JP2007122557A - ネットワークシステム及びネットワーク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユビキタス通信アダプタで使用されるメモリの容量を削減する。
【解決手段】
コントロール装置は、通信アダプタからダウンロードしたコマンドデータ生成プログラムによりコマンドデータを生成して、メッセージとしてコマンドデータを通信アダプタへ送信する。通信アダプタはメッセージデータ中のコマンドデータを1バイトずつ受信しながら、受信した1バイトずつのコマンドデータをシリアルI/Fを介してユビキタスレディ機器へ送信する。ユビキタスレディ機器では、受信したコマンドデータを解析し、その結果に応じて、ユビキタスレディ機器の所定の部位を駆動制御し、又は所定の部位から状態情報を取得する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークシステム及びネットワーク装置に係り、特に、ユビキタスレディ機器を接続するユビキタス通信アダプタを含むシステムにおけるユビキタスレディ機器に対するコマンドデータの生成及び処理に関する。
近年、照明などの住宅設備機器、エアコンや冷蔵庫などの白物家電機器、血圧計や体重計などのヘルスケア機器、温度センサ、湿度センサ、照度センサ、電力量センサなどのセンサ機器(以下、これらを纏めて住宅関連機器という)にネットワーク装置を接続し、ネットワークを経由してコントロール装置からこれらの機器を制御したり、その状態を取得することによって、ホームヘルスケアやホームセキュリティ、省エネ制御を行うサービスシステムが提唱されている。このようなサービスシステムを普及させるためには、ネットワーク装置の小型化や低消費電力化が求められる。また、白物家電や設備系の機器に対しては、ネットワーク装置を低コスト化することが求められる。
住宅関連機器でも、LED表示器や蛍光管表示器のような電光表示器の中には、外部機器から機器本体を制御したり、状態取得することができるシリアルI/Fを備えたものが既に製品化されている。これらのシリアルI/Fは主にパソコンと1対1で接続して使用されるが、このシリアルI/Fにパソコンの代わりにネットワーク装置を接続することにより、これらの機器をネットワークに接続して対応することができる。このようなシリアルI/Fを備えた住宅設備機器、白物家電機器、ヘルスケア機器、センサ機器、電光表示器などを総称してユビキタスレディ機器と呼ぶ。またユビキタスレディ機器のシリアルI/Fに接続するネットワーク装置をユビキタス通信アダプタと呼ぶ。ユビキタス通信アダプタは、コントロール装置から送信された制御メッセージや状態取得メッセージを受信し、その制御メッセージや状態取得メッセージから変換したコマンドデータをユビキタスレディ機器に送信する。また、コマンドデータの応答などをユビキタスレディ機器から受信して、コントロール装置に送信する。
一般に、ネットワーク上の通信データは、インターネットプロトコル(Internet Protocol、略してIP)に代表されるような通信プロトコルに従って送受信される。ネットワークを利用した通信では、パケットと呼ばれる数バイトから数キロバイトのメッセージデータをネットワーク装置間でやり取りする。ネットワーク装置は、このパケットデータに対して様々な処理を施しながら送信および受信するので、このパケットデータのサイズに応じた大量の可変メモリ、例えばRAM(Random Access Memory)を必要とする。
その結果、ネットワーク装置が大型化し、コストアップ、消費電力が増大するという問題が生じる。また、パケットデータの処理に時間がかかり、実用的な応答時間を得るためには大型のプロセッサが必要となり、このことも、ネットワーク装置の大型化や、コストアップ、消費電力の増大につながる。
このような問題に対処するために、特許文献1(特開2005−128888公報)には、低消費電力化、小型化、低コスト化を実現し、可変メモリの小容量化を図った、ネットワークに接続されるコマンド処理装置が提唱されている。
特開2005−128888公報
上述したユビキタス通信アダプタに対して、特許文献1に開示された技術を適用すると、ユビキタス通信アダプタ内部のCPUにおける通信プロトコル処理を逐次的に処理することにより、通信プロトコル受信時における備えるべきRAM容量を小さくすることことができる。
しかしながら、特許文献1の技術は、以下のような問題があることがわかった。
すなわち、特許文献1に記載のネットワーク装置はI/Oによって住宅設備機器や白物家電機器、センサ機器などに接続されているので、受信したパケットは最終的には1バイト程度のI/O制御情報に変換され、当該制御情報によってI/Oを制御した後には、情報はRAMから削除する。しかし、ユビキタス通信アダプタはメッセージを全て受信した後、ユビキタスレディ機器へ送信するコマンドデータを生成し、コマンドデータの全データを一時的にRAMに保持した後に、ユビキタスレディ機器に制御メッセージを送信する。このため、コマンドデータが長くなればなるほど、この一時的に保持するために必要となるRAMの容量が大きくなる。また、一時的に保持する時間がユビキタスレディ機器にコマンドを送信する遅延時間となるため、伝達時間が遅くなる。
