外の関連基準により関連する他の情報は、関連基準毎に非選択軸に並べて表示される。非選択軸320上に並べられた情報321+、321−は、それぞれ特定情報300に対して選択関連基準以外の関連基準に対応したパラメータの値が1だけ大きい、または小さい情報であり、情報322+、322−は、それぞれ特定情報300に対して選択関連基準以外の関連基準に対応したパラメータの値が2だけ大きい、または小さい情報である。パラメータの値が特定情報300に近い情報321+、321−の方が、情報322+、322−よりも大きく表示される。また、非選択軸320上に並べられる情報においても、特定情報300に対して選択関連基準以外の関連基準に対応したパラメータの値が3以上異なる情報は、表示装置105に表示されない。非選択軸330上に並べられた情報331+、331−、332+、332−についても、非選択軸320上に並べられた情報と同様である。
なお、選択軸310及び非選択軸320、330は、ユーザにより認識されるものであればよく、表示装置105において表示されている訳ではない。また、処理上も、選択軸310及び非選択軸320、330は、CPU101により認識されるものでなくてもよい。すなわち、選択関連基準により特定情報300と関連付けられる情報が並べられているものと見かけ上認識される軸が選択軸310であり、選択関連基準以外の各関連基準により特定情報300と関連付けられる情報が並べられるものと見かけ上認識される軸が非選択軸320、330である。
y次元の関連基準が選択関連基準となる場合(図3の場合)は、x次元の関連基準により特定情報300と関連する他の情報が非選択軸320上に並べて表示され、z次元の関連基準により特定情報300と関連する他の情報が非選択軸330上に並べて表示される。z次元の関連基準が選択関連基準となる場合は、y次元の関連基準により特定情報300と関連する他の情報が非選択軸320上に並べて表示され、x次元の関連基準により特定情報300と関連する他の情報が非選択軸330上に並べて表示される。x次元の関連基準が選択関連基準となる場合は、z次元の関連基準により特定情報300と関連する他の情報が非選択軸320上に並べて表示され、y次元の関連基準により特定情報300と関連する他の情報が非選択軸330上に並べて表示される。
ユーザは、入力装置104の左右方向キーの操作に応じて、選択関連基準の選択を、特定情報300に対して関連する選択関連基準以外の関連基準に変更することができる。例えば、図3のように特定情報300のパラメータの値が(Xn,Yn,Zn)であり、y次元の関連基準を選択関連基準である場合、選択軸310上には、特定情報300以外にy次元におけるパラメータの値が異なる情報(Xn,Yn+2,Zn)、(Xn,Yn+1,Zn)、(Xn,Yn−1,Zn)、(Xn,Yn−2,Zn)が情報312+、311+、311−、312−として並べて表示される。非選択軸320、330上には、図3に示すように、それぞれ他の関連基準であるx次元、z次元におけるパラメータの値が異なる情報が並べて表示される。
ここで、左方向キーの操作を行うと、該方向に従って、選択関連基準はy次元の関連基準から非選択軸330の関連基準であるz次元の関連基準に変更される。非選択軸320、330の関連基準もそれぞれx次元、y次元に変更される。
さらに、左方向キーの操作を行うと、選択関連基準は、z次元の関連基準からx次元の関連基準に変更される。非選択軸320、330の関連基準もそれぞれz次元、y次元に変更される。入力装置104の右方向キーを操作した場合も、左方向キーとは反対の順序で選択軸310、非選択軸320、330の関連基準が変更されることとなる。左右方向キーの入力では、選択軸310の選択関連基準及び非選択軸320、330の関連基準が変更されるが、特定情報300が変更されることはない。
また、ユーザは、入力装置104の上下方向キーの操作に応じて、特定情報300を、選択軸310上において特定情報300と隣接した位置に表示されている他の情報に変更することができる。例えば、図3において下方向キーの操作を行うと、該方向に従って、特定情報300は、パラメータの値を(Xn,Yn,Zn)とする情報から選択軸310上の上位置にあるパラメータの値を(Xn,Yn+1,Zn)とする情報に変更される。特定情報300の変更に応じて、選択軸310上に表示されている他の情報は、該入力方向に応じて上方向または下方向に1ずつずれて表示される。
また、特定情報300の変更に応じて、非選択軸320、330上に並べて表示される情報は、新たな特定情報300のパラメータの値に応じた情報に変更される。例えば、図3の状態から特定情報300が(Xn,Yn+1,Zn)と変化した場合には、非選択軸320上には、特定情報300以外にx次元のパラメータの値が異なる情報(Xn+2,Yn+1,Zn)、(Xn+1,Yn+1,Zn)、(Xn−1,Yn+1,Zn)、(Xn−2,Yn+1,Z)が情報322+、321+、321−、322−として並べて表示される。非選択軸330上の情報332+、331+、331−、332−についても同様である。
このように特定情報300として選択される情報は、入力装置104の上下方向キーの操作によって、選択軸310及び非選択軸320、330上に表示される情報の関連基準は、入力装置104の左右方向キーの操作によって順次変えられるが、特定情報300または選択関連基準の選択が変更される度に、その履歴がメインメモリ102に記録されるものとなる。また、任意のタイミングにおける特定情報300及び選択関連基準の選択状態をブックマークして、任意の時点で復元することができる。
図4(a)は、メインメモリ102に設けられる履歴バッファの構成を示す図である。この履歴バッファ400は、複数の履歴格納領域401〜40nからなるリングバッファによって構成されている。履歴格納領域401は、特定情報領域401aと選択基準領域401bとを含んでいる。履歴格納領域402〜40nについても、履歴格納領域401と同様の構成を有している。また、ポインタ410は、現時点における特定情報300及び選択関連基準の選択状態を記録している履歴格納領域(図4(a)では、履歴格納領域401)を示す。
ユーザが入力装置104の上下左右の方向キーから入力を行うと、該入力に応じて表示装置105の表示態様は変更(上下方向キーならば特定情報300の変更、左右方向キーならば選択関連基準の変更)される。新たに表示態様が変更される毎に、現時点でポインタの付されている履歴格納領域の次の履歴格納領域において、新たな表示態様における特定情報300及び選択関連基準を示す情報が記憶されるとともに、ポインタ410が当該次の格納領域に移動させられる。
ユーザが入力装置104の×ボタンから入力を行うと、該入力に応じて、履歴バッファ400においてポインタ410の付される履歴格納領域1つ前に戻り、1つ前の方向キーの入力がキャンセルされる。こうしてポインタ410の戻った位置の履歴格納領域に記憶された特定情報及び選択関連基準が読み出されることとなるので、履歴が復元された表示状態が表示装置105に表示される。ユーザは、×ボタンの入力を繰り返すことによって、入力装置104の上下左右の方向キーの入力履歴を1ずつ戻ることができる。
図4(b)は、メインメモリ102に設けられるブックマークバッファの構成を示す図である。ブックマークバッファ420は、特定情報領域420aと選択基準領域420bとを含んでいる。ユーザが入力装置104の□ボタンから入力を行うと、そのときに特定情報300として選択されている情報が特定情報領域420aに、そのときに選択関連基準として選択されている関連基準が選択基準領域420bに記録される。なお、今回のタイミングにおける□ボタンの操作以前に、□ボタンの操作によってブックマークバッファ420に登録されているデータがある場合には、今回のタイミングにおける□ボタンの入力によって該登録されているデータは上書きされる。
ユーザが入力装置104の△ボタンから入力を行うと、特定情報領域420aに記憶された特定情報と選択基準領域420bに記憶された選択関連基準の選択状態とに従って、ユーザが入力装置104の□ボタンから入力を行ったときの表示態様が復元されて表示装置105に表示される。ここで復元された特定情報300及び選択関連基準も、新たな履歴として履歴バッファ400の次の履歴格納領域に記録される。
なお、△ボタンの入力以前にブックマークバッファ420の特定情報領域420a及び選択基準領域420bにデータが登録されてない(□ボタンの指示によるブックマークを行っていない)場合には、△ボタンの入力によって表示装置105の表示態様が変化することはない。
以下、この実施の形態にかかる情報処理装置において実行される処理について説明する。図5は、この実施の形態における処理を示すフローチャートである。情報処理装置では、ここに示す処理以外の処理も行われるが、ここでは、本発明を説明するのに最低限必要な処理を示すものとしている。
まず、情報処理装置において、CPU101は、メインメモリ102に設けられている履歴バッファ400の複数の履歴格納領域401〜40nからポインタ410の付されている履歴格納領域において特定情報領域401aに記憶されている特定情報と、選択基準領域401bに記憶されている選択関連基準とを読み出し、読み出した特定情報及び選択関連基準に従って表示装置105に情報を表示する(ステップS101)。
次に、CPU101は、入力装置104の上下方向キーの入力があったかどうかを判定する(ステップS102)。上下方向キーの入力があれば、CPU101は、該入力方向キーの方向に従って、現時点における特定情報300に対して選択関連基準により関連する他の情報を、新たな特定情報300に変更する(ステップS103)。次に、CPU101は、変更後の特定情報300及び選択関連基準の選択状態を、履歴バッファ400においてポインタ410の付されている履歴格納領域の次の履歴格納領域に記憶させ、該履歴格納領域にポインタ410を移動させる(ステップS104)。そして、ステップS101の処理に戻る。
上下方向キーの入力がなかった場合には、CPU101は、入力装置104の左右方向キーの入力があったかどうかを判定する(ステップS105)。左右方向キーの入力があれば、CPU101は、該入力方向キーの方向に従って、選択関連基準を、現時点における特定情報300に対する他の関連基準に変更する(ステップS106)。次に、CPU101は、変更後の特定情報300及び選択関連基準の選択状態を、履歴バッファ400においてポインタ410の付されている履歴格納領域の次の履歴格納領域に記憶させ、該履歴格納領域にポインタ410を移動させる(ステップS107)。そして、ステップS101の処理に戻る。
左右方向キーの入力もなかった場合には、CPU101は、入力装置104の×ボタンの入力があったかどうかを判定する(ステップS108)。×ボタンの入力があれば、CPU101は、メインメモリ102に設けられている履歴バッファ400においてポインタ410の付されている履歴格納領域より1つ前の履歴格納領域に戻す。ポインタ410を1つ前に戻すことで、表示装置105の表示態様が履歴の1つ前の状態に戻されることとなる(ステップS109)。そして、ステップS101の処理に戻る。
