JP2007124069A - 放送番組送出装置の番組宣伝素材送出方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】キー局からローカル局に配信された複数の番組宣伝素材からローカル局がオンエアする番組宣伝素材を、オンエア時に自動的に送出できるようにすることを目的とする。
【解決手段】各番組宣伝素材の素材開始点情報も配信することにより、複数の番組宣伝素材を、配信された各番組宣伝素材の素材開始点情報に基づいて自動的に検尺し、この検尺で確定した各番組宣伝素材の素材開始点と素材長、または前記素材開始点と素材終了点に基づいて、複数の番組宣伝素材から抽出されたオンエアする番組宣伝素材を、オンエア時に送出する。
【選択図】図1
【解決手段】各番組宣伝素材の素材開始点情報も配信することにより、複数の番組宣伝素材を、配信された各番組宣伝素材の素材開始点情報に基づいて自動的に検尺し、この検尺で確定した各番組宣伝素材の素材開始点と素材長、または前記素材開始点と素材終了点に基づいて、複数の番組宣伝素材から抽出されたオンエアする番組宣伝素材を、オンエア時に送出する。
【選択図】図1
Description
本発明は、放送番組送出装置に配信された複数の番組宣伝素材(以下、番宣素材と称する)から送出する番宣素材を抽出することに関するものである。
放送番組送出装置は、主にEDPS(Electronic Data Processing System)端末、送出制御装置、各バンク(番組バンク、CMバンク、提供バンク)より構成される。EDPS端末は放送局の営業、編成、放送までを一貫して管理する装置であり、送出スケジュール情報(各放送素材の素材コード、送出時刻、送出時間についての情報)を送出制御装置に出力する。送出制御装置は、EDPS端末より送出された送出スケジュール情報に従って、各バンクで管理されている放送素材の送出を制御する装置である。番組バンク、CMバンク、提供バンクは、それぞれ番組本編素材、CM素材(番宣素材も含む)、提供素材を管理し、送出制御装置の制御により、指定された放送素材を送出する装置である。即ち、放送素材の種別毎に各バンク(番組バンク、CMバンク、提供バンク)で放送素材が管理され、各バンクは、送出制御装置の制御により、指定された放送素材を送出する。なお、提供素材とは、通常、静止画像及び音声とで構成され、番組のスポンサー会社の表示及び音声出力を行う(例えば、「御覧のスポンサーの提供でお送りしました」と音声出力する)ための放送素材である。また、番宣素材とは、番組の内容や放送時刻を宣伝する放送素材であり、前述の通り、通常、CM素材として扱われる。
次に、従来の一例である放送番組送出装置の構成、動作について、図5を用いて説明する。図5は、従来の一例である放送番組送出装置の構成を示すブロック図である。放送番組送出装置は、番組本編素材、CM素材、提供素材をそれぞれ番組バンク501、CMバンク502、提供バンク503内のそれぞれのビデオサーバ504、505、506に登録すると共に、EDPS端末507より送出された送出スケジュール情報に従って動作する送出制御装置508の制御により、各バンク(番組バンク501、CMバンク502、提供バンク503)内のビデオサーバ504、505、506に登録された放送素材を送出する。なお、ビデオサーバ504、505、506に放送素材を登録する際、番組バンク501、CMバンク502では、番組本編素材、CM素材が収録されたVTRテープがセットされたVTR装置509、510を用いて登録し、提供バンクでは、提供素材を作成するための作画装置511から登録する。または、放送局が全国ネット(複数の放送局が提携することで生成された放送局のネットワーク)のローカル局である場合、キー局から各ローカル局への専用回線512、513により配信された放送素材を、各バンク(番組バンク501、CMバンク502)内のビデオサーバ504、505に登録する。なお、前述のキー局とは、放送素材を配信する放送局(例えば、首都圏の放送局)であり、前述のローカル局とは、キー局から配信された放送素材から自局がオンエアする放送素材を抽出して送出する放送局(例えば、首都圏以外の地方の放送局)である。前述の通り、CM素材は、専用回線513により配信されることがあるため、CM素材として扱われる番宣素材も、専用回線513により配信されることがある。そして、番宣素材を配信する場合、キー局は複数の番宣素材を一括して配信することにより、ローカル局は一括配信された複数の番宣素材の中から自局がオンエアする番宣素材を抽出して送出する。なお、キー局からローカル局への専用回線によって一括配信される複数の番宣素材は、ローカル局で全てオンエアされるとは限らないため、前述の通り、ローカル局がオンエアする番宣素材のみを複数の番宣素材から抽出して送出する。