本発明の目的は、ユビキタス通信アダプタの如きネットワーク装置で使用されるメモリの容量を削減することにある。
また、本発明は、ユビキタス通信アダプタにおけるコマンドの処理を軽減し、ユビキタス通信アダプタ内部のCPUが処理能力の低い場合であっても、コントロール装置からユビキタスレディ機器へのコマンドデータの伝達速度を速くすることにある。
本発明に係るネットワークシステムは、第3の装置を接続するネットワーク装置と、ネットワーク装置にネットワークを介して接続される情報処理装置を含むネットワークシステムにおいて、情報処理装置は、ネットワークを介してネットワーク装置からコマンド生成プログラムをダウンロードするダウンロード部と、ダウンロード部によりロードされたコマンド生成プルグラムを実行して、コマンドを生成するプログラム実行部とを有し、かつ、生成されたコマンドを含むメッセージデータをネットワーク装置へ送信し、
ネットワーク装置は、記憶部内に記憶された、コマンドを生成するコマンド生成プログラムと、情報処理装置から送信されたメッセージデータを受信して、解析するメッセージ解析部とを有し、メッセージ解析部による解析結果に従って、情報処理装置から送信されたコマンドを第3の装置に送信するネットワークシステムである。
好ましい例では、前記第3の装置は、住宅設備機器、家電機器又はセンサ機器を含むユビキタスレディ機器であり、ネットワーク装置に接続するためのシリアルインタフェースと、シリアルインタフェースを介して受信したコマンドデータを解析するコマンド解析部と、を有し、コマンド解析部におけるコマンドデータの解析の結果に応じて、ユビキタスレディ機器の所定の部位を駆動制御し、又は所定の部位から状態情報を取得する。
また、好ましくは、このネットワーク装置は、情報処理装置から送信される複数の要素データからなるメッセージデータを、要素データを順に受信して取得するメッセージ受信部と、メッセージデータの要素データを1つずつ順番に状態遷移に従って処理する前記メッセージ解析部と、メッセージ内に格納されたコマンドデータを1つずつ順番に、第3の装置に送信するコマンド転送部と、を有する。
更に、好ましくは、情報処理装置とネットワーク装置との間のインタフェースは、有線又は無線を用いて通信する通信インタフェースであり、メッセージ受信部は、通信インタフェースを介して要素データを受信する。
また、好ましくは、メッセージ受信部は、インターネットプロトコルに従い、IPパケットとしてメッセージデータを受信し、メッセージデータには、情報処理装置のIPアドレスとネットワーク装置のIPアドレスが宛先または差出のアドレスに格納され、コマンドデータが格納されるメッセージである。
また、好ましくは、前記情報処理装置は、Webブラウザ機能を備えた端末装置であり、前記ネットワーク装置は複数のユビキタスレディ機器を接続することができるユビキタス通信アダプタである。
本発明に係るネットワーク装置は、シリアルインタフェースを介して第3の装置に接続されると共に、ネットワークを介して情報処理装置に接続されるネットワーク装置であって、記憶部内に記憶された、コマンドを生成するコマンド生成プログラムと、情報処理装置から送信されたメッセージデータを解析するメッセージ解析部とを有し、情報処理装置からの要求に従って、コマンド生成プログラムを情報処理装置に送信し、かつ、情報処理装置で生成されてネットワークを介して送信されたコマンドを受信して、コマンドをメッセージ解析部で解析し、解析結果に従ってコマンドを第3の装置に送信するネットワーク装置である。
好ましくは、このネットワーク装置は、情報処理装置から送信される複数の要素データからなるメッセージデータを、要素データを順に受信して取得するメッセージ受信部と、メッセージデータの要素データを1つずつ順番に状態遷移に従って処理する前記メッセージ解析部と、メッセージ内に格納されたコマンドデータを1つずつ順番に、第3の装置に送信するコマンド転送部と、を有する。
一例では、ネットワーク装置は、第3の装置におけるコマンドの処理結果を応答として受信し、応答をネットワークを介して情報処理装置へ送信する。
本発明に係る処理方法は、第3の装置を接続するネットワーク装置と、ネットワーク装置にネットワークを介して接続される情報処理装置を含むネットワークシステムにおける処理方法であって、
情報処理装置は、ネットワーク装置で保持されるコマンド生成プログラムをダウンロードして、コマンド生成プログラムを実行してコマンドを生成し、生成されたコマンドを含むメッセージデータをネットワーク装置へ送信し、
ネットワーク装置は、情報処理装置から送信されたメッセージデータを受信して、メッセージ解析部で解析し、その解析結果に従って、情報処理装置から送信されたコマンドを第3の装置に送信する処理方法である。
好ましい例では、ネットワーク装置は、情報処理装置から送信される複数の要素データからなるメッセージデータを、要素データを順に受信し、メッセージデータの要素データを1つずつ順番に状態遷移に従って処理して、メッセージデータ内に格納されたコマンドデータを1つずつ順番に、第3の装置に送信する。
また、一例では、前記第3の装置は、受信したコマンドデータを解析し、その解析の結果に応じて、所定の部位を駆動制御し、又は所定の部位から状態情報を取得し、制御又は取得の結果を応答としてネットワーク装置へ送信し、ネットワーク装置は、受信した応答を情報処置装置へ送信する。