×ボタンの入力もなかった場合には、CPU101は、入力装置104の□ボタンの入力があったかどうかを判定する(ステップS110)。□ボタンの入力があれば、CPU101は、メインメモリ102に設けられているブックマークバッファ420の特定情報領域420aに現時点において特定情報300として選択されている情報を、選択基準領域420bに現時点において選択関連基準として選択されている関連基準を記憶する(ステップS111)。そして、ステップS101の処理に戻る。
□ボタンの入力もなかった場合には、CPU101は、入力装置104の△ボタンの入力があったかどうかを判定する(ステップS112)。△ボタンの入力があれば、CPU101は、ブックマークバッファ420の特定情報領域420aに記憶されている特定情報と、選択基準領域420bに記憶されている選択関連基準とを読み出し、読み出した特定情報及び選択関連基準に変更する(ステップS113)。次に、CPU101は、変更後の特定情報300及び選択関連基準の選択状態を、履歴バッファ400においてポインタ410の付されている履歴格納領域の次の履歴格納領域に記憶させ、該履歴格納領域にポインタ410を移動させる(ステップS114)。そして、ステップS101の処理に戻る。
△ボタンの入力もなかった場合には、CPU101は、入力装置104の○ボタンの入力があったかどうかを判定する(ステップS115)。○ボタンの入力があれば、CPU101は、現時点における特定情報300に応じた処理を行う。この処理は、本発明と直接関係がないため、詳細な説明を省略する。○ボタンの入力でもなければ、ステップS101の処理に戻る。
以下、この実施の形態における表示装置105上の情報の表示態様の変化を具体例に基づいて説明する。図6は、この実施の形態における表示装置105上の情報の表示態様の変化を具体的に示す図である。
図6(a)に示すように、表示装置105において、(X,Y,Z)の3つのパラメータの値を有する13個の情報が表示されている。図6(a)において、表示装置105の中央に大きく表示されている特定情報300のパラメータの値は(10,10,10)であり、選択関連基準はy次元の関連基準とする。
ここでは、特定情報300を含む選択軸310上に並べられた情報は、上から順に(10,12,10)、(10,11,10)、(10,10,10)、(10,9,10)、(10,8,10)となり、非選択軸320上に並べられた情報は、上から順に(12,10,10)、(11,10,10)、(10,10,10)、(9,10,10)、(8,10,10)となり、非選択軸330上に並べられた情報は、上から順に(10,10,12)、(10,10,11)、(10,10,10)、(10,10,9)、(10,10,8)となっている。
図6(a)が表示装置105に表示された状態で、入力装置104から下方向キーの入力を行うと、表示様態が図6(b)のように変化する。図6(b)では、選択軸310上に並べられた情報が1ずつ下へと移動されて特定情報300が(10,11,10)となり、これに伴って非選択軸320、330上の情報も変化する。
ここでは、特定情報300を含む選択軸310上に並べられた情報は、上から順に(10,13,10)、(10,12,10)、(10,11,10)、(10,10,10)、(10,9,10)となり、非選択軸320上に並べられた情報は、上から順に(12,11,10)、(11,11,10)、(10,11,10)、(9,11,10)、(8,11,10)となり、非選択軸330上に並べられた情報は、上から順に(10,11,12)、(10,11,11)、(10,11,10)、(10,11,9)、(10,11,8)となる。
次に、図6(b)が表示装置105に表示された状態で、入力装置104から右方向キーの入力を行うと、表示様態が図6(c)のように変化する。図6(c)では、特定情報300は(10,11,10)のままであるが、選択軸310の選択関連基準はx次元の関連基準となり、非選択軸320、330の関連基準がそれぞれz次元、y次元の関連基準となる。
ここでは、特定情報300を含む選択軸310上に並べられた情報は、上から順に(12,11,10)、(11,11,10)、(10,11,10)、(9,11,10)、(8,11,10)となり、非選択軸320上に並べられた情報は、上から順に(10,11,12)、(10,11,11)、(10,11,10)、(10,11,9)、(10,11,8)となり、非選択軸330上に並べられた情報は、上から順に(10,13,10)、(10,12,10)、(10,11,10)、(10,10,10)、(10,9,10)となる。
次に、図6(c)が表示装置105に表示された状態で、入力装置104から上方向キーの入力を行うと、表示様態が図6(d)のように変化する。図6(d)では、選択軸310上に並べられた情報が1ずつ上へと移動されて特定情報300が(9,11,10)となり、これに伴って非選択軸320、330上の情報も変化する。
ここでは、特定情報300を含む選択軸310上に並べられた情報は、上から順に(11,11,10)、(10,11,10)、(9,11,10)、(8,11,10)、(7,11,10)となり、非選択軸320上に並べられた情報は、上から順に(9,11,12)、(9,11,11)、(9,11,10)、(9,11,9)、(9,11,8)となり、非選択軸330上に並べられた情報は、上から順に(9,13,10)、(9,12,10)、(9,11,10)、(9,10,10)、(9,9,10)となる。
次に、図6(d)が表示装置105に表示された状態で、入力装置104から×ボタンの入力を行うと、1つ前の履歴に戻るので、図6(e)に示すように、図6(c)と同じ表示態様が表示装置105に表示される。
次に、図6(e)が表示装置105に表示された状態で、入力装置104から□ボタンの入力を行うと、図6(f)に示すように、図6(e)の状態から表示態様は変化しないが、現時点において特定情報300として選択されている情報(10,11,10)及び選択関連基準として選択されているx次元の関連基準がブックマークバッファ420に記録される。
その後、入力装置104の□ボタン以外の入力を繰り返すことによって、図6(g)に示すような表示態様が表示されたとする。図6(g)が表示装置105に表示された状態で、入力装置104から△ボタンの入力を行うと、ブックマークバッファ420に記憶されている情報(10,11,10)とx次元の関連基準が新たな特定情報300及び選択関連基準となり、表示装置105には、図6(h)に示すように、ユーザが入力装置104の□ボタンから入力を行ったときの表示態様、すなわち図6(f)で示した表示態様が復元される。
以上説明したように、第1の実施の形態では、表示装置105の中央に特定情報300が表示され、この特定情報300と、X、Y、Zの3つのパラメータの値によって関連付けられた他の情報が表示装置105の中央以外の位置において表示装置105上に表示されることとなる。ここで、特定情報300は、X、Y、Zの3つの関連基準で他の情報と関連付けられるが、いずれか1の関連基準が選択関連基準として選択され、該選択関連基準により特定情報300と関連付けられた他の情報は、選択軸310上に並べて表示されるものとなる。このようにユーザは、表示装置105上に表示された特定情報300を中心に考えて、選択関連基準により特定情報300と関連付けられた他の情報を視覚的に捉えることができるようになる。
また、選択関連基準により特定情報300と関連付けられた他の情報だけではなく、選択関連基準以外の関連基準により特定情報300と関連付けられた他の情報も、関連基準毎に非選択軸320、330上に並べて表示装置105上に表示されるものとなる。これにより、選択関連基準以外の関連基準により特定情報300と関連付けられた他の情報も、選択関連基準により特定情報300と関連付けられた情報と同時に、視覚的に捉えることができるようになる。
ここで、入力装置104の上下方向キーの入力を行えば、特定情報300を、選択軸310上において特定情報300と隣接して該入力方向に応じた位置に表示された他の情報に変更することができる。例えば、表示装置105に表示された選択軸310上において、上位置に表示されている情報311+に特定情報300を変更する場合には、入力装置104の下方向キーを操作すればよく、下位置に表示されている情報311−に特定情報300を変更する場合には、入力装置104の上方向キーを操作すればよい。このような上下方向キーの入力を繰り返して行うことで、同じ関連基準で関連付けられている情報を順次特定情報300として表示装置105の中央に表示させていくことができる。
上下方向キーの入力によって特定情報300を変化させると、非選択軸320、330上に並べて表示されていた情報も、新たな特定情報300に従って変化することとなる。つまり、入力装置104の上下方向キーの入力を行えば、特定情報300を変更できるとともに、該特定情報300に応じた関連基準に非選択軸320、330上に並べられた他の情報を変更することができる。このため、特定情報300が変更されたときには、新たな特定情報300と関連付けられている情報をユーザが視覚的に容易に捉えることができるようになる。
また、非選択軸320、330上に表示された他の情報が気になった場合など、入力装置104の左右方向キーの入力を行うことで、選択関連基準とされていなかった関連基準を選択関連基準に変更することもできるようになる。例えば、表示装置105上において選択軸310の右位置に表示されている非選択軸330の関連基準に選択関連基準を変更する場合には、入力装置104の左方向キーを操作すればよく、選択軸310の左位置に表示されている非選択軸320の関連基準に選択関連基準を変更する場合には、入力装置104の右方向キーを操作すればよい。このように選択関連基準を変更可能とすることで、次の特定情報300となり得る情報が選択関連基準により特定情報300と関連付けられた情報に限られていても、ユーザは、現時点の特定情報300に対していずれの関連基準で関連付けられている情報であっても、次の特定情報300として選択することができるようになる。
そして、入力装置104の上下方向キーの入力と入力装置104の左右方向キーの入力を組み合わせて行くことにより、ユーザは、ある時点で特定情報300とされていた情報から視覚的な比較により所望の情報まで辿り着けるようになる。このように入力装置104からの入力により特定情報300及び選択関連基準を順次変更していくことによって、互いに複雑に関連付けられた複数の情報の中からも、視覚的な捉え方によって容易に所望の情報に辿り着くことができるようになる。こうして互いに複雑に関連付けられた複数の情報であっても、一時には比較的関連性の高い情報間で特定情報300が変更されていくことから、ユーザが予め目的とする情報を決めておかなくても、ユーザの嗜好に沿った情報を探し出すことができるようになる。