以下、専用回線512、513により一括配信された複数の番宣素材からローカル局がオンエアする番宣素材を送出するまでの動作について、図5〜図7を用いて説明する。図6は、専用回線512、513により一括配信される複数の番宣素材の一例を示す図、図7は、ローカル局がオンエアする番宣素材を送出するまでの一連の動作を示すフローチャートである。なお、オンエアする番宣素材を送出する前に抽出してCMバンク502内のビデオサーバ505に登録するが、この場合、図5の通り、CMバンク502内のVTR装置510にセットしたVTRテープに複数の番宣素材を一括収録して(ステップ701)からCMバンク502内のビデオサーバ505にオンエアする番宣素材のみを抽出して登録するか、または番組バンク501内のビデオサーバ504に複数の番宣素材を一括登録してからCMバンク502内のビデオサーバ505にオンエアする番宣素材のみを抽出して登録することとなる。
CMバンク502内のVTR装置510にセットされたVTRテープに複数の番宣素材を一括収録して(ステップ701)からCMバンク502内のビデオサーバ505にオンエアする番宣素材のみを抽出して登録する場合を例にして説明する。CMバンク502内のVTR装置505にセットされたVTRテープに一括収録された複数の番宣素材の中からローカル局がオンエアする番宣素材を見つけ出すために、操作者がVTR装置510を操作することでVTRテープを再生して、目視検尺する(ステップ702)。即ち、VTRテープを再生したときの映像を操作者は見ながらローカル局がオンエアする番宣素材を探し出す。例えば、キー局から図6に示す複数の番宣素材が専用回線513によりローカル局に伝送された場合、VTRテープにはこの複数の番宣素材がそのまま収録されることとなるが、ローカル局がオンエアする番宣素材(例えば、番宣素材B、番宣素材D)を、VTRテープを再生したときの映像を操作者は見ながら探し出す。
オンエアする番宣素材を操作者が見つけたとき、この番宣素材をCMバンク502内のビデオサーバ505に登録するために、操作者はCMバンク502内のVTR装置510を操作すると、番宣素材がCMバンク502内のビデオサーバ505に登録される(ステップ703)。登録後、CMバンク502内のビデオサーバ505は、どこのアドレスに記憶されたかを示す記憶アドレス情報をCMバンク502内のデータサーバ514に送出する。そして、CMバンク502内のデータサーバ514では、送出スケジュール情報に基づいて、CMバンク502内のビデオサーバ505より送出された記憶アドレス情報とCMバンク502内のビデオサーバ505に登録された番宣素材の素材コードとを関連付けて記憶される。
ローカル局がオンエアする番宣素材をCMバンク502内のビデオサーバ505に登録した後、CMバンク502内のプレビュー端末515による事前プレビューを行う(ステップ704)ことにより、即ち、登録された番宣素材の再生画像をCMバンク502内のプレビュー端末515に表示させることにより、CMバンク502内のビデオサーバ505に登録された番宣素材の内容、画像品質のチェックを行う。操作者が事前プレビューする番宣素材の素材コード(ただし、登録された番宣素材の素材コード)をCMバンク502内のプレビュー端末515に入力すると、CMバンク502内のビデオサーバ505はこの素材コードの番宣素材の記憶アドレス情報をCMバンク502内のデータサーバ514より取得することにより、この記憶アドレスに登録された番宣素材の再生画像をCMバンク502内のプレビュー端末515に表示させる。プレビュー端末515に表示された番宣素材の再生画像を操作者がチェックすることで事前プレビューを行う。