また、好ましくは、ネットワーク装置は、メッセージデータ中のコマンドデータを1バイトずつ受信しながら、受信した1バイトずつのコマンドデータをシリアルインタフェースを介して第3の装置へ送信する。
本発明は、また、ユビキタス通信アダプタで取扱われるプログラムの集合体としても把握できる。すなわち、シリアルインタフェースを介してユビキタスレディ機器に接続され、かつネットワークを介して情報処理装置に接続されるユビキタス通信アダプタで取扱われるプログラムの集合体であって、コマンドを生成するコマンド生成プログラムと、情報処理装置から送信される複数の要素データからなるメッセージデータを、要素データを順に受信して取得するメッセージ受信プログラムと、メッセージデータの要素データを1つずつ順番に状態遷移に従って処理するメッセージ解析プログラムと、メッセージ内に格納されたコマンドデータを1つずつ順番に、ユビキタスレディ機器に送信するコマンド転送プログラムと、を含み、情報処理装置からの要求に従って、コマンド生成プログラムは情報処理装置に送信され、かつ、情報処理装置で生成されてネットワークを介して送信されたコマンドをメッセージ受信プログラムによって受信し、メッセージ解析プルグラムでコマンドを解析し、解析結果に従ってコマンド転送プログラムによってコマンドをユビキタスレディ機器に送信するユビキタス通信アダプタにおけるプログラム集合体である。
本発明によれば、ネットワークに接続された情報処理装置(例えばコントロール装置)でコマンドを生成するようにしたので、ユビキタス通信アダプタではコマンド生成に関連する情報を保持するのためメモリを削減することができる。
また、本発明によれば、情報処理装置から受信したメッセージに保持されているコマンドデータを、逐次第3の装置(例えばユビキタスレディ機器)に送信するので、情報処理装置が送信したメッセージに格納されるコマンドデータが第3の装置に伝達される時間を短縮することができる。
図1は一実施例に係るネットワークシステムの構成例である。
このシステムは、ネットワーク130に接続されたコントロール装置101とユビキタス通信アダプタ102、及びこのユビキタス通信アダプタ102にシリアルインタフェース(I/F)141を介して接続されたユビキタスレディ機器104を有して構成される。
コントロール装置101は、ユビキタスレディ機器104の管理や制御を行なう装置として機能し、例えばPC(パーソナルコンピュータ)やWebブラウザ端末のような装置である。コントロール装置101は、ネットワーク130を経由してユビキタス通信アダプタ103にメッセージを送信したり、ユビキタス通信アダプタ103からのメッセージを受信する。
コントロール装置101は、プログラムダウンロード部105、プログラム実行部106、及びネットワークに対してパケットデータを送受信するパケット送受信部102を有して構成される。なお、図示していないが、コントロール装置101は、ディスプレイなどの表示装置や、キーボードやマウスなど入力装置を含むヒューマンI/Fを有し、表示装置に文字や画像などを描画したり、入力装置から入力された情報を取得したりすることができる。
プログラムダウンロード部105はネットワーク130を経由して、ユビキタス通信アダプタ103からプログラムをダウンロードする手段であり、例えば、Webブラウザのテキストダウンロード機能などである。プログラム実行部106はプログラムダウンロード部105によってダウンロードされたプログラムを実行する手段であり、例えば、WebブラウザのJavaScript実行機能である。
ネットワーク130は、コントロール装置101とユビキタス通信アダプタ103を接続する、例えばローカルネットワークやインターネット、携帯電話網などのようなネットワークである。
ユビキタス通信アダプタ103は、コントロール装置101から送信されたメッセージデータを受信し、ユビキタスレディ機器104にそのメッセージデータの一部として格納されたコマンドデータを送信し、また、コマンドデータの応答などをユビキタスレディ機器104から受信して、コントロール装置101に送信する動作を行なう。
ユビキタス通信アダプタ103は、CPU107、RAM108、ネットワークモジュール109、ROM110、シリアルI/F111、水晶発振子112、電源113を有して構成される。また、図示していないが、ユビキタス通信アダプタ103は、コントロール装置101から送信されたダウンロード要求に応じて、コントロール装置101に対してプログラムのダウンロードを実行する手段を有する。この手段は、例えばWebサーバなどのダウンロード実行機能である。
CPU107は、ユビキタス通信アダプタ103の動作に関するあらゆる計算処理を行う装置で、主にRAM108やROM110に格納されるプログラムを実行し処理する演算処理装置である。RAM108は、CPU107で実行されるプログラムが静的または動的に必要とする可変データを記憶する。可変データとは、例えば、変数やメッセージデータ、コマンドデータである。また、実行ステートと呼ぶ状態遷移(ステートの遷移)の状態を表す値を記憶する。