また、表示装置105では、特定情報300が他の情報よりも大きく中央に表示されており、現時点において特定情報300として選択されている情報が、他の情報よりもユーザにとって視覚的に分かりやすくなる。
ところで、選択軸310上に表示された特定情報300以外の情報312+、311+、311−、312−は、選択関連基準に対応したパラメータの値が特定情報300に近いほど、すなわち特定情報300との内容的な類似性が近いほど、特定情報300の近くに表示される。また、特定情報300に隣接する情報311+、311−は、特定情報300と隣接していない情報312+、312−よりも大きく表示される。また、非選択軸320、330上に表示される情報についても同様である。
このように、特定情報300との内容的な類似性が近い情報ほど特定情報300の近くに表示することで、どのように新たな特定情報300を選択していけば所望の情報に辿り着けるかということがユーザにとって分かり易いものとなる。また、特定情報300に隣接して表示される情報を隣接して表示されない情報よりも大きく表示することで、入力装置104の入力によって現在の特定情報300の次に特定情報300とできる他の情報をユーザが視覚的に捉えやすくなり、情報の選択をさらに容易に行えるようになる。
また、選択軸310及び非選択軸320、330のいずれにおいても、特定情報300以外表示される情報の数が制限されている。このため、特定情報300と各関連基準により関連付けられた情報の数が大きくても、表示装置105上において特定情報300以外の情報が表示される大きさが小さくなり過ぎないで済む。また、選択軸310や非選択320、330上に並べて表示する情報の数を制限したとしても、一定数の情報が表示されているのであれば、ユーザが他の情報が特定情報300に対して有する関連性を視覚的に捉えるのに大きな妨げとなることもない。
ところで、特定情報300および/または選択関連基準が変更される度にその選択状態の履歴が履歴格納領域401〜40nに記録されていき、ユーザが入力装置104の×ボタンの入力を行うと、現在の表示状態の1つ前に履歴として履歴格納領域に記憶された特定情報及び選択関連基準の選択状態が読み出され、1つ前の履歴が復元された表示状態が表示装置105に表示されることとなる。このため、現在の特定情報300が却って自分の所望する情報から遠ざかっていると思われたときでも、以前の表示態様に戻ってから、特定情報300及び選択関連基準の選択をやり直すことができ、ユーザが所望する情報の選択が容易になる。
また、ユーザが入力装置104の□ボタンの入力を行うと、現時点における特定情報300と選択関連基準の選択状態が記録され、以降にユーザが△ボタンの入力を行うと、ブックマークバッファ420に記憶された特定情報及び選択関連基準の選択状態が読み出され、ユーザが□ボタンから入力を行ったときの表示態様が表示装置105に復元されるものとなる。ユーザがある時点での特定情報300及び選択関連基準の選択状態が気になったときには、これをブックマークしておき、任意のタイミングでブックマークしておいた表示態様を復元することができる。このため、現在の特定情報300が却って自分の所望する情報から遠ざかっていると思われたときでも、ブックマークしていた表示態様に戻ってから、特定情報300を及び選択関連基準の選択をやり直すことができ、ユーザが所望する情報の選択が容易になる。
ところで、一般的に表示装置105は、平面的に画像を表示するので、表示装置105上に複数の情報を2次元的にしか並べることができない。3次元的な情報の並びであれば、透視変換などにより情報の関連性を2次元平面に投影することは可能であるが、3方向の入力が必要となる。これに対して、この実施の形態では、入力装置104は上下、左右の2次元方向の入力キーしか有していないが、左右方向キーの入力で選択関連基準を選択し、上下方向キーの入力で特定情報300を選択していくことにより、3次元の関連基準で複数の情報の中から、ユーザが各情報の関係を視覚的に捉えて、所望の情報を容易に選択できるようになる。
さらに、ユーザが入力装置104の○ボタンの入力を行うと、現時点において特定情報300となっている情報に応じた処理が行われることとなっている。このように、○ボタンの入力によって、特定情報300に応じて定められた処理を行うものとすることで、ユーザは、自己が行いたいと思う処理を視覚的に捉えて選択していくことができるようになる。
[第2の実施の形態]
この実施の形態に適用される情報処理装置の構成も、第1の実施の形態で示した情報処理装置と同じである。この実施の形態では、入力装置からの入力により表示装置105に選択的に表示される情報の構成が第1の実施の形態と異なる。また、この情報の構成の違いにより、表示装置105の中央に表示される特定情報を基準として情報を表示する軸の数が、特定情報に応じて変化するものとなる。
図7は、この実施の形態において表示装置105に選択的に表示される情報の構成を模式的に示す図である。ここでは、互いに同一の関連基準で関連する情報同士が集まって、関連基準毎に情報集合体701〜707を形成している。情報集合体701〜707は、図1の情報処理装置のHDD103に予め格納されている。1つの情報集合体の内部においては、当該関連基準で考えた場合の内容的な類似性の近い情報同士が隣接して記録されるものとなる。なお、情報集合体701〜707の中にある個々の情報は、その情報内容そのものではなく、その内容を有する情報を示すポインタであってもよい。
次に、この実施の形態における表示装置105上の情報の表示態様について説明する。図8は、この実施の形態において表示装置105に選択的に表示される情報の表示態様の例を示す図である。図8において、中央に大きく表示されている情報が、特定情報800である。特定情報800として選択された情報を含む情報集合体のうちでいずれか1つの情報集合体に対応する関連基準が選択関連基準として選択される。
特定情報800に対して選択関連基準により関連する他の情報は、選択軸810上に並べて表示される。図8(a)において選択軸810上に並べられた情報Y、Z、B、Cは、特定情報800に対して選択関連基準に対応した情報集合体701に記憶されている順序(当該関連基準で考えた場合の内面的な類似度の近い情報同士が隣接した順序)で、該特定情報800である情報Aを中心とした前後2つの情報である。情報Aに隣接した情報Z、Bの方が、情報Y、Cよりも大きく表示される。また、選択軸810上に並べられる情報において、特定情報800に対して選択関連基準に対応した情報集合体での記憶位置が3以上離れた情報は、表示装置105に表示されない。
特定情報800に対して選択関連基準以外の関連基準により関連する他の情報は、関連基準毎、すなわち情報集合体毎に非選択軸820〜850に並べて表示される。例えば、図8(a)において、非選択軸820上に並べられた情報N、K、L、Mは、特定情報800である情報Aに対して情報集合体703に記憶されている順序で、情報Aを中心とした前後2つの情報である。情報Aに隣接した情報K、Lの方が、情報N、Mよりも大きく表示される。
また、特定情報800として選択された情報を含む情報集合体が複数存在する場合には、選択関連基準となっている情報集合体を基準とした順番の記憶位置に応じて最大4の情報集合体が選択され、該選択された情報集合体に対応する関連基準により特定情報800に関連する他の情報が、関連基準毎に非選択軸820〜850に並べて表示される表示装置105に表示される。
非選択軸820〜850の数は、特定情報800として選択された情報が含まれる情報集合体の数に応じて変化する。すなわち、特定情報800として選択された情報を含む情報集合体が検索され、検索された情報集合体の数に応じて非選択軸820〜850が設定される。例えば、情報Aは、3つの情報集合体701、703、705に含まれているので、情報Aを特定情報800とし、情報集合体701に対応する関連基準を選択関連基準とする場合は、2つの非選択軸820、850のみに情報が並べて表示される。特定情報800として選択された情報を含む情報集合体が1つだけである場合には、当該情報集合体がそのまま選択関連基準として選択軸810上に他の情報が並べて表示されるだけで、非選択軸820〜850上に他の情報が表示されることはない。
図8(a)が表示装置105に表示された状態で、入力装置104から上方向キーの入力を行うと、図8(b)に示すように、選択軸810上に並べられた情報が1ずつ上に移動し、情報Bが新たな特定情報800となる。また、図8(a)が表示装置に表示された状態で、入力装置104から下方向キーの入力を行うと、選択軸810上に並べられた情報が1ずつ下に移動し、情報Zが新たな特定情報800となる。
上方向キーの入力により特定情報800が情報Bとなると、情報Bがいずれの情報集合体に含まれる情報であるかが検索される。情報Bは、図7において情報集合体701、702、703、706に含まれる情報である。ここで、図8(b)に示すように、非選択軸820上には情報集合体702に含まれる他の情報E、F、G、Hが、非選択軸830上には情報集合体703に含まれる情報L、M、N、Oが、非選択軸850上には情報集合体706に含まれる他の情報N、Z、D、Sが、それぞれ情報集合体に記憶されている順序で並べて表示される。
また、入力装置104から左右方向キーの入力を行った場合には、第1の実施の形態と同様に、該入力に応じて選択関連基準として選択される情報集合体が変化する。選択関連基準の変化に伴って、非選択軸820〜850の関連基準となる情報集合体も変化する。なお、選択軸810及び非選択軸820〜850がユーザにより認識されればよいものであり、CPU101により認識される必要がないことは、第1の実施の形態と同じである。
さらに、特定情報800または選択関連基準が変化する度に、履歴が記憶され、入力装置104の×ボタンの入力により1つ前の表示態様に戻ることについては、第1の実施の形態と同じである。□ボタンの入力により特定情報800と選択関連基準がブックマークされ、△ボタンの入力によりブックマークされた表示態様が復元されることも第1の実施の形態と同じである。○ボタンの入力により特定情報800に応じた処理に移行することも第1の実施の形態と同じである。なお、×ボタンまたは△ボタンの入力により特定情報800が変化する場合にも、上下方向キーの入力により特定情報800が変化する場合と同様に、新たな特定情報800と同じ情報を含む情報集合体が検索される。
以下、この実施の形態にかかる情報処理装置において実行される処理について説明する。図9は、この実施の形態における処理を示すフローチャートである。情報処理装置では、ここに示す処理以外の処理も行われるが、ここでは、本発明を説明するのに最低限必要な処理を示すものとしている。