なお、ローカル局がオンエアする番宣素材を全てビデオサーバ505に登録すると共に、登録した番宣素材全てのチェックが完了する(ステップ705)まで、図7の通り、目視検尺作業(ステップ702)、目視検尺作業によって見つけた番宣素材のビデオサーバへの登録作業(ステップ703)、登録した番宣素材の事前プレビュー作業(ステップ704)を操作者の操作により1素材ずつ行うのを繰り返す。ローカル局がオンエアする全ての番宣素材の事前プレビューを行った後、送出スケジュールに基づいた送出制御装置508による番宣素材の送出制御により、CMバンク502内のビデオサーバ505から番宣素材が送出スケジュールに従って、送出される(ステップ706)。
発見されていない。
前述の従来の放送番組送出装置では、キー局からローカル局への専用回線によって複数の番宣素材が配信された場合、ローカル局ではオンエアする番宣素材を送出する前に、操作者が配信された複数の番宣素材からローカル局がオンエアする番宣素材をわざわざ選択してからCMバンクに登録していたことにより手間がかかるため、番宣素材の登録作業が煩わしいという欠点がある。
そこで本発明では、ローカル局がオンエアする番宣素材を送出する前に、キー局から配信された複数の番宣素材からローカル局がオンエアする番宣素材を自動的に抽出できるようにすることにより、前述の欠点を除去することを目的とする。
本発明は、前述の目的を達成するために、少なくとも複数の番組宣伝素材をビデオサーバに登録し、送出スケジュール情報に基づいて前記登録された複数の番組宣伝素材からオンエアする番組宣伝素材を抽出して送出する放送番組送出装置の番組宣伝素材送出方法において、各番組宣伝素材の素材開始点情報が配信され、前記登録された複数の番組宣伝素材を、前記各番組宣伝素材の素材開始点情報に基づいて検尺し、該検尺で確定した前記各番組宣伝素材の素材開始点と素材長、または前記素材開始点と素材終了点に基づいて前記オンエアする番組宣伝素材を抽出し、該抽出した番組宣伝素材を送出するようにしたものである。
更に詳しくは、前記複数の番組宣伝素材の検尺後、前記送出スケジュール情報に基づく番組宣伝素材を抽出して送出する前に、前記ビデオサーバに接続された事前プレビュー端末から所定の番組宣伝素材に関連する放送素材の事前プレビュー要求があった場合で前記ビデオサーバに前記放送素材が登録されているときのみ前記放送素材の再生画像を前記プレビュー端末に表示し、前記放送素材の登録有無を前記事前プレビュー端末で確認するようにしたものである。
更に詳しくは、前記ビデオサーバに登録された各々の番組宣伝素材がオンエアする番組宣伝素材であるか否かを、前記各々の番組宣伝素材に関する送出スケジュールの有無に基づいて判定し、前記登録された複数の番組宣伝素材を検尺する際、オンエアすると判定した番組宣伝素材の素材開始点に基づいて検尺するようにしたものである。
以上説明したように本発明によれば、配信された各番宣素材の素材開始点情報に基づいてビデオサーバに登録された複数の番宣素材を検尺することにより各番宣素材の素材開始点と素材長(または、素材終了点)が自動的に確定し、確定された各番宣素材の素材開始点と素材長(または、素材終了点)に基づいてオンエアする番宣素材を複数の番宣素材から自動的に抽出するようにしたことにより、従来の放送番組送出装置と異なり、オンエアする番宣素材を操作者がわざわざ選択する必要がないため、操作者の労力を軽減することができる。
また、事前プレビューの際、番宣素材だけでなく、番宣素材と関連する放送素材(番組本編素材、提供素材)についても事前プレビューすることにより、事前プレビュー要求した放送素材(番宣素材と関連する放送素材)の再生画像が事前プレビュー端末に表示されるか否かに基づいて、番宣素材と関連する放送素材が登録されているか否かを操作者が判断することができる。
更に、オンエアする番宣素材についてのみ素材開始点と素材長(または素材終了点)を確定する作業のみ行わせるようにしたため、オンエアしない番宣素材の素材開始点と素材長を確定するといった無駄な検尺作業を行わないようにすることができる。