ネットワークモジュール109は、ネットワーク130を経由してパケットを送受信するために、例えば、ネットワークOSI参照レイヤの物理レイヤやデータリンクレイヤの処理を行なうモジュールである。例えば、Ethernet(IEEE802.3委員会による標準)モジュールや無線LANモジュールなどである。
ROM110は、CPU107で動作するプログラムを記憶する記憶ユニットであり、本実施例では、メッセージ受信プログラム114、メッセージ解析プログラム115、コマンド生成プログラム116、コマンドスループログラム117を記憶している。
ROM110に記憶される、これらのプログラム114〜117の処理動作については、図4〜図7を参照して、後述する。
シリアルI/F111は、ユビキタス通信アダプタ103とユビキタスレディ機器104との間のデータのやり取りを行うためのインタフェースであり、データを一度に1ビットずつ転送する通信チャンネルである。例えば、RS232C、UART、オープンコレクタ、TTL等を使用できる。なお、シリアルI/F111の代わりにパラレルI/FやUSB I/Fなどを使用しても良い。ユビキタス通信アダプタ103は、複数のシリアルI/F111を有する場合があり、その場合には、それぞれ番号1、番号2などと、番号が付されている。
水晶発振子112はCPU107に対して動作の指針となるクロックを与える部品である。電源113はCPU107やネットワークモジュール109などに電力を供給する部品である。
ユビキタスレディ機器104は、シリアルI/F121を介してユビキタス通信アダプタ103と接続される。この機器104は、例えばJAM-S端子やEchonet(エコーネットコンソーシアムにより提唱された、家庭内の電灯線や無線を利用したネットワークの規格)ミドルウェアアダプタI/FのようなシリアルI/Fを持ったエアコンなどの白物家電、RS-232Cの通信インタフェースを持った体重計や血圧計などのヘルスケア機器、シリアルI/F経由で文字列の書込みや文字列の制御を可能とするLED表示器、シリアルI/Fでセンサ情報を入出力する電力計センサなどであり、それぞれシリアルI/F121、コマンド解析部122、駆動装置123、センサ124を有して構成される。
ここで、シリアルI/F121は、シリアルI/F111と同様に、ユビキタス通信アダプタ103とユビキタスレディ機器104との間のデータのやり取りを行うためのI/Fであり、データを一度に1ビットずつ転送する通信チャンネルである。例えば、RS232C、UART、オープンコレクタ、TTLである。なお、シリアルI/F121の代わりにパラレルI/FやUSBなどを使用しても良い。
コマンド解析部122は、シリアルI/F121を経由してユビキタス通信アダプタからの送信されたコマンドを解析して、駆動装置123を制御したり、センサ124の情報を取得したりして、必要であればコマンドデータの応答をシリアルI/F121を経由で応答する機能である。この機能は、例えばコマンド解析プルグラムをCPU(図示せず)で実行することにより実現される。
駆動装置123は、例えばモーターや、コンプレッサー、照明、LED、蛍光管等の制御回路であったり、電熱回路である。センサ123は、例えば温度や照度や照度、振動センサ、加速度センサ、人検知センサ、方位センサなどである。
なお、図1では、図示を簡略化するために、システム内の装置を1台ずつ示した。例えば、ネットワーク130には1台のコントロール装置101が接続された例を示したが、実際には複数のコントロール装置101が接続されてもよい。また、ユビキタス通信アダプタ103にはそれぞれシリアルI/F141を介して複数のユビキタス機器104が接続されてもよい。
次に、図2、図3を参照して、ネットワーク130で送受信されるパケットフォーマットについて説明する。
図2はネットワーク上で送受信されるメッセージのパケットフォーマットの一例を示す。このパケットフォーマット201は、IPネットワークで使用されるパケットの1つであるHTTPパケットを簡略化して示したものである。このパケットは、ユビキタス通信アダプタ103においては、ネットワークモジュール109及びROM110内のプログラム(図示せず)によって処理される。コントロール装置101についても、特に図示はしていないが、コントロール装置101内のパケット送受信部102によって送信処理されたり、受信処理されたりする。
送信元MACアドレス202および送信先MACアドレス203は、例えば、ネットワークOSI参照レイヤにおいて、物理レイヤ、データリンクレイヤの通信において使用されるアドレスであり、例えば、ネットワーク130においてユニークに機器を識別できる値で構成される。本実施例では、便宜上、IEEE802仕様アドレスで構成されている。
送信元MACアドレス202は、ネットワーク130内でパケットを送信したコントロール装置101又はユビキタス通信アダプタ103のアドレスを格納する。送信先MACアドレス203は、ネットワーク130内でパケットを受け取るコントロール装置101又はユビキタス通信アダプタ103のアドレスを格納する。
バージョン情報204は、パケットフォーマットのバージョン情報を格納する。例えばIPバージョン4のパケットフォーマットであることを示すのであれば、値「4」を格納する。