まず、情報処理装置において、CPU101は、メインメモリ102に設けられている履歴バッファ400の複数の履歴格納領域401〜40nからポインタ410の付されている履歴格納領域において特定情報領域401aに記憶されている特定情報と、選択基準領域401bに記憶されている選択関連基準(ここでは、情報集合体の種別)とを読み出し、該読み出した特定情報と、該特定情報の含まれる情報集合体と、選択関連基準とに従って表示装置105に情報を表示する(ステップS201)。
次に、CPU101は、入力装置104の上下方向キーの入力があったかどうかを判定する(ステップS202)。上下方向キーの入力があれば、CPU101は、該入力方向キーの方向に従って、現時点における特定情報800に対して選択関連基準により関連する他の情報を、新たな特定情報800に変更する(ステップS203)。次に、CPU101は、変更後の特定情報800及び選択関連基準の選択状態を、履歴バッファ400においてポインタ410の付されている履歴格納領域の次の履歴格納領域に記憶させ、該履歴格納領域にポインタ410を移動させる(ステップS204)。CPU101は、変更後の特定情報800と同じ情報を含む情報集合体を検索する(ステップS205)。そして、ステップS201の処理に戻る。
上下方向キーの入力がなかった場合には、CPU101は、入力装置104の左右方向キーの入力があったかどうかを判定する(ステップS206)。左右方向キーの入力があれば、CPU101は、該入力方向キーの方向に従って、選択関連基準を、現時点における特定情報800に対する他の関連基準に変更する(ステップS207)。次に、CPU101は、変更後の特定情報800及び選択関連基準の選択状態を、履歴バッファ400においてポインタ410の付されている履歴格納領域の次の履歴格納領域に記憶させ、該履歴格納領域にポインタ410を移動させる(ステップS208)。そして、ステップS201の処理に戻る。
左右方向キーの入力もなかった場合には、CPU101は、入力装置104の×ボタンの入力があったかどうかを判定する(ステップS209)。×ボタンの入力があれば、CPU101は、メインメモリ102に設けられている履歴バッファ400においてポインタ410の付されている履歴格納領域より1つ前の履歴格納領域に戻す。ポインタ410を1つ前に戻すことで、表示装置105の表示態様が履歴の1つ前の状態に戻されることとなる(ステップS210)。
CPU101は、変更前の特定情報と、変更後の特定情報とが同じかどうかを判定する(ステップS211)。同じであった場合には、そのままステップS201の処理に戻る。一方、特定情報が同じでない場合には、CPU101は、変更後の特定情報800と同じ情報を含む情報集合体を検索し(ステップS212)、ステップS201の処理に戻る。
×ボタンの入力もなかった場合には、CPU101は、入力装置104の□ボタンの入力があったかどうかを判定する(ステップS213)。□ボタンの入力があれば、CPU101は、メインメモリ102に設けられているブックマークバッファ420の特定情報領域420aに現時点において特定情報800として選択されている情報を、選択基準領域420bに現時点において選択関連基準として選択されている関連基準を記憶する(ステップS214)。そして、ステップS201の処理に戻る。
□ボタンの入力もなかった場合には、CPU101は、入力装置104の△ボタンの入力があったかどうかを判定する(ステップS215)。△ボタンの入力があれば、CPU101は、ブックマークバッファ420の特定情報領域420aに記憶されている特定情報と選択基準領域420bに記憶されている選択関連基準を読み出し、読み出した特定情報及び選択関連基準に変更する(ステップS216)。次に、CPU101は、変更後の特定情報800及び選択関連基準の選択状態を、履歴バッファ400においてポインタ410の付されている履歴格納領域の次の履歴格納領域に記憶させ、該履歴格納領域にポインタ410を移動させる(ステップS217)。
CPU101は、変更前の特定情報と、変更後の特定情報とが同じかどうかを判定する(ステップS218)。同じであった場合には、そのままステップS201の処理に戻る。一方、特定情報が同じでない場合には、CPU101は、変更後の特定情報800と同じ情報を含む情報集合体を検索し(ステップS219)、ステップS201の処理に戻る。
△ボタンの入力もなかった場合には、CPU101は、入力装置104の○ボタンの入力があったかどうかを判定する(ステップS220)。○ボタンの入力があれば、CPU101は、現時点における特定情報800に応じた処理を行う。この処理は、本発明と直接関係がないため、詳細な説明を省略する。○ボタンの入力でもなければ、ステップS201の処理に戻る。
以上説明したように、この実施の形態では、特定情報800となる個々の情報は、互いに同一の関連基準で関連する情報同士が集まって、関連基準毎に情報集合体701〜707を形成している。表示装置105の中央に特定情報800を表示した場合には、この特定情報800と同じ情報を含む情報集合体において内容的な類似性の近い情報同士が隣接した順序で、選択軸810及び非選択軸820〜850上に情報が表示されるものとなる。
ここで、上下方向キーの入力によって特定情報800が順次変更していくことや、左右方向キーの入力によって選択関連基準が順次変更していくことは、第1の実施の形態と同じとなっているので、この実施の形態においても第1の実施の形態と同様に、互いに複雑に関連付けられた複数の情報の中から視覚的な捉え方によってユーザが所望の情報に容易に辿り着くことができるという効果を得られる。さらに、特定情報800及び選択関連基準の選択状態の履歴の記録やブックマークについても、第1の実施の形態と同じ効果を得ることができる。さらに、特定情報800と内容的な類似度が高い情報を特定情報800の近くに表示したり、特定情報800が最も大きく、以外の情報では特定情報800に隣接する情報を大きく表示することについても、第1の実施の形態と同じ効果を得ることができる。
ところで、この実施の形態においては、情報Aを特定情報800とした場合には、情報Aが含まれる情報集合体として3つの情報集合体701、703、705が検索されるので、非選択軸の数は2つとなる。また、情報Bを特定情報800とした場合には、情報Bが含まれる情報集合体として4つの情報集合体701、702、703、706が検索されるので、非選択軸の数は3つとなる。このように、非選択軸は、特定情報800が含まれる情報集合体の数に応じて設けられ、選択関連基準以外の関連基準毎に他の情報が各々の非選択軸に表示されるものとなる。これにより、選択された特定情報800が含まれている情報集合体の数が異なっていっても、選択関連基準以外の関連基準により現時点における特定情報800と関連付けられた他の情報を、関連基準毎に捉えることができるようになる。
また、特定情報800となる情報が含まれる情報集合体の数が1つであった場合には、非選択軸820〜850上には情報が表示されず、当該1つの情報集合体を選択関連基準として適用し、特定情報800と関連付けられた他の情報だけが選択軸810上に表示されるものとなる。これにより、ユーザは、現時点において選択されている特定情報800が、1つの関連基準だけで他の情報との関連付けられていることを視覚的に分かりやすいものとなる。
[第3の実施の形態]
この実施の形態に適用される情報処理装置の構成も、第1の実施の形態で示した情報処理装置と同じである。この実施の形態では、入力装置からの入力により表示装置105に選択的に表示される情報の構成が第1、第2の実施の形態と異なる。情報の構成は異なるが、表示装置105の中央に表示される特定情報を基準として情報を表示する軸の数が、特定情報に応じて変化する点については、第2の実施の形態と同じである。
図10は、この実施の形態において表示装置105に選択的に表示される情報の構成を模式的に示す図である。ここでは、個々の情報1010、1020、…、1030が個別に、図1の情報処理装置のHDD103に格納されている。個々の情報1010、1020、…、1030は、それぞれの本体としての情報内容1011、1021、…、1031の他に、関連キーワード1012、1022、…、1032を含んでいる。
関連キーワード1012、1022、…、1032として同じキーワードを含む情報同士が、互いに同じ関連基準で関連付けられた情報となる。例えば、情報1010、1020、1030は、いずれもキーワードaを含んでいるので、キーワードaで互いに関連付けられた情報となる。また、情報1010、1020は、キーワードbを含むが、情報1030は、キーワードbを含まない。従って、情報1010は、キーワードbで情報1020と関連付けられているが、情報1030と関連付けられていない。
次に、この実施の形態における表示装置105上の情報の表示態様について説明する。図11は、この実施の形態において表示装置105に選択的に表示される情報の表示態様の例を示す図である。図11において表示装置105の上方に大きく表示されている情報が、特定情報1100である。特定情報1100として選択された情報が含む関連キーワードのいずれか1つのキーワードが選択関連基準として選択される。
特定情報1100に対して選択関連基準により関連する他の情報(すなわち、選択関連基準として選択されたキーワードを含む他の情報)は、選択軸1110上に並べて表示される。図11において選択軸1110上に並べられた情報A、D、Xは、特定情報1100に対する内容的な類似度によって算出されるスコア(それぞれ94、93、92)の高い情報ほど特定情報1100に近い位置に表示される。また、選択軸1110上には、特定情報1100に対する内容的な類似度によって算出されるスコアが、高い順で最大3の情報までが表示装置105に表示される。スコアの算出には、例えば、情報に含まれる単語の同一性など従来より適用されていた各種の手法を用いることができる。
特定情報1100に対して選択関連基準以外の関連基準により関連する他の情報(すなわち、選択関連基準として選択されたキーワード以外に特定情報1100が含むキーワードを含む他の情報)は、関連基準毎に非選択軸上に並べて表示される。非選択軸上に並べられた情報は、選択軸1110上に並べられた情報よりも小さく表示される。非選択軸1111b上においては、特定情報1100に対する内容的な類似度によって算出されるスコアの高い情報Hの方が、低い情報Iより特定情報1100に近い位置に表示される。非選択軸1111e〜1111p上に並べられる情報についても同様である。
もっとも、特定情報1100が6以上のキーワードを含む場合には、選択関連基準として選択されたキーワードの前後2つ(巡回する意味での前後)のキーワードのみが表示装置104上の表示領域に表示される関連基準となり、非選択軸1111b〜1111g上に各関連基準により特定情報1100と関連する情報が表示される。それ以外のキーワードを含む他の情報は、表示領域外に仮想的に表示されるだけである。特定情報1100が含むキーワードが1つだけである場合には、当該キーワードがそのまま選択関連基準として選択されて選択軸1110上に情報が並べて表示されるだけで、非選択軸1111b〜1111p上に情報が表示されることはない。