以下、本発明の一実施例である放送番組送出装置について図面を用いて説明する。図1は本実施例の放送番組送出装置の構成を示すブロック図である。従来の放送番組送出装置では、前述の通り、放送素材の種別毎に各バンク(番組バンク、CMバンク、提供バンク)で放送素材が管理されていたのに対して、本実施例の放送番組送出装置では、バンク内のビデオサーバの大容量化、高機能化等により、番組本編素材、CM素材、提供素材を一括して管理する統合バンク101で放送素材が管理されている。その結果、バンク毎にあったビデオサーバが共用化されることにより、本実施例の放送番組送出装置は、従来の放送番組送出装置よりも簡略な構成の装置となる。
本実施例の放送番組送出装置はローカル局の放送番組送出装置に適用した場合であり、ビデオサーバ105は、放送素材が番組本編素材、CM素材である場合、番組本編素材もしくはCM素材が収録されたVTRテープを用いてVTR装置109、110から登録する以外に、キー局から専用回線113を介して番組本編素材もしくはCM素材が配信されることで登録することも可能である。なお、放送素材が番宣素材である場合も、前述の通り、番宣素材もCM素材として扱われることにより、キー局から専用回線113を介して番宣素材が配信されることで登録することも可能である。一方、放送素材が提供素材である場合、提供素材を作成するための作画装置111から登録する。そして、登録された放送素材の内、ローカル局がオンエアする放送素材は、EDPS端末107より送出された送出スケジュール情報に従って動作する送出制御装置108の制御により送出される。
次に、本実施例の放送番組送出装置において、例えば、キー局から配信された複数の番宣素材からローカル局がオンエアする番宣素材を送出するまでの動作について、図1〜図4、図8、図9を用いて説明する。図2は、専用回線によって所定の順序でビデオサーバに配信される複数の番宣素材の一例を示す図、図3は、複数の番宣素材が配信されてからオンエアする番宣素材を送出するまでの動作を示すフローチャート、図4は、本実施例の放送素材送出装置のデータサーバに配信されるフォーマットデータ(配信される各番宣素材の素材コード情報、素材開始点情報、素材長情報に関する情報)を示す図、図8は、ローカル局に配信された各番宣素材がオンエアする番宣素材であるか否かを判定する動作を示すフローチャート、図9は、番宣素材、番組本編素材、提供素材の素材コードの一例を示す図である。
本実施例の放送番組送出装置では、キー局から一括配信された複数の番宣素材をローカル局の統合バンク101内のビデオサーバ105に登録するに際し、即ち、専用回線113により配信された複数の番宣素材をビデオサーバ105に登録するに際し、まず、複数の番宣素材に関する情報として、キー局からローカル局に配信される、図4(a)に示す各番宣素材の素材名情報、素材コード情報、素材開始点情報、素材長情報などのフォーマットデータを、ローカル局のデータサーバに登録する(ステップ301)。ここで、配信されるフォーマットデータは、例えば、全国ネットにより互いに提携した放送局同士のネットワーク回線116(以下、LAN回線116と称する)を介して、キー局からローカル局に配信される。例えば、図2に示す4つの番宣素材(番宣素材A、番宣素材B、番宣素材C、番宣素材D)を配信してビデオサーバ105に登録する場合、番宣素材A、番宣素材B、番宣素材C、番宣素材Dの素材名情報、素材コード情報、素材開始点情報、素材長情報などのフォーマットデータが、LAN回線116を介してキー局からローカル局へ配信されることにより、このフォーマットデータはデータサーバ114に登録される。
フォーマットデータの配信とは別に、専用回線113を介してキー局からローカル局へ複数の番宣素材が配信されることにより、複数の番宣素材が一括してビデオサーバ105に登録される(ステップ302)と共に、登録された複数の番宣素材の記憶場所情報(以下、番宣素材記憶アドレス情報と称する)をデータサーバ114に送出することで、番宣素材記憶アドレス情報がデータサーバ114に登録される。例えば、図2に示す4つの番宣素材(番宣素材A、番宣素材B、番宣素材C、番宣素材D)がキー局からローカル局へ配信される場合、4つの番宣素材がビデオサーバ105に登録されると共に、登録された4つの番宣素材の記憶場所情報である番宣素材記憶アドレス情報をデータサーバ114に送出することで、番宣素材記憶アドレス情報がデータサーバ114に登録される。なお、本実施例の放送番組送出装置では、フォーマットデータが配信された後、複数の番宣素材が配信されるが、これに限定されるものではない。逆に、複数の番宣素材が配信された後、フォーマットデータが配信されるようにしても良い。また、複数の番宣素材にフォーマットデータを重畳して配信するようにしても良い。