差出IPアドレス205は、差出元のIPアドレスを格納するエリアであり、例えば、差出元となるコントロール装置101またはユビキタス通信アダプタ103のIPアドレスを格納する。例えば、差出元のIPアドレスが値「192.168.1.1」であるならば、その値「192.168.1.1」を格納する。
宛先IPアドレス206は、宛先のIPアドレスを格納するエリアであり、例えば、宛先となるコントロール装置101またはユビキタス通信アダプタ103のIPアドレスを格納する。例えば、差出元のIPアドレスが値「192.168.1.1」であるならば、その値「192.168.1.1」を格納する。
送信元ポート番号207は、IPパケットを受信処理することになるコントロール装置101上のプログラムの識別番号を格納する。例えば、値「1234」を格納する。送信元ポート番号208は、IPパケットを送信したユビキタス通信アダプタ103上のプログラムの識別番号を格納する。例えば、値「80」を格納する。
メッセージタイプ209は、メッセージ部の種別情報を格納するエリアである。メッセージタイプは、例えば、HTTPパケットにおいて、制御する場合であれば、例えば、文字列で「GET /Serial_Set.cgi?」となる。状態取得する場合であれば、例えば、文字列で「GET /Serial_Get.cgi?」となる。ユビキタス通信アダプタ103からプログラムをダウンロードする場合は、文字列で「GET /download.html」となる。
メッセージ部210は、ユビキタスレディ機器104が接続されているユビキタス通信アダプタ103のシリアルI/F111の番号を示す値と、ユビキタスレディ機器104で処理されるコマンドデータとの組で構成される。
図3は、図2に示したパケット201のメッセージ部210に格納されるメッセージ301の一例を示す。
例えば、一つ目の「1」はユビキタス通信アダプタ103のシリアルI/F111の番号を示し、2つ目以降の「02 09 01 60 80 30」は、ユビキタスレディ機器104に渡されるコマンドデータである。
次に、図4を参照して、メッセージ受信プログラム114による処理動作について説明する。メッセージ受信プログラム114は、ネットワーク130を介してメッセージを受信する。
まず、受信するパケットの受信処理をする(401)。パケットの受信処理が行なわれると、メッセージタイプが制御または状態取得であるか否かを調べる(402)。そのチェックの結果、「メッセージ受信あり」であれば、ステップ403へ進み、「メッセージ受信あり」で無ければ、ステップ401へ戻る。
次に、実行ステートを示す値を1にする(403)。そして、ネットワークモジュールからHTTPパケットフォーマットで受信したメッセージデータの1バイトを取得する(404)。メッセージ解析プログラムに1バイト渡す(405)。
その後、パケットの最後か否かを調べる(406)。HTTPパケットフォーマットで受信したメッセージデータの最後であれば、ステップ407へ進む。パケットの最後でなければ、ステップ404へ戻る。最後に、実行ステートの値を0にして(407)、以後ステップ402に進む。
次に、図5を参照して、メッセージ解析プログラム115の処理動作について説明する。
これは、メッセージ受信プログラム114から渡された1バイトのコマンドデータを解析して、コマンドスループログラム116に渡すプログラムである。
まず、メッセージ受信プログラム114から1バイト受け取る(501)。そして、実行ステートの値をチェックする(502)。このチェックの結果、もし、実行ステートの値が1のときは、ステップ505へ進む。もし、実行ステートの値が2のときは、ステップ503へ進む。また、もし実行ステートの値が3のときは、ステップ504へ進む。
ステップ503では、送信元にシリアルI/F111の番号1を指定して、コマンドスループログラム116に1バイト渡す処理を行なう(503)。その処理後、ステップ501へ戻る。ステップ504では、送信元にシリアルI/F111の番号2を指定して、コマンドスループログラムに1バイト渡す処理を行なう(504)。その処理後、ステップ501へ戻る。
ステップ505では、受け取った1バイト目の値をチェックする。このチェックの結果、もし1バイト目の値が1のときは、ステップ506へ進む。もし、1バイト目の値が2のときは、ステップ507へ進む。その他の場合はステップ508へ進む。その後、ステップ506では、実行ステートを2にする処理を行い、その後ステップ501へ戻る。また、ステップ507では、実行ステートを3にする処理を行い、その後ステップ501へ戻る。また、ステップ508では、実行ステートを0にする処理を行い、ステップ501へ戻る。
図6は、コマンドスループログラム116の処理動作を示す。
コマンドスループログラム116は、メッセージ解析プログラム115から渡されたコマンドデータの1バイトをシリアルI/F111を経由して、ユビキタスレディ機器104に送信するプログラムである。
コマンドデータの1バイトを受け取ったかどうかを調べ(601)、その結果、もしコマンドデータを1バイト受け取れば、ステップ602へ進む。一方、コマンドデータ1バイトを受け取らなければ終了する。ステップ602では、シリアルI/F111を経由して、ユビキタスレディ機器104に1バイトデータを送信する。その処理が終わると、ステップ601へ戻る。
図7はコマンド生成プログラム117の処理動作を示す。