例えば、図11では、選択関連基準以外の関連基準に対応したキーワードとして、キーワードb、e、f、gが選択され、表示装置105に表示されている。選択されなかった関連基準に対応したキーワードhにより特定情報1100に関連する他の情報O、Pについても、非選択軸1111b上に並べられた情報と同様に非選択軸1111h上に並べられるが、表示装置105の表示領域内には表示されない。非選択軸1111p上に並べられたキーワードpにより特定情報1100に関連する他の情報Q、Rについても同様である。
入力装置104の上方向キーの入力があった場合には、選択軸1110上に並べられた情報が1つずつ上にずれて特定情報1100が変更される。例えば、図11の状態で上方向キーの入力があると、情報Bに代わって情報Aが新たな特定情報1100となる。この実施の形態では、選択軸1110上において特定情報1100の上側には情報が表示されていないので、下方向キーの入力は、キャンセルされる。
また、入力装置104の左右方向キーの入力があった場合には、該入力に応じて選択関連基準となるキーワードが変更される。例えば、図11の状態で左方向キーの入力があった場合には、非選択軸1111fの関連基準であるキーワードfが選択関連基準となり、情報B以外でキーワードfを含む情報が選択軸1100上に並べて表示される。これに伴って、キーワードaは選択関連基準以外の関連基準となり、図11の非選択軸1111eの位置にキーワードaに対応する非選択軸が設定され、ここに情報B以外のキーワードaを含む情報が並べて表示される。さらに、非選択軸1111e、1111b、1111p、…、1111h、1111gの位置も移動し、例えば、非選択軸1111e、1111b、1111h、1111gは、それぞれ図11の1111b、1111p、1111g、1111fの位置に移動する。右方向キーの入力があった場合も、移動方向が逆になるだけで左方向キーの入力があった場合と同様である。
なお、選択軸1110及び非選択軸1111b〜1111pがユーザにより認識されればよいものであり、CPU101により認識される必要がないことは、第1の実施の形態と同じである。さらに、特定情報1100または選択関連基準が変化する度に、履歴が記憶され、入力装置104の×ボタンの入力により1つ前の表示態様に戻ることについても、第1の実施の形態と同じである。□ボタンの入力により特定情報1100と選択関連基準がブックマークされ、△ボタンの入力によりブックマークされた表示態様が復元されることも第1の実施の形態と同じである。○ボタンの入力により特定情報1100に応じた処理に移行することも第1の実施の形態と同じである。
また、上方向キーの入力、もしくは×ボタンまたは△ボタンの入力により特定情報1100が変化する場合には、新たな特定情報1100に含まれるキーワードのうちで選択関連基準として選択されたキーワード以外のキーワードを含む他の情報が、関連基準毎(すなわち、キーワード毎)に検索される。そして、索出された他の情報について新たな特定情報1100との内容的な類似度のスコアが算出され、該算出されたスコアに応じて非選択軸1111b〜1111p上において情報の表示される順序が決まることとなる。
以下、この実施の形態にかかる情報処理装置において実行される処理について説明する。図12は、この実施の形態における処理を示すフローチャートである。情報処理装置では、ここに示す処理以外の処理も行われるが、ここでは、本発明を説明するのに最低限必要な処理を示すものとしている。
まず、情報処理装置において、CPU101は、メインメモリ102に設けられている履歴バッファ400の複数の履歴格納領域401〜40nからポインタ410の付されている履歴格納領域において特定情報領域401aに記憶されている特定情報と、選択基準領域401bに記憶されている選択関連基準(ここでは、キーワード)とを読み出し、該読み出した特定情報と、該特定情報との内容的な類似度のスコアの大小と、選択関連基準とに従って表示装置105に情報を表示する(ステップS301)。
次に、CPU101は、入力装置104の上方向キーの入力があったかどうかを判定する(ステップS302)。上方向キーの入力があれば、CPU101は、該入力方向キーの方向に従って、現時点における特定情報1100に対して選択関連基準により関連する他の情報を、新たな特定情報1100に変更する(ステップS303)。次に、CPU101は、変更後の特定情報1100及び選択関連基準の選択状態を、履歴バッファ400においてポインタ410の付されている履歴格納領域の次の履歴格納領域に記憶させ、該履歴格納領域にポインタ410を移動させる(ステップS304)。CPU101は、変更後の特定情報1100と同じキーワードを含む情報をキーワード毎に検索する(ステップS305)。そして、CPU101は、検索された情報のそれぞれについて、特定情報1100との内容的な類似度のスコアを算出し(ステップS306)、ステップS301の処理に戻る。
上方向キーの入力がなかった場合には、CPU101は、入力装置104の左右方向キーの入力があったかどうかを判定する(ステップS307)。左右方向キーの入力があれば、CPU101は、該入力方向キーの方向に従って、選択関連基準となるキーワードを、現時点における特定情報1100が含む他のキーワードに変更する(ステップS308)。次に、CPU101は、特定情報1100及び新たな選択関連基準の選択状態を、履歴バッファ400においてポインタ410の付されている履歴格納領域の次の履歴格納領域に記憶させ、該履歴格納領域にポインタ410を移動させる(ステップS309)。そして、ステップS301の処理に戻る。
左右方向キーの入力もなかった場合には、CPU101は、入力装置104の×ボタンの入力があったかどうかを判定する(ステップS310)。×ボタンの入力があれば、CPU101は、メインメモリ102に設けられている履歴バッファ400においてポインタ410の付されている履歴格納領域より1つ前の履歴格納領域に戻す。ポインタ410を1つ前に戻すことで、表示装置105の表示態様が履歴の1つ前の状態に戻されることとなる(ステップS311)。
CPU101は、変更前の特定情報と、変更後の特定情報とが同じかどうかを判定する(ステップS312)。同じであった場合には、ステップS301の処理に戻る。一方、特定情報が同じでない場合には、CPU101は、変更後の特定情報1100と同じキーワードを含む情報をキーワード毎に検索する(ステップS313)。そして、CPU101は、検索された情報のそれぞれについて、特定情報1100との内容的な類似度のスコアを算出し(ステップS314)、ステップS301の処理に戻る。
×ボタンの入力もなかった場合には、CPU101は、入力装置104の□ボタンの入力があったかどうかを判定する(ステップS315)。□ボタンの入力があれば、CPU101は、メインメモリ102に設けられているブックマークバッファ420の特定情報領域420aに現時点において特定情報1100として選択されている情報を、選択基準領域420bに現時点において選択関連基準として選択されている関連基準を記憶する(ステップS316)。そして、ステップS301の処理に戻る。
□ボタンの入力もなかった場合には、CPU101は、入力装置104の△ボタンの入力があったかどうかを判定する(ステップS317)。△ボタンの入力があれば、CPU101は、ブックマークバッファ420の特定情報領域420aに記憶されている特定情報と選択基準領域420bに記憶されている選択関連基準を読み出し、読み出した特定情報及び選択関連基準に変更する(ステップS318)。次に、CPU101は、変更後の特定情報1100及び選択関連基準の選択状態を、履歴バッファ400においてポインタ410の付されている履歴格納領域の次の履歴格納領域に記憶させ、該履歴格納領域にポインタ410を移動させる(ステップS319)。
CPU101は、変更前の特定情報と、変更後の特定情報とが同じかどうかを判定する(ステップS320)。同じであった場合には、ステップS301の処理に戻る。一方、特定情報が同じでない場合には、CPU101は、変更後の特定情報1100と同じキーワードを含む情報をキーワード毎に検索する(ステップS321)。そして、CPU101は、検索された情報のそれぞれについて、特定情報1100との内容的な類似度のスコアを算出し(ステップS322)、ステップS301の処理に戻る。
△ボタンの入力もなかった場合には、CPU101は、入力装置104の○ボタンの入力があったかどうかを判定する(ステップS323)。○ボタンの入力があれば、CPU101は、現時点における特定情報1100に応じた処理を行う。この処理は、本発明と直接関係がないため、詳細な説明を省略する。○ボタンの入力でもなければ、ステップS301の処理に戻る。
以上説明したように、第3の実施の形態では、表示装置105の上方に特定情報1100が表示され、この特定情報と同じキーワードを含む情報のうち特定情報1100と類似度の大きい情報が特定情報1100の近くに表示される。ここで、図11の場合を例とすると、特定情報1100となる情報Bに含まれるキーワードb、e、a、f、g、h、…、p毎に、該キーワードが含まれる情報が検索されることとなる。特定情報1100となる情報Bのキーワードのうちキーワードaが選択関連基準として選択され、該キーワードaを含む情報は、選択軸1110上に並べて表示されるものとなる。これ以外のキーワードb、e、f、g、h、…、pは、選択関連基準以外の関連基準ということであり、これらのキーワードを含む情報は、非選択軸1111b〜1111pに並べて表示されるものとなる。
ここで、選択関連基準として選択されたキーワードaを含む特定情報1100以外の情報(図11では、情報A、D、X)は、選択関連基準以外の関連基準であるキーワードb、e、f、g、h、…、pを含む特定情報1100以外の情報よりも大きく表示される。これにより、上方向キーの入力だけによって新たな特定情報1100とすることができる情報であるか、左右方向キーの入力を経た上で上方向キーを入力しなければ新たな特定情報1100とできない情報であるかを、ユーザが視覚的に捉えやすくなる。
また、特定情報1100となる情報Bが有するキーワードであっても、キーワードbのように非選択軸1111b上に並べて表示装置105の表示領域内に特定情報1100と関連する情報が表示されるものもあれば、キーワードpのように表示装置105の表示領域内に特定情報1100と関連する情報が表示されないものもある。このように、関連する情報を表示対象とするキーワードの数を制限することで、特定情報1100に含まれるキーワードの数が大きくても、表示装置105上において特定情報1100以外の情報が表示される大きさが小さくなり過ぎないで済む。また、関連する情報を表示対象とするキーワードの数を制限したとしても、一定数の情報が表示されているのであれば、ユーザが他の情報が特定情報1100に対して有する関連性を視覚的に捉えるのに大きな妨げとなることもない。