複数の番宣素材がビデオサーバ105に登録されると共に、フォーマットデータがデータサーバ114に登録された後、このフォーマットデータに基づいて、ビデオサーバ105に登録された複数の番宣素材の検尺を実行する(ステップ303)。例えば、図2に示す4つの番宣素材(番宣素材A、番宣素材B、番宣素材C、番宣素材D)がビデオサーバ105に登録されると共に、この4つの番宣素材のフォーマットデータがデータサーバ114に登録された後、送出スケジュール情報に基づいて各番宣素材を送出できるようにするために、ビデオサーバ105に登録された4つの番宣素材を各番宣素材に分割する検尺作業を行う。具体的には、フォーマットデータとしてデータサーバ114に登録されている番宣素材A、番宣素材B、番宣素材C、番宣素材Dの素材開始点情報に基づいて、ビデオサーバ114に登録されている番宣素材A、番宣素材B、番宣素材C、番宣素材Dの素材開始点、素材長(または、素材終了点)を確定するための作業である。
なお、ビデオサーバ105に登録された複数の番宣素材の検尺を行う前に、各番宣素材がオンエアする番宣素材であるか否かを判定し、判定後、オンエアする番宣素材(例えば、番宣素材B、番宣素材D)の素材開始点情報に基づいて、即ち、ビデオサーバ114に登録されている番宣素材A、番宣素材B、番宣素材C、番宣素材Dの内、オンエアする番宣素材である番宣素材B、番宣素材Dの素材開始点情報に基づいて、番宣素材B、番宣素材Dの素材開始点、素材長(または、素材終了点)を確定するための作業を行うようにしても良い。オンエアする番宣素材であるか否かの判定は、各番宣素材の素材コードと同一の素材コードを有する番宣素材の送出開始時刻情報、送出時間情報、放送素材内容情報が送出スケジュール情報としてデータサーバ114に登録されているか否かを検知することにより行う。例えば、図2に示す4つの番宣素材(番宣素材A、番宣素材B、番宣素材C、番宣素材D)の場合、番宣素材A、番宣素材B、番宣素材C、番宣素材Dの各素材コードと同一の素材コードを有する番宣素材の送出開始時刻情報、送出時間情報、放送素材内容情報が送出スケジュール情報としてデータサーバ114に登録されているか否かを検知することにより行う。この検知作業は、図8の通り、例えば、番宣素材A、番宣素材B、番宣素材C、番宣素材Dの順番で、1つずつ行い、送出スケジュール情報としてデータサーバ114に登録されているのを検知したとき、この番宣素材のオンエア番宣フラグを1とし、逆に、送出スケジュール情報としてデータサーバ114に登録されていないのを検知したとき、オンエア番宣フラグを0とする。なお、オンエア番宣フラグは、各番宣素材の素材コードと関連付けられフォーマットデータとして登録される。例えば、番宣素材Bと番宣素材Dがオンエアする番宣素材で、番宣素材Aと番宣素材Cがオンエアしない番宣素材である場合、番線素材B、番宣素材Dのオンエア番宣フラグを1とし、番宣素材A、番宣素材Cのオンエア番宣フラグを0とし、更に、各番宣素材の素材コードと関連付けてオンエア番宣フラグをフォーマットデータとして登録する。その結果、フォーマットデータは図4(a)から図4(b)に更新される。フォーマットデータの更新後、前述の通り、オンエアする番宣素材の素材開始点情報に基づいて、即ち、オンエア番宣フラグが1となった番宣素材B、番宣素材Dの素材開始点情報に基づいて、検尺作業を行う(ステップ303´)。