このプログラムは、ユビキタスレディ機器104の駆動装置を制御したり、センサの状態を取得するためのコマンドを生成するプログラムであり、ネットワーク130を経由してコントロール装置101にダウンロードされ、コントロール装置101のプログラム実行部106で実行される。
まず、コントロール装置101内の表示装置に、入力表示画面801(図8参照)を描画する(701)。そして、表示内容から入力イベントありか否かを調べる(702)。その結果、もし入力イベントがあれば、ステップ703へ進む。もし入力イベントがなければ、ステップ701へ戻る。
ステップ703では、コマンドを生成してメッセージデータに格納する。また、ステップ704では、メッセージデータをHTTPパケットとしてユビキタス通信アダプタ103へ送信する。その後ステップ701へ戻る。
図8は、コントロール装置101における入力表示画面の一例である。
入力表示画面801は、コントロール装置101のプログラムダウンロード部105がユビキタス通信アダプタ103からネットワーク130を介してダウンロードしたコマンド生成プログラム117が入力表示画面を描画する処理(ステップ701)によって描画した画面である。入力表示画面801は、電源状態を示したり、制御したい電源状態を入力するONのセレクトボタン802とOFFのセレクトボタン803と、センサ状態を示すテキストボックス804と、制御ボタン805と、状態取得ボタン806を有して構成される。
次に、図9乃至図10を参照して、本システムの全体的な動作について説明する。
図9のシーケンス図を用いて、制御メッセージの処理について説明する。
コントロール装置101は、ユーザ900からの要求901を受け付けて、ユビキタス通信アダプタ103に対してコマンド生成プログラムのダウンロード要求902を送信する。ユビキタス通信アダプタ103は、コマンド生成プログラム117のダウンロード要求902を受信すると、コントロール装置101に対してコマンド生成プログラム117のダウンロードを開始し(処理903)、コマンド生成プログラム117のダウンロード904を行なう。
ユーザ900は、コントロール装置101の表示装置の表示からダウンロード完了905を確認すると、コントロール装置101のプログラム実行部106によって実行されたコマンド生成プログラム117が描画した入力表示画面801に制御したい情報を入力する(処理906)。すると、プログラム実行部106はコマンド生成プログラム117を実行して、制御コマンドを生成する(処理907)。そして、ユーザ900が入力表示画面の制御ボタン805を押すと(処理908)、制御メッセージ909をユビキタス通信アダプタ103へ送信する。
ユビキタス通信アダプタ103は、コントロール装置101から送信された制御メッセージ909を受信すると、メッセージ受信プログラム114を実行してメッセージ受信処理910を行なう。メッセージ受信プログラム114は、受け取ったメッセージをメッセージ解析プログラム115に1バイトずつデータを渡し、メッセージ解析プログラム115はメッセージ解析処理911を行なう。コマンドスループログラム116は、メッセージ解析プログラム115の実行により1バイトずつ渡されたコマンドデータをコマンドスルー処理し(912)、コマンドデータの送信(処理913)を行なう。
ユビキタス通信アダプタ103は、受理応答914を送信し、受理応答914を受信するコントロール装置101は、ユーザ900に対して結果を表示する(処理915)。ユビキタスレディ機器104は、コマンドデータを受信すると、コマンド解析部122によってコマンドを解析し(処理916)、駆動装置123を制御する(処理917)。
次に、図10のシーケンス図を用いて、状態取得メッセージの処理について説明する。
コントロール装置101はユーザ1000からの要求1001を受け付けて、ユビキタス通信アダプタ103に対してコマンド生成プログラムのダウンロード要求1002を送信する。ユビキタス通信アダプタ103は、コマンド生成プログラムのダウンロード要求1002を受信すると、コマンド生成プログラムダウンロードを開始し(処理1003)、コマンド生成プログラムのダウンロード1004を行なう。
ユーザ900は、ダウンロード完了1005を確認すると、入力表示画面801から状態取得したい情報を入力する(処理1006)。すると、プログラム実行部106はコマンド生成プログラム117を実行して、状態取得コマンドを生成する(処理1007)。そしてユーザ900が入力表示画面の状態取得ボタン806を押すと(処理1008)、状態取得メッセージ1009を送信する。
ユビキタス通信アダプタ103は、状態取得メッセージ1009を受信すると、メッセージ受信プログラム114を実行してメッセージ受信処理1010を行なう。メッセージ受信プログラム114はメッセージ解析プログラム115に1バイトずつデータを渡し、メッセージ解析プログラム115はメッセージ解析処理1011を行う。コマンドスループログラム116は、メッセージ解析プログラム115より1バイトずつ渡されたコマンドデータをコマンドスルー処理し(処理1012)、コマンドデータの送信(処理1013)を行う。