また、特定情報1100となる情報Bに対する内容的な類似度のスコアが小さい情報やキーワードpを含む情報のように、ある時点では表示装置105上に表示されていなくても、入力装置104の上下左右の方向キーの操作を繰り返すことによって、表示装置105上に表示されることとなる。このように、ユーザは視覚的に判断によって、特定情報1100に関連する情報のうちである時点で表示装置105に表示されていなかった情報についても、最終的には表示装置105上に表示させることができるようになる。
また、同じ関連キーワードを含む情報のうち、いずれの情報が特定情報1100と近い位置に表示されるかは、特定情報1100との内容的な類似度によって算出されるスコアの大小によって決定される。このように、同じキーワードを含む情報、すなわち同じ関連基準で特定情報1100と関連付けられている情報であっても、特定情報1100との関連性が高い情報ほど特定情報1100の近くに表示することで、現在の特定情報1100と他の情報との関係をユーザが視覚的に捉えやすくなる。
ところで、特定情報1100との内容的な類似度のスコアは、新たに特定情報1100となる情報が定まった時において、算出されるものとなる。このため、選択軸1110上においていずれの情報が特定情報1100と近い位置に表示されるかは、常に更新され、現時点において最適な情報がユーザにとって視覚的に判断しやすい位置に表示されることとなる。
さらに、上方向キーの入力によって特定情報1100が順次変更していくことや、左右方向キーの入力によって選択関連基準が順次変更していくことは、第1の実施の形態と同じとなっているので、この実施の形態においても第1の実施の形態と同様に、互いに複雑に関連付けられた複数の情報の中から視覚的な捉え方によってユーザが所望の情報に容易に辿り着くことができるという効果を得られる。さらに、特定情報1100及び選択関連基準の選択状態の履歴の記録やブックマークについても、第1の実施の形態と同じ効果を得ることができる。
[実施の形態の変形例]
本発明は、上記の第1〜第3の実施の形態に限られず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な上記の第1〜第3の実施の形態の変形態様について説明する。
上記の第1〜第3の実施の形態において示した選択軸310、810、1110及び非選択軸320、330、820〜850、1111b〜1111p上に表示される情報の数は、各実施の形態で示した数に限るものではなく、特定情報300、800、1100と、各々の関連基準で特定情報300、800、1100に関連する情報を少なくとも1つ含めば、任意の数とすることができる。また、選択軸310、810、1110及び非選択軸320、330、820〜850、1111b〜1111p上に並べて表示する情報の数は、入力装置104からユーザの操作によって設定可能なものであってもよい。この場合には、ユーザは、表示装置105に表示された内容に応じて自らが視覚的に分かりやすい表示様態を選択することができるものとなる。
また、CPU101の制御によって、各軸上に表示される情報の数が変更されるものであってもよい。この場合には、CPU101は、表示エリアや表示装置105に表示される表示態様に応じて最適な表示情報数を決定することで、ユーザは表示装置105に表示された情報を視覚的に捉えやすくなり、情報の選択をさらに容易に行えるようになる。
また、第1、第2の実施の形態の場合でも第3の実施の形態の場合と同様に、表示装置105において選択軸上310、810、1110に表示される情報の数が非選択軸320、330、820〜850、1111b〜1111p上に表示される情報の数よりも多いものとしてもよい。このように、選択軸310、810、1110上の情報の数を非選択軸320、330、820〜850、1111b〜1111p上の情報の数以上とすることで、入力装置104の上下方向キーの入力だけで新たな特定情報300、800、1100としていくことのできる他の情報を捉えやすくなる。
なお、特定情報300、800、1100以外に1つの軸上で同じ方向(ここでは、上と下は別方向と考える)に3以上の情報が並べられて表示される場合、特定情報300、800、1100との関連性がより高い情報ほど、特定情報300、800、1100に対してより近くに表示すると共に大きく表示するものとしてもよい。例えば、図11の選択軸1110上に並べられている情報A、D、Xについて、特定情報1100との内容的な類似度の高い情報A、D、Xの順で特定情報1100の近くに表示するだけではなく、この順で大きく表示されるものとしてもよい。例えば、情報Aは情報Dよりも大きく、情報Dは情報Xよりも大きく表示することができる。これにより、ユーザは、特定情報300、800、1100と他の情報との関係を視覚的に捉えやすくなり、どのように新たな特定情報を選択していけば現在の特定情報300、800、1100からユーザが所望する情報に辿り着けるかが視覚的に分かりやすくなる。
上記の第1〜第3の実施の形態では、特定情報300、800、1100および/または選択関連基準が変更される度に、履歴格納領域401〜40nに特定情報300、800、1100及び選択関連基準の新たな選択状態が記憶されるものとなっていた。これに対して、ブックマークした表示態様を復元した場合以外は、入力装置104からの上下左右方向キーの入力履歴によっても過去の特定情報および/または選択関連基準の選択状態を特定できるので、上下左右方向キーの入力の履歴を履歴格納領域401〜40nに記録していくものとしてもよい。
上記の第1〜第3の実施の形態では、メインメモリ102に設けられるブックマークバッファ420は、ただ1つであったが、複数設けられていてもよい。この場合には、ブックマークバッファを複数のブックマーク領域からなるリングバッファによって構成し、個々のブックマーク領域は、特定情報領域と選択基準領域とを含んでいるものとすればよい。そして、ポインタを設けるものとする。この場合には、□ボタン及び△ボタンの入力があった場合の制御が第1〜第3の実施の形態から以下のように変化する。
ユーザが入力装置104の□ボタンから入力を行うと、ポインタの付されているブックマーク領域の次のブックマーク領域において、そのときに特定情報300、800、1100として選択されている情報が特定情報領域に、そのときに選択関連基準として選択されている関連基準が選択基準領域に記録される。そして、ポインタは該ブックマーク領域に移動する。
ユーザが入力装置104の△ボタンから入力を行うと、ポインタの付されているブックマーク領域の特定情報領域に記録された特定情報と選択基準領域に記録された関連基準が読み出され、ブックマークされた表示態様が復元されるとともに、新たな特定情報300、800、1100と選択関連基準の選択状態として履歴格納領域に記録される。これと共に、ブックマークバッファのポインタが1つ前に戻される。従って、△ボタンの入力が2回連続すると、2つ前にブックマークされた特定情報と選択関連基準に応じた表示態様が復元されることとなる。なお、このように複数のブックマーク領域を設けた場合には、ポインタを戻す入力(ここでは、△ボタンの入力)だけでなく、ポインタを進める入力があるものとしてもよい。
上記の第1〜第3の実施の形態では、入力装置104の□ボタンの入力時には、今回のタイミングにおける□ボタンの操作以前に、□ボタンの操作によってブックマークバッファ420に登録されているデータがある場合には、今回のタイミングにおける□ボタンの入力によって該登録されているデータは上書きされるものとしていたが、これに限るものではなく、ユーザに対して上書きするかどうかを問うものとしてもよい。この場合には、□ボタンの入力時において既にブックマークバッファ420に登録されているデータがある場合には、表示装置105上に「そのまま上書き(現在の表示態様をブックマーク)」、「過去のブックマークを表示する(現在の表示態様をブックマーク)」、「上書きしない」のいずれかを○ボタンの入力によって選択する画面を表示し、ユーザの判断により選択することができるものとすればよい。
ここでは、ユーザは、□ボタンの入力によって新たに気になった特定情報300、800、1100及び選択関連基準の選択状態をブックマークする際においても、過去のある時点で気になった特定情報及び選択関連基準の選択状態を確認できるようになり、知らない間にブックマークしたはずの特定情報及び選択関連基準の選択状態を復元できなくなるといったことがなく、ユーザが所望する情報の選択が容易になる。
上記の第1〜第3の実施の形態では、表示装置105において表示される情報間の違いを、表示サイズや表示位置を変えることによって判断可能なものとしていたが、これに限るものではない。例えば、特定情報300、800、1100から遠くの位置に表示される情報ほど明暗や、色彩や、トーンや、解像度などの画像的レベルを抑えるものとしてもよい。表示情報として動画など動くものを適用すれば、特定情報300、800、1100から遠くの位置に表示される情報ほどスローに再生されるものとしてもよい。或いは、特定情報300、800、1100以外の情報は停止しているものとしてもよい。これら情報の表示状態の設定をユーザの操作によって切り替え可能なものとしてもよい。この場合には、ユーザは所望の表示状態で情報の選択ができ、所望する情報の選択が容易になる。
上記の第1〜第3の実施の形態では、特定情報、選択関連基準により特定情報と関連付けられた他の情報、選択関連基準以外の関連基準により特定情報と関連付けられた他の情報のいずれもが、常に表示装置105上に表示されるものとしていた。しかしながら、常に表示装置105上に表示される情報は、現時点で特定情報として選択されている情報だけであってもよく、他の情報は、必要に応じて表示装置105に表示されるものとしてもよい。
図13は、表示装置105に選択的に表示される情報の表示態様の変形例を示す図である。図13(a)に示すように、表示装置105には、特定情報1300(ここでは、情報A)と、特定情報1300である情報Aを他の情報と関連付ける関連基準1310(ここでは、関連a〜関連z)とが表示されている。入力装置104の上下方向キーを操作してカーソル1320を移動させることにより、関連a〜関連zのうちからいずれかの関連基準を選択することができる。図13(a)の状態では、左右方向キーの入力はキャンセルされる。
図13(a)の状態から、例えば入力装置104の○ボタンの入力を行うと、図13(b)に示すように、特定情報1300として情報Aが表示されたまま、関連aにより情報Aと関連する情報B、C、Dが特定情報1300に関連する情報1330〜1332として表示される。真ん中の情報1330は、入力装置104の○ボタンを入力することで、次に特定情報1300として選択されることとなる情報である。