検尺作業を行った後、オンエアする番宣素材の事前プレビューを行う(ステップ304)ことにより、即ち、登録された複数の番宣素材の内、オンエアする番宣素材の再生画像を統合バンク101内のプレビュー端末115に表示させることにより、オンエアする番宣素材の内容、画像品質のチェックを行う。なお、事前プレビューは、操作者がプレビュー端末115を操作することでデータサーバ114から取得した送出スケジュール情報をプレビュー端末115に表示させた後、操作者が事前プレビューする番宣素材の素材コードをプレビュー端末115に入力することにより、入力した素材コードの番宣素材の再生画像をプレビュー端末に表示させることで行われる。操作者が事前プレビューする番宣素材の素材コードをプレビュー端末115に入力すると、ビデオサーバ105が、前述の検尺作業で確定した各番宣素材の素材開始点情報、素材長情報(または、素材終了点情報)、前述の番宣素材記憶アドレス情報に基づき、ビデオサーバ105の番宣素材記憶アドレスに記憶されたデータ(複数の番宣素材)から、事前プレビュー要求のあった番宣素材の素材開始点から素材終了点までのデータ(事前プレビュー要求のあった番宣素材)を抽出し、抽出したデータ(事前プレビュー要求のあった番宣素材)をプレビュー端末115に再生させる。その結果、事前プレビュー要求のあった番宣素材の再生画像がプレビュー端末115に表示される。事前プレビューは、オンエアする番宣素材の素材数だけ行う。例えば、図2に示す4つの番宣素材(番宣素材A、番宣素材B、番宣素材C、番宣素材D)の内、オンエアする番宣素材(送出スケジュール情報として、素材コード、送出開始時刻情報、送出時間情報、放送素材内容情報がデータサーバ114に登録されている番宣素材)は番宣素材Bと番宣素材Dであるとき、事前プレビューを2回行う(ステップ309)。
また、各番宣素材の事前プレビューを行う以外にも、各番宣素材で宣伝される番組の本編素材(番組本編素材)の素材コード、もしくは各番宣素材で宣伝される番組の提供素材の素材コードをプレビュー端末115に入力しても良い。この番組本編素材もしくは提供素材の素材コードを入力する(ステップ305)と、ビデオサーバ105に番組本編素材もしくは提供素材が登録されている(ステップ306)のであるならば、データサーバ114から取得した番組本編素材もしくは提供素材の記憶場所を示す記憶アドレス情報に基づき、記憶アドレスに記憶されたデータ(事前プレビュー要求をした番組本編素材、提供素材)を抽出することにより、抽出した番組本編素材もしくは提供素材をプレビュー端末115に再生させる。その結果、抽出した番組本編素材もしくは提供素材の再生画像がプレビュー端末115に表示される(ステップ307)ため、事前プレビュー要求をした番組本編素材、提供素材(番宣素材と関連のある放送素材)は、既に登録済であることが確認できる。逆に、事前プレビュー要求をした番組本編素材もしくは提供素材(番宣素材と関連のある放送素材)がビデオサーバ105に登録されていない場合(ステップ306)、番組本編素材もしくは提供素材の記憶場所を示す記憶アドレス情報をデータサーバ114から取得することができないため、ビデオサーバ105は、事前プレビュー要求をした番組本編素材もしくは提供素材(番宣素材と関連のある放送素材)を登録されてない旨の情報をプレビュー端末115に表示させる。その結果、プレビュー端末115には事前プレビュー要求をした番組本編素材もしくは提供素材(番宣素材と関連のある放送素材)が未登録である旨の表示が行われる(ステップ308)。従って、事前プレビューでは、オンエアする番宣素材と関連する放送素材の登録の有無を、再生画像が表示されるか、それとも未登録である旨の表示がされるかで、確認することができる。なお、番宣素材、番組本編素材、提供素材の素材コードは、例えば、図9の通り、番組名、素材種別、送出順序(ただし、番組本編素材のみ)に従って、規定されている。
事前プレビューを行った(ステップ306〜ステップ309)後、送出スケジュール情報に基づいた送出制御装置108による番宣素材の送出制御により、オンエアする番宣素材を送出する(ステップ310)。具体的には、送出制御装置108に登録された送出スケジュール情報に基づいてビデオサーバ105を制御することにより、前述の検尺作業で確定した各番宣素材の素材開始点情報、素材長情報(または、素材終了点情報)、前述の番宣素材記憶アドレス情報に基づき、ビデオサーバ105の番宣素材記憶アドレスに記憶されたデータ(複数の番宣素材)の内、オンエアする番宣素材の素材開始点から素材終了点までのデータ(オンエアする番宣素材)を、オンエア時刻に送出する。例えば、図2に示す番宣素材Bの送出時刻となったとき、ビデオサーバ105の番宣素材記憶アドレスに記憶されたデータの内、番宣素材Bの素材開始点から素材終了点までのデータを、オンエア時刻に送出する。