ユビキタスレディ機器104は、シリアルI/F121を経由してコマンドデータを受信すると、コマンド解析部122によってコマンドを解析し(処理1015)、センサ120の状態を取得する(処理1016)。そして、ユビキタスレディ機器104は、センサ120の状態値1014のデータをユビキタス通信アダプタ103へ送信する。
ユビキタス通信アダプタ103は、コマンドスループログラム116と同様の処理で、受信した状態値1014のデータをネットワーク130を経由して1バイトずつ状態応答メッセージ1018として送信する。
コントロール装置101は、状態応答メッセージ1018を受信し、ユーザ900に対して、結果を表示する(処理1019)。
以上のように、本実施例によれば、コントロール装置でコマンドを生成するようにしたので、ユビキタス通信アダプタではコマンド生成に関連する情報を保持するのためメモリを削減することができ、ユビキタス通信アダプタが保持するコマンドのメモリを削減できる。これによりユビキタス通信アダプタのCPUが必要となるRAMを減らすことができる。これによって、ユビキタス通信アダプタは、例えば、CPU、ROM、RAMがワンチップになったマイクロプロセッサーの内蔵のRAMだけで動作するため、部品数を減らすことができるので、低コストなネットワーク装置を提供することができる。また、部品数を減らせるので低消費電力、小型なネットワーク装置を提供することが出来る。
また、本実施例によれば、コントロール装置から受信したメッセージに格納されているコマンドデータを、逐次的にユビキタスレディ機器に送信するので、コントロール装置が送信したメッセージに格納されるコマンドデータがユビキタスレディ機器に伝達される時間を短縮することができる。このため、低処理能力のCPUで高レスポンスな制御を実現することができ、ユビキタスレディ機器の快適な制御や状態の取得を行なうことが出来る。
一実施例によるネットワークシステムの構成例を示す図。 一実施例におけるネットワーク上で送受信されるメッセージのパケットフォーマットを示す図。 一実施例における図2に示したパケットのメッセージ部の一例を示す図。 一実施例におけるメッセージ受信プログラム114の処理動作を示すフローチャート図。 一実施例におけるメッセージ解析プログラム115の処理動作を示すフローチャート図。 一実施例におけるコマンドスループログラム116の処理動作を示すフローチャート図。 一実施例におけるコマンド生成プルグラム117の処理動作を示すフローチャート図。 一実施例におけるコントロール装置101における入力表示画面の一例を示す図。 一実施例における制御メッセージの処理シーケンスの一例を示す図。 一実施例における状態取得メッセージの処理シーケンスの一例を示す図。
符号の説明
101:コントロール装置 102:パケット送受信部 103:ユビキタス通信アダプタ 130:ネットワーク 104:ユビキタスレディ機器 105:プログラムダウンロード部 106:プログラム実行部 107:CPU 108:RAM 109:ネットワークモジュール 110:ROM 111:シリアルI/F 112:水晶発振子 113:電源 114:メッセージ受信プログラム 115:メッセージ解析プログラム 116:コマンドスループログラム 117:コマンド生成プログラム 120:センサ 121:シリアルI/F 122:コマンド解析部 141:シリアルI/F
123:駆動装置 801:入力表示画面 805:制御ボタン 806:状態取得ボタン

Claims (14)

  1. 第3の装置を接続するネットワーク装置と、該ネットワーク装置にネットワークを介して接続される情報処理装置を含むネットワークシステムにおいて、
    該情報処理装置は、ネットワークを介して該ネットワーク装置からコマンド生成プログラムをダウンロードするダウンロード部と、該ダウンロード部によりロードされた該コマンド生成プルグラムを実行して、コマンドを生成するプログラム実行部とを有し、かつ、生成されたコマンドを含むメッセージデータを該ネットワーク装置へ送信し、
    該ネットワーク装置は、記憶部内に記憶された、コマンドを生成するコマンド生成プログラムと、該情報処理装置から送信されたメッセージデータを受信して、解析するメッセージ解析部とを有し、該メッセージ解析部による解析結果に従って、該情報処理装置から送信された該コマンドを該第3の装置に送信することを特徴とするネットワークシステム。
  2. 前記第3の装置は、住宅設備機器、家電機器又はセンサ機器を含むユビキタスレディ機器であり、該ネットワーク装置に接続するためのシリアルインタフェースと、該シリアルインタフェースを介して受信したコマンドデータを解析するコマンド解析部と、を有し、該コマンド解析部におけるコマンドデータの解析の結果に応じて、該ユビキタスレディ機器の所定の部位を駆動制御し、又は所定の部位から状態情報を取得することを特徴とする請求項1のネットワークシステム。
  3. 該ネットワーク装置は、該情報処理装置から送信される複数の要素データからなるメッセージデータを、要素データを順に受信して取得するメッセージ受信部と、該メッセージデータの要素データを1つずつ順番に状態遷移に従って処理する前記メッセージ解析部と、メッセージ内に格納されたコマンドデータを1つずつ順番に、該第3の装置に送信するコマンド転送部と、を有することを特徴とする請求項1又は2のネットワークシステム。