図13(b)の状態から、入力装置104の左右方向キーを操作すると、その入力に従って次に特定情報として選択される情報1330、及びこれに隣接する情報1331、1332の情報内容が変化する。例えば、右方向キーを入力すると、次に特定情報として選択される情報1330が情報Cとなる。なお、図13(b)の状態から、例えば入力装置104の×ボタンの入力を行うと、表示装置105における情報の表示態様を、図13(a)の状態に戻すことができる。
図13(b)の状態から、入力装置104の○ボタンの入力を行うと、図13(c)に示すように、情報1330となっていた情報Bが特定情報1300に変化し、特定情報1300となっていた情報Aが次に特定情報として選択される情報1330に変化する。また、これに伴って、情報1331、1332の情報内容も変わる場合がある。なお、図13(c)の状態から、例えば入力装置104の△ボタンの入力を行うと、表示装置105における情報の表示態様を、図13(b)の状態に戻すことができる。また、図13(c)の状態から、例えば入力装置104の×ボタンの入力を行うと、図13(a)に示したのと同様な、特定情報1300(ここでは、情報Bとなる)と関連基準1310(ここでは、情報Bを他の情報と関連付ける関連基準)が表示装置105に表示されるものとなる。
上記の第1〜第3の実施の形態では、表示装置105に表示対象となる情報は、HDD103に予め記憶されているものとしていた。しかしながら、電子番組表(EPG)のようにインターネット上に存在するサーバ装置に記憶されているものであってもよい。また、複数のサーバ装置上に分散して記憶されているものであってもよい。ここで、第3の実施の形態では、情報1010、1020、…、1030毎に分散して記憶されるものとすることができるが、第2の実施の形態では、情報集合体701〜707毎に分散して記憶されるものとすることができる。
また、第2、第3の実施の形態のように情報を検索する際には、インターネット上のサーバ装置が有する機能を利用し、特定情報800、1100に変化が生じる毎に、変化後の特定情報800、1100を示す情報を通信装置106からサーバ装置に送り、表示対象となる他の情報(第3の実施の形態では、表示領域外にある情報も含む)をサーバ装置から受信するものとしてもよい。選択関連基準が変化しただけのときは、表示対象となる情報の種類そのものに変化はないので、サーバ装置から情報を受け取る必要はない。
このようにインターネット上に存在する情報を表示対象の情報として適用する場合には、表示装置105に表示可能な情報を情報処理装置ごと或いはユーザごとに制限するものとしてもよい。この場合には、表示可能な情報を、情報処理装置側で制限するものとしてもよいが、サーバ装置側で制限するものとしてもよい。ここでは、ユーザの年齢や、システムへの登録有無などによって表示装置105に表示する表示情報を制限することができる。
上記の第1〜第3の実施の形態では、特定情報300、800、1100が入力装置104の操作により順次変化していくことを説明していたが、どのような情報が最初に特定情報300、800、1100として選択されるかについては説明していなかった。最初の特定情報300、800、1100は、情報処理装置において適当に選択されるものとすることもできるが、表示装置105への表示対象となる情報の構成によってはユーザの指示に従って選択されるものとすることができる。最初の特定情報を選択するために、例えば、電子番組表を適用することができる。
図14(a)は、電子番組表の例を示す図である。図示するように、電子番組表では、横軸にチャンネルが、縦軸に時間が設定されて、チャンネルと時間毎に番組が一覧形式で表示される。電子番組表に従って最初の特定情報を選択するために、まず、この電子番組表を表示装置105に表示させるものとする。
電子番組表では、入力装置104の左右キーを操作することによってチャンネルが変更され、上下方向キーを操作することによって時間が変更される。例えば、図14(a)の状態では、2チャンネルの11:30のニュースが選択された状態(図において、網が目表示)となっている。ここで、左方向キーを操作した場合には、1チャンネルの11:30のニュースが選択された状態となり、上方向キーを操作した場合には、2チャンネルの10:30の報道スペシャルが選択された状態となる。例えば、ユーザが入力装置104の○ボタンを操作すると、選択された状態となっている番組が最初の特定情報となる。
図14(b)は、2チャンネルの11:30のニュースが最初の特定情報として設定された場合における表示装置104における情報の表示態様の例を示す図である。ここでは、2チャンネルの11:30のニュースが特定情報1400として表示装置105の中央に表示される。また、2チャンネルという同じ関連性で関連する他の番組が選択軸1410上に並べて表示され、ニュースという同じ関連性で関連する他の番組が選択軸1420上に並べて表示され、出演者が××太郎であるという同じ関連性で関連する他の番組が選択軸1430上に並べて表示される。
このように一覧表示された情報(ここでは、個々の番組)からユーザの指示により所望の情報を最初の特定情報となる情報として選択させることで、ユーザの所望する情報にさらに容易に辿り着くことができるようになる。
上記の第1〜第3の実施の形態では、表示装置105において表示される情報に関する情報を表示するものではなかったが、特定情報300、800、1100に対してどのような関連基準が選択関連基準となっているかという情報を表示するものであってもよい。また、該選択関連基準によって特定情報300、800、1100と関連付けられる情報数を表示するものであってもよい。ここでは、ユーザは選択軸310、810、1100上に並べられた情報の数を把握しながら、表示状態を変更することができる。
上記の第1〜第3の実施の形態では、入力装置104の方向入力キーとして上下左右の4つのキーを備えるものとしていた。しかしながら、方向入力を行うために必要な入力装置104の構成デバイスはこれに限るものではなく、方向キーのように特定情報300、800、1100或いは選択関連基準の移行を指示するキーを備えるものであれば、ジョイスティック、或いはマウスやトラックボールなどを適用してもよい。また、タッチパネルなどのように直接的に特定情報300、800、1100となる情報を指示するものであってもよい。入力装置104は、必ずしも情報処理装置の本体に含まれるものである必要はなく、リモコン(リモートコントローラ)のように離れた場所から入力を行うものであってもよい。
上記の第1〜第3の実施の形態では、表示装置105に選択的に表示される情報やCPU101が実行するプログラムは、HDD103に格納されているものとしていたが、これに限るものではない。通信装置106からネットワークを介して情報及びプログラムをサーバ装置からダウンロードして、メインメモリ102に格納するものとしてもよい。また、メインメモリ102に予め情報及びプログラムを格納した情報処理装置を提供することもできる。また、その他にも、プラットフォームとして適用するハードウェアに応じた様々な方法で情報及びプログラムを配布することができる。
本発明の第1の実施の形態の処理を実行する情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態において表示装置に選択的に表示される情報の構成を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態において表示装置に選択的に表示される情報の表示態様の例を示す図である。 本発明の実施の形態において、メインメモリに設けられる履歴バッファの構成と、ブックマークバッファの構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における情報の表示態様の変化を具体的に示す図である。 本発明の第2の実施の形態において表示装置に選択的に表示される情報の構成を模式的に示す図である。 本発明の第2の実施の形態において表示装置に選択的に表示される情報の表示態様の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における処理を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態において表示装置に選択的に表示される情報の構成を模式的に示す図である。 本発明の第3の実施の形態において表示装置に選択的に表示される情報の表示態様の例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態における処理を示すフローチャートである。 表示装置に選択的に表示される情報の表示態様の変形例を示す図である。 電子番組表の例と、該電子番組表に従って最初に選択された特定情報に従って表示装置に表示される情報の表示態様の例を示す図である。
符号の説明
101 CPU
102 メインメモリ
103 HDD
104 入力装置
105 表示装置
300、800、1100 特定情報
310、810、1110 選択軸
320、330、820〜850、1111b〜1111p 非選択軸
400 履歴バッファ
401〜40n 履歴格納領域
420 ブックマークバッファ

Claims (16)

  1. 各々の情報が1以上の任意の数の関連基準で該関連基準毎に他の情報と関連付けられた複数の情報からユーザの指示により選択された情報を順次表示装置に表示させることで、ユーザに情報を散策させる情報散策装置であって、
    前記複数の情報のうちから任意の情報を、情報の散策を開始するための特定情報として設定する開始時特定情報設定手段と、
    前記複数の情報のうちで現時点で特定情報として設定されている情報を前記表示装置に表示させる特定情報表示手段と、
    前記特定情報表示手段により前記表示装置に表示されている特定情報を以て情報の選択を確定させるかどうかを、ユーザの指示により選択させる情報確定選択手段と、
    前記情報確定選択手段により情報の選択が確定されないときに、前記特定情報表示手段により前記表示装置に表示されている特定情報を他の情報と関連付ける関連基準のうちからいずれかの関連基準を、ユーザの指示により選択させる関連基準選択手段と、
    前記複数の情報のうちで前記関連基準選択手段により選択された選択関連基準により前記特定情報と関連付けられた特定関連情報を、前記表示装置に表示させる関連情報表示手段と、
    前記関連情報表示手段により前記表示装置に表示された特定関連情報のうちからいずれかの情報を、ユーザの指示により選択させる特定関連情報選択手段と、
    前記特定関連情報選択手段により選択された情報を、さらに情報の散策を継続するための特定情報として設定する継続時特定情報設定手段と
    を備えることを特徴とする情報散策装置。
  2. 前記複数の情報のうちで情報の散策を開始するための特定情報として設定することが可能な情報を前記表示装置に一覧表示させる一覧表示手段と、
    前記一覧表示手段により一覧表示された情報のうちの所望の情報を、ユーザの指示により選択させる一覧情報選択手段とをさらに備え、