以上のように、本実施例の放送番組送出装置では、事前プレビュー作業を除いて、キー局から配信された複数の番宣素材からローカル局がオンエアする番宣素材を送出スケジュール情報に基づいて送出するまでの動作を自動化することができる。即ち、配信された複数の番宣素材が統合バンク101内のビデオサーバ105へ登録すること、登録された複数の番宣素材を検尺すること、検尺結果(各番宣素材の素材開始点情報、素材長情報または素材終了点情報)を用いてオンエアする番宣素材を複数の番宣素材から抽出して送出することを、自動的に行うことができる。その結果、操作者の労力を軽減することができる。
101:統合バンク 105:ビデオサーバ
107:EDPS端末 108:送出制御装置
109、110:VTR装置 111:作画装置
113:専用回線 114:データサーバ
115:プレビュー端末 116:フォーマットデータ
301〜310、303´:フローチャートのステップ
501:番組バンク 502:CMバンク
503:提供バンク 504〜506:ビデオサーバ
507:EDPS端末 508:送出制御装置
509、510:VTR装置 511:作画装置
512、513:専用回線
701〜706:フローチャートのステップ
107:EDPS端末 108:送出制御装置
109、110:VTR装置 111:作画装置
113:専用回線 114:データサーバ
115:プレビュー端末 116:フォーマットデータ
301〜310、303´:フローチャートのステップ
501:番組バンク 502:CMバンク
503:提供バンク 504〜506:ビデオサーバ
507:EDPS端末 508:送出制御装置
509、510:VTR装置 511:作画装置
512、513:専用回線
701〜706:フローチャートのステップ
Claims (3)
- 少なくとも複数の番組宣伝素材をビデオサーバに登録し、送出スケジュール情報に基づいて前記登録された複数の番組宣伝素材からオンエアする番組宣伝素材を抽出して送出する放送番組送出装置の番組宣伝素材送出方法において、
各番組宣伝素材の素材開始点情報が配信され、前記登録された複数の番組宣伝素材を、前記各番組宣伝素材の素材開始点情報に基づいて検尺し、該検尺で確定した前記各番組宣伝素材の素材開始点と素材長、または前記素材開始点と素材終了点に基づいて、前記複数の番組宣伝素材からオンエアする番組宣伝素材を抽出し、該抽出した番組宣伝素材を送出することを特徴とする番組宣伝素材送出方法。 - 請求項1記載の番組宣伝素材送出方法において、
前記複数の番組宣伝素材の検尺後、前記送出スケジュール情報に基づく番組宣伝素材を抽出して送出する前に、前記ビデオサーバに接続された事前プレビュー端末から所定の番組宣伝素材に関連する放送素材の事前プレビュー要求があった場合で前記ビデオサーバに前記放送素材が登録されているときのみ前記放送素材の再生画像を前記プレビュー端末に表示し、前記放送素材の登録有無を前記事前プレビュー端末で確認することを特徴とする番組宣伝素材送出方法。 - 請求項1乃至請求項2記載の番組宣伝素材送出方法において、
前記ビデオサーバに登録された各々の番組宣伝素材がオンエアする番組宣伝素材であるか否かを、前記各々の番組宣伝素材に関する送出スケジュールの有無に基づいて判定し、前記登録された複数の番組宣伝素材を検尺する際、オンエアすると判定した番組宣伝素材の素材開始点に基づいて検尺することを特徴とする番組宣伝素材送出方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005310648A JP2007124069A (ja) | 2005-10-26 | 2005-10-26 | 放送番組送出装置の番組宣伝素材送出方法 |
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Publications (1)
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