  4. 該情報処理装置と該ネットワーク装置との間のインタフェースは、有線又は無線を用いて通信する通信インタフェースであり、該メッセージ受信部は、該通信インタフェースを介して該要素データを受信することを特徴とする請求項3のネットワークシステム。
  5. 該メッセージ受信部は、インターネットプロトコルに従い、IPパケットとしてメッセージデータを受信し、該メッセージデータには、該情報処理装置のIPアドレスとネットワーク装置のIPアドレスが宛先または差出のアドレスに格納され、該コマンドデータが格納されるメッセージであることを特徴とする請求項3又は4ネットワークシステム。
  6. 前記情報処理装置は、Webブラウザ機能を備えた端末装置であり、前記ネットワーク装置は複数の該ユビキタスレディ機器を接続することができるユビキタス通信アダプタであることを特徴とする請求項2乃至5のいずれかのネットワークシステム。
  7. シリアルインタフェースを介して第3の装置に接続されると共に、ネットワークを介して情報処理装置に接続されるネットワーク装置であって、
    記憶部内に記憶された、コマンドを生成するコマンド生成プログラムと、該情報処理装置から送信されたメッセージデータを解析するメッセージ解析部とを有し、
    該情報処理装置からの要求に従って、該コマンド生成プログラムを該情報処理装置に送信し、かつ、該情報処理装置で生成されてネットワークを介して送信されたコマンドを受信して、該コマンドを該メッセージ解析部で解析し、該解析結果に従って該コマンドを該第3の装置に送信することを特徴とするネットワーク装置。
  8. 該ネットワーク装置は、該情報処理装置から送信される複数の要素データからなるメッセージデータを、要素データを順に受信して取得するメッセージ受信部と、該メッセージデータの要素データを1つずつ順番に状態遷移に従って処理する前記メッセージ解析部と、メッセージ内に格納されたコマンドデータを1つずつ順番に、該第3の装置に送信するコマンド転送部と、を有することを特徴とする請求項7のネットワーク装置。
  9. 該ネットワーク装置は、該第3の装置における該コマンドの処理結果を応答として受信し、該応答を該ネットワークを介して該情報処理装置へ送信することを特徴とする請求項7又は8のネットワーク装置。
  10. 第3の装置を接続するネットワーク装置と、該ネットワーク装置にネットワークを介して接続される情報処理装置を含むネットワークシステムにおける処理方法であって、
    該情報処理装置は、該ネットワーク装置で保持されるコマンド生成プログラムをダウンロードして、該コマンド生成プログラムを実行してコマンドを生成し、生成された該コマンドを含むメッセージデータを該ネットワーク装置へ送信し、
    該ネットワーク装置は、該情報処理装置から送信されたメッセージデータを受信して、メッセージ解析部で解析し、その解析結果に従って、該情報処理装置から送信された該コマンドを該第3の装置に送信することを特徴とする処理方法。
  11. 該ネットワーク装置は、該情報処理装置から送信される複数の要素データからなるメッセージデータを、要素データを順に受信し、該メッセージデータの要素データを1つずつ順番に状態遷移に従って処理して、該メッセージデータ内に格納されたコマンドデータを1つずつ順番に、該第3の装置に送信することを特徴とする請求項10の処理方法。
  12. 前記第3の装置は、受信したコマンドデータを解析し、その解析の結果に応じて、所定の部位を駆動制御し、又は所定の部位から状態情報を取得し、制御又は取得の結果を応答として該ネットワーク装置へ送信し、
    該ネットワーク装置は、受信した該応答を該情報処置装置へ送信することを特徴とする請求項10又は11の処理方法。
  13. 該ネットワーク装置は、メッセージデータ中のコマンドデータを1バイトずつ受信しながら、受信した1バイトずつのコマンドデータをシリアルインタフェースを介して該第3の装置へ送信することを特徴とする請求項10乃至12のいずれかの処理方法。
  14. シリアルインタフェースを介してユビキタスレディ機器に接続され、かつネットワークを介して情報処理装置に接続されるユビキタス通信アダプタで取扱われるプログラムの集合体であって、
    コマンドを生成するコマンド生成プログラムと、該情報処理装置から送信される複数の要素データからなるメッセージデータを、要素データを順に受信して取得するメッセージ受信プログラムと、該メッセージデータの要素データを1つずつ順番に状態遷移に従って処理するメッセージ解析プログラムと、メッセージ内に格納されたコマンドデータを1つずつ順番に、該ユビキタスレディ機器に送信するコマンド転送プログラムと、を含み、
    該情報処理装置からの要求に従って、該コマンド生成プログラムは該情報処理装置に送信され、かつ、該情報処理装置で生成されてネットワークを介して送信されたコマンドを該メッセージ受信プログラムによって受信し、該メッセージ解析プルグラムで該コマンドを解析し、該解析結果に従って該コマンド転送プログラムによって該コマンドを該ユビキタスレディ機器に送信することを特徴とするユビキタス通信アダプタにおけるプログラム集合体。

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