    前記開始時特定情報設定手段は、前記一覧情報選択手段により選択された情報を特定情報として設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報散策装置。
  3. 前記複数の情報は、他の情報と関連付ける関連基準の数が1だけである情報を含み、
    前記関連基準選択手段は、
    前記特定情報表示手段により前記表示装置に表示されている特定情報を他の情報と関連付ける関連基準の数が2以上であるときに、ユーザの指示によりいずれかの関連基準を選択関連基準として選択させ、
    前記特定情報表示手段により前記表示装置に表示されている特定情報を他の情報と関連付ける関連基準の数が1だけであるときに、ユーザの指示によらずに当該1だけの関連基準を選択関連基準として選択する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報散策装置。
  4. 前記特定情報の設定の履歴と前記選択関連基準の選択の履歴とを特定可能な情報を記憶装置に記憶させる履歴記憶手段と、
    ユーザにより履歴の状態を復元する旨が指示されたときに、前記複数の情報のうちで前記履歴記憶手段に記憶された履歴に応じた情報を前記表示手段に表示させる履歴状態復元手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報散策装置。
  5. 前記情報確定選択手段により前記表示装置に表示されている特定情報を以て情報の選択を確定させる旨が選択されたときに、当該情報の選択の確定された特定情報に応じて定められた処理を行う選択処理手段とをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報散策装置。
  6. 各々の情報がそれぞれ異なる関連基準に対応した複数の個別情報から構成される複数の情報を記憶する情報記憶手段から情報を抽出する情報抽出手段をさらに備え、
    前記関連情報表示手段は、前記選択関連基準に対応した個別情報のみが互いに異なる情報を前記情報抽出手段に抽出させ、該抽出させた情報を前記特定関連情報として前記表示装置に表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報散策装置。
  7. 各々の関連基準により互いに関連付けられる情報の集合体である関連基準情報集合を前記関連基準毎に記憶する情報記憶手段から、いずれかの関連基準情報集合を検索する情報検索手段をさらに備え、
    前記関連情報表示手段は、前記選択関連基準に対応した関連基準情報集合を前記情報検索手段に検索させ、該索出された関連基準情報集合に含まれる情報のうちで前記特定情報以外の情報を前記特定関連情報として前記表示装置に表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報散策装置。
  8. それぞれ他の情報と関連付ける関連基準を特定する関連基準情報を含む複数の情報を記憶する情報記憶手段から、同一の関連基準情報を含む他の情報を検索する情報検索手段をさらに備え、
    前記関連情報表示手段は、前記選択関連基準に対応した関連基準情報を含む情報を前記情報検索手段に検索させ、該索出された情報のうちで前記特定情報以外の情報を前記特定関連情報として前記表示装置に表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報散策装置。
  9. 前記関連情報表示手段は、前記特定関連情報を、前記特定情報との関連性の高さに応じた順番で前記表示装置に表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報散策装置。
  10. 前記特定情報表示手段は、現時点で特定情報として設定されている情報を前記表示装置上の特定位置に表示させ、
    前記関連情報表示手段は、前記特定位置に前記特定情報として設定されている情報が表示されている表示装置上の該特定位置を基準として定められる位置に前記特定関連情報を表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報散策装置。
  11. 前記関連情報表示手段は、前記特定関連情報を前記特定情報よりも小さく表示させる
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報散策装置。
  12. 前記関連情報表示手段は、前記特定関連情報のうちで予め定められた所定数の情報を前記表示装置に表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の情報散策装置。
  13. 前記特定関連情報が表示されている表示装置上の該特定関連情報の表示位置とは異なる位置に、前記複数の情報のうちで前記選択関連基準以外の関連基準により前記特定情報と関連付けられた非特定関連情報を表示させる非特定関連情報表示手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の情報散策装置。
  14. ユーザの指示を入力する入力装置、情報を表示する表示装置と、データを記憶する記憶装置とを備えるコンピュータ装置において実行され、前記入力装置から入力された指示に応じて各々の情報が1以上の任意の数の関連基準で該関連基準毎に他の情報と関連付けられた複数の情報から選択された情報を順次表示装置に表示させることで、ユーザに情報を散策させる方法であって、
    前記複数の情報のうちから任意の情報を情報の散策を開始するための特定情報として設定し、該設定した特定情報を示すデータを前記記憶装置に記憶させるステップと、
    前記記憶装置に記憶されている特定情報を示すデータに基づいて、前記複数の情報のうちで現時点で特定情報として設定されている情報を前記表示装置に表示させるステップと、
    前記表示装置に表示されている特定情報を以て情報の選択を確定させるかどうかを選択するための指示を、前記入力装置から入力させるステップと、
    前記情報の選択が確定されないときに、前記表示装置に表示されている特定情報を他の情報と関連付ける関連基準のうちからいずれかの関連基準を選択するための指示を、前記入力装置から入力させるステップと、
    前記複数の情報のうちで前記選択された選択関連基準により前記特定情報と関連付けられた特定関連情報を、前記表示装置に表示させるステップと、
    前記表示装置に表示された特定関連情報のうちからいずれかの情報を選択するための指示を、前記入力装置から入力させるステップと、
    前記特定関連情報のうちから選択された情報を、さらに情報の散策を継続するための特定情報として新たに設定し、該新たに設定した特定情報を示すデータをこれまで記憶されていた特定情報を示すデータから更新して前記記憶装置に記憶させるステップと
    を含むことを特徴とする情報散策方法。
  15. ユーザの指示を入力する入力装置、情報を表示する表示装置と、データを記憶する記憶装置とを備えるコンピュータ装置において実行され、前記入力装置から入力された指示に応じて各々の情報が1以上の任意の数の関連基準で該関連基準毎に他の情報と関連付けられた複数の情報から選択された情報を順次表示装置に表示させることで、ユーザに情報を散策させるためのプログラムであって、
    前記複数の情報のうちから任意の情報を情報の散策を開始するための特定情報として設定し、該設定した特定情報を示すデータを前記記憶装置に記憶させるステップと、
    前記記憶装置に記憶されている特定情報を示すデータに基づいて、前記複数の情報のうちで現時点で特定情報として設定されている情報を前記表示装置に表示させるステップと、
    前記表示装置に表示されている特定情報を以て情報の選択を確定させるかどうかを選択するための指示を、前記入力装置から入力させるステップと、
    前記情報の選択が確定されないときに、前記表示装置に表示されている特定情報を他の情報と関連付ける関連基準のうちからいずれかの関連基準を選択するための指示を、前記入力装置から入力させるステップと、
    前記複数の情報のうちで前記選択された選択関連基準により前記特定情報と関連付けられた特定関連情報を、前記表示装置に表示させるステップと、
    前記表示装置に表示された特定関連情報のうちからいずれかの情報を選択するための指示を、前記入力装置から入力させるステップと、
    前記特定関連情報のうちから選択された情報を、さらに情報の散策を継続するための特定情報として新たに設定し、該新たに設定した特定情報を示すデータをこれまで記憶されていた特定情報を示すデータから更新して前記記憶装置に記憶させるステップと
    を前記コンピュータ装置に実行させることを特徴とするプログラム。
  16. ユーザの指示を入力する入力装置、情報を表示する表示装置と、データを記憶する記憶装置とを備えるコンピュータ装置において実行され、前記入力装置から入力された指示に応じて各々の情報が1以上の任意の数の関連基準で該関連基準毎に他の情報と関連付けられた複数の情報から選択された情報を順次表示装置に表示させることで、ユーザに情報を散策させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、
    前記プログラムは、
    前記複数の情報のうちから任意の情報を情報の散策を開始するための特定情報として設定し、該設定した特定情報を示すデータを前記記憶装置に記憶させるステップと、
    前記記憶装置に記憶されている特定情報を示すデータに基づいて、前記複数の情報のうちで現時点で特定情報として設定されている情報を前記表示装置に表示させるステップと、
    前記表示装置に表示されている特定情報を以て情報の選択を確定させるかどうかを選択するための指示を、前記入力装置から入力させるステップと、
    前記情報の選択が確定されないときに、前記表示装置に表示されている特定情報を他の情報と関連付ける関連基準のうちからいずれかの関連基準を選択するための指示を、前記入力装置から入力させるステップと、
    前記複数の情報のうちで前記選択された選択関連基準により前記特定情報と関連付けられた特定関連情報を、前記表示装置に表示させるステップと、
    前記表示装置に表示された特定関連情報のうちからいずれかの情報を選択するための指示を、前記入力装置から入力させるステップと、
    前記特定関連情報のうちから選択された情報を、さらに情報の散策を継続するための特定情報として新たに設定し、該新たに設定した特定情報を示すデータをこれまで記憶されていた特定情報を示すデータから更新して前記記憶装置に記憶させるステップと
    を前記コンピュータ装置に実行させることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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